人造人間で格闘なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

64.0 1 人造人間で格闘なアニメランキング1位
キャシャーン Sins(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (66)
386人が棚に入れました
荒廃した世界にて、長い眠りから目覚めたキャシャーン。目覚める前の記憶を失っていた彼は、何故か襲い掛かってくる敵と戦いながら自らの記憶を取り戻さんとする。荒野をさすらうキャシャーンは、やがて様々なロボットや人間と出会い、自身の背負った“罪”を知ることになるのだった……。

声優・キャラクター
古谷徹、宮原永海、皆口裕子、チョー、矢島晶子、森川智之、小山茉美、内海賢二

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

雰囲気だけで御飯3杯はイケる?!傑出したダークな世界観

【レビューNo.100】(初回登録:2023/12/24)
オリジナルアニメで2008年作品。全24話。
「レビュー100本記念」はこれでいきたいなと。
他のレビュアーさんとやりとりして、昭和のアニメ「ガッチャマン」や「キャ
シャーン」を知らない世代に軽くショックを受けたので。
(冷静に考えるとウチの娘たちも絶対知らんわwww)
なので、その辺りのアニメも取り上げてみようと。
とはいえ、今更昭和の作品そのものを取り上げるものいかがなものかと思い、
平成にカムバックしていた本作を紹介しようと。

(ストーリー)
長い眠りから目覚めるも、それ以前の記憶を失っていたキャシャーン。
しかしその間にロボットを含む全世界は「滅び」が進む荒廃した世界へと変わ
ってしまっていた。
「キャシャーンを食らうと永遠の命が手に入る」
そんな噂に群がり、キャシャーンに襲い掛かってくる「滅び」に冒されたロボ
ット達。そして
「お前が犯した『罪』を思い出すまで許さない!!」
と、キャシャーンに付きまとう女ロボットのリューズ。
荒野をさすらうキャシャーンは、襲い掛かってくる敵と戦いながら自らの記憶
を取り戻さんとする。やがて様々なロボットや人間と出会い、自身の背負った
「罪」 を知ることになるのだった。
※ロボットの「滅び」
 → 体中に錆が発生し、部品交換も適わず朽ち果てていく現象。
   (それまで不死身に存在だったロボットに訪れた「死」という概念)

(評 価)
・昭和の名作を大人向けに見事にブラッシュアップ
 ・「キャシャーン」は昭和アニメで、ブライキング・ボス率いる「アンドロ
  軍団」に立ち向かうべく、東博士の息子の鉄也が「新造人間キャシャーン」 
  となり、人類を守るために戦う子供向けのヒーローもので、私も子供の頃
  お世話になった作品です。
 ・その「キャシャーン」から、主要キャラや終末期という世界観を引き継ぎ
  ながらも、単純な「懲悪もの」から「死生観」や「罪」といった哲学的な
  要素を取り入れ、大人向けにストーリーを一新したものが本作になります。
 ・主要キャラも前作から下記のように変更。
  ・キャシャーン
   悪を倒すヒーロー
   → 記憶を失った放浪者。唯一「滅び」から逃れた「不死身」の存在
  ・ルナ
   キャシャーンの相棒(ヒロイン的存在)
   → 他者に「生」と「死」を与える力を持つ存在
  ・ライキング・ボス
   アンドロイド軍団を率いる悪玉ボス
   → 狂言回し的な存在。(「滅び」のきっかけを作った張本人ではある)
  あと前作のような変身機能はないですが、ロボット犬フレンダーも引き続
  き登場するのは嬉しいですね。

・誉め言葉としての「雰囲気アニメ」
 元々キャシャーンは前作から、
 「終末感漂う荒廃した世界で繰り広げられるシリアスなストーリー展開」
 というダークさが漂う作品ではあるのですが(一応子供向けだったので強く
 は押し出してはいないですが)、本作では上述に加え
 ・「滅び」という「死」の概念が蔓延した鬱々とした空気感
  またそれから逃れられないという閉塞感やぺシニズム
 ・キャシャーンが犯したとされる「罪」という十字架の重さ
 ・大人向けの辛口な演出
 ということで、重厚でダークな世界観がホントたまらない!!
 そしてすべてを明確に語らず、ミステリアスな余韻が残る演出も相まって、
 本作が纏う「傑出した雰囲気」を創り出してるって感じですね。
 この雰囲気を味わうだけでも、本作を視聴する価値はあると思います。 

・秀逸なメカデザインと戦闘シーン
 前作から引き継いだ戦闘用量産型ロボットに加え、ならず者(?)のロボッ
 トのメカデザインはどこかレトロ感がありホントに秀逸です。
 また戦闘シーンでキャシャーンに破壊される際の部品が飛び散る作画や金属
 音など、メカ好きには堪らない描写も多いです。
 それにキャシャーンと同タイプで同等の戦闘能力を有するライバルキャラも
 登場しますが、この辺りの戦闘シーンスピード感や迫力があり熱の籠ったも
 のに仕上がっています。
 人間タイプのロボットも登場しますが、幼女のリンゴ以外はどこかにロボッ
 トと分かるデザインがなされており、それでいて人間らしい感情のセリフを
 吐き出したりとギャップも上手く作用しています。

・「生」と「死」を扱った割と重い作品
 前作が「懲悪的ロボットバトルモノ」ということもあり、そういう描写が多
 いですが、本作の本質は「滅び」というロボットに訪れた「死」の概念がも
 たらす、各ロボットの「死生観」にあります。
 ・「死」から逃れるためあがく者
 ・「死」受け入れる者、そしてそれにより気付きを得た者
  → 「他者と限りある時間を過ごすのが愛おしい」と感じる恋愛感情っぽ
     いもの
  → 「死があってこそ生がある」という生きている実感etc…
 しかし一度は死を受け入れたものの、キャシャーンという「蜘蛛の糸」が目
 の前に現れた時その者は・・・といった結構エグイ描写もあり「生」と「死」
 というテーマに対し、ロボット達は様々な答えをみせてくれます。
 そしてそれと対比しての「不死身」の存在となったキャシャーンの苦悩。
 
 またテーマから少しそれますが「ロボット軍団」を率いて一時頂点に立って
 いたライキング・ボスが目指した世界とは・・・
 哲学的な要素を含む面白い作品に仕上がっていると思います。

昭和の「ヒーローもの」だった子供向けだった作品を、「大人だからこそ楽し
める」作品にブラッシュアップしてきたタツノコプロの手腕は賞賛に値すると
思います。それに何といっても傑出したダークな世界観!!
それをしっかり24話で魅せてくれるという・・・
もう15年位前の作品となりますが、今なお十分楽しめる作品だと思います。

あとOP「青い花/カラーボトル」はかなりの名曲です。
(私の記憶が確かなら多分最後に買ったCDになるかな)

投稿 : 2025/04/12
♥ : 10

鉄のあくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

私がアニメにハマるきっかけとなった作品!

実写映画の「CASSHERN」のファンだった私は、この作品で初めてアニメを1話から最終話まで完走しました。
今思えば、これがきっかけでアニメを観るようになっていました。

基本的に「もうダメだ」ってくらい退廃的な世界の中で、主人公キャシャーンが小さな"生きようとする力"と出会っていき、自分の為すべきことを模索していく物語。

原作のキャシャーンを知っている人からすると「なんでキャシャーンを名乗る必要があったのか」というくらい独自の世界観・ストーリーになっていて、リメイク版とは決して言い切れない感じなんですが、原作アニメから実写映画、そして今作に受け継がれる作風で、シリアスかつシンプルで強いメッセージ性のある作品に仕上がっていると思います。

今観かえしてみると、特別なにかに優れていた作品とは思いませんが、なぜか人を引き寄せる"覇気"があります。
これは観れば感じて頂けるはずです。

観ている方が少ないようですが、序盤だけ観ても面白いと思うので、時間があれば是非とも。
おすすめです!

投稿 : 2025/04/12
♥ : 4

ワタアメ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

良いじゃん!きゃしゃーん

うーん・・・そうっバトルが派手でいいんすよ。キャシャーン見た事無かったんで見ようと思い結局全部見ましたが、まあやってやった感はありますよね。でも私はリメイクするよりかは、こういう方は良いと思いますけどね。まあ注目度は低めだったかもしれませんね
とにかく私は毎週何故か楽しみに見た事は事実なんです

投稿 : 2025/04/12
♥ : 3

63.2 2 人造人間で格闘なアニメランキング2位
ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ!!(アニメ映画)

1989年7月15日
★★★★☆ 3.5 (57)
301人が棚に入れました
時は23回天下一武道会から数年後。武道会で悟空に敗れたピッコロが、悟空と再戦して今度こそ倒すために荒野で修行をしている途中で、謎の人物たちの襲撃を受ける。一方、パオズ山で暮らす悟空一家にも異変が起こった。悟空が不在の間に、チチと牛魔王が何者かに襲われた上、悟飯が誘拐され、さらに四星球も盗まれてしまった。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作やTVシリーズで悟空が青年となってからは、ほとんど使うことのなくなった如意棒を本作では再び使用している。

天下一武道会で悟空がピッコロに勝利してから5年。悟空はチチとの間に悟飯という息子ができ、幸せな日々を送っていた。そんなある日、ガーリックJr.の手下、ジンジャーら三人組が現れ、悟飯共々ドラゴンボールを奪っていく。七つのドラゴンボールを揃えたガーリックJr.は神龍から永遠の命を手に入れる。その背景には父、ガーリックと神様の間の知られざる関係があるのだが・・・ガーリックJr.を相手に苦戦する悟空。ピッコロの助太刀もあるが、危機一髪!その時、「おとうさ~ん」父の危機に悟飯の潜在的Zパワーが大爆発!

1989年7月15日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第4弾であり、『ドラゴンボールZ』初の劇場作品である。

劇場公開当時にはサブタイトルはなく、ビデオソフト化する際に『ドラゴンボールZ オラの悟飯をかえせッ!!』と付けられたが、DVDでは再びサブタイトルがなくなっている。

当初は前作『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』の1年後の設定で、TVシリーズのピッコロ大魔王編を劇場用として新たに製作される予定だった。その内容はクリリンの死から始まり、ヤジロベーやチチなどの少年時代の孫悟空との出会いも描かれるはずだったが、TVシリーズが『ドラゴンボールZ』に改題されたため、内容も変更された。前作までの劇場版独自の流れはここで打ち切られ、これ以降の劇場用作品はいずれも、TVシリーズの延長線上のような物語が製作されることとなる。

ストーリーは、『ドラゴンボール大全集』に「ラディッツ戦で死亡する悟空が生きている点などから、ラディッツ来襲よりは前の事件のよう」と書かれている。ただし本作では悟飯とクリリンはすでに面識があるが、原作やTVシリーズにおける2人の初対面はラディッツ来襲時である。なお、本作の敵役であるガーリックJr.は、後にTVシリーズでのオリジナルストーリー「魔凶星編(ガーリックJr.編)」(108話 - 116話)にて復活し、再登場を果たす。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 10
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

Σ(゚Д゚;えーッ!その願い叶えた人いたんや!

番外編の劇場版、第4弾。初鑑賞です。

ドラゴンボールのネタバレ判定って難しいので、
シリーズ全て観たことある人以外には
この先ネタバレになる可能性があると思ってください。


{netabare}個人的に悟空が生きていて悟飯と同じ時を過してる
ってだけでもう既に胸熱でした。

悟空とピッコロが仲良くなる前の話で、
お互い意識しあってる関係も今となっては新鮮〜。


そしてレビュータイトルで少し触れましたが、、
ガーリックJr.が「永遠の命」を誰にも邪魔されず
神龍にちゃんと願い叶えてもらってて驚きです!!

いたんですねこの願いを実現できた人物がwww

結果的に地獄で永遠に生き続ける事になったけど、
この願いは誰も叶えることができないものだと
勝手に思い込んでいたので神龍が了承した瞬間に
えぇぇぇえええ!?って声出ちゃいましたよ(・᷄֊•̀ก"

もうそれだけで大きな収穫となりました。
{/netabare}

それにしても自分が生まれる前に作られたもので、
しかも41分でこの内容は凄いの一言に尽きます。

ドラゴンボールって定期的に
摂取したくなるアニメなんですよね〜中毒性あるw

投稿 : 2025/04/12
♥ : 4

Larara さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

特に感想もなく

今ドラゴンボールZを見ていて、108話で急に見た事のない回想があったので調べたら、ガーリックJr.がこの劇場版に出てくるものだということで見ることに。
ただ、へーって感じ。見ても見なくてもどっちでも良かったかも。108話の回想を見て、想像した通りの内容でした。

投稿 : 2025/04/12
♥ : 1
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