剣道でライバルなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの剣道でライバルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月04日の時点で一番の剣道でライバルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.7 1 剣道でライバルなアニメランキング1位
BAMBOO BLADE バンブーブレード(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (645)
3814人が棚に入れました
室江高校の剣道部顧問、「コジロー」こと石田虎侍は、その日の食事にも困る貧乏生活の日々を送っていた。そんなある日、高校時代の先輩である石橋賢三郎から練習試合の話を持ちかけられる。それも、石橋が顧問を務める町戸高校剣道部に勝ったら、石橋の実家の寿司屋で「1年間寿司食べ放題」という条件付で。即諾したコジローだが、5対5の練習試合をするには、室江側は部長の千葉紀梨乃以外は受験引退したか幽霊部員という有様だった。

コジローは翌日から早速、5名の女子部員を揃えようとアテを探していたところ、ある女生徒が竹ぼうきで難無く複数のボール(と教頭)を打ち返すのを目撃。何としてでもその女生徒を剣道部に入部させようと試みる。
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイトルなし

珍しく剣道を題材とした作品。"楽しさ"を重点的に描いていることで基本的にはスポ根の泥臭さやシリアスとは対照的な日常パートが多く、いい意味でスポ根らしい泥臭さや真剣が薄かった印象です。それでも部活に関連するシーンや試合は熱く演出できていてスポ根の土台は築けていて、全体的にはスポ根要素と日常パートのリソースが上手く両立できていました。キャラ一人一人も魅力的で愛着が湧きます。個人的には紀梨乃がお気に入りです。スポ根作品でしっかり愛着が湧く実感があったのは新鮮でした。

ただ途中話がやや間延びしており、逆に終盤は駆け足な印象でリソースはもう少し考えて欲しかったなと思います。話の本筋から外れた回もちらほらあり、それは削って本筋に繋がる部活に関連した描写を見せて欲しかったです。{netabare}また、玉木が上段を苦手とする理由に玉木の母を絡めていたものの、その玉木母と上段の繋がりがよくわからず理由がフワッとしていたのも残念。{/netabare}展開の起点も強引な部分が多く、終わり方も蛇足感が否めないです

勿体無い部分は多いものの話の筋はしっかりしていて普通にみていると素直に面白いと思える出来です。ED曲はあんこ入りパスタライスの元ネタでもあるので気になった方は観てみてください


各話の感想
{netabare}1話
この作品評判良いので気になってたんですよね〜おまけに日常系らしいのが最終的な視聴理由です(好きなので)。

のっけの素振りシーンから作画気合い入ってますね。ストーリーも顧問が賭けで練習試合することになったから部員集め、とわかりやすい導入。2話構成かな?丁寧に行うのは良いですね。男子のキャラが誘うの止めるシーンはナイスですw(そのまま上手くいったら癪なので)。タマちゃんがちゃんと自分の意思で部活に入るって流れにしたのは良かったですね。
でもタマちゃんとの出会いはちょっと強引かな。賭けの内容もあまり現実味がない。それ以外はかなりいい感じです

AICは一応倒産はしてないらしいけどアニメ制作から退いてしまったのは悲しいなあとこの頃の作品を見るとたまに思います。



2話
ヒーローに憧れたっていう割とありがちな設定を活かして入部につなげるのは見事!アバンの過去回想も上手。タマちゃんの境遇の変化もあっさりながらあったまります

先生もいい加減なキャラらしくしっかりいじられキャラにしてて好きです。その先生も単なるいじられキャラでなさそうなところが良いですね



3話
みやみや!?

ちゃんと賭けに至るまでの理由があったのが良い。先生の掘り下げと共に描かれたものなので後出しみたいな感じにも思わないし。

全体的な雰囲気も真剣さはちゃんとありながらもコメディタッチで見やすいし面白いです。

みやみや!?次回予告で純愛発覚



4話
サヤが変なヤツだからなぜか唐突さも薄れてるというw

みやみやも自分から部活に打ち込む理由が出来て良かったです。より話が締まる

過去回想の使い方が上手なので既にキャラが纏まってます(後に1人増えるっぽいけど)。紀梨乃が可愛い



5話
解説シーンが真面目、そして先輩2人のおかげでギャグにもなってて面白かったです。

ダンくんも毎回褒めたり彼女のためになっていて意外と良い彼氏



6話
試合が丁寧に描写されているのが良いと思います。サヤの経験値アップもスポーツ物らしくて良い感じ

教頭がメガネ貸す流れが強引かなと。バレてるから意味ないけどw

彼氏いる相手キャラが結構棒読みだったのが気になったw

一旦の目的が終わったけどどう話を続けるんだろ



7話
試合熱い!作画良い!演技迫力!今後の展開に繋げるような描写もあって見事な試合シーン!片手で面するところカッコよすぎ

ピリピリした関係性じゃなくて仲のいい状態なのがこの作品らしくて良いと思います



8話
日常回
タマちゃんの内面が細かく描かれているので愛着沸きますね。可愛い
あとはバイト終わりで家帰ったらすぐ寝ちゃうのマジでわかる



9話
実際、部活ってだけで集まる理由になるんですよね。それをうまいこと雰囲気と絡めて話に繋げてるのかなと思ったら違いましたが、それに近い状態ではあったんじゃないでしょうか

後半のババアとの争いはナニコレって感じでしたがそっから理由付けに移りました。理由の作り方があんまり好きじゃないですが、とりあえず理由が出来たのはよかった。ババアが自分の母親見てるみたいでイライラしました



10話
溜め回的な内容

大会までは過程が薄すぎるけど、その分大会もあっさりだったからまあいいかな。みやみやのストーカー?や5人目の話らしきもの出てきた。
でもババアがストーカーの親なのはご都合主義入ってるような。

8話からちょっとダレてる



11話
また溜め回?尺稼ぎ?
タマちゃん掘り下げちょっととストーカーが動いた。東の勧誘も

あとアバンのギャグはやりすぎ。傘さし運転も時代だなあ。次回で話が動きそうなので期待



12話
相手校はいかにもなスパルタ。東ちゃんも難ありでどちらも問題ありなのが物語的に良い感じ

相手校の視点と東ちゃんの視点を対照的に描いていたのが良いですね。「本当に嫌なら来ないよ」を見事に示していました。東→来る 相手校の部員→来ない みたいな

そして次回は試合。期待



13話
熱に押されて周りも奮起する流れが良いですね。相手校側の重苦しいノリが一気に軽快になってカタルシス的な安心感があります。そして試合シーンはやっぱり熱い!お互いに認め合っている、といったようなスポ根要素が根底に根付いていて、日常パートとの両立もちゃんと出来ているのが魅力的です。

ストーカーはわかりやすいレズ野郎でしたね。あからさまだけど個人的には好き。後の方でまた問題起こすのかな?

相手側の先生もちょっと変わったみたいで良かったです。相手側魅力的だったしどう変わったのかとか見たいからもう一度登場してほしいな



14話
みやみや言った!みやみやらしい勧誘が好き。東の単純さでちょっとギャグになってるのも面白いところ。

後半は溜め回。次回合宿



15話
紀梨乃やっぱ可愛い。今回のed映像の赤面キリノ可愛かった

合宿回が思ったより早く終わった。試合シーンがなかったのが残念だったけどまあまあ面白かった。試合シーンは話も締まるし駆け引きも熱くて見応えがある。もっと欲しい

相手校の浅川ってキャラがちょっと棒読みだなあww6話の時もだったけど



16話
キリノとサヤの百合感増し。勝てないみやみや。閉じ込められるタマちゃん

なんか胸糞展開きましたね。スポーツ物では割とあるやつ。あんま好きじゃないですが、この作品は選手本人がやってないだけマシかな

練習のシーンは単に練習した、としか描いてないのが惜しいかな。もっと具体的にどう成長したのかとかを描いてほしい。



17話
前半ムカつく回でした。ヒールキャラの胸糞展開に始まり前半2人のキャラがとても鈍臭くて腹立たしい。東の腹痛もしつこくてあんまり好きじゃなかった。見ててイライラするんだよね。ギャグはいいかもしれんけどキャラが好きじゃないから面白くなかった。みやみやもストーカー登場させてほしくなかった。試合シーンだとギャグがノイズになっていたのでイライラしました。1番の原因は相手のヒールキャラなんですけどね

後半はとても見事です。実力を発揮した紀梨乃と本気のタマちゃん。演出も作画も演技も熱くてとても臨場感があり見入ってました。試合シーンはずっとこんな感じていってくれないかなあ



18話
紀梨乃ママぁ... なんだこの抱擁感...カッコよくて可愛くて優しくて家庭的で、完璧すぎる

途中、先生も真剣になってたのがスポ根としては良い具合に話が締まって盛り上がってました。負けてはしまったものの部内の雰囲気が変にシリアスにならずに基本エンジョイ感を忘れないって言うのがこの作品らしい魅力ですね。

後半は日常回でした。部活の壁が寂しいから習字や絵を貼る内容ですが、タマちゃん父目線の変化が少し描かれていたのが良かったです。流れた曲はサヤが作ったやつですかね。歌詞いいですね。


19話
勝てないみやみやと強くなってるダン。

先輩が自分の経験に基づいて相手を諭すスポ根の王道展開!

後半の展開は唐突で茶番臭かったですが、試合はやっぱり面白いですね。茶番は茶番らしく描写してたのも良かったです。みやみやが頑張る布石になりました。タマちゃんの伏線らしいものもあったけど多分違うだろうなぁw



20話
日常回でしたね。

アバンでアニメ見てた子は後に出てくるかなって思ったらラストで出てきました



21話
好きな作品語り合えるのいいなあ。
作中の作品がしっかり描かれてるから面白いですね。

大会に繋がる描写ありました。2人の関係性を確立させたのは良かったと思います。でも映画撮る内容が長すぎかな。もっとタマちゃん以外も写して欲しかった



22話
大会に向けて気が引き締まる剣道部。そして試合。

みやみや成長したけどまだ敵わないっていうご都合主義の無さが良い。でも大会はテンポ早めだったのは残念。前回のライバル登場&先生の先輩の言葉で負けフラグがビンビンに立ってるなと思ったら案の定。ライバルの強さをもっと具体的に描いてほしかったかな(この技はどうこうだから〜とか隙がないから〜とか)。強い!に至る描写がしっくりこないからよくわからない間にタマちゃん負けたなって。外人のキャラ高校生だったんかw



23話
色々起こってシリアス。レビューに終盤はアニオリって書いてたけど、この回からかな?

ヤンキー2人はその為に残してたのか...ただ展開作りのためにキャラを動かしてる感が良くない。ろくに登場させてない癖にこういうキャラだからこういうことするだろ!みたいな取ってつけたような動かし方、これに関してはちょっと不快。だけど問題起こしたキャラは実際ヤバいやつだから展開は割と納得できるという軽い自己矛盾

タマちゃん含むキャラ達の苦悩を描きたかったから大会のテンポ早かったんだなあと。でもタマちゃんの変化については部に入る以前のタマちゃん(主に亡き母絡みの描写)をもっと掘り下げてたほうが良かった。

どうでもいいけどみやみやが曇る描写がデレアニ7話思い出した...ああいう後ろめたい感情任せで何かに見切りをつけるようなシーンは未央を思い出すんだよな(こっちが先だけど)



24話
濃い!熱い!一気にスポ根らしく

自然とタマちゃんにウェイトが偏ってる部の状況を逆手に取ってタマちゃん退部の理由づけにしてたのかな。それなら上手。(本当は悔しさの管理ができてなかったっていう感じだったけど、それはそれでいい)

みやみやも無事復帰。東が吹っ切れて爽快感ありました。ダンくんもみやみやの気持ちを理解する流れも良かったです

キリノママのシーンも辛いなあ。感情的になるのも納得というか。

先輩2人が退部届出すのはちょっと変かな。急に情のあるやつになりすぎでw でも結果的に1話で問題全部解決したのは凄い



25話
やったなみやみや!感動しました。が、もう少し試合を長めに描いて欲しかったかな。あとビデオが伏線になるの面白いですね。

タマちゃん母と剣道(上段)のつながりがよくわからないのが惜しいかな。それがもっと描けてたら展開がより締まったはず



26話
秋→春に
時系列飛んだなあ

仲間と交わることの楽しさを重点的に描いていたからこその日常描写の多さやコミカルな雰囲気だったんですね。前回〜今回の間にあったことをサラッと保管するのも上手いですね。抱きつくキリノ可愛かったです

後味も結構良かったです。終わり方は予感と受け取るか中途半端と取るか、個人的には中途半端ですかね(出したのは無駄だったというか)。でも良い作品ではありました{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 0
ネタバレ

さんちゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

まぁまぁ面白かったし終盤泣けたけど長い

観終わった~。
全26話、とても長く感じた。
終盤近く20話で鈴木凛が出てきたあたりから
ようやく面白いなと素直に思え始めたが、それまでは結構微妙でした。

だけど終盤の展開が良かったので凡作や駄作には分類しづらい。
特に23話~25話の流れはなかなか。

その話の中で私を泣かせてくれたのはミヤミヤでした。
才能無い人が、ふてくされて憤って歩みを止める展開は私の心と
シンクロ率が高すぎてどうも涙腺が緩くなりがち。
また、そんなだから、
{netabare}
ミヤミヤが初めて試合に勝って照明を見上げたシーンで、
その達成感に気持ちが高ぶってまたホロリです。
ミヤミヤおめでとうっ!
「辞めるんだったら勝ってやめてよ!あたしの特訓まで無駄にするな!」
て聡莉の言葉がジーンと胸に響きました。
こんな簡単にキャリーに勝っちゃっていいの?という気もしますが、
あのまま負けで終わるよりは良かったかな。
{/netabare}

このアニメの面白さ、他の方のレビューを見てとても参考になったので
引用させて頂きますと(毎度勝手に言葉を借りてすみません(--;))

『本作品の良いと思う部分については、オムニバスではないが常に複数のエピソードが
絶え間なく描かれている点が挙げられる。
そしてそれらのエピソードの終わりが一致しないため、単調になりがちな日常回的展開も
程よい目まぐるしさを帯びてついつい見てしまう。』

って所。川添珠姫と鈴木凛とのライバル対決の本筋の裏で、外山と岩佐のトラブルが
あったり、ミヤミヤとキャリーの因縁対決があったりする。
複数の次に繋がるお話が同時並行で走るため、広げたお話にどのタイミングで交差させ
終わりにどう一本に収束させるのかが気になって、ホントつい気になって
最後まで観てしまった。

だけど、冒頭で書いた通り面白くなかった点もある。
寧ろこの時間が長く感じたため、お気に入りとはならなかった。
ラストの展開は良かったですが、あまりにも駆け足でもありました。

川添珠姫と鈴木凛、作中のアニメブレイバーとシナイダーに見立てて
がっつりラストバトルの布石を打っていたのに、試合開始から決着までの
展開は異常なほど至極あっさりと決着が付く。
珠姫無双ではあるものの、このアニメ全体的に試合描写は力を入れているようで
その実、あまりに力は入れていないのだろう。

いやぁ!めーん!どーう!こってー!…声優さんの演技力とも言える試合中の咆哮は
まるで、本格的に剣道の指南を受けてきたかのような気持ちの良さがあるものの、
一本取る時の絵はいつも同じ。意表をついて一本取って駆け抜けた、
静止画を見せているだけなのが多かった。
試合までの引っ張りも弱く、勝負もあっさりカタが付く。
また、他校との交流戦で敵が彼氏とのデート目的で試合後エスケープしたり、
聡莉が試合前食べ過ぎでお腹を壊したりする…真剣味にかける試合描写に
YAWARA!のようなスポコン展開を期待していたら、若干嫌気がさすかもしれない。
(私はそういう見方を途中までしてしまっていたのでガッカリした。)

あと私的には段くんのキャラとあの間延びしたしゃべり方がどうも受け付けなかった。
声優さんが石田彰さんだったので我慢は出来たけど、ミヤミヤとの絡みも
もう何百回やるの?!ってぐらいにシツコイ。

終盤までは、退屈さ7:面白さ3ぐらいの割合でした。
14話ぐらいで収めてくれれば丁度良かったんだけど、26話やるには長過ぎ。
間延びというほど間延びした印象はないんだけど…う~ん、なんだろ。それでも、
交流戦や合宿無くして短くポイントまとめてくれた方が有難かった。

【結論】
20話~が面白かったけど、それまでが微妙。そしてラストも駆け足で微妙。26話は長すぎる。

【あとがき・個人的なツボ】
たまに挟まれる、珠姫と珠姫のお父さんのお話。
二人暮らしでさびしい家なんだけど、思春期の娘にどう接していいのかわからないお父さんと
珠姫の微妙な距離感が見てて面白い。また、そんな不安が取り越し苦労と思えるほどのお父さん
思いの珠姫ちゃんが良い娘すぎて笑ってしまう。

終わり。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

あんこ入り☆パスタライス

私も高校の体育の種目選択授業で剣道やってましたねぇ
このアニメ見てから剣道やってみたいなぁと思ってたので
剣と剣を向き合わせて構えた時の包み込む静寂、高鳴る鼓動、今でも鮮明に思い出せます
へたっぴでだめだめでしたけど、相手から一本取れた時の気持ちよさと言ったらもう最高でしたね
再度見直して、分かる分かるっと思ったことが増しててより楽しく見れた気がします
ついで、その中で剣道修練の心構えにも触れたんですがね
その終盤の方の、”以て国家社会を愛して、広く人類の平和繁栄に寄与せんとするものである”てな非常に壮大な事が綴られていて
私なんかが見ると、タマちゃんの「ヒーローになりたい」っていうのは理念に適ってたんだなぁとか感心してたんですが、いやはや


ということで感想に移りたいと思います
つかこれコジロー先生が主人公だったんですね、知りませんでした
なるほど確かに1話の冴えないダメダメ顧問から最終的に生徒に好かれる立派な顧問になってたのを見ると頷けますが
まぁ今作でいうと、ギャグ→シリアス→ギャグと交互に押し寄せてくる印象がありましたね
ギャグなんかは微笑ましく、そこそこ楽しめるんですが
シリアスは反して、最早胸糞悪くなる回も結構あり、その差の大きさには常に驚かされました

素晴らしかったのは、アニメの中のキャラが非常に生き生きとしている点ですね
キリノ、タマちゃん、ミヤミヤ、ドジっ娘、どのキャラもキラキラしてて眩しかったです
また室江高剣道部の諸君はもちろん、町戸高の子たち他もキャラ立ってて良かったです
というか町戸高剣道部の方々は、出落ちな設定(ry
でも町戸の青髪メガネっ娘、原田ちゃんは作中で好きかな

タマちゃんの特撮アニメ好き設定から、度々劇中劇が登場します
本編より力の入っている「超剣戦隊ブレードブレイバー」や原作者・土塚理弘氏の作品である「マテリアル・パズル」、また映像は出てこないものの「マグロス~鯵・おぼえていますか」のようなパロものも出て来ます
ブレイバーの演出に関わった久条りおんさんは「迷い猫」にて「グランブレイバー」を監督制作してますね
あと、11話で谷口悟朗氏と銀河万丈氏が何気に出演してますね、脚本の倉田コネでしょうが、原作じゃ宮崎駿氏っぽい人だったので如何せん
アニメでは19話からオリジナルに突入していて、その際でもやたらブレイバーネタが押されていました
私的には室江高剣道部のゆるゆるな日常が見たかった気もしましたが、これはこれでありなの、かな?

メイン声優はそこそこ良かったですねぇ、掛け声とかも頑張ってたと思います
広橋涼さんのつぶやき口調も可愛いですし、”名男友達役”の石田彰さんも出てますし
ただ町戸高のあのビッチ女の声優は、もう明らかに浮いてましたね
ググってみたら声優じゃないし、あれはなんとかならなかったんですかね

あんこ入りパスタライスという空耳歌詞で有名な、声優たちが歌うED「STAR RISE」
ま、食いたくはないですよね、あんこ入りパスタまでならいけそうですが、ライスが付くとちょっと・・・
これ以外にも、「STAR RISE」の空耳歌詞には笑えるものが多くあり、聞いたことない人は是非動画サイトとかで聞いてみるといいと思いますよ
まぁ聞いたことない人いるのかなってくらいに有名ではありますが一応
あとOPはこれどうも、イントロ部分がちょっとやかましめですね
連続で聞いてると頭が痛くなってくるんですよね、私だけでしょうが
まぁでもEDが全て持ってってるので、OPの評価は不問とします


「ごっつええ竹刀」面白いですよねぇ
まぁそれはともかく、アニメ版最終回は、二期を仄めかして終わってしまいましたが
あるんでしょうかね、二期
いやあれでないとか止めて欲しいんですが
全編通して、きっと楽しめると思います、本格剣道アニメです

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16

64.7 2 剣道でライバルなアニメランキング2位
ラブひな(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (272)
1860人が棚に入れました
浦島景太郎は東大目指して二浪中、19歳。子供のころ、女の子と約束した「一緒に東大へ行く」という約束を果たすため、日々、勉強に勤しんでいる。ある日、祖母に呼ばれて“ひなた旅館”にやってきた景太郎は、露天風呂でいきなり女の子と遭遇し、チカンに間違われ、女の子3人に建物中追いかけ回されることに。なんと、そこは女子専用寮“ひなた荘”に変わっていたのだ。しかも、祖母は転地療養に出かけ、次の管理人に景太郎を指名したという。「東大生だから、管理人にふさわしいだろう」という理由で・・・。風呂場で会った成瀬川なるだけが強く反対するものの、断われなくなり、“ひなた荘”の管理人を引き受ける景太郎だった。

声優・キャラクター
うえだゆうじ、堀江由衣、倉田雅世、浅川悠、高木礼子、野田順子、林原めぐみ、ゆきのさつき、小林由美子、桑谷夏子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「元祖・ハーレム漫画」と言われる本作。私はコレで一般人を辞めましたw

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
令話の若者には、このネタ分かるまい(笑) つまり、「この漫画がきっかけで、2次元に萌える人間になってしまった」ということです(別に後悔はしていない)w

本作は、東京大学を目指し二浪した主人公が、女子寮の管理人になるところから物語が始まります。女子寮でのハーレム展開だけでなく、主人公の成長も見処。というか、成長したからハーレムを築くので、不快感も少ないと思います。

原作は、第25回講談社漫画賞少年部門を受賞。ぶっちゃけ、アニメはオリジナル要素も強く、古い作品でもありますから、そこまではオススメ出来ないので、是非、原作を読んでほしいっすね(余談にあるけど、無料で読めます)♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
基本、全キャラ好きなのですが、ランキング形式で魅力を紹介したいと思います。私の萌えの原点なんで、中学生だった当時、好きな順番っすねw

第1位 青山素子
神鳴流の後継者で武士娘。真面目ではなく、生真面目。恋愛に対しても不器用で、大別すればツンデレの部類に入るのだろうけど、一味違うデレ具合に萌えます。武士なのに、エロいことでモンモンとしたり、パニクると関西弁が発動し、幼児化するとことか可愛いかった♪ ツインテール素子の回は何回読み直したことか(笑)

第2位 前原しのぶ
内気だが芯の強さをもつ薄幸少女。なんか、いっつもあわあわとテンパっているw 全キャラクターで一番早く主人公へ好意をもち、それを最後まで一番強く持ち続けたのに報われない、可哀想な感じが可愛い。(色んな意味で)作中、一番の成長が見られる。

第3位 成瀬川なる
元祖ボコデレのメインヒロイン。全国模試トップで美人、正に才色兼備だが、普段はホントにズボラでダメ娘。ギャップ萌え。また、不器用で一途な恋愛模様など、見た目とは異なり、一昔前の「良き日本の美人」です。エヴァのアスカをモデルにしてるのが良く分かります。

第4位 浦島景太郎
不死身の身体と眼鏡をもつ本作の主人公w 数々のラッキースケベで私達を楽しませてくれます(笑)でもただの馬鹿ではなく、挫折してもちゃんと努力し、夢を見つけそれに邁進していく彼の成長は感動的です。はじめは全女性キャラから毛嫌いされていましたが、一人一人と丁寧に絆を深め、正しいハーレムを作り上げました。決めるときには決める男です!

第5位 乙姫むつみ
天然を越えた天然ボケのおっとり巨乳娘。本作一番のボケ要員。一時はメインヒロイン並みの活躍をしますが、途中で空気になっちゃったのが残念。なるに嫉妬を抱かせるのが主な役目でしたね。あのボケが「どこまで本気(わざと)か分からない」という恐さももつ。

第6位 カオラ・スゥ
爆裂飛び蹴りインド娘。オリエンタルな容姿に謎の関西弁、メカに強く変身能力までもつイロモノ。その性質上、コメ要素が強い分、ラブに関われず、萌えポイントも少ない。ただ、観ているだけで元気をもらえる稀有なキャラクター。キス回は笑ったw

第7位 紺野みつね
金と酒を愛する糸目関西娘。他のキャラに比べて少し年上ということもあり、ツッコミと進行が主な役目。恋愛マスターを気取っているが、本当は奥手で恋愛に疎い。攻めてる時は強いが、攻められると弱いのが萌えポイントか。当時(小中学生の時)は全くキツネに魅力を感じなかったが、今は1,2番に好きなキャラ。酒好きな女の人好きだし、明るくも思慮深い彼女は、多分良い奥さんになれるはず♪

第8位 浦島可奈子
主人公の義理の妹で、極度のブラコン&ヤンデレ。作品終盤は他のヒロインを圧倒する登場頻度だが、当て馬感が強い。萌えポイントはそれなりにあるが、私はブラコンもヤンデレも得意ではないので、やや下位に。キャラデザは好きでした♪

第9位 サラ・マクドゥガル
金髪ロリいたずらっ子。性格は、一見がさつでマセガキ風だが、子供らしい一面もある。おしりのパンダの痣を気にするなど可愛らしい面もあるが、流石に子供すぎて萌えられず。

第10位 浦島はるか
主人公の叔母さんで謎の力をもつ、ひなた荘のドン。大人の女性キャラにありがちで、年をいじられると怒ります。瀬田とのキスを、景太郎となるが覗き見するシーンは良かった♪

全体を通し、前半は「景太郎の東大受験」「約束の彼女探し」、後半は「景太郎の夢の実現」という縦軸がしっかりしていて、ストーリー的にもおもしろいです。そんな中、横軸として景太郎と各女性キャラとのエピソードが描かれ、どのキャラクターに対しても愛着をもてました。

アニメ版では、アニオリキャラや展開が数多くあります。漫画版よりも、テンポが落ちるので、コメはイマイチ。

アニメ版最終巻は、まるごと素子回です。赤松先生も、「ラブひなで一番好きなのは素子」と公言されていますので、その影響かと。ファンには嬉しいサービス!

ちなみに、私はこの漫画、中学生の時にハマって、テスト週間中に心が折れた時に読んでました。東大を目指すケータロー達に励まされつつ、漫画が面白くて夢中になり、結局、勉強が手につかないという(笑) あまりにも現実逃避した時は、各キャラが(どんなに小さくても)出ているコマ数を数えて、話数ごとの折れ線グラフにしたりしてましたもん(笑)
{/netabare}

【余談~原作者は、同人活動推進派~】
{netabare}
アニメにオリジナル要素が強いことや、ドリームキャスト版もゲームオリジナルのキャラやストーリーがあることなどは、原作者の赤松健先生の来歴や考え方に理由があると思います。

赤松先生は、元々、同人作家として活躍していたこともあり、二次創作には非常に寛容(むしろ推奨)的な姿勢です。2013年には、「同人マーク」という、「原作者が二次創作を許容する証」を発案し、自らの作品につけました。

2010年11月26日から、原作の赤松さんが社長を務めるJコミで単行本全14巻を無料配信しています。そのために、まだ売れている(重版されている)にも関わらず、講談社に直談判し、絶版にしてもらったそうです。

ラブひな自体は2000年のアニメなので、まだそんな具体的な構想はなかったでしょうが、若い頃から、赤松先生の考え方としては筋が通っていたんだな~と、ファンとして、心にシミルものがありました。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 23

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

当時好きだったかなり思い出深い作品♪

東大合格を目指す浪人生の主人公が
女子寮「ひなた荘」の管理人となり
住人の美少女とドタバタを繰り広げる
ハーレム系ラブコメディです。

あらすじは
主人公である浦島景太郎は幼い頃に女の子と交わした
約束を果たそうと、東京大学の入学を目指す19歳。
しかし、彼はすでに2浪の身。家を追い出され、
祖母が経営する東京近郊の温泉旅館を頼るのだが
そこは彼の知る昔の姿とはまるで違っていた。
唐突に「女子寮」の管理人となってしまった景太郎は、
ドタバタに翻弄されながらも、
東大入学、そして「約束」に近づこうと奮戦していく
という話かな

今から見ると古臭いと思うが
当時の時代から考えると
名作だと思う

ストーリーは基本
ハーレムラブコメの王道といった感じだが
面白く楽しめた

作画というかキャラデザが
好き嫌いわかれる可能性がある
僕は好きだったが無理なら耐えられないかも

キャラはみんな可愛くて好きだったが
個人的には素子が一番好きだった
恋愛の話はもちろん
どたばたしたギャグの部分も好きだった
主人公の景太郎も好きだった
最初はダメなやつだと思ったが
努力して勉強して東大に受かろうとしてたし
なんだかんだいってメインヒロインに一途だったと思うし
どんどんかっこよくなっていったから好きだな
「To LOVEる」のリト並みに
ラッキースケベが多いのも好きw

原作から好きなんだが
ここからの展開もあって
好きだったのだが
尺的にこれからは無理だったようだ
OVAで少しだけ今後が描かれてるが
それでも原作全部ではない

でもきりが良かったので
アニメは仕方ないと思うが
OVAじゃなくて2期として
続きを見たかった

ストーリーは原作に忠実だったし
(前原 しのぶが両親の離婚によって、
 景太郎の管理人就任後にひなた荘に入居する
 という多少の変更はあったが)
声もほとんどのキャラが
イメージどうりで合ってて良かった

OPも好きだし
雰囲気も好きだった
それに当時は知らなかったが
声優も豪華で良かった♪

今でも好きな
思い出深い作品の一つ
OVAの感想なども
今後あげようと思う

投稿 : 2025/02/01
♥ : 42

とってなむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

作風に合えば。。

主人公は幼少時にある女の子と東大に行くことを約束する
しかし、落ちて落ちての2浪生活
家を追い出され、条件付きで祖母の経営するひなた荘に住むことに
そこには女の子しかいない…?
ハーレム物語の開演です

ちなみにラブひなとは『ラブひなた荘』の略だそうです
不覚にも吹いてしまった


あと、あにこれのサムネはちとおかしいですw
微エロくらいなのでご安心を

っ!!
今、サムネに惹かれて観たんでしょ、とか言った奴出てきなさい!

まぁちょっとえっちなコテコテハーレムラブコメ作品だと思って頂ければ問題ないかと


まずこの作品を観て思ったことですが…
微妙!

その原因はやはりヒロインにアリでしょうか。。
メインのなるさん、暴力的すぎやしませんか
ツンデレな暴力なら別にいいんですが、
この人に限っては理不尽にも程がある
問答無用に主人公を殴る蹴る殴る蹴る。。
これが話のワンパターン化を招いてるのだと思います

しかも暴力ヒロインがもう一人いるという何とも言えない始末
こちらは剣士だそうです
そしてこちらも問答無用な理不尽暴力。。
キャラ被ってる被ってる!

せめて一人にしてほしかったところ
主人公に全く非がないと言えば嘘になりますが、
ほとんどの場合で彼は何もしてません
彼が不憫でした

この問題は話が進むにつれて徐々に改善されていくので
何とか観れました
この点を楽しめるかどうかで評価が分かれそうですね


OP「サクラサク」 歌ー林原めぐみ
ED「君さえいれば」 歌ー林原めぐみ

面白いOPですね~
かなり好みの曲です
作品に合ったアップテンポな曲調で映像も楽しかったです


おそらくですが、古き良き作品なんだと思います
設定やお決まりがやや古いかなと感じました
その雰囲気を懐かしみながら観れる人なら楽しめるかもしれませんが、
私は少し駄目でした

ただ、ラブコメ自体はしっかりやっており、
物語的には悪くなかったと思います

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36
ページの先頭へ