夏祭りで幼馴染なTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の夏祭りで幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年07月06日の時点で一番の夏祭りで幼馴染なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.0 1 夏祭りで幼馴染なアニメランキング1位
なんでここに先生が!?(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (288)
1207人が棚に入れました
なんでここに先生が!?――いろいろな場所で巻き起こる、大人の魅力にあふれた先生と男子高校生によるギリギリ感満載のエッチなハプニングの連続。先生たちの普段は見せない意外な素顔を、知れば知るほど好きになる!過激なシチュエーションで描かれる『あまあま』で『たゆたゆ』なかわいい先生たちとのハイスクールライフ!

声優・キャラクター
上坂すみれ、鈴木崚汰、後藤邑子、増田俊樹、石上静香、山本和臣、山本希望、小林裕介
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

馬鹿っぽいのが好きなんです

女性教師と男子高校生によるラブコメ。
児嶋加奈可愛すぎるんじゃあ。普段怖いからこそのギャップ萌え。
あとは可愛いゴトゥーザの声。久しぶりに聞いた。
立花千鶴も普段は無表情キャラだけど、段々可愛く思えてきた。{netabare}不器用すぎて告白を断った後のフォローが出来なかったのは残念だけど、最後ハッピーだったからめでたし。{/netabare}

兎に角なにそのTOLOVEるが続出。
一番は男子トイレに先生が入ってたことかな。まじ意味分からん。
馬鹿っぽいけれども、時折キュンとするし、好き。ハーレムじゃなくて1対1なのも良い。


OP
ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡ 歌 上坂すみれ
ED
第12話ではエンディング位置で使用。
りんご色メモリーズ
歌 児嶋加奈(上坂すみれ、第1話 - 第4話)
歌 松風真由(後藤邑子、第5話、第6話、第9話)
歌 葉桜ひかり(石上静香、第7話 - 第9話)
歌 立花千鶴(山本希望、第10話 - 第11話)
焦点が当てられた先生の絵になるわけだが、可愛かった。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
なんでここに先生が!?--いろいろな場所で巻き起こる、大人の魅力にあふれた先生と男子高校生によるギリギリ感満載のエッチなハプニングの連続。先生たちの普段は見せない意外な素顔を、知れば知るほど好きになる!過激なシチュエーションで描かれる『あまあま』で『たゆたゆ』なかわいい先生たちとのハイスクールライフ!

1時限目
ある日、普通の高校生・佐藤一郎が男子トイレの個室に入ると、そこにはなぜか「鬼の児嶋」こと児嶋先生(♀)が!? 鍵が壊れてしまい、個室に閉じ込められた二人の、尿意との戦いが始まった!あくる日、保健室でも二人は遭遇!熱に浮かされた児嶋先生を看病するため、薬をさがす佐藤だったが…。

2時限目
夕立に見舞われた佐藤がコインランドリーに駆け込むと、そこには雨に濡れた児嶋先生が!?意外にも雷が苦手な児嶋先生と、落雷で落ちたブレーカーを復旧させようとするが…。夏休み、佐藤の実家に児嶋先生がやってきて、一緒に妹の詩緒の子守りをすることに。

3時限目
なぜか佐藤の部屋にやってきた児嶋先生。児嶋が持ってきたアルバムを一緒に見ると、そこには高校時代の児嶋と一緒に写る小学生の佐藤の姿が。二人の意外な接点とは!?しかも佐藤の母・咲に酔わされた児嶋の暴走が止まらなくなって・・・!?

4時限目
知人の結婚式にでるため、南の島にやってきた佐藤一家。しかしなぜかそこにも児嶋先生が!?式までの間、二人は海で遊びながら待つことになったが、児嶋が海で足をつってしまったうえ、何かにかまれてしまったかも…!? 佐藤は大好きな先生を救えるのか!?

5時限目
強面のため友達ができず、今日も一人でお昼を食べる男子高校生・鈴木凛。そこに「聖母」と呼ばれ、生徒から人気を博している松風先生が、一緒に食べようと声をかけてくる。お弁当を食べている最中、鈴木は池に落ちそうになった松風先生を助けようとするが…。

6時限目
ハンバーガーショップにおもちゃ付きセットを買いに来た鈴木。妹たちに頼まれたとはいえ、男子高校生がひとりで買う恥ずかしさにとまどっていると、そこに同じくおもちゃ付きセットを買いに来た松風先生とバッタリ。突如降り出した雨の中、傘を届けてくれた鈴木の妹たちと帰宅する道中、松風先生をおもちゃが襲う!?

7時限目
「川沼祭」の打ち合わせのため、松風先生と鈴木を出迎える川沼東高校生徒会会計の高橋隆。そんな中、顧問の葉桜先生は幼馴染の高橋をからかってばかり。打ち合わせが終わり、松風先生と葉桜先生の差にため息混じりで高橋が帰宅すると、なぜか自室のベットに葉桜先生が!?

8時限目
課外授業で山登りに来た高橋たち。先日の一件以来、葉桜先生を意識してしまう高橋は、道中の葉桜先生とやりとりの最中、足を滑らしてしまう。助けようと手をつかんだ葉桜先生ともども川に落ちてしまった高橋は、一旦洞窟の中で濡れた服をかわかそうとするのだが…。

9時限目
川沼祭夜の部の目玉企画「お化け屋敷」。会場となった旧校舎の見回りをする高橋と松風先生の妹で川沼西高校生徒会のさや。さやと一緒でまんざらでもなさそうな高橋の反応が面白くない葉桜先生は、ふたりをおどかしてやろうと先回りをするのだが、いたんだ床を踏み抜いてしまい!?

10時限目
レストランでアルバイト中の田中甲のもとに、中学時代の友人である佐藤と鈴木が遊びに来た。ふたりから彼女ができたと告げられ、高校最後の3か月で彼女を作ることを宣言する田中だったが、不注意でぶつかったお客の衣服を汚してしまう。その相手は冷たすぎる言動から「絶対零度の立花」とあだ名されている高校の保健の先生だった!

11時限目
お正月の福引でペア旅行券が当たり、一緒に岩垣島に旅をすることになった田中と立花先生。先生とふたりきりで旅行ということに戸惑う田中だったが、そんな田中をよそに立花先生は率先して田中を海へ誘う。そこで二人を待ち受けていたのはヤドカリ!? 旅の中で次第に立花先生に惹かれていく田中だったが・・・。

12時限目
バレンタインデーに立花先生からのチョコレートを期待する田中。でも放課後になっても先生は現れない。しょんぼり帰宅しようとした田中だったが、校庭で雪に埋もれた立花先生を発見。しかも折からの大雪で学校に閉じ込められてしまう。花先生が用意していたチョコレートの秘密とは? そして田中の想いは先生に届くのか!?

投稿 : 2024/07/06
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

かわいい先生たちとの”あまあま”で”たゆたゆ”なハイスクールラブコメ

この作品の原作は未読です。
健全な年下の男の子と、年上の女教師との間で巻き起こるハプニングを描いた…所謂「けしからん系」の作品です。
しっかり完走はさせて頂きましたが…こんなハプニングを経験したことのある人は実在するんでしょうか!?
私にも高校時代がありましたが、そんなことが起こる可能性なんて微塵もありませんでした。
しかも、揃いも揃ってそんな若くて美人でスタイル抜群な女教師が複数いること自体あり得ないのでは…!?

一番けしからん…じゃなくって羨ましいのはハプニングよりも、そんな魅力溢れる先生とお近づきになれることだったり…?
今回登場する4人の先生…凄いのは外見だけじゃなく、内面とのギャップ萌えも半端無いんです。


なんでここに先生が!?
場所を問わず巻き起こる先生と男子高校生による
ギリギリ感満載のハプニングの連続。
大人の魅力に溢れた先生たちが見せる様々な表情を、
知れば知るほど可愛くなる!
過激なシチュエーションで描かれる『あまあま』で『たゆたゆ』な
かわいい先生たちとのハイスクールライフ!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品には、どんなかわいい先生たちが登場しているんでしょうか。
少し紹介しておきます(説明文はwikiより抜粋)。

児嶋加奈(声:上坂すみれさん)
川沼西高の国語教師。23歳。B:89、W:57、H:86。
男勝りで素行に厳しく生徒からは「鬼の児嶋」と恐れられている。
生徒に手をあげた他校の不良を一人で全員撃沈させるほどの実力者である一方、引っ込み思案で照れ屋。
酒には弱く一滴でも飲むと泥酔する。しっかり者に見えてかなりのドジっ娘。

松風真由(声:後藤邑子さん)
川沼西高の美術教師。24歳。B:85、W:58、H:86。
全てを包みこむような優しさから生徒の間では「聖母松風」と呼ばれている。

葉桜ひかり(声:石上静香さん)
川沼東高の体育教師。22歳。B:88、W:56、H:87。
日焼けしている。生徒会と水泳部の顧問をしている。
性格は明るく元気で天真爛漫だが少々ガサツ。

立花千鶴(声:山本希望さん)
川沼東高の養護教諭。24歳。B:87、W:56、H:85。
銀のショートヘアーの先生。
場の空気が凍る発言をしばしばするため「絶対零度の立花」と呼ばれている。
性格はクールで表情もほとんど崩さない。

そう…この作品は、どの先生を推して見るかで評価の変わる作品なんです。
私は、最初児嶋先生推しで視聴していました。
理由はギャップ萌えによる可愛らしさ…

その気持ちはずっと揺らぐことは無かったのですが、正直立花先生には色々と持っていかれてしまいました^^;
クールな女性の時折見せる表情の変化にとことん弱いんです…

その他の先生が魅力的ではない…ということは決してありません。
私の鉄の意志…って立花先生で崩れたので、微塵も鉄ほどの固さが無かったのが結論ですけど…^^;
それでも救われたと思えたのは、初心貫徹したことでしょうか。

オープニングテーマは、上坂すみれさんの「ボン♡キュッ♡ボンは彼のモノ♡」
エンディングテーマは、ヒロイン4人による「りんご色メモリーズ」

1クール全12話の物語でした。
金子ひらくさんの総監督らしさ溢れる作品だったのではないでしょうか。
原作はオムニバス形式で連載が続いているようです。
次はどんな先生が出てくるんだろう…
誰が演じてくれるんだろう…
やっぱり気になりますよね。
未だ続編制作だって発表されていないのに…^^;
って、しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/07/06
♥ : 19
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ラッキースケベの限界突破(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
Wikipedia見たら、「ラブコメ」とありましたが、、、いや、ラブコメではない(笑)

完全な下ネタ、というか、エロアニメ。「エロコメ」くらいにしときましょうか(笑) 女の子?というか、女教師は可愛く描かれているとは思います。まあ、年齢制限だよな~という作風。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ナニをどうしてドウなったら、ソウなるんだよ(呆)と思いながら観てました(笑)

「廊下の角でぶつかって、一緒に転んで胸に手が」というレベルではなく、「そんなん思いつかねぇよ」という、ある意味でサイコパスだとすら思えるほどの、ラッキースケベのオンパレード。

半分呆れて、半分笑った(笑)

いや~、しかし、「なんで先生がみんな可愛いんだ?」ですね(笑) ウチの高校に可愛い先生とか、いたかな? 仮にいたとしても、絶対に、可愛い同級生の方に興味があった。だから、「あの先生、可愛いよな」みたいなノリって、よくワカラン(笑)

閑話休題。

本作で、明らかに良い仕事してたのが、児嶋加奈 役の、上坂すみれ さんですね。

通常の教師バージョン、デレバージョン、鬼の児島バージョンなど、状況に応じて上手く声色を変えていて。特に、デレへの落差は素晴らしく、「児嶋加奈」というキャラクターの良さをしっかりと表現していて、プロだな~と思いました。

アニメの中身としては、エロアニメのわりに(前半なんか結構)オチのギャグのレベルが高くて、だから(苦手な作風ながら)観られたというのがありましたね(後半に恋愛要素強めになったら、ギャグが減って残念だった)。

あぁ、あと、本作は最初の4話はBSで観ていて、4話目からはAT-X(年齢制限カット)で観ました。別に、大して変わらないかな?と思いました。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
エロアニメですな。児島先生、可愛いけど、そのオチかよ(笑) もっと上だとか、ガチの下ネタなんだけど(汗)

2話目 ☆3
わりと、ギャグオチなのは良いよな。夕立(笑)

3話目 ☆3
最後、あざとく萌えさせてくるよな(笑)

4話目 ☆2
毒を吸い出すの、良くないらしいけどな。コーラかよ(笑)

5話目 ☆


6話目 ☆2
どんなAVだよ(笑) 大人のお、、、。振動に(笑) バカ過ぎる回だな。

7話目 ☆3
ナニをどうしてドウなったら、ソウなんだよ(笑) レベル高すぎ(笑)

8話目 ☆2
1話飛ばしたが、まあ、良いか(笑) また、ヒドイ内容だな(苦笑)

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆2
各話感想は書いてないけど、一応観てた。恋愛要素が強めになり、ギャグが減ったのは残念。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 25

84.0 2 夏祭りで幼馴染なアニメランキング2位
電脳コイル(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1968)
11142人が棚に入れました
今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。
優子は、その街で出会った友達と電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する…。

声優・キャラクター
折笠富美子、桑島法子、矢島晶子、小島幸子、斉藤梨絵、鈴木れい子、野田順子、小林由美子、梅田貴公美、山口眞弓、沼田祐介

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

最高のNHKアニメ

完全に思い出補正は入っているわけだが、拡張現実というものを取り入れた作品で小学生らしさも全開なこの作品好きだった。

優子と勇子の関係性もだが、ハラケンも良かったぞ。

思い出補正なんでどこがどう良かったかなんて具体的には語れないのが悔しいが、言葉にするとそうでもなかったなあという気がしてくるので、あえて言葉にはしない。
Don't think, feelの精神貫きます。

子供心ながら最後のほうはハラハラドキドキしていた。ヌル怖い。


OP
プリズム 池田綾子
ED
空の欠片 池田綾子
池田綾子さんはこの作品でしか見かけてないような気がするが、昔聴いてた裏組曲なるものにも使われていたし、プリズムはずっと聴いていたいと思えるほどの良曲。
勿論、空の欠片もEDにぴったりでノスタルジックな気持ちになる。


アマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. メガネの子供たち
金沢から大黒市へと引っ越してきたヤサコこと小此木優子と妹の京子。ヤサコは謎の電脳生物を追いかける京子と電脳ペットのデンスケとはぐれてしまった。電脳メガネでデンスケを見つけたのはいいが、なんとデンスケはヤサコの目の前で、謎の電脳生物と共に壁の中へと消えてしまった! ヤサコはたまたま出会った自称コイル探偵局員の女の子・フミエと共にデンスケ捜索を開始する!

2. コイル電脳探偵局
サッチーの攻撃をなんとかかいくぐり、デンスケの救出に成功したヤサコとフミエ。しかしなんとデンスケは謎の電脳ウイルス「イリーガル」に感染していた!戸惑うヤサコを助けたのは、フミエの親玉にしてヤサコの祖母「メガばあ」だった。メガばあは様々な電脳グッズを駆使してデンスケの治療を試みるのだった。一方、謎の少女イサコがデンスケを狙って、手下の電脳生物モジョを差し向けてようとしていた・・・。

3. 優子と勇子
大騒動の翌日、ヤサコは転校初日を迎えた。留守の間に、メガばあの応戦も空しく、モジョによってデンスケが誘拐されてしまう!再びデンスケ救出に向かうヤサコとフミエ。モジョの反撃を受けながらも必死の追跡を続ける二人の前にサッチーが立ちはだかる!! 混乱のさなか、一旦は助けたデンスケをイサコに奪われてしまう。果たしてデンスケを無事取り戻せるのか?そして謎の少女イサコの狙いとは一体!?

4. 大黒市黒客クラブ
ヤサコに続いて6年3組にやって来た第二の転校生、それはなんと昨日デンスケを誘拐したイサコこと天沢勇子だった。イサコは、ダイチがリーダーの「大黒黒客」へと勧誘されたが、これを冷ややかに断ったことで、ダイチたちに目をつけられてしまう。ヤサコはイサコと友達になろうと話しかけるのだが、イサコはヤサコにひどく冷たい言葉を投げ返す。放課後、ダイチたちはイサコに電脳アイテムで攻撃を仕掛けるのだが…!!

5. メタバグ争奪バスツアー
この街のどこかにメタバグが大量に埋まっているという噂を聞きつけたダイチたち。そんなダイチたちに「在りかを知っている」と近づいて来たのは、なんとイサコだった。メタバグ探索に向かうイサコたちの後をつけるヤサコとフミエ、そしてイリーガルの研究をしているという「生物部」の部長ハラケン。ダイチたちが辿りついた先は、電脳霧がたちこめる「バスの墓場」だった!イサコはダイチたちにバスの床を掘るように命じる。果たしてイサコの目的とは何か!?

6. 赤いオートマトン
ヤサコたちのピンチに、襲いかかるサッチーに命令をして停止させたのは、なんとハラケンだった。サッチーはハラケンのペットだったのだ!ハラケンの正体を探ろうとするフミエとヤサコは、まずは生物部らしくサッチーの生態を探ることから始めるのだった。しかしハラケンの行動を知るうち、二人はハラケンの意外な過去を知ることになるのだった…。

7. 出動!コイル探偵局
ヤサコとフミエはコイル探偵局メンバーとしてメガばあに緊急招集される。依頼は電脳ペット「マンタ」の捜索だった。一旦は断ろうとするヤサコたちだったが、報酬を聞いて目の色が変わる。その報酬とはメタバグの30倍もの値がつくといわれているキラキラ輝くキラバグだったのだ…!目撃情報を元にヤサコたちは廃工場へと向かうが、そこには偶然、イリーガルを捕まえようと、イサコが様々な罠を張り巡らしていた。イサコの暗号式に足を踏み入れたヤサコは、なんとイサコと一緒に密室に閉じ込められてしまった!

8. 夏祭り、そして果たし合い
一学期最後の終業式の日。すっかり黒客を支配下におさめたイサコがダイチたちにある命令を下す。イリーガル探索になにかと邪魔となるフミエたちに果たし合いを申し込み、これに勝利してフミエたちから電脳メガネを取り上げろというものだった。ケンカばかりしているが、実はフミエに片想いだったダイチ。夏祭りの雰囲気に飲まれたせいか、なかなかフミエに果し合いを言い出せない。黒客と恋心に揺れるダイチの男心は、果たしてどんな結論を導き出すのか?

9. あっちのミチコさん
ついに黒客とフミエたちの果たしあいの日がやって来た! 生物部の合宿、深夜の学校で肝試しを行い、負けた方はメガネを捨てなければならないのだ!ダイチやヤサコたちは競い合って校舎内のあちこちに電脳トラップを仕掛けていく。そこへ現れたのは学校を調査すべく、サッチーと一緒に潜入してきたオバちゃんだった。すべては学校内に逃げ込んだイリーガルを捕まえようとするイサコの陽動作戦だった!

10. カンナの日記
なんとヤサコの目の前でキラバグを体に吸収し、イサコはサッチーを倒してしまった!「残りも私が手に入れる」と、オバちゃんに宣戦布告をするのだった…。イサコによって黒客から追放されてしまったダイチはデンパと共に「元祖黒客」を旗揚げする。一方、ヤサコとフミエはハラケンに協力して、ハラケンが手に入れた道順を辿る事に!!そこで、ヤサコは遠い昔の記憶を思い出す。それは「4423」と名乗る謎の少年との想い出だった…。

11. 沈没!大黒市
イリーガルを捕まえて、メタバグを稼いでやる! ダイチが苦難の末に見つけたのは、小さな金魚のイリーガルだった。がっぽりメタバグを稼ぐため、ダイチは金魚を育てることにした。ところが、金魚はひたすら巨大化を続け、ついにダイチの家から飛び出してしまった!! 巨大化した金魚は街をどんどん水浸しにしていく。事態を収拾するため、結集するヤサコたちコイル探偵局メンバー!果たして、ヤサコたちは街を救うことができるのか!?

12. ダイチ、発毛ス
懲りないダイチはイリーガル捕獲を企むが、いっこうに見つかる気配がない。そんなある日、ダイチが電話で「ボッサボサ」という謎の言葉を残して姿を消してしまう。心配するヤサコたちの前に現れたダイチの顔には電脳ヒゲがびっしりと生えていた。しかもヒゲは、強い感染力を持っていて、男女の区別もお構いなしに、ヤサコたちにも次々と伝染、一同は大パニックに陥ってしまう !! このピンチにメガばあが作ったのは、なぜか翻訳機。ダメもとでヒゲたちの声を翻訳してみると。

13. 最後の首長竜
カンナの日記を手がかりに、古い空間を見つけたヤサコとハラケン。そこは電脳霧が立ち込めるグラウンドだった。そこでヤサコたちはイリーガルのクビナガ竜を飼うデンパに出会う。皆には内緒にしておいて欲しいというデンパだったが、グラウンドで新しいビルの建設工事が始まることが判明!! このままではクビナガ竜の命が危ないと、別の古い空間を探して移動させることに。果たして、デンパたちは無事にクビナガ竜を助けることが出来るのだろうか!?

14. いきものの記録
電脳猫ミゼットを使って、姉のフミエの行動を記録するアキラ。なんとミゼットは見た映像や聴いた音声を記録できるのだった。自分への虐待(?)の映像を、いざというときの証拠のために残していたアキラに思わぬ落とし穴が待っていた!! 一方、大黒市で起きた出来事を調べているという青年・猫目と出会うハラケン。イリーガルの研究について相談をもちかけたハラケンだったが、猫目から返ってきたのは意外な言葉だった…。

15. 駅向こうの少年
デパートからの帰り道に、ヤサコは道に迷ってしまう。しかも、なぜかイサコと間違えられて、「キラバグを出せ!」と、見知らぬ少年たちに追われるハメに! そんなヤサコを助けてくれたのは、タケルと名乗る少年だった。タケルと仲良くなり、駅まで送ってもらうヤサコ。だが、そこは幼い頃に来た覚えのある道だった。昔の記憶を辿りながら、ヤサコは夢で見た階段鳥居を探しはじめる。ヤサコの過去には一体何があったのだろうか!?

16. イサコの病室
夏休みも終わりに近づいたある日、ヤサコは病院までギックリ腰のメガばあを迎えに行く羽目に。そこでヤサコが見かけたのは、病院内で盗み撮りを行うアキラの姿だった!アキラを問い詰めるヤサコだったが、映像の中にイサコの秘密を見つけ驚く。そこでヤサコが見たものとは一体?! 一方、図書館でメガネの事件を調べていたハラケンとフミエは、ある新聞記事を発見するのだが…。

17. 最後の夏休み
イサコの秘密を知って動揺するヤサコ。ハラケンにもそれを伝えるヤサコだったが、どこか思い詰めた様子のハラケンの姿に不安を覚える。だが何事もないように振る舞うハラケン。一方、ガチャギリ・ナメッチを従えイリーガルを追うイサコに、奥の手を繰り出し決戦を挑むオバちゃん!ついに追い詰められるイサコ、しかしそのイサコの前に意外な人物が現れるのだった…!

18. 異界への扉
壮絶なバトルの末に、ついにキラバグを集め終わったイサコ!!イサコが暗号式で出現させたのは、謎の電脳空間「通路」だった。虚ろな目で「通路」の中に足を踏み入れようとするハラケンだったが…。ハラケンに歩み寄ろうとするヤサコは、カンナをめぐる心の傷の前にただ立ち尽くす事しか出来ない。落ち込むヤサコを心配し一緒に家に泊まるフミエ。しかし、その二人に不気味な電脳霧が迫りつつあった。

19. 黒い訪問者
突如停電したヤサコの家。湧き上がる電脳霧から現れたのは「通路」と謎のイリーガル「ヌル」であった!京子を襲い、その電脳体を連れ去ってしまうヌル!!闇の中を追い詰められるヤサコとフミエであったが、間一髪メガばあの結界に救われる。メガばあの助言を得て、なんとか京子救出を試みる二人だが…?!果たして、ヤサコたちは京子を無事に助け出すことができるのか!?

20. カンナとヤサコ
次々と出現するヌルに囲まれたヤサコたち! 間一髪で救出したのは、バイクで駆け付けたオバちゃんとメガばあだった。一方、再び通路へと向かったハラケンの身にも危険が迫まる! ハラケンの後を追うヤサコとオバちゃんだったが、そこでオバちゃんは自らの過去を語るのだった…。そしてハラケン救出のため、ヤサコが取った思いがけない行動とは!?

21. 黒いオートマトン
今日から新学期。学校は新しい駅ビルに移転し、第一小と合併することに。タケルとの再会に喜ぶも、目覚めないハラケンの事が気がかりなヤサコだった。一方、何故か第一小の生徒たちから執拗な嫌がらせを受けはじめるイサコ。更に、学校で流れる悪い噂に、次第に追い詰められていく…。

22. 最後のコイル
新型サッチーに追い詰められたイサコ。助けに来たヤサコに案内され小此木家に避難するが、そこで京子にデンスケの治療を頼まれるのだった。デンスケを調べていくうちに、イサコはデンスケに“ある秘密”が隠されていることに気づく!しかし、その直後に小此木家に新型サッチーが侵入してくるのだった!!

23. かなえられた願い
大規模なフォーマットが繰り広げられる中、京子とデンスケを守るために逃げ回るダイチたち!そして危険な状態に陥りながら、逃げ惑うヤサコとイサコ!そんな中、幼い頃の記憶が蘇ってきたイサコの元に、猫目からの電話が掛かる。それは、デンスケを助けるためには、ある場所にデンスケを連れて来いというものだった…。 そこでヤサコとイサコを待ち受けるものとは一体!?

24. メガネを捨てる子供たち
昨夜の事件で気を失い、病院で目覚めたヤサコ。イサコの噂はすぐに広まり、子供たちは親にメガネを取り上げられてしまうのだった…。現実を受け入れられず、自問自答を繰り返すヤサコ。“いま、本当にここにあるものって何?”一方、イサコを助けるため都市伝説を調べ直していたオバちゃんが気づいた事実とは一体!?

25. 金沢市はざま交差点
イサコを助けるために、金沢に向かったヤサコ。都市伝説に出てくるはざま交差点の手がかりを求めて、元クラスメイトのマユミに会うのだった。アッチの空間に侵入するヤサコだったが、その行動を阻むかのように新型サッチー2.0が来襲、さらに猫目の魔手が迫る!胸の痛みを強く信じて、イサコを捜すヤサコの目の前に現れた光景とは一体!?

26. ヤサコとイサコ
遂に明らかになった4423の謎。ヤサコもまた隠された過去の記憶を呼び戻す。4423と出逢ったあの時、いったい何が起きたのか!?その記憶を辿りながら、次々と明らかになる謎の数々…。アッチとは何か?都市伝説の少女ミチコさんの正体とは?猫目の目的とは?そして、ヤサコはイサコを救出することができるのか!?すべてが終わったとき、二人が迎える結末とは…!?

投稿 : 2024/07/06
♥ : 6
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

眼鏡型ARデバイスってあり得ます?それとヤサコに感情移入できるのかがわかりません。

 今さらなんでこんな事書いているかと言えば、つまらないが少数意見なんですよね…更にいうと評価全般が眼鏡デバイスを肯定してるんですよね…本当かなあ…と。自動車のスピードメーターをガラスに表示するのが危険だといかいう実例もあるんですけどね…。

 つまり、この追記は私が本作をちゃんと見れてないのかなあ…という不安からなんですけどね。ただ、上の疑問はいろんな設定とか他のレビューとか見てもいわれてないんですよね。むしろ、未来のデバイスは眼鏡でARだ、みたいな感じのほめ方が多くて。時代を先取りしてる、みたいな。それ本当なんですかね?

 本作の評価って、①眼鏡型のデバイス②魂と電脳空間の関わり、がSF的に評価されて、あとはストーリーとして③デンスケ④イサコ、ヤサコ、兄の謎と伏線回収⑤ハラケンの過去とヤサコのラブストーリーが評価されているいる感じなんでしょうかね。設定として、電脳空間が歴史を積み上げているような雰囲気は良かったですけどね。

 私的には③と⑤が分からなくは無いですけど、肝心の①②が駄目な上に④がキャラも設定も伏線も全く納得できませんでした。つまり電脳をギミックにした学校の怪談かなあ…と

 以前ゴチャゴチャと面白くなかった理由を書いていますが、要するにイマーゴと電脳コイル…魂あるいは人格が、なぜARデバイスを通じて電脳空間に行ってしまい、人間の肉体や精神にまで影響するのか、というのが概念の説明をセリフでしているだけでした。

 いくら伏線とか説明があっても、そのメカニズム…SF的な裏付けが全く読み取れませんでした。そこがSFのFの部分でフィクションというなら、その前提条件って何か説明ありましたっけ?そういう現象があるとは言っていましたが…それがイマーゴなり電脳コイルというなら説明がトートロジーな気がします。

 それとやっぱり最後の方の話の展開が設定と裏事実をセリフで説明している気がしてなりません。キャラ設定というか性格造形が極端で不自然でした。特にヒューマンドラマの人物の造形や行動の中心となるヤサコの動きや来歴が不自然で、家族関係もかなり後付けでした。

 まあ、そもそもはじめの3話まで面白いんですけど、その後の話に飽きちゃうんですけどね。



以下 電脳メガネとAR設定に対する私の疑問です。まあ、物語のギミックとしての発想は面白いですけど、これが近未来の姿だと言われると…


 社会インフラとして眼鏡型デバイスというのが私は絶対にありえないと思っています。そもそもARが現実との境界があいまいで危険ですし、メンタル面でも相当危ういと思います。この面を強調して、電脳眼鏡を最後に否定してくれればよかったんですけどね。

 それと、まだ男たちが主人公ならわかるのですが、特に女の子たちが眼鏡デバイスを受け入れると思えまえせん。アメリカではマスクが嫌われているように、特に日本の女性においては眼鏡の拒否反応は想像以上に大きいと思います。そこに企業がマーケティングをしないで生活のプラットフォームレベルの投資をするとは思えません。

 この場合ソフトウエアだけでなく、カメラとマイクを日常生活に細かく設定していかないといけないし、壁や道路どころか生活用品のマッピングをして座標を設定するセンサーとサーバーが必要です。まあ、ドローンが当時は無かったので今なら多少補完できますけど、眼鏡否定派の大人もいて全員がそれがないと暮らせない状態には見えないんですよね。この辺りが「アクセルワールド」とかと比べるとお粗末なんですよね…

 つまり実現するだろうリアリティがまったくなく、結果としてSFとしてセンスオブワンダーを感じませんでした。それはARと社会インフラの関係も眼鏡デバイスを想像した後のもう1歩先の発想力がなかったと思います。2007年ならこういうのがリアリティがあったんですかね…スマホ前史だと…2022年なら、スマホでいいよね…が正直なところです。







以下、前回のレビューです。


評価高いようですが、ごめんなさい、あまり面白くなかったです。

 SFとして発想には関心しました。ですが、評価ポイントははっきり言えばそこしかありません。
 思っていたよりも不満が大きかったです。SFの大作ということで、見ないわけにはいかないと、何度か挑戦して、初見では4話切り、2回目は流し見で中盤で切り、3回でやっと話を追えました。

 不満点を書きます。初出が2007年で14年前ですがそれは考慮していません。もちろん私の誤解や理解不足があるかもしれまん。
 そもそもSFではなく、学校の怪談やトイレの花子さんのアップデート版というなら、それでもいいですが(実はこの可能性が高い気がしています。クリエータの作成意図は、ヒロインの年齢、作画、話の展開からいってジュブナイルではないでしょうか)、ならばSFの評価の話ではなく、私のテリトリーではない、という意味でつまらなかったです。

SF設定について
・これだけ大規模なAR(拡張現実)を実現させるには相当社会インフラとの連携が必要になると思います。にも拘わらず、メガネが必需品のように描かれていません。
・電脳ペットが覗き見して録画録音している場面がありました。これは、個室や廃墟、庭や空き地にまでオンラインのカメラやマイクがあるのでしょうか。電脳ペットはプログラムであってセンサーは持っていません。メガネ社会の設定の肝になる部分です。この話のAR設定全般にいえますが、ここで手を抜いてはいけません。(アクセルワールドの設定はここが緻密でした)
・電話のゼスチャー、恥ずかしくてできません。
・電脳コイルとかイマーゴって、この話の中核ですよね。うーん、ここが観念的で理屈が説明できてないですよね。イマーゴ持ち特有の症状でもなさそうですし。意識が分離することと、電脳体と現実体が分離する、ということを同一視していて、説明が正直わからなくてずっとモヤモヤしてます。
・メタタグやメタバグを組み合わせてプログラムを構成しているようですが、普通メタバグやメタタグを解析して、プログラミングする方法を考えますよね。
・今、日本の大学生の近眼者のコンタクト率は6割だそうです。特に女性を考えた場合、生活インフラのデバイスとして眼鏡を使うでしょうか。企業が眼鏡型デバイスを発明するでしょうか。結構疲れますよね。まあ、完全フレームレスな眼鏡をこめかみで支えているようなモノもありましたが…。
・交通信号をメタタグで変えられる交通インフラのセキュリティって何なんでしょうか。よくそれで、事故はあり得ないとか言えますよね。
・サッチーです。物価の水準はわかりませんが、行政のプログラムが違法性の程度を問わず4万円の損失をあれだけ頻繁に小学生に与えて、問題にならないでしょうか。
・郵政省は国の行政機関ですよね。地方公共団体の管轄で郵政省管轄?うーん、未来の話だから?まあ、セイフティーゾーンを作るためのアイデアなのでしょうが。

ストーリーについて
・大人も子供もなんといいますか、知能指数低すぎでしょう。判断基準が近視眼過ぎます。人信じすぎです。何回同じ人に騙されるんですか。
・コミュニケーション不足で事件が複雑になりすぎ。もっと人の話を聞きましょう。イライラします。
{netabare}・ヤサコの性格は、まあ、最後のほうでクズなことが金沢で明かされましたが、人の話に首突っ込みすぎ、行動力も知力もないのに。いじめられたと思って、引っ越してきたんでしょ?その割には直情的で発言も考え無しでした。
 それと性格とか行動原理がイマイチ理解できず、感情移入できずらかったです。甘酸っぱい初恋はいいんですけど…。
・魚とかヒゲとかクビナガとか、うーん。あそこ、連続していたので、乗り切るのが辛かったです。
・父さん母さんの復讐って…あれ?ちょっと因縁話が錯綜しすぎて、何が言いたいかわかりません。
・このレベルで事件事故が起きているのに、動いている人間が低年齢すぎます。行政や企業の介入が少なすぎます。ミチコさんが問題だとわかっているなら、企業が何とかするでしょう。数年も都市伝説でほっときますかね。JKじゃなくて。まあ、最終回にいろいろ言ってますけど…。
・最後になって実は父さんは…は、うーん。
・メガネを捨てよ=スマホ・テレビ等のデバイスを捨てよ、とならなかったのはなぜ?{/netabare}

 有名な作品で、かなり評価が高いのはわかっていますが、どうしても私には駄目でした。リアルタイムでみていたら、4話切りしてそのままだと思います。
 やっぱりNHKですもんね、作成意図は小~中学生向けにチューニングしている気がします。だとするとSFとして見るからつまらなく感じるだけで、見方を変えると面白いのかもしれません。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 6
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

12話は語り継がれるべき名作

2021/09/12 投稿 10話まで視聴
2021/09/13 加筆 15話 〃
2021/09/14 加筆 17話 〃
2021/09/18 加筆 20話 〃
2021/09/20 加筆 最終話(26話)まで視聴済み
2021/10/03 加筆 ふと気がついて調べたこと
2021/10/11 タイトル変更
2021/10/18 加筆

評価が高いようなので見始めました。
安定のNHKだし。NHKアニメに外れってありましたっけ?

でも・・・
設定がさっぱり理解できない・・・

とりあえず10話まで見ました。
ストーリーも小学生の学級内の対立を延々と見せられてもなぁ~・・・
10話だけはちょっと甘酸っぱい感じで悪くは無かったかも。

後半いいらしいけど・・・

くじけそうです・・・

評価の表示は★3つになってると思いますが,保留です。
正直いって10話までのところ,★二つがいいところかな?




2021/09/13 加筆部分 (15話まで視聴)
15話まで来ました。
11話から良くなってきたではありませんか!w
11話12話13話の{netabare}イリーガル{/netabare}三部作(勝手に命名)はかなり面白かったです。
特に12話の「ダイチ、発毛ス」は神回です!ここまで頑張ってきたご褒美ですねw






2021/09/14 加筆部分 (17話まで視聴)
うわっ!ハラケンの{netabare}乳首{/netabare}まで描いてある!
いいのか?Eテレ?

実際有る物が見えなくなったりするメガネを四六時中かけて生活する設定は,やはりナゾ・・・

「あっちの世界」の存在がにおわせられる(前にもあったけど・・・)
そういえば,見始め当初全体的に色が薄く感じたっけ
夕焼けのセピアカラーのシーンも結構多い
色の薄さって世界の設定に関係あるかも
実際の世界と仮想世界的な感じとか(あくまでも途中での感じなので・・・自爆しても優しく見守ってw)

17話の図書館の外でのヤサコとハラケンの会話は,なんか日本語って難しいってつくづく感じました。いろいろ,意図した意味じゃ内容に聞こえたりしました。





2021/09/18 加筆部分 (20話まで視聴)
11・12・13話は面白かったのですが,依然として視聴ペースは上がりません。気がつくとウトウトしていたり,先が気になる!ってならないなどの理由で・・・

18~20話に直接関係ないことも含めて,見ていて気がついたことや疑問に思ったこと,考えたことなどを

訂正 ハラケイではなくハラケンでした^^;(ここまでの表記は訂正しました)
平民宰相といわれた原敬(はらたかし)の愛称(?)に引っ張られ,脳内変換されていた模様wいや,分かった上でも,ハラケイに聞こえる時も多いような気がする・・・


年齢設定について

おばちゃん
確か登場回で女子高生と言っていました。
本当に女子高生なのか?公務員なのでは?と思い見ているうちに一人で合点がいきました!「登場回のはあくまで自称で,さば読んだんだと!」しかしJKシーンが登場w本当にJKのようです。ナゾは振り出しに戻りました。

イサコ
小学校6年生設定
どう考えても変でしょうw中の人は中二病の成人男性にしか思えません(笑)

と,ここまで考えて,ある考えが頭をよぎります。
作中の登場人物は,アバター的な物では?中の人は別に存在するのでは?
そう考えると,「うんち~」しかじゃべらないキョウコもあくまで設定として納得出来るかも。

{netabare}
20話より

電脳コイル=幽体離脱?
電脳体=魂的な物?
電脳体と体は見た目はすっかり同じに描かれているので,「中の人説」(上記)は有り得ないか・・・

ヤサコの人物像
「全員家の中から動かないで」とおばちゃんに言われても,家の外に出る。
おなじくおばちゃんから「私のそばを離れないで」と言われた直後にどこかに行ってしまう。
ああ!キョウコのお姉ちゃんなんだな!!って実感w{/netabare}

物語は終盤にさしかかっていると思うけど
メガネや世界の正体はさっぱり分からないw
分からなすぎてあんまり気にならない。
もうちょっと,気になるような展開にできなかったんだろうか。
最後に,ガラッと印象が変わることを期待しているけど,大丈夫か?ちょっと心配^^;



2021/09/20 加筆部分
最後まで見終わりました。

{netabare}
なんやかんやでよく分からないいろんな出来事の黒幕はメガマス社っぽいです・・・
まさかの敵の幹部はお父さん??
これは,意外な展開でなかなか見物かも?

なんて期待も途中頭をよぎったのですが・・・

見当外れでした(笑)

全体的に淡い色設定の作品世界やキャラクターの設定年齢と言動の乖離などから
作中の世界が実は仮想世界で,向こう側が現実世界という予想も大外れ(笑)

電脳体と魂も別物みたいです。「あっちに電脳体と魂を持って行かれた」的な表現がありました。

いろんな推測は全て外れて,盛大に自爆しましたf(^^;
結局作品世界について自分はさっぱり理解できていないということがはっきりしましたw途中何度も寝てしまったし・・・f^^;

最終話で出てきたコイン探偵局会員番号1番はなかなか頼りになる感じでした。また,彼によって事態は,メガマス社内部の一勢力による暴走であったことなどが語られます。その点については納得です。{/netabare}

最終的に物語は,じんわりくる感じで幕を閉じます。ヤサコとイサコの物語としての終わり方としては悪くは無いと思います。

その割には前半どうでもいいことに時間を割きすぎと感じました。

くどいので折りたたみます
{netabare}
そして,物語の世界設定の核心となるメガネについて,メガネとはどんな物なのか,全く説明がされずに終わってしまいました。
国や市に担当部署がある設定が語られているので,作品世界の中では重要な社会資本になっていると思われます。ハラケンが通院していた病院の医師は良くないと分かっていても自分も四六時中メガネを手放さないと言っていました。医師が仕事中に装着することを許されて,(診察時には目には装着せず,頭部にかけていました。)しかも,自分ではそれを良くないと思っている。一方で,子供達は親から,「いつまでもメガネ遊びになんか夢中になってないで。」といった,まるで昔のファミコン的な扱いをされていたりしますw
他に作中では「強制物理フォーマット(でしたっけ?)を実行するので,メガネの電源を切るか,家に居るかして下さい」といった呼びかけが,行政(大黒市の場合半民半官という設定ですが)から大黒市の市民に呼びかけられる場面もありました。{/netabare}

なんか,核心のメガネを中心とした世界設定がさっぱり分からず,むしろちゃんと設定されていない可能性が大きい印象・・・ずっとそこが気になったまま放置されていたような全26話でした。

せめて,前半の学級内でごちゃごちゃやってた尺を使い,メガネが何かを明確に提示できていたら後半もっと引き込まれたかも知れません。

率直な自分の感想としては11・12・13話が面白く,特に12話がピークと感じました。

あと各話冒頭のヤサコの一言は結構好きです!

もう一つ
ゴーグル型のメガネですが,鼻がちび太や花沢さんのように見えて,シリアスなシーンでは違和感がありましたw




2021/10/03 加筆部分

割と「電脳コイル」に厳しい評価の自分なのですが,12話「ダイチ、発毛ス」は日本アニメ史上語り継がれるべき神回と思っています。

ところで,この話既視感があるような気がして,気になっていたのですが,その理由にやっと思い当たりました。「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」でした。最終話でアンダーワールドに行くと中世ヨーロッパ風だったアンダーワールドは宇宙に進出するまで科学技術が進歩していました。ヒゲと一緒ですwもちろん「電脳コイル」の方がかなり早いです。

でも,この話他もどかこでみたことがあるような?記憶は定かではありませんが「ドラえもん」にも似たような話が有ったような記憶がおぼろげにあります。おそらく,有名な大元があるような気がして調べてみました。

エドモンド・ハミルトンの「フェッセンデンの宇宙」という小説が大元のようです。そういえばエドモンド・ハミルトンって往年のNHKアニメ「キャプテン・フューチャー」の原作者だった気がします。

「キャプテン・フューチャー」について調べると第24話「未知のミクロ宇宙~驚くべき小宇宙のなぞ~」とウィキペディア日本語版に記述が!

ちょっとスッキリ(^0^)/
そして、キャプテン・フューチャー見たくなって、またモヤモヤ(笑)



2021/10/18 加筆部分
12話の元ネタの一つとして挙げたドラえもんって「ドラえもん のび太の創世日記(アニメ映画)」でした。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 16

62.6 3 夏祭りで幼馴染なアニメランキング3位
おくさまが生徒会長!+! 第2期(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (228)
1327人が棚に入れました
誓いのキスは左胸!?カリスマ生徒会長は無防備全開押しかけ嫁だった♡ムリヤリ始まった同居生活に男の貞操崩壊寸前!?ちょっぴり♡な“ひとつ屋根の下ラブコメ"

声優・キャラクター
竹達彩奈、興津和幸、津田美波、徳井青空、藤本葵、杉山由恵、長妻樹里、白石涼子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

あやち vs 津田さん…3度目の直接対決の結果は如何に!?

この作品は、「おくさまが生徒会長!」の2期に相当する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

2期放送の噂を聴いたのは2016年の冬頃…そこから約9か月間…いやぁ、待ちましたね^^;
あやちファンとして飛びつかざるを得ない作品だと勝手に思っています。

副会長の和泉君に対し、羨ましさを通り越して妬ましや憤りすら感じるこの作品…
今期は前期より間違いなくパワーアップしていると思います。

物語としては、和泉隼斗の家に自称嫁として転がり込んできた、
あやち演じる生徒会長の若菜羽衣の日常を描いた作品…この設定は前期と変わらないのですが、和泉君の餌食となる子羊ちゃんが着実に増えているんです。

羽衣ちゃんの積極性は相変わらずで虎視眈々とチャンスを覗っています…
狙うはただ一つ…和泉君の首印のみ…
でも実際はそんな女豹の様な面影は微塵も感じさせない才色兼備の美少女で、性格も実に可愛らしく、時折拗ねる姿も抜群の破壊力を持った…そんな完璧なヒロインです。

1期では和泉君と羽衣ちゃんのキャッキャウフフな生活が中心となっていきましたが、今期は中々思い通りに事が進んでくれません。

羽衣ちゃんにとって最大の癌が、津田さん演じる風紀委員長の三隅倫の存在です。
風紀がどうとか言って勝手に人の家に上がり込んでくるわ…
何かと羽衣ちゃんを目の敵にする言動が多いわ…
始末に負えないのは、何で自分がその様な行動をとってしまうかを全く理解していないという事…
でも…彼女の存在は間違いなく羽衣ちゃんに対する脅威となるでしょう…

そして幸か不幸か…こんなところで留まる今期ではありません。
生徒会書記の新倉あやね…会計の藤咲可憐…そして写真部部長の西条ほのか…
この3名が「和泉リスト」に名を連ねる事になります。

この3人…いえ、羽衣ちゃんたちを交えると5人になる訳ですが、性格・容姿とも何一つ被っていないので、もう選り取り見取りです。
これまでは断然一途な羽衣ちゃん派でしたが、今期を視聴して会計の藤咲可憐はちょっと可愛いと思いました。
鉄壁のツンでデレる事は無いのですが、中身は純情可憐な女の子…時折見せるギャップに堪らなく可愛らしさを感じてしまいます。

オープニングは、片霧烈火さんの「キラキラ☆エクスプローラー」
エンディングは、西条ほのか、三隅倫、若菜羽衣による「恋にまつわるエトセトラ」

オープニングでチラリと描かれている子供の頃…和泉君と羽衣ちゃんは親同士の繋がりから幼い頃に会っていたのは知っていましたが、三隅さんの幼い頃…これは一体何を意味するのでしょう…
もしかしたら私が忘れているだけかもしれませんけれど…^^;

1クール全12話の作品でした。1話10分弱なので悩むより見る事をお勧めできる作品だと思います。
またAT-X以外の放送は全て規制が入り、規制された部分は「おくさま劇場」が放送されたようです。
私はAT-Xで視聴したので「おくさま劇場」は未視聴ですけれど…。

今回のあやち vs 津田さんの結果はどうだったでしょう…?
安定感の増したあやちに急激に躍進してきた津田さん…といったところでしょうか。
もちろん、続編の放送を楽しみにしています.

投稿 : 2024/07/06
♥ : 11
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

おくさま劇場の暴挙

過激なシーンが売りの8分間ショートアニメ第2期。
クライマックスに投入される「おくさま劇場」に阻まれモヤモヤ状態です。
ここはひとつ、規制を逆手にとり妄想能力の訓練でもしましょうか。

ところで、このエロラブコメ、過激さが増してる?
おくさま劇場のおかげでよくわかりません。
ということで腹いせに、おくさま劇場をまとめてみました。

{netabare}1話;ニュース速報です。 あんなことやこんなことや・・・
2話;戦隊もの。 屋台裏で何が?
3話;いったい何の戦い? えっ、なんで写真部脱いでる?
4話;赤勝て白勝て運動会。 いったいどこまでいった?
5話;そんな昔話あるかぁ! なぜ暗い和泉君?
6話;写真講釈? 試着室狂騒曲?
7話;えっ、ない?
8話;あっという間。 あっ、これは想像つく。
9話;割と短い昔話。 えっ、ノーパン?
10話;怪獣もの。 保健の授業?
11話;なんの昔話? えっ、またノーパン?
12話;突然の武道館コンサート。 劇場必要?

なんのこっちゃの文章だな、こりゃ。{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ラブコメ度は上がったかも…?

確かマンガ原作があったはず(未読)。ショートアニメ『おくさまが生徒会長!』の2期目。

主人公の和泉くんと生徒会長の若菜さんの同居状態は1期から継続ですが、1期目からの流れで風紀委員長の三隅さんは同じアパートの隣室にお姉さんと一緒に住んでいるところからスタート。

本シリーズのお約束(?)で地上波版と、AT-Xなどで放送された規制なし版があります。
地上波版では規制のかかる場面で「おくさま劇場」も健在です。あいかわらずバカバカしいネタを振りまいていますが、私はこの「おくさま劇場」は意外と好きです。

目立った2期目からの新キャラとしては写真部部長の西条さんでしょうか。特にエロ絡みの描写でヤバい写真を撮ったりとか、いろいろと絡んできます。

が、まあエロ描写を横に置けばあいかわらず結構普通なラブコメなのです。「凄く面白い」というわけでもないのですがショートなので観てしまう感じですかね。

見逃しはしていませんが、たぶん見逃しても全然おしくない(笑)。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 17

68.7 4 夏祭りで幼馴染なアニメランキング4位
ミイラの飼い方(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (219)
835人が棚に入れました
ごく普通の生活を送る男子高校生・柏木空はある日、旅先のエジプトにいる自称"冒険家"の父から突然、ミイラを送りつけられる。「面白いミイラを見つけたからお前に預けることにした!」と書かれた父の手紙におののく空。だが、送られてきた大きな棺から現れたのは、全長12cm!?なんと手のひらサイズのミイラだった・・・。小さい上に、臆病で、泣き虫、でも何ともいえない可愛さのミイラにミーくんと名づけ面倒を見ることになる空。一つ屋根の下、一緒に暮らし始める空とミーくんの共同生活とは・・・・。

声優・キャラクター
田村睦心、河本啓佑、茜屋日海夏、茅野愛衣、山下誠一郎
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ミイラに似たなにか

5話までの感想{netabare}
5話まで見て…おや?これ結構切り込んでく系?と思い始めました。

どうしても序盤…3話までの間「何故ミイラ?」というのがやっぱり気になってしまい、正直キツかった。
カッパやドラゴンなんかの想像上の生き物ではなく、ミイラってのはちゃんと実在してて(動きはしないが)、博物館なんかに置いてあって、その正体は人間(人間以外もあるか、とりあえず動物)の死骸が中に詰まってて。
そんなことを考えてしまうと作中のミイラに違和感しかなく…。
要はミイラは「人が作り出したもの」であって「まだ人類に発見(認知)されてないだけで、居てもおかしくはない」っていう妖怪なんかとは一線を隔してるだろう、と。
それとも妖怪に作られたってことなんだろうか?
また、ミイラに限らず想像上の生き物でも、その名前を聞いてパっと思い付く共通認識から大きく外れたモノを持ってきて「どう?驚いたでしょ?」っていう一発ネタにしか思えないというか。
更にはその…OPがなーんか物悲しい感じがするせいもあるのかな?
あんなサイズのミイラが実際に存在するとしたら──死産した赤ん坊を嘆く両親が復活を願ってミイラ化した?な~~んてことまで考えてしまったり。
ってか単純に、生態もワカラン生き物をペットにしようとしないでくれ(切実)、ってかそのために調べようと思うのは当然だし、それをしようとした神谷を止める柏木には狂気を感じた。
ドッグフードだってカブトムシにスイカ与えてるようなもんなのかも知れんぞ?

──と辛口になってしまったけど、文章として書き起こしたらそうなってしまったってだけで、別に目くじら立てて怒る程でもないし、そのままダラーっと見続けてたのですが…。
今まで謎だった世界設定が4話にして明らかに。
ああいう不思議生物はそこら辺に居て、けど人に見付かると迫害されるから普段は隠れてて、主人公の柏木はそんな差別しないで助けてくれるからよく集まって来る、って世界らしい。
それでもミイラのミーくんは別格に不思議な存在ってことっぽい。
あっそうなん?
今まで抱えてた違和感が氷解した気分。
…。
1話で説明せーや!
同じ4話内だけど、その説明がされる以前の神谷と妹の小鬼に対する態度は、もはやホラーだったぞ。
まぁ無いよりは良いんだけど…というより、これって原作がマンガなんだっけ?
もしかして原作でも自分が思ってたようなツッコミは多く寄せられて、途中から弁解がてらの設定紹介をしたとかだったりして?
果たしてそれをアニメでまるっきり再現しちゃうのもどうかとは思うけど…その場合は自分が思ってた違和感はそんなに特別じゃないってことにもなるワケで、3話までの間に切っちゃった人も多いんじゃなかろうか。
なんか勿体ないな。

そして5話。
この回では更に切り込んで、「ミーくんが故郷に帰ろうと思わないのは何でだろう?」と柏木が不思議がることに。
お、マジか、この問題掘り下げてくれる?
もししっかりと掘り下げてくれたら、そこらの異世界転生モノより上行けるんじゃなかろうか。
掘り下げてくれるかどうかはまだ不明だけどねー、俄然今後が楽しみになってきました。

とはいえ…エンジンかかるのおっそいッスね、今期そういうアニメが妙に多い気がする。{/netabare}

8話までの感想{netabare}
↑で書いた推察、もしかして正解?
要は、後先考えずに思い付きネタでマンガを始めた…のはいいけど、あれこれツッコミ(ミイラである必要性やどういう世界なのかの説明や掘り下げ等)をされて「確かにそれ描写しなきゃアカンかも?」と思って後付けながら世界設定等を追加して行ってる?
原作者自身が新人なのかな?見切り発車もどうかと思うが4話から世界観の説明が始まりそれ以降も掘り下げが続いてて、なんつーか…謎の小動物を眺めてほっこりするよりも、作者の成長を見てほっこりする楽しみ方をしてる自分が居ることに気付きました。

具体的には──
6話
「人間に害成す不思議生物は居ないの?」→「マンドレイクご用意致しました」
7話
「新たにバク出すのは構わんけど理由無きゃダメだよ」→「立秋はバクを引き付ける悪夢を見ます、何故そんな悪夢を見るのかは伏線張っときました(首筋のアザ)」
8話
「不思議生物は人目を避けてるだけでそこら中に居るんだよね?ならそこらで生活もしてるよね」→「生活ぶりを描きました」
また、地蔵に「おや?」と言わせて立秋の伏線の継続にも余念がない

とりあえず何も考えずに不思議生物をホイホイ出してるのとは違うっぽい、途中から。
あ、立秋の首筋のアザが本当に伏線かどうかは分かりません、けど「これ関係あるんじゃない?」と思わせるだけでも“引き”にはなるワケで。
8話はつぐももか?と思わせる位の豹変ぶりでやり過ぎな感もあるけど、どうにかして違和感の払拭(世界観のすり合わせ)をしようと頑張ってる様に見える。
また、地蔵や神様が居るのなら1話の段階で「ミイラって何を食べるんだろう?」と狼狽えたりせず聞きに行きゃあいいハズで、やっぱり後付けだと思います。


上記の文章はあくまで推測ですけどねー、原作の掲載方式すら知らんし。
で、もしそれが正解だとすると不思議なのは、なんでアニメでその順番通りにしちゃったかなぁ、と。
4話を1話に持ってくれば視聴切りした人の数は減らせたんじゃないかと…ってのは前回の感想でも書きましたね。
作者の成長ぶりを楽しむって視点はめっちゃ上級者向け(自分がそうだとは言わない、自分も3話まで辛かったし)だと思うんだが…。

推測ついでに今後の予想。
立秋の悪夢の原因を解除→もう悪夢見ないのでバクが居なくなる?と大騒ぎ→去らずに留まってくれることになってメデタシメデタシ
当たるも八卦当たらぬも八卦。
それプラスミーくんの謎(エジプトへ帰りたがらない理由など)に迫ってくれると良いんだけどなー、どうかなー。{/netabare}

最終回まで見て{netabare}
↑で書いた予想外れちゃいました、タハハ。
本編はそれ以上に急展開で、人の理とは別の妖怪の世界が存在してて──それだけなら今までも描写はあったが──そいつらが一同に会してモノケダンスやるとは思わんかった。
もっと個体数少なくて点在してるものだと思ってたました。
ってか祭には招待状が無いとエラい目に遭うって…神隠しにでもあうんだろうか。
うっかり迷い込んで帰ってこれなくなった人とか結構居るんじゃないの?
この作品ってそんな怖い話だったのか…。
そして「すっかり鬼太郎みたいな世界になったなー」と思ってたら“コレクター”(=密猟者)が出てきて今度はジャングル大帝チックに。
…。

迷走しとらんか?

迷走といえば妖怪のお祭りエピソード前にあったアヌビスの件。
あくまで本物のアヌビス神(ミイラの神)ではなく置物が付喪神化したって設定で、その口からミーくんを「これはミイラではない」と語ります。
本物のアヌビス神じゃないからそれが事実なのかどうかちょっと断言できない、って感じで煙に巻いた形(本当にミイラかどうか疑わしい、けど確証はないって状態)になるけど、やっぱり読者から「これ全然ミイラじゃねーじゃん」って突っ込みは多数寄せられてたんじゃないか?
どうにか誤魔化すためにアヌビス登場させたって気がしてならない、ってかそれ以外に登場させた理由が存在しないし(他の方も指摘されてますが登場エピソ-ド以降は空気)。
とりあえず自分はミーくんはミイラではなく“ミイラモドキ”だと思ってるし、ミイラの定義をwikiったらそもそも包帯グルグル巻きはミイラの条件ではないし(包帯巻いてないミイラも存在する。包帯グルグル巻きをミイラ呼びするのは「そういうミイラもある」ことからの比喩に過ぎない)、それこそミイラを模した人形が付喪神化しただけかも知れない。
作者は思い付きで始めたものの後になって頭抱えてるんじゃなかろうか。
伏線(ミーくんがエジプトへ帰りたがらない理由、立秋の首のアザ)投げっ放しで終わっちゃったけど、もうどうでもいいや。

あとこれは「アニメなんだし別にいいじゃん」って範疇になるけど、海外の“土”は輸入できません。
なんでエジプトの土って言っちゃったかな…砂だったらギリギリセーフなのに。{/netabare}

総評
これから見ようかなと思ってる方は4話から見た方が良いかも?
「4話までガマンしよう」ではなく「4話から」。
もしくは8話から、または11話から。
最初に無茶な設定デッチ上げてしまったのでその言い訳に後付け設定が次から次へと追加されたとしか思えない作りですので(何でアニメがその順番通りに再現してしまったのかは謎)。
なので順番通りに見てくと「あれ、そんな設定なの?」「そんな世界だったの?」と戸惑うことが多数。
まぁなにより「それミイラじゃねーよ」と1話にして戸惑うのが大半だと思いますが…これに関してはミイラではなくミイラモドキだと思えば違和感は緩和されるかと。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 7
ネタバレ

ヱルリラ☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰でも安心して楽しめるほのぼの日常コメディ

「ミイラの飼い方」は原作の方がcomicoの方で連載されており、
私は原作から入ったのでアニメ化をとても楽しみにしていました~ヽ(*>∇<)ノ
アニメで興味を持たれた方は、ぜひぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

~最新話までの全体の感想~
ミイラという本来はホラー要因になりそうなキャラを、
逆にいかに可愛らしく見せるかがこの話のキーポイントですね!
アニメとなると、漫画では表現の難しいミーくんのちょっとした仕草とか、
歩くたびにちっちゃく効果音が鳴るところが可愛すぎる!!
特に、小鬼のコニーがグッd(^_^o)ってする時の音が好きです笑
「ミイラの飼い方」はミーくんを初めとしたアニマル(?)達との
日常系ストーリーなので、基本ほっこり見れるお話です
基本的には、、、。第4話くらいから少しずつ、
重い部分が見えてきますけどね汗
ともかく、作者さんのこのお話に対するモットーが
「恋愛なし、エログロなし、悪口なし」(←確か!また確認します)
ということですので、万人が楽しめる作品には間違いありません!

ただ、少し残念だったのが主人公空くんの声かなぁ(・-・`*
想像していたよりも、というかかなり女性寄りの声になってましたね。
確かに、典型的イケメンボイスのイメージでないのは確かですが、
なんだか違和感が、、、。少年声ではあるけれどすこし憂いを帯びた印象
(たとえば花江さんとか)を期待していました。他月、モギ(茂木朝)ちゃんの
声はぴったりでした!

それから、原作ファンとしてはもう少し原作に沿った進行にして貰いたかったかも。
ある意味の見せ場がカットですからね-。ちょっと盛り上がりに欠けた感が。
ともあれ、今後も楽しみにしています( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡
(更新日:2月3日)

以下、各話ごとネタバレありありの感想になります


第1話 しろくてまるくてちいさくてとてもなきむしだけどがんばる
{netabare} 始まりました!ミイラの飼い方!
いやもうオープニングから可愛すぎるでしょ!!
あんなミイラがいたら私でもペットにしたいですね笑笑 
みーくんとぽちのわんわん合戦も楽しかったです。
一時、ミー君が番犬みたいな鳴き声だったらどうしよって
考えていた時もあったんですけど、まぁそんな筈もなく、、、安心した笑 
最初の方の話を振り返るのは久しぶりなので、アニメでもキレキレな
空くんのツッコミに初視聴者のごとく笑わせて貰いました。
みーくんの心の声も、漫画っぽさを残したコマで表現してくれていたので、
よかったかな。次回は、ミー君が来てから初の大きめな事件が起こるので、
楽しみにしたいと思います(✿´ ꒳ ` ) {/netabare}


第2話 いじわるされたりおいかけられたり小さいということはとてもたいへん
{netabare} 今回はもぎちゃん(茂木朝)の出てくる回でしたね!
もぎちゃんはさばさばっとしたタイプの女の子なので、
あんまり甘すぎる声じゃいやだなぁ~と思っていたのですが、
だいぶイメージに近い声で安心しました!

ただ、この回は空くんの見せ場でもあったので、
原作と少し違っていたのが結構残念でした。
もしかすると、ちょっとアニメとして放送するにはグレーな部分であったのと、
尺の関係かもしれないんですが、、、。
私としては、この話でぐっとストーリーに引き込まれた印象があるので、
できればカットしてほしくなかったかな。
盛り上がりに欠けちゃったような気がします。

まぁ、でもこれはこれで、出てきたキャラが皆いい人で終わったので
めでたしなのかな、、、。あと、今回大地くんがちょこっとだけ登場しましたね。
原作では、彼が出てくるまで結構話数を踏んでいるので、
やはりかなり詰め詰めでの進行なんだろうな( ̄▽ ̄)
できることなら、急がずクールを分けるなどして展開してほしいと思いました。{/netabare}


第3話 たいせつなひとが風をひいたらとてもしんぱい
{netabare} たいせつなひと=みーくんにとっての空くんですね!
今回は、空くんのおばさんであるカエデさんがしっかりと登場した回でした。
カエデさんはメガネをかけると性格が豹変してしまうという、
一気にコメディ感が増すキャラです笑 ホントは空くんや他月、
みーくんたちにいたるまで、すごく気にかけてくれる
優しいお姉さんなんですけどね、、、。

さて、今回も少し展開が早く、もう「風邪回」がきてしまいました。
いちいちみーくんが可愛すぎて、風邪なんか引いている暇ありませんね。
それにしても、冷えピタの代わりになるとは、なんとも斬新なミイラの活用法、、、
いや、なんでもありません笑 今後の展開にどう絡ませてくるかは、
アニメで何処までやるかによりますが、所々に伏線がちりばめられていたなぁと。
みーくんの謎はさらに深まりましたね。まさかあんな方法で風邪を治すとは!
そしてそして、最後のアレは何なのか!?
次回、アレと他月の関わりを楽しみにしたいと思います♪{/netabare}


第4話 おにごっこはひとりではできないしいっしょは楽しい

{netabare}
さて、前回の最後に登場した子鬼が、いかにして空達の仲間になるかのお話でした。
コニーはまたみーくんとは対照的な、マイペースで素直じゃない(他月にそっくり)
なキャラですね。この話は、それぞれの人物の元にくるキャラが、
飼い主とどんな絡みを見せてくれるかというのも魅力の一つだと思います。
さて、今回ちょこっとだけ他月の闇のような部分が見えてきましたね。
公園で発見したドラゴンを助けることができなかったという他月。
詳しい出来事はまだ触れられてないですが、どうやらそれが他月がコニーとの仲を
深めることに躊躇してしまう大本の原因みたいです。このあたりから、
どうやらこの物語は単なるほのぼの系だけではない、という部分が
見え隠れしてきましたね。
来週はOPに登場したり、4話でもちらりと触れられていたドラゴンが出てくる模様。
楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

もちもちぷにぷに! 手のひらサイズの不思議な生き物!

この物語の原作は未読です。
この作品も何の事前情報も無しで視聴を始めた作品でした。
ただ、ミイラという単語からイメージされる「おどろおどろしい何か」の様な先入観を持っていましたが、1話であっさり払拭されました。

この物語の主人公は、高校2年生の柏木空。
父親が世界を飛び回る冒険家…旅先で面白いモノを見つけては息子の空に色々と送っていました。
そして今回も父親から荷物が届いたのですが、届いたのは今にもドラキュラが出てきそうな棺桶と、大量の書類…
その書類を読み進めて分かったのは、棺桶の中に入っているのはドラキュラではなくミイラであること…
そして次の瞬間、棺桶がガタガタと動き出したと思ったら「ギィーッ…」と蓋がスライドしてミイラが出てきたのですが、ビックリだったのはミイラが思っていた以上に小さいこと…
そしてミイラという単語から凡そ思いつかない程可愛らしかったこと…

そのミイラ…可愛いだけじゃなく、役に立とうと一生懸命頑張ろうとするんです。
もちろん、手のひらサイズですから出来ることには限りがあります。
それでも一生懸命なんです…
その理由は、空と一緒に居たいから…それがひしひしと伝わってくるんです。
「ミー君」と名付けられたミイラと空との生活が始まり…物語が動いていきます。

いくら可愛いとはいえ、ミイラとの生活…全ては手探り状態です。
そんな五里霧中の状態の空をそっと励ますのが、保育園からの幼馴染である神谷他月…
空は性格と人当たりが一緒で優しさが滲み出ているような直球だとすると、他月は外見はクールだけど中味のあったかい変化球系…
でもとても良いコンビであるのが、二人のやり取りを見ていると伝わってきます。

この物語はミイラが登場する時点でファンタジーなのですが、ファンタジー要素はミイラだけではありません。
何て言ったら良いんだろう…物語が進むごとに、ファンタジー要素が「大盛り」「メガ盛り」「テンコ盛り」とバージョンアップしていく感じなんです。

でも増えていくのはファンタジー要素だけではありません。
人との繋がりも同じように強く固い絆が広がっていくんです。
勿論、ファンタジー要素と人間関係は等しい訳じゃないのでタイムラグもありますし紆余曲折だってあります。
でも、空の周りに集まってくる人たちって…結局みんな友達思いであったかい心の持ち主なんです。

この作品の心地良い部分でもあると思います。
自分が自分で居られる場所…
飾らない素のままの自分を、ありのまま受け止めて貰える場所…
こういう場所って大切ですよね。

そしてみんなが大切だと思える場所だから、みんなの大切を共有する…
困ったときには助け合うのが当たり前…
優先順位の一番は決して自分じゃない…
みんなが笑っていることが、自分の居場所の心地良さに還ってくることをみんな知っているから…
優しさが身に染みる作品…そう言っても過言ではないと思います。

私はどちらかというと殺伐とした環境で暮らしてきたので、そういう場所には憧れを感じます。
別に好きで殺伐とした環境に身を置いた訳じゃ無いんですけれどね。
でも学生時代ならではのしがらみに縛られていましたから仕方無いんですけれど…

完走してwikiをチラ見しました。
そこにはこれまで抱いていた謎の答えが記されていました。
でも謎のままで良かったかも…謎のままの方が良かったかも…
私個人的には結構衝撃的…でも知って「成る程」と思えたのも事実です。
ここでは伏せておきますね。

この作品ならではの優しさ…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、つりビットさんの「不思議な旅はつづくのさ」
エンディングテーマは、イケてるハーツさんの「ロゼッタ・ストーン」
エンディングの楽曲提供者は志倉千代丸さんです。
志倉さん、と言われなければ絶対に気付かない曲調だったのでちょっとビックリでした。

1クール12話の物語でした。
ミー君の可愛らしさと居場所の優しさ…
日常生活でそういう成分が不足した際、しっかりと気持ちが充電できる作品だと思います。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 10
ページの先頭へ