ロンドンで吸血鬼なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのロンドンで吸血鬼な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月18日の時点で一番のロンドンで吸血鬼なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.3 1 ロンドンで吸血鬼なアニメランキング1位
アンデッドガール・マーダーファルス(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (224)
694人が棚に入れました
19世紀末。吸血鬼・人造人間・人狼など、異形な存在がまだ暮らしていた世界。首から下のない不老不死の美少女探偵・輪堂鴉夜が、“鬼殺し”の異名を持つ半人半鬼の真打津軽と、彼女に付き従うメイドの馳井静句と共に、怪物専門の探偵 “鳥籠使い”として数々の事件を解決しながら、鴉夜の奪われた体を探してヨーロッパを巡る―――。
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

籠の中の探偵

原作未読 全12話

芝居かかった噺家のような口調の半人鬼人で主人公に誘われた助手と鳥籠の中に仕舞われている生首の主人公、その主人公に仕えるメイド姿の助手と3人である目的のためにヨーロッパに渡り難事件を解決していくお話です。

主要な舞台はイギリスやドイツで、イギリスではかの有名な探偵と探偵に関わっていた色々な人々や有名な怪盗との対決に巻き込まれてしまいます。

この世界ではみなさんも聞き覚えがある怪物と呼ばれる化け物たち {netabare}(不死の種族・鬼・吸血鬼・人狼){/netabare}が、人間に深く関わっていまね。

相手は怪物ばかりなので人間たちには到底敵いません。たくさんの人たち殺されてしまいます。

事件はそれぞれ解決しますが、本来の目的が果たせなかったのでキリのいいところで終わっています。

メインの3人の掛け合いが好きでしたね。謎解きが好きな私は結構面白かったです。続きが観たい作品ですね。

OPはCLASS:yさん、EDはAnnaさんが歌っています。

最後に、籠の中の探偵である主人公の輪堂 鴉夜役は黒沢ともよさん、黒沢ともよさんといえば響け!ユーフォニアムの黄前久美子役の方ですが、この作品はEDのテロップを観るまで誰だか分からないくらい妖艶な演技で全然違いましたね。改めて声優さんの引き出しの多さに感服しました^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

暴力が前面に出てくると、推理もクソも無いような…。

 最終話(13話)まで観ました。2023.09.28

 犯人が明らかに!しかし…なんか納得いきません。人狼も村人もアホなの?犯人は色々な人物に化けるのですが、なぜ見破れないの?

 人狼は鼻が良いだけで、目は節穴なの?犯人の動機も?です。言ってることと、やってる事の差が大き過ぎます。

 戦いも雑に終了!キャラも雑に死に過ぎです。フランケン男が結構話の分かる奴だったり、ツカミ所もありません。

 話を雑にたたみすぎて、なんで生首様御一行が人狼村に来たのかぼやけてしまいました。もう、単なる殺人行脚ですよ…。

 ラスト数話は若干紙芝居っぽくなりましたが、アニメの質は維持されていただけに、こんなんで良いのか?と疑問に感じるラストでした。

 二期があったら観たいですが、消化不良な感じでした。原作もこんな感じなのかな?

………………………………………………………………………
 12話まで観ました。2023.09.24

 村の少女達や人狼の娘達を殺したのは誰だ!?生首さまの推理は凄く気になりますが…。

 いやいや…いくら人狼でも殺し過ぎじゃね?別に隠れ集落の人狼達は悪いことはしてないのに、主要登場人物総出で死体の山を築きます。

 こんなの、頼んでもいないのに足立区は治安が悪いから改善すると言って全足立区民を荒川河川敷に並べて処刑するようなもので、無茶苦茶です。

 生首様の推理も霞んでしまいます。こんなに殺しまくったら、真犯人とかどうでもいいでしょ。多分死体の中に犯人混じってますよ。

 スコットランドヤードの警官をゴミの様に殺したのも大概だなぁと思いましたが、まさかの惨劇…。次回最終回ですが、話が決着するのかとても心配です。
……………………………………………………………………… 

 8話まで観ました。2023.08.24

 敵はモリアーティ教授でした。いつの間にかシャーロックホームズ系の関係者とはお友達になりました。ルパン一味も良いライバル関係となった様です。

 怪物を敵視する保険機構の2人とは扱いが雲泥の差何ですが…。スコットランドヤードの警官や屋敷の使用人もゴミの様に殺されてますが、いい感じに事件は解決した感じになっています。

 責任とか誰が取るんでしょう?ホームズさんはパンピーなので関係無いかも知れませんが、今後の探偵稼業に悪影響はありそうです。

 どうも、身内だけ良い感じになる話っぽいです。推理モノで、凄まじい殺人鬼は出さない方が良かったんじゃ…?もう、遅いですね。

 次話以降不安しかございませんねぇ。
………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2023.08.19

 う〜ん…。思っていたのと違いますねぇ。ルパンやシャーロックホームズとかの有名人が活躍するのですが、敵も味方も怪物で、モブは怪物に殺されまくるという…。

 敵がガチの怪物過ぎて、推理とか会話劇が霞んでいます。いや…怖すぎんだろ…。

 推理モノは、犯人に犯罪を隠す意図が無いと成立しません。犯罪後に逃亡出来る、警察に捕まらない自信があれば、推理が必要な犯罪はしません。奪え!殺せ!ヒャッハー!ですね。

 ルパンは、犯罪を隠す意図が無い犯罪者なので、シャーロックホームズとの相性は、本来悪いはずです。

 また、警官やモブを殺しまくっている怪物君達も、ヒャッハー系で犯罪行為を隠す意図は無さそうです。

 警察側も、警察比例の原則を守る組織でないといけません。犯人一人を捕まえるのに無関係の市民を百人拷問死させても構わんみたいなゲシュタポやカーゲーベーでは推理の必要がありません。

 こんなに暴力が前面に出てくると、生首様の推理なんて、必要無い感じがします。津軽が暴れていればえーやん…。

 取り敢えず、推理バトルとか下らない小競り合いは辞めて、ガチ怪物教授?みたいな奴を倒した方が良さそうです。アニオリでもないのに、ぶっ飛んでいますね!

 迷走気味ですが、原作どおりなんでしょうか?疑問を感じます。

………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2023.07.26

 トリックは古典的ですが、まぁこんなもんでしょうか。ツッコミは野暮ですね。

 しかし…犯人の処刑まで探偵がやるのか…。津軽の見せ場ではありますが、無力化で良しとせず、殺害してしまうのはどうも…。吸血鬼母を一人殺しただけで私刑なのか…。

 ゴタール卿も、殺害の許可はしてない様な気がするんですが、津軽が勝手に殺した様な感じです。探偵がここまでして良いのかな?化物だから人間の法の適用外?

 ちょっと治外法権すぎる所が気になりますが、次回も楽しみです。

………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.07.14

 洋行して、もう現地に馴染んでいる生首様御一行です。ラノベっぽい韜晦的な津軽の台詞回しに少しイラッとしましたが、ここは好き嫌いでしょうか。

 馬車の運転手をいじめるのは胸くそ悪い感じです。依頼主との会話も、うぜぇと感じるギリギリの線です。
 
 本作品は妖怪バトルではなく、推理ものだったようです。割と緊張感のある話なので、スリリングで面白いです。事件の謎解きが楽しみです。

 もう少し、会話劇のウザさが薄まると良いかもです。
………………………………………………………………………

 1話観てのレビューです。2023.07.06

 中々雰囲気が良い感じの1話でした。現実の明治政府が進めていた暴力的啓蒙活動も背景にあり、妖怪変化が否定される世の中ってのも好感度が高いです。

 明治30年の日本を離れて欧州へ行くのが凶と出るか吉と出るか期待大です。

 パラレルワールドの日本とは言え、上手く過去の日本を描くのは難しそうなので、欧州へ行くのは良いアイデアかもしれません。

 妖怪バトルをもっと観たい気もしますが、視聴継続です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

評価修正。作品の完成度は高いけど3つ目の話以外は物足りないかも。

 本作は3つの話に区切れていましたが、1つめの話のときはスノビズム臭が強くて「本格推理」のトリックのデータベース紹介を、オカルトと合わせて視点のズラしを狙った作品なのかなあと思いました。

 1つめの話は本格推理として、若干アラは感じますがその狙いが上手くいっていて、オカルト設定を絡めながらフェアな本格推理として成立していることに関心しました。が、まあ面白いけど飽きるかなと思いました。

 しかし、2つめの話で突然ロンドンで恥ずかしいくらいの「有名どころ」を集めて活劇を始めました。アレ?と思いましたが、結構引き込まれて行き、結果的にかなり面白いです。ルパンVSホームズ的な作品の中ではかなりレベルが高いと思います。

 話はベタな予告盗難もので、トリックというよりは仕掛けですが、これの仕掛けの大がかりですが説得力がありました。展開もいいです。主要3人のキャラも立ってきて愛着がわき出すのもあるでしょうが、上手くゲスト・サブキャラと絡まっていました。

 そして、3つめ。この活劇のままで行くのかなと思ったら、また視点が変わりました。〇〇モノと書くとそれだけでネタバレになるので書きませんが、舞台設定とキャラの動き、そして肝心な幹になるストーリーが絡まって面白い、迫力がある、考えさせられる話になっていました。

 本作全体が、推理+オカルトという題材でしたが、3つの話でその方法論が違うのに、主要キャラ・サブキャラの動きに違和感がありません。これは原作者が相当優れたストーリーテラーなんだと思います。

 推理スノッブの人でもそうでない人でも楽しめる上に、ラノベ的な痛快さとキャラ萌えを両立できていると言えるでしょう。

 それを支える作画、美術、演出、声優さんの演技、構成などなどすべての要素の水準が高かった思います。OPとBGMの水準も高いと思います。

 テーマというか作品の構造ですが、仮面ライダー的あるいは人魚伝説的な根底にある不幸と、ゲストキャラの素性の悲惨さで、決して軽いだけの作品ではないです。
 ですが、それを覆い隠すエンタメ要素があるので表層ではまず楽しめる。けどやはり感じるもの、考える素材も提供してくれる感じです。1クール作品としての完成度はかなり高いのではないでしょうか。

 あまりこの辺、作品の構造を詳しく書くとネタバレになるのでこれくらいにします。シリーズとしては、主要キャラの目的は達成できていませんが、逆にもっと続いて欲しいと思わせてくれました。

 今期のアニメ、途中で嫌になる作品が多く、あまり完走した作品は多くありませんが、いまのところ作品の出来としては本作がナンバー1かなあという気がします。
 ただ、この作品を面白がれるかどうかは、人を選ぶかもしれません。その要素は…言わないでおきましょう。一つだけ言うと推理小説が好きかどうかは必要条件な気がします。

追記 23年夏のベスト1にあげていましたが訂正です。3番目のエピソードは深みがあって面白かったし完成度は高かった。ここは高く評価していいと思います。
 真ん中のエピソードは活劇として面白かったですが、ドタバタ劇だったかなあ…ここの評価は下げたいですね。
 本格推理のところも、トリックの壮大さとかハッとする感じではなかったかな。ただ、オカルトと本格推理の組み合わせは良かったです。

 評価4.7でしたが、4.3に修正します。夏の中では良かったほうには変わりないですが、ナンバー1ではないですね。



以下、視聴時の感想です。

3話 「その怪物を殺す独特な方法」による殺人を推理する?首だけの意味を出せるか?

{netabare} 1話目を見ると、初め題名にマーダーが入っているし、頭だけの存在=頭脳で勝負するという感じで、探偵ものかな、と思って見ました。
 なんだ、妖怪もの?という感じで、ただ、話の建て付けは、石ノ森章太郎氏的な改造人間の悲哀とか、人魚伝説のような不老不死の物語のような感じでした。

 ところが2話です。やっぱり探偵かい!というツッコミを入れたくなります。急におどろおどろしい感じが無くなって、古き良き探偵ものの始まりです。完全な頭脳だけで勝負の安楽椅子探偵というのがありますが、この作品は首だけでも動き回るのが面白いところですが、その首だけ設定がどこまで生かせるか?

 現状では首だけというのは、画面と設定としての面白さ以外には、あまり効果的ではないです。首だけだからこその探偵というのが描けるかどうかでしょう。あるいは、不死・改造人間問題がありますので、焦点はそこだけなんでしょうか?だとしたら、探偵ものとして描く必要があるか、です。

 Mでシャーロックホームズがいる世界ですから、オールマイティーの悪役である、モリアーティーだとしたら、ちょっと笑ってしまいますが。
 本格の推理作家の人はシャーロックホームズをネタに使い勝ちです。ですが、シャーロックホームズ的な推理はジョークネタとしてはやっても、肝心な部分の推理の組み立ては「君のシャツのエリは…」ではないと思います。

 少なくとも「ノックスの十戒」を守るとは思います。殺人に関する探偵ものとしては、トリックのズラしとして「その妖怪・怪物を殺す特有の方法」がミソっぽいですね。そこ以外は多分フェアにヒントと証拠を入れてくるのでしょう。

 ということで、設定を活かしきれるかどうかという不安はあるものの、結構妖怪殺人の探偵という流れは面白いです。
 なお、メイドはロベルタにしか見えませんでした。

 それと声優の黒沢ともよさん、さすがですねえ。あの生首っぽい声がだせてます。クレジット見るまでわかりませんでした。
 なんで生首が声だせるんだ?空気漏れないの?という疑問はさておいて。{/netabare}


4話 ちゃんとフェアな推理小説の形式になっていると思います。

 本作はやはり本格推理の様式に乗っ取り「その妖怪の特性」を作中で提示することにより、読者(視聴者)も推理可能な証拠を提示していると思います。ただ、吸血鬼編は3点ほど理解できてない部分がありました。

 ネタバレになるので未視聴の方はご注意を。

以下、トリックのネタバレ含みます。気になる点3つ。
{netabare}

1つめ。 氷のナイフによる殺人というのは非常に古典的な方法でつららを凶器にするなど、さまざまなバリエーションがります。
 そもそも、氷の凶器で人を殺せるか問題は議論があるところですが、本作は推理の古典的様式にのっとっているのでそれは不問とします。

 本作の問題は吸血鬼の弱点として「銀の杭なら殺せる」というミスリードが上手いかどうかです。
 というのは、聖水でやけどするのは明示がありましたが「聖水で殺せる」というのが明示されていない気がします。
 アリバイ工作の銀の杭が、唯一の殺せる武器だとも言っていないので、間違いではないのでしょうし血液のトリックが活きる部分ではあります。しかし、単なる杭でも心臓に突き刺せば殺せるのでしょうか?そうすると、普通の氷でもいいんじゃね?という気もします。やはり銀の杭の代替として聖水は機能するという説明は必要だったのでは?
 それと銀の杭の破壊力から言って、傷口が綺麗すぎるというのもあると思います。名探偵なら気が付くと思いますが、どうでしょうか?

2つめ。左側の血液が少ない…と言っているのは血液を採取したからという画でしたが、説得力あるかなあ?。衣服の上を流れる血液をビンで採取したんでしょうか?それにそんな左右で差がでるくらい左から採るという状況が物理的に分かりません。

3つめ。穏やかな笑顔で死んでいた、といいますが、その伏線回収が弱いです。心臓を貫かれて即死にしても、表情は変わるのでは?息子が犯人だから覚悟して穏やかに殺された、とならないと説得力がありません。本格でわざわざ言うからには、そこの説明は必要でしょう。寝てたからで終わりでしょうか?{/netabare}

 もちろん初見ですので、見落としているかもしれませんが、ここは後でフェアだったかどうか考察したいところです。

 と文句もありますが、行き詰ったジャンルとしてのパズル的な本格推理に古典的で知名度が高い妖怪の弱点を組み合わせたのは面白いところです。
 本格推理は「人が描けない」ことも特徴ですので、メインキャラへの感情移入は難しいでしょう。つまり、首だけ=頭脳の役割、鬼は怪異を殺せる以上のキャラ付けではない気もします。

 それと、予告編で今後の登場人物出てましたね。モリアーティまで出てました。これは興をそがれるなあ。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

76.2 2 ロンドンで吸血鬼なアニメランキング2位
BLOOD+ ブラッドプラス(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (983)
6266人が棚に入れました
沖縄県沖縄市コザに住む高校生・音無小夜は一年以上前の記憶を持たないものの、家族である養父宮城ジョージや義兄弟宮城カイ・リク、そして友人に囲まれて平和な日々を過ごしていた。
しかしそんな小夜の日常は、生き血を喰らう獣・翼手に遭遇した事で終わりを告げる。襲い掛かってくる怪物に成す術もない小夜は、辛くもハジと名乗る美貌の青年に助けられる。そしてハジに口移しで彼の血を飲まされるや一変、刀を手にし、たちまち翼手を切り伏せてしまう。そんな自らの能力に困惑する小夜だが、全てを知るハジは多くを語ってはくれなかった…。
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

これから見る人は覚悟がいるかも

過去に視聴した記憶を掘り起こしながら書いてるので間違いあるかもですけど
ご容赦下さいませ。(なんか違ってたらそれとなくツッコんで頂けると幸いです)

確かSEED DESTINYの後番だったので、そのままの流れで当時視聴しました。
最初は軽い気持ちで見てたんですけど、見ていくうちにどんどん重い話になっていって、色々と考えさせられる作品でした。

敵が強いので戦闘はかなりハラハラします。
中盤の見所である{netabare}小夜の血を分け与えたイレーヌが死んでしまう{/netabare}シーンでは泣きました。
見ていて辛かったです。
{netabare}シフに感情移入すると{/netabare}割と心をへし折りにきます。

当時、自分はちょっとアニメから離れかけてたんですけど、
この作品で色々と思わされて、その後も色んなアニメを大量に視聴を続けてますねw
そういう意味では私の中でターニングポイントのアニメです。

OP/EDも素晴らしいです。4曲ずつ合計8曲あります。
OPは青空のナミダが、EDはThis Loveが好きです。
カラオケで映像有りなので割と入れるんですけど、若い人からは
「このアニメってなんのアニメですか?」って言われるんですよねぇ…悲しい
(思いっきり映像にタイトル名出てんじゃんと心の中で思いながら)

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26

らびえぬす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

いい作品ですね

ちょっとグロテスクなシーンが多いことや、話が長すぎて中だるみしてしまうところがマイナス評価になる本作品ですが、、、、

血を題材にしているとこから、ある程度はやむを得ないかと思う。

あと、長編すぎるとの批判もあるが、例えると小説のようなストーリーなので、これもOK。 物語には起承転結があって然り。途中のスローな展開があるから全体が引き締まっていると思う。
全編、盛り上がりっぱなしの作品なんて、変化が無くて興醒めする。

要はストーリーが全部纏まっていることが重要だと思う。
本作品の場合、全ては無理なく一点に集約しており、完成度が高い作品と言える。

最後の静かな終わり方も後味が良くていい。 この後がとても気になるが、あえて完全なFINにしていないとろなど、観終わった後も楽しめる作品だと思う。

元ちとせのEDが最高にマッチしていて、最終話は不覚にもちょろっと涙が・・・・

唯一の汚点は、続編?『BLOOD-C』
アレを先に観てしまうと、本作品を観なくなる人が出てくると思う。そういった意味であれは、闇に葬って欲しい。

あ、、、『C』が好みの方にはすみません。 あくまで個人的な感想なので許してください。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 22

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本当の魔物は弱いものを虐待する人間の心

結構グロイ描写があります。覚悟して見てください。
全五十話です。
鬱な部分が半分ほどありますが、ときどき、感動するシーンが数箇所あります。
その数箇所であなたは涙を流すかもしれません。


人の生き血を吸う不死身の魔物…この物語では「翼手」と呼びます。

翼手のミイラのお腹の中から取り出された双子の赤ちゃん。
姉の名前はサヤ。彼女はお姫様のように大切に育てられます。
妹の名前はディーヴァ。彼女は狭い塔に幽閉され、実験動物としての扱いを受けます。

ある日、ディーヴァがこの館に住む人間を全て殺したのが悲劇の始まりでした。
サヤは、自分を大切に育ててくれた人たちを殺したディーヴァを恨みます。
そしてサヤは、呪われた血を持つ自分すらも恨むようになります。

それからこの姉妹の対決が、永い永い年月にわたって続けられてゆくのです。
戦いの舞台は、沖縄、ヴェトナム、ロシア、パリ、ロンドン、ニューヨーク と変わります。



アニメではディーヴァを悪として描いています。しかし、果たしてそうでしょうか?

食物も満足に与えてもらえず、一度も外に出してもらえず、実験動物のように体を切り刻まれたら…
誰だってその相手を殺したいほど恨むはずです。
ましてやディーヴァは、生まれてから教育を受けたこともなく、善悪の判断もわかりません。

おそらく、ディーヴァに優しく接していれば、悲劇は起きなかったでしょう。

本当の悪人は、ディーヴァを実験動物のように扱った人たちです。


私たち人間は、ときとして、無意識に弱いものを殺傷したり虐待することがあります。
射撃の訓練として動物をむやみに殺したり…、
自分より弱い人を虐めたり…。

本当の魔物は、弱いものを虐待する人間の心だと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 35

77.2 3 ロンドンで吸血鬼なアニメランキング3位
HELLSING OVA(OVA)

2006年2月10日
★★★★★ 4.2 (708)
3718人が棚に入れました
反キリスト的モンスターの絶滅を目的とする大英帝国ヘルシング機関の当主インテグラが囲う不死身の吸血鬼アーカードによって、新米吸血鬼となったセラスの運命。
そしてアーカードとバチカンの特務機関イスカリオテに属するアンデルセンの死闘が描かれる。

病墺院 罵球磨 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これはすごいな。存外にすごいな。

 今まで見たアニメでも1、2を争う傑作でした。旦那がかっこ良すぎる!!! セラスが可愛い!!! 少佐の演説が好き・・・・・・大好きだ!!! ジョンブルの執事も良い感じ!!! シュレティンガー准尉もショタなのかロリなのかわからない良さがあるし、なによりヘルシングが女傑って感じもしますね。リップバーンとかアンデルセンとかマクスウェルとか、総じて最高の出来上がりです。このアニメに出会ってよかったとそう言えます。原作も読んでいますがヒラコーの絵が好きすぎる。TVアニメは・・・那智さん等声優さんの演技は良かったもののその他の演出やオリジナル展開であまり芳しくなかった。TVアニメの後にOVAを見るというのもOVAが余計にすごく見えるのでありかなと思います。

ちなみに一番好きなところは、真の漢ペンウッド卿のシナリオです。号泣しちゃいました。




 そしてレビューを最後まで呼んでくれた人、感謝の極み。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

海外で大人気

R指定のアニメで人気なのが「ブラックラグーン」「Fate/Zero」「コードギアス」「ベルセルク」「進撃の巨人」そしてこの「ヘルシング」だそうな。

前にも書いたが北米ではアダルト表現でも性的表現を毛嫌いし、バイオレンスなものを好む傾向があり、それはアメリカのバイオレンスアクションやホラー映画を見ればわかると思う。

基本格闘ゲームに出てきそうなアメコミチックなデザインなのも受けが良いものだと思われる。北米でR指定の基準はエロもそうだが、人体破損描写や血液があると18禁になるそうで、日本で言うところの15禁はない。

まあ日本のアニメで初の大ヒットを記録したのが「AKIRA」と「ドラゴンボール」という事を考えるといかに本作がアメリカ人好みかよくわかる。ちなみにイギリスでも人気で、逆に「NARUTO」や「ドラゴンボール」はそうでもないらしい。

同じ英語圏でも土地柄、国柄で好みが変わるのか。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15

ビタミン700 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

言い訳の存在しない戦闘

原作が良過ぎて、テレビ版が余計に酷評受けたアニメのOVA版。
すばらしい仕上がりになってます!面白い!ただまだ完結に至ってない!でもイイ!エンターテイメント性◎!

バトルというより戦闘、色々な意味での容赦のなさ、戦うのは善悪ではなく敵か味方か、言い訳の存在しない「只それだけだ」と切って捨てる潔さに胸がすく作品。

例えまだ達観していない者であっても、葛藤は自分の中に存在し、決して誰のせいにもしない。主義主張、何が絶対かで、カトリックvsプロテスタントに留まりません。主張の違うそれぞれが、自分の決めた道に命を賭ける。だからとてもシンプルに見え、荒唐無稽な設定が現実世界の縮図になっている。

現在(7/23)第7巻まで出ています。もうすぐ8巻が出ますが、切りがいいのは7巻です。
新米吸血鬼のセラスの決断、胸を引き裂くと言う言葉がとても似合います。


グロOKで絵柄が嫌いでなければ是非どうぞ!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 24

62.4 4 ロンドンで吸血鬼なアニメランキング4位
Phantom in the Twilight(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (82)
376人が棚に入れました
イギリス・ロンドンにある、夜しか営業していない謎めいた喫茶店「カフェ・フォービドゥン」。イケメン揃いのその店の従業員には、大きな秘密があった。紅茶を愛する吸血鬼、陽気な人狼の料理人、無口なキョンシーのウエイター。そう、彼らは人の社会に暮らす、人ならざるものだったのだ。その「カフェ・フォービドゥン」に、ある日、ひとりの少女が迷い込んでくる。彼女の名は、バイルー・トン。なんと、彼女の曾祖母は「カフェ・フォービドゥン」の初代オーナーで、伝説の術者だった! トンが巻き込まれたトラブルに「カフェ・フォービドゥン」の面々が関わる中、彼女とイケメン従業員たちとの間に様々な絆が生まれていき...... 。

声優・キャラクター
花澤香菜、櫻井孝宏、岡本信彦、杉田智和、山下大輝、諏訪部順一、小山力也、石見舞菜香、小野友樹、堀江由衣、鳥海浩輔、乃村健次
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

豪華食材(声優)をヒネりなく調理しました

2018.09.25記


人間と化け物との交流の話。

その化け物の設定なんですが、人間の思念それも恐怖や不安といったものが実体化したものを指し『アンブラ』というくくりで言われてます。いわば影。
化け物はもともと人間が生み出したもの、という設定も使い古されてますが、味付け次第でまだまだ面白い展開がのぞめる設定でしょう。


軽くあらすじ的なものに触れると、
大学進学を機に故郷中国からロンドンへやってきたバイルー・トンとその友達シンヤオのJD2人がアンブラ騒ぎに巻き込まれるところからスタート。
シンヤオと離ればなれになったトンが行きついた先はイケメン3人が経営するカフェ「フォービドゥン」。だが実はこの3人、それぞれ吸血鬼・狼男・キョンシーというアンブラ達。ただし私たちが想像するような人間の敵の立ち位置ではなく人間とアンブラとの平和的共存を掲げている連中でした。そして、このカフェの創設者が実はトンのひいおばあちゃんリージャンさんだよん、という導入部分です。
なお、こういった平和的共存を掲げている組織が世界各地にあって、と公式には掲載されてますが尺の都合か作中にはこの人たち以外は出てきません。組織の名称は「トワイライツ」、おそらくロンドン支部か本部みたいなものがカフェなんでしょう。


そつなく観れます。

途中、敵対する組織が出てきたり、アンブラと人間との関わり方を問いかける回があったり{netabare}(ミュージシャンとの恋のやつ){/netabare}、黒幕が登場して謎が解き明かされてく過程を後半に持ってきたりと、あまり期待して無かった割には及第点をあげられる作品にはなってます。

イケメンかどうかは作画の好き好きにもよりますが、櫻井孝宏、杉田智和、岡本信彦とイケボお墨付きの面々が配置されてます。やや女性向けの配役かもしれませんが、それほど傾斜しているわけでもないので視聴者の性別は問わないと思います。
ヒロインは花澤香菜さんだったりと声優さんの演技に引っ張られた部分はあるにせよ、作画・劇半・物語の展開と致命的な崩壊はなくそれこそそつなく纏めましたよ、というのが本作の印象です。



さて、以下余談。

視聴中やたらとCMで制作会社の紹介が入ってました。
気になって調べてみるとこの「Happy Elements」社。中国資本でその日本法人が本作の制作にあたっているようです。
その観点で見れば、ヒロインがChineseだったり登場人物にキョンシー入れたりと大陸での展開を視野に入れたマーケティングだと納得できますし、脚本もある程度意識したものになっているのが垣間見え、たいへん興味深いところです。

それは黒幕の行動目的にさらっと表れていました。※ネタバレ注意
{netabare}
Q:なぜ黒幕ヘイシンは執拗にトンのアンブラ化を促そうとするのか?
A:自身の不老不死のためにトンをアンブラ化させて食らうため
{/netabare}
{netabare}古来より権力者は不老不死への憧憬が強く(始皇帝とか有名ですよね)、その実現手段を求めあれやこれや物語が作られてきた歴史があります。物語だけではなく行動に移した歴代皇帝は枚挙にいとまがありません。
また、グロではありますが食人へのハードルも低かったというのも大きいです。たぶん読まないでしょうし軽くしか触れませんが、最後の遣唐使である円仁の書『入唐求法巡礼行記』に詳しかったりします。そこから脈々と現代でもってやつです。{/netabare}

ちょっと例としてはよくなかったかもしれませんが、ここではdisる意図はなく、ジャパニメーションとしてのノウハウを蓄積しながら、ターゲットとする地域・国を意識した修正を戦略的に行っているものと感じられ、そこはなかなかやるなぁということを言いたいわけです。


もちろん全世界共通の普遍のテーマ的な題材もあるでしょう。そのような中で、

「きっとこうだからこの国では受け入れられやすいんだな」

という部分が垣間見えると、それはそれで面白い経験ができるかもしれません。
今後も外国資本のジャパニメーションはそんな側面もあるのかな?という視点を持ちながら鑑賞してみようかなと思った次第です。


-----
2019.03.08追記
《配点を修正》


櫻井孝宏氏にヴァンパイア役は良く似合う。
たまにはクセ球のイケメンヴァンパイアも見てみたい。例えば木村昴さんとか蒼井翔太さんとか。
資本が潤沢だと声優の配役だけはド安定、物語その他はちょっと…というのが多すぎますよね。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 31
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ちゃんリンシャンとは関係ない

2話までの感想{netabare}
あっれー?
2話まで見た限りスゲー面白いんだけどどういうこと??
1話冒頭では“鹿楓堂よついろ日和”系か?と思ったら全然違ってた、実際は妖怪奇譚っていうか。
先祖の行いが良いことであれ悪いことであれ子に報われるってのは中国臭いけど(“かくりよ”は祖父の借金踏み倒そうと思えば出来てた辺りで中国っぽさは無い。中華は逃れられぬお家のしがらみネタが多いんよ)、そこまで気にはならない、かな?
実は自分が今観てるアニメで一番面白いと思ってるのが“鬼太郎6期”で…あっれー?別に妖怪ネタが殊更好きってことではないハズなんだが。
しかも妖怪っていうと出自(なんでそんなオカルトが存在するのか)は曖昧にして誤魔化すのが多いと思うのだが、この作品は説明してくれて…そういう作品他に無いワケじゃゃないけど、へ~え。
更には未来予知アプリが、実は科学ではなくオカルト寄りな原理なのかも知れないけど“ビートレス”よりもずっと近未来的面白ガジェットしてて…HIEよりずっと不気味で。

ってか、なんでこんなにセンスが良いんだ?
2話冒頭、着替え中で上半身裸のヴラッドへ「大変だ大変だ」と飛び込んできたバイルーがタッチして。
けどそこで「キャー」とかいうのは無い。
「親友が誘拐されたことのほうが重要でそれどころではない」ってのがよく表れてて…っていうよりそういうシーンでいちいち「キャー」ってやるのいい加減見飽きてて、それを見透かしての演出じゃないかな?
ここら辺はイタチごっこになるんだろうけど、センスとしては「今」風なんじゃない?
会話の途中でウェイン(幽霊)が色々な機材使って割り込んで来る→ヴラッド怒りもせず淡々と中断、とか、長い会話シーンを退屈させないための工夫が光る。
「侵入を許可すれば自由に入っていける」って設定生かして、さながらスマホで召喚したかのような演出はカッコいいっす。
また、ウェインが乗り移ってマネキン動かせるようになっても強度は所詮マネキンのままってのも良い。
ヴラッドの正体は視聴者にはバレバレで、だけどバイルーへは勿体つけて…これって「黒騎士?一体何バニングスなんだ」ってノリでニヤニヤしてたら予告前のミニコーナーで突っ込まれてるしw
ってかドラュラは弱点多すぎだよね。

ロマンチストなドラキュラ+料理担当の狼男+怪力自慢のフランケン(キョンシー)、あっ、これって。
幽霊はなんにでも乗り移れて姿形を自由に変えられるとしたら怪物くんポジ?
この勢いがこのまま続くならかなり出来が良いんじゃないか?
は、果たしてどうだろう…。


余談
アニメ制作はライデンフィルムだそうで、ライデンフィルムといったら“モンソニ”と“LOSTSONG”でメタエンド(ロストソングはそう解釈していいのか疑問だが)を連発したので、まさかこれも?と身構えてしまったり。
ハピエレがスポンサーなのでてっきりソシャゲなどの原作が存在してるんだと思ったらオリジナルらしい。
でもってシリ構とストーリー(って役職が立てられてる。「原作」っていう権利的なものはハピエレで、それとの差異じゃないかな)は丸戸史明で“冴えカノ”の人らしい。
あくまで出資者が中華でスタッフは日本人で中国ウケを狙った作品って感じか?
海天雲龍をスポンサーとして中国ウケ狙ってるパンドーラ的な?{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
全体的に悪くはなかったのだけど、かといって盛り上がることもなく地味に終わってしまった。
いやぁ~悪くないハズなんだけどなんでじゃろー?と考えると、シンヤオが攫われたって話を引きずったのがイマイチだったのかな。
特に、これは大人の事情か“魔法使いの嫁”でも見たリャナンシーの話を差し込むタイミングが変。
「そんなことよりシンヤオ心配しろよ」と思ってしまって感動シーンも空回り…何故あのタイミングにしてしまったのだろう。

それでも中盤からアンブラハンターことミッドナイトサンの登場で、活動資金はそれまで作中意味ありげに出てた謎アプリ“魔法の鏡”の利益からって聞いて「お?」と再び興味を引くことに。
そりゃあリージャン派(穏健派)が居るなら過激派も居て然るべきだよなー。
それと前から「ウェインの失われた記憶ってもしかして魔法の鏡の開発・運営に利用されてるんじゃ?」って予想してたのでそれに迫ってくれたのは有難い、予想は外れたけど(※)。

後半は「実はシンヤオも特殊能力持ちでした」で、ヘイシン(諏訪部)とバックアップとで「トンとシンヤオどっちが覚醒させたら強いか」の競争合戦。
バックアップは最後までヘルシングによって改心することはなかった…のか、まぁいいけど。
んで、トンが勝つのは規定路線だけど、シンヤオの「特別な能力」をウェインに食わせてめでたしめでたし…は、う~ん、それだけかぁ。
あ、ウェイン=暴食の王ね、記憶が無いってのは封印してたってことらしい。
リージャンに封印されたのではなく、上手く言いくるめられたのか自ら封印してたっぽい。
※部分とも繋がるのだけど、予想が外れたのは別に構わんけど、魔法の鏡は掘り下げればSFにもオカルトにも発展できたネタだと思うので、何か作中の扱いだけでは勿体無かったような?
もうひと声、オチと絡めて欲しかった。
まぁもっと言っちゃえばシンヤオの誘拐は後に回して、前半はフォービドゥン一味による怪事件解決話(をしながら暗躍する黒幕を匂わす)を繰り返した方が良かった気がするが…。

一番最後に出た少女はリージャン、元々力を使い過ぎてアンブラ化したって設定だし。
クリスの復活が意味不明だったけど、ひょっとしてリージャンがなんかしたとか、そんなんかね?{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8
ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

声優さんだけが浮いてたわぁ・・・

オリジナル作品。
乙女ゲー原作か、ネタ不足の旧作ラノベかなと思わせる中身のなさとちょっとした台詞のやりとりが古いというかダサい。脚本のセンスを疑う。20年前でも厳しいんではないかろうか・・・。流石にこの中身では名だたる声優を配置してもどうする事もできまい。なんか声優さんがキャラから幽体離脱してるかのような印象(ファントムだけに 笑)。1クールでオリジナルなら主人公である女子に好感が持てるかが重要だと思うがいかんせん頑張ってるのか周りに迷惑かけてるのか紙一重だし、バトル系とラブコメ系どちらに重点をおきたいのかもわからない(中間狙ってやらかした感じ?)。中国でも配信予定らしいが評価されるのだろうか?あと、May'nさんのEDも何からしくないというかやっぱ浮いてた(笑)。


私のツボ:みっどないとさん



黒メガネ:{netabare}基本的にオリジナルには甘めなんですが今回は違和感が拭えなかったのが大きいかなぁ。確認までしませんが、1話冒頭で主人公と親友二人が留学でロンドンに来るわけですが電車内の会話が高貴な身分の令嬢と付き人的な印象だった。ところが名前がどうも中国人ぽい。しかし、現在の中国で貴族的な階級というのも違和感がある(共産党の幹部は貴族階級ではない)。では清朝時代の皇族系かなと思ったが明らかに現代(スマホ等)。もうここで消化不良。出てくるイケメン達は代表的なモンスターでフランケンの代わりがキョンシー、要は怪物君の女子大生版な構図なんだよね。それはいいんだけど、ドラキュラが中国憲法、キョンシーが最新銃火器、少女は青竜刀や盾が四次元ポケット(笑)から出して戦うんだけど、達人のように扱う(戦闘訓練とか受けた経歴はなさそう)曾祖母が乗り移る?だったら消えてしまって以来彼らが会ってない(霊的なもの肯定の話なのに?)等と違和感ばかり積み重なってしまう。捕えられた親友の行動や心情も全く腑に落ちない(最後はとってつけたように主人公と血縁ありみたくしてたけどそれが普通の少女があれだけ怖い目にあって親友とあえず心細い筈なのにそんなそぶりもない事の裏付けになるとは思えない)。また主人公がたまにイケメン達との会話で「口説いてる?」等とビッチな返しも令嬢ぽくないし、とにかく違和感しか残らないのである。自分の解釈不足な部分はあるだろうがもう少し人の心情やそれに伴う行動、言動を顧みるべきでは?それが浮いたように見えたんだと思う。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6
ページの先頭へ