学生寮で親友なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の学生寮で親友な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月13日の時点で一番の学生寮で親友なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.1 1 学生寮で親友なアニメランキング1位
寄宿学校のジュリエット(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (545)
2658人が棚に入れました
寄宿学校、ダリア学園。孤島に佇むこの名門校には、敵対する2つの国の生徒が通い、日々、争いを繰り返していた……。そんな状況の中、東和国寮の1年生リーダー、犬塚露壬雄と、ウェスト公国寮の1年生リーダー、ジュリエット・ペルシアは、実は秘密の恋人同士! 犬塚の告白ではじまったこの恋は、学園中の誰にも! 絶対!! 何があっても!!! バレちゃダメ!

声優・キャラクター
小野友樹、茅野愛衣、佐倉綾音、嶋村侑、日高里菜、小倉唯、神谷浩史、杉田智和、細谷佳正、下野紘、立花慎之介、喜多村英梨、興津和幸、上坂すみれ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

絶対内緒プレイを大真面目にやってみよう

2018.12.25記


原作未読


『許されない立場同士の禁断の恋』って嫌いな人いるのかなあ? 視聴動機はそんなところです。
土台はもちろん『ロミオとジュリエット』。こちらは少年マガジン連載中漫画のアニメ化です。

ヒロインは ジュリエット・ペルシア ⇒ふむふむ、なるほど(^。^)
一方、男は 犬塚露壬雄 ⇒これで“ろみお”と読む。強引だな、おい(;一_一)

この世界は極めてシンプル。“ウェスト(ウェスト公国)”と“イースト(東和国)”の2つで両国は敵対関係。そんな両陣営の子弟が通う学び舎“ダリア学園”は代理戦争の様相を呈しており、作品の舞台となります。寄宿学校とあって全寮制。寝泊り一緒ですから、学園ものにして夜のイベントシーンも演出可能、と制約がそれほどないため物語はいくらでも膨らませられそうです。
お題目はこれ、

 『絶対内緒の学園ラブコメ』

思った以上に楽しめました。
主役二人がとにかく純情。主役らの理解者ポジションには魅力的なキャラを配置(シャル姫と狛井蓮季のこと)。この四人が中心となり、噛ませ犬ポジションには実力派の神谷浩史(スコット役)と杉田智和(丸流千鶴役)をおさえ、キャラ相関は申し分ないです。

ウェスト側は通称“白猫”、イースト側が“黒犬”とあるように、キャラ名は犬ないし猫をモチーフに割とテキトーにネーミングされてます。

学園内と狭い空間であるため逃避行のようなものはありませんが、両陣営にお互いばれないように、わざといがみ合ったり、目を盗んで逢瀬を重ねたり、完全にコメディ路線で物語は展開されつつ、二人のピュアなやりとりに心が浄化されるような作品でした。
と基本的には好印象なものの、ネーミング以外も割とテキトーでご都合展開の宝庫だったりします。

ネタバレレビューを読む


ここで重要なこと。原題は悲恋なのです。許されざる恋は当人たちを取り巻く環境が“負”のオンパレードであり、それが理由でより純化していく二人の情念みたいなものが見どころだったりします。例えば“失楽園(ミルトンじゃないほう)”のように。
・・・その成分が一切と言っていいほどないですね。禁断の恋を堪能しようと思うとまず物足りなく感じることでしょう。

ではなぜ私がツボったかと言えば、

 『古き良き週刊少年誌のラブコメの匂い』

なんだろうと思います。
今や読者の大半を青年~中年が占めるようになった週刊少年誌では、掲載作品が幅広です。本作と同じマガジンで連載中の『ドメスティックな彼女』やラブコメ王瀬尾公司先生の作品は高校生以上がターゲット(あくまで私目線)で、おそらく小学生を相手にはしてません。
もはや絶滅種に近いかもしれない、プラトニックな関係+お色気を匂わすだけ&諸々なんでもありな古き良き少年誌ラブコメ作品への懐かしさにあてられたんでしょう。私のモデルは『きまぐれオレンジロード』まで遡ります。皆さんも皆さんなりの懐かしき作品を思い浮かべるかもしれませんね。


というわけでありまして、物語や心情の機微を注視するよりも、気楽にキャラを楽しみながら鑑賞するくらいで私にはちょうど良かったです。

キャラの中ではシャル姫がお気に入りでしたよ。
ネタバレレビューを読む
ネタバレレビューを読む



■余談 flipSideをやっと良いと思った
ちなみにアニメまともに観始めたの今年からで、レールガンも観ておらずサンプルはほぼゼロです。
今年の別作品でのタイアップは作品自体が微妙だったのに釣られてあまり印象がなかったのですが、本作ではOP映像が作品にも合い、とにかく高揚感がありました。逆にEDは朝の起床時の光景から始まりつつも抑え目の楽曲で飯田里穂さんが担当。
全12話の中で、特殊OPやEDたぶん無かったかと。
シンプルに楽しんでね、という意図を感じますね。

ネタバレレビューを読む


-----
2019.06.09追記
《配点を修正》

投稿 : 2025/02/08
♥ : 54
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ギャグ満載のロミオとジュリエット

原作未読/※最新話視聴にあたり最下部に追記

私は昔から『週刊少年ジャンプ』や『週刊少年マガジン』などのラブコメ枠にある作品が大の苦手で、まともに最後まで観終えるほどに楽しめた作品があまりありませんでした。ともあって、この『寄宿学校のジュリエット』も少年マガジン連載中のラブコメ漫画をアニメ化したものとあって、あまり期待せずに視聴したところ…。

物語の簡単なあらすじから“犬塚の告白ではじまったこの恋は~”と事前に知っていたにも関わらず、第1話の告白シーンでちょっとうるっと来てしまったw 続けざまに第2話を視聴したところ、ベッタベタなネタながらも笑ってしまう自分がいたりと、どうやらこの作品は私でも楽しめるものとなっているようで、すでに結構ハマり始めている。

ヒロインのジュリエット・ペルシア(声:茅野愛衣)をはじめ狛井蓮季(声:佐倉綾音)など登場する女の子が可愛い点も良かったが、ペルシアの側近・スコット・フォールド(声:神谷浩史)や、悪っぽい空気を醸し出しているがどこか残念なキャラ・丸流千鶴(声:杉田智和)など脇を固める男どもがツボで、神谷さんと杉田さんの演技力も相成ってかなりお気に入りのキャラとなっている。

上記の声優さんに加えてナレーションは黒田崇矢さんだし、小野大輔さんや上坂すみれさん、喜多村英梨さん、小倉唯さんなどなど声優陣も豪華絢爛。

今期視聴中のアニメにおいて、私の中でダークホースとなった一作。


▼第1~11話
ネタバレレビューを読む

▼最終話&総評
ネタバレレビューを読む


▼キャスト
犬塚ロミオ:小野友樹
ジュリエット・ペルシア:茅野愛衣
狛井蓮季:佐倉綾音
シャル:嶋村侑
王胡蝶:日高里菜
王手李亞:小倉唯
スコット:神谷浩史
丸流:杉田智和
ソマリ:喜多村英梨
サイベル:上坂すみれ
ケット:興津和幸
藍瑠:小野大輔

▼制作
アニメーション制作:ライデンフィルム
原作:金田陽介/漫画:既刊11巻
監督:宅野誠起
助監督:臼井文明
シリーズ構成・脚本:吉岡たかを
キャラクターデザイン:森本由布希

▼主題歌
オープニングテーマ「Love with You」歌:fripSide
エンディングテーマ「いつか世界が変わるまで」歌:飯田里穂

投稿 : 2025/02/08
♥ : 32
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

久々の正統派ラブコメ♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
クラシカルな良さの目立つラブコメでしたね。EDの90年代感からいっても、狙っているのかな?って思いました。

アニメの登場人物に萌えたのは、かなり久々かもしれません。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

【余談~ 剣道通信簿(10話剣道シーン) ~】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/08
♥ : 31

61.6 2 学生寮で親友なアニメランキング2位
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (285)
1362人が棚に入れました
『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。

近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語になる。

声優・キャラクター
蒼井翔太、諏訪彩花、M・A・O、島﨑信長、井上喜久子、佐藤拓也、小西克幸、村川梨衣、新田恵海、金田アキ、井上和彦、堀江瞬、高橋広樹、横山ミナミ、高野麻里佳、玄田哲章、小原莉子、高木友梨香、桃井はるこ、榎本温子、会一太郎
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの感想1割。9割は、オンラインゲーム全般に対するアンチテーゼです(笑)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、サイエンスファンタジー。

どうせ販促アニメでしょ?って態度で視聴をはじめ、なぜかそのままの態度で完走できました(笑)

でもまあ、特にオススメできるアニメではないですねw


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【余談~ オンラインゲームにハマりきれない、オジサンの話w ~】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/08
♥ : 30
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

(遊戯王+進研ゼミ)÷2=PSO2?

タイトルは今も稼働しているオンラインゲームそのままを引用したという事で
宣伝が前面に押し出されてるという事もあるしオンラインゲームをどうアニメの
題材として調理するか放送前はさっぱり見当もつかなかったこともあり、正直
あまり期待しておらず一話ぐらいは見ておくかぐらいの気持ちでしたが意外と言ったら
失礼ですが面白かった!宣伝目的が前面に押し出されていようが面白いのが結構
あるのがアニメ業界の素晴らしいところ。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なぜ「2」なの・・・? 「1」を探しても見つからないんだけれど・・・^^;

この作品の原作ゲームは未プレイですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
タイトルにも記載しましたが、この作品の放送が決定した時「なんで「2」なの?」と思っちゃいました^^;
「2」って事は「1」があって、大概物語に関連性があるのが世の常・・・と思って探してみましたが無いんですよね^^;
暫くしてゲームの中の構成でアニメ化されたのはこの「2」が最初だったみたいです。

この物語の主人公は高校2年生の橘イツキ・・・彼は生徒会長から突然生徒会の副会長に任命されてしまうのです。
それだけでもびっくりなのですが、もっとビックリしたのは副会長の仕事です。
何とPSO2をプレイしてレポートに纏めて生徒会長に提出する事だったんです。

こんな生徒会の仕事って有りなの・・・?
生徒会はこの仕事の正当性について色々言っていました。
・学園内のソーシャルネットワークの現状を正確に把握するして報告する。
・学園に相応しいガバナンスを示す事こそ我が生徒会の存在意義そのもの。

そして人選の理由については成績、素行とも問題が無く、何でもそこそこ出来て部活動に所属していないから・・・なんだそうです^^;
いつきが色んな運動部に助っ人をしていて「部活動の便利屋さん」と呼ばれていることまで生徒会は調べ上げていました。
つまり何でもソツなくこなせる暇人・・・として白羽の矢が立ったという事になる訳ですが、当の本人としては微妙な人選理由ですよね^^;
こうしていつきがPSO2をプレイするようになり・・・物語が動いていきます。

私はオンラインゲームに疎いので正直ゲームの事は良く分かりませんが、ゲーム内でキャラを作り、そのキャラで様々なチュートリアルやクエストをこなしていく・・・
そしてオンラインゲームならではの仲間を集めて共闘する・・・こんなところでしょうか^^;?
SAOの様にナーブギアを装着してゲーム内にダイブする・・・という感じでは無さそうです。
まぁ、SAOの世界は近未来でPSO2は現在進行形のゲームなので、違いがあって当然なのですけれど・・・^^;
でも視聴していると、姿かたちは違えど声なんかはキャラそのものなので、アニメで視聴している分には、PSO2もSAOみたいにゲームの中に入り込んでいる様に感じられるのがアニメの醍醐味なんだと思います^^;

生徒会長にレポートを提出するのが目的で始めたPSO2でしたが、人気のあるゲームだけあってイツキも直ぐハマったみたいですが・・・そうなんです、面白いゲームってやっぱりハマりますよね^^;?
「この次の展開が知りたい」、とか「あのセーブポイントまで辿り着きたい」、とか「もう少しレベル上げしたい」など、状況によって続ける理由は色々ですが、これが連鎖するんですよね〜^^;
私も面白いゲームに出会ったら間違いなくハマると思います。
ゲームにハマるとアニメを見る時間が無くなるので、なるべくゲームは遠ざけています^^;

でもいくら面白いゲームとはいえ、アニメの中で延々とプレイされていては偏った作品になってしまいます。
この作品ではそうならない様に日常パートの見応えも中々なんです。

一番のお気に入りは生徒会長の泉澄リナ・・・「10年に1人の逸材」と呼ばれ才色兼備であると共に、多くの人から慕われています。
でも、彼女がお気に入りになったのはそんな肩書きではありません。
きっと本人は無意識だと思いますが、イツキとの距離を徐々に縮めてるんです。
何かに付けて「副会長」「イツキ君」
リナ先輩の熱狂的なファンがいたならイツキ君は間違いなく後ろから刺されている事でしょう・・・^^;

そして色々気にかけているうちに彼女の心境にも変化が・・・
その変化は少しずつでとてもゆっくりです。
でも物語序盤と終盤の生徒会長の言動や仕草を比較すると、違いは明白だと思います。

もう一人アイカというヒロインも登場します。少し影があるような表情が印象的な彼女でしたが、彼女は背負った運命が違いすぎた・・・ただそれだけだと思います。
そんな運命が無かったら年はイツキと同じくらい・・・他の女の子みたいに高校生活や恋だって満喫できるのに・・・
戦場に身を置くことで存在を示してきた彼女・・・イツキとの日常が彼女にとってかけがえのない時間であった事を願ってやみません・・・

こうして物語は終盤に差し掛かるのですが・・・起きた事態は最悪でした。
ある意味SAOやオーバーロードなどのVRMMORPGより状況は悪いと思います。
VRMMORPGは、普通にプレイしている限りゲーム内でどんな事が起こっても、プレイしている本人以外に影響を及ぼしません。
でもPSO2・・・いえ、この作品におけるゲームの位置付けはもっと異質だったんです。
この発想はありませんでした。
そしてここから物語が一気に加速していきます・・・
目の前で起きた出来事はあまりにも非現実的・・・でも事実が最悪の状況を物語っています。
イツキらはその最悪から抜け出せるのでしょうか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「絶世スターゲイト」
エンディングテーマは、泉澄リナ、鈴来アイカの「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」
蒼井さん・・・何でそんなにハイトーンなんです?
そんな音階は逆立ちしても出ないです・・・格好良い曲なのでカラオケで歌ってみたいと思って断念した曲です。
エンディングの踊りは可愛かったですね^^

1クール12話の作品でした。序盤は静か・・・でも終盤に起こった衝撃の展開以降しっかり盛り上がったと思います。
私の中では今期のダークホース的存在でした。
キャラデザも綺麗でしたし十分に楽しませて頂きました^^

投稿 : 2025/02/08
♥ : 17

63.2 3 学生寮で親友なアニメランキング3位
うぽって(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (612)
3021人が棚に入れました
青錆学園に赴任してきた、新米教師はいきなり病院送りに…。それもそのはず、彼の生徒達は突撃小銃だったのです!? 個性豊かなてっぽう少女が大暴れする、学園美少女“てっぽう”コメディ♪ただいま、ゆる?りと制作中
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

銃が女の子って・・・^^

学園ギャグ、萌え擬人化作品。

銃が全員女の子で、ちょっと変わってます。
発想は悪くないと思います。

それぞれの銃のあるあるや説明が出てきますが、知らない人には「へ~」って云う程度。
この日本で、本物の銃を何パーセントの人が見たことあるだろう?
ましてや、使った事なんて、海外へ行ったときに興味本位で撃った事があるか、警察&自衛隊の人くらいじゃないのかな?
銃に興味のある人でも少ないはず・・・。
だからそんなに食いつけなし、特別興味も沸かなかったので、出てくる女の子達に注目して観てたかな?


余談ですが・・・
自分はハワイに行った時に射撃場で本物を撃った事がありますが、最初、緊張して手にすっごい汗かいてビショビショでしたよw^^;
撃った衝撃にも最初はビックリでしたが、やはり人間、10発も撃ってると慣れてきますね --;
でも、撃ち終わった感想は・・・
やっぱり日本は銃が持てない国で良かったなっと。。。つくづく思いました。
簡単に人を殺せる道具
こんなのが個人で持てる国が恐いです。



話それましたが、
それにしても女の子たちみんながムチムチです。
そういうキャラデザなので仕方が無いですが、太ももなんて太い太い! ^^  キャラデザには、自分はちょっと・・・ (^^;
ムッチリ系が好きな人には堪らない筈!^^ 


生徒は皆、擬人化された銃の女の子なんだけど、教師は人間の男性でしたが・・・
ネタバレレビューを読む

銃マニア、ムッチリ娘が好きな人には堪らない作品だと思います。^^

投稿 : 2025/02/08
♥ : 55
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

「うぽって」逆さまに読んだら「てっぽう」

TV放送じゃなく、ニコニコ生放送というのが
観る人によってはネックだったかも?
でも聞くところによれば7月から地上波放送されるそうな。
とはいえ、一部の地域じゃ見られないんだろうな。

実在する数々の銃を擬人化した女子中高学園モノ。
登場する女の子達だけでなく、先生までもが銃というコメディ。

その銃の機能やデザインだけでなく、製造国によってもキャラ設定を
しているあたり、『ヘタリア』を思い出させるのだけど、
あくまでもこちらは女子学生中心っていうのが特徴的。

個人的には、銃を擬人化した女の子の姿に萌えるのではなく、
どの銃がどんなキャラになり、どんな扱い方になるか?っていうほうに、
すごく興味が湧いてしまうし、楽しみだった。
例えば1話だと、
ネタバレレビューを読む

つまりはそういう部分で大笑いしてしまうわけで。
まぁ紙一重な違いではあるけれどw
ほんのちょっとミリオタ入ってるので、臨場感のある実射音聴いてるだけで
けっこうニヤニヤしてしまうところはあった。

とにかく、こういうアニメ作品は今までありそうでなかったから、
楽しみにしていたのだけど、最終話までようやく観終えてみて
はて??何が面白かった?と聞かれれば答えにくいという有様。

ちなみに、女の子たちの足がやや太めなのは、
キャラデザを担当された高見明男氏の描き方の
元々の特徴なのかはよくわからないのだけど、
重量のある銃を擬人化するだけあって、やっぱり太ももがしっかり
描かれてるのは当然といえば当然かも?で、好感は持てた。

がしかし、僕的な好みで言えばやはり、太ももムチムチ中学生より、
高校生である「じーすり」ことG3A3と、
「ふぁる」ことFAL L1A1の2人のほうが
ちょっとだけ凛とした品があって好きだったなw

だいたいにおいてマニアックな内容だし、興味のない人はきっと
どんどん離れていったに違いない。
実際、矛盾点もあるし、ツッコミどころは満載だからね。

せっかく擬人化したなら、擬人に徹したら良かったけど
それだとライフルの形状が見れなくなってつまらないし
ここはやっぱり、中途半端な萌え要素など除外してしまって
ライフルたちが喋る、笑う、訓練する・・みたいな
もっともっとシュールにしちゃったほうが良かったのではないだろうか。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 40

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌えで解説する鉄砲アニメ

漫画原作(未読)、 1クール(全10話+TV未放送1話)、 2012年春放送。
TV未放送分は未視聴。


鉄砲を擬人化した、日常パート多めのキャラ萌え系ガンアクション作品。
実在する様々な種類の銃が登場し、
登場人物たちは皆、その銃の性質に合わせたキャラ設定になっています。
(体格、能力、性格など)

内容は かなりマニアックですが、
ある程度の対戦シーンに加えて、日常シーンにはギャグもあり、
私のように全く知識のない素人でも楽しめる内容になっていると思えます。

新キャラ(銃)が追加されたとき、故障したとき、キャラ(銃)同士を比較するとき等々
素人にも図や動く絵を用いて分かるように、その都度解説してくれます。
アニメでこそ出来ることだと思うし、
制作陣のこだわりも 相当なものだったと感じます。

仲間と連携しながら銃撃対戦シーンを切り抜けていく場面が、
この作品の最大の見どころでしょうか。
学内の相手と対戦した後、後半は他校との対戦シーンも出てきました。
緊張感はあまり強くないですが、私にとっては観やすかったです。

あくまでも銃器の擬人化のため、
撃たれても出血したり死んだりせず、ダメージを負って故障するだけ。
修理してすぐに復活するという安心感があります。
グロ要素は全くありません。

各話のサブタイトルを読み上げる時に、
銃声の数がその話数と一致している辺りは、少し珍しい工夫だと思いました。
(たとえば、第2話は銃声2回、第8話は銃声8回、といった具合。)


作画は、雑な絵ではないのですが全体的にもうひとつ。
また、二次元としては太めのキャラ絵も特徴的で、
私は問題なく観ていましたが、受け付けない方も居るかもしれません。
http://www.upotte.jp/ (アニメ うぽって!! 公式サイト)
アニメ作中でも↑この絵柄のイメージでほぼ合っていると思います。

キャラについて、
様々な性格(性質)のキャラ(銃)が揃っていて、敵らしい敵も登場し、
面白さを演出するには足りていましたが、
後まで記憶に残るほどのものはなかったです。
演じている声優陣は、イメージからかけ離れることがなかったので良かったです。

音楽は可もなく不可もなし。
OP曲は疾走感のある曲、ED曲は対照的に少し癒される静かな曲。
OP曲: I.N.G.
ED曲: ひめくり



内容的に万人向けとは言い難く、他人にお勧めするのも難しいです。
視聴前にハードルを下げていたこともあって、個人的には比較的楽しめました。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 35
ページの先頭へ