不幸でテンプレなおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月21日の時点で一番の不幸でテンプレなおすすめアニメは何なのでしょうか?
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61.9 1 不幸でテンプレなアニメランキング1位
沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (54)
181人が棚に入れました
沖縄に転校した中村照秋(てーるー)は、同じクラスの喜屋武さんを好きになった。 これで夢の高校生活が始まる…!と思いきや、彼女の話すうちなーぐち(方言)がさっぱり理解できない!! そんな彼女の方言を訳してくれる比嘉さんには、いつも助けられてばかりいるのだが…… 実は比嘉さんは、てーるーに片想い中!? 東京とはまったく違う南の島で、ちょっぴり変わった異文化恋愛スタート!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

6話 ソーキそばって美味しいか?

1話 言葉がわからないのに好きになるのは自然な事なのか?

{netabare} 言葉が通じないのに好きになるって、ルッキズムじゃん、と思わなくはないです。気になって「国際結婚、言葉が通じない」で検索したら「言葉が通じなくて結婚後困っている」という意見は沢山あっても「深い意思疎通が無いのになぜ愛情を持てるのか?」という疑問にたどり着いていない回答がほとんどでした。しかも女性側からの回答がほぼ100%でした。

 つまり、外人と結婚するのは女性がほとんどで(追記 フィリピン人との結婚があるので総数は男性が上でした。女性はアメリカ系の人との結婚が多いみたいです)、しかも、意思疎通に不自由があっても恋愛できるみたいですね。見た目なのか態度なのかわかりませんが。この辺は本当に不思議でした。
 本作に関して言えばその点はどうなんでしょう?典型的な日本人の男としては相手が理解できないのに好きになるのは、ちょっと不自然に感じなくはないです。憧れならわかりますけど。

 ただまあ、話を見ている内に喜屋武さんは沖縄の素朴な可愛い人という記号であって、むしろ比嘉さんに焦点が当たる感じですね。比嘉さんとの恋愛関係を描きたいなら、わからなくはない設定かなと思います。

 全体的に作画がキレイなので見ごたえはあります。キャラ描写が丁寧です。沖縄人気質は本当なんでしょうか?以前沖縄の諸島部の知り合いがいましたが、目が美しく素朴な人で確かに常識のズレがあったので、誇張はあるでしょうけど正しいのでしょう。そして、この部分がコメディなんでしょうね。

 沖縄の風景の描写は「アクアトープ」「デージミーツガール」などで、自然や観光地、昔の家屋は描けても、住宅地や生活圏の描写が薄かったかなと思う部分が、描けてるのがいいですね。
 一方、私が沖縄に行ったときに住宅で一番気になったのは、屋根の上に貯水タンクがほぼ全戸にあったことでした。そのタンクは描けてないのかな?背景美術は内地人なんでしょうか。

 なお、サーターアンダーギーは正直、甘いだけのドーナッツであまり私は好きではありませんでした。{/netabare}


2話 悪くないけどいつの間に見なくなっていた…という類の作品かも。

{netabare} 想像はしていましたが、タイトルのテーマに関しては1話出落ちです。恋愛ストーリーもどこかで進むかもしれませんが、そこは超スローペースでしょう。

 沖縄あるあるを楽しむという点では第2話ではかなり機能していると思います。最近あった北海道の作品よりも文化・風習に違いがあるのでその点は興味深くみられます。オジサンは関西以西、特に九州でも良く食べられている魚です(最近は千葉でも取れる)ので、沖縄あるあるじゃないとは思いました。

 風景は綺麗なのはいいんですけど、同じような場所が多いのでもっといろんなものを見せてほしいです。花鳥風月…自然と動物を意味なくてもいいからもっと描写してほしいかな。

 音楽もアレンジで沖縄風にするんじゃなくて、沖縄の曲をそのまま使ってほしい気もします。

 女の子も可愛いんですけど、非常に記号的な可愛さで、デザインセンスにオリジナリティがありません。悪く言えばエロ漫画の登場人物のキャラデザに見えます。

 総合評価として、作品の構造として、方言のテロップと風景などで画面に集中していないとこれらの沖縄の事が機能しません。「ながら」をしていると意味がないし、その割にストーリーが薄いのでちょっと辛いかもしれません。もうちょっと情報量、テンポを上げてくれると助かるんですけど、沖縄的にいえばこののんびり感は崩したくないんでしょう。

 ですので、出来は悪くないんですけど、いつの間にか見なくなっていた、という類の作品になる気もします。ダラダラ最後まで見続けた、にはならない気がします。{/netabare}


3話 音楽と踊り…その裏に見える村社会。喜屋武さんの人物像。面白い回でした。

{netabare} 今回はシーサーと音楽・踊り×2でした。特に音楽と踊りはもっとやってほしかったので興味深かったし、学校で全員踊り出すのは面白かったです。後半の方の踊りがちょっと出来の悪いCGだったので、非常にもったいなかったです。あのシーンをもっと丁寧に作っていればなあ…

 文化・風俗としても、踊りをいつの間にか覚えているとか青年会が踊りの単位である、というのはなかなか示唆があります。裏返せば村社会、親族中心の閉鎖的な沖縄文化が見えてきます。沖縄の親族だけの飲み会や互助組合などの強い連帯は、古き良きコミュニティーの機能をいまだに残しているともいえるし、逆にそれに参加しない人間に対して厳しい社会だと聞いたことがあります。そういうところを感じられるリアリティがありました。

 あと、踊りで中心的役割を担っている、喜屋武さんがいいですね。言葉が通じないから馬鹿に見えるけど、本当はリーダーシップがあり対人能力が高い…という意味も描けていました。そういう表層と実情のギャップを感じられるのは、コミュニケーションがテーマの作品としてのキャラの描き方としては素晴らしいと思います。

 で、もう1点。恋愛のきっかけですね。これが描かれたのは良かったし、納得感のある理由でした。よくある勘違い男の構図ですけどね。

 今回は比嘉さんの気持ちが全面に出ているだけに、最後の展開はモヤモヤが残りました。ギャグで終わらせるのか本当にラブの部分が動き出すのかはとても気になります。


 第2話までは、沖縄あるあるの表層だけだし、恋愛に切り込めてないなと思っていましたが、第3話の音楽・踊りと沖縄社会、それと絡めて恋愛のきっかけや喜屋武さんの人物像が見られて良い出来だったと思います。{/netabare}


4話 舌見せ羞恥プレイとロリ。性癖全開ですね。

{netabare}  恋愛に関しては、そんな感じだろうなあという冒頭でした。まだ、4話なのでそれでいいと思います。

 で、今回は舌を見られる羞恥プレイとロリ。性癖全開でした。作画がいいだけに余計画面の迫力がありました。比嘉さんはキャラの性格的にMが似合いますね…原作者の素性は調べてませんが、ロリ同人とかやっててもおかしくないですよね。まあ、そういう回でした。最後の指笛のコーナーがなんともまた…{/netabare}


5話 3話以降どんどん面白くなってきたかも。字幕は読まない方がいいです。

{netabare} 本作は3話目くらいから面白く感じてきました。これは原作それ自体が作品の描き方がこなれてきて安定感がでてくるとか、導入が終わるからとかあるのかもしれません。

 話の内容が良くなってきたのはあります。「あるある」がエピソードに上手く結びついてきたなあという印象です。5話は本作本来の言葉がテーマで「いこう」問題が一緒にお出かけするという、イベントに繋がったのが上手かったと思います。

 見方としては、喜屋武さんの言っていることを全部分かろうとして字幕(5話は原稿用紙風の)を追うのではなく、ただ聞いているだけにしているのがいいかもしれません。そのほが話に集中できます。

 そうなってくると、沖縄あるあるとか、景色の作画とか、楽しめるようになってくると思います。ということで、3~5話は尻上がりに良くなってきているので、視聴継続はほぼ確定です。

 1点作画で気になったのが、5話4分5秒くらいの比嘉さんの口の中の作画で歯というか舌が円形に見えました。あれは不思議な作画でしたねえ。どういうことなんでしょうか。{/netabare}


6話 ソーキそばって美味しいか?

 内容はいいんですけど、ソーキそばはまずいよね?現地人に聞いておいしいという店にいきましたけど…うーん。ゴム?肉はまあまあだけど。ヨモギみたいのも口に合わないし。
 らふてい単体なら美味しいですけど。沖縄でおいしかったのって…豚しゃぶとアメリカ的なハンバーガーくらいだったかなあ。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 12

薄雪草 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今季の楽しみの一つ

原作発刊から追いかけていてアニメ化を楽しみにしていました。
とは言え、想像していた以上に会話のやり取りが早くて、聞き取りどころか話にすら追いつけませんでした。
1話目でこの調子だと、2話以降も容赦ないんじゃないかと思います。

不肖ながら、コミックを左手に、リモコンを右手に、見比べ聞き比べつつ、なんとか補完するというシマツです。
なかなか漫画のせりふを読み込むみたいなペースでいかないのが玉に瑕です。
なんとか「もう無理~!」にならないように頑張りたいです。

原作組から言うと、ストーリーに少し改編が見られます。
今後の展開がオリジナルと違っていても楽しみしかありません。
恋バナオンリーの作品ではなく、沖縄特有の風土や風習、文化や習慣などもふんだんに盛り込まれているのもポイントです。

カルチャーの相違というか、ジェネレーションの格差というか、そんなギャップを大いに楽しみながら、元気いっぱいな沖縄ガールズ(&ボーイズ)の日常に心を寄せて鑑賞するのがいいのでは?と思います。

登場するキャラクターはみんないい子、いい人たちで、好感度は抜群です。
南国ならでは青い空と碧い海に囲まれていると、誰もがフレンドリーな人柄に育つのかな?って感じてしまいます。

コミックでは、巻頭や巻末で、作者の空えぐみさんのコメントが読めて、丁寧に取材をされているなぁと感心しますし、地元の方々の協力もいっぱいあるみたいです。

沖縄知らずが、沖縄あるあるに触れるとてもいい作品です。
皆さんもぜひご覧になってみてくださいね。
そしていつか(また)沖縄に行けたら、なんてのもいいですね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 8

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

悪くは無かった。でも比嘉さんの方が可愛いのですが

沖縄方言のわかりにくさをネタにした作品ですが、沖縄への愛は感じられて悪くは無かったです。

主人公も悪い奴じゃないですし、ヒロインも確かに可愛らしい。
でも比嘉さんの方が可愛いですね。
というわけでキャラもちょっとは気に入りました。
一応見たい、の条件は満たしますね。

ただ…。
正直、その一発ネタですね。
これで1クール見続けるレベルのネタがあるかと言われると苦しい気がします。
悪くは無かったので見ればそれなりに面白いのかと思いましたが。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

57.4 2 不幸でテンプレなアニメランキング2位
想星のアクエリオン Myth of Emotions(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (23)
59人が棚に入れました
「思い出して、翅(はね)があったころのことを」 1万2千年前の想いに応え、繋がったのは欠けたこころ。 太陽と月と火星が出会うとき、新たな合体の調べが流れる──! 湘南の海に浮かぶ小島、江の島。 美しくのどかなその浜辺に、〈私立江ノ島学園〉はある。 学園には、全国から優秀な子どもが集められ、最新の機器を使った英才教育が施されていた。 特殊強化クラスの生徒〈エレメント〉に選ばれたサッコ、リミヤ、トシは、感情の力で動く戦闘機〈ベクターマシン〉の操縦を命じられ、謎の侵略兵器〈神話獣〉との戦いを余儀なくされる。 戦いのさなか、不可思議なヴィジョンに導かれ、サッコは叫ぶ──。 「想星合体! GO、アクエリオン!」 繰り返される輪廻の果てに、現れた機械天翅アクエリオン。 宿命を背負った少年少女は、得体のしれない団体〈宇宙たまごの会〉や大人たちの思惑が交錯する中、この宇宙の真実と向き合っていくことになる……。 これは、おのれの感情と宇宙の存亡を賭けて紡がれる、壮大な愛の神話。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

【1話感想】絵柄変わり過ぎで拒絶するのはもったいない気がします

『アクエリオン』シリーズの4期目。

カートゥーン調の背景、キャラデザへの拒否反応からか、
早くも、タイトル名を検索すると、Google先生に“キャラデザ”、“ひどい”と連想されちゃう本作(苦笑)
確かに従来シリーズのイメージを大事にしたい方にとってはショッキングな絵柄変更なのでしょう。

ただ、私の場合『アクエリオン』は1期で綺麗に終わったので、続編も見どころはあるのでしょうが、1期の思い出を大事にしたいと視聴を見送り続け、
本作が、随分久しぶりの『アクエリオン』

というよりゼロ年代のロボアニメシリーズは、『エウレカセブン』や『蒼穹のファフナー』も私は綺麗に着地が決まった1期まで。
パチンコ・パチスロで延命してるメディアミックスになんて付き合ってやるもんかフーンwって感じでひねくれて視聴を止めています。

こんな頑なな私が今更、続編に興味を惹かれるには、
本作くらいガラリと作画の印象を変えるくらいじゃないと視界にも入りません。


で、視聴し始めてみると、このカートゥーン調の江の島を舞台に活躍する低頭身な中学生主人公たちという背景・デザインにも意味がある、むしろ興味深いと思えるように。

『アクエリオン』と言えば、神話の時代の前世の力や記憶を、不完全な形で引き継ぐ後世の主人公たちが、ぶつかり合いながらも、
欠けた各々を補い合う合体により、強大な敵に挑んで行く展開が物語の熱源なのですが。

本作は不完全な主人公たちの時代をカートゥーン調の2D低頭身キャラで、
神話の前世を3D高頭身で再現して使い分ける作画構成になる模様。
実際、EDアニメでは、旧シリーズ同様のリアル頭身のイケメン美女のデザインも披露されます。

絵柄の違いにより、時代の変化と、失われた神話の記憶を強調する作画方針は挑戦的ですし、
カートゥーン調の中学生たちのデザインも一見テキトーですが、
欠けた者同士が抱える葛藤など心情を表現する表情描写は上々。

初回は特に冒頭、{netabare} イチキ サヨの“葬儀”で、ツキヒロ リミヤが、サヨと一度も喋ったこともないのに、共感性の欠如を誤魔化すために涙を流す。
取り繕った涙を見たオオトリ サッコの気分を害する{/netabare} という描写が、フックとして刺さりました。

そんな欠けた者同士が早速、共闘して神話獣に立ち向かっていく。
何だ、ちゃんと『アクエリオン』してるじゃないかと私は好感しました。


カートゥーン調という如何にも創造物っぽい違和感を伴う背景美術には、主人公中学生たちが守る宇宙が、
我々の住む世界や、従来シリーズとはどう異なる宇宙なのか?考察欲を掻き立てるトリガーにもなり得る。
{netabare} 死んでるのか生きているのか分からないサヨの位置付け{/netabare} など、
伏線を思わせる要素、用語も多く、終わってみれば刺激的な初回でした。

が、BDリリース情報から、どうやら、この4期は1クール予定らしく。
この中で、この宇宙の来歴や、主人公たちの過去世から続く因果までも描くとなると、
要素を回収し切れずシナリオが空中分解しちゃう懸念も。

ただ、例え、この先ストーリーが破綻したとしても、
私は本作が江の島アニメというだけでも満足度は高いです。
江の島に設立された養成中学校。
江の島に続く橋が折りたたまれ、神話獣と戦う前線基地が出現し、ベクターマシンが発進する。
江の島サイコーじゃないですか。


多分に人を選ぶ要素の多そうなアニメではありますが、
乗り越えた先に確かに得られる物がある。
そんな予感もしますし、そうなるよう緩く期待して視聴継続していこうと思います。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

歌は懐かしいですが… 子供向け?

アクエリオンも結構長いですね。
といっても私は最初の創聖のアクエリオンは見ていないのですが。

でも歌は有名なので良く聞いていました。
良い歌ですよね。

で、音が同じで歌も同じと。
何か関連があるのでしょうか。

ということで興味はあったのですが…。
絵柄が子供向けっぽいですね。
なんだか興味がわかず途中眠くなってしまいました。

今まで2シリーズは結構面白かったですし、本作も見たら面白いのでしょうか?
でも一話で惹きつけられないと見るのはきついですね…。

子供向けでいまいちと感じたのが正直なところです。
うーん、見たい気持ちはありますが… まあ考えます

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

バトルフィールド・サイコセラピー

これも中古IP再利用的な
しかしキャラデザの振れ幅がすごい

OP・まあね

ロボはまんまでキャラデザ一新。パワーパフガールズのような目がイってるフェイスで海外狙いか。マクロスFみたいな萌えアニメでもよかった気もするけど、まっとうなロボアニメにしたかったのだろうか。今の世では長身キャラで「合体したい!」はコンプラでアウトだろうな。あれキモかったからな。

んでパイロットの資質は人間性に欠けてるイカれたやつら!ですって。実に今風。短所は長所的な?乱暴というか短絡的というか、普通にビッグファイブではいかんのか?要素もMECEでないような。キッズアニメだから分かりやすさ重視かな。グラフもヘクサゴンのがカッコいいもんね。

sympathy共感性
hatred憎しみ
curiosity好奇心
narcissium自己愛
terror恐怖心
affection愛情

レッド  
恐怖心欠如。良く言えば勇猛。無鉄砲で熱血バカなテンプレレッド
ブルー  
好奇心欠如。良く言えば安定志向。無気力ショボン。投影用かな
パープル 
共感性欠如。良く言えば論理的。機械的で沈着冷静、悪い意味での優等生

今までのキッズアニメならブルーのポジションに元気娘とか入れそうだけど、国民総障害者時代では自己投影用のメンヘラキャラが必須。ラノベラブコメの主人公っぽい弱キャラブルー。バカと優等生と凡人、と考えればいいバランスなのか。弱キャラで思い出したがパープルは野心のない日南だな。優秀に振る舞えるカラッポな機械人形。パターン学習が上手くて要領よく出世するも自身のアイデンティティを外部の評価に依存するタイプ。んでレッドはレッド。

精神分析を可視化してキャラ付けできるのはいい設定。「キャラクター性=トラウマ」的な安易なやつが多すぎるのでこれだけでマシに見えてしまう。キャラクターの掘り下げ=不幸で健気で可哀想エピソード。不幸でないとキャラが成立しない、みたいな。弱くて不幸で可哀想なキャラを見て自分を慰めるのが深夜アニメだが、当然全てのアニメが深夜アニメではない。やはりほぼ全てのアニメを可哀想カタログ化へと汚染したまどマギの罪は重い。KEYみたいに強引に泣かせる涙活アニメもあっていいんだけど、泣ける=良作、泣けない=駄作ってのは違うよね。

キッズアニメは一応心身ともに健康なキッズが見るものなので文法が違う。そのはずだったがキッズアニメもメンヘラアニメっぽい風潮?今のキッズは皆病んでんの?違うと思うけど。ネットの見過ぎでは。あー今の健康なキッズはYouTubeばかりでアニメは話題作しか観ないから市場が違うってか。なるほどそりゃそうだ。やっぱ海外のキッズを育てる算段なのかな。

初回で強引に載せたい都合であまりに雑な展開。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0
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