名探偵おすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの名探偵成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月10日の時点で一番の名探偵おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.3 1 名探偵アニメランキング1位
〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (127)
476人が棚に入れました
高校を卒業し、阿良々木暦の物語は終わった。 今度こそ、本当に終わった。 しかし暦に助けられた 彼女たちの物語は、 終わってはいなかった。 青春の中でもがく彼女たちの、 前日譚、あるいは後日談。
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ぴーすぴーす

シャフト制作。

阿良々木暦の物語は無事終了するも、
彼に救われた少女たちにまつわる、
いくつかの前日譚、後日談が語られる。

公式発表では愚物語、撫物語、業物語、
そして大学生編である忍物語とある。

開幕は付喪神の童女、斧乃木余接による、
永久の怪異しでの鳥についての観察報告、
つまり阿良々木月火の日常の監視である。

{netabare}彼女はしでの鳥の現世での姿であり、
あらゆる傷を癒すがゆえに何も学ばない。
肉体のみならず、心の傷まで癒すがゆえに、
人生を省みる必要もなく学ばないのである。{/netabare}

超ド級にやっかいなキャラである。

多彩な映像表現と音楽、
相変わらず楽しくて安心しました。

最終話視聴追記。
終幕は女子高生ミイラ化事件の顛末、
{netabare}バスケ部員の心の闇が吸血鬼を呼び寄せたのか、
万死の吸血鬼スーサイドマスターも登場し、
キスショットとの因縁も語られる。

怪異にはそれにふさわしい理由がある、
少女の青春の迷いが悲劇を生んだのである。{/netabare}

個性溢れる面々の喜劇にして悲劇、
そこが物語シリーズの魅力なのでしょう。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 26

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

斧乃木余接&千石撫子&キスショット&忍野忍の物語

原作未読 全14話

斧乃木余接が主役で阿良々木月火が出てくる「愚物語」から、千石撫子が主役で、メインで斧乃木余接が出てくる「撫物語」から、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが主役の「業物語」から、阿良々木暦が主役で忍野忍、臥煙伊豆湖、神原 駿河が出てくる「忍物語」の順で物語は進んでいきます。

物語シリーズが帰ってきました。第2部開始というところですかね〜

斧乃木余接は阿良々木月火と一悶着w月火ちゃんはあいかわらず怖いですねw

千石撫子はらしさ全開w色々な千石撫子が観れますw

キスショットは吸血鬼なるまでのお話、忍野忍は怪事件の真相を突き止めていくお話でした。キスショットの件とリンクしていますね。

「撫物語」と「忍物語」がメインでしたね。そしてその他の2つの物語がうまくリンクしていました。

制作はシャフト、物語シリーズにはなくてはならない作画と演出でした。

まだまだ原作のストックはありそうなので、再会を楽しみにしています。

OPは、「愚物語」「撫物語」が千石撫子(花澤香菜)、斧乃木余接(早見沙織)『忍物語』は音楽のみでミトさんが作曲しています。EDはYOASOBIさんが歌っています。

最後に、とにかく名前が長いです。覚えきれませんねw

投稿 : 2025/03/08
♥ : 16

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

化物たちのオフ会

オフ会なのにオンラインオンリィとはこれ如何に…。
課金せずに文句垂れる不届者は誰だ!
気になりだすとポップアップ広告並にイライラが募る訳だが、内容は何処までも化物語の世界からはみ出すことはない。
それどころか、記号化された街並みや風景は、初期の作品のテイストを踏襲、さらに洗練されシンプルに。一足飛びに、彼女たちが息づき、取り残されたネバーランドに迷い込み、その一挙手一投足から目が離せなくなる。
お見事である。
                (2024/08/24)

デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスター

聞き取れなかったので、うっかり調べていたら、
『どうやら、またネタバレを喰らってしまったらしい』
要は、遅れて参加のマスターさんは免疫がなかったということでして…
必死が仇となっての決死行でありました。
拡散は万死に値する訳でして、この辺りでお開きに…

投稿 : 2025/03/08
♥ : 14

67.5 2 名探偵アニメランキング2位
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (139)
430人が棚に入れました
コミックスがシリーズ累計7,200万部、実写映画はシリーズ累計興行収入193億円と全世界・全世代からの支持を受ける伝説の名作『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』が、2023年に新作TVアニメシリーズとして蘇る。 和月伸宏による原作は1994年「週刊少年ジャンプ」にて連載開始、1996年には初のTVアニメ化。以降もOVAや劇場映画など数々の展開を経て、現在は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が「ジャンプSQ.」にて連載中。 満を持しての今作は、最新のアニメーション技術で原作を第1話から再構築し、現在のアニメファンにもアピールしうる、アニメ『るろうに剣心』を目指す。 制作にあたっては監督・山本秀世(『ストライク・ザ・ブラッド』)、シリーズ構成・倉田英之(『メイドインアビス』)ら実力派スタッフが集結。緋村剣心役に斉藤壮馬などキャスト陣も一新して臨む。さらに原作者・和月伸宏が自ら、キャラクターデザインやシナリオなど全編に渡って完全監修する。 連載開始から約30年を経ての新作TVアニメ『るろうに剣心』。色褪せることのない、王道にして普遍的な物語、登場人物たちの苛烈な信念を、今再び鮮烈に映し出す――

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

幕末の幻影

旧作アニメも原作漫画も知りませんが、昔人気だったのも納得の面白さですね
話は夏秋アニメ通してトップクラスに面白いしキャラクターの生き方がカッコいいし殺伐とした話の中で剣心を見守る薫殿の可憐さがいい感じに癒しです!
これから大きな戦いがはじまるってところで終わったので早く続きが見たい

まずは悪いところから書きます、悪いところっていうか
魅力的な世界観なので要求値が高いだけですが
BGMや効果音はシリアスシーンの緊張感が出せてなくてあんまりよくないかな?
OPは曲自体はいいけどラップの軽快なリズムが世界観に合ってない気がします
作画は可愛い感じでとても綺麗ですが、音も含めていいのか悪いのかわからないけど「軽い」
剣心の抜刀斎への変化の演出が弱い、侍同士の戦いって「間合いの取り方」とか「静と動の駆け引き」が魅力なのかなって思うけど、大技に注目しがちでどちらも曖昧、動きが硬くてアクションシーンが軽く剣戟シーンが安っぽく見える、ただ止まる・暴れる・かわすだけじゃなくて「刃筋とそれを交わす所作」や「静と動」をしっかり描いて欲しいのと、ただ薄暗くしているだけで不気味さがなく、硬派で重い世界観や陰鬱な時代の空気を表現しきれてないように感じます

一方でシナリオはとても重みがあって面白い
明治維新という大変革の陰で犠牲になったものは大きい、明治政府への恨み、殺された家族の仇、ただ戦場を求める性、遂げられなかった武士の本懐
彼らは未だ、幕末の世を彷徨っている

明治政府は長州藩・薩摩藩を中心とした「武士」が中枢を担っていた、武士の本懐を捨てた者達に「刀を捨てろ」と言われて、侍以外の生き方を知らない者達は従えるでしょうか?
彼らはきっと死に場所を求めている、幕末の戦いで「死ねなかった」のは、彼らにとって不幸なのかもしれません

これは生きることか死ぬことか、侍が「武士道」のけじめをつける物語・・・なのでしょうか?

原作も旧作も知らないので、解釈が間違っていたらごめんなさい・・・

投稿 : 2025/03/08
♥ : 20

CfrzK48306 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いろいろ言われているけど、やはり面白いね

激賞するって程でもないし、声優とかは前のアニメ版の方が良かったりするし、前のアニメ版にあった「熱さ」があまり感じない気がします。

とはいえ原作が名作でストーリーやキャラが良いので楽しいですね。
世間の評判ではいろいろ悪い評も聞かれるけど、
そんなに気張らずに気軽に楽しむと良いんじゃないかと思います。

それにしても雷十太って原作だと只の卑劣な詐欺師だったけど、アニメになるとそこそこの強敵として描写されますね。
今回の雷十太は前作よりは原作よりですが、そこそこの強敵だったように思えます。
斎藤一もまあ期待通りでした。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 4

68.6 3 名探偵アニメランキング3位
劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(アニメ映画)

2024年4月12日
★★★★☆ 3.6 (26)
162人が棚に入れました
北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届いた。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという。ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか…?

一方、西の名探偵・服部平次とコナンたちも、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが…!?

時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。

彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も…。そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫り…

刀に秘した“真実”が、闇夜を切り裂き、いま月下へと導かれる――
天下分け目のお宝争奪バトルミステリー、ここに開幕――!
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

親心いつも子知らずな函館ミステリー

【物語 3.5点】
主要キャラクターが黒の組織関連など以外は、ほぼ全員集合したお祭り映画。

函館・五稜郭、土方歳三絡みのお宝を巡る怪盗キッドに、
告白絶景スポットの宝庫・函館にて、今度こそ和葉に想いを伝えようと力むw西の名探偵・服部平次。

二者を軸に、多くの登場人物に出番を与えるためか、
事件解決もコナンらの頭脳から導き出される推理よりも、
豊富な人脈から偶発的にもたらされるヒントとなり得る情報を、
雑学知識豊富なコナンらが事件を解く鍵に無理やり変形加工して強引に突破口を切り開く感じ。

各キャラの得意分野で見せ場を作るためか、
やたら“泳がせる”展開が多かったのも合理性を欠いたリスクオンに感じました。

よってミステリーとしては大味となるのでしょうが、
刀剣などを活用したパズル要素のある謎解きもあって、
それなりの知恵熱で脳に程良い汗はかけましたし。

事件に仕込まれた父と子の人情ドラマ(※{netabare} 一組とは限らない{/netabare} )も良好なテーマ。
告白でも、家業でも、男という生き物は見栄っ張りで中々本音をこぼさないもの。
母と娘なら思い詰める前にどうにかなる事も、父子が絡むと煮詰まって事件に
発展してしまいます。

終わってみれば恋に事件にアクションに。
エンドロール後まで気になる要素が数多く詰まった、
エンタメ祭りとしては上々の興行でした。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・トムス・エンタテイメント

平次から和葉への告白絶景スポット探しなどと称して、
スクリーンに花開く函館・北海道聖地ゴリ押しアニメw
エンドロールでは例のごとくロケ地の実写映像で締める念の入れよう。
函館推し度という意味では史上最強アニメなのではないでしょうか。

ただ、ここまでゴリ押されても、北海道に憧憬を抱く私には不快感は少なく、
むしろアニメでも実写でも五稜郭の桜きれいだったなぁ~という満足感が残りましたし、
海が見える坂道と市電を絡めたアクションシーンも絵になっていました。


劇場版『コナン』を観る度に地味に凄いと感心するのが、
最新のIT機器、機能を使いこなすコナンたち。
本作では電子ホワイトボードを活用した捜査会議が印象的でした。

ミステリーや恋愛要素が絡む作品の中には、例えば携帯をガラケーからスマホにすると、
個人情報スキルの向上で、トリックや駆け引きのシナリオが破綻する等のリスクから、
長期連載で当初の世界観設定が時代遅れになっても、リメイクしても、
ガラケーのままという作品も結構あったりして。

貪欲に技術革新を取り込むコナンたちの柔軟さが案外、作品長寿の秘訣なのではないでしょうか。
今回は{netabare} 情報技術の進歩も真相を引き立てるスパイスでした。{/netabare}


【キャラ 4.0点】
2017年の劇場版『から紅の恋歌(ラブレター)』向けに登場し、
平次と和葉の間に割って入ってトライアングル形成を強行せんとした、
かるたチャンプ・大岡紅葉が、平次の恋路をややこしくするため、
本作でも上空より飛来w

怪盗キッドといい、ヘリに乗ったお嬢様・紅葉といい、
空飛ぶキャラは、お祭りでこんがらがったシナリオを力技で打開するのに便利な飛び道具ですw
そもそもキッドも平次から“キスの恨み”を抱かれているようですし。

さらに事件の鍵も握る居合道の達人・福城聖(ひじり)も和葉にグイグイ迫り……。
恋の行方は混迷の一途w

平次の告白の険しさに比べれば、一連の刀剣争奪騒動など大した問題じゃないように思えて来て、
海外からわざわざ来日したのに、アクションシーンを盛り上げる噛ませ犬になった死の商人軍団が何か不憫でしたw


【声優 4.0点】
土方歳三が関係する今回の事件。
土方役を務めたのは津田 健次郎さん。
アニメ『ゴールデンカムイ』の尾形役などで土方と対峙を重ねたツダケンもついに鬼の副長に!
と思いきや、イケメン土方役は乙女ゲーで既に経験済みとのことでw
津田さんは{netabare} 『コナン』と同じ原作者の『YAIBA』から再度ゲスト出演した鬼丸猛役{/netabare} も兼任し青山ユニバースな遊び心をアクションシーンに付加。

ゲストとして登場したのが{netabare} 川添役の大泉 洋さん。{/netabare}
人を欺く演技にも定評がある俳優を際どいポジションに配役し鑑賞者に考え込ませる。
こういうゲスト俳優なら歓迎です。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は劇場版『コナン』3作連続の菅野 祐悟氏。
出だしからメインテーマに和楽器をアレンジし、今回は日本史絡みに合わせて和風重視かなとも思いましたが、
結局、徐々に恐慌も煽る『PSYCHO-PASS』な菅野節でアクションを彩る。
一方で恋愛ラブコメ対応では、ピアノやストリングス等を駆使してムードを演出。

ED主題歌はaikoさんが「相思相愛」で『コナン』と初タイアップ。
内容は勿論ド直球なラブバラード。
この起用からして本作のクライマックスが事件より恋愛だということは明白です。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 17
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