学園で美大なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの学園で美大な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月03日の時点で一番の学園で美大なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 学園で美大なアニメランキング1位
イジらないで、長瀞さん 2nd Attack(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (150)
475人が棚に入れました
「後輩の女子に泣かされた……!!」 ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、 スーパー“ドS”な後輩に目をつけられた! 先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は── 『長瀞さん』! 憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。 あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女”の物語。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

キャラ描写がいい。〇〇さん系お隣さん系非処女ビッチ系の分化前という感じです。

1話 こういうストーリーは絶対的な出来不出来はなく、フィーリングだと思います。

{netabare}高木さん、式守さん、阿波連さん、宇崎ちゃん、古見さん、上野さん、琴浦さん、トモちゃん、青ちゃん、いろいろありますけど。私は、〇〇さんものの中ではこれが一番合うかなあ。ギャグとして面白いし。

 2期もいつも通りだなあと思ってたら最後にやられました。白子とタラコかあ。その発想はなかった。想像の下を行く下品さでした。この感じがいいんですけどね。 {/netabare}


3話 マンネリ化はしてますがギャグ度アップ。長瀞さんのギャルビッチ感も良い。

{netabare}  なんとなく「なんちゃってギャル」「ビッチっぽいだけ」かなあと思ってた長瀞さんがちゃんとビッチでギャルっぽくて良いです。キャラは最高ですね。こういうキャラのデレは18禁のカテゴリーですが、その辺のドキドキ感をうまい頃合で調整してきました。
 ちょっとパターン化はしてますが、先輩の距離感がいい感じに長瀞さんが気になる感じですし、ギャグも面白いし。このクールはこの感じでいいのでは?{/netabare}


 1期にあったSっ気はツンデレのデレ要素として消化したので、1期のような不快な感覚はほぼゼロといっていいでしょう。長瀞さんのキャラとしてのスパイスの部分が消えてしまったのが、もともとの本作のコンセプトを考えると物足りない部分ですが、時間経過による恋愛の進展と人間的な成長を感じさせるいい変化だと思います。

 本作はこのラブコメと主人公の成長というストーリー性とテーマ性が明確にあるので作品として飽きないし面白みが継続できたと思います。
 長瀞さんが作られたキャラっぽい部分もありましたが、病気回以降柔道などの描写もありキャラが描けたのも良かったと思います。その結果、どちらか一方の依存ではなく相互の成長が描けました。

 それにしてもデレすぎだろうと言うくらい長瀞さんデレてましたね。「キモ」という言葉の意味が変容して照れ隠しになっていました。きつい言葉で使うのが難しいと思いますが、じっくり1期から本作を見ていれば「キモ」に込められた気持ちを感じるのが本作の見方ともいえます。

 恋愛漫画を見ているとツンデレ→ギャル系→非処女ビッチ系と進化してきています。恐らくNTRがはやっていること、DT比率の増加に関連していると思いますが、どうも最近の視聴者・読者は積極的にグイグイ来てほしいという願望がどこかあるのでしょうか。長瀞さんはどうもこの系譜の走りだった気がしてきました。

「お隣さん系」の流行とも無関係でない気がします。とにかく自分からはいかないで迫って来て欲しいというニーズが多いんでしょうね。イジメられて耐えているMマインドとあいまって、非処女ビッチ系と処女お隣さん系に進化しているのでしょう。

「〇〇さん」「お隣さん」「非処女ビッチ」今ラブコメはこの3系統に別れそうですね。本作「長瀞さん」に関しては、この3系統に分化してゆく前の混とんとした状態な感じです。逆にいえば要素が絡み合った結果、面白さにつながったのでしょう。

 なおアニメの出来ですが、バイクのデザインとか描写とか酷かったですが、しかし人物に限るとなかなか良かったと思います。キャラは主人公と長瀞さんの内面描写が上手かった点と成長している点を評価しています。
 OP曲はOPアニメとあいまって不思議な中毒性がありました。飛ばさずに毎回聞けました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

イジりイジられ急接近!? 素直になれないSデレラブコメ!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
第1期ではこの作品の雰囲気に慣れるまで少々時間が掛かりました。
とかく長瀞さんの猟奇的な瞳が苦手だったから…
まぁ、これも時期に慣れるんですけれどね^^;

だからこの作品に対する苦手意識があった訳ではありませんが、純粋に色んな作品の視聴とゲームに時間が取られてしまった結果、すっかり視聴が遅くなってしまいました。

でも、遅くなるにも限度はあると思いますが、一気見できるのでこれはこれで悪く無いかも^^
やっぱり間髪おかずに視聴できるメリットは大きいと思います。
先週の記憶を辿る必要なく物語に集中できるので…


「後輩の女子に泣かされた……!!」

ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、
スーパー“ドS”な後輩に目をつけられた!
先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──

『長瀞さん』 !

憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。
あなたの中の何かが目覚める、“Sデレ少女”の物語。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
って、公式サイトは第2期となっていますが、INTRODUCTIONの内容は第1期の内容そのものでした。

完走して振り返って思う事…
第1期よりめちゃくちゃ視聴し易かったんですけど…!

それは二人の心模様の変化にほかなりません。
第1期の序盤で見せた長瀞さんの猟奇的な眼差しが何処へ行ってしまったのやら…
重ねた月日の分だけ着実に二人の距離が縮まっているのを如実に感じることができました。

スーパー“ドS”な女の子かぁ…
これまであまり周囲にいない感じのタイプなので、ちょっと自分に置き換えたらという想像はしにくいですが、きっと私も流される系になるんだと思います。

それと第1期ではあまりイメージがありませんでしたが、長瀞さんは特に対人系スポーツにおいて圧倒的な強さを誇るJKだったのはちょっと新鮮でした。
長瀞さんって見た目華奢ですよね。
パワーで人に勝るとか、長いリーチがあるなどという長所を長瀞さんが持ち合わせている訳ではありません。
でも、強さの秘訣はそれだけじゃありませんよね。
この辺りも本編でしっかり映像化されていて、本作の見どころの一つだと思っています。

でも、最大の見どころは二人の距離感です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、すみぺによる「LOVE CRAZY」
エンディングテーマは、長瀞さん(すみぺ)、ガモちゃん(みかこし)、ヨッシー(あいにゃ)、桜(しーちゃん)による「MY SADISTIC ADOLESCENCE♡」

1クール全12話の物語でした。
原作の連載が未完なので、妙なアニオリエンドを迎えることが無くホッとしています。
続編の制作を期待していますね^^

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

少しマイルドになったのは「好」評価でした。

1期と比べると主人公のパイセンとの距離感が縮まったのと、こちらの慣れ+実際長瀞さんが可愛らしい(ツンデレ強化)路線へ少し振った?感があって見やすくなった気がします。

強い個性が消えたという見方もありますが、私としてはイジメ感が薄くなったところは「好」印象、「好」評価という事で。
まぁ、普通のラブコメ路線になっていったという見方もできるのかもしれません。

まぁ「恋する乙女は可愛らしくなってくるものですから・・・」。←どこからの誰目線なんだお前はwww。



1期の時に記載した私のお好みゲージは、今回の視聴後に再検討してみると


高木さん>長瀞さん>>>宇崎ちゃん(誰?うぜぇwww)


ぐらいに変化していました。


高木さんの別Ver.くらいな印象で、元気でサッパリ、勢いのある分、実際絡んでいるとしたら、長瀞さんの方が楽しいかも、と思った次第です。
高木さんは2人の様子を俯瞰してみている形の方が楽しい?というか興味深い感じがしますしね。
想像力を発揮して、背中がくすぐったくなる率は高木さんの方がポイント高いでしょうね。


ところで・・・、高木さんや宇崎ちゃん。
普通に前置き無しで例出ししていますが・・・、ま、大抵の人は解りますよねぇ。

さてと、とおして視聴してみて1期よりも見やすくなったという印象です。
センパイのモジモジ具合で中弛み感がている部分もありましたが、後半の柔道ネタがでは、さらに少しイメージが変わって見えるようになりました。

あとは・・・。
こちらの作品もモブの友人キャラ達がいい味出していましたね。
ここら辺は高木さんと共通していますね。
やはり中心のキャラ達から、たまには目線を外し、別の物語につなげ、賑やかにするにはこういったキャラの活躍が不可欠なのかもしれません。


今作を観てみて、他の皆さんのレビューも見させていただくに、原作ストックはあるようだ、との事。

もし、次の作品があるとしたら、機会があったら観るかな → 機会を作ってみてみようかな作品にランクアップしたという事で・・・。
観てみようかな、と私は思いました。


機会がありましたら、少しマイルドになった長瀞さんをご覧くださいませ。
「いじり」はちゃんと健在ですがねw。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17

69.2 2 学園で美大なアニメランキング2位
ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編(OVA)

2013年11月27日
★★★★☆ 4.0 (189)
1164人が棚に入れました
ひだまりスケッチシリーズの主要キャラクター、沙英・ヒロの卒業式を描く完全新作特別編。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

『魔法少女まどか☆マギカ』から『ひだまりスケッチ』まで秘蔵資料&作品多数! こだわりの“蒼樹うめ展”10月3日より開幕

憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術家の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。
しかし、慣れない生活に戸惑いつつも、優しく温かい仲間に囲まれながら、ゆのは今ゆっくりと夢に向かって歩き出す。

蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画のOVA。
ひだまり荘で何気ない日々を送る6人。
文系の大学に進学するつもりの沙英と、美術教師を目指して美大に進学することを決めたヒロ。
たくさんの思い出を胸に、卒業というそれぞれの旅立ちを迎える。
「2月1日 - 2月20日 受験スケッチ」と「2月28日 - 3月1日 卒業スケッチ」を収録。

『魔法少女まどか☆マギカ』から『ひだまりスケッチ』まで秘蔵資料&作品多数! こだわりの“蒼樹うめ展”10月3日より開幕

●内覧会には蒼樹氏も登場! ライブドローイングを披露
マンガ『ひだまりスケッチ』や、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案などで知られる蒼樹うめ氏の展覧会“蒼樹うめ展”が、2015年10月3日(土)~12日(月・祝)の期間、東京・上野の森美術館にて開催!オープン前日となる本日10月2日(金)、報道陣向けの内覧会が行われた。

蒼樹氏初の個展となる本展では、マンガ原稿やイラストだけではなく、初公開の設定資料やデザイン画、描き下ろし作品など、貴重な作品・資料が一挙展示! キュートで華やかな“蒼樹うめの世界”を存分に味わうことができる。

そして内覧会には、蒼樹氏ご本人も登場! 報道陣を前に、その場でイラストを描く“ライブドローイング”を披露してくれた。登壇した蒼樹氏は、「最初に個展のお話をいただいたときには、なんと分不相応なと、大変不安でした」と率直な感想を語り、「私なりに、肩肘張らずにリラックスして、ニコニコと観ていただける展覧会ができたらいいなと思い、今日までコツコツと作らせていただきました」と本展をアピール。展示はもちろん、グッズなどの細部に至るまで蒼樹氏の意向が反映されているそうだ。

ライブドローイングでは、本展のメインビジュアルにも登場している『ひだまりスケッチ』のゆのと、『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえを生描画。色えんぴつで頭の大きさなどのアタリを取ると、そのまま太さの違う2種のサインペンで直描き! 約20分ほどの間で、ゆの&キュゥべえが描かれていく。ちなみにゆのは蒼樹氏の美大生時代に生まれたキャラクターだというが、キャラクター自体は「私が落ちこぼれていた、予備校生時代の分身」とのこと。本展の作品には蒼樹氏直筆の制作秘話も併せて展示されており、こういった制作秘話を知ることで、より一層作品を楽しむことができそうだ。

さて、ここからは展覧会の模様をちょっとだけご紹介。第1章~第5章の章立てで、幼少期から学生時代、『ひだまりスケッチ』に『魔法少女まどか☆マギカ』、そしてイラスト制作や同人活動などの多岐にわたる創作活動まで、蒼樹氏の歩みを一望することができる。実際に蒼樹氏が使用している機材を展示した“原稿の部屋”も必見だ。

◆第1章“蒼樹うめとは”
蒼樹氏の幼少期の作品や、学生時代のデッサンなどが展示。蒼樹氏手作りの焼きビーフンを再現した食品サンプル(!)の傍には、レシピも!

◆第2章 『ひだまりスケッチ』の世界
4度にわたりテレビアニメ化もされた、蒼樹氏の代表作『ひだまりスケッチ』。各種イラストや原稿のほか、“ひだまり荘”を再現した一角も!?

◆第3章 原稿の部屋
蒼樹氏の仕事場を再現したコーナー。幾多の作品が、すべてこのコーナーと同じ環境で制作されたのだ。

◆第4章 キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』
社会現象にもなった『魔法少女まどか☆マギカ』は、蒼樹氏がキャラクター原案を担当。キャラクターたちの魅力を、蒼樹氏みずから解説している。

◆第5章 「蒼樹うめ」の仕事
連載作品やイラスト提供、企業とのコラボなど、さまざまな作品も一挙展示! コミックマーケットのカタログイラストには、蒼樹氏の熱い想いも添えられていた。

本展では作品展示やグッズ販売のほか、蒼樹氏が不定期で来場し行うドローイングイベントやサイン会、蒼樹氏本人や声優の阿澄佳奈さん(『ひだまりスケッチ』ゆの役)、悠木碧さん(『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役)による音声ガイド(700円[税込])など、“蒼樹うめ展”を味わい尽くす仕掛けが盛りだくさん!

蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」 7月3日から前売り券が全国にて発売開始

■どこにでもいる女の子から、神さまになった女の子まで。
10月3日~12日に上野の森美術館にて開催される人気イラストレーター・マンガ家の蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」。前売り券が7月3日から発売されることがWebサイトや公式Twitterアカウントにて発表されました。同時にWebサイトもリニューアルされ、「見どころ」「チケット情報」「関連イベント」が新たに公開されています。

前売りチケットの価格は一般・大学生が900円、中・高校生が500円。開催日前日の10月2日まで販売され、対象店舗で前売り券を購入すると先着で描き下ろしメッセージカードが封入されます。

また、前売り券は公式サイトのオンラインチケットやコンビニなどの各種プレイガイドでも購入できます。

Webサイトに新たに公開された見どころページでは、仕事場を再現したコーナーやイラストのメイキング映像をはじめ、代表作である「ひだまりスケッチ」やキャラクター原案を担当した「魔法少女まどか☆マギカ」の未公開資料が展示されることが紹介されています。

関連するイベントについては近日発表される予定。イベント内容についてはライブドローイングやサイン会などが開催されることが決定されています。

蒼樹うめさん初の個展、上野の森美術館で今秋開催
「ひだまりスケッチ」や「魔法少女まどか☆マギカ」(キャラクター原案)などで知られる人気漫画家・イラストレーター、蒼樹うめさん初の個展が10月、東京・上野の森美術館で開かれる。

主催は「絵師100人展」も手がける産経新聞社。同社のイベントガイドによると、開催期間は10月3〜12日の10日間。詳細は後日発表するという。

上野の森美術館は「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」「「ボールはともだち。キャプテン翼展」の会場でもあった。現在は「進撃の巨人展」を1月25日まで開催中。

2013年3月3日に行われた「超ひだまつりin日本武道館」において、『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編』の製作が決定したことが発表され(同月8日にはアニメ公式サイトで正式な告知とプロモーションビデオが公開)、BS-TBSで11月29日(27:00 - 28:00)に前編と後編が2話連続で放送された。

録り下ろしドラマCD「ひだまりエモーション」視聴。

オープニングテーマ
「おーぷん☆きゃんばす」(卒業編)
卒業編第2話は2番を使用。

エンディングテーマ
「夢ぐも」(卒業編第1話)
「またね、ようこそ、ひだまり荘」(卒業編第2話)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 41

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

笑顔のなかで咲いた思い出は、丸くて大きな、そんなひだまり。

ひだまりスケッチ卒業編。

タイトルの通り、
3年生の沙英(さえ)とヒロが卒業するお話です。

・受験スケッチ
・卒業スケッチ
の全2話です。

さあ、視聴前に4期までの視聴とタオルの用意はお済ですか?(´;ω;`)


● ストーリー
2月。
沙英とヒロはそれぞれの志望校の受験に臨んでいた。
その結果は…。

3月。
いよいよ迎えた卒業式の前日。
笑顔で送り出せるのか悩むゆのっち。
そして卒業式の当日…。


ひだまりスケッチのジャンルは「日常系」ですが、
時間はループではありません。

みんな歳をとって、成長して、
いつかは自分だけの道を進んでいく。

そういう姿をちゃんと描いてくれるって、
いち視聴者としては嬉しい。

もちろん寂しい気持ちもあるけれど。


キャラは可愛いし、
癒されるし、
楽しくて、温かい。

そしてこの作品では、
等身大の高校生の姿も描かれています。

自分の進路や将来の姿に想いをはせて、
どうなるのかな?と不安になったりわくわくしたり。

将来が無限大な若者が悩みながらも、最後には何かの答えをつかむ。
そんな姿が私はたまらなく好きなんです。

だからこそ
この作品も私のお気に入りとなりました。


OPや挿入歌の工夫など、
製作側の愛も存分に感じられたし、

キャラたちの卒業への想いが
まっすぐ描かれていて心打たれたし、

いろんな演出で感動させられながらも
最後にはやっぱりひだまり荘らしく。

温かくて、前向きで、笑顔になれました。

これぞ集大成と呼べる最終話。
素晴らしかったです^^


● 音楽
OPとED(1話)は4期のものが使用されています。

2話のOPはアニメーションにも工夫がされていますので、
そちらにもご注目を♪


【 2話ED「またね、ようこそ、ひだまり荘」/ ゆの(阿澄佳奈)、宮子(水橋かおり) 】

ゆのっち&宮ちゃん目線でひだまり荘について歌った曲。

歌詞だけで泣けます(´;ω;`)


● まとめ
寂しさも涙もあったけれど、
ひだまり荘らしく笑顔で終わりを迎えることができました。

ゆのっち達はまだまだこれからも自分の道を探し、歩いていく。

たくさんの人達に出会って、
たくさんのことに出会って考えて、
大人になっていくのだろうな。

悲しいことや悩みがあっても、
最後にはみんな笑えますように。
温かくて大切な誰かがそばにいますように。

沙英さん、ヒロさん、卒業おめでとうございます!
ひだまり荘のみんな、笑顔とぬくもりをたくさんくれて、ありがとう。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 20

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

もう少し感動成分が欲しかった

『ひだまりスケッチ 沙英・ヒロ 卒業編』はアニメ原作、OVA(前後編)の日常系・ほのぼのアニメです。


率直に言うと、この前後編の特に前編は下級生4人が沙英・ヒロに対してあれこれ思いながらしみじみとした且つ起伏のない展開が続き、その描写に少々退屈さを感じてしまいました。第4期における、ヒロが吉野屋センセーに自分の気持ちを吐露している時くらいの感動的な展開が欲しかった所。後半の卒業式も少ししみじみとしたが泣くには至りませんでした。しかし、 終盤の"夏目"の登場という不意打ちでは不意に涙腺を潤ませてしまったのも事実。だが、やはり感動要素がやや少なめだったのかという印象。むしろ、二人の卒業によるこれからのひだまりスケッチの先行きの方が気になって仕方がありませんでした。


「先行きが不安になった」ということを述べましたが、これはきっと殆んどの人が同じ様に思ったのではないかちと思います。
"沙英"と"ヒロ"が3年に進級しつつも、上手い具合に手時間の流れを調整しながら話を続けていくものだと思っていた、第3期を視聴していた頃。まさか二人がそのまま卒業してしまうとは思わなかっただけあって、「卒業編制作決定」の文字を観た時は衝撃を受けました。
長く"ひだまり荘"の面々を引っ張ってきた上級生の二人がいなくなることは、つまり、ひだまりスケッチという作品がこれまでモノとは全くの別物になってしまうようなモノ。やはり、"沙英"と"ヒロ"が居てこそのひだまりスケッチ。
しかし、主人公は一応健在であるために、『げんしけん』の様にメインだったキャラが居なくなった後も物語は続いていくのかもしれません。しかし、もし"ゆの"と"宮子"が卒業するまで続いたとしても、正直、1年組と2年組の4人で面白さが維持している図が想像できません。

こんな懸念が、この作品を視聴している際に私の頭の中をぐるぐると回っていました。だからあまり感動できなかったのかも知れません(苦笑) しかし、この卒業編を制作してくれたことはとても嬉しかったです。たとえ、先が続いたとしても終わったとしても最後までこの作品を見守ろうと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6
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