pikotan さんの感想・評価
3.6
苦手ジャンル
怖くないというコメントが多いですが、ホラー・オカルト系が苦手な私には十分に怖かったです。
1クール目はそれほどでもありませんでしたが、2クール目に入ってからは怖さレベルが1段階上がったように感じました。
でも、見える子ちゃんは怖すぎて1話切りだったので、それに比べれば怖くないのかもしれない。
毎週「怖いなあ、観たくないなあ」と思いながら、続きが気になって結局完走してしまった。
pikotan さんの感想・評価
3.6
怖くないというコメントが多いですが、ホラー・オカルト系が苦手な私には十分に怖かったです。
1クール目はそれほどでもありませんでしたが、2クール目に入ってからは怖さレベルが1段階上がったように感じました。
でも、見える子ちゃんは怖すぎて1話切りだったので、それに比べれば怖くないのかもしれない。
毎週「怖いなあ、観たくないなあ」と思いながら、続きが気になって結局完走してしまった。
Mi-24 さんの感想・評価
3.5
戦闘する“心霊”に合わせて、手持ちから相性のいい“心霊”を取り出し戦闘を有利に進める。
ポケモンバトルやカードゲームのバトルみたい。
この作品の心霊は「怖い・恐ろしい」というより、心霊バトルで楽しく遊んでいる感じだ。
心霊術師の「寶月夜宵」
この子が特徴的で面白いので、楽しく見れた。
コーヒー豆 さんの感想・評価
4.0
2023年の夏アニメで、全25話です。
内容は、霊をゲット・仲間にして、新しい強い霊をゲットしていく
オカルトなバトルアニメです。
けっこうグロい話もありますし、子どもが観たら
きついシーンもあるかも。
ストーリー、キャラ含め、なかなかクレイジーな面もありましたが
嫌いじゃないお話でしたよ。
OPが自分は好きでしたね。歌手の方が、薬物で捕まってしまいましたが、
歌が上手いだけに残念ですね。
次のシーズンがあれば、またたぶん観ると思います。
かんぱり さんの感想・評価
4.1
[見終わって・・]※各話感想は下にあります
ちょっと不思議な感じな作品でした。
基本ダメエルフと女子高生巫女のほわほわコメディなんだけど、エルフと人間の生きる時間の違いにしんみりさせられたり、江戸の豆知識も面白かったりと別な切り口もあったりしてそれが味わい深い感じになってるというか。。
原作未読ですがそれなりにストックはあるみたいですし、人気も出たみたいなので続編あるかもですね。
2期があったらぜひまた見たい作品です。
[初回感想]
400年前の江戸時代に召喚されて、東京月島の神社で高耳姫として祀られたエルフのエルダが現代を生きるお話。
私なぜか江戸時代~大正時代って好きなんです。
なので、これもタイトルで気になってたんだけど、イロモノっぽい作品なのかなと思ってあまり期待してなくて、とりあえず1話だけ見てみることに。。
作画綺麗ですねー。
現代の便利で面白い物欲に負けてダメエルフっぽくなってるとこは好き嫌いが分かれるとこかもだけど、外に出ずに引きこもってる理由もきちんと語られていて、エルダの気持ちを考えるとあまり人と会わないようにしている気持ちもわかる気がする。。
これ見てて他の方も言ってましたけどエルフと人間の時間の流れの違いとか「葬送のフリーレン」を思い出しました。(この作品も大好きでアニメ配信がとても楽しみです♪)
でも地元の人たちにすごく愛されていて電気店のおばあちゃんの「変わらないものがあると安心する」って言葉にじんわり。こういうシーンがあるところ、好きかも。
私も地元に帰って、小さい頃からやってるお店が頑張ってやってたりするとなんだかちょっと嬉しくなる。応援したくなる。そんな気持ちに近いのかな・・
月島って古いものと新しいものが混在してるようなイメージがあって、この作品のテーマというか雰囲気にぴったりですね。
あとEDが実写かCGか分からないですけど凝ってたりしててすごいです!
以下、各話の感想です♪(1話については↑でだいたい書いたので2話から・・)
2話「いこうぜ、もんじゃストリート」
{netabare}佃煮の始まりとか、もんじゃの由来とか今のもんじゃと違うとか、そういう話を聞くのも楽しいですね。
月島のもんじゃは1度食べたことありますが、おやつ感覚で小ベラでちまちま食べるところも楽しかったです。
でもあれは誰かとわいわいしながら食べるのがいいのかも。{/netabare}
3話「新米巫女と継承の儀」
{netabare}芋蜜のムースプリン、実際に売ってるんですね♪
スイーツとかはネットで買ったことないんですよねー。
実際にお店回って見たりするのが好きだし送料高かったりすることも多いので・・
と言いつつ、お酒は何度か買ったことありますw
遠くのものとか手に入りにくいものもネットだと手に入ったりするからいいですよねー。
今回もお氷さまとか、ちょうちんの話とか昔の話も面白かったです。
二人でコンビニ前でカップラーメン食べてるシーン見ててなぜか放課後インソムニア思い浮かべちゃいました。{/netabare}
4話「古今東西エルフ合戦」
{netabare}他の方も書いてますが、エルダの声がキャラによく合ってる感じでなんかいいんですよね。
今回は大阪からもう一人のエルフ、ヨルデが巫女さんと東京に訪ねてくる話。
エルダと違って活発で元気な神さまみたいで今後もたまに登場するんでしょうか。(ちょっとうるさいケド)
風邪で高熱でたりしたときってすごく心細くなりますよねー。
昔独り暮らし始めたばかりの頃40度OVERの熱だしたことあったんですけど、歩くのもふらふらで、このまま死ぬんじゃないかと心配になって、母に電話してわざわざ来てもらったことを思い出しました。{/netabare}
5話「月島ガールズコレクション」
{netabare}エルダが精霊を使いすぎたので、代わりにスマホの使い方を教える話だけど・・
エルフがスマホ使ってるのはなんか嫌だなー。
やっぱり精霊とか魔法つかってほしいかも。
江戸小紋とかすごく日本らしいおしゃれな発想だよね。
高耳神社に代々伝わる振袖の話は良かった。。こういう話はほっこりして好き。{/netabare}
6話「Stand by Me」
{netabare}試験勉強が忙しくてなかなか会いに来てくれない小糸に淋しくなるエルダ。
エルダにとっては一緒にいられる時間のとらえ方が小糸とは違うからこその淋しさなのかな。
スカイツリーに一緒に上って、神域に小糸を引き入れたのもそんな気持ちの表れなのかも。
それから小糸が勉強中に掃除とか他の事に夢中になるやつ、あるあるですよねw{/netabare}
7話「街の匂いは」
{netabare}凧あげの名前の起源知りませんでした。毎回勉強になります。。
小糸と小柚子が仲良くしゃぼん玉を飛ばしている姿を優しい笑顔で見ているエルダのちょっぴり憂いの感じる横顔が印象的でした。
エルダが街の人たちからすごく愛されてるのがわかる福引きの話はほんわか和まされました♡{/netabare}
8話「彼女とエルフの事情」
{netabare}またまた新たなエルフちゃんが登場です。
今度は金沢で、前田利家が召喚したみたい。
普通に見てる分には面白いし、悪くはないんですけど・・
こう、ぽんぽんとエルフが増えちゃうと・・なーって。
個人的には5話や6話みたいな話を掘り下げてくれると嬉しいかな。。
あでも会話爆弾処理シーンは笑っちゃいました♪{/netabare}
9話「Time After Time」
{netabare}エルダの押し入れから出てきた、古いビデオテープ。
変わらないエルダと今はもういない人・・
これ見た小糸はどんなことを思ったんだろう。
私も身内が亡くなってるので、昔の映像とかなんとなく見れないんですよね。
でもちゃんと残しておきたいとは思うんです。
小糸も私と同じ気持ちか分からないけどテープをエルダに預けたのはわかる気がします。{/netabare}
10話「みっつの都のエルフと巫女のはなし」
{netabare}電子媒体と紙媒体。
私は気に入ったものは基本紙媒体で買ってます。
エルダじゃないけど、最初電子で読んでたけど気に入って紙で買いなおすこともあったりw
大阪の二人の会話、漫才聞いてるみたいで面白い♪
金沢の二人もいいコンビだし、それぞれのちょっとした日常を覗いてるみたいで面白いです。
小糸視点のCパート。こういう何気ない日常がとても素晴らしいんだって後になって思うんだろうなって静かなピアノの音を聞きながら思いました。{/netabare}
11話「名探偵コマちゃん」
{netabare}「エイチジー144分の1・・・」って長セリフ何回も言わせてて笑った。。声優さんすごい!
苦手なジャンルのアニメ一気見させられるのは確かにキツイかな。
でも私ガンダム見たことないから意外と新鮮な感じで見れちゃったりするかも??
小糸のとなりで楽しそうに早口で解説してくれてるエルダが面白いw
ゆみみみまつりって10回言ってと言われたら噛みそうw
射て人の祖父がケガをして小糸がすることになって・・で次回に持ち越し。
最終話のお祭りのお話、楽しみです♡{/netabare}
12話「これが私のご祭神」
{netabare}エルダが弓が上手かったり、船からジャンプして矢に的を当てたりする身体能力の高さなど、エルフらしいところが垣間見られてちょっと嬉しいかも。。
この話が最後じゃなくて、その後のエルダが厄除けする話で終わらせるところがこの作品らしいなって。
見ててとても楽しい作品でした♪{/netabare}
えたんだーる さんの感想・評価
4.4
江戸時代に徳川家康によって異世界から召喚されたエルフであるエルダ(エルダリエ・イルマ・ファノメネル)、そしてそのエルダを祭神「高耳毘売命(たかみみひめのみこと)」として祀る、東京都中央区月島にある高耳神社の巫女である小金井小糸(こがねい こいと)による祭神と巫女の凸凹コンビ。
お話としては、この二人を中心とした人外日常系コメディー作品です。
コミカルな描写で軽い気持ちで観させてくれる一方で、不老不死のエルダたちエルフの祭神がが歴代の巫女たちに先立たれながら看取ってきたであろうことを匂わせる「切なさ」みたいなものが垣間見えてくる良作だと思います。
エルダは祭神ではあるのですが、不老不死である以外には超常的な能力を持っているわけでもなく、高耳神社の本殿に引きこもってゲームやプラモ、食玩などにハマっている「オタクエルフ」です。
一方の小糸は巫女として神事に励み祭神であるエルダの相手を務めていますが、今どきのファッション好きな普通の女子高生でもあって、ブランド品や「大人な女性」などにも憧れつつ、活動的な日常を送っています。
この二人は対照的な人物でありながら、形としての「祭神と巫女」という関係を超えた固い絆のような物で結ばれた仲の良いコンビです。他にも二組の祭神・巫女コンビが出てきますが、みんな関係は良好のようですね。
小糸の妹である小柚子(こゆず)や、小糸の幼馴染みで高校のクラスメイトでもあるコマちゃん(桜庭高麗(さくらば こま))、シマデンのばあちゃんといったサブキャラが絡んでくるエピソードもあるのですが、エルダの居室である高耳神社の本殿でのエルダと小糸の二人きりのエピソードも多くて、限られたスペースと少ないキャラクターで巧みに作られたお話に感心してしまいます。
ときどきエルダが披露する「江戸時代豆知識」的なものに、人間の本質の変わらなさみたいなものも感じられて、そこもとても面白いですね。
この作品の象徴的なエピソードと言える第10話のアヴァンタイトルでのナレーション「そしてエルフは眠りにつく。変わらぬ明日の平和を願いながら」、そしてCパートでのナレーション「そして巫女は眠りにつく。より良き明日を願いながら」という言葉でこのレビューを締めたいと思います。
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
4.2
どうもw「腐っている!」は言い過ぎな気がしたので、ちょっとだけマシな発酵という事にしておきました。
意味のないこだわり & 配慮でスミマセンw。
さて、この作品は原作を知らない作品で、あにこれの中でチラ見していた評価が割とお高めだったので楽しみにしていた作品です。
なかなかに突飛なタイトルである事と、「エルフ」!
まぁ、個人的にですがファンタジー作品が割と好きな時期があったものですから、エルフにはいろいろと思うところはある訳です。
とは言え、「え、え、エルフ・・・、エルフと言えば、ファンタジーで言うところのキレイどころ・・・」的などっかのなろう系の主人公ほどの思い入れがある訳ではなく、ファンタジー世界を構成する種族の中では、割と好きな方で、ドワーフとかノームとかよりは小ぎれいなイメージを持っている程度なのですがw。
思えば、特定のネームド美形エルフが認知されたのって、恐らく、なのですが日本では「ロードス島戦記」のディードリットあたりからではないかと愚考するのですが、どうでしょう。
少なくとも私はそうだった気がしています。
それ以前にも、まぁ、なにがしかのモノはあった気もするのですが、あまり記憶に残っていませんし。
ああ、話がそれてしまいました。
この江戸前エルフという作品。
まず、一番最初の設定から、面白いですよねぇ。
異世界から召喚されたエルフが神社のご神体?ご本尊?しかも生きてるwとしてまつられていて、街の皆さんにも親しまれている。
ほー、確かに確かになんか、いろいろな地方、地域伝承にそんな雰囲気の得体のしれないモノを祭っている所がある気がするし、それが異世界から召喚されたもの、みたいな考察って面白い、と素直に思ってしまいました。
着眼点がおもしろいとw。
しかもそのエルフが腐って・・・、いや失礼、発酵気味w。
かつ、引きこもり、コミュ障気味とな。
エルフの高貴かつ潔癖気味、何ならドワーフに匹敵するくらい石頭(頑固系)なイメージからすると、ギャップがありすぎますよね。
容姿が美しいのはイメージどおりかなw。
そんなエルフと担当巫女の小糸と町の皆さん、ほかとの日常を描く作品って事になると思うのですが、まぁ、思っていたのの3倍くらいはグータラでポンコツですよね。
ただ、まぁ、可愛げがあるのと、時折江戸時代のウンチクを披露するあたりで少しキラリと光る知性と長く生きている経験値を見せつけてはくれるのですが。
ただ・・・、個人的には、いくら可愛げがあっても、ここまで面倒くさい感じなのは遠慮したいと思ってしまいましたw(個人の感想ですw)
ただ、なんて言うか作品の持つ雰囲気というか、下町感というか、なんだかんだ言ってエルダが皆さんに愛されて、可愛がられて、頼りにされている?って言うところがじんわり、ふんわりと伝わってくる点はすごくよかったです。
ほのぼのしてしまいます。
また、物語の中ではほかの地域に祀られているいるエルフたちも登場します。
大阪の方で祀られているヨルデとその巫女向日葵、石川県の方で祀られているハイラとその巫女いすずが登場しましたね。
近隣県の石川県のエルフが登場したのは、何となくですが嬉しかったですw(なんだそれw)
ただ、このエルフたちもいろいろとユニーク(ポンコツ)ポイントを持っており、私たち視聴者を楽しませてくれ、それぞれの担当巫女を困らせている訳なのですが・・・w。
他にもいたりするんですかねぇ。
ちょっと、楽しみになったりしますねぇ。
さて作画は・・・、これはきれいに描かれていましたね。
キャラクタをはじめとして、街の風景、空気感も感じさせるようなポイントがいくつもありました。
また、デフォルメ系になったり、表情が崩れたりする場面でもきちんとコントロールできていた気がします。
破綻なく描かれており、安心して視聴できました。
声優さんは、私的にはいつもの事ですが、そのまま受け入れられました。
エルダ役の小清水亜美さんのほんの少しかすれたように聞こえるような声質は個人的にはあまり得意な方ではないはずなのですが、ウンチクを語る場面と、甘え倒すような声のギャップを上手に演じておられたと思います。
ヨルデのキンキン声もやっぱり苦手な部類のはずなのですが、大丈夫でした。
結局、キャラに合っているかどうかって事になるんでしょうね。
音楽はOP/EDになるのですが、どちらもよかったと思います。
少しサイケデリックなトーンで始まるOPは、次第にどことなく和風なビートに変っていき、最終的には作品の持つイメージマッチしていました。
また、EDはエルダの発酵っぷりがわかる生活圏でのゆったりとした時間の流れを感じさせるもので、とても落ち着いた雰囲気でよかったです。
一抹の寂しさというか、はかなさも感じ取れましたかね。
キャラクタについては、言うまでもなく良いと思います。
どのキャラもカッチリと描かれており、きまっていました。
キャラを崩す際のオンとオフというか、ノーマルとSD、硬と軟のバランスも良く、しっかりと演出が効いていたと思います。
楽しかったですね。
最後にキャラについて、正直に言うとエルダは可愛いかと聞かれると「可愛いとは思う」とは答えますが「好みか?」と聞かれると「実はそうでもない」と答えるくらいの入れ込み具合でしたw私は。
だから、ちょっと、落ち着いた目で視聴出来ていたのかもしれませんね。
ヨルデもどちらかというと、やかましいし苦手なタイプw。
素直さと、ポジティブ思考というか言われたことをそのまま受け入れるような性格は羨ましい、好ましいと思いましたけどw。
ハイラは・・・実は性格的には一番好きなタイプかもしれませんが、あそこまで博打好きとなると・・・。
こう見ると・・・、
・・・この作品のエルフって、本当に「あのエルフ」なんですかね、なーんて思ってしまいますwww。
さて、この期(期待を込めて、次もありそうな書き方をしますが・・・)、日常系に近い作品だけあって、ふわっと終わった気がしています。
続きも、すぐに作れそうな感じ。
また、観てみたいと思っているのは私だけでは無いのでは?という感想で締めようかと思います。
ああ、最後の最後に。
ファンタジー設定をかじった者なら理解しているとおり、エルフと言えば長命種族。
物語の中にもそれを類推させるようなシーンがいくつかありましたが、エルダはじめ、祀られているエルフたちは数多の別れを経験しているはずです、今の巫女たちとの邂逅も一瞬のものであると理解し、もしかしたら、終わりすら見えているのかもしれません。
そう考えると、少し物悲しくもあり、寂しくもありですね。
だからこそ、出会った者、機会を大切にと言う事なのかもしれませんが・・・。
え、これなんてフリーレン(?_?)
レオン博士 さんの感想・評価
3.9
評価が低いみたいですけど、わたしは楽しめました
作画はかなり気になったけど、面白かったです!
突き抜けた個性やクセがなくて地味だし、作画がかなり悪いので魅力が伝わりづらいけど、普通に面白い王道なバトルアニメ、主題歌はOPEDどちらもGOOD
バトルアニメだけど戦闘シーンそんなに長くないので見やすくていい
実直な性格の主人公と控えめなヒロインの組み合わせは面白みないけどほほえましくて好き
【牡丹の髪飾りに託された想い】 {netabare}
むかし牡丹のことを守って死んだ皐月さんが牡丹に贈った形見の「北斗七星の髪飾り」
春夏秋冬いつでも北の空に輝く北極星と、それを守るように1年で周囲を一回転する北斗七星はまるで牡丹と彼女を守る6人の付喪神みたいですね
でも彼女の付喪神は6人・・・
それは、人を信じることができない牡丹への「私が7人目だよ」「7人目の大事な人を見つけなさい」っていうメッセージじゃないかな?
{/netabare}
2期前提の作りみたいで1期はなんかいいところで終わるのがはがゆい
えたんだーる さんの感想・評価
4.1
漫画原作は未読です、
人の姿に化けることができる「付喪神(つくもがみ)」と、人間に害をなす付喪神と戦い封じる組織「賽眼(さいのめ)」が出てきます。
主人公の岐兵馬(くなと ひょうま)は賽眼御三家である岐家の次期当主。
ヒロインの長月ぼたん(ながつき ぼたん)は嫁入り道具の付喪神である「婚礼調度」の六人(羽織(はおり)/薙(なぎ)/結(ゆう)/硯(すずり)/鏡(かがみ)/匣(くしげ))と暮らす長月家当主。
長月家は人と付喪神のバランスを取る存在であり、その当主ぼたんは基本的には付喪神を狩る賽眼である兵馬と直接敵対する存在ではないものの、出会う付喪神はことごとく封じてきた兵馬としてはぼたんの価値観は相容れないものです。
しかも兵馬は付喪神により愛する家族を失っており、付喪神に恨みを持っています。
しかし兵馬は関東の賽眼である岐家当主である祖父の造兵(ぞうへい)から、京都にある長月家での修行を命じられます。
しかも造兵と羽織の間には、単なる修行にとどまらない密約が交わされていたのです…。
本作には「家同士の縁」といったともするとアナクロと受け取られがちな価値観が垣間見えますが、EDで示される未来へ兵馬とぼたんが向かうのだとすれば、彼らの道行きがどのような物かは興味深く見守りたいです。
2023年1月~3月の1クールの放送でしたが、7月から第2クールが始まることが予告されており続編が楽しみです。
イムラ さんの感想・評価
4.5
<2023/1/20 初投稿>
原作未読。
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。
最近のジャンプに多いホラーアクションかぁ。
こういうのちょっと飽きてきたかも。
絵のセンスは良いと思う。キャラデザは微妙。
とか思いながら1話見てたのですが、1話終わったら結構好きかも。
鬼滅の刃や呪術廻戦よりもノラガミに近いジャンルのような気がする。
あと付喪神と主人公たちとの距離の近さとか。
意外とほっこりなところとか。
あと、背景含め「絵」としてのデザインはかなり好み。
でもやはりキャラデザがちょい雑。
気になって原作漫画の絵をググってみたらキャラデザ良いじゃないですか。
アニメは予算が足らないのかな。
鬼滅まではいかなくともノイタミナ辺りでアニメ化してたらなぁ、と。
これ原作組は怒ってるんじゃないかな。
<2023/5/1 追記>
ようやく全話完走。
イッキ見しました。
(今期は全然アニメ見てなくて、完走は今のところ「不滅のあなたへ」と本作だけです)
やっぱかなり好きな作品でした。
誠実で素直な女の子と
朴念仁な男の子
この組み合わせは大好物です。
最近だと「恋は世界征服の後で」もこのパターンでしたね。
あっちはコントで、こっちはダークファンタジーと土俵は違いすぎますが笑
お話もシンプルで没入しやすいながらも、独特の個性もあります。
惜しむらくはアニメの質。
ufotableレベルまで求めようなんて思っちゃいないですが、原作のキャラ絵がきれいなのでにもう少し寄せてほしかったな。
それこそ「ノラガミ」レベルなら文句なしだったのに。
とか思ったけど、そう言えば「ノラガミ」はボンズでした。そこまで求めるのも厳しいのか
でもやっぱりもう少しだけなんとかしてほしかった。
その分、評点は下げてます。
Witch さんの感想・評価
4.0
【レビューNo.83】((最終レビュー)初回登録:2023/9/19)
コミック原作で2023年作品。全12話。
1期のレビューを書いたので、2期も継続して書いてみようかなっと。
(ストーリー)
憎しみをもって付喪神と対峙する兵馬の考えを改めさせるために、付喪神と共棲
している京都・長月家にお世話になることになった兵馬。
そこでぼたんや付喪神との共同生活や共闘を経て、次第に兵馬は考えを改め成長
を見せていく。
しかしその裏では、兵馬の兄・姉の仇である唐傘の付喪神が、ぼたんを狙って動
き始めたのだった。
(評 価)
1期であまり進捗の見られなかった
・ぼたんとの恋愛模様
・兵馬は兄・姉を殺した「唐傘の付喪神」を追っている
・兵馬の人間としての成長 (後半伸び悩み)
が2期でどの程度進むに注目ですかね。
・第1話:冒頭で「2人の恋物語」とはっきりいっちゃったよwww
{netabare}・ぼたんとの恋愛模様
・冒頭のナレーションで
「これは付喪神に彩られた2人の恋物語」
ってぶっ込んできたのは驚きでした!!
ってことは、それなりに恋愛をガッツリやるってことだよね?!
こんなこといっちゃって大丈夫なんでしょうか。
・今回を観る限り、周りは2人をくっつけようという動きが見られ、1期に
比べそういう方向性は色濃く出てましたが、肝心の2人は色気なしですねw
まあ、冒頭の言葉がどれだけのものか今後に期待ですね。
・兵馬は兄・姉を殺した「唐傘の付喪神」を追っている
・今回は回想がメインですが、「唐傘の付喪神」のバックには、術師のような
存在がついている描写がされていた。
(兵馬の兄・姉はその者が張った「術返しの陣」に誘いこまれた模様)
・そして今回のラストには唐傘をさし、兵馬を見つめる不気味な女の姿が・・・
正直前半は退屈な感じだったので、今後の進展が期待できそうないい引き
だったのでは。第1話としては悪くないです。
・兵馬の人間としての成長
・今回、「雅楽寮」という京都三大付喪神の一角が登場。祭りの最中に現れた
付喪神を鮮やかに封殺しました。それに対し兵馬はその実力を評価し、礼を
述べるなど、付喪神との付き合い方を心得てきた模様。
(「付喪神=憎むべき存在」は大分改善された模様)
この「雅楽寮」は暫く京都に留まるようで、今後の絡みも楽しみです。
・そして兵馬は京都塞眼「門守家」に出稽古するなど、周りとも上手くやって
いる描写が見られました。
こちらの方は少し大人になったのかなって感じですかね。
冒頭は兵馬の来る前の前日譚のドタバタ劇を見せられるなど、不安がよぎりま
したが、後半盛り返し第1話としては悪くなかったかなっと。
しかし作画が1期に比べ、かなり劣化している気が・・・
ぼたんの可愛さが半減しているし、京都の大祭りのはずがめっちゃチープな感
じでこの先大丈夫かって感じですね。
今回あの2人の恋愛がどう進んでいくのかは、楽しみになりそうですね。{/netabare}
・第2話:これは納得!→作品の核心に触れた重要回
{netabare}>「これは付喪神に彩られた2人の恋物語」
どれほどのものかと思いましたが、結構ガチできてますねw
・前半パートから恋愛街道まっしぐら。
・まず「兵馬×鏡」で「デート指南」&「ぼたんへの想いリサーチ」
修行三昧でデートのことなどまるで分かってない兵馬に、鏡がショッピング
・食事・ボーリングといった疑似デート体験でレクチャー。
そして兵馬のぼたんへの想いを探っていきます。
・そして次は街中で「兵馬×夏希、恵(ぼたんの親友)」が遭遇。
そのまま2人は兵馬をゲット!!
「遠い親戚」ということになっている兵馬とぼたんのことを、ぐいぐいと追
及していきますw
・しかし、本番は後半の「長月代表(羽織、匣)×雅楽寮」の会談でした。
ここで「雅楽寮」が「兵馬×ぼたん」の結婚の真の狙いを推理します。
→ ぼたんに宿る「稀人」を封じるため。
・以前、人間不信から「稀人」が一時的に顕在化「現人神」となった。
・人間を愛することで「稀人」を眠らせ続けることができるのでは?!
ここに来て、ようやく「結婚」と「妖モノ」が繋がりました!!
これがこの作品の核心のようで「2人の恋物語」は単なる作品の彩ではなく、
重要な意味を持っていたようです。
そして長月家の付喪神達は「婚礼調度の付喪神」!!
なるほどこれは納得です。
・そして兵馬の評価は、「雅楽寮」曰く
・障害を乗り越えられる塞眼の力
・ぼたんの秘密を知っても偏見を持たない度量
・成し遂げるための強い意志を持ち合わせている
超優良物件のお墨付きじゃねーかwww
・最後に「雅楽寮」が京都に戻ってきた理由
→ 新たなる「指定付喪神」の捜査
「そやつは唐傘をさしておる」
1話に続き、今度はぼたんを見つめる不気味な女の姿が・・・
1期後半は仕込み的なところがあり、なかなか話は進みませんでしたが、2期に
入ってアクセル全開!!観ていて非常に面白いです。
こういうのを観るとやっぱり「連続2クール」でやって欲しいとつくづく思い
ますね。
作品の核心に触れ「2人の恋物語」からますます目が離せなくなりましたし、
「指定付喪神」もめっちゃ気になる、これは予想以上の作品となるかも。{/netabare}
・第3話:まだ3話なのにこんなの飛ばして大丈夫?!(褒め言葉)
{netabare}・Aパートは「百人一首同好会」の暗躍w
・ばたんと親友の夏希、恵が所属するのが大学の百人一首同好会。
「男手がいる」と兵馬を呼び出すと、ぼたんを授業に出席させ、その間に
同好会員全員で兵馬に迫ります。
兵馬には逃げられましたが、「あの2人をくっつけるぞ!!」と結束を固
める彼女たちwww
・グダグダ感は拭えなかったですが、兵馬とぼたんの2人のシーンを描いて
も「業務連絡」みたいな会話しかしそうにないので、周りから恋愛感を
盛り上げていくという描き方は、作品としては正解かなと感じましたね。
まあ本当に「2人のため」なのか「野次馬根性」なのか微妙なところもあ
りますが、今後の彼女たちの奮闘に期待w
・Bパートではついに唐傘の付喪神が牙をむきます。
・ばたんと夏希、恵を自らの結界に閉じ込めると、ぼたんを調べ、内に宿す
「稀人」を覚醒させるために、夏希、恵に危害を加えようとします。
・そこへ結界を破り兵馬が参上!!一緒にきた「雅楽寮」の吹枝に彼女たち
の護りを任せると、兵馬は臨戦態勢に・・・
・唐傘の付喪神曰く「私たちが必ずあなたを解き放ってあげます・・・主様」
ということで
・唐傘の付喪神陣営は複数人いる模様
・そしてぼたんに宿る「稀人」は、彼らにとって王的な重要な存在
そういえば1期で「大具足・挂」が「唐傘の付喪神が動きだした原因は、
ぼたんにある」と言ってたな。
Aパートで、1期の兵馬の言葉「自分はぼたんを守り通す」に対するほたんの返答
が「『守る』はどこから来たのさー?!」と混乱をみせた様が描かれてました。
そこにきて、Bパートのこの流れ!これでぼたんは「守る」の意味を理解したで
しょう。
→ これ、ぼたんに一気に恋愛フラグが立ちそうやん!!
まだ3話なのにこんなに飛ばして大丈夫か?!って位面白いなw
ただ折角の兵馬登場のシーンの作画がちょっと・・・見せ場だけにもう一頑張り
して欲しかった。
そこだけは惜しかったが、ここまで予想以上の展開で今後も楽しみです。{/netabare}
・第4話:思った以上にいろいろと構想が練られている
{netabare}・前回唐傘の付喪神の結界を破り、ぼたんたちを助けに入った兵馬。
ここに匣以外の長月家・付喪神と雅楽寮も集結し、大立ち回りを繰り広げた
末、どうにか女の唐傘の付喪神の封印には成功した模様。
(この唐傘は雅楽寮預かりに)
・しかし唐傘の付喪神の真の狙いは、長月家で一人留守を預かる匣だった。
匣は普段から
・屋敷への結界
・ぼたんの心身への結界(彼女に宿る「稀人」が表に出ないよう)
とまさに「守りの要」だったのだ!
・とりあえず京都塞眼「門守家」の元に身を寄せることになった長月家一同。
・匣はとりあえず無事な模様
・死の直前に自らの魂を器に封じ込めた(疑似封印状態)
・その器も破損しているが、その器を修復すればまた復活できるがそれが
いつになるかは不明。
・今までは匣の結界のおかげで比較的自由を与えられていたぼたんですが、
匣がいない今、それなりに「制限」と「干渉」が激しくなる模様
>これ、ぼたんに一気に恋愛フラグが立ちそうやん!!
前回お気楽にこう書いていましたが、それどころじゃなくなりましたね。
(現在ぼたんは気を失い、門守家で療養中)
・唐傘の付喪神の挑発に乗り、守ることよりも唐傘の付喪神を倒すことしか考
えられなくなっていたことを省みる兵馬
・「制限」は受け入れるが「干渉」は内容次第では、と異を唱える長月家・付
喪神
→ そちらの出方次第では敵に回ることもあると釘を刺してきた門守家
いやー恋愛模様だけでなく「妖」も方もしっかり話に深みが出てきて、予想を
上回る展開になってきました!!
そして上述の通り落ち込む兵馬に「そんなことはない!」と自分を守ってくれ
たことをきちんと理解しているぼたん。目が覚めると兵馬に対する思いに変化
が出てくるのかこちらも楽しみです。{/netabare}
・第5話:兵馬の成長を改めて振り返る、今回も良回
{netabare}>・ぼたんとの恋愛模様
>・兵馬は兄・姉を殺した「唐傘の付喪神」を追っている
>・兵馬の人間としての成長 (後半伸び悩み)
2期開始時に挙げた見所で、上述2つは結構描写が多かったですが、今回
はここまでの兵馬の成長を振り返るという感じでしたね。
・兵馬自身は唐傘の付喪神の挑発に乗り、自分を見失ったことを反省して
いましたが、周りの評価は
・今までなら唐傘の付喪神を倒すことに気を取られ、一も二もなく飛び
出したところを、きちんとぼたんの安全を最優先に行動していた。
・そして力をつけたい理由も憎しみ(付喪神を封殺)から、愛する者を
守るために変化してきている。
京都に来て、着実に変わってきていると好意的に見ているようです。
・そのこともあり兵馬の父は、
・今まで憎しみを忘れないように、亡き兄と姉の「引手」で戦っていた。
→ 今こそ本来の力を引き出すために、自分の「引手」を使う時では?
とアドバイス。
兵馬も自分と向き合う覚悟をして、自分の「引手」を封印を解きます。
ブランクが長すぎたため、使いこなせるようになるまで時間が必要なよう
ですが、パワーアップした兵馬が見られるのか今後が楽しみです。
>匣がいない今、それなりに「制限」と「干渉」が激しくなる模様
・ぼたんについては京都塞眼「門守家」に軟禁状態(大学も暫く休学)
・「婚礼調度の付喪神」については「八衢家」からの呼び出し
ここで塞眼界について少し語られます。
・御三家を頂点にした組織体制の模様
・岐家 → 管理下に「婚礼調度の付喪神」
・辻家 → 管理下に「大具足の付喪神」
・八衢家 → 管理下に「雅楽寮の付喪神」
という構図になっているようです。
ぼたんを置いて呼び出しに応じることに難色を示していた「婚礼調度の付
喪神」達でしたが、「八衢家」が「雅楽寮」を護衛によこしたことで渋々
呼び出しに応じることに。
ぼたんについてはその特殊な存在ゆえ表向きの「危険」という以外にも、
御三家の思惑なんかも絡んできそうで「八衢家」のことがどの位描かれる
のか今後に注目ですね。
>目が覚めると兵馬に対する思いに変化が出てくるのか
目覚め後のぼたんと兵馬のコンタクトもありました!
さすがに「即落ち」とはいきませんでしたが、ぼたんの根深い問題「人間
不信」については、明らかに以前より兵馬に心を許したとみれる描写がな
され、今後の進展を期待させる良い流れだったと思います。
ここまでアクセル全開だっただけに、一休み的なところもありましたが、
・兵馬のここまでの成長と今後の進む道。
・ぼたんをとりまく複雑な環境。
といったものを再整理して、しっかり本作の世界観を提示した良回だったと
思います。{/netabare}
・第6話:いいと思うのだが、イマイチ人気ないのかな
{netabare}・今のお前はぼたんを託すに値する存在か?
拳で語り合う「薙×兵馬」。
演出としては古いですが、2人のキャラを活かしたいいシーンでした。
・「ここまでロック魂を持っていたとはなあ」
一方「門守家」での軟禁生活が始まったぼたん。その特殊さゆえに周りか
ら「異端の者」という厳しい目を向けられるわけですが・・・
自らお手伝いを志願等積極的に交わりをもつぼたん。
その思い切った行動力に「雅楽寮」も大絶賛!!
・単にぼたんの成長を描いただけでなく
・その踏み出す勇気をくれたのが「兵馬の生き様」
→ ぼたんの中で「兵馬の存在がどんどん大きくなっていく」という心
の変化にまで触れたこちらも◎
2期はどの回もよく出来ていて、本当に面白いんだけどなあ。
イマイチ人気ない感じなんだよな。
・全体に古臭さがあり、主人公の武器も引手とか地味で映像映えしない?!
・やっぱ作画にもうひと踏ん張りほしい。
まあ私自身も2期始まった時は、そんなに期待してなかったですしね。
ここまで化けるとは思ってなかったなあ。何だかんだいいつつ今期一番楽し
みにしている作品かも。
で、5,6話で兵馬やぼたんの成長等を描きつつも、ラストは「八衢家」の呼
び出しに応じ東京へ向か合っている「婚礼調度の付喪神」を襲撃する「唐傘
の付喪神」が・・・
またこの機にぼたんを狙う輩も出没しているようで、次週はまた激しい展開
となりそうな感じですね。{/netabare}
・第7話:これはロックな生き方なのか?!
{netabare}5,6話は兵馬やぼたんの人物描写メインでしたが、物語が動き出しましたね。
・「八衢家」の呼び出しに応じ東京へ向か合っている「婚礼調度の付喪神」
を襲撃する「唐傘の付喪神」。
「唐傘の付喪神」はこちらに3人と全部で4人いる模様。
強力な結界内に「婚礼調度の付喪神」と封じると、彼らは身動きできない
模様。
・京都では野良の付喪神が大量発生で、「門守家」の塞眼達はその対応に追
われ、そのため「門守家」本部は手薄になります。
・その隙をついて、ぼたん強奪を狙い敵の本隊が・・・
その首謀者は「雅楽寮」だった!!
で、「雅楽寮」に以前封印された女の「唐傘の付喪神」も復活しており、
ここに合流とまさに絶対絶命のピンチ!!
(「雅楽寮」とは最初からグルだった)
・首謀者の「雅楽寮」は、
「ぼたんを大人しく引き渡せば、事を構えるつもりはない。」
と交渉を持ちかけますが、兵馬も「門守家当主」も他の塞眼達も「No!!」
と、ぼたんのために戦う姿勢をみせる展開が熱いです!!
特に「門守家当主」の大樹は、普段は狸親父で油断ならない存在ですが
・ぼたんは「人間」である以上「人外の脅威」から守る義務がある。
・このような手段を取る輩にぼたんを悪用される恐れがある。
「ぼたんを守ることは、門守家の総意である」とピシャリと言い放ちます。
「さっくん」という謎の(京都塞眼)マスコットグッズで一山当てようと
ズレたところも、これで許しますw
・で、首謀者が「雅楽寮」ということは、黒幕は「八衢家」でしょうか。
・ぼたんについては塞眼界でも見解が分かれており、排除や悪用目的等で
暗躍するのは理解できる。
・でも「唐傘の付喪神」と手を組むってどういうこと?!
→ ここについてどう説明をつけるのか?
ちょっとこの点が引っ掛かりますね。
(まあ「部下が勝手に暴走した」というトカゲの尻尾切りで煙に巻かれる
可能性もありますが)
またこの関係はいつからというものあり、1話で書いた
>「唐傘の付喪神」のバックには、術師のような存在がついている描写
>(兵馬の兄・姉はその者が張った「術返しの陣」に誘いこまれた模様)
実はこの頃からズブズブの関係だったとかなら、中々の外道っぷりで逆
に清々しい感じもしますがwww
ただ尺の都合もあり「八衢家」についてはどの位明かされるか、ちょっと
不透明な部分もありますね。
「雅楽寮」のまさかの裏切りで、事態は大きく動きましたね。
・所詮はご主人さまの「犬」で、こんなのロックな生き方じゃない!!
・私情を捨て、大義(?)のためにプロの仕事に徹するのがロックな生き方。
今回は「門守家当主」の大樹が、一番ロック魂を見せつけたって感じでしょうかw{/netabare}
・第8-9話:椿さん「ベルセルク」と化すも・・・
{netabare}「雅楽寮」の策略で「門守家」の塞眼達も分断され、兵馬とぼたんは「雅楽寮」
爪弾と「唐傘の付喪神」時雨に狙われ絶対絶命のピンチに・・・
・「ベルセルク」椿さん降臨
ここに現れたのが「門守家の秘蔵っ子」椿さん。有事に際しいろいろ根回し
してたようで、登場が遅れたようです。
椿さんは「塞眼の責務」というより、己の快楽のために恍惚の表情を浮かべ
ながら2匹の付喪神を圧倒していきます。
この狂戦士(ベルセルク)ぶりがなかなかグッときます!
・「雅楽寮」の狙い
爪弾よりぼたんを狙う目的が明かされる。
・「雅楽寮」の行動原理は「自分たちの音楽をより多くの者に聴かせたい」
という衝動に基づく。
・ぼたんは現世と常世の境目に立つぼたんは、その両世界の扉を開ける「鍵」
のような存在。
・この両世界を繋ぎ混沌状態を作り出し、より多くのギャラリ―が集まった
中で自分たちの音楽を聴かせることが彼らの狙い。
それがロックな生き様だと!!
え―――――っ、これで納得しろと?!
黒幕の「八衢家」(「婚礼調度の付喪神」を呼び出している時点で無関係で
はないでしょう)の真の狙いを悟らせないフェイクの可能性もありますが、
この大騒動の理由がコレだとすると、なんだかなあって感じですね(๑╯ﻌ╰๑)
・形勢逆転 → ぼたんの中の「稀人」が目覚めるのか?!
椿さんの見事な狂いっぷりに戦況は有利かと思いきや、ここに他の「門守家」
の塞眼達を倒してきた「雅楽寮」吹枝・鼓が合流、更に「婚礼調度の付喪神」
を結界に閉じ込める任務を終えた3匹の「唐傘の付喪神」も登場と形勢は一気
に逆転。ちなみに「唐傘の付喪神」4匹は
→ 凩・吹雪・天日・時雨とのこと。(この中に兵馬の仇がいる模様)
わざと兵馬と椿を痛めつける様を見せることで、ぼたんの心に揺らぎを与え
覚醒を促すという策略に、ついにぼたんの中の「稀人」が・・・
ここ2話は戦闘シーンがメインでしたが、そんな中でも
・ぼたんの「(守り通すと言った)兵馬を信じる」絆の物語
・ついに「仇の付喪神」が現れても、我を忘れず「ぼたんを守る」ことに専念
してる兵馬の成長
等意外と細部もしっかりしていたのは高評価でしたね。
ただ「雅楽寮」のよくわからん狙いは、どう受け止めたらいいんや?!
それに門守家当主の大樹、お前も負けたんか・・・
そして折角の見せ場の戦闘シーンの作画がやっぱり弱いんかなあ。
この逆境からどんな逆転劇を描いていくのか、次回を刮目して待て!{/netabare}
・第10話:さあ役者はそろった!
{netabare}・ぼたんの内に宿る「現人神」がついに覚醒
その力は強力で、
・付喪神たちは顔を上げることすらかなわず、跪いたまま動けない。
・大樹との一戦で傷ついた「雅楽寮」鼓を「見苦しいので廃棄」とあっ
さりと葬る。
・「何かの目的で顕現させたらしいが、思い上がるな!私がどうあるか
は私自身が決める」
ぼたんの成長とともに「現人神」の人格も強く形成されているようで
「雅楽寮」たちも制御できないようです(誤算だった)。
・「誰がこやつを止めらるものか・・・」
その時立ち上がったのが、やはり兵馬!!「彼女を返してくれ。」
そしてぼたんの心の声を聴くと、ついにぼたんを抱きしめます!!
更に叫びます。「意地を見せてみろ!婚礼調度!!」
・疑似封印中だった匣が復活!
→ 彼の力で「現人神」を封印、ぼたんが帰ってくる。
・唐傘の封印から他の婚礼調度も脱出、ここに勢ぞろい。
・唐傘で顔を隠していましたが、付喪神の1匹「天日」の顔が晒される。
→ 兵馬の兄・隼人の顔!!(体を奪っていた模様)
→ 兵馬の仇は天日の模様。
「婚礼調度の付喪神」も封印から脱出、「漢の約束」を果たした兵馬と薙
のやりとりが、ベタですが少年誌漫画っぽく熱いです!
やっぱこのコンビ最高だわ!!
それに兵馬の仇も天日だとわかり、本当に展開が熱いです!!
そして兵馬もついに自然な形でぼたんを抱きしめるという・・・
こちらもバトル終了後の進展が楽しみです。
さあ役者はそろいました。ラストに向けてどんな物語をみせてくれるのか。
次回も期待大!!{/netabare}
・第11-12話:一応一区切りついたということでいいのか?!
{netabare}・婚礼調度の付喪神VS雅楽寮(爪弾・吹枝)
・雅楽寮の攻撃も復活した匣がシャットアウト。さすが守りの要です。
婚礼調度の連携プレイで雅楽寮を封殺!!
・「苦境の中、己の意地を通そうとしたお主こそがロックじゃった。」
と兵馬に賛辞の言葉を贈り、散っていた雅楽寮。
敵ながら最後まで憎めない奴らでしたね。
・兵馬VS唐傘の付喪神(天日)
・婚礼丁度たちの激を受け、(憎しみではなく)ぼたんを守り通すために
戦うと宣言した兵馬。兵馬の成長が感じられますね。
・引き手の力を引き出し、渾身の一撃を放つも封殺しきれず。
・そこへ当主・大樹を始め門守家一門が駆けつける。しかも「大具足・挂」
までスタンバイの模様。
→ 唐傘の付喪神まさかの撤退www
え————っ、今期で決着付くんやないんかい!!
・門守家恒例の慰労会他
・2日間眠っていた兵馬が目覚め、舞台は門守家恒例の慰労会へw
→ 主役は兵馬だと思ったら、匣だったというwww
・今までは唐傘の付喪神を倒すことは、自分1人の問題だと思っていた兵馬
ですが、これまでの戦いを経ていろいろ気づきがあったようで・・・
決意を新たにする兵馬。
・後日ぼたんは親友の夏希、恵とお茶会。相変わらずの野次馬ぶりですw
そこに傘を忘れたので兵馬が迎えにきますが、相変わらずもどかしい距離
間です。
でも最後はぼたんの方から手を取って・・・
最初に挙げた(3つのポイント)
・ぼたんとの恋愛模様
→ 目に見える成果はなかった。それでも
→ 兵馬:ぼたんを守り通すという意味を改めて理解
(そこに恋愛感情があるかは不明だがw)
→ ぼたん:人間不信からは前進。兵馬の存在は確実に大きくなった。
・兵馬は兄・姉を殺した「唐傘の付喪神」を追っている
→ 仇の名は「天日」と判明。彼の強さも知った。
(兵馬の戦いはこれからだ!)
・兵馬の人間としての成長
→ 戦う理由が憎しみ(付喪神を封殺)から、愛する者を守るために変化。
→ 自分と向き合う覚悟をして、自分の「引手」を封印を解いた。
→ 今までは自分1人の戦いだと思っていたが、仲間の存在等1人じゃない
ことに気づいた。
ということで、兵馬の人間的成長以外は、決着付かずで余韻を残す終わり方に
なりましたね。
まあ丁度一区切りといえば一区切りなところではありますが・・・{/netabare}
(最 終)
(1期後半のテンポの悪さに比べ)2期は始めからアクセル全開という非常に面白
い展開が続き、「2期で完結するんじゃない?!」という期待大でしたが、そうは
いきませんでしたね。
しかも1話冒頭のナレーションで
「これは付喪神に彩られた2人の恋物語」
と、ぶっ込んできたにも関わらず、この進捗状況はちと期待ハズレかなっと。
でも2人のキャラを考慮すると、ここまでの歩みだけでも十分と言えるのかも。
個人的には恋愛の部分だけでも、もう1話入れてアニオリエンドでもよかったの
では?と思いますが、最近はアニオリエンドへの風当たりが強いとも聞きますしw
(まさかの3期を考えてるとか?!)
総評としては
・作画(特に戦闘シーン)はいろいろ残念だったが
・兵馬の人間的成長は魅力的に描かれていた。
・2人の恋愛・結婚に、物語の上で大きな意味を持たせた作りは◎
(これがあっただけに、2人の恋愛にはもう一声といいたいが・・・)
・「兵馬×薙」のベタな少年誌漫画っぽい熱さも◎
・雅楽寮や門守家一門のキャラも結構好きだった。
で、何やかんやと今期一番楽しめた作品でしたかね。
(正直視聴前はここまで化けるとは思っていなかったw)
レオン博士 さんの感想・評価
3.6
アニメのクオリティは低いし、すごく地味だけど話は面白いという勿体ない作品
作画が微妙に安っぽくて地味な見た目になっちゃっているし、テンポがのんびりしていて演出も微妙でアニメ化のデキはあまりよくなさそう
地味なのは設定もそうかな?御三家とか出てくるけど設定が深そうに見えて、思ったよりもこじんまりした話ですね
様々な思惑が見え隠れしていてさらに面白くなってきました、一章はキャラ紹介と導入が多くて話の進みが遅かった
2章も相変わらず話はなかなか進まないけど兵馬やぼたんの過去が大きく掘り下げられて面白かったので良かったです
恋愛はメインっぽい扱いだけどまだまだこれからな感じがするので、続編も是非やって欲しいですねー!
ninin さんの感想・評価
3.6
原作未読 全12話
もののがたり2期です。1期(1章)から観ることをオススメします。
ヒロイン(長月 ぼたん)を守るべき婚礼調度の付喪神たちが、唐傘たちの策略によって捕らえられ、その隙に唐傘たち付喪神がヒロインを狙い、そのヒロインを守るために主人公(岐 兵馬)たちが奮闘するお話です。
味方も散り散りになり、前半は絶望的な闘いが繰り広げられてしまいました。
終盤、味方出てきて乱闘戦になります。
結局痛み分けのような感じで終わりましたので、唐傘たちとの闘いは今後も続き、他の付喪神たちも動向も気になる終わり方でした。
続きが観たい作品です。
OPはメガテラ・ゼロさん、EDは田所あずささんが歌っています。
最後に、付喪神たちの武器は色々ありますね。