大正で恋愛なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの大正で恋愛な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月10日の時点で一番の大正で恋愛なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.1 1 大正で恋愛なアニメランキング1位
おとめ妖怪ざくろ(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (812)
4629人が棚に入れました
改暦をした文明開化の時代、妖怪(妖人)と人間が共存する世界。月の満ち欠けと共に生活を営んでいたこの国が、突如として太陽の巡りとともに生活するようになったことで、「改暦」に反対する妖怪の過激派の取り締まりのために組織された「妖人省」。そこは妖怪側の代表と人間側の代表とで作られていた。妖人達の起こす不思議な事件の数々を解決するために、半妖人の西王母桃(ざくろ)、薄蛍(すすきほたる)、鬼灯(ほおずき)、雪洞(ぼんぼり)の4人の少女と、陸軍少尉の総角景(あげまきけい)、芳野蔓利劔(よしのかずらりけん)、花桐丸竜(はなきりがんりゅう)の3人がタッグを組んで、悪さをする妖人たちと可憐に戦うというストーリー。奔走するざくろ達妖人と、若き軍人達の姿がコミカルに描かれる。

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

艶やかで穏やかな雰囲気を堪能する美しい作品。

女性原作だけあって、完全に少女漫画系の作品ですが、男性でも十分楽しめると思います。少なくとも私は楽しめました^^


妖怪が登場するという設定の、明治の日本が舞台となっています。基本的に人間と妖怪は相容れない存在となっていて、様々な問題が巻き起こっている。そんな事を解決していくために半妖(妖怪と人間のハーフ)の女の子たちと人間(男)が依頼、問題をこなしていく間に心を通わせていくというお話。


ラブコメがメインの作品ですが、対立構造や半妖に対する世間からの偏見とそれを乗り越えようとするヒロインたちの葛藤が上手いこと描かれています。また、作画が非常に良く、ヒロインたちの可愛らしさ、着物や飾りの美しさや艶やかさが細部まで表現されて、和が感じられるのも良さです。ここがこのアニメのイチバンの魅力だと思います。


少女漫画原作だけあり、誰と誰がカップルになるのかはっきりしています(1話の時点でわかるw)3組もいるというのは
珍しめかな?


この3組(双子含む)がそれぞれ心を通わせていくまでの過程が非常に微笑ましく、穏やかな気持ちにさせてくれます。鬱展開があまりないのでニヤニヤして楽しんでましたw


そして、毎度毎度言っている気がしますが、ヒロインが非常に豪華!本当に豪華!脇役までずらりと名の通った声優が並びます。ヒロインだけ挙げていくと、

ざくろ→渚役の中原麻衣。渚のイメージとは全く違う。幅が広いなあ^^

ほたる→花澤香菜。清楚で美しい!

ぼんぼりとほおずき→豊崎愛生と堀江由衣。すごいシンクロ!このシンクロは豪華すぎる^^ 聞き分けが難しいくらい^^

ヒロイン以外も豪華なので、そこを楽しむことも出来ると思います。


正直2クールでやって、もっと広げてもよかったかも、、とは多少思います^^細部まで見たかった。


ただ最終話は本当に良くて、13話見切ってかなり満足できる出来でした。


ラブコメ好きな方にはぜひ。そうじゃない方もぜひ。純粋にニヤニヤできます^^w

投稿 : 2025/02/08
♥ : 42

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ヘタレイケメンいいね

この作品は女性キャラよりも男性キャラに魅力があります
もちろんざくろや薄蛍も可愛いのですが
それ以上に男性陣3名が魅力的
でも男の私でも楽しめました
なので男性にもおすすめしたい作品です

特に顔はいいのにヘタレの総角さん
キザなキャラは苦手なのでこういう人で良かったです
彼は良い意味でヘタレっぷりを発揮してくれました
やるときはやる人ですけどね

それと利劍さん
これぞ真の男
かっこよすぎです
薄蛍と利劍さんには幸せになってほしいな


それと音楽に力入ってるなぁ…
OPも良い曲ですがEDもバリエーションがあって面白かったです
3曲あるのですが一番お気に入りは
ざくろと総角さんの「初戀は柘榴色」ですね
総角歌えよww
※総角さんは喋ってるだけでざくろしか歌ってません※
これでデュエット曲なので私は怒ってるんです
なに!? 語りだったのかあれは!なら仕方ない…
ギャラはざくろに8割ですよ?
まとめると総角さんが好きです良い曲です何度もリピートしちゃいます


ラブコメ色強め+バトル作品
最初キャラデザ苦手でしたが慣れてきました
なかなか面白かったです
最終回もいつもの調子で終わってくれたので満足です

投稿 : 2025/02/08
♥ : 30

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

初戀は、イジワルな柘榴の果実

<2019/11/25 初投稿>
原作未読。
少女漫画かと思ったらコミックバーガーの流れを組む雑誌に掲載されてたんですね。
びっくり!
でも立て付けは少女漫画風

アニメは10年前の本放送時になんとなく見たのですけど、印象は「まあまあ面白い」くらいでした。

ところが今回、なんとなく録画を腰を据えて見返したら、
おおっ!
めちゃくちゃ面白い!

なんでも腰を据えるのは大事ですね。
というわけでレビューです。

時は江戸から明治へ移り変わり、
そこかしこで文明開化の音が鳴り響く日本。
この開明的な社会への転換を契機に、
それまでは未知の領域だった妖怪を「妖人」として人間社会が受け入れて・・・という一風変わった世界観。

いきなり日の光の元に隣人としてその姿を晒し始めた妖人に対して、人間の反応はつまるところ人種差別。
忌み嫌う人も多く。
妖人も簡単には人社会に溶け込めないようで。

そんな人間と妖人の融和の為、いろいろ悪さをしてしまう妖人に対処するために新たに設立された「妖人省」が物語の舞台です。

何が良いかと言えばまず雰囲気。
この時代は黙ってても絵になるのですが、作者さんとアニメスタッフのセンスがさらに磨きをかけてます。

戦闘シーンも好み。

「わたしゃ、花か
 蝶々か、鬼か・・・」

の唄は夢に出てきそうなくらい雰囲気あります。


登場人物は、
皆さんある意味定番の性格なのですが、
定番とはちょっとずつ味付けが違う感じでそこも良いです。
「なんだ今日もまたオデンかぁ・・・あれ?出汁変えた?」って感じで。

ところで皆さん、名前の読みが難しい。
女子の名前は風情があって好みなのですが
男子はもう唯の難読人名トリオ 笑
変わった名前は覚えやすいけどみーんな変わってると逆に覚えらんないよ
こういう作品、多いですけどね。

◆西王母桃
主人公。
半妖女子その①
西王母桃と書いて「ざくろ」と読むそうです。
(このアニメで初めて知りました)
跳ねっ返りで気が強く、
でも心優しく純情
という少女漫画の主人公らしい性格。
戦闘力最強。
中原麻衣さんの声が良かった。

◆総角景(あげまきけい)
ざくろの相方
人間男子その①
帝国陸軍少尉でイケメン
声は安定のイケボ櫻井孝宏さん。
「アゲマキ」「パツキン」「へたれ」「景坊ちゃん」とか呼ばれてる。
妖人コワイヨー

◆薄蛍(すすきほたる)
半妖女子その②
すすきは苗字ではないようです。
なので読む時は一息に「すすきほたる」でお願いします。
「そんな、はしたないこと・・・(´・_・`)」とか言ってしまう儚げな「おしとやか」さん。
声はざーさん。
つまり守ってあげたい枠

◆ 芳野葛利劔(よしのかずら りけん)
薄蛍のパートナー
人間男子その②
やはり帝国陸軍少尉でイケメン
「君に届け」で言えば真田龍
つまり誠実/寡黙/長身/丸刈りイケメン枠。
つかこんなん、この世の女子どもはみんな惚れてまうやろ 笑

◆ 雪洞(ぼんぼり)、鬼灯(ほおずき)
半妖女子その③と④
双子。
その言動と金髪ぐりぐり巻き毛から高価なキャバ嬢みたいでちょっと印象悪かったんですが、途中のあるお話から好感度爆上げでした。
声はそれぞれ別の人が当ててるとは思えないユニゾンぶり。

◆花桐丸竜(はなきり がんりゅう)
雪洞と鬼灯のおもちゃ?
人間男子その③
ついでに帝国陸軍少尉でイケメン
声は梶裕貴さん。
つまりショタ童貞キャラ。

こんな感じです。

ちなみに女子たちはみなケモミミ。
すごーい!きみたちは妖力をもったフレンズなんだね!


つらつらと書き連ねてきましたが、
ただのよくある妖怪系少女漫画の焼き直しとかではないです。

本質は世界観と物語の質の高さ。
よく考えられてます。
そして「和」の風情。
原作者とアニメスタッフ双方の力量センスが素晴らしいのだと思います。

こういう良い作品、原作はまだ続いてるようで、アニメも是非二期をお願いしたいのですが・・・難しいんでしょうね。

レビュータイトルは3つあるEDテーマ曲の一つ
「初戀は柘榴色」の歌い出しです。
これが病みつきでなかなか頭から離れない
櫻井孝宏が被せてくる恥ずかしい台詞も笑えるし

<2019/11/29 追記>
言い忘れてました。
ラブコメです。
それも甘々なザ・少女漫画って感じの。

もし観るときは、事前にスピードワゴン・世界のオザワさんの甘い言葉で身体を馴らしてから入ってください( ・∇・)

投稿 : 2025/02/08
♥ : 25

66.5 2 大正で恋愛なアニメランキング2位
大正野球娘。(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (458)
1993人が棚に入れました
時は大正14年――。良家の子女が集う東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅に、親友の小笠原晶子が声を掛けた。「一緒に野球をしていただきたいの!」
 突然のお願いに、思わず頷いてしまう小梅。
しかし、ルールも使う道具も分からないことだらけ。
はたして、本当に9人集まり、男子と試合が出来るのか!?
可憐な乙女たちの奮闘が、始まる!

声優・キャラクター
伊藤かな恵、中原麻衣、植田佳奈、能登麻美子、甲斐田裕子、喜多村英梨、広橋涼、牧野由依、後藤沙緒里、藤村歩、新井里美

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

すみません、変なテンションでレビューしちゃいました。こんなレビューは金輪際書きません。

さあ、この作品を分析してみよう。

時代は大正。
明治の混沌と昭和の混乱の狭間の比較的穏やかな時代で、自由な庶民文化が華開いた時である。
大正時代設定のアニメとしては、「ハイカラさんが通る」であろう。
ちょっと粋なものをハイカラと呼んだ時代。
このアニメの印象もまさにハイカラ。
時代の最先端を行くお嬢様の奇抜な姿に注目である。

題材は野球。
明治時代にアメリカから伝わったベースボール。
この時代はまだ、物珍しいスポーツである。
とは言え、六大学野球の草創期であるため普及途上と思われる。
野球アニメとしては、超スポコンで有名な「巨人の星」であろう。
80年代になると、恋愛・感動要素を絡めた「タッチ」が有名。
2000年代だと「メジャー」とか「おおきく振りかぶって」だろうか。
このアニメは本格的な野球ではなく、若干のスポコンを伴うほんわかしたものである。

主要登場人物は娘。
この作品の最大の特徴と言えよう。
女の子がアクションを起こす作品は近年大量に制作されている。
萌え文化の浸透であろうか。
「ガルパン」とか「咲」とか「艦コレ」などがそれに当たる。
しかし、この作品は、全然雰囲気が違う。
緩い感じが心地いいのである。

最後に結論。
華やかな時代を生きるお嬢様が、ひょんなことをきっかけに始めた野球に徐々に真剣になる、友情を基本とした微スポコン萌えアニメ。
これがこの作品の本質と考える。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 47

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大正時代・・・野球に打ち込んだ女学生達の物語です^^

この物語の舞台は、大正時代の女学院・・・ヒロインである鈴川 小梅(すずかわ こうめ)の親友である小笠原 晶子(おがさわら あきこ)が、突然野球を始めたいと言い出します。それは、小笠原の許嫁が言い放ったあからさまな男尊女卑の考えに対し、許嫁が打ち込んでいる野球で考えを改めさせようという、彼女なりの反骨心だったのですが・・・こうして、一緒に野球してくれるメンバーを探す・・・というところから、この物語は始まります。

大正時代・・・女学生・・・野球・・・??
視聴する前はこれら3つの単語が頭の中で上手く結び付かず、どのような物語が始まるのか期待と不安が50%ずつ・・・という状況でした。

・・・結論から言うと視聴して良かったです^^
前記の3つの単語が結びつかなかったのは、私のイメージ不足が原因です。この作品の中でヒロインを始めとする彼女達は、しっかり野球をやっています。
普段の日常は、大正時代を作品のあちこちで感じる事ができますが、野球をやっている時に大正時代を感じたのは、彼女達のユニフォームがモダンで可愛らしかった事と金属バッドが無かった事位です。女学生が野球に打ち込む姿もすぐ馴染んで・・・ところどころでしっかり感動させて貰いました^^;

私は知らなかったのですが、学校の授業が終わると「おジャンでございます。」と言ってみんなが拍手するシーンがあるのですが、その当時の風習なんだそうです。何とも言えない可愛らしさがあったと思います・・・そのキャラのCVが能登さんだったから余計にそう思えたのかもしれませんが・・・(//∇//)

「○○だからできない・・・」と何もせず最初から諦めてしまう事があります。でも、直向きに野球に打ち込む彼女達を見ていると、最初から諦めるのは色々勿体無いことなんだ・・・という事を教えてくれる作品です^^;

彼女達の道のりは決して易しいものではなかったと思います。元々は野球を殆ど知らない即席チーム・・・最初から上手くいくはずがありません^^; 彼女達は何度も下唇を噛む思いを積み重ねてきました。でも、彼女達は決して逃げる事なく悔しい思いを受け止めるんです。自分達の弱点を知り、そこを補っていく・・・補い方は個人の能力を高めたり、チームの総合力でカバーしたりと沢山あるのですが、地に足の付いた練習を積み重ねて、チーム力を上げていきます。

でも、一方で「努力は裏切る」・・・という言葉があります。
それは、結果って運も影響するので、必ずしも努力と結びつかないことがあるから、このような言葉があるのだと思います。だけど、努力による伸び代は、努力した分だけ着実に糧になるのでまた違った形で良い結果を得ることができる・・・その可能性があるから頑張れるんだと思います。そして、この‌作品では、このような前向きな気持ちの描写がしっかり表現されていたと思います。

そして、彼女達の野球がどこまで進化していくのか・・・毎回楽しみにしながら視聴していました^^
真剣に野球に打ち込む彼女達の姿は印象的でしたし、声優さんも豪華だったので視聴して良かったと思える作品でした♪

投稿 : 2025/02/08
♥ : 45

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

おてんばハイカラさんのスポーツ

主人公は女学校に通う鈴川小梅(すずかわ こうめ)。
ある時、友人の小笠原晶子(おがさわら あきこ)の呼びかけに応じるような形で野球を始める事となる。
まずは野球をするのに必要な人数である9人のチームを作る事から始める事となる。

時代は大正時代、しかも女性の野球となるとチーム自体すら作る事は難しいです。
日本野球の始めの頃は大学野球が盛んで、明治時代には早慶戦などが盛り上がっていました。
ただし、あまりにも応援に熱を入れ過ぎたために試合自体が中止になる事もあったそうです。
このように荒れるスポーツであった野球を淑女が集まってするという事は、かなりハードルが高そうです。
ちなみに明治時代の日本野球については、ハチャハチャで有名なSF作家である横田順彌さんの著書に詳しく書かれているので興味のある人は一読するのもいいかもしれません。

本作品の意図としては男性優位のスポーツでも女性が活躍できる事なのではないでしょうか。
数年前、日本やアメリカの独立リーグで選手だった吉田えり選手の登場も作品を作る上でのヒントになったのかもしれません。
吉田選手のニックネームでもある「ナックル姫」あたりから、本作品の揺れる魔球の構想があったように思います。

野球のプレー自体には疑問を感じます。
バットの芯を外す魔球や揺れる魔球、ダブルプレーなどの連携プレー、スコアブック以外にも映像で相手選手の研究をする事など、本作品の野球は近代野球に近いと思います。
昔のピッチャーで変化球を投げる人はいなかったとは言いませんが、意図して狙ったボールを投げるのは聊か疑問を持ってしまいます。

授業の終了の合図である鐘や「おじゃんでございます。」という挨拶などは、よく調べていると感心します。
(自分が知らなかった事なので勉強になりました^^)
ただし、大正時代という時代性や野球のプレー以外にもツッコミ所がありそうなのですが、そこは本作品の意図するところではないので触れない方がいいですね^^;

あまり懐疑的に本作品を視聴しても面白くないです。
色々とイチャモンのような事を言うのは野暮ってもんです。
(お前が言うなと指摘されそうですがw)

野球に詳しくない人でも、チームプレーの大切さや一生懸命な努力などが伝わればいいのでしょう。
女性でも男性と対等に戦う事ができるスポーツとしてのスポ根作品だと考えれば合点がいきます。

仲間が集まって目標に向かって努力をすることが一番重要であるという、
スポーツ本来の目的を再認識するには良い作品だと思います。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 43

62.2 3 大正で恋愛なアニメランキング3位
新サクラ大戦 the Animation(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (145)
505人が棚に入れました
太正三十年(1941年)帝都・東京は、平和な日々を取り戻していた ―――『帝国華撃団・花組』は隊長神山誠十郎が欧州へ赴任し、天宮さくらが隊長代理に就任していた。日々奮闘している花組の元に神山が一時帰国するが、その傍には見知らぬ少女がいた。少女の名はクラーラ。大きな事故に遭い壊滅した莫斯科(モスクワ)華撃団の唯一の生存者だという。神山から託され、花組へと転属になったクラーラを迎え入れるさくら達。そんな中、『莫斯科華撃団』を名乗る一団が突如帝都に現れる―――莫斯科から来たクラーラとは何者なのか?そして、壊滅したはずの莫斯科華撃団の来日の目的とは?帝国華撃団・花組の新たな戦いの幕が開く!

声優・キャラクター
佐倉綾音、内田真礼、山村響、福原綾香、早見沙織、阿座上洋平、富沢美智恵、和多田美咲、白石晴香、赤羽根健治
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

大戦というより小競り合い

実は元ネタ観たことない


たしかJUMPでちさたろー(横山智佐)が主役やるよーというのがあったようななかったような。
サターンなんぞ持っとらんよ。プレステ派でした。
CMで流れてたので『ゲキテイ』は知ってます。
大正時代でしょ?『はいからさん』と宝塚ががっちゃんこしてロボバトルしてるイメージ。


前作への思い入れはありません。
視聴動機は“広井王子のワークスに触れてみよう”でした。自分が中学か高校くらいの時に勃興してきた人、というイメージの彼。『天外魔境』『魔神英雄伝ワタル』『グランゾード』そして『サクラ大戦』と彼の作品群に触れずにこれまで生きてきました。作品名は存じてますが、PCエンジン持ってなかったりサターン持ってなかったり、アニメだったら地方では放送してなかったりと縁がなかった印象です。満を持してはじめて触れたのが『ソラとウミのアイダ』ですかね。こういっちゃなんですがひどかったです。はたして“昔は凄かった過去の人”なのか“単にパブリックイメージが肥大化しちゃった普通の人”なのかこの目で確かめたかったのです。
なおこれについての結論は保留。やや後者寄りの見解です。実際のところ広井氏はこの新作に関与してないらしいのでこれで評価するのはフェアじゃないというのが理由。

おそらくこの『新サクラ大戦』視聴層は旧作経験者で占められるのではないでしょうか。前知識ないとこんな感じでした、的な感想書いときます。


結果↓


{netabare}失敗した。つまらん。{/netabare}


あくまで仮定ですが、旧作ファンが懐かしんで愛でる以外の需要はないのではないかと思われます。
ポジティブに評価できるのは一点。ゲーム原作にありがちな“独りよがり謎設定”に置いてけぼりにされるのがなかったことくらい。旧作キャラの登場や踏襲された世界観はオールドファンに寄せた無難さを感じました。

そしてメリットはデメリットと裏返し。そら整合性求めりゃグダグダなところは随所にあるのですが、度し難い謎設定ではないので拒否反応はない。ただ単に時間が流れていくだけ。なんとなくいい話のような緊張感あるようなシーンが続きだらだら鑑賞はできるのですがビックリするほど記憶に残りません。帝国華撃団の主役級五名のキャラ回らしきものがなかったのも輪郭がぼやけた理由でしょう。
あとは自分の好みないし事前のイメージ(期待)とかけ離れていたことかしら。具体的には以下二点↓


1.ヅカ感に乏しい

実際のモデルは松竹らしいのですが、華撃団≒歌劇団なわけじゃないですか。そう宝塚です。
舞台に生きてるシーンが極めて少なく、本筋が降魔との闘いだったとしても日常パートとしての舞台シーンがほぼ無く他のアニメと同様な日常パートが展開されてたのが残念です。ここ差別化できるポイントだったと思うのですが素材を使いきれてない。

{netabare}普段はトップスタア。でも実は…{/netabare}

そして舞台シーンもイマイチでした。人数が5人だからってのもありますが、カーテンコールのとこしかなかったんじゃないかしら。“ラインダンス”“レビュー”とかやりゃいいのに。寸劇もアイドルもの延長線上の演出で、これでサイリウムとか出てきたらたぶん即切りしてたと思います。
旧作がどうか知りませんが、やや期待してたヅカ的舞台演出がなければその他作品に埋没するのです。


2.大正感に乏しい

大正二十九年の設定です。
いくらスチームパンクな世界観だったとしても背景や小道具とかもっと史実に寄せることはできなかったんでしょうか。ビールやキャラメルの広告をさらっと挿入したり、やれることはあったでしょうに。

{netabare}大正モダニズムの欠片だけでも…{/netabare}

年代的に“レニングラード”だったであろう場所が“ペトログラード”のままだったり共産革命なかったのかしら!?と妄想するのは楽しかったんですけどね。


1.にせよ2.にせよ当方が勝手に期待して勝手にがっかりしただけとも言えるのでみなさんはあまり気にせずともいいでしょう。単に期待値コントロールを失敗しただけともいえます。
とはいえキャラもストーリーも凡庸だったので、他と差別化できるアドバンテージをみすみすドブに捨てた感じ。作品としては並も並。オールドファンが温かい目で観てあげたらよろし。そんな作品です。



※余談

■セヴァストポリ

いいっすね空中要塞。
言わずと知れた黒海へ抜けるクリミアの要所。要所ゆえに要塞化したのが現実のセヴァストポリ。クリミア戦争ではナポレオンⅢ世が、WWⅡではドイツ軍がえらい目に遭ってました。作中でこれを持ってくるセンスはさすがです。

日露戦争とかやらなかった世界線でしょうか。
要塞攻略といえば“旅順要塞”なんかも有名です。司令官の乃木希典は攻略にてこずったことになっていて、司馬遼太郎『坂の上の雲』では愚将としてボロカス言われており評価別れてますよね。
実際のところ、要塞攻略時の損耗率をみると同条件でないことを差し引いても乃木大将の戦略は極めて効果的であったと判断できます。少ない犠牲で陥落させているという意味です。この辺は好き好きでしょうし興味なきゃスルーでしょうが、伊達に神社ができたり駅名になってたり、アイドルグループの冠に使われてたりしないよね~とあらためて思ってたりしました。



視聴時期:2020年4月~6月 

-----


2020.06.21 初稿
2020.12.19 修正

投稿 : 2025/02/08
♥ : 47

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

李紅蘭に相当する面白娘がいない(← そこじゃない)

初代が太正12年、本作が太正30年が舞台ということらしいのですが、初代のキャラの中で神崎すみれだけは総司令として健在です。

帝国華撃団のメンバーは一新され新生帝国華撃団ということになっていますが、なんとなく初代のメンバーと霊力の方向性というか、乗機の機体性能やキャラの容姿は少し旧作に寄せた感じになってますよね。

真宮寺さくら → 天宮さくら
桐島カンナ → 東雲初穂
マリア・タチバナ → アナスタシア・パルマ
アイリス → クラリス(身長はだいぶん違う)
神崎すみれ → 望月あざみ(ここはあんまり似てない)

大神一郎 → 神山誠十郎

で、旧作にいたメカニック兼任の李紅蘭に寄せた花組メンバーはいません。旧作ゲームでも攻略が最後に回されたり不人気だった気もするので、切り捨てられたのでしょうか…。

アニメはゲームの『新サクラ大戦』のストーリーそのものではなくて、ゲームのストーリーの後の時系列になっているようです。

ゲームも含めて、旧作から見ると「降魔ってこんな設定だったっけ?」という疑問もなくもないです。

ストーリー的には旧作と違って隊長の誠十郎がほぼ空気になっていてあまり活躍しないのと、花組のサポート役としてすみれさんよりも旧作のあやめさん(藤枝あやめ)の方が個人的には魅力を感じるので、出来は旧作に劣ると思います。

私は最終話まで完走しましたけど、別に無理して観なくて良いような…。

おまけ: 旧作のOP「檄!帝国華撃団」や『サクラ大戦 エコール・ド・巴里』(ゲームだとサクラ大戦3)のOP「御旗のもとに」ほどの良さは、本作OP「檄!帝国華撃団〈新章〉」には感じません。

というか、まったくの新曲でしかもカッコ良かった「御旗のもとに」と違って、ゲキテイのレガシー(遺産)にあぐらかいとるだけやないかい。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 30

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

佐倉大戦

降魔大戦から10年後の日本。
真宮寺さくらに憧れていた天宮さくらは、帝国華撃団の一員として、帝都を守るのであった。

シリーズものとしては歴史のある作品。
主に降魔大戦を描いていた今までのシリーズ。
私は今までの『サクラ大戦』を少し視聴しただけなので比較できませんが、
時代背景や操縦するロボなどが似ているので、新シリーズだなぁと感じます。

ちょっと気になるところが……
それは村雨白秋が万能すぎる事。
孤児を保護する活動や戦いにおいても大活躍。
味方のロボが苦戦していても、この人は余裕綽綽
天宮の師匠らしいですが、その設定が無いと作品に参加できないのでしょうね。

モスクワ華撃団の生き残りのクラーラを保護します。
そのクラーラを強奪しようとした、新モスクワ華撃団のカミンスキー。
最後の戦いでも村雨が目立っていました。

シリーズ物の最新作としてはどうなんだろう?
シリーズ継続という点では良いかもしれません。
しかし、内容は単調でした。
『サクラ大戦』シリーズを好きな人向けの内容。
個人的には旧作には手が伸びません。
ロボの容姿も寸胴体型。
これはカッコイイのか?
村雨一人だけで無双できるのであれば、華撃団の必要性はどうなんだろう。
一部マニアの懐古主義の人だったら満足できたでしょう。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 23

67.9 4 大正で恋愛なアニメランキング4位
サクラ大戦 桜華絢爛(OVA)

1997年12月18日
★★★★☆ 3.8 (69)
345人が棚に入れました
 広井王子×あかほりさとる、というヒットメーカーがタッグを組んで制作したことが話題となり、大ヒットした家庭用ゲームソフトのOVAシリーズ第1期。本作は、ゲームで活躍したヒロインたちが所属する帝国華劇団が、どのように結成されたのかという、プレストーリーを描いたもの。どのようにして対降魔霊子甲冑「光武」が製作されたのか、どのようにして花組メンバーが集ってきたのかなど、ゲームを遊んだファンが気になったバックグラウンドを詳細に描いてゆく。1~3巻が、さくらやすみれといったヒロインたちのスポットを当てた内容であるのに対し、最終巻の4巻のみ隊長の大神の視点で描かれ、舞台役者としても活躍する花組メンバーを、大神がどのように支えているのかが描かれている。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

たまには、昔の作品を視聴するのも悪くないですね♪

この作品は、1997年12月・・・今から16年前に販売された作品です。ゲームが原作なのですが、ありとあらゆる媒体から本編5作・関連作品23作が発表されているようです。この作品における当時の人気の高さを伺い知った気持ちです(wikiより)。

ゲームでは、大正時代を舞台に主人公が「帝国華撃団・花組」という特殊舞台を率いて悪と戦う・・・という恋愛・戦略シミュレーション+アドベンチャー要素を盛り込んだゲームのようですが、アニメでは「帝国華撃団・花組」が主体となって大活躍してくれる内容になっています。

「帝国華撃団・花組」は、普段は大帝国劇場の舞台で活躍する女優さん達なのですが、一度魔族が出現すると対降魔迎撃部隊に身を転じ、それぞれ得意の武術で立ち向かっていくのですが、今見てもなかなか格好良いと思いました^^
そして日々の鍛錬やチームプレイの大切さ、というメッセージもちゃんと発信してくれている作品です。

キャラデザの作りは時代を感じる部分はあると思います。でも、むしろ僅か16年という短い間におけるアニメ技術の凄まじい進歩に思わず感動してしまいました^^;

この作品の構成はOVA3話なので気軽に視聴できます。
でも、この作品にはニコ生で一挙に放送してくれなかったら、きっと出会えなかった作品だと思います。たまに、懐かしさを感じながら昔の作品を視聴するのも悪くないですね^^

この作品には続編『轟華絢爛』全6話があるので、引き続きそちらを視聴してみようと思います♪

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

【伝説のスチームパンク】全てはここから始まった!~大正桜に浪漫の嵐~→アニメ化といえば、すなわちコレだぜ!

ギャルゲという言葉に反感を覚えたファンが『キャラゲー』なる言葉を生んだという伝説的なヒットゲームにおいて、まず最初にアニメ化されたシリーズがコレ
OVAで全4話


原作ゲームの前日譚となる内容であり、帝国華劇団が結成されるまでの模様が事細かに描かれております
ゲームの設定や雰囲気をそのままにアニメ化したシリーズとしては、オイラがもっともオススメする作品でございます!


というのも、後に制作されるもう一つのOVAシリーズ(豪華絢爛)はゲームの後日譚的な内容でファンサービス要素がメインとなっていたり、TVシリーズの方は独自の雰囲気を追求しつつもゲームとは無関係だったり・・・


純粋な意味でのアニメ化、という面から見てもお話、作画クオリティ共に申し分ない出来栄えの今作は、サクラ大戦というシリーズを知らない方でも!もちろん単にスチームパンクが好きだという方でも!しっかり楽しめるかと思います!


そしてなにより、、、すみれさん可愛過ぎだろっ!w

投稿 : 2025/02/08
♥ : 14

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

太正ロマンは蒸気の世界

視聴回数 全話5回くらい

原作ゲームでひたすら花組メンバーを攻略するために遊んでいた頃が懐かしく思える、大好きな作品。

この原作をプレイした時は「絶対にアニメ化してほしい」と思っていたので、このOVAがリリースされてすぐにレンタルして何度も見ました。

物語は原作スタート前の花組が結成されるまでと、原作にはない舞台公演の話で、原作ファンの期待は裏切らない出来になっています。

スタッフは原作通り、構成 あかほりさとる、音楽 田中公平、そして声優は原作キャラクターと同じ声優陣。文句がないですね。

登場人物の乙女たちは、全員が個性的で物語を引き立ててくれます。
舞台演劇や戦闘でも華があります。
隊長の大神は、だらしないハーレム主人公よりかなり好印象。

何より一番よかったのは、作画だと感じています。
太正ロマンとスチームパンクを上手に描写されていて、
光武の動きや蒸気の描写、翔鯨丸の発進シーンなどは原作をプレイしている人には歓喜だと思います。
(光武は原作ゲームだと、升目のシュミレーションでしたので、このアニメのような戦闘シーンはプレイヤーの想像でしかなかったです)

オープニング曲は定番の「檄! 帝国華撃団」
4巻だけエンディングは原作エンディングと同じく「花咲く乙女」が流れて、このエンディングを聴くだけで胸が熱くなります。
(花咲く乙女の最期で、ピアノと横山智佐が歌うパートが切なくさせてくれます)

私はサクラ大戦で初めて多数の女性キャラクターに対する視点をもつようになったきっかけと認識しています。
(これを機に恋愛シュミレーションゲームを多くするようになりました)

未だに根強い支持がある作品ですので、機会があれば原作ゲームとOVA 2作、劇場版は視聴されてみるといいと思います。

(余談)

ついに新サクラ大戦が始動しました。とても嬉しいです。
新しい華撃団に注目しています。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10

67.4 5 大正で恋愛なアニメランキング5位
劇場版 はいからさんが通る 後編ー花の東京大ロマンー(アニメ映画)

2018年10月19日
★★★★☆ 3.6 (50)
182人が棚に入れました
まだ女性が恋も仕事も自由に選べなかった時代。女学校に通っていた花村紅緒は、祖父母の時代から決められていた許婚、伊集院忍少尉と出会う。紅緒は、当初少尉に反発していたが、やがて2人は許婚という関係を超え、心の底から惹かれあっていく。しかし、少尉が戦地で消息不明に――。どこかで少尉が生きているのではと諦め切れないそんな彼女の目の前に、少尉と瓜二つの人物が現れる。ロシアからの亡命貴族、サーシャ・ミハイロフだ。ところが、少尉そっくりなサーシャは紅緒のことをまったく知らない様子。ショックを受けた紅緒を励ましてくれたのは、彼女が働く出版社の編集長、青江冬星だった。愛する人と同じ姿でありながら自分のことを知らない、サーシャ。一方、過去は忘れて新しい道を歩き始めるべきだと語る冬星。2人の間で紅緒の心は激しく揺れ動く――。そんな中次々と衝撃的な事実が明らかとなり、ついには歴史的大事件に巻き込まれることにも… 短くも激動の大正時代。その真っ只中を時には笑い、時には涙し、ひたむきにまっすぐ駆け抜ける「はいからさん」。彼女は、最後に何を選び、誰と結ばれるのか――。

声優・キャラクター
早見沙織、宮野真守、櫻井孝宏、中井和哉、梶裕貴、瀬戸麻沙美、石塚運昇、鈴木れい子、三宅健太、伊藤静
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大正時代の大災害

出だしから、満州の大草原。
大活劇の始まりだ。
なんて思ってたら、あっさり東京に戻った紅緒さん。
それもそのはずサブタイトルが花の東京大ロマン!

原作が少女漫画だから、ホントベタ。
{netabare}ラストまで一点の曇りもなく見え見えなのです。{/netabare}
その上、感情が超ストレート。
私はほぼノックアウト状態でした。

終盤は大正時代の大災害関東大震災です。
その描き方には、色々つっこみたい。
だけどそこはアニメ。
暖かい眼で見守りましょう。

以下、関東大震災について。
アニメと関係ないので閉じます。

{netabare}大正12年9月1日午前11時58分。
相模トラフを震源域とするM7.9のプレート境界型地震が発生した。
直後、南関東は激しい揺れに見舞われた。
その揺れに誘発された直下地震も加わり、帝都東京は数分間の激震が続いたと言われる。
このため、多数の木造家屋が倒壊。
折からの強風により発生した大火災により、一晩で東京は壊滅した。
死者行方不明者10万人強、日本史上最大の地震災害である。

私が震源域に近い南房総を訪れたのはもうずいぶん前。
神社に建立された石碑にはたくさんの被災者の名前が書かれていた。
こんな田舎でもこんなに被害が、と思ったのを覚えている。
また、海岸を歩いていた時に出会ったおばあさん。
津波がこんなところまでって。
多分、10m程度の津波が襲ったんだろう。

つい先日訪れた東京は美しい花の都だった。
六本木森ビルより見まわした風景は一面のビル群。
私にとって大切な人が暮らす東京。
この地に再び地震があると考えると背筋が寒くなった。

元禄関東地震からも約300年。
大正関東地震を上回る規模の相模トラフ連動地震も懸念されている。
首都直下地震を含め、様々な角度から南関東の防災計画を見直す必要性を感じている。
そして、庶民レベルでは防災意識の向上が必須であろう。{/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 10
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こんな展開 冗談はよしこさ~ん

 これは、TV放送でも描かれなかった部分にも触れた前編のさらに先となるお話なので、かなり期待して見に行ったです。

 少尉の消息を知ることもかねて、前作で新聞記者になった紅緒が、手がかりをつかんで満州に!からのになる訳だったです。

 悲しい結末かと思いきや、こんなのありかの急展開。{netabare}UFOの襲来?紅緒も知っているそっくり??誰かさんの登場で、急展開連続のスタートの連続だったです。
 諦めきれない紅緒、果敢に迫るです。{/netabare}急展開が、多すぎる中で複雑な事情、かなり絡むです。
 {netabare}そっくり??誰かさんが、宿泊先を離れて散歩して、何故この場所を歩くのか?出来すぎていたです。{/netabare}この時、真相が明らかになっていくきっかけになるです。
 で分かったけど、後には引けなくなる状況で、紅緒もこの事実に区切りをつけるけど、忘れられないみたいなです。

 さらに続く出来すぎた複雑でかつ、無理やりにも見えあり得ない偶然みたいな急展開が、続くです。

 上映前劇場チラシにもあった画像にもある、紅緒の花嫁姿になるきっかけは、まさかの成り行きに。このままいくと思った{netabare}ら、日本の歴史上有名な災害発生。{/netabare}いくら何でもどうなっているのか?こんなのありか?なぁだったです。

 HAPPY ENDにならなきゃ話にならないけど、いくら何でも出来すぎた駆け足のような、諦めとあるべき結末には驚かされたです。

 今まで知らなかった、「はいからさんが通る」の結末を見れたのはい良かったです。しかし、劇場アニメにおいて限られた時間もあったかもしれないが、「これでいいのか?」なご都合主義に見えなくもない進行には疑問と、期待した知らない展開とかけ離れた進行に、ある意味拍子抜けもしたです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 8

星ノ海酩夜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

決して悪くは無いけど印象にあまり残らないかも

前編をアニメサイトで視聴し、後編を映画館で視聴。

なんかパンチ力に欠ける映画だったと思います。
主人公がどちらの男性キャラと結ばれるのか……?
というハラハラを期待していたのですが、無駄にグダグダなコメディを詰め込んでいるせいでテンポが若干早くて感情がついていけない。

前編で主人公と少尉が惹かれあった理由が描かれていなかったので、後編では描かれているのかと思ったのですが…………うーん。

前編でも述べたのですが主題歌は神ですね。竹内まりやさんの曲はこの映画の主題歌にピッタリだと思いました。

なんか惜しい作品だった気がします。嫌いではないです

投稿 : 2025/02/08
♥ : 2
ページの先頭へ