吸血鬼で異世界なおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの吸血鬼で異世界な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月19日の時点で一番の吸血鬼で異世界なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.3 1 吸血鬼で異世界なアニメランキング1位
問題児たちが異世界から来るそうですよ?(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (2790)
16509人が棚に入れました
世界に飽きていた逆廻十六夜は届いた招待状を開けたことで“箱庭”と呼ばれる異世界に飛ばされてしまう。そこにいたのは、猫を連れた無口な少女・春日部耀と高飛車お嬢様の久遠飛鳥、そして彼らを呼んだ黒ウサギ。箱庭世界の説明が始まる前に、十六夜は魔王を倒すことを提案する。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、野水伊織、ブリドカットセーラ恵美、中島愛、五十嵐裕美、三上枝織、新井里美
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

中二系バトルアニメが好きな方にオススメですよ?

全10話
異世界から集められた主人公を含む3人が箱庭の世界でギフトゲームと呼ばれるゲームをし、コミュニティの拡大、再建を目指すお話。

中二系アニメ、キャラ重視の方にオススメです。(レビュータイトルの「?」は特に意味はありませんw)
この作品は10話で終わることもあって単純に何かアニメみたいなって思った時に何も考えずに見れるアニメかと思います。(約4時間20分で見終われると思うとお得かも)


【物語とキャラの感想】
物語としては面白くないというより何も感じませんでした。
バトル一つ取ってもあんまり盛り上がりがなく、淡々と終わる感じです。
印象に残ったことは主人公強すぎ、黒ウサギ可愛い!くらいですかねww
コミュニティ再建していく中で主人公が成長していったり何か大きな困難に立ち向かう感じがあったら良かったのにと思います。
多少はあると思うんですが主人公がチートすぎて台無しにしてるような気がします。(最初からステータス高すぎw)
10話だけあって説明不足があるのもやっぱりダメなのかな。

キャラについては可愛いキャラがたくさん出てきて飽きませんでした。
女性キャラに関してはロリキャラが目立ってるような気もするけど比較的バラエティ豊かなキャラが出ますw
自分は黒ウサギが好きでした!
十六夜と白夜叉のコンビは面白かったですw
キャラを楽しむ分にはオススメの部類に入るアニメですね。

ただ敵キャラにはゲスイキャラも出てきます。(ネタととらえて見ればいいかも)
もしこの手のキャラが苦手なら注意です。
後は主人公をある程度許せるかですねw
この作品の主人公はとにかく強い。
最初から強く最後まで強いw
しかも意味がわからないww
{netabare} 足一つで敵の攻撃弾くところとかw{/netabare}
能力の説明も曖昧で結局どんなギフトなのか分かりませんでした。
序盤は主人公は好きではなかったですが中盤以降も強さはとどまることを知らずもう笑うしかなかったですw
この主人公は心底ゲームを楽しんでるのが伝わってきます。
それが緊張感をなくしていると言えばそれまでですが何故か笑いが・・・w
最強系主人公が好きな人は最初から楽しめそうです。


【曲の紹介】
・「Black † White」 歌 - 野水いおり
この作品のopです。
映像での歌詞字幕と中二臭い歌詞が目立つダサかっこいい曲ですw
これゾンのopと同じく野水いおりさんが歌ってます。
イントロと曲調がかっこよく個人的には好きです。
1、2、3がいいですねw

・「To Be Continued?」 歌 - 佐土原かおり
この作品のedです。
映像の黒ウサギが踊るシーンが可愛くて癒されますw
曲的にも映像とあってて好みです。
ただシリアス展開で繋ぐときにこの曲は少し向かない気がしたのでもう1つ別のedがあっても良かったかもしれませんw

・「ぼくたちの星座」 歌 - 佐土原かおり
第10話だけのed
この曲があったから最終回が綺麗に終わったと思います。
最終回の雰囲気にあってたと思いました。
fullも聞いてみたいと思いました。


【最後に】
いろいろ分からないところもありましたが結構楽しんで見ることが出来ました。
もし2期があるのならまた見てみたいです。
王道的なアニメだと思いました。




【ここから下は各話の感想です】
{netabare}

【1話感想】
{netabare} 今期の中二アニメみたいでしたw
異世界から集められた主人公を含む3人が箱庭の世界というとこでギフトゲームとかいうのをやるみたいです。
特殊な能力をもった主人公達の異能力バトルみたいな感じですかね。
期待はしませんw

主人公の性格があんまり好きではないですが強かったです。
どっかで見たことあるようなアニメでしたw
黒ウサギちゃんは可愛かったです^^
なんかそれしか印象に残らなかったです(^^;)
主人公達は飲み込みが早く物語は結構早い感じで進んでいきますね~
こういうアニメは気がついたら完走してることが多いのであんまり気にしませんw
細かい事は僕は書けません(^^;)
感じたことはこのアニメどうするんだろう?w
くらいですね。
どうなるんだろう?じゃないところがポイントです。
特に続きが気になるわけでもなくかといって簡単に切ってもいいのかなみたいな感じです。
そう言いながら僕は最後までみちゃう人なんですよw
野水いおりさんのed(次回からop)は好きでした^^
かっこいいですね。
2話も見てみます!{/netabare}

【2話感想】
{netabare}レビュータイトルは2話で出てきた新キャラが黒子(超電磁砲)の声優さんだったため「ですの」を使ってるだけで深い意味はありませんw
1話よりはしっかりしてたと思います。
何を目指すのかはっきりした所が良かったです。

黒ウサギ達のコミュニティ、「ノーネーム」は3年前に魔王にギフトゲームに負けて地位や旗を奪われてしまった。
それを取り返すために主人公達は箱庭の世界に呼ばれたみたいでした。
打倒魔王を目指して戦うみたいです。
どっかのアニメは魔王と勇者が協力してるけどこっちは普通みたいですw

敵キャラのガルドはゲスかったです。
久遠さんの能力強すぎww
相手に無理やり喋らせましたね。
どこのギアスw
春日部さんも凄いですね。
動物と会話できるだけじゃないですね。
逆に相手に喧嘩(ギフトゲーム)を吹きかけてしまいましたねw
そこが問題児なのかな?w
新キャラの白夜叉は名前はかっこいいけど見た目は子供でした。
だけど強そうですね~
久しぶりに新井里美さんの声を聞いた気がします。
黒ウサギとの絡みが黒子そっくりでしたw
今回は意外と楽しめました^^
主人公の能力は不明ですね。
今週の黒ウサギも可愛かったですw
来週はいよいよギフトゲームですかね~
タイトルからしてそうは見えないけどw
次回も見てみます。{/netabare}

【3話感想】
{netabare} いよいよギフトゲームが開始されました。
ギフトを使わず指定された武器で相手を倒すというルールがあらかじめ決められてました。
最初はどうなるかと思いましたが飛鳥さん、春日部さんは強すぎる(^^;
ギフトなくても十分やれますね。
春日部さんは負傷しましたけど。
飛鳥さんのギフト能力は判明されましたね!
支配するギフトみたいです。
飛鳥さんはガルドに直接的にギフトは使ってないけど間接的には使ってました。(倒すとき)
ただイマイチ敵に手応えを感じませんでした。
あっさりやられちゃった感が(^^;
主人公が戦わずとも勝っちゃいましたしw
妥当魔王を掲げコミュニティを大きくするのはいいけど主人公は状況を楽しんでいるとしか思えないw
でもそれくらいしないといけない状況ですかね。。
次回の予告タイトルも怪しいw
風呂シーンに対しての感想は無しの方向にしますねw
edの映像は可愛らしいですね~{/netabare}

【4話感想】
{netabare} 元ノーネームの仲間レティシアを連れ戻す(助ける)ためにギフトゲームをやることになりました。
レティシアはノーネームに戻りたいはずですが状況がそうもいかないみたいです。
また敵キャラはゲスですね。。
こういうアニメにはつきものかもしれませんが(^^;
今回も主人公はチートでしたね。
主人公がやれば何とかなってしまいそうな感じがするので見てる側としてはあまり面白くはないですw(ゲームしてる主人公は楽しいかもですがw)
黒ウサギは可愛いだけじゃなくて強そうですね!
ゲームには条件が合わないと参加できないみたいですが。。

主人公がチート、敵キャラがゲスい、主人公ハーレム、この辺は王道のイメージがあるのは僕だけでしょうか?
主人公ハーレムは今の所なさそうですが他の2つは当てはまりますw
王道アニメ、聞こえはいいかもですがマンネリ感とか感じざるおえないです。
主人公が勝つのは別に構いませんがそれまでの過程を工夫して欲しいところ(^^;
次回はギフトゲーム開始ですね。
主人公のチート能力だけで勝たないことを期待したいです。{/netabare}

【5話感想】
{netabare} 今回は2回目のギフトゲーム。
飛鳥や春日部も活躍してたので一安心w
春日部さんは体術強かったです。
飛鳥さんはギフトを使いこなしてました。
2人は自分の役割をこなして、チームプレーらしさは出てたので良かったです。(ボス戦除く)

ボス戦はもう笑うしかないw
敵の元魔王様もチートだってけど十六夜はそれを上回るチートで・・・w
視聴者を置いてけぼりのチート展開。
凄く主人公が楽しそうなのが伝わってくるけど最終話までに1回は負けて欲しいw
結局十六夜のギフトは何なのか分かりませんでした。
ヘッドホン毎回つけてるけどアレは関係あるのかな?
取りあえずこのアニメはキャラを楽しむアニメなんだろうと改めて思いましたw
今回も微妙でしたが微妙なら合格点として見ていきたいと思います。
レティシアは戻ってこれて良かったです。{/netabare}

【6話感想】
{netabare} 十六夜達がお祭りに行くために脱走するお話。
十六夜達と黒ウサギの鬼ごっこみたいな感じでしたw
問題児らしさが出てたお話でした。
コメディが多めで意外と楽しめました。

十六夜はあんまり好きじゃないけどついて行ったら面白いことに出会える感じはするw
飛鳥や春日部は十六夜に付いてく理由が分かる気がする。
みんな違う時代から来たけどそれぞれ退屈な日々をおくっていたんだと思いました。
みんな楽しみたいだけ、そんな気がするw

今回は特に飛鳥が可愛かったです!
飛鳥が好きな人は是非w
白夜叉はやっぱり黒子にしか聞こえないw
テレポートもしてた(^^;w
テレポートのレベルが違うけどw

黒ウサギと十六夜のゲームは2人とも早すぎw
十六夜は街まで壊してムチャクチャやってるしw
迷惑とか考えてないなこの人(^^;w
サラマンダーのコミュニティに目つけられた。。
次回に続く!w{/netabare}

【7話感想】
{netabare}ギフトゲームやると思ってけど次回に持ち越しw
どちらかというとサービス回でした。
十六夜達が祭りに呼ばれた理由は魔王がらみでした。
飛鳥が知り合った可愛い生き物はどうやらラッテンフェンガーとかいうコミュニティで魔王はいかみたいでした。
op映像で飛鳥が使ってるディーン(ロボットみたいなやつ)が少し出てきました。
飛鳥の活躍に期待したいです。
レティシアはやっぱり元魔王だけのことはあります。
吸血鬼。。忍を思い出しましたw

前回の同じく飛鳥が可愛い回でした。
温泉とか浴衣とか力が入ってましたw
白夜叉と十六夜は息がぴったりでした。
緊張感の欠片もないおバカ様でしたww
黒ウサギの衣装は変わるのかな~
密かに期待w
春日部にも頑張ってもらいたいです。{/netabare}

【8話感想】
{netabare} 今週はギフトゲームも始まり盛り上がると思ってんですがそこまで。。w
春日部とかぼちゃのギフトゲームはなかなか良かったけど終わり方が中途半端でしたw
かぼちゃは思ったよりいいやつでした。
春日部はこれからですね。

いよいよ魔王が攻めてきました。
白夜叉は手出しできないみたいなので少し残念。。
十六夜は相変わらず突っ込んで行って強すぎるw
十六夜の能力は未だに説明されてないのに。
頭もいいけどどこでそんな知識を得てるのかも分からないw
下手すれば十六夜、一人でも倒せるんじゃないかと思えるぐらいの補正。。
イマイチ盛り上がらない理由の一つかもしれません。
ギフトゲームは次回に続くので来週も観ます。
最後に黒ウサギの足はいいよ!w{/netabare}

【9話感想】
{netabare} ギフトゲームも本格的に始まりました。
魔王サイドは結構強そうです。
十六夜にダメージが通りましたねw

ペストVS黒ウサギ、サンドラ
ヴェーザーVS十六夜
ラッテン、シュトロムVS飛鳥、レティシア
という感じですね。
飛鳥がロボ(ディーン)を仲間にして最後に登場したシーンはかっこよかったです。
盛り上がってきたところですが次回で終わりみたいです。
無事に終わるのか心配ですが飛鳥や黒ウサギの戦闘に期待したいです!
10話完結は少し短いですね(^^;
白夜叉の力はアニメで見れそうにないのかな~
原作は読んでないので少し気になるだけです。
十六夜のギフトも分からずに終わるのかな?
春日部の出番もあるといいです。 {/netabare}

【10話感想】
{netabare} 10話で最終回と短かったですが思ったより綺麗に終わってて良かったです。(ed補正があるけど)
ヴェーザーVS十六夜は十六夜さんが楽しそうで何よりでしたw
結局最後まで不明なギフトでしたがここまでチートだともう何も笑うしかないw(足が万能すぎるww)
飛鳥が使ったディーンは思ったより強かったです。
バトル中のキャラソンみたいなのはフルを聞いてみたいと思いました。
一つ気になるのが敵キャラが負けた時に消滅したんですが何故消滅したのか分かりません。
良くわからないところが他にもあるので今更気にするほどでもないですがw
最終的に魔王を倒して危機はさりました。
10話はやっぱり短いのでもう少し見たかったです。
2期があればまた見たいです。{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 66
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

やっぱり黒ウサギは触り心地が違うの~

原作未読。全10話。
主人公最強系。神話や昔話をモチーフにした物語。

何度見返しても、具体的に何が面白いのか分からぬまま、不思議と何度も見返してしまう作品。

テンポの良さと作画の綺麗さ。登場人物のキャラクターの面白さ。
面白いと感じる要素はいくつもありますが、一番惹かれるのは“絆”だと思います

それぞれ異なる時間軸から召喚されたため、初対面だった十六夜と飛鳥と耀。
しかし、すぐに意気投合し、互いに信頼し合い、その信頼に応えて・・・。
3人のチームワークの良さが心地良さを与えてくれるのでは?なんて思っています。

いつもイジられ役の黒ウサギには気の毒ですけどね。
でも、{netabare}黒ウサギが彼らを召喚したんだから、{/netabare}自業自得か・・・。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 44

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

主人公最強(*´∀`)♪

原作未読です。

問題児3人のキャラが異世界の箱庭へと招待され
箱庭でいろんなものをかけゲームをするお話。
3人とも各々能力をもっています。

このお話、主人公の十六夜くん最強だと思いました!
超頭いいし、かなり強いし、結構イケメンだし、
退屈してた世界から箱庭にきて
戦い(ゲーム)を楽しんでました。
あんな笑顔で戦えてしかも余裕!
主人公最強パターンですね(*´∀`)♪
私はこのパターン結構好きです。

女の子達、特に黒うさぎ可愛かったです♡

ただ、内容的にはちょっと物足りないかなとも思いました。
白夜叉の本気の能力とか見たかったな。

あとOPがなんだかボカロのPVみたいだったな♪
好き嫌い分かれるかもしれないけど私は結構好きかも!

ともあれ主人公最強観てて清々しかったです!笑
彼はいったいなんなんだろー。
これは2期とか続きがあるのかな?ないかな?
あるなら観たいなって思います(*´ω`*)

投稿 : 2025/01/18
♥ : 56

85.9 2 吸血鬼で異世界なアニメランキング2位
オーバーロード[OVERLORD](TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2399)
12701人が棚に入れました
時は2138年。

仮想現実の中を自由に遊ぶことのできる体感型ゲーム全盛の時代に一大ブームを巻き起こしたオンラインゲーム《ユグドラシル》は静かにサービス終了を迎えるはずだった。

しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。

現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使い・モモンガとなり、彼の率いるギルド《アインズ・ウール・ゴウン》の伝説が幕を開ける!

声優・キャラクター
日野聡、原由実、上坂すみれ、加藤英美里、内山夕実、加藤将之、三宅健太、千葉繁、沼倉愛美、白熊寛嗣、子安武人、M・A・O、五十嵐裕美、渡辺明乃、村瀬歩、悠木碧、稲葉実

ハタ丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

実はギャグアニメ

ヒロインのアルベドがアイドルマスターの四条貴音(原由実)と同じ声優のため観ることにした。アルベドはかなり残念なヒロインだったが、ギャグが素晴らしく楽しませてもらった。

良い点
・主人公が元社会人のため言動に違和感を感じない。また、主人公役声優の演技が素晴らしく、プロのイケメンボイスを堪能させてもらった。この作品は全体的に声優の配役が当たりだと思う。
・主人公とその部下のやり取りが絶妙なギャグとなっている。アルベドとその他のヒロインも当然のようにギャグ担当。
・OP/EDは何を言っているのかよく分からないか、不思議と耳にこびりついてしまう。

悪い点
・低予算?のためか戦闘シーンに迫力が無い。
・これからさらに面白くなりそうなところで終わりになってしまう。
・ロードオブザリングやウィザードリィなどのファンタジーの知識が無いと良く理解できないところがある。
※ストーリーの流れは問題なく理解できます。

自分が考えていたよりもずっと面白かったし、2期があればいいなと思う。
ファンタジーの知識がある人に特におすすめしますが、無くても十分楽しめます。

<追記>
youtubeにあるPVを確認したところ、非常にありがちで詰まらなそうに感じた。PVを見て本編を観るのを止めた人は、一度本編を観てみることをおすすめします。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 13

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

世界征服なんて面白いかも知れないな・・・

原作未読。
主人公最強+バトル+コメディ(?)系。

ゲームの世界から異世界にゲームキャラクターのまま転移させられて・・・。
但し、SAOとは違って、主人公は元の世界に戻りたいという訳ではないらしい。

主人公は骸骨だし、お仲間は悪魔や吸血鬼だし、正直『どんな話なんだろ?』と思いつつ4話まで視聴。
そして、ようやく理解できました。

『これはコメディなんだ!』と・・・。

敵に対して強すぎる主人公とお仲間たち。「主人公最強」も行き過ぎるとコメディになってしまうんですねぇ。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 119

こた さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

詰まらないアニメ(糞)だと思っていたのが正直なところ

よくこういう系の作品にある主人公みたく、視聴者をイライラさせないというのはでかい。到底主人公が口にするセリフではないとか関係なく、言うことははっきり言う。至高の御方とでも言おうか、常に偉大なのである。作品の核である主人公がどっしりと構えてる(一応心がけているという設定だが)、それであってこそのオーバーロードであるといえる。
例えると、上の者(社長とか?)がいいとその会社も良くなるような、そんな感じか。実質いくら超個性的なキャラを揃えても、主人公次第でいくらでも台無しにできてしまう。
またヒロインともいえるキャラの印象が、登場頻度はそこまで多くないにせよこれまた濃い。とくに笑みが……(笑)
最初は全く期待されてなかったみたいで低予算とはいうが、それはほとんど気にならないレベル。
主人公のアイテムの課金がどうとか言われてるけど、この作品は嫌いになれない。
二期ももちろんあるべきだと思うし、劇場版まで観たくなった。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 34

75.1 3 吸血鬼で異世界なアニメランキング3位
ありふれた職業で世界最強(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (678)
3021人が棚に入れました
“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強"異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強"を超える。

声優・キャラクター
深町寿成、桑原由気、高橋未奈美、日笠陽子、大西沙織、花守ゆみり、加隈亜衣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

異世界転生への見解 そしてさようなら

※これ系好きな方は未読推奨

どうも自分自身に呪詛が溜まってきていると自覚せしめた作品。
お祓いも兼ねて今期(2019年夏期)から異世界転生ものを原則排除。こちらは意図しない録画でした。

なお排除の理由は以下

1.相性が悪いから

個人指標として、“面白い”と“それ以外”の境界線は4.0点以上以下を目安にしてます。点数付けをしている201作品(2019.8.16現在)のうち、4.0点以上は93品目。
けっこう甘々なはずですが、異世界転生ものでは唯一『このすば』が4.1点で1期2期がランクイン。実質1作品です。評判良い『幼女戦記』『盾の勇者』は惜しくも3.9点。あとは屍の山です。


2.転生に疑問符

転生先の多くはファンタジー世界。元の世界ではロースペック主人公が転生する先であははうふふな展開が待っているのがお約束です。これ、、、不幸な境遇はファンタジー世界スタートでも描けるため必然性を全く感じません。
多くの方が指摘されてるように、人生リセットしたらサイコロの良い目が出てハッピー。なわけありますかいな、なわけです。

作者個人の趣味で完結してないか?との疑念は確信に近く、ハーレムなる言葉が市民権を得てるようにだいたい主人公はモテます。モテる理由付けを作者なりに考えた末「ハイスペックじゃないとモテない」とでも思っているんじゃないでしょうか。完全にモテない人間の発想です。そういった貧相な発想しかできないから、俺TUEEE+ハーレムのセット以外のオプションが消えるのです。
百歩譲ってこのセット。現実世界かファンタジー世界のどちらか一方でやってちょーだいな。

 “リセットすればうまくいく。こんなに力あれば人生うまくいく”

そんな背景が見えて虫唾が走るのです。さすれば「もし宝くじが当たったらこうする」は、あくまで当人の妄想に留めるべきお話。他人のたらればなんぞ興味はありません。聞くだけ時間の無駄です。

百歩譲って投稿サイトです。商業ベースに乗らないゴミの山をくぐり抜けた猛者が書籍化されさらにアニメ化されたとして、一握りの良作小説はあるはずです。私は原作を読まないため、そこで描かれた優れた内容がアニメ化によってスポイルされているだけかもということは念頭には入れておかねばなりません。ただし私の観ているのはアニメなのです。ここ重要です。


3.初心に帰る
『まどか☆マギカ』に感動して以来、アニメでしかできない表現と物語を求めて2年になろうかとしてますが、最近は惰性で観てるな~と感じることが多くなりました。
思ったほどつまらなくない。わりと嫌がらずに観れる。全体イマイチだけどこの部分はいいところも。と言い訳も増えました。
「そんなん違うだろ!」の自戒の念もあります。

 “大人が観ても面白いアニメもけっこうあるんだよ”

こうだったはずなのに。。。もともと趣向が合わなかったところをいくつか作品を観たことで裏付けられただけでしょう。
それに叩くためにアニメ観るのもつまらんですしね。



シーズン終了後に酷評が並ぶことも風物詩。残念ながら“なろう系”は蔑称なんです。
“あにこれ”でも毎期「次期期待の作品TOPなんちゃら」で必ずランクインしてきます。原作ファン票なんでしょうか。それでつい視聴リストに入れて後悔する、を繰り返してます。
原作の魅力が削がれた作品は残念なアニメ化となり原作ファンにとっても不幸な話。
また、原作で補完するタイプの作品もアニメだけの私にとっては厳しいものがあります。『転スラ』なんかまさにそうでした。
原作の面白さという第一段階を突破してなお、アニメとしても面白いという第二段階をクリアしなければなりませんので相当狭き門なんじゃないかなと思います。

原作者への注文もあります。出版社のフィルターを通さずとも表現できる場があることはなろう系の存在意義でしょう。だったら、

「もっと前衛的なものやれよ!」
「ロースペックを慰撫するだけのお慰みもの作ってんじゃねーよ!」

と思ってしまうわけなのであります。

先期の『賢者の孫』も酷評花盛りながらコミカルおばか枠として捉えられなくもないのですが、本作『ありふれた…』の場合、わりと真面目な作風で底の浅いの見せられるともう無理です。
底の浅いええかっこしいな作品からは、“想像の欠如”“引き出しの少なさ”“甘え”ありとあらゆる原作者の能力の限界を感じざるをえません。



前置きが相当長くなりましたが、言葉がきつくなったのは本作の断念理由が影響してます。

{netabare}3話時点で転生前描写があったかなかったのかよくわからないのですが、この主人公は生命の危機に瀕して、なぜか「邪魔するものは殺す」と闇落ちします。ついでに「喰らってやる」のおまけつき。
この過程が全く描かれてなかったことと先の異世界転生系の悪イメージが合わさり、

“なんでそんな簡単に「殺す」という発想になれるかな?もっと別のやり方なくね?”
“生きるために必死なら気がふれる前にもっと頭使おうぜ”
“これだからひきこニートは危ねー(飛躍)”{/netabare}

主人公には善意ある他人が見えていません。彼に思いを寄せてそうな同級生の女の子と再会した時にどんな態度を取るのでしょうか?
コロッと翻意するとか、拗らせ悪化して孤立感が増すとか、しょぼい未来しか想像できないのです。

 架空の物語だしそんな目くじら立てんでも・・・

転生前がヒキコニートだったか知る由もないのですが、自意識が肥大し過ぎて視野狭窄に陥りあらぬ被害妄想を膨らませた者の行き着く先はどんなでしょう。
主人公のストレス耐性があまりにも低すぎて、キャラへの共感が皆無どころかマイナス。3話で撤退します。


そして異世界転生ものよさようなら!
 注)なろう全般ではなく“異世界転生もの”との別離を考えてます。


■オマケ
他のレビュアーさんからお薦めいただいていた『グリムガル』『オーバーロード』はいつの日か…
評判良いのを後追いする、、、で充分と思った令和元年の夏でした。



視聴時期:2019年7月~途中断念 リアタイ視聴

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2019.08.16 初稿
2020.04.03 タイトル修正/修正

投稿 : 2025/01/18
♥ : 78

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

この手の作品の原作者が不憫で不憫で・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

どうして、異世界で最強な主人公(主に♂)は、横柄な言動になっちゃうんだろう。
このせいで多くの作品が『駄作』と酷評されているのに、全く後を絶たない。
この手の主人公って、視聴者の反感しか買わないのに・・・。

こういう作品を描く原作者(脚本家か?)って、よほどこっちの世界で不遇なんだろうなって・・・。
「最強」=「モテモテ」=「ハーレム」って発想が、そもそもモテない男子の発想だし・・・。
ちょっと寂しい人なんだろうなって・・・。
凄く不憫に感じちゃう。

吸血鬼(♀)が主人公に師事する理由が明かされないまま物語が進む。
うさぎにしても、竜神族にしても似たようなもの・・・。
「主人公強い」=「ついて行きます」
たったこれだけ。
原作者が不憫で不憫で・・・。

明らかにカマセな同級生冒険者たちの様子が度々描かれるのは秀逸なんだけど・・・。

ただまあ、ハーレムラブコメとしてはまあまあ面白いので、続きがあったら多分視聴しちゃうでしょうね。
あくまで、ハーレムラブコメとしてだけどね(笑)。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 47

kameko さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

ありふれた展開で過去最低評価

作品情報『“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。』の、シーンどこ!?
大怪我するシーンから始まる→時系列を戻して回想シーン→主人公激弱らしいけどあるものを食べたら強くなる→ロリヒロインに出会う→突然のキス→え、何!?
「展開がつまらないなあ・・・」なんてことはあっても、ここまでわけのわからないアニメ見たのは初めてです。
お決まりのシーンや台詞を詰め込んだだけで人物像もストーリーの方向性もわからない。というか、主人公の性格が1話2話で変わりすぎて謎。
逆に、最終話までこんな調子なのかが気になるので途中断念はしないでおこうと思う。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6

75.4 4 吸血鬼で異世界なアニメランキング4位
血界戦線(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1207)
7031人が棚に入れました
異界(ビヨンド)と人界とが交差する変わり果てたニューヨーク、「ヘルサレムズ・ロット」。深い霧に閉ざされ、様々な勢力と様々な種族がせめぎあう危うい均衡の上に浮かぶ街。
クラウス率いる「秘密結社ライブラ」は、いつ破れるとも知れぬ世界の均衡を守るために様々な事件へと挑んでいく。

声優・キャラクター
小山力也、阪口大助、中井和哉、小林ゆう、宮本充、銀河万丈、折笠愛、内田雄馬、大塚明夫、石塚運昇、宮野真守、藤原啓治、緑川光、石田彰、釘宮理恵、水樹奈々、沢城みゆき、各務立基、こおろぎさとみ

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

光に向かって一歩でも進もうとしている限り、キミの魂が真に敗北する事など、断じて無い!!

今回は去年(2015年)話題となったアニメ、そして個人的には2015年アニメ内で1番だと思っている作品、『血界戦線』について書いていきたいと思います。
私のつたないレビューで恐縮ですが、読んで下さる心お優しい方はどうぞお付き合い下さい。

まずは簡単なあらすじから
かつてニューヨークと言われた街は、「大崩落」という超常災害によって異界と人界が交差した結果、超常日常・超常犯罪が飛び交う地球上で最も剣呑な緊張地帯、「ヘルサレムズ・ロット」となった。
そんな街でいつ破れるとも知れぬ均衡を守るために秘密裏に活動する者たちがいる。
クラウス・V・ラインヘルツ率いる「秘密結社ライブラ」
彼らはさまざまな能力を駆使し、異界の住人と日夜戦っていた。

主人公、レオナルド=ウォッチは半年前の事件で異界のものに遭遇し、自らの眼をよこせと迫られる。
かろうじて、眼を奪われる難からは逃れたが、結果、妹のミシェーラが対価として視力を失ってしまう
妹を救う術を求めて彼はヘルサレムズ・ロットを訪れた。
ライブラの新人と間違われたことをきっかけに、妹の視力を対価として異界のものから与えられた「神々の義眼」の力で事件を解決し、レオは正式にメンバーの一員として迎えられる。
彼は、クラウスらとともに様々な事件(あるいは異界ならではの日常)へと足を踏み入れていく事になるのだった。

同時期、院内墓地に訪れたレオのもとに自らを幽霊と名乗る少女が現れる。
彼女の名はホワイト
不思議でどこか活発な少女は次第にレオと心を通わせていく事になる。
後にホワイトの兄、ブラックとも出会い、3人は良好な関係を築いていく
そして、少しずつ距離を縮めていくレオとホワイト
しかし、彼女達の背後には自らを絶望王と名乗る少年の姿があった。
彼、彼女の正体、絶望王と名乗る少年の目的、3人の関係、そして彼らが思う真意とは…?
全てが明らかになった時、ヘルサレムズ・ロットに1つの大きな嵐が吹き荒れていく。
主人公レオは大切な人々を救うため、前へと歩き続ける。
血闘で結界を守る、秘密結社ライブラの血界戦線が今、始まろうとしていた…


ここからは私の個人的感想を書いていきたいと思います。
私が全話観終わってまず感じたのは、このアニメはスタッフに愛されて作られた作品だったんだなあという暖かい気持ちです。
随所に作品愛のちりばめられたアニメだったなあと観終えてからは改めて思う事が出来ました。
そもそも、観始めたきっかけといえば、私の好きなバンド2大巨頭、BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENがOPとEDを担当していた事、内藤先生の前作『トライガン』の大ファンだったからという本作の内容とは全く関係のない理由
まあ、『トライガン』の作者だから、一定水準を満たす位には面白いだろうなと舐めて考えていましたが、正直に言います。
シナリオ、キャスト、演出、音楽、作画、どれも他の同時期のアニメと比べて軒並みずば抜けていました。
最終話を観終えてからは感動で彩られた大きな余韻と上手く収まったという気持ちの良いすっきり感、そして、少しの寂寥感を感じた数少ないアニメです。
まさに感無量でした。
初めて観た時のワクワク感、躍動感は今でも忘れられません…
アニメスタッフの皆さん、ホントにありがとうございました!!

さて、私がこの作品を観続けた理由は他にもあります。
一番の理由は主人公、レオナルド=ウォッチの魅力に取りつかれたからです。
このレオという少年、本当に普通な男の子です。
普通に優しくて、普通に明るく、普通におせっかいな少年
人並みに正義感も強く、仲間思いで、誠実な、極めて普通の少年なんです。
作中でも、「普通」という言葉はよく使われていました(主に彼に対してだけ)
しかし、彼のその人間性は「普通」という言葉では片づけられない程、片づけるには失礼すぎる程、高潔で勇敢です(『血界戦線』のキャラもレオに対してそのように考えています)
他のライブラメンバーのように戦闘に役立つ特殊能力は持っていないし、大人びた考えも持ち合わせていない。
性格はすこぶる良いけど、頼るとしたら少し力不足かなと抱く人もいるかもしれません。
しかし、このアニメを最後まで観ると必ず思います。
真にホワイト達を救う事が出来たのはレオナルドしかいなかったな…と。
一気に視聴してみると、なるほど、改めてそうだと思わせるだけの説得力がこの作品にはありました。
また、ホワイト、ブラック、絶望王のオリジナルキャラクターも作品の雰囲気を壊す事無く、むしろ原作に登場してくれないかなと思わせてくれる程です。
実際、最後のシーンでは私もレオと一緒に涙を流してしまいました…
物事に説得力を持たせるのが一番難しいとされるサブカルチャーにおいて、ここまで思わせてくれた『血界戦線』は実は凄い作品ではないかと思います。
主人公、レオが大切な人達を救うため、非力な自分に何ができるか模索しながらも前へ進んでいく最終話の姿は必見です。
最高にクールだぜ、トータスナイト!!
最高に輝いているぜ、トータスヒーロー!!

上記の反応からも分かる通り、このオリジナルストーリー展開は私個人としてはとてつもなく楽しめました。
短編集のようなテイストの中に1つの軸となす長編が隠されている構成のアニメは他にも多く観てきましたが、これも他の作品とご多分に漏れず素晴らしい出来だったと思います。
ミシェーラの光を頼りに元気に生き延びているレオ
誰にも頼れず、闇に支配されながら生きるホワイトとブラック
希望と絶望で比較された2つの対比関係には私も非常に考えさせられました(もしかしたらレオナルド兄妹も一歩間違えれば…?)
勿論、原作通りの話も同様に面白く、ごちゃごちゃでどたばた、異常が日常のヘルサレムズ・ロットの世界、存分に浸れました。
しかし、1つだけ注意点を
このアニメを見る際は絶対に流し見では駄目です。
話が理解できなくなりますから…
まあ、内藤作品では細かいことは考えたらだめですけどね(笑)

さて、以上でレビューを終えたいと思います。
レオという「リトルブレイバー」がもたらした一世一代の頑張り物語、どうかじっくりと堪能してください…
共に最低で最高な日々を過ごしましょう!!


人の歩みを進めるのは、希望ではなく意思
人の歩みを止めるのは、絶望ではなく諦め


PS.
この後、観る方々に1つ、忠告を
これから観るであろう1話をよく覚えておいて下さい。
今後の彼自身を見つめていく上ですごく重要な回なので…
後に最終話と比較する事で、彼の本質をさらに感じられることでしょう…

投稿 : 2025/01/18
♥ : 11

ばぶえたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

作画や世界観の描写は上手いけれど原作未読者には難しい?

現在4話まで視聴済。

冒頭観た感じ、文豪ストレイドッグスやカウボーイ・ビバップのような印象を受けました。
ちょっぴりおしゃれな近未来空間+異世界でのスタイリッシュ異能バトル作品。

能力名や世界観にやや中二エキスが入っているように感じられました。

1話目はふむふむと観てましたが、だんだん難しく感じ、4話で「?」。
尺の割にキャラ解説(描写?)が弱くて、細かいところが全く入って来ず。
結構説明をはしょってストーリーを流している感がありました。

異能力やキャラが分からないまま話が進みすっかり置いていかれてしまい、4話は2回繰り返してしまう羽目に。

これは原作を見た人でないと内容を受け取れないかもです。
引き続き、もう少し観てみます。

ただ釘宮さん好きならばキュンキュンできるキャラがいるので、そこはぜひ観て頂きたいです。

作画や動画、音楽などはとてもしっかりしていて素敵な作品です。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 3

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

☆豪華☆

最初はこの寒いノリについていけず
どうしようかと思ったけれど
曲が良すぎて惰性で見ていた。
まずOPにバンプでEDにユニゾンと
これだけでも豪華なのにも関わらずBGMが素敵。
今期はOPが優れてるものが多いけれど
EDは今期一番だと思う。
声優は最初、銀魂にしか思えずこれもまた
見るのが辛かったけれど
(原作者の希望?らしい)

5話です。
ここで、映画ネタも絡めてきました。
キャラやストーリーに動きもあり
展開も良かったしノリもこの回は良かったと思います。
まだ途中ですけど…話さえなんとかなればお気に入りに行くレベル。

どういえば良いのかわからないけれど
うまくいけばバッカーノ+フリクリなどの作品と
肩を並べられた作品かもしれない。
5話以降の話の展開次第だけど

曲はいい。
サントラ購入してもいいと思うくらいに。
デスパのOPも良かったけど
このEDも良い。
パーティソングやらクラブミュージックやら
好みなのでつい甘くなりがちになってしまう…

ボンズ制作で背景の感じも好み。
お金かかってますってすぐわかるアニメなので
見なきゃ損かもしれぬと思いながら見ておる次第です。

追記欄

6話良かった。泣いた。
8話笑えたし、師匠が良いキャラ。
  できればこの調子で最後迄お願い。
11話 ホワイトの写真にビバップキャラが写ってる模様(未確認)
   

三ヶ月かかってようやく最終回
話は置いとくとしても、作画は劇場レベルだし
音楽が良かった。
12話の中で好きな話もあったので個人的に得点は高め。
もっと話に内容があればお気に入りだったのにな。


OP「Hello,world!」
作詞・作曲 - 藤原基央 / 編曲 - BUMP OF CHICKEN、MOR / 歌 - BUMP OF CHICKEN

ED「シュガーソングとビターステップ」
作詞・作曲 - 田淵智也 / 編曲・歌 - UNISON SQUARE GARDEN

投稿 : 2025/01/18
♥ : 52

55.8 5 吸血鬼で異世界なアニメランキング5位
戦刻ナイトブラッド(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (48)
261人が棚に入れました
神牙――そこは人間、そして人間ならざる特別な力を持った「吸血鬼」「人狼」などの"月牙族"と呼ばれる種族が各地に根付き、繁栄する世界。
 神牙はかつて平和な世界であったが、今では力ある武将たちが互いの領土を奪い合い、混沌とした状態となっている。
 そんな神牙を統治すべく、それぞれの理想や信念を掲げ様々な種族の武将たちが兵を挙げ、命を懸けて戦っている。
 ある日突然、謎の女性"姫神子"に呼ばれ神牙へと連れてこられてしまった「私」。
 「私」の血には"月牙族"である武将たちの本来の姿を呼び覚まし強さと癒しを与える不思議な力が備わっている――
 これは天下統一に不可欠な「私(あなた)」を巡る戦いと恋の物語。

声優・キャラクター
花江夏樹、佐々木喜英、武内駿輔、逢坂良太、山本一慶、森川智之、島﨑信長、小林裕介、森田成一、前野智昭、鳥海浩輔、興津和幸、緑川光、荒牧慶彦、柿原徹也、小西克幸、中島ヨシキ、木村良平、西山宏太朗、安元洋貴、山下大輝、森久保祥太郎、村瀬歩、北村諒、八代拓、梅原裕一郎、岡本信彦、佐藤拓也
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

抵抗はないが話はツマラン

1話感想
{netabare}男性向けでも女性向けでも「なんでそんなにモテるんだ?」というのが不思議に思えてしまう作品がよくある中、これは有無を言わさぬ理由が提示されてて好印象。
そりゃ吸血鬼にとってめっちゃ旨い血を持った少女が居たら…惚れてまうやろー。
それにしても作りは非常に古臭いというかどっかで見た感。
スマフォ持って転移したのか?って点から桃色パラドックスや織田信奈のガールズサイドみたいなものか?と最初思ったのだけど…ん?スマフォは活躍しない?
また、作中次々と武将が出てきて「こりゃ覚えられんぞ」と不安に思ったが、ED見た限りでは秀吉一派がメインなのかな?だったら助かる。
まさか毎回ED変わるってことは…無いよね?{/netabare}

4話までの感想
{netabare}あふん、恐れてたことが現実に。
むしろ当たり前のことなんだけど、キャラが続々出てきて覚えられない、EDも変わるっぽい。
う~ん、実在の武将で名前くらいは知ってるでしょ?ってことで遠慮なく出しまくってるのかも知れないけど、顔と名前一致しないって。
それと…これも意図的だとは思うけどヒロインが物凄く空虚、自我が無さそうっていうかポヤーンとしてるというか。
基本的に頭の上に「?」が付いてる状態。
それでいてイベントの要所で突如自発的になって「あ、ここで選択肢選んだんだな」と、アクティブ以外はロード止まってるゲームっぽい。
意思薄弱っぽいのは視聴者の感情移入しやすくするためだと思うんだけど、「なにか役に立ちたいってなら血を舐めさせりゃいいじゃん」とか「タヌキの正体なんで秀吉に隠してるの?」とか、考えがお粗末なのはどうしたものか。

それはそうと4話…幸村、お前その格好で野良仕事するのか、ってかそれ普段着か!戦装束じゃないのか?
秀吉はまだ着崩してる感じだから気にならなかったけど、幸村は…気になって仕方ない、その格好で寝るとか辛そう。
この手のは大抵そう(いちいち衣装変えてらんない)なんだろうけど、この作品は特に「衣装描くの大変そう」って感じるので余計そう思っちゃうのかな。
新たに普段着をデザインしてパートによって「これこっちの服で」と指定するのと、描くの面倒そうな装束を万遍なく描き続けるのはどっちが手間なんかのう?
エンディングで別衣装描いてるんだし、前者がそこまで大変とは思えないんだけどなぁ。
なんかワザワザ手間のかかることをしてひょうきんな表現になってるように思えて…ちと笑ってしまった。
ゲームでも武器装備したまま・鎧着込んだまま宿屋のベッドで寝たりするのあるけど、そこまで再現せんでもよかろうに。{/netabare}

6話までの感想
{netabare}自分が今までこの作品に抱いてた疑問点(の一つ)に「血の力を使って戦争優位に運べばいいのに」ってのがあるのだけど、それと同じ疑問を持つキャラが6話でやっとこさ来たー。
直江兼続「こいつの力があれば武田群も敵じゃなくなります」、いわゆる視聴者の代弁者的ポジなのかな?
本来こういう発言ってもっと早くに出すべきだと思うのだが…。
5話にしたってその段階ではポパイのホウレンソウ的にしか思ってないので、半兵衛がペロリとひと舐めすりゃあいいじゃん、と思ってしまってそれをしないのが不思議にしか感じなかった。
(あ、けど半兵衛が普通に女の子好きだったのは意外、てっきりホモキャラだと思ってた)
ま、まぁ遅いけど最後まで無視されるよりは全然マシなので善しとしよう。
でもってその疑問への回答はちと抽象的だったけど、要は戦争に勝てたとしてもその後の政(まつりごと)に悪影響が出るような“勝ち方”では意味が無い、って感じかな?
正義のために戦うってのはそういうことかなぁ、と。
秀吉も同じ考えってことなんだろうか。
一方で「どんな手段であれ勝てりゃいいんだよ」ってのが信長キャラによくある性格付けだと思うが、この作品ではどうなんだろ?

ってか6話は比較的出来の良い回でした。
将来上杉家を背負って立って欲しいのにウダツの上がらない景勝へ、何か悩みがあるのだったら同世代の友人が居た方が良いだろうと兼続を宛がう謙信。
されども相変らず景勝はウダツが上がらないまんまで、ヒロインが謙信との橋渡しをしてようやく一歩踏み出すようになった…って話。
上記の血の扱いの発言もあってすっかり兼続に共感しつつ見てたせいか、「そんなにウダツ上がらないんだったらオレが頭領になってやる」と言う訳にもいかず、奮起して欲しいと願いつつも何もできない兼続の忸怩たる思いやいかばかりか…なんてことを思ったり。
──って、そういや6話は戦闘シーン無いや、だから出来が良いのか?と思うとちょっと悲しくなった。
できればただの人間のヒロインは自分達と違って傷の治り遅いなぁ、と種族が違うことを強調するシーンでもあったらもっと良かったのに。
それと寺に籠って~と出たが、ハテ、姫巫女という神的存在が実在する世界で宗教ってどうなっとるんじゃ?考えるだけ野暮かの。{/netabare}

最終回までの感想
{netabare}なんだかんだで最後まで見てしまった。
一番「なんで?」と思ってたことは「ホイホイ血を吸わせて、ホイホイパワーアップ状態にさせりゃいいのになんでしないの?」で、それに関する回答は↑でも書いた様に6話で描かれたりはするものの説得力にはチト弱い。
なんせ信長はその考え(血の力を使って戦争に勝利しても禍根を残すだけ)は持っておらず、実際「なんかあったら吸って構わん」と部下に命じてました。
せいぜい貧血起こすこらいで、失血死するとか吸血鬼が伝染するとかいったデメリットも無いんでしょ?
…。
いや、分かってるんだけどね、実際は。
セックスのメタファーでしょ?
そんなことは分かってるんだけど、それにしちゃあ説明が足りないなぁっていうか、それを匂わす描写が少ないというか。
はたまた、敢えて示唆する描写を避けて分かる人だけニヤニヤしましょうって作りだったのかねぇ?
で、そんなことを念頭に置きつつ最終回を見たら…うわぁい。
ようやく吸血だー初めてのチューだーって思ったら信長と秀吉に挟まれながらのまさかの3P、見てるオッサンの自分の方が赤面。
初体験でコレかよ、トンだスベタだなw
男性向けでハーレムものはよくあるけど、それでも「一番は誰か決めなければならない」みたいな選択迫られるのが多いと思うのだが…男は竿一本だけど女は穴二つという地力の差を見せつけられた感、下品でスマン。

しっかしなんつーか…てっきりヒメミコ失踪の謎くらいは迫ってくれると思ったらそんなことはありませんでした。
何でヒロインは転生(転移)したのかなんで特別な血を持ってるのかヤクマの目的は何なのか等々、謎はいくらでもあったと思うのだけどぜ~~~んぶ投げっ放し。
ヒメミコ失踪とヤクマ出没の時期が同じってのを突き止めるのですら文献をあさってようやく気付くとか、ええええ、ヒロインはともかく他のヤツらはずっとその世界で暮らしてたんでしょ?なんで気付かん?
信長と秀吉が袂(たもと)を別った理由も、単に信長がカン違いされやすい性格だっただけという…。
あ、けど信長が寝る時はさすがに装束を脱いでました。
やっぱりスタッフもあんなカッコウで布団入ってたらおかしいやって思ったっぽい…けどこれで幸村の異常性が引き立つ結果に。

で、結局ストーリーは雑で文句言い出したらキリが無いけど、「女性向けだから無理」って理由での不快感はありませんでした。
ちょいと調べたらこれって「乙女系」ってのになるのか。
↑でも書いたけど、見た目少女っぽい半兵衛ですらホモ要素は無く女の子が好きという普通の男子だったのは意外。
自分はホモホモしいのがダメなんだけど、それは「腐向け」ってやつなのかな?
細かいジャンル分けとかワカランのだけど、ちゃんと注意して判別しないとアカンのかなぁ、と思ったり。{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

あなたの血に魅かれる数多の武将たちとの物語が始まる

この作品の原作ゲームは未プレイです。
今期放送されたオトメイト系の作品は、「Code:Realize 〜創世の姫君〜」と本作の2作品…
同一クールにオトメイト系の作品が2作同時に放送されるのは珍しいと思います。
これも女性層をターゲットにした戦略なんでしょうけれど…

物語の舞台は「神牙」と呼ばれる戦乱の異世界…
まるで日本の戦国時代を彷彿させる武将が天下統一のため競い合っている世界です。
戦国時代の武将とはいえ、ちょんまげもなければ、着物も紋付き袴ではありません。
煌びやかな衣装で着飾った超がつくほどのイケメン集団ばかりが登場します。

織田信長や豊臣秀吉といった戦国武将の肖像画を、私たちは歴史の教科書で何度も見てきました。
ですが、凡そ私たちが知っている面影はそこにはありません。
きっと「可愛いは正義!」と同義語で「格好良いは正義!」という言葉が存在するのでしょう…
性格などの人物設定が、史実にそれなりに近いだけに違和感を感じない訳ではありませんが、昔の肖像画のまま画面の中を動き回られても絵になりませんしね…

でも、私のこの作品に対するポイントはそこではありません。
ずばり、ヒロインのCVがくぎゅだったからです。
今回のヒロインは純情可憐系でしたが、ピタッとハマっていたと思います。
振り返ってみると、2017年はくぎゅ尽くしだったような…
と思ってwikiでググってみたら、2017年は19作品にも出演されていました。
そのうち視聴していたのが15作品…毎期3~4作品も視聴していればくぎゅ尽くしと感じるのも納得です。

物語の中で、くぎゅ演じる結月は特別な力を持つ存在…
天下統一のために、喉から手が出るほど欲しい力の持ち主…
そうなったら、何が起こるかお分かりですよね…

そう、激しい結月争奪戦が繰り広げられる…筈だったのですが、ここは異世界…日本の戦国時代ではないので、共存している人ならざる存在が結月争奪戦に深い影を落とし…物語は予期せぬ方向に曲がっていくのです。

結月争奪戦…それはそれで面白かったのに…
先ほどは織田信長と豊臣秀吉にしか触れませんでしたが、武田信玄、上杉謙信、真田幸村に伊達政宗と著名な家臣一同が勢揃いしているのですから…

と思って公式HPを何気なく見ていた時に気付いたのですが、軍門ごとにキャラクターデザイナーが違っていたんです。
例えば織田軍は薄葉カゲローさんで、豊臣軍は花邑まいさんという感じ…
それを知っても私には見分ける能力はなさそうですけど…

流石乙女ゲーム…やっぱり総じてキャラデザは綺麗です。
でも、キャラデザで違和感を感じるのは、戦国武将と半ズボンの組み合わせでしょうか…
森蘭丸は確かに眉目秀麗な美少年だったので、その個性を最大限発揮したいという意図は痛いほど伝わってくるのですが、半ズボンに素足って戦場で走り回っていたら小傷が絶えなそうで、そっちの方が心配になりますけどね。

1クール全12話の物語でした。
結月の運命…までは物語の中では分かりませんでしたが、くぎゅボイスを楽しみたい方やイメケン好きの方にはお勧めできる作品だと思いました。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

でも、歴史モノって人物設定が大幅に改変される事って中々ありませんよね。
人情深くて涙もろい信長…右目を無くしていない政宗みたいなのがあっても良さそうな気がしますが…
あ、でも「織田信奈の野望」では性別が改変されていましたね。
冷徹非道の「第六天魔王」という性格はあまり改変されていませんでしたけれど…

投稿 : 2025/01/18
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

戦国武将で獣耳で吸血鬼なイケメン達が闊歩する異世界に行ったら、みんなが私の血を求めてきてモテモテだった件(笑)

[文量→小盛り・内容→酷評系]

【総括】
マイブームの、ラノベ風のレビュタイにしてみました(笑)が、まあ、そんな逆ハーレムものです。乙女ゲーム(ソシャゲ)原作のアニメ。内容は、レビュータイトルの通りでふ。げふっ。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
わ~、戦国武将いっぱいや~(白目)

豊臣に、織田に、上杉に、武田に、真田に、伊達。

まあ~よくアニメ化される方々ですね。

三浦義意とか池田勝正とか吉川元春とか、そんなんを出そうよ、人気でないだろうけど(笑)

やはり、異世界ハーレムものの主人公は、色んな事に疑問を持たずに受け入れる器の広さ(というかアホさ)が必要なんだな、男でも女でもw

序盤見て一時離脱して最終話付近だけ視聴。ラスト、秀吉と信長が吸血で強くなってばーん!みたいな感じだけど、二人同時に吸う必要ある? 3P的な何かなの(ゲスいw)?

少し見ただけですが、キャラ的に一番見所があったのは、森蘭丸かなあと思いました。ショタ系というか、女子力高かったですねw

まあ、久々にマスコット役じゃない釘宮さんの声がじっくりと聞けただけでも価値はあるかな。

しっかし、最近の異世界転生主人公は、現実世界に戻りたいと思わないね。みんな、そんなに現実世界がお嫌いですか?
{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 17

74.0 6 吸血鬼で異世界なアニメランキング6位
血界戦線 & BEYOND(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (406)
2162人が棚に入れました
かつて紐育と呼ばれた街は、わずか一晩で消失した。そこに出現した街「ヘルサレムズ・ロット」。濃い霧の向こうに広がる「異世界」と現世を繋ぐこの地は、さまざまな思惑を持った者たちが跋扈する、「地球上で最も剣呑な街」へと生まれ変わった。そんな混沌とした街の均衡を守るべく、人知れず活動続ける者たち。ブレングリート流血闘術を使う強面の紳士、クラウス・V・ラインヘルツをリーダーに、顔に傷を持つクラウスの右腕・スティーブン、銀髪のチンピラ、ザップ・レンフロと半人半魚のツェッド、不可視の人狼、チェイン・皇と隻眼の淑女、K・K。そして「神々の義眼」を持つ青年レオ……。騒動が巻き起こるとき、そこには必ず秘密結社・ライブラが姿を見せる。路地に響き渡る狂騒と、不埒な怪物たち。愛すべき深淵と、繰り返すカタストロフィ。終わることのない日常茶飯事が今、再び幕を開ける。そして、さらにそのBeyondへ……。

声優・キャラクター
小山力也、阪口大助、中井和哉、宮本充、小林ゆう、緑川光、折笠愛、銀河万丈、宮野真守、藤原啓治、内田雄馬、水樹奈々
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

HELLO、MICHELLA

異界と呼ばれる別世界へ繋がる、
大穴が開いた混沌の街ヘルサレムズロッド。
秘密結社ライブラの知られざる活動記録。

一難去ってまた一難、
相変わらずの主人公レオナルドウォッチ。
墜落王フェムトの悪巧みで大騒動に発展。
楽しくて騒々しい、お祭り騒ぎ再び!!

お洒落で粋な音楽と芸達者な声優たち、
不埒な怪物たちとの決闘の数々、
コミカルな演出と一癖あるキャラクターたち、
そして愛すべきカタストロフィ、
アニメの楽しさとは本来こういう事でしょう。

2話視聴追記。
ブレングリード流血闘術、
{netabare}999式久遠棺封縛獄発動!!
今回は演出が冴えわたっていましたね。
クラウス渋すぎ、新キャラも良し。{/netabare}

最終話視聴追記。
格段に構成力が増して只々楽しい。
挫折が人を創るのでしょう、
{netabare}勇敢にも前へ踏み出したその1歩が、
この街のたくさんの命を救っているのです。{/netabare}

最終話、ちょっと感動しました。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 50
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

具体的にどこがどうとは説明できないけれど前作より好き

<2024/5/16 追記>
視聴完了、録画、Blu-rayにコピー済み
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(4.5→4.2)

この2期が好きでした。
↓レビューに書いた通り、わかりやすいし没入感もあった
3期やってほしいなぁ
100点満点換算だと80点

<2017/12/27追記>
最終回観終えました。

新八演ずるレオが最後頑張った。
神々のメガネが大活躍。

やっぱり一期よりはっきり良いですね。
何やってるかわかるし、お話がスッと頭に入ってくるし。
原作が良いので素直に楽しめました。

キャラクター一人一人の掘り下げも嬉しかった。
(つか一期では原作のそういう回をほとんどやらないで、絵ヅラでカッコ良さそうな回だけやってた印象が)

というわけで感想を一言で言うなら「監督って大事」でした。

<2017/10/14初レビュー>
前作視聴済みです。

かつてニューヨークと呼ばれた深い霧に包まれ化け物が跋扈する街「ヘルサレムズ・ロット」が舞台です。
なんとなく「ザ・ビッグオー」な感じ。

そんな「ヘルサレムズ・ロッド」での化け物どもと秘密結社ライブラの闘いを描いています。

主人公のレオは{netabare}「神々の義眼」と呼ばれる特殊な眼{/netabare}を持つ少年。この街に住み、ピザ屋の配達の傍、秘密結社ライブラで働いています。
中の人は新八です。
なのでツッコミキャラです。
メガネの代わりに{netabare}神々の義眼{/netabare}です。
そして弱いです。

ライブラの他の面々は皆桁違いに強く、技の名前を熱く叫びながら敵を一撃で屠っていきます。
シャイニング・フィンガー的なノリで。

でもレオは例外。
新八なので弱くてヘタレです。
皆に助けられながら、時折根性見せたりもします。
そんなところも新八っぽい。

見どころはちょっと不思議でおしゃれでクトゥルフな感じの世界観と熱いバトル、そして時々新八他が見せる根性だったり人情だったり。
こういうのかなり好きです。

特に今期は良い。

前作はただでさえわかりにくい世界観やシナリオを尚更わかりにくく仕上げてる。
繰り返し観てもなかなか頭に入ってこなかった。

今作は具体的にどこがどう違うとか説明できないのですが、一回でするっと入ってきました。

監督替わったせいだろうな 笑

<2017/10/20追記>
第2話を観て
また新キャラ出てきました。
色気ゼロな感じの女医さんルシアナ。
三年前にクラウス達が出会った時は立ち寝で爆睡してました。

そんなルシアナさんとクラウス達は{netabare}三年ぶりに再会。
新八と大怪我して全身の骨が砕けたザップと一緒です。
再会したルシアナさんは分裂できるようになっていました。
分裂すると子供になっていきます。
でも合体するとお姉さんっぽくなります。

そんなところへ血の眷属(吸血鬼)がペットを連れて襲ってきます。
クラウスが新八と連携して撃退。{/netabare}
そして今日のMVPはザップなのでした。

こう書くとさっぱり分からないけれど、なぜかすんなり頭に入ってきました。
面白かった。

<2017/11/19追記>
評価デフォルト3にしてましたが、今期も半分超えたので評価値付けてみました。
現時点では4.3!
やっぱ前作より全然面白い!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

異常がこの街のBGM

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
厨二系バトルものとして、かなり完成度が高い作品。個人的には1期よりも更に好きでした♪

レビュータイトルは、1話の次回予告から。この作品に、あの街に、ぴったりだと思ったので。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ノリと勢いで我々視聴者を圧倒してくれた1期は、主人公のレオ君の物語でした。アニオリ展開を交えつつ、かなりクオリティの高い「痛格好良い」作品となっていました。

一方、2期にあたる本作は、レオ君の所属する組織、「ライブラ」の面々を主役にした、サイドストーリーの集合体のような構成になっています。1期では、「なんか分からないけど格好良くて強い人達だな」と思っていたライブラの面々のキャラが深まり、作品にグッと深みを与えていました。

でも、最終話(2話またぎ)ではちゃんとレオ君を主人公に据え、熱いバトルで彼の成長を見せてくれるというニクイ展開に感心。視聴後にこんなにスッキリするアニメも珍しいです。

個人的に、圧倒的に面白かったのが10話のK.K回。つかK.K、そんなキャラだったんかい(笑) コメディ要素が強くて素直に笑えたし、その中に熱いバトルや切ない展開もあり、何度でも観たくなる良回でした。あぁ、人妻に萌えてしまった(笑)

他にも、スティーブンの黒(恐)格好良さも最高だし、チェインの残念な乙女さも最高でしたね♪

このように、サブキャラが深まった一方で、メインのストーリーは全くと言ってよいほど進行しませんでした。

もし3期があるのなら(絶対あってほしい!)、足場は固めたと思うので、いよいよ「血界の眷属」との本格的な対決や、「ヘルサレムズ・ロット」の真実など、ストーリー的にも魅せてほしいな~と思っとります!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
御新規様に翻弄感を味わってほしくて、あえて説明省いてるのかな? グロいな~。ギャグにはしてるけどね。相変わらずの厨二感。まあ、突き抜けてるからいいけどね。ドタバタの中でキャラ紹介ですね。EDが一番に期待されるなか、次週に持ち越しですか。歌だけ聞かせてワンクッション作戦?

2話目
過去編含め、なかなか面白い。ラブ臭?(笑) 新キャラ、活躍しそうだね、医者だし♪

3話目
ザップ、ダメ男w 乳首をとるなや。ホームパーティなんて、別世界の出来事。あっ、半分別世界かw ヤバい裏社会。スティーブンの怖さ、格好いいな。バーのクダリ、チェイン可愛かったが、その後の生首電球は怖かったわ。てか、Cパートw

4話目
次長死ね~w 1期以来の登場w チェイン、片付けられない女だったのかw 汚部屋をスティーブンに見られたくないという乙女心が、現世との楔。良いね♪

5話目
ギルベルト回。底が知れないな。ガンダムとか乗ったら戦況を変えられるな(笑) 最後、誘い断るんかいw

6話目
良くわからんかった。相手は小者なのに、なんか大袈裟な悪事ができるの? 虫は偶然?

7話目
ツェット回。相手によって怒り方変えんのかよ。は格好良かった。

8話目
レオの友達系の話、好き♪

9話目
ちゃんと落ちまで決まっていて良かった。

10話目
タチコマかな?(笑) スティーブン、腹黒いわ(笑) K.KがKOされてるw 父親、メッチャ良い人がやん(笑) K.k、メッチャウケる(笑) こんなキャラだったんかい(笑) 結末も良い。娘を見て、一瞬動きを止めたブラッドブロード。歌も良かった。

11話目
2話跨ぎ。アニオリっぽい? 分かんないけど。

12話目
熱いな~。レオ君の純粋な肉弾戦。クラウスさんの必要以上の強力な攻撃にも、心が震えた。ここまでおちゃらけた作風の2期も、最後は熱い展開で閉め、異常な日常に落とし込む。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 29

55.8 7 吸血鬼で異世界なアニメランキング7位
異常生物見聞録(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.6 (74)
220人が棚に入れました
とある北方の田舎町で、職がない、彼女もいない、ごく普通の23歳の青年・好人(よしひと)は生計を立てるため、自分が住んでいる一軒家の空き部屋を貸すことにした。初の入居者として、ちょっぴりおバカなおてんば娘「莉莉(りり)」を迎え、家まで案内する途中、吸血鬼「ヴィヴィアン」に襲いかかられる。そして、莉莉も人類ではなく「人狼」ということに気づき、二人の異常生物のバカげたやり取りの末、三人のルームシェア生活が始まる。その後、好人はひょんなことで多元宇宙の秩序を維持する希霊帝国にスカウトされ、審査官見習いとなる。様々な異常生物を入居者として迎え、彼らを管理することが好人の仕事となったのだ。好人はひと癖やふた癖もある異常生物の入居者たちとともに、他の次元界と表世界のスペースをさすらい、様々な異文明に遭遇し、宇宙にまつわる謎を解き、事件を解決していくのである。

声優・キャラクター
三上丈、洲崎綾、夏吉ゆうこ、檜山修之、本多真梨子、玄田哲章、諏訪ななか、川田紳司

ブラッキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

文化の違いやご都合主義展開等等に辟易しそう

主人公がバスで妊婦に席を譲ったが、譲ったこととでバスの中で立つことになり、立ったところでバスが止まる。降りたい人たちに降りてもらうために主人公が一度降りておりたい人たちが降りたところで主人公を下ろしたままバスが発進してしまう。これは無賃乗車では?もし運賃が前払いだとしても問題あると思う。中国はこんなことが日常茶飯事なのだろうか?まあこんな展開日本にはないのでわからないが。この後主人公は産婦人科のチラシ配りをしている女の人にチラシを全部押し付けられて男なのに困ったなどとほざいているが、そんなこと普通にあるのか?そもそもチラシ配りは時給制ではないのか?チラシを誰かに押し付けられれば済むのならそもそも初めに誰かに全部配ってしまえばおしまいだろう。男だからとかそういう次元ではない。
あと猫耳っぽい女の子が犬なのは驚いた。人狼なのだそうだが、彼女の種族設定も正直よくわからなかった。おそらく中国では常識なのだろうか。
その少女と吸血鬼の少女が仲が悪くよく争っているという設定だがそれはなぜなのだろうか?もしかすると中国では常識であり今後説明されなさそうなので書いておく。
最後に思ったが吸血鬼は冷却能力を持っているのだろうか?
これらの伏線はもしかするとのちに回収されるかもしれないが、まあこの作品は今季最悪とも目される魔王なろうと似たにおいがするので鑑賞状態があだがもう見ないかもしれない。

追記
もう見ないっす

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

中国人による中国人のための中国舞台のアニメにしたら良かったんじゃ?

OPの曲はなかなか良かったんですが、期待できたのはOPまででした。少なくともOPの曲と作画は悪くないです(但し、???っていうシーンがどんどん挟まれて不安要素は多いですが)。ところが本編がはじまると、90年代の作画で急にストーリーの途中から始まって、ハズレ感が漂います。

そして街並みが…あれ?ここは日本じゃないようです。どうも建物の雰囲気とかがアジアの発展途上国っぽい、と思ったら中国アニメなんですね。それなのに「新宿」とか、無理な日本設定。ああ、でもかつての日本アニメも「憧れのニューヨーク!」とか「素敵なパリ☆」みたいなイマジネーションでとんでもな背景描写してたので、まあわからんではないですね。

ただ、看板もまんま中国語だし、名前も現代中国っぽいネーミングなので、だったらいっそ中国人による中国人のための中国舞台のアニメにしたら良かったんじゃ?それでも、内容が良ければ見る人もいるだろうと思います。むしろ、それで内容が良ければ、中国文化を理解させる一助になると思うし、日本アニメの質の悪い「パクリ」ではなくて、オリジナル作品として胸を張れると思うのです。

で、本作についてですが、残念ながら劣化版日本アニメの印象をぬぐえません。作画も手抜きではなくて精一杯頑張った感じはあるのですが、やはり1990-2000くらいの作画レベルに思えます。屋内もいかにも中国家屋ですし、食事も中国の庶民食っぽい感じでおいしそうではないw キャラデザもあと一歩至らない「コレジャナイ感」。劣化版ロウリィ・マーキュリーと、なんともチープなセンスの人狼。ストーリーも特に斬新なところはなく、もちろん面白さはありません。やり取りも、ただドタバタやってるだけで深みはなく、幼児向けアニメのようです。

変に声優だけハイクオリティなので脳内バグを起こしそうですが、総じて視聴継続する理由を見出せません。トップクオリティ作品の過当競争時代に突入した日本マーケットではとても戦えそうにないですが、中国本国では頑張ってほしいですね。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

その"異常"は、わたしが思う「異常」と同じでしょうか?

原作知らず。

2話目まで見て、離脱とさせていただきます。

物語自体、あまり新しさは感じません。ですが、ネタとしてはどう転がしてもよさそうな、面白くすることも容易なネタだと思います。

作画はあまり誉めるポイントがないと思います。キャラデザは悪くないのですが「よく見る感じ」。アニメーションとしては、下の上がいいところと思います。FPS低すぎる。OP映像のクオリティを上げられないのは、やはり厳しいです。口の動きも明らかにNot日本語対応。

笑いの感覚が違いすぎていて、着いて行きづらい。なんていうか、、、昔の感じがします。BGMの選択もちょっとな・・・わからないんだよな。

んー。。。なんか惜しい気がするんだ・・・・{netabare}

OPに並ぶお名前の段階でおおよその状況を把握しました。

仕事で中国・台湾の方とのやりとりもするのですが「同じ言葉(漢字)」がかえってややこしい認識ずれをうむ場面に何度か遭遇しました。で、思ったのは「異常」という言葉のニュアンスが違うんじゃないかということです。少なくとも僕が感じる日本語での「異常」は「通常ではない」+「ネガティブ」でできあがっていると思います。もしかしたら、中国語の「異常」って単にUnusualなだけでポジティブもネガティブもないのではないだろうか。詳しい方、教えてほしいw

っていうか、作中に答えめいたものが既に提示されていて、作中では人じゃない存在をさして「異類」って呼んでます。そっちでよかったんじゃないかなー。

スタッフリストを見ていて気がついたのですが、脚本が国外の方、脚本調整に日本の方という構成で脚本が書かれているようです。なんか納得。おそらく脚本の方は長い日本滞在経験がある、あるいは、日本生まれだったりすると思います。その能力や努力を否定するものではないのですが、言語的ローカライズには現地ローカルをメインに据えなければどこかで違和感を生みます。1話ではそれほど感じなかったのですが、2話の前半で何か「違う」感じを受けました。

仕事で中国南部や韓国の数都市を巡ったことがありますが、作中の町並みがそのまんまなんですよね。。。ほかの方も指摘されているように、無理矢理@日本にする必要がなかったと思います。そのまま中国を舞台とした作品として展開してくれた方が、実態の中国を知らない我々には受け入れやすかったと思います。新宿(にいじゅく・しんじゅく)やら八王子なんて地名を出さなくても良かったはず(実際、家や電柱の形を除けばあんな感じの場所は八王子市内にあるんだがね)。@中国のこととしてなら、2話で出てきた「北=↑」や「コウモリ=羽+ネズミ」もすんなり受け入れられたかも。

{netabare} いやね、中国が本気でアニメを国外展開したいのなら、自国の文化もあわせて国外に紹介するものとして作っていけばいいと思うんだ。それを受け入れられない国や文化圏は拒否すればいいだけのことで。なぜにJapanimationに変な迎合をしたんだろう。 {/netabare}

なんだか残念な、そんな感じです。{/netabare}

[2020/07/15]

投稿 : 2025/01/18
♥ : 13

59.8 8 吸血鬼で異世界なアニメランキング8位
ネギま!?(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (188)
1301人が棚に入れました
「サウザンド・マスター(千の呪文を操る魔法使い)」の異名を持つ英雄だった父親を持つ10歳の少年、ネギ・スプリングフィールド。
英ウェールズの魔法学校を卒業した彼が、「マギステル・マギ(立派な魔法使い)」になるための修行として与えられた課題は、「日本の学校で先生をすること」であった。
ひとり異国に渡り麻帆良学園都市にやって来たネギは、いきなり女子中等部2-A(後に進級して3-A)の担任を任されることとなる。31人の年上の女生徒相手に最初は戸惑いながらも、着任初日に魔法のバレた神楽坂明日菜をはじめ、様々なイベントや事件を通して女生徒達と強い信頼で結ばれていく。
ネギは彼女たちに支えられながら、父・ナギの足跡を追って成長していく。

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これはもう完全に別物w

原作が好きなので見たところ、面影が殆どない。
キャラの設定の違いなんてザラで
世界観やストーリー等ほぼ別物の仕上がり。
作品の大半がギャグで占められており
原作とのキャラの違いなどの楽しみ方もある。
それでも、オリジナルならではの悪くないストーリーと
なかなかの作画によってある程度の質にはなっている。

しかしこれは原作ファンは納得しないだろうw
前作とも繋がってないし
これは別物として見るのが正解だと思う
むしろファンじゃない人が
いきなりこれを見た方が楽しめると思う

<新房×シャフト>らしく
原作無視のやりたい放題(良い意味で)
前作より数段良くなってます

面白いといえば面白いけど
パクティオーシステムが
かなり変わってたが
あれはあれで好きだった

色々書いたが原作や前作を知らない人は
充分楽しめる作品だと思う
これはこれで別物として観れば面白かった

投稿 : 2025/01/18
♥ : 20
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

シャフトの、ネギま用いたオリジナルアニメ。原作の先入観抜きにしても微妙。

週刊少年マガジンの人気漫画「魔法先生ネギま!」…を元にした、シャフト・新房監督による全26話。2期に当たります。
同じシャフト・新房作品の「ぱにぽに」に近い作風、深夜ではなく夕方アニメ。
終盤や一部以外は原作に忠実な1期に対し、2期はほぼ別物です。
(アイドルマスターとゼノグラシア…よりはまだ原作寄り)

…私は原作ファンの拘りはないので、完全オリジナルは良くも悪くも思わんのですが、どちらにせよ微妙でした。

{netabare}『物語』
女の子だけの中学生31人のクラスに、イギリスからやってきた10歳の子供先生ネギ・スプリングフィールドが担任に!実はネギ先生は魔法使いで魔法の修行の為云々…
は1期同様。
麦人さんのナレーション解説多用でコミカルに設定説明しつつ、魔法絡みのドタバタコメディーが主流でした。

コメディーの雰囲気は「ぱにぽに」っぽいのですが、全員満遍なく出番作る構成が、コメディーの面白味よりもキャラ紹介に注力。
キャラの可愛さや魅力に依存する作風で、各キャラの印象が広く薄い。
定番ネタの、いいんちょがまき絵に「あなたは佐々木まき絵失格です!」連呼はゆるふわ的に面白くない。
明日菜のチュパカブラへの執念はまぁまぁ面白いような。

中途半端にシリアスバトル多いのも難。
本作独自の「ネオ・パクティオーカード」(生徒それぞれがネギ先生と契約、3種類の変身できる)はバトル的にもコメディー的にも悪くはないギミックでした。
ランダムでスカを引くと戦力外、これにより、その回でスポット当たる子以外を戦力外にするご都合主義と、シリアス緩和するコメディーを両立。
コメディー寄りな作風ならば上手いです。ただ、シリアス路線だと、中途半端。
…大勢と落下中に契約キスするシーンは名場面ではありました。

中盤以降、クラス全員が異世界に閉じ込められる展開に。
それでも呑気に日常系コメディーな雰囲気は悪くは無いです。
ネタも、まき絵失格以外はまぁまぁ。タカミチとエヴァ主従のラーメン茶道とかは好きでした。
…終盤シリアスに、なんとなく解決して終わり。

総じて、コメディーの雰囲気はまぁまぁ良かったものの、まぁまぁ止まりでした。
シリアスは原作設定知っている人向け、予備知識が無い人には入り辛いのでは。
さりとて原作ファンだとキャラ設定の食い違いが目に付くと、どちらにせよ苦しい。
この路線ならいっそ、完全お気楽な魔法日常系でワイワイ楽しくやってくれていい。
あるいは、バトルを真面目にやるか。
…2クールという尺もマイナス。
異世界編が冗長過ぎる。ギャグにキレのあるタイプではない(それ自体は作風の持ち味なので悪い面ばかりではない)ので、2クールは飽きます。
本作のOVA短編は結構面白いのを見るに、続き物ではない短編連続の方が合っていた気がします。


『作画』
シャフト特有の演出多用でそこそこの面白味はありました。
作画は1期後半>2期>>>1期前半
ゆるいコメディーとしては十分ありなんですが、萌えは乏しい。
事あるごとにキャラ名表示するのは分かり易くてグッド。

『声優』
1期同様で豪華。麦人さんの解説が光った。
満遍なく出番ある構成上、好演された方も多いです。
ネギ父は子安さんの方が良かったなぁ。

『音楽』
良曲っぽいけれど作風に合っていないのは「みなみけ2期」と似ている。
特にマイナスは無し。


『キャラ』
…原作の先入観をなるべく抜いての所感。キャラ崩壊は別に良くも悪くも思わんです。
ネギ先生は魔法使いだけど、子供相応に頼りなかった印象。
コメディー面では可もなく不可もなく、シリアス面では微妙。

少女たちは満遍なく描かれる為、近年よくある「美少女たくさんで時々異能バトル」する系統(バトルガールハイスクール、ひなろじ等)…と思いきや「ハイスクール・フリート」の方に近い感じ、ただし個性的で尖ったキャラ多い反面、萌え的には微妙。
ぽっちゃり系の料理少女・四葉五月が地味に印象的でした。
吸血鬼主従、おっとりお嬢様と百合剣士、ネットアイドル辺りも。
この他満遍なく見せ場と個性はあるも、よく覚えてないです。
…いや、原作知っているので、主力キャラ全員かわいいのですけど。
1期で強い魅力を感じた宮崎のどか辺りは、2期では多少可愛い少女Aな感じ。{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 18

ぼん@百合人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

作画も、キャラも、OPもいい・・しかし物語はオススメできない。

タイトル通りです。
1期と比べると作画が飛躍的によくなり、また映像の表し方もシャフトっぽくて好きです。

また、キャラも多様でかわいく、OPの「1000%SPARKING!」もかっこいいですね。

ただし、物語は辛口でいわせてもらうと
あまり、何がしたかったのかよくわからないです。展開も読めていて、このアニメはネギまのキャラが大好きな人たちが見るもの、という感じでしょうか。

また、2期は
・仮契約のシステムが変更されていること
・戦闘シーンが少ないこと(しかも軽いです)
・各キャラの性格や趣味が改変されていること
・放送時間の都合上、お色気はほぼ全カット
等があげられます。

私的にですが、これらの変更点により一番残念だったのは、
アスナがただのオバカキャラになってしまったことです・・。原作や1期アニメでは見られたネギを支えるアスナの行動や心情がすっぽり抜けたように感じました。

とりあえず、原作好きはこれらの点に留意しておいてほしいです、がっかりしますよ。

ただし、作画は本当によくなったのでネギまキャラ達が動く姿を見たい方にはオススメします!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2
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