小人で昆虫なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

66.0 1 小人で昆虫なアニメランキング1位
借りぐらしのアリエッティ(アニメ映画)

2010年7月17日
★★★★☆ 3.6 (663)
3152人が棚に入れました
とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷があった。その床下で、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、父ポッドと母ホミリーと3人でひっそりと静かに暮らしていた。アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。借りぐらしの小人たち。そんなある夏の日、その屋敷に、病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。人間に見られてはいけない。見られたからには、引っ越さないといけない。それが床下の小人たちの掟だった。そんなある日、アリエッティは翔に姿を見られてしまう・・。

声優・キャラクター
志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

尻切れトンボ

ジブリ作品。

心臓に病気を抱える少年・翔(しょう)と、小人のアリエッティとの出会いを描いた作品。
アリエッティの冒険活劇です。


小さいものが大きく描かれる世界。
動物や虫、草花が圧倒的な存在感を持っています。
特に見事だったのは「水滴」。
表面張力で丸く固まる水は、よく観察され描写されているのがわかります。
また、BGMも場面にマッチしたかっこいいものが多かったです。

そんな中を駆け回るアリエッティにはワクワクさせられました。


ただし、オチが微妙。
見ていて、「あれ? もう終わり?」となりました。
一応悪役のばあさんがいますが、勧善懲悪でもなければ、特に何か大きなものを得るわけでもない。
シンデレラストーリーにはなりません。
登場人物も少ないし、全体的にこぢんまりとした印象です。

テーマもはっきりしませんでした。
小さいけれどたくましい命と、大きいけれど弱い命。
その対比で「死生観」を表現しようとしていたのかな?
ただ、見せ方があいまいであまりメッセージが伝わってきません。

悪くはないんですが、小人視点での世界観以外は、印象に残らない作品でした。


【おまけ】

生物学的にいうと、小さい生物ほど声帯が小さくなります。
その結果、発声時の音域が上がります。
つまり、人間をそのままの構造で縮小すれば、どんどん声が高くなっていきます。
アリエッティら小人たちの声は、翔にはさぞかし高く聴こえたことでしょう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53

えんな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感想

なんかもったいない
全然ワクワクしない

つまらなくは無いけど、面白くも無い。

酷評ですみません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 45

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

レンタル生活、アリエッティ

小人少女アリエッティと病弱な少年の交流を描くジブリアニメ。
登場人物は少なく、話はシンプル。
ただし、笑いも涙もメッセージ性もないので、どちらかと言えば退屈です。

借ぐらしのところにひっかかりを感じます。
いろいろレンタルしているのに、それを返さないなんて。
ジブリとは思えないほどの反社会的な作品ですね。

悪い意味で印象的なのは、素人声優の起用。
揃いも揃って破壊的な演技をするのは、何かを狙っているのか?
せめて、オーディションにより声優さんを選んでもらえませんでしょうか?
ジブリさん!

良い意味で印象的なのは、映像表現。
小人から見た世界がリアルです。
とくに巨大な虫が気持ち悪い。
その描き方は新鮮でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 40

76.5 2 小人で昆虫なアニメランキング2位
ハクメイとミコチ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (402)
1592人が棚に入れました
ハクメイとミコチ。
緑深き森で暮らしている、小さなふたりの女の子。
木の洞(うろ)に家を造ったり、葉っぱを傘にしたり、昆虫や鳥の背に乗ったり……
身長9センチメートルなら、そんな事も出来るのです。
そーっと覗いてみませんか?
穏やかで愉快で、とびきり愛らしいその生活を。

声優・キャラクター
松田利冴、下地紫野、悠木碧、安済知佳、松風雅也
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

こびと日和

漫画誌「ハルタ」連載。

絵本から飛び出したような、
色彩豊かで穏やかで愉快な作品です。
森で暮らす小さなふたりの女の子、
ハクメイとミコチ。
身長はわずか9センチメートル。
小さな世界の小さな住人の暮らし。
物語に根付く虫や動物たちの息吹。
不思議と面白いです。

こびとから見たこの世界は、
全てが新鮮で驚きに溢れています。
こういう世界観こそ侮れませんね。
心穏やかに楽しみながらも、
人生を教わりたいと思います。

3話視聴追記。
コメディあり感動ありの素晴らしいエピソード。
{netabare}椪柑の木の下でキャンプ。{/netabare}
自然の恵み満載のヘルシー料理。
ハクミコの役割分担がしっかりしていていいね。

最終話視聴を終えて。
小さな世界にも文明がある。
{netabare}汽車が出てきたことに驚きましたが、
制作陣は意図してお構いなしでしょう。{/netabare}
最終話のキャラバンのエピソード、
美しく印象深い物語でした。

アニメにしか出来ない、
アニメの素晴らしさが伝わる作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 74

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最初のうちはいろいろ気になってツッコんでいんたんですが、だんだんどうでも良くなってきました。「木こりの歌」のパンデイロ伴奏、めっちゃアガる!

原作マンガは未読です。

ハクメイとミコチはコロボックル的な種族で、ネズミやイタチなどいくつかの他種族とはコミュニケーションが取れる感じで日常生活を送っているようです。

昆虫に荷車を引いてもらっていたりする一方で、フクロウに食われるんじゃないかとビビったりもしていて、どの種族なら意思疎通できて、どの種族ならできないのかが良くわかりません。

あと、植物はさておき肉料理も出てくるわけですけど何の肉を食べているのかとか…。

焚火で調理をする、鉄も含めた金属加工ができる、文字がある、貨幣があるといった感じの文明レベルみたいですけど、内燃機関やモーターなどの使用はない一方でネクロマンス的なことができる人がいたりとか、一歩間違うと危ういバランスの世界観が構築されています。

最初のうちはそういった危うさが気になっていたんですけど、視聴を続けていくうちになんかそういうのはだんだんどうでも良くなってきたんですよ。で、良く考えたら夏目友人帳でも話がまともに通じる妖怪と問答無用で襲ってくる妖怪とかがいるのと一緒で、あんまりそこは気にしなくても良いのかなと思うようになりました。

そういった感じでこの作品の世界観に免疫ができてくると、わりと楽しく観られるようになりました。まあ、そこらへんの世界観の危うさは児童書とかとあまり変わらないのかなと思います。

ハクメイ(工作や壊れた道具の修理、アウトドアなどが得意)とミコチ(料理や裁縫、雑貨作りなどが得意)がお互いに異なる得意分野を活かしながら日々楽しそうに慎ましく生きている様を楽しむ「異世界の日常」系アニメなのだと思いました。

ハクメイとミコチ以外に各話で出たり出なかったりするサブキャラたち(コンジュ、セン、イタチのイワシ親方、大工組合会長のナライなど)もなかなか良い味を出していると思います。

2018.3.9追記:
9話: センの研究はリズムで制御するネクロマンスなのでパーカッションが出てくるのは当然なんですが、サイモンを動かすときにコンジュが叩いていた(ことになっている)パンデイロの演奏が、単純なリズムとはいえめっちゃレベル高くてアガりました。

私もパンデイロ演奏、もっと頑張ろう…。

2018.4.2追記:
最終話を観終わっていたのですが更新しそびれていました。何だろう、「異世界日常系」とでもいえば良いジャンルなのでしょうか。

登場人物に尖った才能の持ち主が多い中で、むしろハクメイやミコチは優秀ではあるけれども意外と常識人だったりするのはちょっと面白いところですね。

毎回EDの背景で流れる、本編に関連した追補エピソードみたいな奴はとても良かったです。これだとEDはとばせない(笑)。

「続きが気になる」タイプの話ではないのですが、毎回安定した面白さはあったと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

のんびりしたい時に観ると◎

<2024/6/5 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(4.2→3.7 100点満点換算で68点)

ひたすら穏やかな絵本のような世界
結構好みです

<2018/5/5 追記>
よーやく観終わりました。

終始謎な世界観。
結局、実寸サイズの人間はいないような。
ハクミコサイズの汽車とか出てきましたし。
でも気にしない。

文明としては第二次大戦直前くらいのレベルでしょうか。

働いて、食べて、遊んで。
1日の終わりにはお風呂入って、のんびり家でお酒飲む。

こんな風にまとめると自分とあんま変わらん生活なんだけど、うらやましく感じるのはなぜだろう?
せかせかしてないから?
暖かいファンタジー世界だから?
多分どっちもなんだろうな。

ハクメイとミコチは身長10〜15㎝くらい?
だから一粒のブルーベリーもバカでかい。
それを西瓜のように切って、おやつの時間。
可愛らしいんだけど彼女たちにとってはそれが当たり前という。

アタゴオル・シリーズのような不思議さと伸びやかさが良いですね。

深く考えずにぼーっと観るとよいと思いました。

<2018/1/23 初投稿>

見始めなので評価はデフォルトの3です。

北海道のコロポックル伝承のようなお話。
身長15cmくらいの人間が虫やカエル、鳥などと共生しています。
(虫やカエルは話せます)

主人公のハクメイとミコチは同棲始めたばかりの・・・これ、カップルなんですかね?
二人は森の中に住んでます。
まさにコロポックル。

でもこのコロポックル達はかなりの人数がいて、虫やカエルたちと大きな街も作ってます。

が、いかんせんちいちゃい。
なのでエコ。
ミコチが家で料理するシーンでプチトマトが出てきました。
でかいミコチに比べるとかぼちゃサイズ。
どんだけ食っても食糧不足になんかならんだろし、仮にどんなに文明進んでも環境破壊が問題になることはなさそう。

エコなユートピアのお話です。
結構気に入りました。。

<2018/1/30追記>
他のレビュアーさんから教えてもらいました。
ハクメイは女性なんですね。
うーん・・・見えない。
おばさんだと思ってもそうは見えない。
旧作のキノも大概でしたがこれは
不思議だ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51
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