努力でポジティブなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの努力でポジティブな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月22日の時点で一番の努力でポジティブなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.0 1 努力でポジティブなアニメランキング1位
となりのトトロ(アニメ映画)

1988年4月16日
★★★★☆ 4.0 (1647)
11350人が棚に入れました
小学3年生のサツキと5歳になるメイは、お父さんと一緒に都会から田舎の一軒屋にと引っ越してきた。それは退院が近い入院中のお母さんを、空気のきれいな家で迎えるためだった。近くの農家の少年カンタに「オバケ屋敷!」と脅かされたが、事実、その家で最初に二人を迎えたのは、“ススワタリ"というオバケだった。ある日、メイは庭で2匹の不思議な生き物に出会った。それはトトロというオバケで、メイが後をつけると森の奥では、さらに大きなトトロが眠っていた。そして、メイは大喜びで、サツキとお父さんにトトロと会ったことを話して聞かせるのだった。

声優・キャラクター
日髙のり子、坂本千夏、雨傘利幸、糸井重里、島本須美、北林谷栄、高木均
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

夢だけど夢じゃない!となりのトトロ

子供の時にだけ あなたに訪れる
不思議な出会い....

幼き日に出会ったとなりのトトロ。その出会いは思い出せない程...生まれる前から知っていたような、そんな気さえしてしまうのは...ノスタルジアが共存する不思議な魅力に溢れた作品だからなのでしょうか...

メイ、サツキたち家族の引っ越し先の庭には緑の夏草が広がり、清々しい夏の香りがしそうな自然にあふれていました。

新しい家を探索する二人の生き生きとした好奇心旺盛で豊かな表情やダイナミックな仕草を見ていたら

つぎつぎと新しいなにかを見つけ、引き寄せるパワーを感じずにはいられません。
{netabare}
妹のメイが迷いこんだ茂みの先、みどりのトンネルの先にある場所。そんな日常の風景の中にあった落とし穴のような場所で不思議なくらい自然にトトロと出会うシーンお気に入りです。

メイ、サツキとトトロの不思議な時間

バス停でトトロの持つ傘に落ちた雨の雫の音が弾け、傘で奏でた雨粒での合唱。

夜中、不思議な躍りでトトロが草の芽をパッと成長させ、トトロとともに空へのさんぽ。大きな木のてっぺんでオカリナを吹いていたシーン。
お気に入りのシーンは幾つでも思い浮かびます。
{/netabare}

トトロを大人になり視聴して改めて思うのはこんなにも心を動かされる作品なんだということ

メイ、サツキが出会い感じたあの夏の冒険。夢だけど夢じゃない...

大人に成長した私を幼い頃の純粋な気持ちに引き戻し大切にしていた気持ちをよみがえさせるのです。

宮崎駿監督の ファンタジーは素晴らしい。色褪せず、いつも私の心にある、そんな大切な作品です。

そして昔から変わらない想い。トトロって本当にとても可愛いんです!

投稿 : 2025/03/15
♥ : 90

レイルトレーサー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

子葉の前で何度両手を合わせて上に突き上げたことか…

僕の中ではこれぞジブリという感じがする作品です。
「見なければ人生損する」という言葉はあまりすきじゃないのですが、この作品に対しては思わずつかってしまいます。

一番すごいと思うところは、視聴者の心を完全にトトロの世界に引き込んでしまうところで、子供の頃はちょっと草むらを探せばトトロがいるような気さえしていました。
そんなところがまさに
――いつでも隣にいる気がする――
『となりのトトロ』という題名もすごいと思います。

成長してからみると、田舎、自然の素晴らしさ美しさもわかるような作品だと思いました。

とにかくどんな人にでも一度は見てもらいたい作品です。
(実は、『まっくろくろすけ』という『すす』をあそこまで可愛いキャラクターにしたところに魅了されていたりも…)

投稿 : 2025/03/15
♥ : 8
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

こんなもん誰も作れない。

ストーリーは
{netabare}
結核で退院できない母に会いにいった迷子の妹を探すため姉が妖精の力を借りる。
{/netabare}
たったこれだけ。
本来予定されてた尺が短かったという原因があるのだけれど。

やはり酒の席でだいたい論争になるのはこの点を評価するかどうか。

私のように、どうでもいい話でよくぞここまで面白くできたなというのと、
ここまで作りこんであってもストーリーが単純すぎる。
トトロももののけ姫という絵本で既出だったり、どうみてもパンダコパンダ・・。まぁそこまでつっこんでくるのは歳のいったオッサンだけだけど。


否定派の気持ちもよく分かる。
宮崎パパはむかしっから行き当たりばったりっで作るんでも有名だし。たしかにたまたま上手くできたのかもしれない。
だからこそすごいというか、狙って作れる次元ではないというか。

結局、キャラクターとの相性、あの半世紀前の所沢が見た人間の原風景となるかどうか。
個人の趣向だから。逆にラピュタ好きじゃないし。

酒の肴になってしまうこと自体が豚とか千尋あたりまでのジブリの真のおもしろさでもあり。
喧嘩したいのではなく酒の席で他人様の感性が知りたいわけだ。

とにかく何度見ても飽きない。何度みたかわからない。
いつまでも瑞々しい作品。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 19

68.8 2 努力でポジティブなアニメランキング2位
魔王2099(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (109)
354人が棚に入れました
未来すらも支配せよ 己が魔王であるために 統合暦 2099 年――新宿市。究極の発展を遂げた未来都市に、伝説の魔王・ベルトールは再臨した。巨大都市国家の輝かしい繁栄と......その裏に隠された凄惨な“闇”。新たな世界を支配すべく、魔王は未来を躍動する!第 33 回ファンタジア大賞――異次元の《大賞》受賞作、遂にアニメ化決定!

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界観は面白く作画も良好。でも…地味。特に光るところがない。

1話感想 3.8 世界観は面白く作画も良好。興味はあるが…
地球とファンタジー世界が融合した世界に、ファンタジー世界で500年前に封印された魔王が復活したが、なろう系とは違って魔法が廃れている世界ではなく、もっと発展していて魔王が雑魚扱いされる展開。

世界観はなかなか面白く作画も良好。
興味は持ちました。
しかし、文句無しに視聴決定、とはならなかったのは、あまり主人公を好きにはなれなかったせいか。

主人公は不死者だそうで。でも勇者相手には殺されたわけ?
不死者の定義が良くわかりませんが…。
価値観が人間と違うせいかイマイチ共感できませんね。
部下に裏切られて気の毒、なのかもしれませんが、500年も封印されていて部下はその間外で生きていたのだから、そりゃ色々あるでしょう。

問答無用で従えと横柄になる方がどうかしている。
後はちゃんと部下の言うことを聞かなかったり、自分の力を過信していたのはわかりますが周囲が意味不明な状態なのにきちんと情報収集をしないところなど…。
でもこれは、過去圧倒的強者だったら警戒しないのは仕方ないかな。

まあ事情はわかりますが、でも好きにはなれませんでした。
なので評価は高いのですが、見るかどうかはまだ迷っていますね。
でも高優先順位にしたいところです。

全話感想
なかなか良かったと思います。
まあだから見たのですが。
作画は良好。内容もそれなりに面白く…。
まあ、安定して普通には楽しめました。

でもまあ、苦言を呈すなら… 地味でしたね。
うーん、主人公が不死だからピンチらしいピンチもなく、かといってなろう系のような爽快さだけを重視してただ楽しめるようにしてくれているわけでもなく。
魔王なのに配信者、というのも面白い設定なのに、主人公に数という力を与えただけで用済みなのか。
配信者であることが設定的に生かされることは無かったですね。

悪くない止まりで、特別な面白さはなかったです。

結局最初にキャラがいまいち気に入らなかったわけで、その通りでしたね。
どんな内容でも好きになったキャラなら楽しめますし、そうでなければどうでも良くなってしまう。
結局ベルトールを好きになれませんでした。でもマキナが可愛いのでかろうじて見れたってところですね。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 3
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

サイバーパンクな魔王復活物

かつて勇者が魔王を倒したファンタジー世界と、機械文明世界“アース”が融合。
融合世界にて転生した没落魔王が、再び支配者に返り咲くため、近未来の東京にて、
レトロゲーム実況動画配信で“信仰力”を集め、成り上がりを目指したりする、
同名ライトノベル(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.5点】
勇者が魔王倒した後で云々、魔王が復活して云々。
このジャンルに対して私は王道から逃げているのでは?という疑念を抱きがち。
よって本作も視聴当落線上で躊躇していましたが。
一方でサイバーパンクは好物ということもあり放送途中から後追い視聴。

見始めてみると、魔王が、悪逆非道な恐怖で下々に圧政を敷く、絶対支配者タイプではなく、
部下想いの漢気のある存在だったこと。
そもそも、本作における魔王VS勇者というのが勧善懲悪ではなく、
不死の支配者である魔王が、定命(じょうみょう)の人間世界を背負って挑んで来る勇者を受けて立つという構図。

魔王ベルトールと勇者グラムの間には、高次元で死力を尽くしてぶつかったからこそ、通じ合える、
強敵(とも)の絆があり。
かつてのファンタジー世界の価値観も廃れた、電子荒廃都市の堕落を憂う視点も共有。
その上での、{netabare} 魔王と勇者の共闘が渋くて熱かったです。{/netabare}

私にとって不得手なジャンルでも、味付けが好みに合ったのか美味しく頂けました。


全体構成は、2部構成。

7話までが原作1巻“新宿編”で、魔王に不敬を働きまくった元・六魔侯・マルキュスにリベンジを図る。

12話までが第2巻“秋葉原編”で、“電脳魔導都市”秋葉原の魔法学園に転向、潜入した魔王一行が、高校デビューしつつ諸問題の解決を目指す。

正直、キリが良い所までと考えたら、“新宿編”を追加エピソードやアニオリで補強して1クールやった方が上策だったのではとも思いました。
というより、今やTVアニメも配信で観る人増えているのだから、7話半クール完結のアニメがあっても良い気もします。

もっとも私はサイバー秋葉原も堪能したかったのと、
“ひじき”こと緋月のキャラが、金髪美少女ハンターの私のセンサーに反応したので、
“秋葉原編”も余興のOVAみたいな感覚で楽しめましたが。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・J.C.STAFF

ファンタジア大賞のアニメ化は商業的にあまり成功しない?
ジンクスを背負った諸作品の中では、まだスタジオに恵まれた部類。

が、同スタジオも2024年秋は、終盤放送延期した『ダンまち』5期も含めた5作も元請けし、
本作も割かれた作画兵力は潤沢とは言えません。

料理の作画も凡庸。
ただ、序盤、力を失った魔王が忠臣マキナのボロアパートに身を寄せた際の粗末な食事は、
作画カロリーの低さも相まって妙な哀愁が漂っていて良かった?ですw

思い返せば、あのボロアパート。
再起を目指して寄り添うベルトールとマキナの素朴さが、
私は一番味わい深かったですね。
{netabare} あそこをマキナ拉致ついでに爆破させたマルキュスは、やはり万死に値しますw{/netabare}


ただし、限られた作画カロリーの中でも懸命に演出しようとする意志は感じました。
バトルシーンでも、アングルを工夫しつつ、瞬間移動の如き映像で、最小限の枚数で高速戦闘を表現してみたり。
あとは、{netabare} 女神の依代となり、自らとは異なる意志の介在に苦悩する緋月の心象世界とか。{/netabare}

何よりサイバーパンクな新宿、秋葉原の蛍光色重視の背景はテンション上がりました。
また電脳荒廃都市・新宿の東京都庁みたいなきらびやかなツインタワービルを眺めていたら、
昨年の都知事選でも争点となり物議を醸した、
億単位の予算を投じた東京都庁ライトアップを思い出してジワリましたw
誰もが魔法を使える近未来が到来するまで、
金を喰う都庁ライトアップは控え目になさっては如何?とか思ってみたりw


【キャラ 4.0点】
魔王ベルトール。
底辺でも逆境でも常にマイペースなのが彼の威厳であり、笑点でもありw
一番可笑しかったのが、{netabare} 秋葉原編、緋月とのラッキースケベ混浴シーン。
普通なら男の主人公もヒロインの裸を前に狼狽える所。
が、ベルトールは恥じるどころか、余の美しい肉体を見よと陶酔し、
一方的に赤面するのは緋月だけという一風変わった混浴カットでしたw{/netabare}

敵キャラではマルキュスの秘書・木ノ原が渋くて私好み。
ちょっとズレてる感じでカタコト英単語連発する真面目美女が、スーツ姿や“マギノギア”装備で刀剣を“雷光抜刀”する姿がグッと来ます。
{netabare} 錆びついた大剣を振り回す勇者グラムとのマッチアップは、
新旧の価値観が交錯する舌戦も含めて、デリシャスでした。{/netabare}

自称天才美少女スーパーハッカー・高橋。
魔王周りでは貴重な定命の人間キャラ。
電脳都市のナビゲート役として、会話劇の起爆剤として。
作者も使い勝手が良いと語る潤滑油キャラ。
こういうキャラが一体いると便利だなと私も感じました。


【声優 4.0点】
主演・魔王ベルトール役の日野 聡さん。
一人称は余。コミカルでもシリアスでも形態変化しても、
威厳を意識したという演技で作品を支配。

魔王を甲斐甲斐しく世話するマキナ役には伊藤 美来さん。
魔王復活を待ち続けて苦難に耐えた日々をベルトールに労られた際に涙する演技などは特に、
忠義と思慕が滲み出ていて好印象でした。


新宿編ラスボス・マルキュス役の松風 雅也さん
誰もが複雑な詠唱なしに魔法を操れる夢の後頭部挿入デバイス“ファミリア”を開発販売し、
新宿の支配者に成り上がった元・六魔侯。

魔王に不敬なマウント芸を働くデカ過ぎる態度から、
不利になると小物感を丸出しにする。
『半沢直樹』バリな痛快復讐劇を演出したのは松風さんの好演あってこそ。

やはり魔王役・日野 聡さんと互角に掛け合えるのは勇者役の浪川 大輔さんぐらい。
マルキュスでは力不足でしたw


あとは秋葉原魔法学園・学師・マグロいやwマグ=ロサンタ役・日笠 陽子さんの、
絶妙なカタコト感とか。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は加藤 達也氏。
融合世界が舞台ということで、王道ファンタジーなピアノ&ストリングスから、
近未来SFなテクノ、エレクトロまで幅広い対応が求められましたが、
同氏は時に、バンドサウンドやボーカル曲も交える流石の守備範囲で魅せてくれました。

OP主題歌はシユイ「ホロウ」
『水星の魔女』のED「君よ 気高くあれ」でSFタイアップ力も実証済みの同アーティストによる良バラード。

ED主題歌はsekai「スピラ」
静かな電子音のイントロが、どんなパターンの引きにも好対応し、EDを守り抜いた佳作バラード。
こういうEDの仕事。私は評価したいです。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 14

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

タイトルから堅い作品を想像したが、蓋を開けてみれば異世界版「はたらく魔王さま!」?w。

>3話まで視聴して
原作未読です。

予備知識なしでの視聴だったので
タイトルから、すごく禍々しい内容なのかな?。とおそるおそるの視聴開始でしたが
観進めていくうちに

あれっ?。これ「はたらく魔王さま!」では?とw。

もちろんキャラが全然異なるので同じ訳はないのですが
基本的な構造・骨組みに共通部分が多いですね。

もし、「はたらく魔王さま!」(1期)の続編がうまくいっていたら
「なんだ二番煎じか・・・」
みたいな感想になってたかもですが
自分の場合は、完全な消化不良状態になっていたため
むしろ本作の登場は大歓迎でした!!。

作画自体もスタイリッシュですが、近未来感のセンスも良き♪。
ちょいエロはあっても、度が過ぎないところも好感。

ヒロインの健気な感じがグッとくるし
主人公の動画配信も、何気に楽しい。
勇者のキャストが浪川さんということもあり、今後にも期待が高まる^^。

個人的に、こちらも今期のダークホース。
 
 

投稿 : 2025/03/15
♥ : 9

計測不能 3 努力でポジティブなアニメランキング3位
魔神創造伝ワタル(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (8)
30人が棚に入れました
小学4年生の主人公「星部ワタル」は動画配信でスーパースターを目指すリューチューバー。 ある日突然、迷いこんだのはトンデモ異世界な「宙部界」(ちゅうぶかい)。そこでは、迷惑系なヤカラたちが人々を困らせていた。 ラスボス「エンジョーダ」を倒し、人々の笑顔を取り戻すため、ワタルは救世主としてブロックで創った魔神(マシン)「龍神丸」とともに戦うことになる。 いま、ワタルと仲間たちとの大バズリな冒険バトルが秒ではじまる!

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

名前は懐かしいですね

本作の前身であろう、魔神英雄伝ワタルと言えば私らおっさん世代からすると「懐かしい、子どもの頃見ていた」となるのでは。
私は見ていなかったので知りませんが。

でも主人公がワタルでロボが龍神丸でヒロインがヒミコで顔のでかいおっさんが仲間に居る、くらいは知っています。
なんでだろう。アニメージュとかでちらっと見たのかな。

というわけ懐かしい以外の印象もなく、内容も子ども向けなので特に見ません。
採点もなしです。子どもがみて面白ければ良いですね。というか見ると良いですね。

しかし、現代の子ども向けに作ったであろう作品で、主人公が当たり前のようにYoutuberをやっているのは、へー、と思いました。

主人公なのだからある程度身近な存在であるべきで、Youtuberがどこか遠い存在だと思っていたら主人公にはできません。

Youtuberは今どきの子どもにはそれだけ身近な題材なのでしょうね。
全員が当たり前にやっているわけでは無いでしょうけれどクラスメートがやっていてもおかしくないような、ちょっとしたあこがれの職業、みたいな感じでしょうか。

ダンジョン配信ものとかイマイチが乗りにくいように、若い人との感覚のズレが今後とも気になるのかなぁ、とは心配になりました。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 4

八仙花 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キッズアニメだがキッズに通用するのかは疑問。

本作はキッズアニメながら、YouTubeやゲームといった現代的な題材を取り入れている点が特徴で、一見すると「今風」とも言えるが、逆に「安易」とも捉えられる部分が多いように見える。確かに現代の子どもたちはアニメや動画コンテンツに親しんでいるが、だからといって、この作品がその子どもたちに通用するのかは疑問だ。

流行を積極的に取り入れるのは、過去作から続く『ワタルシリーズ』の特徴だが、本作ではそのアプローチが過剰になりすぎて「狙いすぎ感」を与えてしまっている。こうした要素が全面に押し出されているため、かえって作品全体の魅力がなくなっている。流行要素は要所要所に取り入れた方が、より効果的だったのではないかと感じる。そのあたりが合わなかったので2話離脱。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 0

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

リデュース・リユース・リサイクル

リメイクではなく新世代向けの完全新作
コッテコテのキッズアニメ

01
YouTubeからキッズを取り戻そうとする涙ぐましい努力

おっさんが考えた「キッズアニメってこういうもんでしょ」みたいな感じ。動画配信やマイクラなど流行りの要素を取り入れてはいるがノリが完全に昭和。キッズに寄り添うならMOBAとかFPSになると思うのだが、健全なものを好んでほしいという親心への配慮といった印象。今の子はコレ見て楽しめるのかは謎。とっつきやすさ重視なのはわかるが決めセリフが「秒でBANだぜ!」って。BANをやっつけるって意味にするのはどうかと思うのは自分がおじさんだからなのか。

キッズアニメなのでしゃーないがほぼ全てのセリフが説明セリフ。そのうえやたらと噛み砕いた表現にしているので、セリフ量に比べて情報量がかなり少ない。ゆえにクソなろうと比べてもテンポが悪く体感時間が長くなる。YouTubeに馴染みのある世代ならなろうレベルの速度感でも理解できそうな気がしないでもないし、小学生低学年が見ても普通に退屈だと思う。あとは婦女子狙いが透けてみえるのも萎えポイント。

CGの龍神丸がちゃんとカッコいいのは流石。アレンジされてはいるがどうみても龍神丸。時代を越えても耐えられる存在感に、初代のデザインがいかに優れていたのかがわかる。でも初代世代のおっさんが見ればって話で、今の子供達はどう思うのでしょうね。杉田氏はもう完全にロボ声優になってしまった。初代に寄せた演技はちゃんとキマってていい感じ。

古いIPを再利用したいだけの下心で爆死は免れないでしょう。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 0
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