ヲリノコトリ さんの感想・評価
3.6
ルパンベスト10のためのレビュー
【あらすじ】
五右衛門が許嫁と結婚する。しかしその許嫁の家系が代々守ってきた財宝を狙う謎の集団(と、ルパン)が現れる。
【成分表】
笑い★★★☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★★☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★☆☆☆☆ 深い★☆☆☆☆
【ジャンル】
ルパン三世、劇場版4作目(1987)、五右衛門中心
【こういう人におすすめ】
「とりあえずルパン三世観てみるわ」って人。ルパン作品をどんどん観ていくのであれば、この作品を早めにみておくことをオススメする。
【あにこれ評価(おおよそ)】
61.6点。
【個人的評価】
色々と「他のと違う」というのは感じていたが、単純にトップクラスに好きだった作品。特に作画が好きだった。
『自分のお気に入り』『おすすめしたい作品』
【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。
で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}
声優陣を総入れ替えして「ルパン三世のテーマ」を使わなかった作品。当時はかなり波紋を生んだ。
というのをwikiで知って、いまびっくりした。
ルパンの声が違うのはもちろんわかっていたが、作画の躍動感、ストーリー展開、ダンジョンを攻略する感じとか、とっつぁんの立ち位置とかかなり好きだった作品。
幼い私にはこの「他と違う感じ」が新鮮で良かった。「セラヴィと言わないで」というテーマ曲も印象に残っている。好きな作品。まだルパンを知らない人は、ルパンに対する固定観念が出来上がる前に見てほしい作品。
{/netabare}