大学生で漫画原作なおすすめアニメランキング 24

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの大学生で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月04日の時点で一番の大学生で漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.1 1 大学生で漫画原作なアニメランキング1位
神様ドォルズ(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1182)
6387人が棚に入れました
故郷の村を後にして、東京で平穏な大学生活を送る匡平は、想いを寄せていた日々乃に告白しようとしていた。だがその日、彼女と2人きりになったところで惨殺された遺体を見つけてしまう。さらに帰宅途中、正体不明のモノに襲われた匡平のもとに、故郷から案山子と呼ばれる奇妙な人形を操る、妹の詩緒が訪ねてきて……。

声優・キャラクター
岡本信彦、福圓美里、茅野愛衣、木村良平、村瀬克輝、小林由美子、沢城みゆき、高垣彩陽、山口理恵、花澤香菜

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フカンゼンネンショウナンダロ ソウナンダロ ソウナンダロ

神神神アニメその1です


物語についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
独特の空気が流れていて、私個人としては非常に楽しめたアニメですね
明るいギャグコメ話の次には割と重たいシリアス話が来たりと、なかなか気が引けないシナリオ展開もそうですが
言い得も知れない独特の面白さを支えていたのは、キャラの人間的魅力が大きいと思います
案山子の席という、能力バトルもの的な、キャラ立てしやすい設定に加え、ニヒルでありながらどこか人間臭さを感じる個性的なキャラが多く、一層物語を引き立てれていました
また、詩緒ちゃんと日々乃さんという二大派閥、9話から遅れて登場したまひるも入れると三大のヒロイン勢も可愛くてですね、私なんかはモチベーションが非常に上がってたわけです
7話ビッチ先生回とか12話マガツヒ暴走回とか、まぁ1話からそうとも言えるんですが、結構見た目にも情緒的にもエグイ描写がまま見られるなど、キャッチーな萌えアニメかと見せかけて、実は正反対の質アニメなんですよね、当時原作未読の私は結構驚いてたんですが

作画についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
6月某日、秋葉のゲマでやってた上映会イベントに、なんとか抽選通って参加してきました
ゲストに岸誠二監督と脚本の上江洲誠氏を招いてのトークショーでは裏話も多く聞けて、非常に楽しませていただいたわけですが
「AB」「瀬戸の花嫁」の名コンビ、岸監督と上江洲氏に迎え入れ、この二方には珍しい硬派アニメというスタンドながらも、日常シーンもキャラが崩れずに丁寧で、且つアクションシーンはエフェクトもバッチリ決めるなど大胆な映像になっていて、思いのほか素晴らしかったです
また、イベントでも話されていた、EDに入る前の場面展開の上手さ、工夫された引き方が毎話に施されており、そこでもググッと引き寄せられるんですよね
続きが気になる!っていうのが、アニメには矢張り一番大事ですよ、放送時間の被ってる他アニメとの競合もある中で、次週も見たいっていうモチベアップに直結しますからね
まぁ結局最終回もそれをやったから、不完全燃焼なんだろ?と言われる所以となってしまったんですが
果たして二期あるんでしょうかね、やるやる詐欺で原作を持続的に買わせようという魂t(ry
番宣ポスターの話とか、映像特典の話とか、応募フリーなのにロフトプラスワンイベントみたいなノリだったのが良かったですね

声優についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
程よく新鮮で、かつ安定した声優配役になってますね
福圓さんの詩緒ちゃんは感情豊かで可愛いし、茅野さんの日々乃さんも包容力溢れててやばいし、花澤さんのまひるなんかは、新境地に達してましたよね
小林由美子さんの桐生も、ムスッとした彼のキャラにだいぶ合ってました
そして「瀬戸花」で強烈なインパクトを残した政さんでお馴染み、村瀬克輝さんが勾司朗役で出演しており、しかもこれがまた良キャラなもんだから、その辺も私にフィットしてたんでしょうね
あと案山子の鳴き声的なものを、主題歌を歌ってます石川智晶さんが担当してるんですよね
アニオリ設定ですが、良い味出してましたね、全然アリだと思います
”ただの案山子ですな”

音楽についてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
OP「不完全燃焼/石川智晶」、これは恐ろしい中毒ソングですね
初めて聞いた時からずっと耳について離れないんですよね、今シーズンはこれか、ゆるゆりのOPがずっと脳内でループしてた気がします
石川さんのアニメタイアップ曲は毎回濃いんですけど、これは凄まじいですね、中毒ソングを意図して作ってありますが、ちゃんと成功させてるあたりプロですね
映像もシャープでかっこいく作られてますし、匡平が歌詞とリンクして叫んでるシーンもワクテカさせてくれますよね
今夏一番と言ってもいいアニメ主題歌なんじゃないかと思ってます
”My name is 豆腐”でお馴染みのED「スイッチが入ったら/石川智晶」これもまた良い曲です
サビにかけてゾクゾクしてくる感じのイメージですね
なんだかんだでアニソンが良いと名作臭が増しますよね、特に石川さんが歌うと尚更

キャラについてなんだろ?そうなんだろ?そうなんだろって?
今期は双子アニメが多かったですねぇ、パッと思いつくのは「ピンドラ」「青エク」「アイマス」「BLOODC」とか
容姿だけでなくタイミングまでピッタリのいかにもな双子キャラだと後ろに上げた二つが、容姿や性格が全然違う双子キャラだと前の二つが該当しますか
今作だと、容姿は同じなのに、性格が全然違うし敵同士っていう、また違う分類の双子キャラでしたね
ところで、これの原作のCMで、”神と呼ばれる謎の人形を操る少女、詩緒。ドジで短気な甘えん坊は、恋もする、そして戦う”ってなフレーズがありましたが、”恋もする”というのがアニメではなかったですよね、若干ブラコンのきらいはありましたが
詩緒ちゃんがビッチになる展開だけは、やめてくれぇえーえーえー!!


「神様ドォルズ講座」わー!!!
なんかスタッフで飲んでる時に予告を実写パペットでやろうかと決めてみたいですね
あの本編の後でこのテンションですから、すっごい浮いてるんですけど、そこがイイ
思いがけない企画でしたが、ハズレの多い実写映像の中で、稀に盛り上がってましたね
ククリも喜んでるゥー!!!
ドォルズ講座で番組を続けるのはどうかと思いますが、永く見ていたい、面白い部類のアニメだと思います、見てない人是非見てください
見ないとビーム!ビーム!ビーム!ビーム!ビーム!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

圧倒的尺たらず惜しい

カカシとっ...呼ばれるカラクリ?人形をっ...操る圧倒的・・・!圧倒的者によるバトルものっ・・・!という初期設定は珍しいものでは...馬鹿なっ・・・ありえないっ・・・・・!の…!!が...!最近よく戦った…彼らは勝った、ゆえに人格まで肯定されている…!どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・「閉ざされた学園モノ」ではなくっ・・・!潰滅的舞台は常軌の世界...!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ためっ・・・!カカシの圧倒的存在が一般的では皆無っ・・・・・・!地下ではっ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ナイス存在も戦闘も秘匿されなくては利根川…オレが蛇に見えたか…?ならおまえが蛇なんだっ……!ありませーん・・・っ!!ものとされている...!凡夫の事だがっ...ダメっ...!...!最近見世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!設定だけに...逆に……きてる時は… 限界まで勝つ…!に新鮮っ・・・・!(まぁ...!とどのつまりっ・・・!の方は派手に戦闘してましたところがどっこい...)
主人公はかつてその定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…カカシのっ...操縦者だった青年...!大学生主人公というのっ...もっ・・・!最近にしては結構珍しいと思うっ・・・・!ストーリーの底流には...!主人公を...巡る過去の因縁っ・・・!圧倒的・・・!圧倒的主人公をっ...縛る因習とのナイス葛藤というのが...どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・の…!!がっ・・・!意外にもこれをスルーも珍しくは皆無っ・・・・・・!のだがっ...ダメっ...!主人公の年齢が...!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…潰滅的葛藤に圧倒的リアリティを与えている...!こういう悩みは凡夫...!中高生が直面常軌を逸するものでは世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!からっ・・・・!
このように...!ナイス設定その他とりたてて珍しい事をしている作品ではありませーん(ただ呆然と突っ立ち見送る・・・・・...!最近のっ...流行では...曲げられねえんだっのっ...かも...しれ馬鹿なっ・・・ありえないっ・・・・・!がっ...ダメっ...!)っ・・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…分...!圧倒的・・・!圧倒的丁寧に作られている感じがしましたっ・・・・!主人公の出身地下も狂喜乱舞。咆哮。歓喜。感涙。嗚咽。にっ...関する情報をっ......!基本的に何も持たぬ…劣悪な環境にあるがゆえに 皇帝を討つのだ…!も持たゼロゼロゼロっ..ありませ~~んっ...ナイス女性がヒロインでどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・ため...!情報は小出しながら圧倒的緊張・・・・を感じ世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!圧倒的・・・!圧倒的程度に潰滅的開示されていきたっ・・・!っ・・・・!
コミカルなシーンがはさまれる事はどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・だが・・・!しかし・・・!っ・・・!基本はシリアスで潰滅的ハードっ・・・・!結構...!死人も出ていませーん・・・っ!ゼロゼロゼロ・・・っ!っ・・・・!日常シーンの明るさというか常軌さの裏切るなよ・・・・・・!!にっ・・・!この世の中、馬鹿な真似ほど… 狂気の沙汰ほど面白い…!ハードな雰囲気を感じさせる絶妙な圧倒的・・・!圧倒的描き方だったっ・・・・!それをねじ曲げたら…なにがなにやらわからない…が......!潰滅的主人公の圧倒的心情と...上手い事マッチもしているっ・・・・!
どこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・圧倒的・・・!圧倒的程度の期間でっ・・・!きちんとオチまで...描ききる事が出来ればっ......!僥倖作品だったと思うっ・・・・!
潰滅的原作がどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・以上...!仕方ない圧倒的・・・!圧倒的事なのかも...しれませーんがっ・・・!圧倒的ラストをきちんと締められない・・・っ!お前は今その状態にある…その流れがなぜ見えない…?でアニメに常軌を逸するのはが・・・・しかし どうにもならないなの…基本も基本…大原則だっ…!うか...!圧倒的話数もっ...最初から決められている以上っ・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…中でちゃんと終わらせる退くべきところは退くが兵(つわもの)だ…!なのでは世の中は利用する側とされる側その2種類しかいないのだ・・・!…基本も基本…大原則だっ…!うかっ・・・・!その定石という地点が最も浅はかなのだ…ギャンブルではっ…ためにはっ・・・!原作からの乖離も致し方ない圧倒的事だと...思う...!
設定も...描き方もいいっスねえ‥‥!ものであっただけ...にっ・・・!中途半端に終わらざるをっ...ゴネ得・・・!なかったと...いう点が...!圧倒的にいい加減気が付けっ・・・・・・!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

不完全燃焼なんだろ?そうなんだろ?そうなんだろ?(70点)

全13話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:70点(75点)
アニメ系統:鬱系ファンタジーバトル

予備知識なしで観始めたんだが
この絵柄からは想像できないような陰鬱な物語。
独特の世界観。
個人的にはかなり好きな部類。

ただ、ちょいと残念なのは、物語の展開スピードが少し遅いこと。
かなり色々謎があるのだが、少々日常パートに時間を使いすぎな感があり、
肝心のストーリーが進まないことがある。
盛り上がってきたのに、また盛り下げる的な印象が少しあった。
この辺りにスピード感があればもっと良かった。

もっと残念だったのはラストだが・・・・
ネタバレになるといけないので控えておく。
そんなわけで70点とした。
個人的な物語の好みから言えば75点なのだが。

キャラデザはいいと思うが、あのロケットおっぱいだけは
どうも受け付けないw
物理法則無視してるだろw
それ以外は作画ともに結構いいと思う。

声優陣も結構豪華。
花澤さん演じる「まひる」がいつもの癒しボイスではなく
いっちまってるキャラだったがこれもなかなか良かった。
茅野さんもがんばってるねえ。
今年、ブレイクだね。
橘勇魚とめんまと続いてロケットおっぱい役。
秋もかなりの作品に出るようだし、益々活躍しそう。

OPED曲は皆大好きな石川智晶さん。
両曲ともにかなりいい。
独特の歌声が作風にマッチしている。

とにかく、総合的にかなりいいと思う。
鬱系が苦手でなければ1度見てみてはいかがだろうか。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

不完全燃焼なんだよ!
仕方ねえ原作買うか。

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以下、毎話後の感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 44

79.1 2 大学生で漫画原作なアニメランキング2位
お兄ちゃんはおしまい!(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (647)
2199人が棚に入れました
引きこもりのダメニートな緒山まひろは、ある日目覚めると“女の子”になっていた!? 鏡に映る美少女が自分だと分からず混乱するまひろのもとに、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、飲み物に怪しげな薬を盛られていたことが判明する…! もう2年も外に出ないで いかがわしいゲーム三昧… たまには働いてもらわなきゃ! みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如女の子として暮らすことになったまひろにとって、トイレやお風呂、スカートやブラジャーなど“女の子の生活”は知らないことばかり…。 さらに、みはりの中学時代の同級生である穂月かえでやその妹・もみじ達とも知り合い、 まひろの日常はどんどん賑やかさを増していく。苦難の連続に、果たして“元”お兄ちゃんの運命やいかに…!?
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

電脳化構想とジェンダーフリーが実現する【新しい世界秩序】の暗示

●芸能界は鬼舞い!

ジャニーズのLGBT案件が沈静化するどころか炎上して行ってる状況の最中に
「歌舞伎界」でもジャニーズ的セクハラ案件が炸裂しました。

そもそも芸能界にLGBTの類が多いことはネタバレレビューを読む【レディーガガ】は海外では特に【サタニスト】として有名であります。

【サタニスト】とはある種の「宗教思想」に憑りつかれた狂信者でありまして、
【サタニズム】の教会に集う【サタニスト】御一行は宗教的教義に従いLGBTなのであります。

【サタン】とは【反逆者】のことでありまして、人類の祖先アダムとエヴァが男女のペアだった
ことに対し【反逆の意思】を示す意味で敢えて同性愛的なパートナーを求めるのであります。

「アホ毛」は【鬼の角】でありますが、【角】は【サタニズム】のシンボルでもあります。
【サタニスト】は普通に【角】を生やした格好をいたします。

【レディーガガ】の奇抜なファッションは【サタニズム】を表現しているということになります。

LGBTをごり押しし、女性専用トイレがなくなる事態の背景には【サタニスト】が暗躍しており
アニメ作品も例外ではないという結論になります。



●「えなこ」の歌唱力が素人レベルだった!?だけでは済まされない問題…

中川翔子の歌はアイドル基準で考えたらかなり上等な類なのですが、それと比較すると
某えなこの歌はかなり残念過ぎてこれでCDデビューできるのが怪奇現象と思えるレベルでございます。

だとしても、そんな歌下手アイドルの話は実はどうでもよくて、より本質的で重要なことは
LGBTごり押し論者のバイデン大統領が人身売買案件に関わったという件で米国議会でこの問題が
取り立たされ、弾劾される方向に事が動いていることであります。

「陰謀論」という概念の考案したのは、かのCIAでありました。
バイデン大統領が人身売買に関与してるという噂がネット経由で拡散しましたが、それはフェイク
で情報であり「陰謀論」であると認定したCIAがこの度、バイデン大統領に関する「陰謀論」を事実と
認めたという結論になったのであります。

渋谷で女性専用トイレがなくなったのが話題となりましたが、その原因となったのは
LGBT差別禁止をごり押ししたダボス会議の提言でございます。

世界のグローバルエリートたちが一堂に会し、世界に悪法悪習の類を問答無用に
押し付けているのが【ダボス会議(WEF)】であり、【ビルダーバーグ会議】であります。

【ダボス会議】の創設者は【クラウス・シュワブ】でありますが、この
「【クラウス・シュワブ】&女装」で画像検索するとかなり絵的にやばすぎる




●「えなこ」という謎のアイドルの背景を探る

アニメ界隈でもそれなりに名の通った「えなこ」なるアイドルは如何にして
OPソングを歌うに至ったかのかについて素朴な疑問な浮かんだため、少々詮索してみます。

ネタバレレビューを読む


OP映像の【バナナボート】が「バナナフィッシュ」に関係あるのではないかと
思いついたのは偶然みたいな話ですが、「バナナフィッシュにうってつけの日」を
調べてみたら見事【LGBT】というキーワードで繋がってしまいました。

何の思想性もないのに偶然LGBTを映像表現するなんてことはあり得ない話なのであります。

ネタバレレビューを読む


●OPに仕込まれた伏線と「みはりの犯行動機」について
~【バナナフィッシュ】が暗示する「鬼舞い」の秘密~

鬼舞いファンと作画系の人が絶賛する本作「OP映像」でありますが、当然の如くそこには
ある種の伏線が隠されているわけであります。

ネタバレレビューを読む伏線回収は最終話の「温泉回」の時でありますが
「伏線」の仕込みはOP映像に何気なく散りばめられておったということであります。

ネタバレレビューを読む

ということでOP映像にあった「【バナナボート】の逆走」には「近親相姦」の意味
もあったというオチでありまして、 ネタバレレビューを読む



変態エロ+百合に日常系コメディを組み合わせたごった煮闇鍋的作品。

高評価工作員と低評価工作員が暴れている状況からして、同じくキモイ系作品の
「無職転生」と同じ穴の狢と言うべきなのかもしれません。

百合とか好きな人は好きなのでしょうが、百合に性転換という要素を加えることに
意味があるのか?本作を見てるだけでは全く理解できません。

マニアックな趣味を持つ人は当然いるでしょうが、自分の好みだからという理由で
「覇権」だなんだとはしゃぐ理由が意図不明な謎アニメであります。

人気アニメとは不特定多数の支持者により成り立ちますが、覇権アニメと言うのは
結局点数吊り上げ工作などを大前提に成り立つものなのかもしれません。


「痛いのは嫌なので防御力に極振りしてみました」→これは理解可能。

「お兄ちゃんが痛いのは嫌なので性転換してみました」→脳味噌飛んでますか?

ネタバレレビューを読む

●温泉回の「シンボル」=「♠♡」
ネタバレレビューを読むその思想性を含めいづれは
決定的なサンプルを示すことが出来るものと確信しております。

●電通は知っている

「ジャニーズ」のタブーについては以前よりネットでも目にするものでありましたが
ここに来てようやく日の目を見たというところであります。

ネタバレレビューを読む

ただの噂に過ぎませんが某鬼田川社長はお気に入りのジャニタレに「ホルモン剤」を
投与していたなんて説が真しやかに囁かれています。

さて、本作において妹のみはりが怪しい薬を兄に投与したのは
物語の成り行き上仕方ないことだったのでしょうか?

ネタバレレビューを読む

後はそれに対して視聴者がどう思うかが最大の問題でありますが、もしも同じように
臭いものには蓋をしろという考えならば、この国も鬼舞い!というオチになるでしょう。

ある意味【アイドル】も知っているわけであります。
彼らはアイドル雑誌【明星】の表紙を飾るような【スター】になりたいと「※願い」
そして「等価交換」の儀式に応じるわけであります。

【スター】の「※願い」は叶えられ、「ソドムとゴモラの罪」を負う
それは大洪水前の太古の昔より欲深い人類が繰り返してきた歴史であり
運命であると【アイドル】たちも知っているのでしょう。


●同性愛者ジャニーズK社長による性的虐待事案!?BBCにすっぱ抜かれる!

ジャニーズも鬼舞い!
https://youtu.be/J9TTmpnXR1s

https://youtu.be/yQ5c3bRfGxw
https://youtu.be/u32Uf8s6v7o?t=87



●「アホ毛」理論と「見張り」の【エロス】について

ユダヤ人、フェニキア人、ケルト人、黒トカゲ星人と世界には様々な種族がいるわけですが、
今回は「アホ毛人」という種族について取り上げてみたいと思います。

本作「【鬼】舞い」の主人公もその「アホ毛人」に属します。
アニメでは馬鹿の一つ覚えのように何度も繰り返されるこの「アホ毛」表現 ネタバレレビューを読む

「アホ毛」とは【鬼の角】を表すものであり
そのプロトタイプは「ゲゲゲの【鬼】太郎」の「妖怪アンテナ」であります。

「【鬼】太郎」ですから頭に「角」があるのは当然なのです。
「お兄ちゃんはおしまい」略して「おにまい」ですが、以上の状況証拠からして
その表記はどう考えても「【鬼】舞い」ということになるかと思います。

作画中心主義者に好評のOPED映像とはまさに ネタバレレビューを読む

鬼太郎の「左目」ネタバレレビューを読む【サタニズム】と「同性愛」
の関係性含め、この話の続きはまたの機会ということにいたします。

ついでに言いますと「ヴァレンタイン」もローマ帝国由来の宗教行事でありまして
「恵方巻」を食う習慣を含め日本の宗教関連イベントがカオス過ぎて発狂したくなります。



●既に「観終わった」熱狂的なファン旋風とその思想性についての考察

そもそもあらゆるアニメは思想的特殊性を有しているわけですが、
殊に「トランスセクシャル」という極端な偏向性を帯びた性質のある本作には
それに由来する特殊性が当然の如く付き纏うわけでございます。

本作「鬼舞い」には熱狂的なファン?がいるようでありまして、
既に本作を「観終わった」方々がなんと50人以上もいるらしいとのこと。

ネタバレレビューを読む

そんなわけで「コオロギパン」に「LGBT差別禁止法案」、そして「トランスセクシャル」と
ある種の思想は常にごり押しされ、それを跳ね返すには困難を極めるのが世の常であります。


●「シンボル」で読み解く栗酢鱒

この辺でとっておきの「アホ毛理論」をご披露しようか思いましたが今回の話では
裏設定がかなり炸裂していましたので、そちらを先に処理しようかと思います。

早速冒頭に出ました【クリスマスツリー】でありますが、元ネタをご存知でしょうか?

ネタバレレビューを読む思想的にはすべて繋がるということでございます。

●ジェンダーフリーの思想解析?

裏設定はむしろ「ジェンダーフリー」という思想ネタバレレビューを読む後始末が待っていたということなのかもしれません。

●ジェンダーフリー路線を攻める姿勢
今にして思えば「らんま1/2」も「トランスセクシャル」というジャンルに該当していた
わけでありますが、 ネタバレレビューを読む
逆効果しか生まないものと個人的にはそう考えます。


●【鬼】舞いと妹の裏設定
アニメにはありがちなお約束パターンでありますが
主人公は見事なまでの「アホ毛」保持者であります。

アホ毛には当然の如く裏設定的な意味合いがあるわけですが、
ネタバレレビューを読む人間のように思われて姉妹ます。


●悪貨は良貨を駆逐する
妹の友人が家を訪れ、料理を披露する展開となります。
友人曰く料理は「簡単だよ」ネタバレレビューを読む


●持続不可能な世界は悉く粉砕され・・・
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

重層的で面白い優れた物語。それを支える隙の無い高度な技術。

 あまりの高水準過ぎる作画・美術でかえってストーリーの印象が記憶に残っていないので、初回から半年ほど経過した23年9月、再視聴しました。

 今回も作画に心を持っていかれそうになりましたが、なんとか頑張って内容を理解しました。

 男であること、優秀な妹に対する劣等感に潰されそうになっていた「兄」が「妹」になることで「がんばらなくていい」立場を手に入れたことで、心を取り戻して行く話です。こう書くと重く感じるし、そういう描写もところどころありますが、しかし、全体的にはライトで緩い感じで、面白かったです。
 逆に言えば、面白いTS日常系としての作りになっていますが、その根底から読み取れるものがある、浅いようで結構奥行がある話だったとも言えます。

 そして「女子になること」よりも「女子であること」を丁寧に描写していました。下着・ファッション・洗髪・洗顔・トイレ・生理・化粧・振舞などの生活習慣から始まり、友達との付き合い方・中学生男子を女子の立場から見る・バレンタイン・学校のルールと化粧など様々な視点を描いていました。
 その生々しいペルソナ作り・排泄としての女性のするべき事が、コミカルな描写であまり嫌悪感やエロを感じさせず、軽妙にエピソードに落とし込めていました。

 男性の目からは、しかしそれがリアルなのかどうかは分かりません。ただ、リアリティはあります。女性と同居していても男性であれば気が付かない、むしろ積極的に男性からは隠しているような部分が丁寧に拾えていた…のではないでしょうか。それすら想像するしかないのが男から見た女だと思います。

 原作者は男性だそうですが、脚本・シリーズ構成に女性を置いているので、エピソードは、多分男が女を知ると言う点で、ある程度信頼してもいいのではないかと思っています。
 また、EDのクレジットで、プロップデザインというのは多分小道具のデザインだと思いますが、これが8名ですか。つまり、女子のアイテムは相当作り込んだのではないかと思います。
 化粧品やアクセサリー、下着にはホックやタグまで丁寧に作画されていました。つまり、女性がこの辺はちゃんと入り込んでいる証拠だと思いますので。

 そして、この作品を支えていたのが作画技術です。ヌルヌルというのもありますが、立体感です。3DCGに手書き修正をしたんだと思いますが、止め絵の横移動だけでなく回転させる手間を惜しんでいません。また、回転にも耐えられる優れた技術・デザインでした。
 髪の毛を立体としてモデリングしているのを逆手にとって、表と裏の色合いを大胆に変える手法。
 構図が凝っていて、俯瞰・あおりを含めて難しい視点で人物を描いています。
 背景美術に常にフィルターというかエフェクト(ひし形、丸、4角・5角の星型等)をいれることで背景と人物をなじませる一方、人物が見やすく浮き上がって見えます。

 その技術の頂点がEDだと思います。目がクラクラするようなヌルヌル感と立体感はすごかったです。OPEDの歌詞はちゃんと作品の意味になっていましたし、隅々まで手を抜いてません。

 これらの結果、ヒロイン?にちゃんと感情移入ができるというか没入感がすごい作品だったと思います。2回目なのに12話、OPED含め隅々まで堪能できました。というか、1話見るのに行きつ戻りつして、40分くらいかけてしまいました。

 ということで、2回目視聴して作品の内容まで入り込むと、単純な日常系の面白さと、男子が見る女子の世界というドキドキ感あるいは未知の世界を覗き見た感動、そして、兄妹感のコンプレックスや男として生きる意味という重い部分がほんのりと含まれている重層性がある優れた作品だったと思います。

 男子を選択する未来がくるのだろうか?という部分が特に考えさせる部分です。

 それが普通に面白いのですから大したものです。評価は…オール5でいいかなあ。名作かと言われると、テーマ性の薄さがいいところではありますので秀作という感じです。ですが、隙が無い優れた作品だったと思います。

  


以下 23年3月に書いた1回目のレビューです。


ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

急に突起消失するのは大変ですね。

ある日、突然美少女に変わってしまう作品。
原作の1巻を読んで割と面白かったので、アニメのほうを視聴した次第。
社会復帰に向けて頑張れ

生理や女性の入浴について排泄についてなど、リアリティはあるけど、なんというか中学生女子ってもっとマセているイメージあるんだけど、こんな幼い感じなのか?あれくらいだと小学校高学年女子くらいの感じ。
自分男子校出身で女子中学生の生態が一切分からないので、なんとも言えないが。
女性としての細々とした苦労には頭が下がると素直に思いました。トイレの行列凄いものな。絶対、スマホいじって閉じこもっているやつおるでしょ。早く出てあげて。
まひろちゃんはゲーム三昧だったころのことを忘れられなくて、ゲーム話している男の子のほうに気軽に話しかけてしまうわけだが、あれは勘違いされてしまいそう。

OP
アイデン貞貞メルトダウン えなこ feat.P丸様。
ED
ひめごと*クライシスターズ ONIMAI SISTERS(高野麻里佳、石原夏織、金元寿子、津田美波)
OPの歌詞が面白くてリズムが癖になる。あり?なし?って股間のことか?ついてる ついてないと言ってるし。間違いなくアイデンティティが崩壊してる。
EDのキャラデザ変わりすぎでは?なんか動きも面白い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
引きこもりのダメニートな緒山まひろは、ある日目覚めると“女の子”になっていた!?鏡に映る美少女が自分だと分からず混乱するまひろのもとに、飛び級で大学に入学した天才科学者である妹・緒山みはりが現れ、飲み物に怪しげな薬を盛られていたことが判明する…!もう2年も外に出ないでいかがわしいゲーム三昧…たまには働いてもらわなきゃ!みはりによる“女の子になる薬”の経過観察として、突如女の子として暮らすことになったまひろにとって、トイレやお風呂、スカートやブラジャーなど“女の子の生活”は知らないことばかり...。さらに、みはりの中学時代の同級生である穂月かえでやその妹・もみじ達とも知り合い、まひろの日常はどんどん賑やかさを増していく。苦難の連続に、果たして“元”お兄ちゃんの運命やいかに…!?

#01 まひろとイケないカラダ
2年も外に出ないで、いかがわしいゲーム三昧の引きこもりでダメニートな緒山まひろ。昼時に目を覚ますと、どうも身体の様子がおかしい…。不思議がりつつもタブレットを手に取ると…、そこには見ず知らずの“可愛い女の子”が画面に映っていた!?突如始まる女の子の生活に、“元”お兄ちゃんであるまひろの運命はどうなる…!?

#02 まひろと女の子の日
突如始まった女の子の生活に戸惑いながら、少しずつ楽しさも分かり始めてきたとある日、男らしさを取り戻すと意気込むまひろは筋トレをしてみる。しかし全く体が持ち上がらず、お腹が痛くなるはめに…。みるみる体調が悪くなるまひろを心配するみはりは、ある事に気が付くのであった。それは、まひろが女の子になってから1ヵ月経過したことに関係あるようで…。

#03 まひろと未知との遭遇
自宅のトイレに駆け込むまひろ。そこには見知らぬ女子高生が座っていた。派手な見た目の彼女は、みはりの中学時代の同級生・かえで。初対面かつ元男であるまひろは緊張していたが、親しみやすいかえでにすぐ打ち解けていくのであった。すると突然かえでは、「まひろちゃんってさぁ、まだシたことないでしょ…」とまひろに迫っていく…!パーになりそうなまひろに、かえでが教えてくれたのは…!?

#04 まひろとあたらしい友達
みはりにゲームで負けたまひろは、一人でおつかいに行くことに。引きこもりでダメニートなため怯えながらも勇気を出してスーパーへ向かうが、人の多さに足が進まず、入り口で怖じ気づいてしまった。するとそこへ、キャップをかぶった同い年くらいの男の子?が現れ、おつかいを手伝ってくれることに。おかげで無事買い物を終えたまひろが帰ろうとしたとき、偶然そこにかえでがやって来て…。

#05 まひろと補導とお誘いと
ある朝みはりがリビングへ向かうと、なんと、まひろの方が早く起きていた。今日からコンビニで好きなアニメのクリアファイルが配布されるらしく、いち早く手に入れるために早起きしたとのこと。自主的に出掛けようとする姿に、みはりは感動するのだった。目当てのものをゲットしたまひろは、帰り際にゲーセンへ立ち寄る。その懐かしさに思わず音楽ゲームで遊んでいると、背後に男の人の気配が…。肩を叩かれ振り向くと…

#06 まひろと二度目の中学生
突然もみじと一緒に緒山家へやって来のは、もみじの同級生である、桜花あさひと室崎みよ。パフェを食べに行こうと、まひろを誘いに来たのだ。初めは緊張していたまひろだったが、明るくフレンドリーな二人とすぐに仲良くなるのだった。楽しく女子会を終えたその夜、お風呂から上がったまひろに用意されていたのは、みはりが着ていたお古の学生服。そしてみはりの口から衝撃の一言が…!

#07 まひろとロールプレイ
様々なハプニングはありつつも、徐々に学校生活が楽しくなってきたまひろ。そんな中、期末テストの時期がやって来た。試験とはいえども、中学一年生の問題。余裕の表情のまひろは、さらさらと答案を書き込んでいくが、差し込む日差しに、だんだんとまぶたが重くなっていく…。ハッと目覚めると、8割空白の答案用紙が回収されてしまうのだった…。

#08 まひろとはじめての女子会
臥薪嘗胆、艱難辛苦を乗り越え、ようやくたどり着いた長期休暇という名の桃源郷に「思う存分、休み尽くすぞ~~!」と意気込むまひろだが、折角更生中のまひろを再びダメニートに戻さないよう、みはりはかえでに連絡しある企みを巡らす。その結果、急遽もみじ、あさひ、みよが緒山家にやってきてお泊り会が開催される!みんなと一緒のお風呂やガールズトークをまひろは無事乗り越えられるのか…!?

#09 まひろと年末年始
クリスマスにデートの約束があると出掛けるみはりに動揺を隠せないまひろは、もみじを連れ出してこっそり後を追いかけることに。まひろからのお誘いに喜ぶもみじとは裏腹に、みはりのデート相手を緊張しながら見張るまひろだが、そこに現れたのは…!?そして、新年の初詣に出掛けるまひろとみはりはかえでともみじと会う。その後、あさひとみよにも会い、みんなで穂月家に行くことになるが…!?

#10 まひろとおっぱいとアイデンティティ
1月の新学期が始まり、みんなで冬の制服の着こなしを話すまひろ。うっかり自分でスカートを捲り、男子に見られたことで可愛い悲鳴を出してしまう。男の心を取り戻すべく気持ちを引き締めるまひろだが、家でかえでにマッサージされることになり…!?バレンタインの日に、みはりからチョコを渡されるまひろ。その場で食べ始めるまひろに慌てて「今年はあげる側なんだから」と止められ…!?

#11 まひろと女子のたしなみ
最近クラスで流行っている“占い”。試しに占ってみた結果は「記念日は忘れずに!サプライズで運気アップ」。この結果にニヤリとするみはりだが、占い遊びの最中に自身の誕生日を思い出すまひろ。結果みはりのサプライズは失敗するが、後日もみじ達の様子がおかしく、まひろは避けられてしまう…。あさひから完全拒絶されてしまいショックを受けるまひろだが…!?

#12 まひろとおしまいとこれから
春休み前、みんなで集まった際にあれよあれよと決まった一泊二日の温泉旅行計画!ダラダラするはずが、浴衣に着替えて外に遊びに行ったり、露天風呂に入ったりと旅行を楽しむみんなに振り回されるまひろ。流石に気恥ずかしくみんなと離れて温泉に入ったまひろの元に、もみじとあさひとみよが来る。お風呂の中でくすぐり合う最中、なんとまひろは股間に奇妙なショックを感じ…!?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12

62.5 3 大学生で漫画原作なアニメランキング3位
ろんぐらいだぁす!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (267)
972人が棚に入れました
ある日、女子大生の倉田亜美はタイヤが小さな折りたたみ自転車に一目惚れ。
「運命の出会い」を信じた亜美は、貯金をはたいて「ポンタ君」を購入。
サイクリング経験者の幼なじみ・新垣葵と一緒に走り出す。
流れる景色、肌をなでる風の心地よさ……。
初サイクリングで味わった非日常的な体験が、亜美の心と体を刺激する。
「私…このままどこまでも行けちゃいそう」
しかし、サイクリングの現実は甘いことばかりではなかったのだ!

声優・キャラクター
東山奈央、五十嵐裕美、大久保瑠美、黒澤ゆりか、日笠陽子、東城咲耶子、津田健次郎
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

面白いと感じたけど、自転車に手を出そうとは思わない。

途中、総集編を挟むという業界でいうところの万策尽きた状態があった作品。過酷な労働の中、作品の質を担保するためにはしょうがない?作画に関してというよりCGのクオリティは少し怪しいところもあったように感じた。そうは言っても、2期があるなら、見たい。やってくれそうにないけど。

最初の折り畳み自転車で長距離走るのはやっぱりきついやろね。タイヤ小さい分、漕いでも、あんまり進まないだろうから。せっかく名前つけた愛車だけど、ロードバイクには勝てなかった。

あづみのオータムライドではネタバレレビューを読む

しまなみ海道も良いスポットやったね。車が走る橋の下に自転車道路があって自転車乗りが多いのも頷ける。ネタバレレビューを読む

ブルベって作中で結構言ってるけど、タイムや順位にはこだわらず、制限時間内での完走を認定するロングライドのサイクリングイベントらしい。また、知識を得た。

主人公の亜美は自転車との出会いによって色んな人に出会うし、妹に最初はおかしくなったと思われたけど、自転車修理で見直されていいことづくめ。でも、長距離走るのとか坂道を嫌がるのなら、辞めたほうがいいんじゃない?とイライラすることもあった。

自転車は気持ち良さそうだけど、交通量の多いところを走る自転車乗りにイライラさせられることもあるし、車の迷惑になるのは嫌だから絶対に手は出せない。それに、男の場合は玉が温められて良くないとも聞いたことがある。ネタバレレビューを読む

どうでもいいけど、パカさんっていうのがエンドロールでバカさんに見えた。

OP
♡Km/h(ハートキロメートルパーアワー) 歌 Ray
アニメーションは、第4話までは第1話や第2話の本編から流用した素材で大半が構成されていたが、第5話からはすべて新作の素材。meg rock作詞で音楽と歌詞の噛み合いが非常に心地よい。またRayの歌声が聴ける日がくるといいな。
ED
ハッピーアイスクリーム! 歌 チーム フォルトゥーナ{倉田亜美(東山奈央)、新垣葵(五十嵐裕美)、西條雛子(大久保瑠美)、一之瀬弥生(黒澤ゆりか)、高宮紗希(日笠陽子)}
影山ヒロノブが作詞作曲していることに驚き。こんなほんわかした歌詞や音楽のイメージなかった。映像の最初で顔が隠されていた娘は佐伯美弥かな?ネタバレレビューを読む
挿入歌
キミと 歌 Ray
Starting Up 歌 ChouCho


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ある日、女子大生の倉田亜美はタイヤが小さな折りたたみ自転車に一目惚れ。「運命の出会い」を信じた亜美は、貯金をはたいて「ポンタ君」を購入。サイクリング経験者の幼なじみ・新垣葵と一緒に走り出す。流れる景色、肌をなでる風の心地よさ……。初サイクリングで味わった非日常的な体験が、亜美の心と体を刺激する。「私…このままどこまでも行けちゃいそう」 しかし、サイクリングの現実は甘いことばかりではなかったのだ!

1. 第1話 小さな奇跡
大学生になった倉田亜美。何もないところで転ぶようなドジな女の子だけれど、始まった大学生活に期待を膨らませる。そんな時、キャンパスで見かけた折りたたみ自転車に「かわいい」と胸をときめかす。決心した亜美は、同じ大学に通う幼なじみの新垣葵と共に自転車ショップへ。本格的なスポーツ自転車の価格に驚きながらも、亜美は一台の自転車と出会う。この子となら、自信がない自分が変わるかも……。自転車を通して日常が少しずつ動きだし、新たな出会いと体験が始まる。

第2話 海沿いサイクリング
初めてのサイクリングを体験した亜美。そこで遭遇したピンチを救ってくれたのは、大学の先輩であり、サイクリストの雛子と弥生だった。経験豊富な二人の口から出たのは、「ブルベ」という長距離サイクリングの非日常的な世界。そして、チームで走る「フレッシュ」というブルベの魅力を教えられた亜美は、自分の前に広がる大きな可能性に胸をときめかす。そんな雛子たちに「海沿いをのんびり走ろう」と誘われた亜美と葵は、サイクリングの人気エリアである三浦半島へ。決して楽なだけじゃない自転車の現実と、非日常的な感動が亜美を待つ。

第3話 新しい世界
亜美がサイクリングを始めて一ヶ月。専用のウエアも揃えてモチベーションを高めた亜美は、先輩である雛子と弥生、そして幼なじみの葵とサイクリングを重ねていく。ある日、「本格的な峠に挑戦してみないか?」と雛子に誘われる。期待がふくらむ亜美は、その「ヤビツ峠」の実態を知らないまま走り出す。しかし、待っていたのは、どこまでも続く坂道と暑さだった……。サイクリングの厳しさと、自分に足りないものを思い知った亜美。その悔しさと仲間の存在が、亜美を少しずつ変えていく。

第4話 秘密のアルバイト
ロードバイクの軽さを知った亜美。私にはポンタ君がいるから……と、ロードバイクの購入を躊躇する亜美だったが、先輩の雛子と弥生に「自転車の使い分け」を教えてもらい、スポーツ自転車には用途に応じた車種があることを知る。 ある日、自転車ショップを訪れた亜美は、白くてキレイでカッコいい、しかも安いという奇跡的なロードバイクと出会う。その購入資金を用意するため、アルバイトに精を出す亜美だったが……。 サイクリング女子たちの意外すぎる一面が楽しめるサービス回!

特別編 わたしのサイクルアルバム
幼なじみの葵との初サイクリング、雛子と弥生に導かれた海沿いサイクリング、達成感と挫折を味わった峠越え。そして、紗希に出会った亜美は、ロードバイクの魅力を知り、新しい世界が始まる予感に包まれる……。自転車と出会って成長していく亜美が、仲間たちと一緒に体験してきたサイクリングシーンを振り返る特別編。ヒロインたちによる自転車の解説を交えながら、亜美がロードバイクを買うまでの道のりが、臨場感豊かによみがえる

第5話 変わる世界
ついにロードバイクを手に入れた亜美。その加速感や風を切る爽快さは、亜美に新たな感動と可能性を与える。そして、新しい自転車仲間とも出会う。彼女こそ、渋峠で遭遇していた高宮紗季だった。 走る気満々の亜美は、ある日、ひとりで江ノ島へのサイクリングを実行。仲間がいないことで、サイクリストとしての実力が試され、トラブルにも遭遇する。戸惑う亜美だったが、ひとりで走る体験をとおして、仲間と走る意味や楽しさに気づいていくのだった。

第6話 フォルトゥーナ
ロードバイクに慣れてきた亜美は、ヤビツ峠のリベンジを決意。亜美の成長を実感している雛子たちも賛成し、揃って走り出すことに。前回のリタイヤで味わった悔しさを胸に、力強く坂を登る亜美。やがて峠に達し、大きな達成感と仲間への感謝の気持ちに包まれる……。そんな時、チームジャージを着たサイクリストたちを見かける。「仲間の目印」であるお揃いのジャージを作って、5人でフレッシュに参加できたら……新たな夢が生まれた亜美は、実現のために動き出す。

第7話 チームの絆
愛しのポンタ君とロードバイクを掃除する亜美。その様子を見た葵は、ショップでの点検を薦める。さっそくショップに持ち込まれた亜美のロードバイクは、謎めいた店長によって各部が手際よく点検、調整されていく。居合わせた弥生が発するメカフェチオーラに戸惑いつつも、亜美はメンテナンスの大切さを知る。 ある日、待ちに待ったオーダージャージが届き、紗季を除く4人で日光いろは坂へ走り出す。そして、補給のために入ったカフェには、なぜか同じジャージを着た先客がいて……。「紗季さん!?」。偶然の再会によって、紗季の華麗な過去が明かされていく!

第8話 広がる世界
雛子と弥生の提案で、距離160kmを走るサイクルイベント「あづみのオータムライド」に参加することを決めた亜美。その練習を兼ねて、まずは距離100kmのサイクリングを体験。仲間に励まされ、見守られながら、亜美はサイクリストとして確実に成長していく。 イベントの舞台は信州。弥生の運転で現地に向かった亜美たち4人は、前泊する宿で紗季とも合流。岩風呂、夕食、枕投げ……合宿気分で夜を過ごし、ついにイベント当日を迎えたチームフォルトゥーナ。5人みんなで完走することを目標に、160kmの旅が始まる。

第9話 あづみのオータムライド(前編)

第10話 あづみのオータムライド!(後編)

第11話 街が動き出す瞬間
弥生の提案でナイトライドを体験することになった亜美。江の島あたりまで走る(距離約30km)と思っていた亜美は、夜通しかけて伊東まで走る(距離約100km)と知って驚く。ためらう亜美だったが、走り終わった後の温泉や朝の海鮮丼の素晴らしさを弥生に教えられるとモチベーションアップ。ライトや反射ベストなどナイトライドに必要な装備も貸してもらい、意気揚々と走り出す。月光に照らされる海原の美しさ、ライトなど装備の大切さ、そして、暁を迎えた伊東で見た光景……。自転車に乗って初めての経験を重ねる亜美は、自分の世界がまた広がったことを実感する。

第12話 ろんぐらいだぁす
亜美たち5人は、一泊二日の自転車旅行で「しまなみ海道」を訪れる。名コースならではの絶景とグルメを満喫しながら、泊まりがけのサイクリングに求められるノウハウを体験する亜美。そして、雛子や弥生、紗希たちの目標が、「PBP(パリ~ブレスト~パリ)」というブルベの最高峰に参加することだと知り、異国を走る壮大なロングライドに想いを馳せる。しまなみ海道を走りきった亜美は、「これからも自転車で走っていきたい、どこまでも、みんなと一緒に」という自分の強い気持ちに、あらためて気付くのだった。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

不名誉な称号を排せば、なかなかに楽しめる自転車(ロングライド)導入アニメ♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
作画崩壊に3度の放送延期と、不名誉なことで話題になった本作。ただ、「趣味としての自転車(ロングライド)導入編」としては、なかなか良かったと思います。自転車そのものの(走る)楽しさもそうですが、ロングライドに付属する楽しみ(景色・グルメ・温泉)なども充実していて、このアニメを観てロードが欲しくなる方もいるのでは?

また、単に「自転車最高\(^-^)/」ではなく、自転車ならではの辛さや挫折、危険などもしっかり見せているのが好印象でした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 39
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

女子大生の自転車ライフ♪女の子が自転車楽しんでいく雰囲気は悪くないです。

『月刊ComicREX』の漫画原作、全12話。
大学1年生の女の子が「ロングライド」(自転車で長距離を走る、サイクリングや競技など)と出逢い、大学の仲間や先輩たちと一緒に自転車の楽しさを知っていく…。
スポコンではない楽し気な雰囲気と、自転車ロングライドの大変さも同時に描く作風。
「けいおん!」の系譜ですが、完全ゆるふわでもない感じ。
「ヤマノススメ2期」に近い路線かも。

「万策尽きた」経緯はありますが、雰囲気は好ましく、自転車ロングライドの入門アニメとしては十分佳作じゃなかろうか。

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投稿 : 2025/01/04
♥ : 29

86.3 4 大学生で漫画原作なアニメランキング4位
東京喰種(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2779)
15694人が棚に入れました
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人・喰種が蔓延る東京。ある青年「カネキ」は喰種に襲われ瀕死となるが、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる―――・

監督に本年度米アカデミー賞ノミネートの森田修平を迎え、前代未聞のスタッフ陣によって彩られる「東京喰種」の新たな世界に乞うご期待!

声優・キャラクター
花江夏樹、雨宮天、花澤香菜、宮野真守、菅生隆之、諸星すみれ、小西克幸、中村悠一、豊永利行、浅沼晋太郎、櫻井孝宏、伊藤健太郎、梶裕貴、浪川大輔、速水奨、立花慎之介、津田健次郎、土井美加、仲野裕、釘宮理恵
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おし…え…てよ おしぃえ…てよ…、この…魅力を…。。。

2014年7月放送。
全12話。


【前置き】

ヤングジャンプで連載されている人気漫画のアニメ化ということで、放送前から話題になっていた作品でしたね。
原作未読の私としては、知名度の高い人気漫画なだけに差異の生じかねないうメディアミックスから入ることに少々躊躇いはあったものの、
「アニメだし、実写よりはキッチリ原作再現してくれるでしょ!」
という淡い期待の元、視聴しました。

さて、結果としてこの選択は正しかったのでしょうか…。
おし…え…てよ、おしぃえ…てよ…。



【あらすじ】

人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人『喰種(グール)』が蔓延る東京。

平凡な大学生『金木 研(かねき けん)』は、好意を寄せていた少女『リゼ』との初デートで、彼女が喰種であることを知ります。
襲われ瀕死の重傷を負った金木ですが、直後にリゼが鉄骨落下事故に巻き込まれ即死状態となるのでした。

病院に搬送された後、医師の判断で金木に喰種であるリゼの臓器を移植したことで、彼は『半喰種』となってしまいます。
それ以来、金木の人間と喰種との間で揺れ動く苦悩と恐怖に満ちた日々が始まります…。


※※※
『カニバリズム(食肉の風習)』を表現する作品は、どうしても内容を説明するに辺り視覚的なグロテスク描写を含みます。
こちらに関しては、ホント人それぞれの許容量の問題なので、見る前に御自身で御判断下さい。



【語ってみる】
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【人を喰ったような発言を繰り返す、美食家月山の魅力】
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【総評】

作品として魅力に感じる部分は大いにありましたが、その原作をアニメで100%活かしきれなかったように感じます。
原作未読の私から見ても、全12話で表現しようとするシナリオ構成の幅に、若干無理が掛かったように見受けられました。

それでも、内容として手を抜いた作品では決して無く、演出面にも秀でておりグイグイ見させるだけの吸引力はしっかり兼ね備えておりました。
全般的にシリアスな内容ではありますが、その分Cパートで小ネタを挟み楽しませてくれますしね。
次に見る機会があれは、ちょっと恐いですが黒塗りが無い完全版で是非見たいですね。

2期はやるのか…いつになるのか…。
今現在まだ噂の粋を出た情報はありませんが、どうせなら熱が冷めない内に放送してほしいですね。
展開が早かった分、視聴者の熱が冷めるのも早い気がしますし。

その時は、また作中にハマったを主題歌だと尚嬉しいですね。


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『月山 習』声 - 宮野真守さん

◇一番可愛いキャラクター◇
『笛口 雛実』声 - 諸星すみれさん



以下、カニバリズム(食肉文化)について。
(途中から妄想に突入してしまったので、〆ます。)
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 61
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

喰べたら「ごちそうさま」するまでが作品なのに

人を喰らう正体不明の怪人・喰種。
主人公カネキは喰種に襲われ瀕死となるが
喰種の臓器を移植されたことで半喰種となってしまう。
それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることに…。


凄惨な食事現場で始まり、凄惨な食事現場で終わった一話だったが
その課程には実に多彩だった。
Aパート開始時は安らぎや暖かさを感じさせつつも
黄色い道をゆっくりと歩む美女の姿が「迫る注意」「迫る非日常」を感じさせ
そこから緩急を織り交ぜ喜びから恐怖、救済に戸惑い、葛藤に絶望と
「赤い日常」へと変貌する様を流れるように観せてくれた。
この一話だけでジェットコースター一周分の感情を体感できる様な内容で
すぐにおかわりが欲しくなってしまった。
掴みとしては今期一番良いかも。今後も期待が高まってしまう。

考え過ぎかも知れないが、カネキが半喰種になる課程も単なる偶然とは思えず
どこか作為めいたものも感じている。
医者もグル(グール)かな?…とか、ミステリー好きの血も少々騒ぐ。

またこの世界での半喰種の存在意義がどうなるかにも注目している。
既存のグールなら自我を持っていないので、
その間に当たる半喰種には無条件で価値が生まれるが
この作品の喰種は既に自我や規律すら持ち合わせている模様で
半喰種との違いがどう現れるか気になる。
カネキの葛藤は半喰種ならではのものでずっと続いてしまうのだろうか?

※2話感想ネタバレレビューを読む

※3話感想ネタバレレビューを読む

※4話感想ネタバレレビューを読む

※5話感想ネタバレレビューを読む

※6話感想ネタバレレビューを読む

※7話感想ネタバレレビューを読む

※8話感想ネタバレレビューを読む

※9.10話感想ネタバレレビューを読む

※11話感想ネタバレレビューを読む

※12話感想ネタバレレビューを読む


【総評】
心理描写や戦闘描写は良く描けているしキャラも立っている。
そして設定上袋小路になっている人とグールの関係がどうなって行くのか
どういう結末になるのか期待と興味を持って観てこれたがとにかく後味が最悪でした。

人として生まれそしてグールとして再生して価値観や感性などを培い
積み上げたモノを最終回に全否定させて結論出さずにハイ退場!!

結局、1話で身体を失い、最終話で心を失った可哀想な青年の怪談のような話で終幕。
闇芝居なら三分で終わるわッ!
中身は投げっぱなしでブッツリ終わるアニメの中でも指折りの作品になってしまいました。
続きやるのですかね? やらない事には話にならないし観る意味もない作品です。
事情があるにせよ、この終わりを平気で観せる制作側の神経を疑います。
期待と観て来た時間までも全否定されるこの終わり方は許容できません。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 64
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

嫌われたっていいじゃないか 人喰いだもの

2018.08.17記


原作既読。いや、アニメ観てから原作揃えた人。
もともと職場の子から原作を薦められてたんだけど、その時スルーしてたのを後悔するはめに・・・


マンガはけっこうな売れ行きで、アニメも海外含め評価が高く、そのあと実写化までした大ヒット作です。
なにせ人を喰うおどろおどろしいバケモノの話なので、実写映画版では出演女優さんの一人が良心の呵責を覚えてなのか出家してしまうという騒ぎを起こしたほどです。
タイトルだけ見たら、人間視点でバケモノとの闘いを描いたバトルものか、グロ主体のホラーみたいなのを想像しがちです。そう、頑張れ人間!

 嫌われたっていいじゃないか 人喰いだもの

はいこれミスリードです。
ん?みんなもう知ってるって?

スプラッタホラーか超絶バトルものはちょっと、、、という先入観で本作を避けてしまうのはもったいないと思われ、むしろその先入観、この際棄ててもらってかまいません。

人間と喰種を分かつもの、それはたまたま人しか喰えない種族としてこの世に生を受けたか?そうではないか? 細かいところを除けば一点それだけ、この作品の基本設定です。

時には人間、時には喰種側の視点で
何が正しくて、何が間違っていて
勝利も敗北もないまま 孤独なレースは続いていきます

ネタバレレビューを読む

単純に視点をどちらか一方のサイドに寄せて、というわけではない極めてドラマ性の高い作品といってよいでしょう。グロやバトルは作品を飾る要素として欠かせませんが、メインはあくまで人間?ドラマです。


そして人間でも喰種でも多少の個体差はあれ自分サイドの視点しか持ち合わせてません。
そこにネタバレレビューを読む主人公金木研くんがどう割って入っていくかが作品の見どころとなってます。

ネタバレレビューを読む


OP『unravel』は物語にドはまりしてる秀曲です。ムービー含めてインパクトがあり、カラオケのアニソンランクでも上位に食い込んでます。ただし、これ原キーで歌いきれる人っているんだろうか??
OPに隠れてますが、EDもクールダウンにちょうど良い曲です。ED後の巻末4コマ的なショートアニメもほっこりできますよ。


キャラは喰種も人間も多士多彩で登場人物多めです。
1期1クール12話で全員掘り下げきれるわけにもいきません。2期待ちか必要最低限か、私は掘り下げ不足を理由に感情移入できないといったことはありませんでした。

声優さんもキャラの多さに合わせて人数多めです。回によってはEDクレジットで3カット分使うほど用意してました。そして無駄に豪華です(褒め言葉)。
ネタバレレビューを読む


※以下ネタバレタグは本当にネタバレ

引き込み充分な第一話。
ネタバレレビューを読む
第二話アバンで物語のコア部分に触れるので、ノリが合わなさそうなら撤退を視野に入れてOK!
ネタバレレビューを読む
序盤に世界観の提示がなされるので、そこに抵抗がないなら最終話までいけるでしょう。無駄回無かったと思いますよ。1期の区切りもあの箇所までだったら納得です。


グロですか?

カレー食べながら観ることができましたので平気です。
そのへんは所詮アニメーションということで実物の映像とは違いますし、規制も効いてることから血しぶき+α程度のグロです。
ネタバレレビューを読む
受け入れる視聴者側も、進撃の巨人あたりがこのへん切り拓いてくれたおかげで、出来上がった土台に乗りやすかったかもしれません。


さてさて金木くんは葛藤の末、どういった結論を出していくんでしょうか?

 しあ○せはいつも じぶんのこ○ろがきめる

最後に一つの結論を出します。共感するもしないもそういう物語なのでね。


続きは2期で!



-----
2019.06.28追記
《配点を修正》


視聴時期:2017年11月

シリーズは2018年秋クールまでの全48話をもって完結しました。
金木くんやトーカちゃんをはじめ、1期ではまだ子供っぽさの残る登場人物らが次第に深みを増していきます。
残念なことにあにこれでは期を重ねるごとに評価を落としていきましたが、私は好きですね。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 36

75.8 5 大学生で漫画原作なアニメランキング5位
東京喰種√A(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1517)
8680人が棚に入れました
「 悲劇、2周目。」人間の死肉を喰らう怪人"喰種"が潜む街――東京。大学生のカネキは、ある事故がきっかけで"喰種"の内臓を移植され、半"喰種"となる。人を喰らわば生きていけない、だが喰べたくはない。人間と"喰種"の狭間で、もがき苦しむカネキ。どちらの世界にも「居場所」が無い、そんな彼を受け入れたのは"喰種"芳村が経営する喫茶店「あんていく」だった。そしてカネキは自らが"喰種"と人間、ふたつの世界に「居場所」を持てる唯一人の存在であると知る。互いが歪めた世界を正すため、カネキは"喰種"と人間の想いが交錯する迷宮へと立ち入るが…。――僕は"喰種"だ――全てを守れる「強さ」を欲したカネキが取った究極の選択は、

声優・キャラクター
花江夏樹、雨宮天、宮野真守、菅生隆之、諸星すみれ、浅沼晋太郎、梶裕貴、小西克幸、釘宮理恵、豊永利行、遊佐浩二、下野紘、悠木碧、戸松遥、井上和彦、瀬戸麻沙美、近藤孝行
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

√Aの歩き方

2018.08.19記


原作既読。1期から続けて視聴。

※1期ネタバレ含む。以下、1期視聴前提です。

1期から3か月空けての2期。時差がそれほどありません。実質分割2クールです。
本作2期√aはアニメオリジナル展開となることから、少し時間を空けたことで良いハーフタイムとなりました。

そうです。アニメオリジナル展開です。
結末は原作とほぼ変わらないので、そこに至るプロセスの違いをどう受け止めるか?は原作組の楽しみになるのではと思います。
あわせてアニメ作品として、作画やストーリーなどアニメ1期からの継続作品として原作とは分けてどう評価するか?がアニメ組原作組双方にとって楽しみになるのではと思います。

私は原作組になるかと思いますが、アニオリ展開を充分楽しめました。


ただ、なかなか好意的に受け止められてないようで、はじめにイマイチポイントを整理します。
・説明不足など伏線の回収が間に合わない

ネタバレレビューを読む
ネタバレレビューを読む

尺不足を理由にするのは安易でしょうが、ストーリーを展開する上での演出には、技術的な粗さが散見されます。
アナザーストーリーを受け入れる土壌は確かにあったものの結果としてあまり好感をもたれてない。
原作組もなにがなんでも原作に忠実に、という方は少数でしょうが、〈原作の改悪〉と受け止められた向きがあります。

・作品の雰囲気が変わっている

1期は喰種と人間との間に挟まれた半喰種カネキ君の葛藤が物語の軸としてわかりやすく提示されてましたが、2期は葛藤度合いが薄めです。笛口家の悲劇のような象徴的なエピソードもなく、淡々と不穏な空気を孕みながら話数を重ねる感じですね。
ネタバレレビューを読む
要所要所での物語の盛り上がりに欠けるためエンタメ要素が少なく、アート寄りな作りと受け止められ、こういったところにとまどうかもしれません。


これから観られる方、もしくは再視聴される方向けに
こういったマイナス評価がある中で、前向きに捉えられるものはあるか。
見逃せない√aの要所があります。マイナスを補って余りある視点があります。

それは、

 ~~喪失の物語~~ 

前述のカネキ君の葛藤は、1期8話で人間と喰種の架け橋になることを自覚し、同じく1期11話で力をつけて大事なものを守ると覚悟を決めたことで、一定の結論を出してます。
「我太平洋の架け橋とならん」新渡戸稲造と「正しいことをしたければ偉くなれ」和久さんとの掛け合わせ的な結論です。
軸の定まったカネキ君は以降こちらを礎に行動に移していきます。並行して1期の見所であったカネキ君の葛藤は表向きには鳴りを潜めます。

 『この世の不利益はすべて当人の能力不足』

それが正しいか正しくないかは当の本人もわかってないでしょう。選択肢はなくそれを選ばらざるを得なかったのです。
1期終盤で覚醒した白カネキ君が原作とは違うアオギリの樹加入というルートを辿ってどこへ向かうのか?
哀しみの戦士カネキ君だけではない、あんていくの面々、CCGの捜査員たちも何かを得る以上に何かを失っており、そんな多くの登場人物の抱えた想いが交差しながら物語は進んでいきます。
成長する、勝利する、溜飲を下げるなどの描写はほとんどありません。
それがいいんですけどね。

積み上げていくもの 失っていくもの
生まれくるもの 亡くなっていくもの

東京喰種本筋の楽しみである人間と喰種の果てなき闘争に『喪失の物語』要素が加わり、物語はある結末に向かっていくのです。

ここまで観るとピアノ主体の劇伴の意図もわかりそうです。
結末がバッドエンドかハッピーエンドか自身で確かめてみてください。

多少の粗さに目を瞑り、作品が伝えたかったことに共感するかたちでの視聴となった私です。1期から継続視聴されてる方で違和感を感じられた場合は、視点を少しずらしてみると楽しめるかもしれません。良作です。

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※以下、がっつりネタバレ注意

■ボタンの掛け違い
各々が良かれと思ってとった行動が裏目に出ることはままありますが、そこが描かれていることも私にとっての作品の魅力のひとつです。

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■私の大好きな第8話
ボタンを掛け違った結果の第8話です。
1期も2期も第8話は好きな回です。そういえば某吹奏楽部アニメ1期の8話もなかなかでした。1クールもので終盤に向けて加速するのに頃合いがいいのかもです。

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2019.06.29追記
《配点を修正》


視聴時期:2017年11月(無印とセットで)

8話を観るためにという理由だけでも価値のある2期。
マンガですが、『花の慶次』幸村と砂霧の茶会シーンに匹敵する名シーンだと個人的には思うわけであります。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 26
ネタバレ

ゆう。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最終回が一番良くわからなかった。

カネキなんでああなった?

1話感想
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2話感想
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3話感想
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4話感想
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5話感想
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6話感想
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7話感想
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8話感想
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9話感想
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10話感想
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11話感想
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12話感想
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 9
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ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2期決定。予想通りだったけど、ほっとした。

10月11日のイベントで、2期の発表があったらしいです。
予想どうりでしたが、ちょっと心配だったので、ひとまずほっとしました。
中途半端でもやもやしてた方、よかったですね。
(情報のみなので、サンキューは不要です。)

TVアニメの第2期は、2015年1月よりスタート
石田スイのオリジナル原案によるアニメーション
花江夏樹、雨宮天、花澤香菜、宮野真守らキャスト陣が続投。
監督は、森田修平監督が引き続き担当

森田監督コメント
「東京喰種2期! 皆さまに発表できる日が来たことをうれしく思います。
僕たちの使命は、1期以上にみなさんが楽しめるアニメ東京喰種にする事です。
是非、アニメ東京喰種をお楽しみにしていただければと思います!」


▼以下は、配信記事
===================================
「東京喰種」ファンイベントでアニメ2期&「東京喰種;re」連載開始発表!
[映画.com ニュース]2014年10月11日 21:50 より
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===================================
『東京喰種』主人公を一新した新章連載が決定、アニメ第2期は2015年1月開始
マイナビニュース 10月11日(土)21時31分配信 より
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 16

76.3 6 大学生で漫画原作なアニメランキング6位
よんでますよ、アザゼルさん。(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1281)
6856人が棚に入れました
芥辺探偵事務所で働く女子大生・佐隈りん子。彼女は雇い主である芥辺に素質を見出され、助手として依頼をこなしてい くうちに、悪魔探偵」という芥辺の裏の顔を知ることになる。ある日、「夫と浮気相手を別れさせて欲しい」という妻からの依頼を受け、芥辺がグリモアという魔術書を使い魔界から召 喚したのは、とんでもなく下品な悪魔・アザゼル。イケニエと引 き換えに、依頼に向かったアザゼルだったが、事態は思わぬ 方向に…!?役に立ちそうで立たない個性豊かな悪魔たちと佐隈の騒がしい日々は今日も続いて行く…。

声優・キャラクター
小野坂昌也、佐藤利奈、浪川大輔、神谷浩史、中井和哉、小林ゆう、白石涼子、玄田哲章
ネタバレ

スガル72 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

宗教上のアザゼルについての解説でも

【よんでますよ、アザゼルさん。】は15分アニメなのに、毎回とても内容が濃いです。
間のとり方がすごく上手いので、15分で内容が濃いのに詰め込み過ぎの感じがしません。
作画も遊びの部分に気合が入っていて、特にイチゴの魔法少女の劇中劇アニメ【ストロベリーマジック】の出来は格別です。
アニメの制作スタッフにも敬意を評しますが、声優さんにも敬意を表します。
皆照れもせず、最高の演技を見せてくれます。

【よんでますよ、アザゼルさん。】の内容は、過激で下品なブラックユーモアに溢れているのに、主要キャラが魅力的なので嫌悪感を感じませんでした。
この作品は、神も天使も、人類も、悪魔も、等しく冒涜しているので、ある意味非常に平等な物語です。
ただ、その内容ゆえに、熱心なキリスト教国でテレビ放映が行われる可能性はきわめて低いのではないかと思います。
これは【聖☆おにいさん】が、神も天使も、人類も、悪魔も、仏陀も、等しく愛すべき存在として描いているのと対極にあるのではないかと感じます。

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それでもこれは魅力的なアニメ作品でした。


あと私は宗教とか宗教団体には興味ないんですが、若い頃読書は好きだったので、聖書とか、カバラとか、錬金術書とか、仏典とか、道家の書とか、ウパニシャッドとか、有名どころの聖典類も少しは読んでいました。
なので最後に、メジャーなベルゼブブやルシファーに対していまいちマイナーな、宗教上のアザゼルについての解説でも書いてみようと思います。

アザゼルが直接言及される正統的な資料は、旧約聖書のレビ記です。
しかし旧約聖書を全部読んでみたんですが、そこではアザゼルの背景には一切触れられていません。
当時は当然知られていたので、改めて説明する必要がなかったんでしょうね。
旧約聖書レビ記では、神はモーセの兄である祭司アロンに、アロンが契約の箱(後の失われたアーク)に近づいて死なないように、二頭の雄山羊を用意するように命じます。

『アロンは二匹の雄山羊についてくじを引き、一匹を主のもの、他の一匹をアザゼルのものと決める。アロンはくじで主のものに決まった雄山羊を贖罪の献げ物に用いる。くじでアザゼルのものに決まった雄山羊は、生きたまま主の御前に留めておき、贖いの儀式を行い、荒れ野のアザゼルのもとへ追いやるためのものとする(レビ記16.8)』

この贖罪の儀式を記念として、イスラエル民族は毎年第七の月の十日に、アザゼルへの雄山羊を用いた贖いの儀式を行うことになりました。
現在は聖書の正典に含まれていないエノク書(1~2世紀頃成立)では、アザゼルは堕天使=悪魔のリーダーの一人として描かれます。
この堕天使達はエグリゴリと呼ばれ、200人の集団の中に、20人のリーダーがいました。
書名に用いられるエノクとは、アダムの7代目の子孫でノアの四代前の先祖ですが、旧約聖書の創世記では、「エノクが365年生きた後、神が取られた」とだけあるので、生きたまま神に連れて行かれたと信じられていました。
そのエノクのその後を描いたのがエノク書です。
エノク書によればアザゼル達の率いる天使の集団は、人間の女が美しいのを見てそれを妻にするために地上に降り、人類に知識と文明を与えたために、神と敵対して堕天使になったそうです。
このアザゼル達と人間の女との間に生まれたのが、ネフィリムと呼ばれる巨人族でした。
そして神がこのネフィリム達を滅ぼそうとして、ノアの洪水を起こしました。
以上はエノク書の説です。

そしてこのネフィリムの子孫達とユダヤ民族とは、ユダヤ民族のカナン(パレスティナ)侵入のときに敵対することになります。
創世記の中で、アブラハムはヘテ人(ヒッタイト)から、ヘブロンにあったマクペラの洞窟を購入しましたが、このヘブロンは、出エジプト後のヘブライ民族のカナン(パレスティナ)侵入後に、ユダ族(ヘブライ民族の一支族でユダヤの語源)の侵略を受けます。
そのときヘブロンに暮らしヘブライ民族と戦ったのは、創世記のノアの洪水以前に登場する、神の子達と人間の女達との間に生まれた、ネフィリムと呼ばれた英雄たちの子孫でした。

彼らは巨人族で、ヘブロンの土地も元々は、ネフィリムの伝説的英雄アルバの名にちなみ、キルヤト・アルバと呼ばれていました。
この神の子の子孫であり、ヘブライ民族に滅ぼされたネフィリムの子孫の住んでいた土地は、アシュタロト(中東の金星の女神。バビロニアではイシュタルと発音)や、デビルという名で、後に悪魔のことを指す語になりました。
ヘブライ民族に敵対した神の子の子孫ですから。

『サラは、カナン地方のキルヤト・アルバ、すなわちヘブロンで死んだ(創世記23.2)』

『神の子らは、人の娘たちが美しいのを見て、おのおの選んだ者を妻にした。当時もその後も、地上にはネフィリムがいた。これは、神の子らが人の娘たちのところに入って産ませた者であり、大昔の名高い英雄たちであった(創世記6.2-4)』

『我々が見た民は皆、巨人だった。そこで我々が見たのは、ネフィリムなのだ。アナク人はネフィリムの出なのだ(民数記13.32)』

『ヘブロンはかつてキルヤト・アルバと呼ばれていたが、それはアナク人の中で最も偉大な人物アルバの名によるものであった(ヨシュア記14.15)』

『アシュタロトに住むバシャンの王オグ(申命記1.4)』

『バシャンの王オグはレファイム人の生き残りであった。
彼の棺は鉄で出来ており、基準のアンマで長さ九アンマ(4m5㎝)、幅四アンマ(1m80㎝)もあった(申命記3.11)』

『そこにはエミム人が住んでいた。
強力で数も多く、アナク人のように背の高い民であった。
彼らもアナク人同様に、レファイム人と見なされている(申命記2.10)』

『ヨシュアは攻め込んでアナク人を山地、ヘブロン、デビル、アナブから、ユダの山地及びイスラエルの山地から一掃した。
ヨシュアは彼らをその町もろとも滅ぼし尽くしたのである(ヨシュア記11.21)』

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【制作】
Production I.G
【CV】
芥辺 - 浪川大輔
佐隈りん子 - 佐藤利奈
アザゼル篤史 - 小野坂昌也
ベルゼブブ優一 - 神谷浩史
サラマンダー公威 - 中井和哉
アンダイン恵 - 小林ゆう
モロク義伸 - 玄田哲章
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こっから先はネタをネタとして受け止められるっちゅう人間、それか悪魔しか読んだらあかんで。(cv小野坂昌也
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12

レッツマゲマゲ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

箸休め的なアニメです~その3~

これは他に評価済みの「むろみさん」や「鬼灯」と並ぶ「箸休め的なアニメ」ですね。

「アザゼルさん」における作品評価は特にしていません。ビジュアルのクオリティが高くないといけないような作品とも思えませんし、作風がちゃんと表現できていれば良い程度に動いて喋って笑わせてくれれば文句の出るアニメじゃないと思います。

ただキャスト凄いですね!特に人間のキャストはベテランさんの起用が目立ちます。(制作側もなんでこんな作品のキャストに力入れてんだか謎だわ!?お陰様で楽しませて頂いていますけど。)

私の場合放送順ではなく見た順で紹介させていただいておりますが。

何故これを見ようと思ったのか?ですが、友人が勧めるので…というのがきっかけでした。それも以前の話だったんですが「ふと」思い出して、なんとなく見始めてみました。

今思うと、あの時友人が「こいつがアザゼルさんを見てないなんておかしい!?」的な感じで迫ってくるので「俺の趣味・趣向」にあった作品なのかな?と、なんの予備知識も無しで、まず漫画から入り最新巻まで読破しました。

そして思った事
「この漫画ゲスい」
「だが気に入った」
「俺の友人は失礼」

そしてわかった事
「原作でのゲスさがアニメだと緩和されてるような気がする場合(実際自主規制が入る部分を差し引いたとしても)。たぶんそう感じた人は見てるだけでよいアニメより、自分のペース・テンポ・間や頭の中でキャラクター像を膨らませ楽しめながら読める漫画において【己からゲスさを倍増させて読むことが出来てる】のではないかと結論に至る。」

多分私はこの作品と相性が良いのだ。「アザゼルさんって何?」みたいな顔してた私に友人が必死こいて勧める理由はなんとなくわかった。

アニメは監督さんの感性に左右されるところも有り、また公共の電波に乗せる分の配慮がなくてはならないのはわかっていたが。きっと私は原作で己で膨らませたゲスさ加減を「そのままアニメにも期待して見た」のでしょう。

すると「思いの外、ゲスいはゲスいが思ったほどじゃなかった。」というところに落ち着き。少しホッとして見ている事も確かだ。

そして私の友人は失礼だ。

私は決してゲスくはない。

ただこんなモン見て、惜しみなく爆笑している人間である事は否定はしない。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

85.2 7 大学生で漫画原作なアニメランキング7位
NEW GAME!!(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (928)
4771人が棚に入れました
————かなえたい、夢がある! 「まんがタイムきららキャラット」にて連載中の大人気4コマ「NEW GAME!」のTVアニメの続編が待望の製作決定! 高校卒業後、ゲーム制作会社「イーグルジャンブ」に入社した涼風青葉は、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲームソフト「フェアリーズストーリー」のシリーズ最新作「フェアリーズストーリー3」の制作に携わることに。 キャラクターデザイナーを志すきっかけになった八神コウとの出会いを始め、頼りになる先輩たちに助けられながら少しずつ成長していく青葉。 そして「フェアリーズストーリー3」も無事に完成を迎え、青葉が入社してからちょうど1年が過ぎ、イーグルジャンプに新入社員が入社する季節がやってきた。 右も左も分からない新入社員だった自分が、ついに先輩になることを考えると、どうしようもなく胸が高鳴る青葉。 「先輩の涼風青葉だよ!よろしくね!」とイーグルジャンプの入り口で青葉は挨拶の練習を繰り返すのだが……。 ゲーム会社で働く女の子たちの日常を描いたお仕事ガールズコメディが再び幕を開ける!

声優・キャラクター
高田憂希、日笠陽子、茅野愛衣、山口愛、戸田めぐみ、竹尾歩美、朝日奈丸佳、森永千才、喜多村英梨、大和田仁美、石見舞菜香、名塚佳織、鈴木亜理沙
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1期より面白いと思えるところと苦手なところができた

青葉ちゃんが苦手という思いは残念ながら克服できなかった。さらに、りんのコウに対する百合要素に何故か嫌悪感を生じてしまった。阿波根うみこのことが割と好きになったのは良いことだったと自己評価。他の社員とのやり取りが面白かった。

この作品では前作より一層ゲーム作りに熱が入り、社員同士の結び付きが強くなったように感じられた。そして、一番印象的だったのは最終話でネタバレレビューを読む

OP
STEP by STEP UP↑↑↑↑ 歌 fourfolium 1期より元気度がパワーアップ。映像のひふみんが可愛い。
ED
JUMPin' JUMP UP!!!! 歌 fourfolium お仕事ソング感溢れる歌詞。
ユメイロコンパス 歌 fourfolium ゆっくりテンポが好き。

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 恥ずかしいところを見られてしまいました……
青葉が高校を卒業し、ゲーム制作会社「イーグルジャンプ」に入社してからちょうど1年が過ぎ、かつての自分のように新入社員が入社する季節がやってきた。右も左もわからない新入社員だった自分が、コウたちに助けられながら少しずつ成長し、ついに先輩になるんだと思うと、どうしようもなく胸が高鳴る青葉。緊張をほぐすために「先輩の涼風青葉だよ!よろしくね!」とイーグルジャンプの入り口で挨拶の練習をする青葉だったが、出社してきたりんの口から告げられたのは、思いも寄らない言葉だった。

2. これじゃあただのコスプレだにゃー!
お花見でしずくから発表された新作ゲームのキャラコンペ。高校を卒業し、入社したばかりのコウのデザインが「フェアリーズストーリー」のキャラコンペで選ばれたように、参加すればチャンスは誰にでもある。しずくたち企画班が作った企画書を読み、試行錯誤を繰り返す青葉だったが、デザインは思うように進まない。コウの席を覗き込むとすでにたくさんのキャラ表が出来上がっていて、そのクオリティの高さに圧倒される青葉。それでも青葉は挫けずに努力を続け、ついにキャラコンペ当日を迎える。

3. ……うー、恥ずかしい!
コウと二人で調整し、決定はアートディレクターであるコウが行うという条件付きではあるが、念願叶ってキャラクターデザインを任されることになった青葉。キャラコンペで描き上げたデザインが、すでにひふみの手によって3Dモデルになっているところを発見した青葉は、デザインで質問があれば何でも聞いてくださいと話す。そんな時間があるなら早くデザインを進めるようにとコウに注意される青葉だったが、3Dモデルを前に議論を交わす先輩たちを見て、キャラデザとして何か発言しなければと焦る。

4. この…にぶちんめ!
「ムーンレンジャー」は女児向けのTVアニメとして始まり、その高いクオリティから子供たちだけでなく、大人たちの支持も得て、劇場版の製作や主題歌のライブまで行われるようになった大人気タイトルである。この度、2年半に渡って続いたムーンレンジャーの主人公が交代し、新たなスタートを切ることが決まった。そして初代としてのファイナルライブが開催されることになり、ムーンレンジャーの大ファンであるはじめは、何とかチケットを手に入れようと販売サイトにアクセスを試みるのだが……。

5. や、変なとこ触らないでよ!
キャラリーダーとして勇気を振り絞り、青葉とゆんに3Dモデルの進捗確認をするひふみ。コウがキャラリーダーだったときのクセで、つい締め切りのサバを読んでしまう青葉だったが、特に疑うこともなく青葉の言葉を信じてしまうひふみの様子に、慌てて本当のことを伝える。その一方で本当は間に合わないのに、大丈夫だと返事をしてしまったゆんは、結局最後まで遅れてしまいそうなことを言い出すことができず、本当のことを打ち明けたときのひふみが落ち込んでしまうのではないかと頭を悩ませる。

6. あぁ……すごいなあ……
キャラクターデザインの仕事も順調に進み、ボツや微調整のチェックも含めて、青葉のデスクに積まれていくプリントの数々。厚い紙束となったプリントを見て、キャラクターデザイナーとして着実に仕事を進めていることへの実感から思わず微笑む青葉。ゆんやはじめと話をしているうちに、ゲーム雑誌などに掲載される宣伝用のイラストであるキービジュアルの話題になり、コウからもメインのキャラクターデザイナーとしてキービジュアルを描くことになると告げられた青葉は、プレッシャーを感じてガタガタと震え出す。

7. 凄く熱い視線を感じる
うみこと一緒に面接官としてプログラマーの採用面接をすることになった青葉。プログラムのことがわからない自分が面接官をやっても大丈夫なのかとうみこに聞く青葉だったが、面接にやってくるプログラマーの実力はすでに把握しており、今回の面接は素行調査のようなものだという。よく状況を掴み切れないまま、面接室の入り口のドアがノックされ、ゆっくりとドアが開く。失礼しますという元気の良い言葉と共に面接室に入ってきたのは、青葉がとてもよく知っている人物で……。

8. メイド喫茶がいいと言ったんだよ
専門学校からインターンとしてやってきた紅葉やツバメたちの歓迎会の幹事をすることになった青葉たち。はじめが言うには、歓迎会や送別会、そして忘年会などの幹事の責任は重く、上手くこなせたかどうかで評価も変わってくるという。もし失敗してしまったらと緊張を隠せない青葉に対して、失敗だけでなく、成功し過ぎても、この先ずっと幹事をやることになると告げるはじめ。しかし、成功し過ぎず、失敗し過ぎずという中途半端な結果では記憶に残らない社員になってしまうのではと青葉は頭を抱えてしまう。

9. シャツくらい着なよ!
遊園地にインセクトファイブのヒーローショーを観にやってきたはじめとゆん。ショーが終わり、握手をするために列に並んでいたはじめに声をかけてきたのは、はじめが高校生の頃の友達アッキーだった。東京に出てきて何をやっているのかを聞かれたはじめは、ついデザイナーをしてるとはぐらかしてしまう。おまけにアッキーの前では恥ずかしくて、ヒーローたちと握手をすることもできないはじめ。そんなはじめをからかうゆんに対して、はじめは高校生の頃にアニメや特撮が好きなことを隠していたと告げる。

10. どんどんリアリティが薄くなっていくんだよ
はじめが作った仕様書の通り、PECOの中に組み込むミニゲーム「だるまさんが転んだ」のプログラムを組み上げるツバメ。しかし、出来上がったゲーム画面を見たはじめは何かが物足りないと告げる。何が物足りないと感じる原因なのかがわからずに、青葉やゆんに意見を求めるはじめだったが、違和感を解消するには至らない。ツバメにも作っていて面白かったかどうかを尋ねたはじめは、ツバメから出てきた何気ない一言で足りなかったものを理解するのだが、仕様書を描き直してしまうと納期に間に合わないと言われて……。

11. 心になにか抱えてるのか
プログラムの仕事を次々に片付け、うみこに作業のスピードが速いと褒められたツバメは得意顔でねねを見る。そんなツバメの態度が面白くないねねは、PECOのデバッグ作業の合間に読んでいたプログラムのコードの中で、ツバメの書いたコードの一部が、もっと短くまとめることができるのではないかと指摘する。うみこの評価が下がってしまうかもしれないと焦り、余計なことを言うなとねねに怒るツバメ。その場に居づらくなってしまい、キャラ班のブースへとやってきたねねは、紅葉にツバメがどんな人なのか聞くのだが……。

12. ぜひ買ってくださいね!
ついにPECOがマスターアップを迎え、お披露目とタイトルの宣伝を兼ねた完成記念イベントが開催されることになった。PECOの前評判は高く、ステージ前に設けられた客席は満員御礼。会場へとやってきた青葉たちは関係者席に腰を下ろし、しずくやコウが登壇するステージを眺めていた。前もって決められていた段取りとは異なるサプライズなどがありつつも無事にイベントは終了し、控室に集まった一同。そこで聞かされたのは、思わず耳を疑ってしまうような、にわかには受け入れがたい話だった。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

涼風青葉、2期アニメにて成長して帰ってきました!!!ついに青葉も先輩に!?!?

☆原作未読☆2期作品☆
よければ1期から見て下さい♪


帰ってきた!NEW GAME!!
「!」が1つ増えたのが2期です☆


では早速本編へ!
ネタバレレビューを読む


第7話〜後編スタート!
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もっともっと素敵なゲームを作りたいです
みんなでまた、新しいゲームを!NEWGAME! by青葉

ぜひみなさんも見てみて下さい♪

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

昨日よりちょっと先へ

二期のため一期視聴必須。

入社より一年、二年目の物語。
主人公、青葉は社会人として順調に日々を過ごし成長していた。

安定感のある面白さ。
この作品のいいところはまさにそこだろう。

シリアスもあるが、暗くなりすぎる事もなく成長へのスパイスとして意味がある。
ゆるゆる頭の世界でない。
それもあって可愛いだけの日常系アニメとは一線をかく。

キャラクターの可愛さ、愛らしさは増し増し。
そして成長を確かに感じ取れるストーリー構成は
一期から見てきたファンにたまらないだろう。

すっきり見終わるストーリーも評価できる。

日常系お仕事アニメをお探しの方、ぜひ一期からのご視聴をおすすめします。

自分用メモ

各話タイトルがセリフのアニメは良作の法則

第四話 生きねば の瞬間火力の高さ



第1話 恥ずかしいところを見られてしまいました……
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第2話 これじゃあただのコスプレだにゃー!
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第3話 ……うー、恥ずかしい!
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第4話 この…にぶちんめ!
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第5話 や、変なとこ触らないでよ!
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第6話 あぁ……すごいなあ……
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第7話 凄く熱い視線を感じる
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第8話 メイド喫茶がいいと言ったんだよ
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第9話 シャツくらい着なよ!
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第10話 どんどんリアリティが薄くなっていくんだよ
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第11話 心になにか抱えてるのか
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第12話 ぜひ買ってくださいね!
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 6

71.3 8 大学生で漫画原作なアニメランキング8位
げんしけん(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (667)
3854人が棚に入れました
笹原完士は大学入学を機にそれまで秘めていた「漫画・アニメ・ゲーム」への思いを分かち合えるサークルへ入ることを決意した新入生。
見学で訪れた「現代視覚文化研究会(げんしけん)」の個性豊かな「現視研」のメンバーと行動をともにしていくなかで、笹原はこの道に進む覚悟を決めていく。
ゆるやかなキャンパスライフの中にも笑いあり、涙あり、恋愛あり!?の笹原のオタクライフが始まるのだった。

声優・キャラクター
大山鎬則、斎賀みつき、ゆきのさつき、檜山修之、関智一、乃村健次、川澄綾子、清水香里、うえだゆうじ
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

咲さんのいないげんしけんは言わば2軍…普通の良アニメにすぎない。たった一人一般人が加わっただけでげんしけんは神作品になる

タイトルからのこの作品のイメージ→無理です(笑)視聴前は全く思いつきませんでした(笑)

1期前半さっらと視聴しての感想→オタクの生態系描写からのあるある共感アニメかなー

1期全話視聴しての感想→なんやこの神アニメ…

OVAを視聴しての感想→なんやこの神アニメ…

2期を視聴しての感想→なんやこの神アニメ…

二代目(3期)前半を視聴しての感想→ファッ!?

二代目(3期)全話視聴しての感想→なんやこの神アニメ…


【短くない感想】
正真正銘本物のオタクアニメです。
俺妹が現実と比べて99%有り得ないとすれば、こっちの有り得ない度は20%とかそんなもんだと思います。
それだけリアルさがあるアニメであり、何かの流れで誰にでもげんしけんのような出来事、ほかの人との関わりは起こりえたのではと思ってしまう作品です。
現代視覚研究会(げんしけん)というサークルにオタクが集まり、オタクライフを満喫するというのが本作の話の流れです。
たしかにオタクアニメではあるのですが、それは藤真健j…失礼、あのオタクではない一般人の方を含めない場合に限り、その人が加わるだけでただのオタクアニメではなくなります。

春日部 咲
この人がげんしけん1期の真の主人公であり、げんしけんを神作品に押し上げたアンチオタクの一般人です。
一般人というか、イケイケの女子大生でオタクと正反対の所にいそうな感じで、げんしけんメンバーからすれば一生関わることはない、むしろそう考えたほうが普通という人物です。

春日部咲という価値観に触れたげんしけん、げんしけん(オタク)という価値観に触れた春日部咲の二者関係によって、物語はどんどん深いものになっていきます。
どちらにとっても関わることなど有り得ない、むしろお断りと両者思いそうな相手でありながら、話していくうちにお互いを知り、認め合い、考えや見方が変わっていきます。
この関わり合い、描写が非常に丁寧です。
この人が変わった理由やきっかけは?と聞かれたら、答えを返せる作品であり、理由になっている描写があるんです。
こういう作品がもっと増えて欲しいし、他の作品も見習って欲しいと思えるくらいです。
ただのじゃれ合いで変わるのではなく、登場人物が自分の考え、価値観をぶつけ合った故の結果であり、納得の変化、成長とうなずけると思います。

一見オタクアニメという感じですが、実際はオタクとそれ以外の人との価値観の違いや、人それぞれの気持ちの持ち方を描いた主張性のあるアニメだと思います。
今作はオタクを扱っていますが、価値観の違いが出せれば他の物でも出来ると思うし、実際二代目では腐女子を扱っています。
もちろんアニメ、ゲーム、マンガの共感やキャラの面白さに関しても楽しめるアニメですが、咲さんとのやり取りに注目して欲しいアニメだなーと私は思います。



【長い感想】
○アニメ化の利点
・キャラが動く
・声が入る
・BGMや演出などで強調を加えることが出来る
・多くの人、原作を知らない人にも作品を伝えられる
・間←NEW
間って何よ?って感じですよね。
ここでいう間はセリフがないシーン、誰も何もしゃべらないことによって、伝えたいことを強調したり、その時のリアル感を出したり、独特の雰囲気を作り出すことです。
今まで見た中ではおおかみこどもの雨と雪なんかはすごいです。あれは元々かなり意識して作られたようですが。
今季アニメではのんのんのんびよりの間がすごく好きです。

では、げんしけんの間は?
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○なろうと思ってなったもんじゃねぇからやめる事もできねぇよ
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○わかるかな?その大野さんのネタバレレビューを読む違いなんだよ。
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【最後に】
シリーズとしてアニメ展開しているげんしけんですが、どれも魅力満載です。
それに単なる続きとかではなく、1期、2期、3期、OVAでそれぞれが魅力や見どころを持ち合わせているから面白いです。
他のシリーズもののアニメとはまた違うようなイメージです。
アニメ化の利点として間というものに気付き、価値観の違いと尊重の大切さを改めて考えたアニメでした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ホモが嫌いな女子なんかいません!

今日の私の礎を築いた作品です
自分ってオタクかもって思ってきたら、是非この作品を見てください
主客不可分アニメ、まさに有意義な時間の消費を実現した、そんな作品でした


げんしけんというタイトルにまず原始時代を想像した私ですが
そんなはじめ人間的な要素は皆無で、「現代視覚文化研究会」という大学サークルによる、ゆる~いオタライフを描いたものです
私が見てきた中では、「オタ中心アニメ」の最頂点に位置しますのが、このげんしけん
今や、萌え系作品には、必ずと言っていいほど、サブキャラにオタク系が入り混じってます
あるいは、俺妹や神のみのようにメインすらはることもあります
しかし彼奴等と来たらイメケンでノンケとも社交的で、オタクの何にも理解していない
結局は自身の願望を極限に膨らませたキャラクターたちの量産に繋がるわけです
と・こ・ろ・が、このげんしけんは、原作者・木尾士目氏がオタク観察に尽力を注いだであろうことが見て取れる、登場キャラたちのリアルな描画、素晴らしい
もちろん、ストーリー進行上、フィクションな部分は出て来ますが、キャラのオタク性がブレることはないです
二期のことは言わないでくれッ
あれぞオタライフのあるべき姿、目指すものです
手のひらサイズの願望でもって、三次元現実にも心地よい刺激を与えてくれる物語です

作画はかなり古臭い感じです、2004年ということもあって
OVAではスタッフも一新され、絵も格段にきれいになってはますが
1期もOVAも、変わらない良さがあり、温かさがあります
それに、咲さんや大野さん、荻上といった女キャラは、案外というか、かなり可愛いです、要素に飾られないナチュラルな可愛さがあります
また演出面では、間の入れ方が上手く、キャラの心情を際立たせれてます
そもそもまず、1話の構成からしてレベル高いです
劇中に出てくる「くじびきアンバランス」は、げんしけんのヒットを受け、まさかのアニメ化、しかも第二シーズンまで作られてます
次いでパロネタに関しては、もっとはっちゃけて欲しかったですが、如何せん・・・

声優さんは、合ってる合ってないなど考えもせず、すべてをそのまま受け入れた口です
ですので、かなり補正効いてますが、言わせていただくと、もう最高です
どの方も素晴らしい演技をしなさってます
笹原役の大山鎬則さん、脱力系ボイスが癖になるぴったりのキャスチングです
斑目役の檜山さん、檜山さんと言えば熱血ボイスですのでギャップがすごいですが、もう最高、素晴らしい
何かと”斑目”と縁の深い檜山さん、いつもとは違う檜山さんが堪能できます
田中役の関智さん、声幅広いですよね、こういう野太い声はあんま聞いたことなくて新鮮でした
くがぴー役の乃村建次さん、どもった喋りの、いかにもオタクな感じが出てて見事です
大野さん役の川澄さん、8話のプラモ壊された時の泣き演技にはお世話になりました
くっちー役の石田さん、”うんこにょ~”にはクッソワロタw

音楽はどれもピカ一、manzoによる「マイペース大王」「青春として」、アツミサオリさんによる「びいだま」
マイペース大王のOPでは、ギルティギアがそのまま出てたりを、青春としてのOPでは、くじアンのOPのオマージュだったりをします
歌詞がいいんですよねぇ、ほんと
”「日本中で誰にも負けない一つ」があるにはあるけど 悲しいかな、人知れず”
なんてフレーズとか、分かりすぎて聞く度にうんうん頷いてます

さて、キャラですが、語りたいことが数多くありますが、それを語るには、余白が狭すぎます
もう、敢えて何も言わないで締めたいと思います


ちなみにタイトルはOVAのネタです
最近、アフタヌーンにて、二代目の連載に沸いて、またアニメを見返してました
いやぁ面白い、何度見ても面白い
私の大好きな作品です

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

旧オタクの生々しい生態を描いた秀作。春日部さんが素晴らしい。

 本作はゼロ年代までは日本に確かにあった、ディープオタク…第何世代というのでしょうか。萌えがかなり界隈に広がった頃、萌えとエロを結び付けた2次創作文化を俯瞰したような作品になっています。
 
 2000年前後と言えば、ウインドウズ95に続く名OSウインドウズ98が発売され、GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)によりパソコンがより身近になった、ただし、グラフィックの表示や、ネットワークの回線速度がまだまだ不十分な時代です。
 ドットの荒さが残るパッケージ版のPCアダルトゲームや情報交換はパソコン上でしたが、まだまだ深夜、UHFのTV放送のアニメが主なメインコンテンツで、2次創作はコミケでの薄い本の時代です。

 本作の時代はゼロ年代そのものよりも若干以前の感じでしょうか。本作においてコンテンツそのものはそれほど深掘りしていませんが、オタク界隈の人間模様や生態…つまり萌えの消費の仕方を実に丁寧に描いています。当事者としてオタク文化の内部に入って見ないとわからないオタクの特徴を描き切った工夫は、何といっても春日部さんを登場させたことにつきます。

 この作品、一見では標準的なオタクよりは若干レベルの低い大学デビューの男子の笹原が主人公に見えますが、視聴すればわかる通り、完全にダークヒロイン?の春日部さんが主人公だと思います。

 春日部さんというルッキズム満々のある意味標準的な一般人の目線を置いたことで、オタク男子、オタクイケメン男子、コスプレ女子、きつい優等生キャラ、ギャルなどとの対比がエピソードを生んでいました。

 また、春日部さんの彼氏として高坂を配置したところで、オタクたちの根底にある劣等感を描いたのも工夫だと思います。このカップルが性愛も含めて恋愛を謳歌しているところが、ともすればオタクあるあるだけで終わりそうな本作のテーマを上手に消化して、生々しいオタクの生態を描き出していました。その点では特に斑目の使い方が上手かったですね。
(そうそう、人物の配置はちょっと稲中卓球部を思い出したりもします)

 本作を見ると、オタクと言えば引きこもりみたいなイメージがあるかもしれませんが、実は閉じた界隈でのコミュニケーション能力は異常に高い特徴が良く表れた作品になっていました。
 参加している人間が何かを作りだそうとしていることに注目です。この世代のディープオタクの行動力や熱意は目を見張るものがあります。今オタクを名乗っているアニメのライトユーザーは、こういうディープオタクが作り出した文化の残滓を享受しているにすぎません。

 つまり、歴史や文化、真相や根源を理解しないで過去の蓄積の消費のフェーズに入っているということです。令和オタクの在り方はインターネットによって、すっかり変わって薄く広く大衆化してしまいました。このままだと今後は衰退・退廃してゆくだろうなあ、という寂しさを感じます。

 本作の時代はアキバが一番元気になって行く頃、です。また、アキバとの対比でリア充の頂点である原宿駅が登場しますが、旧駅舎が懐かしすぎます。

 ということで、本作はゼロ年代以前オタク、今から数世代前のオタク文化…いや、萌えが盛り上がって行く時代の「オタクの生態」を見事に描写しきった秀作です。作画も丁寧だし、キャラデザも物語にマッチした見事な造形でした。
 それと春日部さんの声優さん、良かったですねえ。非常にぴったりした声質と演技でした。雪野五月と言う方らしいです。

 肝心なことですが、今見ても面白いです。春日部さん最高です。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10

66.8 9 大学生で漫画原作なアニメランキング9位
君のいる町(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (680)
3735人が棚に入れました
桐島青大は、突然別れを告げて消えた枝葉柚希を追って、故郷・広島を後に東京へ向かう。そこで出会った、気が強く、胸が小さいことを気にする御島明日香、長髪で女好きの風間恭輔、そして、柚希の奔放な妹・懍。それぞれが、出会い、惹かれ合い、別れ、傷つき、傷つける。やがて明らかになる真実。そして、見つけた本当の気持ちとは?。東京と広島を舞台に、残酷な運命に翻弄され、友情と恋愛の狭間でもがきながらも、本当の恋を見つめ続ける男女を描いた、甘く、苦い青春ラブストーリー。

声優・キャラクター
細谷佳正、中島愛、佐倉綾音、小野大輔、増田俊樹、タカオユキ、高野菜々、藤田咲、遠藤綾、たかはし智秋、矢作紗友里
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

期待はずれ(最終話まで

□関連リンク
アニメ公式 http://www.kiminoirumachi.com/
公式トゥイッター https://twitter.com/anime_kimimachi


あらすじ

広島県の田舎町で春から高校へ進学する主人公・桐島青大の家に、父親の知り合いの娘という、枝葉柚希という少女が突然居候として東京からやってきた。青大はクラスメイトである神咲七海に中学時代から好意を寄せていく一方、同じ屋根の下で都会的で奔放な柚希と接していく中で、徐々に彼女が気にかかる存在となっていく。


○総評
スクイズ展開期待してまったが単なる恋愛物語だった。しかもかなり現実的でもあるしリアルな行動でもある感じは評価出来るんだけどアニメでこういうのは需要無いと思う。昼ドラでも見てたほうが面白い気がする。
主人公はあっちこっち浮気的な感じだが割りと誠実でSEXしちゃうような展開は無いので割りと誠実だと思う。ってか個人的に凄い共感できるような感じはあったので。
まぁニコニコとかじゃ叩かれ気味だけど割りと王道の青春ラブストーリーでした。


各話感想
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 43
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ストーカー乙(※但しイケメンに限る)

ラブコメ王の異名をとる瀬尾公治氏の「週刊少年マガジン」連載マンガが原作ですが、TVシリーズ及びODA2(※TVシリーズの前日譚&後日譚)のシリーズ構成を吉田玲子氏が担当しています。
そのせいか、よく考えるとかなりドロドロなシナリオのはずなのに、割とスッキリと見れてしまう、という不思議な視聴経験が出来て、以前視聴し終えた同原作者の『風夏』(※個人評価 ☆ 3.7)に比べると個人評価がずっと高くなりました。

相当に強引で都合が良過ぎる展開なのに・・・多分、一瞬一瞬のキャラの表情の描き出しが確り決まっていたのかも?知れませんね。
とくに考察するほどの作品ではありませんが、例えば岡田磨理氏シナリオ担当のドロドロ系ラブコメをひと通り見終わって、次は何を見るか迷っている人は、一度試しに見てみると良い作品かも。
因みにODA2の第2話まで見るとちゃんと完結しています(※原作マンガ通り)。


◆作品別評価

(1) TVシリーズ ★ 4.1   (計12話) ※2013年
(2) ODA1    ☆ 3.9   (計2話) ※2012年
(3) ODA2    ☆ 3.9   (計2話) ※2014年
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  総合     ★ 4.0   (全16話)


◆制作情報
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◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== 君のいる町 (TVシリーズ) (2013年7-9月) =============

 - - - - - OP「センチメンタルラブ」、ED「君のいる町」 - - - - -
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 - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Dear friend」 - - - - - - - -
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 - - OP(変わらず)、ED「君のいる町~Answer Songs ver.~」 - -
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)9、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1


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◆制作情報
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◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 君のいる町 (ODA) (第1期) (2012年3-6月) ============

第1話 黄昏交差点1 ★ ネタバレレビューを読む
第2話 黄昏交差点2 ☆ ネタバレレビューを読む
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.9

ED 「黄昏交差点」


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◆制作情報

※TVシリーズと同じ(脚本=吉田玲子)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 君のいる町 (ODA) (第2期) (2014年1/3月) ============

第1話 ウチがきた町 ☆ ネタバレレビューを読む
第2話 約束の場所で ★ ネタバレレビューを読む 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.9

OP 「センチメンタルラブ」
ED 「ここにいるよ」(第1話)、「虹色カレンダー」(第2話)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

このマンガのアニメ化リスクはどのくらいになるんだろう…

とうとう始まってしまいましたね。
色んな意味で期待しながら視聴しようと思います。


以下原作についてとアニメの際に期待したいことです。
酷評なので、アニメからの人と原作ファンの人は開かない方がいいと思います。
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

67.0 10 大学生で漫画原作なアニメランキング10位
ローゼンメイデン (スタジオディーン版)(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (644)
3711人が棚に入れました
ひきこもりの中学生・桜田ジュンの元に届いた一通のダイレクトメール。

まきますか まきませんか

その選択により世界は枝分かれした。
「まきます」を選んだジュンは真紅と出会い、
「まきません」を選んだジュンは真紅と出会わないまま、やがて大学生になっていた。
決して交わるはずのない世界。
だが、ふたつの世界は繋がってしまった…!!
ひきこもりを克服して外に出たものの、自分の居場所を見つけられない「まか
なかった」ジュン。
「ローゼンメイデン」が存在するはずのない世界にやって来た真紅。
その出会いがもたらすものは…!?

声優・キャラクター
逢坂良太、沢城みゆき、千葉千恵巳、田中理恵、桑谷夏子、森永理科、志村由美、野川さくら、真田アサミ、倉田雅世
ネタバレ

pastaくんくん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

視聴中

■イントロダクション

このレビューは,
・アニメに対する全体の感想(放送終了時に書きます)
・各話に対する感想のメモ
・漫画原作に対する感想・布教
の順で構成されます.

■全体的な感想

■メモ
アニメ視聴開始の時点では原作未読

一話
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二話
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三話
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四話
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五話
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六話
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■ついに耐え切れず原作を読みました(幻冬舎の方のみ).

原作で説明されるアリス・ゲーム,ドール達の使命,「契約」やローザミスティカの設定の細かさ,ストーリー・テーマの深さ,絵の美しさ,どれをとっても素晴らしい原作でした.

しかし,この原作の内容をうまくアニメにまとめられていないというか,今までの感想にも書いてありますが,これだけ深く濃い内容が前提にあるのに,いきなり巻かなかった世界に突入するのは少々厳しいような感じもあります.

それでも続きが気になるし,謎が気になる作りになっているので,良アニメなのは間違いないのですが,隠された情報量が多すぎてパンクしそうでした.これは新参には敷居が少し高いアニメかもしれません.

七話
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■やはり耐え切れなくなって

ヤンジャンの方も含めて,原作全て読みました.素晴らしい漫画です.この漫画の感想も最後に書きたいと思います.しかし,漫画を読んだことでアニメに対する味方が若干異なったのも事実です.その変化を踏まえて今後の話の感想はかきます

八話
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■原作への感想

この作品は,今まで読んだ漫画作品の中でも10指に入る名作だと思っています.この作品のもつテーマ,ストーリーの組み立て,伏線とその回収のタイミング,画力,どれをとっても一級品だと思います.

漫画というものは文字だけで構成されるわけではなく,コマや画,カメラワークによって作品が作られるので,一つのシーンや言葉を多角的に捉えるのが難しい(逆に言えば,作者の考えをストレートに表現でき,それを読者に伝えられる)メディアだと考えています.

しかし,

「ローゼンメイデン」は解釈の仕方が多様に存在し得るところが物語を重厚なものにしていると考えています.一つのシーンや言葉が何を意味しているのか,視点が違えば受け方が違う,漫画でここまで多層にテーマが入り組んでいるのも珍しいし,それなのに破綻していない.バトルは物語内でも揶揄されるほどお粗末なときもありますが,バトル漫画であり,鬱漫画でもあり,青少年啓発漫画でもあり,人間とは何かという漫画でもあり,萌え要素もあり,救いも有り,絶望が有り,ひとことで説明できないとはまさにこのことです.

大きなテーマ以外にもtaleごとにトピックのような物があり,それも多重な構造をなしていることが多いです.カチッとしてないのに,破綻してない,意味がわからなくない.こちらに考えるスペースを多分に与えながらも,どこかに答えを忍ばせているような,それを我々が探しているような.そのような作りになっていて,読者を引き込みます.

どのドールが好きかというのは,話のネタにはなりますが,この作品の本質ではないと思います.絵によってそのような扱いをウケるのかもしれませんが.

これ以上書くとネタバレをしてしまいかねないので,ココらへんにしておきますが,とにかくすばらしい原作なので,一度読んでいただきたい.かなり漫画を読んできましたが自信をもって薦められる作品.

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゴスロリ...着てみたい...。

ジャンル:
アンティークドール
バトル
ファンタジー

原作 ヤングジャンプ(コミックバーズから移籍した)

作者 PEACH-PIT   (代表作:しゅごキャラ)

ドールのファッションがゴスロリ。
愛らしいドール達(キャラクター)を愛でるアニメでしょうか。
それに合わせているのか、演出もリリシズムです。

雰囲気はとても暗く、泥々した沼に足を吸い込まれるような粘着質で精神にへばりつく類の感情を抱きます。
バトルの描写も幻想的。心理描写もそれに近いです。

不登校気味の主人公の心理描写がメランコリー。
そういう所が、コーヒーのようなコクのある描写につながっているのですけれど。

引っ込み思案な性格な主人公。
社会に上手く馴染めず、デリカシーや優しさの欠片も無い店長を見下して自己を正当化。
というか、そうでもしないとあんな職場やっていけないですよね。
そんな主人公が真紅と出会うことによって変わっていく。
ローゼンメイデンってそういうお話。

ストーリーは、ちょっと甘美的なものを感じるくらいの甘味も含まれます。
構成されている要素はメランコリックな描写が多くて、苦味のあるコーヒーなんですけれどね。
人形のお洋服、心理、契約....。口の中でとろけて消えてしまいそう。

■描写

キャラクター描写は、前作を観てないと分からない所もあるかもしれません。蒼星石、水銀燈の過去話。
比較的、分かりやすいように作られていますので、ある程度の感情移入は出来るのではないでしょうか。人次第ですが。
どっぷりと感情移入しようと思うと、旧作を観る必要があるかもしれません。

■前作との相違点

前作とは違う所は、主人公が大学生だということですね。
主人公が中学生だった時の現実世界の描き方は、どこか夢の中にいるようなファンジターっぽさが強調されていたのですが、大学生になり一気にリアリティが出ています。
それでも、ファンタジーっぽいのは間違いありませんが。

ヤングジャンプに連載されているだけあって、前作がドールの可愛さを描く回があったのに、大衆受けに修正されていますね。

前作は古いアニメなので、最近の作画に慣れている方にはおすすめ出来ません。
それでも、独特な雰囲気が漂っています。癖になるようなゴスロリ感...。
新作の方が大衆受けするような感じ。爽やかで可愛らしいテイストに仕上がっています。

所々に含まれる暗示。
本作には主人公の内面を暗示しているようなシーンが多々あります。
物や登場人物を使って、上手く説明していますね。
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■テーマ「選択肢はいくらでも作れる」
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番外編



■コミックバーズからヤングジャンプの移籍について
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■主人公(大学生)は実は作者なのではないでしょうか。(上記を踏まえて。)

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...ちなみに私が好きなのは水銀燈です><

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

原作者の偏見が酷いアニメ

アニメオリジナルと違って原作に寄せています
1話ダイジェストは自分は気にはなりませんでしたが、肝心のストーリーが無理でした

まかなかった主人公がボロアパートに住んでて負け組・暗いみたいになってて
正直偏見も甚だしいなと思ったからです

原作者はゾンビアローンの時も同様にいじめられっこ?でしたが
原作者はそういう描写を良しとしているのでしょうか?
それにしても偏見が酷すぎると思います


環境論が全てを担っているので、そもそも引きこもりやニートは暗い訳じゃありません 何なら成功している人のほとんどが環境悪ければ引きこもり・ニートなってます これを信じれる人も環境悪い場所いる人だけです

NHKへようこそでも同じように偏見が並べ立てられていて
そうした状態を良しとした人が(社会人は喜ぶので)評価している感が強いです
それとこのまかなかった主人公の偏見が最高潮に酷いなと思いました

「ひぐらしのなく頃にOVA?」と同じように別人の同一人物(真っ赤な偽物系の類)タイプだと思ってます

主人公が1期2期と同じ主人公なら、そもそもボロアパートではなくてあの一軒家に要るはずですから
それに主人公は才能が出来る場所で開花させていると思います
つまりはああいう人生を辿る事など有り得ないのです

ですからまかなかった主人公を悪者のように
根暗にしたところが原作者の偏見的なものかと思いました


こうした事を突っ込むのは野暮かもしれませんが、
漫画、アニメ、ドラマ、映画で引きこもりやニートをこうしたように捉えていて
安易な嫌味な解釈をされているのが凄く鼻に尽きます
こうした状況は黒人差別よりも差別問題に匹敵すると思います

マスメディアもそうしたような捉え方が出来るニートしか記事にしませんから
物語だから仕方ない で済ませられる問題なんですが、多分当事者は凄く嫌な印象を受けるでしょうね

これは美談でも同様にそうした発言が多いと思います
就職しに来た人にニートがいて採用した話なんかは特に
「ニート自身が自分のせいでここまで生きてきました」という題材を元に話している点です
いわば、そうした考えが無ければ「社会復帰不可能」のようなレッテルがそこに存在しているのです
いやば、社会から本当に切り離されて社会不適合という無意味なレッテルと扱いを受けて、どうにも動けなくなります これが「暗く見られる要因」です

つまりは本人の意思関係無く
引きこもりやニートを「暗く見たい」人がかなり多く占めているのです
ですからこうした偏見が酷い描写は少なからず批判しなければならないと思っています コンプライアンスや差別問題をユニバーサル的にどうこうしている昨今ですが、未だに引きこもりやニートは自己責任だのなんだの言ってる人がいてて頭に来ますね そういうので解決されるような安易なものではありませんから

それに引きこもりやニートは悪くありません
環境が悪ければ、勝ち組や成功者になった殆どは引きこもりやニートに至ります それが現実なんです



肝心のストーリーも人形を作っていく事ばかりに集約されてる気がします
成長物語なのかもしれませんが主人公の暗さが自分からも周りからもあって嫌味なシナリオだなと思いながら見てました
スロースタートな成長物語だったんで見るのが苦しかったです


自分はアニメオリジナルな1期2期が好きなんだと思いました
原作品なこのアニメは好きじゃないです
なので評価も当然低いです

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1

69.4 11 大学生で漫画原作なアニメランキング11位
もやしもん(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (657)
3651人が棚に入れました
「某農業大学」に入学した沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)は、菌やウイルスを視認し、会話する事ができるという不思議な能力を持っていた。彼は、菌やウイルスに関する様々な騒動に巻き込まれていく。

声優・キャラクター
阪口大助、斎賀みつき、大原さやか、神田朱未、能登麻美子、小西克幸、杉山紀彰、西村知道
ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「菌アニメ」とは何なの?⇒学園コメディーでした。

物語:3.1 作画:4.0 声優:4.1 音楽:3.5 キャラ:3.8 【平均:3.7】                            (48.1)
物語:3.8 作画:4.5 声優:4.2 音楽:4.1 キャラ:3.3 【平均:4.0】リターンズ                      (70.6)

ジャンル        :青年漫画、学園漫画、コメディ、ロー・ファンタジー
話数          :1期:全11話 2期:全11話
原作          :石川雅之(漫画)
アニメーション製作 :白組、テレコム・アニメーションフィルム
監督          :矢野雄一郎
シリーズ構成     :高橋ナツコ
キャラデザイン    :1期:高岡じゅんいち 2期:樋口聡美
音楽          :1期:佐藤直紀 2期:羽毛田丈史
主人公声優      :阪口大助
OP1期         :「カリキュラム」作詞・歌 - 依布サラサ / 作曲 - Anders Hellgren&davld Myhr
              / 編曲 - 松田岳二
OP2期         :「Wake Up」作詞・作曲・編曲 - 丸山真由子 / 歌 - ClariS
ED1期         :「Rocket」作詞 - Hiroyuki Hayashi / 作曲 - Hiroyuki Hayashi、Fumi
              / 編曲・歌 - POLYSICS
ED2期         :「サイキン」(第1話 - 第4話、最終話)「最近」(第5話 - 第10話)歌 - ひいらぎ

参照元         :Wikipedia「もやしもん」
公式ページ1期    :http://www.kamosuzo.tv/top.html
公式ページ2期    :http://kamosuzo2.tv/

【あらすじ】
 種麹屋の次男、沢木 惣右衛門 直保は、菌やウィルスを視認し会話ができるという不思議な能力を持っていた。直保は幼馴染の結城蛍とともに、祖父の友人である樹慶蔵が教授を務める「某農業大学」へと入学する。 Wikipedia「ストーリー」冒頭

【特徴】
①農業大学における学園ライフ
②等身大の大学生
③発酵食品、醸造酒、その他菌に関するウンチク
④かっこいい女性キャラが多い
⑤擬人化された可愛らしい菌が多数登場する
⑥エンディング後に菌劇場という菌達によるウンチクコーナーがある

【特徴の説明】ネタバレレビューを読む

※注意:2期は切りの良いところで終わりますが、3期に続ける事のできる形で終わります。

【総括】
 菌に関する学問アニメではなく、基本的には“愉快なキャラクター達が大学生活を満喫する様子を描いたコメディー”であり、総じて楽しく観る事のできる作品。また、作画については丁寧な印象が残りました。尚、1期と2期ではキャラクターデザインが変わる為、慣れを必要とします。


【思った事・蛇足】

本作は一見さんにとって内容を想像し難い作品な気がします。
サムネ画像も可愛らしくて得体の知れない生き物がデカデカと描かれているので
そのキャラクターにほのぼのさせられる作品かと思うかもしれない。
だから一口に「菌アニメです」と言われても
「あの可愛いキャラクターは菌なんだ」くらいにしか思えず
今一つピンと来ません。


なので!
何の内容なのかという事を以下に挙げます。
3点です。





まず1点目。
総括を更に平たく噛み砕くと
“樹教授や先輩に振り回されるコメディー”になります。
コレが本作の骨子だと思います。
そして内容の一番大きなウエイトもこの1点目になります。
因みに某農大では幾つもの年中行事が催されていました。


続いて2点目。
近い将来の進路を決めなければならない少し憂鬱な心境を見て取れました。
“モラトリアム”


最後に3点目。
上で散々書きましたが
物語を展開する主な拠点は菌を研究する樹ラボです。
学生達は樹教授と共に自主的(?)に発酵食品を造ります。
その製造過程で“菌に関するウンチク”が登場する訳です。


以上の3点をどの様に楽しむかは人それぞれですが
私は1点目、2点目を面白いと感じました。
3点目は初めて知ることも多く
そうなんだと驚いてばかりでしたが
私に限っては3歩歩いたら忘れそうです。(汗)





最後に
本作を「面白かった?」と聞かれれば
「面白かった。」と答えます。



●菌名鑑

http://www.kamosuzo.tv/dir.html
是非一度覗いてみて下さい。



●美里薫 声 - 小西克幸
お笑いコンビ「笑い飯」の“西田幸治”に似てるなぁと思ったら
案の定ドラマで美里役を担っていました。
美里の声を担当した小西克幸さんの声も
西田さんを真似て演技されたのかは定かではありませんが
ソックリな関西弁を喋ります。



●類似作品:『げんしけん』
和気藹藹とした雰囲気での、男女による掛け合いが良く似ていると思います。



●1期の満足度(48.1)
キャラの登場と序章の終わりという感じで物語に厚味を感じず
面白くても点が伸びませんでした。



●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※ネタバレ注意]
1期:http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
2期:http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-36.html

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

菌の話だけじゃなく人間関係も良く出来ている。

菌が見える大学生が農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語。


■公式・関連頁■
http://www.kamosuzo.tv/top.html
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/moyashimon/
http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/
http://ja.wikipedia.org/wiki/もやしもん


ニコニコ一挙放送にて視聴。
菌から出来る色々な飲食品をわかりやすく菌を交えて解説したり、面白い人間関係を見れたりとかなり面白かった。
主人公の菌が見える能力を周りが利用しようとあれこれしたり、女子メンバーを落とそうとしてみたり教授の腹黒い感じだったりなんなりととても楽しめた。
が、ユウキケイはいらないだろ。これだけ意味不明でいらないキャラ。
まぁ腐女子に擦り寄ったんだろうけど。

見てない人はまだタイムシフト見れるはずなのでお勧めです。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv147719070


各話メモ
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2012年7月ノイタミナ枠にて【もやしもんリターンズ】が放送予定らすぃ..._φ(゚∀゚ )

っと言う事で7月までにもう一度観ておいた(*'∀'*)♫

このアニメしてたのが・・・2007年だっけ?
その頃私はゲーセンのホールで働いてたのね。
ディズニーキャラやDBのフィギュア達が続々と入荷する中
この意味不明の菌たちのEJぬいぐるみも入荷してきた。
〝なんだコレ?〟っと思いながらクレーンに投入。
するとこの物体達の台にアホみたいにお金が入るワケだwww

必死でとってる女子高生に聞いてみた。
「この変な物体たちの何がそんなにいいの?」っと。
すると・・・・もやしもんについてウザ・・・
いやっビックリする程熱く語ってくれたwww

私たちは沢山の菌たちにお世話になっている。
普段目に見えなかったり意識してない。
そんな菌たちを可愛いキャラにして紹介してくれてる
それはそれは素晴らしいアニメなんだとw
次来店した時にコミックまで貸してくれたwww

っで、そう興味がないままコミック読んでみたら・・・
あれ?ホントに面白いわ♫っとなったワケだw
その勢いでアニメも観た♡

女装の部分は必要か?とは思ったがそれ以外はマジ楽しめた♫

調理の専門学校に行った時料理と同時進行で
勿論色々な細菌についても学んだ。
教科書の中に小さい字でビッシリ書かれている事を
丸暗記する日々www
勿論菌について興味なんてこれっぽっちもわかなかったw
あの頃このアニメに出会っていたら
もう少し楽しく覚える事ができたのにな・・・
っと少し残念だったりもするw


普通のアニメとして見ても充分面白いが、
菌についての知識も頭に入る作品でつ♫


【キビャック】
アニメで観ても充分キモイが実物は遥かにキモイ!!

私はこれ昔なんかの番組で見たんだけど・・・
食べてる映像を思い出すだけで吐き気がするwww

どんな食べ物かと言うと・・・
アラスカ人が作る発酵食品でその作り方が↓コレ
①ウミスズメを大量に捕獲する
②内臓をくり貫いたアザラシの腹の中にそのままギッチリ詰め込む。
③腹を縫って塞ぎ穴の中に埋め熟成させる。
④熟成したら掘り出して腹から取り出し・・・・

【ウミスズメの肛門に口をつけドロドロの内臓を吸いだすっ!!】

すんごい料理でしょwww
現地の人はニコニコして食べてたわ(・ω・A;)
ドン引きしたけど・・・・
外国人から見たら発酵食品(納豆や味噌)を食べてる私たちも
こんな風にありえない人種に見えてるのかもねw

投稿 : 2025/01/04
♥ : 31

70.8 12 大学生で漫画原作なアニメランキング12位
こばと。(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (521)
3357人が棚に入れました
ある一軒のアパートに、とある目的のために奮起する少女が1人やって来た。彼女の名前は花戸小鳩。彼女の目的は「行きたい所」に行く為に、人間の傷付いた心を癒しその心で「ビン」を一杯にすること。
お目付け役の謎のぬいぐるみ・いおりょぎと共に早速傷付いた心を癒そうとするも、極度の世間知らずかつ天然な小鳩はやることなすこと空回っては、いおりょぎに怒られてばかり…。
そんな時「よもぎ保育園」の園長・沖浦清花と保育士の藤本清和に出会い、そこで雑用担当のバイトをすることになる。

声優・キャラクター
花澤香菜、稲田徹、前野智昭、折笠富美子、桑島法子、中島愛、神谷浩史、三木眞一郎、小山力也、浪川大輔、吉野裕行、斎藤千和、成田剣
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「わたしにできること」

容姿も性格も可愛い少女が、周囲の人々の心を癒していく様子を、ほのぼのと緩い気持ちで眺めて楽しむアニメだろう、と思い込んで、あまり期待せずに視聴を始めた本作ですが、いま考えると、その第1話から、OP『マジックナンバー』の30秒あたり、「好きなときに歌いたいだけなのに」という歌詞が流れたあと、雨の中で立ち尽くす少女が、ふっと横顔を上げる、その頬(ほほ)に、水滴に混じって、白糸のような涙が伝うシーンが挟まれていることに、もう少し注目すべきでした。

序盤は明るくて元気いっぱいだった少女の表情が、中盤過ぎから次第に曇りはじめ、終盤には人知れず《もの思い》にふけりがちになってしまう、その過程が自然に描かれていて、胸が締め付けられるような切ないシーン、それから「ああ良かったね」と手を叩きたくなるシーンも十分以上に堪能できました。


◆期限付きの「契約」と、少女の「願い」

「いおりょぎさん」という犬の縫いぐるみの形のマスコットを伴って、神様との契約により、季節が四つ廻るまでの期限つきで地上に降り立った謎少女・・・という設定は、よくある「魔法少女」のフォーマットどおりなのですが、この「こばと」という少女は、魔法が使えるわけでもなく、超能力があるわけでもない、無力な存在です。

こばとにできることは、いおりょぎさんの助けを借りて、傷ついた人々の心を癒すこと、そうすれば、癒された心はコンペイトウに形を変えて、ビンに集まってくる。
そして、ビンいっぱいのコンペイトウを期限内に集めることが出来れば、こばとは「行きたいところに行く」という自らの「願い」を叶えることができる、それが神様との「契約」。

だけど、こばとは・・・

←ココ、まだ本作を視聴されてない方々は、【絶対ネタバレ回避】が賢明です。
事前情報はこれで十分と思いますので、早めに視聴を開始しましょう。

※予(あらかじ)め断っておくと、本作は、『CLANNAD AFTER STORY』や『四月は君の嘘』のような、人の死をダシにして視聴者を無理やり泣かせにかかるアザトい構成(両作のファンの方には申し訳ありませんが)にはなっていません!

両作とは、感動のポイントが違う、というか、感動の種類が違う、というべきか(個人的には「感動のクオリティ」が違うと表現したいくらいです)、それはともかく、本作は2クール全24話をかけて、非常にゆっくりと(その分説得力は高く)、こばとの心情推移を描き出すので、何となく話の筋は予想できても、いざそのシーンまで来ると、やはり心にグッと来るものがありました。

いやあ、CLAMPさん、実によく分かっていらっしゃる。


※以下、猛烈ネタバレ。

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=================== こばと。 (2009年10月-2010年3月放送) ====================

 ------ OP「マジックナンバー」  ED「ジェリーフィッシュの告白」 -----
ネタバレレビューを読む

 ------ OP (変わらず)      ED「わたしにできること」 -----
ネタバレレビューを読む

 ------ OP (変わらず)      ED「あした来る日〜桜咲くころ」 -----
ネタバレレビューを読む
-----------------------------------------------------------------------
★★★(神回)2、★★(優秀回)2、★(良回)9、☆(並回)10、×(疑問回)1 個人評価 ★★ 4.6


◆考察メモ(※OPは一度も変わらないが、EDが二度変わることに注目)

本作のEDは、第1話から第19話までずっと「ジェリーフィッシュの告白」となっており、2クール作品としては異例。
その後に、第20-23話EDは「わたしにできること」に切り替わり、最終第24話だけED「あした来る日〜桜咲くころ」となっていて、これらは制作側の何らかのサインと考えるのが妥当である(→考察の最大のポイント)
因みに、EDが切り替わる直前の第19話および第23話が、私の基準ではともに《神回》評価となりました。


◇「ジェリーフィッシュの告白」(第1-19話ED)

ネタバレレビューを読む


◇「わたしにできること」(第20-23話ED)

ネタバレレビューを読む


◇「あした来る日〜桜咲くころ」(第24話ED)※EDとしては最終話だけだが、第1,13,19話で重要な挿入歌となっている

ネタバレレビューを読む


◆総評:本作は繰り返しの視聴に耐えうる《感情描写系の名作》

例えば、第19話の真ん中付近に、ヒロインのこばとが急にシクシク泣き出すシーンがあるのですが、1回目の視聴時は私はこのシーンはほとんど何も感じることができずに見過ごしてしまいました。
ところが2回目の視聴時には、その前後でのヒロインと相方のそれぞれの心情が自然に推察できるようになっていて、この何気ないシーンにも少しばかり心が動かされてしまいました。

要約すると、本作はヒロインこばとを中心とする一人ひとりの登場キャラクターたちの心情推移が、作品全体を通して実に整合性が取れていて説得力のあるものとなっており、繰り返し視聴することにより、そうした一つ一つのシーンでの心情の読み取り精度も次第に高まっていくので、作品から得られる感動自体も増していく作品、と個人的に結論づけたいと思います。

二転三転する派手なシナリオ展開よりも、数人の登場キャラたちの自然で納得のいく心情推移を腰を落ち着けてじっくり鑑賞するのが好きな方には特にお勧めできる作品です。


◆(参考)歌詞メモ

◇「ジェリーフィッシュの告白」歌詞(short ver.)

ネタバレレビューを読む


◇「わたしにできること」歌詞(short ver.)

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◇「あした来る日〜桜咲くころ」歌詞(short ver.)

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投稿 : 2025/01/04
♥ : 49
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

一気に心に流れ込む感じ

1~19話くらいまで1話完結で進行していくので、好きな人には申し訳ないが、少し流していいかな、見なくてもいいかなという感じだった。しかし、EDが「ジェリーフィッシュの告白」から「わたしにできること」に変わる20~23話で一気に感動を覚える展開に。まず、前者も良曲だけど、後者の歌詞がすごく響く。23話の最後でネタバレレビューを読む

藤本は幼少期の心の傷が原因なのか知らないが嫌な奴過ぎる。もう少し優しいキャラクターだったら途中も見やすかったのに。ネタバレレビューを読む

OPのマジックナンバーの軽快さは好き。

1. …願う少女。
桜の花びらが舞い散る春。とある公園に突如現れた、おしゃれで可愛い天然少女、花戸小鳩。小鳩は自分の望みを叶えるため、いおりょぎから傷ついた心を集める『ビン』を貰うべく、適正テストを受けることに…。そして、ひょんなことから、公園で行われていたお花見会場の出店をお手伝いすることになり―――!?

2. …コンペイトウの輝き。
なんとか適性テストに合格し、『ビン』を手に入れた小鳩。さっそく、いおりょぎとともに傷つき、困った人々を探しに街へ出かけるが、人の心を癒す方法がわからず、失敗の連続で途方に暮れる小鳩。そんな時、偶然通りかかった「よもぎ保育園」が人手不足と聞いた小鳩は、お手伝いをさせてもらえることになったのだが……。

3. …雨の贈りもの。
長雨が続く中、土管の中で雨宿りをしていた小鳩といおりょぎ。そこに「よもぎ保育園」の園長・清花がやってきて、小鳩に親友の千歳が管理人をしているアパートを紹介する。親切にしてくれる清花のためにも、“保育園”のお手伝いに向かう小鳩はその路中で剣道具を持った少女と出会う。少女はどうやら悩み事があるらしく…

4. …青葉のときめき。
今日も小鳩は『ビン』いっぱいに“コンペイトウ”を集めるため、傷ついた人々を探しに行く。突如、何かに心を奪われたかのように立ち寄った、小さな教会。そこで小鳩は、天界で最も美しい心を持つ天使「琥珀」に出会う。涙を流していた琥珀とお友達になった小鳩は、琥珀の心を癒すため、涙の原因を調べることに。

5. …ホタルのやくそく。
小鳩はよもぎ保育園の園児達へ絵本を読んであげることになった。でも、なかなか上手に読めず藤本からも嫌味を言われる始末。小鳩は園児達に喜んでもらうため、いおりょぎと絵本を読む練習をしていた。そんな時に恋人を失って傷心の童話作家に出会った。絵本を書く気力すら失っていた、 彼の心の傷を知った小鳩は……。

NR
言語: 日本語 再生時間: 24 分 初公開日: 2009年11月10日
その他の購入オプション
6. …小さなかくれんぼ。
初夏。小鳩はよもぎ保育園のみんなと、遠足へ出かけることになった。近くの公園で、楽しく遊んでいたところ、園児の満里奈ちゃんが行方不明になってしまった。小鳩は藤本と、懸命に満里奈を探すが、なかなか見つからず…!?一方その頃、いおりょぎは保育園のトラブルの原因を探るべく、一人で玄琥の所へ向かうことに。

7. …やさしいひと。
藤本がよもぎ保育園に忘れた大学のレポートを、小鳩は清花先生に頼まれて、学校へ届けることになった。藤本を見返すため、張り切って探していた小鳩は、大学で藤本の友人・堂元崇に出会う。彼も一緒に藤本を探してくれることになったのだが何故か、いおりょぎは不機嫌になっていて……?!

8. …こねこの子守歌。
小鳩は、街中で段ボールの中で心細そうに鳴いていた、一匹の子猫を見つけた。いおりょぎや藤本からは「手を出すな!?と言われたものの、ほおってはおけず、子猫をアパートへ連れて行くことに……。そこで小鳩は、アパートの管理人・千歳の双子の娘、千帆と千世に子猫のことを相談し、新しい飼い主さんを捜すことになり!?

9. …夏の記憶。
よもぎ保育園は夏休み。小鳩がいおりょぎを洗っていると、『夏祭り』のチラシが風で飛んでしまった。そのチラシをアパートの前を通りかかった、女子高生に拾ってもらう。彼女は親切にも手が濡れていた小鳩に、ハンカチを貸してくれた。しかし、小鳩はそのハンカチを返し忘れてしまい、その女子高生に会いに行くことに……。

10. …オルガンと少年の日。
アパートでお布団を干していた小鳩はいつもドジっぷりで朝から大騒ぎして隣人の藤本からも、いつも通りの嫌味を言われる始末。小鳩は少しでもよもぎ保育園のお役に立てるよう、園のお布団も干しに出かけることに。よもぎ保育園に着くと、そこには清花先生がいて。いつもいじわるな藤本の、小さい頃の話を聞かせてくれた。

11. …探偵 花戸小鳩。
よもぎ保育園のお手伝いを終えた小鳩は、藤本の机の上に置いてあった、アルバイト雑誌を見つけ、藤本のように保育園を助けるため、アルバイトを探すことに。千歳に相談すると、『チロル』の店長・植田弘康を紹介してもらう。店員がケガをしてしまい、人手不足で困っていたので、働かせてもらえるようになったのだが。

12. …銀色の瞳。
いつものように、小鳩のカバンの中に入っていたいおりょぎに、満里奈ちゃんが可愛いリボンを結んでくれた。不機嫌ないおりょぎに、小鳩はまったく気がつかなくて―――。一方、くまのバームクーヘン屋に、玄琥をたずねて銀生があらわれた。どうしていおりょぎは、ぬいぐるみの姿のまま、小鳩と行動をともにしているのか?いおりょぎの真相を聞きに来た、銀生の目的とは?!

13. …天使と守り人。
秋のにおいを感じながら、いおりょぎとお散歩をしていた小鳩は、路中で立派なイチョウの木を見つけた。さっそく小鳩は、積み木の取り合いでケンカをしてしまった、俊彦くん達を連れて、きれいに色付いたイチョウの落ち葉を使い、お絵かきをすることに―――。ところが、みんなで落ち葉を拾っていた時に、このイチョウの木が切られてしまうことを知った小鳩は・・・・・。

14. …黄昏の探しもの。
今日はよもぎ保育園のお芋掘りの日。初めてのお芋掘りに、朝から張り切って準備をしていた小鳩。でも、相変わらずの的外れな行動で、いおりょぎにツッコミを入れられてしまう―――。畑に到着し、みんなで楽しくお芋を掘っていたところ、小鳩は見慣れない少年を見つける。藤本が声をかけると、少年はお芋を持って、あわてて逃げてしまうのだが―――?!

15. …秘めたる祈り。
小鳩は管理人の千歳から、綺麗な折り紙をたくさんもらった。でも、遊び方を知らない小鳩は、よもぎ保育園の飾りを作るため、その折り紙を切ってしまう。いおりょぎに怒られて、遊び方を知った小鳩は残った折り紙を、よもぎ保育園へ持って行くことに。翌日、保育園に到着した小鳩は、清花先生に折り紙を渡したものの、体調の悪そうだった清花先生が、急に倒れてしまい・・・・・!?

16. …謎の生命体。
よもぎ保育園のお手伝いを終えて、アパートに戻った小鳩は、管理人の千歳から千帆と千世の学校で行われる『バザー』の話を聞いた。『バザー』を開いて保育園の借金を返すことを思いついた小鳩は、さっそく清花先生たちへ提案することに。藤本から「やるだけ無駄だ」と冷たく言われてしまい、落ち込む小鳩だったが清花先生が、賛成してくれて。

17. …謎の生命体、2号。
バザー当日。いおりょぎはバザーで売れそうなモノを調達しに、玄琥のもとへ行くことに。「くまのバームクーヘン屋」は、瑞祥がお店の手伝いをしなければ追いつかない程の、大盛況!?生までもが、バームクーヘンの配達にかり出されていた。いおりょぎは、あまりの馴染みっぷりに呆れるものの、玄琥たちはまったく気にしていない様子で!?

18. …木枯らしのぬくもり。
季節は冬。街角に飾られているクリスマスツリーを見て、大喜びの小鳩。保育園に到着すると、以前も嫌がらせにやって来た、借金の取り立て屋が門の前に立っていた。藤本は、ただ立っているだけの取り立て屋に、何もできず悔しさをこらえていて。園の中では、園児たちがクリスマス会の飾り付けを行っていた。堂元も準備の手伝いに来てくれたのだが…。

19. …ホワイトクリスマス。
クリスマス会の準備も順調に進み、毎年サンタさんになっている藤本は、服にアイロンをかけていた。小鳩は、目が合うとすぐにそらしてしまう藤本の態度が、少し気になっていた。そんな時、園の前で待っていた堂元に呼び止められる。帰りが夜遅くになったため、堂元が小鳩のアパートまで送ってくれることになったものの、街中を歩いていた二人の前に偶然、藤本が現れて?!

20. …旅をする人。
まだ肌寒い2月のある夜。小鳩はいおりょぎに、コンビニでチョコレートが載っている雑誌をたくさん見かけたことを話した。いおりょぎからバレンタインデーの話を聞いた小鳩は、よもぎ保育園でバレンタイン会をやろうと、藤本に相談する。お金に余裕が無い保育園のためにも、小鳩はチョコレートの材料を分けてくれることになった「チロル」で、お手伝いをすることになり・・・・・!?

21. …春の足音。
いつも通り、小鳩がよもぎ保育園でお手伝いをしていたところ、以前に「園は潰す」と脅してきた、沖浦和斗が現れる。話し合いに来たのだと告げる沖浦に、小鳩と藤本は警戒するものの、清花は沖浦の話を聞きいれてしまう。納得のいかない藤本は、沖浦の事務所に向かうが、事務所の前で沖浦の部下・宮田に呼び止められて・・・・・。


22. …さよならの日。
小鳩は清花と二人で、よもぎ保育園のお片付けをしていた。藤本はアルバイトを増やし、以前にもまして忙しくなったため、保育園には現れなくなっていた。忙しそうな藤本を心配していた、小鳩は・・・・・!?一方、いおりょぎは「コンペイトウ」を集める期限を延ばしてもらう秘策を考え、玄琥のいる「くまのバームクーヘン屋」へ向かうが―

23. …こばとの願い。
アルバイト中に、怪我をしてしまった藤本を心配した小鳩は、毎日早朝から藤本の部屋を訪れていた。怪訝そうな藤本をよそに、小鳩は張り切って藤本のお手伝いをすることに。コンペイトウを“ビン”いっぱいに集める期限が近づき、焦るいおりょぎを尻目に、小鳩は藤本をお散歩に誘った。公園に到着したものの、藤本は相変わらず迷惑そうな様子で……!?

24. あした来る日…。
季節は春。ガブ城ヶ崎のアパートにも、桜の花びらが一枚ヒラヒラと舞い落ちる。早朝、小鳥の鳴き声で目を覚ました藤本は、布団の上でぼんやりと天井を見つめ続けていた。大学へ向かったものの、なぜか授業に集中できず、手元のノートは白紙のままで……・。その後、アルバイトでピザの配達をしていた藤本は、路中で清花に出会い。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9
ネタバレ

フーカム さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ネタバレ無しのレビューって限界あるな…

一生懸命考えた…
でもネタバレを含めるかで内容が変わり過ぎてしまうから無理だという結論に至った…

とりあえず心温まる話、伏線や意外な展開が好きな人にオススメ

最後の2話内容が詰まっているため序盤はあまり面白さを感じない作品だと思うのでプロローグだと思いながら最後まで見切って欲しい(でも重要ではある)

 ここからは自分なりに思ったことなど感想
多分間違ってることもたくさんあるとは思うので違っていたら教えてもらえると嬉しい
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18

81.5 13 大学生で漫画原作なアニメランキング13位
ぐらんぶる(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (591)
2879人が棚に入れました
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。
聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹…
青春のキャンパスライフ!
そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!!

入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。

大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。

居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、
妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。

愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。

声優・キャラクター
内田雄馬、木村良平、安元洋貴、小西克幸、安済知佳、内田真礼、行成とあ、阿澄佳奈
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全力でトッキー先輩とブッキー先輩を擁護するスレ

2018.08.12記

原作はちょっと既読。

まずは番組冒頭に必ず流れる注意書き ↓

======================
この番組はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴席での破廉恥な行為等についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグアニメとしてご覧ください。
なお本作の登場人物は全て20歳以上の成人です。
======================

推して知るべし、です。
そして、そういうものとして受け入れましょう。


東京から伊豆大学入学を機に叔父のもとに越してきた新入生北原伊織(20)が主人公。叔父はダイビングショップ『Grand Blue』を経営。そこを根城にしてる大学サークル『Peek a Boo(PaB)』の面々に巻き込まれ気味に新生活スタート。同居する従妹に美人姉妹を据えてむさ苦しさに一石投じてます。

大学デビューを狙って空回るアホな面々をアホだなーって堪能するアニメです。酒と裸を主成分にした「稲中」「アフロ田中」と思えばわかりやすいかも。

作中では大学ということもあって、サークル活動、講義(ガイダンス)、女子大との交流(インカレ)、学園祭、合コン、バイトといった要素が万遍なくちりばめられてます。普通の大学生なら必ず通る道ばかり。
現役世代はもちろん、その時代を通り抜けた社会人にこそ観てほしい作品です。


-----
2018.10.06完走後追記


↓視聴後

毎週楽しく、次の回が待ち遠しい、そんな秀作ギャグアニメでした。
間違いなく今年の10本には入ってきそうです。

酒と裸(×繰り返し)→学内イベント→酒と裸(×繰り返し)→無駄に豪華なMIXVOICE→酒と(・・・しつこい)→やっとダイビング

だいたいこんな感じです。
繰り返し褒めますが、堪能しました。笑いました。そして涙が出ました(?)。

概要は前述の通り。
乱痴気騒ぎに目がいきがちなものの、けっこうギャグの鉄板どころをおさえています。

・美女を複数配置
 ⇒やらかす男をゴミを見る目で蔑むキャラは必須。他、天然、素直な子、奔放、と役被りががない。
 ⇒なお、ぶちゃ子を入れるとピントがぼけそうなので入れないで正解。
・メインに二人を据え掛け合いを見せている
 ⇒ぶつかり合う。墓穴の掘り合い。共闘して失敗する。そしてたまに友情、というギャップ。勢い重視の作品においての掛け合い漫才は必要。
・緊張と弛緩の連続
 ⇒まじめパートから落とす。恋愛モードから落とす。一話の中で複数回訪れるため、テンポが良く中弛みしにくい。

お笑いほどツボに個人差があるので、「ひとまず観てみよう」以外の言葉が見つからないところですが、わりと正統な作りをしてますので見た目ほど受けつけ難いということはないと思います。

それでも、お酒が絡んで脱いでのバカ騒ぎという題材からして入口で拒否感を持たれてしまうことはしょうがなく作品の宿命だとは思います。
さらに、大学生活でのイベントをわりと忠実に描いてる分、自身の大学生活を思い出し場合によっては悪感情が生じて途中断念もあり得るでしょう。

なので、そういう場合は早々に撤退して他の作品鑑賞に時間を費やしましょうね。

 誰一人嫌悪感を抱かないお笑いは毒にも薬にもならない!

のです。



それでは本題。

大学時代、PaB気質のサークルに身を置いていた経験のある知人の言を借りまして、作中では悪魔の如き、時田信治&寿竜次郎の両先輩の魅力について語ってまいります。彼に言わせるとPabは「全くもってヤリサーとは根本的に違う」とのことです。 


まず飲み会には暗黙のルールがあるようです。※以下、文調が変わります。


その1 「当たり前!」
男には弁解の余地なし。命令は絶対。それで結束を強めていくんだよ。場合によっちゃ命の危険があるスキューバだからこそ、バディとの絆は絶対だろ。そりゃ無茶してさらけ出してーの飲みニケーションが手っ取り早いわ。
灯油ポンプ持ってこないだけでもマシってもんだろう、このサークル。

その2「女には酒を無理強いしない」
男がバカやってるのを遠巻きに見れる位置、というのを男は死んでも守れ。決して無理に酒を勧めてはいけない。宴席の場で手を出してもいけない。そうしないと女は離れてく。たまに新入生あたりがオイタしにくるからその時はヤキを入れろ(=呑ませ潰す)。ただ女を過剰に守ってはダメ。必ず1~2杯ぐらいは振って「あたしさっき飲んだわ」と言い訳できるようにさせとけ。疎外感を感じさせちゃいけない。
梓はともかく古手川姉妹、ケバ子らがなんだかんだサークルを辞めないのは、ここらへんトッキーやブッキー先輩あたりがにらみを効かしているからだろう。テニサー「ティンベル」のギスギスぶりとの違いはここにある。

その3「地味男、地味女を舞台に上げろ」
ノリのいい奴だけで固まるな。無口な奴、ブサ男、童○、その他実生活で日の当たってなさそうなのにスポットライトを浴びせ、そいつのキャラを引き出すんだ。そこが彼らの居場所になる。
そうやって鍛えられたのが、最終話でいきなり出てきたように見えるこれまでモブだった横手先輩と東先輩だ。根拠はないが、風貌から大学デビューに間違いない!3年になった彼らを見てみろ、頼もしいじゃないか。

その4「そもそもヤリサーって」
外部(他大学)調達しないとまわらん。近場で手を出せば女は去るからな。そんな集団で女を酔い潰すマネするくらいなら、ストリートに出て自分磨くわ。
あーただ「王様ゲーム」やっちまってたな。アニメ仕様でソフトにしてたがリアルじゃしゃれならんことになるで。


以上



先輩たちは酒の席とスキューバの時とでガラッと変わったように見えますが、違います。大なり小なり危険なスポーツに取り組むとか団体スポーツをやってるという場合は激しい飲み会を経て結束を深める、という手法は合理的であるように思えます。
時田&寿先輩はサークルメンバーは仲間だと思ってるからこその愛に満ちた行動(スピリタス)なんでしょう。ネタバレレビューを読む

メリハリが効いてその振れ幅が広いというギャップ。ガタイの良さ。そこそこ見れる顔。まあ普通にモテるでしょう。
ネタバレレビューを読む
まだまだこれからの1年生コンビですが、シラフの時はそこそこ気が回りますし、これから年次を経て成長していってほしいと思います。それでギャグとして面白いかどうかまでは責任取りません。


OPEDは作品に合ってるというか、飲んだ後のカラオケで盛り上がれる仕様になってます。こだわりなのかどうかはわかりませんが細部まで飲み会重視と徹底しているのも好感です。


ということでみなさま、お酒は飲んでも飲まれるな。自分の限界を知って楽しくお酒を飲みましょう。
そして、お酒の限界値をなるべく若いうちに伸ばしときましょう。
大人になって無茶すると、しばらく前にあった「草○クン、六本木の公園で全裸で逮捕」みたいなニュースの発信源となりかねませんから。



-----
2019.03.16追記
《配点を修正》

投稿 : 2025/01/04
♥ : 54
ネタバレ

ドリア戦記 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ストレスが溜るアニメ

色々と言いたいことが沸々と湧きがるんですよ。これ見ていると。
以下、くだらない仕事の愚痴なので畳みます。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まぶしいバカ達♪

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
大学のダイビングを舞台にしたギャグアニメ。下ネタ大丈夫なら、間違いなく好きになれますよ♪

最初にタイトルだけ観たときは、ディフォルメされた「グランブルーファンタジー」のキャラが活躍する日常系アニメかと思いましたが、全く違いましたね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 41

69.2 14 大学生で漫画原作なアニメランキング14位
純情ロマンチカ(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (334)
2105人が棚に入れました
兄の友人で超有名小説家の宇佐見秋彦に、大学受験のため家庭教師をして貰うハメになった高校三年生の高橋美咲。
ところが訪れた宇佐見の自宅で、兄と宇佐見を主人公にした「ボーイズラブ小説」を発見!?
副業で丸川書店のサファイア文庫なんてボーイズラブレーベルで妄想小説を書いている宇佐見に、思わずキレた美咲だが、寝起き最悪な宇佐見に襲われて散々な目に。だが、兄の幸せを願って恋心を打ち明けようとしない宇佐見を見ているうちに、次第に美咲の気持ちに変化が生じてくる。そんな折、美咲は兄の転勤を機に宇佐見のマンションに居候することに…。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、花田光、伊藤健太郎、神奈延年、岸尾だいすけ、井上和彦、谷山紀章、並木のり子、森川智之、置鮎龍太郎

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

腐及活動中~♪チョット、トーリマスヨε=ε=(((((((( *・`ω・)っ[R指定]

「BL戦士達」にオススメされて視聴開始!
あっさり観終わりました♪
あの空前の大ヒット゚(∀) ゚ エッ?w
「世界一初恋」と同じ原作者という事で、
楽しませて頂きました(≖ω≖)腐っ腐っ腐っ・・・
こちらも世界一同様3作品に分かれておりますが、
何かしら繋がりがあるので内容としては
こっちの方が面白かったかも・・デス!!

まずこの作品のタイトルでもある
【純情ロマンチカ】危険度★★★★★

高橋美咲&宇佐見秋彦(うさぎさん)のラブストーリー。
初めは家庭教師+生徒というベタな感じでスタートします♪
美咲のお兄さんが好きだった、うさぎさんはいつの間にか
美咲の虜に・・
てか1話からやってくれます、この2人(;゚Д゚)ァ・・。
嫌がる美咲をいきなりベットに押し倒す・・
うさぎさんは、乱暴に美咲の下半si・・(☉౪ ⊙)プギャー!!!!
でも徐々にうさぎさんにひかれて行く美咲なのです♪
美咲の「うさぎさん」「てんてい(先生)」
は不覚にも萌えてしまいました(*´Д`)ハァハァ(声が好きだから余計に)
とりあえず美咲が可愛いです!!w

【純情エゴイスト】納得度★★

上條弘樹&草間野分のラブストーリー。
弘樹はうさぎさんの幼馴染でずっと片思いだった・・みたいw
うさぎさんに振られて泣いていた所を(←ここから始まるので・・w)
突然現れた野分に連れられてしまう(;´∀`)ユウカイジャナイヨー
なぐさめる為に・・そう、それは野分の一目ぼれであった・・
2人はすぐ意気投合(´・ω`・)エッ?ドウイウイミデ?
しかし、追いつけ追い越せでなかなか交わらない心・・。
でも、身体は交わっ・・(´⊙艸⊙`;)
この話は何だか違和感・・。
「攻めと受け」が何だか私の中で成立しなかったんです(´;ω;`)ドウデモイイーヨーww
弘樹の声が原因か・・。(今にも卍解しそうで・・w)

【純情テロリスト】期待度∞
宮城庸&高槻忍の始まったばかりのチョイラブストーリー。
(宮城教授、ニャンコ先生( ゚Д゚)アライヤダ!!)
宮城は弘樹の直属の上司。忍は宮城の離婚した元嫁の弟で、
昔、宮城にピンチを救ってもらって以来片思い(╬☉д⊙)アネニシット!!
離婚したと共に宮城の元へやって来たテロリスト忍ちゃん♥
男には興味はない?宮城・・しかも17歳の年の差なのである(´;ω;`)トシノサノモンダイジャナイヨー
その宮城を積極的に誘う忍ちゃん、可愛いよ忍ちゃん(*´Д`)ハァハァ
まだ完結せず途中で終わっているので期待大な話ですね♪

とりあえず、何が言いたいかって
世界一と違いモロ「ベットシーン有り」ですよ(´◉◞౪◟◉)テヘッ♥
だから男性+普通の女性には声を大にして
「オススメしません!!!!!!!!!」と、言いたいw
私は気になるので2期もみます♪

とか言ってる自分・・もう、死にたい(´;ω;`)
通報だけはマジ勘弁を~~~~~~~~~~~~

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

こ、これはっ・・・^^;

この作品の原作は未読です。私の中で禁忌としてきた唯一のジャンルが「ボーイズ・ラブ」です。
やっぱり何とも言えない抵抗感があるんですよね^^;

ですが、2014年の夏アニメで放送された「LOVE STAGE!!」によって私の禁忌は破られてしまいました^^;
キャラデザが好みだったのもありますが、もともとBLと知らずに視聴を初めて気付いたら戻れなくなっていた系だったんですが、今思うとあまりドロドロしていなかったので、あんまり抵抗が無かったのかもしれません。

「LOVE STAGE!!」を視聴した際、割と普通に視聴できたので「禁忌」から「挑戦してもよいと思えるジャンル」への移行を考えようとしました。
そんな矢先・・・純情ロマンチカの3期を2015年に放送される事を知りました。
これまで過去作未視聴の作品は、極力放送までに視聴するよう心掛けてきたので、この作品もその一環として視聴してみよう・・・でもまずは1期のみ^^;
といういきさつを経て視聴を始めた訳ですが・・・

「難しかったです。」

が素直な印象です^^;
登場人物の関係がメッチャ近いんです・・・

主人公は今度大学に入学する高橋美咲・・・彼は8歳の頃に両親を事故で亡くして以来、10歳年齢の離れた兄と2人で支え合いながら生活してきました。

美咲の大学進学とほぼ時を同じくして兄が結婚する事になり、美咲は兄の高校生時代からの親友である宇佐見秋彦の部屋で下宿することになるのです。
実は、宇佐見秋彦は美咲の兄の事が大好きだったんです。
その好きは「Like」ではなく{Love」の好き・・・
でも宇佐美はそれを美咲の兄に打ち明けることなく・・・美咲の兄もそれに気付く事なく結婚してしまったので、中途半端な美咲と宇佐美が取り残される形となって物語が動いていきます・・・

健全な男女の交際でも兄妹って近くないでしょうか^^;?
「お兄さんがダメなら・・・んじゃ弟で^^」
「お姉さんがダメなら・・・次は矛先を変えて妹だ」
って感じで気持ちって変えられるものなのでしょうか^^;??
何か違うような気がするんですけどね・・・^^;

それと物語のテンポ・・・というか展開も不思議な感じがします・・・
苦悩の表情を浮かべるシーンがずっと続くかと思いきや、急に強引になっちゃったり・・・
と思ったら、本で覚えた事を突然試しちゃったり・・・

それにこの作品を感想して振り返ってみると、キャラの見た目が可愛かったのでしっかり脳内変換ができるんですよね^^
一方こちらは・・・どちらもスマートですが、変換できる要素はありませんでした。

そんなこんなで視聴を続けてきましたが・・・進み具合は正直牛車よりも遅かったと思います^^;
3期の放送までに視聴が終わりませんでしたし・・・
これは私にとってハードルが高いから・・・なんだと思います。
「LOVE STAGE!!」の1作のみで攻略できるほど甘いジャンルでは無い・・・という事が良く分かりました^^;

一応3期は録り貯めておいたのですが・・・うーん、どうしよう^^;?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

男が観たっていいじゃないか~

純情な大学生・高橋美咲と小説家・宇佐見秋彦が主役の表題作『純情ロマンチカ』
大学助教授・上條弘樹と、医大研修医・草間野分が主役の『純情エゴイスト』
大学教授・宮城庸と、高校生・高槻忍が主役の『純情テロリスト』
以上のそれぞれ主役が異なる3つの物語が、部分的にリンクし合っている物語。

BL作品なので、当然好き嫌いはハッキリ分かれると思うし、
観たくない人に無理強いするつもりはまったくないのだけれど、
素直に観て面白かったし、せつない部分やキュンとなるような部分は、
男同士であろうと、男女のカップルとほとんど変わらない気持ち部分なので、
興味が少しでもある方になら、観て損はない作品だと思う。
ただ、男女のラブシーンでも苦手って方にはオススメできないかも。

BLモノには、リアルな同性愛と違って
BLと言いつつお約束なキャラ設定としてなぜか
「受け」(女性的)と「攻め」(男性的)がキッチリ分かれており、
この作者の場合は特にそこをわかりやすく、受け役の子の身長を低く、
顔立ちは目を大きくして可愛い雰囲気、性格は大抵 
純情でややキレやすい感じに描いているので、
ノンケの人が観た場合でも、受け役を女の子として脳内変換すれば
心情なんかも伝わりやすいのではないかと思うw
それ以前に偏見や、観ている自分への照れがあると
そんなことすら見えてこないかもしれないけれどね。

まぁ、男女間で言うと、少々キザでセクシーな男と、恥ずかしがりで
ピュアなキャラをツンで覆ってるような女の子のラブコメって感じ。
それが男同士になるからこそ、観る人によってはドキドキ感が増すのだろうし、
男が観れば非常に照れくさく、でも開き直ってみるとニヤニヤできてしまうのだ。
特にこの作品はコメディータッチな要素が多いので、僕はけっこう楽しめた。

とにかく、登場人物のそれぞれが、少しずつリンクするオムニバスなので、
飽きさせないってところは良いと思う。
ただ、ひとつ難点を挙げるとするなら、顔立ちがみんな似てるため、
誰なのか見分けがつきにくいって思う人は多いんじゃないかな?と思う。

個人的には、5~6話の『純情エゴイスト』の2人に、思いがけず・・
かなり深く感情移入できてしまう部分があり、ちょっと泣けた。
でもこの手のエピソードは、逆に女子にあまり響かないかもしれない。

『純情ロマンチカ』の2人は、この作者お決まりのエピソードって感じで
面白おかしく、時にせつなく、一番楽しく観れた。中でも特に7~8話がいい。

で、ちょっと新鮮だったのが10~11話の、
ノンケ同士がBLに目覚めていく『純情テロリスト』
2人の心の動き方が、なかなかリアルで面白かったw

2期もあるようなので、引き続き視聴しま~すw

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19

74.9 15 大学生で漫画原作なアニメランキング15位
彼女、お借りします(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (593)
2086人が棚に入れました
20歳のダメダメ大学生・木ノ下和也。初めての彼女と一度だけキスをしたが、たった1ヶ月でフラれてしまった。「あぁ…やだ…もうなんか全部ヤダ…」やけっぱちになった和也は、“ある方法"を使って、女の子とデートをすることに。待ち合わせ場所に行くと、「君が和也君、だよね?」さらさらの黒髪を耳にかけながら、和也の顔を伺う美少女、水原千鶴は微笑みかけた──。

声優・キャラクター
雨宮天、悠木碧、東山奈央、高橋李依、堀江瞬、野沢由香里、赤坂柾之、梶原岳人
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

自己の中心でアイを叫んだウツケモノ

第一期は滝に打たれる思いでなんとか完走したものの、
続く第二期は早々に断念。
要するに、レンタル嬢に入れ込むダメ大学生のお話です。見ちゃおれん。

  ちなみにネットで調べたところ、
  レンタル彼女というのは本当に存在しているサービスなんですね。
  (『レンタル家族』なんてのもあるそうです。すげえな、ニッポン)

  最近、一部のよろしくない女子中高生の間で
  Hなしの『デート援交』なるものが流行っているらしいんですが、
  それを会社として堂々と紹介しているのが『レンタル彼女』であります。

  早い話、キャバ嬢を時間なんぼで個人に派遣してるみたいなものかと。
  (女性・未成年の方のために申し上げておくと、
   キャバクラも会話のみで『おさわり禁止』なんです、一応)

で、前提として言っておきますが、
僕は職業サベツをするつもりはさらさらなく、
キャパ嬢やレンタル嬢を見下したりはしていません。

ただ、そのカンケイを『遊び』と割り切れず、
カネで買った笑顔や親しさをホンモノと勘違いして、
ガチで入れ込んでしまう御仁には、トホホ感を抱いております。

  あれ、本人は『大恋愛』をしているつもりなんですよね、
  リアルでそういうやつ何人か見てきましたが、いとあはれ。
  余裕のないオトコってやだわ。

閑話休題。


アニメにおける非モテ男子が美形女子とお近づきになるきっかけって、
基本的には『部活』あるいは『同居』みたく、
相手が逃げようのない『強制ゼロ距離環境』が主体であります。

で、仕方なく一緒にいるうちにその女子が、
その非モテ男子の『実はいいヤツなところ』をいろいろ発見し、
じわじわと距離が縮まっていくのが王道パターンかと。

  なんで目を皿のようにしてそんなヤツの『いいとこ探し』をしなきゃいかんのか、
  というのは言いっこなし。
  あくまでもマンガやアニメの話なんですから。

本作はその『強制ゼロ距離』の新しいパターンですね。
レンタル嬢とお客さまのカンケイ。
う~ん、確かにこりゃあ、逃げようがありません。
ネタバレレビューを読む

それでも、その男子がほんとうに『いいヤツ』ならば、
お話がいい感じに転がるのですが、
本作主人公の和也くんは、男の目から見ても『ダメなヤツ』大満開の章。

夢もなく、何の努力もしてないスネっかじり大学生。
親が苦労して稼いだカネをレンタル嬢に貢いでる段階でダメ男確定なのですが、
それ以外にも見栄っぱり、噓っこき、優柔不断、自己チュー、ケーワイ発言など、
ヒトとしてあまりにもアレで、
正直、友だちにするのもめんどくさいタイプかと。
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で、そのダメ男くんの周りに次々と可愛い女の子が現れ、
本人はふらふらしながらも、
なんだかんだでキャッキャウフフ、というのが本作の概要であります。


僕的なおすすめ度は堂々のDからEランク。

作画は悪くないし、役者さん頑張ってるし、OP曲もすごく楽しいし、
個別に評価したものを平均すると2点台後半なんだけど、
主人公のキャラ造形と個々のプロット構築があまりにもアレで

  『正視に耐えない』

というのが、僕的な偽らざる感想そす。
モテ要素のない男のモテモテハ-レム、というだけで、
視聴者がかなり限られてくるんじゃないかしら。
ネタバレレビューを読む
まあ確かに、
周りの友だちから「アレはやめときなよ」なんて言われてるのに、
しょうもないオトコに入れ込んじゃう、
あるいは切るに切れずズルズル深みにハマりこんじゃう、
自爆テロみたいな恋愛をする女子というのは実在するわけです。

  しかもそれがけっこう可愛かったり美人であったりなんかして。
  そういう実例は、少なからず見てきました。

  本人は「わたしって、男運ないんですよ」だなんて、
  愁いを含んだ笑顔で言うけれど、
  いやいや、あんたにないの『運』じゃなくて『見る目』だから。

  そういうのって拙が思いますに、
  傍で見ていて『萎える』『痛ましい』『アホらしい』だけで、
  シアワセな気持ちにはこれっぽっちもなれないなあ、と。


本作はそういうシチュのど真ん中、
アレな世界観の中でナニな方に勇気と希望をもたらすことに特化した、
いやなら見んな的コンセプトの作品であります。

僕が病みつき的に好きな『異世界おじさん』で、
おじさんが引きこもり生活を続けているメイベルにたいして
 「それでいいんだっ」
と背中を押すシ-ンがありましたが、
あれをギャグではなくガチで言っているようなアニメではあるまいかと。

人生変えたかったらまず自分が変わんなきゃダメだろ、
そんなことを考えたり実践したりしている方にとっては、
アウェイ感がハンパありません。


つまるところ本作を楽しめるかどうかの分水嶺は、

  主人公(和也)のやることなすことを笑って見ていられるか

という一点に凝縮されております。

笑って見ていられる方には『萌えアニメ』。
笑って見てらんない方には『萎えアニメ』。
丁ハン白黒どっちかで、中間ゾ-ンというものが存在いたしません。

僕はぜんぜんダメでしたが、
それはもちろん個人的な主観であって、
僕が心の狭い、ちっちゃすぎる人間だという可能性は十分にあります。

  あくまでもマンガやアニメの話なんですから、
  肩ひじ張らず、おおらかな気持ちで楽しむのも一つの選択かと。

ただ、ほんとその分水嶺、エッジが効いておりますから、
未視聴の方、
ご覧になるときは心してどうぞ。


*************************************************************

で、ここからは、こうした『萎えアニメ』の、
ビジネスに関わる考察です。
本編には関係ないので、ネタバレで隠しておきますね。

けっこう辛辣なこと書いたりしていますので、
イタい方にはイタいかも知れません。
ご興味のある方だけ、ど~ぞ。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21
ネタバレ

ひろくん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

祝・・・第二期決定!!!

良かった・・・1話切りしなくて。w この感じだと放送開始後に 2期決定したみたいだなぁ。
•••と、思ってたら やっぱりそうだった。( 監督さんのtwitterコメントにて確認。)

うむ、原作の初期設定がアレなのですが…よくまとまってマス。

最終回まで次話が気になる様に上手に仕上がってました。
(…どっちの意味にも取れる的な、どちらにでも展開出来る様な。)
この作品、全体的にクォリティ高いっス。。。

視ないと損。

・・・MBSキーだった、最終回で気付くw



以下レビュー。・・・なんか、途中からどーも書けなくなってしもた。


先ずは この作品、キャラデザ的に好印象でありましたので、視聴して見ようと思ったのです。
ネタバレレビューを読む


第4話まで視聴後の感想ネタバレレビューを読む ••• そしてレン彼担当の 天ちゃんも素晴らしい。

各話エピソードは中々に強引な印象ですが、話数が進む毎に落ち着いて来るんでしょうか。

主題歌の方は OP/ED ともに良い曲です。


と・・・、昨今の週刊“少年”マガジンって、なんなのでしょうねぇ?瀬尾公治の台頭辺りから
掲載作品のカラーというか、対象読者層を青年向けに寄せて来ているのか

作品のラインナップがヤングマガジンと言うより、ヤングジャンプに近づいてる感じデス。
( •••ヤンマガの方は、チャンプロード若くは 週刊実話に近い。w)


第5話 視聴ネタバレレビューを読む


第6話 視聴

う〜んと、この作品 ••• 第4話位から視た方がエグ味が少なくて良い鴨ですね。w
また、見所となるのは コメディ要素では無く、二人の “ 内面的成長 ” だと思われますので。
ネタバレレビューを読む


第7話 視聴ネタバレレビューを読む

あ・・・何と言うか、アパートのドア周り/消火器等がカット毎にバラバラ。
L/Oかコンテの指示ミス? まさかの美術さんとこに詳細設定回してないとか?w

あと、背景のサイドに うっすらと描かれているクモの巣状の斜線は何なのかな?
原作で使われている技法的なヤツでしょうか?


いや〜それはさて置き、るかちゃんCV担当の東山ちゃん•••毒吐くセリフでもカワイイ声。
この方、どんなセリフでも優しく聴こえてしまうと言う・・・イヤな奴には絶対ならないのね。

スゴいなぁ。この感じを出せるのって あとは 茅野愛衣/久野美咲ちゃんとかになるのかな?
ホントに いい子なんでしょうね。


第8話 視聴ネタバレレビューを読む


と、原作の所為だろうと思うケド・・・、
ここまで来て 矢張り•••表情の付け方とか 心象の描写とかのバリエーションと言うかレパートリーが少な過ぎる様な気が。
( この作品の場合は 原作に忠実なものとする制作方針でしょうからねぇ。)

否、千鶴ちゃんの困った様な 戸惑ってる様な( 或いは怒/葛藤?)表情は 僕的に好きなので
そこは良いのですが、、、ね。( •••原作、読むべきか?)


第9話 視聴ネタバレレビューを読む


第10話 視聴ネタバレレビューを読む


第11話 視聴

墨ちゃん…アニヲタ限定の人気投票なら 1位だろうな〜って感じのキャラ。
ネタバレレビューを読む


最終回 視聴

東山ちゃん、うめ〜!ネタバレレビューを読む


最後に、総作監の平山ちゃん・・・とても良い仕事しました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

彼氏、お返しします(苦笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ジャンルはラブコメ。純愛よりのハーレム系。ヒロインが「レンタル彼女」という特殊な職業であることが個性になっている作品。

OPとEDはどっちも結構好き。女性キャラも立っているので、その部分には不満はない。

ただ、圧倒的に主人公に好感が持てず(苦笑) レビューにはその辺を書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【余談~レンタル彼女とパパ活の違い~】
ネタバレレビューを読む

【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 37

73.3 16 大学生で漫画原作なアニメランキング16位
宇崎ちゃんは遊びたい!(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (487)
1654人が棚に入れました
静かなキャンパスライフを満喫する大学3年生・桜井真一。一人で過ごしたいだけなのに、“ぼっち"扱いしてくる後輩・宇崎花に絡まれ、平穏な生活は一変!いじられ、けなされ、からかわれ……。毎日毎日、宇崎ちゃんのウザ絡みに振り回されることに!騒がしい日常はうんざりだけど、でも、一緒に過ごす時間はなんだか退屈しなくて――。「ぼっちより、二人のほうが絶対楽しいッスよ!」生意気なのに、どこか憎めない“ウザカワ系"後輩との青春ドタバタラブコメ、ついにスタート!

声優・キャラクター
大空直美、赤羽根健治、竹達彩奈、髙木朋弥、秋元羊介、早見沙織
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

宇崎ちゃんは語りたい

1話感想ネタバレレビューを読む

2話感想ネタバレレビューを読む

4話までの感想ネタバレレビューを読む

6話までの感想ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

宇崎ちゃんは先輩「で」遊びたい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
大学の先輩(男)と後輩(女)のラブコメ。

ギャグと恋愛のバランスがよく、爆発力はなくも、じわっと面白い、なんかこう、10年くらい前みたいなアニメでした。

レビューでは、私が特に好きだった回について書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【余談 ~鳥取県コラボで思うこと色々~】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 32
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

人間観察者の観察も楽しめる!?ウザカワ・コメディアニメ♪

ボッチを貫く怖面の先輩男子に、ウザカワ巨乳女子の後輩・宇崎ちゃんが絡んでいく
キャンパスライフを描いた同名コミック(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.5点】
尻上がり。徐々に熟成される人間関係。

初回でボッチ×ウザカワの基本形を示し、
宇崎ちゃんがウザ絡みすることになったいきさつ。
煮え切らない先輩&宇崎ちゃんの関係を観察、論評する
多彩な“ギャラリー”視点。
などを差し込み、多面的なウザカワを提供。

何より大人の大学生には本性を隠す防壁をふやけさせる
必殺兵器・アルコールがありますw


単調かな?と思っていたウザカワも、
いつの間にか“ギャラリー”と一緒に
美味しくご飯を頂けるようになりますw


局地的に見れば桜井先輩&宇崎ちゃんは
中々くっ付かず焦れったいですが、
年単位で大局的に考えると後輩のウザ可愛い奮闘により
相当なスピードで進歩しているとも取れます。

ネタバレレビューを読む
まで行くのですから大した物です。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・ENGI

設立二年目。本作が『旗揚!けものみち』に続いて二作目。
3DCGとアニメーションの融合を理念に掲げる制作会社だが、
敢えて日常を描いた本作でそれを追求するのが挑戦的。

時折、CGならではの回り込み等により、
映像面でも二人の関係の多角的検証を試みる。
初回の立体感と遠近感溢れるネタバレレビューを読む迫力がありましたw

一方で、それ以外の演出については特に序盤、やや寂しい印象……。
"SUGOI DEKAI"部分も含めて、宇崎ちゃんが孤軍奮闘している感じでした。
“ギャラリー”もクソキャット位しかいませんでしたしw

ただ、話数が進むに連れ、演出も徐々に賑やかになり、
終盤には怪しいエフェクトあり、ボッチ解説ナレーション&イメージ映像ありの
適度に楽しいコメディ映像が実現。これも……ネタバレレビューを読むパワーなのでしょうかw

正直、序盤はこれはすぐに飽きるかも。
2期あっても観ない……いや、2期はないだろう。
と感じていましたが、ラスト2回の演出バランスなら、
制作決まってる2期も観てみたいです。


【キャラ 4.0点】
ヒロイン・宇崎花。
最初は凡庸なウザカワ巨乳女子だと高をくくっていましたが、
過去を知ったりしていく内にジワジワと深みにハマり、
このクールで一番、毎週、パッと明るい笑顔😆が見たくなるキャラに昇格。


そんな宇崎ちゃんのウザ絡みを観察する面々。

先輩のバイト先の喫茶亜細亜のマスター。

マスターの娘・亜美VS桜井先輩の実在した!ダチの逸仁。
桜井先輩&宇崎ちゃんの関係を見守る穏健派VS進展を望む急進派の激論w

人間観察だけでご飯何杯でもイケる“人間観察者”たちを眺めるのも一興でした。
ただ私は人間観察を味わうために競争の激しい喫茶店を個人経営したり、
ネタバレレビューを読むまで追跡したりする程、人間に興味は持てませんがw


【声優 4.0点】
主人公・桜井先輩役の赤羽根 健治さん。
最初はボッチにしても、抑えた声がやや聴き取り辛い
と感じていましたが、こちらも回を重ねる内に、
呟きとツッコミ絶叫の抑揚が洗練。


ヒロイン・宇崎花役の大空 直美さん。
これまた序盤は、勢いはあるけど……といった感じでしたが、
役の性格変化もおさえていくことで、幅広い演技力を証明。

第5話のネタバレレビューを読む


あとは、CV.早見 沙織さんのトキめき四十路人妻ボイス。
どうもご馳走様でしたw


【音楽 3.5点】
劇伴はのどかな笛の音色などがバックグラウンドで、
日常やハプニングの下支えに徹する無難な構成。
たまに喫茶ジャズ、昼ドラ風味あり。

OPは鹿乃と宇崎ちゃん「なだめスかし Negotiation」
宇崎ちゃんのウザカワ・ハイテンションに合わせて
低めのテンションを目一杯高めた“VRアーティスト”鹿乃(かの)が
ゆる~いムードのボーカルで、トリッキーなメロディを乗りこなし、
軽快に韻を踏んでいく、中毒性の高い楽曲っス。

EDはYuNi「ココロノック」
本格派の“バーチャルシンガー”のピュアボーカルが、
乙女心をチョイ見せする良作バラード。

最近のバーチャル歌手ホント凄いですね♪
2020年代中のバーチャルじゃない方の紅白出場。
あると思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 38

74.1 17 大学生で漫画原作なアニメランキング17位
理系が恋に落ちたので証明してみた。(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (353)
1615人が棚に入れました
研究に情熱をそそぐ、理系女子と理系男子がもし恋に落ちたら?彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は同じ研究室の雪村心夜に告白する。当然その「好き」に論理的根拠なんてない!しかし、理工学専攻として、「論理的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」その信念をもとに、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める!?デート実験、好きの構成要素の解明、心拍数計測実験、ムード値の計測……。個性的過ぎる愛すべき理系たちが「恋」を論理的に証明する笑いありキュンキュンありの理系ラブコメディ!

声優・キャラクター
内田雄馬、雨宮天、原奈津子、大森日雅、福島潤、置鮎龍太郎、麻倉もも
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面倒な奴だなあ

理系が恋愛を証明しようってお話し。完全に羨ましいくらいのバカップル。
実験とか言っていちゃつきたいだけじゃね?
見せつけられるほうの身になってほしいと思わず言いたくなる作品。
これで付き合ってないとか言われたら、怒髪冠を衝くぞ。

氷室菖蒲がただただ可愛いと感じた。最終話のデレっぷりが最高にたまらない。その他でもずっと可愛い。ポカポカするところとか。雪村にくっついて離れようとしないとことか。

以下はとりとめのない自分の思いやらを書いた。若干愚痴っぽい。まさに心理的リアクタンスの塊。

雪村心夜は性欲に負けないとか言うわりには奏に触ったり、デリカシーない発言したりと真の?理系とは言えないかなと勝手に思った。真の?女性苦手理系は女性は年下であっても必ず「さん」をつけて名前を呼び、触らない喋れないやぞ。勿論、性欲に負けることはない。というかそんな環境にそもそも身を置いていない。

理系って言っても純粋な物理とか数学とかじゃなくて情報科学で実学よりなのか。実学よりの奴って数式が美しいとか言ってるイメージが湧かないのだが。
なんでもかんでも数式とか定理に当てはめるのって割と物理学の考え方だよなあ。数式よりも心理学の話多かったな。あれってあくまでそういう傾向の人が多いっていう話で誰しもに当てはまるわけじゃないから、数学や物理学からかけ離れている。雪村の理系度高いのか低いのか、それとも極限まで突き抜けた照れ隠しなのか。僕は照れ隠しだと思ってる。

調べたところ、情報科学もがっつり数学を使うらしい。実態はよく知らないけど、女性少ないと思う。
女性が多いのって化学、生物あたりじゃない?あとは医療系。
情報なんたらは工学部な気がする。工学部で女性が多いのは建築くらい(多いとは言っても文系の学部と比べるとたかが知れている)でほかの学科は男祭り。うんざりだ。
この研究室は女性のほうが多いなんて見てると辛い。何故こんな気持ちになってしまうのか?もしかして真の理系とは言えないからか?
自分自身は理系だけども、物理学特に力学があまり好きではない。数学とか化学はそれなりに好きだけども。大学レベルの数学とかちんぷんかんぷん。だから、虎輔みたいに研究よく分からないエロゲ大好きみたいな奴に多少感情移入。

理系だと素数山手線ゲームとかするのが定番なのかあ。知らんかった。ベルトラン=チェビシェフの定理を証明したの読むのが面倒。
フェルマーの最終定理まさかのかぐや姫説。証明できたワイルズはかぐや姫と結婚できるじゃん。

揚力ってベルヌーイの定理みたいに有力な説はあっても未だにきちんと証明されていない。つまり、今のところ何で飛行機が飛ぶのか謎である。そう考えると結構怖い。そう思いません?

クマさんが研究とかで使う定義の説明をしてくれる。それなりに分かりやすい。オキシトシンの説明のとこは麻倉ももになんてこと言わせてんだと素直に思った。ネタバレレビューを読む

小倉唯がこれまでと違ってお姉さんキャラクターを演じるなんて感慨深いものがあった。最初、あの特徴的な声が少し抑えられていてびっくり。

埼玉大学が協力してあげているようだ。良いところですね。うはうはな理系大学生は


OP
PARADOX 雨宮天
ED
チューリングラブ feat.Sou ナナヲアカリ
PARADOXのShow me love? 証明Now!ってフレーズは割とお気に入り。雨宮天の歌声とポップなメロディーもたまらん。
チューリングラブも元気いっぱいなEDで好き。
どちらも歌詞に証明が入っていてかなり作品に寄せている。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ある日、彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は雪村心夜に告白する。だが、恋愛経験のない二人は、互いが本当に好きなのか不安で仕方ない。そこで、「一般性のある好きの条件」を見つけ、互いの気持ちを判定することにした。同じ研究室の後輩・奏があきれる中、雪村は氷室に「壁ドン」「顎クイ」「袖クル」などをしながら、氷室の心拍数を計ることで、恋のトキメキを定量的に計測しようとするが…。


1. 理系が恋に落ちたので解析してみた。
ある日、彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は雪村心夜に告白する。だが、恋愛経験のない二人は、互いが本当に好きなのか不安で仕方ない。そこで、「一般性のある好きの条件」を見つけ、互いの気持ちを判定することにした。同じ研究室の後輩・奏があきれる中、雪村は氷室に「壁ドン」「顎クイ」「袖クル」などをしながら、氷室の心拍数を計ることで、恋のトキメキを定量的に計測しようとするが…。

2. 理系が恋に落ちたので実験してみた。
相手のことを「好き」かどうか証明するため、至近距離から氷室の頭を撫でながら、心拍数を計測する雪村。それを見ていた同じ池田研の先輩・棘田は、「対照実験」の必要性を説く。つまり、雪村がドキドキしているのは、相手が氷室だからなのか、それとも女なら誰でも興奮してしまうのかを証明するため、雪村は奏や棘田の頭も撫でることに…。一方、氷室は愛情を込めた料理の方がおいしいことを証明しようと調理をするが…。

3. 理系が恋に落ちたのでデートの計画を立ててみた。
池田研の後輩・虎輔が、最愛の藍香に対して総額22万円以上を費やし、毎晩藍香を抱きしめて寝ていることを知った氷室は、自分が雪村にメモ帳くらいしかプレゼントをあげたことがなく、雪村を抱きしめて寝たこともないと動揺し、客観的には「好き」とは言えないのではと不安になる。延々と「好き」を数値的に議論してばかりの雪村と氷室に、奏は二人でデートに行くことを提案するが…。

4. 理系が恋に落ちたのでデートしてみた。
理系らしく白衣でデート実験を始めようとする雪村と氷室。デートの観察と記録役で見守っていた奏は、服を買うよう突っ込むしかなかった。二人は、心拍数計兼血圧計、体温計を装備しながら、スマホアプリで随時「相手にドキッとした回数」「嬉しくなった回数」「安らいだ気持ちになった回数」「もやもやした回数」などを記録することに。そこに、氷室をナンパする男が現れ…!?

5. 理系が恋に落ちたので会議してみた。
今日は池田研メンバーが集まり、研究経過を発表する日。藍香を言い訳に論文を読まなかった虎輔に、池田教授は筋肉を膨張させてペンを粉砕する。一方、雪村と氷室は、先日のデートの結果を共同発表することに。どの場面で瞬間最高心拍数を記録したかを発表しながら、恥ずかしさに悶える二人に対し、池田教授は…。さらに、実験データを増やそうと、雪村と虎輔、棘田と虎輔のペアでも、バイタルデータを計ることになったのだが…。

6. 理系が恋に落ちたのでキスしてみた。
棘田に、恋愛的行為の一般条件は「相手とキスしたいかどうか」が大きな要素ではないかと言われ、氷室にキスをしようとする雪村。しかし、分度器で首の角度を測るような作業的なキスを氷室は嫌がる。観覧車の中のような良いムードだったら、キスをするのもアリかもと気づいた氷室は、雪村とともにムードを数値化した「ムード値」の定義式を見出した。果たして、ムード値が最も高い場所とは?そして二人はキスできるのか…!?

7. 理系が恋に落ちたので飲み会してみた。
前期課程が終了し、池田研究室では、各自食べ物を持ち込んで打ち上げを行うことに。「素数山手線ゲーム」などで盛り上がる中、酔っ払った氷室は雪村についあることをしてしまう…。そして奏まで酔っ払ってしまい…。一方、前回の総当りのキス実験およびムードの数値化で、研究は大きく前進したが、さらに多くのデータを集めるため、雪村たちはおとぎ話の『白雪姫』『シンデレラ』『鶴の恩返し』などを参考にしようとするが…。

8. 理系が恋に落ちたので好きの証拠を集めてみた。
夏休みの勉強会で、沖縄で研究発表を行うことになった雪村たち。夏合宿まで一ヶ月を切ったのに、未だ研究テーマが決まらない虎輔に、池田教授は「恋愛ゲームのトゥルーエンドを一瞬で見つけるアルゴリズムの研究」を提案する。一方、雪村と氷室は、好きな相手と触れ合うことで分泌されるホルモン「オキシトシン」に着目。唾液に含まれる分泌量を調べることで、触れた相手が好きかを判定しようと考え、早速スキンシップを始めることに…。

9. 理系が恋に落ちたので沖縄合宿行ってみた。
いよいよ夏合宿当日。しかし機内では、周囲の目も気にせず、氷室と密着しながら、唾液の採取を行う雪村の姿があった。それを、漫画家山本は不気味な笑みを浮かべながら観察していた。沖縄のビーチで、真夏の太陽に照らされた水着姿の雪村と氷室は、早速密着実験を始めようとする。しかし、せっかくなので「二人の人間が密着する時、密着面積が最大となるような体位」を求めることになり…。

10. 理系が恋に落ちたので研究発表してみた。
リゾートホテルの部屋で、氷室が夕日に染まる海に見とれていると、そこに雪村が「昼間できなかったことを、今やらねばならない」と部屋に入ってきて…。翌日、いよいよ大勢の前で研究発表を行うことに。虎輔は、恋愛ビジュアルノベルゲームに関する発表を堂々と行うが、他の教授から「その研究は誰の役に立つのか」と突っ込まれる。一方、雪村は氷室が見ている事も知らず、発表前にパニック状態の奏を抱き締めるのだった。

11. 理系が恋に落ちたので喧嘩してみた。
無事に発表を終えた奏だったが、戻ってくると雪村と氷室が喧嘩をしていた。発表前の奏の緊張をほぐそうと、雪村は奏を抱き締めたのだが、氷室は「最近雪村と密着実験ができていないのに」との嫉妬心から、つい厳しい言葉で雪村を非難してしまう。それに対し、雪村も「俺達は別に付き合ってる訳でも無いだろうが」と返してしまい、傷心の氷室はその場から走り去ってしまうのだった。それを見た山本は怪しくニヤリと笑っていた…。

12. 君に恋ができる事を証明してみた。
氷室が雪村にプレゼントした眼鏡ケースはなぜか粉々に砕けていて、ショックでその場から逃げ出した氷室。棘田は、氷室が階段で転んだ際に壊れた可能性を指摘するが、雪村は眼鏡ケースの質量、材質、落下時の高さなどから衝撃値を推測し、何者かが人為的に破壊したと結論づける。ようやく夜明けの橋で、裸足でひとりうずくまる氷室を見つけた雪村。果たして二人は仲直りできるのか。そして、恋を証明できるのか…!?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

理系が文系に挑んだら、こんな素敵おもろいラブコメに(笑)

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、ラブコメ。ガチの理系男女が、互いに完全両思いのくせに、「好きとはなにか?」「私はあなたが好きなのか?」を理論立てて説明しようと奮闘する話。

頭が良いバカで、みんな素敵です(笑) OPも好きだな~。

かなり変わった設定なので、アニメをたくさん観てきた層にもウケそうな作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

【余談~ あなたは文系? 理系? ~】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 30
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

理系あるある早く言いたい

原作未読


渋谷デートについて一言!

「そのまま東急百貨店本店を左手方面に向かい路地に迷いこめばOK!」


第4話あたりできつくなってきました。
遡ることあらすじ。好きになったので好意を定義し証明しようとするおバカな話。理由は理系だから。

共通のコミュニティで通じる“あるある”を飲み屋で悪ノリして大喜利大会始めるのに似てます。飲み放題の上限、二時間くらいでガスが切れることでしょう。
“あるある”繋がりでRGワンマン2Hを想像してみよう。もはや執行猶予なしの懲役2時間です。

「大喜利である」「RGライブである」仮説は証明できませんよ。だっておいら文系だもん。
ただし、つまんない理由は証明できるかもしれません。文系だけど。


ということでさっそく“ラブ”について。タイトルに“恋”使ってますんでね。
ラブストーリーとラブコメディ等“ラブ”が絡むネタで登場人物の心情への共感は肝です。ただこの作品は土台からしてそこで勝負してません。あくまでコミュニティで通じる“あるある”への共感となるわけで似て非なるもの。

 「惚れてまうやろ~」

な行動やセリフは残念ながらありません。ただし、

 「あ、それあるあるだわ」

な行動やセリフは満載です。

そうなると“ラブ”度数は一段下がってキャラの見た目勝負に移ります。かわいいとかかっこいいとかそんなとこ。イケボなんかも含んどきます。このへんは私専門外。
仮に見た目勝負も降りることになっちゃえばラブ度数をさらにもう一段下げて、

 笑えるか?

ギャグ振りしてればラブコメディの範疇には収まるでしょう。で、この作品ここがいけませんでした。
タイプ的に二つの方向性を辿ることができたと思うのですが…


■方向性其の一 ストイックに

中途半端なところで二人ともデレちゃうので流れが止まるんですよ。二人とも辛抱が足りません。
実験→失敗の途方もない繰り返しが理系の真骨頂でしょう。ストイックであればあるほどそこに常識とのギャップが生まれて笑いが生じるのに。せっかく“理系”という万人共有可能なパブリックイメージのある素材なのに活かせてないです。
“○○の定理”が意味する上澄み部分をかすめるに留まっていたため、結局のところ内輪の“あるある”的面白さの範囲を超えないのです。
内輪ウケも最初は仲間内の強固な結束を生みますが、持続可能か?と問われれば疑問符がつきます。ネタバレレビューを読む


■方向性其の二 名脇役を投入

本人たちの“ラブ”への向きあい方が無茶苦茶(笑)つまりラブポンコツで戦力として使えない分、ツッコミ役や道化役、狂言回し役が周囲にいないとアウト!
「いいからとっととくっつけよ」な視聴者の思いをかわして騙して目くらましてくれるほどの熱量が舞台役者には必要です。

同じ研究室の奏・棘田・虎輔らが主役の二人(雪村・氷室)にツッコめてません。操縦できてないと言い換えてもOK!マッチョ教授も役不足。みんな観察者もしくは並走する伴走者どまりなのです。福島潤の無駄使いですね。

ネタバレレビューを読む



ふるいにかけてったら、どうやら自分のふるいの目が粗かったようで全部こぼれ落ちちゃいました、という私の結果です。

1段階  ラブでないのでキャラへの共感に薄い
2段階  見た目勝負は自分にはノーカン。皆さんいかがでしょうか?
3段階-1 ズレや違和感で生じる“笑い”ではなく内輪ウケなネタ
3段階-2 ツッコミ不在。狂言回しの不在。

別に素数山手線ゲームで盛り上がってもらって結構ですし、理系をアゲてるように見えてディスってるのもおもろいんですけど、きっちり主人公カップルを転がして欲しかったですね。
理系とか関係なく飲み会で盛り上がった“あるある”ネタもラストオーダー後のロスタイムいれて3時間弱が限度ということだったのでしょう。

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★とどめかも

三島由紀夫VS東大全共闘の公開討論の映像見たことあります?
立派な方を数多く輩出されてる最高学府ですが、むしろ鳩山由○夫がここ出身だったなという事実に納得できる映像になってます。
で、ここの学生たちのコミュニケーションの特徴が、

・意味不明な文言をぶつけて相手が言い淀んだらこっちの勝ち
・「ソースよろ」をぶつけ続けて相手が回答に窮したらこっちの勝ち

古代ギリシャにソフィストと呼ばれる人達がおりまして、
真理の探究よりも、いかに相手を論破するかということに力を注いだので、詭弁に陥る傾向が強かったという程度の低い連中です。国も傾きましたね。
わざと

 “コミュニケーション不全”

を起こしてマウントを取る行為。イラッとくるでしょ。主人公男にその気(け)があったのですよ。

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コミュニケーションの究極(と私が思ってる)恋愛行為と、コミュニケーション不全を狙ったかのような主人公らの行動が水と油に見えました。


ここから見えてきたこと。
ラブ要素を一切廃してみればこのジレンマも味あわずに済んだことでしょう。つまり“あるある”だけ楽しむという本作王道の堪能方法。


彼ら見てたら、作中では悪く描かれていたナンパ小僧のほうがまだ健全だと思いましたよ。拙いだけで女性に対しては一生懸命でしたもん。



※ネタバレ所感

■最終話について

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視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.03.28 初稿
2020.10.13 修正

投稿 : 2025/01/04
♥ : 43

68.2 18 大学生で漫画原作なアニメランキング18位
たくのみ。(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (306)
1250人が棚に入れました
転職のため東京にやってきた天月みちる、20歳。
上京したての彼女は、女性専用シェアハウス「ステラハウス春野」に住むことに!
同居人たちとは仕事も年齢もバラバラだけど、美味しいお酒と料理があれば、いつも楽しい!! 
みんなでカンパイ、ほろ酔い“宅呑み”コメディー!!
開封(プシュッ!!)

声優・キャラクター
今村彩夏、安済知佳、小松未可子、内田真礼、安野希世乃
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アアア♪ アルコール大好き♪剣道部(さん)w

[文量→小盛り・内容→各話感想が本論系]

※安くて(スーパーで気軽に買えて)旨い酒を呑んだ日に追記レビュー♪

☆ハイボールの新たな飲み方☆
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ビール「ヱビス フレンチピルス with ジョエル・ロブション」
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ウィスキー「甲州韮崎ザ・プレミアム」(サンフーズ)
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ビール「伝説のホップSORACHI1984」(SAPPPORO)。
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【総括】
私は、酒が好きです。ガチで、月の出費は家賃の次に酒代が高いです(笑)

普段の晩御飯も、「何を食いたいか」は、基本的に考えなくて、「何を呑みたい気分か→だから肴はこれにしよう」と、選んでます。夜は白米食わないで、ツマミだけですしね。

アニメか酒か、どちらかを一生我慢しろと言われたら、血を吐きながら、アニメを我慢しますw

ちなみに、今回のレビューは、私のこれまでのレビューの中で最高級です。といっても、質が良いレビューというわけではなく、全ての酒を、実際に呑みながらレビュー書きたかったので、いちいち買ってたら高くついたってことです(笑)

ということで、本レビューはアニメのレビュー1割、アルコールのレビュー9割です(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(酒のレビューw)】
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投稿 : 2025/01/04
♥ : 48
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

珍しく各話コメント付きレビュー

原作未読

内容はタイトルのまんまです。
シェアハウスに同居する女性4名が織りなす15分×全12話の自宅飲みバラエティー。
類似品は『お酒は夫婦になってから』とかそのへん。

天月みちる(CV今村彩夏)
桐山直(CV安済知佳)
桐山真(CV内田真礼)
緑川香枝(CV小松未可子)


【時期】
視聴する時期や作品の視聴順によって作品の印象は変わる!ともっともらしいことを言ってみる。
単に自宅で楽しみながら酒を飲む話なのですが、時節柄(2020年5月)、コロナ禍で自宅に押し込まれてる感のあるこの頃では、微妙に受け止め方が変わってきそう。金の使いどころがないのでお取り寄せを工夫してみたり、アプリを使ってオンンライン飲みをしてみたり。

こんな時期だからこの作品を!というTV局側の配慮で再放送しただけだと思うんですけどね。えぇ地上波再放送が視聴きっかけです。


【内容】
EDの歌詞一部「ストイックにデトックス」。女性が自宅で飲むというのはそういうことなんでしょうか?外だと男の目があって気を遣うというのは分かる気がします。
これからの人はタイトルとサブタイトルで視聴するかは決めたらよろし。というわけで↓


【なぜか各話コメント】 ※コメントであり感想ではありません

#1話 エビスビール
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#2話 焼酎ハイボール
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#3話 水曜日のネコ
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#4話 氷結
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#5話 キティ
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#6話 獺祭
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#7話 カルーア
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#8話 角瓶
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#9話 男梅サワー
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#10話 オリオンビール 
#11話 大七
特になし

#12話 アサヒスーパードライ
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良き自宅飲みアニメでした。


■オマケ

団塊世代でもある親戚の一人は住友系でした。飲みの席ではアサヒビールという縛りがあったようです。調べてみたら三菱系だとキリンビール!なんてこともあるらしいですね。

そんな話を伺っていた身としては本作は実際の商品が出てるにもかかわらずなんというかユルイのです。一社提供とか流行らないのかな?例えばこんな感じでした。

 サッポロ⇒エビスビール、男梅サワー
 キリン⇒氷結
 サントリー⇒カルーア、角瓶
 アサヒ⇒スーバードライ
 独立系⇒水曜日のネコ、獺祭、オリオンビール、大七

「○○社さんと一緒には…すみません」「競合してるんで…すみません」「こっちのほうに尺をくれ」
もちろん固有の商品を扱うため先方広報のチェックはあったとするにせよその前段階で、よく承認を取り付けられましたね。営業なのかプロデューサーなのか優秀だと思います。



視聴時期:2020年4月~6月 地上波再放送

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2020.05.23 初稿
2020.08.21 タイトル修正
2020.12.15 修正

投稿 : 2025/01/04
♥ : 41
ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

外で飲むのが男のたしなみなら、家で飲むのが女のたのしみか?肴が乾き物になってしまう、という酒飲みの現実に対応した、ひと工夫した酒肴の紹介が意外と重宝かも知れないんで、

この作品は、「アリ」だ。

ビールの注ぎ方薀蓄はここ数年、
大手ビールメーカーが推奨する方法をそのままなぞらえただけなんだけど、
絵解きして貰っているので、
解りやすくていいんじゃないだろうか。

そして魅力的なのが、女性ならではの、酒肴のひと手間の掛け方。
家飲みでの最大の難点が、実はこの「肴」問題で、
これをひと手間掛けられるってのは、
実に恵まれた呑んべ環境だろう。

なによりも、女子4人の、シェアハウス暮らしでの、家飲み三昧。
ぬる~く、ゆったりと楽しめそうです。


実際、酒歴50年近く(※1)、
都心に庭付き一戸建て建てられるぐらいは余裕で飲み倒してきたけど、
家で飲む酒って、それを目的には、オトコはしないんで、
外で飲みそびれちゃった、とか、
飲んで帰ってから、酒が醒めぎみになってしまって、
追い酒したいってときぐらいにしか飲まないので、
正直、肴なんてどうでもいいと思ってしまうところはある。
その酒肴にピンポイントでフォーカスを当ててくれる(※2)作品ならば、
薀蓄モノとして実用性があって重宝だし、
外で飲むのがまだまだハードルの高い、
若い女性には共感要素もありそうで、
これはなかなかいい感じじゃなかろうか。


※1:ほんの15年ほど前までは、高校を卒業したら飲酒はOK、
というのが社会全体の、教育界でも警察でも共通の認識で、
20歳未満の飲酒に厳しくなったのはホントに最近のことです。
我々の若い頃は、高校生が飲酒するのって普通だったし、
私の場合は親父の相伴で中1からガンガン飲んでました。
親父の海外土産のシーバスリーガルを一人で開栓して飲み干して
「高い酒、勝手に飲むな!」と怒られたのが中2のとき。
酒税法の関係で、今じゃ3,000円程度で買えるウィスキーが、
昔は2万とか3万とかしてたんですよ。

(※2)現実問題として、
家の置き酒なんてエマージェンシー用なんだけど、
それでも酒肴が乾き物だけってのは非常にさびしいので、
家で飲むとき用に、チューブ入り練り梅には重宝してます。
(※3)下のたたんだ欄に練り梅の酒肴を紹介。


ここから先は、ますますアニメと関係無い、酒のはなし。
まず、真の酒飲みは、酒ならなんでも飲みます!
というか、店やシチュエーションにあわせて、酒を選択します。
酒飲みであるかどうかの前に、子供じゃないなら、
TPOに合わせて酒も合わせるのが最低限の礼儀です。
もちろん飲めない人がノンアルコールを選択するのはマナー違反じゃありません。
飲めるなら、自分勝手など言わずに、店や酒席に合わせるのが当然です。

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 26

63.4 19 大学生で漫画原作なアニメランキング19位
SuperSeisyunBrothers―超青春姉弟s―(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (240)
1225人が棚に入れました
見た目はいいけれどなんだか残念なところのある新本姉弟と、見た目はいいけれど不思議系な斉藤姉弟。それぞれ姉同士・弟同士は親友で、毎日自由すぎる会話を繰り広げながら青春を駆け抜けていく“超日常青春コメディアニメーション”。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

適度な青春。「超」って程ではない

Web漫画原作。
2組の姉弟で、姉同士、弟同士が親友という設定の4人を書いた青春コメディ。
話の内容にドラマ性は薄く、ヌルくてちょっと可笑しい日常を描いた5分のショートアニメです。


1話2話はキャラ紹介。
なので、猛烈につまんないです。
淡々と誰がどういう人物でどこで何をしているというのを解説してるだけなんですが、懸命に紹介しようと意識が働きすぎて、リアクションが大袈裟で白々しいうえに、ナレーションもサムい。
仕方ないのかもしれませんが、この掴みのマズさは勿体ない。
ちゃんと見ていくとなかなかいいキャラ&いい人間関係なのに、その片鱗はこの時点では見えません。
そんなに複雑な設定でもないので、ちょっと刺激のある日常エピソードから始めて、追々と人物像を解説していく形式でいいと思うのですが・・・・・
ショートアニメには向かない構成をしています。


3話以降は話が動きだすというか、紹介したキャラの特性を活かした日常話が展開されていくので、ここからが本領発揮。
弟くん達より姉2人のキャラ立ちがよくて魅力的です。
コメディ風ではありますが笑える程のギャグ要素はなく、個性的で自由なキャラに翻弄されたり生温かく見守ったり・・・・全体的にはホンワカとした作風。
ちょっとの友情。
ちょっとの恋愛。
そんな成分を含んだ、なんでもないエピソードが殆どです。


作品タイトルどうり、青春してるなーって感じの人間関係。
無味無臭を感じさせる絵柄や、ありがちな人物設定のわりには、味があるキャラ達でした。
オススメという程ではありませんが、2期があるなら見たくなります。
なんというか、思わせぶりに引っ張るのが上手い。
まんまと、進展が気になってます^^

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18

グリーン馨 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

意外とこういう日常アニメは少ないような…ぜひ見てほしい!

5分枠のショートアニメで尺足りるの?!と思いながら見ました。

いわゆる日常系アニメなのでぜんっぜん問題なかったです。
原作の方も話数も巻数もまだまだ少ない気がするので5分枠でちょうどいい感じでした。

男性向け日常アニメではなく少女漫画の日常アニメは珍しいかな~?と。個人的には弟と毎週楽しみに見ていたので男性もはまれるアニメだと思います。特にマコちゃんがかわいい!

5分アニメということでも充分見やすいのですが、内容自体もすごく見やすいので一気に見れる作品。例えるなら、あらゐけいいちの日常は30分で三本立てくらいでやりますが、それを一本ずつ見ている感じでした。

画面の色彩もポップでオシャレなアニメという感じ。マイナーな感じなのにTIGER&BUNNYのように、WEGOやニトリとの企業タイアップもしていて面白いと思います。キャラクターの装いも毎回違っていてそこも非常に楽しみにみていました。

対照的な双子姉弟のやり取りも良いテンポで、原作にないところをうまくアニメで補完したり動いたりと、わたしはアニメから原作を買ったタイプですが、後から読んでも良いアニメになってよかったなと思います。

後半ですこーし作画が乱れたのが残念。最終回はアニメオリジナルで個人的にはもう少し違う話しで終わってもよかったかな?という感じですが…

個人的にはとても面白かったと思うのですが意外と話題にならなくて残念。
あるかどうかわかりませんが2期に期待です。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

ライ麦 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

気軽に見れて面白く、気分転換とか暇つぶしにはもってこい(*´`)

全体を通して個人的にはとっても好きでした。
一話がとても短いのでちょっと休憩とか、気分転換したいなーっていう時には構えないで見ることができるのでいい感じかなと思います(´∀`*)

物語:
やはり5分のショートアニメ。決して内容が濃いわけではないので、もししっかりとしたストーリーラインをと求めている方にはお勧めできません。ですが、気軽に見ることができ、ただなごみたいなーみたいな時にはオススメです。

作画・音楽:
すごく魅力的な4人だと思いました。かっこいい/かわいいですし笑 着ている服もなかなかしっかりとデザインされていて良かったと思います。
ミュージックもおしゃれな感じでとても素敵です。

キャラ:
各キャラが個性的でアニメにいい味が出てると思います。外見と内面のギャップの残念さがたまらなく良かったです。

決して爆笑してしまうというアニメではないのですが、ニヤニヤやクスっと笑ってしまうところが多々あり、気軽に構えないで見ることのできる面白いアニメだと思います。
是非一度見てみてはいかかでしょうか。
(ちなみに1話で断念せず2、3話まで見ることをおすすめします。)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8

62.6 20 大学生で漫画原作なアニメランキング20位
ライドバック RIDE BACK(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (197)
1037人が棚に入れました
国連の解体や東京大震災などを経て、学生達による反政府運動が再び活発になっている2020年の日本。学生運動の一拠点でもある武蔵野文芸大学に、一人の少女が入学してきた。彼女の名は尾形琳。類い稀なる舞踊の才能を持つ琳は、入学初日に人型二輪車ロボット・ライドバックと出会う。それが、世界を変革するきっかけだとは、誰一人知る由もなかった…。
ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「答えのない問い」を突きつける予言的な傑作

(2022年9月、末尾に【小論】を付け加えました)

【総合評価☆☆☆☆☆】
 傑作であるにもかかわらず、知名度が低いアニメの代表だろう。
 基本的なプロットは、テロリストと政治権力の相克を巡って展開されるが、何と言っても、テロ撲滅という大義名分の下に導入された自律型ロボット兵器(実質的な殺人マシン)が興味深い。
 プレデターに始まる軍用の無人ドローンは、テロリスト暗殺の兵器としてアフガニスタンやイラクで実際に使用されたが、遠隔操縦で人殺しの指示を出すオペレータに多大な精神的ストレスを与えることが問題となった。そこで、個人識別のためのAIを搭載し、自力で標的を探し出して暗殺を遂行する自律型殺人マシンの開発が、アメリカを中心に進められている。人道的観点から国際法によって禁止しようとする動きもあるが、実現していない。
 本作に登場するのは、ライドバックと呼ばれるオートバイに手が付いたような機械。もともとは人間が跨がって操縦する乗り物だったが、プレデターを思わせる新型ライドバックは、無人でもAI制御で攻撃ができるように改良されている。物語のクライマックスでは、クラシックバレエで鍛えた運動神経でライドバックを操るヒロインが、人間としての尊厳を懸けて、暴走する無人ライドバックの群れに立ち向かう。

【小論】「答えのない問い」を突きつける予言的な傑作
 きっかけは、10年ほど前に大陸の片隅で始まった小さな戦争だった…。国際的なパワーバランスが崩壊し秩序が一変した社会情勢を背景に、錯綜した状況に翻弄される少女・尾形琳の姿を描くアニメ。2009年制作とは信じられないほど予言的である。ちなみに、琳のテーマとして作中で何度も繰り返される旋律は、ムソルグスキー作曲「キエフの大門」。
 政治的に微妙な問題を扱っている上、残酷なシーンもあり、子供向きではない。だが、世界秩序について考えようとする大人の視聴者には、多くの示唆を与えてくれる傑作である。

【作品の舞台】
 作品の舞台となるのは、局地戦での核兵器使用をきっかけに、国際情勢が大きく揺れ動いた世界。一時は核を保有する超大国が主導的だったが、新たに開発された分散型兵器によって基地が制圧され核兵器が事実上無力化されると、強大な軍事力に頼ってきた世界の秩序が一変する。日本は核の傘を失った上、続いて起きた巨大地震の打撃で社会が混乱、頻発するテロを抑えきれなくなったため、もともと海外のレジスタンス部隊だったGGPを治安維持の目的で駐留させる。
 本アニメの設定によると、核兵器を無力化したのは、ライドバックと呼ばれる「オートバイに手が付いたような」ロボットとされる。ただし、これはアニメ的な視覚効果を狙った便宜的設定と考えた方が良いだろう。近未来の戦争が、巨大な破壊力を持つ大型兵器ではなく、サイバー攻撃による敵兵器の無力化や、多数の自律型ドローンによる分散攻撃(ガメラに小型レギオンが取り付くような)をメインとすることは、多くの軍事専門家が指摘する通り。AIによる顔認識機能を使って人間が操作しなくても要人を暗殺できるドローンも、2020年頃に実用化されたらしい(アニメ後半で登場する無人ライドバックは、このドローンの地上走行版と言える)。ライドバックは、安価で大量生産可能な民生品でありながら、容易に兵器に転用できるPCやドローンなどのアレゴリーである。
 GGPは「Global Government Plan」の略称で、超大国主導の国際政治を再編することが本来の目的だが、日本に駐留するのは、司令官ロマノフに率いられた事実上の軍隊。警察を傘下に置き政府に無断で緊急事態宣言を発令するなど、強権的な体制作りを進める。当然の結果として反GGP運動が盛り上がる中、GGPとBMA(反GGPを掲げるテロ組織)は、ともに軍用ライドバックを導入し武力対決に踏み切る。

【脚本の素晴らしさ】
 物語は、GGP対BMAの争いを軸にしながら、その周辺の動きを含めて多面的な展開を見せる。GGPとBMAいずれにも主流派・反主流派があり、複雑な内部抗争が陰に陽に進行する。驚くべきは、こうした策動をきちんと描ききった脚本の妙。ストーリーに直接関わる主要人物だけで1ダースを超えるのに、各人が従う指導原理が明確に叙述され、それぞれの行動方針に納得がいく。
 私が好きなのは、GGPで副官的な立場にある女性士官の描写。ふだんは感情を見せず実務的なのに、ロマノフが退席すると、書類をさっさと片付けながら自分でパラパラめくり、不敵な笑みを浮かべる。ネタバレレビューを読む登場人物の多くがただの賑やかしにすぎない水増しアニメとは一線を画する、本格的な群像劇と言って良い。
 全体の中心にいるのが、ヒロインの琳。彼女は、震災で早世した天才バレリーナの娘として過度の期待にさらされ悩んでいたが、舞台上での怪我を契機に、バレエからきっぱり引退。何の目標もなく進学した大学で、スポーツとしてのライドバック競技に出会い、バレエで鍛えた身体能力を生かして好成績を収める。そのまま楽しい学園生活を送れるかと思いきや、親友をテロから救うためにライドバックを超絶技巧で乗りこなす映像がテレビで放映され、運命が一転。GGPとBMA双方から目を付けられ、両者の狭間で翻弄され続ける。
 琳は、もともとモラトリアム型で社会問題に関心がなく、バレエという閉ざされた世界で生きてきた。そのせいでGGPやBMAについての知識が乏しく、しばしば優柔不断に思える言動を示す。しかし、そのことが逆に、2つの勢力を善と悪に分ける教条的な解釈をいましめ、人間らしい生き方の何たるかを教えてくれる。このような描写を正しく読み解くことができれば、最終局面で彼女がある選択を行う理由がはっきりとわかるだろう。
 興味深いことに、こうした琳の姿は原作漫画と大きく異なっており、アニメ独自のものである。脚色を行ったライターの貢献か、監督が作品の方向性を指示したのか、具体的な経緯はわからない。

【高度な演出テクニック】
 アニメ『RIDEBACK』最大の眼目は、練り上げられた脚本を完璧に映像化した演出テクニックだろう。新人監督・高橋敦史の力量には端倪すべからざるものがある。
 例えば、何度も挿入されるテレビの報道番組。第5話では、テロ騒動から脱出するライドバックの映像を紹介しながら、いかにも聡明そうな解説者が、乗っているのが二人連れの女性であり、民間人が軍の包囲網を突破したことを、驚きを押し殺した口調で指摘する。時間軸に沿って繰り広げられるアクションを堪能してきた視聴者は、その瞬間、自分たちの目にした光景が、客観的にはどう認識されるかを察知する。このように視聴者の理解を映像でコントロールするのは、きわめて高度な技術を要するのだが、高橋は、いともやすやすと実行している。
 アクションシーンも素晴らしい。ライドバックは、近未来の乗り物であるにもかかわらず、エンジンを吹かす音やタイヤの軋みがオートバイそっくりで、妙に生々しい。これは、SFの世界に視聴者の知悉する現実を適度に混ぜることで、リアリティを増す手法である。よくよく目を凝らすと、走行中に車輪の位置が変わったり、かなりの高さから無事に着地したりと、工学的に無理のある動きも散見するが、エンジンやタイヤのリアルさが際だっているので、あまり気にならない。近未来的な操作パネルと旧式のハンドルやペダルが混在する外観も、印象的な音響と相まって臨場感を増幅する。
 人間が搭乗する二足歩行型巨大ロボットは、技術上の障害が多く高速走行は困難である。ロボットアニメでは、(『コードギアス 反逆のルルーシュ』のように)脚部に車輪を取り付けたり、(『新世紀エヴァンゲリオン』のように)あえて人工物には不可能な動作をさせて逆に非現実感を強調したりすることで、表現上の問題を回避する。『RIDEBACK』は、オートバイ型変形ロボットという独自の解決法を提示した訳である。オートバイのようにスピーディに動き回って視聴者に高揚感を味わわせた後、変形して人型に近い形態になる(こうした工夫は、オープニングアニメで集約的に表現されている)。
 ロボット同士のバトルもある。特に、第6話と第11話の終わり近く、琳が軍用ライドバックと闘うシーンの迫力は凄まじい。どちらも数秒で終わる一瞬の闘いなので、子供には物足りないだろうが、状況を把握できる大人は、息を殺して画面を見つめ、終わった後はしばし呆然としてしまう。

【作品に込められたメッセージ】
 アニメは、最終回でストーリーラインが分裂したように見える。ネタバレレビューを読むこのラストは、ハッピーエンドのようで、どこか煮え切らなさを感じさせる。
 ある意味、それは当然のことである。世界秩序が一変したのに、すべてがあっさり解決するはずがない。「こんな解決法もありますよ」と提示するにとどめたと考えるべきだろう。
 力に頼る秩序は意外なほど脆く、簡単に壊れてしまう。現代人は、その危険性を至る所で目にしているはずだ。では、どうすれば良いのか。答えはない。しかし、アニメの中で琳は、答えがないなりに、決して踏み越えてはいけない一線、揺るがしてはならない原則があることを示す。それは、「命を守る」ということだ。時に力への憧れに身を任せそうになりながらも、彼女がこの原則を失念することはない。
 琳は、大切な家族や友人を助けようとするとき以外、他人に暴力を振るわない。第6話で弟を守るために警官を負傷させてしまうと、その警官が夢に現れ彼女を責めさいなむ。それほど、命を守るという原則を重んじているのだ。BMAのリーダー・キーファが、抜群の技量を持ちながら優柔不断で行動を起こそうとしない琳をなじったとき、彼女はこう答える。

 「人の命をなんとも思わない人たちと一緒にいるだけで、吐き気がします」

 素朴で情緒的だが、人間らしく力強い答えである。

【どうでも良いことですが】
 琳は、幼い頃から短いチュチュを穿いてクラシックバレエを踊ってきたので、パンツが見えても恥ずかしくないのだろう……多分。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

映像的なオーパーツ。すさまじい映像のアニメでした。

 当時、本作を見てアニメというものの表現の可能性に驚かされました。すさまじい3DCGでした。OP映像のレンダリングのすさまじさ。グランツーリスモみたいなゲーム専用機ではなく、アニメでここまで金属光沢が表現できるのか、という感動がありました。映像的にはオーパーツかもしれません。

 話はバレエを怪我で諦めた女子大生が、バイク+ロボットのような乗り物ライドバックに出会い、テロに巻き込まれてテロリストとして指名手配されるというストーリーです。
 正直テーマは見つけづらいところがあります。ライドバックの動きがバレエに通じるところがあって、ヒロインは覚醒します。が、ヒロインには主義主張もなく友人を助けるという動機で、テロに巻き込まれて逃げ回るだけです。

 友情のエピソードも主体的ではなく憧れの存在としてなついてくる幼馴染とのストーリーでした。

 ただ、13話で話が奇麗に完結しているうえに、ストーリーは面白かったと思います。ライドバックというバレエに通じる機械と出会い覚醒する。この乗り物を極めたいと思う。そこまでは良かったと思います。ただ、その後のヒロインの行動の選択になんでもいいので「動機」があればなあと。テロに加わるにしても、逃走するにしても、全く別の競技などのストーリーにするにせよ「私はこうしたい」が弱いですよね。「友人を助けたい」はウォンツではなくマストですので動機とは言い難いです。

 だから、最後ヘリに乗らない選択をした時に「おお」と思いましたし、彼女が主体性を持って動けたのはいいのですが「心の赴くままに舞う」ためだけにその選択をしたのがどうだったでしょう。バレエの代替ではないのか、という疑問が生じます。
 彼女がライドバックで美しく舞うのを見るためだけに作られたアニメに感じてしまい、ちょっとストーリーの深みという点で残念でした。

 ただしそのヒロインがライドバックで舞うアニメの出来は半端ではありませんでした。迫力、動きやエフェクト、3DCG等々が素晴らしく、なんといってもヒロインの造形の魅力があって「アニメを見る」という楽しみにおいては、すさまじい水準の作品だったと思います。ですので、映像を楽しむだけでも見る価値があると思います。映像だけは何年たっても心に残っていました。声優さんも一世を風靡した水樹奈々さんでしたので、力が入っていたのでしょう。

 再視聴したくてアマプラやDアニメを探しましたが無くて、結局古い録画を探して見つけ出しました。ということは、やはり人気は無いのでしょう。JDという年齢層、テロに巻き込まれて行く、ネタバレレビューを読むという題材が、受け入れられなかったのかもしれません。


追記 SF設定について、バイクで戦うは荒唐無稽のような感じがあります。その昔のSFでメガフォースという映画でバイクで戦ってましたが、やっぱりちょっと頼りないというか、空想にしか見えないというか…瓦礫には圧倒的に弱そうですし、射撃をするにも進行方向をそっちに向けたら事故っちゃいますし。ロボット化できるならありなんでしょうか?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ロボットアニメへのなり損ない

キャラの絵柄は地道。雰囲気もちょっと大人しい。
ぱっと見、ロボットものだと思われがちですが、実際に視聴してみるとロボットアニメのカテゴリーには微妙に入らないのが理解できます。
オートバイに手足が生えたような車両「RIDE BACK」(ライドバック)。
ひとりの少女が、このメカと出会い、天才的なライダーとしての才能を開化させていくお話。

・・・・だけじゃあない作品でした。


作品タイトルにもなっているライドバックは、基本的にはオートバイの進化系のようなもの。手が出ていたり人型に変形するのは、姿勢制御や移動する場所を選ばないためのバリエーションのような役割です。人間が搭乗し、移動する乗り物であることに変わりはありません。
怪我でバレエダンサーとしての夢敗れた主人公が、偶然このライドバッグに乗って新たな喜びを見つけ、バレエで培ったセンスを活かしたライドで一流に上り詰めていく・・・という、話だと思いました。最初の方は。
颯爽とスカートを翻しながら華麗に踊るような主人公のライディングが素敵です。


ただ、中盤からは、政治やテロやらが絡んできて、ライドバッグ=兵器、のような扱いになってしまいます。
そういう路線、つまりライドバッグをロボットアニメのロボット的な扱いにして、アクションバトルをやるならソレはソレで良かったんですが、いまひとつそういう方向にも突き抜けていない。半端なポジションで納まってしまい魅力半減でした。
こういうメカなら、アクションはカーチェイスやアクロバットで充分でしょうに、普通。
鉄砲撃ったり殴ったりするシーンが多くて「何か違う」って印象でした。

また、不必要に世界を支配する組織がどうのこうのと、大きな風呂敷を広げるもんだから、暗くて血生臭いストーリーになってきます。
レースやメカアクションものの肝であるスカッとする要素が、そのやたらと重苦しい雰囲気ために台無し。爽快感に欠ける展開と進行でした。
そもそも設定に無理がありすぎるんです。
世界情勢を変えるくらいの新機軸って・・・これが? ( ̄△ ̄)


素直に「少女が特殊な愛機とレースする」作品だったら面白かったとおもうんですが、個人的には。
いいギミックなのに、素材の調理方法を間違ったようで残念。
ほんと勿体無い。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 22

66.0 21 大学生で漫画原作なアニメランキング21位
キリングバイツ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (248)
912人が棚に入れました
平凡な大学生・野本裕也(のもとゆうや)は、謎の少女・ヒトミと出会う。ひと気のない廃棄場にて、野本は彼女が獣の姿に変貌し、獅子の怪物と死闘を繰り広げる様を目撃する。彼らの正体は、人類の頭脳と獣の牙を併せ持った「獣闘士(ブルート)」。そしてヒトミは、最強の闘争本能を秘めた獣闘士「蜜獲(ラーテル)」だった。獣闘士たちは、古来より日本経済を支配してきた4大財閥、三門・八菱・角供・石田に抱えられ、その代理人として決闘を行い、覇権を争ってきたのである。そして野本もまたヒトミと出会ったことで、この獣闘士たちの熾烈な戦い「牙闘(キリングバイツ)」に飲み込まれていく──。

声優・キャラクター
雨宮天、羽多野渉、内田真礼、上坂すみれ、赤﨑千夏、潘めぐみ、浅川悠、本田貴子、柴田秀勝
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

セクシー&バイオレンスなケダモノバトルアニメ

あらすじ

ネタバレレビューを読む

同名原作コミック(未読)のアニメ化作品。


【物語 3.5点】
本能の赴くままにバトル描写するためのシンプルな構成。


上記の超設定による土台の上で、
序盤の小競り合いを経た後、中盤以降は、各獣人の回想も交えつつ、
ひたすらチームバトルロイヤル大会の描写に徹する。

エロ要素もネタバレレビューを読む
お下劣な獣人も逐次投入されショーは低俗化。


毎回、波乱が巻き起こったED後には、おまけアニメ「導け!オシエちゃん」が挿入。
ヒロイン・ラーテルと共生関係にある鳥の如き性格を百合妄想として爆裂させ、
混迷に拍車をかける。


このままでは評点は底割れ必至だが、
こんな獣人バトルのために広げたような陰謀論設定の大風呂敷を、
1クール、一大会で、それなりに畳んでみせ、
意外と着地は決まっている。


【作画 3.5点】
ハミ尻美女獣人が躍動ということで、どーしても尻にばかり目が行ってしまいますがw
肉体描写は体幹を中心にまずまず。

その上で各ケダモノの特徴を再現した技の応酬など、
部位欠損も辞さないグロ表現も交えて
描写されるバトル作画は中々刺激的(あとはエロもw)


【キャラ 3.5点】
男子主人公は典型的な意志薄弱の流され体質。

ですが、これは獣人アニメ。人間主人公の影が薄くて何が悪い?
とばかりに開き直り、イライラは通り越すためか、
不思議とストレスは感じませんでした。


各獣人の性格&バトル設定を補強するケダモノイラスト解説は、
やや誇張やこじつけを疑わせる内容もあるもののw
ギャグ含みの煽りと割り切れば、盛り上がることも可能。

ヒロイン獣人・宇崎瞳の元ネタが小型食肉類のラーテルというのは変化球だが、
ドン引きする位の不屈の闘志など、
バトルの王道にマイナーなケダモノのしつこい性格がマッチ。


百獣集結の中、私のお気に入りはラビこと稲葉 初(うい)。
脱兎の如く逃げることと、穴を掘ること以外は、ほぼ戦闘力ゼロのウサギさんが、
凄惨な獣人バトルロイヤルに投入される悲劇は、癒やしももたらす一服の清涼剤でした。
(最後のネタバレレビューを読む


【声優 4.0点】
全体的にテンション高め。

ヒロイン・宇崎瞳(ラーテル)役は雨宮 天さん。
「牙が鋭い方が勝つ!」(←毎回、決め台詞が強引w)と吠える勇ましい獣人ヒロインボイスに燃えるか、
男子主人公を「殺すぞ!」とパシリにするオラオラボイスに調教されるか、
反転、祠堂さんに手懐けられて頭をナデナデされる甘えボイスに萌えるか、
どれでも、お好きな方をお選び下さい。


ライバル・三門財閥を率いる令嬢・陽湖を演じた潘 めぐみさん。
形成有利の時は上から目線で勝ち誇り、不利の時は狼狽え、絶望する、
起伏の激しい明快なボイスでショーアップに寄与。
(最後は、ネタバレレビューを読む


ナレーション役の諏訪部 順一さんは獣人解説等で、
CV.篠崎 舞さんは司会進行役&次回予告で会場過熱に貢献。


私のツボ:毎回おまけアニメにて「オシエちゃんは獣人でも何でもない!」
のナレーションで締めるグタグタな幕引き。


【音楽 4.0点】
劇伴はロック中心で押しまくり熱戦を煽る。

OPのfripSide「killing bites」も今回はロック寄りのアレンジで闘争本能を追求。

EDもロックバンド・キツネツキの「ケダモノダモノ」
“あのコはどっから見ても ケダモノだもの”
ED映像……どっから見ても、美女のセクシーボディでした。
ありがとうございましたw


【感想】
ケモノで萌えだのフレンズだのも結構だけど、
たまには野生の本能剥き出しで、しばき合う(絡まり合う)やつが観たい!
などと欲望の赴くままに視聴したので満足度は高め。

ケモノアニメも近年は、ケモ耳からガチの獣人まで、癒やしからバイオレンスまで、
テーマなしのノンストレスな内容から、獣の設定を社会風刺に用いた重厚な内容まで、
幅広いラインナップで、気分に応じて視聴選択できて、
ケモナーにとっては幸せな時代ですね。

ロボットアニメにもソースを少し分けて欲しい位ですw

投稿 : 2025/01/04
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

牙の鋭い方が勝つ…それが「牙闘(キリングバイツ)」だ。

この作品の原作は未読です。
天ちゃんが主人公を演じると知り視聴を始めた作品ですが、その他にも真礼ちゃん、上坂さんは潘さんも出演されています。

この物語は、「キリングバイツ」という勇ましいタイトルから想像できる通り、お互いの身を粉にした争いが描かれているのですが、繰り広げられるのはただの取っ組み合いではありません。

この物語で戦う戦士は、特定の獣の能力を得るための獣化手術を受けているんです。
そしていざ戦闘になると、自身に眠っている獣の能力を呼び起こして獣化し、獣の闘争本能同士がぶつかり合うんです。

そして獣化する対象に選ばれる獣も千差万別…
この部分だけを見ると、まるでテラフォーマーズを彷彿とさせますが、相手がゴッキーじゃないだけ私は見易かったです。
でも、相手がお互い獣化した人間同士でも戦いの激しさは半端ありません。

天ちゃん演じるラーテルの名を持つ戦士が、主人公の宇崎 瞳…
実は恥ずかしながら私はこの作品を視聴するまでラーテルという生き物の存在を知りませんでした。
強い獣…というと、ライオンや虎がまず脳裏に浮かびますが、何故ラーテル…?

別に主人公が強くなきゃいけない道理はありません。
でも、公式HPの不敵な笑み…潜在的な強さが滲み出ている感じが、より一層興味に拍車をかけるんです。

思わず調べてしまいました…^^;
すると何故瞳がラーテルなのかが分かったような気がしました。

このラーテル…全長は約80~100㎝と決して大柄ではありません。
ですが「世界一怖いもの知らずの動物」とギネスブックで認定されているそうなんです。

その由来は、自分より遥かに身体の大きいライオンやハイエナになんの躊躇もなく果敢に立ち向かい、時には獲物すら奪うこともあるとか…
目に入った捕食対象を手あたり次第に口にするなど「食」のためならライオンでさえ恐れない…

その秘訣は、分厚い毛皮で猛獣の爪や牙が簡単には通らない上、毒蛇の猛毒にも耐性を持っているので、コブラの様な猛毒を持つ蛇ですらラーテルにとっては只の捕食対象でしかないんです。

自分より何倍も身体の大きな相手に怯むことなく向かっていく闘争本能…
これこそがラーテルの真骨頂であり、瞳がラーテルである所以…
格好良いじゃありませんか…

一方、物語の方ですが、「キリングバイツ デストロイヤル」として、1チーム3人の計4チームが出場して優劣を競い合う展開が待っていました。
出場する12名の戦士はそれぞれ異なる獣の能力を秘めており、その能力同士の激しいぶつかり合いは視聴者の気持ちを否が応でも熱くしてくれます。

でもこのデストロイヤルは、ただの喧嘩ではありません。
水面下で蠢く様々な思惑も見どころの一つとなっています。

そしてもう一つ…この物語を語る上では欠かせない野本裕也の存在…
自分の意志を持たずこれまで流されるまま生きてきた彼でしたが、瞳と出会いデストロイヤルに強制的に参加させられた中、自らが導き出した彼なりの答え…
格好良かったのではないでしょうか。
お互いがお互いの存在する理由…このデストロイヤルは二人をそんな関係にまで昇華するには十分過ぎる場数を踏んできたと思います。

だから身体と心をバラバラにしなきゃいけなかった…
待っていたのはきっと自分の身を切るより辛い選択…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、fripSideさんの「killing bites」
エンディングテーマは、キツネツキさんの「ケダモノダモノ」
fripSideさん…今回の曲も格好良かったです。

1クール12話の物語でした。
原作は未だ連載が続いており、今回の放送でもその片鱗を覗かせてくれましたが、たった数秒の放送の中に不思議が溢れていました。
今回アニメ化されたのは1部で現在は2部が連載されているようです。
原作のストックがどの位残っているかは分かりませんが、続編を期待したい作品です。

そういえば、ラーテルって飼えるそうですよ。
ネットで見た価格は140万円…
雑食ですが肉主体のエサはランニグコストもそれなりに必要になるでしょう…

「にゃんこデイズ」でマンチカンに一目惚れして、ペットショップで度々見かけるも、そのあまりに高額な値段に手が出せずにいましたが、ラーテルはその遥か斜め上を行くんですね…
国内では唯一名古屋の東山動物園で飼育されているそうです。
その雄姿を一目見たい方は是非…^^

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

極めたB級加減

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
不思議と面白いアニメでした。能力系のバトルもので、獣人化するというのは散々やられつくしてきたと思っていたけど、なんだろうね、このアニメの際立つ魅力は。

雰囲気的には十二大戦に近いかな。

とにかく、「あれ? 思ったより面白い! 、、、いや、面白いのか? う~ん、面白いよなぁ?」って感じですね(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17

58.3 22 大学生で漫画原作なアニメランキング22位
スカートの中はケダモノでした。(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (138)
586人が棚に入れました
街コンに参加したものの、雰囲気に馴染めない静歌。
声をかけてくれたのは、年上の女子大生の涼だった。
二人で抜け出して意気投合するけど、涼の部屋で突然キスされ、押し倒されて――
「涼さんってレズ!?」と思ったけど、女の子の体にしては違和感が…
ウソでしょ…まさかこの人、女装なの!?

声優・キャラクター
花影蛍、皐月栞、金部影人、原舞香

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

出会ったのは美人のお姉さん…じゃ、ない!?

この作品の原作は未読です。
「僧侶と交わる色欲の夜に…」の後番組として放送されたComicFesta枠の作品です。
少し毛色が違いますが、少し前に放送していた「捏造トラップ-NTR-」もComicFesta枠の作品だったみたいですね。

この作品の主人公は、大人しく引っ込み思案で男性が苦手な女子大生の小南 静歌…
彼女はある日友人から誘われて街コンに参加したところ、超絶美人な霧島 涼から声を掛けられるのです。
女同士なので二人が打ち解けるのもあっという間…
でも霧島 涼は重大な秘密を隠していたのが静歌にばれてしまい…そこから物語が動いていきます。

まぁ、物語の設定としてはテンプレだと思いますが、奇をてらうこともなく無難な展開に終始する印象は決して悪くありませんでした。

やっぱり声優さんって凄い…
霧島 涼を演じている人って多分男性だと思うのですが、普通に女性キャラに声を当てても違和感が無いんです。
声質がとても柔らかくて、とても男性の声質とは思えない…
もちろん、持って生まれた才能もあると思いますが、その才能だって磨かなければ光る事はありません。
ちゃんと自分の長所を知り努力して伸ばした結果がこれなんだと思います。

この作品の特徴…だと思うんですが、日常に引き込まれる感覚…と言うのでしょうか。
綺麗な人を目の前にしてドキドキしたり…大切だと思う人への他人の目や言動が気になったり…
自分と相手との間にギャップがあれば尚更その思いもひとしお…

自分の事は自分が一番分かっていない…
これって本当なんだと心底思いました。
でも、劣等感から生まれるドロドロと蠢く気持ち…
そう思ってしまうのも理解できますし、きっと誰にでも経験のある事だと思います。

自分の気持ちにはとっくに気付いてて…
でも自分の気持ちを認めたくなくて…
ぬくもりを感じる度に離れられなくなっているのは寧ろ自分なのに…
こういう人としての感情の当たり前がしっかり描かれた作品だと思いました。

「好き」という魔法の言葉の持つ威力…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、葉月さきさんの「secret」
格好良い曲だと思います。

1クール12話で5分枠のショート作品でした。
2017年秋アニメでこの作品の後継作として「お見合い相手は教え子、強気な、問題児。」が放送されています。
やっぱりこのシリーズってそれなりに人気がある事を再認識しました。
まぁ、キャラデザは綺麗だし、声優さんも頑張っているので避ける理由もないんですけどね。
このシリーズは放送の続く限り視聴していきたいと思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

紳士的なケダモノ系女装男と流され系女子 男女ともに観れそう

原作 ハナマルオ 4分アニメ

女性向けエッチアニメ枠の新作ということで試しに観てみました。

キャラは女性コミック系とはいえ間違いなく萌えキャラ
主人公は嫌と言えないタイプの女子大生で、
相当綺麗な女装男子に迫られるお話。
ストーカーとか無理強いと言うわけでもなく、それなりのくどきテクで迫る。

男性視聴者に百合好きが多い原因の一つは、エッチシーンで男を見たくない。
経験の少ない女性も、男性的な男よりは草食系(ほぼ女)の綺麗なお兄さんの方がいいと。
 
両方にマッチした作品のように思えました。
2話まで見ましたが、女装男が女を口説くために女装してるとすれば、
ノンケで通しそうです。

この作品は、見た目はともかく、同性愛と言うキーワードが出なければ、
男女共にイケるエッチアニメだと思いました。

テレビアニメだから強烈なのを期待しても無駄。
モノ本のエロアニメではありえない作画はいいと言うことは確かでした。
なんか二人が幸せ過ぎて途中からイライラしてきました。
主人公が「この男なんで女装?」と苦悩しているうちは面白かったんですが・・・

後半は完全に女性向け幸せエッチアニメと化しました。
もともとそういうシリーズなので男性が期待する方がおかしいんでしょう。
女性または余裕がある男性向けの「テレビ放送可能微エロアニメ」と言うのが結論でした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 30

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

なんだろうな・・・

原作未読。ショートアニメ。
1.2話視聴後、何か憤りを感じて途中下車したらレヴュー書けないから最後まで観ようで最後まで観ました。私は下品な作品は嫌いじゃありませんがこういうのはベクトルが違います。アニメにする位だから原作はそこそこ面白いのかな?だったら制作側が悪いのかな?これ犯罪じゃないの?そして何故か下は簡単に脱がされている男性苦手というヒロイン?スカートの下がケダモノなのはヒロインの方じゃないのか。簡単に下着脱がされたり、脱がしたりするような2人がピュアな恋愛ぽい事されても虫唾が走るわ。どの辺が面白いのか教えて下さい(笑)。



私のツボ:結局顔なんだよね

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4

60.0 23 大学生で漫画原作なアニメランキング23位
惑星のさみだれ(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (162)
363人が棚に入れました
ごく普通の平凡大学生だった雨宮夕日は、ある日現れた喋るトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否する間もなく獣の騎士団の一員となった夕日は、指輪の力で超能力・掌握領域が与えられるが、早くも敵に襲われてしまう。絶体絶命のその時、夕日を救ったのはなんとお隣に住む少女・さみだれだった。救世主の降臨と思いきや、実はさみだれは地球征服を企む魔王だった……。 そのでたらめな強さと魔王的魅力に惹かれた夕日は彼女の下僕となり、彼女が望む別の思惑に加担する事になる。
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

アニメファンの先見性の無さに絶望したが、「逆張り完全勝利」を確信したので強気に攻めまくります

※解釈難易度が高すぎるため物語評価を4.5に下方修正
※その一方で音楽評価を5に上方修正

●ルシファーとは誰か?

本作のサブタイトルに「ルシファーとビスケットハンマー」とありますが
ネタバレレビューを読む


●猫が繋ぐ魔王の属性
風巻氏が「創造領域」の能力により12体目として生み出したのはネタバレレビューを読むそれこそが彼女の願いであったということでありましょう。

以上のように解釈してみるととても綺麗な終焉までを見事に描き切っているため
もしも展開が把握できるなら2週目3週目以降も楽しめる名作であるとも考えられ
よって原作ファンが絶賛する気も理解できるという結論に至るわけであります。




●アニマの嘘

十年後、大人になったネタバレレビューを読む「惑星」に関する数字であり、「願い叶う【光】」やOP曲の「暁光」に関係します。

以上、本作特有の「象徴的表現法」はかなり洗練されているとは思いますが、
これを見てすべてを理解できる人は限りなく少ないように思います。
という意味では酷評されるも無理ないと言えるのかもしれません。



最終話を見た感想としては、伏線は見事に機能して辻褄も合っており
矛盾点は基本無いように感じました。

設定も精密というくらいなまでに見事に生かされていたようですが
ただこれを見て普通に全部理解できるかと言えば、解釈難易度かなりのもののため
ついて行けない人も相応にいるように思います。

象徴的な表現法が多用されていますが、これもそういう視点から見ないと
ただ説明不足の物語にしか見えないということになるのかもしれません。

もしかしたら原作の重要箇所を端折り過ぎていたために説明不足感が生まれたという
可能性も否定はできませんが、個人的には話の大筋は理解できてしまったので
最終的に大きな減点には繋がりませんでした。

解釈を難しくしている要因について考えてみましたが、一つには純粋SFネタバレレビューを読む
違和感を感じた人ももしかしたらいたのかもしれません。


●SF的設定がもたらした罪と罰、視聴者を混迷に導くか?
個人的に思ったのは本作はファンタジー路線を進むべきであり
アニネタバレレビューを読む説明しろと言われたら
恐らくすべてが破綻することと思います。

そしてもしもネタバレレビューを読むの本質が知りたいという人がいるならば、
個人的には ネタバレレビューを読むをやることを強く推奨するでしょう。

●作画が惨いと評判の一見して糞アニメと呼ばれる本作の真価は如何に?
主人公の成長については兎に角よく描けていたことだけは間違いない良作アニメ
だと思っておりましたが・・・

前回の内容を見る限りにおいては各種の不安要素が徐々に鎌首をもたげてくるような感じで
じりじりと嫌な雰囲気が全体を包み込むようにして広がっている、
そんな印象を強く受けてしまいました・・・

更に悪いことにはこの期に及んで原作ファンの酷評とか見たら、いよいよこれは本格的に
期待外れの結末とか覚悟するしかないという話になるわけであります。

そのような前提で最新作を見たわけですが、どういうわけがこれが期待外れなまでに面白い!?
なんじゃこりゃ??というまるで意味不明な展開であります。

本作のキャラ設定とかやたら洗練されていることは重々承知していましたが
だからと言って終盤戦での失速が無いという理由にはならないわけですから
ある程度までは終盤戦での失速あり得ることについては想定していたのですが・・・

実際蓋を開けてみたら、駄作どころか良作レベルを余裕越えるもの凄い盛り上がり展開が
待っていたという、なんじゃこりゃ?展開であります・・・

本作については、原作ファンが何を言おうが全無視でいいのかもしれません。
本作は「腐っても鯛」レベルの物語性を誇るが故に、
結末を見ずして即断は禁物と改めて実感した次第に御座います。



●因果律の糸は絶たれた?
ネタバレレビューを読む


●未来へ続くは棘なりしか、飛燕草
ファンタジーとは「集合的無意識」ネタバレレビューを読むどのような態度を示すでしょうか?

ある意味泥人形との戦いを描くよりも落としどころが難しいため
不安がまず頭をよぎりますが、この決着をどうつけるのか大変見ものでもあります。

●ネタバレソングの登場?
ネタバレレビューを読む

●連鎖するくびきの虜
フクロウの騎士 茜太陽はムッツ貧弱根暗眼鏡キャラであるところの主人公に
どこか似ているところがあり、 ネタバレレビューを読むとだけは
どうにか避けてもらいたいと願うばかりであります

●「墓穴」に入らずんば虎児を得ず
原作ファンによる「ネタバレ禁止かん口令」のフラグネタバレレビューを読む

●踊るデッドエンドのからくり
後半戦に突入早々ネタバレレビューを読むジュリエットが迎える運命とは、さて?

●死亡フラグは3度死ぬ?
獣の騎士すべてが集結し、これから泥人形とのネタバレレビューを読む

1話~6話の主人公のネタバレレビューを読むを描いた物語展開には個人的にかなりの好印象を持っておりますが
それ以降から前半戦終わりにかけての展開にはネタバレレビューを読む

失速し続けるのか?それとも急転するのか?
後半戦に期待を託します。

●先の展開を予想
獣の騎士全員揃っての初戦はネタバレレビューを読む結果でしたが、
この先も順調にネタバレレビューを読むしまうような展開はありそうかと思いますが、

次回以降その辺に注目しつつ展開が動くことを期待いたします。

●ある意味アニメという概念が通じない世界を描く?
最新話はネタバレレビューを読む「姫回」でした。
獣の騎士が勢揃いしていよいよ急展開を迎えるのか?と思いきや
ネタバレレビューを読む展開を見せられた
通常のアニメファンはかなり戸惑ったのかもしれません。
ネタバレレビューを読むについて精通してる人からしたらある意味神回だったと言っても
過言ではないのかもしれません。

以前ならば慎重さこそに重きを置いていた貧弱眼鏡の主人公でしたが
ここぞと言う瞬間にはネタバレレビューを読むとしてはとても見所が多いお話でありました。

●主人公が騎士契約に応じた理由
ネタバレレビューを読む

●10話でついにすべての条件が揃った?
ネタバレレビューを読む

●9話で明確になった本作の特徴
群像劇をさり気なくぶっこみつつも師弟関係の人間ドラマをまともに描いてくるあたりは
流石名作という評判もあながち嘘ではないと確認した回でした。


●小耳にはさんだ情報によれば、なんでも本作に対しては原作ファンによって
「ネタバレ厳禁」のかん口令が敷かれている模様です。
そしてここでの評価が異常に低いという状況と合わせて総合的に考えると
これは「途中で切ったら後悔する系の名作」あるいは「隠れた名作」になる可能性が濃厚です。

キャラ設定や謎めいた各シーンを振り返ってみると、兎に角分析しなければならない要素が
あまりに多すぎてそれをまとめようにも1話だけで手一杯な状態であります。

考察系を得意とする人にはネタバレレビューを読む

今後の展開に大注目であります。


〇7話視聴直後の感想…
主人公の思いとその行方ネタバレレビューを読むにいよいよ「変化の兆し」が現れるのでありました。
ネタバレレビューを読むを受けたことが特に大きかったのは言うまでもないですが、
ネタバレレビューを読むが新たな展開を生むのは必至の状況。
ネタバレレビューを読む
より多くの視聴者に正しく伝えるには、ネタバレレビューを読む


●第1話を押さえるための予備知識に触れてみます。
ネタバレレビューを読む

●本作の敗者復活も可能かもしれない?
潜在的力を秘めた究極の※「ネタバレ」ソングです。
ネタバレレビューを読む


●タイトルとOPからイメージされるもの
本作 ~惑星のさみだれ~ は ☆彡☆彡☆彡ネタバレレビューを読む

●洗練しつくされているからこそ理解するのが難しいキャラ設定について
ネタバレレビューを読む

●豪傑の姫君の投機敢行、その目的は?
ネタバレレビューを読む


原作はなんだか凄いらしい!?という高評価の一方で、アニメ化されたに本作に関しては、原作ファンでさえもが酷評してるような?情況がここのレビューでさえも当然の如く見受けられますが、
当方個人の見解としましてはネタバレレビューを読む本作はマシどころか控えめに言っても佳作か?
それ以上の傑作予備軍になり得るものと確信!?いたします。

本作の特徴として抑えてほしいポイントとして、まず異能力バトルの要素はあるもののそれを最大の見せ場としていないネタバレレビューを読むコメディネタバレレビューを読む純コメディ路線が好みの人には相性が悪い可能性が濃厚です。
ジャンルセレクト的な話をするとネタバレレビューを読む物語ということになりますが、ミステリーの要素もそれなりに強く、同じ原作者の系統に属する「プラネット・ウィズ」同様の独特のクセがあるネタバレレビューを読むよってクセの強い作品が苦手ネタバレレビューを読むの人には向かないように思われます。

また原作ファンなどからの酷評の原因として考えられることは、もしかしたら決定的な!?尺不足という問題があるのかもしれません。
ネタバレレビューを読む

(6話まで見て評価を全体的に上方修正)
ストーリー展開だけで評価したら今期注目度№1のリコリコに勝るとも劣らない優れた描写力、これこそが本作の最大の売りであります。
しかしながら、描写力のレベルが高いというのは諸刃の剣にもなり得、見てる側にとっては難解であるという結果にも繋がりやすく、その結果が低評価に表れているものと推測いたします。

ビバビバびろ~んと天空に聳える
あの「ピロウズ⚖ハンマー」の正体とは?
ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む

そういう意味では本作は不親切な作りをしているとも言えますが、ネタバレレビューを読む優良作品になり得るものと確信いたします。

本作を攻略する上で一番重要なことは、主人公をはじめとする登場人物の性格や人間性をいかに正確に把握できるかということに尽きますネタバレレビューを読む

一見して無気力で根暗で何の魅力もない主人公?
視聴者ウケは初回から非常に厳しく、ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む契約」になんて絶対に応じないはずの主人公があっさり姫と契約してしまうというミステリー?その謎が解けるかどうかが最大の関門でありますが、そこを見事にクリアできるなら
ネタバレレビューを読む濃厚な人間ドラマをここまで上手く描けた作品はなかなかお目にかかれないと
アニメアンチも太鼓判押さざるを得ないというとても皮肉なお話でございましたw


(これは図に上ったアニメアンチの露骨な蛇足に過ぎない意見ですが)
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

考察勢向けニッチ作品ですね。原作はみんなついて行っていたの?

「昔は人気だったとか」「原作と違って作画が」とか言う評価もありまいたが、本当でしょうか?

 本作の面白さは少なくともSF的な考察です。完全にサブカルSF考察厨のニッチ向けです。
 最後で比較的まともな説明があったので、かえってびっくりするくらいでした。そこは種まきしておいて考察させようよという気もします。

 この話、みんなついて行けていたのでしょうか?どう考えてもストーリーに首を傾げながら見るような感じです。それとも人間ドラマに見るべきところがあって人気だったのでしょうか?

 それと原作の絵は検索でチェックした程度ですが、正直アニメと大して変わりませんでした。


 さて、本編です。考察の要素ですが、地球を壊すという意味2人分、アカシックレコードは結局だれが得た、アニマアニムスの正体、半月と稲近の特殊扱いがどういう意味なのか?時間経過のSF的扱い、特殊な空間の人物はいつの人物か?などを考察して行くと答えらしきものが見える気がします。

 特にさみだれが地球を壊したいという意味については哲学的な死の意味に通じるところも出てきます。
 12人の使途はなんのモチーフかとか正体についてはちょっとずっこけました。
 ストーリー上いろいろな人間の思惑はありますが、基本こんな感じで押さえて行けば素材は一旦必要十分は整います。

 ただこういう要素があっちこっちに散らばっていて、初見だけで理解できるかなあ、という感じはします。特にアニメはペラペラ紙を捲るような考察がやりづらいです。

 私は20、21話を先に見て、タイムパラドックスどうなっているの?という視点で見ていたのでなんとか初見でも、ひっかかる場所はブックマークを脳内でつけられましたので、戻る手間はそうでもなかったですけど、視点が人間関係や12使途などに幻惑されると厳しいですね。

 タイムパラドックスの明確な回答は無いですが、時間遡行により世界線が増えるイメージの説明と、未来が変わるような説明、未来と過去の因果の逆転を許容するような説明が混在し、不思議な感じがしました。ここは言葉足らずですね。人の動きと関連は理解できますけど。

 本作がなぜサブカル系に分類されるかわかりました。少なくとも分かりやすいエンタメではなく、SF的な視点で流れをつなげるという楽しみを見出すのだと思います。
 やっぱり「ブギーポップ」を連想します。あれの面倒くささに通じます。「ザ・ラノベ」と言うくらいクリエータへの影響が大きな作品なので、本作の原作者も読んでいるのでは?

 本作原作者とアニメ化に挑戦したクリエータの、壮大で頭を使う展開にチャレンジした精神には素直に敬意を表したいと思います。

 5話までがちょっと気に入らないので、マイナスポイントはありますが、68点くらいはつけて良いのでは?5話まで上手く作っていれば75点という感じです。SFだけなら80点くらいかなあ。
 



21話までレビュー

 途中見てなかったですが、2クールもクライマックスなので確認のため20話~21話の説明を聞いてえっ?何それ?となりました。若干戦闘シーンなどとばして遡りながら確認しましたが以下の部分不明です。

 5話で断念していたので、改めて見返すとアニマ・アニムスという主要キャラが重要みたいですね。

「アニマ・アニムス」はユング関連でネットで調べればわかると思いますが、この名前を対にして冠したことが何かテーマ性や思想性がありましたでしょうか。神とか宇宙が出てくるのでそれっぽく説明は出来るでしょうけど…
 そもそも兄妹のネタバレレビューを読むという「設定の説明」はありましたけど、アニマ・アニムスの存在理由というかどういう存在なのかの説明がありません。

 アニマ・アニムスの名から言って、さみだれ夕日の関係性が逆に起点で、病気や母親に関連して未来に何かを産み出した、みたいな読み取り方も考えましたが、どうも違います。つまり、最後に突然設定を出されて「はい、これが答えです」という「進撃の巨人」的な設定で設定を収束させるようなのイメージを抱きます。で解決方法がネタバレレビューを読むって…


 あるいは地球に対するハンマー=破壊の象徴だと思いますが、この破壊の意味性って時間をさかのぼりたいっていう欲求?ハンマーは子供っぽさの表れ?
「さみだれ」というわざわざ通常人名にしない名前を持って来た意味は?12人の気象現象を各名前にした意味は?そもそも12人の意味は月別ってこと?12使途とかではなく?

 そもそもネタバレレビューを読む
 ここの説明が無い気がします。

 土人形VS12人の騎士はルールだけの問題かよ?という突っ込みはさておいて、そこのドラマに意味がないとは言いません。ただなあ…さみだれ夕日とアニマアニムスの因果関係性が逆転するとか、何かないかなあ?
 あと精霊はアニマに以前会っていたような感じですけど、いつ会ったの?

 なお、秋谷がネタバレレビューを読むアニムスが地球壊す意味は?
 あとカジキと老人ですから「老人と海」ってなんか関係ありますかね?力を振り絞って最後の航海…少年との交流…まあ、雰囲気だけかもしれません。 

 さみだれが、地球が欲しいことに対して何か意味合いがあるのでしょうか。病気を治さないという理由が「年を経た魂」ですから、この魂設定ってなんでしょうね?この魂も唐突でした。


 以上のようなことが最終回で説明あるんでしょうか?それとも考察するとわかるのかなあ…ただ、救いがあるとすれば、最後まで話が描かれそうですね。それだけは大変よろしいかと思います。

 で、言われている作画どうこうは、私は別に気になりません。むしろ1話~5話くらいの導入部のエピソードに、今の視聴者にも興味がひかれる工夫が足りない気がします。
 あと、この内容を2クールでやっても恐らく今の視聴者はついてこれないです。ブギーポップとかと同じですね。原作を読んでいることが前提になる気がします…私も画面だけだと理解しきれている感じがありません。

 評価は一旦オール3に戻して、視聴中にします。最終回確認してからですね。


22話 〇〇〇年って…そういうこと?

 アニムスの〇〇〇年はいる…ってそういうこと???偶然の一致のわけないですよね。マンガ原作なんだから。
 うーん。あんまり似ている感じとか同一人物っぽくはないですけど…顔の特徴が全く似てないなあ。ただ、彼については唐突な設定だなあとは思いましたけど。

 表現的には彼自身じゃなくてネタバレレビューを読むまあ、関連を考察するんでしょうねえ。

 後はさみだれがなんで地球を壊したいか、ですね。


 あ、そうか。別人だけど、習得までに〇〇〇年かかるってこと?やっぱりアレには人格があって、教えてくれる感じなんでしょうか。ただ、どこかでそのタイミングがあるという示唆かもしれません。



以下 初見時断念までレビュー

1話「さみだれ」って名前かい!面白さはこれからかな。

ネタバレレビューを読む


2話 うーん。日常回?1クールで話収まるんでしょうか?説明セリフが多すぎなのは原作から?それともアニメの脚本?

ネタバレレビューを読む


3話 ストーリーの骨格は面白いんですが…これは駄目かなあ。

ネタバレレビューを読む



5話 スケールの大きさを期待したんですけど、冴えない男がジャージで住宅地と公園でトカゲとジョギングするのをずっと見せられても…

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

NAZの犠牲者

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 6

61.9 24 大学生で漫画原作なアニメランキング24位
美少女戦士セーラームーンCrystal デス・バスターズ編(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (40)
171人が棚に入れました
未来での戦いも終わり中学3年生になったうさぎ達は、つかの間の平和な日々を取り戻し­ていた。そんな折、予知夢をみる衛とレイ。不穏な気配が漂い始める。東京湾の埋立地に立てられた新設の私立無限学園に通う生徒が、次々に怪物に襲われる先­祖返り現象が起こる。早速うさぎ達は偵察を開始。私立無限学園は既に新たなる敵デス・­バスターズの支配下に・・・。更に新たな二人のセーラー戦士が出現しとまどう、うさぎ達。私立無限学園で出会った天才レーサー天王はるかに、ドキドキが止まらず惹かれていくう­さぎ。一方、ちびうさは無限学園創設者の娘、土萠ほたると知り合い、親しくなる。やがて土萠ほたるの隠された秘密が明らかになっていく・・・

声優・キャラクター
三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、前田愛、皆川純子、大原さやか、藤井ゆきよ、野島健児、広橋涼、大林洋平、中川翔子、よのひかり、土師孝也、長久友紀、たかはし智秋、本泉莉奈、大空直美、庄司宇芽香、桐本拓哉

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「愛と正義の星! 月を守護にもつ神秘の戦士! セーラームーン参上! 」

リメイク版セーラームーンの3期です。

セーラームーンの内容を知らない方は、
まずは1期&2期からどうぞ。

セーラームーンシリーズに少しでも面識がある人ならば、
「新しい戦士きたーーー!」なテンション上がる展開です。

全13話です。


● ストーリー
人間が怪物になる“先祖返り(せんぞがえり)”という不思議なニュースが
流れる中、うさぎ達は平和な日々を過ごしていた。

そんなある日、いつものゲームセンターでうさぎ達が出会ったのは、
話題の“無限学園(むげんがくえん)”に通う有名人、

天王(てんのう)みちると海王(かいおう)はるかだった。


「デス・バスターズ編」とついてますが、
敵の存在感はあまりなく(ちゃんとラスボスもいるんですけれど)、

新キャラのはるか&みちるが
ミステリアスな鍵を握った存在です。

ストーリーはよくできているとは思いますが、
全体的にパッとしない印象。なんだか、暗い。

しかし、ちゃんと盛り上げるツボは押さえてあります。


≪ 盛り上がるツボの押さえ方 ≫

新技や、新しい戦士の登場、
新アイテムの登場、そして新コスチューム。

とりあえず出しとけ!な乱発ではなく、
ここで、と出してくるタイミングがうまい。

盛り上がるツボをわかってるな~、と何度うなされたか。

キメポーズや決めゼリフは、
真似したら笑ってしまいそうなぐらい中二レベル高い。笑

しかし作画もよく動くし、
かなりいい感じにリメイクされています。

1期&2期よりかなり作画の質が向上している気がします。


≪ 新しい層を獲得することは無理…? ≫

ドラゴンボールはリメイクされ、
今の子ども達の心もがっちりつかんでいますが、

セーラームーンで同じ現象を起こすことは難しかったよう。

リメイク版を喜び盛り上がっているのは、
昔のセーラームーンを知っている世代のように思います。

1期&2期は昼や夕方の放送がありましたが、
3期はどの放送局も深夜にしか放送していないのも、
その証拠かと。

セーラームーンを改めて観ていると、
内容は小学生~中高生がターゲットのように感じます。

主人公のうさぎは、
中学3年生ですし。

“変身して戦う女の子”というコンセプトは、
今の時代のその世代には合わないのでしょうね。

どういうものが好まれるかは時代の流れだし、
仕方ありません。


● 音楽
これは1期&2期に比べると、
ガクッと勢いが落ちたように思いました。

まあ、1期はプレッシャーもあっただろうし、
それなりに力を入れていたのでしょう。

そのプレッシャーが弱まった分、
ちょっと勢いが弱まったかな。

OPのイントロは好きなんだけどなー。


【 OP「ニュームーンに恋して」
   / やくしまるえつこ・堀江美都子・ももいろクローバーZ 】

同じ曲ですが、
歌う人が3パターンで変わります。

曲が同じでも、歌う人が変わると
雰囲気も変わるものですね。

数々のアニソンを歌われてきた堀江美都子さんが、
現在60歳と知って驚きました。
いやいや、声がものすごく若い…!

そしてさすがの安定感。
3パターンの中なら堀江さんバージョンが一番聴きやすかったです。

1期からのつながりでしょうが、
正直ももクロはいらなかったww


EDは3種類です。

【 ED1「eternal eternity」
  / セーラーウラヌス(皆川純子)&セーラーネプチューン(大原さやか) 】

とりあえず皆川さんの歌声がかっこよすぎる!

ウラヌスが女とか、
EDを観ていてもなかなか信じられませんでしたww

姿も声もイケメン過ぎるんだもの…!


【 ED2「乙女のススメ」/ セーラーちびムーン(福圓美里) 】

あれ、なんか迷走してません?www

ちびうさは可愛いですが、
コーラスの野太さに犯罪臭を感じますww


【 ED3「永遠だけが二人を架ける」/ タキシード仮面(野島健児) 】

まもちゃん、昔は憧れの男性だったのに…。

気が付けば空も飛び、
よくわからないビームも発射するようになり。笑

そしてこのED。
数々のショットに笑いが止まりませんwww

この色気、まもちゃんが高校生だなんて絶対信じない!笑


● まとめ
ストーリー云々よりも、
新キャラ&セーラー戦士のパワーアップが見どころって感じかな。

見せ方がうまかった。

どうすればシーンが盛り上がるのか、
よくわかっている造りだなあと感心です。

声優さんはとてもよかったです。
特に、ほたる役の藤井ゆきよさんがとてもよく合っていました♪

ラストは意味深に終わり、
続編へのフラグとしか思えない…!

4期はあるのでしょうか?
あれば観たいと思います♪

投稿 : 2025/01/04
♥ : 16
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

デスバスターズ編のリメイク

内容としてはかなり路線変更されている感じがある。
全く別物として楽しんだほうが良さそう。
13話でまとめているからテンポがかなり早い。

ネタバレレビューを読む


OP
ニュームーンに恋して 歌 やくしまるえつこor堀江美都子orももいろクローバーZ
ED
eternal eternity 歌 セーラーウラヌス(皆川純子) & セーラーネプチューン(大原さやか)
乙女のススメ 歌 セーラーちびムーン(福圓美里)
永遠だけが二人を架ける 歌 タキシード仮面(野島健児)
ニュームーンに恋してはリズムが難しいな。よく歌いこなせるなあ堀江美都子さんを間に挟むのも面白い
EDはキャラソン感あふれている


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
未来での戦いも終わり中学3年生になったうさぎ達は、つかの間の平和な日々を取り戻していた。そんな折、予知夢を見る衛とレイ。不穏な気配が漂い始める。東京湾の埋め立て地に立てられた新設の私立無限学園に通う生徒が、次々に怪物に襲われる先祖返り減少が起こる。早速うさぎ達は偵察を開始。私立無限学園は既に新たなる敵・デス・バスターズの支配下に…。更に新たな二人のセーラー戦士が出現しとまどう、うさぎ達。私立無限学園で出会った天才レーサー天王はるかに、ドキドキが止まらず惹かれていくうさぎ。 一方、ちびうさは無限学園創設者の娘、土萠ほたると知り合い、親しくなる。やがて土萠ほたるの隠された秘密が明らかになっていく…。

第27話 Act.27 無限1 予感・前編
つかの間の平和な日々。だが、ある日「先祖がえり」という怪現象が起こり、街は騒然となる。うさぎ達は新設された無限学園へと偵察に向かうが…。

第28話 Act.27 無限1 予感・後編
ちびうさは「土萌研究所」へ迷い込み、発作で倒れこんでいる少女と出会う。突如怪物に襲われるちびうさと、うさぎ。そんな中、新しいセーラー戦士の影が!

第29話 Act.28 無限2 波紋
うさぎ達は無限学園の新入生合宿へ潜入。真夜中、魂と生気「オスティ」を捧げさせる怪しい儀式を行う有村ゆうこを見つける。新しい敵デス・バスターズとの戦いが始まる!

第30話 Act.29 無限3 2人-NEW SOLDIERS-
うさぎ達は無限学園で開催される海王みちる、羽生美々のコンサートへ。コンサートでは美々がミニットに変身し、大混乱となる!

第31話 Act.30 無限4 天王はるか・海王みちる -SAILORURANUS・SAILORNEPTUNE-
無限予備校で常に模試1位の美堂ゆいの挑発をうけ、無限学園に体験入学した亜美は敵に捕まってしまう。伝説の外部太陽系戦士、彼らの真の目的とは?

第32話 Act.31 無限5 冥王せつな -SAILORPLUTO-
照野留々が改良したテルルンという植物が生命エネルギー「オスティ」を吸い取ることを知ったまことは、うさぎ達と急ぎ無限植物園へ向かう。

第33話 Act.32 無限6 3戦士
土萌ほたるの秘密を見てしまったちびうさ…仲の良い二人の心に亀裂が。そして、謎に包まれた外部太陽系3戦士の真実が語られる。

第34話 Act.33 無限7 変身-SUPER SAILORMOON-
シプリン・プチロルの魔力に惑わされセーラー戦士達が互いに戦い合う中、突如3つのタリスマンが共鳴しあい、かつて無い現象が起こり始める。

第35話 Act.34 無限8 「無限迷宮」
一刻も早く魂を取り戻さなければ、ちびうさは死んでしまう。超生物と化した土萌教授と戦うセーラー戦士たち、そのさなか変わり果てたほたるを見つける。

第36話 Act.35 無限9 「無限迷宮」2
一刻も早く魂を取り戻さなければ、ちびうさは死んでしまう。超生物と化した土萌教授と戦うセーラー戦士たち、そのさなか変わり果てたほたるを見つける。

第37話 Act.36 無限10 無限大――上空
師ファラオ90の攻撃から、結界を張り必死で守る外部太陽系戦士達。そして命がけでちびうさの魂を守ろうとするほたるの意識が…。

第38話 Act.37 無限11 無限大――審判
セーラー戦士たちが力尽きる中、スーパーセーラームーンが「幻の銀水晶」の力を解放しようと、自ら師ファラオ90へ飛び込む。そして3つのタリスマンが共鳴し始め…!?

第39話 Act.38 無限12 無限大―旅立ち
サターンの「沈黙の鎌」が振り下ろされ、セーラームーンも消えた。世界の終焉を覚悟したその時、ひとつの光の塊がゆっくりと現れた!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

セーラー戦士の熱い想いに・・・もう引き返せなくなっています^^;

この作品との出会いは2014年から放送の開始されたWebアニメです。
これまで深夜アニメ主体で視聴を続けてきた私にとって、一つの転機となる作品でした。

セーラームーンこと月野うさぎが、仲間であるセーラー戦士を集めて悪を討伐する・・・
勧善懲悪モノのシンプルなストーリーなのですが、要所で捻りが加えられており、その捻り方が抜群で・・・かなり感動させて貰った作品でした。

大切な仲間を守るため・・・皆んなが住むこの場所を守るため・・・
相手がどんなに強大であろうと、自分達の姿勢を決して崩す事はありません。
だからいつも全力・・・

そんなセーラー戦士に悪は非情です・・・敵も欲しいモノを手に入れるために必死です。
敵味方が全力でぶつかったら・・・仲間だって傷つくのは当然です。
それにセーラー戦士は若さ故、心に隙があります。
その隙を敵に突かれ、自らの意志とは真逆の行動を余儀なくされる事だって・・・

仲間が味方に襲いかかる・・・この作品ほどこの展開が苦しい作品もありません。
繋がっているのは今この瞬間だけじゃない・・・
遠い過去からずっと繋がっているんです・・・
だから何をしたいかなんて言わなくても分かるくらい通じ合っています。
そしてそれは仲間を危険に晒すことなんかじゃない・・・

だから・・・刃を向けられないからこそ生じる傷の痛みは生半可じゃないんです。
やがて悪い夢が覚め現実に戻ってきて初めて知る事の重大さ・・・
そんな悲しみの連鎖が起きるのが分かりきっていますが、防げないのが人間の業なんでしょうね^^;

そして悲しみの連鎖は・・・3期まで繋がっていました。
2期でセーラーちびムーンが仲間になり、3期ではセーラープルート、 セーラーウラヌス、そしてセーラーネプチューンの3人が仲間になるのですが、これまでのセーラー戦士とは明らかな違いがありました。

全てのセーラー戦士はセーラー-ムーンの下に集うとばかり思っていました。
でも外部太陽系である冥王星、天王星、海王星を守護に持つ3人は、セーラームーンと距離をおこうとするのです。
彼女たちは「タリスマン」という武器を携えているのもこれまでのセーラー戦士とは異なっています。

何もかもが違うことだらけ・・・果たして外部太陽系3戦士の思惑は・・・?
新たなセーラー戦士・・・?
そして敵の狙いは・・・?

気になる方は是非本編でご確認頂ければ・・・と思います。
今期も仲間を思う気持ちが溢れていて、しっかり泣ける展開が用意されていました。

個人的な今期の敢闘賞はセーラーちびムーンです。
欲しかった友達・・・でも咄嗟の行動が相手を傷付けて・・・
絶対絶命のピンチ・・・そこから救い出してくれたのは優しさ・・・
そして変貌を遂げる彼女・・・今期はちびうさからは目が離せませんよ^^

オープニングテーマは、「ニュームーンに恋して」
やくしまるえつこさん、堀江美都子さん、ももいろクローバーZさんが歌っています。
エンディングテーマは、以下の3曲でした。
セーラーウラヌス&セーラーネプチューンの「eternal eternity」
セーラーちびムーンの「乙女のススメ」
タキシード仮面の「永遠が二人を架ける」
個人的にはオープニングがツボに入りました。

1クール12話の作品でした。物語の展開上、物凄く中途半端なところで終わっているので、続編制作前提での終わり方だと思いました。
タイトルにも書きましたが、この作品にどっぷりハマッて引き返せなくなっていますが、もう引き返す必要も感じなくなっているので、このまま4期の放送を待ちたいと思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
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