偉人でバトルなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの偉人でバトルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の偉人でバトルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.4 1 偉人でバトルなアニメランキング1位
ドリフターズ(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (579)
2894人が棚に入れました
西暦1600年 天下分け目の大戦、関ヶ原の戦い――薩摩、島津家の武将、島津豊久は身を挺した撤退戦の後、死地から抜け出し一人山中をさまよっていた。降りしきる雨の中、たどり着いたのは無数の扉のある廊下のような部屋――豊久はそこにいた謎の男、『紫』を問いただす間もなく石扉の向こう側へと送り込まれてしまう。――そこはオルテと呼ばれる国家が支配する世界、人間とデミ・ヒューマンと呼ばれる「人ならざる」ものが暮らす異世界だった。異なる時代から先に流れ着いていた織田信長、那須与一ら歴戦の英雄とともに豊久は揺らぐことのない武士(さぶらい)の思想で異世界の戦場を疾り駆ける!

声優・キャラクター
中村悠一、内田直哉、斎賀みつき、鈴木達央、青山穣、家中宏、小野大輔、高木渉、櫻井孝宏、古城門志帆、西田雅一、楠大典、皆川純子、乃村健次、北西純子、田中正彦、安元洋貴、石田彰、宮本充、伊藤かな恵、間島淳司、続木友子、石塚さより、仲野裕、杉田智和、福田賢二、遊佐浩二

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

次いってみよ~!

原作未読。最終話まで視聴。

異世界ファンタジーバトル系かな?
エルフとか出てくるけど、魔法とか出てこないし、ファンタジー要素は少なめだけど。

一言でいえば『歴史上の人物が異世界転生して敵味方になって戦う』という物語。
私は日本史も世界史も苦手だったけど、それなりに楽しめた。

作画は特徴的。だけど、見やすい。ただし、グロ注意で。

シリアスパートとコメディパートのメリハリが半端ない。
おそらく特徴的な作画のせいだと思う。

原作未読の自分が悪いんだけど、敵味方が分かりづらいのが少々難点。

後半少しずつ面白くなってきたので、第2期を楽しみにしています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高!

8時だよ!と思いきや。
超絶カッコイイ。5回見ちゃいました。

OP等原画風なのも素晴らしい★

信長生存説
(脱出・逃亡、異世界・未来・過去等々を望んでる私からすると最高に燃えます。)
個人的には...光秀が本能寺に襲ったかどうかは不確かな歴史だと思ったりしてますが・・・。

ストーリー展開も面白いし
豊久がカッコイイ。

効果音等も最高です。よーおー!!歌舞伎風です。

一見、渋い展開になるかと思ったんですが、ギャグとかCパート。
次回予告が面白いです。

作者さんは凄いですね、色んな偉人に精通・研究してるのかな?
歴史好きにも偏りが出るものですが、勉強になります。

2期やOVAを気長に待ってます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今期では楽しみにしている方でした。面白かったです。

漫画原作は未読です。

ドリフターズといえば「8時だよ!全員集合」のコントが終わって舞台セットを解体して片付けるときのBGMを真っ先に頭に思い浮かべてしまうおっさんですが、歴史上の登場人物が出てくるということで楽しんで観ておりました…。

ちなみに作画は3.5としていますが、決してダメとは思っておりません。時に止め絵を使うとかモブの兵士の格好を同じにするなどして省力化が図られていますが、話を追うのには十分なクオリティで必要なところはバッチリやっているので特に問題はないと思います。

ざっくり書いてしまえば、エルフとかドワーフとかコボルドとかがいる異世界に歴史上の偉人が「漂流者(ドリフターズ)」側と「廃棄物(エンズ)」側に分かれてとばされて、勢力争いに加担することでそれぞれの陣営が覇権を争う異世界での戦争モノです。

「漂流者」サイドの島津豊久が主人公で、織田信長、那須与一が準主人公格といえます。歴史的にどうやって死んだかが良くわからない人物により構成されています。「廃棄物」サイドでは正体不明の「黒王」が指揮を執っており、ラスプーチンやジャンヌ・ダルク、土方歳三などが属しています。こちらは非業の死を遂げたり、世の中を恨んで死んだ感じの人物により構成されています。

話が進むにつれて登場人物はどんどん増えていき、誰が登場するかは本作の一つの楽しみです。

「廃棄物」サイドが物語早期に組織化されているのに対して、「漂流者」サイドは各自の意図でバラバラに動いており、それをまとめようと画策する「十月機関(オクト)」や「漂流者」の何名かによって建国されたオルテ帝国などさまざまな勢力が出てきます。

また、異世界の文明がほぼ中世レベル以前で武器としては剣や弓、油による放火などしかないのですが、「漂流者」や「廃棄物」の中にはもっと後の文明レベルの人物がいるので武器や戦術の近代化が作中で図られていくのも面白いところです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39

58.6 2 偉人でバトルなアニメランキング2位
ノブナガン(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (358)
1889人が棚に入れました
2013年。 修学旅行で台湾に訪れていた女子高生「小椋しお」は、突如出現した怪獣「進化侵略体」に襲撃を受ける。軍隊も歯が立たない中、そこに現れた謎の男たち。彼 らは超国家機関「DOGOO」のエージェントで、偉人の魂を受け継ぎその力で戦う「E遺伝子(ジーン)ホルダー」だった。そして友人の危機に、しおの「偉 人の魂」も覚醒するのだった...

声優・キャラクター
武藤志織、鈴木達央、島﨑信長、浅川悠、石田彰、上坂すみれ、斎藤千和、保村真、津田健次郎、田村睦心、村瀬歩、井上遥乃、さとうあい、遊佐浩二、渡辺明乃、飛田展男

gagaga123 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

バトルアニメの娯楽傑作!

ノブナガンはアニメの教科書です。

低予算でもすばらしい原作とアニメ制作スタッフの創意工夫・頑張りによって傑作になった作品だと思います。

具体的に
1~3話の日常~戦闘~友情・決意~特訓の流れは、主人公のひととなり・世界観・キャラの立ち位置を提示し、各パートも楽しめて、導入としてお手本になる出来です。

4~10話では、進化侵略体との戦いを軸としつつ、主人公の成長、友情、仲間との協力・関係、(敵・味方)組織についても描き物語をより強化し、クライマックスに向けてのお膳立ては整っています。

10~13話でのストーンフォレスト作戦は、アニメ史上に残る戦闘だと思います。主人公を中心に各キャラの能力をフルに生かし連携・協力し、一般兵器にも活躍の場を与え、想像の上を行く作戦をチームで実行し、意外性もありハラハラドキドキで興奮は最高潮です。

こんなにも気持ちのいい洗練された作戦・戦闘は記憶にないです。
すべてのアニメの戦闘は、この作戦を基準・お手本にして作っていくべきです。

そう思う理由は原作の力でもあるのですが、

・凝った設定、ひねりが効いて飽きさせない戦闘、キャラの行動原理や活躍の理由がしっかり描かれている点
・各キャラのできることと、できないことがはっきりしており、役割分担があり組織で戦っている点
・敵である進化侵略体もシンプルそうで意外に賢く戦略を持っており、短時間でありえない進化をし、得体の知れない恐ろしさを十二分に発揮し魅力がある点

です。

それと積み重ねられた細かい真実と大胆な嘘もこの作品のよさです。

勝利に説得力が乏しいことが多い現在のバトルアニメに一石を投じる作品です。
勝利には納得感のある理由が必要です!

また、新人声優の武藤志織さんを主人公・小椋しお役に抜擢したのもよかったです。
新人声優とそれを支える実力派声優の配置とアニメでのDOGOOの新人・小椋しおと仲間達の構図及び武藤志織の成長と小椋しおの成長が見事にリンクし、他ではなかなか味わえない感慨に浸れます。

そしてなにより全13話できれいに締めた点も高評価です。

私の結論としてノブナガンは血沸き肉踊る快作で、アニメ史に残すべき名作だと思います。
さらに言えば、小学校4年生~6年生の男の子すべてに見せるべき作品です。昔、そうだった人にも見てほしいです。

PS 惜しむらくは低予算ということです。演出で補いながら作画も頑張っていたと思いますが、もう少しリッチな絵作りになっていれば、より魅力的な作品になっていたと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

隠れた良作。低予算でも工夫次第で面白くなるお手本アニメ

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
レビュタイ通りですが、これはなかなかの掘り出し物。バトルものですが、しっかりとした工夫が見られます。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
能力系のバトルものは、各キャラに「出来ることと出来ないこと」があって、そういうの能力系同士をどう組み合わせるかというところに見処があると思うんだけど、そこがしっかりやられているんですよね。

小椋しお のキャラも良かったし、通常兵器がちゃんと活躍してくれるのが良かった。B級感が心地よい作品でした♪
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

織田信長銃

タイトルにひねりがなくてすみません^^;

原作未読 全13話
コミックアーススター掲載の作品です。

この星を侵略してくる宇宙生物「進化侵略体」の侵攻を阻止するため、平凡な日本の女子高校生で主人公の小椋 しお(おぐら しお)は、偉人の魂を受け継ぐ一人でその魂を武器に具現化して、他の偉人の魂を受け継いだものたちと共に戦うお話です。

偉人というのが織田信長で武器が巨大な銃ということから多分、信長銃(ノブナガン)なのでしょうね。

キャラがこのお話に似合わず可愛い感じです。ちょっとギャップに戸惑いました。

敵は特撮映画の怪獣みたいな感じです。(それを狙っていたみたいですね)

「進化侵略体」との戦いのエピソードが2話単位で展開していきます。

色々なエピソードがありましたが、終盤の戦いは結構見応えがありましたね。

主人公の声が新人の方みたいで、あまり声優さんって感じではなかったです。

バトルが好きな方は観てもいいかもしれませんね。

OP サビの部分の曲と作画が好きでした。
ED 主人公役の方と出てくる女性キャラの方が歌ってます。

最後に、信長というのは戦国の革命児だけあってよく題材に使われますね〜実は私も信長好きですw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

58.2 3 偉人でバトルなアニメランキング3位
ノブナガ・ザ・フール(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (360)
2131人が棚に入れました
これは宇宙が混沌と呼ばれていた時空の物語――。東と西、2つの星に分かたれた世界は、かつて超古代文明が生み出したアマノハシダテによって結ばれていた。だがいつしか文明は滅亡し、2つの星は異なる歴史を刻んでいく。それから幾年もの月日が流れた。西の星では、ルネサンスによって復活を遂げた超古代文明の遺産によって、戦乱の時代が到来。やがてその影響は東の星へと波及し始める。2つの星に混乱が迫る中、西の星の少女、ジャンヌ・カグヤ・ダルクは世界を救う「救星王」誕生を予見した。そして世界を観察する者、レオナルド・ダ・ヴィンチとともに東の星へと降り立つ。一方、東の星の「うつけ者」オダ・ノブナガは、多くの英傑たちが覇を競う戦乱の中、世界を変える力を欲していた。分かたれた世界が導かれあうかのように、運命的な出会いを果たすノブナガとジャンヌ。東と西の交わりによって生まれた化学変化は、やがて世界に大いなる変革を促すことになる――。

声優・キャラクター
宮野真守、日笠陽子、櫻井孝宏、梶裕貴、杉田智和、茅原実里、東山奈央、中村悠一、木戸衣吹、石田晴香、島﨑信長、七海ひろき、小山力也、中井和哉、松岡禎丞、奈波果林、梅村結衣、高橋紗妃、織田圭祐、下野紘、大原さやか、石川界人、近藤孝行、遠藤綾、藤原貴弘
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

10話まで鑑賞済。採点も追加。優先順位の高い作品なのですが、レビューがし辛いです。

アニメオリジナルってことで良いんですよね?

観ることにした第一の要因は『東山さん』。
第二にスケジュール的な部分。

採点について-----
{netabare}
●物語●
放送開始直後辺りは、現実の歴史とのギャップと、世界史への知識の無さから、いろいろ戸惑いました。今ではコレはコレと割り切る、もしくはスルーすることができるようになりましたw というかそもそも史実と直接関係あるわけでは無く、その魂(?)を受け継いだキャラ達が生きる世界の物語ということなんでしょうね。

●作画●
大荒れもせず、今のところ安定していると思います。

●声優・キャラ●
何は無くとも、まずは東山さん。ヒミコが撃たれた時は、しばらく呆けてました。とりあえず死んでないということがわかった時の安堵感と言ったら・・・。
ミツヒデとかカエサルとかも不安ですが、一番怖いのはダビンチさんでしょうか。心の奥底で名に考えて動いてるのか、怪しいところですw

●音楽●
茅原さんの歌が良いですね。
声も然ることながら、イントロとサビのギャップがまた好きです。
{/netabare}

10話まで鑑賞後-----
{netabare}
PC復帰以降もなかなか手を付けられず、10話まで進んでしまいました。
視聴そのものはストック化せずに、毎週コツコツと楽しみにしております。

しかし・・・この間にいろいろ有りすぎて、何から書いて良いものやらw
タケダとの戦中に頭首を討たれてみたり。
家督争いの末に弟君を射殺したり。
ほぼ同時にヒミコが撃たれてたり(個人的にはコレが一番衝撃だった)。
2話後には無事復帰してくれて何よりです。
ジャンヌが『シンキ』を扱えるようになったり。

挙げ始めるとキリが無いわけですが・・・何より。
「中村さんが声をあてるキャラが『騎士道』とか言い出すと、何かうさんくさい」
というところでしょうかw
いえ中村さんが悪いわけでは無いのです。カエサルというキャラが悪いのです。
オダとタケダが戦をしている最中に乱入して、強襲。しかも目的はイチヒメ(だけでは無いのかな?)。ついでにノブカツを討ったような構図。
挙句に決着のついたノブナガvsシンゲンにも乱入して闇討ちに。シンキを1つ攫った上に、罪をノブナガに擦り付ける。
うん。某ブシドー君よりも酷い話です。
ブシドー君とか某ヴァルキリーのパイロットとか、個人的に好きになれないキャラの印象しか無いんですよね・・・中村さんの役って。
某ライフセイバーはそんなこと無かったです。
氷菓・折木も良かったですよ~。

しかし・・・10話ではサラッと戦鎧を奪われてましたが、カエサル君の身は大丈夫なのでしょうか?
{/netabare}
3話まで鑑賞後-----
{netabare}
ここ2話でヒミコさんの出番が増えてきまして、個人的には良い感じです。
3話にて、ノブナガに『シンキ』を譲渡する代わりにの条件を出してきてましたけど・・・最大の目的は『嫁になること』ですよね?w 他に狙いがあるのか、ノブナガをただ好きなのか。

ジャンヌはノブナガの男を騙って小姓になり(というかされてと言うのが正しいか)、ノブナガを見定めるようですが・・・。どうやったって自己主張の強い胸部をサラシで隠すのには無理があるでしょうw 更にはかなりの美形でもあるわけですから。

オダ家内は、今のところは家臣団のノブナガへの評価は芳しくないですが、弟との仲はそう悪くは無い模様で。むしろジャンヌが弟から兄のことを頼まれるくらいでした。今後関係性が変化していくかは謎ですが。

まぁ・・・こういうのはツッコんだら負けなのでしょうが。
3話にて、ノブナガは単騎でイクサヨロイを倒していくわけですが・・・1話で何故そうしなかったのか?w 装備が無かっただけなのか、2回目だったので対策が打てたということなのか。

シンゲンのイクサヨロイには『シンキ』が既に装備されていたようですが、入手元は何処なのでしょう?

良くも悪くもツッコミ処の多い作品な感じがしますが、継続して観たいと思います。ただ・・・シンゲン戦が長いところを見ると、2クールですよね。多分。
{/netabare}
1話鑑賞後---------
{netabare}
諸々の事情で、高画質での録画だったおかげか、全体的に綺麗な画だった印象です。

詳細な世界観はまだ不明な点がいっぱいですが、物語としましては、歴史上の有名人(と同じ名前のキャラ?)が時代を問わず登場している感じでしょうか。ちょっと前に流行った(?)『女体化』とかは無さそうですね。

世界史に詳しくない身としましては、まず冒頭シーンを観て『ジャンヌ・ダルク』という女性が何時の人物なのか調べることからスタートしました。色々名前は聞くんですが、実際どんな人だったのかは知らなかったので。
そこから「あぁ、時代考証とか時間的な概念は関係無いんだねw」と思い知ったわけです。

さて・・・今回空から降ってきたジャンヌ(カグヤのがしっくりきますが)のおかげで、ノブナガさんは『イクサヨロイ』に乗り込むわけですが。
オダ家としては初のイクサヨロイなんでしょうか? タケダ(と思われる)の軍勢には既に、多数のそれが配備されていましたが・・・。
とすると、基本的な日本史からの考察もできなさそうですね。
舞台となる土地や人物は同じであっても、それ以外は別の設定がある。そう考えて観ないと・・・。

ラストの方でチラッっと東山さんのキャラが出てきましたので、今回はそれで満足したいと思いますw どんな背景・設定を持つのか? どんな性格なのか? 期待しております。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

河森正治氏の迷走

あの超時空要塞マクロスを作り、ヴァルキリーのデザインまでやってのけたアニメ界の伝説の偉人ももはや迷走している。。。

一体どの層に向けて作ったのか果てしなく謎である。

ロボットアニメとしても、歴史改変SFにしたとしても、あるいは乙女ゲーの要素を入れたかったにしてもすべてが中途半端で訳がわからなくなっている。

あのマクロスプラスで超現実的な戦闘機に拘った監督の作品はどこに行ったのやら。。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

東西英雄集めてみました

戦国の風雲児、信長をモチーフにしたSFロボットアクション国盗りバトル。

「なんだ、これは…」「これが戦か…」ってコチラの台詞!
そりゃあんなロボ相手に生身で向かったらイカンよ。どういう戦してんのよ。
戦の巧拙以前の問題じゃないか!
次からはロボ同士で頼みますよ。(^◇^;)

男の子が大好きな設定を無茶して詰め込んでますね。
今回みたいに素槍VSガンダムみたいなのは勘弁して欲しいけど、
ちゃんと文明レベル合わせたらワクワク出来そうな設定ではあるので
頑張って欲しいです。(まぁ大抵コケるんですけど)

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想 {netabare}
機知の歴史物とファンタジー組み合わせるのは取り扱いが難しいですよね…。
トシイエではなくミツヒデ使ってる時点でいつ裏切るの?
とか邪念が混じります。
【予想】 {netabare}多分暴走するノブナガを制止するために刃を向ける展開になるんだろうな…。 {/netabare}

ミツヒデでなくとも他力本願で手に入れたロボットに乗ってドヤ顔されると
コチラも謀反起こしたくなります。
でもまぁコレはコレで楽しみがある作品と言えるのかな!?
評価としては低くなりそうですけど。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
戦鎧を弓矢一つで倒しちゃうのは強引でやはりツッコミ所ですよね。
距離も角度も関係なくああ致命傷与えられたらたまらんけど
弓対策してない武田軍もねぇ…。
そんなに隙間開いているように見えなかったけど
こんなに致命的なら網くらい被せて置いても良いかな。
信長の戦上手な所が見たかったので落とし穴やらブービートラップで転ばせたり
山岳や山林で戦ったりと『用兵』で戦って欲しかった。
弟との対比もあったのだろうけど弓の『個人技』に
違うだろと思わずにいられなかったです。

勢いで婚約して卑弥呼はノリが軽そうですけど昔から信長一途なんでしょうね。
西の星の動きもあり今後の展開は楽しみです。
サブタイトルがタロットに成っているので色々と展開も占いたくなります。
ちなみにザ・フールは愚者。「うつけもの」。最終回のサブタイトルはコレかな。
{/netabare}

※6話までの感想{netabare}
史実と異なるとはいえ歴史を知る人から見ると大方予想内のストーリーだと思うけど
信長の腕の中で亡くなる(?)卑弥呼は予想外だったし切なかったです。
子供の頃から慕っていて結ばれる寸前でしたし…。
シンキの力はもう返さないと思うけど同盟はどうなるのだろうか?

ミツヒデの方は信長の悪行を引き受ける形になって来て
本能寺へのカウントダウンが始まったようにも思います。
期待して来なかった割には面白くなってきたかも知れません。
{/netabare}

【総評】
2クールが長く感じてしまう。
作画やシナリオ展開など頑張った痕跡はあるが駄作という烙印は免れない。
時代考証、テクノロジーの矛盾、東西の星等々、史実や地理の組み込み方が場当たり的で
知識がある人や考えて観る人には受け入れにくい設定になっている。

またシナリオも場当たり的でフラフラとブレを感じる。
物語の主軸が天下統一を目指す軍記物かと思えば愛に生きる者達の群像劇となり
最終的には神話へと昇華する。
色々な要素を入れる事は否定しないが軸ごと動かしてしまっては作品の主張が失われてしまう。

数名、死を迎えるキャラもいるが信長の心や意志を理解し亡くなったようには思えない。
人としての道を進む信長に希望を託し逝ってしまったかに思え死の意味に違和感を感じる。
中盤あたりで信長の意志をぼんやりとでも明かし「信長のラオウ化(平和の前の破壊者)」を
悟り理解した上で散ったのなら物語に統一性を感じ納得も出来たのだが…。

また最終的に「再編された神の世界」「破壊による無の世界」「不完全な人が人を治める世界」
が提示されるがどれも作中での描き方が足りないのでピンと来ない。
選ばれるのは{netabare}「人が人を治める世界」なのだがコレも場当たり的だ。
作中では民衆や人の可能性に触れず神器や竜脈、オーバーテクノロジーに
頼りっぱなしだった。
ごく一部のお偉いさんだけで話が進み民衆の顔が見えないのにこの結論に至る。
サルや市姫が「人」として鍵を握っていたはずなのだが
描けておらずこの辺りにもブレを感じる。
{/netabare}

バトルに関しては話が進むにつれ乱雑で緊張感を失っていってしまった。
作画については女子受けする感じでやや苦手ではあったがまずまずだと思う。
お市の歌声は嫌いではない。
…しかしまぁ細かい評価にあまり意義はない。

とにかくこの設定とブレブレのシナリオでは高評価は無理。
長く感じるモノをわざわざ観る必要はありません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27
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