2024年度の子育ておすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2024年度の子育て成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月01日の時点で一番の2024年度の子育ておすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.0 1 2024年度の子育てアニメランキング1位
新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (135)
374人が棚に入れました
“別にいいじゃねぇか……。何歳から新しいこと始めたって!” 最強にして新人のオッサン、冒険者を目指す! 「夢を追うならできるだけ若いうちがいい」 人は皆、そう考える。だが、どうしても諦められない。そんな大人も、どこかにいる――。 10代で冒険者になるのが当たり前の世界で、30歳を過ぎてギルド事務員から冒険者を目指したリック・グラディアートル。 大陸最強の冒険者が集う伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーによる想像を絶する訓練の日々を過ごしてきた彼は、新米Fランクながらも最高位であるSランク並みの戦闘力を有していた!? 叶えたい夢を追い続けるアラサー主人公が、なめてかかってくるエリート冒険者を、本人が気付かないうちに鍛え上げられた戦闘力で次々にねじ伏せていく痛快アクションコメディ!
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夢を諦めないおっさん冒険者の話

岸馬きらくによる原作小説は、「小説家になろう」から「HJノベルス」(ホビージャパン)で書籍化(既刊14巻、原作未読)。
荻野ケンによるコミカライズは、『コミックファイア』(ホビージャパン)で連載中(既刊10巻、コミカライズ既読)。
アニメは、全12話(2024年)。監督は、『あっくんとカノジョ』、『CUE!』などの片貝慎。シリーズ構成・脚本は、『Lapis Re:LiGHTs』の土田霞。制作は、『東京ミュウミュウ にゅ〜♡』、『マブラヴ オルタネイティヴ』などのゆめ太カンパニー。
(2024.9.27投稿)

本作は、少なくとも私が持っていた、これまでのホビージャパン関連のアニメ化作品の印象を覆すのに十分なほどアニメ化に成功した例で、少なくとも私が読んだコミカライズの良さは十分に伝えられていると感じました(詳しくは後述)。


【あらすじ】
主人公であるリック・グラディアートル(CV.佐藤拓也)は、幼いころ、この世界の誰もが知る英雄譚「ヤマト伝説」に憧れ、何が発現するかはわからないが稀な「固有スキルの因子」を持つこともわかり、冒険者になることを夢見ていた。しかし、その後、固有スキルが発現することはなく、両親の意向もあり、危険な冒険者ではなく安全・安定の冒険者ギルドの受付に就くことに。

そして、気づけば30歳になっていたリックであったが、冒険者ギルドの受付として、冒険者を支援し、その活躍を間近で見守ってきたこともあり、どこか自分が冒険者になるという夢を捨てきれずにいた。
そんなある日、最強の冒険者の称号である「S級」を持つメイドの格好をしたダークエルフの美女リーネット(CV.大西沙織)と出会う。彼女は、リックに対し20歳までに成長限界を迎える魔力量を育てなければ冒険者に必要とされる魔力量を確保することは難しいと告げられ、リックも一旦は冒険者の夢を諦める。

ところが、ある事件をきっかけにリックの固有スキルが発現。彼の固有スキルの特性と持ち前の勇気に感銘を受けたリーネットは、彼女が所属する最強冒険者パーティー「オリハルコン・フィスト」にリックを勧誘。「オリハルコン・フィスト」の目的は、リックが幼いころに憧れていた「ヤマト伝説」に登場する最強のボス「カイザー・アルサピエト」を倒すことであった。

リックは、冒険者を目指すには遅すぎる年齢である30歳という「出遅れ」をカバーするため、4人の「オリハルコン・フィスト」のメンバーから、死んでも強制的に蘇生されるという地獄のような特訓を2年にわたって受けることに(『治癒魔法の間違った使い方 』でも似たような光景を見たような(笑))。

そして、E級冒険者の試験をパスし、名実ともに冒険者となったリックは、パーティーメンバーと共に「カイザー・アルサピエト」へつながる「7つのド〇ゴン〇ール」…ではなく、「六宝玉」を探し始めるのだった…


【夢を諦めないおっさんの話】
夢を諦めきれなかったおっさんが、一念発起して、出遅れを取り戻すために正に死ぬ気で努力した結果、超人的な力を手に入れたものの、いじめのような一方的な訓練をただ耐え忍んできただけなので自己肯定感は依然として低いまま(笑)

序盤は、そんな主人公が自分の強さに対する自覚がないまま、見た目冴えないおっさんであるリックを外見で判断して無礼くさった自称強者たちを軽くあしらっていくというコメディ展開。

超人的な能力を努力して手に入れたところが、いきなりチート能力を持つ昨今の異世界ものとの違い。

加えて、作中でも登場するのですが、「夢を諦める後悔」と、「現在の苦労」、「どっちがお前の人生の天秤で重いのか?」という問いかけ。

高校生くらいの年齢が主人公という異世界ものが多い中、ある程度年齢がいっているという設定だからこそ活きる「この問いの説得力」(でも、32歳でおっさんか…いやおっさんか(笑))。


いつまでも夢を諦めず、そこに向けて努力を続ける「中年」を特に応援するような作品になっていると思います。


【これまでのホビージャパン関連のアニメ化作品の印象を覆す作品】
これまでのホビージャパン関連のアニメ化作品とは、『異世界はスマートフォンとともに。』、『百錬の覇王と聖約の戦乙女』、『インフィニット・デンドログラム』など(多くは語らない(笑))。

さて、私の本作に対する印象がいい理由は、ストーリー展開がスムーズでテンポが良く、ストーリーの先の展開を見据えて、わかりやすい演出がなされていたところ。

例えば、コミカライズと内容が結構違うのですが、物語の進行に必要な範囲で矛盾なく物語がまとめられていました。また、物語の後半で拳王トーナメントという武術大会が開かれるのですが、そこに出てくる主要な登場人物(ギース・リザレクトとケルヴィン・ウルヴォルフ)の強キャラ感がうまく演出されていたとも感じました(ただ、スネイプ・リザレクト(CV.一条和矢)はちょっと滑ってたかな…)。

おそらく上にあげたテーマがはっきりしていることと、そこに対する視聴者層もはっきりしていることとも関係があるとは思うのですが、特にホビージャパン関連のアニメ化作品では、原作やコミカライズの良さを十分に伝えきれていない印象があったので、本作についてはその辺を評価したいと思いました。


【声優】
ちなみに、声優の小西克幸さんがコミカライズのファンを公言していて、アニメ化前には主人公に!という話もあったのですが、拳王トーナメント三連覇のチャンピオンであるケルヴィン・ウルヴォルフ役として出演しています。


【音楽】
オープニングの「荒野に咲けよ冒険者たち」は、おっさんが視聴者層とはいえ、ちょっと対象年齢を上げすぎな気も(笑)

ケルヴィンのトレーナーも『あしたのジョー』の丹下段平っぽいし(笑)


【作画】
賛否ありそうな絵柄ではあるのですが、コミカライズの良さを生かしつつ、アニメキャラとしてうまく落とし込んでいると思いました。


【リックがもてる理由に共感できる!(※ネタばれ有りの感想)】
{netabare}昨今の異世界ものだと、奴隷から解放して、ただ人として扱ったら惚れられたなんて展開が多い中、本作では、リーネットがリックに惚れた理由がちゃんと描写されている。
(※リーネットは最強のS級冒険者なのですが、トラウマからドラゴンが近くにいると戦闘不能になるという弱点が。ドラゴンを目の前にして戦闘不能に陥っていた彼女を見て、まだ弱かったころのリックは身を挺して彼女を助けようとした。)

あと、本作のツンデレ枠であるアンジェリカ(CV.下地紫野)。
リックは、拳王トーナメント準決勝でアンジェリカを破ったギースと対戦した際に、リックがアンジェリカの現状の能力でもギース勝てるところを示したり、パワーアップ後のギースに対しても1年間特訓した後のアンジェリカであればギースに勝てるところを示したところなんかも、そんなこと実際にされたら惚れてしまいますよね。

まあ、その程度で評価するのかという向きもあるかとは思いますが、特に異世界ものだと、その程度の描写すらないものが多いんですよね…なので、積極的に評価したいと思いました。{/netabare}

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

シンプルで熱い展開!! →これは「異世界版『キン肉マン』」

【レビューNo.146】(初回登録:2024/10/13)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。全12話。
とりあえず「オッサン」というキーワードに惹かれたのでw


(ストーリー)
英雄譚「ヤマト伝説」に憧れる少年リックは、極めて確率の低い「固有スキル
の因子」を保有しているものの、それが発動することがなかった。
そして気がつけば30歳になっており、冒険者ギルドの受付に就いたものの冒険
者への夢を捨てきれないまま、鬱屈した日々を送っていたのだった。
そんな中、リックは「S級」の資格を持つ冒険者リーネットと出会う。
リックは彼女から魔力量を育てないまま20歳を超えたことを理由に、今から
冒険者を目指しても無理だと断言されてしまう。
それでリックも一旦は諦めがついたものの、ある事件が起こり・・・
そこで冒険者の資質があると認められたリックは、リーネットから彼女が所属
する大陸最強の冒険者パーティー「オリハルコン・フィスト」に勧誘される。
そして2年間、地獄の修行を耐え抜いたリックは冒険者になるためにE級冒険者
試験に挑むだった。


(評 価)
・シンプルで熱い展開!! →これは「異世界版『キン肉マン』」
 出だしはいつものなろう展開ですね。
 E級冒険者試験でいろいろと常識外れの結果を叩き出すも、無自覚で
 「また俺なんかやっちゃいました?!」
 的なノリで。
 しかも同行しているリーネットは始めからリックに好意的だし。

 しかしリックが他のなろう主人公と違うのは、始めからチート能力をを付与
 されたのではなく、2年間めっちゃ努力してその域に達してるところなんで
 すね。
 ・冒険者を目指すリックはかなり出遅れていたため、「オリハルコン・フィ
  スト」のメンバーから死ぬほど鍛えられた
  (というか、実際修行で死んで蘇生魔法で生き返るを何度も繰り返してい
   るんだけどねw)
 ・ただ修行で鍛えられ驚くほどレベルアップしているものの、周りが超人だ
  らけなのでその強さを自覚する機会がなかった
  → 試験最中にようやく「俺ってもしかしてめっちゃ強くね?!」と認識
 ・リーネットの件についても回想で彼女との出会いから始まり、ある事件を
  きっかけに彼女が好意を寄せる過程も丁寧に描かれている

 そんな感じなので、いつもの「ご都合主義満載のなろう系作品」というより
 は「『努力・友情・勝利』のジャンプ作品」に近い感覚ですね。
 ちょうど同時期に『キン肉マン』をやっていましたが、ストーリーはシンプ
 ルだがバトルを通じての熱い展開など、同作品に通ずるものがあるという印
 象ですね。


・アンジェリカがいい味を出していた
 そこそこコメディ色の強い作品ですね。
 メインになっているのは上述の通り
 「また俺なんかやっちゃいました?!」
  →”その強さや感覚のズレから生まれる”無自覚系ギャグみたいな。
 しかし途中からリックが自分の強さを自覚しちゃうんですよね。

 で、次の仕掛けがアンジェリカによるツッコミです。
 途中からレギュラーメンバー化すると
 「『オリハルコン・フィスト』の”常識”は、一般人の”非常識”」
 ということで、切れ味鋭くどんどんツッコミまくるという。
 個人的に序盤の無自覚系ギャグはイマイチかなって感じていたのですが、
 アンジェリカの登場から「”ボケ”と”受け”」のキャッチボールでリズム
 が生まれ流れかよくなったという印象ですね。

 そしてアンジェリカ自身も
 {netabare}・はじめは貴族の鼻もちならない”お嬢さまキャラ”だったが
 ・E級冒険者の試験官だった兄のラスターがリックに一蹴されるのをみて改心、
  後にリックに弟子入り
 ・実は名門貴族だったが没落していたため、望まぬ婚約等実は苦労人だった
  こと、そんな運命に抗うために懸命に生きていることが明かされる
 ・リックとの交流を経て彼に惹かれていく様やリーネットとリックとの関係
  にヤキモキといった乙女な一面も
 ・そして自身の運命を変えるため臨んだ「拳王トーナメント」で強敵ギース
  に打ちのめされるも最後まで熱いバトルをみせ、リックの魂に火をつける{/netabare}
 という感じで、どんどん魅力的に描かれていくんですよね。
 冗長気味だった後半もそれなりに楽しめたのは、彼女の功績が大きいと思い
 ます。


ストーリー的には「異世界版『キン肉マン』」という感じで、死ぬほど努力し
たリックが
・”オッサン”や”努力”を馬鹿にする連中を返り討ち
・「E級冒険者試験」や「拳王トーナメント」での熱いバトル展開
 {netabare}そして最後はブロストンとの師弟対決{/netabare}
他のレビュアーさんも書かれていますが、昭和臭がプンプンする作品ではあり
ますね。
そういう意味では、文字通り”オッサン”には刺さりやすい要素がちりばめら
ている反面、「価値観の異なる”Z世代”とかにウケるのか?!」という疑問
は残るところ。
本作も最終目標は
「『ヤマト伝説」に出てくる怪物『カイザー・アルサピエト」の討伐」
らしいのですが、その辺はあまり話が進んでいないのかなっと。

ある意味”アンチ・ご都合主義のサクサクなろう展開”的な作品ではあるので、
ここに面白さを見出だせるかどうか感じでしょうか。
個人的には「理屈はいらねえ”拳で語り合う”」シンプルで熱い展開とアンジェ
リカのキャラが後半際立ってきたので、まずます楽しめた作品でしたね。


OP『荒野に咲けよ冒険者たち/串田アキラ』
・まさかの串田アキラさんとか。
 この辺りも「異世界版『キン肉マン』」って感じなんだよなw
 (狙った感がスゴイんですよね)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

転生、転移がこれほど重要だとは…。ズラしが上手くいっておりません。そして脳筋体育会系アニメでした。

最終話(12話)まで観ました。2024.09.29

 ワンクールの半分以上やっていた闘技会編もいよいよクライマックス!リックとブロストン先輩が本気で殴り合い、ブロストン先輩も大満足!凄まじい体育会系の脳筋ストーリーでしたが、オチはキレイに決まった様です。

 リック達の今後の目標も定まり、俺達の戦いはこれからエンドでしたが、ワンクール作品としては上手く畳めたと思います。わりと強さ表現が限界突破したので、2期は無くても良い感じです。これ以上の強敵が出現すると、作画崩壊しそうです。

 まぁ、リック達の目的も、宝玉を集めて超強いカイザーをいっちょ討伐するかぁ〜位なので、そんなに興味を湧きません。別に今の所カイザーは人類の脅威にもなってませんしね。

 後、ブロストン先輩は、割と才能だけで産まれた頃から強いので、トカゲ男のギースと何が違うのか良く分かりません。イキッて無い所かな?パーティーのメンバーも修行で強くなったとは思えない面々なので、これ以上続けると、物語が破綻しそうな気もします。

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 9話まで観ました。2024.09.04

 6話からスタートした拳王トーナメントも佳境に入りました!お色気ツッコミ要員のアンジェリカのために、超天才で才能のみで戦うトカゲ男のギースをボコボコにして指導します。

 主人公、もう強さを自覚してるやん…。手加減まで覚えちゃって…。最初のオトボケ振りは何だったのかな?普通の俺tueeeeee!に成り下がっています。

 主人公、努力だ〜とか申しておりますが、チート能力覚醒してましたよね?説得力がありません。始めの変に自分は弱いと勘違いしてる云々の設定は、正直必要ありませんでした。

 アンジェリカ以外のキャラに魅力が全く無いという不思議なアニメですが、ここまで来たら最後まで視聴継続です。
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 4話まで観ました。2024.07.24

 えっ!?タイトル詐欺じゃね?4話で3話までのお話と矛盾する回想をぶっ込んできました。

 他のレビューアー様も指摘されていますが、主人公、特訓のおかげで強くなり、自分の実力を勘違いしているキャラだったはずなのに、ドラゴン倒しちゃったよ…。

 30歳で能力覚醒してたのね…。1話辺りの無知さは何だったのか?出落ちで後の展開を考えてなかったのでしょうか?

 物語の制作において、誠実さを感じさせない展開に、失望させられました。せめて能力覚醒は特訓中にするべきだろ…。

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 3話まで観ました。2024.07.16

 Eランク昇級試験編終了!主人公、Aランクエリートお貴族様を軽く退けました。

 そして、お貴族様に対して強くなるためのアドバイスなんかしちゃいます。これ、全然無自覚系俺ツエエエエ!じゃ無くね?

 主人公、割と性格が悪いんじゃね?と疑問に思いつつ、次回も楽しみです。

 しかし…、主人公はあんなに鍛えた体を見せつける様な格好をしていて、自信が無いとか、何を言っているのか…。

 ボディービルの大会で上位入賞する様な人物が自分はヒョロガリですとか自己紹介する様なもので、嫌味にしか聞こえません。

 どう考えてもオッサンである以前に強いでしょうよ…。みんな、年齢以外に他人を評価すべき基準が無いのかもしれません。視覚情報に頼らないなんて、こんなことじゃモンスターに勝てなくね?
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 初回観てのレビューです。2024.07.05

 なろう無自覚オレtueeeeee!テンプレを転生転移無しでやってみたら?的な作品です。主人公は元ギルドの受付32歳!

 まぁ、これが見事に滑っています。主人公はある意味視聴者の分身なので、親切にいちいち異世界の出来事に驚いてくれますが、あれ?この世界の住人ですよね?

 主人公、異世界で社会人を何年もやってたのに、無知過ぎます。山奥で暮らしていたならともかく、ギルド職員だったのに、冒険者とかの状況を知らな過ぎです。

 なろうの導入としての異世界転生、転移というのは、やはり重要な発明だったんですね。生粋の異世界人なのに、主人公の無知さは違和感を感じます。

 現代日本の現役世代なのに、スマホを見たことが無いとか、キャッシュレスの使い方が分からないとか、日本を旅行中の外国人を見て天狗や鬼がおる〜と驚く様なもんです。

 記憶喪失かムショ帰りかなんかでしょこれ?どう考えてもサイコパスです。元ギルド職員設定いらんでしょ。

 後、2年でここまで強くなるんなら、10代から修行してたら、素手による惑星破壊が可能な位に強くなってね?

 テンプレを少し外してみても別に面白くないと言う…、1話から事故ってますが、これからどうなるのかちょっと気にはなります。十中八九クソアニメでしょうが…。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

63.1 2 2024年度の子育てアニメランキング2位
ただいま、おかえり(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (21)
74人が棚に入れました
愛する夫・藤吉弘と結ばれて専業主夫になった藤吉真生。 もうすぐ2歳になる息子・輝も授かり、郊外の街に引っ越してきた。 格差婚という世間からの偏見もあり、自分に自信が持てない真生。 不安や悲しみに囚われる時もあるが、弘と輝支えで、少しずつ強くなっていく。 昨日よりももっと『家族』になる。 優しい気持ちを運ぶ藤吉家の団欒へようこそ。

声優・キャラクター
藤吉真生:田丸篤志
藤吉弘:森川智之
藤吉輝:種﨑敦美
藤吉陽:小原好美
平井祐樹:八代拓
松尾知泰:鳥海浩輔

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

性的倒錯者共のアブノーマルな世界…。動物なかよしや、ひよこ愛好家と何が違うのか?

 最終話(12話)まで観ました。2024.07.11

 子供達がめちゃくちゃ可愛い…。それだけは評価出来ます。ただ、オメガバースがなぁ…。

 オメガパパ友がフェロモンを放出し、アルファのヒロムがおかしくなっちゃう…と言うのが一番の見せ場でしたが、初見では何の事やら良く分かりませんでした。

 見た目は全員男性で、能力差があるんだよ!と言われても、別にアルファだから優秀そうにも見えないし、絵では表現出来て無いから、よりによってフェロモンッスか…。

 結局、作画的にイケメン縛りがあるので、アルファ男性は異常に身体が強そうとか、男性的な特徴が顕著なさまとかを描けないんですね。

 アルファ男性は男性ホルモン出過ぎで全員ハゲていてムキムキだとか、異常に脂ぎってるとか、常に勃起してるとかの性的な特徴を前面に出すと、分かりやすくなる反面、腐女子が引くんだろうなぁ。

 ルッキズム丸出しのBLを楽しむ以外に価値など無いアニメでした。とんでも無いモンを見せられてちまった…。
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 8話まで観ました。2024.06.03

 アルファのヒロムとオメガのマサキ…。イチャイチャしながら生活していたら子供も二人に増えました。

 女性のアルファやオメガが居るのかは不明ですが、男性のオメガは男性器を持った女性的なポジションです。オメガバースと言えども、アルファ男性は妊娠しない様です。

 結局、ジェンダー差は明確に維持されており、オメガ男性のマサキが産んで、妻として専業主婦として子供を育てます。

 単なるBL好き腐女子の妄想で、本作品にLGBTQへの配慮はありません。男性が子供を産んだとしても、産んだ方に現実の女性の役割を押し付けます。単なる性的役割の現状維持勢力作品に過ぎません。

 マサキが女性でも話が成立します。謎のオメガ差別も単なる女性差別でしかありません。
 
 もし、現実に男性が妊娠したとすれば、ものすごい手厚い産休、育休制度が確立し、無痛分娩技術は1000年前に普及したという冗談がありますが、本作品は社会制度の変更への想像力は無いようです。

 オメガバースという便利な設定で、無理矢理にBLアニメを作っただけ…。男性向けの異世界チートハーレムアニメと同じキモさを感じさせますね。

 性別に関係無く妊娠したらどうなるか?思考実験的な面白さも放棄している本作品にアニメ化する価値があるのかどうか…謎です。
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 2話まで観てのレビューです。2024.04.17

 オメガバースとは何ぞや?種族や性別を超えて妊娠させたり、したり出来る世界の様です。

 二次創作とかで盛り上がっていそうです。作家によってはキャラクターを汚されたとマジギレしそうです。

 しかも、格差婚がどうたらこうたらあるのですが、生まれながらに意味不明な階級差があるらしいです。

 犯罪的な性指向、獣姦や幼児性愛者を動物なかよし、ひよこ愛好家的なオブラートに包んだ表現に言い換えてアニメ化しただけの様な気がします。性的少数者の権利尊重とかとは別ベクトルなのでは?

 家族愛によって、性別や格差が解消されるかの様な話の展開にしたい様ですが、釈然としません。

 オス同士の性的関係は、ペニスフェンシング位にしとけ!とは言いませんが、特殊性癖作品を地上波で垂れ流すのはどうなんだろ?と疑問に思わずにはいられません。しかも、話もつまんねーし…。何がしたいのか?
 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

オメガバースアニメ進出に暗雲?

男同士の夫婦に子どもがいるというかなり特殊な設定のホームコメディ
子ども達が可愛すぎる、イケメン同士で堂々とイチャイチャしてる
良いところそれだけ、でもホント可愛い、癒される

BLとかオメガバースに興味ある人だけ見ればいいアニメで、興味ある人に刺さるならそれで大成功だけど
シナリオは残念で珍しい設定を利用して山も谷もないつまらない話をごまかしてる
これでは腐女子の妄想って言われても文句言えないでしょう

オメガバースの設定がいらないシナリオ、下手につけたせいでオメガバース特有の感じ悪さ(性的な不平等)だけが悪目立ちしています
入れるなら目いっぱい性的な不平等、その理不尽さを活かさないと、特殊性癖気持ち悪いって言われるだけかな?

まずオメガバースの説明がほとんどなくて一般の人はわけわかんないと思う
オメガバースなんてBL好きの間で勝手に盛り上がってるだけでぜんぜん一般常識じゃないんだから、ちゃんと解説しないとダメでしょう

ただ、オメガバースの設定自体は色々考えさせられるところもあるかも
オメガバースは男性でも妊娠出産ができちゃう不思議な世界
オメガバースの、アルファとオメガの関係は現実の男女の関係性と似ている
女性は男性ほど簡単に違うパートナーに乗り換えることがきもちのうえでできないですし、性暴力の危険を常に考えて生活しないといけません
女に惹かれてアプローチしてくる男性、でも女性はそのアプローチを受け入れていいか慎重になります、力では絶対に勝てないし妊娠するリスクもある
そういう女性の苦悩を弱い男性オメガに置き換えることで、意趣返ししているのかもしれません

今後、オメガバースの設定を活かしたドロドロした作品のアニメ化に期待

【オメガバースの説明】
アルファ、デルタ、オメガの3種類あって、3種類とも男女の区別があります。

アルファは優れた能力を持っていて、オメガに惹かれる、オメガと別れた後も別のオメガと愛し合える、男女関係なくオメガの男女両方とパートナーになれる
デルタの男女は一般的な男女と一緒で、オメガバース作品だと物語の中で存在感がなく空気扱いになるみたい
オメガは男性でも妊娠可能、アルファの人を誘惑するフェロモンを出す、アルファとつがいになるとつがいになったアルファ以外を愛せなくなる特性がある
またアルファを誘惑するフェロモンの関係で性的な暴力の被害にあいやすい

アルファはデルタに対しては能力的に、オメガに対しては性的な絶対優位性があるんです
この理不尽な設定がこの作品ではあまり生かされてないので、本格的なものが楽しみたい人は他のオメガバース作品のアニメ化を待ちたいですね

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

オメガバース! いや多様性は素晴らしいですね。それを受け付けられるかは別ですが

私がオメガバースという世界を知ったのは割と最近です。
腐女子の方がなんか話題にしていて、知らん言葉だと調べてそういう世界があるのかと知りました。

当然アニメになるのは史上初でしょう。
とりあえずまあ、多様性は素晴らしいんじゃないでしょうか。

海外で推し進めているポリコネとやらは、美人は許さず絶対にホモとレズしか許さない、と狭量さだけでできています。
そんなものの何が楽しいんでしょうかね。

様々な趣味主張を持った人が、自分の趣味主張を否定されることなく自由に楽しめる。これこそが楽しいと思うのですが。
フェミニズムやらポリコネやらはその真逆で他人の否定しかしていないのだから本当に間違っていると思います。どこがコレクトだ。

オメガバースなんてマイナー性癖だと思っていましたがアニメ化して地上波で流しちゃうんですよ。多様性ばっちりじゃないですか。
日本のアニメは多様性がないとか言っているアホには、ホモがあってレズがあってオメガバースまであって、それのどこが多様性が無いんだ、と言ってやれますね。

…さて、そういうわけで多様性は素晴らしいと思ったのですが…。

それを見て楽しめるかどうかは全く別。
違和感が凄いです。

確かにBL作品の、男同士が当たり前に付き合う世界観はおかしいと感じてしまいます。
オメガバースなら、男も妊娠する世界なので男同士で付き合って子供が居ても全く問題ない。
しかしまあ… なんか抵抗感ありますね。私自身は、残念ながらあまり多様性は無いようです。

ただ、だからといってこんなもの放送するな、とかは全く思いません。
単に、これは私向けの作品じゃなかったというだけです。

趣味が異なる同士は、お互いの趣味には干渉せず、それぞれ愉しめば良いってだけですよ。

LGBTを推し進めている人はまるでレズ、ゲイこそ正しい、全ての人間はレズ、ゲイになれ、と言わんばかりですが、そんなのレズ、ゲイの人に異性愛になれと強要するのと全く同じですよね。
受け付けない人は受け付けない。それも自由です。

オメガバースの世界は私には受け付けないし、特に魅力的だとは思えませんでしたが、そういう世界が好きな人が居ることは尊重します。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0

計測不能 3 2024年度の子育てアニメランキング3位
映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記(アニメ映画)

2024年8月9日
★★★☆☆ 3.0 (7)
16人が棚に入れました
人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズ第31作。
しんのすけの夏休みが始まったある日、現代に恐竜を甦らせたテーマパーク“ディノズアイランド”が東京にオープンすることが決まる。特別に招待されたしんのすけらカスカベ防衛隊は、恐竜たちとの出会いに興奮する。同じ頃、カスカベの河原ではシロが小さな恐竜ナナと出会い、しんのすけたちと夏休みを共に過ごすが、ナナには大きな秘密があった。そんななか、ディノズアイランドから恐竜たちが大脱走する事件が起こる。
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