中学生アニメOVAランキング 9

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの中学生成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月08日の時点で一番の中学生アニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.1 1 中学生アニメランキング1位
撲殺天使ドクロちゃん(OVA)

2005年3月12日
★★★★☆ 3.5 (464)
2181人が棚に入れました
聖ゲルニカ学園に通う普通の中学2年生・草壁桜の机の引出しから、ある日突然現れた天使・ドクロちゃん。
しかし、未来から来たという天使のドクロちゃんには困ったクセがあった…。
桜を想うがあまり魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、その度に謎の擬音(魔法?)「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」によって復活させる愛と涙の血みどろ物語。

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

タイトル名でわかっちゃう人気アニメの法則

最高っすよねー、ドクロちゃん。
良い子に見せられる要素が何ひとつとして存在しねえw
こーいうのがある限り日本は平和なんだと思います。
すばらしいです。大好きです。以上です。


●濁音の数で見る人気アニメの傾向

この『撲殺天使ドクロちゃん』もそうなのですが、
人気が出たり話題になったりする漫画やゲームには、
タイトルに濁音が含まれているなんて言われたりします。有名なネーミング法則です。
「ぼ」くさつてんし「ど」くろちゃん。

ためしに、あにこれ2013/6/23現在の
「人気アニメ総合得点ランキング」TOP20位の濁音数を見ると、以下の結果に。

0個 2作品(10%)
1個 6作品(30%)
2個 8作品(40%)
3個 4作品(20%)
4個~0作品( 0%)

※ボリュームゾーンは濁音1~2個。記事最下部に詳細データあり

上位20位中、実に90%が「最低1個の濁音」を含んでいます。


●「ン」を含む作品

また、商品名に「ン」を含むとよい、という法則も、とくにお笑い芸人のコンビ名なんかで有名です。
ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず。

TOP20アニメについて「ン」の有無を調べてみると、

有り 11作品(55%)
無し 9作品(45%)

となっており、だいたい半々の割合で「ン」が含まれています。

ちなみに、濁音有り、かつ、「ン」を含むもの、は以下です。

-----
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
STEINS;GATE [シュタインズ・ゲート]
コードギアス 反逆のルルーシュ R2
新世紀エヴァンゲリオン
交響詩篇エウレカセブン
コードギアス 反逆のルルーシュ
Angel Beats!-エンジェルビーツ!
とある科学の超電磁砲[レールガン]
BLACK LAGOON ブラックラグーン
夏目友人帳
-----

上位20位中、なんと半分に当たる10作品が、濁音有り、かつ、「ン」を含むわけです。
すごいメンツばかりです。

これの傍証としてよく挙げられるのが、

『ドラゴンクエスト』
『機動戦士ガンダム』
『古畑任三郎』

とか、そのへん。いずれも相当な認知度を得ている作品ばかりです。
『撲殺天使ドクロちゃん』も当てはまりますがあれはもう忘れていいでしょう。


●長音符「ー」を含む

「ン」よりも、長音符「ー」が含まれているほうがよい、という人もけっこう多く、
『ドラゴンボール』『ファイナルファンタジー』なんかをよく例に挙げてきます。
これらは「ン」も同時に含んでますが。

上記10タイトルでこれ該当するのは、

-----
STEINS;GATE [シュタインズ・ゲート]
コードギアス 反逆のルルーシュ R2
Angel Beats!-エンジェルビーツ!
とある科学の超電磁砲[レールガン]
コードギアス 反逆のルルーシュ
BLACK LAGOON ブラックラグーン
-----

の6作品。

ただ、音声学の観点から、字面の「ー」よりも、音声としての長音(長母音)が大事と考えると、
「ei」や「ou」を含む、「攻殻」「新世紀」「交響詩篇」「友人帳」なども該当し、
上記10作品すべてが条件を満たします。


これらのネーミングがなぜ好まれるかについては、
音声学や心理学などの観点から様々な説明がなされていますが、私も理屈はよくわかっていません。
ただ、こういう、数字が語る結果というのをめちゃめちゃ重要視します。
エライ人を説得する材料として、「センス」という曖昧なものよりはるかに雄弁だったりしますので。
(実際はけっこう恣意的にデータを用意しちゃうのですが)

で、特段のこだわりがない限りは、とりあえず

 1)濁音1~2個を含む
 2)「ン」を含む
 3)長音符「ー」または長音を含む

の3条件すべて満たしたタイトル名をつけたらいいんじゃないかと思うわけで。
それで売れるわけじゃないですけどね。まずは名前で損しないことが大事かと。
プロ野球の球団名とかも、12球団中11球団は、少なくとも2条件は満たしてたりします。
「広島東洋カープ」だけが唯一、1条件しか満たしていません。

たぶんこれって、何かしらサービスにネーミングしたことがある方にとっては、
何を今さら、ていうくらいの基本的な技なんですよね。

むしろ当たり前だからこそ、『かみちゅ!』とか『ちはやふる』とか、
まったく条件を無視した、「特段のこだわり」がありそうなやつが、
逆にすぱーんと心に響いたりもするんだろうなと。

ちなみに、TOP20位の中で、3条件のいずれにも該当しないアニメが、たったひとつだけあります。

それは『プラネテス』。


●「○○の××」が良い?

これもジブリ作品を中心に、打率の高いネーミングじゃないかと言われています。
「となりの~」「千と千尋の~」「進撃の~」などなど。
これに関しては、自然にそうなるならまだしも、
無理にその型にはめないほうがいいのではないかと思います。

ちなみに、あえてこれを第4の条件として考えた場合、
TOP20位の中で最高に完成されたネーミングは

『とある科学の超電磁砲』

となります。




*DATA

★「あにこれ」人気アニメ総合得点ランキングTOP20(2013/6/23現在)

順位 作品名(読み方) 濁音の数 「ン」の有無
1 ばけものがたり 2 ×
2 こうかくきどうたいすたんどあろーんこんぷれっくす 2 ○
3 しゅたいんずげーと 2 ○
4 あのひみたはなのなまえをぼくたちはまだしらない 2 ×
5 とらどら 1 ×
6 くらなどあふたーすとーりー 1 ×
7 こーどぎあすはんぎゃくのるるーしゅあーるつー 3 ○
8 しんせいきえヴぁんげりおん 2 ○
9 こうきょうしへんえうれかせぶん 1 ○
10 こーどぎあすはんぎゃくのるるーしゅ 3 ○
11 えんじぇるびーつ 2 ○
12 すずみやはるひのしょうしつ 1 ×
13 かうぼーいびばっぷ 3 ×
14 とあるかがくのれーるがん 2 ○
15 けいおん にき 0 ○
16 くらなど 1 ×
17 まほうしょうじょまどかまぎか 3 ×
18 ぷらねてす 0 ×
19 ぶらっくらぐーん 2 ○
20 なつめゆうじんちょう 1 ○

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

タイトルなし

OPがすごく頭に残りました。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪って何だ?


天使の設定に爆笑しました。

敏感サラリーマンも忘れられない

一回見たらお腹いっぱいではあるが


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
普通の中学2年生である草壁桜(以降、桜)の机の引き出しから突然現れた天使・ドクロちゃん。桜を想うがあまり魔法のアイテム「エスカリボルグ」で撲殺してしまい、その度に謎の擬音(魔法?)「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪」によって復活させる愛と涙の血みどろ物語。


第1話 撲殺天使だよ!ドクロちゃん!/第2話 未来からの刺客だよ! ドクロちゃん!
第1話 いたって平凡な中学二年生の少年・草壁桜(くさかべ さくら)のもとに、一人の天使がやってきました。彼女の名前は「撲殺天使ドクロちゃん」!? ドクロちゃんは桜くんが大好きなあまり、ことあるたびにその手にもつ、棘付きバット「エスカリボルグ」で撲殺して…。第2話 桜くんが通う学校『聖ゲルニカ学園』にまでついてきちゃったドクロちゃん。彼女の外見(だけ)はとっても可愛いので、クラスの人気者になります。なんとも複雑な気分の桜くん。そんな彼のもとに、もうひとりの天使・サバトちゃんがやってきて…!

第3話 恋のキューピットだよ! ドクロちゃん!/第4話 ニューシネマパラダイスだよ! ドクロちゃん!
第3話 桜くんのおさなじみで、クラスのアイドル・水上静希(みなかみ しずき)ちゃんが、桜くんにお願いがあるとやってきました。静希ちゃんの友達・ちえりちゃんと桜くんの友達・宮本の仲をとりもって欲しいということです。静希ちゃんの頼みとあれば、断るわけにはいきません。でもドクロちゃんもついて来ちゃって…!? 第4話 なんと!今日は桜くんと静希ちゃんのデートの日。一緒に映画を見に行く約束をしていたのですが、ドクロちゃんが「桜くんのにおい」をたどって一緒に遊ぶはめになってしまいます。さらに、サバトちゃんや、モヒカン(変態)天使・ザンスまで映画館に現れて…!

第5話 林間学校だよ! ドクロちゃん!/第6話 肝だめしだよ! ドクロちゃん!
第5話 林間学校にやってきたゲルニカ学園の生徒たち。桜くんも山での生活をエンジョイしていたのですが、小川での自由時間では、みんなの水着姿がまぶしくて、平常心でいられません。そしてはじまる、謎のカレーパーティ!?第6話 林間学校の夜といえば、もちろん肝だめし! 桜くん&ドクロちゃんペアもおそるおそるゴールである神社を目指しますが、謎の生き物やドクロちゃんの怖い話で桜くんはびくびくしっぱなし! そんな中、静希ちゃんが山の中で迷子になってしまいます。桜くんが捜しにいったそのさきに待ち受けていたモノは…!

第7話 ザクロちゃんだよ!ドクロちゃん!/第8話 さようならだよ!ドクロちゃん!
第7話 ドクロちゃんの仕業で5時間目の体育は自習になりました。そこでおもむろに始まったのは、呪われた遊戯“ポックリさん”。嫌がる桜くんを尻目に、次々と暴かれる桜くんの深層心理!? そこに突然ドクロちゃんの妹・撲殺天使ザクロちゃんが現われて…。第8話 ザクロちゃんの持つ魔法のアイテム・殺人濡れタオル『エッケルザクス』により、拘束されたドクロちゃん(と、ついでに桜くん)は、未来の世界へ無理矢理連れ戻されそうになってしまいます。桜くんは、そこでようやく、撲殺娘に対する自分の気持ちに気付くのでした。桜くんが出した答えとはいったい!?

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法の擬音で人生やり直してあげる~♪ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~ クッソワロタww

あにこれでキャッチさせて頂いている方のレビューで面白そうだと思って観てみた作品ですが、
これはかなりツボに入ってクソ笑わせて貰いました。なかなかこれくらい笑える作品ないんですよねぇ。
10年以上の前の作品で、あにこれでも当時のランキングの上位に入ってないとなると、
殆ど気に留めることもなくスルーしてしまいがちですが、あにこれやってたから出会えた作品ですね、ありがたい。

レビュー色々観てたらドクロちゃんが不快とか、これだけフザけたバカアニメに対して、
真面目なコメントしてる人が多くて、違う意味でもまた笑わせてもらいました。
たぶん自分みたいな不謹慎な人間とか、外国人なんかには大受けしそうなタイプの作品でしょうね。

☆物語☆

ちょっとエッチなドタバタ系ギャグ&コメディで、
例えて言うなら「ToLOVEる」シリーズとかなり設定とかキャラも似通っている作品ですが、
とことんギャグアニメに振ってて、何よりラッキースケベ的な展開の後に来るスプラッター&グロが特徴。
魔法少女アニメで見られるような魔法と、その後に何回も生き返る様がシュール過ぎ。
っていうかアレが無かったら、まんま「ToLOVEる」なんだよなぁ。。

恐らく現在のTVアニメだと規制の問題なんかで画面真っ黒になりそうな感じで楽しめないでしょうが、
OVAにすることで、やりたい放題やれたという感じで(当時のTV版は修正入ってるらしい)
バカ過ぎる設定と何でもありなクレイジーさはかなりのもの。
尺も1エピソードが15分くらいなので、テンポよく次々に笑えるシーンが来て飽きさせない辺りは、
同じくやりたい放題やった「デトロイト・メタル・シティ」なんかと同じですね笑

水島努監督がまさに水を得た魚のように、OP歌詞から絵コンテに脚本&演出、OVA2のED作曲に至るまで、
思う存分手腕を発揮しているなぁと実感...というか監督の殆どワンマンショーやん笑
やはりこの人はギャグやらせたら天下一品、監督の真髄を垣間見た気がします。
「SHIROBAKO」で見られたような過去の懐かしアニメからのパロディやオマージュも、
この頃からぶち込んできてたんですねぇ。

☆声優☆

ドクロちゃんの声優さんかなり良いですね、萌え系ボイスとのギャップが堪らない。
で、やっぱり全盛期の釘宮ボイスは殺傷力高過ぎ。
「ToLOVEる」シリーズでリトさん役の人が、本作では逆の立場で演じているのもなかなか興味深い。
OVAの2には「カレイドスター」でレイラを演じた大原さやかさんまで出てきて笑かしてくれました。

☆キャラ☆

萌え&ギャグ&バイオレンスの組み合わせがツボにはまって面白い。
ちょい役のキャラなんかもかなりバカで笑える。

☆作画☆

あんまり予算掛かってない感じの作品かなという印象ですね。
まぁギャグアニメのOVAなので、あんまりここを追求しても仕方ないでしょう。
それでも水島監督のキャラの動かし方はかなり面白いですよ。
如何にも萌え萌えなキャラデザからのギャップが堪らない。

☆音楽☆

OPの電波ソングが中毒性ありますわ~監督の歌詞最高。
OVA2は曲同じでキーと歌詞がちょっと変わってましたね。
OVA2のEDは絶対パタリロからパクってるはず笑


バカさと不謹慎さでは先に挙げた「デトロイト・メタル・シティ」に匹敵するかも。
バイオレンス&グロが苦手じゃなければオススメしたいですね。

あと、過去作品でこれくらいバカで笑える作品あったら、是非教えてもらいたいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

64.7 2 中学生アニメランキング2位
パパのいうことを聞きなさい! ~異人たちとの春~(OAD)

2015年3月25日
★★★★☆ 3.8 (146)
907人が棚に入れました
原作「パパのいうことを聞きなさい! 」第18巻の予約限定版に収録される。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

伝わる“確かな想い”…。成長した三姉妹&パパ 小鳥遊家のハートフルラブコメ、ついにフィナーレ!!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版とOVA①は視聴済です。
ある意味、自分の願いがこんな形で叶っているとは夢にも思いませんでした。

この作品も原作第18巻OVA付限定版に収録されている作品なので、ずっと視聴できませんでしたが、OVA①「男女8人夏物語」に続いて視聴しました。

サブタイトルの「異人たちとの春」については、視聴前に意味があまり良く分からなかったので追求しませんでしたが、本編が始まった瞬間に理解しました。
これは本編から4年後、幽体となった信吾と祐理が4人の元を訪れる物語だったのです。


みんな少し成長した小鳥遊家、そこにやってきた祐理と信吾の二人。
懐かしい想いと、成長したみんなの姿に心躍らせつつ、いろんなことを覗き見しちゃう。
そんな中、空の“ある想い”を知り二人とも驚くが、その想いはとても確かなものだと実感し…。


AT-Xのストーリーを引用させて頂きました。

祐理と信吾は大切な宝物を置きざりにしてしまいました。
そんな2人に与えられたたった1日が、2人の子供を見守る目線で描かれています。
目に入れても痛くない3人の娘の節目や成長が感じられる展開は流石としか言い様がありません。

小学校でみんなと元気に過ごすひなの姿を堪能して、中学校の体育館では、美羽がアイドル顔負けの人気っぷりを目に焼き付けたかと思えば、高校では逞しく成長した空の雄姿を拝むことができるのですから…

でも、この物語はそれだけじゃありません。
この物語はこのOVAで本当のフィナーレを迎えることになるのです。
これまでTVアニメ版以降の結末は風の噂で耳に入っていましたが、もしかすると続編が制作されるかも、と思い敢えて気にしないようにしていましたが、その結論がいきなり突きつけられる展開には少々度肝を抜かれました。

抜かれましたが、その後の展開は言葉で言い表せない程凄い…
こんなにもボロボロ泣ける展開が待っていたなんて…
というか、こんなにも大切な物語が原作同梱版という位置付けで良かったのでしょうか?
どんな形であれ、この瞬間を待ち望んでいる人は、きっと想像の桁を一つ違えていると思うんですけど…

この4年の間、色んなことがあったと思います。
この部分はアニメ化されませんでしたが、この作品ならではの手法で補間されていました。
アニメで続きが見たかったという欲求が消えた訳ではありませんが、納得はできたと思います。
パパ聞きファンの方なら必見の作品だと思いました。

最後に一言言わせて下さい。

「末永くお幸せに!」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

future☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

大学生の主人公・瀬川祐太は、姉夫婦に代わり、急きょ3人のめいっ子たちの保護者となることに!6畳ひと間のアパートを舞台にし、騒がしくも心温まる同居生活を描くアットホームラブコメ。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

瀬川祐太:羽多野渉
小鳥遊空:上坂すみれ
小鳥遊美羽:喜多村英梨
小鳥遊ひな:五十嵐裕美
織田莱香:堀江由衣
仁村浩一:小野大輔
佐古俊太郎:間島淳司
小鳥遊祐理:大原さやか


.。o○ ○o。.発売日.。o○ ○o。.

2015年3月25日


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「Happy Girl」喜多村英梨
ED「Coloring」堀江由衣


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ひなちゃん小学生になったんね

このOVAで本編完結という事らしいです、
アニメ放送時から数年経ちみんな成長してますね、
個人的には商店街の幼女アイドルひなちゃんが、
どうなってるかな~?気になったけど、
可愛さけしからんままでよかった、

副題の~異人たちとの春~だけど、
某邦画からですね、あちらは夏だったけど、
ストーリー大好きで何度も観ました、
片岡鶴太郎氏演じる親父よかったな~、

親の願いは普遍なり、、か。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

52.8 3 中学生アニメランキング3位
いじめ 〜いけにえの教室〜(OAD)

2012年2月3日
★★★☆☆ 2.9 (32)
66人が棚に入れました
2012年『ちゃお』3月号・付録DVD「ちゃおちゃおTV!」に収録された。

私立星華女子学園に通う古城世良は、大会社の社長である父親の多額の寄付を背景に、生徒も先生も逆らえない女王様気取りで、ちょっと気に入らないだけで他の生徒を「生贄」と称し、全校生徒を巻き込む集団いじめを行っていた。

後輩の君島文香へのいじめを楽しんでいる最中に父親の会社が倒産したことで立場が一転。

世良はそれまでの恨みを全校生徒から買う形でいじめる側からいじめられる側へと転落してしまう。
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

イジメ被害の経験者はトラウマ増幅のおそれあり

立て続けに本作品のレビューが上がってきましたので視聴をいたしました。
原作漫画は『ちゃお』に掲載されていますけど(今は不定期連載かな?)アニメOADが出ていたのは知りませんでした、どの話数がアニメ化されたのかも定かではありません。
作品の設定である女子だけの世界(女子中学)のイジメを男である私には実感できませんので、レビューはどうしても一般論の範疇ですけど、この作品を視聴して最初に思い出した北乃きい主演ドラマの『ライフ』が女子間イジメのイメージとして湧いてきます。

さて、本作品は読者対象年齢(小、中学生)に向けて

{netabare}【「イジメ」を傍観するのは「イジメ」に加担しているのと同じこと。勇気を出して「イジメ」と向き合い「イジメ」られている子の立場にたって考えよう。】{/netabare}

端的に言えば上記のメッセージを発しています。

{netabare}ショッキングに演出された「イジメ」の実像を通して「イジメ」の悲惨さ、立場が逆転し加害者が被害者になる得ることと、その時の視点変換で他人の身になって考える大切さ、けっして傍観者であってはならない旨を伝えているのですから、大人視点では設定の甘さは認められても、対象視聴者層に対しては概ねその目的は達成しているでしょう。{/netabare}

時間は12分28秒程度ですけど、「イジメ」の悲惨さを強調演出するためにショッキングな内容が短時間に凝縮されていますので、視聴の際にイジメに遭われた経験がある方はフラッシュバックにくれぐれも気をつけた方が良いと思います。

本作品を観た率直な感想は設定がどうあれ、内容は気分が悪かったに尽きます。
{netabare}子供向けとはいえ、実質社会派アニメですのでキャラ萌えはさして起きませんけど、主役の加害者(後に立場逆転)古城世良cv一杉佳澄と被害者の君島文香cv東山奈央のキャラはしっかり立っていましたし、制作側が意図したメッセージも伝わってきました。
元々が付録ですので作画にケチをつける意味はないでしょうけど、それ程酷くはありません
キャラデザは12歳のように少女漫画そのものですけど、10年程前のキャラデザ傾向を知っていればそれ程見苦しくはないでしょう。
脚本は限られた尺で上手にまとめられています。{/netabare}

以下から考察になりますけど、長いのでたたみます。
{netabare}本作品おそらく視聴者個人の経験、体験で評価が異なると思います。
また世代的にも「イジメ」の質が異なるために「イジメ」に対するイメージもまた偏差が生じることと思います。
では、お前はどうなんだ?と突っ込まれる前に個人的な体験を述べたおきます。
私が体験しているイジメは実行する側の動機は今も同様理不尽であっても、自殺、他殺含めて命に関わるまでに至ることはまずありませんでした。
かくいう私の小学生時代はチビでしたのでイジメられていましたけど、男子の場合イジメのターゲットとなるのは「のび太」のように体格的な劣位とイジメを受容する卑屈な態度で弄られるケースが多かったですね。
イジメる側も「ジャイアン」のように第三者から見てイジメっ子の識別が可能でしたし、イジメる側も限度を弁えていて、「イジメ」られる側もこの嵐は必ず止むとの確信がありました。
イジメの質で男子と女子で異なるのは、男子の場合は物理攻撃(ケリやプロレス技の実験台など)が主体であり多数で1人をイジメるのは「卑怯」というモラルが生きていました。
女子は仲間外れや容姿をバカにする陰口の精神攻撃が主体でしたね。
ただ、周囲はそれ程無関心ではなく限度を超えたら非難の対象となりましたし、それが「イジメ」に対する抑止力として働いていたと思います。

さて、本サイトの趣旨はアニメとしての出来の如何をレビューする場所ですので、本則に照らしたレビューは当然あって然りですし、寧ろその方向でレビューをまとめるべきかもしれませんし、個人の主観表現は公序良俗に反しない限り自由であるべきですので、たとえ背徳的であっても思ったことを自由に記述することは大切な姿勢です。
反面、本作品の内容は現在進行形で深刻な社会問題化している「イジメ」がテーマですので、実体験がある方、身内に被害者がいる方々からすると、とても他人事では割り切れない内容でもあります。
つまり、視聴側の経験値の偏差が第三者目線か当時者目線かをパーテションしてしまう性質もこの作品の特徴であることを受け容れる必要がありますね。
視点の相違はあれど、子供向けのこの作品を手を抜かず真摯にレビューする姿勢は大切ですね。

私自身さしてモラリストでもヒューマニストでもありませんけど、「イジメ」による「精神攻撃」の結果は「イジメ」た側の想定を上回るほど深い傷痕を残すであろうとの一般認識は心得ています。
これで自殺にでも至れば加害者に「未必の故意」を適用しても良いですね。
また本来不法行為の現場に居合わせて制止や通報をしなかった場合「イジメ」の傍観者に対する実効制裁を法律で担保することも抑止力として効果があります。
刑事で困難なら民事で損害賠償請求の対象となるぐらい法律を弾力的に解釈することも司法上取り組む課題ではないでしょうか。
「イジメ」の傍観者にも道義的な責任が生じることが社会的にも了承されている以上「無答責」はフェアじゃないと思いますね。

そして、本作品が訴えるように「イジメ」のない社会は確かに理想であり、可能であればそうあってほしいものです。

しかし、結論から申しますと【不可能】です。

このレビューを読まれた方も十分ご承知かと思いますけど、何故犯罪が消滅しないのかその現実を直視すれば「イジメ」も同じ構造だと理解を得られるかと思います。
また、校則、規則の規制でがんじがらめにすると表面は取り繕えても、地下に潜りより巧妙化し実態把握が困難となるジレンマに陥り、この点は「イジメ」も暴力団も似たような構図かもしれません。
集団生活では「社会的欲求」の充足感が精神の安定に寄与しますけど、良い方向では向上心効果になりますけど、悪い方向に向くと立場や序列の確認で「イジメ」を誘発します。
「イジメ」の根本の問題は集団における「序列意識」であることは既に明らかになっていますけど、これの正体は強い者が生き残る「生存本能」というDNAレベルの問題ですので「イジメ」はダメとモラルに訴えたところで容易に解決し得るレベルにはないことも知っておく必要があります。

このことは私がここで述べる以前に既に17世紀にイギリスの哲学者トマス・ホッブズが『リヴァイアサン』で似たようなことを述べ解決策も含め提示しています。
人間社会とは極めて「帰納的」な構造であってホップスのように「演繹的」な解決を求めると結果的に社会が「全体主義」になり「国家の破綻」を招きますので我が国では採ってはならない手法です。
「演繹的」な社会システムの代表こそが共産主義ですからね。

自我が確立した大人でも「欲」抑えるのに「ストレス」発散など様々な工夫が必要なのですけど、自我が未発達な子供に大人同様の理性を求めることが土台不合理な考え方なんです。

「イジメ」が蔓延し、地下に潜った理由は景気の低迷やゆとり教育の弊害とか相当数あると思いますけど、元を辿れば「部分社会論」という歪んだ法律解釈が本来の教育よりも運営管理を優先する学校側の論理に有利に働き、隠蔽を容易にして対策が後手後手に回りかつ文科省も対策の根拠を海外に真似て心理学に頼り過ぎたこと。
学校といえども社会の縮図である以上「イジメ」対策はもっと社会学的手法を取り入れて対策を練るべきですね。
個人的には自我が完成されていない子供に良いこと、悪いことを体罰で覚えさせても可と思っていますけど、小中学生ならその親も体罰を受けたことがない世代がほとんどでしょうから体罰が虐待になる危険性もあるでしょうし、ほとんどの現役教員は体罰経験がなく叱り方も低品質でしょうから推奨できかねますか。
とにかく、学校は子供の教育を丸投げするバカ親に阿る必要はなし。
学校が管理優先から教育優先の本来の機能を取り戻して教員に余裕を持たせれば、根絶は無理でも子供に余計な負荷をかけず「イジメ」を減少させることは十分に可能ですよ。

それと「イジメられる側にも原因がある」との言い分は加害者側の保身と、なるべく両成敗でケリをつけ事態を大袈裟にしたくない学校側の詭弁ですので、被害者が自虐する必要はまったくないです。
ただ「イジメ」の実務に携わる教員側の立場からすると、なるべく客観的な立場を保ちたいゆえに被害者を諭すこともあると教諭の知人から聞いたこともありますし、詭弁を吐いている側もまた辛い立場であることを理解しないとですね。
「イジメ」は当事者も傍観者もその家族も、間に挟まれる担任教諭を含めてバットエンドにしかならない、あってはならないことですから皆で知恵を絞って減らしていきたいものです。

【10月28日追記】
ここで追記を書くより、新しいレビューを書いた方が「ごち」が溜まるのでしょうけど考察は好きですので、その後に思ったことを述べていきます。

その前に「言葉」の意味をしっかりと捉えないと「攻撃」されたと勘違いを引き起こす例があり「イジメ」とも密接に関係しますのでここのとこの説明からです。
本文で「イジメ」が根絶に至らない理由として人間の本質を考察している『リヴァイアサン』を紹介しましたので「哲学」から考えていきます。
でも、そんな小難しい話しをするつもりはありませんので御安心下さい。
ただし踏まなければならないことだけ【あくまで簡潔に】いきます。

『我より哲学を学ぶべきにあらず、哲学することを学べ』(カント)

上記カントの言葉が「哲学」の本質を簡潔明瞭に表現しています。
「哲学」とは自己の中で完結されるもの(主観的考察)で「カントの哲学」はカント、「ヘーゲルの哲学」ヘーゲル、「サルトルの哲学」はサルトルのものであることです。

カントの言葉で更に重要なのは【哲学することを学べ】です。

平易にしますと
『自分の哲学を他人に教えることはできないが、哲学の学び方を教えることができる』
とカントは述べており「哲学」とはまず、そういう性質だと御理解下さい。

次に「批判」の国語的な意味と哲学的な意味について。
ドイツ古典哲学はカントからといわれていますけど、カント哲学と旧来の哲学の大きな相違は「批判」するという性質を加え「(英国)経験論」と「(フランス啓蒙)合理論」を批判的に再思考し「人間とは何か」を再定義したことです。
最近、国語辞書で哲学用語を解説する風潮があるのか知りませんけど『広辞苑』(第四版)には国語的用法、哲学的用法が一応掲載されていますので気になる方は辞書を引いてみて下さい。
おそらく哲学的用法はそう簡単に意味が理解できないと思いますし、また、それが国語辞書の限界でもあります。
「批判」のように同じ言葉でも使用するシーンで異なることを示すことが言葉の吟味で更に説明可能なまでに深化させるには咀嚼が必要です。
つまり、「批判」に限らずとも内容によっては単に国語辞書からでは窺い知れない深い意味を有し、用法から追求ないと理解に至らないことも結構あるわけです。
さて、私達は否定的な評価を「批判」と捉えるネガティブなイメージを抱いていますけど、国語的にはそれでも間違いではありませんが、言葉のイメージに関係なく単純に「批評し判定すること」これが「批判」の本来の国語的意味で、どちらの方向性に向かうかは「判定」の結果となります。{/netabare}
稀に「批評」の内容の理解に至らず、無知を隠すために「非難」だと詭弁を弄し、誤謬の指摘に心因反応でも起こしたのか、ちっぽけなプライドを守るため言葉をすり替える詐術の行使までする者は人として恥ずべき行為であり「判定」するにも値しない論外でしょう。

{netabare}ではカントに戻り「哲学」で用いられる「批判」とはどのようなこと?に移ります。
カント哲学では解答を見出すために「テーゼ(定立)」「アンチテーゼ(反定立)」と対立する命題(アンチノミー)から高次の「ジンテーゼ(統合)」を導き出します。
一つの主題(統合)に二種の対立定立(アンチノミー)のスタイルが『カントの弁証論(超越論的弁証論)』と言われるスタイル。「弁証」とは「対話技術」のことを言います。
これを国語で記述し直すと、アンチノミーの対話が「批評」に相当し、ジンテーゼが「判定」に相当します。
しかし、国語辞書だけではこのトラップですぐ引っかかるかも知れません(笑)

カントは「認識」の問題(『純粋理性批判』で取扱われている)において
・物自体が存在するとどのようにしたら説明できるのか
・認識は感性、悟性、理性で構成されているのか
の考察に取り組み、弁証で経験論と合理論のジンテーゼから「認識」とは先天的な「悟性」と後天的な「経験」の相互作用であることを導き出します。
そして、カントが認識のジンテーゼに至るまでの一連の過程(アウフヘーベン:高次見識到達極点→止揚)を「批判」と申します。
決して「批判」はネガティヴなものではありませんよね。
ここでは『純粋理性批判』の一部をかいつまみましたけど、カント哲学の概要も掴めたと思います。
カントは他に『実践理性批判』(倫理)『判断力批判』(美学)の著書がありますので御紹介だけいたします。

なお、カントは「弁証」を否定的に活用した結果、いわゆるコペルニクス的展開(アニメ的には超展開)でジンテーゼに至りましたが、ここが、以後のヘーゲル、マルクスとの決定的な違いとなります。
現在「弁証法」と言えば一般的には「ヘーゲルの弁証法」を示しますので念のために。
これで「批判」の哲学的意味はお分かり頂けたかと思います。
本来、「批判」一つの説明でも吟味と咀嚼を通しここまでの説明が必要なんです。
原典を読まない付け焼き刃的なインスタント解釈では何事も【真】が見えてきませんからね。

・次にヘーゲルをもの凄く簡単に説明。
彼は「弁証法」を用いて「美学」から「法哲学」に至る様々な分野に跨る哲学体系を作り上げプロイセンにおける哲学の一大権威となります。
カントの弁証目的「認識の限界」に対してヘーゲルは「認識活動の存在そのもの」を目指し「絶対精神」に還流する運動性(流れ)でアウフヘーベンが生じるとし、つまり弁証に運動性とその到達点が加わります。
参考:『精神現象学』(ヘーゲル)

・更に大嫌いなマルクスをもの凄く簡単に説明。
【】内は共産主義(左翼)用語
マルクスはヘーゲルの弁証法の到達点を「絶対精神(観念)」から「唯物(物質)」に置き換えた【弁証法的唯物論】を【定式化】する。
ドイツ古典哲学で有名な唯物論はフォイエルバッハが提唱していますけど、マルクスはフォイエルバッハの唯物論を元に次のように【定式化】しました。
「意識が人間の存在を【規定】するのではなく、人間の社会的存在が意識を【規定】する。」
【弁証法的唯物論】から100年近く世界を狂わせた悪名高い【史的唯物論】
「生産活動(経済)→土台」が上部(文化、教育、宗教などの経済行為を除いた社会全般)を【規定】する。
この【史的唯物論】は共産革命の理論的根拠であり、戦後の自虐史観はヘーゲルの歴史哲学を軸にした皇国史観(所謂平泉国史学の系譜)を【弁証法的唯物論】で転換した【史的唯物論】です。
【史的唯物論】で組み替えられた歴史観を【唯物史観】と言います。
ロクでもないことがよく分かりますよね。
日教組は【唯物史観】で歴史教育をしていたんですよ。
【天皇制】という言葉も【史的唯物論】の産物で、コミンテルン(共産主義インターナショナル:第3インターナショナル)における「君主制」から援用され『日本共産党1932年テーゼ』で用いられた共産主義者の造語です。
我が国の皇室は左翼のいうシステムではないことは歴史を振り返れば容易に納得できること。
「弁証法」は事実、相当の説得力がある為に悪用すれば無知につけ込め易い極めて高度な詐術にもなり得ます。
一時期世界中がマルクスの幻想に騙されたのも「弁証法」という類い稀な説得力の効果なんです。

「批判」がネガティヴな意味となったのはマルクスの【弁証法的唯物論】で【階級闘争】の正当化を【オルグ】したため資本家や富裕層【ブルジョワジー】を徹底して攻撃しました。
マルクス理論に基づいた共産主義者の所業が「批判」の名を借りた資本家のパッシングであったためにネガティヴイメージが浸透し現在に至っています。

締めに、史上最悪の詐術である弁証法は既に真実が存在しない出鱈目であることがポパーによって暴かれていますので、御紹介をします。
『推測と反駁――科学的知識の発展』
『歴史主義の貧困』

【結論】
なぜ「批判」をここまで口説く説明したかというと「精神攻撃」を受けたのか受けていないのかの分岐点がこの言葉に凝縮されているからです。
教員の知人に聞いたら「誤解」から「イジメにあった」と悩んでいる生徒が多いとのこと。
双方から個別に事情を聞くと「理由のある苦言」を受けてが「悪口」と一方的に解釈してしまうケースで受けてに言い手がなぜそういう事を言ったかを説明すると、大抵の場合は誤解が解けて大事に至らなかっとのこと現場教員の対応を「批判」の意味から考える必要はあるだろうということです。
「批判」であれば「根拠」が存在しますので「根拠」を見つけられたらまず自分から合理性のある対策を講じることが可能です。
しかし、「非難」であれば合理性のある根拠が存在しないので自己対策のしようがありませんので他力を選択するしかありません。
この峻別の早さこそが、自らに降りかかる火の粉を最小限に抑えることにもなります。

しかし、一番問題なのは「批判」から「根拠」を見つけ出せない「教養の欠除」で「批判」も「非難」も一緒くたに考えて負の感情から抜け出せなくなる無限地獄に向かうことです。
ゆえに「イジメ」から身を守る上では「教養の欠除」から脱出することも大きな手がかりの一つとなります。
子供が弁証術を駆使して攻撃することはまず考えられませんが「教養は身を助ける」とはよく言ったもので、一般教養のブラッシュアップを図るということが大切ですね。

もっと綺麗事や精神訓話的なことを書けば受けが良いのかも知れませんけど、それは偽善であろうと思い良心が邪魔をして書けません。

追記
丁度この項目で述べた「教養」の大切さについて同じことを思っていらっしゃる方がいます。
多数決原理主義に立脚するポピュリズム(価値相対な哲学欠缺の集団倒錯)が社会現象として発現すると、不特定多数が特定者をイジメる現象(数の論理)に転化しその悪影響は学校という小社会にも及んでいます。
かかる影響によるハラスメントやイジメの根本的な解決が存在しない以上「教養」の底上げこそがイジメ減少の方策として合理です。

>『教養がなければ人は善悪の判断をすることも他者を理解することもできない。ポピュリズムが台頭する世においてはますますそうである。 』

『』内は某ブログで引用されていた内容の部分引用。
このブログ主の作品はいずれレビューをいたします。{/netabare}

【反証考察】11月25日追記
本作に関するレビューを観測しつつ観点把握に問題が多い事に早い時機に気がつきましたが、最近、文科省の最新統計が公表された事に伴い反証考察を行います。

誤った情報並びに根拠が不明確な予断的イレギュラーに基づきレビューを記述する事は、そのレビュー自体が誤謬である事となります。
レビューも場合によっては一種の情報である事に鑑みて、事実の適示が誤謬レビューへの反証を通じ更正されると幸いです。

[命題1]『虐めは多いのか。本当に今が昔より悪いかと言えば、正直、疑問。』について。

★虐めの定義。「文部科学省」(児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査)

(1)昭和61年度〜平成5年度調査までの定義
この調査において、「いじめ」とは、「1.自分より弱い者に対して一方的に、2.身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、3.相手が深刻な苦痛を感じているものであって、学校としてその事実(関係児童生徒、いじめの内容等)を確認しているもの。
なお、起こった場所は学校の内外を問わないもの」とする。

(2)平成6年度〜平成17年度調査までの定義
この調査において「いじめ」とは、
(1) 自分より弱い者に対して一方的に、
(2) 身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、
(3) 相手が深刻な苦痛を感じているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。

とする。
なお、個々の行為がいじめに当たるか否かの判断を表面的・形式お的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うこと。

(3)平成18年度間の調査より
調査において個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。
「いじめ」とは、
「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」
とする。
なお、起こった場所は学校の内外を問わない。
(注1)「いじめられた児童生徒の立場に立って」とは、いじめられたとする児童生徒の気持ちを重視することである。
(注2)「一定の人間関係のある者」とは、学校の内外を問わず、例えば、同じ学校・学級や部活動の者、当該児童生徒が関わっている仲間や集団(グループ)など、当該児童生徒と何らかの人間関係のある者を指す。
(注3) 「攻撃」とは、「仲間はずれ」や「集団による無視」など直接的にかかわるものではないが、心理的な圧迫などで相手に苦痛を与えるものも含む。
(注4)「物理的な攻撃」とは、身体的な攻撃のほか、金品をたかられたり、隠されたりすることなどを意味する。
(注5)けんか等を除く。

ソース:文部科学省『いじめの定義の変遷』

★結論
下記◆1◆2◆3◆4より虐めは明確に増加している。
ゆえに「命題1」は偽である。

★証明
『平成27年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査【10月速報値】」における 「いじめ」に関する調査結果について』より。
上記は平成28年11月25日現在で確認できる最新データ。
なお、いじめ件数の統計は昭和60年度が最も古いデータであり「昔」は本データで置き換える。

◆1【実数は昭和60年度と平成27年度の長期スパンではグロスで増加している。】
昭和60年度小中高等学校いじめ件数:155,066人
平成27年度小中高等学校いじめ件数:223,266人
ただし、平成27年度は昭和60年度との比較整合のため特別支援学校の1,274人を控除した。

◆2【実数は平成26年度と平成27年度の単年度スパンでも増加している。】
平成26年度小中高等学校いじめ件数:188,072人
平成27年度小中高等学校いじめ件数:224,540人
ゆえに、約19%増加している。

◆3【昭和60年度と平成27年度の児童生徒千人当たりの件数も単純比較で約2倍の増加で、ネット値で約4倍の増加となる。】
昭和60年度児童生徒千人当たりの件数7.6件
平成27年度児童生徒千人当たりの件数16.4件
ただし、平成27年度は特別支援学校が含まれているので単純比較である。
しかし、小中高の児童生徒総数(分母)が約半減しているなかで、グロス2.16倍の増加は、特別支援学校在籍児童生徒のシェアは僅か1%と低く、加重aveは統計上の誤差の範囲で無視したネット値でも約4倍の増加となる事から、発生率は増加している。

◆4【平成26年度と平成27年度の児童生徒千人当たりの件数も20%の増加。】
平成26年度児童生徒千人当たりの件数13.7件
平成27年度児童生徒千人当たりの件数16.4件
児童生徒数総数が約2.3%減少しているにも関わらず、虐め発生率は20%も増加している。

(参考データ)
『小中高の児童生徒数(学校基本調査より)』
昭和60年:22,263,236人
平成26年:13,359,750人(特別支援学校含む13,497,644人)
平成27年:13,047,900人(特別支援学校含む13,185,839人)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

いじめおとぎ話

本編12分くらい、いじめをテーマに据えたアニメ。YouTubeにて公式動画が無料で公開中です。

原作は五十嵐かおるさんの漫画。「ちゃおデラックス」および「ちゃお」にて不定期掲載している様です。

コミックスは既刊13巻(2016年10月現在)。以下にリストを載せておきます。(サブタイトルのみ記載)
{netabare}
1.ひとりぼっちの戦い
2.生き地獄からの脱出
3.見えない悪意
4.勇気をください
5.静かな監獄
6.叶わない望み
7.凍りついた教室
8.光と影
9.タカラサガシ
10.いびつな心
11.かりそめの教室
12.心の傷跡
13.願い叶う日まで
{/netabare}

設定や描写をそのまま受け止めると、現実味が感じられなかったり、悪くすると荒唐無稽と取られかねなかったりする物語ですが、昔話やおとぎ話の様なファンタジーとして受け止めれば、じわじわと心に這い寄る寓話性を見出せる事と思います。

作中のいじめ描写は表面的なものに限られていますが、現実のいじめがこれよりも酷いものなのか否かは私には判断しかねます。人の心を痛めつける類の陰険ないじめはあるし、暴力のレベルについても、このアニメで描かれているよりも、もっと酷いものもありますから‥。ただ、それによって受ける苦しみは当事者でなければ知りようも無い事ですので、どちらがどれだけ酷いという事など、第三者が口にして良いものではないと私は考えます。キャラの心理描写についても表情や台詞に篭った情感などから判断するしかないので、この様な描き方も含めて、本作品が寓話的あるいは暗喩的作品となっていると言えるのでは無いでしょうか?

登場人物の名前も古城世良とか‥殆どそのままだけど"小公女セーラ"をもじっているものと思われ、設定も学園の女王としてちやほやされていた立場からの、父親の会社の倒産、転落という流れがそっくりで、例え話としての印象を強めます。(原作では投資の失敗ですけど)

「小公女」に登場する主人公のセーラはお嬢様ですが、終始良い子なので、本作中の世良との人物描写に共通点はありません。ですが、ちょっと視点を外して、同じ物語に登場する、取り巻きの二人の少女を引き連れた、イジワル少女ラヴィニアに目を向けると、何でも持っているセーラを嫉み、その友人のアーメンガードとメイドのベッキーを蔑む姿が、本作の悪役である古城世良と重ならないでもないのです。なれば、最初のいじめられっ子の文香は零落したセーラ、あるいは最初から弱い立場にあったアーメンガードかメイドのベッキーという事になります。

モチーフとなった物語の話はともかく、傍観者役である文香の友人のエミというキャラは古典的な物語の範疇では珍しい立場のキャラであり、それだけに私には、作者の五十嵐さんが、このキャラにこそ多くの注意を注いで欲しいと願っている様に感ぜられました。

友人同士が結束して困難に立ち向かう姿は美しいものとして描かれる事が多いものですが、これは転じて加害者側の立場に変わり、醜くもなりかねない危うさも秘めています。この作品ではその両方が描かれている様に見受けられました。そしてそれを担うのはもちろん、私たち視聴者の分身、エミなのです。

一つ例えを用いれば、自分の家族や友人が他者から何らかの攻撃(言葉とか暴力)を受けたとします。その時無条件で庇いたくなるのが人情というものですが、事情も知らずに身内に加勢する場合、間違いを冒す危険も少なからず生じます。もしかしたら、自分の贔屓にしている家族や友人の方が悪くて、争いの原因を作ったという可能性もあり得るからです。

もう一つ例えを出すと、子供同士の喧嘩があった場合、どんな親でも自分の子供を擁護したい気持ちになるものですが、なるべくなら(出来れば徹底して)喧嘩の原因を問いただして、事情を知ってから、どちらかか、両者に謝らせるべきでしょう。もし自分の子供に非がある場合には、親としては苦渋の決断となりますが、公正さを子供に見せる為には必要な教育だと思います。

踏まえ、人を守るという事は尊い行為である一方で、人を責める危険を多く含んでいるという事を、傍観者の立場にいる者は常に意識すべきだと思います。このアニメを見て今更ながらそれを痛感させられました。

好きな人を守りたい。そんな感情は誰しも持ち合わせているものですが、それはその人の事を深く知った上で初めて輝きを持つ言葉です。一方で、力に迎合する時、弱者を守る時、敵を見る時、人の魅力に心奪われる時、私たちの心はひどく曇ります。そんな時にこそ、私たちはいじめの加害者になるのではないでしょうか?

私も学生時代にいじめを受けた事があります。いじめを受けている、あるいは受けていた人に対する慰めになるかは分かりませんが、遠い日のいじめの記憶など、大人の私にとってはもう昔話。いい思い出とは言えずとも、すでに苦痛は無く、むしろ自分の血肉になっているという感謝すら覚えます。今いじめに遭って苦しんでいる人の上にも、いつかはそんな風に思える日がやって来る事を願ってやみません。

耐える事、考える事、憎悪する事、悲観する事、抵抗する事、心を殺す事。偉そうな事‥(コレ違う)を言っておきながら、実際の所は軟弱者で感傷的なブリキ男を名乗る私が言うのもなんですが、こういった事は必ず皆さんの将来の糧になります。

心を折らず挫けず、逃げる時は逃げ、戦う時は戦う、そうして死ななければ人生は大勝利です。強くあろうとする必要は無いし、勝つ必要も無い。のらりくらり飄々と、水の様に変幻自在に生きていけば、それがその人にしか体験し得ない貴重な人生の一部となっているはず‥。

楽観や諦めを否定的な感情と捉えずに、むしろ盛んに肯定して、ねこの様にしなやかに、ねずみの様にしぶとく生きていけば、きっと楽しい事だっていくらかあるはず‥いつかは自分にしか出来ない事だって見つかるはず‥。それはとってもうれしい事だと私は思います。

願わくば、いじめを受けている者たちに祝福を、虐げられている者たちに幸あれ!



って説得力ないですね‥わたし、叩けば凹むブリキ男だし‥(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

いじめについて、考える。

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
昔、あにこれでこのアニメのレビューを書くのが、局地的に流行ったんですよね。

んで私も、あにこれで仲良くして頂いている(と私が勝手ながら思っている)方々がレビューしてたんで、続きたいな~と思って、視聴しました。

「いじめがダメだ」ということは大前提ながら、そこにどういう思いがあるか。今でもレビューを覗けば、各レビュアーさんの考えが見られると思いますよ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず私が言いたいのは、「今の子供達は、ここまでバカでもないし、タチが悪くもない」ということです。

このような事案が0だとは言いません。もっと酷いこともあるでしょう。でも、それは本当に一部のことであり、総体として、今の子供達が昔の子供に達に比べ、明らかに人間性が低いとは思ってほしくないです。私感ですが、いじめは昔の方が酷かったように思います(本当に私感です)。

今は、いじめが多いんですか? 酷いんですか?

これは、少年犯罪にも言えます。今の子供達がダメ? 本当にそうですか? それは、マスコミに作られたイメージではないですか? 懐古主義ではないですか? 警視庁の統計を見ると、少年犯罪の件数は勿論、犯罪率も基本的には過去から右肩下がりです。

高度経済成長期の日本はどうだったのでしょうか。ゴミは捨てっぱなし、川の水は汚い、街角で殴り合いの喧嘩はする……例えばそんなこともあったのではないでしょうか。私、個人の見解ですが、日本人の「モラル」は、特に子供世代においては、むしろ高まってきているんじゃないかと思います。

また、本作では、教師が超無能に描かれています。

本当に今の先生が無能かと言えば、正直、疑問です。生徒は勿論、先生方(学校)も頑張っていると思っています。確かにダメな教師もいます。でも、この国の教育は先生方の献身と良心で成り立っている部分もあるように思うのです。

OECDの調査でも、日本の教員は世界の教員の中でぶっちぎりで一番働いていることは明白になっています。給料も特段に高いわけではありません。学力に関しては、GDPにおける公的教育費の割合と学力は基本的に比例していますが、日本だけが異質。日本のGDPに占める公的教育費の支出額の割合は3.2%と、OECD加盟国で最下位(2014年)なのに、学力は大体ベスト10以内で頑張っているのが日本の教育です(とはいえ、このような劣悪な環境で、しかも世間から尊敬されず、アニメでまでバカにされるような魅力のなさでは、よい人材が集まらず、先生の質は下がっていくでしょうね。学力世界一のフィンランドは、博士号をとらないと先生になれず、給料や待遇もよく、子供がなりたい職業1位が教師らしいです)。

このアニメは、現代の子供たちや教師の悪い部分や一部の例を、これでもかと誇張して描いているアニメに感じるんですよね。

と、なんか、ちょっといじめの描写が極端で、(私は基本的に、近頃の若者は的な考え方には反感をいだきがちで)やるせない気持ちになったので、感情的になってしまいました(苦笑)

とはいえ、教育アニメとして、一定の役割はあろうかと思います。ただ、そのメッセージのひとつが「あなたも誰かをいじめたら、いじめ返されるかもよ」では、ちょっと寂しい(決して教育的ではない)。まあ、痛烈ではありますが。

このアニメがうすら怖くて、胸くそ悪くなることには激しく同意なので、このアニメをみて、一人でもいじめに対しての嫌悪や恐怖を抱き、ひとつでもいじめがなくなることを切に願います。

あと、学校現場から、表面的にでもいじめがなくなるためには、以下の言葉が指針となると思います。

『いじめを無くすには、いじめ、という軽い言葉をなくせば良いと思う。いじめ、ではなく、「暴行」「虐待」「恐喝」「殺人」という言葉を使う。いじめは立派な犯罪なのだから、いじめっ子は犯罪者と言う。犯罪という言葉を使い、罪の意識を重くすれば、いじめは減ると思う。』

by 美輪明宏

……激しく同意ですな。さらに言えば、もしいじめられたら、とっとと被害届出して、警察が動く仕組みにすれば良いと思います。「いじめをしない人間に育てる」のは教育の役割ですが、「行ったこと(いじめ)に責任をとらせる」のは司法の役割です。

もしいじめで自ら命を断ってしまうくらいなら、警察の力や裁判所の力を借り、いじめっ子の人生に痛恨の一撃を加えてやればいい。遺書でリベンジなんかしなくても、十分に勝てる。今はボイスレコーダーでも隠しカメラでも何でもある。したたかに証拠を集め、出るとこ出てやればいい。

(私はあまり思わないが)もし、いじめっ子の将来まで考えたい(前科をつけたくない)なら、義務教育の間は親に責任をとらせても良い(罰金とか)。いじめを助長、隠蔽する動きがあるなら、教師や学校を訴えても良い。

勿論、いじめられている子どもが精神的に追い詰められ、そんなことが思い付けない情況もわかる。だから、親でも教師でも、周りの大人が遠慮なく訴える。また、訴えるぞと警告できる。訴えがあったら事件性の有無に関わらず警察が動いてくれる。そういうシステムを、雰囲気づくりを、国が率先して行えばやってやれないことではない。学校現場に警察が介入することをタブー視する、教師の努力放棄だとする論調を捨て、むしろ英断だと評価する世論があれば良い。

勿論、それがいきすぎれば、「弱者の強迫」や「国家統制」など、別種の問題を引き起こすかもしれない。でも、いじめによって心に深い傷を受けたり、命を失ってしまうことを考えれば、まだマシかと思う。

そのぐらい、私はいじめが嫌いです。まあ、過激な意見なので、賛否はあるだろうけれど。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

64.9 4 中学生アニメランキング4位
せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ 第2期(Webアニメ)

2018年10月27日
★★★★☆ 3.4 (11)
60人が棚に入れました
「せいぜいがんばれ!魔法少女くるみ」はプリマエンジェルの活躍を、ときにツッコみながら傍観する男子3人が主人公のショートアニメ。
続編では美少女魔法少女恐竜天使戦士“プリマエンジェル”の新たな仲間として、山本希望演じるプリマスプリンググリーンとLynn演じるプリマエンジが登場する。

E=mc² さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一期と変わらないクオリティ

高いか低いかは別として、クオリティの維持は視聴者にとってはとても重要!変わらず視聴継続です。
いやしかし、2期の途中まで主人公はくるみだと思ってたのですが、ツッコミ役男子3人組が主人公だっだんですね笑
くるみ達にとって彼らは見えているのかどうか…

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

62.9 5 中学生アニメランキング5位
絶対可憐チルドレン ~愛多憎生!奪われた未来?~(OVA)

2010年7月16日
★★★★☆ 3.8 (40)
225人が棚に入れました
「黒い幽霊」に洗脳された皆本とチルドレンが敵対するという、原作とは異なる完全オリジナルストーリー。

Asuca さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スタッフの皆さんお疲れです…

 サンデー枠が埋まっているのはわかるけど、ひとまずこれで手を打とうか…みたいのは、好きじゃないかな。

 小学生編よりは、中学生編以上の方が一般的には商業的に成功するんじゃないかと思うのだが、なぜだろうか…。

 現場の皆さん頑張ってください。一応応援しています。出来れば、日常系で終わらせるのではなく、ストーリー性を重視した重厚な作品を期待したい。多分それだけのことができるだけの世界観は残していると信じている。
 最近の作品が、どこかで見たような…という作品が多いような気がしますから。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

絶対可憐!だから負けない!

1期アニメでは登場しなかった(したかもしれないけど主要ではなかった)ブラックファントム絡みの物語。

いやーやっぱ面白いっすね

前から時期あいてたので声優さんとか演技変わるのでは?と思ったけど

安心した。むしろ中学生になったチルドレンをちゃんとできてたので素晴らしかった

完全オリジナルなので原作ファンも観てほしいです

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

ootaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

OVAにする必要ない内容

中学生になった以外は特に今までの展開と同じような感じですが、セーラー服が妙にエロいですね。
美少女+エロいセーラー服+ミニスカは中学生にはちょっと合わない気がします。いつも思いますが。
オススメはしません。見たい方は中古で充分ですね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

66.3 6 中学生アニメランキング6位
Another OVA 『The Other -因果-』(OVA)

2012年5月24日
★★★★☆ 3.7 (459)
2098人が棚に入れました
TVアニメ『Another』のOVA。アニメ本編では描かれなかった見崎鳴のこれまでを、完全新作のオリジナルアニメーションで綴るファン必携のアイテム。
ネタバレ

はなび@虹色 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大切な人を理不尽に奪われるくやしさ、無力感、そして、怒り

わたしの、「Another0『The Other -因果-』」の楽しみ方

「明るく、穏やかな日常に忍び寄る現象」
「鳴、未咲姉妹の『つながり』」
「大切な人を理不尽に奪われるくやしさ、無力感、そして、怒り」

わたしの、総評です。

見崎鳴、藤岡未咲の2人の姉妹のおはなしです。
鳴ちゃんと未咲ちゃんの『つながり』を描いています。

Anotherはこのおはなしを含めて、全13話だと思っています。
そして、中でも、この0話がいちばん好きです。
そのくらい大切で、明るくて、哀しくて、つらくなるおはなし。

本編に含めて放映してほしかったって気持ちはあります。
ミスリードが成立しなくなるので、難しかったのはわかりますけど・・。

そのため、「Another」本編を見た後に、見ることをおすすめします。

さらに、0話を見た後に本編を見返してみると、
鳴ちゃんに対して、物語全体に対しての印象が、だいぶ変わります。
それまでとは、また違う視点で楽しめると思いますよ^^


「明るく、穏やかな日常に忍び寄る現象」
{netabare}
前半は、仲良し姉妹の日常を描いた、明るい内容になっています。

この「見崎鳴の明るい日常」って、
本編では描かれることがなかった場面なのですよね。

現象によって、未咲ちゃんを失わなければ、
鳴ちゃんも、本来の、明るくて、よく笑う普通の女の子でいられたのに。

現象さえ起らなければ、他の3年3組のクラスメイト達だって、
中学校生活を満喫する普通の男の子や女の子でいられたはずなのに。

「普通の日常」を描くことで、現象の理不尽さがより際立ちます。

後半は明るい日常から一転して、現象の恐怖に突き落とされます。

大切な人を理不尽に奪われることへの怒り、哀しみ。
日常から、死の恐怖に常に怯える毎日に突き落とされる落差。

日常と現象を同時に描いていることは、
この物語の中で重要な意味を持ってきます
{/netabare}

「鳴、未咲姉妹の『つながり』」
{netabare}
この0話はAnother全体から見てもとても密度が濃いです。
鳴ちゃんと未咲ちゃんの気持ちや想いが詰まっています。
双子の姉妹のつながりを描いたおはなしです。


見崎鳴
{netabare}
姉妹としても、親友としても、
本当に、未咲ちゃんのことを大切に想っていたのでしょうね。
だからこそ、未咲ちゃんのことを何としても守りたかった。

未咲ちゃんがいたからこそ、本当のお母さんともつながっていられた。
未咲ちゃんを失ったことで、お母さんとのつながりも断たれてしまった。

ひとりぼっちになってしまった。

それがもう見ていて、本当につらかった・・。
{/netabare}

藤岡未咲
{netabare}
好きな人もいて、やりたい夢もあって、
おしゃれにも興味があって、家族を思いやる優しさもあって、
本当にかわいらしい女の子。

なんで未咲ちゃんなの!?って、
見ていて本当につらかった、哀しかった・・。
やっぱり、こんなのひどい・・理不尽だよ・・。
{/netabare}
{/netabare}

「大切な人を理不尽に奪われるくやしさ、無力感、そして、怒り」
{netabare}
たった1人の双子の姉妹であった未咲ちゃんが、
現象によって、「4月の死者」となってしまった。

未咲ちゃんのことを何があっても守るって思っていた、
鳴ちゃんはその時、ものすごい葛藤をして苦しんだと思います。

3年3組に入りさえしなければ、死なずに済んだのかもしれない。
死の色が見えていたのに、何もできなかった。助けられなかった。
でも、なんで未咲が、死ななくちゃならないの!?、って。

未咲ちゃんが亡くなったあと、
鳴ちゃんが眼帯を外し、鏡の前で怒りをぶつけるシーンがあります。

私にとって、このシーンはアニメ版Anotherでいちばん好きなシーンです。

鳴ちゃんのくやしさ、無力感、そして、怒りが一気に流れ込んできて、
涙がぼろぼろと溢れてきました。Another本編ではいちども泣かなかったのに。

この出来事のあと、物語はAnother本編へと入っていきます。

{netabare}
でも、未咲ちゃんを救うことができず、お母さんとのつながりも断たれ、
学校ではいないものにされて、哀しみに毎日を過ごすしかなくなって、
鳴ちゃんは心を閉ざすしかなかったんじゃないかな・・。

そんな、鳴ちゃんが本当にかわいそうで、痛々しくて、見ていられなかった。
{/netabare}

この0話を見た後だと、Another全編を通して、
鳴ちゃんの印象はとても大きく変わります。
そして、未咲ちゃんが「4月の死者」であることが、
本編で重要な伏線となっていきます。

0話を見て、改めて思います。

鳴ちゃんが経験した、くやしさ、無力感、怒りって、
実は、3年3組の生徒全員に言えることなのかなって。
{/netabare}

わたしなら、こんな方に「Another 0『The Other -因果-』」をおすすめ!!

「Another 本編をすべて見たことがある方」(←これが前提条件です)
「Anotherの物語をより深く知りたいと思う方」
「本編では描かれなかった鳴、未咲姉妹の伏線を知りたい方」

投稿 : 2024/11/02
♥ : 34

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

もうひとつの因果

本編である『Another』の1話の前の話、0話となる25分のOVA。
本編でのヒロイン見崎鳴(みさき めい)の双子の姉妹で
実の親のほうと暮らしている藤岡未咲がメインのオリジナルエピソード。

1話で鳴が持っていた人形の意味や、鳴の現在の家庭事情、
15歳を目前にした双子の姉妹である未咲との仲の良さなどが
短い時間の中、丁寧に描かれていく。

観る人によっては百合っぽく感じてしまいそうなほど
仲の良い2人を見ていると、とても微笑ましい。

未咲が「かわいい」って指差したものを、
鳴は「未咲のかわいい、は変わってるね」と言っていたけれど、
女の子って本当によく「かわいい」って言葉を使うし
時々その「かわいい」に対して「どこがだよ」って思うことも多々あるので
鳴の言葉にはなんだか笑ってしまった。

外見がそっくり同士で、どれほど仲が良い姉妹でも、
やっぱり価値観はそれぞれなんだよな。

そんなほのぼのしたシーンから一転、あることから緊張感が
ハンパなく漂い始め、画面に意識を集中してしまうものだから
耳も敏感になって、些細な物音でもビクっとくる演出は秀逸。
言ってしまえばホラーの基本だったりするわけだけれど、
この『Another』ほど音楽や効果音が優れていると思ったアニメ作品は
今まであまり観ていない。
アリプロの唄うOPも雰囲気ぴったりだし、穏やかなEDもやっぱり好きだし。
作画はめちゃ好みだし、もう大満足(笑)

タイトルどおり、因果な出来事が起きるわけだが
それは未咲に起きたことだけでなく、鳴の養子入りの段階からして
すでに因果は始まっていたのだよね。

人間の幸せはその人の感じ方、つまり価値観次第。
でもその人ごとに起きていること、防がれていることは
時期こそ違えど、案外等しいものなのかもしれない。

それにしても、また鳴ちゃんの家が見れて嬉しかった!
僕もいつか、あんな工房を持ちたいなぁ・・

この作品は本編を観てからのほうが断然、良いので
未視聴の方はぜひ、本編を先にどうぞ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 34
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「Another」本編を見終わってから見ましょう。

原作未読。

ホラーアニメ「Another」のOVAです。
Another本編では描かれていなかった、鳴の過去が明かされます。

Another本編のレビュー→ http://www.anikore.jp/review/444765/

本編同様、綺麗なグラフィック、特に錆びや水の表現はとてもリアルでいいですね。
また、影を落としていない、鳴の明るい顔や笑い声を聴くことができます。
ファッションもとてもかわいらしいです。

本編の{netabare}「理不尽な呪い」の正体{/netabare}は分からないですが、本編で鳴がとった行動の意味が分かってきます。
{netabare}
1.美咲の変わった趣味
本編で、鳴がなぜあんな不気味な人形を持っていたのかという理由付け。

2.「鏡」「姉妹(きょうだい)って二親等なんだよね」
双子という鏡のような存在なのに、価値観も生き方も異なる。
そんな状況を表現。

3.繋がっている人形
繋がっていることで、見たくないものまで見えてしまう。
そんな状況になりたくなかったという、鳴の気持ちの表れ。
本編での鳴のセリフ、
「おだやかな顔をしてる。繋がってるのにこんなに安心していられるなんて、とても不思議」
という言葉に繋がってきますね。

4.遊園地の観覧車
本編で遊園地の観覧車に乗りたがらなかった理由。
過去を思い出したくないという思いと、ぐるぐると同じことを繰り返したくないという比喩。
{/netabare}

また、少ない人数に焦点を当てているため、心情描写が丁寧で、キャラクターが引き立っていました。
少し百合展開がありますが、「仲睦まじい」の言葉で表現できる程度のものです。

なお、使用されている曲は本編と同じもの。
違うのは内容だけですね。

本編で曖昧だった内容を補完する意味でも、本編視聴後に観ることをオススメします。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27

57.5 7 中学生アニメランキング7位
KAKURENBO [カクレンボ](OVA)

2005年6月30日
★★★★☆ 3.2 (120)
459人が棚に入れました
クリエイター集団「神風動画」の主力であった森田修平と桟敷大祐による映像製作ユニット・YAMATOWORKSによるホラーアニメ。行方不明の妹を探すヒコラら少年たちは、鬼と呼ばれる者たちとの遊戯「カクレンボ」に参加するが…。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

オトコヨ様のお遊戯

30分の短編作品です。
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

◆この作品の内容は・・・
誰も近づかないような暗い街でお面をつけた8人の子供達がカクレンボという秘密の遊びをするお話。
その遊びは決してやってはいけない遊びなのに・・・。

◆カクレンボを行う場所は・・・
舞台は中国の九龍城砦のような街。
廃墟とかした建物がびっしりと詰まった暗いスラム街で子供達はカクレンボをしてしまいます。
ミステリアスな雰囲気を非常に感じるこの場所で怖い体験をしてみてください。

◆秘密の遊びのこと・・・
「あの遊びはすっごく面白いけどすっごく危険だって」、「あの場所には近づいてはいけないって」。
こんな噂があるのです。
いわゆる都市伝説ですね。
この遊びに参加する子供達はそれぞれ目的を持って参加します。
行方不明の妹を探す為、いるかどうかわからない鬼を捕まえる為など。
小さい頃の子供達は好奇心旺盛。
してはいけないと言われると余計にやりたくなるのが人間のサガ。
皆様もお気をつけくださいませ。

◆キャラ達は・・・
子供達はお面をかぶってカクレンボをします。
お面は始めからかぶっているので登場キャラ達の顔は一切わかりません。
なので、怖い体験をするキャラ達の表情を見る事はできない。
でもこのお面はとても良い演出だと思います。
顔が全くわからないという設定は、他にアニメにはない異質な雰囲気を十分に感じます。

◆カクレンボについて・・・
他のユーザーの方もおっしゃっている通り、この作品での遊びはカクレンボよりも鬼ゴッコと言った方が正しい。
冒頭に、「夜、隠れんぼをすると鬼に連れていかれる」と民族学者の一文が表示されます。
元々この一文は、神隠しや誘拐(人身売買)を恐れた意味で、日本では近代まで夕暮れ時以降の隠れんぼはタブーとされてきたらしいです。
小さいお子様がいる方はご注意を・・・。

◆総評・・・
誰も近づかない薄暗いスラム街で、顔がわからない子供達の、謎のお遊び。
ゾクっとする怖さではないけれど、異質な不気味さを十分に感じる作品でした。
それだけに、この作品が30分であることが残念でならないです。
2時間枠の劇場版で制作すればもっと深くて良い作品になったに違いないような気がしました。
もったいない・・・。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

KAKURENBO?ONIGOKKOの間違いでは?

この作品は、森田修平氏と桟敷大祐氏が制作した
ホラーOVAである。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
荒廃した町が舞台。そこでは、「オトコヨ様のお遊戯」と呼ばれる
いわば、「カクレンボ」の遊びが子供たちの間で話題になっていた。
しかも、誰も近づかないような暗い場所でないと遊ぶことができない。
危険であると知りつつも、それぞれの思惑を胸に7人の子どもは
カクレンボに挑もうとするが…。

世界観は好みの部類に入る。異様な空気を感じ取ることができる
雰囲気に仕上がっているので、その点は高評価。
また、30分以内に終わるということもあり手軽に見られるのは大きい。

言い換えると、それ以外の部分で魅力を感じとることはできなかった。
序盤で、カクレンボに関する説明があるが、周りの音が
遮っているため、とても聞き取りづらい。
音量を上げて、やっと聞き取れるといったところだ。

怖いと感じるシーンも多かったのだが、演出の仕方が
悪いのか呆気ないなと捉えることしかできなかった。
何人かの人物には、カクレンボに挑戦したいという動機が
あるのは分かったのだが、それ以外の人物はそういった説明が
一切ないため、感情移入できない。捨て駒の様な感覚で使用されるだけ。
他愛ない。それ以外でも、説明不足な点が非常に多いため
この作品にのめりこむことはできなかった。

落ちも自分はしっくりこなかった。これがやりたかっただけだろと
憤りを感じた視聴者も一定数いたに違いない。
勘がいい人ならすぐに気づくだろう。
60分近くに構成しなおすべきではないだろうか。
色々と勿体ない印象がぬぐえない。

ホラー物の登竜門として見るのはありかもしれないが、
対象年齢は小学生、良くても中学生くらいだろう。
ホラー好きが見ると、がっかりすること間違いなし。
幼少期に見ていればトラウマになりそうな気はする。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

かくれんぼってより

かなりハードな鬼ゴッコの様相。

小さい頃、母の田舎に帰った時の事が思い出されたわぁ
炭鉱町だったんだと思うけど廃墟ビルとか繁華街とか雰囲気同じの。

関係無い話だけど、病院の廃墟に肝だめしに行ったんだけど、従兄弟の姉さんと、おらとでの、弟たち相当ビンタしても起きなかったなぁ(笑
2人で家抜け出して、自転車で30分ぐらい走って到着して、ここって、でっかいワンパク公園みたいになってて
冬はスキー場で、スキー場の方に登っていくと
建物あるんだけど、もう見た目にこれわの建物で真っ暗
かなり危ない感じしたので姉さんに、やめよう!を
進言したんだけど、姉さんは昼間に2度ほど偵察してあるから、大丈夫と言って手引っ張られていきました。
建物側面の方の割れてる窓から小さい懐中電灯もって
入ったんだけど、怖いにも程があるの印象しか残ってない。
階段上って2階にベットみたいなもの置いてある部屋
あって、そこの部屋見たときに2人の懐中電灯が同時に
消えて真っ暗。おらこの時声聞いたんだ「ひぃ~」って
低い声を。もうおらはパニック状態もいいとこの、
姉さんにしがみ付きの、「落ち着け孝」ってのと「声だすな」って言葉は覚えてるなぁ。もっといっぱい話してた感じするけど覚えてないのと、姉さんも震えてたのは
はっきり覚えているなぁ。
何だかんだで外には出てきてて、どう出てきたかはまったく覚えてないけど、電気消えた時の心臓のバクバク
感も思い出され、いい思い出になってるのかなぁと。

親同士のイザコザでもう何十年も疎遠だけど元気かなと
考えてみたり。

そして何年か後に心霊スポット特集で放映されてるしの
幸美姉さん。(笑

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

67.4 8 中学生アニメランキング8位
ゆるゆり なちゅやちゅみ!(OVA)

2015年2月18日
★★★★☆ 3.9 (263)
1495人が棚に入れました
ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。

「ごらく部」で明確な目的もなく活動を続ける4人の女の子の毎日を綴ったアニメの劇場版。夏休みを迎えた赤座あかり、歳納京子、船見結衣、吉川ちなつの4人組は、自分たちだけでキャンプに行くことに。
ネタバレ

ユリ=デカルト さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

百合厨で良かった(泣) そして、リアルな夏

序盤すごいワロタwwwww
やっぱ、ゆるゆりの悪ふざけ面白いですww

全体的に評価させてもらうと、夏感が出ていてものすごく良かったです。

本当にキャンプ気分で見ていました(笑)

なんでこんなに夏感出てんだwww

他のアニメのキャンプ回や合宿回とはなにか違う。
マジでキャンプ気分で見れます。不思議ww
夜道の虫の声とか、ひぐらしの声とか、リアルな夏です。まずはそういう点を評価。なんか意味不明な評価ですがww


(序盤のアレについて)
原作で読みましたが、あれをアニメで見れるとは!ww

ゆるゆりの原作売ったことに激しく後悔!!
※参考書を買うために、百合本一掃したとき。
(ネットで売った際)ゆるゆりの原作も無くなりました(泣)残念無念…



次に百合について。

ゆるゆりは、やはり面白い・・・・・

最近百合から離れていたので、改めて百合の良さを再認識しました(笑)
再認識するまでもない――歴然たる事実ですが^^;


男女の恋愛ものも見ますが、やっぱこっちすね~。 

自分が百合豚になった大部分の影響がゆるゆりだからね!


序盤の話
{netabare}原作よりも喫茶店オサレになってね?ww 女の子同士イチャイチャするアニメって、何故にこんなにも舞台設定がオサレなのか?

あかり バナナジュースって(笑) 子供っぽくてかわいいなww

あと、ちなつのお漏らし笑いましたww 原作でもあったなww

{/netabare}


お気に入りのキャラは綾乃なんですが、

ひまさく + 結京 + あかちな も素晴らしかったww

京綾が自分の中ではベストカップルww
とは思うのですが、ひまさくと京綾……どちらも甲乙つけがたい(白目)

ていうか、ひまさく いつになくイチャイチャしてね?ww


{netabare}お風呂回ありがとうございます! いい湯でした!!www
百合風呂ですね……。他のアニメのお風呂回とは違い、百合にはエロさがまったくない。でもニヤニヤしちゃうんだよね。なんだろうこの現象(笑)
始終ニヤニヤしっぱなし。頬が緩む。俺KIMEEEEEE

そして 綾乃のパジャマ姿がかわいすぎ!!
みんなかわいいんだけど、綾乃好きの俺には鼻血ものです^^涙

あれで死ねる!!!! 千歳の気持ちが分かりますww

 ゆるゆり 相変わらずみんなかわいい!!!

なんだこれ? 最近流行りの難民アニメよりもよっぽど癒しだったぞ!

もちろんゆるゆりが良いことは知っています。ですが! これだけは言わせてもらいたい。
ゆるゆりって、こんなに良かったっけ?ww 

なんか今回のゆるゆり、百合的にも癒し的にもクオリティが高かった!!

正直久々に見たので軽い気持ちでした。申し訳ない orz


{/netabare}


千歳は相変わらずいい仕事をしていますね(笑)


普段は、他のアニメを見て『俺の嫁!』とか言っていますが、ゆるゆりを見るときは百合レンズになります。カプ厨なんですwwww もう、結ばれてほしいとしか考えてない。マジで


これは迷わずお気に入りの棚です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

そうそう、この組み合わせが見たかったんですよ♪

この作品は、ゆるゆりの1,2期の放送後に製作されたモノです。
本編とこのOVAは、物語の直接的な繋がりはありません。ですが、キャラの説明が全く無いこと、思い入れのあるキャラがいた方がこの作品を楽しめることから、本編未視聴の方は先にそちらを先に視聴することをお薦めします。

視聴を始めた直後・・・一瞬何が起きたのかと思いましたよ^^
キャラの判別は唯一髪型のみ・・・姿格好がまるで違うって有りなの^^;?
と思ったのも束の間・・・いつものゆるゆりが始まってホッとしました^^

物語は、いつものごらく部の部室から始まります・・・
ごらく部の日常・・・に生徒会がチャチャを入れいくるという毎度お馴染みとなった展開なのですが、今回はこれまでの少し勝手が違います。

これまでごらく部と生徒会の繋がりは、ある特定人物の接点のみとなっており、基本的にはごらく部と生徒会それぞれに諸空するキャラがその括りの中で物語が展開されてきました。

ですが、今回はごらく部と生徒会の共同作業が物語の主体となっているので、それぞれのメンバーが所属枠を飛び越えて活躍してくれるんです^^

例えば、ごらく部の暴れ馬である歳納 京子と生徒会の暴れ馬である大室 櫻子・・・どちらも同じ系統で面白いキャラですが、これまでは同じ土俵で勝負する事はありませんでした。
ですが今回は歳納 京子と大室 櫻子のキャラとしての面白さ対決、などというドリームマッチが実現できているんです^^

その上、あかりvs向日葵に新鮮さを感じたり、結衣vs千歳といったツッコミ役同士の共演もあるので、1,2期とは違った視点で楽しむ事ができる作品だと思います。

それと、これまでは七森中の生徒を中心に物語が展開してきましたが、それぞれ兄妹がいて、その兄妹同士の繋がりも面白そう・・・というのが私の中での新たな発見です^^

オープニングテーマは、「ゆりしゅらしゅしゅしゅ」
エンディングテーマは、「おひるねゆにばーす」
どちらも七森中☆ごらく部が歌っています。

60分強の作品です。スタッフが一新され監督、キャラデザも代わっていますが、私は今回のOVAにはしっかり笑わせて貰いましたし、堪能させて貰いました。
秋アニメでの放送が予定されている「ゆるゆり さん☆ハイ! (第3期)」が楽しみで仕方ありません^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「ちょっとだけ何かが変わったような・・・」とは上手いキャッチコピー 原点回帰、ゼロに戻った『ゆるゆり』

全スタッフ一新による『ゆるゆり』のOVA作品、約60分


監督は円宏則・・・じゃwなかったw畑博之w
脚本は横手美智子
キャラデザは谷口元浩
音楽は藤澤慶昌
制作はTYOアニメーション


凄い・・・名作と謳われ、某アニメ賞も受賞した作品のスタッフを総入れ替えとはまさに大冒険、いや「だ★い★じけ★ん~♩」です
主題歌こそイイジマケン、Funtaが手掛けているものの、それ以外全部替えてしまっています


実際に作画や演出の方向性はだいぶ変わっています
まず、『ゆるゆり』の代名詞ともいえる「アッカリ~ン」が完全に封印されてます
ですから今作のあかりちゃんは執拗にディスられたりしません(笑)
"普通に主役っぽい”のです

これはアニメファンの期待と原作そのものの持ち味の差異か、オイラ的には少し寂しい
特に気になったのはテレビシリーズでは大隈孝晴のレイアウト監修と動画工房による所謂"ぬるぬる動く作画”が見せ場として必ずあったのに対し、今作は正直あんまし動かない


根本的に考え方が違うのですね
プロデューサーも前シリーズを意識しなくていい、と畑監督に対し言っています


ただ間違ってはいけないのが、演出の方向性は変わってもキャラがブレたりはしてないことです
だから歳納京子は相変わらず五月蝿いし、結衣センパイは俄然クール、ちなちゅはやはり腹黒い
綾乃がデレて、千歳が鼻血を吹き、ひまさく?さくひま?が案の定イチャつく
さらにちょびっとではありますがお姉ちゃんとか妹とか、ほぼ全キャラ出演を果たし、まさに『ゆるゆり』ワールドのオールスター戦
これぞまさにTHE『ゆるゆり』


肝心のお話は原作の小ネタを拾いつつ、ごらく部と生徒会のオールキャストが一同に会し夏休みにキャンプする、というまあ『ヤマノススメ』的な俗に言う“ゆるふわアウトドア”でしたが、このオリジナル構成はむしろ原作ファンの方がすんなり楽しめるところでしょう
最大の見所はまさかの“着ぐるみパジャマ再登場”とそのパジャマ姿で“『アオハライド』の聖地巡礼をする”ところすかね(笑)


「ちょっとだけ何かが変わったような、それでいて変わらない毎日。」
とは今作のキャッチコピー
上手いですねぇ、まさしくその通りです

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

61.5 9 中学生アニメランキング9位
魔法先生ネギま!-白き翼ALA ALBA-(OVA)

2008年8月12日
★★★★☆ 3.6 (72)
519人が棚に入れました
麻帆良祭が終わり、夏休みに入った麻帆良学園中等部。魔法使い見習いのネギ・スプリングフィールド率いる3年A組の生徒たちはそれぞれの夏休みを過ごしていた。
夏休みの間、大魔法使いである父親を探しにウェールズに行き、見つかるまで帰らないというネギの言葉を聞いた明日菜は、「みんなでネギのお父さんを捜し出してちゃんと学園に帰ってくるクラブ」――、通称「ネギま部(仮)」を設立する。
生徒ながらも実は吸血鬼のエヴァンジェリンが名誉顧問となった「ネギま部(仮)」は、彼女の提案で部員の証として白い翼の形のバッジを付けることになった。
ほかの3Aのクラスメイトは、そのバッジを奪えば「ネギま部(仮)」に入ってイギリスに行けると聞いて…?

こま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

アニメ化がほぼ完全に失敗した作品。ちなみにマンガ評価です()

ネギまシリーズ累計発行部数が2600万部を突破している超大人気作品。

言えるのは魔法(詠唱)+気+格闘のバトルもの好き、特に魔法詠唱が凝っているので好きならホントオススメ。マンガ限定ですがw

当時、マンガのovaの予約限定版を予約して買って観たら察した…。これはテレビアニメの方も失敗してるなと…。
このマンガの半分以上を占めていると言っても過言では無い戦闘部分、特に魔法詠唱が再現出来ていないと言うね…。
このマンガは確か吸血鬼との戦闘シーンがあった7巻辺りだったかな?を買いその後全巻揃えるくらい面白かった。というかその巻数を買わなければおそらくハマらなかったそんな作品。

基本的にこのマンガはラブコメとエロとバトル中心なんだけど、少年マガジン掲載でエアギアも大概だけどエロ部分が過剰なくらい過激な部分も多く、苦手な人は1巻見て読むのをやめると思うw
具体的には中学生、高校生、大学生の女の子の下着が見える、服が吹き飛び下着姿に裸になる事も。コレがかなり多いので間違い無くコレも人を選ぶ。何故なら魔法があるから。
主人公が10歳なのとクラス全員が女子で中学生なのもあって人を選ぶかな。ある展開で主人公は大きくなる事もあるけどねw

個人的にバトルものとしては間違いなくトップレベルの作品。

短文詠唱なら威力が低く長文詠唱なら高威力なのでどのタイミングで?どっちを?と色んな駆け引きもあり、魔法戦闘となると詠唱シーンがとにかく多くこれをアニメで再現して欲しかった…。出来れば作り直して欲しいレベル。
格闘も中国拳法など魔法と組み合わせたりで面白い。主人公は魔法開発が得意でオリジナルを作る事も。マンガだと詠唱魔法の解説がありますwそれだけ力を入れていたのに…。

物語も色んな場所というか学園が凄く広いので基本はここ中心。こんなところもあるの?ってくらいとにかく広い。そこで行われる各種イベントも多いがトラブルも多いので、主人公が色んな事に巻き込まれる自ら動く等が発生する。
主人公のクラスメイトも一癖も二癖もある人物が多く全員にスポットが当たるのも良い。もちろん先生等大人が魅力的でイケメンイケおじも多い。生徒と対立もあるがいざとなったら助ける事も多くこれも魅力の1つ。

熱い展開もあり主人公達が苦戦し危ない所である人物が登場。高威力の長文詠唱魔法で敵を圧倒的な力で叩き潰すw本人曰く「ゲーム序盤でラスボスが助けに来たようなもの」だと。
でこの後の展開も面白いって言うね。

あとはアニラジでかなりこのアニメの曲がかかったことがあり、ハッピーマテリアルだったかな?といくつかの曲が耳に残ってるほど特徴的な曲だった。
アニメは曲とラブコメだけは良かったと思う。

エロ部分が気にならないなら個人的に超オススメです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

束の間の休憩とちょっとした展開

タイトルのまんまの状況が続く
アニメとしては評価しようが無い気がした
完全に漫画に一緒にアニメ入れられてる系なエピソードだし

作画は無印よりマシで良好
音楽もあの途中で終わるマテリアル版も良好
ストーリーは別に期待しないでいい

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

あさみさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

素晴らしい

最初からこの作画でクオリティやってほしかった。
当時からのファンからすると、ハピマテリターンはグッとくるものがありました

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
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