2023年度の入れ替わりTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2023年度の入れ替わり成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の2023年度の入れ替わりTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.9 1 2023年度の入れ替わりアニメランキング1位
勇者が死んだ!(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (129)
441人が棚に入れました
剣と魔法、そして人類の敵として悪魔が息づく世界。 ちょっとスケベな農夫の少年トウカは、ある日自作の落とし穴に勇者シオンを落とし、殺してしまう! その事実を隠すため勇者の死体を埋めたが、翌朝トウカの体に異変が…!!? 落とし穴からはじまる、村人と美少女たちのちょっとエッチな冒険ファンタジー開幕!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

緊張感が死んだ!

死んだ勇者の設定が斬新な男性向けB級ファンタジーアニメ
いい意味でも悪い意味でもB級って感じで、狙って作っているんだと思うけど、アニメの質までB級にする必要はないと思う・・・

女の子の顔は可愛いけど、作者の趣味で胸が不自然に強調されているからバランスが悪く感じます
美少女に変態なことやらせることが最後まで合わなくて、やめろーって何度も心の中で叫びました

OPテーマは100点!さすがオーイシさん、アニメの雰囲気にあったいい曲ですねー、EDは変な曲だけどこのアニメに合ってると思う

そこそこ面白かったんだけど、変態シーンや下品なギャグが多くて変態性癖がかなり気持ち悪い・・・
でも笑える人なら楽しい作品なんでしょうねー

話はシリアスなんだけど、弱い主人公が悪知恵を働かせて戦うバトルシーンや、ニーソ好きな変態行動、仲間の変な行動によってシリアスシーンが何度も何度もギャグで台無しにされちゃうB級感を楽しむ作品
ギャグアニメなんだけど、決めるべきところでちゃんとシリアスに決めつつ、ちゃっかりギャグで落としてくるところは好きです
シナリオは設定が斬新なだけでけっこう王道で普通の話かな?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

太もも設定が活かせず。エロ・ギャグ・本筋のどれも中途半端。

1話 爆炎に期待してたんですけど、乗れずに断念。変わりはこれかなあと。設定が面白いのと、ギャグのテンポは全般的に軽快で見やすいし、お色気が萌えというよりギャグになっているのがいいです。「このすば1期」と「慎重勇者」の中間みたいな感覚です。くだらないのが面白い、でもストーリー性もキャラ性もあるよ、という感じです。
 変な展開で失敗すると「俺だけ入れる隠しダンジョン」ですけど、今のところ面白いです。

 ちなみにDアニメの1話のサムネの艶々の太ももは、一瞬だけだしあのクオリティーの作画はそのシーンだけです。他のサブスクは違うサムネなので見事に釣られました。


多分3話くらいから見てませんでした。

 なんというか中途半端です。エロさは「異世界迷宮でハーレムを」に負けるし、ギャグは「このすば」に負けるし、組み合わせても「不徳のギルド」に負けています。

 太ももとセリフでは連呼していましたが、そこをネクロマンスとか勇者復活と絡めるか魔力不足を太ももの何かで補うとかしないと、テーマ性?が中途半端になっていました。

 正直言えば作画…というか裸体の止め画は丁寧かもしれませんが、少年誌レベルです。ギャグかエロが何らかの意味を持つ設定に結びつけないと成立しないでしょう。

 ひょっとしたら、真面目な部分を追って行けば面白いのかなあ、と思ったりもしましたが、少なくとも3話終了時点ではその方向の面白さは出せていない気がします。

 お姫様的な少女との恋愛でなんとかなるかもしれませんが、興味が持続しませんでした。そうそう姫のデブになるギャグでがっかりした気が…アイデアはいいんですけど、もうちょっと面白くできなかったのかなあ。

 出落ち…かなあ。惜しい気がします。アニメ化のチューニングの問題で、ひょっとしたら原作はという気もしますが、少なくともそこまで確認する気にはなれず。断念します。


 

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

太ももフェチな主人公のおバカな珍道中

単なる農夫だった主人公。それが村を訪れた勇者が主人公がモンスター用に仕掛けた落とし穴に落ちて死んでしまったことにより、勇者の代わりとして旅をすることに。

ノリが海外のB級コメディー映画っぽいチープな感じながら次から次へとドタバタな展開が繰り広げられます。声優陣は主要キャラがなかなか豪華で安定感があります。

ただ、王道から外れたファンタジーものゆえにクセが強く、観る人を選びそうですが、コメディーと捉えられるなら肩肘張らずに楽しめる作品ではないかなと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

72.4 2 2023年度の入れ替わりアニメランキング2位
ミギとダリ(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (191)
579人が棚に入れました
1990年2月、神戸市北区オリゴン村。 児童養護施設で過ごしていた双子の少年ミギとダリは、ある日裕福で穏やかな老夫婦、園山夫妻に養子として迎えられる。 しかしそれはふたりの少年「ミギ」と「ダリ」としてではなく、ひとりの少年「園山秘鳥」としてだった。 二人は正体を隠し、園山秘鳥を演じながらオリゴン村に溶け込んでいく。一体何のために二人で一人の人間を演じているのか。そこには大きな秘密と恐るべき目的があった。

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

作風の発展<65>

「坂本ですが?」のスタイリッシュシュールポージングのギャグは引き継ぎつつもミステリーのストーリーラインをベースにすることで独自の作風を構築。
このリアリティラインの侵食具合が見事で、みっちゃんが妖精化してもあまり違和感はございませんでした。
惜しむらくは、36歳という若さで作者が逝去されてしまったのでこの先の作風の発展が無くなってしまったこと。
アニメでは、序盤のなんか深刻な背景があるようだけど前作と同じギャグなん?というあたりがサクサクと進んでおり、原作分量があまりぎみでもエピローグに丸1話使う等、独立した作品としてバランスよく構成されていました。
キューブリック風な始まりのOPも映像としての格上げに寄与してた感。

老母は三石琴乃の新境地かなぁ、ウザさがとてもキャラに合っておりました。

スタイリッシュシュールギャグ<53>
1話視聴。
ミステリーな大筋を配置しながらも、スタイリッシュシュールギャグ。
原作は絵の美麗さが寄与する部分が大きかったけどアニメではどうでしょう。
作者は先日逝去されてこれが遺作なのねん。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シンメトリー

GEEKTOYS×CompTown制作。

双子の少年ミギとダリは自らの正体を隠し、
園山秘鳥としてオリゴン村で新しい生活を始める。
彼らには成し遂げたい大きな目的があった。

シュールな笑いとホラー要素に溢れ、
この先はサスペンスフルな展開も予想され、
歪な人間関係が暴かれるのでしょうか、
独特な世界観で不思議な印象を残しますが、
魅了されるものもあり序盤は楽しい。

{netabare}公式映像には双子の復讐劇とある。
亡くした母の事件の真相を探るべく、
記憶を頼りに、町の住人の調査を始める。{/netabare}

最終話視聴追記。
{netabare}双子の母は一条家の家政婦をしていた。
完璧な家庭像に妄執する一条家の妻玲子、
彼女には大きな挫折があり心が歪んでいる。
事件の真相、双子の出生の秘密が語られる。

そして最後は一条家と対比されるように、
楽しくて穏やかな園山家の日常が描かれる。

幸せな家庭の在り方を教わる、
そんな物語なのでしょう。{/netabare}

最後はこれで良かったと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 シリアスとギャグが中途半端。1話がピークでした。

3話 シリアスとギャグが中途半端。1話がピークでした。

 すみません、集中力が続かなくなってしまったので一旦休止します。もうちょっとサスペンス色が強くてよかったかな?

 ギャグの方も1話の爆発力が無くなってしまいました。シュールギャグですらなく意味がわかるギャグになっちゃったし。

 シリアスもギャグも中途半端な感じでした。ひょっとしたら後から見るかもしれない、というクオリティはありますが、今のところは中断ですね。





1話 面白いがネタありきだと飽きそう。本筋の意外性で勝負でしょう。

「坂本ですが?」とギャグのセンスが似てるなあ、と思ったら同じ原作者でした。

 リアルと不条理と全員ボケの混合した不思議な世界観のギャグです。なんというか楳図かずお氏の作品のホラーの中に潜む緊張の中の可笑しさを、意図的に逆さまにしてギャグをホラー的な演出でやるという感じと言えばいいのでしょうか。チャップリンのような真面目な中の滑稽さも垣間見ることができます。(追記 そうそう真面目な顔をした不条理ボケと言う点では「クロマティ高校」のような感じもあります)

 アニメの演出はやはりホラーで「オーメン」を意識している気がします。主役が美少年であることも共通しています。

 1話は面白いです。ですが、ネタありきで1話と同じことの繰り返しだとすぐに飽きるでしょう。ですのでストーリーを組み込んだのかもしれません。何か本筋があるように感じられます。そこがどれだけ脱力できるのか意外性があるのかが胆でしょうね。
 わざわざ年号を1990年にしている意味は何か?ですね。バブル崩壊とか携帯もスマホもないとか、あらすじによると神戸らしいので震災に関わる可能性とかいろいろ考えられます。

 週刊連載での人気だとすると、面白さの性質がアニメの一気見にあうかどうかはどう考えているのか気になるところです。

 引っ越しやの段ボールがズラしになっていました。日本なのかアメリカなのかわからないような演出ももちろんギャグの要素にしています。

 監督とシリーズ構成の他に、音響監督をまんきゅうという人が一人でやっています。つまり、セリフが命のギャグで、作品を通じてギャグの演出というか表現を統一したいという趣旨なのかもしれません。ジャン・バラーヤとか。
 つまり、作品にこだわりがあるのかなあ、という気がします。


追記 神戸市北区に淡河町と書いて「おりごちょう」という地名がありました。ウェブページでみると神社や寺の町みたいですね。チューリップとか苺を売りにしてました。
 なお21年6月に高校生の集団自殺事件があったみたいです。23年1月にも単独の自死がありましたが…?本作の連載開始が17年ですから関係ないでしょう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
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