チヒロ さんの感想・評価
4.5
なんとも言えない余韻が残る名作です!
数々の素晴らしいキャラが登場したサイバーフォーミュラシリーズの最後。
続編が観たくてしかたがないので、今のところの最後と言っておきますw
このシリーズ通して、初めて主役がハヤトではなく加賀さんになる。
ずっと兄として、仲間としてハヤトに接してきた加賀が、弟分のハヤトに勝てないで満足している自分に気づき、苦悩しながらもレーサーとして立ち上がり、プライドを捨てチャレンジャーとして、男として本気でハヤトに牙を剥く、本シリーズの異端的話でありながらも、名作中の名作。
アスラーダと同じ規格で創られたマシン、オーガ。
しかし人と共に成長するアスラーダに対し、オーガは人を置き去りに進化したマシンであり、乗れる者のいないマシンであった。
加賀はハヤトに勝つため、オーガに乗る。
いや~~、もうね、マジでおもしろい。
ホントに、サイバーフォーミュラ好きならわかると思いますが、マジで熱くなる。
かが~~~~、カガ~~~~、と何度も叫びたくなる。
さすが主人公だけあり、ハヤト強すぎ。
敵に回してはじめて気づきますがアスラーダスゴすぎ。
そこに挑む加賀さんを、城太郎を応援しちゃいます。
加賀さんが悩んでいる姿や勝てないでもだえている姿がとても印象的です。
いや~、ココまで続編がでると作画が初期のテレビシリーズと全く異なっています。もはや原型なし。
ランドルが活躍しないのは残念ですが、
加賀さんはカッコイイです。
ホントにおもしろいです。
なんとも言えない余韻が残る名作です。