子育てでコメディなおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの子育てでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月10日の時点で一番の子育てでコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.5 1 子育てでコメディなアニメランキング1位
SPY×FAMILY(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (927)
3073人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

余計なことは考えない。偽家族のやり取りをただ楽しむ

30手前の独り身女性だとスパイ容疑て。
魔女狩りに近いものがあるな。女性のほうが独身でも幸せに長生きしていられるイメージはありますけども。むしろ男の生涯独身で長生きはあんまりイメージないなあ。最近は変わってきているでしょうが。
ヨルさんの余所行きの一張羅がよりによってそんなに露出度高いなんて。

嫁の探し方よ。独身女性の個人情報コピーてさすが国家のスパイ。

アーニャが基本的には表情豊かで可愛くてたまらないのを楽しんでいた。種﨑敦美さんの演技も素晴らしくて好き。

打算が3人ともにあって仮初めの家族を形成しているんだけど、話が進むにつれて絆が強まってこれから本当の家族になるんじゃないかなと期待して見ていました。
家族愛に最近つい涙が出てしまうのです。可愛い娘の頼みは断れないし、娘に良い立場になってほしいし、危険からは守ってあげたい。きっかけは変でも子供を想う気持ちははっきり分かる。
お受験は大変だけども。面接にこぎつけて問題を起こしながらも用意周到に立ち向かっていく姿と合格してもはや素直に心から喜んでいるんじゃないってシーンは好きだった。
アーニャもアーニャなりに父と母の役に立ちたい。良い娘でありたいとなんとも健気ではないか。

家族を作らせるのって仕事ばかりで自らを犠牲にしてきたロイに家族の温かみや守るべきものがいると頑張れるんだぞということを国が教えてあげようとしているように思えるんだよなあ。

ダミアンのツンデレと実は敵方のヨルさん弟がどう関わっていくか気になる。
ネタバレレビューを読む


OP
ミックスナッツ Official髭男dism
ED
喜劇 星野源
主題歌は内容にぴったりすぎる。映像もかっこよい。
隠し事だらけ継ぎ接ぎだらけのhomeだし、本音は歯に挟まってるし。
さらには不安だらけ成り行きまかせで仮初めまみれの日常。
多分、ここから本物の家族になるでしょ。
内容は完全に喜劇。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている--世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国""オスタニア""と西国""ウェスタリス""は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE〉""ワイズ""所属である凄腕スパイの〈黄昏〉""たそがれ""は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟〉""ストリクス""。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。


【MISSION:1】 オペレーション〈梟(ストリクス)〉
西国(ウェスタリス)情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉は諜報員(エージェント)〈黄昏(たそがれ)〉に、東国(オスタニア)で戦争計画を進めるデズモンドの調査を命じる。〈黄昏(たそがれ)〉は精神科医ロイド・フォージャーに扮し、標的と接触できる名門イーデン校に子供を入学させるため孤児のアーニャを引き取る。実はアーニャは他人の心を読む超能力者だった。ある日、〈黄昏(たそがれ)〉を狙うマフィア組織にアーニャが連れ去られてしまう。ロイドは任務の仕切り直しを考えるが……。

【MISSION:2】 妻役を確保せよ
市役所事務員ヨル・ブライアには、殺し屋〈いばら姫〉という秘密の顔がある。ヨルは独り身の女性がスパイ疑惑をかけられる風潮に不安を感じていた。一方、イーデン校の面接試験に向けてアーニャの母親役を探すロイド。彼は訪れたブティックで偶然ヨルと出会う。ヨルの心を読んで殺し屋と知ったアーニャは、自分のためにも彼女を母親役にしようとロイドを促す。

【MISSION:3】受験対策をせよ
ロイドとアーニャの家にヨルが引っ越してきた。家族の体裁が整い、次は面接試験の準備だ。しかし今のアーニャとヨルでは、まともな面接すらできそうにない。そう判断したロイドは、上流家庭の一般常識や3人の間で共通認識を作るため家族で出かけることに。劇場や美術館を巡るが、アーニャたちにはなかなか響かない。さすがの〈黄昏(たそがれ)〉も挫けそうになるが…

【MISSION:4】 名門校面接試験
ついに決戦の日! 準備を整えたロイドたちはイーデン校の面接試験へ向かった。校内に入った途端、ロイドは何者かの視線を感じ取る。それは陰から受験者を採点する教員たちの監視の目。試験は既に始まっていたのだ。採点を行う寮長(ハウスマスター)ヘンダーソンは、ロイドたちフォージャー家の立ち振る舞いに注目し、彼らが名門イーデン校の面接試験を受けるに相応しいかを見極めるべくさらなる試練を指示する。

【MISSION:5】 合否の行方
この日はイーデン校の合格発表。しかしアーニャの受験番号はなく絶望に沈むロイドたち。そこに現れたヘンダーソン。面接でのロイドたちを高く評価して、アーニャが補欠合格者の1番手であることを告げる。そして3日後、補欠合格の連絡が! フランキーも駆けつけてお祝いで盛り上がり、頑張ったアーニャにご褒美をあげることに。アーニャのお願いとは!?

【MISSION:6】 ナカヨシ作戦
アーニャの制服が仕上がった。ロイドはWISE(ワイズ)の作戦会議のため、制服の受け取りをヨルに任せて隠れ家(セーフハウス)へ。そこでオペレーション〈梟(ストリクス)〉完遂のために、イーデン校で“星(ステラ)”と呼ばれる褒章を8つ獲得し特待生になる必要があることを確認する。一方、制服を手に入れたアーニャは大はしゃぎ。しかし裕福なイーデン校生徒を狙う者も多く、アーニャに目をつけるチンピラ集団が現れる!

【MISSION:7】 標的(ターゲット)の次男
入学初日、デズモンド家の次男ダミアンを殴り飛ばして“雷(トニト)”を食らってしまったアーニャ。早くもクラスで浮いてしまい落ち込むが、ベッキーと友達になって学校が楽しくなっていく。そしてダミアンに殴ったことを謝ろうとするが、なかなか言い出せない。オペレーション〈梟(ストリクス)〉遂行のためにロイドも学校関係者に変装しては、陰からアーニャに仲直りを促すのだが……。

【MISSION:8】 対秘密警察偽装作戦
東国(オスタニア)の防諜機関・国家保安局は、国内の治安維持を目的としたスパイ狩りや市民の監視を行い、「秘密警察」と呼ばれ恐れられている。ヨルの弟ユーリも実は秘密警察の一員で、姉や周囲には正体を隠して国を陥れるスパイを追っている。そんな彼が、突然フォージャー家を訪れることに。秘密を抱えたフォージャー家と、裏の顔を持つユーリが相まみえる!

【MISSION:9】 ラブラブを見せつけよ
ユーリに偽装夫婦と怪しまれたロイドたちは、本物の夫婦であることを証明するためにキスをすることに。オペレーション〈梟(ストリクス)〉のため即座に対応しようとするロイドとは逆に、とてもシラフではできないと、ワインをガブ飲みして泥酔するヨル。そんな姉を見るユーリも、同じく泥酔して正常な判断ができず……。

【MISSION:10】 ドッジボール大作戦
イーデン校1年生の間で、今度の体育の授業で活躍した生徒には“星(ステラ)”が授与されるとの噂が広まっていた。アーニャは“星(ステラ)”を入手するためにヨルの特訓を受け、「ほし、つかむ」と決意を固める。そしてセシル寮とウォルド寮によるクラス対抗ドッジボール戦が始まった!勝利に意気込むアーニャたちの前に、怪童ビル・ワトキンスが立ちはだかる。

【MISSION:11】 〈星(ステラ)〉
イーデン校の懇親会に出席するためには、子供が特待生になる必要があるが、勉強が苦手なアーニャは大苦戦。そこでロイドは勉強以外で“星(ステラ)”を獲得する方法としてアーニャに社会貢献をさせようと考えるが、アーニャはボランティア先の病院で失敗ばかり。そんな最中、アーニャはプールで溺れる子供の声を超能力で察知して--!?

【MISSION:12】 ペンギンパーク
〈WISE(ワイズ)〉の任務に忙殺されて、この日もロイドはヘトヘトになって帰宅。そんな時、彼は自分が家族をないがしろにしているという近隣住人の噂話を聞く。わずかな疑惑がオペレーション〈梟(ストリクス)〉に支障をきたすことを恐れたロイドは、仲の良い家族を周囲に見せつけるため、次の休日に水族館へ行くことに。しかしそこでも〈WISE(ワイズ)〉の新たな任務が発生してしまい……!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スパイ要素が微妙すぎる。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ちょっと分析的になぜ私が本作に惹かれないか考えてみました。

 断念したといいながら、ちょっとだけチェックいれてました。

 いやあ、面白いですね。このアニメの存在が。コミックも含めてですけど。これが売れるという構造は非常に興味があります。

 まずヨーロッパ某国という場所、スパイ、殺し屋のリアリティについては、意味はないです。ここについて指摘したり我慢できないという人はほぼいないと思います。いるとすれば議論のための議論でしょう。

 ヨルの殺し屋設定について、例えば「ヒゲをそる女子高生を拾う」「スーパーカブ」で法律が云々言っていた人ってどう考えてるんだろう、という疑問すら持ちません。この叩きって、結局、叩くための叩きでした。それは深夜アニメ独特の作法みたいなもので、叩くために見る、という人たちのものでした。
 スパイファミリーの購買層は、こういうまあ歪んだ楽しみ方をしない、メジャー層なんだと思います。だからこそ、売れるんでしょう。

 ちょっとマンガのテイストは違いますが「呪術廻戦」の視聴者層とかぶっているのではないでしょうか。
 どうして本作がそう言えるのか。「呪術」もそうですけど萌えがないですね。性消費があからさまではないです。ヨルにそれを見出すことは不可能ではないですけど、30前のお姉さんですからちょっと違いますよね。まして、アーニャにエロを見出す人は病気ですから放っておきましょう。

 で、30前の殺し屋美人がキスにビビる。これはもう完全に子供向けの系譜です。そして、微笑ましいです。つまり、女子も少年少女にも読みやすいということです。
 逆に、正直いえばどんなつまらない異世界ものでも、この点ではまだなろう系の異世界ものの方が私には合っています。

 で、本作には残酷な描写はあるんですけど、全然生々しくないですね。殺される人はNPCみたいなものです。肝心のいつものキャラが手にかからなければ、それは殺しではない、ということでしょう。

 1話1話で話が切れているので、頭を使わないで済みます。で、家族の話なのでちょっとした感動も含んでいます。エロがない、毒がない。電車の中で電子書籍とかで読むには最高な造りになっています。

 秘密を持った3人が疑似家族になる。心を通わせて本当の家族になる。というのは昨今の流行のモチーフです。スパイとか殺し屋とかいろんな要素をいれて深さがあるように見せながら、実は舞台設定だけという感じです。そこにテーマ性を入れません。
 他の疑似家族モノとちがって、貧困問題やコミュニティ、アイデンティティの問題は入りません。あるのは「秘密」を原因としたギャグと愛情があるだけです。「コータローは一人暮らし」の対極です。

「よつばと」と比較しても面白そうです。「よつばと」は大人が大人の視点で子どもの行動を見て微笑ましさに笑う感じです。本作は大人の目線が完全に子供と同じ水準です。ヨルもフォージャーもつまりはアーニャと同じ水準で物を考えています。その滑稽なところが面白さになっています。

 作者がおそらく俯瞰して書いているのでしょう。面白さを計算してあえてテーマ性を入れないようにしている感じです。そのひっかかりの無い純粋な面白さが、本作の魅力になっているのでしょう。感じでいえばもうちょっと年齢層は高いですが浦沢直樹の「YAWARA」に近い雰囲気がします。これがメジャー向けの作品の作り方として成功しているんだとおもいます。

 この趣味嗜好の差を無視して批評でディスりあっても仕方ないですよね。

 例えば、ドラえもんが名作で面白い作品なのは、万人が認めるでしょう。でも、わざわざ成人男性がレアケースを除いて毎週楽しみに見るか、といえばあり得ません。定食屋に単行本が置いてあれば面白がるでしょうが、じゃあ続きを買うかと言えばそんなことはしません。

 怪傑ゾロリやアンパンマン、デンジャラス爺さんならなおさらです。U10くらいでしょう。
 じゃあ、本作や呪術廻戦なら?ドラえもんよりは年齢層は高いかもしれません。ワンピースくらいでしょうか。そう、つまりメジャーになる要因は作家性のない純粋で軽い面白さなんだと思います。

 ということで、考察厨のアニメオタクで、深夜アニメ、SF、萌えが好きな私が好きな分野ではないという理屈付けです。
 考えてみれば歴代マンガ売り上げトップ10のうち、今でも面白く読めるのって2作くらいです。

 なお、ドラえもん、ワンピースの他、ドラゴンボールと名探偵コナンが入ってますね。スパイファミリーと年齢層はあうのでは?この2作は初めの数巻ならまだ読めますが、それ以降は無理です。ナルトもつらいなあ。ゴルゴ13は別の意味でもはやギャグですが。
 歴代10位で読めるのは、ブラックジャックと美味しんぼ…かろうじてこち亀かなあ。

 ただ、全部圧倒的な名作で素晴らしい作品なのは言うまでもありません。スパイファミリーもここまで行くといいですね。

 


以下 視聴時のレビューです。

1話 ということで、超話題作。ネタバレレビューを読む


2話 まあ、少年向けのギャグということで。

 サイフォンでコーヒー淹れてるのに何でポットからコーヒー注いでいるんだ?とか、ミックスナッツでピーナッツ入りは安物(OP歌詞)だし木の実と勘違いしてるのって無知すぎるだろうとか、まあ、言いたい事はいろいろあります。

 リアリティライン…つまり設定の作り込みやキャラ造形はリアリティを出すことを諦めた、ドタバタギャグの作り込みですね。荒唐無稽でも面白ければいいやという、少年誌的ギャグの作風ですね。
 これは大人が見るのはちょっとなあと言う内容です。ヒューマンドラマパート次第ですけど、テンプレかなあ…

 なにより内面ですね。藤子不二雄的な少年向けの系譜です。少年向けであることと作品のレベルは違いますので、本作のレベルは高いのかもしれませんが、少年少女またはその心がないと無理でしょう。
 3人の主人公はさておいて、あの情報屋の設定とかいじわるOL3人とかのキャラはちょっと真面目に視聴するのは厳しいかなあ。

 力が入った作画ですし、早見沙織さんの天然ボケに癒されるので時々見るかもしれませんが、毎週追うような感じでもなさそうですね。一応今期の初断念にしておきます。これは重ねていいますが、対象の年齢層が私では無かった、というだけの話で作品のレベルの話ではありません。
(なお、マガジン、サンデー系は少年向けでも読めるんですけど…ジャンプ、コロコロ系の少年向けは特にですね。U15向けとU12向けの違いなんでしょうね)

 なぜ深夜アニメなんでしょう。日曜日の朝向けの気がしました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 34

67.8 2 子育てでコメディなアニメランキング2位
Buddy Daddies[バディダディーズ](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (174)
463人が棚に入れました
殺し屋バディの子育て奮闘記!? 狙ったターゲットは逃さない。 そんな男2人の殺し屋バディが、4歳の女の子を引き取るハメに。 新たに始まったのは、ホット&クールな男2人組と天真爛漫な女児との家族生活。 どんな仕事もこなす2人でも、1人の娘に悪戦苦闘。食事の世話から遊びの相手、保育園の送迎などに大慌て。それでも仕事の依頼は断れない。 さらに、女の子は2人が始末した極悪マフィアボスの隠し子だったのだ…! 果たして、仕事と育児の両立は可能なのか? そして、仮初めの家族に幸せは訪れるのか? オリジナルアニメーションを数多く制作してきたP.A.WORKSと、練り込まれたシナリオで定評のあるニトロプラスがタッグを組んだ新作オリジナルアニメーション。痛快アクション&ホームコメディ!
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

芝居×FAMILY

●「564」で「絆」は得られるものか?

組織の中でしか生きられない宿命を負ったネタバレレビューを読む

●退路は断たれた

ミリ母のあまりにも鮮やかなネタバレレビューを読む
次回以降、期待値はぐんぐん上がって参ります。

● Happy rebirth day to you♪
レイパパの誕生日回であります。

誕生日と言えば誕生日ケーキでありますが、ネタバレレビューを読むあり得るということで終盤戦に期待をしたいところであります。

●5648稼業の奮闘記

殺し屋稼業と「FAMILY」から想起されるものと言えば ネタバレレビューを読む如何なる答えを導き出すか?
それが今後の最大の見どころとなるのかもしれません。



オーソドックスな人気作品の王道的手法はキャラで釣るというものでありますが
本作もそのセオリー通り幼女キャラを全面的に押し出すことにより、狙い通りの
成果を出しているように思います。

子どもを基点に展開されるホームコメディドラマでありますから、やはり
「SPY家族」を意識しているということになるのでしょう。

成り行き上の子育て奮闘記を描いたような作品は一昔前に映画などでよく扱われており
今更感や出尽くし感あることを否めないですが、コメディ路線ではある意味王道であり
エンタメ性もそれなりにある無難なものに仕上がることがある程度保障されているため
余程の下手をこかない限り話の途中で失速することもなく、完成度も相応のものができると
考えられるわけであります。

「アーニャ・フォージャー」同様、幼女キャラは本作最大の強みでありますが
逆に言うとそれ以外のところでは見せ場が今一つないというのが、ウイークポイントであります。

今までのところ無難な線をキープできていますが、最後の最後で王道を外れたような
衝撃展開が用意されているのかと言えば、それはなかなか難しいように思えます。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

【失敗作の典型例-4】安易に子供に頼りすぎ →「臭いものには蓋」プロとして最低の仕事ぶり/2023/4/2追記

【レビューNo.48】(初回登録:2023/4/1)
オリジナルアニメで2023年作品。全12話
「糞作品にレビューを書かずにはいられない」という、レビュアーさんの気持ちが初めて
理解できたかも(笑)まあ怒りに任せた緊急レビューということでw

(ストーリー)
一騎と零は裏社会で生きる殺し屋バディ。この日も仕事でターゲットが主催するパーティー
に潜入する。作戦決行の直前何故か4歳の幼女ミリが紛れ込んできて、作戦はハチャメチャ
となるもどうにか任務を完遂。ところがミリは暗殺したターゲットの隠し子だったのだ!
次に母親に子供の引き取りを依頼するも拒否されてしまう。そんなこんなで2人の殺し屋と
幼女の奇妙な同居生活が始まる。

(評 価)
ネタバレレビューを読む

最後にちょっと怒り任せてレビューしちゃったんで、乱文お詫び上げますm(_ _;)m

(追 記)
てぶくろさんの
「いざ!アクションホームコメディブームの波に乗れ!」
というのが秀逸で、「そういう企画だけでそれっぽい作品つくりました」と説明されれば、
「なるほど」と確かに腑に落ちますね。

(2022/4/2追記)
追記しようと思ったら、書きたいことは上手くてぶくろさんがアップしてくれてましたね。
>逃げやがったなテメー、話作りの難しいところをサボるなってば。
>ミリちゃんの存在がほぼペットと同義になってしまう

・人物描写をサボっている
 ・ミリや母親は物語を都合よく動かしてくれるための「駒」であり、ことミリに関して
  は家族愛をアピールするための「道具」であり、ほぼ人物描写ができていない。
 ・それは主役2人にもいえることで、エピソード等でこういう過去を持つという「設定」
  は増えていくが、その後まともに向き合っていないから人物描写が浅い。
 ちゃんとキャラと向き合って、人物をしっかり描こうよ。

・話作りの難しいところをサボってる
 ・「殺し屋と育児の両立」については、上述の通り。結局都合の悪い部分から逃げたよね。
 ・上述 >とってつけたような薄っぺらい展開に空々すら感じてしまう。
  「家族愛」についても結局人物をきちんと描いていないから、「何をしたか」という表
  面上のことしか描けておらず、「同じ時間を共有したから、それはもう『家族』だよね」
  という浅いメッセージしか伝わってこない。

クリエイターなんだから、そういうところで汗をかいてこそ「この作品しっかり練られている
な」と、こちらも心を動かされるわけで、それを微塵も感じられなかったのは残念。
(予め決められたゴールへ最短ルートでサクサクと到着するために、都合のいいものだけ利用
 して、面倒なことから逃げましたとしか思えなかった)
この構図どこかで見たことあるなって思ったら、異世界モノの「スマホ太郎」やん!!
「現世で『スマホ太郎』やりました」って説明されたら、なんかスッキリとするなwww
(「スマホ太郎」に興味を持たれた方は、ググってみてください)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

右肩上がりの作品。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

64.6 3 子育てでコメディなアニメランキング3位
でこぼこ魔女の親子事情(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (94)
308人が棚に入れました
ひとり森で暮らす魔女のアリッサは、ある日人間の赤子を拾う。 戸惑うものの、ビオラと名付け、赤子を育てることにしたアリッサ。 そして16年後、ビオラはアリッサの想像を遥かに超える成長を見せ……って、成長しすぎー!! 容姿が逆転した親子のでこぼこドタバタコメディここに登場!!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

葬送のフリーレンのギャグ寄り下位互換版っぽいのがハンディかも。ビオラに慣れればイケるか?

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.18

 最後まで、男性キャラを痛めつけて、フェニックスが何か良いことを言って〆る的なギャグを貫きました。

 登場人物達全員性格が悪いです。誰かが弱味を見せるといたぶろうとして集合するところが中々趣味が悪いというか…。

 多分、原作コミックの方が面白いんだろうなぁという感じはします。アニメ化することは無かった様な気はします。ギャグは難しいですね。

………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2023.11.06

 ギャグが下ネタ寄りですが、慣れてきたのか、少し面白く感じます。この悪ノリが嫌いでなければイケるアニメです。

 ビオラがアリッサに寄ってくる男を痛めつける展開は観ていてキツいですが、それ以外の変な妖精や人物と絡む話は結構面白いかな?と思う次第であります。
……………………………………………………………………… 

 4話まで観ました。2023.10.26

 ギャグモノとしては、それほど悪く無いです。マザコン、ビィオラの性格が悪いですが、胸糞ではありません。

 ただ、今の所、長命種の母と人間の娘という種族設定を活かしきれていません。

 母達魔女は人間の10分の1位のスピードで成長するらしく、50歳で5歳といった感じです。そのため、現在は人間だと20代前半位のようです。

 種族による寿命の差は、単に若い(そう見える)女を沢山登場させたいためだけの設定でしかないため、出オチで底が浅いです。

 ギャグに何を言っとるか!とお叱りを受けそうですが、上手くこの手のファンタジー設定を昇華させた作品もあるだけに、気になる視聴者は多いと思います。

 前期の白聖女と黒牧師の、無意味なガワとしての宗教設定が気になるタイプの視聴者には合わない感じはします。

 今期は、葬送のフリーレンもありますし、敢えて観なくても…ですね。

………………………………………………………………………
 1話観ました。2023.10.03

 葬送のフリーレンを観た後に観たら…。う〜ん、単なる劣化版の様な。

 何とも運が悪い感じです。しかも出オチ…。埋もれるなぁこれ。残念!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

凸凹過ぎる・・・。

いやーキビシイです。
私には合いませんでした。


それなら、書かなければいいと自分でも思うのですが、一応頑張って最後まで観たので残しておこうかな、と。

別にダメなところをつらつらと書く気もないのですが、他の方のレビューを拝見して、思ったよりも評価が高めだったので意外な印象を持ちました。

これぞ、合う合わないの方の「合わない方」だったかと自身で受け止めた次第です。


ギャグ系と言うかコメディ寄りの作品かとは思うのですが・・・、ツッコミの割合が多めで、しかも(私のモノサシでは、ですが)へったくそ。
昨日今日コンビを組もうって言って組んだ高校生レベルのツッコミかと思いました。
とにかく、笑いを組み立てるとか、ストーリーや流れや間を作って、というよりも、数で勝負的な・・・、確かに数撃てば当たるで「ふふっ・・・」くらいは数回はあったかと思うのですが、どうにも不快指数の方が高めでした。

雑というか、粗いと言うか、それ以上に勢いだけ・・・みたいな。


あとは、キャラクタもきつかったんかなぁ。
誰一人として気に入ったキャラが居ませんでした。
これも、合う合わないのポイントですかねぇ。
ここは、作品見るときには大きいですよねぇ。


設定とか、舞台装置はワンチャンある気がするんですけど・・・、
個人的には活かせていない気がしています。
あにこれの紹介文読んで、最初は面白そうって思って観たんですけどねぇ、無念です。

まだ、言おうと思えばいろいろあるのですが、ネガティブ満載のレビューもよくはないと思うのでココまでに致します。

あ、おばあさんの声優さんて沢城さんでしたよね?きっと。
あのセリフは好きだったかなァ。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13
ネタバレ

nflEF86214 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ギャグ要素のある育児ネタが中心の日常系アニメとして良作

クスッと笑えるギャグと、感動や可愛さを交えた育児ネタが中心の、1話完結の日常系アニメです。
数話続く重厚な設定のアニメや、息つく暇のないバトル作品や、忙しい毎日に疲れた時に視聴をどうぞ。
俺ツエーや中世なろう、大笑いするギャグ要素を期待すると、不満に感じるかもしれません。

個人的には、最終話の
ネタバレレビューを読む
が、この作品の全体の雰囲気をいい感じに言い表した一文かなと思いました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

67.4 4 子育てでコメディなアニメランキング4位
ママは小学4年生(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (33)
274人が棚に入れました
1992年、水木なつみは夢が丘小学校に通う小学4年生の女の子。両親の都合でロンドンに引っ越すことになったが、急な都合で両親は1日早くロンドンに向かわなくてはならなくなり、なつみは1人で一夜を過ごすことになる。雷が鳴る嵐の夜の中、震えながらリビングでテレビを見ていると、突然の激しい落雷とともにテレビの画面から赤ちゃんが現れる。慌て驚いているところに、一緒に現れたコンパクトから母親らしき人からの声がする。翌日再び聞こえてきたその声の話によると、何と彼女は15年後の2007年のなつみ自身であり、赤ちゃんは未来の自分が産んだ娘だというのだ。不思議な出来事だが、なつみは赤ちゃんに「みらい」と名付け、無事に未来に帰れる日まで、日本に残って育てることを決心する。こうして赤ちゃんと小さなママの成長ストーリーが始まった。みらいちゃんが起こす騒動に振り回されるなつみだが、喧嘩仲間の大介や親友のタマエとえり子、未来から来た育児アイテム、文句を言いながらも根は優しいいづみおばさんなどの助けもあって、経験のない育児の中でいろいろなことを学んでいく。

声優・キャラクター
こおろぎさとみ、吉田理保子、伊倉一恵、山崎たくみ、田原アルノ、川島千代子、高乃麗、林玉緒
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

元気がある時もない時も抵抗なく見られる名作

1992年放送のTVアニメ。全51話。
ずっと気になっていた作品で、dアニメストアで視聴しました。確か子供の時に何話か見ていた記憶があるような…?

視聴者が元気な時でも元気が無い時でも無理せず見られるとても良い作品。一話完結形式で笑いあり涙ありハラハラドキドキもありと、尺の長さを活かしながらも飽きないのが凄いです。


【物語】
小学4年生の女の子・水木なつみが15年後の未来から時を超えてやってきた自分の赤ちゃん・みらいちゃんを育てる物語。
犬と赤ん坊が大嫌いな漫画家志望の叔母・島村いづみと共に子育てに奮闘する、SF仕立てのホームドラマです。

【作画】
腕の良いアニメーターさんが揃っています。今でも最前線で活躍している方が複数原画をされていますが、当時はきっと若手から中堅くらいだったんだろうなあ…。
当時の長期アニメとしては標準的でシンプルで、作画枚数が多くないかわりに仕草と表情がめっちゃ生き生きしてますね。特にみらいちゃんは赤ちゃんらしく全くじっとしていなくて、すごく活発でおてんば。作画班がとても楽しそうでした。

特にOP、EDはコンテ・演出、作画、楽曲、歌唱の全てが素晴らしい。絵コンテは富野由悠季監督が手掛けていて凄く良い。必見です。


【音楽】
BGMは千住明さん、神林早人さん、加藤みちあきさん。
OP、EDは樋口康雄さん。
全体的にクラシック寄りの美しいメロディラインが魅力。


【声優】
皆さんめっちゃ上手。
なつみ役のこおろぎさとみさんは悲鳴が本当に上手でドキドキさせられます。
いづみ役の伊倉一寿(一恵)さんも、きつい演技と優しい演技の緩急が上手でした。
みらいちゃんの吉田理保子さんはこの時期すでに20年ほど活躍されていたベテランで演技も素晴らしく、かといって大人の声とも聞こえないのが凄いですね。

【キャラクター】
若干リアルな描写もあり、魅力的で個性的なキャラクターが揃っていて良かったです。

メインは母子の物語なので、なつみの祖母ふたりがテーマを背負ったキャラ造形をされていたのは感心させられました。
父方の絹代おばあちゃんは子育ての大先輩として安心して見ていられる人物像で、鈴木れい子さんの田舎のお年寄り然とした演技も良かったです。
母方の小春さんは若々しいキャリアウーマンで、仕事と子育ての両立の難しさも浮き彫りにしていました。小春さんの登場回はいづみおばさんの物語としても印象深いです。



【印象に残った所】
みらいちゃんに振り回されるなつみといづみに和み、なつみに協力するクラスメート達を応援し、さらにそれに翻弄される周囲の大人たちが滑稽で笑って見られてとても楽しい作品です。楽しいだけでなく、子育てに関わる深い内容にも踏み込んでいて好印象。
ネタバレレビューを読む


今の時代では出来ないだろうネタもいくつかありますから、再放送などはなかなか出来ないかもしれませんが、とても面白い作品です。
(2021.2.28)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7

ころすけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

赤ちゃん大好き。

赤ちゃん好きにはたまらないです。
ママが小学4年生なのでリアルすぎず、大変な思い出より良い思い出ばかり蘇りますね。
現在はぬいぐるみや抱き枕の赤ちゃんがいますが、抱いて一緒に見ながら思わずギュッと抱きしめたりポンポンしちゃいます。
ドタバタコメディがとても面白くて、時に真面目な話もあり、最後のほうはハラハラしますが結局ハッピーエンドで幸せな気分になれる作品です。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 0

みっこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

これおもしろかった! 自分の子供が未来から来ちゃう話

これおもしろかった!

自分の子供が未来からタイムスリップしてきちゃうはなし。

確か未来ちゃんって名前で、けっこうオテンバなんだよ。
それを小学4年生の女の子が家族や友達に自分の子供だってばれないように必死に隠したりしてて、ドキドキしてみてた記憶がある。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

70.2 5 子育てでコメディなアニメランキング5位
インクレディブル・ファミリー(アニメ映画)

2018年8月1日
★★★★☆ 3.8 (32)
210人が棚に入れました
悪と戦い、人々を守ってきたヒーローたち。だが、その驚異的なパワーに非難の声が高まり、彼らはその活動を禁じられていた------。
 そんなある日、かつてヒーロー界のスターだったボブとその家族のもとに、復活をかけたミッションが舞い込む。だがミッションを任されたのは――なんと妻のヘレンだった!留守を預かることになった伝説の元ヒーロー、ボブは、慣れない家事・育児に悪戦苦闘。しかも、赤ちゃんジャック・ジャックの驚きのスーパーパワーが覚醒し・・・。
 一方、ミッション遂行中のヘレンは“ある事件”と遭遇する。そこには、全世界を恐怖に陥れる陰謀が!ヘレンの身にも危険が迫る!果たして、ボブたちヒーロー家族と世界の運命は!?

 本作は、『Mr.インクレディブル』(04)で世界中を魅了した、ボブたちヒーロー家族に再会できる作品でもある。監督は、『Mr.インクレディブル』をアカデミー賞2部門(長編アニメーション映画賞、音響編集賞)受賞に導き、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)など実写アクションにも手腕を振るうブラッド・バード。

 笑いと驚きに満ちた、一家団結アドベンチャー『インクレディブル・ファミリー』。この家族が、スカッと楽しい夏を連れてくる!
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パパよ、これがワンオペ育児だ。

スーパーヒーロー禁止法に象徴される、
異端者への風当たりに直面する超能力家族の奮闘を描く、
ピクサー映画13年半ぶりの続編。

基本的な構図は前作と同様。
外の世界に出てヒーローの居場所を取り戻しつつ、
内なる家事、育児に対応する内外二正面作戦。

ただ、一作目と違うのは、成り行きで、
外の仕事に打って出るのがママで、
家庭を守るパパと立場が逆転したこと。


イラスティガールの活躍を満喫したい方には良い構成だったと思います。
今回も良く手足が伸びておりましたw
力技で押す夫・インクレディブルに比べ、
伸縮自在でパラシュート化もする妻の特性、
体得した様々な乗り物スキルからは、
スタントなど多彩なシーンが展開。

さらにバリエーション豊かになった他の能力者との絡みで発揮される、
能力バトル、連係プレーの動きを遺憾なく発揮した
CG作画はパワー十分で、鑑賞者に豪華なヒーロー体験を提供してくれます。


一方、家を守ることになったパパに立ちはだかるのは、
末っ子の赤ん坊・ジャック=ジャック。
ヒーロー界でも稀有なマルチスキルから繰り出される
オテンバぶりは天才的過ぎて予測不能w

奔放なベビーの行動に、劇場観客席のお子様から歓声が上がる中、
振り回されるパパはやつれていくばかりw
さらには繊細なお年頃の長女のトラブルまで複合的に絡んで来て、
事態はこじれる一方……。

そもそも、何が問題だったかすら分らなくなる。
単独主夫業の苦難が凝縮され、いたたまれなくなりますが、
ここで挫けたらスーパーヒーローの名折れ。
家族の底力が発揮されるのはここからです。


シリーズの発端からして、
訴訟社会や、マイノリティといった社会問題との接点を感じる本作。
続編でも女性の社会進出などを内包して世間をチクリと刺激。

前作よりヒーローを取り巻く環境は前進してはいますが、
他方でスーパーヒーローに対する人々の過大な依存と幻想に対しては、
敵キャラを通じて釘も刺して来ます。

童心に爽快感を残しつつ、大人の頭にもしっかり課題を積んでいく。
十年経っても相変わらずインクレディブルはインクレディブルでした。


ところで、複雑化した家庭問題に煮詰まったパパが、
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

家族が一つになるとき

 始まった少し後から、スピード感あふれるヒーローアクションが、凄かったアニメだったです。ヒーローアクションという題材の中に、家族というものの大切さを見せてくれた、正に異色のアニメだっと思うです。
 吹替版、字幕版で見たです。

 ヒーローが認められない法律のある世界の中で、悪者から町を守ることだけを考えて生きている、家族の姿は良かったです。

 その中において、支援者の手を借りて、働く母親の姿があったり、娘のためにしたことが仇となったり、子育て育児に追われ父親の姿があったり、両親を助けるために活躍する子供たちの姿が、印象的過ぎました。

 非常に個性あふれる親子で、ハラハラしたり、可笑しかったり目が離せない展開だったです。

 進み方は単純のようにも見え、よくこんな事が次から次へと起こるなぁという出来すぎた進行に思えたけど、親子で見に行って楽しめるアニメだと思うです。

 全体的にイラスティガール(ママ)の活躍が、冴えていたです。物語の進行上の成り行きで働くことを決意し結果を出していくのだけれども、ルフィーと同じ能力を持つ彼女は最高だったです。
 優れた洞察力にもたけ、それが悪者の黒幕の核心に迫りすぎたため、捕らえられ利用されてしまうほどだったです。
 人を助け、悪者と戦う姿は、非常にスリリングで良かったです。また悪者を叩きのめすだけではなく、何を言われたとしても、命を見捨てない姿勢は、私の知ってきたヒーローの手本だったと思うです。

 Mr.インクレディブルは、ヒーローとして活躍するだけでもなく、父親として家族のために何ができるのかを、日常を通して見せてくれたです。

 ヴァイオレットも思春期の女の子みたいで怒りっぽかったけど、家族が好きなんだなぁというのを最後にも見せてくれたです。

 ダッシュもジャック・ジャックも元気いっぱいで、いい味出してたです。ジャック・ジャックの愛嬌振りまく姿には、赤ちゃんらしい可愛さがにじみ出ていたけど、インクレディブル ファミリーでなければ、手に負えないと思ったです。

 終盤の海上での活躍は、手に汗握る展開で、Mr.インクレディブルの体を張った活躍も見所です。

 結果よし、スリル満点「これでいいのだ!」でしたです。吹替版の声優さんも役になりきっていて素晴らしかったけど、英語はあまりわからないけど、字幕版も捨てがたいものがあったです。これ、私なんか好きです。また見に行ってもいいかなぁです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 6

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

上手くまとまってる。

前作からなんと14年後に続編を作るという、当時6歳の子どもならば立派な20歳の成人である。いやはや、ハリウッド映画の気の長さというものはすごい。

世界初のスーパーヒーローであるスーパーマンがコミックに登場してから今年で80周年であり、記念の年でもあるが、アメリカのスーパーヒーローブームは留まるどころか、勢いを増してユニバース化し、年に10本以上のスーパーヒーロー映画が軒を連ねるようになった。興味のない人にとってはどうでも良い話かもしれないが、

この「インクレディブルファミリー」も同様に観ていて非常に楽しい。

超能力は誰しもが一度は夢見たことあるだろう。空を飛んでみたい。。とか、ケタ違いのパワーを身につけたい。。とか。。透明になりたいとか。。なんでも良いが、そんな夢を叶えさせてくれるのが日米ともにコミックの世界ならではである。

本作は続編ながら、手抜きせずにアメリカンスーパーヒーローもののパロディーを織り交ぜて「サザエさん」的なお茶の間コメディに仕上げたという意味では非常にライトでポジティブなアニメーション映画だった。

さすが、ピクサー。外さない安定のクオリティである。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7

60.5 6 子育てでコメディなアニメランキング6位
みのりスクランブル!(OVA)

2012年2月15日
★★★★☆ 3.5 (28)
191人が棚に入れました
ペンギン研究者の父をもつ女の子・たまき。だが彼女はペンギンが大の苦手。それを克服するためにペンギノイド(ペンギン×アンドロイド)・みのりが作られたのだが、たまきとみのりは、次々と事件を巻き起こしてしまう!

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

見よコノ【無駄に洗練された無駄のない“無駄に可愛い”無駄な動き!】

オイラはいま、心の底から「アニメがスキだ!」って言える^q^


テレビシリーズの枠にも、劇場作品の枠にも当て嵌めることが出来ない作品を(中略



まんがタイムきらら系列誌連載のドタバタコメディを『ドッコイダー』や『空の境界 第二章』を手掛けた野中卓也監督とufotable(というかufotable徳島)が単発、約40分の作品にOVA化


ペンギン研究者の父親の反動でペンギン嫌いになった主人公、たまきちゃん
たまきちゃんのペンギン嫌いを克服するために父親が作ったのは、女の子の顔とペンギンの特性を持ったアンドロイド、みのりちゃんであった
ってなんじゃそりゃああああああああwwwwwwwwwww


このようにw設定からもわかるドタバタ&ムチャクチャぶりw
へんな感動とか一切ナイヨw
そーゆーの期待してる人は回れ右(お


本編は終始動きまくり
ラストのワンカットの出来栄えとか興奮のあまり鼻血が出そうになった(笑)
どう見てもスタッフはみのりちゃんを“可愛く動かす”ことに全力を注いでいるw
つまりは作品への愛が溢れているw
こーゆーアニメ化って原作者や原作ファンの方がホント幸せ者に見えます^q^


それに昨今の作品では珍しく、クルマとチャリンコが作画されている点にも注目したいおw
いやw思わず宮崎ルパン再来なのかおwwwってw


やっぱOVAの醍醐味はクルマかバイクかチャリか戦闘機かモビルスーツ、ですよねー(大嘘


アイキャッチでは(フェイトZERO以外の)ufo作品ではお約束のストップモーションアニメも復活
ZEROしか知らん人に「ufoにストップモーションあり!」と教えたいw


公開オーディションが実施されたキャストには
「オイオイ、なんだこのオイラのツボにハマるヘタウマな声優は?」
と、思いきやオイラが大好きな阿久津加菜さんだったりw
最近はパパ聞きで
「ひなだぉ?」
とか言ってる五十嵐裕美さんだったりでw
真空管コンポのような柔らかい聞き心地のキャスティングが最高b


って、こまけぇこたぁーいいんですよ!w
みのりちゃん可愛すぎて生きているのがツライ^^
可愛いキャラが大好きで可愛いキャラを見ると“瞳がハートになっちゃう”そんなアナタは是非に!是非に!是非にオススメしますぞ!
気付けば満点くれてたわw


その可愛さたるや!公式のPV↓是非ご自分の目で確認してくださいね^^
http://www.animebunko.com/minori/

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ハイテンションどたばたほのぼのコメディ

あにこれで知ったアニメです。
皆さん(主にけみかけさん)のレビュー大変参考になりました。
ありふれた題材のお話でも、アニメーションの力でここまで面白く見せられるのかーと感心させられました。

あらすじ
ネタバレレビューを読む


まず見て思ったのは、なんだかイカ娘っぽいなーと(笑)

みのりの愛くるしい見た目と、そこからは想像できない身のこなし。

萌えとギャグと感動と、色々なものが混在したごっちゃに感のあるストーリー。

そしてキャラの挙動から表情、カメラワークまで普通のアニメより‘動かす’ことを意識している所が特徴的でした。


それほど目新しい展開は見られませんが、‘女の子が可愛い’‘みのりが可愛い’で終わるんじゃなく、しっかり見てアニメとして楽しんでほしいというスタッフの心意気が感じられました。

以前アニメミライにて、P.A.WORKSが制作した『万能野菜ニンニンマン』然り、アニメファンよりもむしろアニメに不慣れな子供にこそ見てほしい作品です。

親子で見ても何の問題もなく楽しめると思います。


声優に関して、たまきちゃんの親友・晃(あきら)ちゃんが下手だったので少し残念です・・・。
代わりにたまきちゃん役の五十嵐裕美さんは意外にしっかりした喋りで好感。たまきちゃんの母親役の坂本真綾さんも安定して上手かったです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アニメの読みきりマンガ

まんがタイムきらら系原作。非4コマ漫画。
「アニメ文庫」(TVアニメでも劇場アニメでもない、気軽に映像化するというコンセプトだそうです)として発表された1話かぎりの作品です。
ドタバタなギャグまんがの王道、一見可愛らしい謎のキャラ(ペンギン型のアンドロイド)が騒動を巻き起こすというもの。
お話自体には語るべきところはありません。


ウリは何といっても、キャラクターとアクション。
主人公?であるみのりは、2頭身で着ぐるみを着ている幼児ような造型で発声も愛らしい。
そんなマスコット的なキャラが、暴走して色々なところで騒ぎを起こしまくる内容。
あまり必然性や脈絡はなく、都合良く次々とシーンを変ていくのは、ドタバタ劇のお約束。
そんなみのり追いかける形で様々なアクションが描かれています。

動きを魅せるための、アニメーション。
息をつかせない、ハイテンポで爽快な展開。
可愛らしいキャラ。

おそらく、それを表現したいがために制作された作品。その目的は、まぁ果たされているかと思います。
どこがどう傑出しているわけではないですが、そこそこ魅力的。特に不満もなく、楽しめたといえば楽しめました。

ですが、続編がみたいか?
と問われると微妙な内容です。
正直、内容については毒にも薬にもなってないといった印象。なんか数年したら完全に忘れ去りそうです^^

アニメ文庫のコンセプトである「気軽に」というのが、なんとなく理解できる気がしますが
・・・・そんな作品需要、そうそうあるのかなぁ?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13
ページの先頭へ