刑務所で熱いなTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の刑務所で熱いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の刑務所で熱いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.7 1 刑務所で熱いなアニメランキング1位
ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (222)
897人が棚に入れました
西暦2011年、アメリカ・フロリダ州。恋人とのドライブ中、交通事故に遭遇した空条徐倫は、罠に嵌められて15年の刑期を宣告される。収容されたのは、州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所――別名「水族館」。絶望の淵に立つ徐倫だったが、父から託されたペンダントを手にした時、彼女の中で不思議な力が目覚める。

“この世には死ぬより恐ろしい事があって、それがこの刑務所で起こっているのは確実なんだ”

徐倫の前に現れた謎の少年からのメッセージ。次々と起こる不可解な出来事。面会に訪れた父・空条承太郎から語られた恐るべき真実、そしてDIOという名前…。

果たして空条徐倫は、この刑務所という「石作りの海」から自由になることができるのか? そして、100年以上に及ぶジョースター家とDIOの因縁に終止符を打つ、最後の戦いが始まる!!

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

やはり6部くらいから疲れが見えてきたかなぁ…(色んな意味で)。

 やはり他の作品とは一線を画する面白さだが、正直5部までの方が私は好きだなぁ。この辺からどうも戦闘中の絵が見づらくなってきちゃったのと、なにより敵キャラに対するが関心が薄れてしまったように思える。


 ジャンピングジャックフラッシュやマリリン・マンソンといった能力は面白いけど、その能力者自身の存在感が明らかに薄くなってきている。5部までの敵キャラは序盤のやつでも強烈な印象を残してくれたんだけどなぁ。最初のホワイトスネイクの件も、そのオチは手塚先生も否定したやろ。


 ただ、凡百な作品と比べちゃうと遥かに上なレベルでの物足りなさなんで愛ゆえの批判だと思ってくだされ。とにかく楽しみなのは今後なので早く続きをくれ!。


(追記)

 2クール目が追加され、ジェイルハウスロック編まで更新されました。やはりドンドン見える面白さなんだけど、5部までに比べるとコクに欠ける。私はジョジョ大好き人間だが、荒木先生信者ではない。故に言いにくいことだが、やはりこの辺から荒木先生のキャラ造形のゲスい面でも、愛情を抱ける方もかつてに比べて衰えてきてしまったように思える。ジョジョの魅力とは究極的にはそこに尽きるので、能力トンチ大会や擬音やポーズなどは本質ではない。


(追記の追記)

 完結したのでレビューはここに完成した!。正直原作でも感じてたが、ついてけたのはここまでくらいかなぁ…。アニメ化するスタジオの方も息切れ感が見えてきたように思える。作画的にも語りのテンポも少々雑になってきているような…。どうでもええが、25話ラストの浪川さんの叫びはどうしちゃったの…。あと、ナレーションの大川さんもお年のせいか声質が変わってきちゃってるかも。


 6部で一番重要なポイントともいえるラストのオチだが、正直他作品でも見ててそっちのが好きなのでそこまで最高!とはならないがやはり良いですね。SF的に考えると矛盾はいくらでもあるだろうが、マジレスは野暮。


「大人は嘘をつくのではありません。ただ、時々間違えるのです。」



 ラストのあの特別な演出もそりゃあグッとくるが、それなら新たな物語は続くという意味で「to be continue」で良かったかも。関係ないが、「ガンソード」の鉤爪の男のやろうとした事もプッチに似てるけど参考にしたんかな?。ただ、プッチより断然好き!。どうでもいいが、漫画の時点でヴェルサスが食べるプリンみたいな食べ物がとにかく印象深い。それにしても、ヴェルサスはプッチと酷似しているって伏線はなんだったんやろ?。やたら小物やし。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

俺は原作をやめるぞーっ

原作は5部ぐらいまで

そのため第6部『ストーンオーシャン』はまったくどんな話か分からないところからです。
連載やってる頃はすでにジャンプを購読してないしアニメ化されてるジャンプ作品だと『るろうに剣心』くらいまでしか知らんのよね。『ONE PIECE』も実は未経験というもぐりな私。

そしていまだ連載中のジョジョなんですけどもはや様式美が確立してるから何も言うことないのよね。
感想入る前に周辺環境をば。第6部と言いつつアニメは第1部と第2部がセットで1stseason扱いだったので本作は5thseasonとなります。ジョースター家とディオが物語に作用してるのは相変わらず。第7部以降はこれまでの血筋の物語から世界線がずれて別物になるらしいので連載足掛け20年近くかけたジョースター家の物語は一区切りとなる記念碑が本作となります。
ふと思ったんですけど、ディオというキャラクターは人生リセット系で形だけ見れば巷に溢れる異世界転生無双キャラとそう変わらんのですよね。ただ両者には埋め難い深い溝があって、“自分の意志”か“降って湧いた災難”かというのと、“絶対悪の存在”か“ちやほやされる存在”かという点。置かれた場所で咲くことを放棄する代償や対価に触れてるし、それを自身が選択したことで凡百な作品とは段違いな深みを我々に与えてくれてる気がします。

4thseason『黄金の風』が全39話一気通貫だったのと違って、本作はネトフリ先行でまずは12話。期間を置いて続きが制作されるとのこと。レビューはひとまずこの先行分となります。今後どういう刻み方するかは不明ですが、『黄金の風』17巻が全39話、『ストーンオーシャン』も17巻ということで似たような尺になるでしょう。下手に省略しても伸ばしても暴動が起きると思います。
そんてもって結果↓

 ジョジョでした {netabare}※これで充分でしょ?{/netabare}
  ⇒原作未読でもそれとわかる様式美

舞台はフロリダ。空条承太郎の娘“空条徐倫”が今回のジョジョ。土地柄なのかやんちゃな言葉遣いと血筋の持つ聡明さを併せ持った魅力的なヒロインです。物語がほぼ刑務所で進行するのもフロリダっぽい。ついでにスタンド使いのいる刑務所って入りたくありません。
いかんせん全39話(仮)の1/3(仮)ですからお披露目程度なんですけど掴みとしては今後に期待充分なできだと思ってます。
シリーズ構成・脚本は1stseasonから一手に受けてる小林靖子氏。ヒロインのファイルーズあいさんなんかもそうですが、携わる人それぞれに作品への愛情を注いでるんだながわかる仕上がりになってます。

カルト的なファンの御眼鏡にかなってるか否かは不明ですが、ライトファンの私には充分。
漫画とアニメの表現の違いをどう最適化させるのか?
擬音やポージング、ジョジョ節に至るまで再現度高めかと思われ、知ってる人は高い確率で楽しめそう。知らない人も濃ゆい因縁の物語はなにかしら心に残ると思います。一緒に楽しみましょう!


※雑感

■やんちゃくれガールズ
OP曲いいですね。「STONE OCEAN」岸田教団&THE明星ロケッツのフロントマンichigoさん。いつもの岸田教団さんと毛色の違うロックチューン。カメラワークも配色もかっこいいです。

{netabare}コーラスの被ってる感じが往年の名曲『Wannabe』('96)のMVっぽい感じがします。メンバー一人がベッカムの奥さんなあれ。後続ガールズグループわんさか出てましたよね。連載当時の時代感が出ていて好感触でしたよん。{/netabare}


■備忘的なもの

{netabare}承太郎のディスク2枚のうち1枚を奪還しスピードワゴン財団の手に渡すところまで。次は2022年秋ですね。直前に一挙放送やってくんないかな。{/netabare}




視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

-----

2022.04.02 初稿

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

僕の名前はエンポリオです

荒木先生は天才だと思った。

それぐらい私には衝撃的で
これを漫画にするなんて、、、
一番好きなの
ジョジョの中で

これを見るまでは
ジョジョを面白おかしく
読んでいたんだけど
これはね特別

lain好きな人は好きかも
芸術的で色彩感覚抜群だし
カットされるかなと思ってたとこも
ちゃんと入ってる

ネトフリで12話までしか見れないのが残念
これは一気みした方がいいんじゃないかな
難解だと思うので
好みや解釈は
はっきり分かれると思うけど
ツボにハマる人はどっぷりハマると思う

じゃあぁないかの発音が
拘ってて笑う
ああ、ジョジョだなって

一般受けはしないかもしれないけど
私はとてつもなく
素晴らしい作品だと思ってる

2クールめ
我慢できずに見てしまった
ホワイトスネーク戦
序盤から面白い
JOJOは下品だけどそこもまぁひっくるめて
JOJOなのよ
以前もエジプト編とか例に挙げるけど
トイレの話そんなに描きたかったのかと笑ったぐらい

アニメ化成功の例だよね
解りやすくなってるし
声ついて動いて音楽も良くて
動きもいいし
愛がないとこれは無理だよねって思う
我慢できずに見ちゃったから
全部終わったら通しでみるわ

続きが待ち遠しい

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

63.8 2 刑務所で熱いなアニメランキング2位
シャングリ・ラ(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (349)
2393人が棚に入れました
21世紀半ば、止まらない地球温暖化に抗するため、国連はかつての京都議定書で取り交わされたCO2削減幅を大幅に上回る議決を強行採決する。
結果、経済市場は株価から炭素へ移行された。M7.5の第二次関東大震災が発生し、都市機能が完全に停止した東京都にも、炭素税は容赦なく課せられた。東京再生計画を打ち出した都は、アトラス計画を発動する。しかし、都民全員が移住するはずだったアトラスに実際に用意されたのは、350万人分のスペースだけだった。森林化により街は森に侵食され、その結果難民が続出した。
富裕層と貧困層、格差を産んだこの計画にゲリラの総統・北条國子が立ち上がる。
しかし、アトラス計画には別の目的が隠されていた。アトラスランクの真の意味とは、“後継者”とは何の後継者なのか。

声優・キャラクター
高橋美佳子、有賀由衣、井口裕香、石井真、中田譲治、大塚芳忠、堀内賢雄、京田尚子、石塚理恵、五十嵐麗、中村秀利、金田朋子、平川大輔、櫻井孝宏、中村悠一、福山潤、渡辺久美子、山下百合恵、三澤紗千香、柿原徹也
ネタバレ

モンドリ・ウッテ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「だから、オカマの銀ってなんなんだよ!」

これだけ豪華な声優陣をつぎこんで、これだけ独特な世界観を構築して、なかなかかわいい主人公や味のあるキャラをたくさん配置したにも関わらず、作品自体にまったく知名度がないのは、当時GONZOがそれだけ傾いていたってことなのか。

ただ、その独特な世界観にとっつきにくさはあるので、最初の何話かを観て終わりにした人は多いと思う。10話過ぎあたりからじわじわ面白くなってくるのだが、そこまで我慢して観るのはなかなかにしんどい。私もこれを週一で観るかと言われたら、そこまでの魅力は感じられなかった。

時代設定は近未来で、森、電脳世界、秋葉原、経済戦争、古代日本、レジスタンス、ドSとドM、などなどおおよそ相容れない単語がごった煮状態で存在し、消化しきれていない感は否めない。風呂敷広げすぎたな、というイメージ。


この作品を語る上で絶対に欠かせないのが、二人のニューハーフの存在。

{netabare} 主人公「國子」を影に日向に守り続け、その精神的支えになり続けた、ある意味一番男らしい男キャラ「モモコ」。
一方、もう一人の主人公「美邦」の母親代わりとして寄り添い、死んでもなお傍にあり続けた母性溢れる「ミーコ」。この二人がいなければ、私も最後まで観なかったかもしれない、と言うほどの存在感。{/netabare}

最後は涙を誘う展開もあるので、暇な時にどうぞ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハガレン、けいおん、ハルヒに埋もれた名作

原作未読。放送当時に視聴。

このアニメが放送された同時期には、『ハガレン』『けいおん!』『ハルヒ第2期』『咲-Saki-』『東のエデン』などなど化け物揃いの作品だらけだったため否応なしに埋もれてしまった印象。あにこれでの評価62.7点という数字はあまりにも相応しくなく、まさに隠れた名作のひとつであったことを記しておきたい。

舞台は地球温暖化の影響から第二次関東大震災が発生、都市機能が完全に停止しジャングルと化した近未来の東京都。貧富の格差を産んだ政府に反旗を翻すべく立ち上がり戦う少女たちの物語。そのストーリーは結構に難解だったり突っ込みどころこそ多分にあるが、見応えはバッチリでした。

主人公の北条國子(声:高橋美佳子)も元気ハツラツ! といった魅力あるキャラだったけれど、それ以上に光っていたのが脇を固めるオカマたちw 國子の母親代わりでももあるモモコ(声:中田譲治)との絡みには和まされること請け合い。またモモコの相棒にしてこちらもオカマのミーコ(声:大塚芳忠)のキャラも素敵で、このオッサ…彼女らを演じているのが中田譲治さんと大塚芳忠さんということでも存分に楽しめるものとなっていた。さらには、井口裕香、中村悠一、福山潤、柿原徹也、平川大輔などなど声優陣も豪華すぎるメンツが集っていた。

またMay'nちゃんが唄うオープニングテーマ「キミシニタモウコトナカレ」は、マクロスF関連曲以外の彼女の楽曲で1.2を争う名曲。さらにエンディングテーマ「はじまりの朝に光あれ。」はその独特な曲調に中毒性があり、約10年近く経ったいまも私のお気に入りアニソンメドレーのなかで現役として活躍し癒してくれている。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

水没した東京のジャングルで、美少女がブーメラン片手に戦う話w

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
地球温暖化が進み、熱帯化した東京が舞台。原作は、第27回日本SF大賞候補になった小説。とはいえ、原作とは結構変えていますね。

当時としては作画も良いし、設定も面白いですよ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
世界観は小説のらしさが、演出面ではアニメらしさが出たというところかな、良くも悪くも。

原作の描いた風景は、とてもよく作画されてました。水没し、ジャングルに侵食された東京。なんともワクワクする世界でした。

一方、「ブーメランの破壊力」とか、「いやいやあり得んでしょ? アニメスタッフの悪のりでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、確か、原作の方がもっと強いはず(笑) 普通、原作では地味だからアニメ演出で味付けする、ことが多いと思いますが、本作はむしろ、原作のアクの強さを、アニメの演出で上手くライトにしていたような印象でしたよ(笑)

まあ、本作での一番の魅力は、國子、モモコといったキャラの良さなんだけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

71.0 3 刑務所で熱いなアニメランキング3位
スペースコブラ(TVアニメ動画)

1982年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (156)
657人が棚に入れました
戦いの記憶を消し、平凡なサラリーマンに身をやつしていたコブラだったが、アクシデントに巻き込まれたことをきっかけに再び冒険のスリルを求めて宇宙へと旅立つ。折りしも悪の組織ギルドが謎のイレズミを背負った三姉妹捜しに躍起になっていた頃、コブラはそのひとりジェーンと知り合う…。

声優・キャラクター
野沢那智、榊原良子、藤田淑子、小林清志、高島雅羅、加藤精三、内海賢二

esso-neo さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ヘッ、サイボーグのトーストなんざママレード付けても食えねえや

 監督がかの出崎監督。主演のコブラが野沢那智、相棒のレディは榊原良子。もはや現代のアニメにはない魅力が詰まっている。そのセリフ、その芝居、その画面、どれをとっても退屈させず現代でこれをいかに超えなければいけないのか、同時に何を残していくべきなのかべつにアニメ製作にかかわってるわけでもないのに考えてしまう。もはや“魅力”そのもののあり方が変わってしまったのか。それは無理もないことだけど、今でもコブラは多くの男児をうならせるキャラクターのはずだ。いちいち新時代だとかいってひとつ爆発したものに倣って同様の爆発をしていてはそれは昔となんの変わりもないのだ。もっといろんなアニメに賞賛とケチがつけば楽しいのになぁ。
 こう書いておいてなんだけどこのレビューは賞賛のほうで。
 やっぱり時代が違う。なのに今見ても退屈しない。たいした脚本が仕込まれてるわけではない。でもべつにアニメなり映画なり、ストーリーがすごいってだけで必ずよくなる保障なんてないのだ。なんにせよ見所はコブラの野沢那智を始めとするモブにいたるまでの声優陣、そして監督らによる作画と演出で魅力を持たせていることが見ていて退屈はさせない要因なのだろう。昭和もいいもんだなぁ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いわゆる「アメコミ」

少年ジャンプにおける銀魂やシティーハンター、北斗の拳などのいわゆる劇画路線の開祖である。その前にもいろいろ劇画はあるが「アメコミ」や「バンドデシネ」を意識した画面作りは「コブラ」のヒットから始まっている。

バンドデシネ作家のエンキビラル、メビウスやアメコミ,SF作家のフランクフラゼッタ、ボリス・ヴァレホなどの絵と酷似している。。。。だけでなく、ヘビーメタルやロックに詳しい人なら知っていると思うが、70年代から80年代にかけてのバンド系のレコードの表紙は必ずと言っていいほどSFやファンタジーのオタク的なイラストがそのまま使われている。

と、言うのも。。。だいたい有名どころのロックシンガーは実はかなりのSF、ファンタジーファンであり小説やらパルプ雑誌を読みふけりながら葉っぱと酒と女にラリっているというとんでもない人が多い。リア充なんだかオタクなんだかわけわからないが、海外のファンは日本と違ってオープンであり、ギークやナードはどちらかといえば小心者を指す言葉になっている。

そういったカウンターカルチャーと呼ばれる文化は日本にも波及し、80年代を席巻した。音楽にしろ、漫画にしろこの頃の作品はやたらとアメコミ調で、世界は荒廃しており、男は皆モヒカンで世紀末な格好で、女はビキニアーマーを着ている半裸のねーちゃんなのである。

寺沢武一先生は、これに関して「私はバーバレラ(フランスの60年代エロティックSF漫画及び映画)から影響を受けた」と言ってたらしいが、確かにそれは出発点ではあるものの、全体的には当時のフランスSF漫画雑誌メタルユルラン(英題:ヘビーメタル)調であり影響受けてないはずがないのである。北条司や荒木飛呂彦、三浦建太郎、原哲夫。。。挙げたらキリがなくなるくらい影響を受けている。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

漢という名の物語

やっぱりコブラっていったら野沢那智、出崎演出&羽健だろう?まぎれもなくヤツなんだよ。
ルパンに似てる?スタッフかぶってますからね・・
最初は山田さんだったらしいがさすがに似すぎだから変えたとかなんとか。
話は原作に結構近い。いろいろと細かいところは変わっているが。


最近は動画サイトでフラグクラッシャー&スペースほむら等として有名になってしまった。あれはあれで大爆笑するが。
ついでに元ネタのほうもぜひ観てほしい。
これもあのかっこいいOPのせいよね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
ページの先頭へ