2024年度の喫茶店TVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2024年度の喫茶店成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月19日の時点で一番の2024年度の喫茶店TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.2 1 2024年度の喫茶店アニメランキング1位
女神のカフェテラス 第2期(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (79)
239人が棚に入れました
——どこかの海辺にある、古びた喫茶店。そこには…女神様がいるらしい—— ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店「Familia」を継いだ主人公・粕壁隼。 そこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬ5人の女神(カワイイ女の子)が! 初めは衝突ばかりだったが、それぞれの過去や、家庭の事情を知った隼と 女神たちの尽力によって様々な問題を乗り越えてきた「Familia」。 しかし…隣にまさかのライバル店が⁉ そこには5人の新たなカワイイ女の子が⁉ そして祖母の代から続く不思議な縁が、隼と女神たちの関係をさらに深めていき…⁉ ”恋”と”家族”の六角関係が大きく動き出す! 5人全員「正ヒロイン」の、ヒロイン多すぎシーサイドラブコメが再びここに開幕!

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

出来は普通。原作既読なので見ませんが

原作既読。

1期は見なかったので2期も見ないのですが一応1話だけ。
OPとEDだけは見ておこうと思ったので、1話にOP、EDがあって良かったです。

原作はベテランが若い人向けの話を書こうと頑張っている感じがなんか痛々しいところもありますが、まあ頑張ってますね、という感じで嫌いではないです。
別に好きでもないですが。

でも一応は読めているので決してつまらないわけではない。
つまらなければ読み飛ばすので。

で、原作が心底大好き、という作品でもなければアニメ化は大抵スルーです。
稀にアニメになったら飛躍的に出来が良くなるケースもあり、そういう時は見たいと思いますが。

鬼滅の刃は原作から大ファンで大好きでしたが、アニメがさらに質を高めていることは認めるしかありません。
あれほどじゃなくても質を多いに高めてる素晴らしいアニメ化なら見たいと思う力があります。

しかし本作は原作を飛躍的に高めているわけでもないので、まあスルーです。
1期でそう判断したので2期も同じに決まっているのですが、一応1話は全部見るの流れで見てみました。
2期になったら制作会社が変わって飛躍的に良くなることも無かったようですのでやっぱりスルーです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

出がらしで作ったコーヒー風味の水。

初見評価
一期視聴済み。
一期はラッキースケベのすべてを詰め込んだようなスタートを切ったのがとても印象に残った。
今期始まって3話ほど見たがほとんどスケベもなくまじめと言うか普通に物語が進んでいく。
はっきり言ってこの作品に脈絡やストーリーは求めてないのでもっとふざけてもらいたい気持ちが隠し切れない。

21話まで視聴
全てが中途半端。
一期のようなラッキースケベはなく各キャラの家族に会っていく展開。
矢継ぎ早にそれぞれの家族エピソードが進みすべて薄い。
あの途中参加の五人のくだり丸ごといらない。
叡智枠でもなければ、感動エピソードも薄くコメディでも弱い。
キャラも無駄に増え一人一人が薄くなるし、カフェの再建についてもほとんど触れない。
一体何をしたくてどこに進んでいるのかわからない。
オマケに主人公も、真面目にプロポーズしている相手にごまかし中途半端な事をいって堂々とキープ宣言。そして個人的に女性を「おまえ」呼びする人は好かない。

最終話まで視聴
最終話サービスショットを詰め込んだ感はあった。
結局何をしたいのかわからない作品。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

プロフェッショナル マンガの流儀

みんなだいすき瀬尾公治氏の最新作、全世界待望の2期。
代表作に悩む程度にコンスタントに売れててアニメ化作品も多数な実力派。

祖母が設立したカフェの再建を目指す男女のドタバタ同居ホームドラマ。

OP・1期に劣るが悪くない
ED・同上

01
ああそうくるのですか

ベテラン作家が出版社のオーダーに応じて時代に媚びた流行りの美少女ハーレム日常モノを描いてるのかと思いきや。主人公への好意を全員開陳させ立場をフラットに揃えた初回。カフェ再建が全員の命題なのでヒロインレースではなさそう。それでいて彼女らの実母も実はなんと…という胸熱クロニクル要素も。ご都合とか言うなマガジンだぞ、四股や五つ子よりはマシだ。そこから同じく女子5人編成のライバル店登場というバトル展開へ。などと前期から構造がガラッと変わった初回。テコ入れか構想通りなのかは謎だが、安易に深夜アニメのガワだけ借りた美少女日常モノをやるつもりはなさそう。

これでヒロインは総勢10名。長期シリーズのアイドルアニメは例外としても、普通に美少女萌えアニメをやるのなら人数が多すぎる。美少女アニメをやるなら通常なら4人または5人編成でないといけない。そう。掘り下げガーである。前期で初期メンバーの紹介は済んだとしてもまた新メンバーでの担当回をやるつもりなのか。それならなぜ実母たちも…なんてわざわざ奥行きを出したのか。これでは今期も消化不良になってしまいそう。ヒロインの顔見せさえ出来ればグッズ展開が可能になるのでそれで十分なのかな。なんか個人的な因縁とかもありそう。五頭分は見事な深夜ハーレムアニメだったが、これはそれっぽく見せての逆張りだった。この多すぎるヒロイン数は過去作と比較しても最多。ベテランになっても新たな挑戦を恐れない作家魂には恐れ入る。だからこそ固定ファンに飽きられずに続けていられるのだろうなと膝を打つ。

初期メンツ放置して新人担当回だけでは回せまい。なんかわざわざ難しいことするな。
あんなにスベり散らかしてる下ネタをあえて堂々とブチ込む強メンタルにも恐れ入る。

大手商業作家に相応しいプロ精神とチャレンジ精神。おみそれしました。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

64.4 2 2024年度の喫茶店アニメランキング2位
WIND BREAKER[ウィンドブレイカー](TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (90)
297人が棚に入れました
人を傷つける者、物を壊す者、悪意を持ち込む者何人も例外なくボウフウリンが粛清する――!偏差値は最底辺、ケンカは最強。超不良校として名高い、風鈴(ふうりん)高校。その「てっぺん」を獲るため、街の“外”からやってきた高校1年生・桜遥。しかし、現在の風鈴高校は“防風鈴”(ボウフウリン)と名付けられ街を守る集団となっていて━━!?不良高校生・桜の英雄伝説、ここに開幕!


声優・キャラクター
桜遥:内田雄馬
楡井秋彦:千葉翔也
杉下京太郎:内山昂輝
蘇枋隼飛:島﨑信長
梅宮一:中村悠一
柊登馬:鈴木崚汰
柘浦大河:河西健吾
桐生三輝:豊永利行
橘ことは:長谷川育美
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「ツッコんだら負け」と思いつつも、ツッコまずにはいられないw

【レビューNo.135】(初回登録:2024/7/21)
コミック原作で2024年作品。全13話。
元々0話切りでしたが「バトルシーンの作画が凄い」という評判が目についた
ので、視聴してみることに。

(ストーリー)
「偏差値は最底辺、喧嘩は最強の風鈴高校で頂点に立つ」という強い意志を持
つ主人公・桜遥は、不良高校として知られている風鈴高校のある街に訪れる。
しかし風鈴高校は周辺のワルから街を守る存在として、地元住民から英雄視さ
れていた。
そして桜もまた「防風鈴」と呼ばれる彼らの活動の中で頭角を現していく。

(評 価)
・バトルシーンの作画は確かに凄い
 制作は「CloverWorks」ですが、確かにバトルシーンの作画は凄いです。
 スピード感はあるし、手数も多くぬるぬるとよく動く。カメラワークもグル
 グルと回り本当によくできています。
 素手同士の喧嘩をここまで魅せる技術は素直に凄いなっと。
 ただ高校生の喧嘩の割には小綺麗すぎるというか、見慣れると出来のよい格
 闘ゲーでも観ている感覚になり、ちょっと冷めてしまうんですよね。
 この作品自体がヤンキーモノの割には
 ・従来の泥臭さがなく、よくいえばスタイリッシュ
 ・キャラも爽やかイケメン系
 ・一説によると腐女子向け?!
 という感じなので、「バトルシーンもそちらに寄せてるの?!」と思わなく
 もないですが。
 (例えばこの手のヤンキーモノではお約束の流血表現とかはかなりソフト)
 そういう意味ではちと判断が難しいところですが、作画のレベルの高さは十
 分評価できると思います。

・ツッコミどころ満載のストーリー展開
 ・街の英雄として描かれる新しいヤンキー像
 ・キャラクターが個性的で“推し活”が捗る
 ・“ヤンキー=ダサい”を覆すお洒落なファッション
 このような点が、「新世代ヤンキー漫画」として支持されているという触れ
 込みらしいのですが・・・
 個人的にはツッコミどころしかねーなっとw

 王道的な「警察ガ―」「教師ガ―」は置いといて、個人的なツッコミメモと
 いうことで
 {netabare}
 ・始まり
  「この街はちょっと前までいろんなチームやギャングの抗争で治安は最悪」
  「風鈴高校→喧嘩は最強、落ちこぼれの吹き溜まり、毎日が派閥争いに下
   剋上、盆も正月もなく喧嘩三昧」
  → ・・・初っ端からどこからツッコんだらいいのかw

 ・キャラ
  「何か個性が欲しいな・・・そや!野菜作りにハマってる総代とか胃腸の
   弱い腹心とか主人公はツンデレにしたろ!!」
  → 無理にいい人感盛らなくても・・・それともギャップ萌え狙いですか?!

 ・普通の住民
  「あんたたちは育ち盛りなんだから腹一杯食べていきな!」
  → まあわかる
  本作の住民
  「あんたたちにはいつも守ってもらっているから、食べ物を持っていきな!」
  → 本来子供を守るべき立場の大人が守ってもらってるとか・・・
    それにこれって「防風鈴」が要求していないだけで、この理屈だと事
    実上の用心棒代だよね?!
    それを美談風に語られてもなあ
    (それに「防風鈴」の喧嘩ぶりに熱狂して応援してるシーンとか、
     「何だよこれ?!」って引いてしまった( ノД`))

 ・主人公
  「喧嘩で成り上がるために底辺校へ行くぞ!」
  → まあわかる
  真面目な生徒
  「『防風鈴』は憧れッス。俺も底辺校へ行くッス!」
  → そんな自衛隊にでも入る感覚で底辺校を選ぶとかw親も泣いてるぞ

 ・上級生
  「街を汚す奴らは許せない!野郎ども、落書きを消しにいくぞ!!」
  → ええっ、自分達の学校は落書きだらけなんですが、それは放置ですか?!
    (まあ小奇麗な底辺校では様にならないのはわかるが、こういうガバ
     ガバなところがなあ)

 ・対獅子頭連
  「チームの存亡を賭けて5対5の団体戦で勝負だ!」
  → まあわかる
  「ただしチームを賭けるのは大将戦だけで後の4人は余興やぞw」
  → 何じゃそりゃ?!プロレスの興行じゃねーんだぞ!!
  勝負開始 → 「防風鈴」の圧勝で早くも3連勝!
  → 結局団体戦にできねーのは作者都合じゃねーか!! 

 ・対KEEL(途中で終わり)
  「仲間のピンチだ!助けにいくぞ!!」
  → まあわかる
  「クラス全員ついていくぞ!!」
  → もう学校って設定、ギャグにしかなってねーじゃんw

 まあ何か事が起こる度、その場の都合でストーリー創ってるって感じなんで
 ツッコミどころが発生するって感じですね。{/netabare}

一応「拳で語る」という王道っぽい展開ではありますが、随所に新規層を意識
した軽さが滲み出ていて、おっさんには「新世代ヤンキー漫画」という新しい
波に乗れなかったかなっと。
2期も決定のようですが、作画も堪能したしもういいかなっと。
これだけぬるぬる動くバトルシーンが描けるなら『修羅の刻』の「陸奥圓明流」
でも再現してくれないかなあ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 13

ヨッシャア! さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

典型的な「BL二次創作の下地」系作品

【物語】 1.0 / 5.0
 なぜか街を自治しているヤンキー高校生が、他校のヤンキーと殴り合う話。
 キャラクターに一応のバックボーンはあるものの、作中でそれらが活かされていることはほとんどないように感じた。
 殴り合いが始まると、「回想バトル」と揶揄される展開が始まり、男キャラから男キャラへのベクトルが語られて、そういうのが好きなファン層が「尊い~」ってなるのを繰り返すだけ。
「女性をターゲットにした、イケメンヤンキーの殴り合い作品」という土台ありきで、物語の肉付けは皆無に等しい。
 少なくとも、東京リベンジャーズのような「シナリオに一本の柱が立っている」といった印象は一切ない。
 シナリオに面白みを求めて見る作品ではない。

【作画】 3.0 / 5.0
 大きく崩れることもなくアクションシーンをこなしており、高い水準で安定しているように見えるので、この点は評価できる。
 エフェクトがやや地味で、映像に派手さがないのは気になるが、異能力のない殴り合いが主体の作品なのでやむなしか。

【声優】 2.0 / 5.0
 声優陣は若手~中堅の有望株・売れっ子を揃えている印象だが、逆に言うと代わり映えのしない面々とも言える。
「2024年の女性向け作品なら、まあここらへんを起用しておけばいいだろう」という無難なキャスティング。
 無難と評した通り悪目立ちはしていないが、目新しさはなく、この作品が誰かの代表作になることはないだろう。

【音楽】 1.0 / 5.0
 印象に残らない。

【キャラ】 1.5 / 5.0
 そもそも作品の大前提として「暴力による解決を是とするヤンキーもの」なので、その時点で全てのキャラクターの行動理念が万人受けするとは思えない。
 個々に目を向けても、ビジュアル以外に大きな特徴(バックボーン、能力etc)があるキャラはいない。
 一応、「ビジュアルのいいイケメンキャラが、他のイケメンキャラへ並々ならぬ想いを持っている」というソッチの層を狙い撃ったような要素はあるので、男キャラ同士のそういう絡みが好きな人にはウケはよさそう。
 また、やはりソッチの層を狙っているのか、ガタイのいい男ヤンキーばかり出てくるのにたびたび女性のような仕草を繰り返すシーンが目に付く。



【総括】 8.5 / 25.0 (平均 1.7)
 最後まで見たが、改めてタイトルにも書いた通りの「BL二次創作の下地」にはなれる、程度の作品のように感じた。
 前クールの「ぶっちぎり」のような印象。
「面白い」「面白くない」で二分するなら、ためらいなく「面白くない」に分類できる作品。
「Clover Worksが作ってこの程度か」とがっかりした。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

きゃめる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

好みかなぁ

クローズとかワーストが好きな自分にとっては、不良はごついほど強い世界にしないとあかん。不良は現実主義だから。
ヤンキーを題材にした色白顔綺麗&絶対いいとこのおぼっちゃんやろ~!的なミュージカルを見てるみたいになる。
不良は、やっぱ尼崎感みないな匂いが絶対必要!
汚い街汚いシャッター通りの商店街の街で、母親がネグレクト&親父が借金残して蒸発みたいな環境の中で、多感な若者が言われもない怒りをぶちまいて喧嘩。自分の唯一のよりどころである仲間を傷つけられ他校と喧嘩。←欲しいのはコレです!
※作品そのものの批判ではなく、
漫画だと先生の絵のタッチと構図で、こういうパラレルな世界として素直にずっぽり入り込めたので、アニメがちょっと明るすぎたかも。
まぁそもそもヤンキー漫画を描こうとしてないのかな・・・?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

57.9 3 2024年度の喫茶店アニメランキング3位
甘神さんちの縁結び(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.8 (41)
206人が棚に入れました
京大医学部を目指す高校生の上終瓜生。児童養護施設育ちの瓜生は、京都にある神社「甘神神社」の宮司に引き取られ、居候をすることに。 そこで待っていたのは、夜重、夕奈、朝姫の巫女三姉妹との同居生活!さらに居候の条件は「婿養子として神社を継ぐ」こと!? 三姉妹とのお見合い、甘神神社に降りかかる難題…瓜生は乗り越えることができるのか…?一つ屋根の下、巫女たちと紡ぐ奇跡のラブコメディ!

ヨッシャア! さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

この作品のこだわりはどこにあるのか ※15話まで視聴

【物語】 1.5 / 5.0
「やれやれ系の勉強優先主人公が、やむを得ない事情でハーレム環境(ヒロインは姉妹)に放り込まれる」という、どこか既視感のあるラブコメ作品。
 フタを開けると、場当たり的かつテンプレートで見飽きた内容が続き、はっきり言ってストーリー構成はかなり下手で古臭さすら覚える。
 どこか既視感を覚える内容が非常に多く、脚本作りに対するナメた姿勢が透けて見えるような展開の連続に辟易する人も少なくないだろう。

【作画】 2.0 / 5.0
 人物・背景ともに、美少女ラブコメに求められている水準は維持できているように見える。
 が、美少女キャラが主な売れ筋である男性向けラブコメ作品において、それは「あって当然のもの」であり、特別評価をする点ではないのも事実。
 そこから更に一つ上の評価を得るには、原作者もしくはアニメ制作陣のこだわり・フェティシズム(例えば人物の肉感であったり、人体の細かな動作であったり)が必要になってくる。
 当作品の作画には、その点が見えてこない。
<追記>
 2クール目に突入したあたりから、どうにも作画が不安定で怪しいシーンがちらほら目立つ。

【声優】 2.5 / 5.0
 極めて無難。
 この点においては制作陣の守りの姿勢が見える。
 悪くはないが、良くもない。

【音楽】 1.0 / 5.0
 印象に残らない。

【キャラ】 1.5 / 5.0
 物語の項でも述べたが、そもそも話の流れが場当たり的であるため、それにつられて登場人物たちの言動も場当たり的になっているように感じた。
 また、記号的な個性を魅力として据えているためか、どうにも既視感のあるキャラクター造形になってしまっているのも気になった。
 脚本も併せて、「人物」や「環境」をもう少し丁寧に掘り下げても良かったのではないだろうか。



【総括】 8.5 / 25.0 (平均 1.7)
 これという作品の個性が見えてこない、典型的な「ヒロインのガワを売るためだけのラブコメ」といった印象を強く受けた。
 原作者の力量なのか、複数のヒロインを捌き切るだけの構成力は感じられず、ストーリーの展開も場当たり的で内容も雑。
 昨今、キャラクター・ストーリーともに個性的なラブコメ作品は増えており、あえてこれを選ぶ理由が思いつかない、というのが率直な感想であろうか。
 ただ、パラレルワールド?のような描写があり、折り返し以降、オカルトやファンタジー、SFなどの展開を絡めて話を盛り上げてくる可能性もあるので、現状はその点にかすかな希望を抱くのみである。

<追記>
 タイムリープの要素が出てきたが、これまでの場当たり的な脚本のせいで、その場しのぎの思いつきなのでは、と邪推してしまう。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

甘神朝姫

作画のことを言うともっといい制作会社に元請けしてもらいたかったのですが思っていたより悪くはない
甘神朝姫がエロ本を探すところを見てエロ本を探す巫女さんという1つの伝説を作りましたね
話の内容は日常系に近い話が多くて見やすい作品ではありますがキャラのことを言うと朝姫だけが突出していますね
まだ2クールあってこれからなんですけどこの作品の本来の実力を考えた時にアニメ化はまだまだこんなレベルではないと思っています
もっと上を目指してほしい作品だからこそあえて辛口ではありますが
巫女さんをメインヒロインにしてくれただけでも自分にとってはかなり高い期待していたので
朝姫が選ばれるのかは分かりませんが2クールで決着つくのか2025年3月末までなるべく温かい目で見ようと思っています

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

せっかく神社が舞台なのに、全く活かされていない駄作

 13話まで観ました。2025.01.04

 神社の三姉妹と結婚し、婿養子となって神社を継ぐのを条件に居候になった主人公、エロい巫女さんのラッキースケベ連発!

 主人公は孤児院出身で、京大医学部進学のために受験勉強しております。意外と苦労人で良い奴かもしれません。

 3話では主人公が三姉妹とお見合いをすることに…。またもやラッキースケベ!次女は神社の跡取りを作る気満々です。

 と、面白かったのはこの辺りまでで、神社が舞台なのに肝心の神社が何処かへ行ってしまいます。例大祭を盛り上げるために主人公と三姉妹が頑張ったエピソード以降、単なるラブコメになります。

 これがまた面白くありません。舞台が女子寮とかでも良くね?神社なんて教義も戒律も無い俗物が支配する宗教と言えるのかも怪しい代物ですが、それでも宗教施設を舞台にすると話が作りにくいのか、あからさまに逃げています。

 巫女の衣装がエッチだ…だけで神社を舞台としたのが見え見えです。くだらねぇ…。物語を作るための志が低すぎます。 

 神社なんて、ちょっと調べれば腐敗した宗教組織で日本社会の矛盾を体現した様な腐臭を放っています。もっと面白い話を作れそうなものですが、駄目ですねぇ…。

 まだ後ワンクールあるらしいですが、覚悟の足りない物語が面白くなることはなさそうです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1
ページの先頭へ