勉強で天才なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの勉強で天才な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月10日の時点で一番の勉強で天才なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.3 1 勉強で天才なアニメランキング1位
となりの怪物くん(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2541)
13638人が棚に入れました
成績にしか興味のなかった冷血女子・水谷雫は、プリントを届けたことがきっかけで問題児・吉田春に気に入られてしまう。そして、それをきっかけに雫の人間関係が著しく変わっていく。

声優・キャラクター
戸松遥、鈴木達央、種﨑敦美、逢坂良太、寺島拓篤、花澤香菜、中村悠一、樋口智透、阿部敦、小野友樹、ささきのぞみ
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

<最終回まで視聴完了> いつもの彼ら いつもの日常

全13話ということで、1クールだったから仕方ないかもだけれど
最終回には最終回らしい感動が欲しかったっていうのが
真っ先に浮かぶ感想ではある。

何度もくっついたり離れたり、心は行ったり来たりだった雫と
思い返せば実は一途だった春の2人が、穏やかに笑えていれば
それで幸せなのかもしれないけれどね。
視聴者的には、もう一歩か二歩踏み込んでも良かった気がするし
なつめちゃんの告白も有耶無耶なままだし、
優山がなぜあれほどまでに春以外の人からも恐れられてたのか
描ききれていなかった。

これで終わってしまうなら、数話前のほうがよほど最終回に
ふさわしい内容だったと思うんだよなぁ・・
でも、これが彼ららしさだと言われれば頷ける部分もあって。
逆に、2期へ期待しちゃってもいいのかな?なんてことも感じたり。
あぁそうか、春と雫がどうなるかを描くのが目的じゃなく
何らかの問題をそれぞれ抱えた高校生たちが関わり合って
少しずつ「本当の友達」になっていく話だったのかもだね。
それならちょっと納得できる。

まぁ何だかんだ言いつつも、共感する想いや、
リアルな自分と現在進行形で重なる部分もあったりで
毎週楽しめたのだから良しとしよう。
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<9話の感想>

なつめちゃんが、春や雫たちを見てひとりで心配してるのが面白いし可愛い。
方向音痴の秀才ヤマケンは立ち位置的に、ライバルと言うよりは
協力者だと思っていたが、今後の動き方次第では、さらに面白くなりそう。
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<8話の感想>

文化祭、楽しそうだった。
学校舞台にした作品観ていていつも楽しみなのが文化祭編だったりする。
そんなことは置いておいて(笑)
やっと自分の本当の気持ちに気づけたらしい雫が
戸惑いながらも今後どういう変化を見せてくれるのか楽しみ。
一歩踏み込んだ内容で面白かったけれど、確かに悩むよね。
今まで友だちも彼氏もあえて作ってこなかった彼女なのだし
自分に素直になりたくても怖いから、再び勉強に逃げ込む。
それは彼女にとって、勉強が将来の夢を叶えるためという以前に
心の鎧であり、自分の居場所だからなんだろうね。
でも、今のままじゃ、一途を通してきた春が哀れ。
じれったいけど両者の気持ちが痛いほどわかるので、見守ろう。
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<7話の感想>

(仕事や勉強)>(恋愛)って決心を孕んだ距離って難しいよね。
このままどうなってもアリっていうのとは全然違うから。
難しいというのは自分だけの想いと決心だけで成り立つわけではなく
相手にも想いや考え方があるからね。
両者とも同じ意見なら問題ないのだけど・・
影響力の強い相手だったり、自分の中に少しでも迷いがあれば
足元をすくわれてしまう。
「こぼれた水は戻らないから大事にする」のか「鉄は熱いうちに溶かせ」か。
{netabare}
答えが決まってるのに期待させるのは良くないって言って
勉強を優先して打ち込む雫にはすごーく共感するものがあるけれど、
進展させなくても、傍にいられる喜びを楽しもうとする春の気持ちも
ものすごーーくわかる(笑)
{/netabare}
で、ここで第1話を思い返してみると、2人とも人との距離感や態度が
随分変化したよねぇ。互いの影響力たるやすごいものがあることは確か。
彼氏彼女の関係にならなくたって、同等の影響は与え合えているのだよね。
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<6話の感想>

原作読んでいないからわからないのだが、
2人が無事相思相愛を認め合って、ちゃんとつきあうっていうのが
ラストではないような気がしているのだけれど違うのかなぁ?
それまでの間に紆余曲折、一進一退を繰り返しつつ、
でもそれだけで終わってしまったら平凡だし。
底が見えそうで見えないラインを保ってる感覚。
純朴通り越して鈍感な2人なのに妙な部分が敏感で、なんだかおかしい。
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<5話の感想>
{netabare}
春がお兄さんを避ける理由、お兄さんの言い分が判明。
でもまだ何かありそう。
そして前回から登場している新キャラの女の子。
学級委員だったんだね。すごくわかりやすいタイプ。
彼女の気持ちに雫がいち早く気づいた模様。 {/netabare}

次回からしばらく「起承転結」の「転」突入かな?
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<4話の感想>

春のブレイクが可笑しかった。
可笑しかったけど、人間の印象は笑顔ひとつで変わるんだ
ってことだよね。と、あらためて思った。
雫の家でスイカ割りしてる時、彼女のタンクトップが
グリーンと黒のボーダーで、それはまるでスイカみたいで、
なんとなく、彼女の心をだいぶ開いたのを揶揄してる気がした。
それにしても春の兄弟関係が気になる。何があったんだろう?
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<3話の感想>

人物が増えて話に奥行きが出てきた。
春も第一印象からすると随分落ち着いてるし
雫の微妙な心の変化もわかりやすく描かれていると思う。
個人的な好みを言ってしまうと、雫のモノローグはもう少し
抑え気味にして、仕草や表情(頬を赤らめる以外で)心理描写を
してくれるともっと好きな作品になる気がするのだけどね。
でもコミカルに描きたいようなので、これはこれでアリかも。

ところで・・・
{netabare}
新しく登場した優山くんって、春にそっくりだったから
たぶん兄弟なのだろうけれど、春になぜあれほど避けられているのか
雫との恋愛の行方なんかより気になった(笑)
しかも声が中村悠一さんではないか~
今後の楽しみが増えたw
{/netabare}
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1話はさすがにハイテンションで、一時はどうなるかと思ったが
実際あそこまではいかなくても、春や雫に近い人っている。
頭に思い描いたことが即座に行動に出てしまったり、
相手がどう思うかより自分がどう思ってるかだけで物事を進める人も、
頭に何か浮かんでも自分には無関係、と冷静かつ冷淡に遠巻きでいる人も
結局は、人間関係においての距離感をうまくコントロールできずに
心の殻に閉じこもってしまうタイプ。
だけど、そんな人にも理解者とみなせる相手が現れた場合は
自分を変えていけるほどの影響力があるわけで・・・

まだ2話までしか観ていないけれども、この作品はおそらく
そういう部分を友情や恋愛を絡めながら描いていくのじゃないかなぁ?
それに春も雫も本当はすごく優しい子っていうのが観ていて心地良い。
周囲からはいろいろ誤解を受けやすいタイプかもしれなくても、
真剣に怒ったり、純粋な涙をこぼしてみたり、優しく微笑んだり
顔を赤らめ照れてみたり、そんなふうにコロコロ変わる表情が、
とても素直でいいなと思う。

とりあえず、このままベタベタアツアツモードになるのではなく、
乙女な想いを自覚した雫が今後しばらくは
振り回されるのだろうけれど
まだまだ面白く個性豊かなクラスメイトが登場しそうなので
今後も引き続き、楽しみに見守っていこうと思う。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 88
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Q&A リサイタル!の印象強い

不器用な女の子と不良?少年とのラブコメみたいなやつ。時折、ドキドキさせられて面白かったけど、その時は原作が終わってなかったからしょうがないだろうが最終話が個人的に謎すぎていまいち評価しにくい。

{netabare}勉強できて滅茶苦茶けんか強いっていうのは凄い。そんな春のキャラクターをあまり好きにはなれてない。{/netabare}

なんかOPの印象は凄く残っているけれど、内容のインパクトはそこまで強いというわけでもなさそう。

OP
Q&A リサイタル! 歌 戸松遥
ED
White Wishes 歌 9nine


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. となりの吉田くん
となりの席の問題児、吉田春にプリントを届けたことがきっかけで、友達認定をされ懐かれてしまった水谷雫。目標のため、他人に構わず勉強一筋で過ごしてきた雫は、春のペースに巻き込まれたじたじ…。そんな2人の前にヤマケン達が現れる。春のことを友達だと言う彼らの行動に対して、正直に思ったことを口に出した雫だったが、その言葉に春は怒ってしまって……!?

2. 変
ニワトリを拾ってきたり、急に逃げ出したりする春の奇行には慣れてきたものの、露骨なアプローチにどう対応していいか困り果てる雫。しかし、一緒に過ごす中で確実に春を意識していると気付き始めていた。そんなある日、下校途中に同じクラスのあさ子から勉強を教えてほしいと頼まれる。事情を知った春は、あさ子に勉強を教えることになったが、勉強会での2人の様子を見て、雫は思うところがあるようで……。

3. やっかい
正直に自分の気持ちを伝えたのに、春からの思いもよらない返事に戸惑う雫。そんな雫をよそに、春が拾ったニワトリ「名古屋」を学校で飼うことが決まり、あさ子、ササヤンと共に鶏小屋を作ることになった。休日に集まった4人はホームセンターへ向かうが、そこでヤマケン達と再び遭遇。予期せぬ再会に逃げ出す雫だったが、ひょんなことから一緒に鶏小屋を作ることになり……。

4. 夏ブレイク
相変わらずクラスメイトから怯えられている春。しかし、雫からのアドバイスを実行したことにより、女子達の間でまさかの人気急上昇!!そんな状況下でむかえた球技大会当日、春は女生徒が上級生に詰め寄られている現場に遭遇する。割って入ったことにより絡まれてしまい、キレた春は相手に殴りかかるが、気が付くと周囲は距離を置くように春を見ていて……。

5. 吉田くんちの事情
春の中学時代や、実の兄・優山の話を聞いた雫は、その話題になると“詮索するな”と言う春に、どこまで踏み込んでいいのか思いあぐねていた。そんな時、ふたりの前に突如現れた優山は、雫に用事があると言い彼女を連れ出す。一方、一瞬にしてその場から逃げ隠れた春は、偶然居合わせた球技大会の一件で見知った同級生・大島に優山の様子を探らせるが……。

6. 彼女達の憂鬱な日々
優山との話し合い以降、春を失いたくないと自覚した雫。しかし、思わしくない模試の結果や、急浮上した大島の存在に動揺を隠せない。ある時、大島を巻き込んだある作戦会議の場で口ゲンカしてしまう雫と春。それをきっかけにして話し合いを始めたふたりだが、どうにも会話がかみ合わない…。間で聞いていた大島は、その状況にやきもきして、ついにはあらぬ事を咆哮してしまう。

7. 2人の距離
自分の気持ちの整理をつけた雫と、雫への想いを自覚した春。すれ違ってしまった気持ちにへこんでいた春だが、大島との会話やあさ子の喝により、昔ある人に言われた言葉を思い出し、改めて雫に告白する。雫の答えは決まったものでも、気持ちが溢れてしまった春は、いつも以上に雫に付きまとうように…。そんな中、松楊高校では文化祭の準備が着々と進んでいた。

8. おいでませ!松楊祭
雫は文化祭に遊びに来て迷子になっているヤマケンと出会う。彼を案内しようと連れ出すがふたりが一緒にいたことを知った春は不満を隠せない。そのころ、春の知らぬところでは文化祭を満喫している優山と、それに付き合わされている満善の姿があった。

9. 0と1
朝、雫が目覚めるとなぜか自分の部屋に春の姿が…。話しをするうちに、父・隆司の店がまた潰れたと知った雫は、最初こそ驚いていたものの冷静に店の整理をし始める。追い出された春は勉強会に合流。あさ子に聞かれ、雫との現状の関係を報告していた。

10. クリスマス
あさ子企画によるクリスマス会が開催されることになった。買い出しに付き合う雫は、最近、いつも以上に自分の傍で怯えるように周囲を警戒する春に、伝えたいことを言えずにいた。そして、店でヤマケン達とばったり再会する春、雫、あさ子。警戒心むき出しの春はヤマケンにパーティー参加拒否を付きつける。その理由が雫に惚れているからということをみんなの前で言い放ってしまい…!?

11. 山口さんちの賢二くん
ヤマケンこと山口賢二は、自らをエリートと言い切る自信家。予備校の冬期講習に雫と一緒に通うことになり、さりげなくアピールしようとするも、プライドが邪魔して素直に自分の気持ちを表せないでいた。一方、雫はヤマケンからのアドバイスで春に向き合う決心をしたのもつかの間、春はヤマケンの存在を意識しすぎて……。

12. 年は暮れゆく
みっちゃんへの想いを自覚し始めたあさ子は、本人とうまく話せないことをササヤンにこぼすと、“好きだからでしょ”と一刀両断。否定をしつつも、恋心は大きくなるばかり…。冬休みに入り、いつもの様に雫たちに会えない日々が続いていたが、ある電話で寂しさが爆発したあさ子は水谷家にお邪魔することになり!?

13. 春遠からじ
みんなで迎えた騒がしい年明けも終わり、平穏な日々が戻ってきた。雫は元旦以来会っていない春を気にかけていると、突如部屋の窓から春が現れた!異様な格好をしている春は、何か“さがしもの”をしているらしいが……。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4
ネタバレ

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

(2期、3期希望)ジェットコースター感覚の恋愛模様――キャラ配置の妙、美しい作画にまいりました。

あー、続きが観たい。
放映と並行して追いかけてから時間が経過して、さらにその思いが強くなってきました。1クールの限界だったのですね。

わたしにとって、文句をつけようがないほどすばらしい(前半)でした。作画は好みというか、びっくりするほど。主役ふたりのキャラデザ最高。

本作については入れ込みが強すぎるので未だに冷静になれません。よって、断片的に記述していきます。

■冒頭から;自分の中で傑作になりそう。いきなりはまってます。(結果、そうなりました)

恋愛物が好きな方には特におすすめしたいし、ぜひ一度ごらんください。やめるのはいつでもできますから。捻りのある恋の話かな、と。

いい意味でのもどしかさ100%。いらいらします。どきどきさせてくれる序盤エピソードのいくつかで、となり怪物くん「ハル」君のすこし謎めいた生活がすこしづつがあきらかになってくるのです。

油断しているとヒロイン雫とハルの関係性の変化を見逃してしまいます。じっくりご覧になることをおすすめします。微妙な言動を集中することで味わえるかもしれません。

ヒロイン主人公・水谷雫(シズク)は、成績上位を維持することにに関心が強い、{netabare}2番あることには耐えられないほど屈辱を感じるし、全国レベル模試で、上位30位になったとことで満足しない上昇志向の強い女の子である。はっきり言って日本の大学で入れないところはないのだし、現実的にはアメリカの有名大に行けばと突っ込みたくなった。ごめんなさい。

また、勉強などしなくても学年トップの成績をらくらくとってしまうハルには{/netabare}複雑な感情をいだかざるをえない。うまい設定だ。また、この少しだけ不自然な背景設定を乗り越えてしまえ。物語はそれからだ。

そして、{netabare}ヒロインが奪われるいきなりのキッス、これは普通ないですよね。最近では当たり前のストーリーづくりなのかもしれませんがわたしには衝撃でした。物語のラストが冒頭で「解決」と。{/netabare}

その後、友だちと恋人の境界線のはざまでふたりの葛藤、少年期にありがちな心のズレが繰り広げられる。微妙なすれちがい、タイミングの悪さ、いつのまにかふたりを応援する立場になってしまう。

すでに、ここでハルとシズクに目を離せない。相性120%どこにも文句のつけようのない設定。

理想的ともいうべき背景処理のうまさ、パースも狂うことなく時間予算が限られた中で、よくここまでやっているとほんとうに敬服します。キャラクターデザインも同じく好みで、背景との関係や撮影処理、溶けこむように考えられた色彩計画もとてもうまくできています。

■ネタばれではないけど{netabare}散発的に

※はじまり

シズクが、始業式早々、先輩にからまれていた同級生を救うことで停学処分を受けたハルが停学処分あけになっても登校しないために、担任の依頼でプリントを届けることになる。理由は吉田くん隣席であるというだけで、特に必然というわけではなかった。

ハルは、真の友達{netabare}がいないことがを気にしている面が伺える。ハルもシズクをともだちとして気に入る。雫の存在はハルの心を溶かしたのか、しっかりと登校をはじめることになる。この変化を解くのは笑えるほどの{/netabare}ハルの友達願望がある。

物語は続くのだろう。アニメの句切りとしての終わらせ方も悪くありませんでした。最初の数話のもっていかれる感覚はなかった全体でしたが。

※過去を遡るシーン

うさぎの死に対する悲しみもなく、周囲から「ドライアイス」と呼ばれたものの、決して残虐性を持った性格でもないことが観る者には、伺える。彼女はアイスドールではなく、家族の事情などをくみとれるほんとうは優しい女の子なのだ。他の生徒、児童たちとは価値観と行動が異なるだけの話で、実は誠実な生き方をしているといえる。

ドライアイスとたとえられるほど冷徹なキャラクターように見せながら自分の立場がわるくなることを厭わず、ハルの「軽い友人たち」に思い切った反論、意見を伝えることのできる、勇気のある女性でもある。

もともとの彼女であれば、こうした変化は想像できなかったものだ。彼女は、ハルとの関係性の中で変化をはじめたのだろう。{/netabare}

そして、2人の感情に友情以上のものが芽生ことはたしかなのだが、導入話でいきなり{netabare}ハルはシズクにキッスをするなど、恋愛感情をいただいているのはないかとも思える行動に出る。やがてハルはきちんと登校を始め、シズクの助言で、他のクラスメートなどとの関係も変化し、人間関係が大きく変わっていくなかで、恋敵の出没{/netabare}などで、シズクの気持ちは新しいステージへの突入していくのであった。

やっぱり今後もアニメ化希望です。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 53

70.9 2 勉強で天才なアニメランキング2位
スキップビート!(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (347)
1706人が棚に入れました
高校にも行かず日夜バイトに明け暮れる主人公・最上キョーコは幼馴染であるロックミュージシャン・不破尚と同居し、生活費を一人で賄っていた。歌手志望で家出同然に上京した尚に献身的に尽くす事が無上の喜びだったが、尚がデビューし超人気歌手となった後は次第に距離が開いてきていた。
そしてついにある日、自分が単なる家政婦代わりに上京させられたことを知り、あっさりと別れを告げられる。捨てられてしまったキョーコは失意の中で尚に復讐すべく、芸能界入りに挑戦する決意を燃やす。執念と根性で無理を通し、尚の所属するアカトキと並ぶ大手芸能プロダクションのLMEの新人発掘オーディションに参加し審査員の意表を突き、一次審査を通過する。しかし続く二次審査で愛する心と愛されたいと思う心が欠けている事を露呈してしまい、落選してしまう…。

声優・キャラクター
井上麻里奈、小西克幸、宮野真守、早水リサ、川中子雅人、石井康嗣、今野宏美

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

少女漫画で45巻!?

なんだその長期連載!!!
って、電子書籍の新刊ニュースで見て、原作読んだのですが、ストーリー展開上手いし、キャラ立ってるし、笑えるし、泣けるし、伏線凄いし、この作者天才か?
と3回読み直してる途中で気付いたのですが、アニメ化と韓国ドラマ化してたんですね。とりあえず、実写はちょっとなぁと、アニメを見てみたのですが・・・。
上手く拾って、ふわっと原作では飛ばしてる、諸々やモー子さん命名の謎も解けました。

原作の絵は好きではなかったのですよね。
多分、本屋に通ってた頃、目に入らなかったのはそのせいかと・・・。
一回目読んだ時、敦賀さん、馬面・・・。
足長いし、12頭身?人としてどうなの?という所も、若干違和感あるものの、アニメでは上手く馴染んでますね。

※原作話※
かなり漫画読んでますけど、こんな面白い漫画読んだことない。
18年前からこんな作品が存在してたなんて、全く知らなかったことに後悔しかけましたが・・・元々、完結済みの方が一気読みできるので、18年手を付けなかったことに、安心しつつも・・・あと何年で終わるのだろうか?不慮の事故で、自分が死んだ場合、続きが気になって成仏できないのではないかと、思う程、はまってます。
兎角、キョーコが母に足蹴にされていた理由は想像を遥かにというか、想像を絶するものでした。そりゃ、そうなるよな・・・・・。
これは・・・未だにスッキリと判明していない敦賀君の過去は如何なものかと身構える程に、その為、二人の恋愛模様は読者が悶絶する程、進展しません。18年前から読んでる人たちが可哀相になる程。
でも、全く飽きさせない。ダラダラ感が全くなく引き込まれる世界感。ヒロインにここまで魅力のある作品はみたことない。
少女漫画のヒロインって、お決まりに、さして魅力のない女子高生がイケメンにひたすらモテるという謎の展開が多いですから。
それ故、この作者天才だと唸ったのですが・・・。
なので、今まで好き好んで読んでいた漫画たちが一気に霞んで見えて・・・他の作品を読もうにも、比較してしまって、つまならく見えて、もう一回読もう・・・と中毒性がある危険な漫画です。
男性が読んでも面白いと思います。
個人的には、名作と呼ばれる少年漫画すら霞んで見えます。
これ程の伏線、ストーリー展開は、他の作者さんは書けないかと・・・。
特に驚きなのは、ドラマや映画の内容やセリフ、所作をよく思い付くなぁと、脱帽ものです。
難点を言えば、本格活動が凡そ1年程の16歳でトップミュージシャンの不破尚には無理がある。
20代女性に抱かれたい男7位にもかなり無理がある。
更に言えば、芸歴5年の20歳の俳優なぞ、日本ではペーペー。
それが抱かれたい男1位、更に無理がある・・・。
脇を固めるのもまた10代が大半。
少女漫画だし、16歳のヒロインに合わせた結果なのでしょうが・・・。

45巻もかなりいい所で『つづく』になってしまっているので、初めて雑誌『花とゆめ』を電子書籍で買ってしまった程・・・。
※原作話終了※

という訳で、原作を忠実に再現している、更に補足までしている、このアニメの2期が12年後の今もないのが、逆に驚きました。

2008年制作アニメとウィベキアでみたので、正直、画力は期待してなかったのですが、上手いし、なんで、2期、3期と続きがないのか、疑問でしかないですね。

監督には敬意すら抱く程、原作を深く理解し、一分一秒目が離せないアニメを見たのは初めてです。
ただ、25話で纏めるのは20話以降辛かったのか、遠巻きの絵が荒くなり、23話から少し飛ばしてましたが、それを差し引いても良作アニメでした。

ネットで調べた所、制作会社は吸収合併されたようです。その会社で作れば良かったのに、つまらないゲイアニメを作る暇があるなら!
ならば、強奪してでも作ろうという制作会社がいないのが不思議で仕方ない。
こんな傑作が埋もれているのが、実に腹正しいです。

それにしても怨キョが動き、喋るのは最高に愉快でした。
ヒロインの声優さんは始めは耳障りな声でしたが、坊、幼少期、恐キョを一人でやりのけてしまう。結構な演技幅の広い声優さんで、驚きました。

因みに、怨キョがレイノに捕まるシーンが見たいので、24巻辺りまでやって欲しい。あとヒール兄弟が見たい。やっぱり3期までやって欲しい。
(願望が膨らむ膨らむ)

アニメの難点を言えば、神様が作った箱の中身は怨キョではありません。25話(12巻では)謎とされているので仕方ないとは思いますが、作者さんに指摘して欲しかったな。

お願い、NHKさん・・・。
理解のできない崩壊の一途を辿る『進撃の巨人』より、スキップビートの2期、3期アニメを作って下さい。
凄い、いいところでアニメが終わってるのよぉぉ!!!今からなの!面白く、更に伏線が増えていくのが!!!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 0

ふわふわマショマル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

次観たい!それを実現させるには?

アニメ観た後、コミック37巻まで購入。
原作が14年続いてると知ってビクッリ〜。
敦賀蓮がフェミニンで小西克幸さんの声は度ハマりですね。
尚役の宮野真守さんも現在2016年ですので大分前の放送でしたが、あの頃はハマリ役です。現在の宮野さんの蓮役も出来そうな気がします、観てみたいです。

皆さんが、何故あの終わり方で2期が無いのか?
私もハマったアニメだったので気になり、Wikiってみましたら。
制作アニメ会社が放送後、他のアニメ会社に吸収されて、放置されてる様です。
私は、その吸収された会社のHPを訪ねて、問い合わせてみました。
是非、2期が観たいっという内容です。

2期作るつもりだったけど、会社が何らかの事情であのまんまで終わってしまっのではないかと思われます。その結果、原作が売れたのではないかと思われます。
作品自体も良いから勿論、コミックまで購入するわけですが。。。
絶対に気になる、これからっとい時の終わり方なので、原作買う覚悟で観た方がいいかもしれないですね。(笑)

現在もなお原作が続いているので最初はコミックで追いましたが、何ヶ月も待てずマガジンに手をつけてしまった程、私的には度ハマりなストーリーでした。

特に芸能界がよく描かれてる良作品だと思います。
三角関係ですれ違う心の心理描写がスパイスたっぷりですね。
心理学か?男の世界も知り尽くされ、作者の人生経験値高い?っと感じましたので、Wikiりましたら、やはり素敵な歳を重ねた年代の女性でした。

あんな世界で、あんな事が有りそうだし、狭い世界なのできっとよく会うでしょうし、あの世界で恋多き人は大変だなぁ。。。っと想像しちゃいました。
キョーコちゃんのキャラがすごく良いです。芸能界はあの位猪突猛進でないと、生きていけないのですね。

男性よりは女性の方がハマりやすいですね、きっと。
何度見ても、コミック読んでも飽きない程に私はお馬鹿になってしまったほどでした。是非、大好きになった人は現在の会社に問い合わせるのもいいかもです。
問い合わせ先は、http://tyo-animation.com 問い合わせからできると思います。

追記 : 40巻記念盤のCDでは、蓮とキョーコちゃんのイヤ、精霊コーンとキョーコちゃんのストーリーが聴けて感動!! 声優のお二人もこのアニメを再び演じたいと言ってました。やはり、あの続き見たいですね。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5

じぇりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

少女漫画原作モノでは最も好感が持てたヒロイン

アイドル戦国時代と言われる昨今。
ポッと出の、まだまだ普通の女の子にしか見えない彼女たちは、しかし口々にこんなことを訴えてくる:

「子供の頃から、芸能界に入るのが夢だった」

「一生懸命やっていれば、願いは必ず叶う」

「みんなに夢を届けるお仕事がしたい」

…嘘くさいと思ったことは無いだろうか。
現在の芸能界は門戸自体は広く、入るためのハードルも低くなってきているため、いずれは淘汰されるであろう供給過多の状況で、「頑張っていれば、夢は叶う。皆に気付いてほしい!」と言われても…10年後の彼女たちから同じ言葉が聞けるとは到底思えない。

それに比べ、自分の青春を捧げてまで献身的に尽くした男に手酷く捨てられ、その復讐をすべく芸能界入りを目指すヒロイン・キョーコは、そんな上っ面な夢を語る女の子よりもずっとリアルで好感が持てる。

ロックシンガーとしてブレイクした尚からばっさりと切り捨てられた時点で、キョーコの尚への執着は殆ど消え去っている。

潔いほどの立ち直り。「復讐」というより、「キレイになって見返してやる!」「あんなイイ女を振って、惜しいことをした…と思わせてやる!」的な発想である。
未練タラタラに昔の男を追い掛け回すのではなく、むしろ追い越してやろうという思い。非常に共感できる。

そしてキョーコはその気持ちを全く美化せずに、真正直に表に出す。見ていて小気味良い。
怨みや憎悪の念をばらまき散らすシーンは、毎回コメディタッチで描かれていて、クスリと笑える。

芸能の世界に限らず、仕事でも勉強でも成功を収めようと思ったとき、ポジティブな感情だけでは充分なエンジンにはならない。

「あの人には負けたくない」「悔しい」「今度こそやり返してやる!」という思いが、時に人を駆り立てるものではないだろうか。

キッカケなど何でもいい、動力源があれば、徐々にそれが純粋な追及へと変化していき、いずれ花が咲くこともある。

登場人物それぞれのモノローグが多く、自分自身の本当の気持ちや間違いに気付いていくプロセスがとても丁寧に描かれていた点も良かった。

また、ヒロインを筆頭に、特に女性キャスト陣の好演も光っていた。

思わぬ良作に出会えた。
男性が見ても楽しめるアニメではないだろうか。おススメ!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12

73.4 3 勉強で天才なアニメランキング3位
ぼくたちは勉強ができない! 第2期(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (347)
1572人が棚に入れました
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」獲得のため、学園が誇る3人の天才・古橋文乃、緒方理珠、武元うるかの教育係を引き受けることに。苦手科目にはとことんポンコツな彼女らを導き、志望校合格を目指すが…!?さらに、冷血に見えつつ超ドジっ子な教師・桐須真冬、メイドのバイトをしながら医学部を目指す先輩・小美浪あすみも加わり、成幸たちの勉強はさらなる追い込みへ!そして密かに恋の気配も…?「できない」天才たちが繰り広げるラブコメディ、 勉強も恋もまだまだ続く!!

声優・キャラクター
逢坂良太、白石晴香、富田美憂、鈴代紗弓、Lynn、朝日奈丸佳
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

確かにうるかも可愛いけど僕はやっぱり

9話と10話が好きだった。なんだかんだ親子。そして、父親と衝突しても説得しようと諦めずに努力しようとする姿勢に好感。やっぱり自分はつくづく古橋文乃派だなと思ってしまった。清楚系ヒロイン派推しは個人的に負けかなとか思ってしまうが、苦手な家事に奮闘したり、もたれかかったりと可愛い。
父親がまさかの大学で数学をしている人で数学の天才である妻を亡くしてから落ち込み、娘と向き合えなかった。でも、影で娘を心配してたし、遺品である論文をいれている(嘘)パソコンを通して関係も改善されて、めでたいことこの上ない。

成幸の進路気になるなあ。自分のしたいことやってほしいなあ。
稼ぎたいならパイロットかなあ。それかゴールドマンサックスとかの外資系いいよな。できる奴は収入が青天井で羨ましい限り。
と思ってたら{netabare}教育者かあ。大変やろうけど、ええやん。{/netabare}

高校3年生とは思えない勉強のしてなさ。受験あるんでないの?こんなもん?
全然わからない。{netabare}合格してるから、いいか。ポテンシャル高すぎ。{/netabare}

卒業して大学行った後まで描いていたな。{netabare}花火のジンクスはやはり、うるかだよね。大勝利。{/netabare}青春だなあ。あの展開はアニメオリジナル?

個人的には好きな終わり方したと思うし、良かった。ただ、もうアニメでは見られないと考えると寂しい。


OP
Can now, Can now Study
ED
放課後のリバティ halca
関係≧方程式 Study
挿入歌
ワンダー・ピュアマジック! 川瀬あゆ子(大地葉)、海原智波(阿澄佳奈)
星空のプレリュード 武元うるか(鈴代紗弓)
仰げば尊し


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」獲得のため、学園が誇る3人の天才・古橋文乃、緒方理珠、武元うるかの教育係を引き受けることに。苦手科目にはとことんポンコツな彼女らを導き、志望校合格を目指すが…!? さらに、冷血に見えつつ超ドジっ子な教師・桐須真冬、メイドのバイトをしながら医学部を目指す先輩・小美浪あすみも加わり、成幸たちの勉強はさらなる追い込みへ! そして密かに恋の気配も…? 「できない」天才たちが繰り広げるラブコメディ、勉強も恋もまだまだ続く!!

1. 天才と彼はその[x]なる判定に銘々慮る
夏休みも予備校で勉強に励む成幸たち。この日は模試の結果が出て、理珠の志望校判定はE判定。「Eになった」と落ち込む理珠に文乃たちは騒然!…というのも、なぜか胸のカップ数と勘違いしていたからだ。そして理珠は、成幸が自分の胸に興味を示していると勘違いして…。後日、成幸たちは夏期講習の総まとめで予備校の合宿へ。勉強を終えて風呂に入った成幸は、なぜか男湯にいた文乃たちと鉢合わせ! そこに男子たちも入ってきて…!!

2. 先人の誇りは時に[x]どもの事情と背反する
あすみのバイト先のメイド喫茶が家事代行サービスを開始。成幸はあすみとともに依頼主の元へ向かうが、なぜか真冬やうるかといった知り合いばかり。しかもそれぞれ家事代行を恥じてか、あすみは仕事をさせてもらえずイライラ…!そんなある日の小テスト、普段以上に威圧のオーラを漂わせる真冬。実は徹夜でテストを作成したため、必死で眠気をこらえていたのだ。そして下校中、成幸は自動販売機の下をあさる不審な真冬を見かけるのだが…!?

3. 天才は変遷する季節と[x]模様に憂う
父親のせいで、うっかり前髪を切り過ぎてしまった理珠。最初の内は気にならなかったが、徐々に恥ずかしくなって成幸から顔を隠すように。被り物までして自分から顔を隠す理珠に、成幸は自分が嫌われたと勘違いしてしまう!また別の休日、親友・理珠とのお出かけにはしゃぐ紗和子は、完璧なプランで理珠を楽しませようと大張り切り! その途中、偶然に成幸と出くわした2人。紗和子は親友の恋のために身を引こうとするが…!?

4. 時に天才は限定された[x]において奮闘する
図書館で勉強する成幸の隣に、見知らぬ美少女が座って話しかけてきた。成幸は逆ナンと緊張するが、その正体は美容院でイメチェンした理珠だった。そうとは気づかない成幸は、勝手に誘惑されていると勘違い!翌日、英語面接に備えてスピーキングを練習するうるか。うるかの目も当てられない英会話に成幸は、この日の会話は英語以外禁止というゲームを提案する。しかしうるかとの英会話はかみ合わないどころか、勘違いの連発で…!

5. 心尽くしの賜物は時に[x]の錯綜となる
成幸の家で勉強した帰り、文乃は成幸から誕生日プレゼントを渡される。初めての男子からのプレゼントに「どんなもの」でも嬉しいと喜ぶ文乃。しかし開けてみると、そこにはブラジャーが…。果たして成幸の意図とは!?ある日、母親の代わりにバイトへ向かう成幸。そこはいつぞやのランジェリー店の店長が営むマッサージ店だった。あの時と同じく、着ぐるみでマッサージのバイトに励む成幸。そこに文乃と理珠が来店する!

6. 彼らは安んぞ面する[x]の志を知らんや
マンションの風呂が使えないため、真冬は銭湯に行くことに。途中であすみ、成幸たちと出会い、真冬とあすみは一緒にサウナへ。暑くて朦朧とする2人は、成幸との秘密を口走ったり、水風呂で戯れたり…。漏れ聞こえる2人の嬌声に、男湯の成幸は緊張しっぱなし!数日後、真冬を相手に模擬面接が行われる。文乃、理珠は弱点を突く真冬の質問に、すっかり心が折れてしまった。そして成幸の番…彼は真冬に何を語るのか!?

7. 人知れず天才は彼らの忖度に[x]する
オープンキャンパスを訪れた成幸、理珠、紗和子の3人。しかし成幸と紗和子はそれぞれ相手を理珠と仲良くさせるために、変に譲り合っては理珠を放り出すことに…。そんな中、理珠は数学の教授に才能を見出されて数学科に誘われる。あすみのメイドカフェでボードゲームイベントが開催! レアなボードゲームにつられた理珠は、メイドとなって手伝いで参加することに。メガネっ娘メイド・理珠に群がる客たち。理珠のゲームの才能が火を噴く!

8. ゆく[x]の流れは絶えずして…
成幸の体育の成績が赤点目前! うるかが成幸に水泳を教えるが、教え方があまりに下手で一向に効果なし。監督していた真冬が見かねてプールに入り、成幸の手を取るが…。プールの一件で真冬に勇気づけられたうるかは、全国水泳大会で見事に優勝! そして彼女には海外留学の話が。成幸に言い出せずに悩むうるかは、ファミレスで文乃に相談を持ち掛ける。そこに成幸が現れて、うるかはとっさにテーブルの下へ!

9. 最愛の星に[x]の名を(前編)
一ノ瀬学園で三者面談。家のために進路を決めようとする成幸に、母・花枝は自分がやりたいことをするべきと忠告。そんな中、オープンキャンパスで出会った数学教授が現れ、再び理珠を数学の道へ勧誘する。彼の名は古橋零侍、文乃の父親であった。三者面談で零侍と喧嘩した文乃。勢いで家出した彼女は、そのまま唯我家に居候することに。花枝の許可も得て成幸と寝食を共にする内に、どこか新婚生活みたいな雰囲気に…!?

10. 最愛の星に[x]の名を(後編)
唯我家での居候を続ける文乃。この日は花枝たちが出かけてしまい、家には成幸と文乃の2人きり。文乃は居候のお礼をすべく料理や掃除に挑戦するが、ことごとく惨敗! しまいには風呂に入ってきて、成幸の背中を流そうとする!?その後、星空の下で成幸に後押しされた文乃は、零侍と向き合うために家へ戻る。天文学への進路を認めようとしない零侍に、文乃は母が残した動画データを突き付ける。生前の母は何を語るのか…。

11. 祭のはじめは矢継ぎ早 彼らに[x]が降りかかる
文乃、理珠、うるかが希望進路を決める一方、成幸は「自分が本当にやりたいこと」を見出せずに悩んでいた。そんな成幸の悩みとは裏腹に、一ノ瀬学園は文化祭の準備で大忙し! そしてうるかたちは「後夜祭の1発目の花火を触れ合って見た男女は、必ず結ばれる」というジンクスを聞いて…。文化祭当日。理珠のクラスが出店するうどん屋にトラブルが発生! 理珠の父の勘違いで、模擬店の域を超えた大量のうどんが納品されてしまったのだ。

12. 祭の騒ぎは留まらず[x]どもは茨の道を往く
文化祭はますます大盛況! 水泳部のライブステージでは、なぜかフルピュア衣装を着た真冬が海原&川瀬と共演。真冬のダンスのキレに沸く観客。そして続いて登場したのは、見慣れない真っ黒な衣装に身を包んだうるか…!?うどんの宣伝で校内を周る成幸は、ある着ぐるみを着ることで、なぜか先生たちに追われてしまう。あすみの手引きで体育館へ逃れる成幸だが、そこでは文乃主演の演劇が修羅場を迎えていた!

13. 祭の終わりは寂しくも華やかに[X]どもを祝福する
着ぐるみの成幸の乱入により、文乃たちの演劇は大絶賛で終演。しかし着ぐるみ越しにキスした相手が分からず、文乃はただただ混乱…。一方、理珠のクラスのうどん店は、みんなの協力で大量のうどんが売り切れそうな盛況ぶり!そして「一緒に花火を見ると結ばれる」というジンクスがささやかれる、後夜祭の時間が近づいてきた。成幸と一緒に花火を見る、運命の相手とは…!?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 11

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

未来はわたしたちの手の中に!!

1期は『うるか』『古橋』がエピソード的にやや優勢だったと思いますが、この2期は結構『古橋』エピソードで応援する人が増えそうかな?と思います。
ただ個人的に最終話は原作全て見てる身としてはあまり好きじゃなかったですね。ま、アニメだけなら良いのかも?


原作・ジャンプで全て。
アニメ・全話視聴。(全13話・30分アニメ)


今年(2020年)で廃止される『センター試験』。来年からは『大学入学共通テスト』に名称が変更になります。
現実世界では受験生をただただ混乱させた文部科学省に絶望しましたよ。「この程度かよ…」って感じです。
だってこの変更をする文部科学省の連中の理由、「マークシートだから」ですからね。しかも出される問題やテストの用紙、やり方等も見ずにただ会議で「選択式はアカンやろ」みたいなノリで決まったみたいです。
ま、私が説明するより『池○彰さん』の本や番組で言ってたのでそちらをどうぞ。
本当、受験生は今後の人生をも変えるかもしれない事なのに文部科学省は何やってんだか(汗)


さて、思いっきり脱線したので戻しますね。
あらすじは2期だから書くのはやめときます。


今回はラブコメやコメディ部分が強かったかな。
ま、少年誌のラブコメ系としては丁度いいレベルだと思います。ただちょっとセクシャルなのが多かったのでそこを受け付けないと評価は下がるかなと思います。♯5と♯6が特に。
1期と比べると勉強系はあんまりだったなぁ。個人的には残念。ただ『桐須先生』の教え方や面接の部分は好きだったな。「大人でも自分の長所なんて…」や「才能あるものの特権」とか共感や感心しました。
後は『唯我』の「自分のやりたいこと」についてかな。指摘されるまで決めてなかった事、そしてちゃんと自分で答えを出せた事。教育係をやってたとしてもやはり『唯我』も一生徒なんだなと。

ツボだったのは『武本』の運動天才なのに教えるのがとても下手な部分やアイキャッチ、『古橋』の毒や『小美浪』のツッコミ等も面白かったです(笑)
歌はED曲の方がノリも良く、キャラも可愛くて好きですね。


♯9〜♯10は『古橋』の株が上昇したんじゃないかな。てかさ、もう新婚やん(笑)
家庭ってそれぞれ事情があると思うし、不器用だから伝わらない・伝えないで向き合えてなかったからこそこうなってたんだな。
詳しくは書きませんがここのエピソードはいい流れだと思います。そして『古橋』にとって今後大変だなと私は感じました。
だってねぇ…、『武本』と『緒方』のねぇ…。
これは『唯我』にとっても難題だな。合格通知は誰になるやら。


♯11からは文化祭なんですけど… …

ラブコメ物としてブッ飛んだ事が多いですね。

…文化祭ってこんなカオスだっけ?

ま、まぁそれは良いとしてもやはり賛否両論の3DCGダンス。これは好き嫌いがハッキリしそうですね。
ダンス後にアニメ絵に戻るから違和感は残ります。
他作品で例えるのは恐縮ですが『かぐや様○告らせたい』の♯3のED曲『チカっ○チカ千花っ♡』みたいなダンス表現だったら違和感もなくて良かったのかな。

でも後夜祭やジンクスもオチも「らしい」終わり方だなと思います。ま、これは後で書こうかな。


さて、原作を見てた私としては最終話のED曲後のエピソードは嫌でしたね。まぁリアルタイムに放送されてる時は連載中だったからこの表現になったのかもしれませんがこの終わり方だと3期は作らない前提な感じがして残念感が強いです。
何故かと言いますと私個人は『桐須先生エピソード』と『小美浪エピソード』が綺麗で好きなのでアニメで表現してほしかったです。それはもう叶わなそうだなと。
アニメだけの表現だと『小美浪』と『桐須先生』の魅力は伝わらないと思います。ただのサブキャラ感が(汗)『桐須(妹)』も出れずだし。

今現在(2020年3/15現在)は1つのストーリーとしては完結を迎えました。中々綺麗な終わり方だったので私個人は評価は良い方です。
ジャンプでは『ニセコイ』が散々な終わり方をしたので心配をしてましたが安心しました(汗)

明日発売(2020/03/16)のジャンプでは『ぼく勉パラレルストーリー』が開幕します。作者の『筒井さん』は「どの物語が本当の結末かは読者の皆様次第です」と言ってます。
やり方としてはギャルゲー・乙女ゲーみたいだなと思いますが試みは面白いかなと。
読者(ファン)に対し『X=???』と解はそれぞれに、って事ですね。
アニメでは♯11と♯最終話の『ジンクス』と『後夜祭』がキー、原作では『問69』のシーン。

なので題名は原作にも書かれた表現と一緒にしました。その意味は…原作見たら多分すぐ分かると思います。さて、最愛の『X』の解は如何に?
気になる方は明日本屋、もしくは電子ですね(笑)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1期→うるか推し。から、2期→文乃推し。と、浮気w あ、物は投げないで下さい(汗)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
正統派のハーレムラブコメ。

難しいこと考えたり書いたりするアニメじゃないですね。

シンプルに楽しめる作品ですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1期で私が好きだった順は、うるか→文乃→桐須先生→理珠→小美浪先輩。

2期を観て、文乃→うるか→理珠→桐須先生→小美浪先輩、に変わりました。

文乃、怒ってる時が一番可愛いって、どんなキャラだよ(笑) ツンデレのツンではなくて、ただ普通に怒ってるだけってのが良いよね。

でも実際、怒ってる時が可愛いらしい女性って良いですよね、リアルでも。あれ、(怒ってる姿みて、引いちゃう人と)何が違うんだろうね?

怒ってる時が魅力的な人って、愛嬌があるパターンと、サッパリしているパターンがある気がしますが、文乃姫には、その両面があると思います。

怒ってることは大抵正論だし、わりと他の人のためだったりするし、ちょっと照れるしw ガチで怒ってるのに笑顔ってのも、ポイント高いかも。

ナリユキともお似合いだと思うし。ナリユキは尻に敷かれてる方が良い(笑)

と、文乃さんの話ばかりになってますが、私の中の「歴代好きなヒロインランキング」でも、20番以内に入るかも? というくらいにお気に入りですね。

でも、なんとなく正妻にはなれないんじゃないかなと(汗) なんか、最後の最後に、自分(文乃自身)から引いちゃいそうな気がします。

以前からよく書いてますが、王道ラブコメは、展開よりキャラなので、良いキャラが揃ってる本作は、良いアニメです。受験(最終回)まで、追っかけたいですね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
男子が胸ばかり気にしてるのは間違いないが、だからといって巨乳好きとは限らない。私は、CかBが好きですが、FよりはAです。だからといって、AAやAAAは、そんなにですが、、、って、何のカミングアウト?(笑)

2話目 ☆4
みんな、金で解決(笑) オプションなのか(笑) 居眠り(笑) 学園長の話、苦痛だよな(笑) てか、寝てる先生なんて普通にいたし、それにとやかく言ったりしなかったけどな。温泉卵(笑) ポンコツ先生(笑)

3話目 ☆4
てか、思春期男子が女子の変化に気付かないのって、鈍感ってのもあるけど、恥ずかしくて女子の顔をちゃんと見られていないってのもあると思うんだけど。関城紗和子、良い奴だよな~。回想、良いね。

4話目 ☆4
あのイメチェン姿を見た、文乃のハイテンションが見たかったな(笑) ランジェリー好き(笑) 意外な単語(笑) ①が(笑)

5話目 ☆5
これは予想できひんわ、ホンマに(笑) 文乃さんのツッコミが冴えるな(笑) イメージ伝わった(笑) 「文乃の巨乳化にナリユキ以外は気づくでしょ?」という視聴者の疑問を、アイキャッチで鮮やかに回収。素晴らしい。

デジャブ(笑) フニャフニャじゃねぇか(笑) 声優さんにエロい声を出させるためにやってんのか?(苦笑) ウルカさん、怒ってる(笑)

6話目 ☆3
どうも、キリス先生回は萌えないな~。ナリユキに贔屓しすぎ。

7話目 ☆3
酔いデレは安定的に萌えるな~。サイコロ倶楽部かな?(笑)

8話目 ☆3
うるか回。沈むのやめな(笑) もうちょい、プールでナリユキとうるかのラブコメ観たかったな~。海外留学か~。水泳の場合、日本も世界トップレベルにあるわけだし、うるかみたく英語で苦労してしまうより、日本で競技に集中した方が良い気がするけど。文乃のツッコミ(笑)

9話目 ☆4
文乃回。まさかのお父さん。そこで落ち込むのではなく、怒るあたりが、文乃(笑) 女子トーク、あかんでしかし(笑) よこそこに隠れられたな(笑) 文乃の怒りキャラ、好きだな~。

10話目 ☆5
ダメ文乃さん(笑) いやいや、風呂はやり過ぎ(笑) 「起きてる」は、なかなかの破壊力w これで文乃も正式参戦して欲しいな、ナリユキ争奪戦にw

11話目 ☆4
ダンスシーン、頑張ってますね。でも、やっぱり手描きが好きだな~。なんか、違うキャラにも見えちゃうな。だったら、先生出なくて良かったんじゃ(笑) 文乃の登場ばかり楽しみにしている自分がいる(笑) 先生、ちょろいw キス未遂から流れが楽しみ♪

12話目 ☆5
文乃さん、国語力生かしてる(笑) それもう、プロポーズやんけ(笑) 恋人食いwww ホンモノっぽくなったw 怒ってる文乃が一番輝いてる(笑) メインからサブまで、ほとんど全員に見せ場がある、素晴らしい最終回だね。時と場所と人数(笑) ハーレムエンド(笑) ん? シルエット的には、正妻はやはり緒方?
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 25

66.4 4 勉強で天才なアニメランキング4位
イタズラなKiss(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (306)
1521人が棚に入れました
斗南高校の入学式でF組の相原琴子はA組の入江直樹に一目惚れしてしまう。3年生になり、2年間の想いをラブレターに託し勇気を出して告白するも「頭の悪い女は嫌いだ」とあっさり振られる。
直樹への気持ちを断ち切ろうとする琴子だが、ある日琴子の新築の自宅が震度2の地震で崩壊。家を建て直す2・3ヶ月の間、父・重雄の学生時代からの友人の家に居候させてもらうことに。しかし、そこは直樹の家だった…。

声優・キャラクター
水樹奈々、平川大輔、松井菜桜子、長嶝高士、朴璐美、島田敏、阪口周平、早水リサ、山田きのこ
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

イタズラなKiss(/ω\*)最高!

90年代不朽の名作。“恋愛のバイブル”と評された人気ラブコメディ
台湾、韓国、日本3カ国アジアで実写ドラマ化された
少女漫画原作です。

アニマックスで放送すると聞き、試しに録画して見てたら
思いのほかハマってしまい、お気に入りのアニメとなりました。

{あらすじ}
斗南高校の入学式で、落ちこぼれのF組女子高生・相原琴子は、
A組の頭脳明晰なイケメン入江直樹に一目惚れしてしまい
思いを募らせ3年生になり、2年間の想いを込めたラブレターを渡したところ
「頭の悪い女は嫌いだ」と受け取ってすらもらえずにフラれてしまう。
そんなある日、新築したばかりの家が震度2の地震で倒壊・・汗
琴子はなんと自分をフッた相手。入江直樹の家で暮らすことになった。

主に不器用で料理や裁縫も下手だけど
明るさと根性が誰にも負けない(相原琴子)と
頭脳明晰のイケメン(?)&運動神経抜群の天才だけど
冷めてて意地悪な元祖ツンデレ(入江直樹)の二人と
周りの人がかなりユニークなラブコメディなので
ラブコメOKなら男性も見やすいと思います。

原作連載中に作者が亡くなり、ファンの希望でアニメ化され
完結しました・・作者の構想メモなどを頼りに制作したらしい(´;ω;`)

OPの「キミ、メグル、ボク」がすごく好きで毎回飛ばせなくて
「♪出会いと、サヨナラ~」
「いたずらに絡まる運命僕らずっと探してたんだ
そして今二人出会えた。きっと偶然なんかじゃない」

この部分が琴子と入江の二人にしっくりきて、
物語と作者のことを考えるとなんか切ない
この作品に出会えたのも、きっと偶然なんかじゃないよね。


ここからは個人的にツボったキャラについて・・↓

相原 琴子
今まで色んな少女漫画やアニメ見たけど
一番恋愛に関しては最強のヒロインだと思う・・汗
琴子より料理やお裁縫を上手くやったり
綺麗な子もいるかもしれないけど
こんなに一途で一生懸命な女の子に惚れられたら・・
{netabare} 入江だって恋に落ちちゃうよね。
だって作中で何度も「押し倒す勢いで入江を落とした」と他のキャラに言われてるし(笑) {/netabare}

入江 直樹
最初見た時「AGOwww」って思っちゃうくらい
作画崩壊系王子w
ほんとに入江が作画崩壊する確率多くて笑いました。ごめんなさいw
琴子への上から目線&冷たい態度→デレるという
「うわぁ・・ありえないムカつくw」と私さえ思っちゃうw
これはもう元祖ツンデレ以外他に思い当たりませんw
入江といい弟といいあんな感じなのにお母様が大変素晴らしい!
入江はお母様似だな・・お父さんには似て・・イヤ、これから似るのかw

池沢 金之助
琴子LOVE&命な熱い不良・・?
現代的イケメンに描かれてない所がなんかポイント高いけど
琴子に惚れたきっかけはなんだろう?と、とても気になるw

鴨狩 啓太
{netabare} 人妻琴子に恋した {/netabare}
熱血黒髪ロングの男性☆
最初は琴子を嫌って敵視してたけど徐々に・・( ̄∀ ̄)
個人的に鴨君タイプです・・(/ω\*)←おいっw

嫌いと好きって同じラインにあるから
振り幅が大きいほどその人を好きになるって心理学で聞いたなぁ
大っ嫌い→から大好きになることは十分にありえるということだ。

評価がやけに高いのは個人的に好きだからです・・(笑)
文章も長くなりましたが実はまだ書き足りないというw

天国へファンレター送れないかな・・
この作品に出会うのも好きになるのも遅かったけど、
多田かおる先生&監督さん・・こんなに素敵な作品ありがとう!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 31

不良中年 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

さすが少女漫画が原作はキュン度が違う!

 最近は少女漫画方面にも触手を伸ばしこの作品に出合ったが、さすが少女漫画です。少年漫画やOVAとは一味違うキュン度に脱帽です。

この作品が気になり色々調べると、原作者の方は1999年3月11日に不幸な事故が原因で亡くなっていたんですね。

この作品の連載中という事で未完の作品となるそうです。
幸いなことに作者のメモが残っていたため、アニメの最終回はメモを基に構成され、作者の意志に近いものになっているらしいです。

入江君は最初はいけ好かない奴だと思っていたので、急に彼の実家に世話になるというのも強引な展開と思ったが、一緒に生活をしていくうちに少しづつお互いの事を知り心が打ち解けていく様子を見て、こういう話もアリだなーと思った次第です。

まだ4話しか見てないけどすっかりはまりました。
ストーリーはもちろん琴子役に水樹奈々さんというのも自分の中でポイント高いです。クロスアンジュのアンジュもそうですが気が強くてチャーミングな女性は水樹さんしかないでしょう。

はじめは暇つぶしのお試しくらいで借りたDVDでしたが、明日は大人借りしようと思います。
とりあえず途中経過はここまで。

#2018/3/3 加筆
本日見終わった。
 高校時代から大学そして社会人とたった25話によく収められたと感心します。でも決して無理な詰込み感は一切なくて、素直に物語を堪能できました。
要所要所にターニングポイントがあり、その都度感動させられまくりで、こんなに楽しいというか素敵なお話は無かったかもしれません。

途中の結婚に至る場面や看護科に入ってからの話、看護士として勤務し出産に至るまでどの話も無駄がない。

特に出産でオールハッピーエンドな話で締めかと思ったけど、直樹の母型の実家に行くお話はとても素敵でした。

出産の回でもう終わりかと思っていたので、このお話はうれしかったです。

今回偶然この作品に出合って視聴して、興味が出て色々調べたりして不思議に思っていたけど、見終わった今なら何故この作品が色々な国で何度も取り上げられているのか理解できます。

この作品の根本にはみなが求めるあらゆる要素、エンターテイメントとしてのすべてが入ってるからですね。

私は男だしオジサンなんだけど、素直に琴子目線でハラハラドキドキそしてハッピーな気持ちにさせてもらえました。

まだこの作品を見たことが無い人は是非見ることをお勧めします。
でも1話で切らずに3話まで見てください。
きっとあなたを魅了します。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

横浜ゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

めざせっ!50番

拝見しやした

簡単なあらすじ~

落ちこぼれのF組の琴子。
文武両道の入江くんに入学式から一目ぼれ。
2年間思い続け、決死の覚悟で手渡そうとしたラブレターは受け取り拒否。

そんななか、新築したばかりの自宅が手抜き工事で崩壊。
父親の親友宅へ居候することになったんだが・・・
何の因果か、親友宅とは入江直樹の住む家だった。

感想いきまひょ。

原作は多田かおるさんが連載中に急逝し未完なんです。
アニメでは完結していますが、
それは作者の構想ノートなどの資料から構成して
完結ストーリーを制作したんですね。

原作をアニメ化する際に少々選別したり改変があるのですが、
ストーリー構成がとても上手い。
中だるみがなく安心して見れます。

OPは秦基博さんで、とっても有名ですよね~
大好きですよ~

90年代作品なので懐かしい展開&キャラデザです。
目がデカっ!wwww
ザ・少女マンガっ!ってな感じで良い感じ。

80年代や90年代はマンガやアニメの熟成期なので、
王道アニメを拝見するのもオツなものかと。
若い世代に見てほしいアニメですね。
「ベタネタはココらへんから始まっているのか~」的な?
目新しい展開を求める現時点では再認識する材料になります。

アジア諸国ではドラマ化されて有名ですね。
原作が日本のアニメなんて韓国の人間は知っているのだろうか?

小手先であ~でもないこ~でもない様な作品よりか、
とても純粋な気持ちでワクワクするアニメですのでおススメ。

38歳の若い有望な作家さんが亡くなってしまい残念でした。
改めてご冥福をお祈りします。

今でもファンクラブが存在して活動なさっています。
それだけ人気のある作家さんです。

とっても楽しめました。多田さんありがとう。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3
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