修学旅行アニメOVAランキング 5

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの修学旅行成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月09日の時点で一番の修学旅行アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.7 1 修学旅行アニメランキング1位
海がきこえる(OVA)

1993年5月5日
★★★★☆ 3.6 (277)
1279人が棚に入れました
高知の進学校から東京の大学に入学した杜崎拓は、吉祥寺駅のホームで武藤里伽子に似た女性を見かける。その後、はじめての夏休みに同窓会のために故郷・高知へと帰省する道中、拓はその高校時代を思い起こす。季節外れに東京から転校して来た里伽子との出会い、ハワイへの修学旅行、里伽子と2人だけの東京旅行、親友と喧嘩別れした文化祭。ほろ苦い記憶をたどりながら、拓は里伽子の存在を振り返っていく。

声優・キャラクター
坂本洋子、飛田展男、関俊彦
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

揺れる十代とバブルの香り

先だって観た「ポルフィの長い旅」の望月 智充監督の作品が気になったので観てみました。

なに?十代の飲酒喫煙シーンがあって再放送の障害となったそうな。そいつはタイヘンだっ!?
高校生がタクシー飛ばしたり飛行機乗ったりと、背伸びした行動ですね。氷室冴子原作で。十代の子が読んで背伸びした気持ちになってワクワクするための原作小説だったのかな?色々とバブルの残り香を感じました。

高知から、お父さんに会いに行く女の子にふりまわされて東京へ。その時の空気でなんとなく大学も東京に決めちゃう。自分たちのいる世界から飛び出て、振り返って見えてくるものを描く恋愛模様と成長劇。

背伸びしている反面、冒頭の学校への抗議のやり取りなどは一昔前の感覚を感じました。コクリコ坂とそう変わらない。
修学旅行中止なら、みんなで夏休み旅行すればいいじゃん〜、とはならないんですね。管理される抑圧への青年の主張になり、その時の気持ちを共有できたのが親友。
親友の気にかけるりかこは自分の抱えた悩み事に精いっぱい。
{netabare}告白されても「あなたみたいに方言しゃべってる人好きにならないわ」なんて。
どういう気持ちなんでしょう。“そんな風に身に馴染んだ自分の居場所があるくせに、私なんかを気にかけるって、同情してんじゃないわよ!わかるもんか!”…ってことかな?
いい語りがあればこの子の魅力はもっと引き出たんじゃないかな。

色々、え?それ、なんで?どういう意味?と一人で物語の肩を掴んで追いかけてみたのですが、返ってくる答えは「何故なら、青春ラブストーリーだから。」という風でした…。素直に爽やかな青春恋愛物語を感じ取れる人には良い作品かもしれません。
例えばよくわからないのが「腹いせに無防備なりかこの水着写真を買ってやった」という…
…今、文字にしたら何となく表現したい感覚がわかった気もするんですが、ジブリテイストに妙に爽やかでスマートな語り口でやられると、え?それ、なんで?っていう気持ちにさせられました。土佐弁はよかったと思います。



高校生の頃、この作品をやたらと熱く語っていた同級生男子がいました。「よし、コレは彼の聖域って事で、別に感動を共にしたくはないな。」という気持ちから観てこなかったのでした。今思うと別段何にも悪い子じゃなかったのですが。
彼にとってこの作品は、自分のいる場所では無いどこかへの憧れ、所属(故郷)のはっきりした場所からの成長への憧れの気持ちを膨らませてくれるものだったのかな、などと今更考えてみました。東京の高校でしたがこの作品にあるようなものはそういえばなにひとつ無かったような。東京に集まってる子供の大半が既に根無し草ですからね。{/netabare}

当時の自分が観ていたらどうだったかとも考えると、もっと近視眼的なことしか興味なかったので、やはり共感できなかったと思います。

この作品の中でも高校生達はみんな近視眼的で、修学旅行の問題も真面目におおごとで、やってきた転校生の意味深な身元も真面目におおごとで、高校生のうちは身近な事がとてもおおごとで…それはわかります。
しかし、時代のチョイスと、会話のニュアンス…ノリがスマートすぎて(方言なのにね。)何か気持が入っていけませんでした。
時間が短い(72分)ので駆け足だから、というせいもあるかもしれません。

現実的な描写なので、そこから排除されている現実にある不具合な要素や、自分の知っている記憶との差が気になって、入り込めないんだと思います。
実際にこの人がいたらどうだろう、この人の選択はどうだろうというすり合わせで観てしまうので、没頭できないのでした。
アニメで感情移入できるかは、リアルな描写であるかには依らないな、というのが不思議なところです。デフォルメされたものでも生々しい感情を触発されることがありますね。
あと、現実的なわりに、大人の存在がおざなりだった気がします。大人のやってる事に影響される十代だけど、近視眼的だから大人の事を捉え切れない、という意味なのかな。



“こういう時女の子はこういうもんでしょ!わからずや!パシーン!なんなんだアイツは!おまえ、なにもわかってないな!ボカッ!”

なにやら、そっけない割に、ラテンの血の気配がするぶつかり合いでした。
すごい喧嘩したあとで熱烈に抱き合いそうな。
(高知はカラッとしてそうだものな)
バブル期の社会自体、ラテンなイメージがつきまといますね。
作品中、主人公はちゃんと髪の毛センター分けで白いTシャツでジーンズに裾いれてる栄作スタイルだし、女の子は女子大生になったら前髪カールさせてタイトスカートをはいてました。うーむ、バブルテイストッ。いや、そんな時代は私は子供でしたよ。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 46
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

穏やかな海でした。

舞台は高知。大学生になった主人公が(付き合っていたわけではないが)喧嘩別れした一人の女の子を見かけてそれから高校時代を振り返るお話。
少しお人好しだけど芯のある青年「杜崎」、ある一件を境に親友になった「松野」、東京から引っ越してきた人付き合いの苦手な女の子「武藤」。
この3人を中心とする思春期特有の浅はかさや不器用さが描かれた青春物語。


例えば男と女が同じホテルの部屋に泊まった事実というのは
いくら弁解しようとも逆に立場を悪化させる一方で払拭できず、あるはずのない事実を広めることになる。
あったのかもしれないという振り払うことのできない疑念は
人によくない幻想をそそのかすと同時に第三者の胸の内で期待を膨らませます。
あいつは誰が好きで、誰が嫌いで、そんなことを一言言うだけで波紋を起こすような「大人」になれない彼らのもどかしさはすごく身近に感じられました。
「こどもは残酷だ」なんて言われるのと同じように振り返って考えられるときにこのころの偏狭な精神やわだかまりというのは自分を理解する上で、また進み続ける時間の中に存在する僕らにとって反省と馬鹿馬鹿しさあまりの笑いをもたらしてくれます。
とても大切なものです。

この映画はいつまでも大きな盛り上がりを見せることない常に平熱な映画です。
ですが、画や音楽がその構成にマッチしていてとてもいい雰囲気を出していますし、途中で飽きることもありませんでした。

海が聴こえたのかどうかは別としても僕の好きな映画の一つです。

{netabare}

本作では原作の一部分をカットして映像化されました。(他にも少し違うところはいくつかあった)
その一部分というのは、ちょっときつすぎる武藤の内面を、杜崎が他の人を通して知るといったところです。
(上の表現が正確かどうかはちょっと自信がないですw)
だから映像作品だけだと武藤のことは少し嫌な奴にしか見れないかもしれませんね。
でも僕は、他の人にも言えることだけどそういう彼女の人として未熟なところをこの作品では表現されていてそれによってもたさられる共感と教訓がなによりもの魅力だと思います。

「海が聴こえる」に対しどう応えるかはあなた次第。そんなの原作読んだってピンとはこなかったw
ただおそらくで申し上げるならば、僕はこの「海が聴こえる」の「海」は杜崎が武藤に恋している気持ち、
つまるところの実際には聞こえない、聴くことのできない心の声のようなもののメタファーだったのではないかと思いました。
なぜそう思うのかというと、海というのは僕たちが目にしていないときでも絶えず動き続け波を起こし続けます。
それは岩を削り、砂を運び、ときには手紙の入った瓶を乗せて、
またあるときには使いようの無い流木を死に場所へと運びます。僕たちが知らないうちに。
ずーっと前から鳴っていたはずの汽笛に気付くことができず、目の前の列車を何度も見送ってきてしまったように、
自分の本当の気持ちを、その波の音を正しく聴くことはできなかった。どうしても素直になれなかった。
上記にも書いたようにそういった若さゆえに上手く生きることのできないもどかしさのようなものが彼らを通して描かれ、
その上で成長することの意味とひとつ大人になることをこの本で語っていたのではないかと思います。
少し前に読んだのでうろ覚えではありますがこんな感じです。(言い訳w)

そんな中で映像作品では実際に海に行ってしまっていて、可視化されているんですね。
これはどうなんだろう(笑) でもほんとうに海のシーンを一回も出さずにこれを作ったらそれはそれで問題になりますねw
夢や非現実を通せばと思ったけれどもこの作品には合わないし、と考えるとこれで良かったのかもしれません。
腑に落ちたわけではないけれどw
良い作品でした。

{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

明日になればなんとかなるさが青春。そんな明日は来ないことが分かるのが大人。

この作品は、子供の頃に観たことがありますが内容は全然覚えていませんでした。
たぶん、登場人物よりも年齢が低かったせいか全然響かなかったのだと思います。

今回観返して当時思いもしなかった感情が詰まっている作品だと分かりました。
つまり、青春です。

青春を題材にした作品は、観る年齢によって感じ方が違います。
幼ければ、子供の頃の自分のようにまだよく分からないで終わってしまいます。
青春まっただ中であれば、そんなの普通のことだよって感じるでしょう。
しかし、青春って時期がとても貴重なものだったと気づいてしまった今、
なんとも切なくなります。

青春の恋っていろいろな形がありますよね。
とにかくその人しか見えない一直線の恋。
好きなんだけど、一歩踏み出す勇気がなくて、結局終わってしまう恋。
当時は、自分の気持ちにも、相手の気持ちにも気づかない友達止まりの恋。
振り返って初めて恋だったと気づく、友達でも恋人でもない微妙な関係性です。
そんな二人の間に起きた出来事は、特別な何かって感じで記憶に残ります。
この話もそんな感じです。

この話は、大学生になった主人公が当時のことを回想しながら進んでいきます。
主人公が高校2年の夏、可愛い女の子が転校してきます。
しかし、その子は、クラスのまわりの子と馴染めません。
主人公とも特に接点はありませんでした。
そんな中、修学旅行先で主人公は、その子からある相談を持ち掛けられました。
これをきっかけに二人の話が恋愛ではない方向に急展開していきます。

主人公は回想の中で、その子と一緒に他愛もない会話や景色を観ることを
「したかったんだ・・・」と気づいていきます。
と、同時に、当時のその子との多くはない会話が頭に浮かんでは消えていきます。
主人公は、それが青春だったと気づき始めます。
そして、ちょっとずつ大人になっていく、そんな時期のお話です。

主人公は、当時、友達とも喧嘩をしてしまいます。
でも親友なので、きっと明日にはいつも通りに戻ると思っていました。
でも、実際は、そんな明日は来ませんでした。

きっと青春って、実現したいことの多くは、
早ければ明日にも、遅くてもそのうち実現するものと思っていたことでしょう。

明日になればなんとかなるさ。そう深く考えないのが青春です。
でも実際は、そんな明日は来ないことが分かるのが大人です。

そう思うと、青春って時期は、良くも悪くも
その一瞬一瞬を一生懸命生きていた幸せな時期だったんだとつくづく思います。
大人になると、変に先々のことばかり考えてしまいます。
今を楽しめていない自分に気付きなんともやるせない気持ちにもなったりします。

よく「青春を謳歌せよ」と聞きます。
しかし、青春まっただ中の子には、正直、それは響かないと思います。
だって青春って終わって初めて、それが青春だったと気づくのですから。

この作品も大人になってしまったからこそわかる、そんな気がするのです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12

63.8 2 修学旅行アニメランキング2位
IS2 OVA ワールド・パージ編(OVA)

2014年11月26日
★★★★☆ 3.7 (191)
1138人が棚に入れました
「ワールド・パージ編」は原作第8巻のストーリーであり、TVアニメでOAされたストーリーに比べてファンサービス満載のエピソードとなっている。このエピソードがアニメでどう描かれるか注目!
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

終始,ニヤニヤを維持できたOVA(/ω\*)♪

久し振りの「IS」のOVA『ワールド・パージ編』
尺はOPとED込みで45分程度と結構ボリュームあり!

ストーリーは2期の終わりから繋がっているので
2期を未視聴の方はまずそちらを観てからの方が
良いと思われます♪

※今回のOVAはエロ描写が多かった事から感想も
必然的にアレになってしまいましたので下ネタに
ご理解頂けない方と未視聴の方はスルーして下さい。

◆前置き◆
{netabare}
京都での修学旅行中に亡国企業(ファントム・タスク)
による襲撃事件を経て、自分達のISのダメージを
修復メンテナンスに出している中、再びIS学園に
忍びよる謎の集団の襲撃により学園のシステムが
ダウン。システム復旧に向けて専用機持ちである
ヒロイン達が学園深部に潜る事に。

さらにその隙を狙って束からの命令でクロエの
精神攻撃をヒロイン達が受けてしまう。


◆感想◆

ISと言えば1期,2期ともにヒロイン達との
ハーレム展開が多くてガチなバトルシーンは
かなり少ないですが,バトルシーンの作画は
躍動感と臨場感があり個人的にとても好きです♪

今回のOVAも特筆すべきはバトルシーンの作画。
素晴らしいの一言で特に千冬のバトルシーンは
とても丁寧に作り込まれていて力が入っている
なと感じました。


そして,ISの真骨頂とも言えるハーレム展開に
加えての微エロ描写も頑張っています。

電脳世界でクロエからの精神攻撃を受けて
現実世界に帰還できないヒロイン達の為に
一夏も電脳世界にダイブして救助するシーン。

ファン必見のムフフなサービスシーンやアレな
シーンも湯気で隠したり光で遮ったりする演出を
抑えているので存分に堪能する事ができました。
まさにOVAならではですね!


本当に
ありがとうございます♪
ありがとうございます♪


↓↓以下、そのシーン↓↓
――――――――――――――――――――
鈴は偽一夏と事に及ぼうとしていたところを
助けに突入。あられもない制服姿を目撃

セシリアは偽一夏と一緒に風呂に入っており
彼女に・・・ってところで突入。全裸目撃

シャルロットも偽一夏と事に及ぼうとした
ときに助けに突入したので下着姿を目撃

ラウラは既に偽一夏と新婚生活をしていて
裸エプロンでラブラブしてたところを救出

最後の箒は偽一夏と実家の道場を切り盛り
していた所を救出
――――――――――――――――――――

↑↑コレ,全部彼女達が
「一夏とこうなりたい」って、願望が生み出した
世界での出来事なので箒以外のヒロインは全員
ムッツリスケベという事がわかりますねww

2期ではヒロインとしての扱いが雑だった
鈴のサービスカットがとても印象的でした。


ホント、一夏……爆発しろマジで!!
(失礼,つい本音が出てしまいました)


ついには生徒会長の楯無のピンチを救った
事から彼女のデレ期が始まり、最後に楯無の
本名「刀奈」まで教えてもらったりなんかして…
これで箒、セシリア、シャル、鈴、ラウラ、簪、
楯無と7人のヒロインから好意を寄せられてる
構図の完成ですね。



あっ、うん…。


そうですかそうですかww


実に羨ま…けしからんですね!


いやホント、一夏……もげろっ!!


ムキーッ‼ヽ(*`ω´)ノムキーッ‼


↑↑温厚な僕でもこんな感じになるぐらいww



◆総評◆

ストーリーにツッコミ所は少からずありますが
やっぱりISのヒロインは最高に可愛いですね♪
まさに「キャラデザと声優の勝利の代名詞」と
言える作品ではないでしょうか。

これだけニヤニヤを維持できる作品は珍しいw
ISに好きなヒロインがいる方なら間違いなく
楽しめるOVAに仕上がっていると思います♪


近年は2期または続編の制作の決め手の鍵となる
円盤売り上げのボーダーラインが全巻平均5千枚
からと囁かれてる昨今。

そんな中,IS2期の円盤売り上げは全巻通して
平均3万枚オーバーのまさにドル箱コンテンツ。
なので,まず間違いなく3期制作の話は浮上する
はずなのですが,原作ストックがあまり無いのと
原作者が色々とアレな人なので3期を観る事が
できるのはまだまだ先になってしまいそうです
(;つД`)…


個人的にはシャルがいる限り,これから先の
ストーリーがどんどん崩壊しようが何があろうが
楽しく観られる事間違いなしの俺得作品ですw


OPとEDは共に2期と同じ曲を使用。

EDでのお決まりの一夏とヒロイン達が
走るシーンでラウラが裸エプロンで
恥ずかしそうに走るのがツボでしたw
この作品、女性ファンを増やす気が
無さ過ぎて逆に尊敬の念すら抱いてしまうww



◆最後に一言◆


セーラー服姿の鈴
とってもとっても可愛かったです♪


でもね?


鈴の下着の組み合わせが縞パンと白ブラ
だった事には少しガッカリしました。


いつナニがあっても良いように上下ともに
同じ柄で揃えてて欲しかったと思った方は
僕だけではないはず(/ω\*)♪
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 31
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

一夏のえっち♡シャルロットデュノアのセリフがぴったりの作品です♫*゚¨゚

●インフィニット・ストラトスのOVAで50分

タイトルが、シャルロット・デュノアのセリフです♪視聴したら納得して
くれると思います♪一期と二期よりこのOVAはちょとパワーアップして
可愛いえっちハーレムです♡いえ、結構えっちかな?です♪

このレビューあまり書かれていないみたいですね。私の知り合いで二人しか
いないです。それならば、私が視聴後の気持ちのままに書いてみようと思います♪


女性しか操縦できない「IS」を男性なのに使える主人公の一夏(いちか)が
美少女ヒロインさんに囲まれた学園生活、バトルを華やかに描いています。
この作品。一期、二期共に私、高評価作品です。キャラクター重視の私には
このキャラクオリティー抜群のところがお気に入りの理由です。


IS学園が何者かによって、システムを乗っ取られてしまいます。そこで5人の
ヒロインが集められ、電脳ダイブして仮想現実の世界へ接続、システム中枢の
再起動に向かうのです。


{netabare}
しかしこれが罠。ヒロインたちはそれぞれ自分の理想の妄想世界へ
行ってしまうのです。


ヒロインたちってみんな一夏が大好きですよね♡
ヒロインたちを待っていたのは理想の世界。皆が大好きな一夏様との甘~い
えっちなひと時だったのです♪

ヒロインのえっちな妄想が大爆発です♪
{/netabare}

私も一夏が大好きです。なので気持ち分かってしまう♪どうしてハーレムアニメ
って主人公がかっこよくて恋愛面で鈍感なんでしょう。ずるすぎるよ一夏は
♡(´,,•ω•,,`

{netabare}
やっぱりIS学園楽しそう♪一夏のヒロインへのセリフは、どきどしちゃいます。
揃いも揃って一夏様に支配されたいのですね。一夏は俺様的だしヒロインは
翻弄されっぱなしですね♪皆ドMさんなんです♪

いつもとは全く違う一夏様が見れます現実世界の一夏って受け身ですよね?
責めの一夏様です♡
こんな一夏様最初で最後です♡
ヒロインの妄想一夏すごいです♡


ベットでして欲しい♪お風呂で体を洗って欲しい♪絶対的主従関係にある
ご主人様とのメイド戯れ♪裸エプロン♪誰に見せても恥ずかしくない
部活動の真剣勝負♪

どの願望もヒロインらしくて♪もうなんだかとっても恥ずかしかったです
(´,,•ω•,,`)~。


またセーラー服が可愛い鈴ちゃん♪バスタイムセシリアちゃん♪
えっちなメイドシャルちゃん♪裸エプロンのラウラちゃん♪部活の箒ちゃん♪
コスチュームも皆可愛かったですね♡

最後に「俺はここにいる、りんを守る」
本物の一夏の言葉やっぱり一夏!!♡
{/netabare}

ヒロインの深層心理を覗き見れちゃった作品です♪えっちな感じに
抵抗がなければ♪

投稿 : 2025/01/04
♥ : 31

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

いろいろ中途半端

すべてが中途半端すぎていったい何がやりたいのか理解しがたい作品。
もともとこのシリーズのストーリー構成は強引に工ロ展開に持っていくから
どうしても稚拙で歪な作りで何を語りたいのか良く解らなかったけど
このOVAはTVシリーズより一層稚拙で歪な構成になっている、これは脚本家や
監督が力量不足なのかそれとも原作が駄目なのか?
原作者の弓弦イズル氏は本作の創作にかなり苦戦しているようだから
お互い力量が足んないのだろうなw
どうせOVAなんだから半端に工ロくしないでレイティングでR18を食らうほど
絵もストーリーもとことん工ロくしてくれた方が、断然高い評価を出来るの
だが・・・(笑)

バトルシーンも視聴者の生理的に残像が出て滑らかに動いているように
見える暗い背景を使う演出はあざといとしか言いようが無い
事実、明るい背景で戦う一夏のシーンはほとんど動いていなかった。
まぁヒロインキャラの工ロシーンに力が入っていたので、その部分だけで
予算を使ったのかな(笑)

物語の終盤でまた次への含みを持たせる終わり方をしたが原作も円盤も
売れているらしいのでTVシリーズ3期かその辺への布石なんだろうな

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8

62.8 3 修学旅行アニメランキング3位
乃木坂春香の秘密 ふぃなーれ(OVA)

2012年8月29日
★★★★☆ 3.6 (166)
1003人が棚に入れました
春香が結婚することになったと秋穂から告げられ驚く裕人。仕掛けたのは聖樹館女学院時代から春香を疎ましく思っていた天王寺雪月花だ。春香が挙式のためハッピースプリング島にいると知った裕人は、美夏やメイド隊一同、さらに椎菜や信長たちとともに現地へと乗り込んだ。そこに立ちはだかるのは、乃木坂家のヘルハウンド部隊!裕人は春香の元へとたどり着けるのか!?(一話より)
ネタバレ

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

私はー、能登麻美子さんが大好きでーす・・・と、本人に言わせる悪ノリ

ちょっとエッチでイチャラブな学園ラブコメ。
2期から3年が経過して、ようやくの第3期にあたるOVA化です。
全4話で、本作が完結編となります。
TVではないので、露出が少し多めになっています。


さて、いきなり辛辣な結果から述べさせて頂きますが、予想どおり「やっちまったなぁ」という感じでした。
本来1クールでやるべき内容を無理やり詰め込んだら、コケてしまったという典型例な仕上がり。かなり早足でストーリーを消化していくので、1つ1つの話が薄ーくなってしまっています。

決して褒められた出来ではありませんが、この「乃木坂春香の秘密」という作品を完結させる為には外せない重要事項ばかり。
本当ならじっくり練って、シリーズで一番の盛り上げ所としたかった筈のエピソードでしょう。
これをたった4話で消化しなければならなかったスタッフが少し気の毒に思います。大人の事情とはいえ、さぞ無念だったのは想像に難くありません。

ちなみに、本作のエピソードを要約すると以下のとうり
{netabare}
 ・椎菜の裕人への気持の決着
 ・裕人と春香の告白(いまさらかよっ!というツッコミは無しで^^)
 ・春香の「秘密」にまつわる過去との対峙
 ・その過去の清算と2人が結ばれるまで
{/netabare}
どれを削っても、物語が破綻しそうですよね?^^;
こりゃ厳しい。

しかしまぁ、同情するべき点は多々あるものの、構成のバランスが悪すぎです。
序盤で尺を使いすぎ。おかげで最終話は破綻寸前まで巻きまくって終結しちゃってます。
例えは悪いですが、打ち切りになる漫画の最後の1話のようなイキオイでしたw
ダメじゃん。

正直、私は物好きなことに、この胸焼けがするようなバカップルのラブラブぶりが結構好きw
なので、完結させるにしても、思いっきりベタでドラマチックに、そして赤面するぐらいのイチャイチャをたくさん見せ付けて欲しかったです(〃'▽'〃)


続編が創られず尻切れ状態の作品が溢れる昨今、ともあれ、ちゃんと完結させられたのは大したものです。
前シリーズまでご覧になった方であれば、締めくくりとしてご視聴ください。
まぁ、大方の予想どうりの結末・・・ではありますが(^_^;

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ベタふぃなーれ だがそれがいい!

第3期にあたる OVA 全4話

4話しかないんですが、濃い内容が詰まった完結編です


ネタバレ感想
{netabare}
今まで裕人が誰にでも優しく八方美人だったから、椎名が裕人に惚れちゃた訳だけど
この1話でとうとう椎名が裕人に告白
それを聞いてしまった春香が動揺する訳だが・・・

結局、コレを期に後で裕人が春香に告白(おっせーよ!^^;)
やっと付き合う事になったけど、
かませ犬的存在にされた椎名が不幸と言うか、可哀想だったな~
椎名って、とってもいい子だよね!
女性からしたら、椎名に一番感情移入出来たんじゃないだろうか・・・


ラストは、春香の両親 玄冬と秋穂の一芝居で大団円!

キャラもいっぱい出てきて、豪華声優人総出演でした^^

当分、能登さん演じる春香の「裕人さん」って言う声が忘れられそうにありません!
(〃ω〃)


告白あり
春香の過去のトラウマも解決
題名道り「ふぃな~れ」で、大満足の4話でした。
{/netabare}

「萌え豚アニメ」
「リア充爆発しろ!」
なんて思う人もいるだろうけど、
自分的には、そんなの関係なく楽しめました。

ホント、ベタベタな展開だったけど、魅力的なキャラ達と、能登さんの声に癒され、終始ニヤニヤされられた良作アニメでした!



最後に ちょとだけ三言 
{netabare}
お父さん(玄冬)のサングラスを取った時の目が可愛かったw(笑)

一早く二人の関係に気づいてた、アニオタの信長 いい奴でしたね~^^

あと
眼鏡掛けてるメイドの葉月さん
急に このOVAからオットセイの様に「オウオウオウ」って!
何があったんだw
「どうした!葉月!!」(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 26

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

クロージング:満足度小幅上昇。学園ものはわかりやすくて良。

2012年8月29日の第1巻発売を皮切りに4ヶ月連続でリリースされた。全4巻。

本編の第3話までは原作の11巻、14巻、そしてOVA1巻の特典ドラマCDでは原作の10巻がベースとなっておりほぼ原作通りの展開であるものの、原作ではほぼ全ての回に登場しているアリスの出番が激減していたり(1話、2話ではわずかに姿は見せていたものの声は無し)、春香が秘密にしていた趣味がクラスメートに知られる展開もカットされている。また、各回の登場人物数、声優のクレジット数も前期までと比べて全体的に少なめになっているが、原作の展開上出す必要のあるゲストキャラクターはほぼ登場している展開となっている。またその際に1期、2期で度々あった声優の兼ね役は今回は全くなく、特に兼ね役とされる事の多かった特定のキャラクターの身内や、同じく特定の人物と容姿を似せているキャラクターも別の声優が起用されている(例として天王寺雪月花、七城那奈瀬)。

オープニングテーマ「ハッピィエンドは秘密(ひみちゅ)」
エンディングテーマ「バイバイ☆大作戦」

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

61.6 4 修学旅行アニメランキング4位
君のいる町(OVA)

2012年3月16日
★★★★☆ 3.5 (171)
955人が棚に入れました
広島県の田舎町で春から高校へ進学する主人公・桐島青大の家に、父親の知り合いの娘という、枝葉柚希という少女が突然居候として東京からやってきた。青大はクラスメイトである神咲七海に中学時代から好意を寄せていく一方、同じ屋根の下で都会的で奔放な柚希と接していく中で、徐々に彼女が気にかかる存在となっていく。

シン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

黄昏交差点

君のいる町のOADです。マガジンを購読されている方や涼風や本コミックをお持ちの方は少しチェックして欲しい作品です。初見の方は回想シーンの多さと作りを考えるとあまりオススメできません。涼風のアニメが好きな人は作っている所は違いますが漫画への導入としての視聴をオススメします。

物語ですが主人公の桐島晴大が修学旅行で東京に行き遠距離恋愛中の彼女である枝葉柚希に会いに行く話です。話の時間自体は大きく流れませんがコミックを持っている人向けなので回想が走ったり大まかなので原作を読み直してからの視聴をオススメします。

声優ですが中の人の無理やりの方言が少し気になりました。有名な声優さんが声を当ててますが周りに広島人がいる人はしっくりこず原作とのイメージとの距離を感じるかもしれません。

キャラについては原作のイメージとかなりかけ離れてました。晴大のがむしゃら感や枝葉の元気の良さや天然感があまり出ていない印象でした。初見の人が漫画を読むと逆にギャップに惹かれるかも知れません。

作画についてですがタツノコプロさんの作画を見ててそこまで異変は感じませんでしたが少し東京の町が古く感じました。

音楽はかなり落ち着きめの選曲だったと思います。晴大の絶望感を押してるのか焦っている感じをあまり感じなかったのでもう少しキツめの曲でも良かったのでは?と思いました。

瀬尾公治さん(原作者)のファンなので少し厳し目のレビューになってしまいました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ほんの1分でも逢いたいという気持ち

2話構成の短編アニメ。原作は未読だが瀬尾公治氏の漫画作品。
元々の舞台が広島らしく、主人公・桐島青大(はると)は広島弁。
しかしこの作品の主な舞台は修学旅行先である東京。

原作とはいろいろ、設定なども違うようで。

以前は広島にいたものの、今は東京に住む彼女・枝葉柚希(ゆずき)との
恋模様を、いくつかのエピソードを交えつつ
つかの間の逢瀬を描くストーリー。

台詞なしの回想フラッシュシーンや、
別の場所で2人が交互に言うモノローグから、
だいたいのことは察することができるけれど、
原作を知らない者にとっては、遠距離恋愛モノという印象。

そんなこともあり、演出法も含めて、
新海誠監督の作品と重なるものを少し感じながら観ていた。

大きな感動も、泣きたくなるようなせつなさもほとんどなく
観る人によっては物足りなさを感じる場合もありそうだったが
主人公とヒロインの等身大の青春の1ページを
比較的淡々と描くことで、リアリティは感じさせていた気がする。

冒頭の雪景色をはじめ、東京のあちこちの風景も
とても美しく描かれているし、音楽もきれいだった。

個人的には、新宿の南口側階段下の山手線のホームが
無性に懐かしくて、しかも自分がかつて毎日立っていた位置に
彼らも立っていた・・っていう、
他人からみたらどうでもいいいようなシーンで身を乗り出していた(笑)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 23
ネタバレ

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

王道をいく、遠距離恋愛アニメ(小品)

現在放映中のTVアニメとは別視点ではないかと思います。

事前情報

広島県北東部の庄原市の協力クレジットがあるので、そうとうのいなかです。本作では新幹線の駅に乗るまででもかなり時間が掛かりますので、地理に疎い方には、その田舎ぶりがなかなかわからないかもしれません。

本論

とにかく、恋愛モノの王道をいっています。原作が長いらしいのですが遠距離恋愛の部分にフォーカスし、小一時間の作品が作られています。つまり、お互いにつきあいだした以降に、遠距離になってしまうパターンですね。すれ違い、寂しさ。

{netabare}
電話で声は聞ける、メールもリアルタイムで届くという世代の遠距離恋愛とはいっても話を面白くするために、携帯を忘れさせたりしているのは作り手側がちょっとずるいかなと。(^0^)
{/netabare}
   ***
誰にでも勧めるかと言われると私は強くはすすめはしません。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 24

64.3 5 修学旅行アニメランキング5位
機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079(OVA)

2006年4月26日
★★★★☆ 3.8 (138)
683人が棚に入れました
一年戦争時代に歴史の闇に消えていったさまざまな試作兵器、これらを試験運用~評価実験するジオン軍の第603技術試験隊の姿を描いたOVA第二弾。全編フル3DCGで描かれ、"ゼーゴック"、"オッゴ"、"ビグラング"といった奇想天外な試作兵器が次々と登場するストーリーは見ていて飽きることがなく、一年戦争の一味違った側面を知ることができる。また、3Dの設定は兵士たちの服装、ボタン1つに至るまで緻密に表現され、軍服マニアにはたまらない映像資料的価値の高い作品となった。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

赤いモビルアーマーだと?・・

「機動戦士ガンダ MS IGLOO」ガンダムシリーズアニメ作品。
2004年から2006年にかけて制作されたフル3DCGアニメ。

2006年12月第2期(SS)シリーズはOVAの「黙示録0079」全3話。
劇場作品の第1期シリーズ全3話『1年戦争秘録』の続編。

2期合計全6話構成。いずれも一年戦争を舞台にジオン軍側
からの「一人の士官」の視点で描かれた内容となっている。

2008年。地球連邦軍側から描いいた「MSイグルー2 重力戦線」
も発売されている。全3話。
※IGLOO全6話に対しての「イグルー」2期という意味合かと?
※wikiでもMS IGLOOシリーズは全6話扱いになっています。


基本1期と同じ。
総合的には可也の映像で特に表情は驚く程リアルに感じた。
製作時期を考慮すると間違いなく当時のトップレベルかと。
ただ・・この頃の3Dお決まりの訛りのある動きは否めない。

技術者=マッド・サイエンティストという派手なアニメが
多いので、確りと戦争と向き合い葛藤しつつも技術と自国
の勝利の為色々なものと闘う様・・自身の非力さ等の心理
描写も描かれていたと思う。
一部デティールの低いバトルシーンもあるけどメカデザや
キャラデザは可也の拘りを感じた。
音楽も世界観の雰囲気に合ってると感じたしOP/EDも良い。


以下今作からの特筆事項。

ろくに訓練も受けてない年少兵、兵学徒動員兵が登場し、
如何にも戦争末期という悲壮感等のエッセンスも加わる。

その中にモニクの弟が居たという・・如何にも結末が・・
というような要素も盛り込まれた・・初見で死亡フラグ。

新兵器の機体評価テストを目的とする筈の技術専門部隊
だったが、既に量産化の決まった機体「MP-02A オッゴ」の
再評価と称して少年兵を実戦に登用させるなど・・戦況が
可也逼迫して熾烈さが増し、実戦経験の全くない少年兵が
戦況報告の度に一喜一憂するようなシーンがある・・
まさに戦争の末期の日本軍や負戦国の映画の世界ですね。

MSM-07D ゼーゴック/MA-05Ad ビグ・ラングなども登場。
ザク前後・グフ・ドム・ゲルググ・ズゴック他派生色々。

赤いモビルアーマー?・・これは狙い通りハマった感じ。
効果は絶大! クライマックスの映像は今見ても凄い。

内容的には最終章という事もあり、可也派手な部分もあり
特に1~3話に向い大きなウネリがあって押し切られる感じ。

ラストも出来過ぎというか・・此処まで来てそのラスト・・
色々思う所はあるけど・・感動系に弱い私は涙が溢れて・・
他も可也泣いてしまうシーンも多かった。


以下キャスト※

オリヴァー・マイ:声-石川英郎:本作品の主人公。
第603技術試験隊に所属する技術士官で、階級は技術中尉。
真に正しい技術は認められるべきと信じる。「技術馬鹿」。
兵器開発分野でジオン独立戦争に貢献したいと志が高い。
戦場を知り記録を残す事に使命感を感じ始め記録をつける。
※蓄膿だとハックの妙な関西弁風?3D外人の顔とダブル。

モニク・キャディラック:声-長沢美樹
総帥府「ペーネミュンデ機関」所属の女性士官。特務大尉。
技術支援艦ヨーツンヘイムに派遣されて来た所謂政治将校。
作戦に関する事ではプロホノウ艦長ですら指揮下に入る。
軍服は赤いで可也の毒舌家で皮肉る。また怒りっぽい性格。

マルティン・プロホノウ:声-飯塚昭三
技術支援艦ヨーツンヘイムの艦長で、階級は中佐相当官。
約20年間連絡貨客船船長を務めてきたベテランの船乗り。
艦のヨーツンヘイムが軍に徴用された際に、軍属化。
冷静で高い判断力を持つ。試験隊の任務には懐疑的。

アルベルト・シャハト:声-大木民夫
ジオン公国軍総司令部技術本部長で階級は少将。
第603技術試験隊に新兵器の試験を委託していた人物。
公国軍の技術開発の暗部を知る立場にいたが、軍上層部の
意向にに逆らえず不条理に葛藤しつつ命令を下す事が多い。

エーリッヒ・クリューガー:声-松本大
技術支援艦ヨーツンヘイムの副長。階級は大尉相当官。
元々連絡貨客船の副長。乗艦事軍に徴用され軍属した。
マルティンやプロホノウらとは、旧知の仲で信頼が深い。

ヒデト・ワシヤ:声-福山潤
第603技術試験隊所属のテストパイロット。階級は中尉。
真剣さに欠けお調子者だが部隊のムードメーカー的存在。
MS操縦士に憧れたが成績が奮わず試験操縦士になった。

ジーン・ザビエル:声-高橋美佳子
技術支援艦ヨーツンヘイム2等航海士を勤める黒人女性。
階級は曹長相当官。情報収集と状況分析が主任務。
空間商船高等専門学校を卒業後、乗艦が徴用され軍属。

ドメニコ・マルケス:声-志賀克也
技術支援艦ヨーツンヘイム3等航海士。階級は曹長相当。
商船時代からのヨーツンヘイム乗組員。操艦技術が高い。



第1話 ジャブロー上空に海原を見た

MSM-07Di モビルダイバーシステム ゼーゴック
ヴェルナー・ホルバイン少尉(声 - 堀内賢雄)
試作兵器 MSM-07Di実戦投入試験の為着任した海兵隊員。
階級は少尉。鮫と戦った勇敢な漁師の祖父を尊敬する。


第2話 光芒の峠を越えろ

MP-02A 駆逐モビルポッド オッゴ
エルヴィン・キャディラック:声 - 相田さやか
カスペン戦闘大隊オッゴ第2小隊隊長。階級は曹長。
モニク・キャディラックの弟。まだ幼さの残る年少兵。
上官に一歩も退かぬ度胸と高い志を持った優秀な兵士。
学徒兵と共に志願し技術支援艦ヨーツンヘイムに配属。
姉の手紙からオリヴァーを知り、憧れの様な敬意を抱く。

ヘルベルト・フォン・カスペン大佐:声 - 沢木郁也
603を編入した"カスペン戦闘大隊"を率いるジオン軍人。
階級は大佐。将校軍服のカスタマイズが許されている。
左手が義手にも関わらず専用機・ゲルググを操っている。
5つの勲章を受勲するほどの歴戦の優秀な将校である。


第3話 最終話 雷鳴に魂は還る

MA-05Ad 戦闘支援型モビルアーマー ビグ・ラング
パイロット=オリヴァー・マイ:声-石川英郎

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

心に刻んでおきたい良作ですね☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!

■シリーズ第二弾『黙示録0079』のまとめ φ( ̄∇ ̄o)
第一弾『1年戦争秘録』の続編になりますね♪
作品の基本的な部分は前作と同様なのであまり書く事はないのですけど、ジオン公国軍「第603技術試験隊」から見た一年戦争の終焉を見事に描き切ってました♪
戦闘経験もない十代の若者まで戦闘に駆り出される場面なんかを見せられちゃうと、「悲しいけど、これ戦争なのよね」ってスレッガー中尉の事を思い出しちゃいました(^ー^* )♪
前作よりもストーリーにまとまりがあるので感情移入しやすかったですし、エンディングなんかはグッっと来るものがありました!
本作も全3話と気軽に視聴出来るボリュームなので、是非前作とあわせて観られることをオススメします(^o^)丿


■記憶に留めておきたい『黙示録0079』に登場する人物と試作兵器メモ ρ(・д・*)
第1話「ジャブロー上空に海原を見た 」{netabare}
【兵器】『 ゼーゴック 』(MSM-07Di モビルダイバーシステム)
【搭乗者】ヴェルナー・ホルバイン少尉
戦争の舞台が地球圏から宇宙へ移行しこうとする中、大気圏の大海原で戦う元海兵のホルバイン少尉の物語ですね♪
もはや使い道の無くなったズゴックが改良されてこんな形で使われるようになっていたなんてね!
スピード感あふれる戦闘シーンは見ごたえたっぷりでした♪
ヒャッハー≧(´▽`)≦って叫び声が印象的なホルバイン少尉に敬礼(*`・ω・´)ゞ{/netabare}

第2話「光芒の峠を越えろ」{netabare}
【兵器】『オッゴ 』(MP-02A 駆逐モビルポッド)
【搭乗者】エルヴィン・キャディラック曹長
圧倒的数的不利の状況下で急造されたモビルポット『オッゴ』と、パイロット不足を補うため若き学徒兵まで戦場に赴かせないといかない一年戦争最末期のア・バオア・クー攻防戦に突入する直前のストーリー。
キャデラック姉弟や幼さの残る学徒兵の心情を見事に描いてましたね♪
エルヴィン無事帰還する姿に(´▽`) ホッとするキャデラック特務大尉を見て、カスペン大佐が( -_-)フッと笑みをこぼしたのが印象的でした!
惜しい才能此処に散る、エルヴィンの勇姿に敬礼(*`・ω・´)ゞ{/netabare}

第3話「雷鳴に魂は還る」{netabare}
【兵器】『ビグ・ラング』(MA-05Ad 戦闘支援型モビルアーマー)
【搭乗者】オリヴァー・マイ技術中尉
まさか・・・あのオリヴァー・マイ技術中尉が戦場に・・・
馬鹿でかい真っ赤な機体の『ビグ・ラング』って目立つし機動力なさそうですし、恰好の標的って感じでしたね・・・(゚_゚i)タラー・・・
そういえば「オッゴ」を回収・修復している姿から「ドラム缶の親玉」って言われてましてね(^▽^;)
「第603技術試験隊」から見た1年戦争の終焉と彼らの最期の勇姿をしっかりと観せて頂きました
(*`・ω・´)ゞ{/netabare}


■MUSIC♫
OP曲『夢轍〜ユメワダチ〜』
 【作詞】菜穂【歌】Taja
 心に響くしっとり聴かせるバラードのナンバーですね♪
 この曲を聴いていると色んな思いが蘇ってきちゃいます☆彡


2012.05.07・第一の手記

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

秘録を視聴済みの方は、本作も見ないともったいないです

MS IGLOO -1年戦争秘録- の続編です。
前作と主役、登場キャラクター、設定など変わらず、そのまま続編となっています。
また、前作同様、3DCGアニメ、1話 約30分、1巻に1話入った全3巻です。

前作は開戦時から敗戦が色濃く見え始めた頃の広い期間を扱っていたことに対し、今作は戦争終盤に限定した話となっており、2話と3話は連続した話となっています。
3話ではア・バオア・クーも落とされており、本作の3話を持って、第603技術試験隊における1年戦争開戦から終戦までの戦いは終わったものとなります。

基本的には秘録の3作と同じく、新兵器とくせのあるパイロットが登場、戦果をあげるがパイロットとともに試作機は爆散し、オリヴァー・マイの報告書で終わるというフォーマットとなっているため、若干マンネリを覚えました。
2話目まで大まかに同じ流れなのですが、連続している2話目から3話目は、結構感動できるできになっており、秘録を視聴済みの方は、本作も見ないともったいないと思えるほどおすすめです。
とはいえ、タイトルとしては別れていますが、秘録と黙示録の合わせて6話でMS IGLOOという考えが一般的なので、秘録を見ていれば、黙示録も見ているものと思いますが。

一点、敵サイドとなる連邦軍について、確かにジオン側からは敵なわけですが、長らく全人類を統治してきて完全な縦割り社会構造ができた大きな組織の兵が「野郎やっちまえ」的な態度で凄むのは違和感がありました。
連邦軍が正義ではないという印象づけをしたかったのかなと思いましたが、ジムやボールが、まるで北斗の拳のモヒカンのように暴れまわる姿は、どうも受け入れがたかったです。
もう少し紳士的でも良かったのではないかと。

秘録、黙示録を通して、テンポはよく、とっつきにくさはあれど、6話という短い話数でまとまっており、良作だったと思います。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1
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