人工知能で戦闘なアニメOVAランキング 1

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの人工知能で戦闘な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月25日の時点で一番の人工知能で戦闘なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.8 1 人工知能で戦闘なアニメランキング1位
PLUTO(Webアニメ)

2023年10月26日
★★★★☆ 4.0 (52)
231人が棚に入れました
憎しみの連鎖は、断ち切れるのか。 人間とロボットが<共生>する時代。 強大なロボットが次々に破壊される事件が起きる。調査を担当したユーロポールの刑事ロボット・ゲジヒトは犯人の標的が大量破壊兵器となりうる、自分を含めた<7人の世界最高水準のロボット>だと確信する。 時を同じくしてロボット法に関わる要人が次々と犠牲となる殺人事件が発生。<ロボットは人間を傷つけることはできない>にも関わらず、殺人現場には人間の痕跡が全く残っていなかった。2つの事件の謎を追うゲジヒトは、標的の1人であり、世界最高の人工知能を持つロボット・アトムのもとを訪れる。 「君を見ていると、人間かロボットか識別システムが誤作動を起こしそうになる。」 まるで本物の人間のように感情を表現するアトムと出会い、ゲジヒトにも変化が起きていく。 そして事件を追う2人は世界を破滅へと導く史上最悪の<憎しみの存在>にたどり着くのだった―――。

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

漫画を「越えられない」

ボクがアニメ会社にいた数年前から作るという企画は聞いていましたが、正直期待はずれな出来だと思います。

原作を「そのまま」アニメ化しただけで、アニメーションとしての出来が凡庸なんですね。盛り上がらないまま最終回まで見ました。

というよりも、強豪のアニメが多いからかもしれませんが、演出がちょっと古くさいと思いますし、なにより今の時代には派手な演出が多いアニメがたくさんあるので見劣りしてしまいます。

かと言って、構成になにか特出した驚きを入れているわけでもないので、浦沢直樹さんの漫画は非常に面白いと思いますが、このような評価になります。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

手塚治虫×浦沢直樹

アトムの1エピソードのリブート。
ククルスドアン的に膨らませたやつ。

ネトフリなので8話だが各話1時間。
漫画は途中で投げた。

01
なるほど。お金はかかっててCGも上手くて高品質。

手塚氏
アトムは当時は革新的な名作だったとはいえ今ではエヴァ以上にパクられすぎて、若者が見ればどこかでみたやつの集合体にしか見えないでしょう。映画を構成する連続した動画をコマの配置で表現する手塚氏の漫画は紛れもなく画期的な発明ではあったが、もはや今現在の潮流である状況説明と心境ポエムのセリフ主体で構成される、引用や再利用を前提とした情報番組やグッズ販促動画的な作りではない。手塚氏の漫画のキモは映画の再構築のストーリーよりも省略の技術の発明であって、凄まじいテンポで進むスピード感によるエキサイティングな体験により、富野氏が言う「尺を削ると情報量が増す」という意味が実感できる構成。手塚氏の映画好きのマインドによるものもあって読者にもある程度の引き出しが求められる作り。しかし今の漫画は見やすさわかりやすさを追求する方向に進化したので、若い子は昔の漫画は読みにくくて仕方ないと思う。これは劣化というわけではなく漫画が国民的な娯楽レベルに普及したからこそであり、この多大な功績と結果には氏も満足しているのではないかと思う。悪く言えばバカにもわかりやすく気軽に楽しめる作品が増えたと言えるのだが、それこそが氏の望んだ未来の姿なのだろうと思う。

浦沢氏
投げっぱなしENDの悪評も有名だがそれ以上に物語冒頭から発揮される異常なレベルの絶大な吸引力でグイグイと読者を引き込ませる世界観は漫画界でも随一の魅力を誇る。まったくどうやって落とし所をつけるのか全くわからない謎の数々をでっちあげては読むものをガッツリ掴んで離さない凄まじい磁力を誇る作品群は新しい物語に触れるワクワク感を新作に触れるたびに掘り起こしてくれる。この支離滅裂な破天荒さが浦沢氏の最大の魅力。こじんまりとすっきり整理されギチギチに整合性の取れたコンパクトでミニマムな話やキャラの説明しかやらないアクスタ販促漫画などに飽き飽きした読者は一度浦沢作品に触れてみることをおすすめする。もちろん本人に制御できないレベルにまで急激に膨らんだ風呂敷は万人が納得するレベルに綺麗に畳めるはずもなく、ほとんどの作品は信者とアンチで評価はまっぷたつ。本人曰く「途中まで面白ければよかろうなのだ」。この意見に賛同できる諸兄はお試しあれ。そう、浦沢作品は色々と試されるものが多い。それでいてウケる作品を描こうとしてちゃんとウケるのが彼のすごいところ。売ろうとしてきちんと売れるのは小室氏みたい。秋元氏は大量生産の数撃ちゃ当たる方式でしなかいが、未踏の領域で明確なロードマップを描いてハイリターンな戦場を選ぶ戦略こそが彼の才能。

01
どこに向かうのかがわからない荒唐無稽さが魅力の浦沢氏がビッグネーム手塚氏のリメイク。両者の魅力がスポイルされること必至な企画だと思う。もちろん一定のクオリティは約束されてはいるが、手塚漫画の落とし所など、常識レベルに漫画アニメに触れてきた層にとっては「どっかでみた」ということにしかならない。もちろん漫画のスピード感や濃縮度合いも望むべくもない。映像化にしても原作漫画を大幅改変することは許されない。もちろん浦沢氏は抜群に絵が上手いのだがキャラや構図の派手さがウリではないのでアニメにしてもただ地味な画面になることは必至。新海誠がバズる現代では攻殻が流行った昔と違いおっさん映せば大人向けとはならないでしょう。漫画で言えば画面は派手だが中身はたいした発明はなかったAKIRAとは真逆。コレジャナイと当時の原作信者のヘイトを買いながら赤字を垂れ流した劇場版AKIRAだが、漫画での「画面が凄い」をアニメならではの「画面が凄い」に昇華した結果、アニメ映えする作品のポテンシャルを最大限に引き出して後世に残る傑作アニメとなったのは当然の帰結。本作はディティールこそ調整されてはいるが本筋は映画的。当時手塚氏が感銘を受けた映画だってそれはもう擦られまくってパクられまくっているのは自明。なのでどちらかというとアニメより実写映画好きのほうが「どっかでみた」度は高いのかもしれない。おじいちゃんからすればエヴァもまどマギもガンダムもコピペにしか見えないようなもの。

つまんないわけではないがあまりに体感時間が長いので一旦保留。
浦沢漫画の吸引力がなく1時間が長く感じる。
浦沢氏に常識的な作品は求めてない。

しかしあのピアノ曲の作曲って浦沢さんなのかよ。天才だな。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2
ネタバレ

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

面白いけど難し過ぎる

原作者とリメイクした人から考えて面白くないわけがないので見ました。
全8話ですが1話が3話分ぐらいあるので通常のアニメ20話分ぐらいのボリュームになってます。
前半は地味で話が難しくて何度も途中で寝てしまったので、途中で別のアニメを挟みながらなんとか見れました。見終わるのに1週間ぐらいかかりました。
作画も安定していて非常にクオリティが高かったです。
ストーリーは間違いなく面白いのでストーリー重視の方におすすめです。

{netabare} ゲジヒトの花を買うシーンでわかりやすい死亡フラグが立ったのですが、「主人公だから死ぬわけないよねー」と安心して見てたら本当に死亡したので「えーっ!」ってなりました。最終回の怒濤の展開と伏線回収も見事でした。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0
ページの先頭へ