1966年度の三つ子TVアニメ動画ランキング 1

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66.1 1 1966年度の三つ子アニメランキング1位
魔法使いサリー[1966年](TVアニメ動画)

1966年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (30)
126人が棚に入れました
お転婆でいたずら好きな魔法使いの女の子・サリーが、ある日人間の世界に遊びにやって来ました。 アドバルーンにひかれてデパートにやって来たサリーは、同じ年頃の女の子、すみれちゃんとよし子ちゃんを見つけ、友達になりたいと思います。二人と親友になれたサリーはすっかり人間の世界を気に入って、弟分のカブと二人で人間のふりをして、この町で暮らしていくことに決めたのです。 そして、人間界の生活を通して魔法よりも大切なもの知っていくのです。

声優・キャラクター
平井道子、加藤みどり、山口奈々、内海賢二、千々松幸子、白石冬美、石原良

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ほうきに乗ってやって来た ちょっとおちゃめなお姫さま

1966年~1968年に放送されたテレビアニメ 全109話 白黒~カラー

原作 横山光輝 脚本 雪室俊一他 音楽 小林亜星 制作 東映動画

横山光輝がりぼんに1966年~67年にかけて連載したコミック。
コミックが5か月早いので原作だと思われる。当時はここが重要。
タイトルは「魔法使いサニー」。アニメ化時の話し合いでタイトル変更。
この手の作品では最終回を先に作って、人気のあるうちにどんどん制作し、
人気が無くなったらすぐに最終回という流れ、2年以上続いた。

白黒部分17話まで 割と最近ネットで観た。再放送では放送されず。
カラー18話から 80年代にはよく夕方などで再放送していた。

魔法の国からやってきた小学5年生の女の子サリーを主人公にした世界初の魔法少女アニメ。
記念碑的作品なのでレビューを書きます。
ある程度は観たはずですが、テレビで観たので全話観ることは無理でした。

主な登場人物
夢野サリー CV平井道子 
カブ CV千々松幸子
ポロン CV白石冬美
花村よし子 Cv加藤みどり
春日野すみれ Cv向井真理子→山口奈々
トン吉 CV野沢雅子 チン平 Cv浅井ゆかり カン太 CV山本圭子
サリーのパパ CV内海賢二

一応サリーは魔法の国の王女という設定。カブは王子。
後半は原作も無く、サリーとカブの兄弟ケンカや三つ子とのけんかなど荒れるが、
それでも人気は衰えず続いたモンスターアニメ。
当時のアニメは監督という立場が無いので、統一感は無いのは仕方がない。
製作が仕切っていたとすれば、企画と製作担当の笹谷岩男と脚本の雪室俊一が中心だろうか。

40周年記念で完全収録DVDボックスセットが発売され、東映チャンネルでも再放送されたらしい。

サリーちゃん足 足がただの円柱 動画しやすくおしゃれなデザイン

レトロアニメとしての価値しかないものの、サリーの動かしやすそうなおしゃれなデザインは特筆もの。
ホウキに乗って女の子が空を飛ぶというのは同時期のオバQと共に夢いっぱいの時代を象徴したと思う。
女の子が重大事件を解決するかっこよさを始めて見せつけた作品。
魔法のステッキは指揮棒風の適当なものだったが、次作ひみつのアッコちゃんのコンパクトが大ヒットしアニメの在り方を変えた。

東映の製作する魔法少女アニメはシリーズ化された。
バビル2世制作時の空白を除いて長期にわたって続き、終了後はすみやかに葦プロダクションのミンキーモモが引き継ぎ、
少女向けアニメの重要性を業界が認識することとなる。

魔法使いサリー
ひみつのアッコちゃん
魔法のマコちゃん
さるとびエっちゃん
魔法使いチャッピー
ミラクル少女リミットちゃん キューティーハニー
魔女っ子メグちゃん
魔女っ子チックル(制作が東映本社)
花の子ルンルン
魔法少女ララベル

魔法のプリンセス ミンキーモモ

魔法の天使クリィミーマミ
魔法の妖精ペルシャ
魔法のスターマジカルエミ
魔法のアイドルパステルユーミ

初期作品のリメイクまたは続編が増える

ゴレンジャーを参考にした魔法少女戦隊もの 今後は主流になる

魔法少女リリカルなのは 深夜アニメで男性向けが登場


魔法少女アニメもまた「アニメ愛」の重要部分であると確信したい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

momomax さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

懐かしの昭和アニメ

女の子はサリーちゃん観てたと思います。
横山光輝の漫画だったのですね~。

切り株が素敵な家になるのが楽しかった。
♪op好きです!

カブ、よし子ちゃん、すみれちゃん、三つ子達、楽しかったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

Comprends さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

マハリーク♪ マハーリタ♪ ヤンバラヤンヤンヤン♪

サリーちゃんに関しては書きたいことが多すぎて、逆に困りますねw
『足』の件だけでも、原稿用紙何枚でもビッシリと語れる位です。

改めて述べるまでも無く、この作品は少女アニメの原点であると同時に、主人公のサリーちゃんは元祖魔法少女でもあります。

内容的には、全編に渡りドタバタ的な喜劇の中に、夢とか友情とか希望のようなテーマを織り込んでいます。

そして主人公のサリーちゃんが魅力的なのは当然として、個性的な名脇役達にいろどられていることも特筆すべき点ですよね。

まず三つ編み少女ヨシコちゃん、その弟たちは三つ子でトン・チン・カン、クラスの美少女(しかも金持ち設定?)であるスミレちゃん、それからサリーちゃんの弟である悪戯好きのカブも忘れてはいけませんね。
他にも、担任の先生はイケメン(名前は忘れました)でしたし、ちょっと怖いけどサリーちゃんには甘いパパと優しいママ……でしたよね。

この作品で生まれた物語、登場人物、設定などが、その後脈々と続いたいわゆる東映の魔女っ子シリーズのみならず、以後の作品に与えた影響は計り知れません。
ということは『魔法使いサリー』はサラブレッドの世界で言うと、三大始祖3頭の内の1頭ということになるでしょう。
(そんなたとえをすると、アニメ界の三大始祖は?なんて話に脱線しそうですが、しませんよwww)

いわば、サリー様はw魔法少女ものを信奉する全てのヲタクたちの教祖様であると言っても過言では無いでしょう。

最後に、
この作品を知らずして、魔法少女云々を……
wwwそれも、省略しますwww

代わりに一つだけ付け加えると、
某インターネット通信会社のCMで『魔法使いサキー』が登場したものがありましたが、『サキー』は見た目的にサリーちゃんのイメージにぴったりで驚きました。
(知らない方は『ようつべ』をチェックしてみてくださいね)

まだまだ、ホントに書き足りないですが、またそのうちに書き足すことにします。

この作品はレンタルにもなかなか無いでしょうし、DVD-BOXの価格もかなり高額ですので、余程の覚悟がないと全部を鑑賞することは困難かも知れませんが、興味ある方は是非どうぞw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5
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