動物園で女子高生なおすすめアニメランキング 3

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早速見ていきましょう!

87.6 1 動物園で女子高生なアニメランキング1位
オッドタクシー(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (665)
2234人が棚に入れました
平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。

声優・キャラクター
花江夏樹、飯田里穂、木村良平、山口勝平、三森すずこ、小泉萌香、村上まなつ、昴生、亜生、ユースケ、津田篤宏、たかし、村上知子、高井佳佑、フェニックス、浜田賢二、酒井広大、斉藤壮馬、古川慎、堀井茶渡、黒田崇矢、汐宮あまね、神楽千歌、METEOR
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

タクシードライバーが撃ったものは何か

原案脚本、此元和津也。

冴えないタクシードライバーを、
主人公としたサスペンスフルな群像劇であり、
登場人物は全て擬人化された動物である。
主人公が運ぶ乗客の、何気ない会話から、
やがて失踪中の一人の少女に繋がっていく。

かつてスコセッシ&デニーロは、
戦争で心に深い傷を負った青年を通じ、
虚飾と不正義が蔓延する都会の病巣を描いた。
ここでもそうなのだろうか?
少女の失踪事件が物語の骨子にあるが、
回を追うごとに乗客たちの関係性が、
主人公を通じ点から線へと変わっていく。

{netabare}人が持つ承認欲求、格差が生むもの、
婚活詐欺の裏側、乏しい自己肯定感、{/netabare}
形容しがたいこの有様の底にあるものを、
社会や心の闇とは簡易に片付けるのはよそう。
我々は自覚もないままに人間社会を形成している。
最大の謎は主人公小戸川本人である。
{netabare}彼だけが目にする世界があるのでしょうか。{/netabare}

最終話視聴追記。
まずは設定、演出に称賛を贈りたい。
{netabare}平凡な犯行動機ではあるが返って、
人間社会を生き抜く難しさを物語っている。{/netabare}
少年小戸川の回想が非常に効果的である。

練りこまれた勇敢な物語でしょう。
好みの題材とあり、ほんとに面白い。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 53
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

背乗りタクシー

原作未読

相乗りじゃないよ。
来たよ来た来た!ネタバレ厳禁系。時間延長も使わず1クール全13話で美しくまとめた良作。
タクシーをテーマにすると乗客とのやりとりに様々な人生ドラマを垣間見る秀作ができやすい。フランス映画『TAXI』シリーズみたいにコメディに振るも良し。だが今回のそれはデニーロ主演のマッドでサイコな『タクシードライバー』に近い。

 ふわっとどんな作品か雰囲気だけ
 視聴ハードルとなりそうな先入観

これだけ書いときます。

■ふわっとどんな作品か雰囲気だけ

①オッドだけにオットセイかと思いきやセイウチでした
 ⇒心地よく裏切ってくれます
②あ!?CV花江夏樹さんだったね。納得の最終回
 ⇒演技の幅広げるための意欲作っぽい出だしからの花江節が映えるラスト

月並みですが点と線が繋がる心地よさに身を委ねる作品です。


■視聴ハードルとなりそうな先入観

ずばり動物デフォルメものからくる先入観ですね。あくまで私基準での3類型が以下

1.制作会社/アニメーターや“ノイタミナ”“+ultla”などブランド枠で視聴を決断するやつ
 ⇒『Beasters』『B.N.A』等かっこ良さやメッセージ出てる系。すんなり入りやすい。
2.ケモナー御用達
 ⇒萌え需要供給役。『けものフレンズ』『シートン学園』とかかしら。これもすんなり入りやすい。

1.2.ともに需要はあるのです。私自身2.は興味ないですけど求める層が一定数いることを知っております。そしてこれらグループに入ってすらこないのが

3.みるからに低予算そうな見向きもされないやつ
 ⇒『ビジネスフィッシュ』『アフリカのサラリーマン』等放送した事実すら記憶に残らない系。

この3.に該当しそうなのが本作ではないかと。主要キャラが軒並みアラフォーと巷にあふれてる作品の主人公らより年齢が高い。制作会社聞いたことないし、CVに芸人さん入っててバーター臭ぷんぷんだし、どちらかというと事前の期待はナシですね。
ところがどっこいと掌を返すことなるわけですけど、外形だけでは視聴ハードル高そうなとこあるよねってところご留意ください。

集中して視聴することをお勧めします。早送り厳禁。
そして抑揚のない主人公の発声に眠気との戦いになることも助言しておきます。



※ネタバレ所感

■何を得たのだろうか?

{netabare}ミステリーキッス三矢ユキ殺人事件の真犯人は和田垣さくらということでした。
三矢失踪と内々で処理されたのと並行して後釜に抜擢された娘さん。いかにもな二階堂ルイ逮捕でのびつくり展開だったわけですがちょっと待て。

 デビューご破算じゃないの?

スポットライト浴びる目的での殺人ならその後うまいことスターダムに乗れたのかどうか気になります。背乗り目的の動機で殺人起こしてバレそうになって罪被せただけといえなくもなく、スケールちっさと思えなくもない。{/netabare}


メインの小戸川ストーリーは唸れましたので総じて満足しております。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.07.14 初稿
2022.05.29 修正

投稿 : 2024/12/14
♥ : 52
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アメリカ的な種の混沌

アニメーション制作:P.I.C.S.、OLM Team Yoshioka、
監督:木下麦、脚本:此元和津也、
キャラクターデザイン:木下麦、中山裕美
音楽:PUNPEE、VaVa、OMSB

絵の雰囲気、話の流れなど、
観るまでのハードルが高い作品かもしれない。
しかし、観始めると良質なシナリオと
連続する謎によって視聴者をグイグイ引っ張る。

登場人物たちが全員動物というのが、
普通のミステリーが得意でない人にも、
新鮮な気持ちにさせてくれる。
まさに私がそうだった。
正直、私はミステリー作品に完全に飽きているので、
そもそも、ほぼ興味が持てないし、
よほど良質なものでないと、
余計な思考ばかりが頭を巡って作品を楽しめなくなってしまう。
しかし、この作品の場合、動物のキャラクターが
そういうミステリー作品鑑賞時の弊害を
ある程度、無効化してくれるのだった。

この作品に興味を持ったことのひとつが、
アメリカの犯罪小説に影響を受けていると
想像できることだった。
日本の昔の犯罪小説やハードボイルドものだと
横溝正史や江戸川乱歩、京極夏彦たちに加え、
大藪晴彦や西村寿行、森村誠一、大沢在昌あたりが挙げられるが、
その影響は皆無に思える。
ところが、ハメットやチャンドラー、ロスマクなどの
アメリカのハードボイルド作品の雰囲気は感じられる。
それは主人公が内省的で気難しいところと、
多種多様な動物たちの絡み合い方に、
アメリカの小説っぽい雰囲気があるからだ。

登場人物がバラエティに富んでいるのも
アメリカっぽい。主人公はタクシー運転手で、
そのほかに看護師、医者、ヤクザ、ヤクザのボス、
悪徳警官、アイドルグループ、そのマネージャー、
キャバクラの店員、お笑い芸人、目立ちたい大学生、
頭の狂った犯罪者などなど。

これだけ多くのキャラについて
それぞれきちんと背景を見せながら、
物語に絡ませて、理由も描いていくのは、
いかにもアメリカの犯罪小説によくある展開といえる。

そのキャラのなかでも面白いのは「ドブ」という存在。
ヤクザの幹部であるゲラダヒヒという動物なのだが、
彼の生き方がとても興味深いし、この「ドブ」という名前が
いかにも社会の底辺をよく表している。

「ドブ」は、昔は街のなかにいくつもあった。
整備されていない下水溝のことで、
ゴミや汚水がいつも垂れ流されていたのだ。
社会の位置づけとしては肥溜めに近い。
最近は全国的にインフラが整備されたため、
「ドブ」は見なくなったのだが、
そんな名前のヤクザの幹部が重要な役割を果たす。
しかも、彼はヤクザとして、男として矜持を
持っているような部分が見え隠れする。

アメリカのブルースの巨星に「マディー・ウォーターズ」と
いう人物がいる。アメリカ音楽が好きなら
ほとんどの人が知っているほどの有名人だが、
彼の芸名を直訳すると「泥水」だったことをふと思い出した。
ボトルネックギターと体の奥底から響いてくるような
太く独特なヴォーカルが一度聴いたら忘れられないほどの
強烈なインパクトを残す。
昔よく使われていた音楽における「アーシー」という言葉は、
まさにマディのためにあるように思える。

私の勝手な想像では、
この作品はアメリカ的な要素に彩られている。
主人公が太っていて、理屈を話すときには
説得力があるのだが、いざ行動すると、
あまり役に立たないのも
アメリカハードボイルド小説の主人公像だったりする。

何だか関係のないことばかり書いてきた気もするが、
この作品は、そういう混沌を広げてみせながら、
緻密な伏線を張り巡らせて、それを1本の線に
上手くまとめていく面白さがある。
常にいくつかの謎が横たわり、想像力を刺激してくれる。
登場人物たちの過去を丁寧に掬い上げ、
ストーリーに組み込んでいく手法も優れている。
おそらく多くの人々がシナリオの展開の妙に
引き込まれていくだろう。

{netabare}この作品のそういう良さが上手く表現されているのが、
ラストの車の飛んでいくシーンだ。
誰もが心に何かを抱え、それぞれが細い糸でつながっている。
そんななか、小戸川が軽々と空を飛ぶ。
関係者は皆、近い場所にいて、その瞬間に直面する。
関係があるようでないような人々が、ある一瞬につながる。
これこそが世界の奇跡のひとつ。
美しい出来事といえるのだろう。
私がこの作品でいちばん気に入っているシーンだ。{/netabare}

人種の坩堝を表現しているような作風だけに、
反面、キャラへの描き方が浅く感じられるのがマイナス点。
ミステリーとしては捻りが足りないし、
そこのキャラの心情表現も描写不足を感じた。
特にドブとの決着については、
私が気に入っていたキャラということもあるが、
あまりにも簡単にまとめようとしているように
見えてしまった。

とは言え、多くの人々を魅了した作品であったことは事実。
4月には事件の裏側と続編を描いた映画
『オッドタクシーイン・ザ・ウッズ』が公開予定。
ローカル局とネット配信だけだった作品だが、
それだけ話題になったのは間違いない。

混沌の先に広がっている景色に着目したい。
(2022年2月5日初投稿)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 50

72.2 2 動物園で女子高生なアニメランキング2位
少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (272)
976人が棚に入れました
『舞台少女』――それは未来の舞台女優を目指す、キラめきに溢れた少女たち。ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。「お持ちなさい あなたの望んだその星を」。輝く星を掴むべく、オーディションに集まった9人の舞台少女。光を求める想いが、執着が、運命が――舞台の上で交錯する。今、レヴューの幕があがる。

声優・キャラクター
小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ブシロードに騙されている(かもしれない)(笑)!!→ 騙されててもいいや! でも人に勧めるとあかん奴かも…。

※あんまり作品内容の話はしてないです。それを知りたければ他の方のレビューをどうぞ。

原作は特にない、オリジナル作品。ただしTVアニメに先行して舞台公演があったという異色作。因みに舞台は観てないです。

本作ですが、テレビで深夜アニメを観ている層からすると舞台公演のCMも含めてかなり長い期間刷り込みがされてます。そういう点ではバンドリ!とかと似たような展開の仕方をしたコンテンツですね。

タイトルに「少女歌劇」と付くだけあって、作中の楽曲はそこそこ良いと思います。またキャストも「声優」としてよりは舞台公演(ミュージカル)を強く意識した選考になっている気がします。

キャッチコピー「アタシ、再生産」とかキービジュアルとかもなかなか良くて「面白そう」と思わせる出来になっていますね。

……とここまで書いておきながら実際に視聴者が「面白い」と感じられるかは今のところはかなり未知数な感じです。もしかしたら今この作品を観ている人は「良くわからないけど、きっと面白いはず!」と思って観ているんじゃないでしょうか(笑)。

かといって何故か「つまらない」と切り捨てられる感じもせずついつい観てしまうナゾの作品というのが現時点での評価ですね。

まあ、全部観終わったら本当に面白いかもしれないので私は一応、完走の予定です。元々ミュージカルっぽい物は好きですので……。

2018.8.31追記:
第8話: 神楽ひかり回。シリーズ構成的には前回の大場なな回とセットとも言えるかもしれません。この7、8話でグッと盛り上がってきた感じですね。

毎回変わるEDですが、背景でフィーチャーされるキャラと歌っている人が違っているのはもしかして今回が初パターン?

2018.9.28追記:
ブシロードの陰謀に乗せられ(?)、最終回まで視聴終了しました。

ストーリーはあってないような、ないように見えてあるような…。

シチュエーションとしてのリアリティーはゼロ(毎回のレヴューで舞台装置どうなってんだ?)なんですが、精神的な葛藤とかの面ではあるあるなのかなという感じでした。

舞台や衣装チェンジについてマジメにツッコんだらあかん、視聴者はきっと精神攻撃を受けてイリュージョンを見せられてる(笑)!

……というわけで、笑いながら観てたような場面もありましたが、多分真面目な作品です。ただ、誰も彼もにはお勧めできません!

<おまけ>
「FLY ME TO THE MOON」のタイトルをもじったと思われる、ED主題歌「FLY ME TO THE STAR」は好きでした。原曲の1小節分を2小節分に伸ばしつつ、原曲のコード進行の面影を絶妙に残してます。こんな作曲方法もあるのかあ、という感じでしたね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 35

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

商業的、だけじゃない。

原作、というかアニメ以外の周辺コンテンツは見ていません。
TV放送のCMを見ると分かるのですが、
ミュージカルをメインにしたメディアミックスという
ちょっと変わった作品です。

私はラブライブを視聴していないので、
商業的な作品というのがあまり分かっていませんが、
本作はアニメ単体でも見どころがあったように感じました。
キャラ押しというよりは、雰囲気押しですが、
なんとなくやりたいことは伝わってきます。

ただ、全体としてはキャラが多いので、
それぞれのキャラパートの回になると、
ちょっとストーリーが薄いように感じました。
1話のワクワク感と、最終話の盛り上げを全体を通して出せれば、
もう少し評価が上がったかもしれません。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 29
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

バナナイス!

日常パートは総じて面白かった。
第4話の{netabare}アリバイ作り~翌朝の先生のヒトコト{/netabare}までのくだりは腹を抱えて笑えたし・・・。
うん、日常パートはそれなりに面白かった。

キリンさんオーディションパート(ミュージカルパート)は、当たり外れが大きかった。
正直、評価が難しいな。

7話の{netabare}タイムループ{/netabare}展開以降は、少し物語の様相が変わる。

バナナの声優さんの演技の酷さが・・・。
後半の重要人物なのに!

作画は綺麗だけど、静止画が異常に多かった気がする。
途中で何回、画面がフリーズしたと思ったことか(笑)。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 28

75.8 3 動物園で女子高生なアニメランキング3位
まちカドまぞく 2丁目(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (283)
944人が棚に入れました
大人気ご町内日常ファンタジーが帰ってくる!魔族の力に目覚めて以来、闇の一族の封印を解くためポンコツながらも戦ってきた主人公・シャミ子。ライバルだったはずの魔法少女・桃とは、なぜか協力関係になってしまい、町から姿を消した魔法少女の謎をともに追うことに……!?さらに町に潜む新たな魔族も登場し、シャミ子たちの行く末やいかに──。
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

かわいいだけじゃないシャミ子さん

【紹介】
ぽんこつで優しい善良な魔族とマイペースで優しい魔法少女と2人を取り巻く変な住人達がおくるハートフルゆるギャグ系萌えアニメの2期

【感想】
私はまちカドまぞくのファンです、シャミ子可愛すぎ
相変わらず本人は魔族らしく悪くなろうとしているのに発想が善人すぎてたまらなくかわいい
シャミ子のしっぽの動きから目が離せなくて困る

期待通りの2期でした、最初から最後まで綺麗、かわいい、楽しい、癒される!
ただのゆるくてかわいい萌えアニメと思いきや、ストーリーも伏線も小ネタもしっかりしています
話自体は特に面白さはないんですが、かわいいだけで価値のある萌えアニメなのにちゃんと細かいところまでこだわって世界観を作っているところがいい
きらら系の萌えアニメが苦手な人が楽しめるかはわかりませんが、きらら系が好きな人ならかわいい+やり取りの面白さもあっていい作品だと思います
{netabare}
6話は神回でまるで最終回のような盛り上がりでしたね
ここで一区切りついてからの後半ですが、これもまた伏線がしっかりしていて最後ちゃんと締めていていい最終回でした、安定した良作です
{/netabare}
面白さはこれより上の作品はいっぱりありますが、一番好きなのはコレ!
好きです!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 30

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

安定した小ボケ、と見せかけて本筋の話はしっかり展開してたりする

<2022/5/13 初投稿>
原作は未読。
6話まで見ました。

相変わらず小気味良い小ボケが気持ちいい。
銀玉鉄砲でピスピス撃たれてるような気分。

その小ボケで目を眩まされそうになるけど、本筋のストーリーはしっかり展開されています。

どんな話かは、1期のレビューも書いたのでよかったらそちらをご覧ください。

変わっていく桃がいいですね。
6話の最後は「桃園の誓い」
桃だけに?
桃だから?笑

<2022/7/20 追記>
リアタイで最終回見ました。
安定の面白さ。
感動しそうなところでもちゃんと細かくボケてくるところは作品の価値を忘れない作りで好感度大!

ちなみに本作、今んところ最終回まで見た唯一の魔法少女ものです。
(まどマギは10話くらいまで見てなんとなく放置してるという人非人でございます)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

五月雨の1期、日だまりの2期

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1期がギャグアニメなら、2期は日常系アニメでしょうか。

一応、1期も2期も☆4はつけていますが、1期は☆5に近い☆4で、2期は☆3に近い☆4です。だから、実質的には評価ダウンになります。

レビューでは、その辺の理由を書きたいと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
五月雨にうたれるシャミ子と、日だまりでくつろぐシャミ子のどちらが魅力的なんだ?という話です。

やっぱりシャミ子は、不幸に耐えながらもなんとかやり返し、失敗し、「これで勝ったと思うなよ~!」が形式美だと思うんですけどね。シャミ子には、悪いけど(笑)

本作は、シャミ子にしてもモモにしても、仲良くなりすぎて、「ぬるい」感じでした。制作も、そこは分かっていて、新キャラだしたりしてマンネリを防ぎつつギャグのクオリティも維持しようといたう感じでしたが、あまり上手くいっているようには感じませんでした。

やっぱり、ギャグアニメは難しい。

ユニークな設定やキャラから発せられるネタで笑いはとれても、同じことをずっとやってたら流石に飽きられるわけで。

だから、そこに少しのストーリー性を持たせて、場面や関係性を変えていくことでマンネリ化を防ぐ。

けれども、ストーリーが進むと、最初に作った秀逸な設定は使えなくなり、ギャグのクオリティが下がることが多い。本作なんてまさにそう。

ギャグ漫画とかが長期連載になりにくいのがよく分かる。本作も、このまま失速しちゃうなら、ちょっと残念ですね。3期あったら是非、私の心配を杞憂にしてほしい。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 24
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