地球温暖化でお嬢様なおすすめアニメランキング 1

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの地球温暖化でお嬢様な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月09日の時点で一番の地球温暖化でお嬢様なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.2 1 地球温暖化でお嬢様なアニメランキング1位
ストロベリーパニック(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (282)
1645人が棚に入れました
この日本のどこかに存在する、巷でも屈指の名門女子校「聖ミアトル女学園」「聖スピカ女学院」「聖ル・リム女学校」に通うことになった、3人の少女・渚砂、光莉、絆奈。しかも3人とも家を離れて、3校の寄宿舎である「いちご舎」に入る事に。慣れない集団生活に心細くなる3人を、それぞれの学校の生徒たち「ストロベリーズ」は時に優しく、時に厳しく、そして時に情熱的に支えてくれる。積極的な女生徒たちの行動に戸惑う3人の妹たちは、大好きなお兄ちゃんからのアドバイスを受けながら、魅惑の女子校ライフを送るのだった。

声優・キャラクター
中原麻衣、清水愛、生天目仁美、斎藤千和、松来未祐、甲斐田裕子、桑谷夏子、野川さくら、中島沙樹、宮崎羽衣、福井裕佳梨
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

百合は好きだが展開は大嫌い

ガチ百合らしいので視聴しました。確かにガチではありましたが、展開が不愉快すぎてそれどころではなかったです。おすすめしたくありません

{netabare}この作品は2クール目から不愉快さが際立ってきます。玉青ちゃんというキャラが負けヒロインなのですが、2クール目からはそのキャラに対する仕打ちのぞんざいさが目立ってます。
・玉青ちゃんが主人公にお守りを渡してマーキング→メインヒロイン(静馬)に捨てられる
・主人公をもみじ狩りに誘う→静馬が唐突に主人公を誘い、主人公は静馬を選ぶ(主人公は玉青ちゃんからご飯だけ貰った模様)
・終盤に当て馬化
・最終話、唐突に主人公をNTRれる
玉青ちゃんが一番魅力的で好きなキャラだっただけに、後半からの不憫さが気になって仕方なかったです。でもこのキャラのお陰で完走できました。

ストーリー展開も嫌いです。1クール目は準備期間としては悪くはなく、百合百合したキャラは良かったものの、2クール目で見せられた展開が気に食わない。上記の玉青ちゃん関連のことは勿論、少しくどい静馬の掘り下げは単純に静馬が嫌いなので全く楽しめず、25話の尺稼ぎにも思える意味不明クソ感動ポルノ展開は最悪でした。要所要所で説明不足が目立ち、結果目的がなんだったのか、よくわからないキャラもいます。

メインヒロインの静馬についても少し粗い。亡き愛人の代わりとして他の女生徒を試すことをしていた静馬というキャラには私は好感がもてませんでした。主人公が好きな理由もかなり曖昧です。作中、天音×光莉のカップルがいて、そのカップルは好きになる過程が明白で丁寧なので、渚×静馬のカップルの関係性は比較的薄っぺらく感じてしまいます。

個人的にはかなり印象的なのは黒髪キャラの不快さです(名前は覚えてない)。
16話、そのキャラがよくわからない理由で暴れまくります。とんでもない胸糞回でした。途中で目的がわかるのですが、その目的もなんだか唐突で納得できず。最終的には前のパートナーと寄りを戻そうとするそのクズっぷりは不愉快極まりないです。

他にも、キャラが無駄に多いせいで特に掘り下げもされず出ただけのキャラが多いのも褒められたことじゃないです。作画も微妙、the微妙!良いと思ったシーンは1つもなかった多分。bgmもシリアスなのにどこか間の抜けたような曲だったり、少し場違いなのが使われていて微妙です{/netabare}

完全に恣意的な評価ですのであまり参考にしないでください。でも周りの評価が高いのが納得いってません。しかもこれ26話あるんですよ...地味に長い。本当に後半は観るのがキツすぎたけど十数話まで来たから切る気にもなれず...二度と観返さないです


話毎に感想
{netabare}1話
導入

アストラエアの丘ってところに3校建ってるんですね。なんで制服違うのか疑問でした。

色々唐突ですねw何故か主人公に好意?を向ける青髪(白髪は一旦置いといて)。一応同性愛を扱っているので過程とかを見せて欲しかったですが、そういうキャラだということにしときましょう。キャラ達の関係性が楽園です。良さげ


2話
作画がのっぺてしてて物足りないかなあ。こだわった見せ方とかしてくれたら化けたかもしれないのに。

「誰だって可愛い花を見ると、触れてみたくなるでしょう」→恋愛感情はないと?後半エトワール様が他の子を喰おうとしてましたね。面食い?
「エトワール様は人を好きになっても、ひと月と持たないって噂」だそうです


3話
エトワール様→3校の代表、いないとイベントが上手く進まない(統括役割)
なんでエトワール様はエトワール様に選ばれたんだろ


4話
良い話!
前半の失敗するシーンでトラウマが抉られたけど、それが逆に共感の種になりました。天音様が良い人すぎましたね。ちょっと感動しました

エトワール選の話が出てきました


5話
後輩キャラ出てキマシタワー。可愛い
段々と百合が広がっていくんですね。やっぱり百合っていいなあ


6話
エトワール様が主人公に興味を持ってる

キャラが多すぎるせいでごちゃごちゃ感が... 誰?ってなるのもいる
作画もちょっと悪くなったかな?


7話
天音様と光莉ちゃんのストーリー良いんですよね。無駄な要素がなくてスッキリしてて、流れもとても自然。夜々ちゃん側の視点は切ない


8話
電波っ子が加入
やはり青髪ヒロインは負けフラグなのか?玉青ちゃんを応援したい


9話
七不思議
5年前→生徒会長
今回→猫 ってこと?
猫はしっくりこないなあ


10話
エトワール様はなんで渚に惹かれてるのか、理由がわからんから状況が飲み込めん
1日2時間睡眠は凄いなあ。そんなことしたら一日中瀕死になってしまう

なんかこれからドロドロしそう


11話
水着回

キマシタワー
主人公が青髪娘2人とイチャイチャしてるだけで満足、しかしそれを阻むエトワール様という存在(掘り下げてくれれば気が変わるかも)


12話
キマシタワー!!!
なんで玉青ちゃんは授業を頼んだのか、わかるようなわからないような。そしてマーキングする玉青ちゃん(しかし及ばず)

生徒会長の設定が意外に重い。。
天音様を敵視するエトワール様


13話
天音様と光莉ちゃん回
この2人は推せる。

でも邪魔する奴らなに??目的がよくわからないし嫌い

ヤヤちゃんガチレズ展開


14話
仲直り回

玉青ちゃんの友達2人も良いなあ。「ずっと親友でいてね」が地味に切ない


15話
文化祭準備回
おでこの人の目的がわかりました


16話
特大級の胸糞回
あーーー!もうこいつら大嫌い!!!なんで主人公が謝らんといかんの?消してくれこの2人邪魔!!消えろ!!!

今回、2人が最悪すぎました(名前は覚えてない)。殺人未遂までしといてお咎め無しとか終わってるよこの学校。ここまで不快なキャラは久しぶりです。おまけに代役も無理があるし、練習描写も少ないかな。というか12話の渚とエトワール様のあれはなんだったの?


17話
玉青ちゃんがみんなの憧れってこと初めて知ったぞ(そんな描写はなかった)。

もう1人のエトワールの話が。
もみじ狩り提案のタイミング良過ぎるし唐突w 窓の外もみじ見えてないやろがい!なにより玉青ちゃん可哀想...こんなに愛が深くて良い子なのに。
やっぱり負けヒロインは青髪なのか...(玉青ちゃん、千代ちゃん、生徒会長)


18話
玉青ちゃんにご飯だけ貰ってきたん?厚かましすぎやろ。ラストシーン、せっかく自分と行く機会を失ってまで他と行った相手が落ち込んで帰ってきたら玉青ちゃんも浮かばれないやん。玉青ちゃんが好きだからここら辺の話はイライラしかしてない。

もう1人のエトワールの過去話しっかり語ってくれ...大雑把だから理由として納得しづらいしうえ、エトワール様に感情移入しづらい


19話
生徒会長がエピソード語ってくれましたね。主人公のことが好きな理由はフワッとしたままなのかな?

でも周りからエトワール様がどう思われてるか、の説得力のあるシーンがないんだよなあ。そこがちょっと惜しい

主人公が泣くシーンの演技良かったです。


20話
渚はもう1人のエトワールの代わりにされていたことがショックだったのかな

玉青ちゃん可愛いよ玉青ちゃん!!メインヒロインより負けヒロインの方が魅力的なの作品的にどうなんだ

渚役の方の泣き演技好きです。たまに入るピャーっていう金切り声っぽい音がリアル。


21話
なぜにキスした?
今回、静馬はかおりの呪縛から解かれたということで。マジで面倒くさいやつでした。静馬が女生徒に近づいてたのはかおりを忘れようとしたから、といったところかな?忘れたいから他の娘を試すってのがまず共感できないから静馬好きじゃない。 こんな手紙であっさり解決するの?納得はできるからいいけど。でもキスした意味はよくわからなかったです


22話
どんな補足をされようと、黒髪野郎が酷いことをしたことには変わりないから好きにはならない。君に勝ちたい!は唐突に感じました。描写不足です。急に良いやつになるのも違和感あります。そして天音様、エトワールに出馬&百合カップル崩壊w 良い印象が全くなかったからざまぁとしか


23話
天音様と光莉ちゃんのカップル良いゾ〜これ。対してメイン2人は面倒くさいやつらやな。そう思っていたらラストの展開がクソ。強引過ぎやしする意味がわからない。絶対許さない

今回、玉青ちゃんである理由がよくわからない。「あなた達しかいないのよ」といわれても、そういう周囲から認められている描写がないから違和感。出馬することに決めた理由も曖昧でちょっと分かりづらい。(静馬のこと忘れようとしたとかかな?)


24話
原作通りなら脚本家のせいとは言えないけど、それにしても前回のオチは酷すぎる。

尺稼ぎ?必要性を感じないバカみたいな展開。取ってつけたような感動ポルノ展開は大嫌いです。危うく倍速再生しそうになった


25話
この作品嫌いですごめんなさい。唯一の救いだった玉青ちゃんは色々不憫で、天音様と光莉ちゃんはシンプルに可哀想だった。単なる胸糞キャラもいて、ひたすら展開が気に食わない。

今回、天音様の光莉ちゃんに対する気持ちがストレートに描かれるシーンと事後シーンはちょっと良かったけど、それ以外はダメダメ。内容としては0が1に戻っただけ。一体なにがしたかったのだろうか。スピカ会長の掘り下げが甘い、黒髪のやつが結局すんごい性悪(なに寄り戻そうとしてんの?)玉青ちゃんが当て馬。玉青ちゃんの扱いやっぱり酷くない?ほんと嫌。玉青ちゃんマジで幸せになってくれ


26話
オープニングのイントロでさえムカつく。

あああああああああああああ!!!
最後まで玉青ちゃん可哀想すぎる。これもう公開NTRだろ。

そして謎の終わり方。二度と見ない
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
ネタバレ

底辺生活者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

この学園に娘を入れると、100%全員レズにされて卒業させられる(笑)

酷いタイトルですが、私はこのアニメが好き。あと、結構、感動した。なんでこんな酷いタイトルにしたのかは、視聴すればわかります(笑)

【このアニメ、こういう人には合わない】

・タカラヅカチックなものが嫌いな人にはアウト。
・何が何でも、レズはダメ、という人にもアウト。

【百合だと思って馬鹿にして序盤で視聴を中断すると損する】

序盤しか見ずに、「なんだ、レズモノか」「お嬢様学校モノか」「エトワール様とか、馬鹿みたい」と、視聴を中断してしまうと、かなり損する。

{netabare}【このアニメ、ここがダメだった】

◆作画が一部のみだが極端に雑な所があった
たまに顔がゆがんでいたり、おでこが広すぎたり、序盤に出てくる夕飯の料理の絵が、平たく描かれていたりして、酷かった。

◆最終回、雪が消えてる!www
あんなに積もってた雪が突然消えとるし!!!www


【ダメまで行かないけど、気になった】

◆ラストシーン、不気味な終わり方しないでほしかった。

◆『静馬(しずま)』が卒業後どうなったのか?さっぱりわからない…
『花織』の願い通り、静馬は親が決めた結婚を蹴って、自由になったと私は願いたい。

◆後半部、生徒らが外泊し過ぎ。ピアスとかしていいの?

確か、物語序盤は「無断外泊は寮の規則違反で、相当怒られる」という設定だったはずだが、物語後半部になるほど外泊するキャラが増えすぎwしかも、注意役のシスターも後半部は全然出てこなくなる。(ここはご都合主義だね。)

あと、『静馬』がキリスト系お嬢様学校のエトワール(代表)なのに、ピアスしてたりするし…。

◆エトワール、片方が高3で、片方が高1、高2だったら?

片方が卒業した時点でまたエトワール選やり直しなのかな?


【ここが良かった!】

◆退屈しない物語だった
「ただ可愛い女の子が、ほんわか過ごすだけ」ではなく、悲しい物語や、シビアなストーリーもかなり含まれているので、真剣に視聴することができた。

◆性格がいい女の子ばかり出てきて、癒される
イジメも全然ないし、人を無駄にバシバシ殴るシーンもない。だから、穏やかに視聴できる。

◆渚砂の「えとわあるさまああああ」というマヌケな発音に萌える!

◆悪役が2人出てくるが、何故かこの二人のことも憎めない^^
悪役として大活躍だった、『要(かなめ)』のこと、終盤の方で好きになった。

◆宝塚のような世界?それと、女の子が女の子を強制ワイセツ…
男性役みたいな女子生徒が出てきて、同じ女子を無理やり襲うシーンとか…
ちょっと見ててウケた。

◆後半まで視聴すれば、『玉青(たまお)』や『静馬』の気持ちが理解できる

・序盤、『玉青』が、異様なほど主役の『渚砂』ににベタベタするのだが、
後半までしっかり視聴すると、『玉青』にルームメイトがおらず、ずっと寂しい寮生活を送っていたことなどがわかる。

・『静馬』が、序盤に、色んな女の子に手をつけ、まるで、女版光源氏のようなことをして、視聴者から見ると「不届きな女」に見えるが、これも後半部まで我慢して視聴すれば、どうして『静馬』がこんなおかしな行動をとるのかが理解できる。


◆1つの敷地内に、3つの女子校があるという設定が面白い
それぞれ特徴が異なるお嬢様学校が、1つの敷地内に存在し、お互い連携しあったり競いあったりする、という設定が私にとっては珍しく面白かった。

◆クリスチャン学校なのに、生徒同士の『レズエッチ』は取り締まらない不思議w

寮長である厳しいシスターがおり、夜にお茶会やってると注意してくるが、女同士でレズってたりするのは、全然取り締まってなかったのがウケた。
女生徒同士で「泡風呂」に入って、レズってたりするのに、そういうのは、取り締まらないらしいw
キリスト系の学校なんだから、同性愛はかなりまずいのでは?w

◆『静間』の卒業後の運命
『静間』は、「卒業するや否や、知らない男性と結婚させられる」という運命にあり、それを聞くと、とても悲劇的な物語に思えてくる。

◆制服デザインがかわいい!
古臭いデザインではあるのだが、このアニメに出てくる制服のデザインが好き。

【その他の感想】

◆このアニメ、ずっと見てると慣れてしまう
序盤の頃は、「レズアニメかよ」と抵抗を感じるのだが、ずっと視聴を続けてると、女同士の恋愛が当たり前に思えてくる。

◆レズを推奨してるような学園方針w
エトワールには2人で出馬するシキタリは、まるで、『この女二人はレズっプルです』とアピールしてるようなものだし、そのシキタリそのものが、レズを推奨してるみたいだった(;´∀`)
というか、この学校に入ったら、異性愛者の女性達も全員同性愛者となってしまうだろう。

◆『静馬』は『男』なのかと思ってた
「静馬」なんて、男みたいな名前なので、物語のオチは「静馬は、実は男だったのだ!」というオチなのかと思ってたら、違った(;´∀`)

◆女が女のオッパイを揉むシーンが生々しい
すごく可愛い画風なのに、後半で、女が女に無理やりキスをしながら、女が女のオッパイを、ぐにぐにと揉むシーンがあるのだが、それがあまりに生生しくて、見てて怖かった (- -;)

◆『玉青』『夜々(やや)』『みゆき』は失恋に終わってしまい、可哀相だった。{/netabare}

【とても儚い、たった6年間の女の子だけの純愛の世界】

きっと彼女達は、この学園を卒業したあと、男性と普通に交際し結婚するのだろうが、彼女達にとっての真の純愛とはこの学園内でしたものだけだったのではないかと思う…
このアニメを見てて「こんなに女の子同士で真剣に恋をしてるけど、でも卒業したら…」と思いながら視聴すると、とても切ない気持ちになった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ようやく分かりかけてきた。つまり「百合こそ至高」

*初投稿 2014年5月22日

みなさん、ごきげんよう。
今日は百合アニメの名作である本作のレビューを致しますわ。
「キマシタワー」や「タマリマセンワー」などの
百合好き御用達の名台詞を生み出したのも本作ですわ。ご存知だったかしら。

最後までこの口調でレビューを書こうかと思いましたけども、
非常に読みづらい上、そこはかとなくイラッとくるのでやめますワ~♪

最近は百合要素を盛り込んだアニメが非常に多いです。
しかしそれは可愛い女の子たちがキャッキャウフフしてて
所謂萌豚さんたちを「ブヒブヒ」鳴かせる為のアイテムとして
使われているように思えます。要は萌えの1種としての百合ってことですね。

本作にもそういう要素はありますが、
切ないまでに相手を想う気持ちとかをメインに描写されています。
人を想う気持ちというのは尊いものですが、同時に苦味を伴うことも多いわけです。
誰かを想えどその人がこちらを振り向いてくれるとは限りません。
たとえその人の隣にいるのが私ではない他の誰かだったとしても
その人が笑っていられるのならそれでいいという
奥ゆかしいまでの彼女たちの姿を丁寧に描いている点が
最近の萌えの1種としての百合とは大きく異なるところです。
ちなみに私は萌えの1種としての百合も大好物です。ブヒブヒ。
また、キスシーンなんていうのもありますが、
発情した犬のように毎回「ん・・あん・・・チュパチュパレロレロ」なんて
タイプの百合モノとは明らかに趣が異なる作品ですということも記しておきます。
もちろん・・私はそういう作品も嫌いじゃないですよ キリッ(前傾姿勢で)

本作の舞台となるのは美しい自然に囲まれた(隔離された)アストラエアの丘にある
聖ミアトル女学園、聖スピカ女学院、聖ル・リム女学校の姉妹校である3校なのですが、
これは宝塚歌劇団で言うところの花組や月組といった
組を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。
一応言っておきますけどあくまでイメージの話ですよ。
各組(校)には組長(生徒会長)が存在します。
そして宝塚なら各組にトップスターが存在しますが、たとえば各組ではなく
宝塚全体のトップスターが本作で言うところのエトワールです。

本作には御聖堂、聖歌隊、温室の植物園といった舞台装置が至る所で散見され、
どこか「少女革命ウテナ」を彷彿とさせる世界観です。
というか昔の少女漫画のような世界観ですと書いた方が分かりやすいですねw

聖ミアトル女学園4年(中高一貫の高校1年)に編入する蒼井渚砂が
道に迷い森の中でエトワールの花園静馬と
運命的な出会いを果たすところから始まる物語なのですが、
話の展開としては蒼井渚砂だけを追うというものでなく群像劇ですね。
先程の宝塚の例で言えば、花組の回もあれば、月組の回もあります。
もちろん各校に魅力的なキャラがいるというのは言うまでもないことでしょう。
聖アストラエア合同寄宿舎(通称いちご舎)を介しての各校の交流もあるので、
完全に独立した話がそれぞれ展開されるということではなく、関連性はあります。

全26話ですが、
出会い~キャラ紹介、エトワールとの接近そしてエトワールの過去、エトワール選と
明確なテーマが存在し、
また他のキャラの話も挿入されているので飽きることなく視聴できました。
もっとも展開がベタベタ過ぎて先が読めるなんてことはたびたびありましたがw

作画に関しては顔があまりに簡素化してたり、パースが狂ってるところがあって
ちょっと気にはなりました。

蒼井渚砂役の中原麻衣さんの声はふにゃふにゃとした甘さがあって
「タマリマセンワー!」と言いたくなる気持ちがよく分かりますw

時に可愛く時に可憐な彼女たちを眺めているだけで心が洗われるようでしたw
これはもはや「癒やし」と言ってもいいかもしれません。
「百合こそ至高」という言葉の意味が少しは理解できたような気がしますw


「どーでもいい雑感」

{netabare}天音様がイケメン過ぎますワ~~~ッ!!
夜々ちゃんがエロいですワ~~~~~~ッ!!タマリマセンワー!
そして剣城要さんww地球温暖化って何なんですのwww
お口の中の麦汁を吹き出してしまいましわwww
「ユーアーザ チューズン ワン 君は選ばれし者だ」も
わたくしのお鼻から盛大に麦汁がこぼれましてよ!!
そして千華留様が本当に天使ですワ~~。
光莉ちゃんが千華留様の胸に顔をスリスリしているのを見て
おい!ちょっと俺と代われ!!(前傾姿勢で)
と本気で羨ましいと思いましたのはみなさまには秘密ですわ。
あらいやだ、ちょっとお下品な萌豚さん口調になってしまいましたわ・・失礼。うふふ♪











誰ですの? 今「うぜええええ」とかおっしゃった方は? {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 38
ページの先頭へ