女子大生で恋愛なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの女子大生で恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番の女子大生で恋愛なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.2 1 女子大生で恋愛なアニメランキング1位
デビルズライン(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (210)
909人が棚に入れました
アクションあり、恋愛あり、切なエロありの異色ダークファンタジーが禁断のアニメ化!
鬼とヒトが共存する世界——2人の心が近づくたびに、鬼という存在が彼らの距離を引き離す。
二人を待ち受ける運命とは、そして「鬼」とは———。
鬼とヒト、究極の愛を描く本作が、今動き出す!

声優・キャラクター
松岡禎丞、石川由依、木村良平、細谷佳正、沢城みゆき、櫻井孝宏、神谷浩史、東山奈央、蒼井翔太、興津和幸、逢坂良太、石田彰、浅野まゆみ、宮野真守

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

東京喰種の劣化版?いえいえこれは似て非なるダークファンタジー。

数式的には、
(東京喰種―厨二)×ちょっとエロ―キャラデザ
ぐらいの感じですww

東京喰種と手っ取り早く比較すると・・・

①戦闘が早いけどスケール小さい→その分、心の闇とか、しみじみ怖いとかの表現に馴染む

②がぶがぶ人肉を喰らう喰種→吸血鬼と敵性体が変わっている

③カッコいい男たち(一部女も)を目で楽しむ作風→人間側も鬼も病んだ感じの不気味デザイン

④上記①~③の合わせ技で、デビルズラインは、サイキックバトルみたいな派手なのは望めない反面、しみじみ怖くて性的なサイコホラーっぽい風味が出ている

⑤東京喰種もこの作品も、基本的には暗くてグロい

といった感じで、
派手なバトルや厨二演出が好きならグール、
エロチックホラーのしみじみ病んでる感じが好きならこっち。
とエログロ系NGな人にはどうでもいいだろうってぐらいの微細な棲み分けは、
ちゃんと出来ています大丈夫です。

でどっちの方がっていうことでは、
1話みた限りでは、
私は
喰種re<デビルズライン
です。

キャラデザ、作画は断然
喰種re>デビルズライン
なんで、デビルズラインをシンプルにはお勧めしづらいのが難点。
両方見れるのが吉だけど、
クリーチャー系ダークファンタジーは一期に2本も見たくないってときには、
派手目が好みなら喰種、
ちょいエロぽいのがよければこっち、
って感じでしょうかw




予想完視聴確率:69%
クール内BEST10到達予測:4.2%
予想涙腺刺激度数:6.9%
平均エロチックメーター指数:18%

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

背徳の恋ならもっと背徳感を出しなさい

2018.06.26記


原作未読

本作放送の前クール、ヴァイオレット・エヴァーガーデン役石川由依さんが引き続きヒロインをされるということでチェック。第一話が面白かったので視聴決定。

人の世に紛れた吸血鬼(劇中では“鬼”と呼ばれてる)と人間との関わりを描いてます。物語の中心となるのは安斎結貴(鬼と人間のハーフ)と女子大生平つかさ(人間)の恋の行方です。

恋の行方というくらいですから、鬼もただのモンスターのような描かれ方はされてません。人間と変わらぬ理性を持ち感情もあります。一点、血を見ると我を忘れてしまうこと以外は。劇中では『吸血欲』という用語で語られてます。
このへんは東京喰種と似たような世界観ですね。嫌いじゃないです。

安斎はその吸血欲に抗うことは難しいと考えている。
吸血欲に負け愛するつかさを殺してしまうことを恐れている。
つかさはそんな安斎を受け入れ共に生きるための努力を惜しまない。
愛あるがゆえに別れを選ぼうとする悲しい男の背中。やっぱり嫌いじゃないです。

結ばれてはならぬ、好きになってはいけない者同士の背徳の恋。
ひっかかりがありそうでしたら観てみても良いと思います。
なんだかんだ私も完走できました。


ただ、良く出来た第一話でテンション上がったものの

・・・失速しました。。。

理由を探そうにもどうなんでしょう??浅くて入ってこないんです。
鬼であるがゆえの悲しみとか途中に良いエピソード{netabare}(うっかり夫を殺しかけた安斎の幼馴染の女の人の話){/netabare}も挟んでいるものの全体のストーリーに有機的に絡んでこない。脚本か演出かそもそも原作の問題なのか異形なる者が抱える心の葛藤をうまく見せてほしかった。 残念・・・

ただ安斎の過去エピソードや黒幕っぽい彼と組織の内幕とか描き切れておらず、1クールでは足りない気もするので、2期があるなら観たいとは思います。



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2018.11.14追記
《配点を修正》

これ血を吸われると吸血鬼化するって設定だったらどうだったんだろう?
血を見たり性的興奮が生じると吸血欲が高まり暴走しそうになる。いっそこのまま「お前も蝋人・・・いや吸血鬼にしてやろうか?」
でもそれは愛する人がこれまでに築いた人間社会での生活を手放すことになる。そんなことはできない!いやこのまま二人は永遠に!とかで悶え苦しむ姿が見れたかもしれない。ま、全く別の話になりますが。。。


あと、EDの宮野真守さんの歌唱っぷりがなんともはやセクシーです。
気になった方はそちらチェックされてみると面白いと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36

tadatada さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

喰種ではなく吸血鬼

4話まで視聴

放送が同時期だけあって、やはり「東京喰種」を連想してしまいました。
ただラブストーリーという点でいえば、実写映画の「トワイライト」を
イメージした方が近いのかなとも思います。

作品の方向性として女性視聴者向けな演出が多い印象ですが、
(もし比べるなら)「東京喰種」が個人的に消化不良だった分、
このストレートな分かりやすさには好感が持てます。

アクションもなかなかで、豪華声優陣で臨んでいるので安定感もあります。
主役二人のセクシーな演技、東山さんの意外な演技など要注目です。

何気に劇伴が渋いなーと思って調べたら、
2013年に劇伴作曲家としてデビューした 澁江 夏奈 さん。
アニメでは「昭和元禄落語心中」を担当。気になりますねー

宮野さんのED曲も良い感じです。


<全話視聴終了>

後半物語も動いて、最後まで楽しんで鑑賞できました。
ただもう少し「魅せて」欲しかったというのが正直な感想です。

主要3人以外の特に男性キャラ(デザイン)が弱かったのかなー
後半「ハードボイルドな刑事物」要素が大きくなったので、
その点は大きく影響したように思います。
もっとスタイリッシュな演出でも良かったのかも。

あとOADで少し補足されている「つかさの決意」
これ作品を締める上でもとても重要だったと思うので、
本編でもう少し分かりやすくしっかり描いて欲しかったです。



個人的に注目していた劇伴(もっとフューチャーしても良かったのでは?)
公式サイトに興味深い本人コイメントがあったので載せておきます。

************************************

鬼の存在は人間からすると「日常に潜む違和感」なのかもしれない。
音楽でそれを表現したく、それぞれ曲の中に様々な「違和感」を潜ませています。
生ピアノにギターに使うエフェクトをかけたり、
リズムトラックの主軸が打ち込みから徐々に生のドラムに変わっていったり。
そんな混沌としたサスペンス曲が劇伴の多くを占めていますが、
メインテーマは主人公二人を表現したメロディアスで切ない曲です。
ヒトなのに、鬼なのにお互いを想う関係は「違和感」となってしまうのでしょうか…

***************************************

今後のご活躍が本当に楽しみですね。
なおOSTは円盤特典。悩ましいです・・・

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

73.9 2 女子大生で恋愛なアニメランキング2位
東のエデン-The King of Eden-ザ・キングオブエデン(アニメ映画)

2009年11月28日
★★★★☆ 3.8 (1117)
6312人が棚に入れました
ノブレス携帯のジュイス(玉川紗己子)に「この国の王様になる」ことを依頼したセレソンNo.9の滝沢朗(木村良平)は60発のミサイルを迎撃すると,忽然と姿を消した.江田一彦(丸山詠二)は責任をとって引責辞任.一方,森美咲(早見沙織)は事情聴取後に姉の森美朝子(松谷彼哉)の元へと戻り,平澤一臣(川原元幸)が新たに起業した「東のエデン」で,おネエ(斉藤貴美子),大杉智(江口拓也),葛原みくる(齋藤彩夏),春日晴男(田谷隼)らと共に働きながら,ワシントンD.C.を中心に滝沢朗の行方を捜していた.そして「東のエデン」に板津豊(檜山修之)も参戦する.一方,60発のミサイルを発射したセレソンNo.10の結城亮(森田成一)を切り捨てた,セレソンNo.1の物部大樹(宮内敦士)は播磨脳科学研究所の責任者として動き,No.2の辻仁太郎(遊佐浩二)と再接触を図る.またセレソンNo.11の白鳥・D・黒羽(五十嵐麗)も独自に動いていた.

声優・キャラクター
木村良平、早見沙織、江口拓也、川原元幸、齋藤彩夏、斉藤貴美子、田谷隼、白熊寛嗣、五十嵐麗、小川真司、玉川砂記子
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

設定と人物関係をつかめるかどうかが勝負!

東のエデン劇場版第一弾。

TV版の続きとなります。
TV版のレビューはこちら→http://www.anikore.jp/review/407277

さすが劇場版だけあって、映像が綺麗です。
特に夜景の美しさは一見の価値あり。
飛行機の窓についた露など、非常にこまかいところにもこだわりが見られます。


上映時間の制限がありますので、TV版で光ったシュールなギャグは控えめ。
それでも、{netabare}NEETがNEET論を語りながら、本気で働いてる場面は、実にシュール{/netabare}
そして、何よりの見所は、{netabare}各セレソンに対するジュイスの当たり方。

・No1に対しては、ハキハキと「最強の救世主たらんことを」
・No2に対しては、フレンドリーに「聞きたいわ」「ええ、分かるわ」「カッティングエッジな救世主たらんことを」
・No6に対しては、説教したあげく「もう少し口の利き方をわきまえた救世主たらんことをブチッ」
・No9に対しては、すごく嬉しそうに「お久しぶりですぅ!!」「今後もあなたが素敵な王子様…いえ…救世主たらんことを…」
・No11に対しては、部下っぽく「あ、あの…わたくし、何か不手際でも…?」。そしてジョニーの話題…。「私の素敵な救世主たらんことを」

この格差には笑わせてもらいました、No6に対しての扱いがとにかくひどいw

ちなみにジュイスのスペルは"JUIZ"。
ポルトガル語で「裁判官」を表します。
{/netabare}


ストーリーは、かなり密度が濃いです。
しかし、テーマ性は維持しつつ、伏線の張り方や回収も相変わらず上手い。

TV版終了時に予想していた展開も、見事に裏切られました。
ミスリード万歳ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ


問題は登場人物。

かなり多数の人物が物語に関わっている上、番号で呼ばれたりニックネームで呼ばれたりフルネームで呼ばれたりで、誰が誰だか分からなくなります。
一応説明はされているのですが、初見で全員の行動を把握するのはかなり難しいかと。

この映画とTV版だけで分かる情報は以下の通りです。
{netabare}
【東のエデン】
エデンシステム(画像認識つきツイッターみたいなもの)を作ったサークルの名前。
会社として企業する。
咲は滝沢朗を探すため、NYで単独行動中。
パンツ君のアップデートによりエデンシステムの強化。
そしてメンバー全員で、咲を誘導しつつも、各セレソンの行方を探索。
その後、盗聴、及び、ジュイスにエデンシステムを利用されていることに気づき、エデンシステムをシャットダウンさせて元いた大学へ戻る。
No11のバックアップを受け、咲と滝沢朗の2人は日本への帰路に立つ。

【セレソン】
・No1 物部大樹。ネクタイのおっさん。東のエデンの内偵を依頼。各セレソンのジュイスシステムに向けてミサイル発射。最後に男と通話。60発のミサイルを防いだことになっている。「ぎゃふん!必要ならまたやるよ」から、江田元首相と会話しているらしいことが推測される。いわゆる黒幕的発言。
・No2 辻仁太郎。VIPな帽子の人。滝沢朗にAIR KINGのTシャツを着せ、総理の息子、飯沼朗として日本に呼び寄せようとしている。日本が軍国主義になるのではと不安をあおる計画。ミサイル攻撃を受け、ジュイスシステムが破壊された描写あり。ただし、Tシャツを着せるという申請までは通っている。
・No3 北林とし子。夏バテで入院中とのこと。
・No4 近藤勇誠。ギャンブル狂の刑事。TV版で妻にさされ、死亡の描写あり。
・No5 火浦元。医者。死亡していたと思われていたが生存確認。記憶を無くした描写がある。
・No6 直元大志(エンドクレジットより)。カメラマンで、なぜかジュイスに嫌われてる男。冒頭で咲の荷物に銃器を仕込んだ人物。ビデオを撮っている。ビデオを撮りたいだけにしか見えない。最後に黒服に取り押さえられ、その後の状態は不明。
・No7 正体不明。
・No8 立原憲男。元サッカー選手とのこと。出番はなし。
・No9 滝沢朗(AIR KING、ビンテージ、飯沼朗)。記憶消去。飯沼朗として生活。NYでの記憶を取り戻す。エデンシステム内で有名人→エデンシステムを停止。NYから日本へ向かう。
・No10 結城亮。裏でひたすら滝沢朗を殺害する申請をして却下されている。いつの間にか死亡したと思われていたが、自分から携帯を破壊していたことが判明。
・No11 白鳥・ダイアナ・黒羽。イリュージョンの人。「王様になったあなたを見てみたい」と、滝沢をフォローしている。No6の行動を追跡し続け、滝沢と咲をデートに誘うように仕向けたのも彼女。結城亮を守るためか、トラックの位置を誘導して、自らミサイル攻撃を受け自爆した描写あり。黒いストールと白いワンピースで名前そのままの格好で去っていった。
・No12 Mr.アウトサイド&サポーターらしき誰かと思われてきた人物。ミサイル攻撃を受けジュイスシステムが破壊された描写あり。

ただし、各人のジュイスシステムが本当に破壊されたかどうかは、トラックの番号が確認しにくい&結城亮の件もあるので疑わしい。
{/netabare}


ちなみに途中で出てくる{netabare}「太陽を盗んだ男」という言葉。
Wikipediaによれば、
>「原爆を作って政府を脅迫する」という奇想天外なアイデアの日本映画。大掛かりなカーアクション、国会議事堂や皇居前を始めとしたゲリラ的な大ロケーション、シリアスで重い内容と、ポップでエネルギッシュな活劇要素が渾然となった作品。原子爆弾製造や皇居前バスジャックなど、当時としてもかなりきわどい内容である。
{/netabare}
…だそうです。
要するに、滝沢朗が自分をそういう人物だと認識したってことですね。

終了間際は、ついていけないほどの急展開ですが、核心にせまりそうな発言とともに終わります。
このあとどうなるのか実に気になる引き際でした!

次は「東のエデン-Paradise Lost-」で!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

TV版の続き第一弾だよ!

正直、劇場版第一弾は謎がさらに謎を生む様な展開になっていきます♪
何で劇場版2つに分けたんだろうね~って言いたい所だけど、そこはもう何言わないw

「AIR KING」と呼ばれるようになった時の人、そして現在行方不明となっている滝沢。
その滝沢の良き理解者の咲が、「君と旅した所にいます」というメッセージを頼りに旅立ちます。
そして、一般市民に浸透した東のエデンシステムを使いながら、セレソンゲームから滝沢を助け出そうとする仲間達。

そんなこんなで次いってみよ~

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

sobako777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

せっかく面白かった構想が、説明だらけの中途半端な作品に

TVでの前半4話までがワクワクするほどの面白さだったので少しは巻き返せるかと幾分かの期待を胸に見てみたが・・・。TV後半で、主人公以外のキャラが少しも魅力的なものとして描ききれていなかった点はますますその‘うんざり’度を強め、ただストーリーを展開するためのコマ、セリフ説明させるためのおしゃべり人形に成り下がっていた。特に、主人公の少年の恋の相手となる少女のキャラがお粗末すぎる。あー、もう、すごいストレスだ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

79.9 3 女子大生で恋愛なアニメランキング3位
妹さえいればいい。(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (753)
3595人が棚に入れました
「妹さえいれば人生は常に最高なのに、 なぜ俺には妹がいないのか……」

妹モノの作品ばかりを書き続けている妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、 天才作家にして変態の可児那由多、 女子大生の白川京、 イラストレーターのぷりけつ、 鬼畜税理士の大野アシュリーなど、 個性豊かな人物たちが集まっている。

それぞれ悩みを抱えながらも、小説を書いたりゲームをやったりお酒を飲んだり確定申告をしたりといった、賑やかな日常を送る伊月たち。
そんな彼らを温かく見守る伊月の義理の弟・千尋には、ある大きな秘密があって―。

楽しくも心に刺さる、天才や凡人や変人たちが繰り広げる青春ラブコメ群像劇、スタート!

声優・キャラクター
小林裕介、山本希望、金元寿子、加隈亜衣、日野聡、鳥海浩輔、代永翼、沼倉愛美、藤田茜

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ファンタジーのない『ばけらの!』?(← いや、みんな『ばけらの!』自体知らないから…。)最終話: 羽島伊月はいかに羽島伊月になったか?

*とりあえず評価は保留(デフォルトの3)です。

『僕は友達が少ない』(通称:「はがない」)の作者、平坂読(ひらさか よみ)先生が書いたライトノベルが原作のアニメです。

私自身は「はがない」はアンソロジーも含めて読んでいますが、本アニメの原作は未読です。

以前から気になってはいましたが手を出さずにいて、「アニメ化を機会にどんな話か観てみるか、テレビで観る分にはタダだし」というパターンで視聴を開始。

私が手を出さなかった理由はまさにこのアニメ1話冒頭シーンみたいなものを原作に感じて(完全にダメというわけではないが、得意ということでもない)のことだったのですが、実際にアニメを2話ほど観てみると杞憂だったようで、もしかしたら原作を読んだら「はがない」よりも面白いと思うかもしれないとまで考え始めています。

ちなみにタイトルに挙げた『ばけらの!』は『神様のメモ帳』の作者である杉井光(すぎい ひかる)先生が書いたライトノベルです。

『ばけらの!』では主に電撃文庫をメインにその他のライトノベルレーベルも含めたライトノベル作家をモデルにしたキャラクターが、麻雀を打ったりファミレスでダベったり、酒を飲んだりFXでお金を溶かしたり(おい、仕事しろよ)、……という感じの作品です。

ただし『ばけらの!』では主人公の杉井ヒカル以外は人外(狼女、座敷童、サキュバス、etc.)ですが、『妹さえいればいい。』のキャラクターたちはちゃんと人間のようですね(笑)。『ばけらの!』ほどはっきりとモデルの作家がいるかはわかりませんが。

おそらくライトノベル作家による青春群像劇あるいはラブコメという方向に進むのではないかと思われますが、執筆スタイルの違いや書きたいテーマなどが各人各様になりそうで、「クリエーター論」的な観点でも楽しめそうな気はします。

ただし、絵面としてはエロを挟んでくる姿勢は貫いてくる模様…。

2017.11.20追記:
まだアニメに追いつけていませんが、原作を読み始めました。結構面白いです。

アニメの方は7話目で春斗がゲームマスターになって、TRPGをプレイするお話でした。GMはともかく、作家がプレイヤーをやることでの文章力というか叙述能力のムダ遣い(笑)。カニ公の行動申告がムダにエロくて面白かったです!

そしてカニ公のキャラクター名がデスマスクって、『聖闘士☆星矢』かよ(笑)!

2017.11.27追記:
原作既刊分8巻を読み終えてからの、初めての原作既読部分が先行してのアニメ視聴だった8話目です。今回の8話は、原作3巻収録のエピソードがベースになっていました。

「子供の頃は20歳はもっと大人だと思っていた」(要旨)という京の発言には、結構共感できるところがありますね。これは20歳の時も30歳の時も思いましたが、節目の年齢が来るたびにいまだに思います。

毎回サブタイトルは上手く付けていると思うのですが、今回の「恋と友情さえあればいい。」は実に的確だったと思いました。

2017.12.5追記:
原作4巻エピソードの「マンガ家 vs イラストレーター」、「逆襲の全裸」による全裸派 vs 下着派の対決回。原作でも最高に「アタマガワルイ」感じのエピソードですが、本作らしいといえばらしいです。

マンガ家の蚕が本格的にメインキャラとして本編に絡んでいくきっかけとも言える回なので、エピソード的には外せなかったんでしょうね。

2017.12.25追記:
最終12話、視聴完了。前半は原作にもあった、主人公の羽島伊月がラノベ作家となるきっかけの話でタイトル回収。後半はこの作品おなじみのメインキャラ5人がボードゲームをプレイするお話で、ゲームは題して「ラノベ作家の人生」(笑)。

ゲーム中にラノベレーベルは、原作ではもっとあからさまでしたがアニメでは具体名は伏せられました。しかし、あのエピソードをアニメ化に含めるとは…(笑)。

皆、それぞれの決意を固めて最終回らしいお話だったと思います。面白かったです。

おまけ: ゲーム場面前に映った料理の作画は、今回はけっこう雑でした(笑)。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 52

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「好きなラノベはエロ・・・」「そうか、君の妹愛は伝わった!」

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作構成脚本 平坂読 監督 大沼心 制作 SILVER LINK.

2010年の「バカテス」以来快調なSILVER LINK×大沼心作品。
今回は「僕は友達が少ない」の作者平坂読と組んだラノベ原作アニメです。

羽島伊月 CV小林裕介 プロのラノベ作家 20歳
羽島千尋 CV山本希望 伊月の義理の母の連れ子 
可児那由多 CV金本寿子 伊月の後輩のプロの小説家
白川京 CV加隅亜依 伊月の大学時代の同級生
不破春斗 CV日野聡 伊月と同期のプロの小説家

その他、楽しげなメンバーによるプロのラノベ作家の日常ドラマ。
作中「エロマンガ先生」らしき単語も登場し、リスペクトを隠さない。

はがないNでは構成も担当した平坂氏が全話脚本担当と言うことで注目度が上がりました。
大沼心監督と言うことで、作画演出共に高レベルで、
このタイプとしては今期抜きんでた作品だと思います。
原作は未読ですが、楽しくも厳しく文学性もある作品であると想像できます。

問題はやはり構成脚本、プロでは無いのでなかなか安心して観ていられない回もあります。
この作品、すべての回が面白いと言うわけではないと感じてしまいました。
半々くらいでしょうか、でも面白いと感じた回の破壊力はすさまじく、
あっという間に観終わって幸せな気分に浸れました。
物語は地味に進行して、二期を確信させる終わり方でした。
エロマンガ先生二期とどっちが早いか分かりませんが、どちらも待ちきれない作品です。

輝くような「エロマンガ先生」と静かな幸せを感じる「妹さえいればいい」
ラノベ作家主人公アニメの双璧として三期くらいまで期待しちゃいます。

こちらは大人が主人公なので、もろにエロな会話も多いですが、
下品とは感じさせない文学性が持ち味だと思います。
メンバーでゲームをやる回は最高なんですが、物語進行的に停滞してしまうので、
構成の腕の見せ所として続編ではさらに楽しませてもらえることを信じたいです。

まあ、大沼さんが見てますから失敗と言うことは無いでしょう。
多少大目に見る広い心があれば最高に面白い作品と言えます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 43
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

ラノベバブル時代の夢から覚めない子供おじさん

2話までの感想
{netabare}1話冒頭掴みとして奇抜?なことをやったんだろうけどむしろ逆効果じゃないか?
ってかそれ自体もなんか見たことある気が…デートオラアライブだったかなんか。
まぁ「病的」であることの表現なのでこれで評価マイナスということはない、これで誰も「コイツ異常」って態度取ってなかったらアレだけど。
で、そこまで病的に妹が好きであることの理由が明かされるのなら見続けても良さそうだけど…ど、どうなんだ?
原作は全く知りません。
前期に「○○の謎が明かされるのなら別にいいか」と見続けたら全く謎に迫ることもなくキャラ紹介だけで終わった作品があったため、ちと警戒しちゃうなぁ。
と思いつつあにこれ覗いてみたら、うわぁ作者“はがない”の人なのか。
あれなんか正にフック張りっ放しで幕引きした作品(アニメは、原作は知らん)なので…同じパターンをやるのか別パターンを用意してるのか、ひいい、気になるなぁ。
最後まで見て後悔する可能性もあるけど、一応怖いもの見たさで視聴継続。{/netabare}

3話感想
{netabare}おふう、なんか那由多見てると今期やってる“しょびっち”と被る。
どっちかだけ観ればいいんじゃ?…とつい思ってしまったり。
いやいや、両方見るけどね、現状、あくまでこっちは那由多のセクハラがメインな作品ではないハズだし。
これだけ作品数多ければ被るのは仕方ないんだけど…何度も書いてるけど、前もってどんな作品をやるかっていう打ち合わせはせんの?と強く思う。
まさか商売敵を潰そうってことでもあるまい、スタッフ持ち寄りで護送船団でしょ?この業界。

でもって本編は…これまたその、前から気になってる点なんだけど…。
ラノベのイラストレーターって原作のファンじゃなきゃアカンのか?
もしくは「これツマンナイ」と思う感情を持っててはイラストレーターは務まらんってことかいな?
いやさぁ、最近のアニメでもさぁ、アレとかアレとか、滅茶苦茶つまらない原作のアニメ化で、これ描かされてるアニメーターも災難だなぁと思うことが結構あったりしてねぇ…。
安彦良和みたいに「別に好きでこの業界入ったわけではない、食うためだ」と割り切ってる人なんて今の時代少数だと思うんだ(結果的に割り切るんじゃなくて業界に踏み込む瞬間のことね)。
好きで足を踏み入れたのであるなら拘りもあるんじゃなかろうかと…これだけは譲れない一線ってのはあるんじゃなかろうかと。
なによりこの作品の主人公の“妹好き”こそがその拘りちゃうんかと。
…と思うとあのイラストレーターの言動もなんかウラがありそうな気が…考え過ぎかね?
シロバコやニューゲーム見てないでこんなの言うのも(自分が)マヌケっぽいけど、最近だとエロマンガ先生とかレクリエイターとか、業界ネタ入れる系って妙に綺麗事しか言わないようにしてる雰囲気を感じる。
それはそうと、これだけ羽振りの良い生活ができるクラスならとっくにアニメ化経験あっても良さそうに思えるのだが…。
まだアニメ化されたことのない中堅のラノベ作家って設定じゃなかったっけ?その程度でもこんな生活できるのか?
別に構わんけどさ、将来そんな展開あるかどうか知らんけどこれでは「作品が売れてアニメ化もされて大金入って生活変わったー」ってネタ使えなくない?ギャップが無いので。
うん…まぁ構わんけどさ。{/netabare}

4話感想
{netabare}作家って非正規社員みたいなものだと思うのだが。
ってか前回の旅費は経費になるのかどうか…ってかなるからこそあれだけ奮発できるんだろうと思ってるが、それネタにすればいいのにスルーしちゃうのか。
ってか旅行ネタや酒ネタを突っ込んで来るのはそういうことなのか?(作品に反映されてれば経費になる)と思ってるんだが、マジでそういうことなのか?
税理士への当てつけで作品書かれてもこっちは困惑だぞ。
税理士が編集以上に作品の内容に口出しできるのってのはなんか怖い。
しかもそれが作品を売れるようにって目的でないのは…。{/netabare}

5話感想
{netabare}う~ん自分が古い人間なんかねぇ。
その昔、売れないマンガ家が爪に火を点すような生活をしてる作品ってよく見た気がするのだが、エロマンガ先生同様何故にラノベ作家だとこんなに裕福なんだろう?と不思議に思ってしまう。
それ系全部見てるワケでもないので中には貧乏なラノベ作家の作品とかもあるのかね?
その…業界におべっか使った内容でないと作品として発表させて貰えないのか?なんてことまで考ええてしまったり、アニメガタリズも含めて。
(その点に於いてはSAOの一期は評価している、ネトゲ運営批判というか皮肉が効いてたので。二期以降はアレだが)
ちょい昔だったら代アニがアレだったけど今だって何やらの専門学校がスポンサーで、若者に「この業界入りたい」って思わせるように装わないといけないのかなー?、なんてね。

それでいながらこの作品自体が古く見えるという不思議な感覚。
1話冒頭で見せたような「妹推しした狂った作品」をどうしても書きたいなら“なろう”でやればいいんじゃね?
生活に余裕あるみたいだし、それが売れなくたっていいじゃない。
締め切りに追われて編集に面倒をかける…これって「他に替えが居ない」からそう扱ってもらえるだけで、いくらでも替えが居る“なろう”(多分)だったらすぐに忘れ去られる・エタった扱いされるだけなんじゃないかなー。
と思ったり。
締め切りが設定されてなくとも次々と新作の投稿される“なろう”って脅威なんじゃないのかなぁ、いくら低質なものが多いとはいえ。
って、自分も“なろう”はよく知らんのだけど、要はここ最近のなろう作家が台頭するより以前のラノベ業界に思える、バブル時代臭い。
そこまで重篤な時代錯誤ってほどではないのだけど…居ないワケじゃないんだろうけど今風じゃない感じ、今の時代に新人マンガ家が紙原稿使ってるような感じ、と言えば伝わるかな?

そんなことを思いつつ 話を見続けた訳だけど、次回予告には期待が高まりました。
コミカライズの件らしいので、そこで漫画(作画?)担当がどう描かれるかが上記の疑問点への回答になるんじゃないかなー、と。
主人公の作品の大ファンのイエスマンなのか、否定的に見てるとか仕事として何も感情持たずに作業するだけなのか。
右も左も知らない目をキラキラさせた新人で、それを主人公(を通した作者)が説教こくとかだったら目も当てられないけど、果たして…。
逆に作画担当と会議なんて全然無く、編集が勝手に話を進めて勝手にマンガが出て内容が自分が思い描いてたのと全然ちが~う!しかもそっちのほうが人気、なんて展開だったら自分は面白いんだけどなぁ。
またはそれ以外ね…原作知らないのでトンだ的外れなことを書いてるかも知れないけど先の展開が非常に楽しみです、良い意味でも悪い意味でも。

ところで作家先生が本屋でずっと売れ行きを観察するって実際にあるのかい?
怪しまれたりサインくださいとか言われそう。{/netabare}

6話感想
{netabare}わぁい、一番恐れてた方向に行っちゃったっぽい?
コミカライズ担当が主人公の作品のファンでイエスマンって、しかも美少女って…うへぇ。
いやまだ分からんか?こっちが書きたかったものと内容が違う・解釈が違うって話はまだ可能か。
と思いながら見続けたらまーた酒とゲーム。
こうやって本編に絡めれば税金落ちるんでしょ?ってやってるようにしか思えない(読者を向いていない、リアル税理士へ向けたラブコールなんて見させられてもちょっと…)ので止めた方が良いと思う。

そしてアニメ放送とその反応だけど…。
これって結局は「知り合いの作家がこんな目に遭いました」ってだけでしかないような?
先述の酒とゲームの件もそうだけど、なんか「本当はエッセイ本出したいんだけど税理士と編集から許可下りなくて嫌々書いてる」と感じてしまうのは自分だけだろうか。
しかも春斗はアニメの会議に参加しておきながら「糞アニメになってもボクには責任はありません」って態度で…えええ?
もしこれでアニメが大ヒットしたら「オレの手柄だ」って言うんでしょ?スタッフのお陰ですとは言わずに(社交辞令では言うだろうが)。
原作者がアニメに関わるのとノータッチとでは全く別、そこはちゃんと分けて考えよう。
作者のあずかり知らぬ所でアニオリ改変されたワケでもあるまい、アニメーターだって手を抜こうとして雑に作ったワケでもあるまい。
もし怒りをぶつけるなら企画(納期や予算やスタッフの選定を含め)を通したプロデューサーじゃないかな?視聴者に向けられても困る。
「おっとこれは自分はクビ突っ込まない方が良いな」と予防線張る作家だって居る以上、首突っ込んだらどうなるかってのは覚悟の上だと思ったらそうでもないって…。
会議に参加した以上原作者って肩書は忘れてスタッフの一員としてどうかって考えるべきだと思うのだが…なんかひどく“作家先生様”してて、なんか、う~ん…。
描きたいこととそのために必要な状況設定が合致してない気が…とはいえこの件は今後も続くのかな?だったらそれに期待。

1話冒頭で示してた通り“誰からも制約を受けず・読者の目線も無視して・好きなものを好きなように好きなだけ書いたら”トンでもない糞が出来上がるってのは自覚してるだろうし、それには大いに賛同なんだけどなぁ。
(そういえば個人的オススメ作品の永久アリス輪舞曲の{netabare}13話もそういうオチだったなぁ{/netabare})
これはイラストレーターの刹那の扱いもそうで、どんなにモデルとして素晴らしいケツがあったとしても「それが好きなんだ」を一方的に押し通したらキの字にしかならんってのは自覚してると思うのだが…あれー?思い切りキの字に描いちゃってるよ。
てっきり「好きなこと」と「商売(売れること・受け入れられること)」のバランスに追及する話だと思ったので(↑の突っ込みもそれを想定してのものでした)、「好きだったら何でもいいじゃない」に向いてしまうなら自分としては「あれー?」って感じ。


追記
作中のアニメ放送中のコメントのキャプ画をたまたま発見、じっくり見てみることができました。
んで、辛辣な感想の大半は「予算を原因とした問題」に終始してる様に思える。
そりゃあねぇ、メタ的に自己否定するのは辛いやねぇ、と同情。
しかしこれ、怒る先はやっぱり(スポンサー含め)プロデューサーじゃない?
さもなくば決められた予算の中でどうやりくりすれば効果的に見せられるかの采配ミス…う~ん、監督になるのか?その場合。
またはその采配を原作者様が口を挟んで台無しにした…のであれば正に自業自得だ、他のスタッフ可哀想。
ってか原作者が関わっていながら奇跡のような糞アニメになったのって何かあったっけ?
ガンスリンガー(ゲフンゲフン)二期くらいしか出てこないや。{/netabare}

7話感想 傷を舐め合う道化芝居
{netabare}他のスタッフの事情は映さないのね、映す価値も無いってことかな?
仲間内で傷を舐め合ってるだけにしか見えなかったが、今後そっち方向へ話は進んでくのだろうか。
作家先生エライんだぞ苦労してるんだぞって話はもういいって、お前だけじゃねーってばよ。{/netabare}

9話までの感想
{netabare}8話は7話に引き続きの舐め合い回。
ラブコメ作品の何番煎じだか、何倍にも薄めた程度の内容で正直どうでもいい。
ってか取材と称して遊園地へ行ったハズなのに(ついでに客も多かったらしいのに)アトラクションの感想に聞き耳立てたりしないんだ。

それより問題は9話。
コミカライズ担当(って書くと編集の人指してるみたいになっちゃうな。以降マンガ家で)と意見の対立。
やっとだ…やっと本題キターーーー!!!!
…。
と、思ったら…え、ウソ、こんな内容?
下着派か全裸派かの衝突なワケだけど…。
えっと、その、1話冒頭、繰り返しになるけどあれで示された内容は「本当に書きたい作品は他にあるけどそれはボツ喰らって、(生活のため)仕方なく別の物を書いてるんだ」じゃないのん?
要はマンガ家の我侭に「うるせえ、こっちだって書きたいこと書けずにそれでも(小説家として)やってきてるんだ」と言える立場だと思うんだが…。
これは↑で書いた「新人に説教するような内容だったらヤダなぁ」ってのとは別定義で、自分が身をもって体験してること(抑圧されてること)の吐露であり、主人公の魂の叫びにも成り得たハズで…。

な ぜ や ら ん ?

あっっれー?
1話の解釈、ワタクシ誤ってたってことですかい?
ウケを狙って奇異な描写を入れたってだけ?どこのユーチューバーだ?
自分で書いた内容の価値を自分で下げるとは、マジでか。
しかも下着か全裸かの拘りに読者は無視、まぁそれはいい、ストーリーには影響のない自由に趣向を込められる箇所なんでしょう、と納得できる。
けど、「どっちが良い」と聞かれた編集、その態度!?
バイトかな?
ってかこれでマンガがコケたら「いやぁ、やっぱりあのシーンは全裸にした方が良かったですねぇ」って言うぞ、後から。
でもってイラストレーターが首突っ込んできてマンガ対決。
立場的にどう見てもセツナは原稿料高そうなんだけどそこら辺気にしないんだ、やっぱ編集はバイトか。
「あんたから描かせてくれって言ったんじゃないですか」として新人料で済ます気だった?
ってかこれでマンガがコケたら「いやぁ、やっぱりコミカライズはセツナ先生にした方が良かったですねぇ」って言うぞ、後から。
うん?そういう展開になるのかい?それなら文句ないけど…。
ってか何故アナログ?
でもってマンガ家の穿いてたパンツ、白じゃない。
リボン用と自分が穿く用は別ってことか…それじゃあ変態度が薄い気が…。

いやぁ~、1話冒頭を好意的に解釈してたワケだけど、顔面ヘッドスライディング状態。
まだ残り話数あるのでそれで挽回は可能だけど…妹狂いになった理由明かしや弟が妹だった!ってネタも控えてるんだよね?大丈夫か?
これまでの自分の書いた各話の感想、つまりはリアルタイムでの感想を見返してみたら予言者みたいになってて吹いた。
原作読んでないですよ、ネタバレも見てないよ、本当デス。{/netabare}

総評{netabare}
この作品を見てモヤモヤっとした部分。
言いたいことはあるけど自分もそこまで詳しくなくて具体的に書き表せず、また、書いたら書いたでワナビでもないのに「ワナビの嫉妬か?」と思われそうで言いよどんでたことなんだけど…。
最近になっていい感じの具体例が世に出、またそれをいい感じにまとめてくれた動画を見つけたので、コレ幸いにとそれに頼ってみる(うp主自体の是非は無視で)。

元ラノベ作家の話が悲惨すぎる
https://www.youtube.com/watch?v=dW2dItT3g3o

この動画以前から、具体的には知らんでもボヤっと「業界はこんなモンだろ」とは思ってて、その前提でこの作品を見てた自分としては──
主人公は「有頂天時代の真っ只中」に居るだけで、何も研鑽をしてなく「おい、このままじゃ落ちぶれるぞ」という不安というか苛立つシーンばかりが目立った。
酒とゲームで日々を怠惰に過ごし、それでいて締め切り直前になると慌てて缶詰して「オレは苦労してるんだ」アピール。
取材と称して取材はしないし、自分の書きたいものを書けるという立場がどれだけ恵まれてるか感謝する素振りもない。

シリアスぶってるだけでキレイな面しか見せなくて白々しい

視聴者にラノベ業界を舞台とした絵空事の夢世界を見せたい(それが悪いという意味ではない)のか、リアルな暗部を見せたいのか、どっちなんだかハッキリさせてくれよと。
絵空事という意味では“いもいも”の方が明瞭で、そっちのが好感が持てる。
一方こっちは全然踏み込みが甘いのにリアル“風”を装って絵空事の夢世界を描いてて、なんというかこう…モヤっと来る。
更に不思議なのは、作者が新人ではなくそれなりに経験のある人ってことで…知ってないハズないでしょーw
これは“コミックガールズ”でも感じたんだけど、知ってるハズの立場の人が、そこから目を逸らしてよくまぁこんなものが書けるモンだと、ある意味感心はする。

それはそうと、酒とゲームがストーリーに落とし込み切れてなくて「作者がそれにハマってて、作品に出せば経費で落とせる」が狙いにしか感じなかったのはどうなんだろう。
「お前に酒の薀蓄を語ってもらうために印税払いたくない」と思わせてしまって逆効果のような?

あくまで原作未読での評価なのでこの後本格的にシリアスになるのかも知れないが、アニメでやった範囲だけで言えばこんな感じ。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

66.6 4 女子大生で恋愛なアニメランキング4位
かくりよの宿飯(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (213)
892人が棚に入れました
友麻碧氏による人気小説シリーズ(KADOKAWA刊)が原作。あやかしたちが棲む異世界「隠世(かくりよ)」にある老舗宿・天神屋の大旦那にさらわれてしまった葵は、祖父が残した借金のカタとして、大旦那に嫁ぐことを求められてしまう。断固として嫁入りを拒む葵は、自慢の料理の腕を振るい、借金を返済すべく天神屋で働くことを決意する。

声優・キャラクター
東山奈央、小西克幸、土岐隼一、加隈亜衣、内田雄馬、田丸篤志、石川界人、寺島拓篤、平川大輔

エロマンガ先生 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

1クールだけでよかった

1クール目は葵が仲間に受け入れられていく感じで面白かったけど2クール目はもうちょっとテンポ早めてもらった方がだらだらしなくていいと思う。2クール目で大旦那とギンジと葵の3人恋愛トラブルを1クール目から期待させるもののそこに触れる事はなく事件解決チャンチャンだったから消化不良で終わる。それこそテンポ良く行けばそこも描けて面白く終われたのでは?
あと作画の問題なのか料理で解決していく話の割には料理が美味そうと感じない。グルメアニメなら飯テロと思えるくらい上手に描いて欲しいところ。

つまらないわけではないが恋愛要素、グルメ要素、妖怪要素、の全てが一歩足りないゆえ2クールで見るならあまりオススメはしない。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

これといって見どころの無い作品(強いて言えば、〇〇風な”雰囲気だけ”アニメ)

原作未読。第12話まで視聴しましたが・・・。

感動無し、笑い無しの物語。
自信の無さしか伝わってこない、終始微妙な作画。

お料理系アニメ化と思いきや、そうでもないらしい。
調理のシーンは背中越しか横からのカットばかり。
絶対に手元は映さない。
出来上がった料理からは、美味さも温かみも伝わってこない。
そもそも、料理を食した人間の表情から、『美味い!』って感情が伝わってこない。

最後まで視聴することを信条とする私ですが、途中で断念します。

【あらすじ】
主人公・葵は、老舗宿の「天神屋」の大旦那である鬼神に連れ去られる。
そこで、葵は、祖父が残した借金のかたとして嫁入りすることを告げられる。
嫁入りしたくない葵は、借金返済のために料理の腕を活かして「天神屋」で働くことに・・・。

【作画】
『アニメってやっぱり作画だよね』というのが正直な印象。

作画に対する自信の無さは1話からずっと変わらない。
これはアニメというより、『動く紙芝居』という新ジャンルなんだと思った方が良い。
「カメラは固定したまま、口だけが動く」という場面ばかりが続く。
カメラが動くのは、基本、止め画の時だけという徹底ぶり。
作画崩壊を恐れるあまり、基本的には止め画で、必要以上に動かさないという事なのか?

この作品の場合、料理の画から温かさと美味しさが伝わってこないのは残念。
料理を食べた人の表情から「美味しい」という感情が全く伝わってこないのも如何なものか?

【物語】
物語も薄味で、折り返しの12話までは大きな感動も笑いも無く、淡々と進んでいる印象。
原作がこうなのか、シナリオでこうなっちゃったのか、原作未読の私には知る由もありませんが・・・。

ほのぼのも無ければ感動も無い、不思議な作品に仕上がってしまっている。
制作陣は、せめて『何を見せたいのか?』くらいは、はっきりして欲しい。

【声優】
声優陣は良かったと思う。
作業用BGMとしては十分に耐えうる作品(笑)。

{netabare}
【第1話】
「天神屋」は「此花亭」にしか見えなかった。(from”このはな綺譚”)
『鬼神に嫁入り』のくだりは、”魔法使いの嫁”と、どこが違う?
後半のオムライスのくだりは、どう見ても”異世界食堂”の流れ。

(ありゃりゃ・・・。にゃんさん、Karukozakaさんと”まるかぶり”だわ)
ていうか、アニメ好きの皆さんなら、大概そう思いますよねぇ!

ただ、物語として面白くないかと言えば、決してそんなことはない。
第1話の掴みは良かったと思います。

良い意味で、今後の展開に期待したいと思います。

【第2話】
1話から気にはなっていたんだけど、作画がちょっと残念な作品。

”薄味”の『このはな綺譚&異世界食堂』といった印象。

登場人物の表情から感情が読みづらいのと、肝心の料理に温かさと美味さを感じられないせいかと・・・。
作画って大事。

【第3話】
葵の表情が不安定で感情が伝わってこない。

もつ鍋がちっとも美味しそうに見えない。

こういう作品って特に作画が大事。
そこが不安定なのがこの作品の弱点。

物語はとても薄味な印象のまま。
物語に厚みが感じられない。

っていうか、『諸問題を葵の料理で解決していく話ではない』ということでいいのかな?

【第4話】
相変わらず作画凄いな!(笑)

雪女のお涼が寝込んでいた部屋の畳の目の大きさ、凄くないですか?
大きくなったり、小さくなったり・・・。(笑)
どういう仕組みだ?(笑)

相変わらず、表情から感情が伝わってこない。
料理が美味しそうに見えない。
一番の問題は、料理を食べた人の表情から「美味い!」という感情が全く伝わってこないこと。
お料理アニメにとっては致命的だ。

【第6話】
ようやく、お店が開店。
おめでとうございます!(笑)

「かくりよ」での、日常ほのぼの系といった印象か?
つまらない訳ではないけど、面白いというほどの奥行きが「物語」から感じられない。

登場人物の表情が、あまりにも無表情過ぎて、感情が全く伝わってこない。
お世辞にも「飯テロアニメ」とは呼べない、お粗末な料理の「作画」。
相変わらず、料理を食べている人の表情から「美味しい」という感情が全く伝わってこないのは致命的。

【第7話】
止め画ばかりな印象。
口だけしか動いていないとか・・・。
作画崩壊が怖いのか、基本的には動かさない方針なのかな?

2クール作品なんだから、もう少し力を入れようよ・・・。

【第8話】
7話よりは作画が多少マシになった。
あくまでも7話と比べてだけどね・・・。

今時珍しい、作画レベルの低さは相変わらず。
作画のレベルもさることながら、カット割りが変なんだろうな?
素人の作品みたい。
違和感だらけで物語が頭に入ってこない。

【第9話】
この作品のことをどう伝えればよいか、ずっと考えていたけど・・・。
『動く紙芝居』
これが一番ピッタリだと思う。

カメラが動くのは基本、静止画のみ。
動きは最低限。
例えば、全体的には止まっているけど、口だけ動いているとか・・・。

これをアニメとして評価する意味があるのか、疑問に感じてしまう。

さて、肝心の9話の物語ですが、相変わらずの薄味。
もう少し上手く作れないものか?と疑問に感じてしまう。

【第10話】
作画が多少マシな場面も数か所あったけど、基本的には相変わらず。
物語は相変わらず盛り上がりが全くない。
ここまで視聴して、この作品の魅力が全く見当たらない。
逆に、凄い作品なのかも知れない。

【第11話】
正直、今回の物語の題材で、これほど感動を与えられないとは、逆に驚きだ。
全く盛り上がりに欠ける作品。

トマトのことをかくりよでは「赤茄子」と呼ぶ設定は、ガン無視ですか?
静奈ちゃん以外の人はみな、普通に「トマト」って呼んでますけど?
自分たちで設定を作っておいてガン無視とは・・・。
視聴者を舐め過ぎでは?

【第12話】
葵「でもあの人(葉鳥)って、かなり切れ者よね」
はぁ・・・?
どこかにそんなエピソードがありましたか?

カレーライスを箸で食べさせるとは、なかなかのセンスですね。

{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 35

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

富士見L文庫から来ました!(第26話: 葵ちゃんの居場所が見つかった!)

と書いてみたものの、個人的にはまったく未開拓な文庫レーベルです。シリーズ既刊分は計8巻みたいですね。

で、レーベルのラインナップを見るとタイトルに「あやかし」とか「もののけ」とか「つくも神」とかそっち系のワードがてんこ盛り。あ、そう。そっち系の話が多いレーベルなのね…。そして「L」文庫っていうくらいでたぶん女性向け。

ということでとりあえずまだ1話しか観ていませんが、小説(もしくはほぼラノベ?)原作ではあるんですけど、割と少女漫画の文法に近い感じのストーリー構成を感じます。似たような空気を感じる作品だと『神様はじめました』とかそういう感じですかね?

人物配置的にも女性主人公+(人外だけど)男性複数のメインキャラですしね。この文法だと、「第一印象最悪」はもうフラグでしかありませんね。

「生まれつきあやかしが見えて家族・親族に疎まれる」というあたりは『夏目友人帳』の男女逆転版みたいな感じでもあります。

主人公の葵ちゃんが「料理が得意」ということでいわゆる「飯テロ」系の展開が想定されるのと、舞台が「幽世(かくりよ)にある旅館」ということで『このはな綺譚』にもあったような宿泊客や従業員との交流がありそうなのとで恋愛ロマンス+ハートフル系のストーリーが予想されます。

私はそういうのは嫌いじゃないので、たぶん視聴継続です。キャラクター・デザイン的にも好みですし。

2018.4.10追記:
第2話視聴終了。史郎さん(葵のおじいちゃん)の若い頃の様子が判明。

なんというか、たぶん遊びに使ったお金を払えないで困っているのをつい大旦那が立て替えてしまったのが積もり積もったんでしょうけど、借金の額もさることながら貸す方も貸し過ぎ(笑)。

……まあ、放っておけない感じの人だったんでしょうねぇ。ところで葵ちゃんは幽世に行きっぱなし? 現世(うつしよ)に帰ってくることはあるのでしょうか。帰ってこなければ現世では行方不明になってるはずだけど、確か大学生だよね?

2018.4.17追記:
第3話: いいから、とっとと飯を出せ!
……いや、つまらなくはなかったですがなんとなく(笑)。

異文化で飯屋をやるなら、インプットも重要ですね。あとは、「カレーライス」というキーワード…。

2018.4.24追記:
第4話: 史郎さんの夏目パンチ(笑)!
葵ちゃんの料理も出てきて、良かった良かった。

2018.9.25追記:
第26話(最終回)視聴終了。夏目友人帳といい魔法使いの嫁といい、この世のものならざるもの的な物が見えることで居場所を失う話はけっこう多くて、本作もある意味そういう話だったのかなとは思います。

そんな葵ちゃんが天神屋で居場所を築いていく本作はある意味、異類婚姻譚の醍醐味を前面に押し出した作品になったのではないでしょうか。

作画的にはちょいちょいヘタっていた本作ですが、少女漫画的なラブストーリーに抵抗感がなければ楽しく観られる良い作品だったと思います。

なお、(ヘタっていないときの)絵柄というかキャラクターデザインは、割と個人的な好みには合っていました。無理なく完走できた感じです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39

85.6 5 女子大生で恋愛なアニメランキング5位
僕らはみんな河合荘(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2408)
13655人が棚に入れました
親の転勤で「一人暮らし」をすることとなった男子高校生・宇佐は「河合荘」という賄い(食事)付の下宿に住むこととなった。そこには彼にとって憧れの先輩である女子高生・律も住んでおり、宇佐は「彼女と共に、穏やかで充実した高校生活を送りたい」と願う。

しかし河合荘には律の他に強烈な個性を持った住人がおり、宇佐は彼らに大きく振り回されてしまう。

声優・キャラクター
井口祐一、花澤香菜、四宮豪、佐藤利奈、金元寿子、小林沙苗

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ウザくんがうざい

ギャグは寒い下ネタが多め。正直吹き出すところもなく終始真顔で視聴してました。
主人公の宇佐君は、良い人のはずなんだが、何故か非常にウザい。先輩を見つめる視線はまさにストーカーそのもの!「一週間フレンズ」もそうだが、女性が原作者の主人公ってなんで多くの場合、こういう女々しい気持ち悪い男になるのだろうか?
まぁ、以上のことから、どちらかと言えば女の人向けのアニメと思われる。が、男の自分から見ても、決してつまらなかったわけではなく、気軽に楽しめる良作だった。
キャラクターたちが織りなすギャグは寒いながらも、テンポが良くて意外と心地よかった。ウザ君の気持ち悪さも終盤には慣れてしまったし。
最終回を綺麗に締めくくれたという点も踏まえ、終わってみれば評価できるアニメだったかな。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

河合荘、その響きが悲しくも心地よい。<追記:特別編>

岐阜市、金華山、長良川。
このアニメは、自然と趣が溶けあった町が舞台のメゾンラブコメです。
時々訪れるラブ模様は、片っ端から破壊されます。
そのハイテンポ、ハイテンション、ハイクオリティーのお笑いセンスに大爆笑です。

主人公は、高校2年生の律ちゃんと高校1年生の宇佐君。
読書大好き、ひとりだけどボッチじゃない少女、律ちゃん。
律ちゃんに近づきたい、変処理好青年、宇佐君。
律ちゃんは本に夢中で、宇佐君、なかなか近づけません。
そこで、本を利用して・・・。
純朴な二人の関係は微笑ましいです。
とくに、律ちゃんの表情の変化はバッチ恋いです。

一方、河合荘の大きなお世話トリオは超個性的。
麻弓さんは、下ネタ好きのあけっぴろげOL。
彩花さんは、腹黒女子大生。
城さんは、M体質の小説家?
彼らの破壊行為は、筆舌を尽くしがたいです。

そんな変人たちに宇佐君は、重箱の隅をつつくがごとく対応。
これは、宇佐君の対人距離測定能力が優れているから。
この能力があれば、大抵の人とうまく付き合えるでしょう。
うらやましいかぎりです。

このアニメを魅力的にしているのは声優さんの演技。
とくに、サトリナさんは素晴らしい。
素のように思えてならないのですが・・・。
また、小林沙苗さんがこんな役もできるなんて、ちょっとびっくりでした。

OP、ED双方、良曲です。
EDのドーゾ♪、ちょいハマリでした。

<追記:特別編>
{netabare}文化祭の話です。
久しぶりだけあって笑った笑った。
麻弓さん:下ネタ担当、彩花さん:いじり倒し担当、城さん:変態担当。
相変わらず過ぎて、涙を流して笑ってしまった。

宇佐君との擦れ違いに、律ちゃんに心の変化が・・・。
でも、最終的には丸く収まります。
私と性格が似ている律ちゃんに共感。
感動の涙が・・・。

2種類の涙を流した特別な作品となりました。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 99

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

爽やかなOPが良かったです(*´ω`*)♬

趣のある古い木造の下宿『河合荘』を舞台に
残念な住人たちが繰り広げるコメディ作品。
全12話。

主人公である高校1年生・宇佐 和成が親の転勤を機に
憧れの一人暮らしと胸を躍らせながら河合荘に入居する。
そう、あの変人たちが待っているとも知らずにw

テンポの良さ、個性的なキャラ、笑いのセンスなど
コメディ作品に必要な要素はしっかり抑えています。
文字で取る笑いや登場人物が限られている事も
プラスポイントになっていると思います(´∀`)b

無愛想なヒロイン・河合 律をはじめ
個性的な住人たちは魅力溢れるキャラばかり。
高校生2人:成人4人の住人割合がこの物語に
ピタッとハマっていた気がします♪

コメディには似つかわしくない色彩豊かな
作画が印象的でしたw
この辺りは宇佐と律の甘酸っぱい青春ものを
意識した結果なんですかね。
とても優しい感じを受ける色使いは個人的に◎
モデルが岐阜の街並みもキレイでした。

無愛想なヒロイン役を演じるのは花澤香菜。
はいそこ「出過ぎなんだよ」とか言わないw
ハイテンションな役どころも好きだけど
こういう役もいいですね(´ー`)

何か良いことしか書いてないなぁ…
でもまぁ、これといった欠点も見当たらないので
色々な方に楽しんで頂ける作品だと思いますよw
笑いで元気を貰える良作、オススメです♪




《キャスト》
宇佐 和成(CV.井口祐一)
河合 律(CV.花澤香菜)
城崎(CV.四宮豪)
錦野 麻弓(CV.佐藤利奈)
渡辺 彩花(CV.金元寿子)
河合 住子(CV.小林沙苗)


《主題歌》
OP:『いつかの、いくつかのきみとのせかい』/fhna
ED:『My Sweet Shelter』
   /河合 律(CV.花澤香菜),錦野 麻弓(CV.佐藤利奈),渡辺 彩花(CV.金元寿子)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 80
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