TaXSe33187 さんの感想・評価
2.5
1話アバン終了で断念
カップルのなんていうんだろ…萌えるシチュエーションもの?みたいな感じ
不幸体質の主人公と、美少女だけどイケメンな振る舞いで守ってくれる女の子のイチャイチャ
作中で見せたいものをわかりやすく提示していて、この作品に対する好き嫌いがすぐに掴めるのは間違いなくプラス
ただし個人的には開幕から終始鳥肌が止まらなかったので視聴は切り上げ
このシチュエーションを肯定できるかどうかで作品の評価が真っ二つになるタイプかな
見た目は(どっちも)可愛らしいし、目の描き方も印象的でこだわりは感じるので、初見で「いいな」と感じた人はそのままハマりそう
6話一挙をやってたので再挑戦してみた
前回を踏まえて覚悟は出来てたものの、4話で耐えられなくなり脱落
初見、つまり1話アバンで感じたものから何一つ変化がないのは駄目じゃない…?
和泉くんが不幸アピして、そこにキメ顔で式守さんが何かする繰り返し
それ自体はお約束ってことでいいんだけど、その展開をすんなり楽しめない
大きな原因が和泉くん
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もしかしたら後半で和泉くんと付き合うキッカケが描かれるかもしれないけど、
ここまで入念に和泉くんの好感度を下げたら持ち直すのは不可能じゃないかな…
どっちにしろ自分としては見どころと思えないのでこのまま断念
今後見返すこともない
nyaro さんの感想・評価
2.4
1話 告白というストレスとリスクに耐えられない現代のファンタジー
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2話 可愛いだけの式守さん???
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3話 面白いのかもしれませんが、私には理解できませんでした。
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ということで断念です。
追記 22年8月 1点代の作品はよほどの理由がない限り評価を見直し中です。断念作品については、主にストーリーとキャラ、作画の評価をします。音楽と声優は、言いたい事がない限り3点にします。
本作については、3話まで見てストーリーやキャラについての面白みのなさ、ラブコメのラブの設定の安易さ、キャラ付けの不可解さ、謎や仕掛け、テーマ性が見えてこなかったので、やはり低くつけざるを得ません。
それと作画に関しては、キャラデザも作画に含むとなると強烈な違和感があるキャラデザでしたので、ここはかなり低めになります。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.0
【物語 3.5点】
ゆったりペースの1クールオリジナルアニメ。
プロットはマイナー部活物の典型。
DIY部存続のための部員集め→みんなで物づくりの流れ。
道中、熱血などの圧迫感は少なく、終始、癒やしを提供。
これを可能にするのが主人公・結愛(ゆあ) せるふ独特のまったり感。
ツンデレな幼馴染・ぷりんに、せるふアレルギーとツンツンされても、
「そっか~~」って感じでマイペースを貫き、急かす気分の調子を崩すw
1クールアニメが主流の近年。とかくすぐに展開を求める風潮が。
ですが、せるふを見ていると、もうこのアニメはゆっくりと付き合う他ないと諦めさせられますw
新入部員も気張って獲得すると言うよりは、
全てをいなす、せるふゾーンに、電動ドライバーでネジが穴に収まっていくが如く、
校内外の少女がスルスル吸い込まれていく感じw
ホントいつの間にか、みんなで「どぅ~いっと~ゆあせるふ~♪」と手を上げて団結している。不思議な感覚ですw
諦めて羽根を伸ばせば、ゆるい日常パターンに取り囲まれる至福が待っています。
結愛家の食卓に並ぶ強引な豚肉料理に震えるペットの豚・ミートw
ドジせるふが続ける負傷→保健室皆勤賞wあと酢昆布。
など序盤で、またここへ帰ってきたいと思えるパターンを構築するのは地味に凄い。
あとはジョブ子の「グッジョ~ブ♪」が決まれば、
D(どんどん)I(いごこち)Y(よくなるよ)w
【作画 4.0点】
アニメーション制作・PINE JAM
基本は水彩タッチの癒し系。
一方で、迫真なのが工作シーン。
監修にDIY系ユーチューバーなどで活動しているスワロ氏を迎える。
一部DIY作品デザインまでカバーしつつ、工具の取り扱い方までリアリティを追求。
良い子は真似しないで下さいなどの注意喚起テロップを敢えて出さないのは自信の現れです。
上空には鳥を飛ばす代わりに、宅配ドローンを飛ばし、
近未来に敢えてカビの生えたDIYをやる意義を見出す世界観を構築。
鳥は絶滅したのか?と思いきや、部室近くの樹木をキツツキが突いていて安心。
このキツツキ終盤ネタバレレビューを読む の際も、部員を導いてくれました。
キャラクターデザインには『ヤマノススメ』などの松尾 祐輔氏。
DIY部員の髪色は平凡。ですが髪の裏側の影に青、緑などを入れツートンカラー風にすることで個性を出す。
ヒロインをピンク髪とかにしなくても見分けが付く。これ結構、使えそう。
せるふの隣の家が幼馴染のぷりん宅。窓から会話。ぷりんのツンデレが捗る。ここまでなら普通。
大胆なのは、せるふが通う平凡な普通科高校“潟女”を取り囲むように立地する、
ぷりんが通うエリート高専“湯専”の構図。
上の湯専から丸見えの潟女のせるふが気になって仕方がないツンデレぷりんw
この立地、何かの条例とかに違反しないのだろうか?
ツッコむ間もなく、ネタバレレビューを読む
【キャラ 4.5点】
“潟女”校舎前の石碑に掘られた和顔愛語(仏教用語らしい)を体現するノンビリペースのせるふ。
突っぱねつつも世話焼いてしまう須理出 未来こと、ぷりん。
付かず離れずの間に、中盤から入って、ネタバレレビューを読む 徐々に動かしていくのが飛び級留学生の12歳ジョブ子。
ジョブ子は最先端AIなどに精通しつつもDIYもイケるロリっ娘で、
2人だけじゃなく未来とDIYも橋渡しするキーマンに。
堅い性格と思われたDIY部長・くれい。
打ち解けていくにつれ、工作は得意だが勉強や菓子作りは苦手などの人間味が現れる。
奥手な三つ編みメガネっ娘・たくみに、少女漫画「ひまわりの少女」(ひましょー)について、
熱く語られた時も、部長も一緒にヒートアップする意外性。
コミック、小説版の違いまで論じる少女漫画愛。今度あにこれに何か投稿してみませんかw
水着回等もありますが、エロ萌え要素は控え目。
そんな中、ぷりん宅にて、しきりに入浴を進言するクラゲ型AIが地味にツボw
【声優 4.5点】
主人公せるふ役の稲垣 好さん。
若手ながら、ゆっく~~り語る落ち着いた口調でムードを緩める。
ぷりん役の市ノ瀬 加那さん。
同時期『水星の魔女』ではツンツンされるヒロインも演じ、ここではツンツンする側をこなす。
中々、器用なお方。今後もエンカウント率は高そうです。
ジョブ子役の大森 日雅さん。
せるふに匹敵する中毒性の高いダミ声。
「グッジョ~ブ」だけじゃなく、ナマイキな日本語から滑らかな英語までカバー。
しー役の高橋 花林さんの高めのダミ声の語尾ニャ~とも共鳴しつつ、リズムを生み出す。
【音楽 3.5点】
劇伴担当は佐高 陵平氏
バックグラウンドで、ピアノ、アコースティックギターなどの優しい音色のミニマル・ミュージックに徹し、
ゆる~い掛け合いを下支え。
OP主題歌は部員たちによるDIY賛歌「どきどきアイデアをよろしく!」
もうこれ、どこかのホームセンターのテーマ曲でよいのではw
ED主題歌は、せるふ&ぷりん「続く話」
ずっと2人いっしょなバラード曲。
これが序盤から流れている時点で、ぷりんがデレるなど時間の問題でしたw
【余談】
物づくりが盛んな新潟県・三条市が舞台の本作。
私も燕三条のスライサー使ってますが良く切れますね。
で、先日、調子に乗ってキャベツ千切りしていたら誤って指までスライスw
これは、せるふの負傷を笑えませんねw
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
3.5
△というのはあれですよ、あれ。
私も大好きな女子ワチャワチャ系某キャンプ作品です。
こういう風に別作品と絡めるのは感想とか批評をする際には悪手なのはわかっているんですけどねー、比べた作品にも、比べられた作品にも失礼ですしね。
それを踏まえた上で、書いてしまいました。
最初に言っておかなければなりませんが、私としてはこの作品は好きなタイプの作品でした。比較というか、茶化しておいて説得力がないのですが・・・。
実際、作品の持つ大きな大きなベクトルとしては方向性はおんなじだと思うんですよ。ただ、こちらの方が少し地味で、オサレ感が少なめだっただけで・・・。
あちらは、時流、社会環境や某youtube、TVなどでのキャンプブームの大波にタイミングよく乗れたんだと思います。もちろん作品自体の出来や楽しさ、魅力は言うまでもないですけどね。
ただ、このDIYといった「趣味」も大なり小なりを含めて考えて観ると、非常に根強い人気のあるジャンルだと思うんですよ。ただ、ジャンルが極めて多彩、曰く手芸から建築までwなのと、若干のオサレ感不足というか、地味さというか・・・。
ああ、趣味のジャンルがメインでは無かったですね。
つまり、一言いらない思いが私の頭に浮かんだのは事実なのですが、この作品「~△」並みに好きだった!と言いたいわけです。
・・・あんま説得力ないかなw。
ついでにもう一つ頭に浮かんだ、どーでもいい思いを一つ。
この作品「ゆるキャン△」に「放課後ていぼう日誌」を足して2で割って地味にしたみたい。
なーんてw。
物語自体は、超素晴らしいと言う訳でもない気がしたけど、オリジナルストリートしては形になっていたんではないでしょうか。
タイトルに沿った形でDIYで物を作るという事を中心に据えて人間関係がつながっていく物語だった。
私が大好きな仲間が増えていく系で女子ワチャワチャ系、終盤ではほんの一瞬だけど歴代の部員(OG)さんとの思いがつながるエピソードもあって、時代を越えての連携、この辺も私の琴線に少し触れた。
作画はこれもクオリティとしてはフツー。
ただ、狙っての事だと思うけど、独特の雰囲気をもった描かれ方をしていた。
ちょっとイラストチックというか、淡い色合いというか、うまく表現が出来ないけれど、味になっていたと思います。
声優さんも、賑やかで楽しかったかな。
しーは少しやかましくて苦手だったかも、ジョブ子は大好きだった。
ジョブ子に「ぐっじょ~ぶ!」って言われてぇw。
元気とかやる気が出そうだわ。
音楽もらしく、楽しい感じでよかったです。
あと、口笛ちっくなBGM、ゆるキャン△と言いこういう作品にはこういうBGMが一つあるといい雰囲気になりますね~。
何となく、好きでしたね~。
キャラクタは、そうですねぇ、声優さんの所でも書きましたが、
しーは少し苦手、嫌いってわけではないんですが、強く当たりましたかね。
ジョブ子はしゃべりと言い、雰囲気と言い、大好きでした。メリハリのついた英語の決めゼリフや独特のイントネーションが楽しかったです。
せるふも割と好きでしたね~、ああいう風に周りを気にせずに、ポジティブに生きていける人に憧れてしまいます。本当に強い人っていうのはこういう人なんじゃあないかと常々思っています。
あとは、ひとくくりにしてしまいますが、その他のキャラクタも個性的で楽しかったです。
あーw先生のお公家さんみたいな容姿は苦手だったかもしれませんwww。
ちょっと、他作品と比較したような書き方をしてしまい、あまりよくないレビューになってしまったかもしれませんが、私的には良い作品だったなぁ、と思いました。
オリジナル作品という点でも評価しても良いと思いますし、コンパクトに最後まで形になっていました。
幼馴染が意地を張ったり、強がったりを乗り越えたりして素直につながったという形は落としどころとしてはいいのではないかと思います。
ちょっと、百合っぽく見せたところが良かったのか悪かったのか・・・、ま思春期特有のいろいろなことが混ざり合って、こじれた感情と考えれば深追いする必要もないかな。。。
ぐっじょ~~~~ぶ。