世界崩壊で化け物なTVアニメ動画ランキング 3

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早速見ていきましょう!

82.0 1 世界崩壊で化け物なアニメランキング1位
シドニアの騎士(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1618)
8033人が棚に入れました
対話不能の異生物・寄居子(ガウナ)に破壊された太陽系。かろうじて生き残った人類の一部は、小惑星を船体とした巨大なる宇宙船・シドニアで繁殖しながら宇宙を旅する道を選んだ。それから約1000年の時を経たシドニア出航紀元1009年。地下層部でひっそりと育てられた少年・谷風長手(たにかぜながて)が、祖父の死を期に街へ出る。長手は人型巨人大装甲・衛人(モリト)の操縦士訓練学校に入学することになり、そこで初めて祖父以外の人間と触れ合っていく。長道が初めて異性を意識する女性 ─ 星白閑(ほしじろ しずか)長道の初めての友人となった男でも女でもない人間 ─ 科戸瀬 イザナ(しなとせ いざな)長道に苛立ちを覚える少年 ─ 岐神 海苔夫(くなと のりお)様々な訓練生たちと学校生活を送る中、ついに長道たちに初任務が下される。それは決して困難な任務ではないはずだった。しかし長道たちの前に突如、寄居子が出現。100年ぶりとなる脅威との遭遇に、人類は、長道は何を選択するのか? 人類の存亡をかけた戦いが今、始まる──。

声優・キャラクター
逢坂良太、洲崎綾、豊崎愛生、櫻井孝宏、金元寿子、喜多村英梨、大原さやか、坪井智浩、子安武人、新井里美、田中敦子、森なな子、本田貴子、鳥海浩輔、佐倉綾音、阪脩、小山力也

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

惹きこまれるSF! シリアス&リアリティーがみそ!

原作:漫画 未読

全12話

ジャンル:SFロボアクション


感想

最初見た時、のっぺりしたキャラデザに、凄い違和感。
特に、女性や中性の顔はみんな同じに見えたよw
4~5話見る頃には慣れましたが^^;

映像はフル3Dで奇麗!
でも、宇宙服等の汚れなんかがリアル過ぎて、逆に目立ってたな~^^;

太陽系がガウナと呼ばれる生命体に滅ぼされてから1000年後で、移民できる星を探し、ガウナと闘いながら旅するシドニア(播種船の一つ)の話。

設定が
人間が光合成することで食糧を週一採るだけで済むとか
戦死する操縦士を、クローンと、人の成長速度を速める技術で補うとか
男性でも女性でもない、相手に合わせて性別が変化する「中性」がいたり
不老不死で、何年も生きる人間がいたり
遠い先の未来の話なんだけど、シリアスでリアリティーを感じれ、とても興味深くて世界観に惹きこまれました。
それに、そんなに凝って無く解りやすいのも魅力的ですね。

ガウナとの戦いでは、戦死者が結構出るので、見てるこっちは緊張感が半端ない!
毎回ドキドキでした。

解りやすく言えば「マクロスフロンティア」を、もっとシリアスにリアリティーあるものにした感じかな?


ロボットは出てきますが、ロボメインではなく、ストーリーや設定に魅力を感じれる作品なので、キャラデザで判断せずに2~3話観て判断する事をおススメします。


自分的には、毎週 面白くて見るのが楽しみで、
春アニメの中でも上位だった作品です。
最終話のラストで、2期の製作が決定した告知を見た時は嬉しかった!
今から楽しみです。




OP:「シドニア」 歌 - angela

ED:「掌 -show-」 歌 - 喜多村英梨


OPは、軍歌の様なリズムがあり、とってもカッコ良かったです。
angelaさんの歌は好きですね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 88
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

SFアニメの白眉

弐瓶勉×ポリゴンピクチュアズ。

稀に見る傑作でしょう。

緻密な世界設定と背景、脚本、
音響効果、声優の質と量に驚嘆です。
ラブコメも絶妙に配置されてまさに隙なし。
弐瓶作品としては新機軸の娯楽性、
好意的なレビューが多いのも納得の出来です。

食料危機を脱出する為に、
遺伝子改変で人類が光合成する時代、
性別未分化者やクローン生命体が共存する時代。
太陽系外宙域で遭遇した「生命体ガウナ」と、
人型戦闘機「衛人」を扱うシドニア人との、
種の存続を賭けた手に汗握る攻防戦が始まる。

衛人のデザインも格好良く、
これだけの話を緊張感、臨場感とともに、
12話にまとめてみせた構成も素晴らしい。
日常風景や美術も凝りに凝っているので、
世界観を楽しむ、それだけでも好印象です。

{netabare}人は移民できる惑星を求め航海を続ける。
シドニアとはまさにノアの方舟であろう。{/netabare}

これはリアルSFアニメの白眉、
このジャンルでいつ以来の衝撃だろうか。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 83
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タイトルなし

太陽系を破壊した生命体・ガウナ。
宇宙船で脱出した人類は、100年ぶりにガウナと遭遇し、
激しい戦闘を繰り返すことになる。

サイコーに面白かったです♪
戦闘シーンは緊迫感があって見応えがあったし、
ほどよいラブコメ要素もグッドでした。
星白かわいかったですね~^^

以下ネタバレ↓
{netabare}
序盤の見どころは赤井班。
人類最強のチームでしたが、いろいろな死亡フラグが
たちまくり、物語序盤であえなく退場。
サマリ班や長道と共闘してたら面白かっただろうな~と
悔やまれますが、一気にストーリーが引き締ったので、
無駄死にじゃないですね^^

第4話からは星白とのニヤニヤ展開でしたが、
第6話終盤で、長道たちと出撃した後、まさかの
展開でした。。。戦闘シーンを一気にカットしちゃったのは
すごかったですが、リアルタイムで見ていたら、これは
続きを1週間待ちきれないレベル!

ヘッドフォンつけて見てましたが、音響も
迫力感ありましたね。第11話・12話は映画でも見てるかのようでした。
{/netabare}

4月からの第二期、楽しみです♪^^

投稿 : 2024/12/14
♥ : 78

57.3 2 世界崩壊で化け物なアニメランキング2位
アンジュ・ヴィエルジュ(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (192)
928人が棚に入れました
"ある日、世界は連結した。
突如として開いた門と、5つの世界の連結。
私たちの住む青の世界:地球
夜と魔法が支配する黒の世界:ダークネス・エンブレイス
祈りと神々が守護する赤の世界:テラ・ルビリ・アウロラ
科学と電脳が管理する白の世界:システム=ホワイト=エグマ
武器と軍隊が統治する緑の世界:グリューネシルト
天使、悪魔、妖精、魔女、女神。お伽話の中にしかいなかった存在が、現実のものとして現れた。時を同じくして、特殊な能力:エクシードに目覚めた少女たちが、それぞれの世界に出現しはじめる。彼女たちは『プログレス』と呼ばれ、その保護・育成を掲げる巨大学園都市『青蘭学園』に集められた。この学園で少女たちは出会う。ともに絆を紡ぐ仲間たちと。5つの世界共通の敵、世界を終焉へと誘う『ウロボロス』に。この世界は、失われようとしている。それを救えるのは、選ばれた少女たちのみ。"

声優・キャラクター
寿美菜子、原由実、豊崎愛生、立花理香、ブリドカットセーラ恵美、田村ゆかり、相坂優歌、石原舞、生田善子、高橋李依、山本希望、伊藤静、悠木碧、茅原実里、花澤香菜、佐倉綾音、上坂すみれ、早見沙織、相沢舞、佐藤沙耶
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

女の子の、女の子による、男の子の為の、女湯アニメw

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
ソシャゲ原作の販促アニメ。いたって普通のアニメです。ストーリーは可もなく不可もなく。まあ、そんなことはどうでも良いんです。多分、成分の1位は不動で「女湯(お風呂)」だろうしw


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
あれ? ズボンは? ってくらい、ストパンぽいって思った、冒頭(笑)

冒頭から、ここまでたくさんの女の子がここまで長いこと入浴しているアニメはかなり珍しいね(笑)
謎の光wが入る入る(汗)

このアニメをカテゴライズするなら、「女湯アニメ」だな、ってくらい、まあ~、(無意味に)風呂入ってますねw もしかして、アニメ史上1位かも(笑)

各世界を訪れ、憧れの先輩と戦いつつ痛いところをつかれていくことで成長していくメインキャラ達。シンプルな構造だけど、(キャラごとに追いかけるテーマが変わるんで)飽きずに話数稼げる感じですね。

ただ、各話の冒頭でメインキャラと天音との出会い(回想)シーンを挟んだり、途中でマユカ達のギャグ寸劇挟んだりするのはキャラの掘り下げになり、私的には好きな構成でしたけど、ちゃんと1話から観ている人以外には不親切でしょうがない。

また、「それを言っちゃあアニメにならんでしょ」と我ながら思うのですが、これってカードゲーム原作のようだけど、(モバゲーとかのカードゲームで言うところの)、主人公達が「N(ノーマル)」で闇落ちした先輩方が「SR」や「SSR」「LR」ってこと? だとしたら、流石に何やっても勝てないっすよ(苦笑)

第11話の、葵の説教は一番意味不明だった。「目指してるからなれない」……なんじゃそりゃ? しかもそう言っておいて、数分後に、「日向美海を越えるために研鑽を続けてきたぁ!」って……目指してるやん(ビシッw) シナリオ大丈夫かい? 制作の誰か、矛盾を感じなかったの(笑)?

天音が復活した時に「UCからEXRに? いきなりそんな!」「天音との絆が甦ったことで、今まで紡いだ成長が一気に溢れたんだ」って会話があったけど、つまり「今までの経験値的なものが一気に精算され、一気にレベルup」したっとことだよね? てことはやはり今まで「UC(N)」のままで「EXR(SSR)」に勝ってきたってことだよね? カードゲームで、それは有り得るんだろうか(笑)

主題は、「自分らしさ」とか「絆(信頼)」とか、そんなんかな。そんなん好きダヨネー。

ラスト、一応直近の危機は避けられたってことだろうけど、根本的な危機は避けられてないわけで、そこのところが少しだけ(続きが)気になりました。

ちなみに、Wikipedia見てみたら、『αドライバーは基本的に男性のみが存在しているが、アニメ版では女性のαドライバー(天音)も存在している』って書いてた。別に、αドライバーが男でも(主題の絆が愛に変わるだけで、ハーレム系として)成り立つストーリーだったとは思うけど、やっぱり合法的に女湯と、そこでイチャイチャする女の子を見せたかったんだろうな(笑) そんなアニメでした。
{/netabare}

【余談(~ 皆さんがハマったカードゲームといえば? ~)】
{netabare}
アニメと無関係だけど、世代的に「黒・赤・白・緑・青」の世界と言われると、「マジック ザ ギャザリング(カードゲーム)」を思い出すのだが(笑) ⬅(今、考えても、絶妙なゲームバランスだったと思います)

ちなみに、私は「黒青」の二色デッキでした。友達には「場にカードがほとんどなくなるから面白くない」と嫌われてましたw (ギャザリングやってた方には伝わるかな?)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 24

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

バトルとお風呂の繰り返し

見終わって・・・。『バトルしてるか、お風呂入ってるか、どちらかばっかりだったなぁ・・・』が率直な感想。

第1話を見て『登場人物多いなぁ・・・』って思いました。
第6話まで見て『お風呂のシーン多いなぁ・・・』って思いました。

友情系バトル物。
バトルと楽しむというより、友情、人と人とのつながりがメインの作品かな?

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

5つの世界で育まれてきた絆と新たな絆が織りなす物語…

レビューを書くためにwikiをチラ見した時に知りましたが、この作品…原作はカードゲームだったみたいですね。全然ゲームだという感じのしない作品だったと思います。

この宇宙には5つの世界があった…
夜と魔法が支配する黒の世界…祈りと神々が守護する赤の世界…科学と電脳が管理する白の世界…
武器と軍隊が統治する緑の世界…そして青の世界、この地球…

この様なくだりで始まるこの世界は、ウロボロスによって突如5つの世界が不安定になり崩壊へと向かい始めていました。
それを食い止められるのは、固有の特殊能力であるエクシードを持つプログレスと呼ばれる特殊能力者だけ…
そこで世界各地のエクシードが青の世界の養成機関に一同に集められ、崩壊を阻止すべく日夜奮闘しています。

物語は、5つの世界から新たに集められた5人のプログレスと、そのプログレスと絆を結ぶことによって力を強化できる1人のαドライバー…駆け出しのチームが中心となって動いていきます。

エクシードの力に目覚める…決して誰もが手にできる力ではありません。
自分は他人には無い力を手にすることができた特別な存在…
きっとそんな優越感を感じずにはいられない、エクシードとはそういう貴重な力…
きっと誰もが色んな夢や希望を抱いて養成機関の門を叩いたことでしょう…

ですが実際には、プログレスとαドライバーによって構成されるチームは、強さと経験に基づくランク制度が導入されており、駆け出しのチームと最高ランクのチームとの力の差は歴然としていました。

ウロボロスという未知なる生命体との戦闘は命懸けです…
戦場に赴き生還してきた経験はチームにとって貴重な糧であり、その積み重ねによって力と絆の強さを育んできた訳ですから当然といえば当然です。

だからこの養成機関に来て一番最初に感じる事は「上には上がいて、全然自分なんかは特別じゃない」ということです。
これをすんなり受け入れられれば良いんですけど、人の気持ちってそんな単純じゃありませんよね。
だっていつでもどこでも特別でいたい…これだけが唯一自分の支え…という人もいる訳ですから…

一生懸命努力して…努力して…それでも上に進めない…
自分はこんなにも強くなるための努力をしているのに…
そう考えたくなる気持ちも分かります…
でも、この考え方…破綻にしか向いていないんですよね。

駆け出しのチームがこのパターンにハマった典型的な事例でした。
強くなるための努力…確かに必要です。
でもそれだけじゃダメなんです…
だって6人のメンバーあってのチームなのですから…

ちょうどこの頃、ウロボロスに新たな動きが見られ事態は大きく動いていく事になるのですが、目の前に広がった光景は「最悪」でした。
その最悪を免れる事のできたのは、絆の浅い駆け出しのプログレスだったんです。
彼女たちに課せられたのはそれぞれの世界を救わなければいけないという重責…
それだけではありません…
世界を救うためにはこれまで育んできた絆と対峙する必要があったのですが、闘う前から結果は絶望的…だってランクが違いすぎるんですから…

それでも世界と絆を守るため、5人のプログレスはそれぞれの世界に向かうのですが、正直見ていて心が痛みました。
全てが変わり果てていて…瞳の奥で光る赤がとても冷たくて…これまで感じた事の無い憎悪と、聞いた事の無い言葉が容赦なく5人の胸を抉っていくんです…

それでも5人のプログレスは抗い続けました…気付いたんです…
チームは5人ではなく6人…だから絶対に成し遂げなければいけない事が彼女たちにできたたから…
彼女たちの思いの先で待っているモノとは…気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、鈴木このみさんの「Love is MY RAIL」
エンディングテーマは、L.I.N.K.sさんの「Link with U」
どちらも甲乙付け難い良曲だったと思います。

1クール12話の物語でした。ウロボロスによって引き起こされた最悪は物語的に面白かったと思いますし、こういうのは個人的に好物です。
正直ラストの展開はベタだったと思います…でも良いんです…
彼女たちの熱い思いがしっかりと感じられたから…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 15

58.5 3 世界崩壊で化け物なアニメランキング3位
18if(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (132)
577人が棚に入れました
ここは夢世界。
欲望、希望、絶望が形を成した意識と無意識の狭間。

いつも夢見る自分の部屋の中で、
再び眠りにつこうとした月城遥人は、偶然にも他人の夢に紛れ込んでしまう。
それは、この夢世界に心を囚われた魔女達の夢。
現実を拒絶し、夢に逃げ、眠り続ける「眠り姫病」に陥った彼女達の夢の姿。

魔女の夢世界に迷い込んだ遥人は出口の扉を探し、
彼女達と出会い言葉を交わしていく。

声優・キャラクター
島﨑信長、子安武人、名塚佳織、福圓美里、東山奈央、加隈亜衣、浅倉杏美、遠藤綾、田村奈央、折笠富美子、水瀬いのり、嶋村侑、新田恵海、南波志帆

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『トワイライト・ゾーン』(TVドラマ)的な何か

ちなみにタイトルに挙げた『トワイライト・ゾーン(The Twilight Zone)』っていうのは、アメリカでかなり前に作られたオムニバス形式のドラマです。

『トワイライト・ゾーン』は『未知の世界』とか『ミステリー・ゾーン』とかの邦題で、日本でもテレビ放送されました。

同タイトルのTVドラマシリーズが何作か作られたり、劇場版があったりします。ちなみに特撮の『ウルトラQ』は日本版『トワイライト・ゾーン』を目指していたらしいとか、フジテレビ系列で放送された『世にも奇妙な物語』に影響を与えてたりするようです。

本作『18if』の場合は「眠り姫病」という設定があり、「夢世界」の中で「魔女」になってしまう登場人物が毎回いるという作劇上の縛りはあるのですが、監督や脚本が持ち回りだったり夢が舞台ということで普通だと起きないような奇妙なことが起きてしまったりするとか、欲望や復讐などの人間の感情がテーマだったりとかというあたりで、『トワイライト・ゾーン』っぽさを連想する点は多々あるように思われます。

こういう「わけわからんことがおきる」というお話はアニメーションという表現とはわりとマッチしているとは思うのですが、昨今の「深夜アニメ」のメインストリームからは外れた作品だと思うので、あまり一般受けはしない気がします。

ただ作中で魔女になる動機の普遍性とか夢世界での心象表現とかは良いと思いますので、私個人としては高めの得点をあげたいです。作画は良し悪しを付けづらいので、あえて評点は4にしておきます。

かなり実験的な作品ですね。流行るかどうかは正直わかりません(たぶんはやらない)。

2017.10.2追記:
全話視聴終了。こう言ってはなんですが、終わり方はけっこう普通な作品でしたね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 34
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

全てが夢オチという、便利な世界でのデート・ア・ライブ

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
なんか、「日本アニメーター見本市」の作品群を連続で観ているような気分でした。

良く言えば、挑戦的で芸術的。悪く言えば、粗削りで自己満足。

私は低評価です。が、もしかしたら、逆にお気に入り棚に入れるくらい高評価される方がいても「理解」できます。そのぐらい、好き嫌いの分かれる、突き抜けた作風だということです。

ちなみに、剣道部の☆評価は、「良し悪し」ではなく「好き嫌い」です。基本的には(グロ・エロは苦手。鬱も好きじゃないんです)。

日常生活で十分に苦しんでいるのに、アニメ(趣味)でまで苦しみたくないんすよね、、、。(あっ、ただ仕事が忙しいだけで、深刻な悩みはないっすよw)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話完結のオムニバス形式で、さらに各話で監督を変えるという手法。それ自体は別に良いんだけど、あまりに各話に繋がりや整合性がなく、キャラもぶれてる。ただ、「なんか、好きにワケワカンナク作って下さい」という点だけ共有しているように思う。そんな作風なのに、作画もペラペラ。

「いや、夢ってそんなもんでしょ? 狙いですから(キリッ)」と言えば全て解決できると思っているのかな? かなりパワープレイだと思う。

のわりに、なんか「芸術性高い」的な演出が鼻につく(似た作風の「スペースダンディ」「フリップフラッパーズ」は、作画も良かったから、芸術性もあった)。

好きな方には申し訳ないが、これまで800以上観てきたアニメの中でも、特に2話目は、ワースト3に入るほど嫌いだったエピソード。観てるのが辛くなった。逆に言うと、ああいう作風が好きな方にとっては神エピソードになるかも。多分、7話とかもそう(2話を観た時点で☆1をつけようと思ったから、逆に最後までちゃんと観なければと思った)。

「嫌い」な話とその理由一覧

1話→こんなん好きでしょ?芸術的でしょ?感が嫌。
2話→グロくてキモくて生理的にキツい。
5話→あまりにも救いが無さすぎるラスト。
6話→前半良かったが、後半からふざけた。
7話→意味分からなすぎ。30分で扱って良いテーマ?
9話→作画と内容、あえて酷く作りましたよ感が嫌。
10話→いきなり始まるミュージックビデオ。

構成として、1話~10話をかけて、様々な「苦悩」を背負い、それから脱却した魔女たちを描き、終盤に、全ての「苦悩」の元になったラスボスを、彼女らが説得し、世界を救うというもの。

これだけ観ると、意外と王道な作品なのだと思う。最後を綺麗にまとめてくれたから、☆1→☆2にしようかと思ったけど、、、ハルト死亡エンド? もとの姿(アダム)に戻ったということ? う~ん、微妙にスッキリしない。

やっぱり、好きになれないな。

昔、まだガキンチョだった(リアルが能天気に過ごせていた)時は、鬱系の話も好きだったし、NHKのドキュメントとか大好きだったんだ(所詮、他人事、作り物として楽しんでいた)けど、年をとるごとに、辛くて(同情して)観られなくなってきたんだよね。3.11特集とか、マジ、ムリ(岩手県民として辛すぎる)。

つまりは、アニメに何を求めるかだと思う。私はやっぱり、夢と冒険。実際には体験できないことを疑似体験できるのが楽しみ。だから、ファンタジーとかバトルとかロボとかスペースオペラとかラブコメとか大好き。シリアスも、鬱系グロい系以外は好き(まあ、ラブコメを擬似体験というのは悲しいがw)。

ということで、単に私の好みに極端に合わなかっただけで、私のレビューごときで、作品の評価は下げなくて良いと思いますよm(._.)m これ系の作品として、見所があったというのは、なんとなく分かります。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なんかつまらない。ゴスロリでスクラップラーな展開をさせておけばうけるんじゃね? みたいな感じ。

2話目
分かりやすさ、という点では1話目より上。が、胸くそ悪さという点でも、1話目より上。夢での殺人が現実になるって、すでに1話目との矛盾が。

3話目
今までで、一番よかった。作画も改善されていたように思う。最初からこんな風に作れば良かったのに。監督の違いが大きいのか?

4話目
夢遊病&摂食傷害ってこと? あとどうでも良いが、本物のモデルさんとちょこっと知り合ったことあるけど、細過ぎて怖かったです。言葉は滅茶苦茶悪いんだけど、宇宙人やカマドウマ的に見えました。やっぱり、普通が一番だと思いますが(大人になると、ホントに好みが変わる。スレンダーな人より、健康的な、ややポッチャリくらいの人が可愛く思える)。

5話目
もう一度戻れるなら、大学に戻りたいな。そして、体育会系運動部などには入らず、チャラい学生生活を送ってやる(ムリw) テニスサークルとかロードショウとか、古臭いノリは伏線だったんだね。話のスジは良い(スケートの楽しさを思い出す感動系な)のに、オチに救いがなさすぎて、苦しくなる。これ、目覚めない方が幸せだったんじゃ……。氷の上にいるときが輝いてるって気付いて現実に戻り、氷の上に乗れない年齢になってるとか……。

6話目
見るアニメを間違えたと思うじゃないかw 聖地巡礼w いじめてくる人間がいる世界と、いじめてくる人間すらいない世界のどちらが良いか、という過激な問題提起? いじめをすれば穴2つ、の方がタイトル的に良かった気もする。途中までシリアスで良かったのに、なぜ、ふざけた?

7話目
まったく、ワカラン。ポル・ポト?

8話目
ライブの観客、動かすの二人だけなら、いっそ動かすなやw だから全編字幕ね。視聴者に聾者を想定? まあ、なんかユニバーサルデザインだな。アニメにも、字幕。確かに、DVDにはメニューとしてあっても良いね(買わないから知らないけど)。

9話目
いや、もう、ひどいね、全部。「狙いですから(キリッ)」と言えば、全部許されると思ってない?

10話目
演出という名の、手抜き。ようやく、核心に触れたね。まあ、そんな感じはしてたけど。

11話目
なんかまとめたい、ということだけは分かった。

12話目
佳代、まさかの再登場。やはりNo.1ヒロイン。ちなみに、「死んだ人」って言葉はあまり好きじゃない。「亡くなった人」という表現の方が良い。いや、歌わないんかーーーい! ビックリしたw

13話目
じゃあ、白イヴ(リリィ)を殺せば、黒イヴも殺せたんじゃ? まさか、こんな軽いノリでラストを乗り切るの?
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 28

ミミック さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ここまで見ごたえのないアニメは久しぶり

全話視聴したのですが、まあ評価通りですね。
設定が面白そうなので視聴を始めたのですが、
良いところもあったのですが、いろいろとま
ずい点のほうが目立ってしまったのかなという印象。


気になったところ
・夢に主眼を置いているんで設定的矛盾が多々あり。
・なんでもかんでも、夢だからで片付けられる。
・ひたすら重い話を続けて強引にハッピーエンド。etc.


それでも
・夢という難しい題材を扱いSF的展開に挑戦したところ。
・展開の先読みが難しいところ。
・アニメならではの視覚からの演出。
など良いところも観れたので、少々もったいなかったかな
という感じも否めません。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17
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