室町時代TVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の室町時代成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の室町時代TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.9 1 室町時代アニメランキング1位
一休さん(TVアニメ動画)

1975年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (60)
302人が棚に入れました
暖かいお母さんの懐が恋しくても、日々立派なお坊さんへの修行に励む一休さん
足利将軍が南北朝の争いを平定した頃、天皇の御子・千菊丸は、母・伊予の局の父が将軍家に敵対した為に、将軍の命により安国寺に預けられ、一休と名のる事になった。やがて一休は、安国寺の和尚や監視役の蜷川新右衛門ら、周囲の人々に暖かく見守られ、明るく元気に成長。いじわるな商人・桔梗屋とその娘・弥生や、足利義満将軍から次々と出される難題を、得意のトンチで鮮やかに解決していく。だが、母親と会う事はままならず、心はいつも寂しさでいっぱいだった。

声優・キャラクター
藤田淑子、桂玲子、宮内幸平、増山江威子、野田圭一、キートン山田、吉田理保子

HIKIKOMORI さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

はい。

一休さんはとても素敵なアニメです。
新しいアニメもいいかもしれませんが、この様なアニメも素敵なのですよ。
アニマックスで何話か観たことがあるのですが、一休さんはとてもトンチがきいています。なるへそ。と思いながら楽しく観れます。
それに最後のエンディングの曲が忘れられません。
”母上さま、お元気ですか?夕べあははこずえに優しくひかる星一つ、見つけました。星は見つめます。母上の様に優しくあははははーくじけませんよ、男の子です。寂しくなったら話しに来ますね。
いつか多分。
一休。”
あぁ、ところどころ間違いつつ忘れていました。
でも、その歌が好きです。
一休さんが、長く長く会えない母上様に書いた手紙の内容をエンディングの歌にしている様です。
でも、本物の一休さんは女遊がひどかったとかなんとか聞いた気がします。でも、聞いた気、気、気がするだけです。
私は、あくまでアニメの中の一休さんにときめいているという事です。
ポンポンポンチーン。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

keylove さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一応、レビューを書いておきます。なかなか観たのを全部書いていけないので

今さら観る人もいないかと思いますけど、これはこれでその時代には良かったアニメなんですね。
といってもそれほどの高評価ではありませんけど。

今のアニメが良く出来すぎているんですよね、下手なドラマやバラエティーを観るならアニメを観る時間に使っています。
それぐらい内容は濃いし、満足感が半端ないから。

この作品もありきたりではありますけど、欠かさず観ていたと言っても過言ではありません。
今の作品みたいに萌えだとか戦闘だとかそういうのは皆無なんですけど、その日常が面白かった。
いわゆる日常アニメの前身だったのではないでしょうか。

音楽は今でも覚えていますね。
この時代の当たり前の音楽でしたけど、心に染みるような感じがしました。

これを今の技術と世界観でやったらそれなりに面白いアニメになると思いますけどね。
ヒロインとか将軍様とかをやたら萌えにしたりイケメンにしたりで(笑)

思い出したので一応、レビューを書いておきます。

このサイトってどんだけアニメあるの?(笑)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ドリフがパロった作品 B+

「端ではなく真ん中を渡れば良い」
「毒を食らって死のうとしたのですが幾ら食べても死ねません」
「どうか屏風の虎を追い出して下さい」

誰もが一度くらいは聞いたことがあるであろうとんち話が沢山出てきます。
さすがに殆ど忘れてしまっていますが、見ていた時にはなるほどと思わせるものも多かったと記憶しています。

とんちの相手となるのは大抵、将軍様(足利義満)か桔梗屋でしたが、将軍様は大器の片鱗を見せてくれたのに対して、桔梗屋はどう見ても強欲な割には小心者のオヤジさんにしか見えませんでした。
後年、山梨名物の信玄餅の販売元「桔梗屋」を知ったとき、真っ先にこの作品の桔梗屋を思い出してしまいました^^

「一休さ~ん!一大事でござる!」
新右衛門さんがそういって駆けつけるところから話が始まるというのが定番でした。
ちなみに、格闘家の武蔵の先祖が、新右衛門さんのモデルとなった人物なんだそうです。

ところで、冒頭に挙げたとんちのうち、最後のものはドリフ大爆笑でネタとして使われました。

将軍様(伊東四郎)「そなたはいくつじゃ?」
一休(いかりや長介)「数えで十になりました。」
将軍様「こいつめ、四十もさばを読みおって!」
 (中略)
将軍様「この屏風の中の虎を縄で縛ってみよ。」
一休「では、虎を追い出して下さい。」
将軍様「よし分かった。虎を追い出してやれ!」
・・・そして、本物の虎が出て来る。

一休さんが、知恵を絞っているシーン(両手の人差し指で側頭部に2回ほど円を描き眼を閉じて考え、木魚の音が流れる)は、侵略!イカ娘でも使われました。
他にも使っているアニメがありそうですね。

296話もあるので、最後の方は気力が続かずに見てなかったように思います。
なので、「途中で断念」です。
一話完結ものなので、主要な登場人物さえ押さえていれば、ばらばらに見ても大丈夫です。
今見てもそこそこ楽しめそうな気がします。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

67.2 2 室町時代アニメランキング2位
どろろと百鬼丸(TVアニメ動画)

1969年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (28)
145人が棚に入れました
室町時代末期、武士の醍醐景光は、ある寺のお堂で魔物に通じる48体の魔像に天下取りを願い出て、その代償として魔物の要求の通り、間もなく生まれる自分の子を生贄として彼らに捧げることを誓う。その後誕生した赤ん坊は体の48箇所を欠損した体で生まれ、母親と引きはがし化け物としてそのまま川に流され、捨てられてしまう。医者・寿海に拾われた赤ん坊は彼の手により義手や義足を与えられた。14年後、成長した赤ん坊は百鬼丸(ひゃっきまる)と名乗り、不思議な声に導かれるままに自分の体を取り戻す旅に出る。旅の途中、百鬼丸は数人の大人に苛められていたこそ泥のどろろと出会う。百鬼丸はどろろを助けるがどろろは礼を言うどころか彼の左腕に仕込まれた刀に目を付け、しつこく百鬼丸を付け回すようになった。
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1969リアルタイム

後の世界名作劇場の前身カルピス漫画劇場枠(日曜730)で観てた、
カラー受像器もある程度普及しカラー作品主流化しつつあった当時、
あえて白黒で放送、流血沙汰や酷表現鑑みてって事だったらしい、
今思えば作画どうのはしかたないとしてこの時代、
妖怪人間、カムイ外伝、さぶと市等とても画期的作品もあり、
中でもこれは衝撃的だった、
{netabare}
天下取りの野望の為魔物に我が子人身御供する父親、
その結果奪われた体の48部位を魔物と戦い取り戻しつつ旅する百鬼丸と、
野盗の息子?として生まれるも両親亡くし天涯孤独ながら逞しく生きるどろろの物語、
{/netabare}
出てくる魔物も人の業の象徴のようなけっこうおどろおどろしたのもいた、
主人公設定からしてアレだし農民やら一揆やら、、
差別用語がどうの放送倫理がどうのな今のご時世ではまず放送無理かな、
原作が手塚治虫御大というのも当時意外だった、
音楽は富田勲氏、主題歌ホゲホゲタラタラ有名だけど、
傑出してるのはBGMで、琵琶使った大河ドラマみたいなBGMも良かった、
百鬼丸声優野沢那智氏、クールでニヒル、もう最高、
同時期カムイもそうだったけど、ニヒルってカッコいい主人公条件だった、
悲しい話も多かったけど一話一話印象深く、
ダークヒーロのはしりかな、けっこう記憶に残ってます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

これほんとにすげーよ。失われた全身の各部位を取り戻すために。

妻夫木聡、柴崎コウで映画化されたので知ってる人も多いかなと思います。どろろです。

一昨年、友人宅でDVDを観てみました。モノクロです。高度成長期の日本で製作されたものがたりです。アニメではありますが、戦国時代の日本ファンタジーといいましょうか。

放映は、子供向けの時間帯だったはずですが、残酷なシーンなどをオブラートに包んでいるとはいえ、かなり……。理解力も含めて、大人がみたほうがいいかもと思います。

ちなみに、オープニングソング。ニャル子さんなみの破壊力ではないかと。youtubeでみた覚えもあります。

機会があればぜひどうぞ。当時の作画品質と環境を考慮しつつ鑑賞するとなかなかかもしれません。私もまだDVD途中です。

※映画については、「やっと最後まで観た。どうしてひどい作品になったのだろう。期待する方向性が違ったんだろうか。 」という感想です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

魔物と戦う戦国時代のサイボーグ

いつどこで見たのやら、よく覚えてもいないものであるが、どうも最終話まで見たようである
最後に観たのは、駅の売店で買った500円のDVDを数本
たぶん、地方在住のころの再放送ではと思っている

初期のタイトルは「どろろ」、半分を過ぎたころに「どろろと百鬼丸」となる
有名な「どろろのテーマ」も初期は使用されず、インストだった模様
古すぎる言うなかれ 1969年当時の作品には良作が多い

もしも現代でリメイクするとしたら 想像すると面白い タイトルは「どろろ」

時は室町時代中期、関東の豪族太田道灌は無敵の力を得るために、庶子である幼子百鬼丸の48の部位を魔物に売る
捨てられた百鬼丸は盗賊に拾われるが、親方である山寺の怪僧は異国との貿易で得たテクノロジーで百鬼丸を改造する
18歳になった百鬼丸は奪われた部位を取り戻すために旅に出るが、盗賊団の厄介者、男装の少女「どろろ」もこっそり後を追う

残念ながらここでラノベテンプレが登場する 百鬼丸を慕う5人の少女である

1、関東管領上杉家の末娘 非常にプライドの高いツンデレ 属性剣豪
2、皆殺しにされた旅の一座の生き残り 属性男の娘 技 魅了
3、人間と魔物のあいの子 属性猫耳 妖怪に変化 飛翔
4、異国娘 属性着せ替え 未知のテクノロジーを駆使
5、管領細川政元のスパイ 属性くのいち 忍術 妖術 寝技

最終ボスは細川政元にとりついた大天狗のため、関東→京の旅の物語となる
属性ロリはどろろなので早めの正体暴露となる
と、全然関係のないお話で失礼しました

本作の内容は強力な妖怪登場で続くとなる回が多く、かなり迫真の展開であったと記憶しています
年配の方にお勧めの力作

投稿 : 2024/11/16
♥ : 9
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