大学生で笑いなおすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの大学生で笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月27日の時点で一番の大学生で笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.1 1 大学生で笑いなアニメランキング1位
理系が恋に落ちたので証明してみた。(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (353)
1615人が棚に入れました
研究に情熱をそそぐ、理系女子と理系男子がもし恋に落ちたら?彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は同じ研究室の雪村心夜に告白する。当然その「好き」に論理的根拠なんてない!しかし、理工学専攻として、「論理的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」その信念をもとに、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める!?デート実験、好きの構成要素の解明、心拍数計測実験、ムード値の計測……。個性的過ぎる愛すべき理系たちが「恋」を論理的に証明する笑いありキュンキュンありの理系ラブコメディ!

声優・キャラクター
内田雄馬、雨宮天、原奈津子、大森日雅、福島潤、置鮎龍太郎、麻倉もも
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

理系あるある早く言いたい

原作未読


渋谷デートについて一言!

「そのまま東急百貨店本店を左手方面に向かい路地に迷いこめばOK!」


第4話あたりできつくなってきました。
遡ることあらすじ。好きになったので好意を定義し証明しようとするおバカな話。理由は理系だから。

共通のコミュニティで通じる“あるある”を飲み屋で悪ノリして大喜利大会始めるのに似てます。飲み放題の上限、二時間くらいでガスが切れることでしょう。
“あるある”繋がりでRGワンマン2Hを想像してみよう。もはや執行猶予なしの懲役2時間です。

「大喜利である」「RGライブである」仮説は証明できませんよ。だっておいら文系だもん。
ただし、つまんない理由は証明できるかもしれません。文系だけど。


ということでさっそく“ラブ”について。タイトルに“恋”使ってますんでね。
ラブストーリーとラブコメディ等“ラブ”が絡むネタで登場人物の心情への共感は肝です。ただこの作品は土台からしてそこで勝負してません。あくまでコミュニティで通じる“あるある”への共感となるわけで似て非なるもの。

 「惚れてまうやろ~」

な行動やセリフは残念ながらありません。ただし、

 「あ、それあるあるだわ」

な行動やセリフは満載です。

そうなると“ラブ”度数は一段下がってキャラの見た目勝負に移ります。かわいいとかかっこいいとかそんなとこ。イケボなんかも含んどきます。このへんは私専門外。
仮に見た目勝負も降りることになっちゃえばラブ度数をさらにもう一段下げて、

 笑えるか?

ギャグ振りしてればラブコメディの範疇には収まるでしょう。で、この作品ここがいけませんでした。
タイプ的に二つの方向性を辿ることができたと思うのですが…


■方向性其の一 ストイックに

中途半端なところで二人ともデレちゃうので流れが止まるんですよ。二人とも辛抱が足りません。
実験→失敗の途方もない繰り返しが理系の真骨頂でしょう。ストイックであればあるほどそこに常識とのギャップが生まれて笑いが生じるのに。せっかく“理系”という万人共有可能なパブリックイメージのある素材なのに活かせてないです。
“○○の定理”が意味する上澄み部分をかすめるに留まっていたため、結局のところ内輪の“あるある”的面白さの範囲を超えないのです。
内輪ウケも最初は仲間内の強固な結束を生みますが、持続可能か?と問われれば疑問符がつきます。{netabare}飽きがくるから、漫画家投入したり水着回でお茶濁してたでしょう?{/netabare}


■方向性其の二 名脇役を投入

本人たちの“ラブ”への向きあい方が無茶苦茶(笑)つまりラブポンコツで戦力として使えない分、ツッコミ役や道化役、狂言回し役が周囲にいないとアウト!
「いいからとっととくっつけよ」な視聴者の思いをかわして騙して目くらましてくれるほどの熱量が舞台役者には必要です。

同じ研究室の奏・棘田・虎輔らが主役の二人(雪村・氷室)にツッコめてません。操縦できてないと言い換えてもOK!マッチョ教授も役不足。みんな観察者もしくは並走する伴走者どまりなのです。福島潤の無駄使いですね。

{netabare}藤原書記と石上会計が仕事をしない『かぐや様は告らせたい』みたいなもんでしょうか。{/netabare}



ふるいにかけてったら、どうやら自分のふるいの目が粗かったようで全部こぼれ落ちちゃいました、という私の結果です。

1段階  ラブでないのでキャラへの共感に薄い
2段階  見た目勝負は自分にはノーカン。皆さんいかがでしょうか?
3段階-1 ズレや違和感で生じる“笑い”ではなく内輪ウケなネタ
3段階-2 ツッコミ不在。狂言回しの不在。

別に素数山手線ゲームで盛り上がってもらって結構ですし、理系をアゲてるように見えてディスってるのもおもろいんですけど、きっちり主人公カップルを転がして欲しかったですね。
理系とか関係なく飲み会で盛り上がった“あるある”ネタもラストオーダー後のロスタイムいれて3時間弱が限度ということだったのでしょう。

{netabare}第7話がほぼ限界でした。9話で漫画家投入。10話で水着回ですもんね。賞味期限切れです。{/netabare}




★とどめかも

三島由紀夫VS東大全共闘の公開討論の映像見たことあります?
立派な方を数多く輩出されてる最高学府ですが、むしろ鳩山由○夫がここ出身だったなという事実に納得できる映像になってます。
で、ここの学生たちのコミュニケーションの特徴が、

・意味不明な文言をぶつけて相手が言い淀んだらこっちの勝ち
・「ソースよろ」をぶつけ続けて相手が回答に窮したらこっちの勝ち

古代ギリシャにソフィストと呼ばれる人達がおりまして、
真理の探究よりも、いかに相手を論破するかということに力を注いだので、詭弁に陥る傾向が強かったという程度の低い連中です。国も傾きましたね。
わざと

 “コミュニケーション不全”

を起こしてマウントを取る行為。イラッとくるでしょ。主人公男にその気(け)があったのですよ。

{netabare}飛行機の中でイチャつこうとしたのを止められて「なぜだ?」でその証明を相手に求めてみたり。{/netabare}


コミュニケーションの究極(と私が思ってる)恋愛行為と、コミュニケーション不全を狙ったかのような主人公らの行動が水と油に見えました。


ここから見えてきたこと。
ラブ要素を一切廃してみればこのジレンマも味あわずに済んだことでしょう。つまり“あるある”だけ楽しむという本作王道の堪能方法。


彼ら見てたら、作中では悪く描かれていたナンパ小僧のほうがまだ健全だと思いましたよ。拙いだけで女性に対しては一生懸命でしたもん。



※ネタバレ所感

■最終話について

{netabare}名探偵の推理が始まり犯人をあてるも「○○しかいない」の根拠が薄弱というかそれ憶測。そこ理系放棄したらだめじゃん。
で最後は気持ちが大事!みたいな。徹頭徹尾ロジカルお化けだったら面白くなっただろうに。{/netabare}



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

-----


2020.03.28 初稿
2020.10.13 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 43
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ラブコメというよりラブ×ギャグ 恋愛もあるけど、何より面白い!!

理系が恋という事象を証明しようとするギャグ要素強めのラブコメ。
アマプラにて、全話公開していたので見ました。

PVを見たときからこれは面白そうだと思っていたけど、やっぱり面白かった。
こういうコメディ強めのものが個人的に好きというのもあるけど、物語に変化があって中弛みすることなく見られた。
むしろ後半の方が面白かったぐらい。

普通なら当たり前と思って考えもしないことを真剣に考える姿が馬鹿らしくもあり、この作品の魅力でもあった。

音楽はOPもEDもどっちもこの作品にぴったりでよかった!!

総評として、最高に面白い!、という程ではないが最後まで飽きることなく見ることができるくらい面白かった。
作画、声優、キャラ、音楽の全てが高クオリティ!
アマプラ、感謝!


↓↓↓各話の感想↓↓↓
{netabare}
1話の感想 ★★★★ 4.0
好きかもしれない
{netabare}
なんか理系への偏見が過分に含まれている気がする。
確かに一部にはこんなやつもいるかも知れないが、大部分はこんなんじゃないからね!!
ギャグテイストで面白かった。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
大学院の先輩
{netabare}
また癖が強い先輩が現れたな。
料理において愛情を形あるモノとして考えてたのが理系っぽかった。
英語の論文読むのが大変なのは凄く共感できた。{/netabare}

3話の感想 ★★★☆ 3.5
デートとは
{netabare}
新キャらはチャラ男に見えるただのギャルゲーオタクか。
……こんなやついるわ~
デートの定義は気持ち次第ってことか。
まぁ、無難だな。
最後のお誘いは皆がいるなかでしたのかな?
もし、そうならかなりのメンタルだ。{/netabare}

4話の感想 ★★★★☆ 4.5
デート
{netabare}
最初は微妙かと思ったが、最終的にめちゃくちゃ面白かった!
観察班の2人が良い仕事したわ。
いい雰囲気で終わったしよかったな。
ED、ノリがよくて好きだわ~~{/netabare}

5話の感想 ★★★★☆ 4.5
ミーティング
{netabare}
教授、癖が強いけどいい人っぽいな。
虎輔の興奮対決は面白かった!!
やっぱ、幸村・氷室ペアよりもそれ以外のモブの方がギャグセンスあるな。{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
キス
{netabare}
この実験はなかなか役得なんでは?
奏ちゃんだけでなく、棘田先輩ともキスできるとは。
あんな実験室なら行きたかった。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
飲み会
{netabare}
飲み会でここまで酔う人って意外といないよな。
大抵、吐くから。
女子は基本男がいたらここまで飲まないし。
てか、研究室でお酒がいいとか珍しいな。{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
虎輔の研究
{netabare}
虎輔の研究、聞く分には面白そうだけどやるのは大変そう。
結果が知りたい。
そして、ここにきて新キャら。
漫画家らしいけど、予想ではエロ漫画家!
もしくは、絵がめちゃくちゃ下手くそ!!
さぁ、真実はいかに!!{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
沖縄合宿
{netabare}
氷室の水着が良すぎた!!
赤っぽい水着が映える。
流石に水着で抱きつかせなかったのは正解だわ。
もししてたら、雪村死んでたな。
そして、なんと言っても虎輔と棘田の二人!!
めっちゃきゅんきゅんするわ!!
棘田はなんだかんだ言うけど、虎輔のこと好きよね?
{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
研究発表
{netabare}
理系の先生は基本ムキムキではありません。
ますはこれを言っておく。
虎輔の発表は普通に面白くていい発表だったと思う。
奏も凄く準備されていた発表だった。
奏に抱きつくとは、雪村やるな~
奏も相当可愛いからな!!{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
喧嘩
{netabare}
喧嘩というか氷室が嫉妬して怒ったって感じだな。
男は女が何に怒ってるか分からないからな。
しかし、あのOGマジで害悪だな。
確かに恋は障害があるほうが盛り上がると思うが、現実でしかも故意に起こす物ではない!!{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★★ 5.0
恋を証明してみた
{netabare}
氷室、可哀想に。
あれは逃げちゃうのも分かる。
そして、最後のシーン!!!
エモ過ぎる!!
景色の100点がこっちにも分かる綺麗な作画。
そして、キスシーンで引き画面になるものよかった。
これは満点ですわ。
奏の恋事情や、虎輔と棘田の二人にも気になるところ。{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

理系が文系に挑んだら、こんな素敵おもろいラブコメに(笑)

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、ラブコメ。ガチの理系男女が、互いに完全両思いのくせに、「好きとはなにか?」「私はあなたが好きなのか?」を理論立てて説明しようと奮闘する話。

頭が良いバカで、みんな素敵です(笑) OPも好きだな~。

かなり変わった設定なので、アニメをたくさん観てきた層にもウケそうな作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ラブもコメも、きちんとレベルが高いな~。

序盤から中盤まではコメディ全開で長し、終盤にややシリアス、そして最終話は恋愛で思いっきり萌えさしてくる。

スゲェ良い最終回で、単話☆5をつけました!

実は氷室のキャラデザってあんまり好みじゃないんですが、それでもこれだけ萌えさせてくるなんてスゲェなと。

2期あったら、恋のライバル登場でしょうか? ヤキモチ焼く氷室と、逆走する雪村くんが、また観てみたいっすね♪
{/netabare}

【余談~ あなたは文系? 理系? ~】
{netabare}
文系(文学・史学・哲学・心理学 等)と理系(数学・科学・医学・工学 等)のどちらに自分が向いている(文系脳・理系脳)かは、色々な点検項目(俗説)がありますよね。

ネットで拾ったり、自分で考えたものもあります。皆さんは、文系、理系、どちらですか?


①怒った時、怒鳴るなら「文系」、黙るなら「理系」。

※文系は感情、理系は理論。例えば芸術家(文系)は灰皿とか投げるイメージです。でも、理系のヒトって、怒れば怒るほど静かになり、どうやったら相手を理詰めで追い込めるかを考えていて、逆に怖い気がしてます(笑)


②星の光は昔の光と聞いて、ロマンを感じるなら「文系」、何光年先だから何年前と計算するなら「理系」。

※文系はロマンチスト、理系はリアリストと言われますよね。小説のように、虚構の中で存分に遊べるなら、文系資質あり!(ってことは、アニメ好きには文系が多いのかな?)


③コミュ力が高い人は社会で成功すると言われた時、コミュ力とはそもそも何か、成功とは何を指すのかを考えるなら「文系」、なぜコミュ力が高いと社会で成功するかという理由を考えるなら「理系」。

※文系は概念(コンセプト)、理系は論理(ロジック)と言われます。言葉や考え方に定義をつけたがるのは文系のクセで、飲んで話をするとき、「そもそも優しいって何だろうね?」とか面倒くさいこと言い始めるのは、大抵文系です(笑) 個人的には、上司(社長や会長クラス)は文系、あとは理系ってチームの方が強い気がします。出来るか出来ないかはさておき、まずはコンセプトを打ち出すのが上の人で、それを実現させられる力があるのは理系。これが、「理系→理系」だと、小さな成功は安定的に掴めるけど、爆発的なヒットは生まれにくい。ただ、「理系→文系」「文系→文系」は、そもそも崩壊するので、やはり就職に有利なのは理系かなと思います。


④口喧嘩で不利な時、論点をずらそうとするなら「文系」、そのままなんとか挽回しようとするなら「理系」。

※文系は柔軟、理系は一本気と言われます。理系の人は考えるのは非常に得意ですが、考えたことを言葉にして伝えることが苦手、不器用な人も多い。一方文系は、わりとこだわりが少なく移り気な人が多いので、上手く話題を逸らします。より空気が読めると言っても良いかも。確かに、理系の人の方が頑固だったり粘り強かったりする人は多いように思います。


⑤結論が出ない時、それでも納得するなら「文系」、絶対に納得しないなら「理系」。

※これは④とも被るのですが、文系は答えの出ない(あるいは個人差がある)問題を考え、議論することが好きです。哲学なんて正にそうだし、美術などの芸術分野、文学の読解もそう。最終的には、「人には色々な考え方があるよね」で、全て解決(笑) そもそも、「ハッキリした答えなんてないだろうけど」から議論を始めるため、終着点が玉虫色でも気にならない。どちらかというと、議論をすること、その時間自体を有意義だと感じていることが多い。一方、理系にとっての議論は、「正しい答えを導き出すための手段」であるので、結論がでなければ、その議論自体が無意味なものになる。途中で議論を投げ出すのは、大体文系ですw っていうか、「とりあえず自分が納得できる解を導ければ」満足するから、文系は(笑)


⑥興味の対象を考えた時、人なら「文系」、物なら「理系」。

※(以下、サイトの引用)文系に分類される文学や歴史学、心理学などの学問は、基本的に“人”を対象としていまはす。人間関係や社会構造、経済、文化、芸術など、人間の活動が研究の中心になる学問が文系に含まれることが多いです。一方、理系に分類される数学や科学、医学などの学問は、主に“物”を対象とする学問となっています。人間を対象にしているように思える医学も、実際の仕事内容は非常に化学的(ケミカル)なもので、血液中の化学物質の含有量の変化などを手がかりに診断や治療を行っています。ですので、文系、理系のどちらを選ぶべきか迷うようなら、あなたが“人”と“物(自然現象)”のどちらに、より興味を持っているのかを参考にしてみるとよいでしょう。って、すごい的確だな~と思いました♪


こう考えていくと、雪村や氷室は、フルマークで理系でしょうね(笑) でも、挑んだテーマは「恋愛」という、感情的で、ロマンチックで、概念的で、人それぞれに異なる解がある、人間味ある「超文系」なテーマですから、そのギャップがここまで面白くさせるんでしょうね♪

さて、では私はというと、①「理系」②「理系」③「文系」④「理系」⑤「理系」⑥「文系」と、多分、「理系脳」なんだと思います、文学部なのに(笑) ゼミの教授にも、「君は情理ではなく論理で小説で読み解こうとするのが面白い」と言われたことがあります。

文系か理系かを考えた時、「遺伝的(先天的)要因」と「環境的(後天的)要因」があるのですが、私は多分、「遺伝的には理系」「環境的には文系」なのかな~と思います。つまり、「向いてるのは理系、好きなのは文系」なんでしょう。下手の横好き、と言っても良い(笑)

まあ、文系か理系かなんて、そもそも人類が生み出した勝手な区別なわけで、100%正確な識別方なんてない、、、っていう、論の締め方、ひっくり返し方が、すでに文系っぽい(笑)

私は昔から、「理屈で考え、感情で決断したい」と思って生活してきました。「なぜこうなるのか(理系)」を知らないまま決断するのは気持ち悪いし、だからといって、正しいことだけを常に選ぶのも気持ち悪い。時には、「間違っていると分かっても選びたい」し、むしろ、「間違っていると分かった上で選びたい」こともあります。

だからあにこれレビューも、基本的には、良し悪しは出来るだけ(といっても限界はあるけど)論理的に書き、その上で、好き嫌い(評価)を述べたいと思ってます。まあ普段、そんなこと意識してるわけじゃなく、もはや、「クセ」ですけどね(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
頭良いバカ二人(笑) 公式はともかく、バカみたいなラブコメで楽しい♪

2話目 ☆4
そりゃ、Cの実験はしなきゃならんだろ。そりゃ、うちらみたく日本文学専攻は例外として、優秀な論文には英語のやつが多いだろうしね。今日も元気にあの二人はクレイジーだったな~(笑)

3話目 ☆3
AKB~↗(笑) 早く結婚しろ(笑) まあ、ギャルゲのデートといえば、遊園地は定番だよな。キャラによって乗り物選べば良いだけだし(笑) 遊園地に誘うとこ、良いね♪

4話目 ☆4
いちいち服を誉めるのは、一般的か? 連打(笑) 観点(笑) いつプレゼン試料作った?(笑) どんだけ好きなんだよ(笑) ただのビビり(笑) この二人、可愛いな(笑) それは、エロゲ(笑)

5話目 ☆3
先生、強キャラ。トラウマ、いじられまくり(笑)

6話目 ☆4
ムード値の公式は、少し納得してしまった(笑) 泣くぐらいなら実験するなや(笑) 池田研はヤバイ(笑)

7話目 ☆4
酔っぱらい(笑) シンデレラ、DNA捜査(笑)

8話目 ☆3
確かに、難しいことを簡単に説明できる人が、本当に頭良い人だよな。オキシトシン喋りすぎ(笑) この映像を観たくなる(笑) 漫画家(文系)とのタッグ。

9話目 ☆3
水着回。ナイスカップルやな(笑)

10話目 ☆4
不真面目なことを真面目に、熱い話だった。プレゼンのやりとりが面白い!

11話目 ☆3
正論がいつでも正しいわけじゃないしね。でも今は、雪村君とめっちゃ仲直りしたい(笑) めっちゃ乙女やんw 徹底的な仲直りて(笑)

12話目 ☆5
そんなのはどうでも良い(笑) 添削してる(笑) 素敵すぎる、ムード値の伏線回収(笑) 素敵なリベンジ(笑) 粘膜接触行為、強制猥褻罪(笑) 氷室のちょこちょこ、可愛いな(笑) 貧弱(笑) もう一回キスしたい(笑) ファーストキスのダメだし(笑) メガネケースのラストも、余韻があって良し。満点!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

83.0 2 大学生で笑いなアニメランキング2位
パパのいうことを聞きなさい!(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2455)
12580人が棚に入れました
主人公『瀬川祐太』は多摩文学院大学文学部国文科に合格し新生活をスタートさせたばかりの大学一年生である。小学生の頃に両親と死に別れ、当時高校生だった姉『祐理』に育てられるも、中学生の時にその姉がバツ2で2人の子持ちの男性『小鳥遊信吾』と結婚。義兄となった信吾への嫉妬と姉の家庭と幸せを壊したくないという思いから姉夫婦の家庭とは距離を置き一人暮らしをしていた。そんなある日、姉がアパートに突然訪ねてきて半日だけ3人の娘達(『空』、『美羽』、『ひな』)と共に留守番を頼まれる。渋々頼みを引き受けるが、そこで幸せそうな姉夫婦と子供たちの様子を垣間見、下らない子供染みた嫉妬心で姉家族と距離を置いてきた事を後悔し、今までの不義理を返し姉家族との関係を修復しようと決心する。そんなある日、姉夫婦の乗った飛行機が行方不明となり、姉夫婦は消息不明のまま政府発表では死亡したことになってしまう。残された3人の娘達は親族会議の末、全員バラバラにされそうだった所を見かねた祐太は全員自分が引き取ると宣言し、6畳一間のアパートで4人暮らしをスタートさせたのだった。

声優・キャラクター
羽多野渉、上坂すみれ、喜多村英梨、五十嵐裕美、堀江由衣、小野大輔、間島淳司、大原さやか

cross さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

萌え要素とシリアス要素の配分が逆転すれば面白かったのかなと感じた作品。【総合評価:54点】

2012年冬に全12話で放送された作品。

まず最初に断っておかなければならないのは私、crossは「萌え」と言う要素を売りにされたアニメがそんなに好きではない。
「萌え」要素を売りにした作品を幾つか視聴してきましたが、どれも面白さが見出せないタイプです。
あくまで「萌え」要素に面白さを見出せない人の評価ですので、世間一般がこの作品をどう評価するのかは見当も付かないです。
故にこの作品に対するレビューはどうしても中立な立場で評価できていない事を前もってお知らせしておきます。


作画の感じから「萌え」が売りなのは感じていましたよ。
基本的にはキャラ萌え作品で、シリアス要素はおまけ、少し感動を持たせる為ってのは理解していたのですが……
やはり、もっとシリアスな要素をふんだんに盛り込み、それを乗り越えての感動をより追及した方が面白かったように思える。

「萌え」要素に面白さを見出せない。そんな自分の好みを分かっていながらも、視聴を続けたのはやはり初期設定にあります。
両親を事故でなくしバラバラに引き取られそうになる三姉妹を大学生の叔父がまとめて引き取って暮らしていく。
この以下にもありがちですが、とてもシリアスかつハートフルな展開で感動できそうな初期設定にやられました。
厳しい現実や、両親を亡くした三姉妹の心の傷、突如変わった生活に対する苦悩、と言ったシリアスな要素
そして、そんなシリアスな面を互いに支えあい、少しずつ家族としての絆を深めていく、家族愛溢れる物語
こんな風に自分好みの作風に展開できる設定から、都合の良い期待を持って視聴を続けていった感じでしたね。

勿論、上で挙げたようなシリアスな要素は作中でも表現されていました。
ですが、どうにもシリアス要素は表面的で薄っぺらな感じで、実際そこまでの緊迫感を感じられない。
更には「萌え」の要素が勝ちすぎて、シリアスな展開ながらも、それを打ち消してしまっていた感じです。

「萌え」アニメを否定するわけでは勿論ありません。
確かに「萌え」アニメに需要があることも理解しているし、食わず嫌いの偏見でもありません。
視聴しても、「萌え」を楽しめない。つまり自分に合っていなかったんです。
「萌え」の要素に対し、面白さを見出せる方にはシリアスな展開とそれを乗り超えて深まる家族の絆と言ったハートフル展開もある作品。
自分の場合、「萌え」要素に対して、面白さを見出せないタイプなので、主成分が「萌え」であるこの作品に物足りなさを感じた。
まぁ、主成分を拒絶してしまえば、スカスカに感じ物足りなさを覚えるのは当然
つまり、自分のアニメを見極める能力が低かったと言うだけの話です。

作品としては、萌え全開でシリアス要素からのハートフルな展開も有り
自分のように「萌え」に面白さを見出せない人には、ハートフル展開が弱く物足りなさを感じてしまい不向きかもしれません。
しかし、「萌え」を主体に楽しめるなら、ハートフルな要素も加わった良作になりえるかもしれませんね。
と言うわけで、この作品に関しては視聴者の「萌え」に対する受け入れ方によって、面白さは変わってくるのではないでしょうか。
「萌え」要素、全然OK!!楽しめるぜ!!って方には結構オススメ出来るのではないとか個人的には思っております。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 68

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パパじゃなくても子は育つ

幼い頃、両親が亡くなり、姉に育てられた経験を持つ
大学に入学したばかりの瀬川佑太が主人公。
その姉までもが旅行中の不慮の事故で夫とともに亡くなり、
残された彼らの娘3人を引き取って一緒に暮らす決心をするが・・というお話。

思春期の女の子2人と3歳の幼女との賑やかな暮らしの中、
彼らがどんな変化を見せるか、そこに焦点を当てた展開になっていた。

およそ10歳とは思えないほどませた言動をする次女、
シャイでややツンデレ気味の思春期真っ只中の長女、
両親の死を知らされないまま無邪気で明るい三女。
男の人を意識するようになった年頃の女の子の心情は、
とてもリアルに描かれていたような気がするし、
三女のひなちゃんも、かわいらしく描かれていたと思う。
ようするに萌えアニメなんだなと思ったものの、
エロさを売りにしてるわけでもなく、
祐太の大学の友人や先輩たちも、近所の人々も
みんなあったかく優しく、観ていて微笑ましい部分はあった。

両親が亡くなって直後から、ケラケラと明るくはしゃげるかどうか、
それが子どもらしいかどうか、それはまぁ置いておいても、
素朴なひとつの疑問として、なぜ彼女達が住んでいたあの一軒家に
一緒に住めないのか?とか、両親の生命保険はどうなん?
ってところで、妙に引っかかってしまう物語でもあった。
現実的に考えたらツッコミどころ満載なのだが、
唯一、それらの疑問を無視すれば、ハートフルなストーリー。

だけどタイトル、思い切り強引だよね。
「パパ」にこだわらなくても良いような気がするけれど、
祐太的には、「パパ」でありたかったのかな。

個人的には、大学の路上研究会での先輩の織田 莱香さんの
あの淡々としたキャラが面白くて好きだったし、
祐太の友人の仁村浩一が、自分の友人にそっくりなので
ついつい比較して笑ってしまった。
あと、堀江由衣さんの唄うED『Coloring』がとても好きだった。

しかし、子育ては決して親にとって犠牲じゃないよね。
祐太の伯父さんからの手紙の一文、あれは親という立場を
経験している大人が書くべき文章ではないなと。
あの伯父さん夫婦をもう少し魅力的に描いてくれていたら、
この作品、もっと好きになれたかもしれない。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 71

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

色々バランスがおかしい(62点)

全12話。
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:62点
アニメ系統:これなんだろうw

変態系ロリコンラブコメかな?なんて思っていたのだが、
物語自体は家族のハートフルな物語だった。

ハートフルな物語というと良さそうな感じではあるが、
このアニメ色々バランスがおかしく感じた。

まず、必要以上の萌えとリアリティに欠けるキャラ。
シリアスなのに色々と突っ込みどころのある設定。
その上にハートフルな話を乗っけましたってところかな。

まあ、そんな感じなので難しく考えず、キャラにほどよく萌えて
ハートフルな話でほっこりしておけば、そこそこ楽しめるかと。

くれぐれも「ちょwwwそれはないwww」とか突っ込まないようにw

しかし、これ原作の1巻相当の部分をアニメ化したようで
原作はこのあと色々あるらしい。(衝撃的内容も)
興味のある方は原作を読んでみてはいかがでしょうか。


と、まあなんだか色々不満の残るアニメではあったのだが
つまり、何が言いたいかというと

不覚にも最終話で涙腺をもっていかれかけた。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

76.9 3 大学生で笑いなアニメランキング3位
のだめカンタービレ(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (726)
4283人が棚に入れました
天才と称される音大生・千秋真一は、世界的な指揮者を目指すも様々な壁にぶつかり将来を思い悩む日々が続く。
すっかり自暴自棄になっていたある日、千秋は一風変わったピアノソナタを耳にしながら目を覚ます。
そこで千秋が目にした光景は、ゴミだらけの部屋でピアノを弾く野田恵(通称:のだめ)だった。
のだめとの出会いで、エリートコースを歩む千秋の未来が少しずつ不協和音を奏ではじめる。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、小川真司、川田紳司、織田圭祐、生天目仁美、松風雅也、小林沙苗、中井和哉、諏訪部順一、能登麻美子

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

クラシックなラブコメ

音大が舞台のラブコメです。
堅物指揮者の千秋と野生児ピアニストののだめの出会いと成長物語です。
脇役陣も個性的で、この作品に華を添えます。

特別大きな事件はありません。
が、所々に感動的な場面を散りばめながら、ナチュラルかつドタバタと物語が進行します。

クラシック演奏は、画像演出や楽器演奏時の詳細描写により、臨場感があります。
アニメならではですね。

個人的余談。
大学時に好きだった娘に影響され、クラシックをよく聴きました。
とくに、ベートーベンの交響曲第七番には思い入れ大です。
今となっては、甘酸っぱい思い出ですが・・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38

ビタミン700 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

モーツアルトはピンクだけどス○トロw

なんて、無駄なマメ知識まで詰まったアニメw

以前、たぶん三谷幸喜だったか「泣かせるのは簡単。しかし笑わせるのは大変」と作品製作について語っていました。
すごく納得したのを覚えています。
コメディ上手い人は、人が死ななくても泣ける。

そしてそれを踏まえた上で、のだめは面白い!
会話のテンポ、言葉遊び、言葉選び、距離感、空気感、音楽の天才で愛すべき変態w
原作も大好きですが、音楽が実際にあるアニメも何度の見たくなります!

その他の日常部分も、ある意味手抜きのない手抜きだらけの生活が、まったく飽きずに展開されていきますw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

じぇりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

やっぱり、音楽っていい

音大を舞台にしたコメディータッチのアニメ。主人公の「のだめ」は、ピアノ科に通うマイペースで天然かついい加減な、どちらかといえば天才肌の女の子。
それに対し、のだめが恋する先輩・千秋真一は努力家で研究熱心、優等生タイプの指揮者。
そんな凸凹コンビが織りなす、音楽に満ち溢れたドタバタだけど感動のストーリー。

クラシック音楽を知らなくても、オーケストラというセッションがもたらす高揚感みたいなものが生き生きと伝わってくる。
また、のだめの弾くピアノが譜面通りではないデタラメでも、それが本来の音楽の姿なのかも、と思わせる無邪気さも良い。

設定上仕方のないこととはいえ、オーケストラには参加できないのだめと、オーケストラを指揮する千秋のストーリーがバラバラに展開していったのは少々残念だ。
さらに、どの楽器においても演奏シーンの指の動きがCGに切り替わるのが分かりやす過ぎた。アニメーションがせっかくのクラシック音楽を表現するのについていけていない感じがした。
特に、千秋の指揮の動きが彼の指揮者としての成長を感じとっていくことが出来ないほど、うまく描かれていない点が最も残念だ。
あとは、「音楽」をテーマにしている作品であるにも関わらず、OP/EDテーマのクォリティも今一つといった感じだ。

…と、不満を書き連ねてしまったが、ストーリーやキャラクターは文句なしに面白い。
硬くなりがちなクラシック音楽の世界に入り込みやすいよう、キャラクターの個性がそれぞれ際立っていて、心理描写も巧みに描かれている。大抵がギャグなのだけれども、ほろり、とくる場面もあったりしてうまく緩急がつけられている。
ストーリーも、前述の通りのだめ編と千秋編とを分けて見てしまうことにはなるが、「音楽」に向き合う姿勢が正反対の二人が、それぞれの道を模索しつつ成長していった先に待っていたラストは微笑ましい。

音大を卒業した後の厳しい世界、プロの世界はそう甘くないという現実がありつつも、そんなことを忘れさせてくれるワイワイとしたキャンパスライフを描いた本作、少女漫画原作だが、万人受けする良い作品なのではないだろうか。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

76.4 4 大学生で笑いなアニメランキング4位
ハチミツとクローバー(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (597)
4088人が棚に入れました
美大生・竹本祐太はおんぼろアパートの同僚で先輩の森田忍や真山巧らに囲まれ、日々大学生活を楽しんでいた。
ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から花本の親戚の花本はぐみを紹介される。人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。そして、変人として知られている先輩の森田も又はぐみを気に入ってしまう。
周囲がもどかしくなるほど分かりやすく不器用な竹本と、難解すぎるアプローチで周囲を戸惑わせる森田。正反対の二人の愛情表現が交錯する。
一方、真山は、自分に対して真っ直ぐな想いを送り続ける同級生・山田の気持ちに気づきながら、交通事故で亡くした夫の影をいつまでも追い求める建築デザイナー・理花への想いを強めていく。
それぞれの気持ちに気づかないまま時は流れていく…。

声優・キャラクター
神谷浩史、工藤晴香、うえだゆうじ、高橋美佳子、杉田智和、大原さやか、藤原啓治

なすB さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

はっきり言って嫌いです。美大を語るな

ごめんなさい、アニメは観る気が失せてます。
漫画はかなり終盤まで読みました。

私が受験の頃に漫画が流行りだして
そのお陰で倍率はクソのように上がりました。
まあ勉強しないで受けるような人が受かる大学じゃないんで関係なかったですけど。

入るまではゆるふわでおしゃれな大学生活って素敵、とも思ったんですが
中に入ったから分かります。
この作者全く取材してないか、意図的に美大を歪曲しています。

フィクションなんで、と言われればそれまでですが
(実際美大の生活なんて漫画にしてもおもしろくない)
ここまで事実とねじ曲がっていると腹立たしさすら覚えます。

まず、他学科の学生と交流なんてサークルに入ってないとまずないです。
あと、私大のファイン程度ではぐちゃんほど評価されるなんてまあまずないです。
しかも作中の作品、どう見ても大したことないです。

それと、こいつら、いつ課題やってんの?て思います。
美大は課題の山です。
理系大学並みに忙しいと思います。
必修落としたら留年です。
とても「自分探しの旅(笑)」なんて出掛けられません。
そんなことしたら出席日数足りなくて即留年です。

それにこの人たち制作か遊ぶしかしてないけど他の単位は?
美大だって大学なんだから一般教養の授業があります。
これも落としたら卒業できません。
美大で、あんな自由に生活なんて無理なんですよ。
森田さんみたいに何留もできません(笑)
浜美だけの特別なシステムなのかもしれませんが(笑)

この作者さん、友人(工芸科?)の話を主に参考にしてるっぽいせいか
かなり偏ってます。
ファインの常識はデザじゃ通じないです。
実際の学校は忍び込んで学内の風景だけ取材したみたいですしね。

恋愛モノとしてなら読めるって子もいたんですけど
私はそれも無理でした。
この作者さんの話って絵柄の割にかなり黒いんですよね。
こういうすっきりしないもやもやした人間関係が好きならいいのかもですが
私はかなり苦手な部類です。
後味最悪です。

原作の終わりはあらすじ聞いて読むの辞めました。
今までの絡みはなんだったの?って相手とくっつきました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「一途さ」を追い求めた作品。人間ドラマととコメディの両立が見事!

原作未読。

美大を舞台にした青春物語。
一度も振り返らずに走り続けたら、どこまで行けるか?
そんな何かに対する「一途さ」がテーマ。

一番の魅力は、その人間模様です。
それぞれが抱く想いは、恋心だったり憧れだったり……。
まるで観覧車のように、キャラクターたちは、お互いがお互いを追いかけ続けています。

「10人の気持ちを同時にかつ繊細に表したストーリーを書いてください」

それをやってのけたのが「ハチミツとクローバー」。

ちょっとしたしぐさや視線。
わずかな動作でも、人間はいろいろなことを察して、心に影響を受けます。
そんな繊細な心の動きをうまく描き出しています。

そして飛び出す数々の名言。
{netabare}
・「他人をそういう気持ちにさせる、そういうのを才能っていうのだろうね」
・「そんなに体から水出したら、ひからびちゃうぞ」
・「誰も、誰かの代わりになれん」
・「まだうんと先に見えても、今日は明日へ、明日はその日へ途切れようもなくつながっている。いつの日か僕らも、もっと大人になって、まるで子供時代なんてなかったように思われる。そんな日が来るんだ。平等に」
・「戦うのが嫌だからって、全部放り出そうとしてないか? 一番大切なものまで全部」
・「無理することないんだよ。似合うのを着るのが一番なんだから」
・「ちゃんと区切りをつけて、新しく枝を伸ばすしかなかったのだ。でも、この気持ちを折ることはできなくて」
・「いいんです、傷つけて。傷つきませんから」
・「迷惑をかけるわけには、とか言ってさ。けどよ、俺はそう言われるたびに、ほっといてくれって言われてるような気持ちになっちまうんだよ」
・「地図がないからじゃない、俺にないのは、目的地なんだ」
・「本当に好きなら、幸せを祈れるはずなのに」
・「どんな道を選んだとしても、それを言い訳にしないことだ」
{/netabare}

……しかし、ずっと心の動きを追い続けていたら、話が重くなってしまいます。

それをカバーしていのが、ハイテンションなギャグ。
おなかをかかえるほど笑えました。
ラブコメとしても十分な出来だと思います。


欠点は、1期では完結しないこと。
しかし、1期と2期を通せば、あにこれ1位の「とらドラ!」を超える作品だと思っています。
特に「一途さ」を求めている人にオススメしたいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 84

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

陽だまりの中にいたあの日の僕ら 

羽海野チカによる漫画作品を原作とした全24話のテレビアニメ。
ドラマ化や映画化もされているので、ご存知の方も多いはず。

美術大学を舞台に、程良いテンションのギャグを時折挿入しつつ、
恋愛に不器用な彼らの報われない恋模様や、自分の才能の生かし方、
今とこれからの生き方に迷い、苦悩する姿を、
ひとりひとりのエピソードとともに丁寧に、静かな目線で描かれている。

自分は原作を随分前に読んでいて好きになり、
アニメ化されるのが楽しみだった1人。

青春群像劇と一言で片付けられないものがあって。
単純に恋模様だけを描いているわけではなく、それぞれが抱えるもの、
例えば家族関係だとか、進路、建前と本音。
そのあたりがしっかり描かれた上で、みんなで友情を育んでいるところに
好感が持てるし、そこが人気の秘密なのかなとも思う。

また、淡い水彩画のようなタッチの作画もやさしく、雰囲気にぴったり。

主人公は、建築科に通う竹本祐太なのだが、
先輩の森田忍(彫刻科)や真山巧(建築科)をはじめ、
大学の教師の花本修司や花本の親戚の花本はぐみ(油絵科)
同じ大学で真山に片想いしている山田あゆみ(陶芸科)
真山が片想いしている建築デザイン事務所の経営者 原田理花など、
そのほかにも登場人物は多く、こういうストーリーって結局、
視聴者がどの人に感情移入できるかが、面白いかそうでないかの決め手で。
観る人によって捉え方もだいぶ変わってくるかと思う。

ちなみにこの作品をリアルタイムで観ていた7年前、
個人的には、一見対照的に映る森田や真山の心の奥底にひそめた苦しみに
一番感情移入していたのだけれど、数年の間に何度か観ていくうち、
おそらく二期目も観ているせいか、気持ちの変化が出てきて、
真山の先輩でデザイン事務所に勤める野宮匠の言動のほうが、
今はずっと理解できるなぁと・・・
そんな部分でも、自分の成長?がわかって楽しんでいたりする。

1期目のこの作品では、各自、答えを出し切れてない感じがあって、
ある意味それだけ生々しくリアルに描かれている部分があるから、
作品の中で彼らがずっと息づいているようで、
個人的な懐かしさも加え、大切にしていきたい作品の1つです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 64

69.4 5 大学生で笑いなアニメランキング5位
もやしもん(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (657)
3651人が棚に入れました
「某農業大学」に入学した沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)は、菌やウイルスを視認し、会話する事ができるという不思議な能力を持っていた。彼は、菌やウイルスに関する様々な騒動に巻き込まれていく。

声優・キャラクター
阪口大助、斎賀みつき、大原さやか、神田朱未、能登麻美子、小西克幸、杉山紀彰、西村知道

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

醸すぞ

細菌のウンチクを語りながらの青春キャンバスライフを描いた物語です。
主人公に特殊能力がありますが、その能力を巡って企業や諜報機関から狙われ大事件が・・・という事もなく(笑)、大学生としてドタバタしてるだけです。


登場人物が個性的で、かつ、背景に色々伏線があって面白い展開になりそうなんですが、いかんせん1クール。そういうのが回収されないままなんとなく終わっています。
2期がないと消化不良。(そして現時点では2期の噂は無しですね)
もったいない。


原作はかなり個性的なキャラデザインの絵柄ですが、本作はわりと万人に受け入れられるように普通(?)になってます。
私としてはこっちの方が好み。セクシーさがあってとてもイイです。


食事中には見ないでください。
潔癖症の人も見ないでください。
菌はCGで可愛いキャラクターとして描かれていますが、発酵、つまりは菌の繁殖が話の中心になってますので、腐敗、病原菌、下痢、と食欲減退要素満載です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2012年7月ノイタミナ枠にて【もやしもんリターンズ】が放送予定らすぃ..._φ(゚∀゚ )

っと言う事で7月までにもう一度観ておいた(*'∀'*)♫

このアニメしてたのが・・・2007年だっけ?
その頃私はゲーセンのホールで働いてたのね。
ディズニーキャラやDBのフィギュア達が続々と入荷する中
この意味不明の菌たちのEJぬいぐるみも入荷してきた。
〝なんだコレ?〟っと思いながらクレーンに投入。
するとこの物体達の台にアホみたいにお金が入るワケだwww

必死でとってる女子高生に聞いてみた。
「この変な物体たちの何がそんなにいいの?」っと。
すると・・・・もやしもんについてウザ・・・
いやっビックリする程熱く語ってくれたwww

私たちは沢山の菌たちにお世話になっている。
普段目に見えなかったり意識してない。
そんな菌たちを可愛いキャラにして紹介してくれてる
それはそれは素晴らしいアニメなんだとw
次来店した時にコミックまで貸してくれたwww

っで、そう興味がないままコミック読んでみたら・・・
あれ?ホントに面白いわ♫っとなったワケだw
その勢いでアニメも観た♡

女装の部分は必要か?とは思ったがそれ以外はマジ楽しめた♫

調理の専門学校に行った時料理と同時進行で
勿論色々な細菌についても学んだ。
教科書の中に小さい字でビッシリ書かれている事を
丸暗記する日々www
勿論菌について興味なんてこれっぽっちもわかなかったw
あの頃このアニメに出会っていたら
もう少し楽しく覚える事ができたのにな・・・
っと少し残念だったりもするw


普通のアニメとして見ても充分面白いが、
菌についての知識も頭に入る作品でつ♫


【キビャック】
アニメで観ても充分キモイが実物は遥かにキモイ!!

私はこれ昔なんかの番組で見たんだけど・・・
食べてる映像を思い出すだけで吐き気がするwww

どんな食べ物かと言うと・・・
アラスカ人が作る発酵食品でその作り方が↓コレ
①ウミスズメを大量に捕獲する
②内臓をくり貫いたアザラシの腹の中にそのままギッチリ詰め込む。
③腹を縫って塞ぎ穴の中に埋め熟成させる。
④熟成したら掘り出して腹から取り出し・・・・

【ウミスズメの肛門に口をつけドロドロの内臓を吸いだすっ!!】

すんごい料理でしょwww
現地の人はニコニコして食べてたわ(・ω・A;)
ドン引きしたけど・・・・
外国人から見たら発酵食品(納豆や味噌)を食べてる私たちも
こんな風にありえない人種に見えてるのかもねw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

菌の話だけじゃなく人間関係も良く出来ている。

菌が見える大学生が農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語。


■公式・関連頁■
http://www.kamosuzo.tv/top.html
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/moyashimon/
http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/
http://ja.wikipedia.org/wiki/もやしもん


ニコニコ一挙放送にて視聴。
菌から出来る色々な飲食品をわかりやすく菌を交えて解説したり、面白い人間関係を見れたりとかなり面白かった。
主人公の菌が見える能力を周りが利用しようとあれこれしたり、女子メンバーを落とそうとしてみたり教授の腹黒い感じだったりなんなりととても楽しめた。
が、ユウキケイはいらないだろ。これだけ意味不明でいらないキャラ。
まぁ腐女子に擦り寄ったんだろうけど。

見てない人はまだタイムシフト見れるはずなのでお勧めです。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv147719070


各話メモ
{netabare}1話
大学の入学式。
キビアックのグロと菌が肉眼で見える証明。
長谷川先生は生きていて水虫に成りかけ。
貴重な実験体とか教授怖い。
菌劇場
オリゼー。コウジカビを作る所もやしや。

2話
火落菌は日本酒を駄目にする。
灰の力で火落ちを退治できる。
謎の先輩二人が密造酒を作っていたが部屋に招かれる。
菌が見える能力を活かして金儲けを考える。
トウチュウカソウが高く付くので培養をする事に。
主人公はもやしやの息子。
3億程度の価値ではないだろう。
菌劇場
クリソゲヌム(青カビ)
トリコイデス(黒カビ)
アルテルナータ(ススカビ)

3話
及川参加。
ホンオフェ。韓国の発酵食品。
部屋の修理費10250000円の請求書。
及川の除菌スプレーで金儲けの菌死亡。
発酵蔵に改装。
人に有用なら発酵。それ以外は腐敗。
酒の作り方と出来るまでの過程。
日本酒の原点は口カビで作る。米を噛むのは未婚女性だった。
菌劇場
コウジカビの仲間。
ソーエは味噌醤油を作る。塩の中でもいきられる。
ニガーは焼酎を作る。
アワモリは泡盛作る。

4話
田植え。
メンマも発酵食品。
ミミズはダーウィン。
ミミズの煮汁は熱冷ましの効果がある。
野菜泥棒のミッションスタート。
B7農場は高濃度農薬試験中の野菜でトラップ。
牛の肛門に手をツッコんで色々調べる。
O-157発生。能力がバレかける。倒れて入院。
菌劇場
大腸菌は世の中の役に立っているらしい。

5話
粘菌。これで都内の主要幹線道路とかを再現する実験いつだかみたなぁ。
日本酒店に菌のお化け登場。奥に立ち飲み屋。
吟醸香は甘い香りがするが、メロンの臭いだった。
菌に愛される男のおじいさん。
日本酒は高いもんなぁ…久保田の千寿が好きだ。
何やら気持ち悪いリュックの中身をぶちまけて武藤くん登場。
たった一人の唯一のゼミ生。
菌劇場
セレビシエ(酵母)デンプンを糖に変える。

6話
日本人は米と味噌汁はかかせない事間違いなし。
女の一人旅とかしょっちゅう事件になってるじゃないか。
アジアのトップ5の菌が飛び交っている研究室。
ムトウごと滅菌消毒。
ムトウはUFO研究会会長。インフルエンザまみれの研究室。
ムトウの過去が残念すぎる…
ビールサーバーはちゃんと洗浄した方がうまいからなぁ。
菌劇場
腸炎ビブリオ1951年命名。
エルトール型コレラ1884年発見。
赤痢菌1897年発見。シガ菌とも呼ばれている。
淡水域の常在菌P.シゲロイデス1947年発見。
サルモネラ属菌1885年命名。
アジアの食中毒菌五人衆。コワイコワイ。

7話
第七回春祭。
一時的に独立国家となり校票が通貨となる。
教授が売ってるもの全部ハッタリだろw
怪しい媚薬を買うために10万稼ぐことに。
頭の紙風船を潰されると金を没収される。
攻撃する奴らは建物に入れない&影の中でしか動けない。
菌劇場
表皮常在菌。表皮ブドウ球菌は油を食べて弱酸性にする。

8話
決戦の日。門の大将倒すと10万。気象部の情報で16時に日陰が減るので奇襲作戦。
門の大将はまさかのロボット。10万を手に入れ媚薬ゲット。
媚薬はバレていたという落ち。そして効果無し。
10万の捨て金ですき焼き。
究極の日本酒と沖縄の宝をプレゼントでミサトのところに持ってきたが一緒に飲むことに。
長谷川の酒癖が猛烈に悪くドSだった。
アオイちゃんとハズキは媚薬でラブラブに。
菌劇場
枯草菌 納豆菌 納豆の作り方

9話
シュールストレミング。
ニシンを塩漬けにして缶の中で発酵させた世界一臭い漬物の一種。
長谷川はお嬢様だった。ミサトとカワハマも会食に参加。
バイオテロを仕掛けて長谷川を釣れ出す。
お返しで謎のコンパに参加。
結局特に何もなく長谷川とムトウと及川で飲み会。
長谷川は結局籠の鳥。
謎の新キャラ登場。
菌劇場
シュールストレミングはスウェーデンの納豆みたいなもの。

10話
黒い女の子はじいさんは知らない。
なんだこのクソホモ展開。
なんで最近のアニメは男の娘みたいなの入れてくんだろ。糞すぎ。
ってか唐突にキャラ変わりすぎて意味不。
人待たせてシャワー浴びる及川。サワキの能力が及川にバレかける。
下着は見られても押し入れは見られたくない。及川はオヤジ好き。
菌が見えなくなってる。キスされたせいか?
長谷川に菌が見えなくなっていることがバレる。
ユウキの事を聞いてない及川。この後ばらしたのかな?
菌が見えなくなった事を問い詰められる。本人自覚なし?
菌劇場
タダヤスが菌見えなくなったせいで本来の姿が。

11話
春祭の時は見えていたが、及川の家に行った時は良くわからない。
やはりキスされたのが原因のようだ。
男同士でキスは不潔不潔言った傍から長谷川が及川にキス。
菌が見えなきゃただのチビ。
見えなくなったのはよくあることで高2の夏以来。
ユウキが女装したのはイヤダイヤダの裏側に心理が隠れてるのかもしれないから色んなことやってみようと思っていたから。
菌の化物じいさんの菌すら見えない。
菌には声が聞こえている模様。
サワキのおじいさんは色々な経験を積ませるために教授の元へ送り込んだ。
菌の事もっと知りたいと思ったサワキを長谷川が抱きしめた途端菌がまた見えるように。
ビックリすると見えなくなったりする。
そして2期へ続く。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

63.1 6 大学生で笑いなアニメランキング6位
チア男子!!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (187)
800人が棚に入れました
人を応援することで主役になれる、世界で唯一のスポーツがある。
チアリーディングに青春をかける、ちょっとワケアリだけど、キュートな男子大学生たちの物語、それが『チア男子!!』。
柔道でザセツした坂東晴希は、幼馴染の橋本一馬に誘われて、前代未聞の男子チアリーディングチーム「BREAKERS」を結成する。
集まってきたのは、理屈っぽい溝口、大食いのトン、お調子者の関西人・弦とイチロー、そしてチア経験者の美青年・翔という個性は揃い。
"壊したい”何かをもつ男たちの、新たなる挑戦が始まる...!"

声優・キャラクター
米内佑希、岡本信彦、小野友樹、杉田智和、林勇、桑野晃輔、小西克幸、安元洋貴、山谷祥生、畠中祐、村瀬歩、沢城千春、勝杏里、広瀬裕也、木島隆一、文曄星、木村隼人、弓原健史

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「Go! Fight! Win! Let's Go BREAKERS!!」

この作品の原作は未読です。男子だけのチアリーディングってダイナミックで恰好良いと思います。
ですがチームの華…という視点で見ると、どうしても女子から一歩見劣りしてしまう…
視聴前はそんな微妙な立ち位置であるこの作品を視聴するか迷いましたが、視聴を重ねるうちにハマってしまった作品です。

この物語の主人公は坂東 晴希…柔道一家で育った彼はこれまで柔道一直線で進んできましたが、どうしても勝ち進む事ができないうち、肩を壊してしまいました。
そんな時に幼馴染である橋本 一馬から男子だけのチアリーディングチームを作ろうと誘われ、物語が動いていきます。

柔道一家に生まれ、物心付いた時にはもう胴着を着て柔道をしていた…
これが柔道ではなく、楽器やスポーツでも同じ…所謂幼いころからの英才教育…
確かに小さい頃の方が物事の吸収力も高く、雑念も少なく、ただ親の言われた通りにノルマをこなしていく…

この英才教育が推奨できるかと問われると、正直良く分からないです…
少し前までは良い事とばかり思っていました。
自分の子供を絶対に一流のプロに育てるんだ…という明確な意志がある場合は別ですけれど、大概は親として子供の自信に繋がる一芸を身に付ければ将来何らかの役に立つ…と思って先行投資するんです。

でも人間って勝手な生き物で、先行投資をすればするほど見返りが欲しくなり、結果的に子供に過度な期待を背負わせる事になるんですよね…
一方、子供の方だって小さい頃は訳が分からずやってきて、親とベクトルが合っていればそのまま突っ走るだけですが、少しずつ成長して周りが見える様になったら、それよりもっとやりたい事ができるかもしれないんです。

だから柔道一家に生まれたから絶対に柔道の道に進まなければいけない、という事は決して無いと思います。ですが、これまでの規定路線から外れようとする事には悠木と膨大なパワーが必要になると思いますけれど…
だからこそ、晴希の勇気には賛同できましたし、素直に応援したいと思えるようになりました。

でも男子だけのチアリーディングって、見ている分には恰好良いと思いますが、実際にやるのは相当ハードルが高いように思いますし、何よりメンバーが集まるか、という不安もありました。
それに初期メンバーは素人ばかりでバック転はおろか倒立すらできないところからの出発なんです。
前途多難過ぎのスタートを切る訳ですが、物語の進展に伴いいつの間にかできるようになっていました。

私も小学生くらいの時にバック転をチャレンジした事がありますが、当時決してスポーツ音痴ではありませんけれど相当練習した記憶があります。
体格もこれまでのスポーツ経験もバラバラ…そんなメンバーが一斉に出来る様にはけっしてならないと思います。
陰で一生懸命練習していたのかもしれませんが、逆にそういう努力するシーンは皆無ではありませんでしたけれど、決して多くは無かったと思います。
そういう泥臭い部分って個人的には大切だと思っているので、団体競技における厳しさという視点にもう少し厚みがあっても良いと思いました。

それと、視聴前に華が無い…と思っていましたが、それは間違いでした。
BREAKERSのコーチは女性ですし、晴希の姉の晴子だって登場します。
それに女子チアリーディング部の酒井 千裕ちゃんというなかなか可愛い子も登場します。
まぁ、彼女にはオチがありましたけれど…

目標は全国チアリーディング選手権のファイナル出場…
寄せ集めで創立して未だ1年しか経っていないBREAKERS…
それに生きていれば、チア以外にも問題が出てくるのは至極当然…
そんな決して恵まれない状況の中で、彼らがどこまでの高みを目指せるのか、そしてチアリーヂングの意味とは…
気になる方は是非本編でご確認下さい。
完走して振り返ってみると熱い作品だったと思います。

オープニングテーマは、ラックライフさんの「初めの一歩」
エンディングテーマは、BREAKERSの「LIMIT BREAKERS」

1クール計12話の作品でした。作品のタイトルだけでは伝わらない要素をたくさん含んだ作品だったのではないでしょうか。
原作も全1巻で完結しているようなので、終わり方も悪くなかったと思います。
総じて楽しめた作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

バク転とか、一回やってみたいよね(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
基本的には女子向けかもしれませんが、BLではありません。男子チアリーディングをテーマにした、青春群像劇、スポーツもの。一番近いのは、「ウォーターボーイズ」かな。

原作は小説。「桐島、部活やめるってよ」で有名な朝井リョウさんの第2作目。

OP、スゲェ好きです。「メロディ」「歌詞」「映像」が、ここまで気持ちよく噛み合うのもそうないので、マジでOPだけでも観てほしい。

アニメの内容知らなくても、絶対に楽しめるし、アニメも観てみようという気になる、良OPですよ♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
スポ根は好きです。だから、本作のような作風も好きです。

ただ、、、大学のサークルで、オール初心者。マイナーな男子チア。という状況の中で、カズ以外のメンバーが、なぜにここまで高いモチベーションを保っていけるのかが、腑に落ちなかった。

まあ、メガネとハルは、立ち上げから丁寧に描かれたので、多少は理解できる。トンが自分を変えたいというのも、まあなんとなく。ショウは経験者だからOK。イチローとゲンは、、、なんだろうな。

大学という自由な環境の中で、あそこまで生真面目に、全力で、物事に打ち込めるものなのかな? ウチらは体育会系の剣道部で、みんな高校までゴリゴリにやってきて、本気で全学(インカレ)に向かっていた集団だったけど、それでもあそこまでモチベーション高く練習に励んではいなかった(大学の部活で、高校よりストイックなのて、かなり一部だと思います)。

なんか、みんな真っ直ぐで気持ち良い奴ばかりで、若干気持ち悪い(苦笑)  むしろ、後期加入メンバーの方が、しっくりきたかな~。

これが男子高校生とかなら、あの汗臭さもストンと腑に落ちるんだけど、大学生なら、「風が強く吹いている」みたいなノリの方がしっくりきます。せっかく大学生なんだから、もっと酒を呑んでほしかった。それが、大学生設定の良さなのに。

だから、クリスマスパーティーみたいなノリは好きだった。ヒサシは、面倒くさい奴だった(笑)。

アニメ全体をみると、やや淡白な展開が続く。キャラ数が膨大なだけに、そこを深めた結果、ストーリーが薄くなったイメージ。

やっぱり、作画が問題かな。

チアリーディングというド派手、しかも男子の躍動感を描くにしては、動きが少なく、集団競技なのに、数人のカットや顔のアップなどが多く、全体の動きを魅せるカットはかなり少ない(あったとしてもカメラ引きすぎ)。

これに関しては予算と制作体制上、仕方がないのだろうけど、せめて最終回だけは、大人数の迫力ある演技を、フルで見たかったかな。競技の魅力は、言葉やストーリーではなく、動きで魅せるべきでしょ、アニメーションなのだから。

そこだけ不満だったので、☆を1つ下げたしたが、後は、悪くないアニメでした。実写化されましたが、確実に、アニメより実写の方が似合う作風でしたね。

ちなみにバク転は、挑戦したこともないです。高校、大学の頃なら、練習すれば出来たかもだけど、現役だから怪我したくなくて、剣道以外の運動は極力しないようにしてたし、今はもう、絶対に無理な自信があります(笑){/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
作画はなかなか綺麗だな。早稲田? まあ、原作者、早稲田だしな。部? サークルだよな。ポカリそのまんま? スポンサーかな?

2話目 ☆3
まあみんな、自分には「他の可能性がある」って思いがち、だが、基本的に、1つの競技を続ける方が良い。肩痛いのに、倒立?

3話目 ☆3
この、男だらけの銭湯シーンが、ギャグなしで入るから、誤解を抱かれるだろうね。この、可愛い系の男子とか。いくら芝生でも、マットなしはな~。

4話目 ☆3
皆がやたらにチアに向けて前向きなのが、ちょい気持ち悪いというか、出来すぎというか。

5話目 ☆4
まさかのトン彼女宣言から、EDの演技の流れは良かった。

6話目 ☆3
ここで、ショウのトラウマ。まあ、よくある流れというか、王道ですな。

7話目 ☆3
ヒサシ、こういうキャラは必要だよな。ストイックだな~。一生懸命な奴だけに、扱いが難しい。まあ、正論はいつも正しいけど、いつも正論を言うことが正しいとは限らないしね。

8話目 ☆3
ヒサシはな~。「真面目は長所だけど、クソ真面目は短所」なんだよな。ぬるま湯だとブロッコリーはおいしくゆで上がらないて、やたら上手いこと言うよな。陽明大に落ちて、早稲田? 大学チアで、男女混合で関東で強いのって、帝京か日体くらいだけど、早稲田受かるなら落ちるわけないし。モデルはないのかな? ヒサシのブロッコリーは、声優さんも良かったな。

9話目 ☆3
カズの家族。痴ほう症はきついよな。精神的にくる。

10話目 ☆3
あそこで怒鳴るのは素敵だったな。ショウにはお似合いだね。

11話目 ☆3
これは予想外の展開だな(笑) 良い展開だけど、怪我のリスクあるから、柔道やるのはどうだろう? チアの大会後なら、素敵なんだけど。

12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

青春王道部活アニメ、としては期待以上の出来

☆物語&感想☆

昨今所謂女性向けアニメが増加の一歩をたどる傾向にありますけど、
本作もなんとなくそっち系かな~くらいに思いつつ、取り敢えず観てみましたけど...
スイマセン、極めて真っ当な小説原作の青春王道部活アニメで、1クール作品ということを考えると、
なかなかうまく纏められていて、正直期待以上でした。。

男子チアリーディング、という世間ではまだあまり認知されてない競技を扱っており、
これは早稲田大学のチアリーディング部がモデルになってるようですが、
今後の競技の発展にも寄与するきっかけにもなるかも!?という意味では、
似たようなアニメが多いなか、アニメ化する意義は大いにあったんじゃないでしょうか。

物語の展開としては、王道中の王道で、特に目新しいことはないですが、
(男子チアリーディング自体への新鮮さはある)
この手の作品は最終目標に向かっていく過程を如何に丁寧に、起伏を付けて描けるか、がカギ。
その意味では1クールの尺で登場人物殆どにスポットを当てて、しっかりエピソードに絡んでおり、
笑いあり泣きあり、恋愛要素も少々、清々しい青春模様が堪能できる夏らしい作品になっていると思います。

惜しむらくは、総集編を挟まず最終話を2話くらい掛けて、他の部の演技なども描けていればもっと良かったんですがね。

☆声優☆

若手とベテラン人気声優がバランスよくキャスティング。
似たような声があまり被らないように、関西弁や中国人とか、
その辺りでも違いを作ろうという工夫は見て取れました。
そんななか、杉田氏はやっぱり存在感ありますね笑

☆キャラ☆

各キャラそれぞれの思い、悩み、抱えているものがきちんと描かれており、
それぞれが成長していく様が分かり易くて、良かったと思います。
中国人のキャラだけは微妙な気もしますが。。

☆作画☆

とにかく男ばかり出てくるので、似たようなキャラを避けるように、
バラエティに富むデザインになっていたと思います。

しかしながら、作画力という点ではもう少し頑張って欲しかったかな。
特に最終話のチアリーディングの場面はもっと躍動感溢れる作画で、
尺的にももう少し取って欲しかったかなとは思います。

☆音楽☆

OPのさわやかな曲調と歌詞が作品を象徴しており、これは良い選曲ですね。
作中のBGMは所々で80年代を思わせるような音使いで、これまた爽やか&清々しくて印象的でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

70.9 7 大学生で笑いなアニメランキング7位
ハチミツとクローバーII(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (353)
2190人が棚に入れました
美大生・竹本祐太はアパートの同僚で先輩の森田忍や真山巧らに囲まれ、日々大学生活を楽しんでいた。ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から花本の親戚の花本はぐみを紹介される。人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。そして、変人として知られている先輩の森田もまた、はぐみを気に入ってしまう。はぐみと森田は惹かれ合って行き、お互いにその事を自覚していく。しかし、2人の恋は通常のそれとは違い、常人には理解出来ない天才同士の魂の結び付きのような物であった。「恋愛」と呼ぶには少し不思議な関係のはぐみと森田。そんなはぐみと森田の様子を見て、2人が共有する世界に入っていけない竹本は疎外感を味わう。

声優・キャラクター
神谷浩史、野島健児、工藤晴香、うえだゆうじ、高橋美佳子、杉田智和、藤原啓治、大原さやか、竹若拓磨、堀内賢雄、根谷美智子、浜田賢二、土田大
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

純愛ストーリーの金字塔。うん、これは泣く

「ハチミツとクローバー」の続編。
1期で残した伏線を回収しつつ、ストーリーが展開していきます。

1期レビュー→http://www.anikore.jp/review/403469

1期は24話ですが、2期は12話で終わります。
そして、1話目は1期のダイジェスト。
要点を押さえていて、とてもよくわかりやすく1期の内容を復習できます。
……というか、ダイジェストで泣きました。
時間がなければ2期から見るというのも手です。


さて、1期での青春群像劇。
歯車が回り出し、結末に向かって収束していきます。

たくさんのキャラクターたち、誰もが魅力的。
誰を応援したら良いのか分からないです。

みんな、本当にひたむきな恋をしていますね。
片想いだと分かっていながら、何年も何年も相手を想い続ける。
普通はできることではありません。
{netabare}
特に山田さん……実らない恋と分かっていても何度でも立ち上がります。
本当に真山が好きだったんですね。
乙女の恋心とはどうしてこんなに美しいのか。
はぐちゃんも言っていましたが、山田さんは本当に天使でした。

男性キャラもすばらしい。
彼らには男でもほれちゃいますよ。
{/netabare}

そして、{netabare}最後のハチミツとクローバーのサンドイッチ。

「ありったけの幸せをあなたに」

実らない恋でも、無駄なことはない。
時間をかけて育ててきた想いの結晶。
昔、あれだけ探しても見付からなかった「四つ葉のクローバー」がこんなにもたくさん。
一緒に過ごしてきた時間こそが「幸せ」そのものでした。
{/netabare}
タイトルの意味がわかる瞬間です。
それを見たときには、涙がどっとあふれました。

1期は1期として。
1期と2期を合わせて1つの作品として。
どのように見てもすばらしい話だったと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 62
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

甘酸っぱい  (´ー`*)

原作 漫画 未読

2期 12話

1話目は、1期の総集編なので、実質11話

登場人物の関係、恋愛模様は1期のレビューに書いたので省略します。


1期から森田先輩が怪しいバイト?をして、チョクチョク大金を稼いで来た訳が分かります。(これでスッキリしました。)
{netabare}
この件では、兄さんの気持ちに共感でき、チョイ泣けました。
{/netabare}

~感想~
{netabare}
1期の終わりに、竹本がはぐちゃんに告白したのだけれど、あの後 はぐちゃんは、竹本の側には来なくなり・・・

やっぱり森田先輩の方が好きなのかな~って思ったけど、最後はやっぱり、何だかんだいって主人公の竹本の想いに答えるもんだとばかり思ってました・・・。

でも、はぐちゃんが選んだのは、12歳以上はなれた いとこ?のしゅうちゃん(花本修司)でした・・・

確かに修司は優しいし、面倒見がいいし・・・でも、妹の様に可愛がっていただけで、恋愛対象として見ていなかったとばかり思ってました・・・。(^^;

過去(原田を亡くした理花の件)に縛られ、大学から離れられなくなっていたところに、はぐみがやって来て、徐々に変わって行った修司・・・

この作品の中では、実は修司が一番辛い恋愛、立場の人生だったのかもしれない・・・(理花には、想ってくれる真山がいるので、まだマシ)
そう思うと修司には、はぐみと幸せになって欲しい。

ただ、恋愛もので、男の主人公が悲恋で終わる作品を始めて観た気がする・・・
(´・ω・`)   
基本、主人公目線で観てるので、ハッピーエンドが好きな自分としては、ちょと残念でしたが・・・
でも、リアルっぽくて、これはこれでアリだな・・・って思えました。


真山と理花の恋愛は、まだハッキリと両想いになった訳ではないけど、ちょっと進展して、理花も心を開いた感じでした。
この先きっと、真山の想いに答えてくれそうな雰囲気の終わり方でした。^^

山田は、自分を想ってくれてる野宮匠に、少しづつだけど、心を開いてました。(*´ω`*)

欲を言えば、彼らのその後を観たかったですが・・・(^^;
{/netabare}

自分は、大学には行ってないのだけれど、この作品を観てたら、大学が凄く楽しそうに見えました。
行っとけば良かったな~って、今更ながら思いました。 (。・w・。 )

総評すると、とても良かったです!
こう言う作品も好きです。^^

リアル系恋愛ものが好きな人にはオススメです。
!(*^ー゜)b! グッ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 64

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

懐かしくてほろ苦くて そしてやさしい

羽海野チカによる漫画作品を原作としたテレビアニメで、
1期目は24話あったが、この2期では12話構成。

前作で出せていなかったそれぞれの答えを出そう・・
というのがこの2期の主な内容。

想い焦がれる恋に終止符は打てるのか、
相手から好かれているのを知っていながらどう向き合うのか、
お互いに惹かれ合っているのを自覚していてもなお、
求めているものが違うことに気づいて、どう進むのか。
自分はこの先、何がしたくてどう進むべきなのか。

まるで輪舞曲のような恋模様に、周囲からの揺り動かしもあり、
人間関係にも徐々に変化が見られ、
また、謎の多かった森田に絡む様々な真相がわかる展開にもなっている。

それだけに、1期を観ていないと理解し切れない部分があるかも。
しかし1話で彼らのこれまでをザッと紹介してくれるので、
時間のない方は、2期目から観てもさほど支障はないかもしれない。

彼らの出したそれぞれの「答え」・・・個人的にはけっこう納得できた。
はぐみ、花本先生の答えには驚き、真山にはニヤニヤし、
森田に関しては、彼が雪の中で佇んでいるシーンに心打たれ・・
少女マンガという区分ではあるものの、男から観ても感じる部分は多い。

彼らと同世代前後の人達が観たら、きっと共感できる部分は多いはず。
今の自分から見ると、まぶしい~~!って部分も正直あるけれど、
それはそれで、素直にノスタルジーに浸ったらいいのだよね。

スピッツやスガシカオの歌も、相変わらずピッタリだし、
作品全体通して流れるやさしい春のような雰囲気も、
ホロリとさせる雪の結晶のようなセリフたちも健在。

でも、厳しさをえぐり出したこの2期目のほうが、
どちらかというと個人的には好きだし、胸のキュンキュン具合とか
おぉ~~~っ!と手を叩きたくなるような喜びなんかは、
こちらのほうが大きかったなと。

が、どちらもそっと両手で包み込んで大切にしたくなる作品には
この先ずっと変わりないだろうな。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 56

68.1 8 大学生で笑いなアニメランキング8位
劇場版ユンカースカムヒア(アニメ映画)

1995年3月18日
★★★★☆ 3.8 (36)
165人が棚に入れました
共働きで忙しい両親を持つ小学6年生のひろみ。寂しい彼女を励ますのは、人間の言葉を話す飼い犬のユンカースだった。ある日ひろみは、片思いしている家庭教師の圭介に婚約者がいたことと、両親の離婚話を知ってショックを受ける。そんな彼女にユンカースは、自分は3回だけ奇跡を起こすことができるという。なかなか信じないひとみだったが、奇跡は次々に起こり…。

声優・キャラクター
古本新乃輔、押谷芽衣、木根尚登、紺野美沙子、峰野勝成、玉川砂記子、飯塚雅弓、中島啓江

ほねっこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

素晴らしい・・・!

小学6年生のひろみと、彼女の飼い犬で人の言葉を話せるユンカースを中心に紡がれる、心温まる少女の成長と家族の物語
ラストめっちゃ泣いてしまった・・・

両親が共働きで家を空けがちであるため、「良い子」になること(=自分の素直な気持ちを抑え込むこと)に慣れてしまった、主人公の微妙で繊細な心情がとても上手に描かれていて素晴らしかったです!

犬がしゃべりますが、ファンタジー的な要素はそこだけで、とにかくキャラクターの演技もストーリーの展開も自然そのもの。
キャラクターデザイン含め、所謂アニメ的な可愛らしさ・派手さはないのですが、その写実的な描写はとにかく素晴らしい!

一見地味に映るかもしれませんが、もっと広く知ってもらいたい作品ナンバーワンです。

・・・犬を飼うようになったら、ユンカースって名前にしよう!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

感動のファンタジードラマ、アニメって素晴らしいと思います

小学6年生の野沢ひろみと人間の言葉をしゃべれる犬ユンカースの友情、笑いと涙と感動をくれるファンタジーアニメ。主人公の野沢ひろみは明るい良い子ではありますが、辛いことがあっても本音を口に出さない子です。ユンカースはそんな主人公のために三つの願い事を叶えてくれるという・・・大学生の家庭教師に寄せる恋心と失恋、離婚の危機に瀕する両親に対する思い、淡い色彩を背景に思春期の少女を願いを丁寧に綴った傑作。知名度は低いですが、個人的には佐藤順一監督の最高傑作です。

どっかの魔法少女アニメに似ていますが、ひろみとユンカースのやりとりが実に面白く、細かな表情や仕草で笑えるというのがこの作品の大きな魅力。クオリティの高い作画が可能にする職人芸的な粋な笑いです。踊り出したり歌い出したりユニークな家政婦のおばちゃんも、これがまた良いんです。全ての登場人物が活き活きとしています。

主人公の野沢ひろみは本音をずっと隠し続けるんだけど、最後の最後で感情が爆発します。これがもう凄く心に染みる。ストーリー自体はありきたりなのに、心情描写が良いとここまで感動出来るのかと。夢の中で空を飛んだりするシーンはもう名シーンですね。これだけの名作が興行的に振るわなかったのは、もう本当に残念というか、もっと色んな人に見てもらわなければならない名作の一つだと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

素晴らしい

ぼくは奇跡を起こすことができるんだよ


次にキャラが発するであろう台詞、次に起こるであろう展開が予想できるときって、アニメ見てるとありますよね。
そういう場合って、演出面に何かしら伏線めいたものが張り巡らされていて、次の台詞、次の展開が予想できるんだと思います。
本作を見ていてそういう場面に多く遭遇したのですが、偏に、演出がより現実に沿った丁寧な運びになっているからじゃないかなーと思います。
会話の間とか、視線の向きとか、非常に考えられて作られているのが見て取れます。
トレンディドラマ風に少し不思議要素の利いた物語で、優秀な映画だと思います。

サトジュン監督、なかむらたかしさん、大平晋也さん、大橋学さんなど大ベテラン達の描くジブリみたいな作品ですね。
というか当時は、あの「耳をすませば」を抑えて栄誉ある毎日映画コンクールで賞を獲ってますからね。
ジブリなんて目じゃないと言わんばかりの作品ではあったとは思うのですが、商業的には成功と言い難かったようで、隠れた名作です。
日常の芝居作画がほんと旨いです、サトジュンも一原描いてるカットもあったり、なかむらさんの人形劇、大橋さんの背景動画、どれも激旨です。

声優はあんま有名な人いないんですけど、下手と感じることもなかったです。

TM NETWORKの木根さんの小説が原作という異色の作品で、そんなこともあって音楽は木根さん自身が担当しています。

ユンカースとひろみ、どっちが主人公なんでしょう。
あと、文江さんの存在感w


隠れた名作とはいえ、ほんとに隠れてしまって、実は長らくビデオ発売がされなかったんですよね。
そんな中、本作のファンが"ユンカース・カム・ヒアを観る会"というのを立ち上げ、小劇場を借りて有志の上映会を行う等の草の根活動が実り、ビデオ発売に至るという、"ファンが作品を動かした"例でもあります。
まさにユンカースの奇跡のような話で凄く面白いです。
上映会の主催者にインタビューを行った記事がありますので、こちらも是非合わせて見てみてください。
http://sprocket.eek.jp/monthsp/month2000July-3.htm

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

76.3 9 大学生で笑いなアニメランキング9位
よんでますよ、アザゼルさん。(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1280)
6855人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしてい くうちに、悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。ある日、「夫と浮気相手を別れさせて欲しい」という妻からの依頼を受け、芥辺がグリモアという魔術書を使い魔界から召 喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引 き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章

しんさま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

釘宮さんの仕事の中で一番ブサイクキャラ(推定)

原作は3巻までは面白く読んでいた。
途中からギャグに締まりがなくなって、つまらなくなった。

アニメは3話で飽きてしまった。


最初の依頼人のフクダさんは、もちろんフグタさん。
マ●オさんとタ●コさん、浮気しちゃってますね。
こういう神をも恐れぬネタが今後も続けばいいな。

アザゼルの彼女らしき面倒な物体、キヨコの声が釘宮さん。
ちなみにサクマさんはレールガンでも有名な佐藤さんです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

ligame さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

下品な悪魔たち

※このアニメを見て気分が悪くなる人がいるかもしれません。ご注意ください
悪魔と探偵のお話のギャグアニメです。
ちょっと血の量が多いのと、すごく下品なとこもあるので苦手な人も苦手かもかもしれませんが自分はすごくおもしろいと思います。
いろんな悪魔がいておもしろいです。
キャラの中では佐隈さんがダントツでかわいいです。
モブキャラは作画崩壊っていうかわざとそうしてるとしか思えないぐらいひどいですw多分わざとですwまともな作画のモブキャラがいないですw
声優さんの演技もすごいです。みなさん楽しそうに演技してますw
まあ小野坂さんはそのまんまな気もしますがw
曲の『ぱんでみっく』もノリがよくて好きです。
12分なので気軽に見れます。
9,10話では佐藤利奈さんが本気を出していましたにょりんww

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

michelle さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

好き嫌いがハッキリ分かれるかも?

まず、私は原作は読んでません
アニメのみです

声優陣が豪華ですね
芥辺さんは「君に届け」の風早翔太=浪川さん
さくちゃんは「とある~」の御坂美琴=佐藤さん
アザゼルさんは「テニプリ」の桃城武=小野坂さん
ベルゼブブさんは「絶望先生」の糸色望=神谷さん
ちょい役の声優さんも結構豪華でわくわくしました

下ネタ・グロ・スカトロがダメな人はダメかも
全編エグいからw
ギャグなのかな?
1話15分程度なのでさらっと観れて良いと思います
好みが分かれると思うのでとりあえず、1話だけ観てみて判断するのがおすすめです
期待して観たらガッカリするかもだし、逆にダメもとで観たら案外楽しめちゃうかもしれないのでw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

65.0 10 大学生で笑いなアニメランキング10位
ああっ女神さまっ(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (250)
1462人が棚に入れました
大学での新たな生活へ期待に胸膨らませていた螢一。しかし、現実は何をやってもツキがなく、部活や恋愛など何かとトラブルがつきまとう。実は、そんな彼の頭上に輝いていたのは「不幸の星」であった。ある日蛍一は、寮の先輩達から留守番と一緒に、山のような仕事を押し付けられ、途方にくれる。それでも、前向きに頼まれた用事を片づけていく、お人よしな螢一。そして最後の用事を片づけようとかけた1本の電話。しかし、受話器の向こうから返ってきた言葉は、なんと「こちら、お助け女神事務所です」の一言だった。

声優・キャラクター
菊池正美、井上喜久子、冬馬由美、久川綾、梁田清之、二又一成
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

マジ天使! いや、女神さま!!(●´ω`●)ゞ

原作 漫画 46巻(2013年8月現在)未読

第1期 

全24話
+DVD TV未放送2話+総集編


ジャンル:ラブコメファンタジー


ある日、あなたの部屋に
本物の女神さまが舞い降りてきたら・・・

そんな、モテナイ男子が夢見そうなお話です。


主人公は、優しくてお人良しだが、不運で見た目がパッとしない大学生。
人が良いのに不運と云う事で、女神が運を±0にする為、どんな願いも1だけ叶える・・・って云う始まりです。

女神のベルダンディーは、美人で、こんな人居るのか?っと思うほど優しくて包容力があり、笑顔の絶やさない人です。
しかも、主人公の螢一に献身的で、彼の幸せが自分の幸せと感じる、まさに自分には理想の女性に感じました。

CVも、自分の好きな井上喜久子さんの声でしたので、
声と、あの笑顔に、毎回癒されてましたw(@´▽`@)

それに
「うふっ」って言う微笑みは、破壊力抜群!
一発でやられました!  
ストライク! (〃ω〃)ズキューン

好きなアニメの女性キャラNO,1になりそうです。(●´ω`●)ゞ

最終話まで見た感想
{netabare}
主人公の螢一は、大学生にもなってキスはまだしも、手すらまともにつなげない超奥手。
奥手過ぎて、ちょっとイライラ。

話の中盤も、ドタバタ展開が多く、姉妹等の邪魔が入り、なかなか二人の関係が進まないので、そこもちょっとイライラでした。 
ε- (´ー`*) はぁ~
なんだか「めぞん一刻」や「藍より青し」のように、邪魔が入る展開が多く、似ているな~っと・・・
まぁ、原作が長寿だから、こう云う展開じゃないと長く続かないんでしょうね~^^;

終盤は、シリアス展開で、ちょっとうるうるでした。
{/netabare}

何にせよ、ハーレムものではなく、二人のラブラブぶりを見るの内容なので、
主人公に感情移入できれば楽しめる作品です。

自分は めっちゃニヤニヤして楽しめました。(*^ω^*) ノ

逆に、女性には評判よくないかもですね・・・  ^^;



個人的には、ベルダンディーの献身的な姿と笑顔だけで、ダレる事なく、休日の2日で一気に完走してしまいました。


この作品、ヒロインのキャラと声のおかげで楽しめました。
お気に入り棚へ決定ですw
(=´ω`)ノ

まだ2期があるので、このまま楽しんで視聴しますw


OP:「OPEN YOUR MIND 〜小さな羽根ひろげて〜」 歌・作詞 - 石田燿子

ED:「僕らのキセキ」(第1話 - 第11話) 歌・作詞 - 石田燿子
ED:「恋人同士」(第12話 - 第24話)歌 - 樹海


余談で・・・
原作、買って読もうと思いますw  (@´▽`@)
48巻か・・・
また寝る時間がなくなるな~。。。。 ^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 45

うっちゃり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人間×非人間の恋愛アニメの先駆け

人間と非人間(ここでは天使)の恋愛というのはこの作品が出最初だった気がする。至って普通だが優しい人間ケイイチの元に突然やってきた天使ベルダンディ。二人は果たして成就するのか?!みたいな愛・笑・泣作品です。ベルダンディの姉妹など他のキャラたちも個性があり、魅力的です。

またベルダンディは,所謂「日本の古き良き女性像」という印象を受けた。

ベルダンディの魅力は永遠です。個人的にはメーテルに負けてないと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ノワール3姉妹

まず、原作者である藤島康介が大好きなのです(´∀`*)
「ああめが」で一番最初に惹かれたのは
変かもしれませんが、女神の羽です。
藤島康介が描く羽が、ともて綺麗で目を奪われました。
車やバイク等もビンテージ物が出てくるのは、さすがの藤島康介。
「逮捕しちゃうぞ」から続くメカニカルな要素も入っているので、個人的に興味をそそられるところが・・・w
その他、癒し・恋愛・コメディー・ドタバタ・ハーレムな要素など色々盛り込まれており
藤島康介、バンザイ( ゚∀゚)ノなのですw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

58.7 11 大学生で笑いなアニメランキング11位
お金がないっ(OVA)

2007年2月9日
★★★★☆ 3.4 (60)
347人が棚に入れました
『お金がないっ』 (おかねがないっ)は小説・コミックの両方において大ヒットを記録した人気ボーイズラブ作品のOVAアニメ化作品。
普通の大学に通う綾瀬雪弥は、従兄弟の石井鉄男の借金のカタに競売にかけられる。そんな綾瀬を買ったのは金融業を営む狩納北という男で、綾瀬に助けられた恩返しだという。しかし綾瀬はそのことを覚えておらず、石井のことばかり心配する綾瀬に対し、狩納は過酷な現実を突き付ける。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

良くも悪くも男性的思考回路で制作されたBLだと思う

原作は篠崎一夜氏著作のBL小説。
全4話からなるこのOVAでは脚本を、原作者である篠崎一夜氏が担当。

いきなり全裸に首輪姿でステージに連れてこられる・・・といった
人身売買のショッキングなシーンから始まるこの作品。

従兄弟の借金のカタに競売に掛けられた美しい少年・綾瀬雪弥が
金融会社を経営する狩納北という男に競り落とされ、
競り落とされた金額に従兄弟の借金を合わせて、2億円を返済しなければ
自由になれない、ということを伝えられる。

返すあてもない綾瀬に、狩納はある提案をするのだが、
たとえその理由が過去、綾瀬に救われた時に遡ったとしても、
やっていることは自宅に連れ帰ってレイプ、監禁、脅迫(苦笑)
道徳や倫理観からすれば、マズイだろこれって感じなのだが、
狩納の不器用さがあまりにもコミカルで大笑いしてしまい、
ハードながら見ようによってはピュアな部分が、かなり面白い。

男気のある狩納も、小柄で少々女の子っぽい綾瀬もお互いノンケ。
そんな2人が、あんなシチュで、すぐにうまくいくわけもなく。
ましてやお金絡みじゃ、綾瀬にとっては相当な屈辱なのに
なぜわからないんだ~~って思うけれど、
そのあたりのことも含め、狩納の幼馴染でありニューハーフバーの
ママでもある薫子さんが、いい感じでまとめてくれていた。
この物語は薫子さんがいなかったら、面白さ半減だったと思う。

だけど! ここでちょっと真面目に考えてみる・・

どうなんだろう?
自分がお金で買われ、強引に身体を奪われる恐怖感から
スタートした奇妙な同居生活の中でも、さらにSEXがお金になる暮らし。
狩納からすれば、彼をなんとしても引き止めておく方法であり、
一時的に優しくしてみても、相手を調教までして激しく身体を求め、
しかも結果的には快感をも与えてしまう繰り返し。
こういう時の綾瀬の心理はまさに、ストックホルム症候群なはずで。

それだからこそ恐怖や嫌悪感の合間、ちょっとした相手の優しさが、
深い愛情に勘違いしてしまうってことは、実際によくある話。

綾瀬のそんな心理状態も、ある事件での狩納の態度のおかげで
心から彼を大切に思えるようになるハッピーな終結を迎えてるので、
良しとするしかないけれど、現実的にはちょっと疑問に思ってしまった。

ま、アニメだしフィクションだし~^^;
小難しいこと言ってたら興醒めってこともあるので、
このくらいにしておくけれど、現実的にはオススメしない愛の形だった。
でも、BL作品としては珍しく硬派な雰囲気で、よくできていたし、
ラブラブ度は極薄なので恋愛と言うよりも、衆道という感じ。
なわけで、これこそ男性視点のBLと言えそう。

ただ、個人的な好みとしては綾瀬のキャラデザがイマイチだったのが残念。
でも、ノンケの男性が観る場合は女の子っぽい彼の容姿のおかげで
違和感なく観ることができるかもしれない。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

nani-kore さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

割とハードですがBLとしては。。

ハードレベルは中級といえるでしょうが、受けキャラの綾ちゃんがまんま女の子みたい。。なので、BLとしてはどーかな?
エロはさておき、ププッと笑い出さずにはいられない、ギャグ満載のストーリーがオモロイです。
お話自体が面白いし、ヒロイン?は女の子みたいなので、ひょっとしたら初心者でもイケるかも。

私はなんだかOPにはまってしまい、頭からまると聴き入ってしまいました ^ ^
鑑賞の際はイヤホンを忘れずに~♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
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