世界の終わりで仲間なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

74.8 1 世界の終わりで仲間なアニメランキング1位
神様になった日(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (758)
2262人が棚に入れました
高校最後の夏休み、大学受験を控えた日々を送る成神 陽太の目の前に、ある日突然「全知の神」を自称する少女・ひなが現れる。「30日後にこの世界は終わる」そう告げるひなに困惑する陽太だったが、神のような予知能力を目の当たりにし、その力が本物だと確信する。超常的な力とは裏腹に天真爛漫であどけないひなは、なぜか陽太の家に居候することが決まり、2人は共同生活を送ることになる。「世界の終わり」に向けて、騒がしいひと夏が始まる。

声優・キャラクター
佐倉綾音、花江夏樹、石川由依、木村良平、桑原由気
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ひと夏をともに過ごした現代の神様

アニメーション制作:P.A.WORKS
監督:浅井義之、原作・脚本:麻枝准、
キャラクター原案:Na-Ga、
キャラクターデザイン・総作画監督:仁井学、
音楽:MANYO・麻枝准、

麻枝准というゲーム&アニメ脚本家、作曲家について、
私はあまり詳しくないが、世間的な認識では、
「泣かせる」物語で話題になった人物。
ピアノをメインにした作曲も手掛け、
アニメ業界では、いわゆる「天才」と言われるひとりだろうか。
オリジナルアニメ作品としては、『Angel Beats!』、
『Charlotte』に続く3作目として発表され、
ファンからの期待が大きかった。

物語全体の構造としては『Angel Beats!』に近い。
前半部分は、主人公・成神陽太が謎の少女・佐藤ひなや
多くの仲間とともに奇想天外な日常生活を送り、
後半になると謎が明かされ、悲劇のストーリーが展開されていく。

いわゆる「泣きゲー」と呼ばれるゲームのジャンルを
作り出した作者だけに、設定や展開で見せていく
自分の形は持っていると思う。
しかし、今作は前2作と比較しても物語が動くのが遅すぎるし、
さまざまな要素を組み入れているにも関わらず、
それが最終的には、ほとんど本流には関係ないのが
致命的な失敗といえるだろう。
ネタバレレビューを読む
ある意味では、『アルジャーノンに花束を』の亜流とも
いえるお話だが、それとは比べものにならないし、
伊座並杏子の母の物語は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の
手紙の物語をアレンジしただけにしか見えない。
要するに「泣き」の要素に既視感が漂い過ぎて、
感動するに至らないのに加え、物語の展開に
あまりにも無理がある。
ネタバレレビューを読む

いわゆるゲーム原作の作者なので、
深いところを描くことを期待しているわけではないが、
ネタバレレビューを読む
キャラの心情描写が不足していたりという部分は引っ掛かる。

この作品は放映前から「原点回帰」という言葉が
キーワードとして使われていたが、要するにそれは、
ギャグを含めた日常回を執拗に描くことで、
ラストにより大きな感動を得られるという
これまでの麻枝准作品の根幹に
よりスポットを当てたという
発言だったのではないかと想像している。
そういう意味では、意図している作品づくりには
なっているのだろうが、前2作に比べると、
最初から陽太とひなに強くフォーカスしている分、
ほかのキャラの存在感が薄すぎて、
モブキャラ化しているのが良くなかった。
ただ、P.A WORKSの作画や麻枝准の音楽は、
アニメ全体の雰囲気を高める効果は十分にあった。

ひと夏の青春。
日常の尊さ。
誰かを大切に想うがゆえの哀しみと喜び。

作者が目指したものは手のうちにあったのだろうが、
指の間から零れ落ちてしまった。
(2020年12月31日初投稿)

投稿 : 2025/03/29
♥ : 65
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

君には期待してない

ある夏の日。突然「30日後に世界は終わる」と告げる一人の少女が現れてのすったもんだ。
こういったへんてこなツカミは大歓迎。多少アニメを観てる層にはおなじみの『KEY×P.A.WORKS』のゴールデンコンビ。独特なクセの強さにハマるとこのコンビが翼くんと岬くんに見えてくるわりと業界でも成功しているカップリングでございます。
当然のように2020年秋期を牽引することを期待されてた作品だったといえましょう。


さっそくの結論。感想は“つまらない”であり、端的にその理由を述べると主人公がダメ。
その前提で以下長々と失礼します。


keyはわりとプロトコルがきっちりしていて前半のドタバタとおおむね3分の2終わったあたり(8話近辺)での超展開。救いなさげなネタを投じてからのやや前向きな内容で終幕。音楽は独自性ありで映像は綺麗。演出面で秀でてるなと感じるところ。
今回も手順は同様でした。悪い意味ではなく、笑点をマンネリだと眉を上げないのと一緒です。

そのため過去の自身の立ち位置が参考になります。これまでの評価は以下

 クラナド3.9
 アフター4.6
 kanon 3.9
 Air 4.2
 AB 4・0
 シャーロット3.9

面白い/普通の分水嶺を4.0に置いており多くがボーダーライン上なのです。アフターストーリーが突出してプラス。見方を変えればムラがないともいえる実績。
完走し良いほうに転ぶと前半のドタバタ劇は「あの時は平和だったよね」となり、パッケージ全体で落ち着くところに落ち着くのですが今回はそうはいきませんでした。
高い要求レベルを求めるとそもそもクールで一つはある4.3点以上の評価に届かないKey作品群。

 共通する弱みはなにか?

尺不足だと考えます。閉じてない群像スタイルの合う作風でキャラの増加は妥当。超展開を支える骨子の説明に時間を割くのも妥当。
そうするとどうしてもキャラの深掘りはできず説明不足に陥ります。ただしこれは構成上やむを得ない二律背反。超展開止めたらそれこそブーイングの嵐でしょう。工夫は見てとれ、尺を使うキャラの“心情掘り下げ”よりも、キャラの持つ“クセの強さ”でのインパクト狙いにやや軸足置いてますよね。

充分すぎる尺をとった『CLANNAD』や1クールなら登場人物を絞り気味だった『AIR』の評価が高いためより一層そう思ってるところがある私です。


 キャラの心情描写に期待してない
 1クールでそこそこまとめてくるだろう


そんな高すぎない私の期待値すら下回ったのは、ひとえに主人公陽太くんのキャラクター性に負うところが大きい。これは好みではないかと。
私が嫌いなタイプ

 ネタバレレビューを読む

そのまんまでした。花江さんこういうのやらせるとほんとに上手ですよね。さらにさらに、好き嫌いはしょうがなくても作品評価に直結してしまったのには別の理由があります。

それは大黒柱の性格。好き嫌いじゃないですよ。これまではいくらメイン/サブ問わず歴代ヒロインがぶっ飛んでいても、♂は堅実に狂言回しするタイプを配置してたんだと思います。

【歴代♂】
 岡崎朋也(CV中村悠一)
 国崎往人(CV緑川光)
 相沢祐一(CV杉田智和)
 音無結弦(CV神谷浩史)
 乙坂有宇(CV内山昂輝)

下衆いの一人ネタバレレビューを読む混ざってますがそんな彼すら当時それほど気にならなかったのは、みんな一歩退いてたり、やや皮肉屋だったりどこか冷めてるところが共通していて既視感があったから。
それが本作では前に出てくるタイプへと変貌を遂げて、バランス崩壊の決定打となりました。

いくら「そう来るか!」のびっくり要素がきても
終盤の泣き要素をかぶせてきても


※ネタバレ
ネタバレレビューを読む
ネタバレレビューを読む


茶番劇にしか見えなかった此度のKEY×P.A.WORKSでした。
プロトコル変にいじっちゃって途端につまらなくなっちゃった例になるのかしら。
おそらく大喜利の特番なんかで座布団運びを山田たかおじゃないアイドルにやらせちゃったことで感じる「コレジャナイ」感に近しいもの。
なんだかんだいつもながらの壮大なマンネリを強く期待してたのは私だったのかもしれません。



※ネタバレ所感

■強く擁護する

腹を抱えて笑いました。牛乳飲んでる途中でなくてほんとよかった。

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■絆(余談)

10年前に感じた嫌悪感。覚悟無き善意の押しつけと言ったら妥当だろうか。

ネタバレレビューを読む


さらに10年前ということで刃をあなたにも突きつける。


ネタバレレビューを読む


同情が欲しいわけではなく関心寄せるなら適切な行動を取ってくれという事案。
身近なものなのに身近なものとして捉えることを拒否したアニメ作品と身近なものになった途端逃走した現実の出来事。
災難だったり不幸を目の前にして当事者意識がないのは一緒なのですよ。


プロトコルの変更(主人公♂)で生じたメッセージ(善意の押しつけ)への非共感で沈んだ一品です。



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ   

------


2021.01.31 初稿
2021.09.28 修正

投稿 : 2025/03/29
♥ : 57
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

ギャグアニメでスタートして、、、最後は、、、

どこでスイッチ入れてくれるのか?

麻枝さんの作品だけに、
すごいどんでん返しと、
壮大なカタルシス展開、
すごく期待しています。

1回目だけでも、
ギャグの切れ感がよくて
楽しかったけど、
麻枝さんなのですから、
このままのはずはあり得ないと思うから、
2回目以降が待ち遠しくて。

神様だけに、
神話になるのか
神アニメになるのか?!


ヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナ

今、ちょうど第9話、観終えたところです。ネタバレレビューを読む

「泣かせ」の準備は整ったみたいだけど、
残りの回数が少なすぎて、お話がきっちりまとまるのか、
少し、すごく、心配です・・・


ヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナヒナ

最終回、観終えました。
ネタバレレビューを読む
麻雀シーンとか野球とかのエピソードは、
麻枝作品の常套句みたいなものらしいので、
そこを気にしちゃいけないというのは、
あとから知って、
軽くズッコケてしまいました。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 51

67.6 2 世界の終わりで仲間なアニメランキング2位
DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (949)
5377人が棚に入れました
何が正義で、何が悪なのだろうか…?
突然訪れた極限状態の日本。
その背景には日本全土を絶望の淵に叩き落して行く"謎の侵略者"セプテントリオンの存在が!
これは人間への試練なのだろうか!? 残酷で壮絶な現実に翻弄される人々と
悪魔と契約し"謎の侵略者"と戦う力を得た個性豊かな"13人の悪魔使い"たち。
これはそんな極限状態に置かれた人々の"葛藤と選択"の物語。
世界の終末まで、あと7日。
その選択が未来を創る…。

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ちょっとエヴァっぽい?そこそこ面白かったです

1話感想

雰囲気がなんかオシャレな感じで良い♪
ペルソナとはちょっと違うがペルソナ4が好きだったので
やっぱり期待してまいます
監督も同じなので

作画も音楽も良かったし
キャラクターも好きだし
声優が豪華なんで今期で一番期待してるかもしれないです!

それにしてもいきなり白虎って強すぎじゃないか?w
これから他に何を出すんだろう?

2~13話

一気に全部見ましたw

まず最初に思ったのは主要キャラが
あっさり死んでいくなと思った

もうちょっとキャラ一人一人に対して
詳しく描いた方がいいかもと思った

後敵がちょっと使徒っぽい思った
展開がエヴァっぽい気がしたが
多分それはどっちも神話を
元にしているからだと思う

ただ最終話の
連続の悪魔合体は凄く好きだったが
今更悪魔合体かとも思ったw

音楽も良く好きだったが
ストーリーは原作とはかなり違うらしい

全体的には結構好きな雰囲気で
そこそこ面白かったんだが
どこか物足りない感じかな~

投稿 : 2025/03/29
♥ : 45

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

使い古された内容で『無難』と言えなくも無いが微妙な点は多々ある。個人的には映像面、音楽面の後押しが大きかった。【総合評価:62点】

2013年春に全13話で放送された作品。
ゲームが原作となっているこの作品。因みに2と言うのはゲーム的にはと言うだけで、アニメとして第二期であると言うわけではありません。
嫌に順序だてた進行など、ゲームが原作と言うのはひしひしと伝わってくる内容でした。

大まかなあらすじは……

高校3年生で主人公の久世響希(クゼ ヒビキ)は、友達の志島大地(シジマ ダイチ)、同じ学校に通う新田維緒(ニッタ イオ)と共に地下鉄の事故に巻き込まれ、ニカイア、通称『死に顔動画』と呼ばれる携帯アプリで悪魔を召還する力を手に入れる。
そして、自分達の意思とは無関係に『セプテントリオン』と呼ばれる謎の侵略者と人類の存亡をかけた7日間の戦いに巻き込まれていきます。
日本全土が極限状態に置かれた中、何が正義で何が悪なのか?
主人公を始めとする登場人物達の"葛藤と選択"、そして選択の先に起こる対立などをテーマとして描いていました。

と、こんな感じになります。


主人公は自身の意志とは関係無く争いに巻き込まれ、共に戦う仲間達との触れ合い、そして戦いの中で散っていく命前に自らの力を自覚していき、決断をするために悩みながら成長していく。
まぁ、主人公としては王道を歩むキャラクターです。
ですが、葛藤と選択、こう言う価値観を戦わせるような作風の主人公は総じてキャラクターが濃く、信念が強い、言い換えれば思想に偏りがあったりしますが、このキャラは正直薄味ですね。
キャラクターとしての主張が弱め、物語の中でなんだか違和感が拭えない存在でした。

キャラクターの死に重みを感じられなかったと言う点が大きく、視聴者に訴える様なものも無くただ死んでしまうキャラクター。
勿論、ただ曖昧な死を迎えたキャラクターも勿論ですが、これでは生き残ったキャラクターへの印象も曖昧なものになりますね。
主人公と共に戦うそれぞれに個性がある仲間を安っぽい扱いで食い潰した結果、単に数が多いだけの脇役達にしてしまっていると感じました。


謎の侵略者との人類存亡を賭けた戦い 。
その中で、迫られる選択に葛藤し、正義と悪の曖昧な境目を巡り対立を描く。
まぁ、かなり使い古されたような物語、設定、テーマですね。
正直、この作品には『目新しさ』と言う物は皆無といっても良いかも知れません。
尻上がりに盛り上がっていきますが、徹頭徹尾、良い意味での意外性も無く、予定調和の元に話は進んでいきます。
悪い意味での意外性として、ご都合主義だったり、突飛な展開も目立ちましたが、これは原作ファンへの仕様が強すぎたためなのか?
まぁ、原作をプレーした事のない身としてはちょっと置いてけぼりを喰らう展開があった。

まぁこれだけだと酷評もいい所ですが、逆を言えば使い古されているからこその安定感と言うか『無難』さは感じられなくもない。
使い古されているだけで、物語、設定、テーマ、どれも『面白くなる』、『面白く出来る』要素は多分に含まれているので……
この作品はそれらをどう捌いたのかと問われれば、残念な点はありますが13話の尺を考慮すれば取りあえず作品として観れないレベルとまでは思いません。

正直、そこまでの魅力を持っているとは言えない作品ですが、作画の面に関しては中々の仕上がりでした。
ちょっとキャラクターのデザインに対しては、個人的には好き嫌いのムラがありましたが概ね良好。
戦闘シーンの演出も激しく、見ごたえはあると思います。
そして、OP『Take Your Way』とED『Be』共に良曲でオシャレ感強め、映像、音楽の面の後押しが非常に大きかったです。

酷評気味な感じになってしまいましたが、ありきたり故の安定感と言うか『無難』さはある作品だと思いますので、一度視聴してみるのも悪くないかと思います。
好きな方には楽しめるような作品だとは思います。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 44

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

感想

なぜだろうか、何か古く感じてしまいました

秘密組織?世界を創りかえる?悪魔召還?ガラケー?世界の管理人?

最後まで見たけど変な意味でお腹いっぱい。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 33
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