ロケットで笑いなアニメ映画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月20日の時点で一番のロケットで笑いなアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.5 1 ロケットで笑いなアニメランキング1位
怪盗グルーの月泥棒 3D(アニメ映画)

2010年10月29日
★★★★☆ 3.8 (37)
165人が棚に入れました
世紀の大泥棒を目指す男が、ある悪だくみから孤児の三姉妹を利用しようとするものの、思いがけず愛情が芽生えてしまうさまをユーモラスに綴るハートウォーミング・アドベンチャー・コメディ。監督は、共にこれが長編デビューのクリス・ルノーとピアー・コフィン。 大泥棒グルーの生きがいは、世界をあっと驚かせる物を盗むこと。そのために、バナナから作られた怪盗軍団“ミニオン"を従え、涙ぐましい努力を続けていた。そんなある日、ピラミッドが盗まれ大ニュースに。悔しがるグルーは、負けてなるものかと、月を盗むことを決意する。ところが、宿敵ベクターの横やりで作戦失敗の危機に。そこで、ベクターを陥れるため、養護施設で暮らす三姉妹、マーゴ、イディアス、アグネスを利用することを思いつく。こうして三人を養女に迎え入れたグルーだったが…。

声優・キャラクター
スティーヴ・カレル、エルシー・フィッシャー、ジェイソン・シーゲル

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

月を盗むぞ!

イルミネーション・エンターテインメント製作の
「怪盗グルー」シリーズの第一作目。

2010年公開です。

ミニオンが有名なのですが、
主人公は、グルーです。笑

90分ほどの作品です。


● ストーリー
世界一の悪党を目指すグルーは今、
“月を盗むこと”を目標にしていた。

バナナから生まれたミニオンたちや
サイエンティストのネファリオ博士と共に、計画を進めていた。

しかし、計画に必要な“縮小ビーム銃”を
新人悪党のベクターに横取りされてしまった。

クッキーの注文でベクターの家に出入りする三姉妹を見つけたグルーは、
彼女たちを利用することを思いつく。

養護施設から三姉妹を引き取り、共に暮らす。
果たしてグルーは、ビーム銃を取り返し、月を盗むことができるのか?


子どもも大人も楽しめる作品だと思います。

“月を盗むこと”というゴールに向けて、
やらなければならないことがはっきり示されているので、

子どもにもわかりやすいと思います。

いろいろな展開や要素があって、
長時間でも飽きない構成なのは、いいです。

だけど、ラストはあっけなく感じました。

月泥棒よりも、途中から三姉妹とのあれこれの方に
物語の主軸が動いたからかな。

月を盗む、なんて夢があっていいゴールだと思うけど♪
私もどうやって盗むのか、ちょっとわくわくしました^^

子どもには月泥棒を、
大人にはグルーと三姉妹の絆を。

世代によって
面白いと感じたり心に残ったりするシーンが違うかもしれませんね。


● キャラクター
ミニオン。集団を指すときはミニオンズ。
バナナから生まれた生物らしいです。

だからバナナが好きなの?共食いww

黄色くて、言葉は彼ら独自の言語を使い、
一生懸命だけどどんくさくて、でもめげないから憎めない♪

面白いことが大好きで、
いざというときにはすごい力を発揮する♪

おバカなところも含めて、
なんといっても彼らがかわいい♪

私はミニオンの走り方がツボでしたw
ちょこちょこ~と走るのが、かわいかったw


怪盗グルー。

悪党らしく、冷たいシーンもたくさんありますが、
結局はいい人という描写に落ち着きます。

三姉妹が改心させた、というよりも、
元からそんなに悪い人という印象はなかったな。

笑福亭鶴瓶さんが演じてますが、
初めて見た時からどうもこの棒読みが苦手で…。

演技が悪いのか、関西弁が悪いのか、

初めて見た時に感じた気持ち悪さは、
作品を観終わっても消えませんでした。


グルーのライバルになるのが、怪盗ベクター。

こいつはすごいのか、バカなのか、わかりません。笑

ここぞというときにヘマばかりして、
グルーにとってもベクターにとっても、
お互いの活躍する機会をぶっ壊していましたw

まあ、緊張感が長く続かず、
あっさり次のシーンに進めるという点では、プラスだったのかな。笑

今ひとつ輝き切れないキャラだったように思います。


● 音楽
テレビ放送で見た時には主題歌等は流れなかったのですが、
調べてみると日本語版の主題歌はRIP SLYMEが担当していたそうですね。

「Good Times」という曲を、
電気グルーヴの砂原良徳さんがアレンジしたものが使用されたそうです。

聞きましたが、他の洋楽からも浮かず、
かっこよさでも負けない一曲でした♪


● まとめ
今やミニオンが有名すぎますが、
主人公はグルーなのですね。笑

ミニオンがかわいかったので、
もっと活躍が見たいな♪

一家に一匹ミニオンがいても癒されそうですが、
彼らの場合は、集団でうじゃうじゃいるからかわいいのかもしれませんw

私には個体の見分けがつかなかったけれど…。笑

大人と子どもが一緒に楽しむには、
うってつけな作品だと思いました^^

投稿 : 2024/09/14
♥ : 16

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世紀の大泥棒グルーと3人の少女達との交流を描いたハートフルなコメディ。

あにこれのあらすじ
世紀の大泥棒を目指す男が、ある悪だくみから孤児の三姉妹を利用しようとするものの、思いがけず愛情が芽生えてしまうさまをユーモラスに綴るハートウォーミング・アドベンチャー・コメディ。監督は、共にこれが長編デビューのクリス・ルノーとピアー・コフィン。 大泥棒グルーの生きがいは、世界をあっと驚かせる物を盗むこと。そのために、バナナから作られた怪盗軍団“ミニオン"を従え、涙ぐましい努力を続けていた。そんなある日、ピラミッドが盗まれ大ニュースに。悔しがるグルーは、負けてなるものかと、月を盗むことを決意する。ところが、宿敵ベクターの横やりで作戦失敗の危機に。そこで、ベクターを陥れるため、養護施設で暮らす三姉妹、マーゴ、イディアス、アグネスを利用することを思いつく。こうして三人を養女に迎え入れたグルーだったが…。

感想
とても面白かったです。怪盗グルーシリーズの1作目。今作以降も続編やスピンオフが作られています。イルミネーション制作。
グルーの悪党キャラ、吹き替えの鶴瓶さんの声もよかったですが、バナナから作られた不思議な生き物ミニオンたちの仕草も可愛かったし、三姉妹のマーゴ、伊ディアス、アグネスとの生活も微笑ましかった。そのうえすごい科学技術を持っているグルーが盗むために作るメカなども興味深かった。
悪党のグルーが三姉妹と触れ合うことによって徐々に優しくなっていくのもよかった。
家族で観られる、ハートウォーミングな映画でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 9

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

子供向け「アメリカンジョーク」

この怪盗グルーシリーズの良いところは全編に渡るアメリカンジョークがよくできていることだ。

日本人にはよくわからないだろうが、アメリカのスーパーヒーローが原色の明るい奇抜で突拍子もないコスチュームを纏っている理由は、一種の「ジョーク」なのである。まさに「冗談」なのだ。これはアメコミの作家もみんな言っている。

「イギリス人やフランス人のような、ヨーロッパの人たちはアメコミを表紙を見ただけで必ず笑ってこういうんだ。「こんなの冗談だろ?こんなバカみたいな衣装を着て敵と戦うのか?バカみたいじゃないか?」ってね。だから私はこう言い返すのさ。「もちろん馬鹿みたいなものさ。だけど楽しいじゃないか。これはちょっとしたゲームのようなものさ。ポーカーやってて、誰もトランプの絵柄にケチつける奴なんかいないだろ?そう言う奴は無粋なのさ。」


と、とある有名なアメコミ作家(MARVELやDCの古株)が言っていたが、元々アメリカはそういう文化なのである。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 4

74.2 2 ロケットで笑いなアニメランキング2位
トイ・ストーリー(アニメ映画)

1996年3月1日
★★★★☆ 3.9 (187)
1700人が棚に入れました
いずれは出現すると思われていた全編フルCGの長編アニメは、やはりディズニーからやって来た。CG工房として有名なピクサー社が、ディズニーのバックアップを受けて、オモチャを主人公に勇気と友情と笑いと感動の小品を作り上げたのだ。 カウボーイ人形のウッディ(声:T・ハンクス)はアンディ少年の大のお気に入り。だがそれも誕生日プレゼントでアクション人形バズ・ライトイヤー(声:T・アレン)を手にするまでの事だった。NO.1の座を奪われたウッディは何とかバズをこらしめようとするが、バズはバズで自分が本物のスペース・レンジャーだと思い込んでいる有り様。そんな二人がふとしたいざこざから外の世界に飛び出してしまう。なんとか我が家へ帰還しようとする二人だが、なんとアンディの隣に住む悪ガキのシドに捕まってしまった……。 ひょんな事で子供部屋から飛び出した二人のオモチャの奮闘が実に愉快に描かれているが、自分がオモチャだという事に気づき愕然とするバズや、シドの部屋に住むいびつな人形たち(まるでフリークス)など、子供向けとは割り切れない描写が多々あり、大人でも、いや大人だからこそ存分に楽しめる作品と言っていいだろう。フルCGアニメという技巧に溺れることなくしっかりとシナリオが練られているのが何より良い。もちろん、その技巧の部分も実に驚異的で、特に屋外の雰囲気など実写と見紛うようなクォリティだ。何度でも見たくなるような作品というのが、この映画の最大の褒め言葉のような気がする。尚、劇場にもかかった日本語吹替版ではウッディを唐沢寿明、バズを所ジョージがアフレコしており、想像以上に良い効果をあげている。

声優・キャラクター
ティム・アレン、トム・ハンクス、ドン・リックルズ、ジム・ヴァーニー、ウォーレス・ショーン、ジョン・ラッツェンバーガー、アニー・ポッツ、ジョン・モリス、所ジョージ、唐沢寿明、名古屋章、永井一郎、三ツ矢雄二、大塚周夫、戸田恵子、市村浩佑

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

名作の宝庫ピクサー映画の入門としてお勧め

日本では1996年公開のディズニーのフルCG映画です。
一言で言うとおもちゃの大冒険です。

もし自分の知らない間におもちゃたちが勝手に動いていたらという
多くの人が1度は思ったことがあることがこの作品制作の出発点だと思います。

例えばあなたが全長30センチくらいのおもちゃの人形になったとします。
あなたの部屋はたちまち巨大なアスレチック施設に変貌するでしょう。
犬や猫なんて虎のように恐ろしい凶暴な動物になるでしょうし、
おもちゃを乱暴に扱う子供なんてもはや悪魔です。
母親はさながら自分の運命を握っている神様のようなもので
「汚いから捨ててらっしゃい」なんて言われた日にはこの世の終わりです。

アメリカの中流家庭が舞台になっているのですが、
大きな家に大きな庭、
バースデーパーティーには綺麗にラッピングされた大きな箱のプレゼントの数々、
大きなテーブルに並ぶご馳走と
なんというか羨ましくなるような豊かさですねw

私も小学生の頃2週間程アメリカに行ったことがありますけど、
子供にとっては本当に刺激的で楽しい国なんですよねw
たくさんのおもちゃに囲まれ、アミューズメントパークも刺激的です。
ピザやハンバーガーといった子供にとっては大喜びの食べ物。
広大な公園でバーベキューパーティー。
肉が焼けるまでの間にフリスビーを投げながら公園内を駆けずり回ったり、
人もあまりいないので大声で叫んだりしても迷惑にならないですしねw

本作からはそういった如何にもなアメリカらしい豊かさとか楽しさとかを
端々から感じましたw 

ストーリー自体は結構単調なものなのですが、
キャラの大仰なしゃべりだったり、流石のアクションシーンだったり、
ただ観ているだけですげーおもしろいです。

子供向きの作品なのかもしれませんが大人も充分楽しめます。
というか私はこういう言い方はあまり好きじゃないです。
本当におもしろいものは子供も大人も関係なくおもしろいんです。
そりゃ理解の差はあるでしょうけど、
それでも名作というのは子供ながらになんか凄いって感じるものがあると思います。
大人が子供騙しだと思っているものは実は子供も騙せていないものが多いんじゃないですかね。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、
「トイ・ストーリー」は1よりも2が、2よりも3の方がおもしろいと言われている作品です。
ピクサー映画は名作の宝庫と言われており、
それこそワクワクするようなおもちゃ(作品)がたくさん詰まった宝箱のようなものかもしれませんね。
もしあなたがピクサー映画に触れたことがないというのであれば、
その宝箱から最初に取り出すおもちゃに私は「トイ・ストーリー」を勧めたいと思います。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 39

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

初めて好きになったディズニーアニメ

1996年日本公開の劇場アニメーション。
有名な作品なので長々と書くのは避けますが、1から3までどれも面白くて、たまに見たくなります。
最初に見たのは地上波放送だった記憶が。

ストーリーとしては王道でシンプルで、キャラクターの個性が状況を動かして行くところが好きです。ウッディにもバズにも葛藤や挫折があって、どちらにも感情移入しやすいです。

アメリカの生活感がしっかり描かれていたり、子どもの充実した楽しそうな姿が見ていて楽しいです。
子ども達はおもちゃを丁寧に扱っているわけじゃないですが、ある程度は当たり前のことだとおもちゃたちも受け入れているのが凄く良いです。私は見ててヒヤヒヤしちゃうんですけど、それは当たり前のことなんだよなあ、と。

だからシドは見ていてもっと怖い!w
懲らしめ方は確かに反則なんですが、はっきり怖い思いをして、「もう少し思いやりを持ってよ」と言われないとああいう子は理解しない気もする。視聴者の子ども達へのメッセージも強く含まれている感じですよね。


今はそんな事もないんですが、子どもの頃はディズニーあまり好きじゃなかったんですよ。
日本のリミテッドアニメが肌に染み付きすぎていて、海外のフルコマのぬるぬるした動きがどうも苦手でした。全体的に娯楽性に特化しているのも、子どもの頃は好きになれなかった理由だと思います。
製作がピクサーでフル3DCGだったからかもしれませんが、トイ・ストーリーって雰囲気がそれまでに見たディズニーアニメと違っていて印象に残りました。
おかげでディズニーに抵抗が無くなった気がします。
私としてはちょっとした記念みたいな作品かもしれません。(2016.3)

ティン・トイの感想を移動しました。(2018.3.15)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 20
ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

世界初となるフルCGによる長編アニメーション映画

{netabare}私事として「紅の豚」を最後にアニメ(や漫画)を観ない生活をずっとしていたと記憶してましたが
これは観てます、当時VHSビデオソフトを購入してますw{/netabare}

アニメーション制作の旗手Wディズニー(&ピクサー社)の本気、

題材・主役たちが「オモチャ」という事が項を成し、
3DCG作品のウィークポイントと思われる質感重量感もクリア。

今視聴、考察してもこの時代にこのクオリティは流石です。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 13
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