下水道おすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの下水道成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の下水道おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.5 1 下水道アニメランキング1位
機動警察パトレイバー 後期(OVA)

1990年11月22日
★★★★☆ 3.8 (104)
661人が棚に入れました
『機動警察パトレイバー』(きどうけいさつパトレイバー、Mobile Police PATLABOR)は、1988年を基点とした10年後からの数年間の近未来の東京を中心とした地域を舞台とした漫画およびアニメ作品である。本作は、設定・時間軸共にTVシリーズの延長にある作品。

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

パトレイバー好きなら死ぬほど楽しめる。だから死なない程度に楽しんで。

TV版パトレイバーの続きの話です。
“グリフォン”との再戦が一番の目玉となっています。1話から4話までのこの話はやはり面白い。目が離せません。
しかし、その後の5話から16話までの話は一味違います。このNEW OVA版でも「パトレイバー」は完結はせず、
グリフォン戦の後からは、パトレイバーメンバーを、レイバーの関係ないところで遊ばせます。サイドストーリー的な。
やれ、歯が痛いだの、わきの下にほくろのある犯人を捜せだの、子猫を拾ったり、くだらないことをやります。
まあそれが面白くて、好きで観ているんですけどね。実際ほんとにくだらないものも少なくないんだけど。
脚本には映画を監督された押井守さんも何話か担当していて、観ているとなんとなく「あ、これは押井さんだな」と、分かるのが面白いです。
そうやって観るのもひとつの楽しみ方かもしれません。脚本の違いね。

個人的にこれは面白いと思うのは、第8話「火の7日間」、第9話「V.S(バーサス)」、第12話「二人の軽井沢」、
第14話「雪のロンド」、そして最終話である第16話「第二小隊異常なし」です。この5話は文句なしに面白いです。
せっかくなんでこれらについて少し内容に触れておきたいと思います。
というかまあ、すごくお勧めしたいので、頑張って好奇心をつついてみる。紳士にエロく。まあ冗談ですけど。

■「火の7日間」は整備員たちの風俗の乱れに榊班長が怒り、規則を厳しくしたことに始まる。繁さんはなんとか榊さんを説得しようとするが、逆に言い包められ整備員たちをナチ並に弾圧し取り締まる。が、しかし整備員たちも黙ってはおられず派閥を作り、反旗を翻していくというなんともオモシロおかしな話。篠原のナレショーンで進んで行くのだが、鬼気迫るような語りが逆に笑える。一番笑ったのは繁さんが榊さんに寝返ったこのことを、「上海亭の裏切り」と呼んだこと。もうこれには腹を抱えて笑いました。
■「V.S」は、第二小隊初の慰安旅行で、香貫花も参加するんだけど熊耳さんと火花を散らす展開になってしまう。なだめようとしても結局言い合いになってしまうし、後藤隊長は逃げるしで、もう大変。皆それぞれの個性が良く出ていて面白いし、笑える。僕は香貫花派です、はい。
■「二人の軽井沢」南雲さんと後藤さんが出張先から急いで(半分意地で)帰ろうとするけど、台風でどこの道路も封鎖されてしまっていた。そのまま戻って恥をかくのは嫌なので、仕方なく近くのホテルで一泊することに。一晩寝るだけならどこでもいいじゃないかと、後藤さんはラブホテルに入ろうとする。戸惑う南雲さんがとても可愛くて、何か起きてしまうんじゃないかとそわそわする1話。僕はこのお2人が好きだから、この話も好き。顔が赤くなる南雲さんはけっこうレアですよ。
■「雪のロンド」は不思議な話。それは夢だったのか。篠原は同窓会に出向き、昔好きだった女の子に会う。それからも何度か会うのだけれど、少し目を離すと、彼女はふっと消えてしまっている(村上春樹の小説みたいだ)。彼女が好きだった写真には、雪が街路樹を真っ白に染める。木に挟まれた道路をじっと見ていると、白い闇に吸い込まれそうになる。どこに繋がっているのかも、それが繋がっているのかさえわからない。ただ赤い風船だけが、しるべとなる。何もかもがはっきりとしない中、篠原はその娘を追い求める。
■「第二小隊異常なし」最終話となるこの話は、どちらかというと切ない話になる。日常の1ページに過ぎないのだが、失われたもの、またはすでに過ぎ去ったものと向き合うことになる。今のこうした時間がどのくらい価値のあるものなのか。それをなんだかわからないけれど、じんわりと感じる。最後を飾るにふさわしい1話です。

と、まあこんな感じで、パトレイバー好きにはたまらないこのNEW OVA版です。いつの間にか僕もパトレイバー好きになってしまっていた。
『パトレイバー』のことを一切知らない人は、TVアニメ版かOVAか映画第一弾から入るといいと思います。その後にこれを。
上の5つの話はほんとに面白いのでぜひ。
あでゅー。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

後期と区別されてますが、要はTV版の続き,

現在のDVDではOVAとは書いてあってもパッケージはまとめられています。レンタルなんかでも必ず連続でおいてあります。紛らわしいですからね。
TVシリーズが打ち切りというか枠あけてもらえませんか?っていわれて、はいりきらなかった分をあとで出しました。あくまでこの作品はTV版です。

VHSのときは新作1話、おまけで放送済みのTVシリーズ各3話という不思議な構成。
グリフォン戦の製作を待ちながら発刊されてまして、いまとは順番がまったくちがいました。グリフォン→別の話→グリフォンみたいな。
全話終了後のLDからその痕跡はなくなってしまいました。

当時はもう楽しみで楽しみで・・レンタル解禁日は親の会員カード片手にダッシュで奪取してました・・。
大友との戦争ですよマジで。ミスったときは本人にいつ返す?とか店員に返ってきたら取っといてとか聞いてたな。だいたい昔は新作って当日返却っすからねw
いまだとちびっ子は親いないとレンタルしてくれないよね・。

火の七日間、ふたりの軽井沢、ほかバカバカしいパトレイバー節全開の作品おおし。最終回前にこれはないだろ?っていうポカン計画もやらかしてます。
特車二課が生まれる未来はこれから来んだからさみしくないぞ!みたいなアニメ誌のあおりがなんとも印象的。
いつの間にかとっくにすぎちゃったよw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

第二小隊異常なし!

1990年発売のOVAシリーズ

オリジナルストーリーを絡ませた全16話
本編であるグリフォン篇完結編は作画も綺麗で手に汗握る迫力だ
しかし個人的にこのOVAシリーズの焦点はオリジナルストーリー部分にあると思う
慰安温泉旅行編やら二人の軽井沢編やら面白ろすぎる
各キャラクターの個性を如何無く発揮していて爆笑できる
これぞパトレイバーという仕上がりです

香貫花・クランシー巡査部長を演じる(故)井上瑤さん
機動戦士ガンダムのセイラさんとハロも演じられてました
セイラさんとハロ、同じ声優さんだったのですね

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

55.8 2 下水道アニメランキング2位
影鰐 - KAGEWANI -(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (126)
518人が棚に入れました
ULTRA SUPER ANIME TIME枠にて放送。

突如として現代に姿を現し、襲いかかる謎の怪獣たち。

極限状態の中、ただただ翻弄される人々。

怪獣はなぜ出現し、人を襲うのか・・・.

科学者・番場宗介は、キーワード「影鰐」を手掛かりに真実を追う。

新感覚パニックサスペンスアニメーション。

声優・キャラクター
杉田智和、置鮎龍太郎、相沢舞、奥畑幸典、半田裕典、小杉史哉、森下由樹子
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

モケーレムベンベ

とりあえず、UMA好き、オカルト好きな私は最後まで見れそうです。
1話
{netabare}
コンゴのジャングルの湖に住むモケーレムベンベという有名なUMAがいます。

住民の証言によると首長竜のような姿をしているらしいです。

でもその証言が一説には、調査隊の人が「こんな生き物を見なかったか」「それはこういう姿ではなかったか」という質問に対して住民が話を合わせて行き、首長竜のイメージが定着したという話もあるそうです。
{/netabare}
2話
{netabare}
山に登る話といえば、「神々の山嶺」がオススメの漫画です。これは純粋な山登りの漫画です。
{/netabare}


3話
{netabare}
海で遭難した人が帰ってくるという話では、オカルト板に投稿された「リゾートバイト」というお話が怖いです(閲覧注意と、長文なので1時間以上は読むのにかかります)
{/netabare}

6話まで
{netabare}
闇芝居の頃、私は見るのを途中で辞めてしまいました。なぜかというと、ネットにあるオカルトをそのまま話にしているような、既視感を感じたとともに目新しさが全く感じなかったから。
ですが影鰐は違います。世界各地のUMAの話を、怪物が人を襲う話として昇華しいる。正直見知った話であっても、一つ繋がりを持たせたり、アレンジを加えることで、これだけ面白くなるのだなと、ある種感動しています。
{/netabare}

最終話まで
{netabare}
「紙芝居的」作品で初めて、ストーリーとしては満足できる内容になっていました。
主人公番場と影鰐という話の核をしっかりと持っているし、影鰐を利用しようとする木村をダシにして話を上手く広げ、風呂敷をちゃんとたたんでいるあたり、非常に好感が持てました。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

未確認生物に翻弄される人々

全13話 1話約8分

突如現れた色々な未確認生物(UMA)に襲われる人々を描く作品です。

「闇芝居」の監督と同じ方なので、作画も全体的に暗くて止め絵が多く使われています。

危機をどう回避するか(できないか)というドキドキ感がありましたね。

根底には一本の流れがありますが、1話完結のエピソードなので観やすいです。

謎は残りますが、纏め方も良かったですね。

タイトルの「影鰐」意味もよく分かりました。

「闇芝居」が好きな方、ホラー作品が好きな方(グロくはありません)は観ていいかもしれません。

最後に、1月から「闇芝居」3期があるようですね〜夏というイメージがありますが、怖いお話は季節関係ないのでしょうねw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

物語を終盤まで視聴して・・・ようやく繋がりました^^

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね^^
私はショート作品は纏めて一気見するので、この作品も特に事前情報のないまま・・・知っていたのは映像に「萌え」要素がないことくらい・・・ずっと録り貯めていました。

完走して振り返ってみると・・・「萌え」の要素は何一つありませんでしたね^^;
でもQ車好きな方なら・・・ある意味痺れる作品かもしれません。
この物語の主人公である生物学者・・・番場 宗介の愛車がトヨタ2000GTだからです。
独特な形状をしたリトラクタブルヘッドライトや絞り込んだリアビューなど、作品の中で認識できるのは一部のディテールだけですが、好きな方にはピンとくると思います^^
(私は車に詳しくないので、表現が間違っているかもしれませんがご容赦願います^^;)

そして物語の方ですが・・・起きている事象・・・発生する場所・・・事の顛末・・・一見似ているようですがバラバラです。
でも、作品の構成上終盤でそれぞれの線が繋がってくるので、序盤は繋がりは意識せずに視聴しても良いと思います。
独特の間合いから時には手に汗握る話やグッとくる話が視聴者を待ってくれています。

物語の方はあまり書くとネタバレになるので控えておきますが、キーワードは「グロ」「過去」「進化」「ヒトの弱さ」「狡猾」「変化」というところだと思います^^;
「ヒトの弱さ」と書きましたが、弱いことを否定している訳ではありません。
もともとヒトは弱い生き物です。ひとりでは生きていけないし、身の危険を感じたときに瞬間的に優先する咄嗟の動作は自分自身の保護だと思います。
だから生きていく上で「弱いままで良いところ」と「強くしなければいけないところ」があるのだと思います。
そしてこの作品では「弱さ」がかりが描かれている訳ではありません。
「強さ」もしっかり描かれていると思います。
主人公である番場 宗介とは一体何者なのか・・・?
起きている事象と彼との相関は・・・?
気になる方は本編でご確認下さい^^

1クール13話の作品でした。物語は一応区切りが付いてところで終わっていますが、続編があってもおかしくない終わり方だったと思います。
オリジナル作品なので、続編の有無は全然分かりませんが・・・
もし続編が放送されるなら視聴したいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17
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