執事で高校生なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの執事で高校生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月06日の時点で一番の執事で高校生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

96.1 1 執事で高校生なアニメランキング1位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1744)
7632人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

かぐやさん可愛いくてたまらない。

このアニメを見て原作を読みたくなった。かぐやさんのあまりの可愛さにキュンキュンしっぱなし。古賀葵の演技も役にぴったりで好き。心の機微が何とも言えない。所々、バカップルと化している。
お仕えしている早坂も好き。

続きもアニメ早く。

印象に残ったところをネタバレ込みの感想
ネタバレレビューを読む

OP
ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花 歌 鈴木雅之
アニソン界の大型新人。こんな凄い人が新人だなんて半端ないって。映像のキャラクターの動きが演出と相まって癖になる。千花の動きも良い。
ED
センチメンタルクライシス 歌 halca
チカっとチカ千花っ♡ 歌 藤原千花(小原好美)
ダンスが可愛いと少し話題に。一回しかEDで使われなかったのは残念。ドーンだYO♬



以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 映画に誘わせたい/かぐや様は止められたい/かぐや様はいただきたい
将来を期待された秀才が集う秀知院学園。その生徒会副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずなのだが、プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、“如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまう。何もないまま半年が経過したある日、書記の藤原千花が懸賞で当てた「男女で観に行くと結ばれるジンクスのある映画のペアチケット」をきっかけに、”恋愛頭脳戦”の火蓋が切って落とされる…。

2. かぐや様は交換したい/藤原ちゃんは出かけたい/白銀御行は隠したい
恋愛は百戦錬磨というイメージを付けられていた白銀は、交際経験がゼロなのにもかかわらず、ある男子生徒から恋の相談を受けてしまう。もしここでボロを出してしまったら、生徒会長としての威厳が保てない。焦った白銀は「恋愛のことなら俺に任せろ!」と無理を承知で引き受けてしまった。その様子を見ていたかぐやは、会長の恋愛観を探るチャンスを逃すまいと盗み聞きをするが、白銀のアドバイスはあまりに予想外で……。

dアニメストア for Prime Videoで観る
3. 白銀御行はまだしてない/かぐや様は当てられたい/かぐや様は歩きたい
校長が没収してきた不健全な雑誌をチラ見した藤原は「初体験はいつだったアンケート」のページを読んでしまい大慌て。なんと高校生の34%が経験済みだという。実際はそこまで高くないはずと藤原をなだめる白銀に対し、かぐやは「私は適切な割合だと思います」と言い放ち、自分はすでに経験済みだと告げる。恋愛をしたことがない白銀は突然の告白にショックを受けるが、その反応を好機と見たかぐやは「彼女居ないんですか?」と煽ってきた!

4. かぐや様は愛でたい/生徒会は言わせたい/かぐや様は送らせたい/白銀御行は話したい
パリの姉妹校との交流会に向けて、藤原のアイディアでなぜかコスプレをすることになってしまったかぐやと白銀。かぐやは内心くだらないと思いつつも、猫耳を付けて「にゃあ…」とポツリ。だが大の猫好きである白銀にとって、その姿がまさかの大ヒット。あまりのキュートさに平常心が保てなくなっていく。さらに白銀も猫耳を付けると、今度はかぐやが大興奮。可愛いという気持ちを隠しきれず、だんだん二人の様子がおかしくなっていき……。

5. かぐや様はこなしたい/白銀御行は見せつけたい/かぐや様は差されたい
勉学において右に出るものはいないものの運動センスは絶望的な白銀は、放課後の体育館でバレーボールの練習に励んでいた。しかしどうやっても成長の兆しすら見えない。バレーの授業は来週に迫っており、このままでは完璧な生徒会長というイメージが崩れてしまう。そう一人落ち込んでいたところに、藤原がやってきた。白銀は恥を忍んで教えを請い、藤原の熱血指導によるトレーニングの日々が始まった。果たして人並みのサーブを打てる日はやって来るのか?

6. 石上優は生き延びたい/藤原千花はテストしたい/かぐや様は気づかれたい
生徒会第4のメンバー・石上優は、1年生であるにもかかわらず白銀にスカウトされ、生徒会の会計を任された逸材である。根暗な性格ゆえに普段はあまり目立たないが、彼なしで生徒会は成り立たない。そんな石上が突然「生徒会を辞めたい」と白銀に話を持ちかけてきた。必死の説得にも応じず、彼の決意は固い。どうやら止むに止まれぬ事情があるようだ。そして石上は目に涙を浮かべながら、そのワケを語り始める。「僕、多分殺されると思うんです」と……。

7. 白銀御行は働きたい/かぐや様は入れたい/かぐや様は堪えたい
柏木の彼氏から、またしても恋愛相談を受けてしまった白銀と、またしても盗み聞きをしようとするかぐや。白銀のアドバイスのおかげで柏木と付き合うことはできたが、付き合って1ヶ月が経つのに、まだ手も繋いだことがないのだという。「どうやったら手を繋げますかね!?」という低レベルな質問にかぐやは呆れかえるが、白銀は交際経験がなくても答えられそうな悩みに一安心。だが白銀のアドバイスは今回も予想外の方向に……。

8. かぐや様は呼ばせたい/白銀御行は負けられない/そして石上優は目を閉じた
期末テストが迫った生徒会室では、いつも以上のプレッシャーの中で、かぐやと白銀の心理戦が繰り広げられていた。白銀に勉学では勝てないことにプライドを傷つけられた万能型の天才・かぐや。生徒会長として学年トップの座を誰にも譲るわけにはいかない努力型の天才・白銀。二人は相手を出し抜くために嘘を付き合い、権謀術数をめぐらせていく……。ついに訪れた期末テスト当日。勝利の女神は一体どちらに微笑むのか!?

9. かぐや様は送りたい/藤原千花は見舞いたい/四宮かぐやについて①
かぐやが風邪で学校を休んでしまい、白銀がプリントを届けることになったと話すと、藤原は「私が行きます!」と大興奮。藤原が言うには、風邪を引いたかぐやは「あまえんぼ」になってしまうそうだ。素直で可愛いかぐやの姿を妄想してドキドキの白銀だったが、生徒会メンバー全員で家に押しかけたら迷惑がかかる。そこで誰がお見舞いへ行くのか、神経衰弱で決めることに。石上も巻き込み、真剣バトルがスタートした!

10. かぐや様は許せない/かぐや様は許したい/白銀御行は出かけたい
お見舞い事件のせいでケンカをしたかぐやと白銀は、お互い素直になれず険悪なムードになってしまう。そんな中、かぐやは恋人がいる柏木に、友だちの話だと偽って恋愛相談をしてみることに。その一方、白銀もラブコメ好きの石上に、どうしたらケンカした異性と仲直りできるのかを相談してみたところ、石上のテンションがどんどんヒートアップしていく……。様々なアドバイスを聞いているうちに、かぐやと白銀は自分の本当の気持ちに気付き始める。

11. 早坂愛は浸かりたい/藤原千花は超食べたい/白銀御行は出会いたい/花火の音は聞こえない 前編
学校が夏休みに突入してから半月、生徒会がないため白銀と会うことができず、かぐやはもどかしい日々を過ごしていた。しかし夏休みの後半には、生徒会のメンバーと花火大会へ行く約束がある。財閥の令嬢として厳しく育てられたため、夏休みの思い出を作れてこなかったかぐやは、皆と一緒に遊べる日が来ることを心待ちにしていた。ついに花火大会当日、夏らしく浴衣を着て出かけようとしたかぐやのもとに、父の執事が現われ……。

12. 花火の音は聞こえない 後編/かぐや様は避けたくない
生徒会のメンバーと花火大会へ行く約束をキャンセルしてしまったかぐやは、暗い自室に一人閉じこもっていた。落ち込んだ様子を心配した侍女の早坂はかぐやを励まし、屋敷を抜け出す計画があることを告げる。執事たちの目をかいくぐって、何とか会場に辿りついたかぐやだったが、花火大会はすでに終わっていた……。皆と一緒に花火が見たかったと涙するかぐや。そこに「だったら俺が見せてやる」と懐かしい声が響く。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

満足のいくアニメ化でした!2期にも期待!

~・~・~・~・~・~・~・~放送前レビュー~・~・~・~・~・~・~・~
1~2話先行上映に行ってきました

ヤングジャンプ(以下YJ)連載中のギャグマンガ
もともとはミラクルジャンプつまりはYJの増刊号での連載でしたが
人気が出たのでYJ本誌へと栄転してきました

移籍後も高い人気は維持されており
これまでにも何度かアニメ化のうわさが流れ
そして今回ついに待望のアニメ化となりました

しかしYJ作品のアニメ化ですが
まず非常に打率が低い・・・
そして数少ない当たった作品も
原作がアニメ化以降急に失速したりと
まぁとにかくYJ作品にとってアニメ化は鬼門です

何度か他作品のレビューにも書いているので
現在連載中の作品に絞ってみましょう

キングダムのCGは伝説級のクソ
原作は今でも変わらず面白いですが
アニメが函谷関目前で終わって
続編の報が途絶えてしまったのは
明らかにあの同人レベルのCGのせいでしょう
今度実写映画もやるみたいですが・・・

ゴールデンカムイもはっきり低予算でした
しかしアニメだけ見ている人達にはそこそこ好評で
原作の売り上げもだいぶ上がったようなので
商業的には低コストな分だけ
コストパフォーマンスが上がっているとみることもできます
個人的にはだいぶ不満が残りますが
アニメ化自体は成功といっていいでしょう
しかし連載中の原作のロシア編が
どうしようもなくつまらないんですね
どうしてこうなった・・・

テラフォーマーズのアニメはよく知りませんが
原作がそもそも読む価値のないレベルの出オチ作品なので
あれをアニメ化してしまったこと自体が
YJの生み出した不幸の一つとしか言いようがありません

銀河英雄伝説に関してはYJからのアニメ化
と言うにはだいぶ語弊があるので
今回は評価対象外としておきます

とまぁネガティブな情報ばかりを並べましたが
かぐや様はいったいどんなひどい目に遭うのか?
もういっそYJ作品はアニメ化なんてしない方が幸せなんじゃないか?
なんて思いつつ観に行った先行上映会の感想は・・・

藤原書記がとてもかわいい!!!

もうこれだけでこのアニメは安泰ですねW
他の部分で何をどんなにやらかしても
これだけで十分アニメ化の価値はありましたd(・x・

という冗談はさておき
原作信者目線で気になった点を何点か

アニメ版は非常にテンポよく進みます
上映会はもともと1話の先行上映という触れ込みでしたが
サプライズで2話まで見せてもらいました
多少順番が前後はしているものの
アニメ1話2話どちらも
原作1巻から3話分ずつ抜き出してありました
基本的にギャグアニメなので
テンポがいいことは悪いことばかりではないのですが
話がサクサク進み過ぎて余韻が足りないイメージを受けました
あくまで原作ファンだからそういう印象になっただけで
アニメから入った場合は気にならないのかもしれません

もう一つはナレーション
登場人物たちの状況・心情などを
セリフを使わずコマの中で言葉で解説してあるものが
全部ナレーションという形で入るのですが
そのナレーションがオーバーアクションというか仰々しすぎる
イメージとしてはカイジですかね
あの作品も状況説明などを文で入れてあり
アニメではかなりアクの強いナレーションがつきました
あれはあれで慣れると癖になるというか
漫画を読んでいても勝手に脳内再生されるくらい
最終的には違和感が無くなったので
もしかしたらこの作品でも
しばらく見ていたらいつの間にか気にならなくなっている
あるいは原作未読なら最初から気にならない
という可能性はあるかもしれません

あと、スピンオフでYJに本家と一緒に連載されている
かぐや様を語りたい
の連中が今のところ顔見世程度ではあるものの
原作以上に出てきているので
あのスピンオフが嫌いな人は今後要注意かもしれませんね

最近になってOPは鈴木雅之が担当すると発表され
放送開始前から話題になっていますが
先行上映では1話はOP・ED無し
2話はOP無し・ED映像なし楽曲のみでした
2話ラストに真っ黒な背景にテロップだけの状態で流れていたのは
halcaのセンチメンタルクライシス
年末に新宿ReNYでのLiveにて初披露されていたのを
既に生で聞いていたのもあって
どうせならOPを聞いておきたかったところです

~・~・~・~・~・~・~・~舞台挨拶レポート~・~・~・~・~・~・~・~

先行上映の後は舞台挨拶もありました
ネタバレレビューを読む

~・~・~・~・~・~・~・~1話見て~・~・~・~・~・~・~・~

なんですかね・・・
曲が悪いとまでは言いませんが
作品にマッチしているとも
強烈なインパクトがあるともいえない
ただ大御所連れてきました!ってだけですね

鈴木雅之はアニソンを担当するのは
今回が初めてだそうです
しかし、彼が活躍した時代を考えると
正直それで喜んでる世代の中に
このアニメの視聴者となる層がどれほど入っているんでしょう・・・
たぶんここに鈴木雅之を起用することが面白いと感じてしまう
そんな世間との感覚のずれが
YJアニメを屍の山にしてしまったような気がしてなりません

いろいろ不安要素はあるものの
普通に作れば十分に佳作となるはずなので
変な冒険せずに無難にアニメ化してほしいものです

~・~・~・~・~・~・~・~全話観て~・~・~・~・~・~・~・~

全体的によくできていました
石上は声がついて原作以上に味のあるキャラになりました
また、3話のEDは驚異のクオリティで話題になりましたが
逆にそこがピークなんて評価に落ち着いてしまった感もあります
終盤にもう一回くらい特殊EDを入れられれば
もう一段階ブーストできたかもしれません

全体的にラブ<コメディな作品ですが
終盤にシリアス回を持ってきたのは好みが分かれるところかもしれません
基本的にバカバカしいギャグ作品をやっている中で
ときどきがっつりシリアス展開をやるのはこの作品最大の魅力であり
そのギャップがそれぞれの良さをグッと引き立てていると思いますが
前情報なしに単純にコメディ路線だけを期待していると
終盤に肩透かしを食らって消化不良に終わりそうです

原作ファンからするとYJ作品には珍しい
非常に恵まれたアニメ化になったと思います
評判も上々のようなのでこのままぜひ2期へとつないでほしいですね!

仕事はできるが性格的にはかなりポンコツ揃いの生徒会ですが
2期になればあの中に混ぜても石上に並ぶレベルのポンコツ
会計監査伊井野ミコが登場します
個人的には作中ヒロインの中で一番(お)かわいいと思っているので
早く2期をやって動くミコの姿を拝ませてほしいですね

投稿 : 2025/03/01
♥ : 39

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

メガネの色

OP主題歌の鈴木雅之が、なんとも強烈だ。

現代的なアニメ絵の映像なのに、歌のパワーだけで視聴者の時間を90年代へ引き戻す。
いや、OP映像の終わり近くの、女子キャラの「チェキッ」ポーズも、ひょっとして『め組のひと』のオマージュなのだろうか。(わからない視聴者は、お父さんかお母さんに訊いてみよう)

劇番の中に『ラブストーリーは突然に』を思わせる曲が混じっているのも、90年代トレンディドラマを意識しているようだ。


頭脳戦、というキャッチコピーだが、展開されるのは、素直に好きだといえない高校生男女のすれ違いを描くラブコメディ。

思春期男女のよくある自意識のコジレが駆動するラブコメは、しょうもない、と苦笑しながらも(生)暖かく見守ってしまう。

全体に微笑ましく笑えるコメディだが、興味深いものを感じるのは、このコメディを視聴者に提出するための「舞台装置」の方だ。


フィクションは、何のメディアであれ、受け手=読者=視聴者の現実感覚に接続する「設定」を設けて、作中世界へと引き込まなくてはならない。

それこそ90年代のニューアカかぶれのテクスト主義者であれば、読者が解読する「正解」としての作者の「意図」などないと妄言を吐くのだろうが、妄言に過ぎない。

〈作者-読者〉間で、何らかの理解の共有がなければ、そもそも物語を語り=読み取る視聴体験など生じるはずがない。
物語を受け手に理解可能な形で提出する手段として、まず各種の「設定」が作者によって構築される。

本作では、自意識こじらせ男女のすれ違いを笑わせるために、すれ違いは、まず「頭脳戦」として設定されている。
「先に好きだと打ち明ける」ことは「負け」=将来的に「損」、という了解が、ラブコメを「頭脳戦」と規定する設定を生み出すのだが、なるほど「損得という考え方をしていれば『恋愛』なんてできるはずは無いよなあ」という視聴者の納得を喚起して、すれ違いの物語へ入り込む導入口の役割を巧妙に果たす。

いよいよ興味深いのは、この「頭脳戦」を導くものは、主人公たちが「天才」であるから、という理由付けであることだ。

作中の「天才」性の描写は、彼らが成績優秀者であると描写することに終始するが、いかにも偏差値教育的な偏見を感じさせる。

偏差値とは、言うまでもなく特定集団内での「順位」を示す指標だ。
「天才」を証拠立てる描写として、作中では一貫して成績の学内順位ばかりが描かれるが、しかし、集団全体の能力が低ければ、その集団内での順位=偏差値は、能力の高さを保証しない。
まして、「順位」を高めるための手段が他者の足を引っ張ることに終始するならば、なおさらだ。
「天才」という絶対値での「頭のよさ」を根拠づけるには、相対順位である「偏差値」はほとんど説得力がない。

ここで作者=製作者の設定が杜撰であると指摘したいわけではない。
読者=視聴者に「天才」と納得させるためには、偏差値=順位を持ち出せば有効だろうと作者=製作者は判断した、その判断が興味深いと感じたという事だ。
多くの視聴者=読者にとって、「頭がいい」とは「順位」が高いことなのだろうと作者=製作者は判断している、という事が。

「頭がいい」が「順位」という「上下」関係に規定されている、という設定は、「なぜ」ヒロインは「天才」なのかという理由付けが、「家柄がいい」からである、という設定へと進んでいく。
「上流」の、格「上」の家庭に生まれたことが、成績「上」位の天才である理由付けになる。

要するに「貴族」のように、生まれによって決定されているのだ。

いや、本物の貴族制では、貴族様と庶民は全く接点も相互理解もなく、互いに「そういう存在」としか認識されていない。
が、「家柄がいい」から「頭がいい」という理由付けは、「頭がいい」から支配する権利があるという循環論法として、「貴族」に支配される「庶民」が自分を納得させてしまうという点で、なお悪質と言えるかもしれない。

作中のナレーションではおざなりに否定されているが、そもそも舞台の学園が「良家」の子女が集まる「名門」校であり、ここでも「生まれ」によって特権を相続する新たな「貴族」階級が形成されている設定が貫かれている。

繰り返すが、作者や製作者による社会認識が前近代的であるとか言いたいわけではない。

21世紀の読者=視聴者は、「いい家柄」に「生まれついて」既得権や財産を継承する者は「頭のいい」天才であると思うはずだ、と作者=製作者によって判断されているという事が興味深いのだ。


自意識をこじらせたドタバタコメディを笑うには、コメディを乗せた舞台が「現実」と接点があると視聴者を錯覚させなければならない。
もしも原作マンガが人気を博し、アニメが好評であるとしたなら、この錯覚は成功しているという事になるだろう。

作中に登場する、コイバナに喰いつく「恋愛探偵」は、ピンクの色のついた色メガネでネタを探す。

「上流」の「いい家柄」では子供に既得権を引き継いでも当然であり、特権を引き継ぐ「から」頭のいい「天才」であっても当然であると設定を了解する視聴者は、どんな色のついた色メガネで社会を眺めているのだろうか。

それとも、作者=製作者の判断とは無関係に、別種のリアリティに支えられてコメディを笑っているのだろうか。

いずれにせよ、「頭脳」戦として「損得」を過剰に意識する「偏差値」の高い「天才」の「頭の良さ」は、「世襲」される「いい家柄」のハビトゥスと「既得権」に保証されているという設定を提出することは、作者=製作者が、読者=視聴者をどういう視線で捉えているかを暴露しているとはいえるだろう。

本作を視聴していて、時折『ブギーポップ』を想起した。
両作とも、製作者の目には90年代のままの視聴者が映っているようだ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 11

87.4 2 執事で高校生なアニメランキング2位
ハイスコアガール(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (804)
3354人が棚に入れました
「ポリゴン」って何?食えんの?そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凛として座していた──。
主人公ハルオを通して描かれる’90年代アーケードラブコメディー!

声優・キャラクター
天﨑滉平、広瀬ゆうき、興津和幸、山下大輝、御堂ダリア、新井里美、伊藤静、チョー、赤﨑千夏、杉田智和、植田佳奈、武虎、大塚芳忠
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

1話だけ観て勘違いしないでね!

1話だけ観れば、90年代の懐かしのゲーム画面がリアルに再現され、当時、数々の登場ゲームにハマった中高年が主に楽しめる作品?と思うかもしれません。
確かにそこも楽しめますが、この作品の真の見どころは、コメディタッチではあるものの結構本格的な恋物語にあります。
ゲームで繋がる登場人物たちですが、恋愛ドラマのポイントであるキャラの魅力と好きになっていく過程や理由がしっかりと描かれ、恋愛物がお好きなら年配者から若い方までしっかりと見応えを感じれると思います。

既読の原作で一番秀逸なのは、まるで無声映画に出てくるような言葉を発さないサイレントヒロイン「大野アキラ」の描写。
アニメ1話では暴力的で高慢チキな天才ゲーマーに見えるお嬢様ですが実は・・・
しゃべれない訳ではなさそうな彼女の心の声は、主人公「矢口ハルオ」の字幕がわりの代弁と彼女の表情仕草で読者に伝えるんですが、それが何ともいじらしく映るんです。このユニークなヒロイン描写だけでも一見の価値があります。

また主人公ハルオも、最初はただのゲームバカの小学生に見えますが、自分自身とヒロイン達と向き合う事で着実に成長していく姿が描かれ好感が持てます。

あとから登場のもう1人のヒロイン「日高コハル」。アキラとは対照的な庶民派の娘ですが、これまた一途でいじらしい!

この3人で繰り広げるゲームより熱く切ない恋のバトルが見ものです!

灰汁の強い絵柄で受け付けられないのは仕方ないですが、暴力的なところはこの作品のギャグテイストなので軽く受け流してくださいね。観てるうちにハルオへの愛情表現に見えてきますから♪(毎度のじいやの車轢きもね♪)

既に4年以上前にアニメ化発表までされた原作漫画ですが、発表直後のゲーム会社からの著作権侵害訴訟により一時は原作の出版差し止め、連載再開の目処もたたない状況が続き、和解まで2年ほどかかりました。
この件は出版社だけでなく作者の押切蓮介氏も著作権に関する認識の甘さがあったのかもしれませんが、氏の心のダメージはハンパなく相当落ち込まれたようです(同氏の単刊「HaHa」参照)。
氏の執筆意欲喪失を危ぶみましたが、よくぞ奮起し続きを再描してくれたものです。
原作のファンである自分はそれだけでも嬉しかったのですがアニメ化まで叶いました。
アニメ1話を観て、原作の持つ独特な絵柄とレトロな世界観の再現率の高さに驚きつつ期待大になりました。
おそらくアニメの制作スタッフも、過去の不幸を払拭すべく並々ならぬ意欲を注いでるものと感じた次第です。
原作漫画、アニメ共に最後まで完成度の高さを願っています。
以上2018/7/17記

《最終話視聴後の感想》

うわ~、えらいところで終わりましたね~(汗)
原作既読者としては、アニメのペース配分からこのクールの閉め方は途中である程度予想出来ましたが、アニメしかご覧になってない方には、物凄い寸止め感でストレスが溜まるかも・・・
しかしながら今クールのアニメとしての出来映えは素晴らしかった!!
アニメ制作スタッフの原作への愛情を感じ、原作ファンとして大満足です。
原作continue版(休載前の初版漫画を僅かだけ改変しオマケエピソードが付録追加されてます)のシナリオに忠実に沿いながらも、各話の構成や演出が見事で、先のストーリーを知ってても毎週続きが楽しみで仕方ありませんでした。

《ストーリー》
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 42
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

そんな私はロースコアボーイ

2018.10.06記

原作未読

当初ノーマークだったが、同僚の薦めで視聴決定。
どうやら、昔懐かしのゲームを扱った回顧ものくらいの前情報で視聴スタートです。

さっそく結論。

 懐かしくて涙出るわ~

これはオモテ。並行して、

 なんじゃこのラブコメ泣けるわ~

一作で二度美味しい作品になってます。懐かしのゲーム見たろ、ぐらいでかまえて思わぬカウンターパンチを食らっちゃいました、といったところでしょうか。

主人公の矢口春雄が1979年生まれ。本作の時代設定が1991年(小学六年生)から1995年(高校一年生)までとなります。
これはリサーチの勝利と言って構わないと思いますが、誇張されることない等身大の90年代が描かれているため、おおむね1970年~1985年生まれの方は取り扱っているゲームや時代の空気感の再現具合に感嘆するんじゃないでしょうか。

ネタバレレビューを読む

単なるゲーム回顧録ではない、時代の空気の見事な切り取りっぷりに切なさを感じるほどです。ワクワクするつもりがきゅんきゅんしてしまうのです。

若い皆さんにとっては、このピンポイントで切り取られた時代の追体験が可能ですので、ぜひ面白がって観てほしいですね。
ついでに、だいたいアラフォーの男性が大なり小なり通ってきてる道でもありますから、雑談のネタとしてビジネスにも活用できるかもしれません。

自分はハルオよりちょい上くらいのドストライク世代にあたります。回顧トークしたくなるところですが、脱線が止まらなさそうなのでここでは泣く泣くあきらめますよ。ただ一点、同年代非オタの知人にハイスコアガールを勧めたら、ちゃっかり視聴してました。その後酒の席でのあるあるトークに華を咲かせましたよ、ということは申し添えておきます。



そして、ゲームと並行しての恋愛の世界。
ゲームで繋がる恋愛ってなんのこっちゃ? そもそもこのキャラデザインは、恋愛仕様のそれではないような。。。
ネタバレレビューを読む

2話からラブコメの波動が感じられ、12話終わる頃にはきゅんきゅんしてることでしょう、たぶん。

大野晶と日高小春のダブルヒロインというのは、ぱっと見で王道の配置です。

大野晶:ゲームは社会との接点を持つためのもの/純粋にゲーム好き/ネタバレレビューを読む
日高小春:ゲームはハルオとの接点を持つためのもの/ゲーム好きは二次的なもの/ネタバレレビューを読む
ハルオ:馬鹿で優しくてあったかいやつ。すがすがしいほどにゲームのことで頭の中がいっぱい。

そんなベクトルは物語の進行に合わせてゆっくりと変化していき、最終12話ネタバレレビューを読むで本作の恋愛の波動がピークに達します。
きゅんきゅんする理由、、、二人ともホントいい子だから(語彙力)。
そしてハルオもなんだかんだいいやつだから(もっと語彙力)。
二人ともきっかけは違えど、徐々にハルオに惹かれていく様子がもどかしくも純な感じがして擦れた大人にはまぶしく映りました。
ヒロインにとってはゲームバカが恋愛対象のため、コミュニケーションがゲームを通じてということも多いです。対戦プレイや協力プレイのシーンに潜む恋のやり取りを見過ごしてはいけません。ネタバレレビューを読むなんかもう「拳で語り合う」世界観ですね。

これほど無口なヒロインで物語が成立するんだ、と面白がって観てたわけですが、結局セリフがゼロでしたね。大野晶役の鈴代紗弓さん、「あ」「う」「ぐふぅ」に感情を込める難役お疲れ様でした。
小春の鼻腔を抜ける呼気の音すら聴こえそうなささやき声は役に合ってたかどうかを超えて心地よかったですね。広瀬ゆうきさんですか?また別の作品でお会いしましょう。

ネタバレレビューを読む



ノスタルジーにあてられて不器用な恋の行方にせつなさを感じたのか、
良質なラブコメにほだされて在りし日の思い出がきれいに見えたのか、

恐らく両方。きゅんきゅん×きゅんきゅんは単に2倍ではなく、2乗と感じる稀有な経験なのでした。
続き3話はOVAで!と商売臭わかりやすいラストに賛否両論出そうですが、そこはご愛敬(;^ω^)
薦めてくれた同僚よ、ありがとう!



以下、その他の四方山話。


■作画
まずは、権利処理に奔走してくれた裏方さんには賛辞を送りたいと思います。感謝!
3DCGということでしたがかなり普通のアニメっぽい自然にみられる処理をしてました。私の目利きが甘いかもですがあまりCGっぽさを感じません。そして核となるゲーム画面の再限度が極めて高い印象です。元画像をはめ込めばよかろう、というものではけっしてなく、ブラウン管と現在のデジタル規格との突合作業、コマ数の調整、エフェクトの修正、その他視聴者からみれば『そのまんまゲーム画面』に見えた本作の絵は相当の処理を施して再現されたものだそうです。
私が普段は気にしない技術的な面にも良い意味で関心を起こさせる製作陣の仕事でした。


■華を添える愛すべきイカレキャラ達
わりと主人公たち以外は行動・言動が変なのが多いのですが、第一話で矢継ぎ早3枚のカードを切ってきて視聴者の引き込みに成功しました。
・癇癪カップル:声は松岡&日笠と無駄に豪華
・小学担任:「卑劣」と書いてお前のことだ、と主人公に容赦ないが悪意もない。
・じいや:黒塗り高級車で主人公を轢いても歯牙にもかけず。
目立たぬファインプレーだったように思えます。


■10カウントで消えるはずだった世界が色づく
OPEDともに作品に寄り添った良曲。ED「放課後ディストラクション」はお気に入りでDLしてます。
ネタバレレビューを読む


■余談
我が家では作中登場したニューファミコンが現役です。タイトルは70本以上。スーマリ、ドラクエシリーズ(要ふっかつのじゅもん)、じゃじゃ丸くんといった有名どころから、シティコネ、影伝、燃えプロその他家族でたまにゲーム大会を開催。
スターフォースでラリオスを撃破したり、ボンバーマンでリモコン無し状態からのリカバーをしたり、グラディウスで↑↑↓↓←→←→BAを披歴したりと父親の威厳を保つのに一役買ってたりします。
この前、ウチの子供たちが伝家の宝刀『カセットに息をフー』してるの見て爆笑しました。曰く「つば飛んじゃダメなんだよ」と。
なんかしらんが、受け継がれる伝承みたいなもんでしょうか。25年前も今も楽しいものを前にした子供の気持ちってそうそう変わるものではないんです。



視聴時期:2018年7月~9月 リアタイ視聴 ※EXTRA3話は2019年3月視聴

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2019.04.03追記 ★EXTRA STAGE(ROUND13~15)追加視聴★


Netflixの配信にて。TV放送(ROUND1~12)の続きの3話分が解禁です。

ネタバレレビューを読む

ファンの皆様におかれましては、視聴は義務と言って差し支えない出来映えです。

※視聴日:2019.03.30



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2019.10.23追記


2019年秋期に2期放送。先だって、EXTRA3話を地上波で放送しました。
濃厚な3話だったのでこれを放送する決断をしてくれたスタッフの皆さまには感謝です。

ネタバレレビューを読む

春先には普通に感動しただけでしたが、あらためて半年後に再視聴して別の思いが生じます。迅速な復旧をお祈り申し上げます。



2018.10.06 初稿
2019.04.03 EXTRA視聴後追記
2019.10.23 追記
2020.07.28 修正

投稿 : 2025/03/01
♥ : 100
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自分で生き方を選ばなければ、自分が想像できないところに行き着くことができる。 byマツコ・デラックス

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
遅ればせながら視聴。当時はスルーしたんだけど、あにこれで高評価の嵐。いつか観たいと思っていたが、

あー、これ、当時を知るおっさん(40代)にはたまらんわな、高評価には頷ける。

本作の魅力は、90年代の小学生の雰囲気を忠実に再現しつつも、ラブコメの波動をきちんと感じさせること。懐ゲーのネタに共感し、挟み込まれるギャグに笑い、可愛らしい恋愛にニヤリとする良作。

古くも新しい作品。

私はこのアニメの世界より、やや下の世代なので、懐かしいような、少し、憧れのような。

レビューでは、実体験を踏まえながら、本作で感じた、今の若者に伝えたいことを。やや懐古レビューですが。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 29

63.2 3 執事で高校生なアニメランキング3位
ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (527)
2870人が棚に入れました
3度目となるTVシリーズは「新しいハヤテのごとく!」を謳い、畑が原案を務めた物語を展開。
週刊少年サンデー31号にはアニメの絵コンテらしきものが掲載されており、その用紙には
「manglobe」の文字が見られる。
アニメーションの制作会社、スタッフの発表に期待しよう。
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

もう何がなんだか・・・ 7話の感想追加です^^

まずは良かったところから書かせていただきます!
ハヤテのごとく3期はオリジナルストーリーなので1期や2期を見てない人でも楽しめるように出来ていると思います^^
ヒロインのナギのダメ人間っぷりをお楽しみくださいw
(釘宮さん好きな人は是非)
あとマリアさん怖いですw

ここからはマイナス点です。
1期、2期を見た方はそのキャラデザに違和感を覚えるかもしれません。(特に髪がもっさり)
3期から見る方はこういう物だと思って見た方がいいと思いますよ^^
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僕はこの作品好きなのでこれからもみて行くつもりです^^
1話ではヒナギクが出なかったですorz

【2話感想】
2話でも新キャラが出てきました。
aパート終了時におまけで登場した日比野 文やシャルナは2期の最終回のedに少しだけ登場しただけなのでアニメでは実質の登場は今回が初めてです。なので1期や2期を見てない方も気にしなくてもいいですよ^^

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1、2話見た感じだとアニメ1期、2期見た人でも原作読んでないとついてこれない所があります。
いきなり登場してきて誰が誰だか分からない人が多い気がします。
もう少し説明が欲しいものですorz

3話ではいよいよヒナギクが登場する予感!
好きな人は楽しみですね^^

【3話感想】
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【4話感想】
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【5話感想】
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【6話感想】
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【7話感想】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 16
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キャラクターデザインと話の内容が2期とぜんぜん違ってがっかりでしたが、最終回は最高でした。

ストーリー

1期、2期の世界観とはまったく一緒ですが、キャラクターデザインは変わっていました。そして、2期からストーリーがかなり飛んでいます。原作を読んでいない人にはまったくわからない世界観になっています。

私の感想

3期がやると思ってかなり楽しみにしていましたが、劇場版の話の続きを描いた作品でした。けれど、あまり劇場版とつながりがなかった事がいまいちでした。そして、原作を読んだ私が知っている話がアニメ化されなかった所が残念でした。超面白いので、いつかアニメ化してほしいです。

この作品のキャラクターデザインはかなり残念な出来上がりでした。1期、2期は私好みのデザインでしたが、今期はどっちかと言うと劇場版に似ていました。こだわっている事はこっちに伝わって来ましたが、少しやりすぎです。

そんな残念な事を全部言っていると時間がなくなってしまうので、良い所を説明します。

ストーリーは結構面白かったです。世界観は原作を読まないと詳しくは分かりませんでしたが、分からなくても4話くらいまで見ればなれてきます。新しいキャラクターが増えていますが、話にはまったくって言っても良いくらい関係ないので気にしなくて良いです。

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オープニング

「CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」

曲はこの作品にまあまあ似合っていますが、キャラクターが二人しか出てこなかった事は残念でした。曲とリズムは完璧にマッチングしていますが、キャラクターの説明ができていなかった所が残念です。非常に残念です。そして、ネタバレ要素はまったくなかったです。

エンディング

「恋の罠」(第2話、第4話~第11話)
ルカが歌うかなり良い曲です。けれどルカ以外のキャラクターが出てこなかった事が非常に残念でした。そして、ルカが分からない人にはわからないでしょう・・・

「善き少女のためのパヴァーヌ」(第3話)
この曲も先ほどと同じで良い曲でした。

「Here I am, Here we are」(第12話)
この作品にかなりぴったりです。そして、私的にはこのエンディングをはじめから流してほしかったです。それほど最高でした。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 9
ネタバレ

メア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

素直に『3期』で良くないですか?

※やっつけ仕事ならぬやっつけレビューです。すいません。
※1期2期共にすべては見ていないですがある程度見ています。
※原作もある程度は読んでいました。
※稚拙な文で構成されています。


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投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

69.3 4 執事で高校生なアニメランキング4位
学園ベビーシッターズ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (192)
784人が棚に入れました
両親を飛行機事故で亡くした竜一&虎太郎兄弟。そんな二人を引き取ったのが、同じ事故で息子夫婦を亡くした森ノ宮学園の理事長だった。でもその条件は、学園内に設けられた保育ルームで竜一がベビーシッターをすること!お母さん先生のために学園内に設けられた保育ルーム。竜一はそこの人手不足を補うために作られた「ベビーシッター部」の部員第一号となり…!?

声優・キャラクター
西山宏太朗、古木のぞみ、梅原裕一郎、三瓶由布子、小原好美、齋藤彩夏、種﨑敦美、本渡楓、前野智昭、小野大輔、宮寺智子
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想ネタバレレビューを読む

6話までの感想ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

学園内に設けられた保育ルームが両親を飛行機事故で亡くした竜一&虎太郎兄弟の新たな居場所…

この作品の原作は未読です。
特に前情報無く視聴を始めましたが、1話を見て視聴を継続したいと強く思った作品です。

悲報ってなんでいつも突然なんだろう…
両親を飛行機事故で亡くした兄弟がこの物語の主人公です。
親は奔放でよく家を留守にしていたそうですが、生きているのとそうじゃないのには気持ち的に天と地ほどの差があります。

その出来事が生み出した必然は「弟の面倒を見る事」
兄の竜一にとって、虎太郎は残されたたった一人の家族…
でも竜一は未だ高校生…弟の面倒を見るには、取り巻く慣習が厳し過ぎ…
学校はどうするの…?
生活費は…?
住む場所は…?
不安は津波の如く兄に襲い掛かることでしょう…

ですが、森之宮学園の理事長の目に二人が留まった結果…なんと理事長が二人の後見人になると言ってくれたんです。
見ず知らずの人なのに…

理事長が後見人になる条件…
それは授業以外の全ての時間を学園内に併設された保育ルームでベビーシッターとして働くこと…
こうして指し伸ばして貰った手に縋るしか選択肢の無い二人の物語が…動きだします。

保育ルームには幼児が5人…虎太郎を合わせると6人の所帯…
年の頃にして幼稚園に入る前くらいの子供が5人で、首がすわってようやくハイハイができるくらいの子供が1人…
つまり、とことん手間の懸かる年ごろの幼児たちが揃っているということです。
そんな保育ルームには職員がたった一人…
職員にとっては猫の手も借りたい状況だと思います。
でも、そこで働くという事は保育ルームの子供たちに接するという事…
そして子供って友達作りの天才…なんて思いなが視聴していた矢先、思いもよらぬトラブルから、この物語は一気に温かくなるんです。

選択肢の無かった二人は、状況を受け入れることしかできなかった…
でも状況を受け入れることと、自分の心の叫びに正直になることは別物なんです。
受けた恩に報いたいと本気で思うなら、どうあるべきなのか…
答えは簡単…だけど、その一歩を踏み出さないと苦しみ続けるのは自分自身…
そして、そんな子供の悲鳴をしっかり受け止めてやるのが大人の役割…

朝の電車通勤時にこの作品を視聴していたのですが、目の前の出来事に私の涙腺は全く抵抗できませんでした。
周りを見渡すと、月曜日の朝という事もあり皆さんぐっすり寝入っていたのが幸いでした…
田舎に向かう電車でホントに良かった…
じゃなきゃ、突然涙を流すなんてただの変なオッサンですから…^^;

こういうパンチは決して嫌いじゃなく、むしろ好物なのですが1話目から涙腺を攻撃されると為す術がありません。
どんな作品なのか、一切知らずに視聴に入るのですから…

一方、登場人物のお気に入りは保育ルームの紅一点である奇凛ちゃんと、猪又&牛丸の女子高生コンビでしょうか…

保育ルームの紅一点である奇凛ちゃん…
相手のことを思いやれる優しい女の子です。
それに…声質もキャラに合っていて…でもどこかで聞いたような…
と思ったので調べてみると、CVは小原好美さんで「魔法陣グルグル」のククリを演じた方でした。
どうりで聞いたことあると思った訳です。

女子高生コンビの片翼は明坂さん演じる猪又まりあ…
本当は優しいのに、本心を表に出すことができず、結果的に誰に対してもきつく当たってしまう不器用さが可愛らしい女の子です。

そしてもう一つの片翼は本渡さん演じる牛丸雪…
竜一のクラスメイトでクラスで一番可愛いと評判の女の子なのですが、一方で人には言えないコンプレックスを抱えた彼女…

愛くるしいほど可愛い幼児たちの放つ魔法で、この二人の女子高生がどう変わっていくのか…
この作品の見どころの一つと言っても過言では無いと思います。
人の温かさが恋しくなった時に思わず手が伸びる作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、小野大輔さんの「Endless happy world」
エンディングテーマは、ひょろっと男子の「おしえてョ」

1クール12話の物語でした。
続きがとても気になります…
保育ルームとの竜一の関係は何となく想像できますが…
女子高生コンビの思いの行方はどうなるのでしょう…
時間はかかるかもしれません…けれどもっと大きく思いは育まれていくんでしょうね…
そしてその思いにはそれぞれがキチンと向き合わないければいけません。
そんな未来まで描かれたら、間違いなく喜んで視聴すると思います。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感動させる為には、シリアスな設定って、必須なのかな?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
少女漫画原作らしいが、そこまで恋愛要素が強いわけではなく、基本は「小さな子供」と「イクメン」を愛でるアニメなのかな、と(笑)

男でも普通に観られるアニメでしたよ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 18

58.8 5 執事で高校生なアニメランキング5位
モノクロームファクター(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (131)
1004人が棚に入れました
主人公昶(アキラ)は学校をサボり帰路につく途中、全身黒ずくめの怪しい人物に出会う。
自らを「人型をした影」と話すその男、白銀(シロガネ)は「ずっとキミを探していた」という。あまりの白銀の怪しさに全く信用しようとしない昶に対し、白銀は「今日の夜10時にキミの学校に来てくれれば、影というモノがどういうものか見せる」というのだが…。


声優・キャラクター
小野大輔、諏訪部順一、神谷浩史、浅野真澄、斎賀みつき、小西克幸、羽多野渉、小清水亜美、向井修、吉野裕行、田村ゆかり、置鮎龍太郎

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

「ドッペラー解除!」

2008年4月 - 9月TV放送された。全24話。
2004年5月号-2011年7月号11巻同タイトル漫画のアニメ化。

内容は略オリジナル。原作にはあまり見られないBL的展開
が多々あるのが特徴。キャッチコピー「覚悟を、決めろ。」


あらすじ。

昶は学校をサボり帰路につく途中、自ら「人型をした影」と
名乗る全身黒ずくめの怪しい人物に出会う。

その男は「ずっとキミを探していた」といい、余りの怪しさ
に全く信用しない昶に対し「私達は結ばれる運命」と言う。

その夜"昶"と"賢吾"はゲームセンターで遊んでいたが・・
偶然不調に絡まれる少年と老人を助けた所を"綾"と遭遇
して・・忘れ物を取りに行くのに付き合わされ学校に・・
その学校で謎のクリーチャーに襲われ危機一髪の状況で
あの怪しい謎の男が現れ・・生か死か二択の中契約する。

契約の意味するものは?何故自分が選ばれたのか?

そんな感じの内容だと思うけど・・BLやら百合やら色々。
シュールな小芝居回想やドタバタギャク展開等もある。


感想。

序盤からテンポ良くBL路線驀地?のラブコメ風に展開。
学園ラブコメの要素も残しつつファンタジーな世界観。
基本的にはそういった演出はギャグ的に使用される。

結構コミカルで等身崩れのデフォルメでのギャグ風描写
も多かったりで一応世界観等の説明も徐々に補填されて
いく感じ。濃いBL路線を回避して明るいギャグ展開等で
序盤を乗り切ろうとしたのか?コミカルな白銀のトーク
で充分で・・此処まで崩さなくても良いのにと感じた。

原作は知らないので何ともいえないけど・・軽くBL路線
にしたのは良いけどコミカル以上の描写は要らなかった
気がします・・それなりに個性あるキャラ登場します。

徐々にシリアスなシーンが増え鬱屈した人物も登場して
愈々敵が明確になって仲間意識が強まっていく。

6話迄それなりに緩急良く7話では斜め上にも進展し・・
エピソード毎にゲストキャラが負に落ちて影の存在シン
によってコクチを寄生させられ欲望のままに行動するが
昶達によりコクチだけ倒され救われるというスタイル。
児童向けアニメ並みに簡潔な起承転結の勧善懲悪風・・
何話でも引き延ばし可能な形式を取っている・・

略毎回ゲストが居るので日野聡さんとか福山さん他色々。
12話迄に略設定が明かされ・・後はラスボスが誰なのか
という部分だけ・・ん~何となくこの手のアニメだと・・
一度事件に関わって忘れ去られた人か仲間内から出るか?
19話で愈々最終的な黒幕が誰なのかの伏線が張られる。
※実際にはもっと以前に決定的シーンがあるけど。


LOVELESS・ゼロの使い魔・うたプリの監督・・紅優・・
世界観とキャラを使った完全オリジナル「やっちまえ!」
作品かもしれない・・原作がそれ程面白く無いのか??
本当にやっちまった作品かは原作未読なので不明。

モノクロームは一般的に単色/白黒でこの作品なら白は光
黒が影の世界観・・ファクターは要素や因子で、この作品
では其の侭"光の因子"又は"影の因子"を持つ者という言葉
が出てくる・・少なくともドッペラー解除後の世界に色が
多彩・・実際にはフルカラーで描写され・・白銀でさえ唇
が赤い・・昶もパンツが赤いのは演出過多な気がする・・

白でも黒でもない単一色(赤)のみのアクセントなら登場者
全員白黒に赤のみの3色なら昶や白銀に赤があっても良い。
現実世界と特異の世界を描き分ける演出が不明瞭な感じ。

前半は七夜との決着。後半はルル。終盤は中ボスとの決着
で予想通りのラスボス(※1期)で一先ず区切りという終焉。
作品の盛り上がり方からいって2期は無いと思われる作品。



二海堂 昶:小野大輔
喧嘩が強く、更に短気で切れやすい。さぼりの常習犯。
超が付く程のサディストだが、不器用且つ優しい性格。

白銀:諏訪部順一
昶の前に現れた謎の男性。外見年齢は25歳位。
温厚で常に敬語だが、地は男らしく荒々しく乱暴な口調。

浅村 賢吾:神谷浩史
昶のクラスメイトで幼馴染。昶に下僕扱いされている。
明るく前向きで些事は気にしない性格だがキレると恐い。

鈴野 綾:浅野真澄
昶のクラスメイトで正義感が強く「鬼の風紀委員」。
昶を正面から叱れる数少ない人物。ハッキリした性格。

洸:小西克幸
昶と賢吾の知人。25歳。通称洸兄。喧嘩が恐ろしく強い。
怪しい仕事上ドスを持った方々に追いかけられる事が多い。

我妻 秋一:羽多野渉
通称はマスター。27歳。怪我の治癒能力等を持つ。
白銀の知人で能力者という肩書きを持つ盲目の青年。

九条悠:斎賀みつき
11歳。有名財閥九条家の跡取り。米国大卒資格を持つ。
家系の伝統により陰陽道や占星術の研究をしている。

大久保 彦十郎:向井修
悠の執事で常に傍にいる。悠を大切な家族と思っている。
非常にユーモアのある人物で、気配りも万全。


焔緋:置鮎龍太郎:影の世界に独裁を敷くシンの王。

澤木:上別府仁資
焔緋の子の一人。シン達の纏め役と思われる壮年の男性。

ルル:田村ゆかり
焔緋の子の一人。ゴスロリ風の衣装を纏う少女。

志紀:藤原祐規
焔緋の子の一人。黒の帽子を被っている金髪の少年。

七夜:吉野裕行
焔緋の子の一人。27歳位の右目を眼帯で覆った男。

浅村 麻結:小清水亜美
賢吾の姉。霊感があり、昔から霊を見ることができた。
美形が好物で、昶と特に白銀を気に入っている。

牡牛の男:森川滋夫
牡牛の頭蓋の頭物に黒いローブを身に纏う不気味な謎の男。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ああ、きっとこれはギャグなんだ。

全24話、マンガ原作。
原作未読なのでどれくらいのものかはわからないけど、アニメは結構別モノらしい。

主人公:二階堂昶(にかいどう あきらcv.小野大輔)は学校はサボるわ、喧嘩っ早いわの問題児なのだけれど、
ある日、白銀(しろがねcv.諏訪部順一)という白髪三つ編みの全身黒づくめの見るからにちょー怪しい人物と出会います。
彼と出会ったことで世界を2分する光の世界と影の世界の事情に足を突っ込むことになり、
影の存在で人間にかなりの悪さをする“コクチ”と呼ばれるモンスター(?)と戦う日々がはじまるのです…

そんなこんなですが24話ほとんどがギャグですw
昶の幼馴染、浅村賢吾(cv.神谷浩史)とその姉、麻結(cv.小清水亜美)、
最強の風紀委員で日々、昶と賢吾の素行不良に悩まされてる、鈴野綾(cv.浅野真澄)が毎話毎話…笑いをさらっていきますw
特におバカキャラの賢吾とイケメンレーダーを体内に宿す麻結の姉弟はハズレなしです。
バカすぎて笑えます、ある意味しあわせな気持ちになれます。
そしてほぼ必ずと言っていいほど冒頭に前回のあらすじが入るのですが、これがまた笑いのポイント。予告も何かがおかしいですw

ファンタジーでバトルなアニメなんでしょうけど、バトルに特筆すべき点はありません…(´・ω・`)
ほぼ1話完結で、コクチを倒すのもワンパターンですw
ただ僕は変身後の昶の方がスキです(見た目がw)

そんなこんなで9割方ギャグで占められます。
白銀がやたら昶にこだわるのと+昶がこの戦いに足を突っ込む際の契約方法がアレなんで、BL?と思われる方もいるかもですが、これは原作にない要素のようですね(ノω<;)
別にマジなわけではない(…と思う)ので、これはネタってことにしときましょうwなんて。
ただ、ネタとしてでもムリだ。という方にはオススメいたしません(〃´∀`)

アニメではアニメオリジナルキャラが登場しているのですが、これまたレギュラーなんでホントに原作とは別モノなんだなぁ~ってヒシヒシと感じます。
オリジナルキャラ:九条悠(cv.斎賀みつき)めんこい少年です。
ここまで別モノだと感じると、原作はどんなだろう?と微妙に興味が湧いたりw
原作は完結しているようですから、機会があったら読んでみたいです♪

さてさて、このアニメを観るきっかけは小西克幸さんのメガネな兄貴“洸”のキャラソンでしたw絶賛声の病気にかかっていますw
歌詞もあれだけど、歌い方がえr…じゃなくってセクシーです( ゚ω゚))コクコクw
キャラソンとは別にアニメのEDも歌っています。
1~12話:小野大輔×神谷浩史
13~23話:諏訪部順一×小西克幸

投稿 : 2025/03/01
♥ : 12

銀くじら船ブリキ丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

男同士の友情が売り。男女はネタ

メインのキャラは、高校生の主人公昶(あきら)と
謎の男白銀、昶の同級生(男女)などです。
学園その他で現れる敵を倒し、世界の安定を目指します。

話の筋は、敵が姿を隠して悪さをするのを見つけて退治
する一話完結です。20数話同様な話が続くので、
ストーリー目当てだと途中で飽きるかも。(・_・)

また酒場で男数人(女性含む)で会話するシーンが多いんですが、
キャラが立ってて内輪ネタが豊富にあり、笑えます。
一部キャラが主人公に迫るなどオネエ系リアクション
をとるため、BLっぽいギャグとして評価してます。(^_^)

同様なジャンルは、最遊記RELOADやゲットバッカーズです。
アクションやストーリー性はともかく、会話のセンスや
笑いの壷は負けてないと思います。(^_^)

登場キャラのやりとり(会話)が魅力のアニメです。
お試しあれ。(^_^)/

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

63.0 6 執事で高校生なアニメランキング6位
裏切りは僕の名前を知っている(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (304)
1967人が棚に入れました
養護施設で生活する天涯孤独な高校生・桜井夕月。時折、触れた相手の思考が読めてしまう、特殊な能力を持っていた夕月は常に自分の存在する理由を探し続けていた。そんな夕月の前に突然現れた、どこか懐かしさを感じる美貌の青年『ゼス』。ゼスは夕月に、死を招く赤い月の夜“ワルプルギスの夜”には外に出てはならないと告げる。その後、夕月の周囲では不思議な事件が続き、千年以上も昔から続く悪魔(デュラス)との戦いに巻き込まれていく。\\n 前世からの仲間という“戒めの手(ツヴァイルト)”の正体とは?幾度も転生を繰り返し繰り広げられている、悪魔(デュラス)との戦いの行方は――\\nそして、夕月を見守り続けるゼスとの過去には一体何があったのか…!?

声優・キャラクター
保志総一朗、櫻井孝宏、井上麻里奈、福山潤、小野大輔、宮野真守、神谷浩史、日野聡、三木眞一郎、成田剣、岡本信彦、矢作紗友里、浜田賢二、天野由梨、桑島法子、浅沼晋太郎、石川桃子、植田佳奈、皆川純子、黒田崇矢、立花慎之介、ゆかな、子安武人、石田彰

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こんなふうに守られてみたくなる&声優さんたち豪華です

原作は小田切ほたるによる漫画で、通称『裏僕』
最初、タイトルがすごく気になり、公式サイトを見たら
もろ少女マンガな雰囲気で、ほんの少し躊躇しましたが、内容は面白そうだし、
声優陣に好みの声の人が多かったので数ヶ月前に視聴しました。

まず、冒頭で流れるシーン・・・毎回同じなのに、なぜか飛ばせないw
薔薇の花びらが吹雪のように舞う中、見目麗しき男女が切なそうに寄り添い、
意を決したかのような男性がまっすぐこちらを見据えて言うのですよ~

「お前を苦しませるようなことはしない お前は俺が守る」
「俺はお前を裏切らない」

女性だったら(いや女性でなくても)相手からこんなふうに断言されたら、
そしてその約束通り、実際に自分を命がけで守ってくれたとしたら、
グッと来てしまうのは当たり前だと思うし、その絆と想いは本物だなと。
そういうお互いの想いをベースにした物語なら、例えばヤクザものとか、
シリアスな戦争モノ、宇宙戦闘モノにだってあるわけです。
その段階なら、誰も「BL臭がする」とか「腐女子向け」とは思いませんよね。

で、そこにキャラデザが耽美的で登場人物みんなイケメン&美少女。
おまけにいきなり強引なキスに始まるエロシーンがあったら、
それはもう間違いなくBLと言って良いのでしょう。
しかし、この作品はほぼ全員イケメンですが、男子同士のそれはなく、
もっとシェークスピア劇を観ているような感覚の、
心理的に深いところでの愛憎劇が展開されています。

しかも、千年以上もの間、不死身で生き続ける特殊能力を持った人物が、
ある復讐心から、数百年ごとに周囲の人間達を転生させては
敵である悪魔(デュラス)と戦うことを繰り返しながら、生き永らえている・・
それだけでも、すごく興味をそそられる物語ではありました。

主人公はその不死身の人物のほうではなく、養護施設で育った孤独な青年 夕月。
彼が前世で女性だった頃に恋人だった、例の冒頭シーンの人物、ルカ。
この物語の重要な役割を果たす、養護施設で夕月が兄のように慕っていた青年。
また、夕月を守るべく、同じように転生を繰り返してきた、
耳や目、念力などによる特殊能力を持つツヴァイルト達が周囲を固めます。
そして同時に、彼らそれぞれの過去や事情なども描かれ、
やがて来るワルプルギスの夜の決戦へと展開していく・・というお話です。

入り組んだ人物関係と物語はなかなか壮大で良いと思いますし、
人物達の心理的葛藤なんかもよく描かれているけれど、
戦闘シーンは、あともう少し・・・な印象が否めないです。
作画に少々乱れはあるものの、それほど気にならず、
唯一、テンポの良い見せ方ではなかったことが惜しいかな・・という感じ。
全24話・・・別なところを丁寧に描きすぎちゃったかなと思いました。

でも、観る人によっては、すごく好きな世界だろうなと思うし、
戦闘シーンもあのくらいだから良いのだ、という方々も多いかもしれません。

個人的には、みんなに愛されている夕月よりも、
彼が今世で男性になっても「魂に性別は無関係」と言い切って
夕月を静かに、時には激しく守り抜くルカのほうに感情移入はできました。
それと、OPEDだけでなく、サントラもけっこう良くてお気に入りです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 34

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

たとえキミが何度生まれ変わったとしても、僕は…

“俺だけが知っている、お前の痛み、お前の不安、
そして孤独。
このまま刻がふたりだけのものになればいい。
そしてお前がそれを望むなら、俺は何度でも言おう。
-俺はお前を裏切らない。”

…毎回OP前にいい声して囁いてくれちゃうから、覚えちゃったじゃないのよ!ルカくん(*´艸`)キャ♪

こちらは、、ん~??ラヴ・バトル・ファンタジー?なアニメ?
作画は元々が女性向け作品なので、かなりそっち寄り。
男の子が皆、お美しくて眩しい・・・w(P∀`q*)テレ

遡ること、千年以上前“黄泉の落日”から始まる物語。
1つの裏切りを境に、祇王一族(人間側)とデュラス(悪魔側)は幾度となく戦いの歴史を繰り返していた-

個々様々な特殊能力、前世の記憶までも受け継いで、魂の転生を繰り返すという祇王の人間たち。

その中でも特別な存在であるのが、ユキ。
現世では桜井夕月【さくらい ゆき】として男の子として生まれてくる彼。
でも、彼は前世で1人の悪魔を愛した記憶も、自分の使命も受け継ぐことなく転生してしまう。

この作品にBLのタグがついてるけど、ちょっと意味合いが違うかな、と。
愛しているのに間違いはないけど、それは男とか女だからとかという問題じゃなくて、
“ユキの魂を愛している”からということではないのかなと。
だから、性別とかあれがついてるとかついてないとかw
そんなことは関係ないのだと思ったり。
(いや、通常の人生では大事なことだと思いますけどねw)
きっと、前世から続く“絆”のお話なんです、これはd(゚-^*)

ただ残念なのは、その“絆”がどれだけのものであったかが、観てる僕にはいまいち伝わりにくかったこと。
もっと、前世の2人のエピソードが欲しかったかな(´・ω・`)

OP・EDともにこの世界観とぴったんこで、美麗なもんだから、毎話飛ばさず観ちゃいました♪

そして、特筆すべきは観れば観るほど素敵な声が止まらないこと!!!えぇ、ここ大事っす(。+・`ω・´)キリッ☆

ルカ-櫻井孝宏  ☆  ルゼ-立花慎之介

叢雨 九十九【むらさめつくも】-福山潤
蓮城 焔椎真【れんじょうほつま】-小野大輔
碓氷 愁生 【うすいしゅうせい】-宮野真守
蓬莱 黒刀 【ほうらいくろと】-神谷浩史
降織 千紫郎【ふるおりせんしろう】-日野聡

祇王 天白 【ぎおうたかしろ】-子安武人
祇王 橘  【ぎおうたちばな】-三木眞一郎
祇王 泠呀 【ぎおうれいが】-石田彰

他、岡本信彦・浅沼晋太郎などなど…*。・+(人*´∀`)ウットリ+・。*

耳から出血もののキャスティングに失神寸前ですw
僕はつくもくんとしゅうせいくんに手厚く守られたいです…
えぇ、、完全に余談でしたね…w(*ノε`*)アチャー

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15
ネタバレ

じぇりー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

裏切られた…何このヒロイン力の異常に高い主人公、ただし男!

アニメは2010年放送だが、原作漫画自体は休載を経て、最近完結したばかりだそうな。
特殊能力をもつ人間たちと、悪魔との戦いを描いた作品。主人公は孤児として育った夕月(ゆき・♂)。

夕月を始め、登場キャラクターはサブキャラ、敵キャラ、サブのまたサブ的なモブの一歩手前の使用人達に至るまで、漏れなく美形揃い。
耽美な世界観を演出したいのかもしれないが、髪型と髪色でしかほぼ判別がつかない美形キャラのひしめく世界など、あっという間に食傷気味になる。
つまりどうにもキャラクターに個性や魅力が足りない。

ダークファンタジー的なバトル系作品かなと思って見進めていくと、そうでもないということにまずは疑問を抱く。
作品全体から見て、バトルに費やされる割合はあまり多いとは感じない。緊迫した状況なはずなのに、悠長なことをやっているなと感じる程、ストーリーの進みは遅い。
代わりに、キャラクター同士の会話劇や人間模様の描写に、妙に力を注ぎ過ぎているような印象すら受ける。これがややクドい。

何より回想シーンが多いことが、ストーリーの進行を妨げている最大の要因に思えてならない。
「過去の記憶や因縁」みたいなものがキーとなる本作において、回想が必要であること自体に異を唱える気はない。
ただし、やたらと本編に割り込んでくる回想シーン、そのボリュームの割に、視聴者が物語をより深く理解する役目を効果的に担っているとは思えない。
最悪のケースだと、ほぼ丸ごと1話回想の回もあったほどだが、結局何も生み出していないな、という印象すら受けた。
ネタバレレビューを読む

そして私が最も引っ掛かったのが、主人公・夕月の本作における行動だ。迷走ぶりが酷い。
序盤、突然悪魔との戦いに巻き込まれることになって狼狽するまでは分かる。しかしその後の彼のやや突飛な行動は、ネタバレレビューを読む
それなのに、ほぼ無条件に仲間たちから愛され、庇護され、最大限に気遣われ、大切にされる夕月。何このヒロイン力の異常に高い主人公。

冒頭で触れた通り、放送当時未完だった作品をアニメ化しているとはいえ、謎がほとんど解明されないまま…どころか謎が謎を呼んでさらに混迷を極めた状態で物語は終わる。
ここまで来ると、そもそもなぜアニメ化したのか? と問いたくなる程、非常にキリの悪い締め方だ。

何が「俺はお前を裏切らない」だ。
私は完全に裏切られた気分だ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3
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