修羅場で学園なTVアニメ動画ランキング 19

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の修羅場で学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月12日の時点で一番の修羅場で学園なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.7 1 修羅場で学園なアニメランキング1位
あかね色に染まる坂(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1813)
10339人が棚に入れました
私立アミティーエ学園に通う主人公・長瀬準一は高台にある夕陽丘公園から見える綺麗な夕焼けと、夕焼けに染まる街並みを見るのが大好きだった。ある日、準一の目の前に現れた少女・片桐優姫が親同士の決めた許婚と知らされる。突然の知らせに驚愕する準一だが…。
準一の妹・湊も含めた共同生活が始まる。

声優・キャラクター
羽多野渉、釘宮理恵、平野綾、井上麻里奈、加藤英美里、広橋涼、田中理恵、葉月絵理乃、福原香織、石田彰、小山力也、コング桑田、田中敦子

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

気に入った点 vs 貶す点のせめぎ合い。 評価はいかに…!?

原作ゲーム(fengの恋愛アドベンチャー)未プレイです。

主人公と妹、そして
とある事情で主人公を嫌いになるために来た少女(主人公と同級生)
という3人を中心に描いていて、
各キャラの心の変化を描写している作品です。

キャラ面では、作中のキャラのほぼ全員が第1話から登場し、
一度に出すぎたせいで設定の説明不足感を感じました。


映画の画面に映し出されていたメッセージ
「上映中は携帯電話の電源をきらないとダメなんだからね」
やっぱツンデレ推してる作品だなってw

作中では風呂シーンが数回ありましたが、…湯気と泡、仕事しろw

7話頃までは、(良い意味で)突っ込みどころ満載な作品だと思いました。
キャラ自体よりもギャグがウケて、同じネタは繰り返さず、
ギャグのバリエーションも超豊富です。

前半に学園・日常&ギャグが多かった分、
10話頃になってから物語が急激に進展し、
ギャグ面では右肩下がりになった印象を受けました。
最後に詰め込みな感じがしたのが個人的には残念です。

それでも、総じて
話は基本的に一本道で分かりやすく、
ネタも面白くてわりと気楽に観て楽しめました。
この点が、私の中で最大の評価ポイントです。

あと、個性的なキャラたちが繰り広げるコメディも良かったと思います。


音楽面では、OP曲は結構好きです。
ED曲は1話ごとに変わりますが、
この方法を取る場合は「一度聴いたら耳から離れない」ような
インパクトが無い限り個人的には高評価するのは難しく、
せいぜい映像を変化させる程度にしておいてほしい。
そうすれば毎回映像に見入ることができて、
曲も多少は記憶に残るのではないだろうか?

あと、EDの映像面でももう二工夫くらいほしいところです。

OP曲:初恋パラシュート(歌:橋本みゆき)
~ED曲一覧~
第01話: Sweet Gift (歌:片桐優姫[釘宮理恵])
第02話: Sweet Gift (歌:片桐優姫[釘宮理恵])
第03話: Confusion… (歌:白石なごみ[広橋涼])
第04話: 少女テストは難しい (歌:綾小路華恋[加藤英美里])
第05話: 茜色 hometown (歌:片桐優姫[釘宮理恵])
第06話: Cherry pink mystery (歌:綾小路華恋[加藤英美里])
第07話: Make a miracle! (歌:椎名観月[田中理恵])
第08話: ラブダイビング (歌:霧生つかさ[井上麻里奈])
第09話: Chu.chu.ru.の約束 (歌:椎名観月[田中理恵])
第10話: 目覚めない wish… (歌:長瀬湊[平野綾])
第11話: 目覚めない wish… (歌:長瀬湊[平野綾])
第12話: ai・ココカラ (歌:長瀬湊[平野綾])

12話でEDが全10曲!
それで1曲どころか1フレーズも思い出せませんorz
聴いても、そんな曲あった??というレベル。。
音楽評価で★3.5は完全にOP曲のおかげです。


評価を付けるのが難しかったですが、
気に入る要素がとても強かったので、貶す点も「ご愛嬌」と思えました。
個人的には好きな部類で、総合満足度は「上の下」といったところ。

2012年11月17日時点で辛うじて「お気に入り」の棚に食い込んでいるものの、
自分の中での26位以下に脱落するのも時間の問題かも…(´・ω・`)


原作をご存知で比較してみたい方、
ラブコメ、ツンデレヒロインがお好きな方や、
豪華声優陣の演技を聴いてみたい方にオススメします。
コメディの質は良かったと思いますよ(個人的)^^

ただ、終盤で物語が妙に詰め込みで入っているので、
そういうのが許せない方は他の作品を探すほうが無難かと思います。



…ちなみに、私は優姫よりも湊(妹)派ですw
こんなふうに家庭的(しかも可愛くて美人)な妹も良いものですね^^

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2012年06月27日 初期レビュー
2012年11月17日 加筆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

なごみんのソフトな電波が最高♪

アダルトゲームブランドfengの5作目!
紹介したように、原作がエロゲーですが、
アニメ自体にはそこまで無理なエロ要素を取り入れていません。
そのため、エロゲ原作というより、純粋な恋愛アニメ的に楽しめるところが評価できます!!

個人的には、結構好きな作品です!
絵は綺麗だし、何よりもキャラが可愛い♪
お嬢様、妹、幼馴染、電波、生徒会長・・・。
って、ほぼフルコンしてますねww

でも、学園モノの恋愛系としては居て全部が欲しいキャラ♪
こんな夢のようなメンバーに囲まれた学園生活を謳歌してみたいですねww

そして、声優陣は原作とは総とっかえとなりましたが・・・・無敵です!!
☆お嬢様は釘宮理恵♪
☆妹は平野綾♪
☆幼馴染の井上麻里奈♪
☆電波っ子の広橋涼♪
☆生徒会長は田中理恵♪
優姫のくぎゅは、いつものツンデレくぎゅとは少し違った声色なのが良い~↑↑
また、妹があーやって♪それだけで、私は幸せです♪♪

最後になりますが、個人的にはなごなごの良さをもっと描いて欲しかったですねww

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

えんな さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

タイトルなし

特に印象に残ったものも無く・・・

最後はそっちを選ぶのか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

72.8 2 修羅場で学園なアニメランキング2位
好きっていいなよ。(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1137)
5558人が棚に入れました
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われている、橘(たちばな)めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストーカーにつきまとわれた時、呼んだらすぐにきてくれた大和は、めいを守るためとキスまでしてきて……!?

声優・キャラクター
茅野愛衣、種田梨沙、櫻井孝宏、島﨑信長、内山夕実、寿美菜子、前野智昭
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

<最終回まで視聴完了> なんだんねんw

いろんな意味で、少女マンガの王道だったかもだね。
誰かの嫉妬から嫌がらせを受けたりして傷ついたり、
ありもしない噂流されたら本人に確認する前に信じちゃったり、
そういう人間くさい愚かな部分を描きつつ、恋を実らせ育んでいく2人。

やきもきしたり、じれったかったり、イラッときたりしながら
最後まで観たわけだけれど、う~ん・・笑っちゃったな。

期待しすぎてしまったのかな。もう少し感動が欲しかったんだと思う。
なぜそこでそう思う・・?ってことがあまりに多くて
それは、めいにも大和にもすごく感じた。
{netabare}
しかも、めいと大和の間に会話はあまりないようで、
お互いがもっといろんなことを何でも話し合ってる仲だったら
こんなことにならないのに、ってことが多かった気がする。
付き合いが浅いからこそ、たくさん話をすべきだし
それがないから、すごく好きなのに信頼関係が浅いってことに
なってしまうんだろうね。
{/netabare}
でも、愛子やあさみっち達のようにいろんなカップルがいるわけで
その2人だけのカラーみたいなものは確かにあるし、
めいと大和も、これまでの経験と教訓を生かしながら
今後はもっともっと会話に花を咲かせたり、信頼関係を深めていくのかも。
そう思わせてくれる可愛く初々しいい話ではあった。

ちなみに、愛子やカイがいてくれたから成り立ってたし
この2人がとても魅力ある人物で、けっこうお気に入りだった。

展開的には前回(12話)のほうがよほど最終回にふさわしい内容で
盛り上がれたような気がするなぁ・・

リアルだなとは思うのだけれど、せっかくのアニメ作品だし
もう少し見せ場が欲しかったのは正直なところ。
それでも、作画は毎回美しかった。
背景がきめ細かく、隅々まできれいに描かれていて
つい見落としそうな小道具や部屋のインテリアや
置いてあるものなんかで、キャラ設定もわかりやすかったし、
そういう行き届いた想いが伝わってくるのは嬉しかった。

それに表情の微妙な変化なんかも細かくて。
あと、OPに岡崎律子の歌が起用されていたことも嬉しかった!
彼女のやさしい歌声とメロディーはとてもピッタリだったと思う。

一応、原作が手元にあるのでこれから読んでみるつもり。
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<8話の感想>

モテるからって恋愛上手なわけじゃない。
大和は確かに八方美人なところ、あるよね。
誰にでも優しくしてしまうのは、中学時代・・苛められないよう
表面を取り繕ってた時から変わってないんだなぁ。
嫌われたくない思いと、女の子は大事にしたいって思いは
わかるけれど、目先だけで動いてしまうんだろうなぁ。
あとは実際、恋愛経験が少ないから気が付かなさ過ぎてるだけ。
でも本気で好きな子がいるなら、その子を不安にさせちゃダメだよね。
めいみたいな子と出逢ったことで、これから彼もわかっていくんじゃないかな。
めいも大和と出逢って、自分の気持ちを表現するにはって悩みながら
どんどん変わっていってるしね。
新キャラの男の子、大和を昔から知ってるような感じだったし
今後どう絡んでくるのか楽しみ。
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<7話の感想>

読モのめぐちゃんは、自分に正直な子。
しっかりしたところもあって決して悪い女の子ではない。
愛子はけっこう冷静に観察しているけど、情に厚い姉御肌。
{netabare}
デリカシーないのか?と思ったあさみっちも、実はちゃんと気づいてた。
大和は、心変わりや裏切りなどしてないし、
めいには誠実なんだけど彼女の本音までは見抜けなかったかもだね。
ずっとメールを待っていためいが、大和からのメールに
「遅かったね」と打ちそうになったのを「おつかれさま」に
変えた気持ちが痛いほどわかる。
{/netabare}
でも、やっぱり気持ちは伝えないと伝わらない。
お互いが本音に気づいてあげられるほどの関係じゃないから、なおさら。
嫌な噂を耳にして、不安が疑惑に変わってしまったり
理解してるつもりで本音を隠し、いい子ちゃんぶってしまう・・
誰にでもよくあることかもしれない。
でもそのままにしておくと、気づかないうちにどんどん歯車がズレていく。
いつのまにか離れてしまってた、なんてことがないように
大切なその自分の想いをまずは信じて、勇気出すしかないのだよね。
{netabare}
愛子やあさみっちに気持ちを打ち明けためい、一歩前進できて良かった。
大和を想う気持ちの分だけ、少しずつ髪が伸びていっているめい。
気持ちをわかってくれる友達もできて、ますます変化が楽しみ。
{/netabare}

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<6話の感想>

ふたりで下校中の夕焼け空を一直線に横切る飛行機雲が、
一途な思いを揶揄しているように見えた。
でも、めいが久しぶりに1人で下校したときの夕焼け空は
どこか淋しげに映った。
だけど彼女は、今まで恋をした経験も友人もいなかったわけで
大和に対しても好意は持ちつつ、まだ自分を見失うほどの情熱には
発展していない段階なのだよね。
大和や他の登場人物の言動によって、自分の気持ちに少しずつ気づいたり
相手のことを信じれるようになったり、全部まだこれからって状態。
そんな中、大和の気持ちが今のところ揺らがずにいてくれてるのが
せめてもの救いだし、安心して観ていられる。
1クールなのかな?だとしたらそんなに話も入り組めないから
めいが今後、心乱されながらも大和と信頼関係を築いて
ほんとうに「好き」って言えるまでを描くのかもしれないね。
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<5話の感想>

猫を通してさらに距離が縮まっていく流れがいい感じ。
生真面目で優しい、めいのキャラがとてもよく表現された回だった。
そして、大和のちょっとだけ生意気な妹の繊細な気持ちが
いろいろな言動に表れていて、思わず抱きしめたくなった。
オーブン電子レンジからケーキを出すあの後姿が、めちゃ可愛い!
子供の頃の自分と重なる想いやエピソードもあって切なくなったけど
彼女には めいがいてくれて良かった。
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<4話の感想>

大和の友だちである早川君、音立てて汚い食べ方(苦笑)
イヤ~な奴の描き方がすごくわかりやすいよね。
それぞれの人物の細かな表情の変化、しぐさ、目線、指先。
そういう演出がとても良いと思う。
場面によっては、こっぱずかしくて赤面しそうなんだけど
それは、そのピュアさが今の僕に無くなりつつあるからなのかな。
大和とめいの信頼関係が少しずつ少しずつ深まっていくのは
心地良いし、素直に応援したくなる。
毎回OP聴いてるだけで泣きそうになるんでホント反則だぁw
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<3話の感想>

この作品、OPがものすごく好きだけれどEDもいいな♪
歌だけでなく、あの紫陽花色のイラストの数々がすごく好きだ。

人には多少なりとも心の傷があったり
罪悪感や劣等感を持ちながら前へ進んでいるよね。
そんな自分の心のうちを大切な人に打ち明けることで
お互いの距離を縮めたり、理解したり、しようとしたり。
大人ならさらっと流してしまうことでも、彼らは高校生。
ひたむきさ、みたいなものが伝わってきて
大和やめいはもちろんだけれど、波乱因子になりそうな愛子のことも、
ちょっと憎めないものを感じた。
それにしても、大和モテすぎだろww
まぁ、実際ああいう人いたけどね(笑)
{netabare}
チャラいようで実は、めいを好きになった理由がちゃんとあったってことが
今回は言いたかったみたいだね。
{/netabare}
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<2話の感想>
{netabare}
中西くんが意外にいい奴で、初々しくも想いをはっきり伝えてるところ
なんかけっこう好感持てた。
あさみっち、ライバルになるのかと思ったら、
いいお友達になれそうだしホッとした~
にしても、あのチュー攻めは観ててニヤケながら複雑というかw
思わず顔がほてったww いったいどんな展開が待ってるやら。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 63

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

やっぱ青春いいねぇ~(* ̄▽ ̄*)ノ"

~あらすじ~
高校生の橘めい(ヒロイン)は、人を信じることができず、
いつも高校生活を1人で過ごしていた。
そんな時、黒沢大和に出会いそこから恋が始まる。

~感想~
キスがめっちゃ多いですねぇ~(*´∇`*)

「最初は少女漫画なんてこんなもんか!」

途中から共感できて面白かったです。

でも、キスが多すぎてトキメくシーンが薄れていまいました。。。

しかし、話としては面白いので、是非、見てくださいm( ̄ー ̄)m

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悩み傷つき、愛しくて切なくて、後ろ向きになったり、前向きになったり

原作未読。全13話

ずーと友達がいない主人公 橘 めいにモテモテでカッコいい 黒沢 大和と出会いつきあうところからお話がはじまります。

みんなそれぞれ心の傷が追っているシーンがあって、キャラに感情移入しますね。

どう人に接していいか分からないめいが可愛いですね。

携帯のメールを打ち変えているところなんか、心情が出ていて細かいです。

愛子ちゃんカッコいいですね~同学年とは思えない言動ですw

となりの怪物くんと同じクールにあったんですね~
怪物くんも面白かったですが、どこか浮世離れした感じがしました。
こちらの方が心情がよく表現されていて、等身大に近い感じがしましたね。
{netabare}(もちろん、すごいイケメンやアイドルなどはなかなかいませんがw){/netabare}

キャラの動きやしぐさの描写が好きでしたね^^

めいが少しずつ言葉や雰囲気が可愛くなってくるところもとっても素敵でした。

心がキューとなり心が暖まるいい作品でした。学園もの恋愛ものが好きな方、オススメです。

OP 儚くてやわらかい感じの曲です。
ED スネオヘアーが歌ってます。やさしい曲ですね。12話の曲もお話と合っていて良い曲でした。

12話がどう考えても最終話のような感じでした。それだけ完成度が高いお話でしたね。13話はどちらかというとDVD特典みたいな感じです^^

次回予告のめいとねこが可愛かったですね~

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

66.8 3 修羅場で学園なアニメランキング3位
君のいる町(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (680)
3733人が棚に入れました
桐島青大は、突然別れを告げて消えた枝葉柚希を追って、故郷・広島を後に東京へ向かう。そこで出会った、気が強く、胸が小さいことを気にする御島明日香、長髪で女好きの風間恭輔、そして、柚希の奔放な妹・懍。それぞれが、出会い、惹かれ合い、別れ、傷つき、傷つける。やがて明らかになる真実。そして、見つけた本当の気持ちとは?。東京と広島を舞台に、残酷な運命に翻弄され、友情と恋愛の狭間でもがきながらも、本当の恋を見つめ続ける男女を描いた、甘く、苦い青春ラブストーリー。

声優・キャラクター
細谷佳正、中島愛、佐倉綾音、小野大輔、増田俊樹、タカオユキ、高野菜々、藤田咲、遠藤綾、たかはし智秋、矢作紗友里

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

hiding truth hurts a partner deeply later

原作では広島の高校に進学するために、東京で暮らしていたヒロインの枝葉柚希(えばゆずき)が、主人公の桐島青大(きりしまはると)の家に居候するところからスタートします。
しかしアニメでは、東京に戻り遠距離恋愛している柚希に、突然に別れを告げられた青大が、納得できず東京の高校に転校して、都内に住む姉のアパートに引っ越してくるところから始まり、それ以前の話の流れは回想シーンなどで少しずつ補完される形になっています。時間の都合もあるのでしょうが、頻繁に過去と現在を行き来するので、初見では時系列がわかりにくいですし、突然に話が飛ぶことも多いです。主人公もヒロインも他の相手と交際する事もあるのですが、青大の交際相手とは、どちらから交際をスタートしようとしたのかは飛ばさないで欲しかったですね。

主人公の青大くん。合コンやら遊園地やらで失敗しても、何も学習しないようで、キャラが固定されてるように思えます。つきあっている相手がいても、相手が心配するからと都合の良い理由で、自分を納得させて平気で嘘を並べる無神経な主人公では、視聴者の共感を得るのは難しいですね。
いつでもどこでも相手が誰であっても、方言で話すスタイルを何年経っても続けているのでは、個性というより傲慢なだけのように感じます。どこでも方言でよいのは吉本の芸人さんだけじゃないでしょうか。

気に入った相手がいれば平気で乗り換えるのでは、つきあわされていた相手にとっては、たまったものではないでしょう。いつも交際相手を必要としている人は、寂しがり屋というと聞こえはいいですが、ただの依存症なのだと思います。

しかしこの作品は恋愛ものと呼んでいいのでしょうか?
恋愛を扱った作品には感情移入して視聴する作品と、登場人物を応援しながら視聴するタイプがあると思うのですが、私にはどちらも無理でした。パンチラや入浴シーンを挟みながら、主人公やヒロイン、周りの人物におかしな行動をさせたり、何度も偶然が起こったりで、次は誰が何をやらかしてくれるのか、気になるような展開だけで引っ張っていく作品のように感じました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女性が美形なので、妙にエロいです。<追記;OVA>

東京と広島庄原を舞台とした、ヘビーな恋愛アニメです。
三角関係がベースとは言え、凄惨な修羅場はありません。
登場人物の性格がさっぱりしているため、私にはさわやかな修羅場と映りました。

幼少期~高校・大学と、時の経過とともに、移ろいゆく心が巧みに表現されています。
はた目には、引いてしまいそうになる行動も過去の蓄積があってのこと。
その赤裸々感が胸を締め付けます。

ヒロインの妹、小悪魔懍ちゃんは実に正直な性格ですね。
ビシバシと主人公青大の恥部を白日のもとに晒します。
懍ちゃんがこんな行動をとるのも寂しいからか?
勝手な妄想だけど、最終話の雨のシーンにそれが凝縮されているような気がします。

主人公青大はベタな広島弁。
私のふるさとの言葉に似ているので、親近感があります。
広島を舞台にしたアニメで、広島弁は記憶にありません。
少々、もの珍しさを感じました。

<追記;OVA>
OVA4話分、以下の3編を視聴しました。
 黄昏交差点(2話分)
 ウチがきた町
 約束の場所で
 
・黄昏交差点
{netabare}時系列で言うとはTV版前です。
東京への修学旅行時に会えるか否か!って話。
なんだかんだですれ違い。
だけど・・・

そんなことはどうでもいいんです。
大事なのはお風呂シーン。
OVAならではですね。
「えー、ちょっとぉ」ってなりました。{/netabare}

・ウチがきた町
{netabare}TV版前夜、庄原での出来事です。
月(あかり)が主人公かな。
ラストキスの想いは?
「約束の場所」でその真意が明らかになります。{/netabare}

・約束の場所
{netabare}TV版の数年後、本当の最終回といえるでしょう。
今回は懍ちゃんが主人公かな。
相変わらず突っ張ってて不器用な生き方。
いくら虚勢を張っても吹っ切れません。
そんな中、自分をわかってくれる会社の先輩。
不器用はしかたないけど、いい方向に変わっていくでしょう。

ラストのカットは笑顔いっぱいの写真。
やっぱりみんな幸せに・・・{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1クールじゃ足りないよ~(> <)

原作 漫画 既読

全12話

リアル系学園ラブコメ


アニメ版では、東京へ上京してからの3角関係編です。

原作コミックは2013年8月現在 24巻まで出てる恋愛ものとしては長編漫画。

このアニメ版では、東京へ行った枝葉 柚希を追いかけ、広島から上京する所から始まります。

なので、原作序盤の広島での恋愛出来事が省かれてます。

原作知らない人が初めて見ると、説明不足で人間関係とかキャラを理解するのが難しい始まりになってますね。

ストーリー的には、キャラが変わる3角関係で、実写ドラマ化できるくらいの内容です。

感想
{netabare}
アニメ版だけ見ると・・・

柚希は悪者
風間 恭輔が死んだら、1年後に やっぱ好きで忘れられないとか・・・
だったら、初めから東京まで追いかけてきた はるとの想いに答えていればいいのに!って思う。

はるとは 最低男
風間 恭輔が死んで、柚希の事が忘れられないのに明日香と付き合い、1年後にやっぱ柚季が好きだから別れてくれとか・・・
ありえない!
あんないい子 振るかね 普通?
だったら初めから付き合うなよ!
って言いたくなる。

二人には、殆どの人が共感できずに悪いイメージが付いてしまったと思います。

作者が悪いよね。。。

最終話で、はるとが一人暮らしする為、アパートを出て行くんですが、
原作では、明日香と二人で旅行に行く為に貯めた、バイトのお金を使って出て行くので、
明日香が泣きじゃくって怒る場面があるのですが、それもカットされてて、
修羅場らしい所が無く、あっさり別れた展開に なんか不満でした。

はるとに対して言いたい事は、柚季の妹の懍ちゃんが殆ど代弁してくれましたね!
この中では年齢の若い懍ちゃんが1番大人でした。
ε- (´ー`*)はは
{/netabare}

見終えた感想としては、やっぱり12話では短すぎでしたね。
この話だと2クールは欲しいです。

主要部分を駆け足で見せられた感じでした。
勿体無かったです。

自分、何だかんだ言っても原作好きなので、結構毎週楽しんで見てました。
(@´▽`@)

月9のような恋愛ドラマが好きな人にはオススメかな?
(@´▽`@)ノ


OP:「センチメンタルラブ」 歌 - みみめめMIMI

ED: 「君のいる町」(第1話 - 第6話)歌 - 桐島青大(細谷佳正)
  「Dear friend」(第7話 - 第11話)歌 - 風間恭輔(小野大輔)
  「君のいる町〜Answer Songs ver.〜」(第12話)歌 - 桐島青大(細谷佳正)


「センチメンタルラブ」と、「君のいる町」は好きでCD購入。(*´ー`)

最初、アニメで聴いてる時は、EDの方が好きな曲でしたが、
CDで曲全部を聴いてると、OPの方が好きになりました。
(*´∀`*)

最後に・・・
{netabare}
大学生にもなった彼氏彼女が、1年もHしてないなんて・・・
ありえないよー 
(」゜Д゜)」
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 46

77.1 4 修羅場で学園なアニメランキング4位
ホリミヤ(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (510)
1868人が棚に入れました
堀 京子は、美人で成績も良く学校ではクラスの中心的存在。だけど実は共働きの両親に代わり、寄り道もせず家事や年の離れた弟の面倒に勤しむ家庭的な高校生。ある日、ケガをした弟 創太を見知らぬ男が堀の家に送り届けに来た。「堀さん」そう呼ばれ話してみると、実は彼はクラスメイトで――クラス一のモテ女子とネクラ男子が出逢ったら!?恋愛、友情。青春が詰まった超微炭酸系スクールライフ!

声優・キャラクター
戸松遥、内山昂輝、山下誠一郎、小坂井祐莉絵、岡本信彦、M・A・O、近藤玲奈、山下大輝、福山潤、八代拓、千葉翔也、麻倉もも、小野大輔、茅野愛衣、寺崎裕香、金元寿子
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

I FEEL COKE

CLOVERWORKS制作。

派手な外見とは裏腹に成績優秀で、
弟の面倒見も良い家庭的な堀京子。
弟の怪我をきっかけにクラスの陰キャラ、
宮村伊澄の素顔を知り仲良くなっていく。
お互いが学校との別人ぶりに驚くも、
少しづつ距離が近づいていく!?

実写向けの題材でしょうが、
恋愛ものを得意としない僕も楽しい。
堀&宮村のキャラ設定に嫌味がなく、
声優戸松、内山の貢献がとても大きい。
原作は超微炭酸とのことで、
刺激は少ないのかな!?ですが、
これは楽しいラブコメの予感がします。

4話視聴追記。
予想以上にラブ成分多めで展開が早い。
個人的に苦しくなるかと心配でしたが、
堀&宮村が妙にさっぱりしていて、
重苦しくならないのがまずまず好印象かな。

最終話視聴追記。
宮村の涼やかな独白で終幕。
{netabare}前半に2人の恋愛は成立しますが、
後半は他のキャラに焦点を当て物語を構成。{/netabare}
恋をして日常が色付き、世界は変わる。
といった緩やかな青春群像劇でしょうか。

恋愛ものをお探しの方はお試しあれ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

Web漫画原作の漫画って『ワンパンマン』かよ!(← 違います)

== [下記は第4話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

学校では華やかな美人と目されクラスでも男女ともに人気がある堀さん。そして学校では暗い眼鏡男でオタクなんじゃないかと思われている宮村くん。

しかし堀さんは働いている母親の代わりに家事をこなし小さな弟の面倒を見ているし、宮村くんは実はピアスをたくさん開け刺青も入れてしまっている、でも意外と面倒見が良かったり気が回ったりする人なのです。

あるきっかけでお互いの学校では見ない姿を知ってしまった二人のお話…。

同年代の高校生たちだけでなく幼い兄弟を絡めてストーリーを進めていくのもわりと古典的な少女漫画的手法ですし、登場人物が高校生年代のラブコメとしてはある種の王道的な安心感があります。

そういう漫画を読んでいた人にとってはとても気分良く観られるアニメだと思います。

作中では女性の堀さん視点と男性の宮村くん視点の両方の心理描写はあるものの、ED主題歌でフォーカスされてるのも堀さんですし、たぶん「主人公は堀さん」と考えるのが妥当そうです。

余談: ED主題歌で出てくる3DCGの堀さんの部屋とリビングですが、本編中で出てくる部屋のレイアウトがちゃんと再現されています。妙に凝ってるんですけど、堀さんの部屋にあった丸テーブルは3DCGの方には無いのはなぜなんだぜ…?
== [第4話視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.4.9追記:
最終話まで観終わっていましたが、更新が遅れていました。で、結局アニメからハマってしまい原作漫画は既刊分を全部読んでしまいました。

『ホリミヤ』というタイトルで堀さんと宮村くんがフォーカスされていて、もちろんこの二人はストーリーの中心人物ではあるのですが、常にこの二人の話というわけではなくて、周辺人物が中心になっているエピソードもけっこうありました。これはアニメでもいくつか映像化されていますね。

原作の量からすると当然なんですが、アニメで端折られたエピソードはけっこうあります。ですがアニメで堀さんと宮村くんが高校を卒業するところまでキッチリ描き切ったのは、とても良かったと思います。

「原作漫画の原作」ではもちろん二人の高校卒業まで既に描かれていたわけですが、『ホリミヤ』のアニメ化と考えた場合は制作時にそこまで原作が達していたわけではありません。ですが結果として満足感が得られる良い最終回だったと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

一人だけ横向く記念写真だね

変な設定もなく、意味のないネガティブな展開も不快なキャラもなく、いたって普通の充実した青春ラブコメ。
演出など作りが全体的に女性向けアニメだが、ラブコメ嫌いじゃなければ男性でも楽しめると思う。
どのような層に向けての作品かわかりやすいのは良いことだと思う。

シナリオも作画も音楽も声優もキャラクターも優等生で目立った粗もない。
キャラクターもメインの2人を中心としてサブキャラも魅力的で雰囲気がとても良く、充実した学生生活が描かれていてとても楽しそう。
楽しかった学生時代を思い出して、やっぱ学生っていいなあと再認識しました。

シナリオに山とか谷を求める人には退屈極まりないだろうが、安心して楽しめるラブコメとして良質。

シナリオ的にも特別言及すべきことはないが、丁寧に作られているので王道なラブコメを見たい人にはオススメできる。

ただ、キャッチフレーズ?の超微炭酸系っていうのはよくわからん。炭酸入ってるか?コレ?
ただのおいしいオレンジジュースだよ。良くも悪くも。

でも、普通のラブコメ、嫌いじゃないです!
最初から最後まで安定していて面白かった。こういう普通のラブコメいいね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37

88.3 5 修羅場で学園なアニメランキング5位
ココロコネクト(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (4678)
22265人が棚に入れました
私立山星高校文化研究部内で次々と起こる実際ではあり得ない不思議な現象、<ふうせんかずら>による謎の企み、それにより主人公八重樫太一をはじめ永瀬、稲葉、桐山、青木の友情が成長していく。

声優・キャラクター
水島大宙、沢城みゆき、豊崎愛生、金元寿子、寺島拓篤、伊藤静、藤原啓治、大亀あすか、佐倉綾音、田中敦子、小野友樹、石原夏織、上坂すみれ、内田真礼、戸松遥
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

<17話まで視聴完了> ミチランダムに見たむき出しの感情

<14話~17話 ミチランダム>

心の声というものは、他人には聞こえない。
表情でなんとなく本音がわかる場合もあるけれど
大抵は皆、表には出さない部分があるもので。
それは嘘というものばかりじゃなく、思いやりからだったり
気遣いから来るものなわけだけれど、度が過ぎるとキャラを
演じてるようになってしまう人も出てきたりする。

見せたい自分、相手に求められてる自分を演じきる。
それは時に必要な場面もあるけれど、実際疲れる。
理想と現実、表の自分と裏の自分の距離があればあるほど苦しむ。
もっと、自分の思うままに行動できて、ものが言えたら・・
「ミチランダム」の今回の4話はなかなか濃くて良かったと思う。
登場人物それぞれの心理描写、心の変化、本音むき出しの激しい感情が
ものすごく伝わってきて、リアルだった。

人の本質なんて、本当は自分でさえ気づけてない部分が
あったりするのだよね。
あけすけに何でも言っていいわけじゃないし、時には気遣いも必要。
それでも、できるだけ本音で何でも話し合える友達がいたら
それはとても幸せなことだと思うし、そういう相手は大切にしたい。

伊織中心の今回の話だったが、デレ稲葉も相変わらず可愛かったし
太一の小悪魔風味な妹なんかも面白かった。

ところで・・この作品、まだ続くの?
最終回なのか、なんなのか・・・
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<13話の感想>

14話からはミチランダムが配信という形で始まるようだが
TV版の最終回は観終えたので、一旦区切ろうと思う。
っていうかさ、なんでこのカコランダムを最後に持ってきたかな。
これ、順序変えたほうがもっと爽やかに感動して終われたんじゃないかなぁ?
例えば、カコランダムは「ヒトランダム」のあとに持ってきて
{netabare}
「キズランダム」の稲葉の告白で終わらせたほうが最終回らしく
また、次の「ミチランダム」に繋げやすかったんじゃないの?
まぁでも、伊織の家庭の問題解決が5人の絆を深めることにもなるし
フウセンカズラとの兼ね合いもあるから仕方ないのだろうけれどね。
{/netabare}
でも今回のカコランダムの後にどうせまたミチランダムがくるなら
って、正直思ってしまった。

それだけ、出だしが良くて期待していたからね。
毎回、いろいろ感じさせてくれるストーリーだったし、
彼らのフレッシュな魅力と、さまざまな経験を経て培われていく友情が
観ていてとても好感持てたので。

今回、すごく共感できたのは「どんな過去であっても否定しない」ってこと。
いろいろな過去が人それぞれあって、時には辛かったとしても
それらがあって今現在の自分があるわけで。
過去を否定してしまったら、自分を否定してしまうし
過去をないものにしてしまったら、自分を消去してしまうことになる。
もし、やり直しができる能力をもらったとしても、それでは
せっかくの経験と学習が泡になってしまう。
{netabare}
だから今のままでいい、って決心した伊織は清々しかった。
{/netabare}

そこには、仲間達との強い絆で結ばれた自信が伺えた。

喜び、哀しみ、愛しさ、せつなさ・・それらを経験して
時には激しく衝突し、時にはやさしく労わりながら
お互いを理解しあってきた彼らは、1人1人がすごく成長できたと思う。

辛い部分もあるけれど、100%目をそむけて逃げるのじゃなく
立ち向かうことも必要で、だけどそこで大事なのは・・・
一人だけで何でも背負って解決しようとしないこと。
仲間を頼りにしたっていいのだ、困った時は甘えたっていいのだ。
そんなことを考えながら観て、自分にも言い聞かせていた最終回だった。
-------------------------------------
<12話の感想>

今回は青木と唯がメインのお話。
時間退行している間の過去をリアルに見ることで
部員たちそれぞれが理解を深めていくとともに
本人もまた、内面的に成長があるようで。
過去にさかのぼって、その時の自分に会えたら忠告したいと
思うことが時々あるけれど、なんとなくそれに近い感覚。

誰にでもターニングポイントとなった時期が過去にいくつも
あって、でもそれを乗り越えることで強くなったり
今の自分に自信を持てるようになるのだよね。
今回のカコランダムはそれをみんなで共有して
記憶していくことに意義があるのだろうな。

さて太一は次週どうなるか?最終回だったかな?
見逃せません。
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<11話の感想>

今回からは時間退行が始まってしまったようで。
太一以外のメンバーはそれぞれ11歳の頃だったり6歳の頃だったりと
さまざまな何らかの意味がある時期に一定の時間帯だけ退行する。
彼らはその頃の想いや出来事を思い出し、高校生の今とは違う何かに
気づいていっている様子。
しかし太一だけは「ナイト」としての役目があるということで
時間退行体験はない模様。さてこの「ナイト」とは?
当然、彼の今までを見ればわかるけれど、自己犠牲的な性格を
最大限に利用することで、また利用せざるを得ない中で
太一自身にとっても何らかの気づきになるのかも。
それにしても、幼くなった稲葉や伊織たちが可愛かったーw
----------------------------------------
<10話の感想>

観ていた日の個人的な気​分と稲葉が重なってしまって、
彼女と同じくらい泣いてしまった。
タイミングよく伊織に欲望開放が起きたからというのもあるけれど、
稲葉に叫ぶようにして言い放った言葉の数々は、自分の心にも突き刺さって。
だけどそれは不愉快じゃなく、むしろすごく嬉しい言葉で。

人には長所も短所もある、大好きな部分もあれば嫌いな部分もある。
でも、ひとまず全部通してその人を受け止め、受け入れる。
それは「ほんとうの友達」として認めるということ。
たとえ恋敵になったとしたって正々堂々と取り合う。
どちらが勝とうが、そんなことで自分達の友情は壊れない。
そう言い切ってくれる鮮やかで熱い友情は、見ていて心地良いし
とても共感できる。

言いたいことを友達に言う以上に、
相手が言いたいことをこの胸に受け止めることのほうが
ずっと深く友情を感じるものなのだなと、あらためて感動した。
幼い子どものように泣きじゃくったり、嬉しそうに笑ったり
そんな稲葉の表情豊かな部分が初めて観れたのも良かった。

伊織もすごくいい子だけれど、さて・・今後の展開はどうなるのかな?
すごく気になる~
---------------------------------------
<9話の感想>

そっかーイナバーンの大事な話は次週に持ち越しかー
まぁ観ているこちらは、もう薄々気づいているのだけど。
彼女の葛藤、視線が痛いほどよくわかる。
次週が今からとても楽しみ。

人は誰もみな、望んでいなくとも傷つけあってしまうことが多くて。
そこで亀裂が深く入ったままなら、友情もそこまで。
でも、傷つけられたり傷つけてしまった経験は、人を学習させ成長させる。
それまでどんなに長いこと閉じこもっていたとしても、
ひとりだけではどうにもならない問題もあるからね・・

この作品は、高校生達のフレッシュな日々と暗鬱とした想いとの
ギャップをリアルに見せながら、心開くとはどういうことか、
真の友情とはなんなのかを伝えているような気がしている。
-----------------------------------
<8話の感想>

人は誰しも、誰かを傷つけてしまうもの・・なのかも。
傷つけあうことを恐れていては前に進めない。
傷つけられた時以上に、相手を傷つけてしまった時のほうが
ほんとうは絶望感って大きかったりするよね。
そんなことを想いながらの今回のお話。
まずは視野を広げようじゃないかと。
一番大切なものは何か、自分はどうしたいのか?
目先のことに惑わされずに、見極めることが肝心。
{netabare}
一旦、5人はバラバラになってしまったかに見えるけれど
それは今後の結束を高めるための第一歩になるんじゃないかな?
{/netabare}

今回は特に学級委員がいい仕事してた(笑)
--------------------------------------
<7話の感想>

相変わらずテーマがブレることなく、深い。
精神医学的な分野からじっくり考察してみたくなるけれど
それは最終回が終了して、私に余裕があったらにしようと思う。
今回は欲望開放というより、衝動開放って感じだったかな。
抑えきれない衝動を吐き出す、普段は理性で抑えることが
できている言葉を、言い換えることなく素のままぶつけてしまう。

{netabare}
結果的に本人は、心が開放されるからスッと落ち着けるものの、
一度口に出した言葉は新たな傷を生み出すし、記憶はそう簡単に
消えてくれはしないから。
でも、彼らにとって唯一の救いは、これが「ふうせんかずら」の仕業である
ってことがわかりあえていること。
責任の所在がハッキリしているから、彼らは結束していられる。
でも、そろそろ大きなシャッフルが出てきてもいい頃かもね、物語的には。
{/netabare}
------------------------------------------
<6話の感想>

おぉ・・やっぱり再び登場したか、ふうせんかずら。
今度の現象もなかなか厄介ながら深いところを突いてくるよね。
人の心には必ずといっていいほど、何らかの傷や劣等感があるわけで。
表面では取り繕っているものの、一人になった時
それらはある日突然芽を出し始める。
特に表と内側の差が激しい稲葉や永瀬は危なそう。
ますます次回が見逃せなくなってきたわ。
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<5話の感想>

今回は、いろんな意味でとにかく必見。
後半、うるうるきてしまったけれど、ふうせんかずら・・
アンタ何者なんだ!?
{netabare}
どうやら1話から続いていた人格入れ替わり現象はこれで一段落?
{/netabare}
でも、まだまだ別の現象が起きて、彼らの心をかき乱したりするのかな。
けど、悪いことばかりじゃなく、何かしらそういった体験で
得るものがあるってことに気づいていく彼らなのかもね。
-----------------------------------------
<1話~4話までの感想>

横浜を舞台に、私立高校文化研究部の部員5人に次々と起こる不思議な現象。
例えば、AさんとBさんの人格が入れ替わって大騒ぎしているとすぐ戻ったり。
今度はCさんとBさんDさん、3人の人格が入れ替わったり。
外見だけは変わらないまま中身が変わるというと、だいぶ昔に
大林監督が撮った小林聡美、尾美としのり主演の映画『同級生』を
思い出さずにいられなかった。

まだ思春期を卒業していない年頃の男女が入れ替わってしまうって
もうそれだけでセンセーショナルなわけで。
まずは膨らんだ胸を触ってみたり、トイレに駆け込もうと、
女子生徒の姿のまま男子トイレに蟹股で飛び込んでみたりと
描写もなかなかリアル。

そしてどうやら、この物語の見どころは、
1人1人中身を入れ替わってみることで、相手の家庭の事情を知ったり、
トラウマに気づかされたり、今まで表面には見せずにいたそれぞれの
悩みが暴露されていくことにより、それらを部員たちが知って
以前よりいっそう理解を深め合おうとする姿なのかもしれない。

テーマとしてはサイコサスペンスっぽくも演出できる内容だけれど、
OP曲からして朗らかに明るいのも、深く考えれば考えるほど
どっちなんだろう?と気になってくるし、まだもう少し観ないと先が読めない。
そして当然、それが楽しみでもある。

とにかく、5人の人物背景がとても興味深い。

【八重樫太一】
{netabare}
プロレス好きの理由は「受け身の美学」と言う主人公=八重樫太一。
天然で、正直で、生真面目で、困っている人や苦しんでいる人を
助けずにいられない性格で、しかも代わりに自分がその痛みを
背負おえばいいと思ってしまうような面がある。
観ていてこの太一が自分と性格が被る部分があるので
女の子から「自己犠牲野郎」などと呼ばれるとズキンっときてしまう(苦笑)
彼の今後の課題は、「自分」の本音をさらけ出すことかもしれない。
{/netabare}


【永瀬伊織】
{netabare}
なんと母親が次々に夫を代えるものだから、父親になった人が何人もいるという。
さまざまな父親という他人と接する間に、相手に求められているものを即座に
察知する能力が備わり、演技してしまう癖が抜けずにいる。
そのため「自分」がなくなってしまっていることが悩みの種。
学校でもハイテンションな振る舞いをしているが、自宅で1人の時の彼女を
観た感じ、太一ととても似たもの同士な雰囲気がある。
{/netabare}


【稲葉姫子】
{netabare}
歯に衣着せぬ物言いで、ズバズバなのは観てて楽しいけれど、
こういう人間こそ、本当は深い闇があったりするもので。
メンバーの中で一番クールで大人びた印象。言葉遣いは男っぽく、
やや乱暴な感じもするが、感受性は人一倍強いように感じる。
そう思っていたら案の定、4話で「人間不信」が発覚した。
それでも、彼女みたいな人は周囲の人間との交流次第で大きく化けるはず。
付き合い方は難しいが、じっくり腰をすえて縺れた糸をほぐしていきつつ、
ある程度の距離感は必要なんだろうな。。と思う。
{/netabare}


【桐山 唯】
{netabare}
メンバーの女子の中では、一番女子力が強そうでいて、実は男性恐怖症。
空手を習っていたりもしたが、やめた原因も男性恐怖症になった原因も
同じところにあるというが、太一のおかげで徐々に立ち直りつつある感じ。
{/netabare}


【青木義文】
{netabare}
今で言う少しチャらい感じの印象を持つ男子だが、実際は心優しい人であり。
こういう男子ってけっこう純粋で繊細で、一途だったりするのだよね。
ただ、表現方法的に不器用なだけ(笑)
一昔前だと体育会系もこんな感じだよね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 129
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これからの人生にヒントをくれるテーマ

原作未読。

文化研究部の5人の元に、「ふうせんかずら」と名乗る人物が現れる。
ふうせんかずらの力で、5人の感情を混乱させる不可解な現象が発生。

・人格入れ替わり
・欲望解放
・時間退行
・感情伝導

どうやってそれに対処していくかが描かれる。


人間の心理を扱った珍しい作品。
かなり挑戦的な内容で、人間の心に詳しくないと描けません。
もちろん、細かく見れば穴はたくさんあったと思います。
しかし、ざっくりと表現されつつも、メッセージは十分に伝わってきました。


テーマは読んで字のごとく、「心」と「つながり」。

・本来持っている自分を知る
・感情の変化へ対処する
・時と場所で性格を使い分ける
・自分が本当に望んでいることを見つける

どれも成長していくうえで大事な要素です。
そのあたりのポイントをしっかり押さえています。


このアニメには、ユニークな5人のキャラが登場します。
私にはそれぞれが「人が持っている性格の一部分」に感じられました。
「性格」というのはどの部分が強く出ているかの違いでしかないのかもしれません。


「その場をうまくやりすごすために、自分を演じる」というセリフがあります。
いわゆる仮面です。

こうやって仮面を被って生きていくことは、社会生活を営むうえで必要不可欠です。
その切り替えが多く発生するほど、本来の自分を見失ってしまいます。
本当の自分を見つけるというのは並大抵のことはありません。
探すだけでも相当なエネルギーを消費します。
{netabare}
ただでさえ仮面をかぶり続けてきた永瀬伊織。
14~17話で、永瀬伊織はエネルギーを完全に使い果たしました。
それを支えてくれたのが周りの仲間たち。
{/netabare}
ですから、自分を客観視してくれる人を見つけるのが理想的です。
そうすれば、自分を見失ってしまったときに助けになります。

まあ、実際には人間の心は簡単に変化しません。
周りの力を借りながら、ゆっくりと変化していくものです。

……ですが、そんな悠長に描いていたら一生かかります。
コンパクトにせざるを得ないのは仕方がないところです。

そこでふうせんかずらの出番というわけです。

ふうせんかずらの学名は「Cardiospermum halicacabum」です。
ギリシャ語の「cardia(心臓)」と「sperma(種子)」からきています。
種がハート型をしているためです。
英語では「heart seed」とも。

ふうせんかずらは、人の心に介入して成長を強引にうながす。
そんなココロの種の役割を果たしているんですね。


17話まで見終わって私の性格をキャラで分析してみました。
{netabare}
八重樫太一:6
青木義文:3
桐山唯:3
永瀬伊織:10
稲葉姫子:2
ふうせんかずら:8

伊織の「仮面をかぶり続けてきた」「ためにためまくっていきなりぶちきれる」。
これ、少し前の私にそっくりなんです。
しかも、「今までの自分があるからこそ、今の自分、そして今の仲間がいる」「過去に戻ってやりなおせるとしても、戻るつもりはない」という信念まで一緒です。
ミチランダムでは、伊織に感情移入しっぱなしでした。
人間観察や感情のコントロールが好きなところは、ふうせんかずらに似ています。
自己犠牲野郎な部分は、太一に似ていますね。
{/netabare}
こんな私ですが、これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

投稿 : 2024/11/09
♥ : 118
ネタバレ

逢駆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

~異路同帰~

平穏が崩れたその時、五人の関係は形を変える―――――


八重樫太一・永瀬伊織・稲葉姫子・桐山唯・青木義文の5人に起こる不思議な現象の数々。
異常現象によって文研部メンバーが抱える様々なトラウマや苦悩が浮き彫りになっていく…。
文研部5人の心の傷を、ときにコミカルに、ときにシリアスに描いた『愛と青春の五角形コメディ』

この作品で最も感心し驚かされたのが、主要キャラ5人を演じる声優陣の力です。
なぜならヒトランダムでは自分が演じるべきキャラクターはもちろんのこと、
他に4人分の役柄を演じ分けなければなりません。
それは人物ごとの話し方の癖であったり語尾のニュアンスであったり…。
視聴者に誰と誰が入れ替わったかを認識させることはとても難しいことです。
と同時に本作のような入れ替わりものが成功する大きなファクターでもあると思います。
そこを見事に表現していた職人芸には舌を巻きました。
キズランダムやカコランダムにおいても素晴らしい演技の数々に魅せられました。

◆ヒトランダム
{netabare}
『視点の転換が、悩みを解決へと導く』

文研部のメンバーが最初に体験した現象、それは「人格入れ替わり」
これによって自分の秘密を知られたり、また相手の秘密を知ってしまう危険が出てきます。
実際、唯、稲葉、伊織の3人は自らのトラウマを他人に知られてしまいました。
しかしこの現象のおかげで結果的にトラウマは解決する方向へ。
なぜなら3人とも悩みを一人で抱え込んでいたからです。
自分にとっては深刻なことのように思えても、周りからすれば案外大したことないかもしれません。
別の視点から見ることによって逆転の発想で悩みは解決できるかもしれない。
ひとりで悩まずに周りの仲間を信頼して相談することの大切さが描かれていました。
「人格入れ替わり」を体験したことによって、文研部の5人はより絆を深めていきます。
{/netabare}


◆キズランダム
{netabare}
 『相手を本当に理解したければ、傷つくことを怖れず真正面からぶつかり合え』

次に文研部メンバーを襲ったのは「欲望解放」
普段は自制している感情が抑えきれなくなるというまたやっかいな現象です。
それぞれが別の方法で文研部の関係性を維持しようとし、余計に亀裂が深まっていきます。
しかし今回は文研部という小さな枠の外にいる人達の意見によって解決への糸口が見えました。
他人の気持ちを完全に理解することなんてできない。
それでも私たちは他人の気持ちを自分の理解に当てはめようとする。
だから人は傷つき、傷つけ合ってしまう。
でもそれを恐れていては何も始まらないし何も進まない。
「ぶつかり合わないと、なかなか本当の友達にはなれないもんだしな」
キズランダムのMVPは間違いなく、藤島さんとごっさんです!
{/netabare}


◆カコランダム
{netabare}
 『昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう』

今回は、12時から17時までのあいだ太一以外の4人がランダムに年齢が退行するという「時間退行」
この現象のポイントは、退行時は記憶も当時のものとなり
さらに退行が終わっても変化していた当時の記憶が鮮明に思い出されるということ。
それは心に閉まっていたはずのトラウマや後悔が再び蘇ってくるということでもあります。
昔好きだった人と唯を重ねて見てたのではないかと悩んでいた青木でしたが、
持ち前の行動力のおかげで自分の気持ちを整理することができました。
今を変えれば過去も変わる。
失敗した自分や後悔した自分、その全ての過去の自分を肯定して今を生きる。
今ある悩みの原因は決して過去にはありません。
一歩一歩しっかりと前に進むことによって、きっと未来も変わってくると思います。
{/netabare}


◆ミチランダム
{netabare}
 『自分らしくある必要なんてない、“らしさ”は後からついてくる』

感情が口に出さなくても他の人に伝わってしまう現象、「感情伝導」
想いが伝わらなくて苦悩することが一般的には多いですが、
この現象では想いが伝わってしまうからこそ生じる苦悩が伊織を中心として描かれていました。
伊織は周りに期待される自分と本当の自分とのギャップに悩み心を閉ざしてしまいます。
周囲に望まれる自分を演じ続けることはとても辛いことです。
ありのままの自分では自信がなくて、他人の目が気になって…
でもそうしないと彼女は自分の居場所を見出すことができませんでした。
しかし本当の伊織を知ってもなお、彼女を受けとめてくれた文研部メンバー。
彼女を信じ、肯定してくれる仲間がいた。
これから伊織は少しずつ自分自身と向き合い、認めてあげる勇気を持つことだと思います。
ありのままの自分を肯定してくれる場所がある、それはとっても幸せなことですね。
{/netabare}



本作のテーマとしてどのエピソードにも共通して言えることは、
「悩みは一人で抱え込まないで、勇気を持って周りに相談することが大切だ」ということ。
その部分はしっかりと伝わってきました。しかしワンパターンな展開だったことは否めないです。
他の作品では徐々に登場人物のトラウマや葛藤が明らかになっていくのに対し、
本作はその部分が〈ふうせんかずら〉によって無理やり引っ張り出されます。
これにより物語をコンパクトに収めることができた反面、主題が全面に押し出されすぎた感じが…。
とは言いつつも、全体的には楽しく観ることができました。
〈ふうせんかずら〉という存在に違和感を覚える方もいるかもしれませんが、
そこを許容できれば意外と深いテーマに考えさせられ、入り込めるのではないでしょうか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 85

84.1 6 修羅場で学園なアニメランキング6位
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (3486)
18913人が棚に入れました
医者を志望し、国立大学の医学部を目指している季堂鋭太は、羽根ノ山高校(通称ハネ高)入学後、色恋沙汰には脇目も振らず常に学年トップの高成績を維持していた。ところが、帰国子女で校内一の美人と評判の夏川真涼から突然「一緒に帰りませんか?」と誘われ、真意を測りかねた鋭太は真涼の誘いを断ったものの、真涼の側は全く挫ける気配が無く連日誘い続け、鋭太も遂に根負けしてしまう。
そして、帰り道で鋭太は真涼から他の男から告白される度に断る繰り返しに疲れたので色恋沙汰に興味を示さない者同士で偽装カップルになって欲しいと持ちかけられる。一旦は拒絶したものの鋭太が中学の時に付けていた日記が何故か真涼の手中にあることを知らされ、やむなく偽装カップル成立を了承する。
鋭太と真涼のカップル成立は校内でまたたく間に評判となるが、鋭太の幼馴染で1ヶ月前に「お前は恋愛対象じゃない」と鋭太に言われた反発から「彼氏を作る」と宣言していた春咲千和が真涼に対する敵意を剥き出しにして立ちはだかる。さらに鋭太を「元カレ」と称する姫香や風紀委員の愛衣までが次々と加わり、鋭太争奪を賭けた少女たちの壮絶な「修羅場」が展開していくことになる。

声優・キャラクター
逢坂良太、赤﨑千夏、田村ゆかり、金元寿子、茅野愛衣、東山奈央、種田梨沙、名塚佳織
ネタバレ

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中二病でも恋はしたくない!

始まっていきなり竜騎士だのワイバーンだの出てきたせいで一瞬アニメを間違えたのかと思ったわw

ハーレムものの主人公はあまり良いイメージがもてない俺ですが、この主人公は結構いい感じの性格をしていますね。
設定も中々おもしろいと思います。

個人的には第4のヒロイン「愛ちゃん」が出てきてからが本番だと思いますw

以下各話レビュー。

1話感想
{netabare}
主人公季堂鋭太は勉強一筋恋愛アンチの高校生なのですが、同じクラスの夏川真涼に恥ずかしい秘密を握られ、偽彼氏を演じさせられてしまいます。
この時点で既におもしろそうな予感がします。

それに俺好みの可愛い幼馴染が加わって修羅場突入!
みたいなね。
終わり方からして次回いきなりそんな感じになりそうだがw

あらすじを見てみると話に加わる女の子は既に出てきた同級生と幼馴染以外に元カノと婚約者がいるみたいです。
その子たちがどんな子なのか、期待が膨らみますね。{/netabare}

2話感想
{netabare}
やはり学園ラブコメには部活が必要だよね。
おもしろいアニメには部活があるものです(^_^)v

千和も真涼も良いキャラしていますよね。
それぞれが違った笑いを与えてくれます。
千和がギターをぶん回しているところなんか爆笑しましたw

あと、ジョジョを知らない人は北京原人らしいです(;゚∀゚){/netabare}

3話感想
{netabare}
鋭太が医者を目指すと言い、千和が泣いてしまったとこで俺もちょっと泣きかけた。
まだ3話だぞ。早すぎる・・・
俺って涙腺弱いのかな?(T_T)

でも後半は良い話でした。
前半はギャグのオンパレードでしたが。
真涼が自分の脚本をコント呼ばわりされてショックを受けてるとこが良かったですw

ところで鋭太の妄想ノートは毎回読まれるんですかね?
俺的にはもう十分って感じなんですが(;゚∀゚)

アニメとかの幼馴染の男女ってどっちかはただの幼馴染であることを嫌ってそれ以上の関係になることを望んでいるってのが多いよね。
ベタだけど見てておもしろいよね。{/netabare}

4話感想
{netabare}
真涼がちょっとデレてました。
思った以上に早くデレたけど可愛いからおっけー。
真涼が恋愛アンチなのは何か深い過去がありそうです。

てか千和強ぇ!?
いくら剣道をやってたからって大の男3人相手を瞬殺って・・・
しかもあの体型で。
真涼が小6の時の服が着れるぐらいの・・・
真涼が小6の時の服が着れるぐらいの体系なんだよ!?
鋭太「二回言わなくてもいい(-_-;)」

とりあえず一件落着ということでいいのかな?
いや、これからが本当の始まりというべきか・・・
まさに修羅場って感じの終わり方をしてましたもんねw

予告を見るに残りの修羅場メンバーが次回登場するっぽいですね。
期待が高まります(^_^)v{/netabare}

5話感想
{netabare}
ちょっとどころじゃないわ・・・
真涼が完全にデレ状態になってるわ・・・
可愛すぎるわ・・・

今回もギャグ満載でおもしろかったです(^_^)v
千和が顔面にカツサンドみたいなんを押し付けられたとこや、真涼が全く泳げないとことかなんかは爆笑しましたw

元カノは中二病、婚約者は風紀委員と色んな事がわかってきました。
元カノの子は清楚でおしとやかな常識人だと思ってたのに・・・
イメージと違いすぎました(;゚∀゚){/netabare}

6話感想
{netabare}
鋭太よ・・・
中二病のことをそんなに熱く語ったところで所詮中二病は中二病なんだぜ?(;゚∀゚)

今回の中二病ノートはかなりキツイね。
モテない男のモテたい願望丸出しじゃないかw

真鈴の妹が悔しがるとこは見てて胸がスッとしました。{/netabare}

7話感想
{netabare}
風紀委員の子のキャラ、俺好きです。
まぁちょっとやりすぎ感もありましたけどね(;゚∀゚)

鋭太の回想シーンからして冬海とは過去に会ってるみたいですね。
婚約者ってのはそーいうことか・・・

千和には花火を見に行かないって言ってたけど、これはもう完全に見に行くフラグですよねw
いったい誰と行くのか・・・?
王道な流れならば「冬海と行って鋭太が過去に結婚の約束をしたことを思い出す」みたいな感じになるんでしょうが、俺は真鈴推しなんで出来れば予想を裏切ってほしいものですw{/netabare}

9話感想
{netabare}
やべぇ・・・
あーちゃん超可愛い。
このままやと真鈴から冬海へと乗り換えてしまいそうやw

とはいえ最後に鋭太にキスをされた時の真鈴も超可愛い。
あれは完全に嫉妬してますよねw
でもって目つぶしをガードされて自分がダメージを受けるとこもやっぱり可愛いw

冬海が入部して監視するということで「自演乙」の存続が決定しましたね。
でもこれって単純に冬海が入部したいがための口実だよねw何にせよこれからの「自演乙」の活動がより楽しみになってきました(^_^)v{/netabare}

11話感想
{netabare}
あのおばさん・・・
ギャルゲー作ってるだけでフェイクの彼女を見破ってしまうのか・・・(;゚∀゚)
無駄にすごいですねw

鋭太へのデレ度が一番なのはやっぱりあーちゃん!
久しぶりに「お外走ってくる~~~!」をいただきました(^_^)v
あいかわらずの可愛さです。
もう彼女をメインヒロインにしましょう。
そうすべきです。
真鈴が彼女なのは納得できない他の修羅場メンバーもあーちゃんが彼女になるのなら何か納得しそうな気がします。

ところで鋭太の友達になんかホモ疑惑が浮上してきたんですけど大丈夫ですかね?(;゚∀゚)
そういう展開は全く望んでないからね?w
{/netabare}

最終話感想
{netabare}
正直に言いますと最後は「え?これで終わり??(゚д゚)」ってなりましたね。
なんかすごい消化不良な感じになりました(;゚∀゚)
これは2期を狙っていると解釈すればいいのかな?
それでもこの終わり方はないよなぁ・・・

まぁ一つ言えるのはやっぱりあーちゃんはめっちゃかわいいってことですね。
それで満足しとくことにしましょうw{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 91

Key’s さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ちょっと期待し過ぎたかな…(´・ω・`)

タイトルからも分かる通り
このアニメはハーレムものですね
ハーレム物は基本好きなんですが
この作品は何故か合いませんでしたね・・・

まずメインキャラの二人が
そこまで好きになれなかったな~
あえて選ぶなら幼馴染の方だな

でも後に出てきた二人は凄い好きだった
話的にもあーちゃんが出てきたあたりから
盛り上がってきて面白かったですね♪

作画に関しては
淡い色合いを重視してたのが
気になりましたね
OPも結構好きでした

正直タイトルからもっと修羅場とか
嫉妬をする展開を期待しすぎていたのが
いけなかったと思う
女の子達は意外な位あっさりと
友達になったしホントに好きなのかなと
一瞬思ったほどです

もっとタイトル通りに
修羅場展開を増やしてもいいのでは
と思った

原作は読んでないから
もしかしたらそういう所を
カットされているのかも知れない

でも僕にとってはいまいちだったな
ラストも正直あまり好きではなかった
それでも多分2期が出たら
見ると思うがもし2期があるなら
もっと修羅場を増やして欲しいと思う

珍しく酷評気味になってしまったが
別にキャラは嫌いではないし
ただ単に僕が期待し過ぎただけなので
この作品が好きな人など
気を悪くしたらすいません

投稿 : 2024/11/09
♥ : 83
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルに騙されるよね~( ̄Д ̄;;

原作 ラノベ 未読

学園ハーレムラブコメ

全13話

映像は、パステルカラーを基調とした綺麗な色使いで、私的にはよかったです。

最初はタイトル見て、あぁ・・・三角関係ものか~って思ってたんだけど、蓋を開けたら4人の美少女にモテまくるハーレムアニメだったとは・・・
ε- (´ー`*) フッ

ハーレムは嫌いじゃないけど、3角関係ものと期待してた分、ちょと残念でしたが。。。


4人の女の子は、それぞれ良い所があって、皆魅力的でしたね。^^

{netabare}
フェイクで彼女になった夏川 真涼は、美人で、普段は高飛車な性格だけど、家柄のせいもあって、本当の自分がどういう人なのか?分からなくなってしまった、ちょっと可哀想な女の子。
ラストのベットで、「うふふ え~いた えいた~・・・」っと、鋭太に甘えた言動をとった所では・・・
あれが本当の彼女だったのかな?って思いました。
本当は可愛い女の子なんですね。。。(●´ω`●)ゞ

春咲 千和は、外見は幼くて、無邪気な可愛い感じ。
将来、鋭太が医者になって体を治してもらう約束してもらったのに、ラストの鋭太のハーレム行動には、ちょっと可哀想で同情してしまいました。
個人的には、鋭太は千和を選ぶものだと思っていたので。。。

冬海 愛衣は、千和より前の幼馴染で、小さい頃からずーっと鋭太に一途。
最初ツンデレキャラなんだけど、段々ほとんどデレだけのキャラになってしまいましたね・・・
フフ(^ー^* )♪
自分で「愛衣ちゃん大勝利~」「お外走って来る~」って言うのには微笑ましくてw めっちゃ可愛いよね~(〃ω〃)
それに、名前が同じ茅野愛衣さんの声も可愛くてツボでした。 (●´ω`●)ゞ

秋篠 姫香は、色白で黒髪のおかっぱ頭。
「前世で鋭太と恋人」と言う、中二な女の子だけど、鋭太に一途。
最終話の鋭太に想いを伝えるシーンでは、「大好き」を連呼し、「捨てられるくらいなら2番でいい」という言葉には健気でキュンときてしまった。(〃ω〃)
私的にはストライクでした。
{/netabare}

ストーリーや設定は、ありきたりでイマイチでしたが、ハーレムアニメと割り切って見れば、キャラが良いだけになかなか面白かったです。

原作がまだ続いているみたいなので、ちゃんとした決着はつけられなかった感じでしょうかね?
この先が気になるので、是非2期観てみたいです。^^


ハーレムラブコメが好きな人にはオススメです。( ´ ▽ ` )ノ

OP:「Girlish Lover」 歌 - 自らを演出する乙女の会(赤﨑千夏、田村ゆかり、金元寿子、茅野愛衣)

ED: 「W:Wonder tale」 歌 - 田村ゆかり

どちらも好きでした。
特にOPは、中毒性のある曲ですw^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 82

86.9 7 修羅場で学園なアニメランキング7位
冴えない彼女の育てかた(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2882)
14944人が棚に入れました
春休み、アニメBD購入費用を得るためのアルバイト中のオタク・安芸倫也は、桜の舞う坂道で出会った少女に興味を抱き、その少女をメインヒロインのモデルにした同人ゲーム作成を思いつく。1ヶ月後、その少女が名前も知らないクラスメイトであることを知った。
それほどまでに印象が薄い加藤恵をメインヒロインにしたゲームは成立するのか? イラストもシナリオも書けない倫也は、同学年の美術部エース・澤村・スペンサー・英梨々と学年一位の優等生の先輩・霞ヶ丘詩羽を誘い、恵の協力のもと、なんとか同意をとりつけ、コミケ参加を念頭に、サークルとしてゲーム作りを始める。
合わないスケジュール、乏しい予算、仲が悪いメンバー、愛弟子・波島出海に絡んだ確執、その兄による引き抜き、オタクに無理解なバンド少女の従姉妹・氷堂美智留の途中加入、土壇場で見つかるシナリオの問題点… 数々の試練を乗り越えて、少しずつゲームが具体化していく。

声優・キャラクター
松岡禎丞、大西沙織、茅野愛衣、安野希世乃、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

普通であるがゆえの至高⁈

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。

原作・シリーズ構成・脚本 - 丸戸史明
キャラクター原案 - 深崎暮人
監督 - 亀井幹太
キャラクターデザイン・総作画監督 - 高瀬智章
美術監督 - 日下部夏月
美術設定 - 綱頭瑛子
色彩設計 - ホカリカナコ
撮影監督 - 戸澤雄一朗
3DCGディレクター - 日下大輔
編集 - 齋藤朱里
音響監督 - 藤田亜紀子
音楽 - 百石元(F.M.F)
音楽プロデューサー - 佐野弘明、千葉悦子
チーフプロデューサー - 岩上敦宏、松崎容子
プロデューサー - 柏田真一郎、森彬俊、萩原猛
アニメーションプロデューサー - 清水暁
制作 - A-1 Pictures
製作 - 冴えない製作委員会
放送期間 - 2015年1月 - 3月
話数 - 全13話

(以上Wikipediaより引用)

・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。


ノイタミナの2015冬アニメ枠にA-1 Picturesさん制作
アニメが同時に2本。
アニメ視聴歴の短い私にとってA-1 Pictures&松岡禎丞
さんという組合わせは松岡キリトそのもの。
SAOⅡの余韻が抜けきれないままの視聴開始でした。

しかもツートップの相方は「四月は君の嘘」
なんと!

否応無しに期待が高まります。
なんとなくですが…

タイトルからしてある程度の事は想像してたのですが
私が目に映った光景は、まさにお色気満載の桃源郷。
魅惑の桃が何個もプカプカな0話からのスタート。

おぉっ…
ここまで露骨なのはちょっと…
結局そういう路線?…

と思いながらもよく見ると女の子可愛いし(アイラインの
描き方とか凄く面白い)、時々パステル調に変化する背景、
そして何より自虐的なネタを含んだキャラのセリフが
とても面白いんです。
オタクとか同人サークルの専門用語が飛び交い、興味本位
でこれ結構いけるかも…なんて。

しかも「ヌルヌル動く」とはなんぞ?
こんな感じでした。

ストーリーとしては筋金入りのオタク主人公の男のコが
春休みのある日、1人の少女との(奇跡的な)出会いから最高
のギャルゲーを制作する事を決意。
ギャルゲーサークルを立ち上げドタバタありながらも夢に
向かって邁進するお話かな。

OP、EDともに女の子の気持ちを歌ったとてもいい曲で
ついつい朝夕の通勤の車の中で聴いちゃいます♪

ギャルゲー制作という私には無縁の世界で繰り広げられる
ラブコメディ。
冴えない彼女(ヒロイン)の高まる存在感が見どころですね。


【mio's café】
視聴済みの方限定だよ。
一応ね♪
{netabare}
主人公:安芸倫也が出会った1人の少女というのが名前すら
知らないクラスメイト・加藤恵ちゃん。
後にステルスヒロインの異名を持つことになる彼女。

倫也の強引な勧誘により最高のギャルゲーを制作する為、
倫也の幼馴染であり同学年の美術部エースで隠れオタクの
新進同人イラストレーター澤村・スペンサー・英梨々ちゃ
んと学年1位の優等生の先輩で人知れず新進ライトノベル
作家として活躍している霞ヶ丘詩羽先輩と共にギャルゲー
制作に参加する事になります。

名前も含めて豊かな才能とビジュアルを持つ豪華絢爛な
英梨々ちゃんと詩羽先輩。
その狭間に立つ名前も見た目も普通な加藤恵ちゃん。

さらに波島 出海ちゃん、氷堂 美智留ちゃんとまぁこれでも
かとばかりに才能とビジュアルに優れた2人が追加。

ここまで周りに豪華なキャラが立っちゃうと普通が普通で
なくなっちゃいます。

そうなんです、高級スィーツを食べ飽きたあとの
シュークリーム。
コンビニのシュークリームでもいいです。
あの袋を開けた時の香り、至高です!
庶民であるがゆえの至高。つい、クンクンしちゃいます。
ちなみに私は匂いフェチです。

ってお話しがちょっとずれちゃいましたけれど、恵ちゃん
を例えるならそんな感じでした。
普通であるがゆえ、ほんのちょっとトッピングするだけで
とてつもない魅力を放つダイヤの原石。

とても女の子の魅せ方が上手な作品だと思います。

それぞれのキャラもあらゆるフェチの方に対応?
(私はテンプレートとかその辺りよくわからないですけど)
されていて、とても作品全体のテーマや雰囲気にマッチ
していたので私から見ても嫌味が無く女性らしさを
感じる事が出来ました。
特に詩羽先輩とか見た目よりもあの気怠さからくる色気。
もう反則ですね。

筋金入りのオタク倫也君の部屋に見た事あるフィギュアや
ラノベが置いてあったり、キャラ同士の漫才の様な会話が
楽しいです。
特に倫也君に対する恵ちゃんのマイルドな毒を含んだ会話
には笑いが止まりませんでした。
喋り方といい安野希世乃さん、グッジョブです。

1クールという短さもあり、これからってとこで終わっ
ちゃいましたけれど、2期があるなら期待したいです。
最終話まで見てからもう一度0話を視聴すると、なるほどっ
て感じでとてもしっくりきました。
このあたりの見せ方も面白いと思います。
0話であんだけ落としておいて…。
私的にはですよ。

OP「君色シグナル」 歌/春奈るなさん
ED「カラフル。」 歌/沢井美空さん
共に素敵な楽曲です。
るなさんの歌声はとにかく胸にキュンときますね。
安定の胸キュン声です。
沢井さんは初めて聞く方でしたけれど、
凄く爽やかな歌声です。

どちらも曲も良いんですけれど両曲共歌詞が凄く良いです。
とくに「カラフル。」の2番の歌詞の
「や、そなんだけどさ」
ってところが凄く恵ちゃんぽくって大好きです。

見た目以上にストーリーとキャラ設定がしっかり
作られていて、とても楽しく視聴出来ました。
2期があるなら是非見てみたいです。


【主要登場人物・出演者】

安芸 倫也 - (CV:松岡禎丞)
澤村・スペンサー・英梨々 - (CV:大西沙織)
霞ヶ丘 詩羽 - (CV:茅野愛衣)
加藤 恵 - (CV:安野希世乃)
波島 出海 - (CV:赤﨑千夏)
氷堂 美智留 - (CV:矢作紗友里)
波島 伊織 - (CV:柿原徹也)


【主題歌】

オープニングテーマ
「君色シグナル」
作詞 - 春奈るな、増谷賢 / 作曲・編曲 - 増谷賢 /
歌 - 春奈るな

エンディングテーマ
「カラフル。」
作詞・作曲・歌 - 沢井美空 / 編曲 - TATOO


【挿入歌】

「M♭」(第3話)
作詞 - 稲葉エミ / 作曲 - 奥井康介 / 編曲 - 奈良悠樹 /
歌 - 加藤恵(安野希世乃)

「Blooming Lily」(第9話)
作詞 - 稲葉エミ / 作曲・編曲 - 奥井康介 /
歌 - 澤村・スペンサー・英梨々(大西沙織)

「空色デイズ」(第12話)
作詞 - meg rock / 作曲 - 齋藤真也 / 編曲 - 小森茂生 /
歌 - 氷堂美智留(矢作紗友里)

「Cherish you」(第12話)
作詞 - 稲葉エミ / 作曲 - 藤末樹 / 編曲 - 小森茂生 /
歌 - 氷堂美智留(矢作紗友里)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 109
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タイトルなし

よくあるハーレムアニメっぽいのに微笑ましい感じなのが
不思議です^^
女の子たちがそれぞれ可愛いらしくて甲乙つけがたいというのも
珍しいかも?

■第6話二人の夜の選択肢
{netabare}
詩羽先輩と倫理くんのお話。
次回予告にて、「表現の限界に挑戦!」と息巻いていただけに
なかなかきわど~いフンイキのシーン盛りだくさんでした

詩羽先輩の魅力MAX回でしたね^^
{/netabare}

■恋するメトロノーム
{netabare}
冴えカノって原作ノベルだけでなく、コミックも結構出ててます。
外伝的に、詩羽先輩ルートの「恋するメトロノーム」が出てるので
詩羽先輩ファンにはたまらんシリーズです^^
霞詩子のデビュー話もでていてとても楽しめました♪
{/netabare}

■ニコ生一挙
{netabare}
昨夜のニコ生一挙見ましたが、やっぱり加藤=正ヒロインを
再認識しました!
第3話のラストで、加藤が登場するシーンはサイコーです^^
安野希世乃さんの声がうまくマッチしてますね。
{/netabare}

■第12話
{netabare}
最後にエリリから「いやなフラグ立てるな!」ってツッコミありましたが、
ぜひ2期をやってほしいですね^^

みちるに冷静かつシモいツッコミを入れる詩羽先輩に対して
ツッコミを入れる加藤の構図がよかったです。
2期あれば、この構図をもっと見たい♪

ここにきてようやく0話につながるんですね~^^
{/netabare}

■原作第3巻
 {netabare}
原作第3巻第6章よかったぁ~
アニメでいうと「第9話八年ぶりの個別ルート」=エリリ回!
リトラプの演出を使ってエリリと仲直りする回ですね^^
アニメでもお気に入りの回の1つですが、原作でも泣ける!エリリと倫理君の複雑な気持ちが原作ではより細かく描かれていて、アニメとはまた違った味が出てます。(あと、木にのぼって迎えに行くシーンのために結構苦労してるな~!)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 104

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やっぱり黒だよねぇ( ´ノ∇`)) ̄ー ̄)ヒソヒソ♪

原作ラノベ 全13話 原作未読

オタクな主人公『倫也』を取り巻くヒロイン
『英梨々』と『詩羽』先輩と『加藤』ちゃんたちと
"ギャルゲー"を作る日常を悶々と描いたラブコメ作品!!

私はギャルゲーはやった事ないのですが…

え!? ないですよ((;゚;Д;゚;) ホントに…!?

でもちょッぴーり、ほんの少~し興味はありますから~|ョω♡)ン?w
それがこの魅力的なキャラたちによって作り上げられる様子
を描いた本作品の物語に興味津々に見入ってしまいした!!


本作で特に私が印象に残ったトコロ、良かったなぁと思ったトコロを
書き記したいと思います_((Ф(☺ω☺`)


①キャラが可愛く描かれていて仕草や、表情も魅力的(*´ω`*)ホワァーン♡

まずは序盤
主人公『倫也』がふと振り返り見上げたのぼり坂の先には―
冴えないヒロインの姿とは程遠い、『加藤』ちゃんの
なんとも清々しい魅力につつまれた、いと可愛らしい姿が―

ズキュ――((◍゚Д゚◍*)――ん!!!

いや~、私の通っていた高校もですね、ちょっとした丘陵の上に
ありまして、最寄り駅から学校へ行くにはどーにも
あの急な上り坂を登らないと辿り着けない仕組みになっておりまして…

当然毎日、目の前をキャッキャうふふした可愛いらしい女子たちが
制服のスカー(*゚∀゚)ヾ(・ω・`)オーイ!! ハナシソレテルー


話がそれましたが、あの加藤ちゃん登場シーンは印象的でした☆
カタコト喋るトコも
ちょっとムスっとした表情するトコも愛くるしいですネ(*>ω<)bくぅ~w


それから、主人公『倫也』の幼馴染の『英梨々』
ツインテ、八重歯、ツンデレ、ニーハイと間違いなしな可愛さ☆

あんな可愛いコが18禁同人誌をねっとり_((Ф(◎ω◎`)してるなんて…
スゴイ世界だなぁ~私には想像もできないよ~(*/ω\*)w

8話の『倫也』への想いをぶつけるシーンはとっても印象的!!
幼い頃から悶々としてた想いが一気に爆発しちゃいましたネ♪



お気に入りのキャラぁ(o*゚∀゚)oヾ(・ω・`)イキナリキタネ

はい! 『詩羽』先輩☆ 『詩羽』先輩ですよ~
『詩羽』先輩に… い、苛められたいですねぇ~ッ(*/ω\*)イタイ

クーデレ最高ヽ((◍´∀`)ノ
あの、6話かな? ホテルで『倫也』と2人っきりになる事に…
あぅううぅ((◍・Д・;◍)♡
て、照れてる『詩羽』先輩… 可愛すぎでしょ(♡ω♡*)♪

怒ってパソコンカタカタしちゃうトコとか(´ε`;)ウーン…

何より黒ストッキングが美しすぎて私、完全に撃沈ヽ((◍*♡∀♡)ノ

『英梨々』のニーハイも間違いなしですが|ョω・)…

今作に限っては『詩羽』先輩の黒ストからのびる美しい脚に軍配!
色合いから質感までがピンポイントに見事なまでに
艶かしく美しく描かれていて、またあのカット!!

完全に”釘付け◍*ºдº)♡” “付け釘”でありますよ隊長(*`∀´)ゞ

いやぁ制作に携わった方々…
グッジョブ、Good job!! 過ぎますぞ~

脚…、
脚ぃぃぃぃぃぃぃぃε“ε”ε“(ノ*♥д♥)ノ

              ↑↑若干1名本作とは全く関係ないキャラが
              ↑↑完全に崩壊してますが(ノ∀`)w


ちょ…いつもロ〇に萌え萌え言ってるくせに
何『詩羽』先輩に夢中になってんのかな~このヒト…ヾ(・ω・`)カナァ?

いやぁ、それとコレとは話しが別!! 完全に別腹ですぞ(*´ч`*)
普段食べるご馳走、メインディッシュが〇リだとすると…
『詩羽』先輩はデザート、デザートなのであります(*`・ω・)ゞ


「もぉ~ホント男子ってくだらないコトで盛り上がって…
何がそんなにおもしろいのかなぁ、かなぁ?」ε=(´Д`o)…w



…ヽ(;゚д゚)ノ このくらいにしておきましょうw



②キャッチーで心地よい胸にキュン♪っと染みるOP、EDが◎

OP 「君色シグナル」: 春奈るな
キャッチーなメロディラインと、サウンド♪
そしてあのファルセットが、なんとも心地良いですねぇ(*´ω`*)
今クールでも私の中で一推しSongでした!!!

ED 「カラフル。」: 沢井美空
淡いパステル調な本作のイメージにピッタリ☆
絵の雰囲気も優しく、癒され視聴を終えることができましたネ!!



それではお別れの時間です(。ρω-。)

肝心なお話し部分にはほとんど触れませんでしたが、
まだまだ、先の展開、盛り上がりが期待できる内容で、
最後の『英梨々』のハリセンシーンに期待大!!

2期にてさらなる盛り上がりを期待せずにはいられません(o*゚∀゚)o
ラブコメ好き、キャラ重視の方は一見の価値ありかと(o´艸`)

そして…、ぜひ一度あの脚(*。∀((〇(`Д´*)o

投稿 : 2024/11/09
♥ : 83

80.9 8 修羅場で学園なアニメランキング8位
School Days-スクールデイズ(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (3080)
14106人が棚に入れました
伊藤誠(いとう まこと)は、以前から登校時に時々同じ電車になる隣のクラスの桂言葉(かつら ことのは)の事を気に掛けていた。
「好きな人の写真をケイタイの待受け画面にして、3週間誰にも見られなければ思いが成就する。」
ばかばかしいと思いながらも、誠は学園に伝わるおまじないを実行するが、わずか1日で隣の席の西園寺世界(さいおんじ せかい)に見つかってしまう。そのお詫びという名目で、世界が言葉と誠の間を取り持つことに…。
その日から誠の退屈だった日常が大きく動き始める。

声優・キャラクター
平川大輔、岡嶋妙、河原木志穂、井本恵子、永見はるか、田中涼子、たかはし智秋、亜城めぐ、松本ヨシロウ
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

妙なリアリティ。登場人物のダメっぷりもここまでくるとすがすがしい!

原作未プレイ。


『携帯電話で写真を撮って3週間誰にも見つからなければ恋がかなう』

そんなおまじないとして、伊藤誠(いとうまこと)は、桂言葉(かつら ことのは)をパシャリ。
しかし、誠はそれを同級生の西園寺世界(さいおんじ せかい)に見られてしまう。
世界はおわびのしるしとして、誠と言葉の間を取り持つことになるのだが……。


登場人物がそろいもそろってダメ人間です。

特に誠のダメっぷりは演技とかみ合って、ギャグのレベル。
「誠心誠意」ならぬ「性心性意」と言えば分かるでしょうか。

いや、現実ってこんなものなのかもしれません。
これくらいのけじめのないスケベくんはいくらでも存在します。
単に、主人公にならないだけの話です。


というかおかしいのは周囲の環境。
ずいぶんと自由な学校に、ダメダメな男が入学してしまった。
その時点で、どうあがいても結末は変わらなかった気がします。
{netabare}
あの「休憩室」は、ちょっと無理があるよね。
学校でおおっぴらに開いているラブホに加えて、盗撮上映会なんて。

さらに、常時付いている尾行者(刹那)。
走っている電車内での密会を発見する、スーパー動体視力の持ち主(世界、言葉)。
隠れているつもりでも見つかってしまう誠は不運ですね。

あれ、誠がモテる理由は「運がないから」では?
{/netabare}

さて、重要なストーリー。
序盤~中盤は、普通の恋物語です。
というより見やすい部類に入ります。
しかし、キャラクターの性格が分かってくる頃にはもう遅い。

ご都合主義は多々ありましたが、斬新な内容を1クールでまとめるなら許される範囲でしょう。
かえって、そのご都合展開そのものがギャグに見えていい感じです。
無理にネタをはさまなくてもよかったと思います。
最初から最後までシリアス路線でいったほうが、緊張感が続いて面白かったのではないかと。


なお、サービスシーンは意外と少なめ。
だからといって、子供には見せられませんし、幸せなお話を見たい人にはまったく向いていません。

また、発情期の男性が真剣に見ると不快になると思います。
誠がこれでもかというくらいモテます。
それにあやかって、現役JKと接点ならぬ交点を持つのでうらやまけしからんと。
2次元と3次元は区別しなければ。


しかし、甘ったるい男女間のもつれを見せられるより、ずっといいのかも。
ここまでドロドロしていると逆に気持ちがいいです。
「ああ、もうどうでもいいからもっとひどくなれ~(-∧-)」的な。

ラストこそショッキングなものの、それまでの成り行きはリアルで実に人間らしいです。
一気に見てしまいましたし、あれこれいいながらも楽しめました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 90

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ネタばれナシで観てほしい問題作No.1 1クールで展開される究極鬱展開。

まず、
主人公がゲス男です。ゴミです。
これは揺るぎないです。

この作品は、恋愛シミュレーションのアダルトゲームが前身です。
様々な選択肢の先にある展開に喜々とするのがシミュレーションGAMEの
本質であり、同時に醍醐味だと思いますが、
アニメ放送となると、当然視聴者が選択肢を選ぶ余地がないので、
一つの終わり方しかありません。
...で、製作側(School Days製作委員会)が選んだENDが.....( 一一)
最終話「スクールデイズ」の結末は、
世間体に受け入られるかなんてことを度外視した
至極挑戦的な結末となってます。

....「スクールデイズ」直訳すると「学校生活」...かな?
こんな「学校生活」全っっっ然楽しくないし「まぢ誰得だよ?」って内容w


ざっくりくくると、
高校生のハーレム恋愛描写が主の作品です。
男1女2を軸にまわりも巻き込みます。
(巻き込んじゃだめだろーおいw)
ただ、この三角関係が否応なしにこじれていく様が見どころ。
作風自体が暗く、淡々とした雰囲気で進むので
和気あいあいとした日常系をご所望の方には適しませんね。

いやっもう。。。
すごい話ばいこれは。
いろんな終わり方があるんだなーと
すごく印象受けました( 一一)
やりたい放題やっちゃった作品の代名詞でもいいんやないでしょうか?

面白いというか。。。
作品がコメディタッチが多いとかでは決してないんです。

エロゲの主人公ってこんなタイプにも化けるな~
(エロゲまだ未プレイです)
って視点で観れます


もう一度言います
主人公がゲス男です。
ゴミなんです( 一一)マコトシネ

自分史上
アニメで嫌悪感を抱いた男性キャラ 堂々の1位ですよ
ほんっっっともう
そして、個人的にすごく革新的で、挑戦的で、
感銘を受けた大好きな作品です。



おすすめ!!すっごくいろんな意味で!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 86

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

こういうアニメはすごく新鮮。それが良いか悪いかは置いといてw

このアニメのラストはあまりにも有名ですねw
原作には普通に言葉も世界も誠でさえも幸せになれるエンドがあったみたいなのに制作者は何故このエンドにしてしまったのだろうか?(;゚∀゚)
まぁこのエンドでなければここまで有名になることもなかったでしょうし、おもしろかったから別にいいんだけどねw
見てない人には「このエンド」とか言われてもさっぱり訳がわからないと思いますが、気になったなら見てみるのもいいでしょう。
俺はそのタイプでした。
某動画サイトで先にその衝撃のシーンを見てから、なんでこのような結末になったのかを知りたくなり、アニメ本編を見たというわけです。
にしてもこのラストはまさに「衝撃の結末」というに相応しいですね。

それにしてもこのアニメ以上に主人公に嫌悪感を抱くアニメってないよね(-_-;)
誠よ・・・お前は史上最低の主人公だ・・・

投稿 : 2024/11/09
♥ : 68

78.8 9 修羅場で学園なアニメランキング9位
機巧少女は傷つかない(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1655)
11000人が棚に入れました
《機巧魔術(マキナート)》が隆盛を極めるイギリスのリヴァプール。日本からやってきた留学生・赤羽雷真(あかばねらいしん)は、美しき少女の姿をした《自動人形(オートマトン)》の夜々とともに、《機巧魔術(マキナート)》の中枢・ヴァルプルギス王立機巧学院の門を叩く。全ては《機巧魔術(マキナート)》を操る人形使いたちの頂点であり、尊敬と畏怖の象徴である《魔王(ワイズマン)》の称号を得るため。それには《夜会(やかい)》と呼ばれる学院の成績上位者100名で行われるバトルロワイヤルを勝ち抜かなくてはならない。《自動人形(オートマトン)》を駆使し、最後の一人になるまで争い続ける闘争の宴、《夜会(やかい)》を舞台に、圧倒的なドラマと手に汗握る攻防が繰り広げられる学園バトルアクション超大作が幕を開ける!

声優・キャラクター
下野紘、原田ひとみ、高本めぐみ、阿澄佳奈、岡本信彦、中田譲治、伊藤静、ゆかな、茅野愛衣、小倉唯、小野友樹、梶裕貴、櫻井孝宏、諏訪部順一、種田梨沙、西明日香、能登麻美子、花澤香菜

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

マシンドールは一途なの

原作 ラノベ 未読

全12話

ジャンル:学園ラブコメハーレムアクションファンタジー

魔術によって人形に生命を吹き込み操る機巧魔術を扱う人形使いが存在する世界のお話。
ウィキより


主人公の 雷真が操る自動人形 夜々が可愛いですね~
雷真の事が好き過ぎて、夜這いしたり、やきもち焼いたり・・・
一途で献身的で、泣いたり笑ったり いろんな表情も見せてくれます。
多くの男性は(こんな自動人形なら欲しいな・・・)って思った事でしょう^^

その他にも、ツンデレ、天然、妹属性など、キャラは可愛いので、自分にはキャラ目当てに見る作品でした。

主人公は、どっかのラノベ作品に出てきそうな「ほっとけないよ」精神の持ち主で、ベタだな~っと・・・
それに、なんでそんなにモテるのか?
ちょっと安易にも感じました。

ストーリーも、複線が回収しきれてないし、ありきたり感が否めませんでした。
特に、過去の出来事が、あまり明かされていないのが残念。


キャラデザは、好みが分かれそうですが、自分は好きな方でした。


総評すると、ストーリーを楽しむより、キャラが可愛いく感じれれば、キャラ目当てに見る作品。
自分はそうしてました ^^

2期があれば見ますけどねw


OP:「Anicca」歌 - 原田ひとみ

ED:「回レ!雪月花」歌 - 歌組雪月花[夜々(原田ひとみ)、いろり(茅野愛衣)、小紫(小倉唯)]


EDは、中毒性の強い曲ですね! 好きな人 多そうです。
しかし、あんな早口 よく口が回るな~って、関心しちゃいますw ^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

感想

ん~・・・これだけじゃ分からない部分が多すぎ
原作を見ないといけないのか~?

中途半端に終わったから2期があるよね??

正直、EDの「回レ」しか頭に残ってないよ!。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53
ネタバレ

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キャラデザ良好、戦闘シーンも中々の出来栄えだが、設定の作り込みの甘い上に詰め込みすぎで滅茶苦茶な印象しかない残念な物語。【総合評価:67点】

2013年秋全12話にて放送された作品。
原作はライトノベルで現在も刊行中、原作1~3巻の内容で3つの物語から成っています。

物語の大筋としては……
世界大戦の影が見え隠れする20世紀初頭と言う時代背景。
魔術によって自動人形(オートマトン)に生命を吹き込み操る人形使いが存在する世界。
主人公である赤羽雷真は、人形使いの頂点である『魔王』を決めるための『夜会』に参加する為に大英帝国の機巧都市リヴァプールにあるヴァルプルギス王立学院に留学する。
と言った感じです。

物語としては、主人公が巻き込まれたり首を突っ込んだりと言う形で事件に関わり、その事件を解決して、渦中にある女性キャラクターが主人公に好意を抱く。
そして、事件の合間に複数の女性キャラクターと主人公の掛け合いを描くハーレムラブコメ的な流れ。
ラブコメ要素とバトル物要素を掛け合わせた作品としては王道の物語運びですね。

キャラクターデザインは淡い色使いで全体的に柔らかいタッチ。
そのデザインも相まって、登場する女性キャラクターは全般的に可愛らしいものに仕上がっていますね。
この点はハーレムラブコメとしての要素を引き立たせるのには大きな力を見せてくれていたと思います。


ですが、ハーレムラブコメの要素としては中々の出来なのかもしれませんが、バトル方面、物語の本質の側面に関してはかなり雑な印象が見受けられます。
ひとつひとつの設定等は専門用語の乱用で取っ付きにくい割りに作りこみの甘さや粗がかなり目立ちます。
そんな設定が幾つか重なり合っていくと、どうにも物語り全体として纏まりが全く取れていないように思えて成りませんでした。

{netabare}
まず『魔王』を決する闘い、冒頭から物語の中心となるであろうと想像される『夜会』。
物語の一本の柱とも言える部分にすら疑問点があります。
『魔王』と言う人形使いの頂点に立てば禁忌とされる領分にまで踏み入ることが出来る。
そんな人形使いの頂点決める戦いにも関わらず、開催されるのが学園規模で生徒同士でしかないと言うもの。
まず、この点も正直意味が分かりません。
えっ、学園最強=人形使いの頂点?そんな訳無いだろww『魔王』の称号大安売りだなww
この時点で『魔王』と呼ばれる称号の曖昧さが半端じゃないですね。

更に各ストーリーの中心となる事件が『夜会』の期間中に起こっていますが、一度事件が始まると『夜会』の参加そっちのけ
その点に関しては怪我人は療養中は参加を免除される的な説明がありましたが……
えっ?毎日一人ずつ参加者が増えていくバトルロイヤル形式なのに怪我で参加出来ないから、治ったらまた復帰します?
何を言ってるんだ?そんなのが罷り通るなら早々に怪我して最後の方まで療養で簡単に終盤まで残れるじゃないですかww {/netabare}

専門用語の多さでそれっぽい雰囲気にしているだけで、設定が粗過ぎて物語冒頭から核となっている『夜会』に関してもこんなご都合主義も極まったといった感じですからね。
そこに兄への『復讐』、『神性機巧』、他にも暗躍する様々な組織、世界大戦影が見え隠れする中での軍事や国の動き……

『魔王』や『夜会』についてだけでも粗が目立つ中、他にもややこしい要素を詰め込みすぎ。
今後の物語の展開に繋がっていく設定や伏線も多く張られているのですが、無論、原作三冊分のアニメでは完全にそれらは放置されています。
唯でさえ設定の作り込みが甘く、疑問点やら曖昧な点が多い中、設定や伏線を盛って来るのでアニメ12話における物語は完全に滅茶苦茶な状態のまま終わってしまいます。

やりたい事だけが多く収拾が全くついていない、凝った作品と言うよりも無茶苦茶な印象しか受けませんでした。
正直、第二期、第三期と続いていかなければ意味を成さない滅茶苦茶な展開の作品でしかありません。
まぁ、第二期、第三期と続いていき、世界観や設定、伏線の回収が納得できる様に行われていけば伸び代はかなりあるのかなと思わなくも無いですが……
アニメ12話、作品としては序盤の作りこみからこの甘さと言う事から判断すると、正直、ちゃんと纏まるという期待は薄いですがね……


先に述べたようにキャラデザの可愛らしさ、そんなキャラクター同士のハーレムラブコメ的な展開を描く日常パートはよく出来ていると思います。
そして、戦闘シーンもキャラデザが可愛らし過ぎてちょっと違和感こそあれど、戦闘シーンそのものはそこそこの出来栄えだと思います。
声優の演技も、OPやEDに関しては良く出来ている印象で特にEDの『回レ!雪月花』はテンポが良く耳に残る曲でかなりの中毒性でしたww
全体的に及第点を満たしていただけに、設定面の甘さで物語性がボロボロだったのが非常に悔やまれます。

あまり細かく設定などを気にしだしたらキリがないので、未視聴の方は細かく考えずに映像面のみを楽しむぐらいのスタンスで視聴することをオススメいたします。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48

76.3 10 修羅場で学園なアニメランキング10位
この中に1人、妹がいる! (TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (1621)
9981人が棚に入れました
世界的大企業、帝野グループの社長、帝野熊五郎の没後、息子の帝野将悟は父の遺言に従ってグループの社長の座を継ぐことを決意した。熊五郎はグループを息子に継がせる条件として、特訓を行って1年で社員全員が将悟を社長として相応しいと認めるような成果を出すことと、熊五郎の母校である私立深流院学園に通い、そこで生涯の伴侶となる女性を見つけて結婚することを提示した。しかし、将悟に異母妹がいること、そしてさらにその妹が深流院学園に通い正体を明かさぬまま将悟と結婚することを目論んでいることが明らかになり、将悟は妹の正体を突き止めて彼女を作ることに奔走していく。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、石原夏織、佐倉綾音、竹達彩奈、大亀あすか、日高里菜

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

甘い〜 頭の芯からつま先まで甘くなりそうですねw

原作未読。全12話

お話はある会社の御曹司である主人公 帝野 将悟が将来の人を捜すためにある高校に転入して、その中に会ったことのない妹がいることが分かり、許嫁と妹を捜す学園ハーレムラブちょっとコメ作品。

妹を捜すことがメインですが、かなりの割合で知り合った女の子とイチャイチャって感じでしたね〜

一応、物語の波はありましたが、特に面白くもなく感動もなく楽しくもなく、突出したところはないので、色々な女の子の可愛さ萌えさを観る作品でしょうね。私はなんとな〜く観ていました。

OP/EDともに甘い〜感じが出ていてこの作品をよく表現してます。

私のいちごを〜私のマシュマロを〜って、観ているこちらが恥ずかしくなりましたw

どこからか恥ずかしいセリフ禁止ー!って声が聞こえてきそうですね w

甘い〜甘い〜作品を観たので、次はちょっと辛口の作品を観たくなります^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

人生イージーモード

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
総じて、変わった設定の中で繰り広げられる、ドタバタエロラブコメ。ミステリー要素もあるけど、正直、不要。エロ耐性があり、妹属性が好きな方は、楽しめるかもしれません。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
いや~、しかし、「金持ちボンボンイケメン」とは、羨ましおすな~w

大会社の後継者が自分の嫁探しをするという、学園ハーレムもの。他のアニメとの差別化といえば、そのハーレムの中に「主人公にも分からない本物の妹が混ざっている」という点。

これが特色だけど、ミステリー要素を入れたことで、後半はやや話を複雑にしたかな。

1話から無条件ハーレム全開ですが、妹が1人しかいないということは、後の人は無関係(妹補正で好感度MAX状態じゃない)。つまり、財産目当てで初対面なのにやたらデレてくるビッチだということ(と、1話の時点で視聴者は捉えてしまうと思います。勿論、後ほど将悟との関連性は明らかになるのですが)。

それから、リアル妹が本当に兄の将悟との結婚を望んどいたとして、じゃあ将悟に、「自分が妹で結婚の意思があることを伝えるメリット」ってなんだろう? 騙し討ちの方が良さそうなもんだけど。

衣楠にしたって、性別偽りたいならまず髪を切れとw

とまあ、そういう細々したツッコミどころはラブコメだと割り切れば問題ないとして、一番の問題点は、キャラに萌えられなかったということかな。

それぞれのキャラの心情をしっかり描く前に、「お兄ちゃん、大好き!」ってなるから、萌えられない。まあ、ハーレムモノだからしょうがないけど。

ラッキースケベや萌えという範疇を遥かに超えたエロ描写。これが個人的にダメでした。

いくつかのレビューで既に述べていますが、私がアニメに求めるのは「萌え」であり、「エロ」ではありません。「エロ」は3次元の方が好き(笑)

これはまあ個人的な好みの問題ですが、アニメは基本的に嗜好品なので、辛めの評価とさせてもらいます(作品が好きな方には申し訳ない)。

すでに多くの方が述べているように、後半のミステリー要素は、作品を中途半端にしましたね。しかも、結論はわりとあっさり。

視聴後にレビュー書くため、Wikipediaを見ていたら、原作とは設定が大分違っているようですね。(原作ネタバレ){netabare}将吾が熊五郎の実子ではない。{/netabare}そんな気がしてました。そうじゃないとストーリー成立しないしね、倫理的にも法律的にも(笑)

う~ん、それにしても、将吾は、人生イージーモードだな~。正直、羨ましいぞ(笑)
{/netabare}

《以下ネタバレ》

【各話感想】
{netabare}
1話目
う~ん、人生イージーモード。女の子がビッチに見える(汗)

単なる予想
{netabare}もしかしてラストは、将悟が妹(帝野熊五郎の実の娘)を見つける→実は将悟は熊五郎と血の繋がっていないことが判明→妹と結婚し、真の帝野家の血筋を残していくことが、隠れた跡継ぎの条件だった。とかじゃないかな(笑){/netabare}

2話目
う~ん、これなんてエロゲ(笑)

3話目
いや、だから、これなんてエロゲ(汗)

4話目
妹キャラに幼馴染み。まあ、そんなところだろうね。

5話目
いや、だからね、これなんてエr……。

6話目
粘膜って、ド下ネタですやん(引)。まい子先生のメンタルの弱さには萌えたw

7話目
風紀委員の取り締まりって……真っ先にこのアニメ自体を取り締まるべきでは(笑)?

8話目
余談ですが、{netabare}ウチの高校は校則厳しくて、女子のスカートは膝下15㎝でしたよ(泣)。しかも、特待生がこの校則を破ると、地元から親呼ばれて怒られ、2回目には特待解除という厳しい条件が{/netabare}(苦笑)。キーホルダーのくだり、スゲェ浅い謎解き(笑)

9話目
柚瑠奈登場。絶対に妹じゃないな(笑)

10話目
なんか、木曜ミステリーみたいな展開になってきたな(笑)

11話目
ここにきて、完全に雅がメインヒロインですね。寿司屋のくだりは可愛かった♪

12話目
恋人以上の兄妹って? ここまで引っ張ったわりに、わりとあっさり終わりましたね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

妹は・・・誰だーーー!

原作 ラノベ 未読

妹ハーレムです。

金持ちの跡取り息子が、学園内で結婚相手を探さなくてはいけないのだけど、正体を隠す妹を見つけない限り、特定の女の子を好きになる事もできない・・・って云う感じです。

う~ん・・・話の設定、無理ありすぎじゃね?

毎期毎期、妹系のアニメやってるイメージだけど・・・
そんなに妹萌え系って需要あるものなのか? 不思議だ。

ヒロイン達のキャラは、いろいろですが、なんかありきたりですね。(自分の目が肥えてるかもですが)
んで、みんな主人公が好きときたもんだ・・・。
でも、みんなそれぞれ可愛いですよ。^^

{netabare}
だれが妹なのか?
終盤、あるキャラが登場してから分かったけど、ちょっとした謎解き?みたいなものもあって、そこそこ面白かったです。
{/netabare}

学園恋愛、ハーレム、妹萌え系が好きな人にはオススメです。^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

77.7 11 修羅場で学園なアニメランキング11位
WHITE ALBUM2(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1113)
5627人が棚に入れました
学園祭まであと一月と迫った秋の日の夕暮れ。

崩壊した軽音楽同好会の最後の一人、北原春希は、
放課後の窓際で学園祭のステージを目指してギターを弾いていた。

それは、二年半ずっと真面目に過ごしてきた優等生が、
卒業までの半年間に成し遂げようとした、ささやかな冒険。

けれど、その拙いギターの音色に、
流れるようなピアノの旋律と、鈴が鳴るような歌声が重なったとき……

一人からふたりへ、ふたりから三人へと重なっていった新生軽音楽同好会の、
夢のような、夢であって欲しかった半年間が始まった。

声優・キャラクター
水島大宙、米澤円、生天目仁美、寺島拓篤、中上育実、杉山紀彰、梶裕貴、夏樹リオ
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2+1-2=?

原作未プレイ。
無印は見なくて問題なしです。


主人公の名前は北原春希(きたはら はるき)。
彼は学園祭のライブに向けて、バンドメンバーを探していた。
そこに聞こえてきたのは歌とピアノの音色。
メンバーを集めるため、春希は交渉に乗り出すのだが……。


コテコテの三角関係ものです。

13話という短さですが、濃密な時間を過ごせました。
1話がとっても長く感じます。
話が重たいし、丁寧な心理描写をしているからかな?


前半はバンドメンバーを結成していく課程を描いています。
そのあたりは先が読めてしまうので、茶番臭がするかも。
後半に入ってからが本番。
7話がターニングポイントです。

輝いていた物語から、一気にドロドロとした展開に。
そこから面白さの加速。
前半部分の裏側が描かれる終盤は、食い入るように見ていました。


ただ、春希を取り巻く境遇が特殊すぎます。
学校のアイドルと天才少女の板ばさみ。
普通はこんなシチュエーションにはならないので、ちょっと感情移入しにくいかもしれません。

また、「3人」ということを強調しすぎで、他のキャラがないがしろになっていたのは残念。
もう少し活躍の場をあげてもよかったと思います。
武也(たけや)はふぐぅ。。


テーマは「逃避」だと思います。
{netabare}
・自分の気持ちに向き合わず、ぶれまっくていた春希
・3人でいることで、結論を回避しようとしていた雪菜(せつな)
・距離を置くことで、直面している問題から逃げようとしたかずさ
{/netabare}
登場人物はみんななんらかの形で結果から逃げています。
そこにどうけりをつけるかが見所です。

まあ、某アニメなら刺されて終わりですが。
かなーしーみのー。
そういう斬新なカタルシスはありません(いりません)。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 75
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

争闘の恋は情熱の恋に負ける

情熱の恋がなぜ真の恋であるかといえば、それは恋している当事者たちさえもが、それが恋だと自覚できていない種類の感情だからだ。

要するに、それは、自分で自分の感情をコントロール出来る程度の「趣味的な恋」、相手の好意を獲得するための「駆け引きの恋」、あるいはブランド品を友達に見せびらかす類いの「虚栄的な恋」ではない。

このアニメでいえば、
{netabare}
雪菜の恋→争闘の恋
かずさの恋→情熱の恋
{/netabare}
ということになるのだろう。

争闘の恋というのは、他人の情熱を見て嫉妬し、それに取って代わろうとする(={netabare}雪菜自身のセリフで言えば、「割って入る」{/netabare})、いわばニセモノの情熱に突き動かされて進行する恋である。
そして、この恋は、当事者自身が、「この恋は決して本物の恋ではない」ということを心の奥底でハッキリと自覚しているが故に、返って、本物の恋(=情熱の恋)以上に激しく対象者に恋焦がれて、強烈な行動を引き起こしてしまう。

一方、情熱の恋の側にとっては、大切なのは自分の恋の対象者の幸福なのだから、争闘の恋の側が突進してきた場合には常に身を引いてしまう。
こちらは、そもそも、自分の感情が恋であることすら、確りと自覚できていないのだ。

だから、争闘の恋は、その突進力によって一時的には勝つ。

ここで、問題は、春希の恋である。
{netabare}
春希の恋もまた、かずさの恋ほどgenuine(純粋)ではないが、一応は情熱の恋といってよいと思う。
なぜなら、彼もまた無自覚のうちに、かずさに惹かれて、結局は彼女の幸福を最優先に考えて行動してしまうからだ。
春希は確かに雪菜の恋を一時的には受け容れたのだけれど、しかしそれが彼にとっても、雪菜にとっても真の情熱ではないことに、どこかで勘付いていたのではないか(その辺りの描写は残念ながら曖昧だが)。
{/netabare}

「だって俺、きっと見つけてしまう」

{netabare}
春希は恋の自覚もないままに、「届かない恋」という歌詞を書き、かずさもまた恋の自覚もないままにこの歌詞に楽譜をつけてしまう。
この新曲のヴォーカルを任された雪菜だけが、「届かない恋」に秘められた二人の想いの強さに嫉妬して唇を噛み締める。
{/netabare}
=========

【全話を視聴して】

作品のテーマとしては、男1×女2の三角関係のリアルな推移を正面から扱っており、かつ、あにこれで人気の「とらドラ!」とは全然違った恋模様を描き出していて、かなり楽しめました。

ただ、テーマの面白さに比較して、作画や演出のレベルが余り高くなかったのが残念で、その点で評価を幾分低めにつけてしまいましたが、少なくとももう一回は通しで視聴したいと思ってしまう作品でした。


(2019.6.23) 誤字修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 73

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰かが誰かに恋をする。ただ、それだけの物語。

【総評】
概ね良かったです。今回アニメ化された部分は選択肢のない一本道であるため
アニメ化しやすかった面もありますが、毎回の引きも良く、回想シーンの使い方も見事で
原作通りでありながらアニメ向けにきっちりリファインされたシナリオ構成になっていましたね。
作画は全体的に低調でしたが、やはり音楽は素晴らしかった。
挿入歌による演出がストーリーをグッと盛り上げてくれます。
そして本作を象徴するOP曲「届かない恋」の存在感。歌詞にも是非注目して頂きたい。

三角関係モノなので、そりゃ男はだらしないし、女は面倒くさい性格として描かれるわけです。
それぞれのキャラの立ち位置から考えれば、一見ありえない言動も安易に否定はできないでしょう。
結末の後味の悪さはかなりのもの。本当に「どうしてこうなった」と言いたくなるw
原作よりも雪菜の本心が分かりやすく描かれていて、同情してしまった人も多いんじゃないかと。

本作はあくまで原作の序章に過ぎず、本番は大学生編からになります。
というわけで、原作ファンとして是非続きも作って欲しいです。




↓以下、1話終了時のレビュー↓


タイトルに「2」って付いちゃってるもんだから
続編モノと勘違いして0話切りしちゃった人がたくさんいそうですね・・・
とりあえず、前作とストーリーの繋がりはなく
登場人物も一新された「完全新作」だということを、この場で強く言っておきますw

原作プレイ済。
エロゲ原作ですが、ここ数年のエロゲの中でトップクラスの出来栄えとの評判。
私はここ数年の間に出たエロゲはこの作品以外全くプレイしてないので
比較してどうこうは言えないけど、高評価されてるだけのことはあると思った。

萌え、厨ニ、ファンタジー等といった流行りの要素は一切ない
「誰かが誰かに恋をする。ただ、それだけの物語。」です。わりとマジで。
胃薬必須な超絶鬱ゲーとも言われていて、人によっては作品に没頭し過ぎるあまり
リアルに影響出ちゃうぐらいの破壊力を秘めています。
自分はそれ程でもなかったけど、とあるルートの、とある一連の流れにおいては
読み進めるのが相当キツかったですねw
まあそれぐらい、シナリオに引き込まれていたということです。
恋愛オンリーの作品ってそこまで好みじゃないんだけど、この作品だけは別格でした。

アニメ第1話観ましたが、予想以上によく出来てますね。
原作ライターの丸戸さん自ら、アニメのシリーズ構成・脚本も手掛けていて
それが良い意味で作用したんじゃないかと思います。
ラスト屋上シーンまでの流れが秀逸で
原作ファンも新規の人も「おおっ・・・!」ってなるんじゃないでしょうか。


類似作品で言えば「true tears」が真っ先に浮かびました。
ttの終わり方に納得いかない(○○エンドじゃなかったから、このアニメは糞だ!)
とか言う人でなければ楽しめるんじゃないかと。恋愛ドラマが好きなら強くお勧めします。
本作の出来次第で、かつての乃絵派vs比呂美派のような壮大なヒロイン論争が
新規アニメファンの間でも勃発するんじゃないかと妄想w

投稿 : 2024/11/09
♥ : 70

71.7 12 修羅場で学園なアニメランキング12位
SHUFFLE! シャッフル(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (799)
5536人が棚に入れました
人間が生活する「人間界」に突然扉が現れ、神族が住む「神界」と魔族が住む「魔界」とが繋がって人間界に「魔法」がもたらされてから10年。
人族、神族、魔族の通う国立バーベナ学園に通うため、幼馴染みの同居人、芙蓉楓に、朝、起こされる主人公、土見稟・高校2年生。
いつものように登校し、いつものように授業が始まるはずだった…。しかし、そんないつもの日常を一変させるような出会いが、彼を待ち受けていた!?

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

予想だにしない展開が待ち受けている作品でした^^

物語の舞台は、人間、神族、魔族が共存する・・・日本ぽい場所です。主人公は、高校2年生の土見 稟(つちみ りん)。両親を事故で亡くしたことから、ヒロインで幼馴染の芙蓉 楓(ふよう かえで)の家に引き取られて暮らしています。
そんなある日、神王と魔王の娘が転校してきて主人公は突如許嫁候補になってしまうのです・・・
主人公が誰を選ぶのか・・・まさにハーレムの王道を行く作品で人間界、神界、魔界のたくさんの美少女が登場します。

全般的にシリアス基調のストーリーで、それぞれのヒロインに対して、丁寧にスポットが当てられながら物語は進んでいくのですが・・・
登場するヒロインが背負っている過去が回数を重ねる毎にあからさまになっていきます・・・どれも辛く哀しい思い出です・・・でも、登場人物が自分の置かれた立場と過去に向き合い・・・成長していく様を見ることができます^^

そして、主人公が選んだ相手・・・まさかね・・・と思っていたのと、個人的には結ばれて欲しいヒロインが他にいただけにビックリでした^^;

複数の人が一人を好きになって・・・その一人が誰かを選ばなくちゃならない時・・・選ばれなかった人は自分の気持ちの向け先を見失って・・・苦しい思いをする事になるのですが・・・この作品はその苦しみに対する心理描写が抜群である上、急展開でもあったせいか・・・本気であるが故の一挙手一投足から目が離せませんでした^^:

展開がシリアスなハーレム系の作品ですが、私はのめり込んで視聴することができました。
この作品の後にオリジナル+ディレクターズカット版で構成された『SHUFFLE! MEMORIES』が制作されています・・・
機会があれば、そちらも視聴してみたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 35

えんな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

予想に反して

ファンタジー要素はほとんど無かった
そして無駄にパンツ多すぎ、原作は知らないけどここまで見せつけなくても・・・

魔界、神界、人間界とあるんならもっと異世界も見せて欲しかったけど
恋愛系アニメだからそこはしょうがないですね・・・

ハーレム物には少数派な、主人公がちゃんと相手を選ぶところは好感が持てますね
誰を選んだかは見てのお楽しみで

タグの「空鍋」の意味は後半で分かりました・・・ヤンデレ怖いヨー ^^;

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

神にも魔にもなれる男

神界から来た神、魔界から来た魔族、そして人間が共に暮らす人間界でのお話。
(彼ら彼女らの外見は人間とほぼ同じ)
神や魔族がその辺で歩いてる光景が当たり前の世界です。
初っぱなからファンタジー丸出しでちょっぴり驚きました。

本作はそんな世界での、恋愛ハーレムを描いたもの。
恋に種族の壁はありません。



この作品、巷ではヤンデレの原点とも言われていたり。
本作で登場する『空鍋』はヤンデレを代表するものとなっています。

実際のところ、まぁ、うん、なかなかです。
苦手な方はやめておきましょう。
とか言う私が得意じゃなかったりするんですけどね。
某作品で少々の耐性は付きました。



途中から年齢制限(R15+指定)が追加。
段々と過激な描写に。
まぁこの年齢制限についてはあまり参考にしなくていいです。


展開は全くの予想外で驚き。
誰とくっつくのかも・・。
本作が実力の片鱗を見せ始めるのは、中盤後半から終盤にかけて。
観応えとしては十分すぎます。
盛り上がりましたね、あまり良くない意味でw
でも最近はこういう作風が好きなのかもしれません。
観てるうちに変わるものですね。



それで、楽しめたかどうかなのですが、これに関しましてはYesです。
ありきたり感はなく、新鮮な気持ちで最後まで観れました。
正直最後のアレは謎ですが、
結果、ああいう風に収まるのも悪くないかなと感じました。



キャラはけっこう魅力的。
みんな可愛らしい女の子たちです。
私は亜沙先輩が好きですね。


主人公は17話くらいからかな、いや、もっと前からかも、
ダメ男になっていった気がしますけど。
思えば全てこいつが・・いや、何でもないです。



それと、変顔は見所です。
あたかも作画が崩壊しているようなw
キャラが生き生きとしてて良かったと思います。



OP「YOU」 歌-YURIA
ED「innocence」 歌-橋本みゆき

OPは前から大好きな曲です。
自然とテンションが上がります。


--------------------------


一味違った恋愛モノを観たいときはこれ。
あなたを混沌の渦に巻き込んでくれるはずです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

69.9 13 修羅場で学園なアニメランキング13位
D.C.ダカーポ(TVアニメ動画)

2003年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (559)
3558人が棚に入れました
7年前から1年中枯れない桜が咲いているという不思議な島「初音島」。
主人公朝倉純一はそんな初音島の風見学園付属に通う3年生。彼には不思議な力があった。一つは「何も無いところから和菓子を生み出す力」、もう一つは「他人の夢を強制的に見せられる力」。
そんな彼が卒業間近に見せられた夢の中の幼馴染、目覚ましにやってきた同居中の義理の妹、「かったるい」とつぶやきながら通う学園で出会うクラスメイト・先輩・後輩の女の子達。そんなヒロインたちとはじまる「ちょっとこそばゆい」恋愛の物語である。

声優・キャラクター
野川さくら、田村ゆかり、神田朱未、堀江由衣、伊月ゆい、松岡由貴、松来未祐、秦勇気、岸尾だいすけ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

桜舞い散るその時には・・・

CIRCUSから発売された恋愛シュミレーションゲームを

原作とする作品です。全26話(そのうち2話は総集編)

原作未プレイ


けっして枯れない桜が咲く初音島の風見学園で主人公朝倉純一は

不思議な力を持っていた。それは「何もない所から和菓子を生み出す力」、

「他人の夢を強制的に見させられる力」である。

一緒に暮らす義理の妹や学校のクラスメイトや先輩との物語である。


D.C.シリーズの一番最初のテレビアニメ作品です。

前半は各ヒロインとのエピソードを主に1話完結の形で描いた

コメディ色の強い感じでした。

この島の枯れない桜や不思議な力に触れつつみんなで海に行って

みたり、学園祭があったりと笑える部分がたくさんありました。


後半はこれまでの雰囲気とはうって変わってこの島の桜が

とても大きく関わってくる物語展開でシリアスな調子が多い感じ

でした。枯れない桜は何故枯れないのか、ある一本の桜の木は

この島で何を生み出しているのか、そこにおいてヒロインらが

抱えている秘密とは・・・。

とそれぞれが乗り越えていかないといけない問題に直面していく

のでここまで変化して差があると見るのがちょっとばかりつらく

なってしまう所もありました。

でもこの島で新たな変化が生まれていく時にまた1つ消えていく

存在があり、違う何かが生まれていく。そうやって一歩踏み出して

いく部分は良かったと思います。


OPの「サクラサクミライコイユメ」は前半部分ではここから先に

向かって澄んだ世界が広がっていくような印象を受けましたが

後半部分になるとただひらけた世界が見えてくるだけでなく、その

奥にこの島の桜が今までとは違う形で咲き、その先を見せている

ような気がしました。

それとことりの挿入歌がその時のタイミングというか雰囲気というか

そういうのにマッチしているようで良かったです。


前半と後半で雰囲気がガラリと変わりましたがどちらもそれなりに

楽しめて良かったと思います。

◆個人的点数評価 79.969点

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33
ネタバレ

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

舞い散る桜に願いを込めて

聞いたことはあるが、シリーズが多くて何となく敬遠。
私恒例のパターンで今まで視聴をしてこなかったダカーポ。
いざ観てみると、思わず観入ってしまいました。
面白かったです。


舞台は桜が一年中咲いているという奇妙な「初音島」。
この島では魔法の力が働いているようです。
本作はこの初音島で風見学園付属に通う主人公・純一を中心として起こる、
ちょっと不思議な恋愛物語を描いています。
それにしても、この手の作品で純一と聞くとアマガミをついつい思い出してしまいました。


視聴を進めまず驚いたのが、意外にもファンタジックだったこと。
手から和菓子が出せるだとか、他人の心を読むことができるだとか。
後半の展開にも魔法が大きく関与しています。


内容は前半と後半で様変わりします。
極端にいえば前半は1話完結の恋愛ギャグアニメ。
ヒロイン一人一人のエピソードは観てて楽しかったです。
後半は下で感想として触れたいと思います。



以下、私の感想です。(音夢とさくらについて)
伏線はありましたが、16話からは特に盛り上がりました。
それと同時に軽く鬱になりかけました。
それもこれも、ドロドロした恋愛模様のお陰です。

{netabare}音夢 vs さくら は凄かったですね。
特にさくらの『音夢ちゃんだけはダメなんだから!』
と、音夢の『さくらちゃんだけはイヤ!』
の台詞の壮絶さから窺える屋上での直接対決。
息を呑む一幕でした。
二人の言いたいことは分かります。
どちらも純一を心から愛しているのですから。

こんな凄まじい修羅場が見れるのも、本作の魅力の1つかもしれませんね。


この作品で面白いと思うのが、
純一がわりと早い段階で相手を選ぶところ。
それが音夢なわけですが、そこから順風満帆に行かないんですよね。
さくらの逆襲が待っていました。
桜の魔法の力(呪い)も・・
私は音夢派なので、胸が苦しくなる展開。
口から桜の花弁だなんて、普通とは違ったエグさがありました。



音夢が好きなためか、視聴中どうしても思ってしまったのが
さくらの方がずるくね?です。
「「桜の木の下で約束したことは必ず叶う」」
そしてさくらは木の下で純一とのことを願いました。
それも木の陰に音夢がいることを知ってて。

さくらは自分がアメリカに行っている間、音夢が純一とずっと一緒にいたからもう十分、これからもだなんて欲張りだ!と主張してますが、ただの自分勝手にしか思えませんでした。{/netabare}


・・みたいに、相当感情移入して観てしまっていたようです。


{netabare}とりあえず音夢が死ななくて良かった・・{/netabare}
最終的にはこれに尽きます。
さくらにも感謝。
正直、さくらは当時は嫌いなキャラでしたが、今では(D.C.S.SやD.C.Ⅱも影響してか)かなりのお気に入りとなっています。


心残りは最終回、{netabare}正常状態での音夢とさくらが再会できなかったこと。
互いのことを改めて理解した二人がどのように再会するのか、楽しみにしていたので。{/netabare}
他にも全体的に、最終回はやや説明不足でした。
ですが、物語としては上手く纏まっていたと思います。
ほんと面白かったです。


音夢はドストライクでした。可愛い。



OP「サクラサクミライコイユメ」 歌ーyozuca*
ED1「未来へのMelody」 歌ーCooRie
ED2「存在」 歌ーCooRie

OPが素晴らしい。
CooRieの曲も相変わらず魅力的です。


--------------------------


これを書いている私は、D.C.S.Sを観終わり現在D.C.Ⅱを視聴中。
D.C.ワールド、存分に楽しめてます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28

ともか さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

≪酷評気味≫ 長いシリーズ作品の原点。 視聴前のハードルが高すぎたかも?

ゲーム原作(未プレイ)、全26話。

私は個性的なキャラを求めて、
ゲーム原作の作品に興味を持つことが多いです。
このシリーズはいわゆる「信者」の方が多い印象を受けているので、
私も楽しめれば嬉しいと思い、視聴を決めました。

こちらの「ファーストシーズン」が2クール、
続編の「セカンドシーズン」も2クール(全26話)ありますが、
ここでは前者単体についてコメントします。

前半はギャグパートで、登場人物の紹介のような位置付け。
主人公の妹・音夢は毎回登場し、彼女との関係を軸に
他のキャラとの絡みを描いていたようで、
恋愛よりもキャラの個性をアピールしていく。
物語15分と、残りの時間はPV映像付きのキャラソンという構成。
私としては後者は要らず、普通に物語を20分見せてほしかった。

後半は雰囲気が一変し、
主人公・朝倉 純一、音夢、従姉・さくら が繰り広げるドロドロの三角関係を中心に
他の女性キャラも絡んでくる展開。
さくらの行いが単なるやきもちなのか、何かの警告を放っているのか。
そこだけに興味があって視聴を続けたものの、シリアスで暗い話が多く、
前半のような楽しさは全く無くなってしまった。。
物語15分と、残りの時間は「サイドエピソード」という構成。
サイドエピソードは正直言って面白い物でもないけれど、
暗い物語を観てしまった後の口直しとしては良かったかもしれない。

ゲーム原作の作品は、物語をまとめるのが難しいと思う。
ただ、それにしてもこの作品はあらゆる場面において
「プロセス」の描写が全く不足している印象で、
あっちに行ったりこっちに来たり、編集面でも非常にたどたどしい感じ…


古い作品なので作画については全く期待していなかったものの、
桜の描き方がきれいでキャラの作画も及第点。思っていたよりも良かった。

キャラは、メインの2人が嫉妬深い感じの性格で、
ドロドロ展開も彼女たちによって起こされたので、今のところ嫌い。
他も、特別気に入ったキャラは見つからなかった。
1期の時点で私としては気に入らなかったけれど、今後の変化に期待。


音楽はどれを取っても、いかにも美少女ゲームという感じ。
個人的に雰囲気はわりと好きで、中でもOP曲が印象に残っている。
ED曲の「存在」も観てる(聴いてる)時は良曲のように思えたが、
後まで記憶に残るほどのものではなかった。

OP曲: サクラサクミライコイユメ
ED曲: 未来へのMelody
ED曲: 存在(第21話以降のみ。OP曲と差し替えられることも。)
ED曲: うたまるえかき唄(第8話と第15話のみ)


総合的に見て、私の期待度をずいぶん下回ってしまった。
今回は残念だったけれど、
『D.C.III 〜ダ・カーポIII〜』までトータルで5期に渡って続いている
長寿のシリーズなので、今回だけで懲りず最後まで見届けたいと思う。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

69.3 14 修羅場で学園なアニメランキング14位
恋愛暴君(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (406)
2114人が棚に入れました
ある日突然、男子高校生・藍野青司のもとに任意の二人を強制的にキスさせるという
不思議アイテム「キスノート」を持った死神風の少女・グリが現れ、
“24時間以内にキスしないと書いた者(グリ)は死に、書かれた者(青司)も
一生童貞のまま生涯を終える"と告げ・・・。
愛のキューピット(?)グリと青司とその仲間たちが“キスをする相手"を求めて
繰り広げるハイテンションラブコメディにあなたもきっと恋がしたくなるはず(!?)。

声優・キャラクター
青山吉能、小野賢章、沼倉愛美、長野佑紀、原由実、檜山修之、大塚芳忠、子安武人、堀内賢雄、内匠靖明、高橋李依

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1話:「このパクり具合からすると…」

オマエ、作中でそれを言うのか(笑)!
(何が「パクり」かは第1話でご確認ください。)

という訳で真に「ラブコメディ」。いや、「むしろコメディのためにラブはある」みたいな異常作品。他作品に優先して観るほどではないですが、けっこう笑えます。

いや、原作マンガはまったく存じませんでしたが…。切っても惜しくはなさそうなのに、なんとなく観るかも。

→とりあえず完走しました。また改めて更新します。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

変化球なラブコメ…最初の設定は何処へ? 

このタイトルを見たとき、けっこうハード(重厚な)なラブコメなのかな?と思っていたら、別の意味でハード(ヤンデレ)でした。

主人公の青司がヒロインたちの騒動に巻き込まれる、いわゆるハーレム系なんですが、ヒロインたちが強烈すぎです。
メインヒロインのグリ。{netabare}天使と悪魔のハーフという、設定そのものが変化球。天使なのに確かに見た目が悪魔っぽいからなにかあるのかな?と思っていたら…。でも悪魔バージョンのビジュアルはなかなかのものでした。{/netabare}この子の存在そのものが騒動に巻き込む原因ではあります。

もう一人のメインヒロイン茜。こっちの茜は超ヤンデレ。青司のためなら殺傷も厭わない…行き過ぎであると思った。青司が本気で好きなのはよく分かるんですけどね…。それにしても今年、茜が多すぎな件。まぁ、いろんな茜がいるから良いのですけどね。

茜の腹違いの妹柚。茜好きすぎだけど、実は一番まともな(?)子だった。従妹の樒。ちょっと恐い、サイコすぎ。この子が最後にまともには…まぁいいか。

グリが天使悪魔なら、ヒロインたちは本人もバックがとんでもないという、変化球。話の内容よりも、キャラを追いかけた方が楽しめるように思いました。最後の感動系、この作品に必要かどうか、難しいところです。ドタバタ系のラブコメが好きな人にお勧めします。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ラブコメというよりはコメディ。作品云々というより、一点突破の魅力かキラリと光る♪

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ドタバタコメディ。かと思えば、多少のシリアスを含む、振り幅の大きな作品。OPとEDの可愛らしい感じは、ある意味では詐欺ですね(笑)

本作、アクの強いキャラクターが多いので、彼女達に萌えられるか、笑えるかが評価の分かれ目になりそうです。ヤンデレ好きなら向いているかもしれません。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作の見所 = グリのアホ可愛さ、の一択w

ダ女神といえば、「エルシィ(神のみ)」「アクア(このすば)」「ガヴリール(ガヴドロ)」など、もはや1ジャンルですが、本作の「グリ」は、ホントガチでダメでしたねw なかなか高レベルでした(おもしろ可愛さという点で)♪

「茜」はヤンデレにもほどがあるというか、いきすぎると個人的には萌えられないです。

基本的にダブルヒロイン(茜&グリ)なんでしょうが、そもそも「茜」も「グリ」も「ヒロイン力」は足りず、恋愛面ではずっと低空飛行していた印象(グリは最終回でかなりヒロイン力をつけましたが)。それに多分、人気ではグリが圧倒的勝利する思うしね。

ではコメディの要素はどうかというと、ボケもツッコミもイマイチ。特に茜のバイオレンス嫉妬ネタは早いうちに飽きました(ワンパターンでしたし)。ボケとツッコミというより(序盤は特に)、「イジメ」と「嘆き」に見えてしまったのが惜しかったかなと。

まあ、後半(9話目以降)はなかなか面白かったですよ、ラブもコメも。

でもやはり、「グリ」の明るさに救われた、という点が大きく、そこが唯一の長所であり、そこ以外の大きな長所が、私には分からないアニメでした。

だから、普通のラブコメやってた7話(花火回)が、普通に一番面白かったです。

ちなみに、メインキャラクターの名前は植物に由来しているのですね。茜(あかね)→染め物に使われる蔓科の多年草(相手を自分色に染めたくなる、支配欲の強さを表現?)。柚子(ゆず)→柑橘類(ピュアな甘酸っぱさを表現?)。樒(しきみ)→八角に似た毒草(悪女らしさを表現?)。

樒は特にぴったりな名前ですね。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ドタバタコメディ。これは、ラブコメではないな。

2話目
パロネタが多いな~。

3話目
すでにマンネリ気味。教師が女子高生に……普通にダメかと。

4話目
少し面白かった。

5話目
少し、シリアス展開にしていくのかな?

6話目
水着回。アニメ定番のブラコン。

7話目
男、かなり投資してますね。花火の作画はまずまず。目潰しは笑ったw 今回のラブコメは普通に良かった♪

8話目
なぜ、バトルものに?

9話目
ギャグ、ラブコメにもどったね。

10話目
まあ、ペンギンのネタはしつこすぎ。

11話目
グリ堕天。まあ、グリが成長するためには必要かな。

12話目
ツッコませろよ→下ネタですか?→ちげぇよ!→ハッ! の流れは笑ったw あのまま、ボケとツッコミ繰り返し、天使に戻せたら良かったのに(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

75.4 15 修羅場で学園なアニメランキング15位
ドメスティックな彼女(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (473)
2045人が棚に入れました
幼いころに母を亡くした高校生・藤井夏生は、高校の教師・橘陽菜へ密かに想いを寄せていた。叶わぬ想いと心の中へ押し込み、ふと誘われた合コンに参加した夏生は、そこで出会った橘瑠衣と、なりゆきで初体験をしてしまう。そんなとき、父が再婚することに。父の再婚相手と一緒に夏生の目の前に現れたのは、なんと陽菜と瑠衣だった……。ひとつ屋根の下で暮らすことになった3人の、ピュアで禁断過激な三角関係がスタートする。

声優・キャラクター
内田真礼、日笠陽子、八代拓、佳村はるか、小原好美
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

昼ドラ好きでしょ?ほらほら認めちゃいなさいよ

原作既読


実は今期(2019年冬クール)で一番の期待株。ドロドロした恋愛ものを安定供給する週刊少年マガジンから旬な作品が届きました。
原作は20巻超え(2019年4月現在)で完結してませんので、区切りいいところで切り上げてくれりゃいいやと広い心で待機です。

高校生ナツオ♂くんは同じ学校の新任教師ヒナ♀先生に密かに恋心を抱いてる。
高校生ナツオ♂くんがその日合ったばかりの子ルイ♀と成り行きでヤっちゃう。
高校生ナツオ♂くんの父親が再婚相手として連れてきた相方さんの連れ子姉妹がヒナ♀とルイ♀でした。
かくして家族になった3人が平穏無事なわけもなく・・・ 

家庭内(ドメスティック)の彼女さんということで、どう転んでもドロドロの愛憎劇待ったなしの状況です。
恋愛ものは心情描写が肝だったりしますが、そこらへんはどうなんですかね。ある程度リアリティを担保しとけば残りは、

 荒唐無稽な設定に全力で踊るキャラ達

を堪能する。身も蓋もない言い方すれば、

 {netabare}昼ドラ act by 高校生{/netabare}

を満喫する。の心持ちで臨めばイケると思います。殺人なしの火サスと置き換えてもいいかもしれません。船越英〇郎氏の出番です。そこに元妻共演するくらいにとろみのある仕上がりでした。
渋谷・恵比寿を背景に椎名林檎リスペクト系と勝手に私が思い込んでいるOPが昼ドラ感に拍車をかけます。
{netabare}あのスクランブル交差点の真ん中でピアノを弾いてる唇が色っぽい女性はいったい誰だったんでしょう?{/netabare}


原作の一巻からわりと忠実に作られてたのは好感でした。
出合う女性けっこうな確率で主人公♂に好意を寄せる展開をハーレムと捉えるかはご自由に。繰り返しになりますが、昼ドラを高校舞台にやっちゃうところが面白い作品です。
ただし視聴者ウケはどうなんでしょうか?
{netabare}・主人公がどっちつかずで優柔なだけじゃん
・ヒナ生徒に手を出しちゃだめでしょ
・ルイ一緒に風呂入るとかエロ見せたいだけじゃね?
・シュウさん不倫野郎がなにいい人ぶってんだよ
・モモただのヤリ〇ンじゃねーか{/netabare}
一人くらいは「こいつダメ」と自分に合わないキャラ・不快なキャラを見つけられるのではないかと思います。
リアタイでのそこそこボロクソなつぶやきも肴にしながら全12話完走しました。私は満足してます。

不満があるとすれば、もっと“内面のドロドロとした心情描写”を期待してたこと。そこは原作よりパワーダウンしたかしら。
そのくらいで、『ただのエロ』ではない “どうしようもできない自己矛盾の言動” は描かれてたと思います。恋って愚かで素敵です。


■評価する理由
処女性を尊ぶアニメが多いのでたまにはこういうのもいいよね、が一点。
行動の不整合は「だってリアルだとそんなもんじゃん」を評価する、が一点。
設定は荒唐無稽な感じがしますのでフィクションと俯瞰して見ることができます。コッテコテの修羅場はノゾキ趣味に最適。艶っぽい描写もあるので下世話な視線で視聴するのも悪くないですが、描かれている人間は等身大です。

あり得ない行動にも背景がある
なんでそんなこと言っちゃうの?には心情が見える

「はあ?なんでそうなっちゃうわけ?」
キャラがおかしい言動をした時にその前後関係や人物相関で見えてくる部分はけっこうありました。こう見えて「惹かれる」「抑制する」「嫉妬する」「我慢できない」「傷つく」が丁寧に描かれた良作だと思います。



■ウケないキャラ造形
主要キャラだと、文芸部長の葦原美雨(CV小原好美)と夏生幼馴染の栗本文哉(CV江口拓也)くらいじゃないでしょうか。
藤井夏生(CV八代拓)、橘瑠衣(CV内田真礼)、橘陽菜(CV日笠陽子)、柏原もも(CV佳村はるか)らは済ませるものは済ませてます。

{netabare}「知ってる人は知らない人を見下すようなこと言うじゃん?」1話ルイ{/netabare}
{netabare}ルイが誘ったのもナツオが受けたのも元はと言えばヒナの煽りでした。二人が背伸びする気持ちわかるでしょう。{/netabare}

スタートラインに立ってからの物語です。済ませるもん済ませてるからこそ理性と欲望の揺れ動きに説得力が出てくる。
表面上のエロい部分は童〇ホイホイの側面があるし、一方で〇貞は直視できない男女のどうしようもなさの側面もあったり、パラドックスを抱えてたんじゃないかと思います。そういう背景もあって葦原さん、文哉、アレックスが安パイの憩い役として貴重な存在でした。


■ご都合展開カモン
気になったのはこれくらい
{netabare}・墓石に「南無阿弥陀仏」(笑) 原作では「藤井家」だったような気がするが。
・ヒナが一人ナニしてるのを目撃した翌朝。ヒナの左手のズームに顔を赤らめるナツオだが、そこは右手でだったような。
・修学旅行中なんだしカーテン閉めようよ。いや花火見ながらの魅力には敵わなかったか、無念。{/netabare}


■ラストはけっこう好き
ありきたりですが。
{netabare}絶望を創作に繋げ、魂削って小説を仕上げるのっていいですね。やっとナツオがひと皮むけた気がする。{/netabare}
{netabare}振り返ると最初の小説読んだヒナはナツオの想いに触れナツオに傾いてくし、ルイはナツオのヒナへの想いに打ちひしがれる。作品の重要箇所に小説あり。{/netabare}


愛憎劇昼ドラ系アニメって他にあるのかな?
ピュアっピュアなものの合間に箸休めで鑑賞したくなる作品でした。



※オマケ
その1 流されない男子は素直に尊敬します
{netabare}ナツオの理性の防波堤。モモの家で踏みとどまったのは偉いというか凄いな。{/netabare}

その2 脚本に渡航さん
{netabare}5.7.9話を担当されてたようです。回毎どうこうというよりもキャストに江口拓也さんがいる時点でもうねww 
祝!俺ガイル3期決定!{/netabare}



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2019.09.16追記


視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴


2019.04.06 初稿
2019.09.16 追記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「少年漫画誌掲載でそこまでやりますか」的な、流石の流石景原作アニメ。

略称:「ドメカノ」。原作は「週刊少年マガジン」掲載で、2019年1月現在だとコミック単行本は21巻まで出ています。

原作未読で第1話冒頭をみると「???」な疑問符だらけの流れで本作品は始まります。少年漫画誌掲載作品では暗黙の禁忌とされているっぽい、現役高校生と現役教師の恋愛も扱う異色作品となっています。

本作品のポイントのひとつは主人公の藤井夏生(ふじい なつお)とヒロインである姉妹の橘陽菜(たちばな ひな)、橘瑠衣(たちばな るい)の一般的に見れば非常識な行動、そして夏生の父親である昭人(あきひと)や姉妹の母親である都樹子(つきこ)の倫理観とのギャップでありましょう。
(親世代目線で子供たちの行動を考えると、いろいろと頭おかしい作品です。)

おそらく今回のアニメ化範囲には含まれないであろう21巻の半ばくらいで、主人公の藤井夏生(ふじい なつお)はある女の子から「そんなの… そんなの不潔よー!!」と言い放たれていますが、実際夏生くんの行動遍歴をかいつまんで考えるとそう言われても仕方がない主人公なのであります(笑)。

本作品は、一応は「ハーレムラブコメ」になるんでしょうか。でも場面としてのコミカルな要素はあっても、ストーリー的にあまり「コメディ」要素は無いような気もするんですよね。

ナツオ視点で視ると特に序盤は少年漫画、中盤以降あるいはヒナ姉視点で視ると青年漫画っぽくもあり、ルイ視点で視ると少女漫画っぽくもあるハイブリッド作品と言えるかもしれません。

このレビューを書いている時点(第3話まで放送)では、原作コミックスでいうと2巻の冒頭1/5くらいのところまで進んでいる感じですね。ストーリーはこの第3話までほぼ原作準拠と考えて良いと思います。このアニメ化で原作をどこまで消化するかは不明ですが、おそらくは原作8巻あたりの区切りがよさそうなところで適当に終わるのではないかと思います。

なお、巷ではクズだのゲスいだの言われている気がする主人公の夏生くんですが、実は私は嫌いではないです。

というか、ストーリー自体を俯瞰してみるとそのように言われても仕方がないとは思うのですが、彼自身はきちんとモテ要素を備えているとは思います。

余談:
原作者の流石景先生は、同じく週刊少年マガジン連載作品を描いている瀬尾公治先生と並んで「少年漫画誌であるマガジンでメロドラマ的なドロドロの恋愛マンガを描く」という流れを担っておられる漫画家であります。

奇しくもお二人ともマガジン本誌で「袋とじ企画」として本編コミックス単行本には含まれないエロシーンを含む漫画を複数回掲載したという共通点がありますね。

余談その2:
原作は序盤が終わると以降は意外と「出版業界マンガ」でもあったりしますが、アニメの尺ではその辺はあまり描かれずにスルーされるような気もします。

2019.2.2追記:
第4話にて、原作でも笑ってしまった「あんパンと牛乳」がアニメでも再現されました。当事者が直接対面してしまうという意味では、実は意外にもドメカノ初の修羅場回。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。

原作でいうと7巻までのエピソードを消化して、アニメの最終回をうまくまとめるために8巻からエピソードを拾ったという感じでしょうか。

たぶん続編は作られないとは思うのですが、この終わり方なら作ることになっても今回出さなかったキャラについて適当な登場エピソードを設けて、うまく軌道修正はできると思います。1クール作品としてはうまく纏めたのではないでしょうか。

ちなみに私は瑠衣派か陽菜派かでいうと、陽菜派です。(← たぶん少数派)
もしかしたら、私はけっこうダメ人間が好きかもしれません…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

そのままゴール!!!ゴラッソォォォ!!!アニメ化も決まったぁぁ!!!

事前情報ほとんどなしで視聴

お話のざっくり概要
合コンで中抜け誘われてほいほいついてったら
「ここで私とHしてくんない」
いきなりの事後から始まる物語。そして二人は家族になる…
そんな感じ

開幕から飛ばしてる作品っすねw ブラつける所、妙にリアルでエロかった
タイトル名から察するに義姉、義妹と
すったもんだの末、最終的にどちらかと付き合う流れなのかなー。

ひなちゃんの方が好み。日笠のくせにかわいいとは生意気だ(ビクンビクン)
でも{netabare}あんなに大量にビール飲んでたら将来絶対デ…おっとこれ以上いけない、"わがままボディ"になってしまうと思うから{/netabare}将来性は、るいちゃんの方が良いかと。

登場人物について一話時点での感想
{netabare}
なつお…なんか小説書いてるのかな?なろう系なんかな?
ひな……泣いてたし、絶対付き合ってる彼氏に何かトラブルが出てるんだろうと思った。
るい……大人になりたいって言ってたのは、母親かひなに関連してるんじゃないかな
父親……いや相談の来週に中古家買うって、ちょっと息子の事ないがしろにしすぎなんじゃ…
母親……なんか元夫の文句ばかり言ってたってフラグ立ててたから、元夫が登場する流れかな?
メガネ…名前わかんないけど、たぶん説明役だね。ご愁傷様。君は一生女性に縁がないよw

性描写あるくせになんか淡泊な表現なのよね。
まぁその方が逆にエロく感じる不思議w
{/netabare}

2話感想
{netabare}
なつお…意外にめんどう見は良いっぽい。天パが悩みらしい。
ひな……なんかこじれてるっぽいね。相手の浮気とかかな?
るい……ぼったくりバーのキャバ嬢。お風呂一緒ってどんだけ自分の体に自信あるんだw
父母……なんでチャイム鳴らしてんの?23時なんだし鍵開けて入って来いよwおかしいでしょw

合コン抜けてヤってたのは友人連中にそのうちバレるんじゃないかなー
一緒に暮らしてるのもそのうちバレそうw
{/netabare}
3話感想
{netabare}
なつお…先週も思ったけど、ショートコントの才能あるよ。小説家やめて俳優なろうw
ひな……やっぱ不倫だったか。なんかそんな気はしてた。なんかその内、なつおとヤりそう…
るい……先週気づかなかった、玄関ではスリッパ脱いで。パジャマ姿かわいいけどくつろぎ過ぎぃw
メガネ…すげーいい奴。こんな出来た友達いないぞ。妄想では美化しすぎだけど、中身は確かに良い。
父母……あんたらギャグ要員なん?
津田……味のあるオカマ?インパクトあるw なんかオカルティックナイン思い出したw

メガネ家族すげー遺伝子だな。家族全員いい人。
あんなうざい友達の悩み相談に真剣に付き合ってやって、且つ家にも泊めてやるなんて
おいらだったら、女連れ込んだ時点で叩き帰すけどなーw
{/netabare}
4話感想
{netabare}
なつお…小説家ってやっぱなろうなのかな?問いただす時の言葉がかなり稚拙に感じた。
ひな……るいなつおの行動に感化されたんじゃなく、流れで別れてそうだからもう一波乱ありそ
るい……ナニコレ昼ドラみたいw 普段は表に出さないだけで感情の起伏が激しい娘なのね
しゅう…ゲスの極み的なすっごいクズ男。頑張って卒論書くからヨリ戻そうとか言ってきそう
津田……修羅場の見れる喫茶店www 商魂たくましすぎぃ! いくら払えば行けますか?
それにしてもナポリタンうまそうね。
{/netabare}
5話感想
{netabare}
なつお…あの状態から我慢するなんて、やるやん。もっと流されるダメ男かと思ってたから見直した。
るい……誰と付き合うかは私が決めるってスタイルかっこいい。なつおにも見習って欲しい
もも……すごい人数www 肉食系にもほどがある。ただかなり不安定な精神なのかも?

看病部分で理解不能な出来事が起こりました。
{netabare}
ヒロインが風邪で倒れる →ごく普通のイベント
それを主人公が看病する →定番だよね
なぜかその日に限って他の家族の帰りが遅い →よくあるよね
着替え&体拭くから手伝って →まぁここまでは良くあるパターンなので理解できる
{netabare}
座薬入れる → 理解不能wwwww 予想の斜め上どころか遥か上空の大気圏レベル
{/netabare}

なんだろう…んーと、とりあえず普通の予想は超えてくる作品だとはわかりました。
{/netabare}
{/netabare}

ギャグとしては面白いけど、恋愛ものとしてはまだいまいちわかんない。
まぁメインの3人も、今自分の気持ちが見えてない状態で、
新キャラのももが気づかせてくれる存在になるのかなと
細かい感情の動きよりは、インパクト重視な点が週刊連載物っぽいですね。
多分、次のページめくった時のインパクトとかを重視してるのかなと…
これが少年誌って事に戦慄を覚えますけどw

~8話まで
{netabare}
予想が外れて、ももはあんまり絡んでこない…

くずお…こんなやつもう名前で呼ぶ価値無し。絶対コイツ二股するよ!(断言)
るい……掌クルックルしちゃうけど、かわいいっすw正直ひなより好きになったw
ひな……ちょっと素直なった。一人暮らし始めたら、くずおとズブズブな関係なる
津田……キャーふんどし!サイコー!素敵☆ このアニメのメガネとの双璧の良心♪
{/netabare}
やっぱマスター出てくるとギャグとして面白いわぁー マスター観たいから観てるまであるw

~10話まで
{netabare}
浮気現場抑えられるの図
やっぱ、くずおだった。るいを泣かせるんじゃねー!グーパンものですぞ。

くずお…嘘ばれた際にさらにさらっと嘘重ねるこれぞくずおの鏡。そもそも嘘つくなら根回ししとこ。
るい……やっべ超かわいいです。メガネが「くずおなんかやめてさっさと俺と付き合えって」行くしか
ひな……食事の合間にキスするってどんだけー。なんか学校でもしてるし。バレる予感しかしない…

んー、そうだなぁ、るい、ひなは男を見る目が無い。
(母親も元夫はひどいやつだったらしいし、遺伝なのか?)
メガネにしとこ。絶対、大事にしてくれるよ。
くずおもすぐバレるような嘘つくんじゃないよ。あれ、ももにも根回ししてないでしょ?

自分だったらもう少しマシな嘘をつくよー
{netabare}
くず「実は今ヒナ姉の料理の味見に付き合わされてるんだ」
くず「ヒナ姉からは特にルイと月子さんに内緒にしといてって言われたんだけど、」
るい「どうして内緒なの?」
くず「隠れて練習して二人を驚かせたいんだとよ。だから俺から聞いたって事は内緒な」
るい「そっか…それなら仕方ないね。ヒナ姉の料理じゃ大変。胃腸薬用意しとこうか?」
くず「そこまではいらないよ。だからまぁちょくちょくそっちで食べるよ」
{/netabare}
ってな感じで嘘と真実を少しずつ織り交ぜた上で内緒にする事を相手にも同意させるんだよー
ん?くずお感がマシマシになったって? 大丈夫、どっちにしろくずおだからw
{/netabare}
るいちゃん、すごい可愛い…

最終話まで
{netabare}
え?これで終わり??2期こないの?
んー、原作買えって事なのかなぁ…でもこれをレジに持っていくのはへたなエロ本よりも恥ずかしいかもw

ラマンのマスターもこれが見納めかぁそれにしても入れ墨すごw 銭湯入れちゃうのかよ!
やっぱメガネすげーいいやつ。こんな親友なかなかいない…

くずお…受賞おめでとー(棒読み)
るい……嫌いになる言ってたのに、今度はそっちがずぶずぶなるんかぁぁい!(でもるい可愛いw)
ひな……やっぱりバレたね。フラグ立てまくってたし…、多分くずおが粘着ストーカーになりそう
父母……んーあんたら最後までギャグ要員の域を出なかったね。

ラマンのマスターが超お気に入りっす。今期1位のお気に入りキャラですw
おっさんのふんどし姿でテンション爆上げしたのは初めてかも?

座薬とか、女性のもなぴーとか中々無い所に突っ込んできている作品で
原作は少年誌だけど袋とじらしいっすw 一体どこにいくつもりだマガジンwww
でもこのチャレンジ精神は嫌いじゃない!
{/netabare}

OPの曲めっちゃ好きです。はよ買わないと…
それにしてもCMのインパクトが強すぎて大爆笑してしまったw

見終わっての感想としては明らかに物語は途中なので
2期欲しいなーと思った次第。もっと見たかった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 39

72.6 16 修羅場で学園なアニメランキング16位
俺を好きなのはお前だけかよ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (482)
1929人が棚に入れました
ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!! もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げれれた「想い」とは――……「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。……やめだ! やめやめ! 「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな! そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!! 自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子たちのちょっと刺激的な学園青春(?)コメディー、ここに始まる!?

声優・キャラクター
山下大輝、戸松遥、白石晴香、三澤紗千香、内田雄馬、三上枝織、東山奈央、斉藤朱夏
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲスを気取ったヘタレに需要無し ※酷評注意

原作未読


うーん、、、小道具の“ベンチ”だけが面白かった作品。
なんならベンチにスポットライト当ててヘンデル『ハレルヤ』でも流せば上方修正してたかも。

原作小説はアンチ学園ハーレムが執筆動機っぽいのですが、少なくともアニメでは「どこが?」って感じでハーレム色は濃かったように思えます。

他のレビューでも吠えてますし、あらためて自分の嗜好を言っとくと、ラブコメはキャラの行動言動で“キュン”と出来るかが評価基準。キモくてもしゃーないです。
二次元の外見に惹かれたり「かわいいからまぁいっかー」となることはまずない。
その視点で本作を捉えると、、、面白くないです。
いくら可愛い(という設定の)女子を逐次投入されたところで「そこじゃないんだよ!」となるわけです。

女子の中ではメインの三色院菫子(CV戸松遥)/パンジーの魅力に引っ張られ完走することはできましたので、需要はゼロではないと思いますよ。以下、ダメな理由。


■取り巻きの女子がちょっと…

パンジー以外浅い。考えたり悩んでたりしてる形跡なしですよね。ビッチだとかアバズレだとか主人公くんに形容されてキャラ付けの努力はしてたのでしょうが、それ以前の問題で思考が現実の女性とは乖離し過ぎていてついていけません。
ひまわり/コスモス/あすなろ/ツバキ/サザンカ等々記号的な存在を超えないため、パンジーとの三角関係発展すら想像だにできなかったし、ひまわり/コスモスに至っては早々に私はモブ扱いしてました。
ラブコメのメインストリームを担える女子がいませんでした。


■ゲスではなくヘタレ

ジョーロがしょぼい。
1.{netabare}その発想はないっしょ
 恋愛マニュアルに沿った行動して、それすら能動的に女の子にアクションをかけるものではない。そのくせ、意に反した反応を女の子がとれば“ビッチ”“アバズレ”認定してしまう典型的な童〇思考。
 実践なきヘタレ野郎っぷりが第1話から展開されてたので正直きつかったです。そう第1話からさっそく無理ゲーでした。{/netabare}

2.{netabare}終盤でもそうなん?
 ホースの進撃からいったん身を引いて土壇場で反転攻勢!への共感ができないできない。
 本件に限らず「あなたは勝てますよ」と他人に担保してもらわないと動けないのはヘタレ以外の何者でもないのであります。{/netabare}


主人公のジョーロくんが策士っぽい設定だったからこそ、それとの乖離が気になった次第です。


■最近の流行なのかもしれませんが…

{netabare}TV放映分での結論が出てません。
終盤の重要キャラ“ホース”の登場も最終話手前の第11話。収拾つけるのは難しいしつけませんでした。{/netabare}

{netabare}“気になるので続編wktk”となるか“は!?だったらみねーよ”となるか。迷うことなく後者ですね。さようなら!{/netabare}



「実践」に勝るものは無し。もちろん書籍から得る「知識」だって糧となることを否定はしません。
リアリティをもって感情を揺さぶる筆力のある者か、エモさ全開でエンタメに振れる筆力のある者の作品を商業ベースでは主流にしてほしいもんです。
たまたまなのかアニメ化されるラブストーリーないしラブコメってこんなのばっか。

童貞か引き籠りが妄想で書いた自己満の作文見せられてるようで耐え難い。浅くて薄くて時間の無駄。


奇しくも自己満足作文ばかりを読んで育つとこうなりましたみたいなのが主人公ジョーロくんと言われればとてつもなく説得力あるんですがどうなんでしょうね。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------
2020.07.11 追記

最終回後、原作者がラジオで「原作知ってれば1クールで収まることないのわかりきってたことじゃないですか」と仰られてたとか。
…たぶんこういうところなんだと思います。


2020.01.08 初稿
2020.07.11 追記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

俺を好きなのはお前だけじゃないのかよ

原作未読 全12話

花に纏わるあだ名がついた高校生男女の恋愛を描くハーレムラブコメ作品です。

キャラ原作はブリキさん、「僕たちは友達が少ない」や「電波女と青春男」を思い出しました。女子は可愛く描かれていましたね。

3話まではなかなかドキッとする展開で面白かったのですが、その後はよくあるハーレムラブコメ作品になったのは残念でした。

また、お話が何故ここでという感じで、中途半端に終わっています。

OPは斉藤朱夏さん、EDは主要メンバーの女子3人が歌っています。

最後に、{netabare}ホースとジョーロの結末はOVAみたいですね〜{/netabare}作品名と同様に残念です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「俺は、すべてのすべてのラブコメを過去にする」

この作品の原作は未読ですが、キャラデザがブリキさんと知り視聴を決めた作品です。
それにハルカス、白石晴香さん、三澤紗千香さんに奈央ぼうと、これだけ役者が揃ったら視聴しない道理はありません。
この作品も期待値MAXで視聴に臨みました。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?
しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と
可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!
もちろん、意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。
そしてそこで告げられた「想い」とは…

…「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。
…やめだ!やめやめ!「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。
でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかも
しれないからな!

そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。
三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。
俺はコイツが嫌いです。なのに…
俺をすきなのはお前だけかよ!!
自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子達の
ちょっと刺激的な学園青春ラブ(?)コメディー、ここに始まる!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品…登場する女の子の可愛らしさが半端ありません。
キャラデザがブリキさん、という影響も多分にあるのですが、ちょっとした仕草など細やかな部分も配慮しているのが伝わってきます。

そして何より声優さんの演技が堪らないんです。
今回序盤から色々持って行かれたのはパンジーこと三色院菫子役のハルカスの演技でした。
今まで聞いたことの無い声質…
あの声質で「寂しいわ…」とかジョーロみたいに傍で囁かれたら、卒倒してしまうかもしれません^^;

私は専門家じゃないので詳しいことは分かりませんが、声優さんの完璧な演技って、きっとこういう作品の事を言うんだろうなぁ…とか思ったり。

今、公式HPのトップページを見ながらこのレビューを書いているのですが、物語の中での彼女たちの言動が、頭の中でフラッシュバックの様に蘇ってくるんです。
ジョーロへのアプローチの仕方は人それぞれ…
だけどどのキャラも素直に愛おしく感じれるんです。
パンジーさんには色々持っていかれたので推しキャラとしては頭一つ分抜きん出ていますけれど…

そういえば、先ほどこの作品のwikiをチラ見した時に、面白いことが書いてあるのを見つけました。
「本作はラブコメディ系のライトノベルではあるが、本作はライトノベルでありがちな主人公が複数のヒロインに好意を持たれる(落ちもの・ハーレムもの)という設定は否定的に描かれている。」

「落ちもの」って何かな…と思って調べたら、「ストーリーの導入部分において、平凡な主人公のもとに魅力的な異性が突然現れるところから物語が始まるというもの。」なんだそうです。登場する女の子は次第に増えていき、殆どの出会いはいつも突然だったように記憶していますが、確かに誰も空からは落ちてきてはいませんね。

ついでに「ハーレムもの」についても調べてみました。
主人公である1人の男性(女性)キャラクターに対して多数の異性キャラクターが対置され、多くの場合は大勢の異性が1人の男性(女性)に対して好意を抱く。
また、主人公はハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接することも多い。

…この作品の作風とハーレムものとの違いが分からないです^^;
確かに「ハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接する」という部分では違いがあるかもしれません。
でも疑念が残ります…
この違いがフェイクという路線がどうしても捨てきれません。
というより、捨てちゃいけない気がします。
何故なら、その展開を一番望んでいるからです。

主人公が誰の事も好きにならず、誰も選ばないのだとしたらハーレムの構図は不成立となります。
でもジョーロがこれを選択するでしょうか…そもそもの目的から完全に逸脱してしまいますよ。
個人的にはハーレムものは嫌いじゃないので、その違いへの拘りが理解できないんでしょうね。
これらを差し引いても十分魅力的な作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、斉藤朱夏さんの「パパパ」
エンディングテーマは、パンジー、ひまわり、コスモスによる「ハナコトバ」
エンディングの発売が12/25って遅くありませんか?
エンディングはまだちゃんと聴けていないので評価は止めておきたいと思います。
オープニングのノリは好きでしたよ。

1クール全12話の物語でした。
全体的に面白かったと思います。
後半登場したホースには登場キャラ同様に違和感を感じましたし…
唯一残念なのは幕の引き方でしょうか。
最終回のラストに「あともうちょっと続く」と言うのは、発売日未定のOVAの前振りだったんですよね?
これをOVAにしちゃいますか…というのが率直な感想です。
確かに「TVシリーズの完結編、ジョーロ(モブ)とホース(主人公)の決着を描くOVA」らしいので、気にもなりますし売上枚数もきっと伸びると思います。
でもできるなら気持ちの熱いうちに全13話として描き切って欲しかったのが本音です。
まぁ、後日発表される詳細に期待しましょう。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

65.4 17 修羅場で学園なアニメランキング17位
虹色デイズ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (245)
1299人が棚に入れました
夏樹・智也・恵一・剛はいつもつるんでいる高校生男子4人組。
部活動もなし、勉強もそこそこに、楽しい毎日を過ごし中♪

そんな4人の目下の関心事はやっぱり恋愛!

違うクラスの杏奈に片想いをしている夏樹は、みんなからいじられつつ奮闘するけど…!?

声優・キャラクター
松岡禎丞、江口拓也、島﨑信長、内山昂輝、津田美波、内山夕実、茅野愛衣、石上静香
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

リア銃(充)に撃たれ、危うく死ぬところですよw

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
ってくらい、甘酸っぱいw 恋愛に友情に遊びにと、絵にかいたような幸せな高校生活……こんなん、送ってみたかったわ!(特待生だから部活ばかりやってたけど、それとは無関係に縁遠い世界だったかもw)。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
私は、妹の影響からか、結構少女漫画も読むんで、四者四様の恋愛模様を普通に楽しんでました♪

ラブコメとして、結構良いクオリティだと思いますよ。

でも、三十路おじさんには少しツラいというか、イケメンズがうらやましいというか、、、。心の平穏を保つ(±0にする)ために、合間合間に「男子高校生の日常」を観てましたw

良い感じで中和されましたよ、同じ男子高校生とは思えない(笑) つか、この中にシコマツ先輩とか送り込んでみたいなw 一瞬でキラキラ高校生活を破壊してくれそうだ(笑)

、、、あっ、今気づいたけど、切り干し大根とチーズを一緒に食うと旨いな~。白ワインに合うな~(遠い目)。

(レビューがカオス・汗)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

もどかさが残る青春の1ページ

原作未読 全24話(1話13分ほどのショートアニメ)

仲の良い4人の男子高校生の日常や恋愛を描く作品です。

恋愛には奥手でつっこまれ役の主人公を中心に、女の子大好きなモテモテキャラ、冷静で結構本質突くキャラ、誰にでもやさしいが根はどSなキャラ4人組と、無表情で無口でおとなしい天然ヒロインと友情以上の感情を持っているような親友ととにかく明るい4人組中1人の彼女と、男女のバランスが良かったですね。

ヒロインの親友は最初の印象が最悪で後で理由はわかりましたが、それでも最後まで余り良い印象がなかったです。

最初は、色々なトラブルに巻き込まれる主人公のたちのお話をメインにしていましたが、次第に恋愛のお話が中心となりました。

終盤はキュンキュンしましたが、ちょっともどかしい感じもしましたね。

これからという感じで終わりました。もう少し続きをみたかったです。

OP 2曲ありましたがどちらも爽やかな感じの曲でした。EDは各キャラの声優さんが歌ってます。

最後に、最初の1クールは4人のキャラの声優さんたちが虹色デイズにちなんだ番組をしていました。松岡さんのコスプレは色々な意味で凄かったですねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

安定の王道少女漫画

クリスマスに、彼女にフラれ落ち込んでいた主人公の高校生、羽柴夏樹。
サンタの衣装で、ティッシュ配りをしていた女の子に一目惚れしてしまった。

別冊マーガレット掲載の少女漫画が原作です。
15分枠で24話なので、実質30分枠1クールですね。

最近の少女漫画は、フラれたその日に別の女に一目惚れOKみたいですねw
原作者の出身地の札幌が舞台のようだけど、あまりご当地感はありません。

一応、羽柴君が主人公となってますが、登場人物全員に群像劇ぽいです。

登場人の中でツンツンのまりちゃんが可愛く思えたのは、最近のツンデレアニメを見すぎたせいでしょうかw
いつデレるのと期待したけど、最後までツンツンでしたw

少女漫画らしい虹色の青春が詰まった王道作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

67.1 18 修羅場で学園なアニメランキング18位
ママレードボーイ(TVアニメ動画)

1994年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (167)
1012人が棚に入れました
主人公の小石川光希は、ある日いきなり両親から笑顔で「私たち離婚することにしたの」と告げられる。突然の話に驚き慌てつつも何か怪しいと思った光希が問い質すと、ハワイ旅行に行った際に松浦と言う夫婦に出会い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ち、ちょうどいいからお互いパートナーを交換してそれぞれ再婚しようということになったと言うのだ。しかも相手側の松浦夫妻の息子も含めてみんなで一緒に暮らそうとまで言い出す始末。あまりに非常識な両親の言動に怒った光希は、その松浦夫婦との顔合わせの食事の際に何とか離婚を阻止しようとするが、結局食い止められず、新松浦夫婦と新小石川夫婦に、それぞれの子供である光希と遊を含めた6人の奇妙な同居生活が始まる。

声優・キャラクター
國府田マリ子、置鮎龍太郎、金丸淳一、山崎和佳奈、太田真一郎、丹下桜、石田彰、久川綾、田中一成、田中秀幸
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

とある番組でケンコバさんが述べていた、少女漫画あるあるのまんまです(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「甘くて苦い~マーマレードだけど気になる~♪」 というOPが、いまだに耳に残ってます。音楽の力って凄いですね! 内容は、ほぼ忘れました(笑) 確か小学校の時、日曜の朝だかにやっていて、妹と一緒に観ていた気がします。

どうやら、実写化されるようですね。思い返してみれば、確かにクレイジーな家庭ですよね(笑) わりとずっとドロドロトロトロしていたストーリーだったと思うけど、どこの部分を実写化するのかな?


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
以前、「にけつ」という番組で、ケンドーコバヤシさんが、「少女マンガは悪魔の教科書だ」と叫んでいましたw

理由は、「少女マンガのヒロインは、初めから一途に自分のことを好きでい続けてくれる、すげぇ優しい幼なじみとは、絶対に最終的には付き合わないから」だそうです。確かに(笑)

ケンコバ「そんな幼なじみより、女にモテモテで、最初は自分をバカにする嫌なやつが、ちょっと弱みせたり、傷ついていたりするだけで、「アイツ意外と……」って、すぐになびくやん。しかも、その嫌なやつとちょっと上手くいかなくなったら、思い出したように優しい幼なじみと付き合い初め、そのくせ、「ごめん、やっぱり私、アイツじゃなきゃ……」っ、一方的にフルやん? なんやねん! なに男の純情もてあそんどんねん! 俺みたいに、優しいだけが取り柄の男はどうしたらいいねん!」って、ぶちギレしてました(笑)

分かるわ~、って思いました(笑) 以前、妹の少女マンガをいくつか読みましたが、確かにこのパターンが多い。もしかしたらこれが、少女マンガのテンプレなのかもしれませんね。

このケンコバさんの話を聞いた時に真っ先に思い浮かんだのが、このマーマレードボーイでした。別に文句はないです。空想に浸るのがアニメの良さだし、我々男が観てるアニメの方が、もっと己に都合の良い話ばかりだし(笑)
{/netabare}

今回はこの、少女マンガ界に対するケンコバさんの提言を紹介したく、レビューしました(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ミュージカル的な作品でした。(実写映画化ですってね、ビックリ!)

実はですね、本作関連のアルバムだけで10枚くらい出てるんですよ。何故かそのほとんどを持っているんですが…(笑)。

OP/EDは主人公の小石川美希役の國府田マリ子さんが歌っていますが、本作では主人公以外のメインキャストにも「キャラソン」があるのです(当時、そんな言い方はしてなかったと思いますが)。

本編中で各キャラの心情に合わせてキャラソン、キャラソン、またキャラソン…。

BGMも充実し、とんでもない数の作曲がされたわけですがアルバムのライナーノート見る限り、プロデューサー直々の意向だったようです。

ストーリー的には、義兄妹(同学年ですが)とか、幼なじみとか、教師と生徒とか、三角関係とか、遠距離恋愛とかおよそラブコメ全部乗せみたいな感じですね。最近の深夜アニメの話数では無理ですが、こいつは日曜の朝枠で通年だったので尺は大丈夫。

あにこれの「あらすじ」にあるイカれた設定の小石川光希(こいしかわ みき)と松浦遊(まつうら ゆう)の両親たち4人は、作中でまとめて「両親's」(りょうしんず)と呼ばれていました。

『りぼん』連載の原作も人気作だったようで、今、主人公の子供世代が新主人公の続編マンガが刊行されています。

2017.8.22追記:
アニメとは直接関係ありませんが、実写映画化されるという情報があってビックリしました。原作マンガは20年以上前の作品ですのにね。まあ、アニメよりもだいぶん尺も短いことですし、全然違った感じにはなるのでしょう。

♪だ・け・ど・気になる~

投稿 : 2024/11/09
♥ : 29

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今もそうだが、イケメンには一度でいいから生まれたかった

この作品を見ると、男でもこんな恋愛してみたいと思ったものだ。こんなリリカルでロマンチックな恋はしたことがない。

というか、どちらかといえば洋画中心に育ってきたので、欧米諸国にはこういった「爽やかな恋愛」はない。アメコミにしても大体はリアルな男女関係が描かれるのでそちらのほうが実際の男女関係に近いのだが、しかし恋愛に「幻想」は抱きたい。

そういう甘みが強く爽やかな恋愛観が好きな人には堪らないアニメである。

まさに少女漫画の殿堂入り。

しかし、現実の男女関係は金銭問題や倦怠期や様々な誘惑でこんなに上手くはいかないのが現状である。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

60.6 19 修羅場で学園なアニメランキング19位
かしまし ガールミーツガール(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (152)
923人が棚に入れました
主人公である大佛はずむは、幼馴染である来栖とまりの励ましで片想いの相手である神泉やす菜に勇気を振り絞って告白したものの、その告白は拒絶されてしまう。
近所の鹿縞山に一人登り、傷心を癒そうとしていたはずむだったが、巨大な宇宙船の墜落に巻き込まれてしまう。
宇宙船に乗っていた宇宙人は、地球人に対して自分のミスを詫び、はずむを治療したことを告げる。しかし同時に、その治療の過程ではずむが女になってしまったことも告げる。そして、この変化はもはや修正不可能だという。
女として学校に通うことになったはずむだが、一度は告白を断ったはずのやす菜ははずむに対して積極的にアプローチをかけてくるようになる。そしてとまりも、そんな2人の様子を見ていて弟分だと思っていたはずむに対して自分が抱いていた本当の気持ちに気づくのだった。
こうして、3人の少女たちの奇妙な三角関係が始まった…。

声優・キャラクター
植田佳奈、堀江由衣、田村ゆかり、浅野真澄、小野大輔、新谷良子、藤原啓治、水谷優子

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

姦しくも百合百合しくもない、ふつーの恋愛もの

「女三人寄れば姦しい」と言うけれど、全体的に落ち着いた雰囲気の恋愛ストーリーです。
というわけで、タイトル詐欺である感は強い。

一番の問題点は、主人公(はずむ)が元は男であるという設定がほとんど活かされなかったところにあります。
ある日突然、自分の性別が変わってしまったことに対してあっさり受け入れてしまってるのは正直どうなんだと。
この点に関しては、敢えてはずむの葛藤を描かないことで、
周囲の戸惑いをクローズアップさせる効果を狙ってるのだと思いましたが。
実際、物語当初はその狙いが上手くハマっていたし、
性転換されたはずむを初めて見た時の、両ヒロインの対照的な反応は印象に残るものでした。
(戸惑う表情を見せるとまりと、ちょっと嬉しそうな表情のやすなの対比)

ところが、三角関係が本格化してからは、はずむが女であることの作劇上の意味を見出せなくなってしまった。
同性であるが故の葛藤とかそんなものは一切なし。男であっても十分成立してしまう物語なんですよね、これ。
話自体は悪くないんです。両ヒロインがはずむに惹かれる理由にも納得できる。
この手の話が好きなら、そこそこ楽しめるかと思います。

はずむが優柔不断な性格なのはこの手の話の宿命なんで、しょうがないっちゃしょうがない。
ある意味つらい立場にいるはずむに同情して、甘やかしてしまった両ヒロインにも責任はある。
もっとも、はずむは「女の子同士だからって甘く考えてた」という独白をするのだけど、
仮に男のままだったとしても同じ事態を引き起こすとしか思えないわけですが・・・w

結局、作者がやりたかったことって百合恋愛やキャッキャウフフではなく
あくまでオーソドックスな恋愛物であって、でも普通にやると味気ないから、スパイスとして主人公を女にしてみたと。
はずむを「萌えキャラ化」することによって、
この手の話でありがちな主人公への批判を軽減させる狙いもあったのかもしれません。

ただ前述の通り、話自体は悪くないものの三角関係物のテンプレであるため、
特異な設定を作中で活かしきれなかったこともあり、観終わった後であまり心に残るものはなかった。
本作を取り巻く話題が「あのね商法」の一件ばかりというのは、残念だけど納得できてしまいます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あの「あのね事件」の作品です。

宇宙人の手違いで、男から女へと性別が変わった主人公はずむ。
それに2人の女の子が加わり、百合的な不思議な三角関係に。
無邪気で優柔不断な態度のはずむに翻弄される2人の女の子の心情を丁寧に描いています。

話がすっきりしていて飽きないし、次回が気になる作品です。
ただし、女三人寄ってもとくにかしましいわけでもないので、明らかにタイトルミス(ウェブラジオは確かにかしましいのですが・・・)です。

このアニメを有名にしているのは、「あのね商法」です。
通常、TV放送終了後のOVAは基本的には本編とは関係がありません。
しかし、本作はTV放送最終話に思わせぶりな態度(「あのね・・・」)で続編を示唆した後に、OVA(本当の結末)を発売しています。
このため、TVのみ視聴者とOVAまで視聴者では、この作品の印象が変わるという珍妙な事態を引き起こしました。
制作者サイドの商業主義が、物議をかもした作品です。

私としては、OVAのラストにそれなりに納得しているので評価アップなのですが・・・

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

性転換ラブコメ

ある日、自分の性別がいきなり変わったら・・・。
なかなか興味深い設定の作品でした。

◆この作品の概要は・・・
とある事情から、主人公の男の子が宇宙人によって女の子に性転換されてしまうお話。
タイトルの「かしまし」の意味は「姦し」の字からもわかるように「女はおしゃべりで女三人集まればやかましい」という意味であるらしく、女になった主人公と幼馴染の女の子と主人公の好きな女の子の、奇妙な三角関係の百合?ラブコメです。

◆この作品の見どころは・・・
普通なら性転換されたら元に戻る事を考えてもおかしくないのですが、当の本人はその気がないのか・・・。
始めは戸惑うものの、第2話からは女の子としての仕草や、女の子の下着の付け方を教えてもらったりして、普通にこの状況を受け入れている模様。
元男の子とは思えない女の子の可愛らしさが見れます。
女となった主人公の奇妙な感覚の三角関係が楽しめました。

◆ストーリーは・・・
後半に行くほどコメディ感からドロドロ感になっていきます。
それと同時に、結局このまま女としていくのか?それとも最終的には男に戻れるのか?という先の読めない展開も楽しめました。
しかし、TV放送の最後はいただけない。

◆声優陣は・・・
大佛はずむ :植田佳奈(Fate/stay nightの遠坂凛)
来栖とまり  :田村ゆかり(ひぐらしのなく頃にの古手梨花)
神泉やす菜 :堀江由衣(Kanonの月宮あゆ)
摩利あゆき  :浅野真澄(乙女はお姉さまに恋してるの御門まりや)
曽呂明日太 :小野大輔(ハルヒの古泉一樹)

◆あのね商法・・・
この作品のTV放送最終話からこの言葉がアニメ業界に生まれました。
TV放送アニメの最終回をセルDVDにのみ収録し、DVD購入を促すやり方。
いわゆる「結末を知りたければDVDを買え」という商法です。
当然このやり方は視聴者からかなり反感を買ったらしいですけどね。

投稿 : 2024/11/09
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