声優業界でオーディションなTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の声優業界でオーディションな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番の声優業界でオーディションなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.8 1 声優業界でオーディションなアニメランキング1位
それが声優!(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (538)
2540人が棚に入れました
現役声優・あさのますみの体験に基づいた、声優のリアルな日常を描く人気同人誌をTVアニメ化した作品。新人声優・一之瀬双葉はある日「仏戦士ボサツオン」のアフレコスタジオで萌咲いちごと小花鈴と出会う。

声優・キャラクター
高橋李依、長久友紀、高野麻里佳、生天目仁美、三宅健太、小清水亜美、古木のぞみ、佐倉綾音

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

声優になりたくてもなれない人たちがどれだけいるのか?

声優業界は本当に厳しい。売れている声優なんていうのは本当にひとにぎりどころか、大体は売れない役者、芸人含めてごまんと存在し。。大概はポルノ作品から始まる。そこからキャリアを積めれば良いが、殆どの場合は使い捨てであり、他にも「見た目が綺麗」だとか「歌が上手い」、「アイドルとして売り出せる」などのオプションがないと最近はやっていけないのが現状である。

昔は「役者」商売だったのが、「アイドル」を売りにする傾向によってアニメの質の低下、視聴者側の劣化に伴い、今後のアニメ、映画業界の衰退に及んでいくような気がする。

まあ、本当に役者としてうまい人間なんてごく一部なのでそれも仕方のないことだろうが、昨今のなんでも「アイドル」化する流れはどうにかならないものか。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世間の荒波なんのその 目指せさすらいの人生ギャンブラー ハイ!

2015年放送のテレビアニメ 全13話+特別編1話

原作 あさのますみ/畑健二郎 監督 博史池畠 構成 横手美智子 キャラデザ 佐々木政勝 
音楽 橋本由香利 制作 GONZO

現役声優の浅野真澄とハヤテのごとく!の作者畑健二郎による同人漫画が原作。
浅野真澄さんは2000年頃に声優デビュー。
極初期に「ちっちゃな雪使いシュガー」の主役を演じるなど幸運なデビューでしたが、
声優業はそれほど順調でもなく、児童文学など手掛けるようになっています。
自身のツイッターで声優のネタ話を同人と言う手段で伝えたいと言う募集をしたところ、
アニメ「ハヤテのごとく!」で顔見知りだった畑健二郎が応じたそうです。
畑さんはアニメ制作を体験するのが目的だったためアニメ化を見込んでいたそうです。

原作未読ですが、アニメは新人声優ユニット「イヤホンズ」の奮闘劇です。

一ノ瀬双葉 CV高橋李依 青空プロダクション所属の新人声優 秋田県出身
萌咲いちご CV長久友紀 ボイスエンタテイメント所属の新人声優 香川県出身
小花鈴 CV高橋真理佳 劇団サクランボ所属のベテラン 中学生

双葉といちごは20歳以上のはずです。

全体がほぼ双葉の目線で語られ声優界のみに絞った設定は好感が持てます。
リアルかと言われると、原作者が現役のため相当な配慮が感じられました。
まあ、観る順番を間違えて先に「ガリナン」を見たせいでしょうが。

双葉役の高橋李依は3年目の初レギュラーが2015年7月の「コバヤシ」「一ノ瀬双葉」「直樹美紀」
と、すべて主役級の大抜擢となりました。

内容ですが、ネタが古いかな?15年時点でも通じるのかな?という感じ。
ますみんのデビューが00年なのでそのころの雰囲気も漂ってます。
登場する実在声優のイメージはコミック第一巻の2011年頃でしょうか。
2011年にますみん(一ノ瀬双葉)が新人として現れたような設定ですが、
あるあるが2000年頃と混ざってるような気がします。

一万人の一人として選ばれたプロ声優に一ノ瀬双葉が相応しいのどうか、
へなへな演技でやる気もそれほど感じられずアイドル性も無い、
イヤホンズの二人から刺激を受け成長はしますが、初期値が低すぎます。
道なき道を行くサクセスストーリーでは無いことは確かですね。

本作にも登場する声優ユニット「Aice5」は、
堀江由衣、神田朱未、たかはし智明、浅野真澄、木村まどか、が05~07年に結成していたもので、
タイアップ的に再結成して「イヤホンズ」の3人と共演したりしてます。
純粋な創作と言うより、架空と現実が混ざった作品と見たほうがいいようです。

作画はGONZOには珍しい「日常アニメ風」ですが萌え要素が00年代的です。
特別編ではまさかの全裸登場ですが、萌え文化発祥以前のムードでした。

自分が大物声優ではないことを意識してか作中ではささやかな登場の浅野真澄さんですが、
2018年になって畑健二郎氏と結婚していたことを発表しました。
これも架空と現実の干渉と言えるのでしょうね。

業界ものですが、リアルと言うよりゆるい日常が多く、割と軽く見れました。
カタルシスとかは作品内ではなく、関係者たちの活躍から得られるものかもしれません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 36

朝霧麻衣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

声優さんのお仕事は思っていた以上に過酷でした(-_-;)

最近見たアニメ「SHIROBAKO」の作中でもかなり厳しいとされていた、声優というお仕事について題材にした作品です。

まだ駆け出しの声優3人を中心にして、声優というお仕事について知ることが出来るお話となっています。ほぼ毎話有名な声優さんも出演されていて、ベテランの方が心がけていることなどが話題として上がり、興味ある方には面白いかと思います。

私自身そこまで声優さん自体にお熱を上げる部類の人ではないので、どういう風に仕事をされてるのだろうという興味で視聴していました。加えて、この作品自体は絵が断然キレイとかそういう感じのものではないので、興味のある方向けだと思います。

自分がそらんじてすぐに言える声優さんて何人居るだろうと考えたとき、50人くらいがやっとでした。(5分間考えました)たくさん放送される作品の中でその声優さんらしい演技もしくは今までに無いキャラの構築をしていかないと視聴者の人の記憶に留めておくのは難しいと思います。そんな中でお仕事し続ける声優さんのお仕事ってやっぱり厳しいのだろうと感じました。

あと中心となって登場する新人声優の一人、鈴ちゃんが可愛くて見ていたようなものでした(*^_^*)
現役中学生に体操着着せて練習させるのはあざとすぎですw

投稿 : 2024/11/16
♥ : 25

61.5 2 声優業界でオーディションなアニメランキング2位
REC -レック(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (158)
816人が棚に入れました
製菓会社に勤める松丸文彦は、映画館でふとした事から新米声優の恩田赤と知り合う。その夜、赤のアパートが火事になり家に連れ帰ったことがきっかけで松丸のアパートで同棲することになる。その後、赤は順調に夢を実現していくが、仕事がうまくいかない松丸とケンカする。偶然同席した飲み会でお互いの気持ちを確認し、晴れて恋人同士になるが赤の声優という職業柄、公表するわけにもいかない二人の秘密の恋愛が始まった。そんな松丸や赤の周りの個性的な人々を巻き込んでの、時にはドタバタ、時にはラブコメディ、そして時にはドロドロの人間関係の渦巻く二人の日常の物語。
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

●REC "声優拾った。"

声優の卵 恩田赤
メーカー企画の松丸文彦

ある日、映画館で出会った二人は意気投合する。
その夜、赤のアパートが火事にあい、路頭に迷う赤。
近くに住んでいた松丸のアパートに居候することになり、2人は一緒に暮らすことに。文無し状態から赤の声優活動はスタートする。

■第1話~第9話
{netabare}
文無しからスタートした赤。
仕事のことで悩みながらも互いに支えあい乗り越えていくラブコメです^^

仕事やっている人は色々共感できたり、ほっこりした気分になれるかも^^

原作も気になってしまったので全巻購入です★
{/netabare}


■原作
{netabare}
RECのアニメが好きになったので一気に全巻購入しちゃいました~

アニメの内容は第1巻だけだったのですね。ビックリです。
原作の方は結構サクサクテンポよく進んでます。
アニメ版は原作の内容を膨らませた感じで、原作、アニメ版ともにそれぞれいい味がでています^^

アニメから入ったせいか、第1巻の内容は特に好きですね。
ねこキのキャンペーンを赤と松丸くんで盛り上げていくところがとてもイイです^^

原作の第2巻からは、アニメの続きの内容ですが、赤の妹が出たり、お母さんが出てきたり、会社が買収されたり、ライバルが現れたり、色々楽しめます。吉岡マネージャーと社長のストーリーもお気に入り★

原作は最近最終回を迎えたみたいですね。
最終巻の発売がたのしみです^^

{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 29

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あかさん

地味な作品ですが良作でした。
導入の展開は、ちょっと無理矢理かなとは思いましたが、それ以降は、嫌味の無い恋愛ドラマです。

恋愛ものにおいて、あまりにもリアリティを無視した記号的パーソナリティを持つキャラ、というのが個人的に苦手なので、インパクトは弱いですが、そういう安易なキャラ作りに走らない姿勢は好感が持てます。

そして、余計なところは一切描かず、描くべきところを2人の関係だけにしぼっていたので、とてもシンプルです。
話が薄いと言ってしまえばそれまでですが、1話15分×9本という短い時間構成を考慮すると充分なクオリティではないでしょうか。

ただ、赤役の声優はどうなんでしょうこれは。
意図的な演出なのかはわかりませんが、この方の微妙な演技が良くも悪くも、ゆるさのような雰囲気を生み出してます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

オードリー・ヘプバーンとスナック「は」のキャンペーンソングに注目

新人女性声優とサラリーマンの恋愛アニメ。
10話×15分と短く、登場人物が少ないので話がサクサクしてます。
また、サブタイトルはオードリー・ヘプバーン出演の映画から採用。
もちろん、映画のセリフが出てきて洒落ています。

1話の出会いからこの展開?
と思いましたが、2話以降は正常なお仕事アニメでした。

主人公はダサ顔の冴えない男。
一方のヒロインはまん丸お目目の赤毛娘。
それもそのはず、名前は赤。
声優の卵だから当然声は可愛い。
演技の保証はしませんが。

スナック「は」のキャンペーンソングは独特。
気の抜けた祭囃子調の不可思議なメロディーです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 24

61.3 3 声優業界でオーディションなアニメランキング3位
CUE! アニメ(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (91)
250人が棚に入れました
『CUE!』は、リベル・エンタテインメントが2019年10月25日に提供を開始したスマートフォン向けアプリケーションゲーム。CUE! 1st Anniversary Party「See you everyday」にてアニメ化が発表されました。

実績も経験もない、できたてホヤホヤの声優事務所『AiRBLUE』。そこに所属するのは個性豊かな声優の卵たち。彼女たちはいまの自分に何ができるのかを考え、それぞれが信じる形で夢へと駆け出していく! しかし、夢を抱きつつも直面する厳しい現実。苦悩、挫折、葛藤――。いくら練習を重ねても、全員がオーディションに合格することは叶わない。声優を目指す者なら誰もがぶつかる壁を前に、彼女たちはどう立ち向かっていくのか? 新人声優たちによる物語が、いま始まる。

声優・キャラクター
六石陽菜:内山悠里菜
鷹取舞花:稗田寧々
鹿野志穂:守屋亨香
月居ほのか:緒方佑奈
天童悠希:鷹村彩花
赤川千紗:宮原颯希
恵庭あいり:飯塚麻結
九条柚葉:村上まなつ
夜峰美晴:安齋由香里
神室絢:松田彩希
宮路まほろ:山口愛
日名倉莉子:鶴野有紗
丸山利恵:立花日菜
宇津木聡里:小峯愛未
明神凛音:佐藤舞
遠見鳴:土屋李央
鳳真咲:日笠陽子
五十鈴りお:洲崎綾
由良桐香:五十嵐裕美

mimories さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

このクオリティで2クールやるとは…

 
(7話脱落→復帰完走)

なぜ復帰してまで観たのか自分が分からない。
7話視聴後の想像を超える残念な内容。

ストーリーもキャラの思考も低いレベルに設定されてるので、ターゲットは小学生女児あたりと思われる。であれば雑な作りでも文句は出ないだろう。文句言う大人など相手にする必要ない。

とりあえず考えなしに声優目指してずっとバイトで食いつなぐみたいな人が増えないよう祈るのみ。だから小学生にも観てほしくないし、大人にも…誰にも薦められない(笑)

__________

(7話視聴後)

プレイヤーがマネージャーらしい原作ゲームは未プレイ。このアニメとはかなり違うのだろうか?

本アニメの売りであり難点はキャラの多さ。気に入るキャラがいれば観てて楽しいかもしれない。が、キャラ付けが雑というか、魅力そっちのけで無理やりな差別化設定ばかり。これではキャラの多さが弱みにしかならない。

話自体もマシな回とどうしようもない回がある。
それより気になるのは、これコンテの人いないの?監督は寝てたの?ってくらい工夫の無い構図。素人が趣味でやってんじゃないんだから…と思うくらい酷い。

キャストは…もうノーコメントで。

ここまで観てはじめて2クールだと知る。1クール我慢しようと思ってた心が折れた(笑) というわけで脱落。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

これは酷い。まあ声優に仕事を作るためのアニメと考えれば価値もあるのか

声優というのは非常に狭き門である。
その理由としては、一人の売れっ子声優が何本ものアニメの主役を独占できるところにあるのでしょう。
作画は何百人という人海戦術だから下手な人でもそれなりに生きているみたいですが、声優は頂点にしか仕事がない。
だからほとんどの声優は生き残ることができないのでしょう。

そう考えればヒロインを15人も無意味に出すこのアニメは、15人もの声優に仕事を作ったわけで、そこは偉いのでは無いでしょうか。
しかし本当に偉いと言われるためにはそのアニメが大ヒットしてその声優の代表作といえるくらいに良い作品になってこそだと思うので、単に仕事があれば良いってものではないと思いますけれどね。

内容としてはかなりきついです。
声優を題材にしたアニメなのですが…全くおもしろく無い。
冒頭から主人公らしき人が台本を落として奇声を上げるという意味不明な出だしでドン引きさせられた状態からの… いや全部つまらいので挙げ連ねるのも面倒なのですが。

特に何だこりゃと思ったのはキャラの無駄な多さですね。無駄に大勢出すと焦点がボケて誰一人わからないんですよ。主人公は誰?
15人はどう考えても多すぎ。
キャラ1人1人を描く気なんてさらさらなく、ただ無駄にキャラを出しただけなのでしょうね。
知らないですけれど、デビュー確約の声優学校でもあって、その卒業生を全員ヒロインにぶっこんだとかですかね?

こりゃ酷いなと思ったのは演出も演技も悪いので、作中の演技が良い演技なんだか下手な演技なんだか、全然わからない。
いい演技だとコメントしていましたが、まったく説得力がない。

比べるのもなんですが、かげきしょうじょは演技に凄く説得力があって、登場キャラのコメントにもなるほどと納得できたのですが、本作は違和感しか無いです。

絵も悪いです。絵柄的には可愛らしさはあるのですがレベルが低く、まあ全体的にレベルが低い中では些細な問題ですね。

というわけで色々ひどかったですが、15人もの声優が仕事をもらえたなら、まあ良かったんじゃないですか。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

卵とはいえ、プロですよね?

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
声優育成ゲーム(サービス終了)のアニメ化。という、やや爆死臭がしますが、それだけで酷評はしません。作画など、アニメとして、一定のクオリティはあると思います。

まず、キャラ数が多くて覚えられないのは、私の問題かもしれないので、置いといて(笑)

全体として、「薄っぺらい」という印象です。作画、演技、キャラ、設定、演出、ストーリー、全てにおいて。

具体的には、特にストーリーがややご都合主義的に動き、安易な感じがしました。勿論、なろう系などもっとご都合主義なアニメはいくらでもあるけど、これは、「声優業界を深く知るゲーム・アニメ業界」が作る作品なので、「声優ってこんなに甘い世界なの?」という印象を受けてしまいました。

我々もアニメが好きだからこそ、こういうアニメには、余計に厳しい見方をしてしまうのかもしれません。

レビューでは、「新人声優をアニメ化する難しさ」を「新人アイドル」と比較しながら、書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(3話まで)】
{netabare}
例えば、高校野球をアニメ化するのと、プロ野球をアニメ化するのは違う。

物語である以上、成長は必須で、その点、学生(アマチュア)は描きやすい。しかし、プロというのは、その学生の中から選ばれた一握りの存在なわけで。いくら新人とはいえ、高校野球のスーパースターレベルであるべき。当然、その悩みや成長も、より高度になるべき(だから、メジャーやドカベンみたいに、学生野球の続編以外では、スタートからプロスポーツ選手が主役の作品はめちゃくちゃ少ない)。

んで、本作は「プロスタート」という設定であるのに、どう考えても「アマチュアスタート」のノリ。

声優として少しでもアニメに関われる人は、約3%。声優で飯を食える人は0.1%とも言われます。非常に狭き門です。

皆、デビュー前(養成所預かり)だとしても、それぞれの声優学校ではトップレベルの力や才能がある(から選ばれた)はずなのに、それが全く無かったことになっている。

これ、安易にアイドルアニメの構成を模していると思うけど、アイドルと声優は全く違って。

アイドルは、アクターズスクールやハロプロ研究生みたいに、セミプロレベルからデビューする人もいるだろうけど、「容姿」の一点突破で、少しトレーニングをしただけの素人がプロデビューすることもある。なぜなら、アイドルにとっての「作品」とは、「自分達自身」であり、素人からの成長ですら、ウリの1つになり得るからだ。

一方、声優にとっての「作品」とは、「アニメ」のことであり、それは、監督や作画スタッフなど、多くの人物が作りあげた作品に「スタッフの一員として一緒に参加する」という意味合いが強いだろう。

アイドルにしたって、作曲家や振り付け師など多くの方が関わるが、それはあくまで「アイドル自身を輝かせる」ため、いわば、神輿としてのアイドルを縁の下で支える存在である(それはそれで、アイドルの方にもプレッシャーや難しさはあるだろうけど)。

アニメの場合は、「アニメ」という神輿を担ぐ一員としての声優がいる。だから、音痴な新人アイドルに対しての批判より、棒演技の新人声優への批判の方が強いのだろう。だって、音痴でダメージ食らうのはアイドル自身だが、棒演技でダメージくらうのは、その作品に関わる全ての人だから。声優と作画マンはアニメの一番正面に出るスタッフだから、「作品をぶち壊した戦犯」みたいな扱われ方をしてしまう。

と、こういう厳しさの中に身を置き、声優の方々は日々努力され、プロとしての仕事を果たしているのだろう。私達アニメ好きは、そういう点に敬意を払っているし、普通の視聴者よりは厳しい見方をしてしまうかもしれない。

その点において、この作品に出てくる「プロ声優」の意識やレベルの低さには、疑問を感じてしまった。

これが、声優養成所のアニメなら、何の問題もないし、むしろ、応援したくなるんだけどね。

(もしくは、ガーリッシュナンバーみたいに、失敗や苦しみを描くなら良い。本作も3話まではトントン拍子だけど、流石に、中盤以降は苦しむ展開にするんだろうけど。知らんがw)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
ん? 声優アイドルアニメか。あのキャラ数を覚えられる自信がない(苦笑)  う~ん、プロなのに意識低すぎないか?

2話目 ☆2
特に努力描写もなく、注目されるか。

3話目 ☆2
練習描写、短っ(苦笑) いたれりつくせりやな。こんなに良いもんなのかな? 原作理解度だけで? 同じ事務所から、新人を3人も起用する。色々、叩かれるぞ?(笑) いや、今時、「歌って踊るのは声優じゃない」なんて言う声優の卵、いるか?

4話目 ☆


5話目 ☆


6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 13
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