夏祭りで日常系なおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの夏祭りで日常系な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年07月06日の時点で一番の夏祭りで日常系なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.9 1 夏祭りで日常系なアニメランキング1位
苺ましまろ(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (845)
3834人が棚に入れました
短大生の伸恵を中心に、その妹の千佳、その幼馴染の美羽、ご近所の茉莉。彼女たちはごく普通な、でもちょっとだけユニークな毎日を送っています。
ある日、いつもどおり、千佳の部屋にみんなが集合すると、伸恵は千佳や美羽、茉莉の写真を携帯で撮り始める。「明日は何の日だ?」という伸恵だが三人には何のことだかわからない。
すると伸江は興味のないように出かけてしまう。千佳、茉莉と公園で遊んでいるうちに、美羽が明日が伸恵の誕生日であることを思い出す。誕生日プレゼントに手作りの灰皿とメッセージカードを送ろうと、作り始める3人だったが…?

声優・キャラクター
生天目仁美、千葉紗子、折笠富美子、川澄綾子、能登麻美子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

かわいいは正義、の元ネタのアニメ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
女子小学生を主役にした日常系アニメ。絵柄はロリコンホイホイ感があるけど、エロい描写はあまりなく、ギャグはなかなかにシュールでレベルが高く、最後まで楽しく観られた。

ギャグだけなら「みなみけ」っぽくもあるけど、全体の作風は、今期(2018冬)の「三ツ星カラーズ」が最も近いと思います。

絵は、当時(2005年)としてはかなり綺麗だし、良い意味でシンプルなので、今観ても違和感はありません。レビュタイにある通り、ある意味では記念碑的な作品でもあるので、アニメ好きなら一度視聴しておくのも良いかと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
このアニメを観ると、「かわいいは正義」を、誤用していたな~とも思いました。なんか、「美人は何しても許される」みたいな使い方もしていましたが、本来は、「beautiful」より「pretty」。例えば、「赤ちゃんなら何しても許される」みたいな考え方なんですね。作風的に。

本作の主人公は、小学5~6年生の4人の女の子ですが、行動その他は、むしろ3~4年生くらいかな~と思います。彼女らは、わりと辛辣なことを言ったりイタズラをしたりもしますが、基本、「かわいいは正義」なので、許されちゃいます(笑) それを許す大人の代表として、女子大生(原作では女子高生)の伊藤伸恵がいます。

基本はこの5人による日常系、まったりシュール系のギャグですね。エロい描写はほぼないので、ロリ苦手の私でもなんとか観られましたが、、、まあ、気恥ずかしくはなりますね、オッサンなので(汗)

キャラとしては、トラブルメーカーの松岡美羽の多種多様なボケっぷりと、外国人に憧れる外国人、アナのすっとんきょうな行動が良かった印象です。

このアニメ、伸恵の視点で観るのが正解なのでしょうね。伸恵は、例えるなら「小林さんちのメイドラゴン」の「小林さん」。美羽が「トール」。そんな感じで愛でられれば、楽しめるアニメでしょう。

唯一気になったのは、担任の先生が笹塚に対する態度(立ってろ)かな。最終話でやりかえしたものの、ネタだとしても気分が悪かったです。というか、あれを面白いと思って何度も繰り返していたのでしょうか? かわいくないし、不正義でしたよ。
{/netabare}

【余談~ かわいい の語源 ~】
{netabare}
かわいいは、元は「不憫だ」「気の毒だ」といった意味を表す語で、その意味を受け継いでいる言葉には「かわいそう」がある。 かわいいは「かはゆし(かわゆし)」の形で中古から見え、「かほはゆし(顔映ゆし)」→「かははゆし」→「かはゆし」という変化をした語と考えられている。

てなことで、「かわいい」=「かわいそう」なので、現在でも「かわいい」に「守ってあげたい」というニュアンスが含まれるのは、この流れをくんでいるからです(子供や動物はもとより、ゆるキャラとかもそうだよね)。

よって、「かわいい」には、(キツイ言い方をすれば)「見下す」というニュアンスが含まれ、基本的には「自分より目下」に使う語です。実際、年上(たとえばオッサン)に「かわいい」と言うとき、冷静に考えれば、「小バカにする」「ちょっとイジる」気持ちが含まれていませんか? 本当に尊敬する人に「かわいい」を使いますか? (だから、女子同士の「美人」に比べ、「かわいい」は、やや信用できないのです)w

てなことを、学生の時に講義で聞いた気がします(笑)

だから、本当は「美人」に「かわいい」を使うのは誤用だし、良くないと思うんですよね。「容姿端麗」なのに「かわいい」によって、やや「謙虚さ」や「か弱さ」まで演出されたら、無敵じゃないですかw 普通に、「美人」「容姿が整っている」と表現することで、性格、性質面はカバーされないので、少しフェアになる気がします(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
良い話ではあるが、小6というより、小3くらいだな。携帯やコンポに時代を感じる。タバコが普通にOKな時代だね。

2話目
外国人なのに、無理に(片言なのに)英語を話そうとするキャラってのは面白いね。廊下に立ってろって、今は体罰らしいね。授業を受ける権利を奪っているとか。先生、笹塚君に対していじめだろ(汗)

3話目
アナの弱メンタルが面白かった。美羽、流石にちょっとヒドイかな。

4話目
ヤキモチ妬いてるわけね。まあ分かるが、アナに対しての意地悪は、正義と言えるかな? 伸恵もまあ、信頼ゆえなんだろうけど、美羽もやや可愛そう。伸恵は、小林さんポジション(笑)?

5話目
昔、合宿で「笑ってはいけない」をやったけど、あれって妙に笑えるんだよねw ところてん→どこがやねん、を引き出したかったのかな? 今までで一番シンプルに笑えたw

6話目
暑い部屋の話。やや、作者(か、監督)のフェチを感じる。オチはちょっと笑ったw

7話目


8話目
夏祭り回。美羽は相変わらず飛ばしてたなw 輪投げ(笑)

9話目
ダイエット回。若いときはそうは思えないと思うけど、大人になれば、ホントに、ガリガリに細い人よりは、少しポッチャリしている方が好きになりますよ、大抵の男は。

10話目
冒頭、セリフなしでここまで魅せるか。感心。

11話目
ツッコミ回(笑) すごいよマサルさん の、フーミンのツッコミ回は最高だったな(笑) ダイエット回の伏線が生きてるねw アナ、相撲ファン(笑) 風呂で屁をここうが、かわいいは正義だから許されるのですw

12話目
よし、笹塚君、よくやり返した!
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 28

さく太郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

『舌のさきが口蓋を三歩進んで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ・リー・タ。』  ~あるいは私が幼児愛好者かもしれないごくわずかな可能性について

 このアニメを評価するのはとても難しい。作画はまったく良くないし、音楽もそこそこ優れてはいるが特筆するほどではないし、ストーリーにいたっては評価いぜんにそもそも存在すらしない。
 だいたいの作品は山場、見せ場、メリハリなどが求められるが、そういった筋らしいものはない。特に何もせず、だらだらとすごしているキャラクターがたまにシュールなギャグをくりだす……、それだけだ。いったいこれは何なのだろう……と頭を悩ませているうちに終わってしまう。
 本作を見ない理由はいくらでも語ることができる。これ以外にいくつも挙げることはできるだろう。
 しかしそうはいっても、見るに値する理由も一つくらいは言える。

 “キャラクターたちが最高に可愛い”のだ。
 
 そう、この作品はもっとも洗練された萌えアニメの一つだ。これに異を唱える人がいるとすれば理由はただ一つ、『苺ましまろ』をまだ見たことがないのだ。

 最近はヌルヌル作画だの怒涛の神プロットだの社会性だの批評性だの税金の値上げだの脂肪分ゼロパーセントだの移民受け入れだのなんだのといろいろな注文があるが、この作品にいたってはそんなものはおかまいなしだ。
『苺ましまろ』とは、そういったわずらわしさに、満面の笑みで「さよなら」を言うアニメなのだ。
 頭を使って見れば「で、けっきょく何が言いたいんだ?」と疑問が残ったままエンドロールを迎えることになる。しかし、少し発想を変えて、ぼーっと空気感のようなものを楽しめばいい。
 佐藤卓哉監督も「展開も構図とも、なるべくオーバーな表現を避けて、原作のミニマルな感触を大事にしたかった」と語っている。
これといった物語がないまま、可愛らしいキャラクターたちが日常をおくる、それこそが本作の唯一かつ最大の魅力なのだ。
 あなたが可愛いキャラクターに癒されたいと思っているのなら、この作品は天にも昇るような至福の時間を与えてくれるだろう。
 なぜこんなにもキャラクターたちが魅力的なのか。さまざまな分析を試みてもそれは難しいことだったが、ディスクの盤面にクラックコカインが仕込まれているのはまず間違いないだろうと思われた。


 キャラクターの話をしよう。アナ・コッポラはたいへん魅力的で気に入っている。いかにも幼いころから味噌汁をすすり、畳の上をはいずりまわって育ったにちがいない自称イギリス人という設定が私の心をとらえて離さない。
 しかしそれ以上に、松岡美羽はパーフェクトだ。彼女は、子供がもつ自由奔放な無邪気さと、作劇構成上必要なトラブルメーカー的性質とを、絶妙なバランスで併せ持っている。これは驚嘆に値する。何よりも“うざ可愛い”という表現がこれほどまでに似合うキャラクターを私は知らない。声優の折笠富美子さんの演技にも賞賛を贈りたい。

 特筆すべきは各キャラクターの衣装の多さだ。どのキャラクターも、たった1クール(12話)のなかで16~20パターンもの服装をお披露目している(伸恵お姉ちゃんは少なめで13パターンくらい)。各キャラクターの服装に注目してみるのも楽しいだろう。意外にも、一番子供っぽい性格の美羽が一番オシャレだったりする。かといって嫌悪感のないオシャレさなのも好印象だ。
 私は小学生くらいの女の子が、ヘタクソで見るに耐えない分厚い化粧と、イオンで買ったような安っぽい派手なアクセサリーを身にまとい、必死に背伸びしている姿をみるとゾッとしてしまうが、彼女らにそういった変な気取りはみえない。
 変な気取りがみえないのは服装だけでなく、おそらくキャラクターデザインの段階で工夫がみられるからだろう。キャラクターデザイン&総作画監督の坂井久太氏は「線を少なく、かつ、アニメ体型にしないよう、ずん胴に」描くよう心がけたという。ここにも注目してみると楽しめるかもしれない。


 さて、本編意外の話もしよう。本作はいくつかのファンブックが発売されているが、そのどれもが満足できるクオリティではないので、ひとつたりとも買うことのないよう忠告しておこう。そもそもあんなものを買う人の気がしれない。どこがいいのか。これを読んでいるあなたには、純粋に作品だけを楽しむアニメファンでいてほしいと切に願う。余計な付属商品を買うなど言語道断だ。まったく嘆かわしい……。
 ……白状するが、私は『苺ましまろ完全ビジュアルブック』を買ってしまった。今でも書庫にあって、たまに楽しんでいる。


【総評】
 この苺ましまろという作品はきわめて紳士的な作品だ。まったく下品なところはなく、安心してゆったり、のんびりと視聴できる。少なくとも私に、ぎこちないながらもこんなに気取った文章を書かせるくらいには紳士的な作品だ。本当に気に入っている。愛らしいキャラクターに出会いたかったら、これほど適したアニメはないだろう。


 最後に、君にとっておきの魔法の言葉を教えてあげよう。きっと気に入ってくれるはずだ。舌が奏でる甘美な響きに酔いしれてくれたまえ。

『舌のさきが口蓋を三歩進んで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ・リー・タ。』(ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』冒頭より)

投稿 : 2024/07/06
♥ : 17

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

かわいい幼女に会いたいなら、見てましまろ~♪

キャッチコピーは『かわいいは、正義!』

1話完結型の日常アニメです。

小学生の女の子たちの日常をほのぼのと見守る感じですね。

面白いとは言えませんが、
つまらなくもありませんでした。

キャラをどう受け入れるかで、
好みが大きく変わると思います。

全12話。


● ストーリー
短大生の伸恵(のぶえ)とその妹・千佳(ちか)、
そこに千佳の友達3人が加わって描かれる日常ストーリー。

千佳の部屋に集合して、今日は何をして遊ぼうかな?


メインキャラクターは、
◆千佳(ちか) :小6… しっかり者のツッコミ担当。
◆美羽(みう) :小6… 奇行が目立つムード-メーカ。ボケ担当。
◆茉莉(まつり):小5… いつもおどおどしている。心はとっても純真。
◆アナ    :小5… 日本の文化に詳しいイギリス人。
           英語を話せないのが悩み。
◆伸恵(のぶえ):短大生…保護者のように4人を見守る。中身はオヤジ。


みんな小5や小6には見えないです(笑)
幼女のような、ぷにぷに感のあるキャラデザはかわいいです。

伸恵お姉ちゃんは原作では高校生なのだとか。
でも飲酒も喫煙もするから、アニメでは短大生として登場しています。

そりゃ高校生がしれっと飲酒・喫煙してたら問題になるわな…w


いつも一緒の4人の仲の良さには百合要素が感じられますが、
小学生のいちゃこらなので、百合っぽく感じませんでした。

あくまで仲良しの「キャッキャッ♪」という印象。

『苺ましまろ』は女の子がメインだけど、
同様の雰囲気の男の子ver.があったら非常に私好みな気がする。笑

男の子のいちゃこらは微笑ましくてかわいいもんね。
そんなアニメ、あったら教えてください(笑)


● キャラクター
メインキャラは5人ですが、
キーパーソンとなるのは、みっちゃん(美羽)です。

お騒がせでやりたい放題、我が道を突き進む女の子。
彼女のわがままから物語が展開することがほとんどでした。

どんどんひどくなる暴走具合には楽しませてもらったけれど、
ファミレス回のような、人に迷惑をかけるような笑いは好きじゃなくて。

観ていてあまり気分の良くない笑いも多かったのが残念でした。
(先生と笹塚君とのやりとりなど。)

真顔でボケた発言をするところや、
それに対して何か言いたげな他の4人の“間”は好きだったんだけどね。


みっちゃんのことをどう受け入れるかで、
この作品を楽しめるかどうかが変わってくると思います。

私の場合、みっちゃんのことがそこまで好きになれなかったのが、
この作品を「面白かった!」と言えない一番の理由だと思っています。


● 音楽
【 OP「いちごコンプリート」/ 千佳(千葉紗子)・美羽(折笠富美子)
               茉莉(川澄綾子)・アナ(能登麻美子) 】

かわいらくて元気のいい曲♪

『“かわいい”なんてそんなこと 言っちゃダメです♪』

のフレーズが頭に残ります♪


【 ED「クラス・メイト」/ 折笠富美子 】

OPとは逆にしっとりとした曲。

EDは折笠さんが歌っていますが、みっちゃん感は全くありません。
なんだこのイメージと真逆な曲はwwwとびっくりしました。笑


OPもEDも曲としては普通かな。
嫌いではないけれど、好きというわけでもないです^^;


● まとめ
日常アニメですので、ほのぼのとした日常を、ほのぼのと見守る感じです。

このほのぼの感は嫌いではありませんでした。
ゆるーいテンポは、妙にクセになりますし。笑

12話観終えるとキャラに愛着もわきます。

なので、なんだかんだ続編のOVAも気になっています。

……あれ?
自分が思っている以上に楽しめていたのかもしれないww

投稿 : 2024/07/06
♥ : 21

64.9 2 夏祭りで日常系なアニメランキング2位
今日の5の2(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (443)
2686人が棚に入れました
とある小学校のクラスを舞台に、主人公・佐藤リョータとその周囲の男子や女子の学校生活を描く。主人公は女の子のことや性的なことにはまったくと言っていいほど関心がないのだが、毎回何かしらエッチなアクシデントに巻き込まれてしまう。さわやかで可愛らしい絵柄を基調に、シリアスでくどい絵が時折割り込むのがこの作品の特徴。

声優・キャラクター
小林ゆう、下田麻美、MAKO、明坂聡美、阿澄佳奈、本多陽子、山戸めぐみ、高垣彩陽

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

さ~て、今日の5の2は…?お、給食にプリンが出るようです♪

「みなみけ」でおなじみ、
桜庭コハルさん原作の漫画がアニメ化した作品です。

みなみけが大好きなので、こちらも気になっていたんですよね♪

「みなみけ」と比べるとすべてにおいてかなり下回りますが、

これはこれで、小学生の日常をのほほんと楽しむことができました。

全13話です。


● ストーリー
タイトルの通り、とある小学校の5年2組の子どもたちが主役。

学校、放課後など、あらゆる場面での小学生の日常が描かれています。

内容はコメディ。小学生らしいラッキースケベもあります。


オリジナルエピソードは、スタッフの体験談を元にしているなど、

小学5年生のおもしろおかしい日常を、
”日常”という雰囲気を大切にして描かれています。

なのでものすごくおもしろかったり、ハチャメチャなことはしていません。

私は小学生の全力でアホなところが大好きなので楽しめましたが、

ギャグや全力の笑いを求めている人には、物足りないと思います。

同じようなネタや展開も多いので、
実は私も途中で観続けるの辛くなっていましたww

1話が4話ほどの短編で構成されているので、
休み休みでなんとか観れた感じかな^^;


主役が小学5年生というのが個人的には気に入っていて。

昔塾でバイトしていたこともあり、
子どもの発達段階はよくわかっているつもりなのですが、

5年生は純粋におバカな子どもの最高点だと思っています。

6年生だとややこしいこと考えたり下ネタ覚えてきたりで
ややげんなりするんですよねww

この作品では等身大の5年生が描かれています。

男の子はスーパーボールをどちらが高く飛ばせるか!で熱くなったり、
掃除の時間に真剣にほうきでエアギターやったりww

女の子は「男子ってほんとお子ちゃまよねー。」なんて言いながら、
男の子のやんちゃに巻き込まれて怒ったり。

と思ったら、やっぱり女の子最強wwだったりww

やっぱ小学生楽しいわ♪と思わせてくれるエピソードがたくさんでした^^


私の1番お気に入りのエピソードは、
チカちゃんとリョータの幼馴染コンビです。

小学生の純愛がこんなにきらきらしているものだとは…!

普通の恋愛とは違う。初々しさとも違う。なんだかとてもきれいなの。

そして無自覚なのがまたかわいかったり♪

最終話のチカちゃんが可愛すぎてたまらなかった…!チカちゃん大好き。


● キャラクター
1人1人のキャラが濃いわけではありません。

”子どもらしさ”が大切にされたキャラが多かったように思います。

1人1人は目立たないけれど、

キャラ同士の絡みでエピソードが膨らんでいく。

男の子エピソードでは全力でバカやってるし(それがすごく楽しそう♪)、

女の子エピソードは「ああ、女の子って確かにこんなんだったな。」と
自分の子どもの頃を振り返って懐かしくなったり。

男の子と女の子両方が絡むエピソードも自然で、かわいかったなあ♪

男女仲が良くて、いいクラスだと思いました^^


● 音楽
OP、ED共に出演声優さん達によるユニット(Friends)が歌っています。

EDは作中の季節が変わるごとに変わっていました。

特に印象に残った曲はないかな…。

悪くはありませんが、作品の雰囲気には合っていないように感じました^^;


● まとめ
おもしろかった?と聞かれると微妙なところなのですが、

5年生の子どもたちがわいわいしているところは嫌いではありませんでした。

小学生いいな。悩み事もあるだろうけれど、純粋に楽しそうです。笑

投稿 : 2024/07/06
♥ : 29
ネタバレ

ツキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小学校と夏の思い出

小学生の頃。夏休みに、地図もお金も何も持たずに自転車でどこまでいけるかと友達と小旅行を計画。
ワクワクしながらみんなと国道をただひたすら進んでいた。途中で大きな下り坂がある。自転車はひとりでに進んだ。
ペダルを漕がなくても、何もしなくても。ただただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。
子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。

しかし、空が夕焼けに染まる頃帰り道が分からなくなり途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。
当然けんかにもなった。「泣いてね~よ。」と全員が赤い鼻をして、目を腫らして強がってこぼした涙。
交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるわ、蚊には刺されてるわ、自転車は汚れるわ。
でも次の日には全員復活。瞬時に楽しい思い出になってしまう。絵日記の1ページになっていた。

今大人になってあの大きな下り坂を電車の窓から見下ろす。
家から電車でたかだか数個。
子供の頃感じたほど、大きくも長くもない下り坂。
でもあの時はこの坂は果てしなく長く、大きかった。永遠だと思えるほどに。

今もあの坂を自転車で滑り落ちる子供達がいる。楽しそうに声を上げながら。
彼らもいつの日にか思うのだろうか。
今、大人になってどれだけお金や時間を使って遊んでも、あの大きな坂を下っていた時の楽しさはもう二度とは味わえないと。
もう二度と、友達と笑いながらあの坂を自転車で下る事はないだろうと。
あんなにバカで、下らなくて、無鉄砲で、楽しかった日々はもう二度とないだろうと。


これコピペをちょろっと改変したものなんですけどね、誰でもこういった思い出あるだろうなと思って貼ってみました。こういうの見ると当時を思い出して死にたくなりますねホントw
ただ本作はここまでノスタルジーな、感傷的にさせるつくりではなくもっと純粋に小学生時代のあるあるネタをアニメ化した感じ。思い出を美化させすぎてない作りが凄く良かったですね。スタッフの小学生時代の体験を元にストーリーが練られているようなので限りなくノンフィクションとして多くの人が共感しやすくなってるかと思います。
唯一不満があるとすれば、見終わってからかなり時間経ってるので忘れてるだけかもしれませんが{netabare}先生との話がなかったような?私は一緒にドッジボールしたのとか楽しかった思い出だったのでもうちょっと先生をフューチャーして欲しかったかな{/netabare}
ちなみに今の小学校って男女を問わず名前はさん付けで呼ぶらしいですね。平等を謳ってとかなんとか。こんなんあったら先生と遊ぶとかもなさそうですね。やれ、誰にボール当てただの当ててないだので色々面倒臭そう。どんどん閉鎖的になっちゃいますね。

作中は夏の話だけでなく冬の話もあるし、学校内でのストーリーも多くありますが少しずつ暑くなってきた今になって思い出すのはやっぱり夏の思い出ですね。
元気よく遊んでる子どもたちを見てるといつの時代も子どもは変わらないなーと思う反面、みんなでかたまってゲームしてる風景もよく見かけるようになりました。なんて勿体ない。今じゃ駄菓子屋もめっきり見かけなくなったし時代の変化ですかね。駄菓子屋ないと水風船とかどこで買うんだろ。
まあそんな子ども達を見てるとさっさと結婚して早く子供とキャッチボールしてえなぁとか思ってたら涙出てきましたw
そんな夏の幕開け

投稿 : 2024/07/06
♥ : 21

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

つい最近の思い出・・・それで許して^^

原作は既読で視聴

原作は「みなみけ」でおなじみの桜庭こはるさんです

タイトルの「5の2」は小学5年生の2組ということで
小学5年生の日常を描いた作品です

主人公の「佐藤リョータ」(さとうりょーた)くんと
りょうたくんの幼なじみ「小泉チカ」(こいずみちか)ちゃんがメインですが
個性的なクラスメイトが揃っていて
お話のメインになるキャラが毎回のように変わります

キャラデザインは少々というか
かなりラフな印象を受けるのですが
個人的にはそれほど気になりませんでした

むしろ「シリアス顔」が効果的に出されて
登場人物の心理描写の演出に一役買ってます


小学5年生の「子供」のお話ということで
なんだか中途半端な年頃ですが
なぜか
そんな中途半端な心理に共感してしまいます

ちょっと笑えて
ちょっとラブで
ちょっと考えさせられて
ちょっとHぃ
小学5年生のありきたりの日常
そして
小学5年生という微妙な年代
友達との交流や異性に対する感覚がとてもあやふやな年齢の心理なんかが
意外とリアルに描写されてます


どうしようもないくらい普通のお話で
観る人によってはすぐに飽きてしまうような内容ですが
個人的には
懐かしい感じがして
とても楽しめました

学校では
保健室や図書室
給食時間や体育の時間

学校の外では
駄菓子屋や公園

スカートめくりや
男の子グループと女の子グループの争い事や
他愛のない噂話など

いろいろなエピソードで
「あ~あるある」って子供のころを思い出しながら観てました


お話自体はそんなに深い内容ではないのですが
エピソードが自分の小学生時代の経験に被ることが多くて
それだけで
作品の中に引き込まれる感じです


そして
特筆すべきは
EDテーマ曲

1話~3話「secret base 〜君がくれたもの〜」
4話~5話「大爆発 NO.1」
6話「夏祭り」

secret baseと大爆発は「ZONE」
夏祭りは「JITTERIN'JIN」と
若い頃よく聴いていた思い出の曲です

唄っているのは出演されている声優さんで組まれたユニットの「Friends」(フレンズ)

曲を聴くたびに
否応無しにテンションが上がりました

secret baseは「あの花」で
最近では
夏祭りが「私モテ」で流れてましたね


評価はあまり高くないみたいですが
個人的には高評価な作品でした

投稿 : 2024/07/06
♥ : 26

63.8 3 夏祭りで日常系なアニメランキング3位
わかば*ガール(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (409)
1829人が棚に入れました
「ウルトラスーパーアニメタイム」内にて放映される。

見た目は清楚だがギャルに憧れているというちょっとズレたお嬢様・小橋若葉を中心とした少女たちの日常を描く。


声優・キャラクター
小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お嬢様+ギャル=普通の女の子

女の子4人の日常のお話

普通の・・・
ごく普通のありふれた日常です


いままで私が観てきた“日常系”アニメ作品の中でも
最上位に入る普通さです

私の“日常系アニメ”のイメージといえば
だいたいの作品は“日常”とは言いながらも
そんな平穏な日常の生活に適度な刺激を与える
アイテムやキャラ設定のような
スパイス的な要素があるものがほとんど


“バンド”とか(お茶会も楽しそう)

“百合”とか(ゆるいのとかちゅーするのとか)

“喋るうさぎ”とか(喫茶店でうさぎのフルコースが堪能できる)

“異能”とか(“○○バトルは~”・・・ってタイトルの時点で既に日常を逸脱している)

“いなか”とか(都会にはない非日常)

タイトルそのまんまとか(ロボとか喋る猫が出てくる)

“金髪碧眼幼女”とか(物○シリーズ・・・じゃないよ^^)
(ちなみに同じ作者様の作品です)

どれもが
なにかが起こることを期待させてくれる
刺激のある“日常”です


でも「わかば*ガール」って
そんな刺激(?)要素がよくわからない
というか・・・
刺激そのものがない

刺激がないという意味で
似たような作品をあげるとしたら
「Aチャンネル」でしょうか

こちらもとても普通な日常のお話

ちなみにWikiによると

Aチャンネルは
「るん、トオル、ユー子、ナギの女子高生4人の日常を描く。天然のるんが放つボケに周囲の人間がツッコむギャグが主な内容となっている。」

一方
わかば*ガールは
「いわゆるお嬢様で女子高生の小橋若葉と、クラスメートとの日常を描く。」

と紹介されています

単純に比較判断できるものではありませんが
「わかば~」のほうが
より“Wikiでも書くことがない”くらい普通の日常なのかな?


お話は・・・
というよりこれくらい普通の日常アニメ作品の場合は
登場する女の子達のことを書いたほうがわかりやすいかもです


主人公の「わかばちゃん」は物凄いお金持ちのお嬢様で
頭の悪い女の子
(物凄い頭の悪いお金持ちのお嬢様ではない)

ちょっと女子力があるっぽい「もえちゃん」

パギャル(中途半端なギャルらしい)の「まおちゃん」

なんか腐ってる女子(腐女子です)の「しばさん」

なんだかインパクトの弱い子ばかり


そんな女の子達が日々
学校やお家(といっても出てきたのはもえちゃん家とわかばちゃん邸のみ)や
どこか洒落たお店で
“女の子”してる様子が繰り返される

とても普通の日常


そんな普通の女の子達の日常のお話なのに
なぜか“応援”して
なぜだか“感動”してしまいます


実はみんなそれぞれ
ちょっとした目指すもの
つまり目標がお話の中で出てくるんですね

多分誰もがつまらないと思うことなのですが
本人たちはいたって真剣です

わかばちゃんは{netabare}“ギャル”になりたい{/netabare}

もえちゃんは{netabare}もっと“運動ができるように”なりたい{/netabare}

まおちゃんは{netabare}“お嬢様(キャラ)”になりたい{/netabare}

しばさんは{netabare}学校の“ミスコンで優勝”したい{/netabare}


お話の展開がまったりとしているせいかもしれませんが

みんなとてもゆるい目標だけど(ミスコンは無謀に見えたが)
女の子達のゆるいながらも頑張る姿
そして
みんなで応戦する姿を見ていると
毎回ホロリと涙が落ちてしまいます

最後は“ゆるく”号泣してしまいましたよ(ToT


普通でしかも短い(一話8分間)お話ですが
女の子達のゆる~く頑張る姿がとても印象に残るお話でした^^



さて
そんな普通で刺激のない日常のお話の「わかば*ガール」でしたが
オープニングはなかなか刺激的でした^^

{netabare}{netabare}ここで
失礼ながら
わたくしごとではございますが

最近では飲みに行く度に
飲む相手が友人関係だろうが会社関係だろうが構わずに
カラオケでは必ずといっていいほど
“アニソン”を歌わせてもらってます

普通に受けそうな“なんたら48”とか“かんたら48”の曲をわざとはずし
よせばいいのに
一般ギャラリーが知るはずもないような最新のアニソンを
一般ギャラリーがドン引きしている前で
泥酔状態で躊躇なく歌っている自分がいます
(そして翌日後悔してる自分がいます){/netabare}


Rayさんが唄うOPテーマの「初めてガールズ!」
作品のイメージによくあってて
とても乗りがいい

何より
“若くて”!
そして
“かわいい”!!

{netabare}も~私にピッタリじゃないですか!!^^
(苦情・誹謗中傷はお受けいたしかねます(--!){/netabare}


というわけでいきなり
“youtube”に侵入し
“初めてガールズ! Full”で検索
そして
Google先生にて“初めてガールズ! 歌詞”で繰繰り
準備はOK~!!

早速レッスン開始とあいなりました^^


先にアニメ作品のほうで曲のイメージは掴んでいたので
メロディやキーの高さなんかは心得ています

リズムは普通かちょっと早めくらい?
キーは後半高めかな・・・?

な~んて
{netabare}ふっふ~ん自称“○○の歌姫”と勝手に思い込んでいる私には(○○には勤務先名が入る)
そんなの全く問題ないもんね~

{netabare}でわ・・・

{netabare}私の歌を聴けぇぇぇ~~~!!!(○ェリルかよ!!){/netabare}{/netabare}{/netabare}


{netabare}(ここから先は歌詞と私の歌いながらの“つぶやき(&絶叫)”をお送りします)

「Ping-Pong 鳴らして Ping-Pong-Pong 体験しよっ♪
Ping-Pong 鳴らして Ping-Pong-Pong がんばれっ♪」

{netabare}初っ端からかわいいフレーズ^^
ますます(自分が)かわいく見られるよ~^^!{/netabare}

(中略)

「新鮮だよいつも♪」

{netabare}私もピチピチだよ~^^{/netabare}

「おんなじ星の生物なのかい?聞きたくなるけど♪」

{netabare}ある意味宇宙人より宇宙人かもね~^^!てへっ(爆){/netabare}

(中略)

「わーいわーいって腕を組んでもっと仲良くなっちゃえ♪」

{netabare}えっ・・・腕組んでいいの?いいの~?(笑){/netabare}

(中略)


{netabare}さ~ここからサビいくよ~^^サビまくるよ~(爆{/netabare}

「初めてがいっぱいあるからね(おっけ~)♪」

{netabare}オッケ~!!(>o</~{/netabare}

「いっしょに体験しようよ♪」

{netabare}なになに?ナニするの~?^^{/netabare}

「初めては何回でもいいね(いいよ~)♪」

{netabare}いいんかい?!(笑{/netabare}

「いっしょに笑いだして♪」

{netabare}なんかわかんないけどアハハハ^^{/netabare}

「さあこれで合格だ!ガールズがんばって!!♪」

{netabare}ナニに合格したのかわかんないけどがんばるよ~^^{/netabare}

(間奏)

{netabare}2コーラスめ~!!{/netabare}

「騒然などいかが?」

{netabare}・・・なんか疲れた・・・{/netabare}

(中略)

{netabare}さ~2回目サビいくよ~(汗{/netabare}

「あーピンポンダッシュを♪」

{netabare}ピ、ピンポンだっしゅ・・・?{/netabare}

「もっと進化させたらディンドンダッシュ♪」

{netabare}でぃ・・・んどん・・・?{/netabare}

{netabare}えっ?えっ?・・・っていうか・・・ラップ??{/netabare}
{netabare}(このあとついていけなくなった){/netabare}

{netabare}・・・プチ(停止のクリック音)^^!


{netabare}いや~若いって羨ましいですね~(^^!

年増は早々に退散するとしましょう(汗


ということで
みんなでカラオケに行ったら
その場の空気を読んで
歳相応の曲を歌いましょ{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 13

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夢は女子高生。そんな若葉が、みんなと過ごして気付いた本当の夢は…♪

「きんいろモザイク」と同じ原作者による作品というのを聞いて
気になっていた作品です。

個人的に主人公の若葉が序盤からあまり好きになれなかったので、
飽きずに観続けられるか不安でしたが、

ショートアニメ(8分程度)なのが幸いして
それなりに楽しく観続けることができました。

全13話です。(+未放送1話あり)


● ストーリー
小橋若葉(こはし わかば)は
憧れの女子高生になった。

同じクラスになった3人と仲良くなり、
女子高生ライフを満喫しようと張り切る。


◇小橋若葉(こはし わかば)
 …お嬢様。ギャルに憧れている。

◇時田萌子(ときた もえこ)
 …お菓子作りが好きなメルヘン少女。おっとりさん。

◇黒川真魚(くろかわ まお)
 …元気なお調子者。「~~っす。」というしゃべり方が特徴的。

◇真柴直(ましば なお)  
 …ボーイッシュで腐女子なメガネ女子。女の子らしさに憧れている。


お嬢様の若葉が、
友達と一緒に遊びに行くことにそわそわしたり、
学校行事を楽しんだり、

そんな日常的なお話が多いです。

家の都合でこれまで友達を作れなかった若葉が、
友達と一緒に学校生活を本当に楽しそうに満喫することで、

ありきたりな学校生活が
新鮮に見える不思議。笑

学校行事や友達と遊ぶことって、
学生時代の特権ですものね。青春だ♪


高校生になって初めて出会った4人が徐々に仲良くなる様子は
観ていて微笑ましい♪

初めは若葉の浮き具合がとても気になったけれど、
3人がいい子なのでいい感じに受け入れられていきましたね。


ギャグはあまり…。
真魚のボケと柴さんのスピードに乗ったツッコミはよかったけれど、

全体的に寒いギャグが目立ちました。
若葉の金持ちキャラによるギャグも好きじゃなかったな。
友達にお金を渡そうとするな!

感動的なエピソードも目立ちましたが、
こちらもあまり…。

8分という短時間で
世界観に浸りきれないからなのかもしれませんが、

それよりも友情や感動を前面に押し出してくる見え見えのストーリーに、
ひねくれ者の私は素直に感動できませんでした(笑)


どちらかというと微笑ましくて笑えるストーリーを期待していたのですが、
そちらは期待外れでしたし、
感動的なエピソードは中途半端だったし、

そもそも私が主人公の若葉を好きになれない時点で
お気に入りにはなりえない作品でした^^;笑


● キャラクター
お気に入りは真魚でした♪

「~~っす」のしゃべり方がうつってしまって、
普段の生活でも使いまくりですw

毎回髪飾りが違っていたりと、
見た目にも飽きなかった^^


そして萌ちゃん!

萌ちゃんとセットになった時の若葉はよかったな~。

萌ちゃんと若葉の
手つなぎスキップの可愛さは破壊力抜群でした…(*´Д`)


● 音楽
【 主題歌「初めてガールズ!」/ Ray 】

初めて聞いたときは
好きなのか嫌いなのかよくわからない曲でした(笑)

何回も聴いているうちに
その原因がわかりました。

曲時代は明るくて可愛くて好きなのですが、
初めや合間に挟まる「ピンポン♪」の掛け声が嫌いなのだw

このアニメで加えられた掛け声なのかと思いましたが、
原曲にも入ってました。

なんて余計な…。

しかし曲自体は好きなので、
この曲きっかけで最近はよくRayの曲を聴いてます♪


● まとめ
ちょうど1年で終わる、
全体の構成は見事でした♪

出逢ったばかりだった4人が
13話を通して積み重ねる絆は観ていて微笑ましかった♪

ただ、ギャグに関しては
もっとキレのあるボケ&ツッコミを楽しみたかった。

真魚と萌ちゃんの可愛さで
なんとか楽しめたようなもの。

悪くはないんだけど、また観たい!と
強く思うこともないだろうなー。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 22

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いわゆるお嬢様で女子高生の小橋若葉と、クラスメートとの日常を描く。

「ごきげんよう! 小橋若葉ですわ」

小橋若葉、春から高校1年生。

正真正銘のお嬢様ですが、普通の女子校に入学しました。
新生活では見るもの全てが新鮮で、毎日はしゃいでしまいます。
そんな彼女の目標は……ギャルになること!?

変なお嬢様と個性派クラスメイトたちの交流を描く
4コマコメディ、いよいよTVアニメスタート!

各話リスト
一葉「夢は女子高生です」
二葉「Dカップでお願いします」
三葉「ギャルへの道のりは遠い」
四葉「これが包丁ですか」
五葉「お嬢様はずるい」
六葉「布の面積が少なすぎます」
七葉「もしかしてスナイパー」
八葉「ドンドコドコドコ」
九葉「若葉ちゃんフィーバー」
今回のエピソードでは、本作の主題歌を担当しているRayさんがCVを担当したキャラクターも登場しているので是非チェックを!!
十葉「それは無理ですわ~」
十一葉「堕落人間製造機械」
十二葉「その目をやめろ」
十三葉「普通の女の子」

『きんいろモザイク』でお馴染みの原悠衣さんが手掛ける4コママンガ『わかば*ガール』がTVアニメ化! 
変なお嬢様と個性派クラスメイトたちの交流を描く4コマコメディ、要チェックです!!

2015年夏アニメ注目の作品を紹介!
40本以上の作品が勢揃いした2015年夏アニメ。怒濤の新番組ラッシュを前にして、どのアニメを見ればいいのかとまどっている人も多いだろう。

■「ウルトラスーパーアニメタイム」
TOKYO MXとBS11でスタートしたオムニバスアニメ枠。ウルトラスーパーピクチャーズ(USP)が立ち上げに関わっており、サンジゲンやライデンフィルムなど、USP傘下の作品を中心に3本のショートアニメをオンエアする。2015年夏は、堀江由衣さんがキャラ原案と主演を務める「ミス・モノクローム-The Animation- 2」、荒ぶる黄獣が三度帰ってきた「うーさーのその日暮らし 夢幻編」、普通の女子高に通うお嬢様の日常コメディ「わかば*ガール」をラインアップ。秋以降もニュースアプリをアニメ化した異色作「ハッカドール THE あにめ~しょん」をはじめ、同枠ならではのユニークな作品が控えている。
USPのイメージキャラクター・スピカとスマ子は番組のナビゲーターを担当し、オープニングでは歌とダンスを熱演している。スピカ役は石原夏織さん、スマ子役は小倉唯さんと、声優ユニット・ゆいかおりの2 人が起用され、今後の企画も気になるところ。作品でコラボレーションなども行われるのか、予想の付かない展開でファンを盛り上げていく。

『わかば*ガール』は、原悠衣による日本の4コマ漫画作品。2010年から2011年に掛けて創作工房の雑誌『乙女通信』で第3話まで連載された。同誌の休刊により未完となっていたが、著者のブログ「Hara*Rira」に掲載された第4話、描き下ろしの最終話を加えて、2013年に、まんがタイムKRコミックスレーベルから単行本として刊行された。

2015年3月19日発売の『まんがタイムきららMAX』誌上で、本作がTOKYO MX、BS11の『ULTRA SUPER ANIME TIME 1stSEASON』内にて短編テレビアニメとして放映されることが発表され、同年7月より9月まで放送された。

2015年7月より9月まで、ウルトラスーパーピクチャーズが企画するアニメ枠『ULTRA SUPER ANIME TIME』で、『うーさーのその日暮らし 夢幻編』、『ミス・モノクローム -The Animation- 2』とともに、30分枠の3本立てショートアニメのうちの1本として放送された。1話約8分・全13話。なお、アニメーション制作のNexusはウルトラスーパーピクチャーズ傘下ではないが、同社が協力としてクレジットされている。

オープニングテーマ
「初めてガールズ!」
歌(第1話 - 第8話、第10話 - 第12話) - Ray
歌(第9話) - 一年藤組(小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣) 第13話は未使用。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 25

74.8 4 夏祭りで日常系なアニメランキング4位
三ツ星カラーズ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (440)
1666人が棚に入れました
上野の平和を守るため、朝から夕方まで街を駆け回る小学生3人娘・カラーズの活躍が描かれる。

声優・キャラクター
高田憂希、高野麻里佳、日岡なつみ、田丸篤志、玄田哲章、名塚佳織、朝井彩加、東城日沙子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

楽しいことしか楽しめなくなった、大人達へ

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
女子小学生が、「上野を救う」という名目のもと、上野でただひたすらにイタズラをしまくるという、日常系アニメ。

この辺は、多分好みが分かれるところで、ダラーズ、、、じゃなくてw、カラーズのJS3人衆を、「可愛らしい」と思うか、「憎たらしい」と思うかで、評価は真っ二つだと思う。

「みなみけ」の「南夏奈」や、「苺ましまろ」の「松岡美羽」を愛でられるなら、楽しめるアニメだと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
この作品の難点は、作中でカラーズ本人も認めていたけど、ツッコミの不在。カラーズ内での立ち位置は一応、さっちゃんがボケで、琴葉が悪ノリ、結衣がツッコミですが、これがイマイチ微妙? というか、結衣もボケですよねw

ツッコミ的に、唯一秀逸だったのが、2話のかくれんぼのクダリ。

(ようやくさっちゃん達を見つけた結衣が)「どれだけ隠れるの? 照れ屋か!」「いや~、灯台もと暗しだったんだよ、最初は」「灯りから離れすぎても見えないわ!」「でもいっぱいすれ違え(通信でき)たよ」「いっぱいすれちがったよ、気持ちがね!」

と、こんなクダリ(不正確ですが)。これは、シンプルに笑ったわ~w でも、ここだけでしたね。

この作品はツッコミが弱いことを作者は知っていて、上記のような秀逸なツッコミを考えられる作者が、どうしてその後はツッコミをさせないのだろう?

と考えた時、(原作未読だからワカランが)作者(あるいは制作)が狙っているのは、「笑い」ではなく、「優しい(寛容な)世界」なのかな? なんて思ったりもしました。

このアニメでむしろ印象に残ったのは、上野の大人達。

みんな、結衣達に優しい(というより、激甘)w

オヤジはその代表格だけど、同年代の友達のように接する ののか や、結局色々な物をくれる さっちゃんの母。ゾンビゲームに付き合ってくれた一般市民達。齊藤だって、クソガキだのなんだの言いながらも、結局、カラーズに付き合ってあげています。

このアニメに出ている大人達は、みんなどこか子供っぽくて、寛容で、ゆとりがあります。彼ら彼女らのようなスタンス、そういう社会のスタンスこそ、作者が描きたかったのかな、って思います(それが社会的、教育的に素晴らしいかは別として)。

ボケ(ガキの理屈)にツッコム(正論を吐く)のではなく、向き合い、笑ってあげる、大人の余裕。

そんなところですかね。

この作品で一番印象的だった言葉は、6話の「明日は違う事件がおきるんだよ」というオヤジの言葉です。上野は今日も平和で、本当は何の事件も起きていません。でもそれは、大人の理屈であり、子供達にはきっと新鮮な「何か」がおこっているんです。その「何か」を見過ごさず、積極的に楽しもうとしている子供(カラーズ)は、遊びを見つける天才なんだな、と思いました。

いつから我々(大人)は、楽しいことしか楽しめなくなったのかな、、、? なんてねw
{/netabare}

【余談~ もしもカラーズがデュラララにいたらw ~】
{netabare}
きっと、折原臨也も手を焼くに違いない(笑) なんか、悪どい提案をしたのに、さっちゃんに「よし、分かった! うんこだな!」と言われ、呆れながらも降参してしまう、臨也君を妄想して、ほっこりしてしまいました(笑)

他にも、
サイモン「オ~、カラーズ。ロシア寿司ウマイヨ~。」
さっちゃん「なんだ! タダか! くれるのか?」


(ヤンキーにからまれるカラーズを助ける平和島)
結衣「あ、ありがとうございました」
静ちゃん「ガキが気にすんなって。俺はムカつく野郎をぶっ飛ばしただけだからよ」
さっちゃん「なんかその髪、うんこみたいだな!」
静ちゃん「・・・・・。」


とか、いくつでも思い付くな(笑) 多分、デュラララに女子小学生キャラがいなかったのと、デュラララのキャラがしっかりしているからですね♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
よし、笑ったネタを載せよう。

RPGやん(笑) パンダはその気になれば食べられる(笑)

2話目○
どれだけ隠れるの? 照れ屋か! 灯りから離れすぎても見えないわ! いっぱいすれちがったよ、気持ちがね! 、、、ツッコミが秀逸(笑) エキストラバージン、オイルw

3話目
Bパート、短い(笑) 地下街のリアルさヤバイw

4話目
光ってみて、パー(笑) 説明して?(笑)

5話目
けんだまの武器化、何気に危険だよな(笑)

6話目
雑な草(笑) ゲーム下手(笑) 斎藤はバ~カ(笑)

7話目
展示されているのか(笑) これ3つ下さい(笑) 除夜の鐘までに別れる(笑)

8話目


9話目
量産型か(笑)

10話目
ウンコで、初めて笑ったわw

11話目


12話目
ちょっといい話。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 29
ネタバレ

|箱| さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

これは先生が言ってたことなんだけど、うんこはばっちぃからゲームクリア!なんだって。

上野の街の平和を守ることを目的に優しすぎて周りに振り回されるけど一応リーダーを務める赤色の結衣、うんこが大好きすぎてうんこ問答をする癖のある騒がしい黄色のさっちゃん、クールでシニカルな言動が目立つけどゲームに関しては熱狂的な水色の琴葉で構成されたカラーズが周囲の大人たちを巻き込みながら商店街や駅などを東奔西走するという日常系のギャグアニメ。見る前に赤青黄の日常系…ゆゆ式か?と無自覚に想起してました。

この作品を鑑賞しているときに自分もこんな自由で積極的に街を楽しんでいく小学生やってみたかったなぁ(なお周囲に迷惑など)と思わせる演出が随所にちりばめられていて、小学校から帰るやいなや家で黙々とゲームを消費しながら時間を潰していた身からするとちょっとした憧れすら覚えてしまいました。

なんというか羨望のまなざしでいえば、高校生の爽やかで甘い青春に匹敵する位の必要最低限の社会的なルールを守れば何をしても許されるような小学生の特権がほんと上手く表されていて、人によっては交番の斎藤みたくクソガキ!とウザい嫌悪感を覚えたり叱りたくなるような、またはおやじみたいに子供の持つ世界観を尊重していっそのことエンジョイしたくなるような、そのカラーズの持つキッズ感を周りにいる大人たちが豊かに反応分けしていることでよりキラキラぽさやリアリティが増して個人的に暖かい癒しが得られた作品でした。

{netabare}
三ツ星カラーズの印象に残ったシーンやキャラの感想

おやじ:なんでいつも眼鏡を変えてるのかはアニメをみた限りでは不明。
好奇心の強さというか刺激を楽しむ姿勢など童心を忘れていないハツラツさが窺えてカラーズはこの人に関われて幸せだろうなぁ。わざわざ金庫やらトランシーバーやらの道具を用意してカラーズの世界観を見守ってるのとても人が良さそう。ただカラーズの暴走が凄いときは反省させるようなクソオヤジな一面も見たかった。(子供のためだと言うのならアメ横の看板に乗るのはやめさせてあげて…)

斎藤:カラーズの敵であり、上野の平和を脅かし、パトロールという名のサボりをする…と見られている警察官。警察官の職務についている斎藤はカラーズにとっての必要悪みたいな存在(いじられキャラ)なので銀杏を投げつけられたり、うんこの入った雪玉を投げられたりするのは必然なのかも。カラーズのやらかすところにだいたい斎藤いるの面白かった。

結衣:すぐに泣いてしまうなど威厳がないリーダーと弱点探し会議で責められていたけど、よくよく考えるとこの威厳のなさもとより優しすぎてしまうところがカラーズが崩壊せずに柔軟性を持てたところなのかもと思う。黄色や青色だったら主体性が強すぎてしまって混乱することもありそう。トランシーバーでハイパーかくれんぼが台無しになるからってワーワー喚くシーンは結衣ちゃんの優しさと責任感の強さが垣間見える良いシーンだったなぁ。
あとパンツの価値は貶めないように努力してるの可愛い。

さっちゃん:とにかくうんこが好きでじっとしていられない。子供の頃ってうんこを言うだけで爆笑できた下ネタの王様であるうんこ黄金期があったような気がします。チューチューカブリラもそうだけど小さいときに意味ももなく笑える変なものってあったよなとこの子のうんこ!を聞くたび懐かしい気持ちになりました(なってない)。うんこを公言することを咎めるシーンいくつもあることを考えてみるとどことなくうんこに宇宙を感じてくるような…。(うんこも元は自分の体一部だった訳でもあるので親近感もわくのもうなづける?)

琴葉:パンダみたいな猫を捕獲するときに殺すとか言いだしたり、人の頭に足を踏みつけることに快感を覚えたりステレオタイプなゲーマーの悪い癖を見ている様でヒェッとなってしまったけど、ゲーム下手くそと赤に指摘されてヘコむところをみてちょっとかわいかった。(珍しいさっちゃんの気遣いがあったことや、結衣のリーダーとしての威厳を見せようとしてるところもあってこのシーンはお気に入り)どこかひねくれてる物言いが癖になる子。

ちなみに自分はこの作品の中ではののかが一番好きなキャラです。女子高生にしかない幼馴染的バブみがロリの前だといかんなく発揮されてるので。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

上野の街の平和を守る、我らカラーズ参上!

この作品の原作は未読です。
タイトルからはどんな作品なのかは読み取れませんでしたが、キャラデザが嫌いじゃなかったことと出演される声優さんが視聴の決め手となりました。

カラーズのリーダーである結衣のCVは、NEW GAME!の涼風青葉役を務めた高田憂希さん
カラーズ二人目のメンバーであるさっちゃんのCVは、イヤホンズの高野麻里佳さん
そして三人目のメンバーである琴葉のCVは、くまみこの雨宿まち役を務めた日岡なつみさん

放送されてからそれほど時間は経っていないのですが、これらの作品を思い出すと懐かしさを覚えます。
それだけ大量の作品が巷に溢れているから…なんでしょうけれど。

この物語は、カラーズ三人組が街の平和を守ると題して上野を縦横無尽に駆け回りながら、下町情緒溢れる人々の関わりが描かれています。

上野は今日も平和…ですが、その平和の中に潜む事件…気付きとも言うと思いますが、三人組はその穴を探り当てる達人です。
火の無いところに煙を起こす三人組…という表現も概ね間違ってはいないと思います。

この作品の気持ち良いのは、元気一杯の小学生が小学生らしさを保ったまま、無邪気に遊びまわるところだと思います。
核家族の増加と生活の多様化によって人との付き合いが希薄になっている折、部屋に籠ってゲーム三昧…という子供たちが増えている中、身体を使った昔ながらの遊びをしているカラーズには好感が持てます。

とは言え、この三人組が全くの人畜無害かと言えば決してそんな事はないんですよね…
小学生らしさ…からの発想に基づく言動が時に危ういんです。
特に問題児と言えるのは、一番表情の少ない琴葉でしょうか…

琴葉が少ないのは表情だけでなく話すこと自体が他の二人よりは控えめ…
その分、真っ先に手足が出るのが琴葉なんです。
他の二人もゼロではありませんが、琴葉と比べると雲泥の差があります。
ゲームばかりしているせいで性格が狂暴化しちゃったの…?
と思わず思いたくなる場面がしばしば…
琴葉の行動は決して良いところばかりでは無かった…というのが本音です。

行動が琴葉なら言葉で危ういのがさっちゃん…
無邪気と元気の塊みたいな女の子で、決して悪気が無いのは見ていて分かります。
でも人が聞いて決して快く思えない台詞を連発するなど、言葉遣いはお世辞にも綺麗とは言えませんでした。
良くも悪くも小学生らしい…と言えばそれまでなんですけどね。

三人の中で一番無害なのがリーダーの結衣…
逆に琴葉とさっちゃんの様な強烈な個性は持っていないので、どこにでもいるちょっと礼儀正しいの女の子…という感じなのですが、振り返ってみると、一番喜怒哀楽が激しい子だった気がします。

性格が凸凹で一人でできる事なんて限られる…だけど、集まって初めて本領を発揮できるのもこの三人ならなんだと思います。
時にやり過ぎることもあるけれど、根底にあるのは優しさだったりするんです。
今どきカラーズの様な活動をするものなら糾弾されてお終い…だと思うのですが、それでもカラーズが平和を守っていられるのは、上野という土地柄が多分に影響していると思います。

大人と子供分け隔てなく人とのかかわりを大切にしている…
そんな場所だからカラーズの活動も成立し、街のみんなから受け入れられる…
これって人間の温かさや大きさ…にほかなりません。
この作品ならではの情緒が感じられる作品…だったのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「カラーズぱわーにおまかせろ!」
エンディングテーマは「ミラクルカラーズ☆本日も異常ナシ!」
どちらもカラーズ三人組のカラーズ☆スラッシュが歌っています。
どちらもノリが良くこの作品にピッタリの歌だったと思います。
個人的にはどちらかというとオープニングの方が好みだったかな…
カラオケで歌ったら楽しくなれる曲だと思います。

1クール12話の物語でした。
雰囲気から1クールで終わる作品だと思っていましたが、最後は綺麗に纏まっていたと思います。
カラーズの言動は決して良い事ばかりではありません。
だけど、小学生が元気に外を走り回っている姿にほのぼのさせて貰った気がします。
久しぶりに上野に行ってみたくなりました。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 20

59.0 5 夏祭りで日常系なアニメランキング5位
小森さんは断れない!(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (277)
1280人が棚に入れました
優しすぎてお願い事をされると断れない女子中学生・小森しゅりを主役にした学園4コマ。力仕事の手伝いや友達に勉強を教えるうちにさまざまな能力を身につけ、そのぶん小森さんはさらに人に頼られる存在になっていく。NOと言えない性格と、受験勉強や友達関係など思春期の悩みが織り成す青春模様を描く。

声優・キャラクター
内田彩、小澤亜李、長縄まりあ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

頑張り屋さんの小森さん^^

この作品の原作は未読ですが、内田さん、小澤さんの出演を知り早々に視聴を決めた作品です。
内田さんはラブライブで私の一推しキャラであることりちゃんのCVですが、1話目で小森さんを初見した際、ことりちゃんの面影はどこにもありませんでした。
改めて声優さんの演技の幅の広さを実感した・・・というところです^^

物語は主人公である小森しゅり(CV:内田彩さん)、親友の西島めぐみ(CV:小澤亜李さん)と根岸まさ子(CV:長縄まりあさん)の3人の中学校ライフを描いた作品です。

主人公の小森さんは身長が大きくて力持ち・・・だから色んな人から色んな手伝いをお願いされるのですが、彼女の凄いのは・・・タイロル通りなのですが「頼まれたお願いを断らないこと」なんです。

「頼む」のは、その人なら出来ると思っているから・・・
だから頼まれる内容にもよりますが、人から認めて貰える事は悪い気はしないと思います。
でも、「何でも」は難しいです。
やるべき事には本来優先順位がありますし、どうしても手が離せない時だってあると思います。
それは小森さんも一緒のはず・・・なのですが、小森さんは断らないんですよね^^;

断りづらい・・・という時と場合もあると思います。
思いを寄せる人から頼まれた場合、自分の中の本来の優先順位が崩壊してしまったり・・・
目上の人だったり立場の上の人からの頼みは正直断りづらいと思います。
頼まれたことを断るという事に罪悪感を感じてしまう時もあります。

それでも一番やっちゃいけないのは「出来ない」のに「出来る」と言って、結果的に出来なくて頼んだ相手に迷惑をかけてしまうこと・・・だと思います。
時には「出来ない」とはっきり断る事も大切です。

ここで話が終わってしまったら、ややもするとお互いに気まずくなってしまうかもしれません。
ここから先は対話の世界・・・どうしたら出来るようになるのか、こうすれば役に立てるとか・・・
きっと声かけ一つでお互いWin-Winの関係が築けるかもしれないと考えると、対話ってやっぱり重要ですね^^
どれだけ相手の事を思いやれるかで、可能性は無限大に広がっていく様に思います。
まぁ、小森さんみたいなスーパーウーマンだったら、こんな事を考える必要もないのかもしれませんが・・・^^;

主題歌は幽閉サテライトさんの「とあるいつもを」

1クール13話の作品でした。3分枠のショート作品なので、視聴はあっという間です。
小森さんと親友2人との掛け合いは日常系の王道ですが、奇をてらっておらず好感が持てる作品です。
もし、小森さんがリアルでいるなら・・・私も是非頼らせて欲しいですね^^;

投稿 : 2024/07/06
♥ : 20
ネタバレ

芝鯛(神出鬼没) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトル通りでした

あらすじは省略させて頂きます

頼まれたら断れない!そんな小森さんの話。
良かった。ちゃんと動くし作画もよい。
キャラクターも可愛いし話が良くまとまっている。
ショートアニメとしては楽しめるのではないでしょうか。
それにしても中学生にしてはスタイル良いですね。
~1話の感想~
{netabare}
色んな人からもの凄く頼まれる小森さん。何か秘密があるのでは!?って話。
結局理由は分からなかった。
最後は友達が一緒に帰ろうと頼む。イイハナシダナー

2分ぐらいにしては上手くまとまっていたしテンポも良くて楽しめた。
キャラも可愛くて作画も良い。
次も楽しみです
{/netabare}
~2話感想~
{netabare}
開始15秒で4人の人に頼まれる小森さん。
断れないじゃなくて断る時間がないのでは?と思いましたw
学校では牛乳を飲んでくれとクラスメイトから頼まれる。
育ってますね・・・(失礼しました)
身長も高いから牛乳のおかげかな?羨ましい。
今からでも遅くないかな・・・・
そしてあっさり終わる。この手軽さが良いですね。
{/netabare}
~3話感想~
{netabare}
黄色い髪の子。西鳥めぐみちゃん。
モテたいとのこと・・・誰でもそうですねw
それに対して小森さん「好きです。付き合って下さい!」その後の恥ずかしがってる表情可愛かったですw

黒い髪の子。根岸まさ子ちゃん。
寝不足とのこと。小森さが一応断った・・・のか?

馬跳びの組でも人気の小森さん。
てかみんな楽したいだけだろw

なんとなく3人の中ではめぐみちゃんが一番かな。かわいい。

傘を仲良く3人で入る。いいエンドでした。

小森さんお願いです。時間を5分にしてください。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 7

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

体の大きさは心の大きさ

原作 クール教信者の作品は、性格イケメンな女性が魅力的です。

3分以内のショートアニメなので、展開が気に入れば
12話はすぐに終わってしまいます。

タイトルは「断れない!」となっていますが、ちゃんと断るところは
断る小森さん。

相手のためになることは引き受けて、ためにならないことは
断る意思は見習いたいです。

ただ小森さんへ頼み事を遭遇する回数が多いので
傍から見ると「自分でしなさい!」とイラっとする感覚がします。

物語の途中で登場する大谷くんの性格が男前なので
当初の小森さんの性格の良さを、さらに引き立ててくれます。

大谷くんが登場するくらいまではマンネリぽいので
そこまで視聴されて楽しめた方には、最期まで突っ走って
視聴してほしい作品です。

(余談)

「小林さんちのメイドラゴン」「旦那が何を言っているかわからない件」
「小森さんは断れない!」の3作アニメどれも好きですが
人によっては、好みが分かれると思います。

キャラクターの性格は、どの作品も好感が持てるところが素敵です。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 11

70.3 6 夏祭りで日常系なアニメランキング6位
川柳少女(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (289)
1161人が棚に入れました
言いたいことは五七五の川柳で伝える女の子・雪白七々子と、見た目は怖いけど心優しい文芸部の毒島エイジ。たった17音で紡がれる2人の日常は、いつだって幸せいっぱい!

声優・キャラクター
花澤香菜、畠中祐、矢作紗友里、逢田梨香子、久野美咲、上坂すみれ
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

感想を 川柳使い まとめたいw

[文量→中盛り・内容→各話感想系]

【総括】
設定が 少し変わった ラブコメだ。

川柳で 気持ち表す リズム良し。

ヒロインが アワアワしてて 可愛いし。

暇なくも ショートアニメで 観やすいよ♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
五七調、使って書こう、本レビュー。これ以下は、長歌形式、使いますw

1話目「しゃべらない ことで引き立つ 魅力かな」
{netabare}
散々に、やりつくされた、ラブコメも、ガチでしゃべらぬ、ヒロインは、レアな存在、ちゃんと可愛し。
{/netabare}


2話目「短冊に その使い方 あるんかいw」
{netabare}
短冊を、フルに使いし、その姿勢、作者のセンス、こだわりに、好印象だ。新キャラの、琴姉いつか、ライバルに、なってくるのか、わからぬが、七々子には、勝てぬ戦い、無理せずいこう。 {/netabare}

3話目「遊園地 異世界だから 言えること」
{netabare}
先輩が、いい性格を、してやがるw 序盤はギャグが、満載で、靴ナメるとこ、笑ったわw。遊園地、普段は言えぬ、ことだって、言ってしまえる、七々子さん。あざといが、確かに萌えた、靴紐に、気づかぬエイジ、総ツッコミだw
{/netabare}

4話「新しき コミュ障少女 ノリは良し」
{netabare}
川柳の、次は絵画で、表現を、している少女、登場し、ツッコミが、冴える部長の、キャラが立つ。既存のキャラの、関係を、崩さずプラス、アルファーを、付与す新キャラ、素晴らしい。七々子とエイジ、変わらない、イチャイチャを、温かく見る、キノの立ち位置。
{/netabare}

5話「Tシャツに 萌える童貞 愛らしいw」
{netabare}
どんどんと、七々子がデレる、ラブコメの、基本おさえた、展開が、面白いけど、マンネリに。サブキャラ使い、変化出す、けれど結局、ゲストキャラ。ユキ姉の、三角要素、必要かもね。
{/netabare}

6話「反抗期 ナナコは無縁 メチャ良い子」
{netabare}
父親の、暴走ネタを、取り入れて、マンネリ防ぐ、家族愛。されど記憶に、残るのは、ナナーコという、謎呼び名、後は七々子の、可愛さだけだw
{/netabare}

7話「雨の日も 小屋壊れても 素敵な日♪」
{netabare}
雨で髪、気にする七々子、ちゃんと女子。えいちゃんの、ウサギ伏線、活かしてる、サブキャラもいて、賑やかな、回ではあるが、ふと思う。まともな人は、いないのかw 相合傘は、男のロマン(笑)
{/netabare}


8話「水着とは 何着るかより 誰着るか(笑)」
{netabare}
水着着る、前に選んだ、その過程、しっかり魅せて、萌えを生む。ビキニでも、カメオつけても、変わらない、結局誰が、着るかだから。
{/netabare}

9話「何人(なんぴと)も 恋するナナコ 止められぬ」
{netabare}
サブキャラの、日常見せる、それだけで、楽しく観れる、優秀な、アニメの証。ラーメンの、クダリはかなり、笑ったわw 麦わら帽子、似合ってる、恋するナナコ、無敵の可愛さ。
{/netabare}

10話目「何を見る よりも大切 誰と見る」
{netabare}
胆試し、演出わりと、ちゃんとして、ガチで怖がる、視聴者もw ホタル見た、感想上五、えいちゃんと。ナナコにとって、ホタルより、えいちゃんと見る、ことが大切。
{/netabare}

11話目「花火より 指輪が光る 河川敷」
{netabare}
お祭りで、テンション上がる、ナナコさん、可愛さ倍増、レア顔も。想い人、前で平気に、イカ焼きを、食べるナナコは、素敵だな。花火より、光るナナコを、見つけたエイジ。
{/netabare}

12話「川柳が 繋ぐ二人の 恋模様」
{netabare}
最終話、0話に戻る、構成に、消化不良を、感じるが、もし二期あれば、繋がるな。馴れ初めも、可愛い二人、応援を、したくなったな、これからも。まあ結局は、ナナコ可愛い、だけなんすけどw
{/netabare}

……もう2度と、こんなメンドイ、書き方は、しないと誓う、午前2時w このアニメ、結局ナナコ、可愛いくて、許されている、だけなんすよね(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
なるほど、少し変わったラブコメながら、アニメだと心の声も入るから、違和感なし。毒島君にも魅力あり。七々子も、大人しくて可愛いな。「なな、ご、ね(笑)

「しゃべらない ことで引き立つ 魅力かな」

2話目 ☆4
17音、崩れてない? 腹さわらせるとこ、可愛かったですね♪

「短冊に その使い方 あるんかいw」

3話目 ☆4
遊園地回、先輩、良い性格してやがる(笑) 靴をナメるマスコット(笑) 七々子、わりと積極的だな。

「遊園地 異世界だから 言えること」

4話目 ☆4
折った(笑) 別タイプのコミュ障害。実際の音声(笑) メタネタもあるんですね(笑) 意外としゃべる(笑) 優れた適応力、、、ノリツッコミ(笑) てか、川柳作れよ(笑) 「毎日君を見てるから(萌)w」

「新しき コミュ障少女 ノリは良し」

5話目 ☆4
しゃばいこと、って久々に聞いたな(笑) イチャイチャすんなや(笑) 言い直して攻撃力アップ(笑) 下ネタか(笑) 五位野雷(笑)

「Tシャツに 萌える童貞 愛らしいw」

6話目 ☆3
アグー、豚じゃん(笑) 反抗期娘を持つ父親は大変だな(笑) ナナコの、メンチ顔w 父親は、最弱だしな、家族内で(笑) ナナーコ(笑) ウサギって、食糞するんかい? 本当にエイちゃんうんち食べてるの?(笑)

「反抗期 七々子は無縁 メチャ良い子」

7話目 ☆3
ナナコ、意外とというか、結構ちゃんと女子だよな。この学校、まともな人間いないんかい(笑)

「雨の日も 小屋壊れても 素敵な日」

8話目 ☆3
水着ってほとんど下着、ですよね(笑) ホント、わりとよく喋る(笑) 赤子以来(笑) 短冊の可能性(笑)

水着とは 何着るかより 誰着るか

9話目 ☆4
恋するナナコ、可愛いな~。エイちゃんも、可愛いし。ナナコにいじめられてた設定は、良いと思う。エイちゃんに惚れる理由にも説得力が生まれる。サブキャラの日常を魅せるのも良かったね。

「何人(なんぴと)も 恋するナナコ 止められぬ」

10話目 ☆3
ホタル、普通に周りにいたな(笑) ナナコ、蛍キャラ、似合っているな。タロット手裏剣。これは怖いよな(笑) ででででも(笑) 気合い?(笑) エイちゃんと、から始めようとするあたり、本当にベタ惚れな(笑)

「何を見る よりも大切 誰と見る」

11話目 ☆4
ナナコが満面の笑みなのが良いね♪ ナナコ、叫ぶとか、テンション高いな♪ イカ焼きを食べるのがまた、ナナコの可愛らしさ♪ 指輪の伏線も効いてたし。

「花火より 指輪が光る 河川敷」

12話目 ☆4
中学生かよ! と思ったら、中学生だったな(笑) 9話のイジメ伏線も効いてたし、多少浅かろうと、エイジに惹かれる過程を描いてるのは良いね。

「川柳が 繋ぐ二人の 恋模様」
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 24
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ざーさん喋んなくても良かったのでは?

原作未読


タイトルに惹かれたのがきっかけ。“文学的”ななにかを期待しての視聴開始です。
蓋をあければ、コミュニケーション手段が川柳のみという内向的な少女をヒロインにしたラブコメ寄りのショートストーリーでした。1話15分で全12話。
雪白七々子(CV花澤香菜)が自分の想いを五七五で短冊に書きとめて、周囲が各々アクション/リアクションしていく進行が基本的な流れです。


で、これ、、、ツッコんだらだめなんでしょうけど、すごい不自然です。
{netabare}何より不自然なのは、ヒロインがなんでこの方式!?を採るまたは採らざるを得なかったかの説明が最後までなかったこと。特異なコミュニケーションスタイルの理由背景は欲しかったかな。{/netabare}

短冊どこにストックしてんの?
いつ書いてるの?

なーんてのは微塵も気にしてません。会話があっても二往復止まりです。それは筆談しかも五七五縛りと制約があることが影響しているのでしょう。会話の内容もテンポも悪くなってしまいました。
また、七々子が句を詠みあげる音声が視聴者には聞こえても、登場キャラには文字情報だけでリアクションする設定ですから、キャラと私たちとで受け取る感覚に差が生じます。


そして川柳…

捻りもなければ奥行きも感じられない凡句のオンパレード。俳句や川柳は短い語の組み合わせだからこそ言外に意味を含ませるようにするものです。堅苦しいものではありません。サラリーマン川柳の入賞作など身近なやつを検索してみればわかります。
または技法。韻を踏むことも言葉遊びもありません。あくまで口頭会話の代替手段で音だけを五七五に収めただけ。それ以上の意味を成さないため五七五が単なる足枷にしかなってないのがもったいない。設定の独自性をもっと活かして欲しかったところです。

{netabare}例えば、
 ・回の終わり “今日の一句” のようなパートで渾身のやつをあてがうとか。
 ・返歌のイメージで以前詠んだ句を想像させるような句をもってくるとか。{/netabare}

それなりに川柳だということを意識させる仕掛けをやろうと思えばできたはずなのに。
音や動きの入るアニメだと原作漫画では目立たなかったであろう“粗”が出てきちゃったんでしょう。漫画止まりでアニメ化しないでも良かったのではないかと思います。



そして悲しい哉、設定を活かせないぶん他で活路を見出さざるを得ず、皮肉にもそこが本作の良いポイントとなったように見えました。
以下の点だけでもニーズはあると思いますので、ご興味のある方はどうぞ。それは、

 雪白七々子の表情

句を披露する時。相手の反応に応えるかたちで。はにかんだり、恥じらったりと。このへんのざーさんの演技はさすがです。画も表情は頑張ってた気がします。
恥ずかしがり屋さんがもじもじするところを愛でるにはとても良い、とあまりその気のない私でもそう思うクオリティでした。

{netabare}結局キャラでもたせるしかなくて、絵でのみ会話する子を登場させたり、水着回(第8話)設けて隠れ巨乳設定入れてみたり、と後半は顕著になっておりました。{/netabare}

ヒロイン以外では、喋らない七々子の通訳としての片桐アマネ(CV矢作紗友里)の存在が救い。矢作パイセンのツッコミはさすがのキレがあります。
想い人のはずの毒島エイジ(CV畠中祐)がここにのっかかってくればもう少し違ったでしょうが、七々子と双璧をなす存在感を発揮できたか?または見事な引き立て役を演じられたか?というとどちらも中途半端だったと思います。これは演者の力に依るところが大きい。



総論としてはこんな感じ↓


 川柳で なくてもいいじゃん キャラだけじゃん


コミュニケーションの不自然さはしょうがないですが、私の場合“文学的”ななにかを期待してしまったことで追い打ちをかけられちゃいました。これはもう私の失敗です。


うーん、これ全く別物になるんでしょうけど、七々子の句を会話相手が代読するみたいな台本は考えられなかったんでしょうか?
七々子の表情の豊かさはそのままに。ざーさんの台本は「あ」とか「うーん」止まり(笑) ここに全てを集中してもらうのです。
「なんて贅沢な使い方をするんだ」と話題先行させといて、ここ一番でざーさん情感たっぷりに句を読み上げる(心の声)!みたいなので良かったんじゃないかなあと夢想してます。



■余談
エーちゃんは「しゃばい」と何度言っただろう 若い子は分かるんかいな



----
視聴時期:2019年4月~6月


2019.06.24 初稿
2019.07.17 修正
2020.01.27 追記

投稿 : 2024/07/06
♥ : 47
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

春アニメ 気楽に川柳 楽しもう

最終話まで
15分作品としては楽しめました。いい話が多かったですね。
10話
いい仲間と仲の良い二人の笑顔で、こっちも笑顔になります。いい話でした。
9話
毒島くんも七々子のこと好きなんだよね・・・(今さらw)もうちょっとビシッと気持ちを明らかにしてあげたらいいのに・・・。どちらかというと七々子の方が積極的だしね~。そういう時代なのかな・・・w
8話
個人的には、{netabare}七々子の水着は一番最初に試着したワンピが一番可愛いかったと思う。結局、白のビキニで友達とプールに行ったらエイジ君に遭遇して・・・恥ずかしい気持ちと見て欲しい気持ちが入り混じって、川柳も字余りになってたりして、{/netabare}気持ちが複雑に揺れ動いてて、まぁ~微笑ましいお話でした。お友達のアマネ、タオ、キノもそれぞれ個性的で面白さを持っているので、楽しめる作品ですね~。
7話
微笑ましいお話。部長はいい奴ってことですね!
6話
{netabare} 反抗期か・・・親の気持ちになったことがないので、それがどれほどのショックなのか想像はつかないなぁ。{/netabare}俺だったら、こんな風にはならないと思うが・・・。
5話
占い師登場。{netabare}七々子とエイジの占いの結果は最悪だったが、エイジが強く否定して七々子は満足。しかしエイジの名前の字が間違っていて本当は相性抜群だったというオチ。{/netabare}この二人の幸せの一ページって感じのお話w
4話{netabare}
また話せないキャラが登場w 今度は絵の上手なキノ画伯。自分の言葉はコメント付きのイラストでコミュニケーションをとるみたい。七々子とはいい関係になりそうです。エイジ君のことを意識すると照れる七々子ですが、独占欲は強そうですね。いつもエイジ君の隣にいるしね!キノ画伯はレギュラーメンバーになるのかな?話せない「〇〇少女」がいっぱい出てこないことを祈るww{/netabare}
3話 {netabare}
エイジ君は七々子ちゃんには優しいね~。アマネ部長の粋な性癖のおかげでデートをすることになった二人はお似合いな感じで微笑ましいです♪七々子ちゃんもエイジ君には積極的で可愛いです。しかし、川柳少女っていうから、川柳が好きな女の子の話かと思ったら、川柳でしかコミュニケーションがとれない女の子のお話で、{/netabare}それがいい方向に出ていると思います。

2話 {netabare}
エイジのお姉さん?登場。琴姉さんのアメリカ陸軍格闘術部の方も気になりますけどね。しかし、家族とも短冊で会話とか・・・怒る時も短冊なんかい(笑)。七々子とエイジってほとんど彼氏と彼女じゃないかなぁ。{/netabare}チープな感じだけど、まぁ~これはこれで楽しいです。
 
1話{netabare}
川柳を短冊に書いて会話をするんですね(笑)。七々子ちゃんは口下手なだけで全く喋れないわけではなさそうですね。いつかしっかり自分の口で話す日がくるのかな?ほんわかするようなショートアニメでざーさんの声にも癒されるので継続視聴しようと思います。しかし、考えがまとまらなくて話せないのに川柳にすると大丈夫っていう矛盾を覆す設定には、なってなさそうなので気楽に楽しみたいと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 12

68.7 7 夏祭りで日常系なアニメランキング7位
ミイラの飼い方(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (219)
835人が棚に入れました
ごく普通の生活を送る男子高校生・柏木空はある日、旅先のエジプトにいる自称"冒険家"の父から突然、ミイラを送りつけられる。「面白いミイラを見つけたからお前に預けることにした!」と書かれた父の手紙におののく空。だが、送られてきた大きな棺から現れたのは、全長12cm!?なんと手のひらサイズのミイラだった・・・。小さい上に、臆病で、泣き虫、でも何ともいえない可愛さのミイラにミーくんと名づけ面倒を見ることになる空。一つ屋根の下、一緒に暮らし始める空とミーくんの共同生活とは・・・・。

声優・キャラクター
田村睦心、河本啓佑、茜屋日海夏、茅野愛衣、山下誠一郎
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ミイラに似たなにか

5話までの感想{netabare}
5話まで見て…おや?これ結構切り込んでく系?と思い始めました。

どうしても序盤…3話までの間「何故ミイラ?」というのがやっぱり気になってしまい、正直キツかった。
カッパやドラゴンなんかの想像上の生き物ではなく、ミイラってのはちゃんと実在してて(動きはしないが)、博物館なんかに置いてあって、その正体は人間(人間以外もあるか、とりあえず動物)の死骸が中に詰まってて。
そんなことを考えてしまうと作中のミイラに違和感しかなく…。
要はミイラは「人が作り出したもの」であって「まだ人類に発見(認知)されてないだけで、居てもおかしくはない」っていう妖怪なんかとは一線を隔してるだろう、と。
それとも妖怪に作られたってことなんだろうか?
また、ミイラに限らず想像上の生き物でも、その名前を聞いてパっと思い付く共通認識から大きく外れたモノを持ってきて「どう?驚いたでしょ?」っていう一発ネタにしか思えないというか。
更にはその…OPがなーんか物悲しい感じがするせいもあるのかな?
あんなサイズのミイラが実際に存在するとしたら──死産した赤ん坊を嘆く両親が復活を願ってミイラ化した?な~~んてことまで考えてしまったり。
ってか単純に、生態もワカラン生き物をペットにしようとしないでくれ(切実)、ってかそのために調べようと思うのは当然だし、それをしようとした神谷を止める柏木には狂気を感じた。
ドッグフードだってカブトムシにスイカ与えてるようなもんなのかも知れんぞ?

──と辛口になってしまったけど、文章として書き起こしたらそうなってしまったってだけで、別に目くじら立てて怒る程でもないし、そのままダラーっと見続けてたのですが…。
今まで謎だった世界設定が4話にして明らかに。
ああいう不思議生物はそこら辺に居て、けど人に見付かると迫害されるから普段は隠れてて、主人公の柏木はそんな差別しないで助けてくれるからよく集まって来る、って世界らしい。
それでもミイラのミーくんは別格に不思議な存在ってことっぽい。
あっそうなん?
今まで抱えてた違和感が氷解した気分。
…。
1話で説明せーや!
同じ4話内だけど、その説明がされる以前の神谷と妹の小鬼に対する態度は、もはやホラーだったぞ。
まぁ無いよりは良いんだけど…というより、これって原作がマンガなんだっけ?
もしかして原作でも自分が思ってたようなツッコミは多く寄せられて、途中から弁解がてらの設定紹介をしたとかだったりして?
果たしてそれをアニメでまるっきり再現しちゃうのもどうかとは思うけど…その場合は自分が思ってた違和感はそんなに特別じゃないってことにもなるワケで、3話までの間に切っちゃった人も多いんじゃなかろうか。
なんか勿体ないな。

そして5話。
この回では更に切り込んで、「ミーくんが故郷に帰ろうと思わないのは何でだろう?」と柏木が不思議がることに。
お、マジか、この問題掘り下げてくれる?
もししっかりと掘り下げてくれたら、そこらの異世界転生モノより上行けるんじゃなかろうか。
掘り下げてくれるかどうかはまだ不明だけどねー、俄然今後が楽しみになってきました。

とはいえ…エンジンかかるのおっそいッスね、今期そういうアニメが妙に多い気がする。{/netabare}

8話までの感想{netabare}
↑で書いた推察、もしかして正解?
要は、後先考えずに思い付きネタでマンガを始めた…のはいいけど、あれこれツッコミ(ミイラである必要性やどういう世界なのかの説明や掘り下げ等)をされて「確かにそれ描写しなきゃアカンかも?」と思って後付けながら世界設定等を追加して行ってる?
原作者自身が新人なのかな?見切り発車もどうかと思うが4話から世界観の説明が始まりそれ以降も掘り下げが続いてて、なんつーか…謎の小動物を眺めてほっこりするよりも、作者の成長を見てほっこりする楽しみ方をしてる自分が居ることに気付きました。

具体的には──
6話
「人間に害成す不思議生物は居ないの?」→「マンドレイクご用意致しました」
7話
「新たにバク出すのは構わんけど理由無きゃダメだよ」→「立秋はバクを引き付ける悪夢を見ます、何故そんな悪夢を見るのかは伏線張っときました(首筋のアザ)」
8話
「不思議生物は人目を避けてるだけでそこら中に居るんだよね?ならそこらで生活もしてるよね」→「生活ぶりを描きました」
また、地蔵に「おや?」と言わせて立秋の伏線の継続にも余念がない

とりあえず何も考えずに不思議生物をホイホイ出してるのとは違うっぽい、途中から。
あ、立秋の首筋のアザが本当に伏線かどうかは分かりません、けど「これ関係あるんじゃない?」と思わせるだけでも“引き”にはなるワケで。
8話はつぐももか?と思わせる位の豹変ぶりでやり過ぎな感もあるけど、どうにかして違和感の払拭(世界観のすり合わせ)をしようと頑張ってる様に見える。
また、地蔵や神様が居るのなら1話の段階で「ミイラって何を食べるんだろう?」と狼狽えたりせず聞きに行きゃあいいハズで、やっぱり後付けだと思います。


上記の文章はあくまで推測ですけどねー、原作の掲載方式すら知らんし。
で、もしそれが正解だとすると不思議なのは、なんでアニメでその順番通りにしちゃったかなぁ、と。
4話を1話に持ってくれば視聴切りした人の数は減らせたんじゃないかと…ってのは前回の感想でも書きましたね。
作者の成長ぶりを楽しむって視点はめっちゃ上級者向け(自分がそうだとは言わない、自分も3話まで辛かったし)だと思うんだが…。

推測ついでに今後の予想。
立秋の悪夢の原因を解除→もう悪夢見ないのでバクが居なくなる?と大騒ぎ→去らずに留まってくれることになってメデタシメデタシ
当たるも八卦当たらぬも八卦。
それプラスミーくんの謎(エジプトへ帰りたがらない理由など)に迫ってくれると良いんだけどなー、どうかなー。{/netabare}

最終回まで見て{netabare}
↑で書いた予想外れちゃいました、タハハ。
本編はそれ以上に急展開で、人の理とは別の妖怪の世界が存在してて──それだけなら今までも描写はあったが──そいつらが一同に会してモノケダンスやるとは思わんかった。
もっと個体数少なくて点在してるものだと思ってたました。
ってか祭には招待状が無いとエラい目に遭うって…神隠しにでもあうんだろうか。
うっかり迷い込んで帰ってこれなくなった人とか結構居るんじゃないの?
この作品ってそんな怖い話だったのか…。
そして「すっかり鬼太郎みたいな世界になったなー」と思ってたら“コレクター”(=密猟者)が出てきて今度はジャングル大帝チックに。
…。

迷走しとらんか?

迷走といえば妖怪のお祭りエピソード前にあったアヌビスの件。
あくまで本物のアヌビス神(ミイラの神)ではなく置物が付喪神化したって設定で、その口からミーくんを「これはミイラではない」と語ります。
本物のアヌビス神じゃないからそれが事実なのかどうかちょっと断言できない、って感じで煙に巻いた形(本当にミイラかどうか疑わしい、けど確証はないって状態)になるけど、やっぱり読者から「これ全然ミイラじゃねーじゃん」って突っ込みは多数寄せられてたんじゃないか?
どうにか誤魔化すためにアヌビス登場させたって気がしてならない、ってかそれ以外に登場させた理由が存在しないし(他の方も指摘されてますが登場エピソ-ド以降は空気)。
とりあえず自分はミーくんはミイラではなく“ミイラモドキ”だと思ってるし、ミイラの定義をwikiったらそもそも包帯グルグル巻きはミイラの条件ではないし(包帯巻いてないミイラも存在する。包帯グルグル巻きをミイラ呼びするのは「そういうミイラもある」ことからの比喩に過ぎない)、それこそミイラを模した人形が付喪神化しただけかも知れない。
作者は思い付きで始めたものの後になって頭抱えてるんじゃなかろうか。
伏線(ミーくんがエジプトへ帰りたがらない理由、立秋の首のアザ)投げっ放しで終わっちゃったけど、もうどうでもいいや。

あとこれは「アニメなんだし別にいいじゃん」って範疇になるけど、海外の“土”は輸入できません。
なんでエジプトの土って言っちゃったかな…砂だったらギリギリセーフなのに。{/netabare}

総評
これから見ようかなと思ってる方は4話から見た方が良いかも?
「4話までガマンしよう」ではなく「4話から」。
もしくは8話から、または11話から。
最初に無茶な設定デッチ上げてしまったのでその言い訳に後付け設定が次から次へと追加されたとしか思えない作りですので(何でアニメがその順番通りに再現してしまったのかは謎)。
なので順番通りに見てくと「あれ、そんな設定なの?」「そんな世界だったの?」と戸惑うことが多数。
まぁなにより「それミイラじゃねーよ」と1話にして戸惑うのが大半だと思いますが…これに関してはミイラではなくミイラモドキだと思えば違和感は緩和されるかと。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 7
ネタバレ

ヱルリラ☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰でも安心して楽しめるほのぼの日常コメディ

「ミイラの飼い方」は原作の方がcomicoの方で連載されており、
私は原作から入ったのでアニメ化をとても楽しみにしていました~ヽ(*>∇<)ノ
アニメで興味を持たれた方は、ぜひぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

~最新話までの全体の感想~
ミイラという本来はホラー要因になりそうなキャラを、
逆にいかに可愛らしく見せるかがこの話のキーポイントですね!
アニメとなると、漫画では表現の難しいミーくんのちょっとした仕草とか、
歩くたびにちっちゃく効果音が鳴るところが可愛すぎる!!
特に、小鬼のコニーがグッd(^_^o)ってする時の音が好きです笑
「ミイラの飼い方」はミーくんを初めとしたアニマル(?)達との
日常系ストーリーなので、基本ほっこり見れるお話です
基本的には、、、。第4話くらいから少しずつ、
重い部分が見えてきますけどね汗
ともかく、作者さんのこのお話に対するモットーが
「恋愛なし、エログロなし、悪口なし」(←確か!また確認します)
ということですので、万人が楽しめる作品には間違いありません!

ただ、少し残念だったのが主人公空くんの声かなぁ(・-・`*
想像していたよりも、というかかなり女性寄りの声になってましたね。
確かに、典型的イケメンボイスのイメージでないのは確かですが、
なんだか違和感が、、、。少年声ではあるけれどすこし憂いを帯びた印象
(たとえば花江さんとか)を期待していました。他月、モギ(茂木朝)ちゃんの
声はぴったりでした!

それから、原作ファンとしてはもう少し原作に沿った進行にして貰いたかったかも。
ある意味の見せ場がカットですからね-。ちょっと盛り上がりに欠けた感が。
ともあれ、今後も楽しみにしています( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡
(更新日:2月3日)

以下、各話ごとネタバレありありの感想になります


第1話 しろくてまるくてちいさくてとてもなきむしだけどがんばる
{netabare} 始まりました!ミイラの飼い方!
いやもうオープニングから可愛すぎるでしょ!!
あんなミイラがいたら私でもペットにしたいですね笑笑 
みーくんとぽちのわんわん合戦も楽しかったです。
一時、ミー君が番犬みたいな鳴き声だったらどうしよって
考えていた時もあったんですけど、まぁそんな筈もなく、、、安心した笑 
最初の方の話を振り返るのは久しぶりなので、アニメでもキレキレな
空くんのツッコミに初視聴者のごとく笑わせて貰いました。
みーくんの心の声も、漫画っぽさを残したコマで表現してくれていたので、
よかったかな。次回は、ミー君が来てから初の大きめな事件が起こるので、
楽しみにしたいと思います(✿´ ꒳ ` ) {/netabare}


第2話 いじわるされたりおいかけられたり小さいということはとてもたいへん
{netabare} 今回はもぎちゃん(茂木朝)の出てくる回でしたね!
もぎちゃんはさばさばっとしたタイプの女の子なので、
あんまり甘すぎる声じゃいやだなぁ~と思っていたのですが、
だいぶイメージに近い声で安心しました!

ただ、この回は空くんの見せ場でもあったので、
原作と少し違っていたのが結構残念でした。
もしかすると、ちょっとアニメとして放送するにはグレーな部分であったのと、
尺の関係かもしれないんですが、、、。
私としては、この話でぐっとストーリーに引き込まれた印象があるので、
できればカットしてほしくなかったかな。
盛り上がりに欠けちゃったような気がします。

まぁ、でもこれはこれで、出てきたキャラが皆いい人で終わったので
めでたしなのかな、、、。あと、今回大地くんがちょこっとだけ登場しましたね。
原作では、彼が出てくるまで結構話数を踏んでいるので、
やはりかなり詰め詰めでの進行なんだろうな( ̄▽ ̄)
できることなら、急がずクールを分けるなどして展開してほしいと思いました。{/netabare}


第3話 たいせつなひとが風をひいたらとてもしんぱい
{netabare} たいせつなひと=みーくんにとっての空くんですね!
今回は、空くんのおばさんであるカエデさんがしっかりと登場した回でした。
カエデさんはメガネをかけると性格が豹変してしまうという、
一気にコメディ感が増すキャラです笑 ホントは空くんや他月、
みーくんたちにいたるまで、すごく気にかけてくれる
優しいお姉さんなんですけどね、、、。

さて、今回も少し展開が早く、もう「風邪回」がきてしまいました。
いちいちみーくんが可愛すぎて、風邪なんか引いている暇ありませんね。
それにしても、冷えピタの代わりになるとは、なんとも斬新なミイラの活用法、、、
いや、なんでもありません笑 今後の展開にどう絡ませてくるかは、
アニメで何処までやるかによりますが、所々に伏線がちりばめられていたなぁと。
みーくんの謎はさらに深まりましたね。まさかあんな方法で風邪を治すとは!
そしてそして、最後のアレは何なのか!?
次回、アレと他月の関わりを楽しみにしたいと思います♪{/netabare}


第4話 おにごっこはひとりではできないしいっしょは楽しい

{netabare}
さて、前回の最後に登場した子鬼が、いかにして空達の仲間になるかのお話でした。
コニーはまたみーくんとは対照的な、マイペースで素直じゃない(他月にそっくり)
なキャラですね。この話は、それぞれの人物の元にくるキャラが、
飼い主とどんな絡みを見せてくれるかというのも魅力の一つだと思います。
さて、今回ちょこっとだけ他月の闇のような部分が見えてきましたね。
公園で発見したドラゴンを助けることができなかったという他月。
詳しい出来事はまだ触れられてないですが、どうやらそれが他月がコニーとの仲を
深めることに躊躇してしまう大本の原因みたいです。このあたりから、
どうやらこの物語は単なるほのぼの系だけではない、という部分が
見え隠れしてきましたね。
来週はOPに登場したり、4話でもちらりと触れられていたドラゴンが出てくる模様。
楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

もちもちぷにぷに! 手のひらサイズの不思議な生き物!

この物語の原作は未読です。
この作品も何の事前情報も無しで視聴を始めた作品でした。
ただ、ミイラという単語からイメージされる「おどろおどろしい何か」の様な先入観を持っていましたが、1話であっさり払拭されました。

この物語の主人公は、高校2年生の柏木空。
父親が世界を飛び回る冒険家…旅先で面白いモノを見つけては息子の空に色々と送っていました。
そして今回も父親から荷物が届いたのですが、届いたのは今にもドラキュラが出てきそうな棺桶と、大量の書類…
その書類を読み進めて分かったのは、棺桶の中に入っているのはドラキュラではなくミイラであること…
そして次の瞬間、棺桶がガタガタと動き出したと思ったら「ギィーッ…」と蓋がスライドしてミイラが出てきたのですが、ビックリだったのはミイラが思っていた以上に小さいこと…
そしてミイラという単語から凡そ思いつかない程可愛らしかったこと…

そのミイラ…可愛いだけじゃなく、役に立とうと一生懸命頑張ろうとするんです。
もちろん、手のひらサイズですから出来ることには限りがあります。
それでも一生懸命なんです…
その理由は、空と一緒に居たいから…それがひしひしと伝わってくるんです。
「ミー君」と名付けられたミイラと空との生活が始まり…物語が動いていきます。

いくら可愛いとはいえ、ミイラとの生活…全ては手探り状態です。
そんな五里霧中の状態の空をそっと励ますのが、保育園からの幼馴染である神谷他月…
空は性格と人当たりが一緒で優しさが滲み出ているような直球だとすると、他月は外見はクールだけど中味のあったかい変化球系…
でもとても良いコンビであるのが、二人のやり取りを見ていると伝わってきます。

この物語はミイラが登場する時点でファンタジーなのですが、ファンタジー要素はミイラだけではありません。
何て言ったら良いんだろう…物語が進むごとに、ファンタジー要素が「大盛り」「メガ盛り」「テンコ盛り」とバージョンアップしていく感じなんです。

でも増えていくのはファンタジー要素だけではありません。
人との繋がりも同じように強く固い絆が広がっていくんです。
勿論、ファンタジー要素と人間関係は等しい訳じゃないのでタイムラグもありますし紆余曲折だってあります。
でも、空の周りに集まってくる人たちって…結局みんな友達思いであったかい心の持ち主なんです。

この作品の心地良い部分でもあると思います。
自分が自分で居られる場所…
飾らない素のままの自分を、ありのまま受け止めて貰える場所…
こういう場所って大切ですよね。

そしてみんなが大切だと思える場所だから、みんなの大切を共有する…
困ったときには助け合うのが当たり前…
優先順位の一番は決して自分じゃない…
みんなが笑っていることが、自分の居場所の心地良さに還ってくることをみんな知っているから…
優しさが身に染みる作品…そう言っても過言ではないと思います。

私はどちらかというと殺伐とした環境で暮らしてきたので、そういう場所には憧れを感じます。
別に好きで殺伐とした環境に身を置いた訳じゃ無いんですけれどね。
でも学生時代ならではのしがらみに縛られていましたから仕方無いんですけれど…

完走してwikiをチラ見しました。
そこにはこれまで抱いていた謎の答えが記されていました。
でも謎のままで良かったかも…謎のままの方が良かったかも…
私個人的には結構衝撃的…でも知って「成る程」と思えたのも事実です。
ここでは伏せておきますね。

この作品ならではの優しさ…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、つりビットさんの「不思議な旅はつづくのさ」
エンディングテーマは、イケてるハーツさんの「ロゼッタ・ストーン」
エンディングの楽曲提供者は志倉千代丸さんです。
志倉さん、と言われなければ絶対に気付かない曲調だったのでちょっとビックリでした。

1クール12話の物語でした。
ミー君の可愛らしさと居場所の優しさ…
日常生活でそういう成分が不足した際、しっかりと気持ちが充電できる作品だと思います。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 10
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