家庭教師で家族なおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月19日の時点で一番の家庭教師で家族なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.2 1 家庭教師で家族なアニメランキング1位
無職転生 ~異世界行ったら本気だす(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1087)
4538人が棚に入れました
「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックにひかれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた! ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていくことを誓うー!ルーデウスを待ち受けるのは、ロリっ子魔術師、エルフ耳のボクっ子幼なじみ、凶暴ツンデレお嬢さま、そのほかのさまざまな人間との出会い。そして過酷な冒険と戦い。新しい人生が動き出す!

声優・キャラクター
内山夕実、小原好美、加隈亜衣、茅野愛衣、森川智之、金元寿子、Lynn、浪川大輔
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

テンプレートの潮流

スタジオバインド制作。

無職引き籠りの中年ニートが、
自動車事故により異世界に転生する。
そこは剣と魔法のファンタジー世界。
さてさて壮大な冒険となるのだろうか!?

なろう小説のパイオニアとのことで、
たしかにかなり古くから書店で見かける。
まさか、まさかの楽しさで参った。
そして色々と描写が生易しくはない。
主人公は端的に言って気持ち悪いが、
{netabare}前世の記憶や後悔がきっと糧になるのだろう、
そんな試練に直面しながら彼は行動していく。{/netabare}
エロ描写も露骨ではあるが想像の範疇ではある。

杉田氏のナレーションが抜群で、
絵の素晴らしさからも熱量を感じる。
今後、魅力的なキャラが参加すれば、
大河だけに長く楽しめそうではあります。

8話視聴追記。
下衆い演出は健在ですが進行は丁寧だ。
ルーデウスがボレアス家を訪れ3年が経ち、
{netabare}ここで大きな転機となる事件が発生する。{/netabare}

最終話視聴追記。
{netabare}光の渦に巻き込まれ魔大陸へ。
ヒトガミの助言に従い新しい旅が始まる。{/netabare}
主人公の成長とともに物語が安定してくる。
そこを個人的には寂しくも感じるが、
パイオニアとしての実力は疑いないでしょう。

分割クール後半、熱い展開に期待しています。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 67

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

全てにおいて、地に足のついた高品質

<2021/4/18 追記>
「無職転生」のネーミングのネタ元ってやっぱ「無想転生」なんですかね?
北斗神拳の究極奥義のアレ。
ふと疑問に思ったので。

<2021/3/24 初投稿>
原作未読。

なんでも「なろう異世界もの」の元祖なんだとか。
この作品が世に出て人気を博した為に
「自分も書けるのでは?」と続々と異世界転生・転送をプロットとしたなろう系作品が生まれたのだとか。
そう聞くと罪深い作品だなぁと思ったり 笑。

でも実はそんな予備知識なしに本作見始めました。
「また異世界なろうか。まあ、とりあえず1話見てみるけれども」
なんて緩み傾いだ心構えで見始めたら、おや?
作画、キャラ造形、演出、音楽、背景、そして物語全ての質がお高い!
それもしっかり地に足のついた感じ。

なにこれ?
と思って調べたら元祖だったということで納得・・・できない。
よくあるなろう系と比べてレベル高過ぎでしょ 笑。
後発組は流石に恥ずかしくないのかな?
と思ってしまうぐらい。

特に物語がしっかりしてるところが好みですね。
もし仮に、本当に死んで異世界に転生したら。
どのように感じ、
どのように反応し、
どのように順応し、
どのように楽しみ、
どのように苦しみ、
どのように変化し、
そしてどのように成長していくのか
そうした一つ一つがしっかり、現実感を持って描かれています。
その分、派手さは薄まってしまってますが、それが味なんだと。

声優は杉田智和のキョンのようなモノローグ。
これが妙にマッチしている。
もうこの人しかいないというくらいのベストマッチ。

OPEDの曲も好みですし、物語のアバンから繋がる毎話異なるOP映像も秀逸。
ARIAと同じ手法ですね。

キャラクターはいわゆる一般的にキャラ萌え(この娘が可愛いとか、このキャラが強烈に好きとかの意)しそうな人は見当たらないようです。
でもキャラは一人一人十分立っている。
「生きた」キャラって感じ。

なろう系異世界ものの中では「ログ・ホライズン」「本好きの下剋上」と並ぶ好きな作品になりそうです。
2期次第では。

セクハラ表現がそこかしこにあるのでそういうのがNGな女性にはおすすめできません。
つまり男子向け。

男子には無条件でお勧めできる作品です。

あ、でも。
2期以降どうなるかわからないけど、ハーレム・ラブコメ的な匂いはあまりしないので、そういうの求めてる方にはお勧め致しかねます。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 62

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

人は、「年齢を重ねれば勝手に大人になる」わけではない。(7月開始予定の2クール目にも期待してます!)

== [下記は第4話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

Web小説投稿サイト「小説家になろう」における、いわゆる「異世界」物の草分け的な存在だそうです。ということでアニメとしては後発ではあっても、物語として世に出たのは他のアニメ化作品よりは早いようですね。ただし私が原作を読んだのはつい最近の話ではありますが。

本作の主人公は転生時の年齢が34歳、他の似たような年齢の転生者たちの幾人かのようにブラックではあっても職を持っているということではなくニートです。

また十代の学生時代に異世界に転移したり転生したりしているわけでもありません。それだけ立場的に「やり直せるならやり直したい」という思いは真摯であろうと考えられますね。

ルーデウスが「子供の割には物をよく知っていたり理解力が高かったりする」一方で精神年齢的には必ずしも(現代日本の34歳に期待されるほどには)大人でなかったり、現実世界でそうであるようにパウロたちも子育てを通じて成長したり、またルディも自身の経験によってメンタル面も転生前よりも成長していきます。

そういったあたりの「メンタル面のリアリティ」という点では、本作は「なろう異世界」物の一言で済ませるにはちょっともったいない良い作品だと思います。

アニメ化範囲外ではあるでしょうが、終盤は駆け足気味ではあるものの遂には原作本編で一生を終えるというのも「なろう異世界」物としては珍しいんじゃないでしょうか。

作中の出来事のいくつかについては倫理的な忌避感を覚えたりいわゆる「サービスシーン」的な解釈で特に女性視聴者には嫌われる面もあるかとは思いますが、それでも私は「原作のストーリーは面白い」と思いますし、アニメ化のクオリティも高めだと思うのであえて本作はお薦めはしておきたいですね。
== [第4話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.2.22追記:
ストーリーの話ではないんですが…。

作画のクオリティが維持されていることがしばしば話題になる本作ですけど、本作の場合はそれだけじゃなくてプロップデザインがかなりちゃんとしていると思うんですよ。

特に6話、7話でのロア市街の描写とかエリスに勉強を教えているシーンとかそうですよね。自製フィギュアを売り払ったときに受け取った金貨が歪んていたりとか、本が高価なのも紙やインクが高いせいもあると思うんですが勉強のシーンなどで後に残さない計算練習や書き取りには書字板っぽいものが使われていたりとか。
(この世界にマインはいなかったけど、書字板は独自に作られたようです(笑))。

それにシリーズ構成的にも、各話の中にきちんと起承転結的なことが考えられていたり、一方で視聴者に疑問として残りそうな描写が後の話で回収されていたりとか良くできていると思います。

ストーリーについてはもちろん原作がある程度ちゃんとしているからなんですけど、ちゃんと物を考えられる人が作っている感じがしてとても好印象です。

2021.3.22追記:
1クール目最終話である第11話まで視聴終了。あにこれの通例に従うと分割2クールの場合は1クール目と2クール目は別登録になるはずなので、「観終わった」ということにしておきます。

プロップデザインの良さは魔大陸に入ってからも健在でしたし、ルディたちが常用していた「人間語」とは別言語である「魔神語」の設定や、その会話シーンで字幕を使用する演出も「人間語とは別の言語」という雰囲気や、魔神語がわからないことによる当惑や疎外感をうまく伝えていてとても良かったと思います。

タイトルで敬遠されがちなのかもしれませんが、アニメや漫画ばかり見ている層だけでなく、小説や映画を見る層にも親和性は高い作品なのかもしれません。

2クール目は7月開始予定らしいんですが、これだけのものを見せられたらもう期待しかありません。とても楽しみです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 60

66.5 2 家庭教師で家族なアニメランキング2位
トラップ一家物語(TVアニメ動画)

1991年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (24)
141人が棚に入れました
「世界名作劇場」第22作。映画『菩提樹』や『サウンド・オブ・ミュージック』のモデルになった実話作品が原作。本作では家庭教師のマリアと、トラップ家の次女マリアを中心に物語が進行。戦時下のザルツブルグ。まだ子供っぽさの残る見習い修道女マリアは家庭教師として名門のトラップ家に招かれる。待っていた7人の兄妹は母親のいない悲しみから心を閉ざしていたが、徐々にマリアの明るさに触れて打ち解けていく。だがそんな一家にも戦争の影が覆う。

声優・キャラクター
勝生真沙子、堀勝之祐、安達忍、川村万梨阿、松岡洋子、白鳥由里、石川寛美、杉本沙織、渡辺菜生子

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【お気に入り】 心を通わせていく快進撃

~
家庭教師として派遣されたマリア先生がトラップ家の子どもたちと心を通わせていくドラマ劇。
ミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」と原作は同じ。

名劇における本作の一番の特徴は、やはり「史実を元にした作品」という点だと思うが、
それについてはおいおい追記するとして、とにかくこの作品、主人公・マリア先生の勢いがメチャクチャ凄い。
ただ単に勢いが凄いだけではなく、何よりも凄いのは、いくら咎められても自分の意見をハッキリと主張するということ、
そしてそれが屁理屈でも言い訳でもなくて理に適っているということだ。
「郷に入っては郷に従え」という故事があるが、マリア先生の場合は規律よりも心の豊かさを尊重する傾向なのだろう。
社会の中ではタブーだと冷笑する人もいるだろうが、彼女のまっすぐな生き方は正直憧れるところもある。
どんな相手にも一歩も引かずに突き進むマリア先生には、爽快感すら覚えるだろう。
その雰囲気は、ドラマ「ナースのお仕事(天使のお仕事)」や、映画「天使にラブ・ソングを」を彷彿させ、
根源には名劇の普遍性もしっかりと描かれている。

明朗闊達(めいろうかったつ)なマリア先生と、心に問題を抱えた7人の子どもたちとの出会い。
その展開を見ただけで「こんなの絶対に心を通わせる素敵な物語になるじゃん…」って目に見えて分かったし、
その期待を裏切らないエピソードたちには純粋に感動した。
そして、その殆どが実話だということに、なによりも驚いた。

本作が史実を元にした作品である以上、トラップ一家の物語として終盤の流れは必要不可欠だっただろうし、
同時に、実話だからこそ明確な終着点をつけるのが難しかったのかも知れない。
ラストは無理矢理詰め込んだ感もあるが、意図的に駆け足にしたのではないのかなと推測する。
なぜなら、マリア先生と子どもたちが打ち解けていく序盤のストーリーこそが、
名劇として一番時間をかけて見せたかった部分だと思ったからだ。
「ロミオの青い空」は33話という短さが逆に良いテンポとなったが、
この作品に至ってはしっかりと52話で構成した方が更に高い評価を得ていたと思う。

全体を通して評価をするとどうしても終盤の展開が目立ってしまうが、
思い返せば、序盤から中盤までのストーリーは紛れもなく名劇らしさ全開で面白かったし、
とくに7人の子どもたちは純粋で可愛らしかった。
マリア先生の活躍によって温かな家庭を取り戻していくトラップ一家を見て、幸せな気分になったことは間違いない。
ノンフィクションという最強のスパイスも相まって、名劇の中でもとくに記憶に残る作品となった。


物語:★★★☆☆ (一話完結だったら尚良かったと思う。あとは終盤の詰め。16話が一番すき。)
作画:★★★★☆ (表情が豊かに描かれている。マリア先生の笑みは聖母みたいだ。OPアニメが少し物足りない。)
声優:★★★★★ (みんな特徴的で良い声。ルーペルトが良い。小マリアは喜怒哀楽どれも可愛いかったなあ。)
音楽:★★★☆☆ (挿入歌はトラップ一家によるセルフソングなのが味だね。)
人物:★★★★★ (マリア先生の活発な性格は見ていて清々しい。小マリア萌え。)

個人的評価:★★★★☆ (4.0点)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

名作劇場!!

今なぜかテレビで再放送していますね。

それを見ていて・・・

「ヤバイ続きが気になる!!」

っと思い、一気にレンタルしました(笑)


リアルタイムでは見ていなかったのですが、
サウンドオブミュージックは何回か見たことがあるので
なんとなく
あらすじはわかっているのですが・・・


続きが待てずにレンタル・・・。


さすがは名作劇場といったところでしょうか。

オーソドックスかつ、有名な話なんだけど
面白い!!


今のように画像が綺麗ではありません
(いや、このての作品は下手にクオリティーを
高くしないほうがいいかもしれません)

でもすごくいい!!



シナリオか?シナリオなのか??


昨今、クオリティーやキャラデに懲っているが
内容があまりにもお粗末な作品がある中、
この手の作品って少なくなったよな~。

子ども向けのアニメって
実はもうなくなってきているのかもしれないな~。

それともジャンプアニメがそれ代わっているのか?

それはそれで、悲しいものがありますね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 2

aitatesoka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

レビュー1番乗りゲット

誰もレビューを書いてないので寂しすぎるだろと言う事で書いてみる事にする

原作は有名な映画サウンド・オブ・ミュージックと同じ人でこの物語の主役の一人であるマリア・フォン・トラップと言う人である
名作劇場にしては珍しくセミドキュメントと言う感じの物語で第二次大戦前夜から中盤にかけてのオーストリアが舞台である

その当時の世相に従いナチスの弾圧を垣間見れる子供向けにしては冒険的なエピソードも多数出てくるし何せ時代が時代なだけに戦争を無視できないストーリー展開だ

しかし、映画の名声とは違って思いのほかこの作品の評価は低いようであまり話題にも上らないところが実に残念である
40話の長編であるが私的にはあまり助長さは感じることなく楽しませてもらったし他の名劇作品にまったく劣ることはない良作との評価をしている

しかも映画より史実に忠実なのはこの作品の方であるという

もし名作劇場系が好きな分類で未見であるなら見て損はないといいたい

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1
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