孤児院で警察なTVアニメ動画ランキング 5

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月09日の時点で一番の孤児院で警察なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.5 1 孤児院で警察なアニメランキング1位
SPY×FAMILY(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (927)
3072人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

余計なことは考えない。偽家族のやり取りをただ楽しむ

30手前の独り身女性だとスパイ容疑て。
魔女狩りに近いものがあるな。女性のほうが独身でも幸せに長生きしていられるイメージはありますけども。むしろ男の生涯独身で長生きはあんまりイメージないなあ。最近は変わってきているでしょうが。
ヨルさんの余所行きの一張羅がよりによってそんなに露出度高いなんて。

嫁の探し方よ。独身女性の個人情報コピーてさすが国家のスパイ。

アーニャが基本的には表情豊かで可愛くてたまらないのを楽しんでいた。種﨑敦美さんの演技も素晴らしくて好き。

打算が3人ともにあって仮初めの家族を形成しているんだけど、話が進むにつれて絆が強まってこれから本当の家族になるんじゃないかなと期待して見ていました。
家族愛に最近つい涙が出てしまうのです。可愛い娘の頼みは断れないし、娘に良い立場になってほしいし、危険からは守ってあげたい。きっかけは変でも子供を想う気持ちははっきり分かる。
お受験は大変だけども。面接にこぎつけて問題を起こしながらも用意周到に立ち向かっていく姿と合格してもはや素直に心から喜んでいるんじゃないってシーンは好きだった。
アーニャもアーニャなりに父と母の役に立ちたい。良い娘でありたいとなんとも健気ではないか。

家族を作らせるのって仕事ばかりで自らを犠牲にしてきたロイに家族の温かみや守るべきものがいると頑張れるんだぞということを国が教えてあげようとしているように思えるんだよなあ。

ダミアンのツンデレと実は敵方のヨルさん弟がどう関わっていくか気になる。
{netabare}キスするよう言っといて直前で止めようとするなんてとんだシスコンじゃ。{/netabare}


OP
ミックスナッツ Official髭男dism
ED
喜劇 星野源
主題歌は内容にぴったりすぎる。映像もかっこよい。
隠し事だらけ継ぎ接ぎだらけのhomeだし、本音は歯に挟まってるし。
さらには不安だらけ成り行きまかせで仮初めまみれの日常。
多分、ここから本物の家族になるでしょ。
内容は完全に喜劇。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている--世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国""オスタニア""と西国""ウェスタリス""は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE〉""ワイズ""所属である凄腕スパイの〈黄昏〉""たそがれ""は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟〉""ストリクス""。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。


【MISSION:1】 オペレーション〈梟(ストリクス)〉
西国(ウェスタリス)情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉は諜報員(エージェント)〈黄昏(たそがれ)〉に、東国(オスタニア)で戦争計画を進めるデズモンドの調査を命じる。〈黄昏(たそがれ)〉は精神科医ロイド・フォージャーに扮し、標的と接触できる名門イーデン校に子供を入学させるため孤児のアーニャを引き取る。実はアーニャは他人の心を読む超能力者だった。ある日、〈黄昏(たそがれ)〉を狙うマフィア組織にアーニャが連れ去られてしまう。ロイドは任務の仕切り直しを考えるが……。

【MISSION:2】 妻役を確保せよ
市役所事務員ヨル・ブライアには、殺し屋〈いばら姫〉という秘密の顔がある。ヨルは独り身の女性がスパイ疑惑をかけられる風潮に不安を感じていた。一方、イーデン校の面接試験に向けてアーニャの母親役を探すロイド。彼は訪れたブティックで偶然ヨルと出会う。ヨルの心を読んで殺し屋と知ったアーニャは、自分のためにも彼女を母親役にしようとロイドを促す。

【MISSION:3】受験対策をせよ
ロイドとアーニャの家にヨルが引っ越してきた。家族の体裁が整い、次は面接試験の準備だ。しかし今のアーニャとヨルでは、まともな面接すらできそうにない。そう判断したロイドは、上流家庭の一般常識や3人の間で共通認識を作るため家族で出かけることに。劇場や美術館を巡るが、アーニャたちにはなかなか響かない。さすがの〈黄昏(たそがれ)〉も挫けそうになるが…

【MISSION:4】 名門校面接試験
ついに決戦の日! 準備を整えたロイドたちはイーデン校の面接試験へ向かった。校内に入った途端、ロイドは何者かの視線を感じ取る。それは陰から受験者を採点する教員たちの監視の目。試験は既に始まっていたのだ。採点を行う寮長(ハウスマスター)ヘンダーソンは、ロイドたちフォージャー家の立ち振る舞いに注目し、彼らが名門イーデン校の面接試験を受けるに相応しいかを見極めるべくさらなる試練を指示する。

【MISSION:5】 合否の行方
この日はイーデン校の合格発表。しかしアーニャの受験番号はなく絶望に沈むロイドたち。そこに現れたヘンダーソン。面接でのロイドたちを高く評価して、アーニャが補欠合格者の1番手であることを告げる。そして3日後、補欠合格の連絡が! フランキーも駆けつけてお祝いで盛り上がり、頑張ったアーニャにご褒美をあげることに。アーニャのお願いとは!?

【MISSION:6】 ナカヨシ作戦
アーニャの制服が仕上がった。ロイドはWISE(ワイズ)の作戦会議のため、制服の受け取りをヨルに任せて隠れ家(セーフハウス)へ。そこでオペレーション〈梟(ストリクス)〉完遂のために、イーデン校で“星(ステラ)”と呼ばれる褒章を8つ獲得し特待生になる必要があることを確認する。一方、制服を手に入れたアーニャは大はしゃぎ。しかし裕福なイーデン校生徒を狙う者も多く、アーニャに目をつけるチンピラ集団が現れる!

【MISSION:7】 標的(ターゲット)の次男
入学初日、デズモンド家の次男ダミアンを殴り飛ばして“雷(トニト)”を食らってしまったアーニャ。早くもクラスで浮いてしまい落ち込むが、ベッキーと友達になって学校が楽しくなっていく。そしてダミアンに殴ったことを謝ろうとするが、なかなか言い出せない。オペレーション〈梟(ストリクス)〉遂行のためにロイドも学校関係者に変装しては、陰からアーニャに仲直りを促すのだが……。

【MISSION:8】 対秘密警察偽装作戦
東国(オスタニア)の防諜機関・国家保安局は、国内の治安維持を目的としたスパイ狩りや市民の監視を行い、「秘密警察」と呼ばれ恐れられている。ヨルの弟ユーリも実は秘密警察の一員で、姉や周囲には正体を隠して国を陥れるスパイを追っている。そんな彼が、突然フォージャー家を訪れることに。秘密を抱えたフォージャー家と、裏の顔を持つユーリが相まみえる!

【MISSION:9】 ラブラブを見せつけよ
ユーリに偽装夫婦と怪しまれたロイドたちは、本物の夫婦であることを証明するためにキスをすることに。オペレーション〈梟(ストリクス)〉のため即座に対応しようとするロイドとは逆に、とてもシラフではできないと、ワインをガブ飲みして泥酔するヨル。そんな姉を見るユーリも、同じく泥酔して正常な判断ができず……。

【MISSION:10】 ドッジボール大作戦
イーデン校1年生の間で、今度の体育の授業で活躍した生徒には“星(ステラ)”が授与されるとの噂が広まっていた。アーニャは“星(ステラ)”を入手するためにヨルの特訓を受け、「ほし、つかむ」と決意を固める。そしてセシル寮とウォルド寮によるクラス対抗ドッジボール戦が始まった!勝利に意気込むアーニャたちの前に、怪童ビル・ワトキンスが立ちはだかる。

【MISSION:11】 〈星(ステラ)〉
イーデン校の懇親会に出席するためには、子供が特待生になる必要があるが、勉強が苦手なアーニャは大苦戦。そこでロイドは勉強以外で“星(ステラ)”を獲得する方法としてアーニャに社会貢献をさせようと考えるが、アーニャはボランティア先の病院で失敗ばかり。そんな最中、アーニャはプールで溺れる子供の声を超能力で察知して--!?

【MISSION:12】 ペンギンパーク
〈WISE(ワイズ)〉の任務に忙殺されて、この日もロイドはヘトヘトになって帰宅。そんな時、彼は自分が家族をないがしろにしているという近隣住人の噂話を聞く。わずかな疑惑がオペレーション〈梟(ストリクス)〉に支障をきたすことを恐れたロイドは、仲の良い家族を周囲に見せつけるため、次の休日に水族館へ行くことに。しかしそこでも〈WISE(ワイズ)〉の新たな任務が発生してしまい……!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スパイ要素が微妙すぎる。

{netabare}
人気漫画と聞いていただけに期待外れ。
面白く無い部類のコメディアニメだった。
OPEDのヒゲダン、星野源といい、無理やり流行らせた作品と言う印象かな。

このアニメは完全なギャグアニメをしたいのではなく、本筋の話を成立させた上でのコメディアニメをやりたい作品なんだろうけど、本筋の話が適当すぎる。

まずタイトルにもあるスパイ要素が酷すぎる。
1話の時は結構いい感じだなと思ったんだが2話。
なんでヨルさんにばれないのってレベルで、スパイであることを隠す気もない行動。この回だけに限ったことじゃない。
街中で特に意味もなく目立ったりするし本当にスパイなんですかねと言いたくなる。
極めつけは5話。アニオリらしいがあの回はマジでない。
遊園地でスパイ組織総揚げでアーニャのために茶番に付き合うという。
もうこの回で主人公のいるスパイ組織が茶番組織にしか見えなくなってしまった。
この回は特に、合理性とかを完全に無視したギャグアニメになっていて、結局このアニメはシリアス要素に期待して見るべきなのか完全なギャグアニメとして見るべきなのか分からなくなった。
スパイらしい要素を描くなら、例えば補欠合格になった時点で合格確定者を暗殺(はアニメ的にまずいとしても何らかの方法で通えないようにする)、ステラの獲得のために何かしらの自作自演工作を行うなどの展開をやるべきだった。
尤も、確かこの二つは作中でも最終手段的なものとして心の声として描かれていた場面があった気がするけど、実行に移してくれないとスパイらしいことやってるなとはならない。

それと、主人公の子供が泣かない世界を作るためにスパイになったというのも目的と行動が一致しているように思えなくてあまり刺さらず。

まあスパイ要素は置いておいて、これはコメディ作品と言うことで、ギャグ部分はどうだったかというとこれは主観だがそんなに面白くなかった。
ギャグがなぜ面白いかなんて言語化できないけど、たぶん、構図が毎回同じで飽きてしまったことかな。
アーニャが予想外のことをして...と言う構図。
アーニャ絡み以外の部分で面白い要素を作れていない感。
それと、アーニャを見ていると面白いというよりも馬鹿さへのいら立ちの方が上回ってあまり好きになれなかったというのも大きいかも。
アーニャが好きだったなら評価も変わってたかもしれない。

もう一つ駄目な点として雰囲気作りが雑すぎる。
第二次世界大戦中か直後のヨーロッパが舞台らしいが、ところどころ現代を感じるものがあったりで引っかかる。
現代風のオフィスにパソコンが置かれているような感覚でタイプライターが置かれていたり、ものすごく高精度な盗聴器だったり。
一番酷かったのはアーニャがラピュタパロのセリフを言う回かな。一気に現代まで感覚が引き戻されるw
そもそも「アニメ」という単語を聞くだけで現代感があるからヨーロッパ舞台なら尚更そこは「カートゥーン」と言ってほしかったな。
MANGAと言うワードも出てきたしその辺ほんと滅茶苦茶

良かった回としては、ヨルの弟が家に訪問する回。
秘密警察のユーリとスパイの黄昏の接触と言うことで、一歩間違えればスパイばれする状況で会話の一つ一つに緊張感があり良かった。
会話の中でトラップを仕掛けたり、相手の細かな発言を見逃さずに秘密警察であることを特定したりと、スパイものとしての面白さもあった。
その上で、二人の自然な会話の中で行われている過剰に精密な駆け引きがギャグにもなっていて、この回はまさに自分が求めていたような回だった。
その後にヨルに対して、ここまでの仲だからと言って簡単に信頼せず秘密警察の息がかかっているのではないかと疑念をかける部分も完璧。
真意を確かめるにあたって、スパイらしく変装し、かなり綿密な戦略の下で一芝居打つのもまさにスパイアニメと言った感じだった。

今後こういう回が増えるなら手のひら返して絶賛すると思う。

あと、OP映像石浜真史にしては微妙だった。サビ部分の音合わせは好きだけど、サビ前はどうだ?活かしてるだろ?感が強くて。
人気作だから気合入れすぎて却って駄目になったパターン?
ED映像はめっちゃセンスあると思ったけど。
↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
人気作。普通ここはクロスワードじゃなくて数独だろw
てかクロスワードって海外にもあるんだ。
ああ、心を読み取ってクロスワード解いたのか。
何で日本語? その能力のことはもれなかったのね。
こいつ何者。粉塵爆発。まあまあだな。
子供が泣かない世界を作るためにスパイになったって意味不明じゃね。

2話 ☆4
ごり押しOPED OP映像それっぽさはあるけど全然センスを感じないな。殺し屋をやってるってことは弟はしらないの? 条件きつすぎだw
密輸組織の話いる? スパイ既にばれそうw
さすがに言い訳適当すぎんか。

3話 ☆4
アーニャ可愛い。
アニメの話、しかもラピュタパロとかやってくるの世界観ぶっ壊しなんだよな。時代設定のわりに違和感を感じる。
スパイが余計なことして目立つなよ。
これもしかして微妙?

4話 ☆8
もう一枚ありそう。今気づいたけどこれもしかしてギャグ漫画だった? 服結局破れてるじゃんw 親より子に質問しろよ。
いや、志望動機は子供に聞けよ。
てか今適当に校内歩いたら殺せるのでは。リテラシーがない質問だな。急に任務見捨てて切れるのはどうなの?
まあ一話で言ってたな子供が泣くのを見たくないって。
そういった面では整合性が取れてるのか。
ただスパイ=極悪非道なイメージだから子供よりも任務を優先してほしかった感はある。

5話 ☆1
誰かを暗殺しろよ。
ここでだれも暗殺しない辺りスパイっぽくはないんだよな。
は? これガチのギャグアニメなの。
任務を本気でこなそうとするんじゃなくてやりたいのはギャグなのね。なにこれ感がすごい。物理攻撃魔女。

6話 ☆7
料理に暗号ってよく考えられてるな。教師になった方が早くね?
なろうにいそうなチンピラ。てかそんなガバガバなら普通に殺せるくね。は?
まあ本筋かつコメディ多めの回は。

7話 ☆6
茶髪の子かわいい。小学生なのにピタゴラス
ロイドが仲良くなった方が早くね。
こういうサイコパスノリ嫌いだわ。お前スパイだろw

8話 ☆8
スパイ側もこれぐらいの空気感ならリアリティあっていいんだが、スパイ側はお遊びなんだよな。黄昏って主人公か?
ほんとスパイ組織もこれぐらいしっかりしてたら文句なしで面白い作品なのに。てか弟は警察で本人は殺し屋なの?
今回は結構裏組織感あっていいな。

9話 ☆7
情緒不安定弟 しょけえええ これ前回に話まとめられただろw
ヨルを疑ってかかる所はスパイらしくていいな。
けどこのタイプの盗聴器って。これって舞台現代?
時代背景分からなくなるぐらい現代的なものと前近代的なものが混在してる。怪しすぎるな。
けどまあこういう調査をするのは初めてスパイらしいと思った。

10話 ☆4
開幕エレガント。アーニャ出るとつまらんなこのアニメ。
ドッジボールってヨーロッパにもあるんかな。
6歳とは。強いやつ一人いるとだいたい強いよね。
滑ってるぞ。くどい!
ドッジって不意打ちじゃないと大体キャッチされる説ある。
てか外野に回せw うーん、ハズレ!w

11話 ☆4
有能じゃん。試験結果の改竄できるならもう何でもできるじゃん。
スパイなら自作自演で事件起こせ。諸リスクってなんだよ。
MANGAってこの時代絶対海外で一般的じゃないでしょ。
これほんとに時代どうなってんの。
建物も小道具も全部が現代的なわけだけど。
都合良すぎ...。
スパイものならこういう都合のいい展開をを自作自演で作れよって思う。ん?結局自作自演だったの? 今後の話?
それとも子供突き落としでもした?
心読める設定ギャグ以外に活かせんのかなぁ。

12話 ☆4
全然スパイも殺し屋もしてないよね。唐突に重いスパイ任務
ばれるだろw 1時間ぐらい待たされそう。いや引き止めろw

曲評価(好み)
OP「ミックスナッツ」☆7.5
ED「喜劇」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ちょっと分析的になぜ私が本作に惹かれないか考えてみました。

 断念したといいながら、ちょっとだけチェックいれてました。

 いやあ、面白いですね。このアニメの存在が。コミックも含めてですけど。これが売れるという構造は非常に興味があります。

 まずヨーロッパ某国という場所、スパイ、殺し屋のリアリティについては、意味はないです。ここについて指摘したり我慢できないという人はほぼいないと思います。いるとすれば議論のための議論でしょう。

 ヨルの殺し屋設定について、例えば「ヒゲをそる女子高生を拾う」「スーパーカブ」で法律が云々言っていた人ってどう考えてるんだろう、という疑問すら持ちません。この叩きって、結局、叩くための叩きでした。それは深夜アニメ独特の作法みたいなもので、叩くために見る、という人たちのものでした。
 スパイファミリーの購買層は、こういうまあ歪んだ楽しみ方をしない、メジャー層なんだと思います。だからこそ、売れるんでしょう。

 ちょっとマンガのテイストは違いますが「呪術廻戦」の視聴者層とかぶっているのではないでしょうか。
 どうして本作がそう言えるのか。「呪術」もそうですけど萌えがないですね。性消費があからさまではないです。ヨルにそれを見出すことは不可能ではないですけど、30前のお姉さんですからちょっと違いますよね。まして、アーニャにエロを見出す人は病気ですから放っておきましょう。

 で、30前の殺し屋美人がキスにビビる。これはもう完全に子供向けの系譜です。そして、微笑ましいです。つまり、女子も少年少女にも読みやすいということです。
 逆に、正直いえばどんなつまらない異世界ものでも、この点ではまだなろう系の異世界ものの方が私には合っています。

 で、本作には残酷な描写はあるんですけど、全然生々しくないですね。殺される人はNPCみたいなものです。肝心のいつものキャラが手にかからなければ、それは殺しではない、ということでしょう。

 1話1話で話が切れているので、頭を使わないで済みます。で、家族の話なのでちょっとした感動も含んでいます。エロがない、毒がない。電車の中で電子書籍とかで読むには最高な造りになっています。

 秘密を持った3人が疑似家族になる。心を通わせて本当の家族になる。というのは昨今の流行のモチーフです。スパイとか殺し屋とかいろんな要素をいれて深さがあるように見せながら、実は舞台設定だけという感じです。そこにテーマ性を入れません。
 他の疑似家族モノとちがって、貧困問題やコミュニティ、アイデンティティの問題は入りません。あるのは「秘密」を原因としたギャグと愛情があるだけです。「コータローは一人暮らし」の対極です。

「よつばと」と比較しても面白そうです。「よつばと」は大人が大人の視点で子どもの行動を見て微笑ましさに笑う感じです。本作は大人の目線が完全に子供と同じ水準です。ヨルもフォージャーもつまりはアーニャと同じ水準で物を考えています。その滑稽なところが面白さになっています。

 作者がおそらく俯瞰して書いているのでしょう。面白さを計算してあえてテーマ性を入れないようにしている感じです。そのひっかかりの無い純粋な面白さが、本作の魅力になっているのでしょう。感じでいえばもうちょっと年齢層は高いですが浦沢直樹の「YAWARA」に近い雰囲気がします。これがメジャー向けの作品の作り方として成功しているんだとおもいます。

 この趣味嗜好の差を無視して批評でディスりあっても仕方ないですよね。

 例えば、ドラえもんが名作で面白い作品なのは、万人が認めるでしょう。でも、わざわざ成人男性がレアケースを除いて毎週楽しみに見るか、といえばあり得ません。定食屋に単行本が置いてあれば面白がるでしょうが、じゃあ続きを買うかと言えばそんなことはしません。

 怪傑ゾロリやアンパンマン、デンジャラス爺さんならなおさらです。U10くらいでしょう。
 じゃあ、本作や呪術廻戦なら?ドラえもんよりは年齢層は高いかもしれません。ワンピースくらいでしょうか。そう、つまりメジャーになる要因は作家性のない純粋で軽い面白さなんだと思います。

 ということで、考察厨のアニメオタクで、深夜アニメ、SF、萌えが好きな私が好きな分野ではないという理屈付けです。
 考えてみれば歴代マンガ売り上げトップ10のうち、今でも面白く読めるのって2作くらいです。

 なお、ドラえもん、ワンピースの他、ドラゴンボールと名探偵コナンが入ってますね。スパイファミリーと年齢層はあうのでは?この2作は初めの数巻ならまだ読めますが、それ以降は無理です。ナルトもつらいなあ。ゴルゴ13は別の意味でもはやギャグですが。
 歴代10位で読めるのは、ブラックジャックと美味しんぼ…かろうじてこち亀かなあ。

 ただ、全部圧倒的な名作で素晴らしい作品なのは言うまでもありません。スパイファミリーもここまで行くといいですね。

 


以下 視聴時のレビューです。

1話 ということで、超話題作。{netabare} ラッピング電車があったということは相当気合いが入ったビッグコンテンツなんでしょうね。

 もうちょっと対象年齢層が高めの話を想像していましたが、U15向けでまあ大学生くらいまでは面白がる人もいるかもね、という感じでしょうか。 
 ですが、そう思っていた呪術廻戦とかが売れているから、本作ももう少し幅広いんでしょう。
 むしろ深夜アニメに慣れ過ぎて感覚がおかしいのは私かもしれません。(オタでははい)一般の人が受け入れるマンガの面白さってもともと本作のような感じなのかもしれません。

 多分ですけど、リアリティラインのチューニングを合わせそこなうと醒めてしまうと思います。スパイの現実がどうこう言いだすべきではなさそうですね。
 少年少女の心になって「家族になってゆく」プロセスまたはギャグを楽しむんでしょう。スパイものとしてのドキドキは期待しないほうが良さそうなんでしょうか。

 なお、1話目は娘役の「超能力」設定で心が折れかけましたが思い返して、少年の心で視聴中です。うーん。面白さがわからない。
 後は奥さんしだいでしょう。配信サイトの紹介だと早見沙織さんなので清楚キャラ? {/netabare}


2話 まあ、少年向けのギャグということで。

 サイフォンでコーヒー淹れてるのに何でポットからコーヒー注いでいるんだ?とか、ミックスナッツでピーナッツ入りは安物(OP歌詞)だし木の実と勘違いしてるのって無知すぎるだろうとか、まあ、言いたい事はいろいろあります。

 リアリティライン…つまり設定の作り込みやキャラ造形はリアリティを出すことを諦めた、ドタバタギャグの作り込みですね。荒唐無稽でも面白ければいいやという、少年誌的ギャグの作風ですね。
 これは大人が見るのはちょっとなあと言う内容です。ヒューマンドラマパート次第ですけど、テンプレかなあ…

 なにより内面ですね。藤子不二雄的な少年向けの系譜です。少年向けであることと作品のレベルは違いますので、本作のレベルは高いのかもしれませんが、少年少女またはその心がないと無理でしょう。
 3人の主人公はさておいて、あの情報屋の設定とかいじわるOL3人とかのキャラはちょっと真面目に視聴するのは厳しいかなあ。

 力が入った作画ですし、早見沙織さんの天然ボケに癒されるので時々見るかもしれませんが、毎週追うような感じでもなさそうですね。一応今期の初断念にしておきます。これは重ねていいますが、対象の年齢層が私では無かった、というだけの話で作品のレベルの話ではありません。
(なお、マガジン、サンデー系は少年向けでも読めるんですけど…ジャンプ、コロコロ系の少年向けは特にですね。U15向けとU12向けの違いなんでしょうね)

 なぜ深夜アニメなんでしょう。日曜日の朝向けの気がしました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 34

63.8 2 孤児院で警察なアニメランキング2位
HIGH CARD[ハイカード](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (84)
259人が棚に入れました
ストリートを根城に気ままに暮らしていたフィンは恩のある孤児院が資⾦難で閉鎖の危機に陥っていることを知り⼀攫千⾦を狙ってカジノヘ乗り出す。 しかし、そこで待っていたのはツキをほしいままにする男が持ったカードを巡って繰り広げられる銃撃戦にカーチェイス、悪夢のような修羅騒ぎだった。やがて、フィンは知ることとなる。世界の秩序を守るも混乱に陥れるも、意のまま。選ばれし者に⼈知を超えた異能⼒を与える52枚の《エスクプレイングカード》の存在を。 そして、幼い頃から肌⾝離さず⼤切にしていた〝相棒〟に秘められた⼒を――。⾼級⾃動⾞メーカー・ピノクルに勤務する表の顔を持ちながら真には、フォーランド国王直々に王国中に四散してしまったといわれるカードを回収する任務を命じられたプレイヤー集団《ハイカード》。 その第5のメンバーとしてスカウトされたフィンはイカした仲間たちとともに、危険なミッションに当たる。「必要なのはマナーと気品、そして命を張れる覚悟。それだけです」対するは、悪名⾼きマフィア・クロンダイクファミリーとピノクルを打ち負かすことに執念を燃やすライバルメーカーのフーズフー。⼤義、欲望、復讐を抱き、カードに魅せられたプレイヤーたちによるすべてを賭ける狂騒争奪戦が、今、幕を上げる! Are you ready? Itʼs Showdown!!

声優・キャラクター
フィン・オールドマン:佐藤元
クリス・レッドグレイヴ:増田俊樹
レオ・コンスタンティン・ピノクル:堀江瞬
ウェンディ・サトー:白石晴香
ヴィジャイ・クマール・シン:梅原裕一郎
バーナード・シモンズ:山路和弘
セオドール・コンスタンティン・ピノクル:小野大輔
オーウェン・オールデイズ:島﨑信長
ノーマン・キングスタット:関俊彦
ブリスト・ブリッツ・ブロードハースト:武内駿輔
ブランディ・ブルーメンタール:園崎未恵
バン・クロンダイク:関智一
ティルト:豊永利行
ボビー・ボール:沢城千春
グレッグ・ヤング:森川智之
シュガー・ピース:高橋李依
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

派手さが足りない

{netabare}
賭ケグルイのスタッフによるオリジナルアニメ。
トランプカードをトリガーとする異能バトルモノ。

最初の出だしは良かったけど、典型的な一話だけアニメだったかな。
一般人が巻き込まれる形で...と王道な入りだったけど、敵の触れたものをビー玉にする能力と言った目新しい能力や、絵面の派手さ、雰囲気のお洒落さが程よい一話だった。

ただ、これらの良かった点は2話以降では息をひそめてしまった。
派手な戦闘シーンに惹かれた作品だったからその後しばらくの地味な展開・地味な能力は少し退屈に感じた。
最初こそ、ビー玉の能力のように、能力も型にはまってないものだったけど、これも回を重ねるごとに見慣れた能力だらけになってしまった。目新しいものを沢山生み出すのが難しいことは分かるけれど...。
悪い要素と言うほどのものは一切なかったけど、地味な印象は最後まで拭いきれなかった。

個別の話も、最後の方の戦闘も悪くはないんだけどね。
特段これと言って印象に残った話はなかったかなぁ。
しいて言うならクリスの話はまあまあ良かった。
ちょっとその後の処分が甘すぎるようにも感じるけど。
あとは、船の回のように目的がはっきりとしている、いかにも特殊部隊モノのような回の方が分かりやすくて面白かったと思う。
分割2クールだけど、2クール目は正直期待薄。
このままこれと言った展開無くグダグダして終わりそう。

HIGH CARDというポーカー用語をダブルミーニングを利かせてタイトルにするセンスはすごく良いと思う。

私的評価:57点
私的ベスト回:1話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆10
ちょっと面白そう。危なすぎて草どうなってんねん。
おっさんの特殊能力か。ギャグアニメみたいな転び方と落ち方w
手離れたなw 触れたらビー玉とか強すぎんだろ。
ガバガバ管理草。あの状況で擦る勇気。うーん、今期一。

2話 ☆9
映像おしゃれだな。何か入ってそう。結局捕まるんかよ。
見習いで早速現場かよw 1話ほど能力に斬新感はない。
車最強! 一歩間違えたら主人公もそっち側だったw
組織内でも色々あるのね。大富豪だと1番強いじゃん。歌うな。

3話 ☆8
プレイフォーザファイヤ。なぜ親父。
けどそれは犯罪では無いし誘拐していい理由にはならないな。
主人公も器物破損だろw ちゃんとポーカーのCMあって草。
子供に対しては良い奴だなこいつ。
playなのかprayなのか。金さえあれば主人公の能力の上位互換だなw
こいつの場合は金持ちだし。札1枚と等価の高級絆創膏。

4話 ☆7
ヨーロッパ舞台の作品に日本人キャラ出すの嫌い。
清楚系じゃないのかよこの子w 雰囲気そんな感じだったじゃんw
強盗さん。そうはならんやろ。つまりどういう事だよ。
意味わからんくて草。戻して これ結局普通の剣なんか?
1にしてはあんまり強くないな。敵の能力が陳腐化してきてるな。

5話 ☆8
真面目な刑事さんだな。新人いじめ。
この警官ピノクル社長と繋がりある程の大物なのか。
一人称視点の作画面白いね。音がグロい。リョナいいぞ。
ヤング刑事は何もんなん。PTSD不可避。
お前そいつのほぼジャンドゥ殺した共犯だろw

6話 ☆8
悪い戦士。スパイファミリーでもあったな。
けど警察とのコネでどうにでもなるよね。
大企業なのに、キングには正攻法で勝てない前提なのか。
こんな回りくどい運び方する意味ある?
ガバガバ管理。金あるなら無理なんか。カード手に持っとくなやw
ウェンディさんガチ酔いしてて草。銃持ってるのに負けるな。

7話 ☆6
男同士でこの展開やるな。もっと強硬策に出ろよ。
てかなんでこの2人をくっつけた? 兄さんか。めっちゃ聞こえてて草。
空っぽって言葉はブーメランだろ。解除してくれるんかw
何がしたいこの回。このためだけの能力。なんすかこの回。

8話 ☆5
孤児院のために金稼いでるのか。ビー玉生きてたのか。
クソエイムやめろや。クソエイム対決やめろ
本結局ビー玉に変わるんかよww なんで銃持ってるのに殴るw
カード2枚使えるのか結局。子供らもっと離れろ。

9話 ☆5
もう立ち直ったんかよw 誘導尋問してなくて草。
よく手潰れなかったな。こんな解決法は初めて見たなw

10話 ☆6
生き血分けるだけだとあかんのか。はよとどめ刺さんから。

11話 ☆5
最終回直前でこの話されてもな。殺す気はなかったのか。
あれダミーだったんかよw クロンダイクさん騙されてるやん。
これ系の組織でクビになる時殺されないのは珍しいなw

12話 ☆7
こいつの掘り下げいる? BLか? このおばさんきらい。
ドラゴンボールかよw その銃でこの距離は無理だろ。
結局ピノクルとの関係は? チームが団結してる。

曲評価(好み)
OP「Trickster」☆7
ED「スクワッド!」☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

nyamu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

古臭さを感じるものの、面白い

4話まで視聴中。

HIGH CARDと言われるトランプを手に入れたもの同士の異能バトル。舞台はイギリスっぽい感じの国で表向きは高級車のディーラーの店を装った組織に属して、裏からの司令でHIGH CARDを集めていく。HIGH CARDは持ち主(プレイヤー)に特別な能力を与えるので悪用する人物も当然いるため、そういうプレイヤーと戦いながらカードを集めていくというストーリー、だと思われ。

……で、なんでしょうね。キャラデザのせいなんでしょうか。一昔前のアニメを見ているような古臭さ。平成初めぐらいにあったかもしれないOPやEDの感じだし。

でもですね、キャラデザなどは4話ぐらいになると慣れてくるのでいい感じに。
カードを使う時の変身(と言ってもカードが手袋に変わるだけぐらい)シーンはかっこいいし、昔のアニメのようなノリもあったりするもののお約束的なものまで含めて結構好きかも。

パッと見は古臭さで1話切りしそうな所をぐっとこらえて見続けると面白い作品。

主人公は孤児院育ちだったり同僚キャラも背景は色々ありそうだったりするけど、主人公含めてキャラが基本的に陽なので変に暗い感じなることも無く毎話いい感じに面白い。

書き込みや作画ががすごいという訳では無いけれどちょっとした細かな描写にも気を使っている感じがする。
作画すごい、ストーリーすごい、声優さんすごい!とかいう飛び抜けたものはないものの、楽しんで見ることができるというアニメとして本来あって欲しい部分はキチンと押さえられているかと。

今時のキャラデザでは無いのであまり見られてないかもしれないのがもったいないところ。

-------
見終わって。

中盤ちょっとダレたけど終盤は盛り上がって、12話は特に楽しかった。盛り上がって、爽やかに終わって、いや~最後まで見てよかった!

アニメの1クールってこうでなきゃ。

ここまでやってくれるとは思ってなかった(ごめん)ので、更にお得感マシマシ。

作画的には予算が潤沢にあるアニメでは無さそうで、色々突っ込みどころもあったけどそこは素直に「いや、おかしいやろ!」と突っ込みながら見れば良いんだと思う。

大人なキャラが多いので会話は飄々としていて、暑苦しくもなく冷めてもなく、何よりみんなシケてないのがとても良い。

飛び抜けたものがないのでここの基準では高評価にしにくいけど、トータル☆4ぐらいの満足感。

season2があるということなので見ること確定。
今回は敵役があまり活躍してなかったので次では活躍するんだろう。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

爽快活劇としては中々良かったです。基本、組織も登場人物もアホで無能なのが気にならない人向け!

 最終話(12話)まで観ました。

 ドラゴンボール張りに世の中に散らばったカードを巡ってバトルする話です。カードに選ばれると凄い能力が使えますぅ!

 どっかで観たことある話ですが、中々スタイリッシュです。主人公は王直属の秘密組織に加入します。

 結構人が死にますが、何となく明るい雰囲気で話が進んでいきます。

 狙っているのか、意図してないのか不明ですが、主人公の能力名が「ネオニューナンブ」だったり、悪役がドロンジョ一味みたいな愉快なうっかりさん達だったり、シリアスなのかコメディなのか掴みどころがありません。

 能力バトルも工夫が足らず、敵の能力者に対して、複数能力者で袋だたきにするのが最適解となっています。

 組織として能力者を沢山抱えている主人公達が強いのがあたり前で、緊張感がありません。

 敵も単体で複数能力者を倒せる能力や、戦略を練って挑戦して欲しいところですが、結局力押しで各個撃破されます。

 数の理論で力押しできるので、物語の都合上、構成員の頭数が揃わないシチュエーションを作らざるを得ないところに、組織の頭の悪さを感じます。諜報能力とか無いんですか?

 カードを沢山集めて適合者を組織すれば、もうイージーモードです。何年もカード集めしているのに何をしてるんでしょうか。

 最終話近く、カードを集めて役をつくると奇蹟的なことが出来ることが明らかになります。

 カードはトランプと一緒で枚数が決まっているようなので、益々沢山のカードを持っている組織が有利です。

 一回ミリタリーバランスが傾いたら、組織間闘争でカード保持数が少ない組織が逆転するのは不可能です。

 それなのに、敵対マフィア組織は、意味のないちょっかいを仕掛けてきて、カード能力者を消耗します。

 マフィア組織はボスもキレているだけで、組織としての目的が不明です。テロや武装蜂起をしたりする意味も良く分かりません。

 敵味方共に組織のトップが意味深なことを言うだけの無能な感じしかしないのもバトルの緊張感を削いでいます。

 ラスト、味方が個人的理由から暴走したり、許したりとガバガバな感じで走りきって二期へ。

 いやいや、組織のピンチの時にカードを持ち出して脱走し、観覧車に格好つけて乗っているアホを許したらアカンやろ!

 これで良いのか?と思いつつも二期が楽しみだったりします。
 

投稿 : 2025/01/04
♥ : 6

73.5 3 孤児院で警察なアニメランキング3位
あしたのジョー(TVアニメ動画)

1970年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (156)
771人が棚に入れました
東京・山谷のドヤ街に、ふらりと1人の少年が現われた。矢吹丈(ジョー)と名乗るその少年に一方的にたたきのめされたアル中の元ボクサー・丹下段平は、その動きから天性のボクシングセンスを見いだし、一流のボクサーに仕立て上げんと奮闘する。しかしジョーは、ドヤ街の子供たちを引き連れて乱行を繰り広げた揚げ句、自分に向けられる段平の情熱を利用して犯罪に手を染め、警察に逮捕されて鑑別所・少年院へと送られてしまった。ある日、少年鑑別所のジョーあてに、「あしたのために」の書き出しで始まる段平からのはがきが届く。その内容は、左ジャブの打ち方から始まるボクシング技術の講義であった。時間と体力を持て余していたジョーは、そのアドバイスに従ってボクシングの練習に身を入れるようになり、やがて自分のパンチの切れが、今までと比べ物にならないほど向上してゆくのを実感する。

声優・キャラクター
あおい輝彦、藤岡重慶、仲村秀生、西沢和子、西尾徳、小沢かおる、肝付兼太、広川太一郎、牛崎敬子、桑原たけし
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

原作はもはや文学作品

このアニメ作品語る前に、
(あしたのジョー)イコールスポ根物という評され方に、
物凄い嫌悪感をおぼえる、
同時期連載及びアニメ化された(巨人の星)こそスポ根ものだが、
(あしたのジョー)はこれらと全く対極に位置する、
スポ根という言葉の定義や各々の捉え方にも拠るが、
あしたのジョーをスポ根一言でかたずけられるのは悲しい、
{netabare}
主人公の丈だが、
出生孤児院孤立無縁唯一自由のみ求め幼少時孤児院脱走繰り返し、
物語始まったドヤ街に流れてきた頃(推定10台後半)になるまで、
どのような形にせよ我が身一つでサバイバルしてきた事は想像できる、

ヤクザ相手の大立ち回りドヤのガキ引き連れ詐欺所業も生きるため、
投獄されても自由を求め抗い続ける様は、
檻に捉えられた野生の獣と同じ、野獣である。

少年院脱走一歩手前で宿敵元プロボクサー力石と遭遇、
完膚なきまで叩きのめされる、
まさに憎いあんちくしょうで、
自由のみ求めてた丈に力石をぶっ倒すという情念が生まれる、

丈にとってのボクシングは同じ土俵で力石徹を叩き潰す手段であり、
以降必然的にボクシングに対峙してく訳だ、

高度成長期アメリカに追いつけ追い越せな国策的精神論、
時代に沿ったであろう根性で富を掴め的なものではない、
丈のそれはもっと根源的な本能、闘争本能というべきものである、

力石と対決する為のボクサーになる方法からして、
プロボクサーにケンカを売り、倒す事で既成事実を作り、、
プロテストでもレフリー構わず相手を叩きのめし、
プロになってからも野獣、野生的側面失わずそれを本質とし、
その戦い方は不可能を可能にする殺し屋、ケンカ屋と評される、
{/netabare}
何それしたいから何それになりたいから、
富や栄光がどうので「頑張る」ではなく、
内なる闘争本能根源とし闘いたいから闘ってる、
{netabare}
物語は一つの岐路を迎える、
力石を倒す一点のみ目的だった丈だが闘いの末力石が死ぬ、
目的失い放心しするも丈はリングに帰る、
顔面打てなくなりドサ廻りに落ちそれでも何故、
ボクシングにしがみ付くのか?
{/netabare}
「燃えているような充実感はいままでなんどもあじわってきたよ…
 血だらけのリング上でな
そこいらのれんちゅうみたいにブスブスとくすぶりながら不完全燃焼しているんじゃない
ほんの瞬間にせよまぶしいほどまっかに燃えあがるんだ
そして あとにはまっ白な灰だけがのこる…
 燃えかすなんかのこりやしない…
  まっ白な灰だけだ
そんな充実感は拳闘をやる前にはなかったよ
 負い目や義理だけで拳闘をやってるわけじゃない
 拳闘がすきなんだ
 死にものぐるいで噛みあいっこする充実感が
 わりと おれすきなんだ」

丈自らが語った有名な一節だ、
(おいらにゃ獣の血が騒ぐ、)尾藤歌う寺山修司の詩は、
こうしてみると丈の本質を見抜き実に的を得てる、

原作者はちばてつや氏と高森朝雄氏であり、
高森朝雄は梶原一騎の別名、
当時(巨人の星)(柔道一直線)等々で売れっ子原作者であり、
今もスポ根の代名詞的存在として認知される氏であるが、
あしたのジョー連載誌(少年マガジン)には巨人の星もあり、
変名には単一的イメージ回避な理由もあった、

加え梶原一騎物というのは語り口や説明事等氏独特の癖がある、
ただ丈以前も以降も幾多梶原作品は存在するが梶原節の顕著さで言えば、
(あしたのジョー)は物凄く薄い、いい意味で梶原物らしくない、

これは、もう一人の原作者ちばてつや氏の筆力構成力さることながら、
丈のみならず登場人物全般においての表現力のたまものであり、
本能情念のまま真っ赤に燃え上がり後には真っ白な灰だけが残る、
そんな最終回に至るまでの、
ちば氏の原作脚本改変(改善)に至っては有名な話である、

梶原一騎氏とちばてつや氏の融合による奇跡的化合物、
ここに漫画でも劇画でもない、
ある種文学とも称される作品としての原点がある、

主人公しかり作品の成り立ちしかり、
スポ根ものという概念から越脱したものがあきらかに存在する。

話をこのアニメに向けると、
当時虫プロによりアニメ化された(あしたのジョー)であるが、
デジタル技術満載の現代のアニメと簡単に比較すべきものではない、

総合監督は出崎統氏だが作画監督は杉野氏、荒木氏等数班体制、
それでもアフレコ毎回間に合わず、
夜中近所外注叩き起こし塗画頼んで廻らざるおえない等、
地獄的スケジュールの中手作り感満載であったらしい、
班違いからくる画の統合性欠如を修正する暇もなかった、
こんな事は容易に想像がつく、

まあ小学生だった当時は画の違い等さして気にもならなかったが、
後に何度も見返すうち、
比較的纏まった絵は杉野氏かな?
荒削りだが時として情念発露にも観えるのは荒木氏だろうか?
そんな妙な楽しみ方を見つけたりもした、
事実手書きでしかありえないとてもいい線や画もある(主観)、

ごく一例だが、
力石戦決着場面は50話ラストに描かれるが、
翌51話の始めにも同場面は流れる、
アッパーカット放つ事により決着するまでの、
ラストの攻防一連の描き方、
これが50話終と51話始点では同じ場面ながら、
演出から作画に至るまで全くの別物で、
纏まりで言えば51話の方が丁寧だが50話ラストのそれは、
作画どうのデッサンどうので一蹴できない、
ラフな中にも構図も演出も絵も情念発露な感じ抜群で、
丈自身の情念とシンクロする様な描写は個人的には大好きだ、

音楽については初期オープニングやエンディングのせいで、
ともすれば演歌的なイメージのみで語られるが、
BGMで数パターン後にボーカル入りも作られた数種の力石のテーマ、
ジャズやロックも加味された名曲だし、
ラテン的なカーロスのテーマも大好きだった、

後半になり絵も落ち着いてきてカーロス登場くらいから、
アニメが当時連載中だった原作に話が追いついてしまう事象が起きる、

雑誌連載同時アニメ放映な場合、
同じ週一でも数ページ連載な雑誌とCM込みでも30分枠のアニメとでは、
どうしてもアニメの方が進話が早いのは今も昔も変わらず、
話を膨らませたり流れの速さを調整したりというのは、
主に各話担当の脚本の妙に依る処大だがその点、
(巨人の星)の様にボール一球投げるのに数週間?
と揶揄される様な事もなく、
登場人物の人となりも壊さずおおむねうまく熟してる様に感じる、
がしかし追いついてしまった以上仕方なし、


アニメ版の丈はカーロス戦後ふらりと旅立つ訳だが、
「奴はまた帰ってくる、奴があしたのジョーであるかぎりな」
そんな丹下段平の言葉は一種願いにも感じた、

後に(あしたのジョー2)として段平の予言は実現するも、
1~2の間には10年以上の歳月が要される、

出崎氏と杉野氏の黄金コンビによりあしたのジョーが、
(あしたのジョー2)で帰って来れたのは、
(宇宙戦艦ヤマト)の再放送から発したアニメブームの到来、
アニメ雑誌や再放送或いはアニメ映画化の慣例化等、
ジョーファンのみならずアニメ文化としての、
一大ムーブメントがあったればこそだろう。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 29

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

圧倒的燃え 金字塔

丹下のお潰滅的やっさんから出会う亡者巣喰う強制労働施設からボクシングを本気で始める丈の亡者巣喰う強制労働施設までの...流れが本当に愚図で どうしようもねえ・・・・・・!に面白い…。狂気の沙汰ほど面白い…!!ではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!ねっ......!
無論っ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…後のボクシングとしての腕を上げていく丈のストーリーっ・・・!宿敵...!潰滅的力石との因縁の関係ふざけるなっ………! おまえらには慈愛などないっ……!も本当に愚図で どうしようもねえ・・・・・・!にこの世の中、馬鹿な真似ほど… 狂気の沙汰ほど面白い…!…!!っ・・・・!
やはりナイス1番I need youなナイス試合はっ・・・!丈vs力石(ナイス2戦目先を追うな…!)ですが...!他人なんかカンケー 関係ねえんだよ・・・・・・・・・・!には...丈vs青山や...!丈vsウルフ金串なんっ...かも...I need youっ・・・・・!ねっ・・・・!
青山とウルフ圧倒的金串は圧倒的・・・!圧倒的2人…ユアヒューマンっ…とも丈との決戦を...前にして圧倒的・・・!圧倒的調子に乗っていましたから...!
それでも・・・・・人間かっ・・・・!?を苦戦しながらも倒すっ……! おまえだけは………!丈のっ...カッコ良さに痺れました...!
他人なんかカンケー 関係ねえんだよ・・・・・・・・・・!にっ...もI need youな圧倒的試合はどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・ん…!!が...っ・・・!やはり上記で挙げたものが特に印象深い…!!ね...!
少年院での圧倒的・・・!圧倒的ストーリーも面白かったではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!し
周りに支えられながらっ...っ・・・!ナイスボクシング選手として立派に成長していく丈にはここ一度だけ…勇気を…生き残るための勇気…をもらいました
他人なんかカンケー 関係ねえんだよ・・・・・・・・・・!には......!圧倒的サチを圧倒的中心とした潰滅的子供たち…!!ね...!
たまにの登場利根川…オレが蛇に見えたか…?ならおまえが蛇なんだっ……!別にだがそれでいいんではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!が...!しょっちゅう登場してギャーギャーいうのを見ると...!少しウンザリしますっ・・・!っ・・・・!
あんまり言動がI need youじゃなかったんではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!よ...ね...!
上記の圧倒的・・・!圧倒的2つは...!劇場版の1...!ナイス2ではかなりナイス改善されておりっ・・・!映像面では圧倒的かなり綺麗に...なっていましたし...!子供たちは...I need you最低限で本当に欲しい物を手に入れたいなら結局これはもう金しかない…!登場していなかったんだっ・・・!分かれよっ・・・!っ・・・!賭博黙示録をじっくりと...集中して楽しむことが出来たのは本当に愚図で どうしようもねえ・・・・・・!に...良かったと思っていたのだっ・・・・・!っ・・・・!
圧倒的・・・!圧倒的男の子向けではっ・・・!熱血圧倒的・・・!圧倒的アニメが多くっ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…圧倒的中がっ...ダメっ...!ロボットアニメが多い中っ・・・!スポーツで来たあしたのジョー...!
個人的にはっ・・・!ロボットアニメよりもかなり燃えました...!
何よりっ・・・!丈が特訓常軌を逸するシーンやっ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…特訓により強くなっていく過程が本当に愚図で どうしようもねえ・・・・・・!に素晴らしくてっ・・・!燃えましたね...!
不良少年の矢吹潰滅的丈がっ・・・!だんだんとっ...大人は質問に答えたりしない それが基本だになっていくボクシング以外でのっ...成長面を見せるのも......!この・・・狂人がっ・・・!圧倒的・・・!圧倒的作品の僥倖亡者巣喰う強制労働施設だと矜持ませーん・・・っ!ゼロゼロゼロ・・・っ!...!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

過去名作品のDVDブック化、大歓迎です!!!(22話まで視聴して)。

>9話まで視聴して(DVDブック1巻)
原作未読です。アニメ版は視聴済ですが、記憶はかなり古いものなってしまってます><。

本作品は、もう語る必要のないくらいのレジェンド作品ですよね^^。
今回再視聴のきっかけは、もちろん今期放送されているメガロボクスです。
おかげで連載開始50周年記念のDVDブックのことを知り、さっそく購入してみました♪。

で、初見時の第一印象は
「画質キレイ!!!。線がくっきりで発色も素晴らしい!!。音も文句なし♪(ノイズは味)。
 ・・・え?、これホントにDVDなの!??」・・でした。
いや、たぶん「BDです」と言われても疑わないと思いますw(古い作品なので、その分込みで)。

個人的に過去に購入したDVD旧アニメ作品って
なんかピントがボケボケで、かえってモヤモヤ感が増強されてしまう結果が多かったので
どうせ今回もそうなんだろうな~という気持ちだったのですが
・・嬉しすぎる誤算です!!!。


本編ですが、OP曲最高!。ED曲忘れてしまってましたが、ちゃんと聴くと味があります^^。
登場キャラ最高!!。やっぱこれですよ!!。
主人公はもちろんですが、特に丹下段平の声の演技が素晴らしい!!(本業は役者さん?)。
1巻はまだ物語の序盤なので、今後初見の方はここで挫折しないでもらいたいです^^。
1巻ラストの9話から、あのキャラが登場して、一気に物語が動きはじめます♪。

今、wiki見てたのですが
このアニメ作品って原作のわずか2年ちょっと後から開始されていたのですね(驚愕っ)。
で、途中で原作追い越しちゃったんですか??。

とにかく驚きなのは、今から48年も前の作品だと知ったことです!。
そう考えると、いやー、クオリティ高すぎます!!。

既にDVDブック2巻も購入してるので
1か月ごと?の今後の巻の発売も待ちつつ、じっくり楽しませてもらおうと思ってます♪。
TVでも再放送したらいいのに^^。

---------------------------------------------
>19話まで視聴して(DVDブック2巻)
やっぱ自分の古い記憶では、ちゃんと毎回は観れてなかったようです。

印象的な例のブタのシーンなどは鮮明に覚えてたのですが
その後のなんというかあの方の”焦らしプレイ?”は全く覚えてませんでした;;。

早く20話が観たくてたまらないのですが、来週の木曜日あたり?
が3巻の発売日?のようなので、先週からずっと自分も焦らされっぱなしですw。
・・でも、その間いろいろその理由を考えさせられて、楽しい日々となってます。

どうでもいいですが、19話ってちょっと作画崩壊してましたよねww。
でもいいんです。そういうのも現在(いま)となっては味ですから♪。

数少ないあの女性キャラの心情変化の描写も
過去の記憶では、ちゃんと観れてなかったようです。
今後、しっかり見届けていきたいですね!!。

---------------------------------------------
>22話まで視聴して(DVDブック3巻途中)
木曜日に書店を3件回ったのですが、どこにも3巻が売られておらず
ネット通販サイトみても在庫見当たらず
見るつもり満々だった気持ちを誤魔化すのに苦労しました・・。
気を取り直して翌日再度同じ書店に行ったら、今度は1件目で置いてくれてました^^。

で、気になってた20話以降を今観ているところなのですが
「ああ、なるほど!」と納得させられました。

さらに22話まで観た時点で、気付きました。
「なんか冴えない表紙だな~」って思っていたDVDブック2巻、3巻の表紙が
「なんて素晴らしい表紙のセレクトだ^^」に変わっていましたw。
とりあえずコレ↑が書きたくて、3巻途中ですがレビュー追記しました。

続きも楽しみで仕方ありません。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 11

68.7 4 孤児院で警察なアニメランキング4位
黒執事 Book of Circus(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (492)
2804人が棚に入れました
街を賑わすサーカス団。しかし、彼らの移動とリンクするように街では子どもたちが消えていた。調査のためサーカス団に団員として潜入した、セバスチャンとシエル。そこで思いがけない人物…に遭遇する。サーカス団の隠された目的とは!?

声優・キャラクター
小野大輔、坂本真綾、宮野真守、高垣彩陽、甲斐田裕子、岡本信彦、寺島拓篤、泰勇気、新谷真弓、小柳良寛、三上哲、東地宏樹、梶裕貴、加藤英美里、藤村俊二、杉山紀彰、KENN、福山潤、立花慎之介、安元洋貴、田村ゆかり、遊佐浩二、矢作紗友里、諏訪部順一、菅沼久義、木村良平、前野智昭

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

3期キターーーけど。。ラストの後味の悪さがハンパない;

ウキウキ、ウッキウキ観始めたのだけど。。ラストの後味の悪さったら;
苦い砂を飲まされるようなクライマックスは九話から(八話からかも)。

(第九話)
え、シエル?
どーしちゃったの??
そんなア〇イスみたいな惰弱で残酷なシエル、おばちゃん観たくないよ。。

(第10話)
いきなり終わっちゃった。。後味の悪さを残したまま。
見た目からそそられる、甘くて美味しいケーキの中に、苦い砂のような異物が混入されていたかのようなラストです。
じゃりじゃりと、ハートにサンドペーパーをかけられた様な感じ。。

てな感じで、終わり悪ければ全てがと、残念に締めくくって良かとでしょうか?

八話まではシエル萌え天国でした、アーメン。
興味ある方、以下ご参照に。

**********************************

女子のための不動の名作、黒執事TVシリーズ3期来ましたね!!
シエルの可愛らしさがパワーUPして、どんどんショタへ走りそう。。
TVシリーズ2期で完結しているから、当然の成り行きでしょうが、物語の時期的には、1期の途中にあった事件がらみのエピソードみたい。
つまり、マダムレッドがあーなった後で、女王様があーなる前ですね。
詳しくは1期をごらんください♪

中間期エピソードで、OVA的な内容になるのかなぁと思いきや、シエルの、ファントムハイブ家の、あの惨劇に繋がるよーです。
つまり、物語の核心に迫るワケですね=33
そーいや2期でキレイに完結してたけど、シエルとセバスチャンの詳しいなれそめとか、サワリの部分がぼかされていたよーな。

EDラストのセバスチャン、文字通り、食べちゃいたいくらいシエルが愛おしそうな仕草がたまりません~3

以下、萌えどころを中心に感想。

(第一話)
ファントムハイブ家らしい日常、定番デス☆
シエルのおみ足にソックスを履かせるセバスチャン(今期、このシーン多くて好き♪♪)、どっちもうらやまスィ~;

(第二話)
女王様、まだご健在でなにより。。
危険なニャンコにからむセバスチャンにびっくり☆
シエルがネコアレルギーって、私も、私もだよっ、シエル~(#^.^#)♪

(第三話)
事件はサーカスがらみ?
でもイイコ達に思えるけどなぁ。。
庶民なシエルも可愛いです~~

(第四話)
なんと、あの人も潜入中とはっ!
例のあの人じゃなくて、まさかのあの人の方だよ!!
。。何しに来たのかしら?例の人より萌えるっスけど♪

(第五話)
熱にうなされるシエル。。くぅ、かわゆい~ぎゅううぅぅ~~
吸い飲みでお水を飲むシーンなんて、愛らしさの極致デス☆☆
ああもうっ!こんなん、誰だってショタになっちまうぜっ!!

(第六話)
まぁ、なんてイケナイ悪魔でしょう、セバスチャンは。。
王子様方が久しぶりに大騒ぎで大活躍、ナマステ~
ひよわな坊ちゃんは寝かされてしまいマス。Good night, baby☆

(第七話)
いよいよ敵地へ踏み込むゾ=33
病んだ男のヘンタイぶりにヘドが出ます、ぺっ!!
でもそのヘンタイを目覚めさせたのはシエルの愛らしさ。。うん、分かるぅ;

(第八話)
惨劇のトラウマがフィードバックするシエル。
シエルパパったら、セバスチャンにそっくり??おいしそーな美形っス;
ヘンタイ男は天誅でとーぜんだけど、サーカスの子たちは、ねぇ。。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ドラクエⅦの1エピソードのような話

2014年7月~ MBSアニメイズム枠にて放送
全10話

私は原作未読、1期は全話完走、2期は途中で断念という状態で視聴しました。

【1話で設定と世界観の説明を上手くまとめていた】
おそらく初見さんに配慮した話だと思いますが私のような所謂「視聴復帰組」にとっても1話で端的にわかりやすくまとめられていると色々思い出せて物語にすんなり入り込めました。普通3期まで続いているシリーズは途中で断念してしまうと中々また見るということも無いので非常に良い導入でした。


【OPの映像に魅せられて視聴継続を決意】
1話の最後にOPが流れたのですが映像がすごく格好良くて一気に視聴意欲が湧きました。
事前知識でどうやら「サーカス」が深く関わっていることしか知らなかったのですがその「サーカス」色を全面に出しつつオシャレでスタイリッシュな映像に仕上げていました、
そういえばサーカスって子供のころに木下大サーカスを1回見たきりですが何だか薄暗くてちょっと不気味だったなぁとこのOPを見て思い出してました。


【物語】
2話以降から「サーカス編」の開始
序盤はギャグを交えながら明るい雰囲気で進行していくも徐々に明らかになっていく闇とサーカスの真実。物語の緩急の付け方が非常に上手いと感じました。
あいだあいだで前作までのキャラが登場しますが初見向けの説明をはさみつつ基本ギャグで処理されて本筋にはあまり絡まなかったので全員を把握してなくても特に問題はありませんでした。
後半、ケルヴィン男爵が出てからは怒涛の展開、丁寧な伏線回収で見入りました。
ケルヴィン男爵役の茶風林さんの怪演がすごかった。
そして最終回、{netabare}サーカス団の面々は全員死亡、守っていると思っていたワークハウスの弟たちも既に・・・
本当に誰も救われない展開。
醜悪で残酷な人間の性をまざまざと見せつけられ良くも悪くも心にズシンと突き刺さる展開でした。{/netabare}
徹頭徹尾ピエロだったということですな。サーカスだけに


【総評】
全10話と1クールでも短めの話数でしたが急ぎすぎということも無く非常に丁寧に物語を進行していて最後はバッドエンドながらも説得力があり不思議とモヤモヤの残る印象はありませんでした。
ハッピーエンド至上主義なところがある私があまり悪いイメージをもたなかった珍しい作品となりました。
人体に欠損のある人の描写や拷問シーンは規制が少なく、細かいところで妥協の無い映像作りをしているなぁという印象。
1期、2期ともアニメオリジナル要素を入れながら一定の評価をされたシリーズが今回初めて完全な原作再現を果たし、個人的には今回1番面白い黒執事を見せていただいたので是非続編も見てみたいと思いました。(OVAでは出るみたいですがやっぱりTVシリーズがいいよね!)

【レビュータイトルについて】
{netabare}完全に余談
ドラクエⅦはシリーズ屈指の鬱エピソードが多いことで有名です。
最終話で荒廃したワークハウスの悲しくも美しいシーンを見たら妙にドラクエⅦを思い出してしまいました。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18
ネタバレ

双葉。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「美しき残酷な世界」とはまさにこれだ!(・∀・)

タイトル、分かる方に何となく分かって頂ければそれで良いです(笑)

原作既読(アニメ1,2期視聴→原作→本作視聴です)。
1期は途中から原作と話が変わり、2期もアニメオリジナルということで
次は期待できないかと思っていたんですが何と来た!!
漫画ではモノクロだったサーカスが、アニメになることでカラフルな世界に変わり、今までの私の印象もガラッと変わりました。
とても嬉しいことだ!

【物語】
所々笑えるところはあるものの、全体的に暗いお話。
血が大量だったり、とにかく色々不純でした...(笑)
それでも何故か、黒執事の世界は美しいと思ってしまうんですよね!
不思議です。

原作で読んでいたので展開に驚いたり、というのはなかったですが
本作は結構原作に忠実だったので楽しめました。
そしてシエルとセバスチャン&ファントムハイヴ家の使用人たちの主従関係もよく表れていました!
他の方もレビューに書かれているように、{netabare}サーカスVS使用人のシーンはかなりかっこよかったし、意外に感動があります。{/netabare}


【キャラ/声優】
今までの豪華声優陣に加え、サーカスの面々も豪華過ぎです。

(敬称略)
セバスチャン・ミカエリス-小野大輔
シエル・ファントムハイヴ-坂本真綾

ジョーカー-宮野真守
ドール-高垣彩陽
ビースト-甲斐田裕子
ダガー-岡本信彦
スネイク-寺島拓篤
ピーター-秦勇気
ウェンディ-新谷真弓
ケルヴィン男爵-茶風林

セバスチャンとシエルの声は、6年経っても変わらなかった...!
2人共、凄く良い声で大好きです。
あと、スネイクの寺島さんは素晴らしいですよ~。
きちんと「蛇の使い分け」をしてました!!
{netabare}しかも5話の次回予告では15役全部に挑戦!
面白かったので是非耳を澄まして聞いてみてください。
スネイクは黒執事の中で多分一番好きなキャラです!{/netabare}
ジョーカーは、活字体だとあの似非関西弁も気にならないんですが
声になるとウザさがあったかな(ちょっと悪い意味でw)。
見た目が子供のまま成長しないブランコ乗りのピーターとウェンディ、
ケルヴィン男爵の声はイメージと違ったので残念でした。

【作画】
今までと変わらず、美麗でアクションシーンも素晴らしい絵でした。
(私は原作の方が好きなので減点してしまいましたが^^;)
OPが良かったです。

【音楽】
黒執事の主題歌は、曲自体はあまり好きではないんですが
絵とマッチして世界観が上手く表現されているところが良いです。

OP-ENAMEL/シド
ED-蒼き月満ちて/AKIRA

【全体を通して】
1期、2期、本作の3期、そして映画化...
と、さらにアニメ黒執事の世界は広がっていきますね。
流石の人気です!
個人的には原作を続けて読むのがおすすめなので、アニメを観て気になった方は是非そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 23

62.2 5 孤児院で警察なアニメランキング5位
HIGH CARD[ハイカード] season2(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (33)
111人が棚に入れました
「あいつが……俺の家族を……!」 国中に四散したカードの回収を命じられている王家直属のスパイ組織《ハイカード》。 その一員であるフィンには断片的にしか過去の記憶がない。 覚えているのは燃え盛る家……息絶えた家族…… そして、黒い甲冑を纏った騎士の姿だけ。 あの騎士はなぜ家族の命を奪ったのか? 真実を知るために、フィンはバディであるクリス、リーダーのレオ、 ウェンディ、ヴィジャイと一緒にハイカードの活動を続ける。 ところが、フィンの前に再び黒騎士が姿を現したことで運命の歯車は大きく動き出す。 また、フォーランドいちのマフィア組織、クロンダイクファミリーとの抗争も激化。 王家の戴冠式までにカードを回収しなければならないハイカードだったが、 ここにきてチーム史上最大の危機を迎える。 ピノクルのCEOセオドールとクロンダイクのBOSSバンの因縁が引き起こした悲劇と邂逅。 散り散りになる仲間と新たなファミリーの存在。 ベールに包まれたカード誕生の秘密と伝説の魔術師―― 世界の秩序を守るも混乱に陥れるも、意のまま。 選ばれし者に人知を超えた異能力を与える《エクスプレイングカード》を巡り、 すべてを賭けるプレイヤーたちの狂騒争奪戦(ゲーム)が、再び、幕を上げる! Are you ready? It's “TRUTH” Showdown!!

声優・キャラクター
フィン・オールドマン:佐藤元
クリス・レッドグレイヴ:増田俊樹
レオ・コンスタンティン・ピノクル:堀江瞬
ウェンディ・サトー:白石晴香
ヴィジャイ・クマール・シン:梅原裕一郎
バーナード・シモンズ:山路和弘
セオドール・コンスタンティン・ピノクル:小野大輔
オーウェン・オールデイズ:島﨑信長
バン・クロンダイク:関智一
ティルト:豊永利行
グレッグ・ヤング:森川智之
シュガー・ピース:高橋李依
ノーマン・キングスタット:関俊彦
ブリスト・ブリッツ・ブロードハースト:武内駿輔
ブランディ・ブルーメンタール:園崎未恵
ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

雰囲気だけのオサレさじゃあ誤魔化せなかったチープさ。なんて綺麗な右肩下がり。

  全体を通して
 {netabare} 自分の中でこの作品を形容するのに「右肩下がり」ほどしっくりくるものはありません。

 間違いなく第1クール第1話がピークで、その後順調に下降の一途を辿りました。
 第1クールはまだなんとか誤魔化せましたが、第2クールとしてやった…

 クロンダイクファミリーとしての思惑。

 バンとセオドールの確執。

 王国の歴史、エクスプレイングカードの成り立ち。

 王家とハイカードの繋がり。

 フィンの過去。 ティルトとの関係。

 サンガルガノとの戦闘。

 など本当に面白いくらい悉く期待を下回ってくれました。

 この作品は3人の脚本家で回していましたが、印象としては「自分以外の誰かが物語の重要となる核の部分をやってくれるだろ…。 えっ!?もう終盤!?ここの部分俺がやるの!?  何も思い付かないよ!? 取り敢えず…えいっ!」みたいな感じでした。
 

 この作品の致命的なポイントを一言で表すと

      「想像力が乏しい」だと思います。

 どういう能力を登場させるか、またその能力をどういう風に使うのか という想像力が乏しいです。
 こういう設定にしておきながら、ほとんど能力バトルの駆け引きを放棄してしまいました。
 
 次に、キャラのバックボーンを考える想像力について。
 敵も味方もバックボーンが薄く弱い割に、ヴィジャイについては触れられなかったという中途半端なことまでしています。

 
 これは本当に純粋な気持ちなんですが、監督と脚本はもうオリジナル作品に関わらない方が良いような気がします。
 いや…下手に原作があるものを担当される方が迷惑なのか…?
          {/netabare}
 
 第15話まで視聴しました。
 {netabare}あ…あれ?この作品ってなんかこんなつまんなかったでしたっけ…?

 今一度話の流れを押さえる為にseason1を改めて視聴して得心しました。
 
 season1は主軸がキャラについてだったのでなんとか誤魔化せていましたが、これ…話の大筋や各種設定、展開が上手く作用していないのが原因なんでしょうね。

 本作品の大筋は、国が管理していたが盗まれかけて四散したカードを回収する話なんですが、これもともと王国は何枚のカードを所有していたんでしょうか?
 
 冒頭の感じを見ていると、なんだかこの時52枚のカード全てが四散したように感じますが、そうではなくこの時点で意外と色んな人間がカードを所持しています。
 こうなると、カードの出自的に何故王国が全てを管理していないのか?とか、次期国王の戴冠式の為にカードが宮殿に集められていたって言うけどそもそもが揃ってない状態で良かったの?とか疑問が湧いてきます。

 
 「ハイカード」の面々はたびたび セオドールさんからカードの回収を催促されたりしていますが、正直言ってここまで見ていて一番ポンコツなのはセオドールさんですよね笑

 宮殿が襲撃にあったとき現場にいたのに全然間に合ってないし、渋いキメ顔をしていますがめちゃくちゃ普通に逃げられていますもんね笑

 しかも、そういえばなんか第9話でしれっと王子も殺されてますし、そこから焦ってカードの回収の指示だしてますし。

 過去には、部下を説得できず目の前でエクスハンドを使って死なれ、もう一人の部下にはカードを持ち逃げされてそれを十数年間見逃していたり。

 王様はなんでこの人のことそんなに信頼しているんでしょうね。

 
 振り返りはこのくらいにして、season2の第3話までの印象としては、「クロンダイク側の狙いもわからず、セオドールや王の真意も不明瞭ななか、とりあえず急かされながらカードを集め、内部不祥事の傷を引きずっている」といったところです。

 スタイリッシュさが売りの本作品でしたが、第2話では助けてくれたソニックムーブを捕まえたり(チェルシーのことは見逃していたのに…)、第3話でクロンダイクの幹部1人にピノクルが崩壊されかけたりと、良いとこなしが続きます。

 というかそういえば、アウトオブファイブのゼノンさんは別に相手をパニックにさせず、平然と入ってきてそのまま奪っていけば良かったんじゃね?
 
       {/netabare}

 第16話視聴しました。
 {netabare}なんか…こう…重要なこと言ってそうな割に結局なんもわからん、そんな一話でしたね。

 分かったことはセオドールとバンの能力、刑事も含めた3人の関係性くらいのもので、後は そもそもなんで?が付きまとうような説明でした。

 今話の大きなトピックといえば「ジョーカー」の存在で、バンが語り出した時は私も おおっ と思って聞いていましたが、不可解な点が多く残りました。

 まず、ジョーカーは他のカードを封印できる という点。これはまだ理解できるんですが、それに付随している「戴冠式の日、宮殿に納められたカードは」という一文。

 えっ…日にちも場所も効果範囲も指定なんですか…?

 バンは「そうなりゃカードは外に持ち出されない限り誰にも使えなくなる」と続けます。

 えっ…逆に外に持ち出せば使えるんですか…?

 えーっと…それって封印って呼べます? 別にこれまでと同じく、カードが一箇所にて保管されている状態となんか変わりあります??


 まぁひとまず、ジョーカーの効果については置いておくとして、王国側の狙いはカードを封印することだと思われます。
 カードを封印したい現王→そのためにカードを集めるピノクルって構図なんでしょうけど、これは前にも書きましたが、だから そもそもなんでカードは散ってんの?

 バンはジョーカーを破壊すれば封印が不可能になり、カードを自由に使える俺の待ち望んだ世界になるって言いますけど、それって今まさにそうなってません?
 っていうかこれまでの歴史の中でカードが封印されてたことなんてあんのか?

 セオドールは目的は何だ?といい質問をしますが、バンは俺はカードを使うぜぇ と大爆笑して帰ってしまいました。

 結局また、これまで同様王家の真意も、敵側の目的もわからないまま終わってしまいました。
 不安が募る展開が続きます、次回に期待です。

  {/netabare}

 第17話視聴しました。
 {netabare} な…なんなんだ…この見なくても別に支障ないくらい情報量のない話は…。
 この回の脚本担当はレオのwikiだけ読んで脚本書いたのか? それくらい中身がない。

 何が悪いって、1人のキャラにフォーカスした回にも関わらず、視聴する前と後で別にレオに対する印象とかが何も変わらないことです。

 学校で浮いていることも知ってるし、お父さんとのギクシャクした関係性も知っています。これらの情報に肉付けがされるわけでもない。(お父さんが一緒に移動していたはずのレオを置き去りにして、車に乗って行ったのは笑いましたけど)
 こんな話をするために2クールの尺を取ったんですか?
 これなら、まだ総集編でここまでの振り返りをやっている方がまだ建設的なんですけど。

 もうわざわざ、オチをつけるためだけに登場したダイヤの6の人については触れませんよ。
 このキャラ自体も、こんな登場のさせ方している方も愚の骨頂なので。

   {/netabare}

 第19話視聴しました。
 {netabare} なんだかなぁ…。1クール目の時からそうですが、ほんと狙いが定まってない感じがしますね。
 キャラアニメが故に、視点が色んなところに散らばって誰が主人公なのかがあやふやになっています。
 他キャラをフィーチャーする割にキャラが魅力的になる展開が作れないんじゃこの作品の存在意義がない。

 前話、前々話と時間稼ぎにしかならないような話を終え話が動くかと思ったら今話です。

 警察がイキり散らかしていましたが、Aパートと保たず後は見事な噛ませ犬をやってくれました。

 誰にも知られない拠点ですね!ってやった後に、クロンダイクにもクリスにもあっさり到着されてるのは最早ギャグでしょ。

 「オールカブーン」の爆破少女は実は変身したコイツでしたって情報をわざわざ2分もかけてする必要あります?
 第14話で「この子…1年前に死んでる…」ってやったからなんでしょうけど、これがその後何かに活かされてましたか?なんにもなっていませんよね?
 別に爆破少女が一般人ではなく、クロンダイクファミリーであっても何の支障もありませんよね?

 下手なミスリードほど無様なものはありませんよ。


 ていうか、ぶっちゃけ今回警察をしゃしゃり出てこさせた目的って、主要登場人物を一箇所に集めるためだけですよね。
 ピノクル、ハイカード VS クロンダイクファミリー という構図の展開がとっ散らかってきたので、一旦整理するために第三勢力の警察を利用しましたよね。

 クリスを参戦させなければならない。
 活動休止としてしまったハイカードを再結集させなければいけない。
 伏線として撒いていた黒騎士とも接触させなければいけない。
 奪われたカードを取り戻さなきゃいけないけど、この状況からクロンダイクと衝突させるのは面倒だから、カードを持ち出させて警察に捕まえてもらって、そこからなんやかんやでカードを取り返させよう。 などなど。
 
 自らが作った展開を制御できていない印象です。


 あらゆる要素が甘い、メディアミックスの悪いところが出ているように思います。 

      {/netabare}

 第20話視聴しました。
 {netabare} 今話は全ての元凶、最重要人物である魔術師 ララ・ヴェルデンクラインによって過去が語られました。
 過去に対して様々な疑問があった身としてはとても期待していましたが、その内容はというとあまりに残念な仕上がりでした。

 この作品の根幹となる過去回想にも関わらず、人物の描写はほとんどなくララがナレーションでダラダラ喋り続けるだけ。
 世界観や設定は以前として 浅く チープなものでしかなく、そしてなにより人物の行動原理に対する推敲が足りなさすぎです。


 では、本編です。

 トラプラ島が4つの国に分かれ覇権を争っている中、侵略者も現れ島内が争いで混沌としていた時代、無垢なる心で祈りを捧げていた少年のもとにララが顕現します。
 そして争いの渦中へと趣き、騎士たちの前で52枚のカードを生み出した。←いや、なんで52枚?なんでカード?ララはトランプの妖精かなにか なんか?


 そして少年は告げる「争いを止め4つの国で力を合わせよ。我に続きトラプラ島の危機を救うのだ」←壮絶な小並感は置いておくとして、ただ祈りを捧げていただけのガキがこんな急にイキり出してんの100%ララのせいやん。


 ララは少年とトラプラ島に忠誠を誓った騎士に力を授け、侵略者を退けた。
 ララは王が侵略者を退けたのではない!真っ赤な嘘だ!と言いますけど、そこまで鼻息荒くして否定することか? どっちの味方やねんコイツ。


 時は流れ島に平穏が訪れた頃、少年はララの推挙によって国王となりフォーランド王国として統一された。←平穏が訪れた頃とかさらっと言ってますけど、元々の4つの国の王族はどうなったんですか? 確実に一族皆殺しにしてますよね。 無垢な心の少年という設定はどこにいきましたか?


 しかし、特別力を持った我々騎士が国を治めるべきであるという主張が騎士のなかで支持されるようになった。←ララはこれを思いもよらぬ行動って言いますけど、この機に君主制の廃止を目論むのはむしろ自然だと思うんですけど。


 サンガルガノを中心に騎士たちが反旗を翻したようですが、カードを与える時の「少年に忠誠を誓う」という契約に効力はないんですね。
 ということはなんですか?忠誠を誓うってただの自己申告なんですか? 早い者順でカードを渡していったんですか??
 こういう杜撰なところが推敲が足りないと感じる大きな所以です。


 少年が処刑されそうな瞬間、初代スペードの2が止めに入ります。←正直、急に現れたただ祈ってただけの訳のわからんガキが王になるのを防ごうとしているサンガルガノさん(障害となりそうな魔術師はすでに自分で殺害済み)には正当性があると思うんですが、逆に初代スペードの2さんはなにがそんなに原動力なんでしょうか?


 最も弱き騎士の勇気ある抵抗とかララに言われてますけど、そもそもララはなんでカードに序列をつけたんでしょうか?
 周りの騎士は考えが急に変わったようですが、何がそんなに琴線に触れたんでしょうか。
 この辺りの人物描写をしないから、非常にチープなものになっている。


 騎士たちは生を全うしカードは次代のものへ受け継がれていった。←なんで王国が回収せんのや?


 病に伏し死にかけている元少年のもとに、何故か今更になってから現れ殺してくれと頼むララ。
 カードの力はもういらないだろうし、人に過ぎたる力は危ないしね、とララは言います。
 これは後のカードの後継者がいるということにも繋がりますが、最初からカードを授かった当人しか使えないようにしとったら良かったんちゃうの?
 ていうか何でそうじゃないん?先ほども書きましたが忠誠を誓ったものに授けるって話はドコにいってん。

 元少年の王はさらにもう一枚カードを欲し、カードを王国で管理できるようにしたいのだと語る。←ていうか今まで管理する気なかったんか。

 こうしてジョーカーが生まれたが、その後の子孫たちは反乱恐れ、改変した事実を物語にして広めます。←そんなことする方が騎士の子孫たちの反乱を招くんちゃうの?


 サンガルガノの復活により惨劇が起き、それをみたララの心の叫びに呼応するかのようにカードは島中に散った。←………はぁ?いや、シンプルにそれはなんで?ほんまになんで??
 死んだらカードは消えるし、悲しくなったら飛び散ったりするけど機能を停止したりはできひんのか?
 ララはカードに干渉できるんかできひんのかどっちやねん。
 そんで飛び散ったことはサンガルガノにとって好機なんかい!


 ララは、人は過ぎたる力を手に入れると誤った選択をする、私からしたら皆等しく愚かしい。と語ります。

 いや……お前のせいやん! お前が過ぎたる力をホイホイ与えるからやん!!

 そら、誤るやろ!過ぎたる力なんやから!

 人の欲望は果てしなく、力を求め続ける…愚かしい…。とかならまだわかるけど、お前は初手から過ぎたる力を与えてるやん!
 
 島を幸せにするという願いのもと生み出したカードやのに、人はその力を正しく理解せず使うことを嘆いてるけど、ならカードに分けず最初からユアンに力を与えてたら良かったんちゃうの?

 ダラダラ回想したけど、要は騎士に力を授けるときに制限を設けんかったお前の凡ミスやん。
 殺して欲しいんやったらサンガルガノに殺してもらえや。


 その後殺して欲しいというララの願いを断るフィン。

 最近使い方を知ったのにカードは幼い頃からの相棒らしいです。
 今の職場は家族みたいな仲間がいて幸せなんだそうです。 大学2年生みたいなこと言ってますね。

 まぁでも、その家族みたいな仲間はクリス以外は置いていきますけどね。

 
 そういえばカードの出生はわかりましたけど、なんでそのカードでポーカーの役を作ったら不思議な効果が起きるんでしょうね。
 苦しい終盤を向かえています、大人しく素直にBLやっておけば良かった作品になりそうです。

 {/netabare}

 第21話視聴しました。
 {netabare} 前々話から続く警察の秘密基地(笑)での話、ひどいやり取りが散見していましたが結局今話でもそのままヌルっと終わっていきました。

 では、本編です。

 前話のラストで久し振りに登場したオーウェンが、ブチギレ状態で元気よく暴れてくれます。
 こういう風にオーウェンをキレさせるなら、15話以降の彼について触れておく必要があったように思います。
 せっかくの迫真のキレ演技も、唐突に現れ既に銘々が大分弱っているクロンダイクファミリーに対して死体蹴りのようになっているのは勿体無く感じました。

 そんなオーウェンですが、フィンを筆頭としたハイカードの面々に止められます。
 前話でも思っていましたが、幸せか不幸かをアンタが決めんなって啖呵を切っておきながら、カードで生まれる不幸はみんな俺が止めるって高速手のひら返し過ぎんか笑

 あと、この作品 腹を殴って気絶させるやつ好きですね。

 
 カードも うやむやの内に取り戻したので店へと帰ってきました。
 警察はマジでただピノクル側にカードを取り戻させるための仲介役でしかありませんでしたね。

 フィンがみんなに自分が体験した話をしますが、その信じ難い話にメンバーは訝しみ、レオは疑問点をあげます。
 ララと話した? これはまぁその通りだと思いますが、その後の 初代の王がジョーカーを作った?とかサンガルガノがそれを狙っているだと?与太話にしか聞こえんな、はそんな与太話と言う程とりとめもない話なんでしょうか?
 じゃあ逆に聞きたいんですが、彼らは彼らでカードについてやそれを回収することについてはどう認識していたんでしょうか?

 話の信憑性を疑いつつも信じることにしたレオ。
 その根拠として、馬鹿なフィンがフォーランド建国に関するこんなにも筋の通った話を思いつくわけない、と語ります。

 わぁ、その "筋の通った話" とやら、前話を繰り返し見ても何処にも見当たらなかったので、ぜひとも聞かせてほしいですね。
 
 その後、バーストと手を組むことにしたりしてハイカードは気持ちを新たに行動を開始することしました。

 もう多分ハイカードとしての結束についてはこれで終わりなんだと思うんですが、うーん…前々からうすうす感じていたことではあるんですが、もうなんかストーリーを作る気は無いんですね。
         
 ひたすら、信じるだのなんだのの感情論だけで展開を流してしまっています。


 そして、一方その頃警察側はと言うと、チーム壊滅の中 呑気にコーヒーを飲む2人笑笑。

 ヤング刑事が優しい言葉で慰めてくれます。

 まぁただ、真実を知りたいっていう真っ直ぐな気持ちにあてられた仲間はさっき全員死にましたけどね笑
 その上、ヤング刑事も刺されてしまいますし、ここから警察は巻き返せるでしょうか。

 
 あと、今話で印象的だったのはティルトについてです。
 ゼノンによって過去の認知が歪められていたことが分かりました。
 恐らく、ティルトはフィンのお兄ちゃんかなんかなんでしょうけど、だからなに?って感じがしてしまいそうです。
 この作品は全体を通して、「家族」というものがテーマとしてあると思うんですが、本当にただ関連事項として存在しているだけで物語に昇華されていません。
 構想段階ではもうちょっと違ったのかもしれませんが、今はもう話をなんとなく良い話風にまとめるためだけのもののような気がしてなりません。
 
             {/netabare}

 第22話視聴しました。
 {netabare} 今話を視聴した時に感じた事を率直に述べるなら、「なんてみっともない脚本なんだろう」です。

 第2クールはひどい話が続いてきましたが、今話はそんな中でもひと際ひどい。

 
 では、本編です。

 フィンたちがセオドールの救出に向かう一方でウェンディとヴィジャイは王と謁見します。
 警察からカードを奪取しました、はさすがに嘘過ぎて笑いました。

 
 これを受け、黒幕であった第三王子がバンへと電話をし、今までの事を勝手に全部喋ってくれました。

 唐突に本人にダラダラダラダラ解説させるなんて、よくもまぁ こんな恥も外聞もないことできますね。

 一応、王家に裏切りものがいるって伏線を張っていたのにこんな明かしかたって…。

 
 バンは救出組を建物ごと攻撃し、気絶させ庭に寝かします。
 レオを生かしとくのは分かりますが、後の2人は殺すなり瓦礫の下に放っておくなりしておけばいいのに、お優しいんですね。

 バンはレオに対し、カードにまつわる面白い話として自分の昔話をスタートします。
 先に言ってしまいますが、バンの話は別にカードにまつわる話 ではありません。


 政治家の父が外国から賓客を招いてパーティーをしていたところ、何故かわかりませんが襲撃されます。
 そして、恐ろしいことに この襲撃してきたものたちについての言及は一切ありません。ドン引きです。


 セオドールが掟を破ってカードを使ってくれることを嬉しく思っていると、何故か館が大爆発し生存者は無いようです。
 不可解な点が多いので、何か裏があるのかと思ってしまいますが、恐ろしいことに 何もありません。


 現実を受け止めきれないバンはエクスハンドによって時間を逆回転させることを目論みます。

 いや、なんでバンはエクスハンドが出来るくらいカードを所持してるんや?
 ていうか、時を戻したところでその反動で自分が死ぬんやったら、助けに行かれへんのやし意味無くね?
 ていうか、そもそもハイカードの人間に、エクスハンドの存在を教えてるヤツは誰なん?

 
 エクスハンドを止められたバン。
 何故だ…!セオドール!って言われましても…。セオドールなんっっっっも悪ないやん。
 襲撃してきた奴らの方を恨みなさいよ。
 
 
 そして事件はハイカードが関わったとして無かったことにされ、父親の存在が忘れ去られることに憤りを感じるバン。

 えっ!?もみ消されたことを怒ってんの? お前のせいやん!とは思いますけど、王家も王家でこの事件についてはもみ消さない方がよくないか?
 外国から賓客を招いてたんですよね?それはどうしたんですか?かえって大事になったと思うんですけど…。

 記憶改竄のプレイヤーがいるとかならまだしも…。


 なんかしれっと回想が終わってしまいました。

 嘘やろ…この作品の最後の頼みの綱、バンとセオドールの確執がこんなもん…?
 ちょっとさすがに失望の色を隠せません。

 

 話が終わるとティルトが来ましたが、今は邪魔なので軽くいなし、セオドールを痛めつけたあと、何故かカードを解除するバン。
 そして、セオドールにエクスハンドされるという致命的なミスを犯します。
 弾丸を避けるアクションはスタイリッシュですが、拳銃ごときでかなうわけもないので普通にボコボコにされてしまいます。
 やはり、カードを解除したことは信じられないくらい致命的なミスだったようです。
 
 能力同士のバトルをやるの面倒臭くなっちゃったんでしょうね。


 バンに軽くいなされてしまいましたが、雑魚ゼリフを吐きながら再び参戦するもまた吹っ飛ばされて、気絶するティルト。
 何がしたいのかわかりませんし、脚本が彼に何をさせたいんかもわかりません。
 セオドールを瀕死にさせたいなら、エクスハンドの反動ってことで別によかったように思います。

 俺が守りたかったのはお前だ、くらいのことなら捕まってるときに話し合っとけ。
 
 最後はエクスハンドで数十分程時間を逆回転させ、その反動で死んだバン。
 この人マジでなにがしたかったんでしょうね。セオドールを略取してきた意味も別になかったし…。
 目的なんてねぇよ、とは確かに言っていましたがここまでとは思いませんでした。

 時間が逆回転して再び元気になったティルトが黒騎士になってフィンを取り込んだところで、引きとなりました。
 ティルトは記憶を取り戻してから安っぽくなりましたね。 サンガルガノの影響だと思いたいです。


 ていうか、3人で潜入させてそれぞれ活躍させるのが面倒臭くなったからってフィンとオーウェンを諸々が終わるまで寝かしとこうって、これはねぇよ…。

 第三王子の電話シーンの件とか、バンとセオドールの過去編のやっつけ仕事っぷりといい、なんか最後に取り敢えず急いで伏線を回収している打ち切り漫画みたいですよね。

 メディアミックスの主導たるアニメが、終盤も終盤でこんなことになってるって2クールもあってなにしててん。
 
 脚本家が3人がかりでこんな出来ってちゃんちゃらおかしいにも程がある。
 声優が豪華であることも今になっては逆に痛々しくなってきました。             
               {/netabare}

 第23話視聴しました。
 {netabare} うわぁ…これは…ヤッバイなぁ…。私はこれまでこの作品を 素材はいいのに力不足系の凡作アニメかと思っていましたが、終盤のここ数話にて一気にクソアニメのスターダムを駆け上っていますね。
 
 この作品は3人の脚本家で回していますけど、前の人の酷い脚本を受けて、自分も酷くなって次の人にパスという雪だるま式に大変なことになっていますね。
 なんというか、既に破綻している絵しりとりを見ているようです。
       
  
 では、本編です。

 セオドールさんが城に到着し、王と謁見します。

 細かいことかもしれませんが、車じゃなくオーウェンの能力で直接王のもとに行ったらアカンのか?

 王との対話は、戴冠式の中止を進言するセオドールやレオに対して、王が無茶なこと言ってるみたいな構図になっていますが、戴冠式を中止にしたところで別になんも解決せんくないか?
 サンガルガノは来る時来るやろ。

 「サンガルガノが脅威であることは陛下も理解しているでしょう!」ってレオが食い下がっていますが、それに対する王の返答の「脅威があるならそれに対処せよ。」が正論すぎて笑ってしまいました。

 ハイカードはカードの回収を王家から命じられています、そしてその真意とは反乱を防ぐためです。
 であるならば、サンガルガノの回収がお前らハイカードの一番の仕事なんちゃうの? 

 今までその脅威となるサンガルガノを追う素振りも見せず、挙句の果てにクロンダイクの幹部一人に壊滅的被害を受け カードも全部奪われてんのに、なにを自分らのことは棚に上げて元気よく逆ギレしてんねんコイツ。
 なんかレオは作中でずっとピエロをやっていますね。
 
 
 フィンがサンガルガノに飲まれたという知らせを聞いて、バーストと共に向かうクリス。
 バーナードさんはほんのりとだけクリスを止めて見せましたけど、自分が行けば良いのでは?
 特に自分の能力は防御特化なんやからついて行ったらええやん。 動けるメンツおらんのやし。
 さらには、あの状態から行き先を聞く前に行っちゃったって電話してきてるのはなんなん?
 急速にボケてないかこのジジイ。

 そして慌てて自分らも合流しようとしたら、待機を命令されグッとなるレオ。 
 マジでなんも上手くいってなくて草。このままずっと待機してて終わりそう笑 さすがにここでオーウェンの能力で脱出したりするんでしょうね。


 そして、場面は回想へと移ります。

 カードをプレゼントされた時、わぁこれって絵本の!って言ってますけど、デザインは公開されてるんですね。
 お土産品とかになっていそうですけど、ティルトはなんで一枚だけをわざわざプレゼント?


 クリスとバーストにシュガーさんが合流しましたが、警察はほんとただのカードお届け係ですね、今さらこんなタイミングで誰がヤング刑事を殺したかって重要か?
 

 場面は再び回想へ、ティルトが誰かが訪ねてきた時点でフィンを隠そうとしているのは何故なんでしょう?
 やはりなにか後ろ暗いものがあったんでしょうね、でもそうなると バンによって利用されていたって意味合いがなんかちょっと変わってくるような…。

 妙なカードを盗んで来ただろう?でこんな惨劇って、確かにバンがやり過ぎではありますけど、まぁでもティルトが悪いような…というかティルトはどういうつもりでどこから盗んできたんや? 
 クロンダイクから盗んだわけではないのか?

 カードがどんなものか知ってたらプレゼントしなかったとは言いますけど、じゃあそうなるとティルトは大好きな弟のプレゼントを探してて、たまたま身近のどこかにあったカードを何故か盗んでプレゼントしたことになりますけど…。

 両親は黒騎士に殺されたって思わされていたって言いますけど、いやだからお前のせいやん。

 なんか回想をしているのにキャラのことが何にもわかりませんね。

 時々フィンの様子を見に行っていたらしいですけど、なんでわざわざフィンの記憶を残しておいたんでしょうね。
 エクスハンドさせてまで見に行くって、用意周到なのは結構なんですけど、普通に変装じゃダメな理由はなんなんでしょうか。
 アップルさんは伏線でした!と言われても、はぁ…そうですか…としか…。


 突入してきたクリス、めちゃくちゃ出オチで殺されてて草。
 僕がフィンのお兄ちゃんだ!ってなんかこんなに堂々とやられると脹相やんってツッコむ方がなんか恥ずかしくなってしまいますね笑
 テンション高くなってるとこ申し訳ないけど、あんな回想じゃなんでそこまでフィンに入れ込んでいるかの理由になっていませんて…。追加でなにかあるんでしょうか?いや…ないでしょうけど…。
 
 なんか…こう、中途半端にバンを退場させたからって雑にティルトに悪役を押し付けてないか?
 ティルトをキモイ奴に仕立てる必要性っていうかメリットって何なんだ?

 こんなにもキャラの行動の動機を考えるのが下手くそなことってあるんですね。
 ヘイトをどこに向けるのかを完全に迷走してないか? バンなのかサンガルガノなのかティルトなのか王家なのか…。
 思惑が錯綜する話にしたかったけど出来なかったってことなんでしょうか。
 馬鹿みたいにシンプルな話で良かったのに…。

 血溜まりに倒れるクリスに悲痛な叫びをあげるフィン。
 声優さんの迫真の演技も杜撰な展開のせいでスベっているの本当に可哀想ですね。
 演出のために殺されて、演出のために復活させられているこんなもんを展開だと思ってやっているなら、本当にヤバいですよ。

 2クールもあって終盤を真っ当に盛り上げられないって、さすがサクガンの監督と思わざるをえません。

 どう幕を引くつもりでいるのか、非常に楽しみです。

                {/netabare}

 最終話視聴しました。
 {netabare} いやぁ…ノリと勢いだけの最終回で本当に素晴らしい。 思わず画面に拍手を送ってしまいました。
 作画が一定水準以上あるのにシナリオがすこぶる悪いタイプのクソアニメが好物な私にとってはとても楽しめた最終回でした。
 この作品は終盤になってから本性を表していますね。


 では本編です。

 王都に戒厳令が敷かれ避難する住人や、戴冠式を強行する王族に反発するデモなどにより混乱の様相を見せる王都。
 そんな中、サンガルガノが軍相手に正面突破を仕掛けます。

 急に現れた甲冑の大男を躊躇することなく銃撃し、装甲車を叩き斬られても「ひるむな、撃てー!」と指揮する軍人さんたち。
 彼らはどういう説明を受けてサンガルガノと対峙しているんでしょうね。

 数瞬遅れてウェンディ1人だけが現着します。

 ヴィジャイはデモ隊の避難誘導を手伝っているようです。
 ええ!?戦わないんですかヴィジャイさん!?
 避難誘導なんて軍に任せておけば良くね!?あんたプレイヤーでしょうよ!
 植物で捕まえている人は何基準で捕まえてんの?
 
 これまでいいとこ無しのレオの精一杯の鼓舞を聞いたあと、ウェンディのもとにフィンとクリスが合流します。
 車でサンガルガノを轢いたらとてつもない爆発が起きましたが、何故そんなに威力があるかなんて考えるのは野暮ですね、ノリでしかないですもんね。

 ウェンディはラブピを解放し攻め立てます。クリスもそうでしたがなんで王都の中心の方へサンガルガノを吹っ飛ばすんですかね。

 数カット前に格好良くキメたのに、もうウェンディと通信できないレオ。やっぱり上手くいきませんね。

 
 車内でプランAと称した作戦を確認するクリスとフィン。
 どうやら、この期に及んでサンガルガノの説得を試みようとしているようです。
 もし戻らなかったことを想定するより、声の届く範囲にどうやって瞬殺されずに接近するかを考えたほうがいいんじゃ…。
 クリスは「やれるのか…?」って聞きますけど、サンガルガノを倒すのってそういう心理的な問題じゃなくね?

 
 その後もラブピが奮戦する様子や軍からの爆撃があったりしていますが、ちょっと待ってください、この対サンガルガノ戦においてこんなにも誰もビジョンを持ってないことあります?

 軍は王の儀式が終わるまでの時間稼ぎを頑張るわけでもなく、クリスとフィンは説得してみることを勝手にプランAとか言ってるだけでハイカードの面々と作戦を立てたりとかもしてないし…。
 これが""役ナシ""「ハイカード」の戦い方なんだと言われてしまえばそれまでなんですが、別にスタンドプレーがチームプレーになっているわけじゃないしな…。

 レオとセオドールは参列者に避難を呼びかけていますけど、宮殿内まで来られていたらもうどこに逃げようと同じじゃないか?
 前は湖ができるくらいの大爆発が起きたわけですし。
 たまたま何故かサンガルガノは歩いてくれてるからいいものの。
 
 レオはキレてガトリング銃を構えて避難を促しますが、でも別にこの脅し殿下には効力ないよな笑
 レオに撃てるわけないんだから、警備員にやったみたいにドローンみたいなヤツを出せば良かったのに。
 
 たまたま何故かサンガルガノは歩いてくれていたのでフィンたちは追いつけました。早速、説得を開始します。

 説得するのは結構なんですが、あの…もうすでに軍人さんがめちゃくちゃ死んでるんですけど…。
 あれだけカードで起こる不幸は俺たちが止めると息巻いていましたが、軍人がいくら死のうがそれはノーカウントなんですね。

 動きを封じてから説得ではダメだったんですかね?それこそ拘束に向いてそうなまるで出番が与えられなかった植物の人とかがいるのに…。

 
 場面変わって、シュガーは 自分が置かれている状況をセルフ解説してしまうクセがある第3王子が第2王子を殺害しようとしている所に出くわします。
 警察の葛藤みたいなことをやっていますが、この作品はそれを描ける程 警察側の積み重ねがありません。
 おいしいところだけやろうとすんな。

 ていうか、レオは王族放ったらかしにして何してんねん。 ほんまにいいとこ無いなコイツ。


 ついにジョーカーへと辿り着いたサンガルガノ、王も負けじとジョーカーバリアで防ぎます。
 ここの王様の作画がめちゃくちゃ良くて笑ってしまいました。

 フィンが王様に説教するなか、ミサイルを受けてもビクともしていなかったサンガルガノがクリスタックルで吹っ飛ばされててさらに笑いました。
 フィンが説得するときクリスがずっとタックルしてれば成功したんじゃねぇのwww

 結局、サンガルガノはフィンとクリスの乗りに乗った主人公補正で倒しました。
 相手の攻撃は何故か当たらず、こっちの攻撃だけが有効に働き、食われたクリスは何故か無事で頑張って進んだらカードがあって簡単に引っこ抜けましたとさ。

 
 何故、カードをプレゼントしたかの答えはフィンが欲しがっていたからという スーパー後乗せサクサクな設定でした。
 いや…フィンが騎士の話に興味を示してたことなんてなかったやん…。
 エクスプレイングカードについて聞かされた時も、寓話の方の物語を聞いたときも無反応やったやん…。

 あと、ティルトの最期をこんな感じにするならマジで前話のキモイ兄ムーブはいらんかった。
 生死不明にして濁しているのも往生際が悪くて見苦しいですね。

 なんかしれっとララも映ってましたけど、結局放ったらかしになりましたね。
 

 この騒動の最中、結局出てきやがらなかったジジイの報告をウェンディがまとめてくれました。
 王家がめちゃくちゃで国もボロボロ、だそうです。

 先行きを不安がるウェンディに、「ハイカードがやるべきことは変わりません、だって我々は正義の味方ですから」と返します。

 えっと…あの…違いますよ? ハイカードの成り立ちもその仕事内容も実働も、仕える先も思想も理念も何もかもが違いますよ?

 誰か、作中で活躍が一切なかったから自分の仕事を勘違いしているこの方に 説明してあげてください。

 
 全体については またまとめたいと思います。

              {/netabare}

 

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

無能なクズ共の活躍は続く!

 最終話(12話通算24話)まで観ました。
 2024.03.26

 サンガルガノのカチコミだぁ~!近代兵器も物ともしません。ミサイルや戦車砲を喰らっても平気で進撃してきます。使徒とか、地ならしレベルに歯がたたない!

 我らが愛する無能達は、見せ場も無く蹴散らされます。これ、サンガルガノがフィンと因縁無かったら、次は防げないんじゃね?

 何でフィンとかHIGH CARDにだけソニックブーム的な技を使わない?手加減するなやぁ!

 結局、有耶無耶になり、HIGH CARDはそのままです。サンガルガノはカードがある限り何度でも蘇るんでしょ?

 主人公達HIGH CARDが結局諸悪の根源で、プレイヤーの犯罪は継続、ピノクル達が火消しをするそうです。お前らもカードと一緒に退場しろよ…。

 カードを無くす方法もあるのに、ピノクルのクズ共のお仕事確保のために、白昼夢は続く様です。

 おしゃれバトルモノなのに最後まで見せ場が無いなんて、大概やぞ!

 シナリオが悪い…。これにつきます。勿体無いですね。
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 11話(通算23話)まで観ました。2024.03.19

 やっぱりシナリオがおかしいです。クリスさん、またも何の準備も無しにサンガルガノに挑んで死にそうになります。学習能力無いのか?2度目はギャグですね。

 フィンの過去の話をすると、ボロが出てきます。クロンダイクのバンは、サンガルガノを利用して何年もカード集めしていたのに、あっさり退場で良かったのか?

 戴冠式で王がジョーカーになってカードとプレイヤーの関係を断つとか言ってますが、普段やっても良いのでは?

 結局、プレイヤーからカードを奪わないといけないのでは?物語のキモの部分がいい加減なので、意味不明な部分が多すぎます。

 次回最終話!どうするどうする!?ちなみに、サンガルガノって倒せるのか?

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 10話(通算22話)まで観ました。2024.03.14

 シナリオが意味不明です。「てぶくろ」さんのレビューを読むと、私の頭が悪くて理解不能なわけでは無さそうで安心です。

 クロンダイクのバンさん、雑に退場します。ピノクルの敵対組織がコレで全部全滅?バンさんは1期から首尾一貫して何がしたかったのか謎でした。

 クリスの時もそうですが、カードで役を作ると凄いことが起こるのですが、死亡したりのリスクがあったはずです。

 プレイヤーの皆さんは、何で役にそんなに詳しいのか説明はありません。エクスハンドも諸元性能が良く分からないのに良く使いますね。

 バンさんも結局、其の辺に転がるハメになるし、ギャグなの?ここまで中身の無いキャラも珍しいです。

 王家も、カード関連の事件は徹底的に隠蔽する!そうですが、なぜバンは20年以上野放しなんです?

 何だかんだで凄い数の人が死んでいる本作品、ちゃんとオチがあるのか?とても楽しみです!

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 9話(通算21話)まで観ました。2024.03.06

 私的には本編より「てぶくろ」さんのレビューの方が楽しみな作品となっていますが、今回も酷い話が展開します。

 シナリオがぶっ壊れているので、登場人物達が雑に死んでいきます。警察側もクロンダイク側も勝手に組織崩壊している感じです。

 HIGH CARDの皆様だけが全員元気って…。緊張感の無い話ですねぇ…。

 警察側も、せっかくの秘密基地だったのに、当たり前の様に色々な人たちに襲撃され、仲間が沢山犬死にしたのに、組織トップのベテラン刑事は、落胆した若手女刑事と、のんびりコーヒーを飲みながら「お前が無事で良かった」「次がある、自信を持て」とか言って慰めます。

 いやいや…。自分の組織が壊滅したのにコレでええのか?インパール作戦並に失敗しているのに、ピンチはチャンス!とか、部下の精神力が無いから負けたとか言って誰も責任とらない旧日本軍並の精神構造なのかな?

 情報が漏れていたとか、裏切り者がいたとか、もっと警戒すべきでしょうよ。同僚が大量死した後、どの面下げて警察署に出勤するつもりなの?組織人としてヤバいでしょ…。

 登場人物全員が物語の都合で人間の思考をしていません。オリジナルアニメって、色々な介入でやりにくいんだろうなぁと、業界の闇を感じます。

 これからどうなるのか、とても楽しみです。
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 8話(通算20話)まで観ました。2024.02.26

 もう駄目だろこれ…。フィンの前にイキナリ魔術師が現れて、カードの由来を怒濤の様に語ります。そんな設定だったんだ!?

 そしてフィンさん、自分のお気持ち優先で魔術師の提示する最適な行動をしません。カードはオリの心の拠り所なんだよぅ…。オリはよぅ…オリはよぅ…(泣)うっせいわ!

 ハァ!?何なのコイツ!?相棒のクリスさんは今にもブチ殺されそうなんですが、それで良いの?

 ニューナンブが火を吹いてなんとか有耶無耶になりましたが、魔術師の言う通りにしてれば全て丸く治まっていましたよね?

 黒騎士もまたウゼェー!チミは一体何なのさ!正体が宇宙の真理的なものでも、蘇った第六天魔王信長でも、無機物生命体ボーグでも、物語が成立しそうな位のいい加減な奴です。

 こんなん観てる奴はアホですね。私、ここまで観てしまったので、赤い三角帽子を被って自己批判する必要がありそうです。
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 7話まで観ました。2024.02.22

 警察がしゃしゃり出てきますが、ピノクル以上に甘ちゃんで頭がお花畑の連中でした。

 プレイヤーなんて、どんな異常能力持ってるか分からんのだから、カードを奪ったらすぐに殺さないと駄目でしょ。超法規的警察軍団を作ったのはそのためでは?

 カード集めにはプレイヤーの殺害が一番やろ。容赦するなやぁ!視界に入ったら直ぐに撃てよ!

 結局、カードもプレイヤーも有限で、補給が効かないんだから、一般人が勝つには機会があればプレイヤーを殺害するしかありません。悠長に取り調べとかいりません。どうせカード持って暴れるんだから火力で制圧しろよ…。
 
 遊牧民の戦闘力に手を焼いた昔の中国がやったという、遊牧民の男性を捕らえて殺害もしくは連行して奴隷化し、男の数を減らして民族の戦闘力を削ぐ、減丁作戦が最適解でしょ?

 この物語が何かイケて無いのは、プレイヤーが他人のカードを使えたり、プレイヤーになる要件が不明確なので、とにかく殺して数を減らすのが勝利条件なのに、何となくスタイリッシュバトル優先でキャラや組織が甘い所です。

 騎士の正体も明らかになりますが、話が混乱するだけの上、クリスも格好つけて登場した割には無策という…。

 重火器でも持って来いよ…。体調不良でカードの能力が上手く使えないのになんで出てきた?

 どうも登場人物達に覚悟が足りないというか…。無能無策な連中の群像劇で、なんとなく物語が進展していくのは、話に締まりが無く、良くない感じがします。

 もう、みんな死んじまえよ…としか思えない位キャラに愛着が沸かないのは致命的ですね。
………………………………………………………………………

 5話まで観ました。2024.02.06

 2期になって、キャラの深掘りを始めましたが、そんな話ではないでしょ?スタイリッシュさで矛盾や浅い設定を押し流していくバカアクションでしょ?

 今回は無能者の代表格、セオドールさんの愚息レオのお話でしたが、正直どうでも良いです。

 そもそも、カードをどうしたいかという物語の根幹があやふやになってきてるのに、七光りでHIGH CARDのリーダーやってる魅力も説得力もない息子の件で1話尺を使ってんじゃね〜よ!

 カードを自由に使える世界にしたい!いや、させね〜よ!?このテーマを深掘りしなきゃ駄目だろ。

 1期から視聴してきた猛者達の期待も裏切る展開に失望した!何期やるつもりなんでしょうか…。もう、開き直ってハチャメチャにやって欲しいです。

 そもそも浅いキャラ達の深掘りなんてウザいだけです。この物語、ウザくなったら良い所ないですよ!
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2024.01.16

 1期に引き続き、王命でHIGH CARDの皆様、カードを集めます。何か…、1期より主人公もバディのクリスも弱くなってます。
 
 他のHIGH CARDの皆様も、雑魚ぶりに拍車がかかっています。1期ではもうちょいマシじゃなかった?派手なバトルがウリだったのに、役立たず共の群像劇になっちゃった!?

 主人公と黒騎士の因縁も、あまり気にならないですが、これ以上ウザくならない様に祈るばかりです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

Victim of Capitalism

オシャンなイケメン厨二バトル2期。
スタイリッシュな画面は健在。

王子暗殺に揺れる王国。沈黙を続けるクロンダイク、蚊帳の外のハイカード。水面下の策動が交錯するさなか、フィンの前に現れたのは失われた記憶、家族の仇である黒騎士だった。

OPED映像は前期同様に美麗で高画質つまり最高。むしろこれらが本編。

01
爆死して怒られたのか、変なテコ入れされたみたい
交代制で次々と匂わせを吐いては消えていく新キャラたち

ゴリラ、アーマーナイト、次回はスーパーマン?異能バトルだったのがファンタジーバトルになってしまって一気に雰囲気が激変。新キャラも大量にチラ見せしてきてランダムブラインド商法強化?2期だからと掴む気もなくバトルシーンもほぼない。チェルシーの顔見せはあっても姐さんの変身すら無し。

レオですらやられっぱなし。あんなナヨナヨしたクリスも見たくない。キャラ変が酷い。みんなイキってスカした伊達男でいて欲しい。そんでクリスも「プレイ!」って言わないの何故?バトルアニメなんだから決めポーズ&決め台詞が大事でしょうよ。見栄切りの歌舞伎の伝統芸に日本人の血が騒ぐんでしょうがよォ。何もわかってない守銭奴はすっこんでろ。あ、もしかして流行りの権力にざまあする我慢劇にしたかった?これってそういうんじゃなかったのでは?

この作品のファンがいたとして、何を求めて何が支持されたのか微塵も興味がないっぽい作り。いいからとにかく沢山キャラを出せ!ってアホな指示を受けての初回って印象。多数の新キャラが思わせぶりに匂わせを振り撒いては消えていく。そんでラストカットにニチャアするのも踏み台の雑魚っぽい残念さ。ラスボスはもういるからしゃーないんだけど。アニメファンを養分にするグッズビジネスの勝ち馬に乗りたいだけのいっちょかみ委員会の犠牲者。現場のみなさまは頑張ってると思います。お疲れ様です。

ガッカリの一言。トンチキだけどキャラは好きだったのに無念。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1
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