修羅場でファンタジーなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの修羅場でファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月29日の時点で一番の修羅場でファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.8 1 修羅場でファンタジーなアニメランキング1位
機巧少女は傷つかない(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1655)
11008人が棚に入れました
《機巧魔術(マキナート)》が隆盛を極めるイギリスのリヴァプール。日本からやってきた留学生・赤羽雷真(あかばねらいしん)は、美しき少女の姿をした《自動人形(オートマトン)》の夜々とともに、《機巧魔術(マキナート)》の中枢・ヴァルプルギス王立機巧学院の門を叩く。全ては《機巧魔術(マキナート)》を操る人形使いたちの頂点であり、尊敬と畏怖の象徴である《魔王(ワイズマン)》の称号を得るため。それには《夜会(やかい)》と呼ばれる学院の成績上位者100名で行われるバトルロワイヤルを勝ち抜かなくてはならない。《自動人形(オートマトン)》を駆使し、最後の一人になるまで争い続ける闘争の宴、《夜会(やかい)》を舞台に、圧倒的なドラマと手に汗握る攻防が繰り広げられる学園バトルアクション超大作が幕を開ける!

声優・キャラクター
下野紘、原田ひとみ、高本めぐみ、阿澄佳奈、岡本信彦、中田譲治、伊藤静、ゆかな、茅野愛衣、小倉唯、小野友樹、梶裕貴、櫻井孝宏、諏訪部順一、種田梨沙、西明日香、能登麻美子、花澤香菜

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハッハッハッハッハッハッハイヤ ハッハッハッハッ いよーーーーーぽん!

海冬レイジによるライトノベルを原作とする

作品です。全12話、原作未読。


魔術によって人形に生命を宿らせそれを操る

人形使いが存在する、機巧文明の発達した20世紀

初頭を舞台とし、そんな中ある目的のために

人形使いの学校に転入してきた主人公の赤羽雷真は

成績がしたから二番目ということでセカンドラストと

いう登録コードをつけられた。それからの様々な陰謀に

よって生じる事件の中にいて、理解者を得ながら

成長していくのであった・・・


この物語は4話ごとにひとつの事件が解決しながら

進んでいきます。毎回一括りの中で女の子が増えて

いきます。

◆Facing "Cannibal Candy"

この話は雷真がこの学院に転入して早々に、目的を

果たすためには夜会に出て勝ち残らなければいけないが

成績がセカンドラストなので上位100人に与えられる

出場資格は当然なく、というわけでシャルロットに

喧嘩をふっかけるところから始まりましたが

最初から事件の兆候が見えて不穏な空気が出されていて

そこからの広げ方と収束のさせ方がよかったと思います。

事件が徐々に明るみに出てきて主人公も調査すること

になるのですが、どこから気づいたのかと思わせるくらい

犯人に近づいていくのはすごい能力だなんて思っていました。

ラストも相手がどのくらい上の存在のやつだとしても

守るために自らの肉体が犠牲になったとしても戦い続ける

のはやっぱりよなと思いながらもよかったです。


◆Facing "Sword Angel"

いよいよ大会が差し迫ってきた中で暗殺をすると言って

きた子がいたが、そもそもなんで暗殺しに来ましたなんて

言うもんかと思わずツッコミを入れてしまいました。

つんけんしたやつとドジっ子という組み合わせで

なんかいろいろ揉め事を起こした後には結局はそうだよな

って感じになるだろうなと思いましたが、やっぱりそう

なってまあ良かったのかどうなのか・・・でした。

でも、そういう風になるのも主人公があんなのだから

まあそうですよねって思いました。

事件の方はその姉弟の過去と今の組織との関わりが抱える

問題についてでしたが上に述べたような展開だったので

その解決の仕方もそうなるよなって感じに思いました。


◆Facing "Elf Speeder"

さて落ち着きを取り戻したかなと思ったら今度は

あの人を殺害しようとしている人物がいる!?っていう

事件が起きて、それと伴ってなんかひたすら自殺しよう

とする子が登場って・・・お前は何なんだよ!と

またヘンテコに絡み合った感じになっているなと思いました。

そんで起きる事件が解決するにあたって新手がいる

のですがそいつの正体は未だ見えず・・・で結局お前の

目的はなんだったんだと思いました。

でも少しバトルに深みが加わったかなと思えるところも

あってそこんところは面白かったです。


◆総評

魔術が回路によって成り立っているように思いましたので

魔力そのものがあっても回路を組まないと魔術が機能しない

つまり魔法が使えるわけではないとのことで

回路を組み込める物理的な戦闘が多かったように思います。

魔術が存在するからと言って適当な現象が多発したり

しないところがいいところかなと思いました。

(単純に能力を使った物理戦闘が割と好みなもので)

とにかく発展する方向がこの方向だったので楽しめました。

それから自動人形といい、普通の子といい女の子たちは

可愛かったと思います。

それとOPが原田ひとみさんが歌っていて、この人が歌う曲は

二曲目ですが、出てる声がやっぱりこんなに変わるんだと

思いました。(キャラを演じている時と)

でもいい曲だと思います。

EDの方もその時代感が出た感じがしていて良かったと思います。

最終的に楽しめた作品だったと思います。

この終わり方なら二期とかやってもいいかな(いや個人的には

是非やってほしい)と思いました。

◆個人的点数評価 84.09点

投稿 : 2024/12/28
♥ : 43

Takkuma さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今期オススメの作品です。

まだ序盤ですが、今のところはかなりおもしろいです。
1話目の最初は「これ見れるかな~」なんて思っていましたが、見終わる頃には「これはおもしろい!」と。

展開もスムーズで、グッと惹きつけられます。
今のところですが、毎回「続きが気になる!」という展開で終わるので、ワクワクしながら次を待っています。

レビューを読む方は、大方見ようか悩んでいる方も多いと思うのですが、レビューで判断するのはやめて、見てみる価値のあるアニメだと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

TedKoba さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

続きがない。それが問題。

12話以降が見当たらない。他は特典映像のみ。2期はないのかと探したらないらしい。なぜないのだろう。このアニメは続くべきだ。
ただお話が壮大すぎるというか、長くなりそうだ、という予感はある。どこかでなにかハプニングが起きてイベントのショートカットが起きないとさすがに視聴者は飽きてしまうだろう。(原作未読です。)

ED 好きです。

1話の出だしは最高でしたね。これは見ようと思わせます。思わせられましたよ。

イギリスにぽつんと和風テイスト。日本からの刺客?いいね。かっこいいね。熱いね

ただお話の停滞感。これは長いお話になりそうだっていうのが少々気になる。原作読もうかな。どうしましょう。とりあえず待ちましょう。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

69.9 2 修羅場でファンタジーなアニメランキング2位
D.C.ダカーポ(TVアニメ動画)

2003年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (559)
3559人が棚に入れました
7年前から1年中枯れない桜が咲いているという不思議な島「初音島」。
主人公朝倉純一はそんな初音島の風見学園付属に通う3年生。彼には不思議な力があった。一つは「何も無いところから和菓子を生み出す力」、もう一つは「他人の夢を強制的に見せられる力」。
そんな彼が卒業間近に見せられた夢の中の幼馴染、目覚ましにやってきた同居中の義理の妹、「かったるい」とつぶやきながら通う学園で出会うクラスメイト・先輩・後輩の女の子達。そんなヒロインたちとはじまる「ちょっとこそばゆい」恋愛の物語である。

声優・キャラクター
野川さくら、田村ゆかり、神田朱未、堀江由衣、伊月ゆい、松岡由貴、松来未祐、秦勇気、岸尾だいすけ

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

原作がビッグタイトルだけに、残念でした。

やはり音夢は強し!!
音夢の「兄さん」に、さくらの「お兄ちゃん」。これは反則を通り越して、罪ですww
ことり・さくらなど音夢以外にも魅力的なキャラが目白押し!!
流石はギャルゲーに一大ブームを巻き起こした作品の一角!と言えるのではないでしょうか??

純愛の学園ものに、個性的なキャラと少しの不思議。そして、切ない程の愛!やはりシナリオの完成度は高い!!
原作に関して言えば、キャラ良し、内容良しと申し分のない内容に仕上がっています!!
しかし、その原作の良さをしっかり発揮できなかった点はマイナス評価。原作を考えれば、もう少し良いアニメに仕上げられたはず!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 20
ネタバレ

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

舞い散る桜に願いを込めて

聞いたことはあるが、シリーズが多くて何となく敬遠。
私恒例のパターンで今まで視聴をしてこなかったダカーポ。
いざ観てみると、思わず観入ってしまいました。
面白かったです。


舞台は桜が一年中咲いているという奇妙な「初音島」。
この島では魔法の力が働いているようです。
本作はこの初音島で風見学園付属に通う主人公・純一を中心として起こる、
ちょっと不思議な恋愛物語を描いています。
それにしても、この手の作品で純一と聞くとアマガミをついつい思い出してしまいました。


視聴を進めまず驚いたのが、意外にもファンタジックだったこと。
手から和菓子が出せるだとか、他人の心を読むことができるだとか。
後半の展開にも魔法が大きく関与しています。


内容は前半と後半で様変わりします。
極端にいえば前半は1話完結の恋愛ギャグアニメ。
ヒロイン一人一人のエピソードは観てて楽しかったです。
後半は下で感想として触れたいと思います。



以下、私の感想です。(音夢とさくらについて)
伏線はありましたが、16話からは特に盛り上がりました。
それと同時に軽く鬱になりかけました。
それもこれも、ドロドロした恋愛模様のお陰です。

{netabare}音夢 vs さくら は凄かったですね。
特にさくらの『音夢ちゃんだけはダメなんだから!』
と、音夢の『さくらちゃんだけはイヤ!』
の台詞の壮絶さから窺える屋上での直接対決。
息を呑む一幕でした。
二人の言いたいことは分かります。
どちらも純一を心から愛しているのですから。

こんな凄まじい修羅場が見れるのも、本作の魅力の1つかもしれませんね。


この作品で面白いと思うのが、
純一がわりと早い段階で相手を選ぶところ。
それが音夢なわけですが、そこから順風満帆に行かないんですよね。
さくらの逆襲が待っていました。
桜の魔法の力(呪い)も・・
私は音夢派なので、胸が苦しくなる展開。
口から桜の花弁だなんて、普通とは違ったエグさがありました。



音夢が好きなためか、視聴中どうしても思ってしまったのが
さくらの方がずるくね?です。
「「桜の木の下で約束したことは必ず叶う」」
そしてさくらは木の下で純一とのことを願いました。
それも木の陰に音夢がいることを知ってて。

さくらは自分がアメリカに行っている間、音夢が純一とずっと一緒にいたからもう十分、これからもだなんて欲張りだ!と主張してますが、ただの自分勝手にしか思えませんでした。{/netabare}


・・みたいに、相当感情移入して観てしまっていたようです。


{netabare}とりあえず音夢が死ななくて良かった・・{/netabare}
最終的にはこれに尽きます。
さくらにも感謝。
正直、さくらは当時は嫌いなキャラでしたが、今では(D.C.S.SやD.C.Ⅱも影響してか)かなりのお気に入りとなっています。


心残りは最終回、{netabare}正常状態での音夢とさくらが再会できなかったこと。
互いのことを改めて理解した二人がどのように再会するのか、楽しみにしていたので。{/netabare}
他にも全体的に、最終回はやや説明不足でした。
ですが、物語としては上手く纏まっていたと思います。
ほんと面白かったです。


音夢はドストライクでした。可愛い。



OP「サクラサクミライコイユメ」 歌ーyozuca*
ED1「未来へのMelody」 歌ーCooRie
ED2「存在」 歌ーCooRie

OPが素晴らしい。
CooRieの曲も相変わらず魅力的です。


--------------------------


これを書いている私は、D.C.S.Sを観終わり現在D.C.Ⅱを視聴中。
D.C.ワールド、存分に楽しめてます。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 28

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

前半とのギャップに参った

原作エロゲ
決して枯れない桜が咲く島での学園もの。

前半は1話完結ヒロイン紹介+声優顔出しPVで二次元、三次元両方楽しんで下さいの構成にはなっているが、どちらかといえば退屈なラブコメで、本編とまったく関係ないサードストーリーというCパートも鬱陶しいかな…

後半は桜の木の魔法絡みの話は、もう観ているこちらの心が壊れてしまいそうになるほどで、前半とのギャップに参った…です。

主人公と音夢、さくらルートだけであれば、2話まで観たら後は15話までスキップで問題なしだ。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3

58.3 3 修羅場でファンタジーなアニメランキング3位
Gift ~ギフト~ eternal rainbow(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (173)
1213人が棚に入れました
東京都文京区。小さな海岸沿いの観光地楢崎町。この街では2つの超常現象が起こっている。1つは1年中消えることなく架かっている「虹」。そしてもう一つは、この街に生まれ住む人が誰かにたった一度だけ願いを叶える贈り物を贈れる「Gift」という不思議な魔法。主人公は楢崎町に住む志摩野学園の2年生。そんな主人公にかつて一緒に暮らしていたが、ある事情で別れなければならなかった義妹の莉子が戻ってくる事になった。再会した義妹、いつも一緒の幼馴染、そして新しい出会い。動き始めたヒロイン達の物語に主人公はたった一つの「Gift」を探していく。
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

あなたは奇跡を信じますか?

奇跡を信じられる方はきっとこのアニメも好きになれるはずです。
このアニメほど奇跡の力を自然にかつ有効に活かした例は中々ないですから。


まず、何よりも感動したのは歌です。
特にED『ココロ虹を架けて』。

いち深夜アニメのテーマソング、そしてアニソンというだけで埋もれてしまうには惜しすぎる名曲です。
こういったアニメは人を選ぶため聴く人も限られてしまうことが残念でなりません。
歌詞も、演奏も、歌声も、全部優しさに包まれている感じがして、それはもちろんGiftの世界あってのものですけど、非常に癒されます。

これは今まで聴いたアニソンでも上位に入る素晴らしさでした。
このアニメに興味が持てないという方にも、せめて曲だけは聴いてほしいと思います。



本編も曲に負けないぐらい、心に響いてくるストーリーでした。

Giftの意味は贈り物、そして贈り物とは相手に想いを込めて渡すものです。
このアニメでは、相手を願えば想いが叶う不思議な力を指しています。

そしてrainbowは虹、現実では気象現象に過ぎませんがフィクションではその形状から架け橋に例えられます。
このアニメでは、ギフトと同じように想いが顕在化した超常現象(想いの架け橋)を指しています。


虹と贈り物を人の心に例えたファンタジーな世界、その中で揺れ動いてゆく想いの行方を描いたリアルな人間関係。
ギフトの設定と主人公たちの恋愛模様が交差するとき、その真価が発揮されました。
初めからギフトの力が提示されているため、後になってズレが生じるということもありません。


やっぱりこのアニメの良さはキャラクターも大きいです。

主人公の春彦は馬鹿で(笑)だからこそいつも素直に考えるし行動します。
恋愛に関してもウジウジすることなく誠実で。
男らしいまっすぐで好感度の高い主人公です。

ヒロイン、春彦の義妹である莉子(りこ)と幼なじみの霧乃の二人が主役で、どちらも一途で可憐です。
莉子は積極的で霧乃は引っ込み思案と対照的な性格。
霧乃ちゃんが特に素晴らしすぎますね。完全にストライクでした。
{netabare}
ああ・・・霧乃ちゃんと糸電話したい・・・。
{/netabare}

声優も、春彦役の秦勇気さんと莉子役の清水愛さんと霧乃役の宮崎羽衣さんはとてもとても素晴らしかった!
Giftが代表作と言ってもそん色ない演技だったと、そう思います。


春彦と莉子と霧乃、この三人だけのアニメかというとそうでもなく。サブキャラに至るまで個性的で魅力的な面子だからこそ見ていて飽きません。

春彦の親友の真紀とか、担任の葛西とか。単体でもインパクト絶大な変態ぶりがたまりません。


一人一人手抜きなく考えられたキャラクターなんだと思います。ただアニメだと登場の少ないキャラはどうしても印象が薄くなってしまいますが。




色々挙げていくとキリがないのでこれくらいにして。
前半は案外普通だったのでそこまで入れ込んでなかったです。
後半、8話辺りギフトと恋愛模様が繋がり始めたときから釘づけになりました。

ただ、ちょっと鬱展開も含まれるので要注意です。
『SchoolDays』『SHUFFLE!』『ef -a tale of memories』『Myself ; Yourself』辺り、この頃の美少女アニメは何故か黒いものが漂ってます。
Giftは綺麗に明るく終わっているので、後味が悪いってことはありません。その意味ではマイユアに近いかもしれません。


美少女ゲーム原作のアニメの中では良作に含まれるでしょう。美少女ものに抵抗のない方には是非見ていただきたい感動作です。



鬱展開に関して
{netabare}
千紗が途中病んだような表情をしたときから嫌な予感はしたのですが、霧乃の病みっぷりは予想以上でした。

キャストにスクールデイズのWヒロイン(世界、言葉)役の二人がいたのを見て、ちょっとした偶然を感じました(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

普通かなぁ

原作エロゲ。
一年中消えない虹、魔女、一生に一度だけ使えるgiftという魔法が使えるという街…DCとSHUFFLE!をミックスしたような内容。
ゲームだと攻略可能のヒロイン多数いるがそれほど描かずに、主人公、義妹莉子、幼馴染霧乃の三角関係の構成になっていて、最大の見せ場は莉子と霧乃のドロドロとした抗争であり、主人公がクズだったらSchool Days化してもなんら不思議ではないほどであったことだろう。

OLM TEAM IWASAにしては作画が雑なところも目立ったし、ラストは予想通りだったので、普通かなぁ〜です。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 1

60.6 4 修羅場でファンタジーなアニメランキング4位
かしまし ガールミーツガール(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (152)
924人が棚に入れました
主人公である大佛はずむは、幼馴染である来栖とまりの励ましで片想いの相手である神泉やす菜に勇気を振り絞って告白したものの、その告白は拒絶されてしまう。
近所の鹿縞山に一人登り、傷心を癒そうとしていたはずむだったが、巨大な宇宙船の墜落に巻き込まれてしまう。
宇宙船に乗っていた宇宙人は、地球人に対して自分のミスを詫び、はずむを治療したことを告げる。しかし同時に、その治療の過程ではずむが女になってしまったことも告げる。そして、この変化はもはや修正不可能だという。
女として学校に通うことになったはずむだが、一度は告白を断ったはずのやす菜ははずむに対して積極的にアプローチをかけてくるようになる。そしてとまりも、そんな2人の様子を見ていて弟分だと思っていたはずむに対して自分が抱いていた本当の気持ちに気づくのだった。
こうして、3人の少女たちの奇妙な三角関係が始まった…。

声優・キャラクター
植田佳奈、堀江由衣、田村ゆかり、浅野真澄、小野大輔、新谷良子、藤原啓治、水谷優子

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あの「あのね事件」の作品です。

宇宙人の手違いで、男から女へと性別が変わった主人公はずむ。
それに2人の女の子が加わり、百合的な不思議な三角関係に。
無邪気で優柔不断な態度のはずむに翻弄される2人の女の子の心情を丁寧に描いています。

話がすっきりしていて飽きないし、次回が気になる作品です。
ただし、女三人寄ってもとくにかしましいわけでもないので、明らかにタイトルミス(ウェブラジオは確かにかしましいのですが・・・)です。

このアニメを有名にしているのは、「あのね商法」です。
通常、TV放送終了後のOVAは基本的には本編とは関係がありません。
しかし、本作はTV放送最終話に思わせぶりな態度(「あのね・・・」)で続編を示唆した後に、OVA(本当の結末)を発売しています。
このため、TVのみ視聴者とOVAまで視聴者では、この作品の印象が変わるという珍妙な事態を引き起こしました。
制作者サイドの商業主義が、物議をかもした作品です。

私としては、OVAのラストにそれなりに納得しているので評価アップなのですが・・・

投稿 : 2024/12/28
♥ : 22

めじな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

感想

全13話。学園・ラブコメ(恋愛)・感動もの。

キャラは結構可愛いです。
私のお気に入りはツインテールの来栖とまり。
声優さんは田村ゆかりさんの演技が良かったし、このとまりちゃんの性格が良い。
男勝りですが、メイン3人の中で1番人間らしい反応を見せてくれて、
はずむの事を純粋に好きという気持ちもよく伝わってきました。
メインの3人の声優さんも結構豪華で良かった。
田村さんの他には植田佳奈さん、堀江由衣さん。

作画もキャラの表情などがよく見えて綺麗でした。
そのおかげで各キャラの心情描写もよくわかります。

あらすじ
突然男(少年)から女(少女)になってしまった主人公のはずむと、
そんなはずむを取り巻く2人の少女との三角関係を描く恋愛ストーリー。

主人公のはずむが男から女になってしまって、それをとりまく人達の反応が面白い。
特に父親や学校のクラスメイトの男子の反応が笑えます。
前半はコメディ要素が強く、ギャグを交えたラブコメで結構面白かったしテンポも良い。
はずむが女の子になってしまって、とまりとやす菜の微妙な心の変化も見所でした。

中盤~後半は至ってシリアスな三角関係が加速します。
途中ドロドロでグダグダな展開になりますが、
優柔不断なはずむに揺れ動く2人の女の子の心情描写を丁寧に描かれています。
それに、ちょっとした修羅場もあって楽しめました。
このあたりは見所でしょうかw

前半は結構面白かったんですが、中盤~後半はやや失速ぎみのようにも思えた。
何だか詰め込みすぎのようなカンジで尺が短かったか。
でも全体的に話がすっきりしていて飽きないし、次回が気になる展開で楽しめました。

OP曲はeufoniusさんの曲で「恋するココロ」

ED曲はゆうまおさんの「みちしるべ」
この曲はこの作品にあっていて良い曲でした。

それに、挿入歌のゆうまおさんの「キミのためにできること」も良い曲でした。

こういう変わった設定の三角関係の恋愛ものは如何でしょうか。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 14

TedKoba さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

美しき花たちの三角関係

紆余曲折、いや単純なんだけど、女々しい主人公が女の子になっちゃったっていうのがきっかけで、それまでの人間関係が徐々に変化していく様子を見るアニメ。
ガール ミーツ ガール ということですが、登場人物たちは元々そういう嗜好であったわけではなく、側から見て、そう形容するしかない状況になってしまったというのが真実だったり。
物語り後半は意外とドロドロ。

男キャラのハーレム展開は見るに値しないけど、女の子同士の戯れはまさに至高。という感性の人が満足して観られる境界線、「ここから先、天界」って標識に書いて立っているような作品。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7
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