吉祥寺でファンタジーなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの吉祥寺でファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月31日の時点で一番の吉祥寺でファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.3 1 吉祥寺でファンタジーなアニメランキング1位
Re:CREATORS(レクリエイターズ)(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1073)
5305人が棚に入れました
自室でアニメ “精霊機想曲フォーゲルシュバリエ” を観ていた水篠颯太の目の前に、画面の向こうに映っていたはずのアニメのキャラクター、セレジア・ユピティリアと、軍服を纏った謎の少女が現れる。
両者の戦いに巻き込まれた颯太は、2人を追って代々木公園へと向かう。そこにPCゲーム “追憶のアヴァルケン” のキャラクターであるメテオラ・エスターライヒまで現れて──

声優・キャラクター
山下大輝、小松未可子、水瀬いのり、日笠陽子、坂本真綾、雨宮天、村川梨衣、鈴村健一、豊崎愛生、小西克幸、金元寿子、杉崎亮、柳田淳一、濱野大輝、寿美菜子、恒松あゆみ
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あれ?真鍳は?この作品の一番の問題は、主人公の少年が贖罪を終えた気持ちになっているところかな。

【はじめに】
この作品の評価は、主人公の高校2年生の少年・水篠颯太の評価によって大きく左右される。
正直、私には受け入れがたい人物だったので、「物語」と「キャラ」の評価が厳しくならざるを得なかった。

物語の世界観や、彼以外の登場人物は、それなりに高評価していたんだけど・・・。

【物語】
「マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの登場人物が現実世界に現れて・・・」
物語の発想は突飛で面白いと思った。

会話が多く、物語の展開が遅く感じたのは低評価。
テンポ良く話を進めると2クール持たないので、会話を多くして間を持たせている印象しか受けなかった。

主人公には問題がありすぎる。

{netabare}前半は主人公の思考と行動が不可解。
この一大事に仲間たちには隠し事。
あげく、敵方のキャラ(まみか)に秘密を告白し、事態を複雑にしてしまう。
《まみかはこれが原因で殺されたのだから、責任重大!》

中盤。創造主でも被造物でもないのにエリミネーション・チャンバー・フェスの企画室に自由に出入りできる特権が与えられる。
《創造主と被造物以外ではたった一人だけ特別って・・・?》

終盤。彼の被造物である「シマザキセツナ」が世界を救う。

ラスト。すべての贖罪が終わったかのような晴れ晴れとした表情。{/netabare}

主人公特権と、ご都合主義としか受け止められない。
これでは他の創造主や被造物が、気の毒すぎる。

【声優】
21話の豊崎愛生さんと大橋彩香さんの熱演は圧巻。
13話の”黒”メテオラ(水瀬いのりさん)は爆笑必至。

【キャラ】
創造主・被造物ともに、個性的で人間味あふれた好人物ばかりだった。
返す返すも、主人公の少年だけが・・・。

【作画】
終盤、時折乱れることもあったが、相対的にとても見やすかったと思う。

【音楽】
作品のイメージには合っていたと思います。
個人的には、あまり好みではなかったけど・・・。(笑)

【最後に】
視聴しながら感じた疑問点をいくつか・・・。

{netabare}真鍳の能力は7話で共有されているにも関わらず何の対策も無しだったのはなぜ?
一番対策しやすそうなキャラなのに、不思議・・・。

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セツナが制作した二次創作にすぎない『軍服の姫君』アルタイルって、凄すぎじゃないですか?
被造物をこっちの世界に呼び寄せたのも彼女でしたよねぇ?
こっちの世界では、『プロの創造主』達が、彼女に対抗すべく、必死に知恵を振り絞っているというのに、一蹴って!

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アルタイルを説得した『シマザキセツナ』は主人公の少年の被造物って話でしたよね?
ということは、ここにいるシマザキセツナは『主人公の少年が設定した人物』ってことですよね?

ということは、『シマザキセツナの言葉』=『主人公の少年の言葉』ってこと?
ということは、アルタイルを説得したのは主人公ってことになっちゃうんじゃ?

それとも、被造物に故人の遺志が宿ったってことなのかな?
そんな設定ありましたっけ?

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私たちはこの作品を『アニメの作品として』視聴しているので、全く違和感を感じませんが・・・?
『被造物たちは、この世界では2次元の姿で存在している?それとも3次元の姿で?』

被造物って『アニメやゲーム、漫画のキャラ』でしたよね?
ということは、やはり2次元の姿で存在しているってこと?
そう考えると、主人公の少年がセレジアやメテオラをすぐに本人だと見抜けたのが納得がいくけど・・・。
3次元の姿で突然目の前に現れたら、普通、コスプレにしか見えないですよね?

だけど、2次元の姿で現実社会にいたら違和感有りすぎですよね。
それだけで大騒ぎになっちゃいますよね?
ということは、やはり3次元の姿で存在していると考えるのが普通ですかね?
ただし、そうなると、なぜ主人公の少年にはすぐに本人だと見抜けたのか?ってことになっちゃいますけど・・・。

しかし、エリミネーション・チャンバー・フェスの会場のモニターに3次元の姿が映っていたら・・・?

一般の観客には意味不明でしょうね。
『誰だこれ?』ってなっちゃいますよね。
単なるコスプレにしか見えない!

ということは、リアルと同時進行(じゃないのかもしれないけど)で、アニメ化して映しているって解釈で良いのかな?

さすが、政府主導。
もの凄い技術だ・・・!

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ところで、真鍳はどうなったんだ?
他の登場人物と違って、彼女は普通に”殺人犯”なのに・・・。
放っておいていいの?

{/netabare}

投稿 : 2025/03/29
♥ : 88
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

一秒あれば世界は変わる

原作「BLACK LAGOON」広江礼威、
監督「アルドノアゼロ」あおきえい。

精霊機想曲フォーゲルシュバリエ、
この作品内の大人気アニメですが、
アニメキャラが現実世界へやって来る。
セレジアがかわいい、メテオラも素敵だ。

アニメやゲームの空想上のキャラクターたちが
現実世界に現れるありそうでなかった設定。
{netabare}自分たちの世界や或るいは自分の存在そのものが、
単なる娯楽の産物だと知り、被造物と、
それを創り出した創造主との大きな衝突に発展する。{/netabare}

主題歌「GRAVITY WALL」が素晴らしい。

最終話視聴追記。
{netabare}新キャラが続々と登場し序盤は楽しめる。
ただ中盤以降の物語が弱いように感じます。
私としては主人公である颯太が物語の軸に、
成り得なかったのが原因でしょうか。
颯太はトラウマを乗り越え、創作活動を再開しますが、
彼の成長物語としてもう少し丁寧に、
背景や葛藤を描いて欲しかったと思います。

ただ期待した程ではないと言うだけで、
タイトル回収からのGRAVITY WALLは感慨深く、
最後までメテオラ様々でしたね。{/netabare}

まずまず、楽しめました。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 82

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「承認力」というパワーワード(笑)とともに記憶されるだろう作品

メディアミックス展開はされましたが、原作無しのオリジナルTVアニメと言って良いと思います。

ストーリーへの賛否は分かれると思いますが、本作以後には「承認力」という言葉がアニメ、漫画、ライトノベルなどの感想や批評に普通に使われるようになることでしょう。

そして本作を通してみたとき、きっとあなたは颯太くんとは別の人物をもう一人の主人公、あるいは「真の主人公」と感じていることでしょう。

たぶん普段から創作について考えている人にとってこそ面白いお話であって、受け手に徹している人にはさほど響かないお話なんだろうと思います。悪い言い方をすると「業界内輪ウケ」という非難もついて回るような気がしますが、私は楽しく視聴できて満足です。

ということで評点についてはおそらく私は他の方のレビューにはない高評価だと思われますので、普段の私の評点とよほど意見の合う方以外は参考になさらないように(笑)。

余談: 食べ物を頬張って喋る、何を喋っているかわからないメテオラがメッチャかわいい。
(以上、2017.9.17全話視聴時記載。)

========= 以下は1話目視聴時点の記載 =========
アヴァンタイトルのあの女性を、作中キャラが探しているってことで良いのかな?
だとしたら、たぶんどちらの世界にも既に悲劇が起きていますね。

主人公以外のメインキャラクターの設定や能力は厨二バトルものっぽいけど、それはシナリオ上の必然で本筋自体はメタなお話っぽいからこれはかなり面白そう。

レビューを改めて書くのは、たぶん視聴終了後になります。
========= 以上が1話目視聴時点の記載 =========

2017.7.2追記:
放送終了後に更新のつもりでしたが、(予定された)総集編だった13話が面白過ぎて、思わず更新してしまいました。

今後の展開で予定されている作中のクロスオーバー企画に備えて各キャラの作中設定が掘り下げられました。

そして総集編のはずが過去映像が改変されていたり、ナレーションのメテオラの台詞がいつもの抑揚のない感じのまま、所々黒かったり、「メテオラ(妄想)」がでてきたり…。

「総集編だから観ない」とかはナシです。この「13話」(ナンバリングも正規)は、超絶面白かったです!

2017.7.24追記:
放送キー局である朝日放送が「テレビ朝日系列」としての番組編成でゴルフ全英オープン(7/22深夜)と世界水泳(7/23早朝)を中継するため、放送時間をずらすなどの対応も無理ということで第15話と第16話の間で1回休み。

他の放送局では水瀬いのり(メテオラ役)、小松未可子(セレジア役)、日笠陽子(アリステリア役)の3人による謎の穴埋め番組が放送されました。

たぶん内容はさておき、この特番を入れるスケジュールは当初から決まっていたと思います。なので公式HPとかで早めにアナウンスしても良かったと思うのですが、「万策尽きた」という誤解が一部に広まっている模様。

まあこういった事情での特番なので、13話と違ってこれを観なくても本編視聴に実害はないはずです。セル版の円盤の映像特典には入るかもしれません(笑)。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 63

63.3 2 吉祥寺でファンタジーなアニメランキング2位
花は咲く、修羅の如く(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (92)
243人が棚に入れました
人口600人の小さな島・十鳴島(となきじま)に住む春山花奈(はるやまはな)は、島の子供たちに向けて朗読会を行うほど朗読が好きだった。花奈の〝読み〟に人を惹きつける力を感じた薄頼瑞希(うすらいみずき)は、自身が部長を務める放送部へ誘う。 「お前の本当の願いを言え、アタシが叶えてやる」 「私、放送部に入りたいです」 入部を決意した花奈は、たくさんの〝初めて〟を放送部のメンバーと共にし、大好きな朗読を深めていく…。

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

青春!部活!高校生!とても良いですね。ですが…、ちょっと薄味かな…。

 最終話(12話)まで観ました。2025.03.28

 どうしてもユーフォニアムと比べてしまいますね。本作品は、原作の雰囲気は良さそうですが、アニメ化向きでは無かった感じがします。

 ユーフォニアムと同じく、文化系の部活の楽しさと醜悪さを描きたいのは分かりますが、上手く行っていません。

 私、朗読というジャンルに詳しく無いので良く分かりませんが、吉祥寺先生が言っている様に、コンクールで勝つためのノウ・ハウがあったり、結構エグい世界が展開していそうです。

 しかし…、結局は朗読なんですよね。ユーフォニアムみたいに、人生の可処分時間の大部分をかけて楽器を練習し、貴重な青春時代に苦労を重ねてもレギュラーになれないとかの残酷さはありません。

 朗読はやはりマイナーで、競技人口も少なく、かけたコストにリターンが見合わない的な地獄を描きにくいし、レギュラー争いも余りないので、ヒリヒリした感じは出せません。集団戦で、まず内部に敵がいると言うユーフォニアムは、やはりドラマ的には秀逸です。

 瑞希先輩にしても、家の都合で才能を失うかも…と、言っても、楽器と違って分かりやすく努力が無駄になると言う恐怖感の描写に欠けるので、エピソードとして薄いです。

 青春モノとしては、楽しめる作品だとは思いますが、やはり、ユーフォニアムと比べると数段落ちます。ギスギスが足りないとは申しませんが、全てのエピソードが薄味で、青春の爆発が感じられません。

 リアルと言えばそうなのかもしれませんが、期待感が上がり過ぎたのもガッカリの原因かも知れません。ギスギス青春モノが苦手な視聴者には調度良いのかも知れませんが、私的には物足りなさを感じました。

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 3話まで観ました。2025.01.25

 引っ込みウジウジ系で自己評価が低いけど朗読好きの主人公、春山花奈が、高校の放送部に入って、先輩や同級生達と朗読大会で全国を目指す物語です。

 まさに王道の部活動青春ものですが、朗読、アナウンスと言う、ちょっと変わった分野のお話なのが面白いです。

 皆様のレビューにも指摘されている通り、アニメや声優に詳しい上級者には、凄い朗読をしているライバル達も所詮声優のシノギ演技に過ぎず、迫力が無いため、演出で誤魔化しているのが、分かってしまうところがマイナスポイントですが、そこに目を瞑れば部活ものとしては一級のポテンシャルを持っているのではと感じます。

 特に、狂言回し+視聴者に世界観を説明する重要キャラの、放送部顧問、吉祥寺先生が良い仕事をしているため、朗読、アナウンスの世界を門外漢でも理解出来る親切設計になっているのが良いです。

 後、個人的には頼りになるボーイッシュな瑞希先輩がド直球に私のタイプなので、それだけで視聴継続の価値がある気がいたします。まぁ…こんなに面倒見の良いパイセン居るかよ…やり過ぎでは?とは思いますが。

 わたくし的には今期イチオシの作品なので、人気が出て欲しいですね。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 7

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

朗読という世界も興味深いかも

1話感想 4.1
一日一本はすごく面白いといえる作品がありますね。
良いことです。
本音を言えばもう少し増えて欲しいですが…。

その良い作品です。
絵が良いですね。
知らないメーカーですがクオリティ高いです。

内容も良いですね。引っ込み思案ですが朗読好きなヒロインが可愛らしく先輩も良い感じです。
そして放送部、朗読という世界も珍しい。
知らない世界なので楽しませていただきます。

ユーフォニアムの作者さんですから内容もきっと良くなるのでは。
とにかく楽しみです。

全話感想
放送部、Nコンといった、アナウンサー、朗読の世界は興味深く、面白さがあったのは間違いないです。
ちゃんと良い作品でした。

うーん、ただ完全にはハマりきれないというか。
やっぱり京都アニメーションのユーフォニアムには及びませんね。
何が及ばないか…。

まず朗読の説得力ですかね。
いやもちろん上手なんですよ。さすがはプロの声優。
朗読をやらせても普通に上手なのでしょう。

ただ言うほど朗読に圧倒的な力を感じるかと言うと…。
いやどうなんでしょう?
演出で誤魔化している感じしかなく、朗読そのものにそこまでの力があるかというと疑問でした。

でも、それは仕方ないというか。
アニメってのは世界的に大人気なわけですが、朗読といのは別に世界的に大人気ってことも無いと思います。
つまりアニメの方が面白いのに朗読をそれ以上に面白く見せるって無理では? と。
そんなことを言ったら落語のアニメも難しいですが… 実際難しいですけどね。

朗読劇とかは普通にあって興行的に成功もしているでしょうし、別に朗読を下に見るつもりは無いのですが。
でも演劇と比べると地味な世界じゃないですかね?
朗読の有名人ってリアルに誰かいますかね。
朗読ってあくまで子どもに読み聞かせるためのものいう印象しか無く、それ以上でもないと思います。

うーん、なんか厳しいことを言っていて申し訳ないですが、朗読って凄い!
と思えなかったのはちょっとマイナスですかね。

後は大会までも至らないテンポの悪さとか。
友人の態度が悪すぎとか。
ちゃんと面白かったのは確かで、決して悪いとまでは言わないけれど、期待ほどすごく面白くは無かったかもしれません。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 4
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