努力で無双なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの努力で無双な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月19日の時点で一番の努力で無双なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.3 1 努力で無双なアニメランキング1位
多数欠(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (146)
159人が棚に入れました
多数派が失われる---- 過酷な生き残りゲーム『多数欠』。命運を捻じ曲げる絶大な力を前に、意志をつなぎ立ち向かう少年少女の物語。大人気WEBコミックがついにアニメ化

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

単なる能力バトルに!得体のしれない力を行使してイキるヤツばかりに…。

 最終話(24話)まで観ました。2025.01.03

 結局、命令権頼みかぁ…。後半のバチバチな能力戦も命令権の取り合いのためでした。

 一応物語のオチはついたので、まぁまぁ良かったのかなぁとは思いますが、いくら何でも命令権、何であり過ぎる気がします。

 時空や空間も超越出来るし、人間の使いこなせる力ではありません。他の特権利なんて要らんやろ…。

 どうも、キャラクター達は能力の検証無しに思いつきで使って、結果的に上手くいったを繰り返しており、ご都合主義が過ぎる気がします。1期から貫徹しています。

 そして、ご都合主義をキャラの頭が良いからで誤魔化しています。味方陣営に頭の良いキャラが4人もいて、常に読み通りだぜ!を繰り返していますが、そんなに上手くいくかいな?世の中トライアンドエラーじゃろ?

 ご都合主義全開能力バトルで、後半テンポは良かったですが、死んでもどうせ復活するんだろ感が強すぎて緊張感を欠いていました。

 ラストも、24話も付き合ってこんな茶番かいな…と、寛容な視聴者じゃないと怒りそうです。こんなセカイ系ご都合主義アニメは、おこちゃま向けで日アサにやった方が良かった気がします。デスゲームと言うジャンル自体が古臭いんでしょうね。

 ラスト、敵味方みんな改心して良い子ちゃんになるなら、そもそもバトルすら要りませんでしたね。最期まで登場人物が人間っぽくありませんでした。友情・勝利・努力で騙せるのは小学生までやぞ!(●`ε´●)
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 14話まで観ました。2024.10.16

 多数欠のせいで人口が激減し、食料を奪い合う北斗の拳状態の世界で、特権利をもった少数のキャラ同士でバトルをするアニメになってしまいました。

 特権利って、特権、権利合わせても60位しか無いハズなのに、やたら持っているキャラが密集しています。一般には情報も無いのに、どうやって特権利を見つけているんでしょうか?

 そして、女王はその貴重な特権利をチェンジ出来るそうです。マジでウザッ!新しい敵対勢力が絡んできても、特権利は生産性がまるで無い能力なので、人類殲滅君みたいに、人類を皆殺しにするくらいしか出来ることがありません。

 そして、皇帝との戦いで自爆し、ここ死ぬとこ?と視聴者を驚愕させた親友もシレッと生きていました。特権利の性質のせいで、物語が既に死に体なのに、まだ戦うんか?大したことの無い物理現象しか起こせない能力で、これからどうするのよ?

 大風呂敷を広げたのは良いけれど、誰も事態を収集出来ない感じです。行き着く先は宇宙の真理とのバトルか、全滅エンド以外無さそうです。
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 13話まで観ました。2024.10.15

 何と言うか…、言語化出来ない感じの違和感がつきまとうアニメです。何かが根本的におかしい…。視聴を続けていると、その正体に気がつきます。

 5話で玉無し弾有先輩が死亡します。1話で死んでるから、4話ぶり2回めの死亡です。そして、長々と回想をぶっこんできます。これで退場なら単純に尺の無駄と言う…。どう考えてもシレッと生き返る伏線としか思えません。

 そして、物語はガンガン進みます。今まで信用出来ないとか、準最強の特権、拒否権を巡って対立したりしていましたが、何故か雑に協力する流れになります。

 お互いガチで殺しあってませんでした?主人公とヒロインは良いとしても、微妙な感じの関係だった先生やら先輩も固い絆で結ばれた仲間だと言う事にいつの間にかなっています。

 皆で協力して皇帝を倒す流れになるのですが、何か展開に納得がいきません。多数欠の方法も、ポスト投函方式を辞めて、パソコン争奪にしたのは良いですが、皇帝に全くメリットがありません。何故、ルールを変えたのかな?

 そして、皇帝との戦いで、登場人物達が実にあっさり死にます。相続権がどうこう言っていたヤツも気まぐれであっさり殺されました。

 味方キャラも、ちょっと自己犠牲の精神が暴走し過ぎで、重要施設の破壊のために、躊躇なく自爆したり、めちゃくちゃです。作戦とか無いのでしょうか?最初から自爆前提の様なのですが、一切伏線も説明も無いので、唖然とします。

 本当にキャラクターの行動と思考が不自然です。武器とか爆弾を用意すれば良いのでは?何故、素手に近い状態で戦いに挑むのでしょう?主人公は頭が良いそうなのに、あまりに準備不足です。皇帝には物理攻撃が効かないかもしれませんが、取り巻きのゾンビには効くだろ?

 最強の特権の命令権も、回りクドい使い方をします。そもそも人類殲滅君が気まぐれに話を持って来たので皇帝との戦いに使うことにしたのですが、実験も無しにいきなり使えるのか不明です。人類殲滅君が嘘をついている可能性もあります。

 この物語は、モブが居ないのが売りらしいですが、むしろ全員モブの様な気がします。次々と新キャラや新しい設定をぶち込んできます。皇帝との戦いで仲間になったぽっと出のキャラも、いつの間にか重要人物になっていたり、得体のしれない特権利を保持しており、暗躍したりします。

 そして11話で新章突入で、主人公がチェンジします。ここまで観ると、最初に感じた違和感の正体が明らかになります。このアニメは、頭脳戦をしている様に見せかけて、後出しの設定や裏設定に合わせて登場人物を動かしているだけです。

 作者が知っていることを、登場人物達が何故か知っており、これから出てくる後出し設定を前提に行動してしまっているのです。ただ、視聴者にはその情報は一切説明しないので、キャラの行動がものすごく不自然かつ不条理に感じます。
 
 キャラが死亡退場しても、作者が生き返らせる気満々なのが、見え見えです。コレではデスゲームの緊張感もありません。どうせ、蘇生権とかあるんでしょ?

 こんな行き当たりばったりのアニメを良く2クールもやるなぁ…。その度胸は評価したいと思いますが、現時点では糞アニメの範疇を出ておりません。

 今後、コレだけ人を殺しておいて、セカイ系みたいな胸糞展開になるらしいので、とても楽しみです。
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 3話まて観ました。2024.07.18

 このアニメ、特権、権利保持者の異能力バトルと多数欠の理不尽なデスゲームの二本柱なんですが、見事に噛み合っていません。

 異能力バトル物にするにしては、舞台が日本全国規模(少なくても首都圏規模)なので、主人公達が特権、権利(異能力)を獲得する過程に無理があります。

 なんで主人公の周りの人物しか貴重な特権を獲得出来ないの?まだ、100万人規模で生き残りがいるのに、おかしいでしょ…。

 このクソみたいな設定は、理不尽なデスゲームでお話を回したいだけのご都合主義です。

 特権、権利は合計で65しかなく、ひとつずつ重複して持てるので、異能力者はすごく少数になります。

 こうなると、少数異能力者で徒党を組んだらあっという間にゲーム終了ですが、理不尽な二択が投票される可能を担保するためだけに、他のモブ生き残りが存在します。

 ほとんどのモブ生き残りは、交通機関が停止している中、23区にしか投票ポストや特権封筒が出現しないので、マジで家で死ぬのを待つだけです。

 ただ、話が詰まったら、このモブ生き残りを使いたいと言う作者の都合が見え隠れします。

 異能力者同士の行き過ぎた協力態勢を阻むための撹乱要因としての多数欠なのです。話が行き詰まったら、モブがとんでも無い二択投票したよ〜的な逃げをうつつもりなのが見え見えです。

 ある程度、特権能力者を集めないと、あっさり多数欠で退場して話が終わっちゃうけど、協力されてポストと二択投票を独占、コントロールされたら話が動かなくなっちゃう…。

 こんな当然の様に破綻する設定で、当時流行ったとは言え、デスゲーム物を良く作ったなぁ〜としか思えません。

 登場人物達が全員、親兄弟が死亡しても少しも動揺しないサイコパスなので、感情移入も阻んできます。

 正直、3話でこれでは後何話やっても面白くならないでしょう。損切りラインかもですね。
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 2話まで観ました。2024.07.10

 多数欠で死亡しても、復活出来る選択肢がある様です。死んだメンバーも無事復活!とても納得いきません。

 nyaroさんも書かれていますが、多数欠のルール的に生き返る可能性なんてゼロじゃね?何か反転して生き返ったとか言っているけど、タイトル詐欺でしょ…。

 しかも、一つ前の選択で…という選択肢の範囲を限定する文句が無いので、生き返る側の範囲が不明です。委員長やもう一人の親友は生き返ったの?

 デスゲームで、言葉の解釈や範囲に曖昧さがあっちゃ、頭脳戦もクソも無いじゃん。生存者数が50万人から、220万人になっているので、どこまでの選択肢の死者が生き返ったの?最初から?超適当です。

 後、特権と権利の数が少なすぎ。ポストも24区にしか出現しないし、多摩地区の人間は東京人では無い様です。

 学校内でのデスゲームにすれば良いのに、風呂敷広げ過ぎです。そもそも、皇帝がルールを把握してない可能性が…とかキャラが言っちゃってますが、だったら、俺or他人という選択肢を皇帝が何も考えずに採用する可能性もあるってこと?

 死者も選択肢に入るなら、今まで産まれてきたけど現在は生きていない人類or今生きている人類とかの選択肢が採用されたら、どこまでの人類が復活するの?そもそも人類の定義とは?

 携帯小説みたいに、長文読解力が無い、段落が変わると別の話だと捉える、長期的記憶が維持出来ない様な人間を視聴者に想定してるの?馬鹿にしてんのか!(●`ε´●)

 これから、どんな馬鹿バトルが始まるのか、とても楽しみです。アニメ制作スタッフの方々の精神の健康状態が心配になりますが…。
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 初回観てのレビューです。2024.07.03

 全知全能の神に等しい存在が無茶振りしてくる物語です。デスゲームなのかすら怪しいです。

 質問事項の多数派が死亡するのですが、1話で既に日本の人口は50万人切った様です。

 こんなの生き残るの不可能でしょうよ…。ちょっと考えれば分かります。なのに登場人物達は極めて冷静です。

 とりあえず、童貞で死にたく無いので、2問目から隣の女子を襲うのが最適解ですね。

 学校内とかの狭い範囲で多数派死亡のデスゲームなら駆け引きも出来ますが、どんな属性の奴が生き残っているのか不明で、東京全域に生き残りが散らばっている状況では、運以外の要素は皆無です。

 相当なオチが用意されてないと、単なる馬鹿話です。3話くらいで物語としても死に体となりそうですが、大丈夫なんですかね?

 こんな馬鹿な設定のアニメを作った勇気はすごいと思います。ようやりますなぁ…。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

なんだこりゃ。つまらなそうだが、よくわからなくて気にはなる

う、ううーん…。
正直微妙です。

とはいえ、何か変なノリで、意味不明なところが気になる面もあるのは確かですね。

ええと…。
ルールをいまいちちゃんと把握していないんですが、この問題って、『どちらを答えるか』、という話じゃなくて、『事実でどちらか』で決まるんですかね?
男か女か、だったら男の人数と女の人数をカウントして、単に多い方が全滅する、という話なんですよね。

多く答えるのはどちらかを予想して少数を選ぶ、という方が駆け引きの余地もあったと思いましたが、これじゃどうにもならない。

じゃあ山田太郎さんが『私は山田太郎だ YES NO』という問題を出せば、即座に1人だけ残って勝ち抜けじゃないですか。
同姓同名の人も残るのが嫌なら住所や誕生日などさらに個人を特定できる情報を追加すれば良い。
ユーザーが問題を出せたらその時点で終わりというゲームは、全く成立していないように思いますが…。

現状でもただバタバタ死ぬだけで駆け引きもなにもなく、
何かこれで面白くなる気が全然しないのですが…

ただキャラのテンションが変で、全体的に雰囲気がおかしく、一体このつまらなそうなゲームで一体どう収拾をつけるのか、という変な興味は湧いたので…。
もし暇だったら、見たい気もしました。

でもなぁ…。多分切ると思いますが… 見るかもしれません。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 吉田さん1号かあ…どこから突っ込めばいいんだろうか?

1話 これがステルヴィア・ナデシコの佐藤監督なの?びっくりしました。

{netabare} これが「ナデシコ」「ステルヴァア」「モーレツ宇宙海賊」の佐藤竜雄氏の作品なの?とびっくりして腰が抜けそうになりました。ぺらっぺらの作画とテンプレの設定、理不尽・デスゲーム・サバイバル系…とでもいうのでしょうか。XEBECのスタッフが優秀だっただけ?

 作画も設定もガワの問題ですのでキャラに魅力があって話が面白ければ…とも思いましたが、キャラの言動が極めて不自然です。本当に身の回りが死に絶えてそういう行動になる?1回1人で家に帰って一泊してこれます?男女2人がいきなりそんなに仲良くなるの?など、もう場面毎におかしな場所が見つかる感じです。ちょっと韓国系の話かと思いましたが、違うみたいですね。

 原作付きとはいえ、好きな作品の監督もこれでは…と思い、やめようかなと思ったら、最後がそう来ましたか…これで来週次第となりましたね。彼が主人公…なの?期待をしないで一応見ます。{/netabare}

2話 日本語OK?謎は謎でいいですがセリフも状況も全然わからない。

{netabare} もう何をやっているかわかりません。サーヤが号泣しているのがなぜそこまで?という気もしますが、そこはおいて置きましょう。問題は {netabare} 「多数欠で生じた生者OR死者」なら、死者の方が多いはずですが…なぜ生き返るの? ルールは多数が「死ぬ」なら死んでいる人が多いなら死んだままでしょ?{/netabare}

 その時点で何が言いたいの?日本語OK?となりました。まあ、その後そこが論点になるみたいですけど、いきなりルールが1話の説明と違うじゃん、とポカーンとなりました。 {netabare}それと死者が復活したなら、全員生き返ったということ?その上でPC見てない人以外は死んだの?11時58分に読み上げというルールは?東京以外の人は全員生きているということになりません?まあ、あのオッサンが死んだところがポイントなんでしょうけど。 {/netabare}別にルールの説明は話のポイントなので謎のままでもわかりますが、状況を絵で見せてくれないので全くわかりませんし、頭を働かせる気になりません。

 拳銃問答も正直理解しづらいです。あまり説得力を持たない気がするのですが…
 あとあの特権封筒なんですけど、1300万都市…昼間人口は1600万人以上だそうですけど65通だけなんでしょ?なんであんなものが見つけられるの?しかも性格が悪くて、何か企んでいる人だけが見つけられるの?さらにポストやPCを1日で見つける方が無理そうですけど。
 そもそも裏切りって何を裏切っているの?対皇帝連合みたいなイメージ?全然話が頭に入ってきません。

 あとあの小さい子は女性ということ?特権もちということ?鉄パイプのところだと攻撃が当たらないとかそういう感じかなあ。でも、いろいろ矛盾もありますよね?そこが話の本筋?ですが、そういうところも詰め込みすぎです。あと鉄パイプもって転ぶと動脈を切るの?もう全然わかりません。

 話の内容より、何がどうなっているのかわからないし、何より人の言動や状況が理解不能で考察する気になりません。次でよほど改善しなければ、3話切りでしょう。{/netabare}

3話 吉田さん1号かあ…どこから突っ込めばいいんだろうか?

 実篤って、いつ権利の封筒をもらってピンクの子に奪われてたんだっけ?

 なんで満40歳未満OR以上で2択以外っていうことになるの?言葉としてYESorNOじゃなくても、2択になってるじゃんって思うけど形式的なこと?AorB形式はOKだったと思うのですが…そもそも有効な質問を採用するんじゃなかったっけ?後ろで「断る」っていう拒否権で発動しなかったととればいいの?拒否権は個人だって言っていましたけど…
(追記 この質問て有効だったの?うーん…読み取れませんでした。せめて全部の質問で残り人数がどうなったってテロップ入れてくれるだけで全然違うのに…)

 埼玉の教師の「今年、赴任」云々って、このゲームってずっと前から始まってたってこと?この人たちは何をしゃべっているの?

 ただ、まあそういう分からない部分は前回まででもありましたけど「よーし吉田さん1号…やれ」「ふざけんな!」に全部持っていかれました。「ふざけんな!」はこっちのセリフです。
 吉田さん1号?って…この作品ってオカルトありなの?って初めからオカルトかあ…うーん。ゲーム世界にダイブしたわけじゃないんですよね?いや、いろいろ突っ込みどころはありますけど、もう、どこから突っ込めばいいのやら…

 で、ここから後ろの各キャラの問答が全然頭に入ってこなくて、理解しようと努めたのですが、これ理解できている人がいるの?自分が馬鹿になった気分です。

 時系列シャッフルじゃないんですよね?

 いや、もうね。どこまでぶっ飛んでるか気になって、切るに切れないんですけど…しかし、時間の無駄な気も…めったにやらないですが、WIKIとか見たくなってきました。過酷な生き残りゲーム…うーん、このアニメ最後まで生き残る人(つまり見続けられる人)いるんでしょうか?

 
追記 やっぱり断念します。WIKIを読んでも書いてあることがまったく理解できません。ちょっとついて行く自信がありません。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

55.1 2 努力で無双なアニメランキング2位
外れスキル《木の実マスター》 ~スキルの実(食べたら死ぬ)を無限に食べられるようになった件について~(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (26)
116人が棚に入れました
“スキルの実”を食べることで、特別な能力を1つ授かることができる世界。 そこで史上最高の冒険者を目指す少年・ライトが手に入れたのは、 戦闘能力皆無、木の実栽培に特化した外れスキル《木の実マスター》だった……。 “スキルの実”はふたたび食べると必ず死ぬため、やり直しはできない。 一方、「一緒に冒険者になる」と約束した幼馴染・レーナは 史上最速でSランクになり、差が開いていく。 農作業と剣の修行に打ち込む日々を送るライトだが ある日偶然、2つ目の“スキルの実”を食べてしまい―― 「なんで死んでないんだ……!?」 死亡フラグを回避したライトは、《木の実マスター》の真の力を知ることになる。 それは何回でも“スキルの実”を食べられるという驚愕の能力だった! 食べるたびに能力が無限追加されるハイパーチート!! 最下位スキルは最上位スキルだったのだ!!! 最強へのサクセスファンタジーが、待望のアニメ化! 冒険者になれないと言われた男による、歴史に名を残す冒険が、いま始まる……!

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

スクラップ・アンド・ビルド

いつものチーレム。
市場繁栄と後進育成を支える習作なろうアニメ

ツッコミを堪えることでスルー力を鍛えるトレーニング教材。機能不全環境で育った大人がセルフで自制心を取り戻す訓練を行うにはいい教材。とっさにクソリプしてしまう人にはいい壁打ちでしょう。わりとマジで。ふとよぎった言葉を即時に判断してとっさに飲み込むってのは案外難しいし、会話が多いリア充はそのへん幼少期から自然と訓練できている。反復練習は量が命、場数がモノを言う。

OP・映像はまあまあの品質
ED・こっちは省エネのキャラ紹介

01
予想と期待をいっさい裏切らない洗練されたビジネスなろう

なろうに求められている必要最低限な要素のみで綺麗に再構築されている異世界なろう。完全に形骸化してた転生すらもパージした思い切り。黎明期でのリビドー爆発で鬱屈した感性が紡ぎ出す尖った文学性、つまりキモさは脱臭されて完全に消失。消費されるため、枠を埋めるため、予算を使い切るためだけにゴミを創造し続ける運命に逆らえないビジネスパーソンにとって、いくら雑に使い捨てにしてもかまわないネタ帳でしかないのが今のなろう。多分。

設定はタイトルで完結。主人公はハズレで幼馴染のなにがしヒロインはゴール&トロフィーなので当然劇中最強スキルをGET。じゃあ二人で農家でも…と約束された栄光を安く蹴りとばす漢気溢れるヒロインが政治的な重積に絡め取られてしまう導入もコンパクトで実にいい。10年に一人の貴重な逸材だからこそ本人の自由が許されず、主人公と理不尽に決別させられる状況を少ない手数で嫌味なく説明する見事さには痺れる。大いなる力には大いなる責任が伴うってやつをスマートに使いこなす手腕に小慣れたビジネス作家感が滲み出る。

農業スキルかと思われた主人公の木の実マスターは実はッ!!スキル重複可能なチートスキル。好感度カンストなロリ奴隷が初期装備。まあなんて都合のいい。それが、それこそがなろう。ご飯のお供にちょうどいい暇つぶし脳死動画の需要は尽きない。そもそもスキルの実なんてのを一般人が作っていいのかよ、とか誰しもが思うでしょうがそういうのもきちんと飲み込みましょう。作者の思う壺です。

まずは再会したヒロインの謎でヒキを作るのも定石通りというか、ククク…先がァ読めるぞォォォマンには不服でしょうがそこは無理して捻らなくていい。追加キャラのポンコツ巨乳とイケイケ痴女で属性補充。あとはお好きなキャラを愛でるだけ。主人公も人間味はないが嫌味もイキリもないので見やすさに特化した感じ。どうせ異世界なろうのオスなんてどうでもいいし、好きな属性を愛でる萌えアニメの需要しかない。

洗練された、とは「良くなった」でなくて「需要にアジャストされてる」という意味。つまり薄い軽い浅いと言っても間違いではない。だがそれがいい、という御仁もいるのが多様性。陰キャものの陰湿さが無く、カラッと明るくさっぱりした味付け。まごうことなくゴイスーチーレムではあるのだが、黎明期の作品群とは明らかに作品の重心が違ってきているのが初回だけでも見て取れる。無職転生等黎明期なろう好きにはガワだけ真似ただけで中身はからっぽですやん、と映るはず。しかしこの作品もまた進化の途中。本作がアニメの歴史やなろう全史に名を刻むことは決して絶対間違いなくありえないのだが、ここからまた新たな形へと移り変わりゆく変遷の過程、道程に触れられたということに何かしらの感慨みたいなものがあるのではないだろうか。まあないか。ないよ。

剣を抜くバンクで省エネには流石に笑った。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

意外と絵が可愛くて悪くない。でもキャラの頭は悪い

これもなろう系です。
現地主人公ものでハズレスキルからの逆転という、追放されたわけじゃないけれど追放系の流れですね。

基本的にキャラの頭が悪くてアホっぽいところがマイナスではあるのですが…。
作画が悪くないですね。
ヒロイン達が可愛いです。

ノンストレスで頭をからっぽにして可愛らしいヒロイン達を楽しめるなら、まあ見ても良いのかなぁ? とも思います。本数次第で諦めますが。

ただ基本的にキャラの頭が悪いんですよね。
スキルの実を複数食べたのはただのミス。
鑑定を持っているヒロインにアドバイスされないと基本的なこともわからないような頭の悪い主人公は微妙にストレスです。

そう考えると他のなろう系より評価低めかな。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

低カロリー作画でギャグっぽい。

 3話まで観ました。2025.01.24

 いやいや…。皆様のレビューにある通り、酷いのが放映されていますね。制作会社もやる気が無いのかな?

 本作品は、チートスキルをゲットした主人公がバトルで無双する俺ツエエエエエエ作品なのですが、作画が低カロリーすぎて肝心のがバトルに何とも迫力がありません。

 しかし、そのおかげで、主人公他キャラクター達のお馬鹿な行動や、頭の悪い世界設定等の酷さが希釈されており、何とか観るに耐える代物となっています。

 3話で受注したクエストも、高ランク冒険者が18人も行方不明になっており、クエスト先の屋敷内に何者かに操られたゾンビがいる時点で退却すべきでは?

 いくら主人公がチートスキル持ちで、強い幼馴染がパーティーにいるにしても、危険過ぎます。別に閉じ込められた訳でも無いし…。

 つい最近まで糞雑魚だったクセに、危機管理が出来ていない主人公に唖然とします。

 一時が万事こんな調子の糞なろうですが、間の抜けた作画のせいで、何かOKな気がするので不思議なものです。

 鑑定眼の女の子を背負って戦うとか、どんだけ動かないつもりなんだよ…。人をおぶったり、おぶさったりしたことが無い人間が作っているのかな?

 女の子が子泣きジジイでも無い限り腕力が持たないでしょうよ…。まさに低カロリー作画宣言!視聴者を舐めてますねぇ…。

 今期最駄作の一角として、クソアニメ愛好家としては目が離せません!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

58.2 3 努力で無双なアニメランキング3位
不遇職【鑑定士】が実は最強だった(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (17)
113人が棚に入れました
【鑑定】することしかできない最弱職で不遇職の【鑑定士】アイン。 仲間からは『ゴミ拾い』呼ばわりされ、ひどい扱いを受け、そんな自分が好きになれず、卑屈な日々を送っていた。 そんなアインの運命は【世界樹】の精霊ユーリとその守り手で賢者であるウルスラと出会ったことで、大きく変わっていく。 ユーリから【精霊の義眼】をもらい、それを使いこなすためにウルスラから特訓を受け、どんどん力をつけていくアインは、「世界樹の他の姉妹達に会いたい」というユーリの願いを叶えるために、旅を始めることになる。 持ち前の優しさと、新たに加わった勇気を胸に様々な出来事を乗り越えていくのだった。

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

まあ普通のなろう系ですね。ややテンポが悪いですがクオリティは悪くない

1話感想 3.3
まあいつもの追放系ですね。
しかし鬱パートが長め。
そこを描写が丁寧だ、と高評価するか、もうわかっている流れなのにじれったい、となるかは… まあ微妙ですね。

こういうテンプレが決まっている話は色々描写をすっ飛ばすのが定番です。
見慣れている人にとっては、テンプレの流れがじれったいからですね。
もちろん一般の人からするとわかりにくいのですが、見ているのは大体皆わかっている人なので…。

というわけでちょっと長いなぁ、と思いました。

また鑑定士が最強なわけじゃなくて、精霊だかに与えられた神眼とやらのおかげで最強になったってのはタイトル詐欺だと思います。
こういうタイトルなら普通の鑑定を駆使して戦って欲しかったかな。
まあ普通の鑑定でどう戦うか思いつかないですが。
相手の弱点が鑑定できて不遇職ってのは無理がありますし。

以上のような欠点はありますが、主人公の不遇な様子、感情をしっかり描こうとしていた点、そもそも作画クオリティが悪くない点などから、なかなか良いとは思いました。
見るかどうかは考えますが、見るかもしれません。


今期はなろう系だからって、安っぽい適当な作りにするアニメが今のところ見当たらない感じですね。ちゃんと作っているアニメが多い気がします。

3話 3.2
うーん…。
なろう臭さを脱臭するどころか強調して見えるのは質が低いのかわざとなのか。

なろうと言えば「ついで全属性魔法を使えるようにしてやろう」というような理不尽にご都合の良い展開が、なろう臭さとして鼻につくところがあります。

もちろん普通の物語だってある程度は主人公に都合が良いものです。
でもふさわしい試練があったり努力があったり、報酬に相応しい支払いがあればその都合の良さが鼻につかないわけで。

本話はただでも精霊の目なんて都合の良いものを与えているのに、さらに強化してあげて、何だこの酷いご都合展開は、と思わせてきたのですね。
ところが詳しく聞くとそうしておくとユグドラシルのユーリが一緒に旅ができると。
閉じ込められたままなのは寂しいからと。
だったら悪くないじゃないですか。自然です。
何でそっちの理由を先に説明しないのか?

このままじゃ寂しいから一緒に行きたい、と言わせてそれからじゃあこうしよう、とすれば違和感が無いのに、いちいち違和感を与えてくるのは何なのか。
脚本の質が低いのかと思いましたが…。
逆にわざとなのかな? という気もしてきました。

世のなろう系は、質が低いのにもてはやされていて、私はそれを「なろうはエロと同じで、見ていて気持ちいい部分を整合性なしに見せつけるものだから、細かいことを考えない人には楽しめ。気にする人には下品に見えて楽しめない」と認識しています。

でももしかしたらこの「整合性なしに都合の良い部分を見せつける下品さ」自体を楽しいと思っている人も居て、そういう人にはなろう系は全面的に最高の作品なので、あえてそうしているのかもと。

ちょっと説明の順番を入れ替えるだけで臭さを無くせるのに、それをしない。
レベルが低いからなのか、そうすると受けるからわざとなのか…。
と、すごく悩みました。

物語の良い所って、整合性があるところだと思っています。
現実ってのは理不尽なものです。
正しい努力をした正義の人が報われるとは限りません。悪人が報われることだってある。結局最後は運で決まるからです。
そういう理不尽が許せないから、正しい人がちゃんと報われる物語の世界に私達は救われるのです。
なろう臭い作品の、理不尽に報われるところ、私は逆に納得いかないですけれどね。
でも、それが良いという人も居るのか…。

まあとにかく、良い部分もあるけれど悪い部分も多い作品で、もう少し様子見してみます。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ヒロインは可愛かった

ありふれた〜同様に不遇職で仲間から見捨てられるというドン底から成り上がっていく作品なんだけど、どうもヒロインである精霊とその護り手のおかげで強くなる感じなので微妙でしたね。

修行して強くなるくだりが2話から3話途中までがっつり描かれていて、そういう意味では努力する描写があったのは悪くないと思うけど、正直このあたりが退屈で見ていて苦痛に感じられるほど。主人公サイドの内輪でのやりとりも単調で繰り返し見せられてる感覚でした。

ヒロインが可愛らしいことだけは良い点だったかな。

せめて主人公を見捨てた仲間にしっかり落とし前つけて欲しかったが、意外とあっさりだったのは物足りなかったですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 5

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

マグネティック・プリズン

いつものなろう
漫画版は既刊14巻で連載中となかなかの人気作っぽい

ヒロインの作画がやや独特なので漫画の画風を再現?と思えば、漫画版とぜんぜん顔が違った。よくわからん。

OP・ここで名前みるとは、嬢メタル流行ってきたな
ED・商魂逞しいイナゴムーブだがもう遅いかと

01
底辺説明描写でテンポ遅めなのは好き好きか

初回でスキル獲得!問題解決!までやる爆速タイパアニメとの差別化狙いか丁寧な進行。どうせ最後までやる気ないので原作なぞるだけでいいか、との諦めかとも思えたが漫画版をチェックするとよりディティールを増やした演出してるので前者かな。制作ガチャは当たり。

漫画版では「世界樹」表記で「ユグドラシル」だが、ファンタジーのお約束がわからない人に向けて「せかいじゅ」へと読み方を変更。なろうアニメに求められる優しさを追求し、より脳死度を高める細かいチューニングがなされている。「わかる」か「わからない」かの白黒思考のみで評価されがちな世相を考慮した職人芸。洗練というのはこういうこと。なろうがクソかどうかはおいといて、品質としてクソアニメではないと言える良質な仕事。

「こういう設定でこうなってますのでひとつよろしく」という建て付けや建前に対して「これはこうなってないとオカシイ!納得デキナイー!感情移入ガー!キャラの魅力ガー!」となってしまうような生きづらさを抱える人々のサンドバッグとしての福祉ビジネス。政治の話は難しい。野球や宗教は怖い。ジェンダーは意味がわからない。でもなろうアニメなら「叩ける!これならぼくにも叩ける!これは叩いていいやつだ!」と目を輝かせながら「ヒャッハー!やっぱなろうはクソだぜえええ!」とスッキリできる。これが…アナログハック…。

時代遅れの「厳しい校則」というものも度々話題になるが、そもそも校則は破らせるために存在する。生きづらさを抱えた生徒達のヘイトを「校則」へ向けさせることで、集団へのダメージを最小化し犯罪への加担を抑止する機能がある。概念としてのタンク。なので育ちのいいボンボン学校では皆が自制できるから自由な校風。やっていいこととわるいこと、の区別がついている。これを社会では「分別がある」と呼ぶ。


この作品の序盤でも、なんでもかんでも運命のせいにしてきた他責思考ゆえの顛末だったとの自省が語られている。なろうらしく都合よく神の目をゲットするものの、能力の発揮には自身の能力との組み合わせが必要で、戦闘力に関しては自前の訓練にて獲得している。次回以降、いくらタダで何度も復活出来るとは言え、強力なモンスターに幾度も切り刻まれながらも諦めずに試行錯誤に奮闘する修行パートがきちんと存在する。強くなるのに一切コストを払わない楽チン棚ぼたスキルでゴイスーチーレム!とは流石に違うだろうとの判断で、なろうといえど舐めずに真面目に作ろうとするスタジオの誠意には敬意を払うべきではないだろうか。

もちろん強くなったあとはよくあるゴイスーチーレムにならざるを得ないのだが、たくさんメッセージを詰め込んだところでたいして意味ないというかどうせ舐めて見てるので覚えてられない。なろうとしてきちんとオレツエーでキモチよくなってもらうのが大事。導入のワンメッセージだけでも…という作者とアニメ製作者の想いがきちんとシンクロした奇跡のアニメ。強くなったあとは作者の主張を聞いてくれた報酬として、ゴイスーチーレムでブヒブヒするだけのサービスタイム。ヒロインの他にもチラ見せした追加属性が気に入ればお好きにどうぞ的な親切な作り。導入部分が類を見ないほどに丁寧なのは、明らかに意図された演出だと思う。

なろうだからと舐めて作ってない誠実ないい仕事。観ないけど。

投稿 : 2025/02/15
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