NoName さんの感想・評価
2.6
色々と欠けている
ゲーム原作。原作のスキットやサブイベント等が全て省かれ物語を辿るのみの内容で、その物語すら省略が多い為原作済みでないと楽しみ辛い。作画自体はOVAだけあり良いが、戦闘は迫力無く、個人的に楽しめた部分も少ない。厳しいが、これを見るくらいなら原作をオススメしたい。
NoName さんの感想・評価
2.6
ゲーム原作。原作のスキットやサブイベント等が全て省かれ物語を辿るのみの内容で、その物語すら省略が多い為原作済みでないと楽しみ辛い。作画自体はOVAだけあり良いが、戦闘は迫力無く、個人的に楽しめた部分も少ない。厳しいが、これを見るくらいなら原作をオススメしたい。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.9
この作品の原作は未プレイです。テイルズシリーズのアニメ化作品・・・第5弾です。
ここまでこのシリーズの作品を視聴してきて、キャラデザは少し子供っぽいけど、作画を含めて綺麗で丁寧に作りこまれている・・・という印象を持っています。
次の作品を早く視聴したい・・・そう思える位置付けに昇華した作品だと思っています。
これまでアビスやヴェスペリアには感動を頂きましたが、感動の質は異なっていました。
アビスでは運命に抗うルークとティアに・・・ヴェスペリアではナイレン隊長の雄姿に・・・
これらは物語の進展に伴って現れてくる展開だったので、不意をつかれた・・・とも言える状況でした。
それに引き換えこのシンフォニアは、最初から痛みを抱いていて・・・そこから更なる痛みに向かって歩み続ける・・・そんな作品なので、視聴していて何度も胸が痛くなりました。
物語の舞台は神託の村イセリア・・・世界はかつて封印した邪悪な闇の種族であるディザイアンの再来により、シルヴァラントに住む人々は恐怖のどん底に突き落とされていました。
ディザイアンは、手当たり次第人間を攫っていくからです。
人々は救済を求めていました。
そんな中、主人公ロイドの幼馴染であるヒロインのコレットに神託が降りるんです。
神託が降りたということは「神に選ばれた」という事です。
そして「神に選ばれた」という事は、「人々の救済に応える事ができる」という事です。
少女コレットは考えます・・・今の生活が大切・・・けれど、世界が救えなかったら今の生活だって無くなってしまう・・・
こうしてコレットは自らに課せられた神子としての運命を受け入れ「世界再生の旅」が動いていきます。
コレットの旅は世界各地に点在する4つの封印を解除し、祈りの塔で祈りを捧げる・・・というモノでしたが、正直過酷な旅でした。
世界再生の旅を阻もうとする者・・・
コレットを死に追いやろうとする者・・・
手強いモンスターたち・・・
ロイドが生まれ持つ装着者を進化させるエクスフィアを狙う者・・・
確かに行く道を阻まれたり、生命を狙われたりする危険極まりない旅は過酷であると言えます。
でも、本当の厳しさはコレットが旅を続けることそのもの・・・
封印を解除する度に天使の力を少しずつ授けて貰っていますが、なんの見返りも無く天使が力を与えてくれる筈がありません。
天使はいつもコレットに問いかけます・・・
問いかける、という事は複数の選択肢から一つを選ぶための行為の筈なのですが、コレットに対する天使の問いかけは、最初から選択肢なんかなく、ただ受け入れる事しかできない問いかけなんです。
それをいけしゃあしゃあと「自らの選択で決めた・・・」なんて事がよく言えるモノです。
なんでこんなにも天使を責めるか・・・それは天使の求める見返りがコレットにとって・・・ロイドにとって苦しみ以外の何物でも無いからです。
ですがコレットは代償を支払っても、どんなに激しい痛みがあっても気丈に笑うんです。そして謝るんです・・・
全然コレットが謝ることなんかじゃないのに・・・彼女の心には心配かけたくない・・・その思いが彼女を突き動かすのです・・・
そんなコレットを演じているのが水樹奈々さんです。
たくさんの作品に出演されている奈々様ですが、コレットの繊細な声の役どころを見事に演じきっています。
奈々様だったから、よりコレットに思いが入ったのかもしれません(//∇//)
コレットの姿を見て希望の光を見失わず決して諦めないと誓ったロイドでしたが、事はそんなに単純ではありませんでした。
気になる方は是非本編でご確認下さい。
ファンタジー王道の物語で見応えのある作品でした。
完走して振り返ってみると、コレットに完全に持っていかれたみたいでした(//∇//)
引き続き、「テイルズ オブ ゼスティリア」を視聴したいと思います。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
3.8
※2期、3期も含めた評価、感想。
原作ゲームはゲームキューブ版(2003年)をプレイ。
【物語 3.5点】
原作シナリオは『テイルズ』シリーズおよび平成RPGの王道。
広い意味でシリーズ初代『~ファンタジア』に繋がる前日譚でもある本作。
初代もまた勧善懲悪とは異なる、考えさせられるシナリオだったが、
『~シンフォニア』では鬱化に拍車。
ゼロ年代流行の少女一人に世界の命運を背負わせる薄幸&犠牲シナリオを軸に、
差別や腐敗、人命軽視の惨事や、業を背負った各キャラの葛藤も重ねる。
人間不信を世界不信にまで深刻化させた上で、
それでも世界は守る云々の問答をラスボス戦に向けて集約させていく。
1期(2007年)では尺も短く、やや駆け足の原作紹介レベルだったが、
2期(2010年~)、3期(2011年~)では各巻ほぼ中編の尺を確保。
ゲーム名場面焼き直しだけでなく、アニメーション作品として、
しっかりと演出を施した上で、視聴者に世界の価値を問う。
原作組としては、本編では詳述されなかった
事の発端である4000年前の古代大戦の顛末が、
3期で映像化して披露されたのが貴重。
それを踏まえたラストは原作プレイ時より納得感がありました。
【作画 4.0点】
アニメーション制作・ufotable
背景美術、人物作画共にOVAとしては及第点レベル。
これも特に1期では止め絵も散見され、決して枚数も多くはないが、
CG、デジタル技術も交え立体感を探求してみたり、
雨中の殺陣動画を構築してみたり、
それでも美しいこの世界を川のせせらぎや動植物を差し込んで表現してみたり。
と後年ハイレベルな戦闘動画を作り出すチームの片鱗を見せる。
2期、3期では、ゲームバトルでは体感し辛い空中戦についても、
アクロバティックな戦闘動画が実現。
終盤は各キャラ“秘奥義”も乱発され華やか。
キャラデザは外崎 春雄監督の盟友・松島 晃氏。
原作・藤島 康介氏のデザイン再現よりも、
アニメーションでの演出しやすやも考慮した風味。
意外性はEDのアニメじゃないリアル無声人形劇w
【キャラ 4.0点】
シリーズのエポックとして挙げたいのはジーニアス。
(武器はナントけん玉w)
姉リフィルとの、おねショタ・カップリング。
さらに、{netabare}幼女らしきプレセアちゃんへの、のれんに腕押しな、いじらしい初恋アタックw
同世代少年らしきミトスとの友情。{/netabare}
などなど、今、振り返れば、それはまさに、
『テイルズ』シリーズのショタ枠確立の槌(つち)音であったw
キャラの抱えた業という点では、これも2期以降が本領。
特にプレセア&リーガルの過去は切なく、
ゼロス&しいなのアホ神子(みこ)&強がりくノ一漫才はおもろいですw
(勿論、この二人も相応の物を抱えています)
主人公ロイド&ゼロスから感じる信じることを信じ続ける覚悟。
リーガル&リフィルから感じる差別の視線の捉え方。
などカップリングして響き合うキャラクターも上手くピックアップされている。
リフィル先生の{netabare}遺跡マニアの重症ぶり{/netabare}などの小ネタも再現され好感触w
【声優 3.5点】
主人公・ロイド役の小西 克幸さん。
先輩、師匠ボイスも印象的な声優さんですが、
ここでは理不尽な現実に立ち向かう熱血少年ボイスを提供。
壁として受けて立つのが先輩傭兵クラトス役の立木 文彦さん。
この師弟の掛け合いも本作の一つの軸。
それにしても(※重大なネタバレ)
{netabare}印象深い親子関係でした。
ラストでジックリ描かれた剣戟の集大成。
想いが伝わって来てグッと来ました。{/netabare}
ヒロイン・コレット役は水樹奈々さん。
薄幸美少女の健気ボイスは良好。
ただ段差の無い所で躓く貴重なドジっ娘属性ボイスについては、
もう一声欲しかったですw
【音楽 4.0点】
劇伴はZIZZ STUDIO。
ニトロプラスのゲームBGMなどで実績のある音楽制作チーム。
神秘的なコーラスも交えて、世界を呪詛しつつも立ち上がろうとする、
ダークファンタジー風の心情曲も手慣れた物。
主題歌は1期OPの河井 英里さんや、3期ED等の志方 あきこさん等が、
幻想的な楽曲でスケール感を付与。
2期ではヒロイン役の水樹奈々さんが、
3期ではゲーム原作主題歌を歌唱したmisonoさんもMe名義でOPを提供。
ただ原作組とすれば、ゲームの桜庭 統氏のBGMや、
ヒロイン&主人公の気持ちをジャストミートした傑作主題歌を
差し替えてまでやる必要があったかと言えば……。
但し、奈々さん歌唱の挿入歌「うちへ帰ろう」等はプラス要素として評価。
【余談】
外崎 春雄監督×キャラデザ・作画監督・松島 晃氏。
制作プロデューサー・近藤 光社長が率いるufotableのスタッフ。
と言えば『鬼滅の刃』の制作チーム。
よく出来たゲーム原作OVA程度だった本作が、
日本映画史上に残るヒットを飛ばした彼らがかつて、
技と絆を高め合った足跡として振り返りたい作品になってしまうとは。
よもやよもやだw
本来1期だけで終わる予定だった本シリーズを、
自身の強い要望により、5年かけて完結させた外崎監督。
これ!と決めた作品への半端ない執念が、
今後『鬼滅の刃』でどう発揮されるのか?楽しみでなりません。
KANO さんの感想・評価
3.9
言わずと知れた某レビュアーさんの推し推し作品
魔王軍に派遣されたポンコツ魔族カクとイムラを
中心にグダグダな日常を描くショートコメディ
6シーズン65章迄視聴
個人的には合間で観るには最高に心地良い作品です。
監督、脚本、企画、声優を松本慶祐さんという方が
主に1人で製作してます。凄いわ〜
声はボイスチェンジャーを使用しているそうです。
漫才、ショートコントの類いですが
本当にこの方はセンスの塊りですよね(^^)
回によってやはりムラは有ると思いますし、
ギャグなので各々で合う合わないも有りますが、
必ずハマるネタも有ると思います。
往年のRPGを彷彿させるバトルシーンはツボです。
私のお気に入りは
第十章『属性』 第十三章『再戦』 第十九章『怠惰』
第三十二章『賭博』 第三十六章『撃退』です(^^)
第百章目指して頑張って欲しいですね。
ようす さんの感想・評価
3.7
もともとはyoutubeで配信されていたwebアニメ。
現在はサイトやyoutubeで、
期間限定&数話限定で配信中。TV放送もやっています。
現在(2019年9月)は第5シーズンまで放送されていて、
第6シーズンは2019年10月より放送予定です^^
普段は見終わった作品のレビューしか書いていないのですが、
この作品はまだまだ続きそうなので、
一度区切りとしてレビュー書いておこうかなと。
1話が4分なので、
手軽に観れます♪
第5シーズンまでは、全60話です。
● ストーリー
緑のスライム・イムラ。
角のはえた魔物・カク。
魔王軍に所属する彼らは、
勇者を倒すために与えられた仕事に取り組む。
魔王さまの命令でいろいろな場所に行ったり、
いろいろな魔物に会ったり、
時には勇者と戦闘になったり。
弱い二人だけど、
彼らなりに一生懸命?仕事してます。
全編コメディです。
ボケとツッコミの応酬です。
二人の漫才のようだったり、
他のキャラも巻き込んだコントのようだったり、
形態は様々です。
ボケ・ツッコミ役は回によって変わります。
基本はイムラさんがツッコミで、
カクさんがボケなことが多いですけど。
テンポがよくて
思わず吹き出してしまう笑いも多いですw
逆にウケを狙いすぎてイマイチな回もありますけどw
すごいのは、脚本・作画・声優まで、
ほぼ一人で作っているということ。
いろんなキャラがいてゲスト声優さんも登場しますが、
ほぼすべてのキャラを一人で演じているのがいまだに信じられないw
絵は大きく動きはありませんが、
細かく表情も動いていたり、違和感は全然ありません。
むしろ可愛い♪
≪ RPGな世界観 ≫
魔王軍所属の下っ端ということで、
RPGな世界観です。
死んでしまうこともあるけど、
すぐ生き返れますw
面白いのは、
彼らが弱い下っ端ということですねw
「もし勇者と戦ったら」のシュミレーションから、
「伝説の剣を固定する仕事」「勇者を探す仕事」など、
そんな仕事もあるんかいというところがすでに笑えます。笑
終始のほほんとしていますw
だから、時々戦闘になると緊迫感(常にピンチ)があって、またいいのです♪
● キャラクター
スライムのイムラさん。
可愛い見た目に反して、
結構毒舌ww
でもこの作品の中の常識キャラでもあります。
スライムだから弱いけど、
キャラの個性は強い!!
属性変化や知り合いのスライムたちなど、
彼の秘密が明かされれば明かされるほど、
目の離せなくなるキャラでしたw
初期のころから“爆笑問題の田中さん”なイメージのキャラです。笑
角のある魔物のカクさん。
魔王軍をブラック企業と呼び、
とにかく自分の欲に忠実な男ww
それで痛い目を何度見ても懲りないやつですw
イムラさんと二人の時はボケの立ち位置ですが、
他のキャラが登場すると冷静なツッコミ役にもなっています。
普段は変に強気な彼が、
ピンチな時に泣きながらまくし立てているのが面白かわいいですw
他にも個性的なキャラがたくさん…。
私のお気に入りはイムラの知り合いのスライムたちでしたw
彼らの種類や活躍をもっと見たいw
● まとめ
短い時間の中に笑いとやり取りがぎゅっと詰め込まれていて、
毎話楽しめました♪
1話完結の話が多いので公開中のものだけでも楽しめますが、
話と話は関連していたりするので(特に第5シーズン)、
無料で公開されているもの以外も視聴することをおすすめします^^
これからも彼らがどんなお笑いを…じゃなかった、
どんなお仕事をするのか楽しみです♪
ウェスタンガール さんの感想・評価
4.6
何せ魔物なわけで、もう清々しいほどのクズさに品格さえ感じるパクちゃん(カクです!)と、ツッコミ気質のイムラさんの掛け合いがすこぶる楽しい。
何より、彼らの上司である魔王様がやさしい。
いつも目をかけ、スキルに応じたクエストを与えるてくれる。
世のブラック企業は見習うべきだ。
加えて、彼らにからむサブキャラたちがまた良い。
魔道具店の“おじいさんだから”のヤブキさんと犬のコロ、サイコ加減が微笑ましい。
実は若宮正子さん張りにスキルの高そうな魔女のニシノさんのトークはジワるね~。
近所のコンビニや町医者の受付には絶対いそうなウザいオバハンのアマノさんはカクさんの一番の天敵かも。
他にも、同級生にもいた“一人遊び”が得意な“イタい”子供の代表である、スタモン使いのイマズカくん。
いんぎん無礼で立ち回りがうまい後輩のニイズマを始め、とても愉快な仲間たちだ。
一挙配信もしている。
疲れた時にはコレが一番だ。
教えてくれたクソメガネ^^さんに感謝!!
えんな さんの感想・評価
2.8
時代の割に作画はいいけど、正直内容はさっぱり・・・
テンポが速すぎて薄っぺらい、ヒロインもなぜか好きになれなかった
45分くらいの作品です、いちおうファンタジーかな・・・
よると さんの感想・評価
3.6
某所で拝見。
うるし原智志で、エロありの作画だけど、当時としては(1980年代か?)すごくて圧倒するのではないかと思う。
私が思うに、シナリオはそんなに悪くはなかった。
男勇者の衣装がちょっとエロいのが気になりますな。
うるし原先生は男キャラも上手いから、絵を描く自分としては参考になります。
しげ さんの感想・評価
3.5
微エロあり。物語としてはありきたりの魔王退治で、作画は
手描きにしては美しい方。80年代末の作品だが90年代の作品に比べて丁寧な作りになっていると思う。