ラノベ原作で狙撃銃なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのラノベ原作で狙撃銃な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月01日の時点で一番のラノベ原作で狙撃銃なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

82.7 1 ラノベ原作で狙撃銃なアニメランキング1位
ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (948)
4534人が棚に入れました
銃と鋼鉄の世界《ガンゲイル・オンライン》でソロプレイを満喫している女性プレイヤー・レン。
可愛いものが大好きな彼女は全身をピンクの装備で統一し、コツコツと地道にプレイを重ね、実力をつけていた。そしてとあることからPK――プレイヤー狩りの面白さに目覚めたレンはPKにのめり込み、ついには「ピンクの悪魔」と呼ばれるまでになる。
そんなレンは美人でミステリアスなプレイヤー・ピトフーイと出会い、意気投合。彼女に言われるがまま、チーム戦イベント《スクワッド・ジャム》に参加することになる。

声優・キャラクター
楠木ともり、日笠陽子、興津和幸、赤﨑千夏
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

そうです君は ピンクの弾丸♪

時雨沢恵一氏による原作外伝小説は5巻まで購読中。


以下、放送開始前の勇み足長文↓

【期待】これは『SAO』であっても、『SAO』ではない――銃の世界『GGO』にようこそ

長いので折りたたみw
ネタバレレビューを読む


観終って……

原作組の一人としては、初回から手応えを感じながらの視聴でした。

第一話の構成は、原作で言うと二巻の冒頭。
オフ会にて「1stスクワッド・ジャム」の見所を
映像で振り返るシーンからスタートする変則的な脚本。

私はかねがね、本作が、仮想世界で可能性のテーマを語る本編『SAO』とは違う
VRバトル狂アニメであることを主張するには、
この導入しかないと思っていたので、スタッフの判断は嬉しかったです。

私が思わずニヤリとした戦闘描写が、リアルでも戦闘経験を持つチームが、
ネタバレレビューを読む
これを再現できるなら大丈夫だろうと思わずガッツポーズが出ました。

正直、ちょっと頭がおかしな(いや……だいぶオカシイかw)連中が、
ぶっ放すことに特化した原作を再現した所で、合わない人は合わない。

ゲームやらない視聴者の中には、
ゲームやってる人って皆病んでるの?と思われた方もいるかもしれませんがw
まぁ……殺戮ゲームを愉しんでる連中なんて、往々にしてこんなもんですw
VRが切り開く未来の可能性とか世界の命運とか背負わせるに相応しい、
勇猛果敢なイケメンさんや清楚可憐なヒロインさんに何て、
ゲーム内で早々巡り会えるもんじゃありません。

だからと言って、そんなバトル狂の物語に下手にテーマを与えてこねくり回したら、
原作ファンも誰も納得できない作品になってしまう……。
私としては、それを一番恐れていたので、
早々にバトルを描くと割り切ったスタッフの方針が判明し、
落ち着いて?視聴することができて良かったです。


それにしても、改めてレンちゃんの戦闘を映像で見ると凄まじかったです。
GGOのトレンドに逆行したAGI(素早さ)全振りチビッ子ガンナーだとは知っていましたが……。
両足が渦を巻きそうな程の全力疾走で、
低頭身のピンク体が荒野と廃墟の世界を突き抜けていく様は相当シュールな光景ですw
なるほど……ネタバレレビューを読む

銃撃戦へのこだわりだけでなく
ガンバトルゲームとしてのこだわりが見えた点も好感できました。
VRゲームも現実感を突き詰めると、
リアル戦闘スキルが高い連中ばかりが活躍する
夢のないゲームバランスになる懸念がありますがw
本作では、リアル戦闘スキルでリードする連中に、
ヘビーゲーマーがゲームシステムの理解度、熟練度で肉薄する。
こうした構図の多用を通じて、
引き続き現実逃避の一手としてのVRゲームの可能性は示されたと思います。


一方、アニメ化されてみて、シナリオ面で案外だな……と思ったのは、
この外伝が本編『SAO』の要素を意外と振り切れていなかったこと。
アニメ化された3巻までは、バトルの背景となるシナリオが
デスゲームであるSAOの呪縛に囚われた構成で、
そこだけを映像化されると、中途半端にSAO本編を引きずっている感が……。

4巻~の「3rdスクワッド・ジャム」では、もっと純粋に銃撃戦を楽しむ。
また……ネタバレレビューを読む
本編から独立した楽しい?バトル小説として吹っ切れた内容になっているので、
もしも機会があれば映像化して欲しいと願います。

その際は、もう『ソードアート・オンラインオルタナティブ~』の冠はもう必要ないかな?と思います。
付け加えると、ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 41
ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

レンちゃんのファンになります!  

注意。原作通りなら、キリトたちは出ません。噂程度です。少ししか知らないですが。

GGOがメインのお話です!これも面白い作品だと思います!さらに曲を藍井エイルさん…おかえりなさい…

そんなエイルさんがさっそく歌ってくれる!嬉しい限りです!

そしてこれが終わったあとは、本編の3期。
アリシゼーションが始まるのでしょうかね♪

1話。ピッピカチューと言わんばかりのナレーション
藍井エイルさん。流石です♪主人公。かわいい。
ピンク色。課金か?といわんばかりだぜ!
撃っちゃえ日産!ひゃっはーだ。お馬鹿さんだ。
荒野こ…おっとっと。PUBGだな!
敵さん。自衛隊?警察?ゲームやってるとは。
そういうこともあるかもね。訓練とか。

スーツケースかよ(笑) 主人公強いじゃん。

割りとストイックな内容です。面白いけども。
mさん。あんた何者?主人公とどういう関係?
主人公。美人さんだね♪

2話。そうか。小さいかわいい女の子に憧れていたのか。主人公は。ゲームを始めるきっかけか。
背が高い。モデルさんになれそう。
そうか。ALOダメなのは背が原因か。それがGGOを始めたきっかけ。レンさん。これは好感もてますわぁ♪
(キリトさん、チュートリアルやってないよね?やはりチートダッタカ。)
お!神埼エルザ?いいですな!
ピンクの悪魔?カービィですか?そしてピト(日笠さん)


cm。花江くん。いい加減にしてください(笑)
朝田さんはいません!

3話。おいおい。ピトさんが2回戦の予選落ちって、キリトとシノン、どれだけ強いんじゃ!
レンちゃん。ここで対人戦デビューですか~♪
逃避してストレス解消である場所。まあ、そりゃあ楽しいですわ。
ここから1話に繋がるのか。まだっぽいけど。
パートナーの男は誰なんだろう。
本当に犯罪者の可能性ありそうだな。
ピトさん…用事って…ライブ…?だとしたら…
ピトさんはもしかして…

4話。1話に戻る。無双。ピンクの悪魔襲来。
ピョンピョンれんちゃんかわいい。
デスゲームかっこかり。mさんの盾スパイパー。
ラインが出ない。なんでや。
れんちゃん…どんだけ撃つんや…オーバーキル。
引き金にかけないで、そのまま撃ったのか。

ゲームは奥が深い。
最後はゴリラさん。 そしてまさか裏切り?mよ。

泣くな!

5話。mさん、泣くな! デスガンじゃないんだから。
まったく。ああ、殺したいマンのピトさんね。
まあ、ピトさん ネタバレレビューを読む

レンちゃん、吹っ切れたね♪楽しそうだ!
相手はゴリラか。とりあえずレンちゃんがかわいい。

レンちゃんの戦い方は大胆でかっこいいな!
なかなか待ち伏せしっぱなしはできないよ!
やっぱりチートな強さですね♪

レンさん、リアルでモテないはずがないんですよな!
まさか、この小さい子たち、ゴリラ軍団かよ!
最終回でも良い感じのできでした。
総集編のあとの次回。楽しみ。

6話。銃大好きれんちゃんかわいいかよ。歌まで作っちゃってまあ。1話に繋がる。
お友達ができたれんちゃんさん。かれんさん。
それにしても、あの事件から少したったから、女性もggoやる人が増えてるのかな?

ストーカーmの登場。やべぇやつ。デスゲームもどきかな?ピトが関わってないはずがない。
ピト、れんちゃんと闘いたいんだもんな。

ピトさんはsaoに参加できなかった。まあ、ネタバレレビューを読む残念でした。
れんちゃん、頑張ってくれい。

え?ふかじろうちゃんって、あのガンマンがつぎ込んでたこか!

7話。ふかじろうちゃん、そしてアバターおじさん。
おいおい。mさん、どんだけ金もってんだ。
当然か。あの人のパートナーなんだからな。
おいおい、グレネードランチャーに恋するって。
ふかじろう、えげつない。mさん、破産待ったなし。

うん。癒しの部活。

ピトさんの評判の良さ(笑)

8話。第2回、スクワットジャム。開始。ピトとは一番遠いスタートのレンちゃん。
ふかちゃん、開幕ブービートラップでわろす。
うん、レンちゃん一人でいいんじゃないかな?と思われるぐらい強いね。
戦い方もチームそれぞれで面白い。
グレランで全滅させるって、どれだけ練習したんだよ

ピト潰しか。無意味なんだよなぁ…たぶん。

9話。ピトさん楽しそうで何よりです。
ただの殺人鬼なんですよね。
これ見ると、シノンと対戦してほしいものです。

なんだかんだレンちゃん、コンビは相性抜群だね。
怒ってるレンちゃん、かわいい。(またこういうキャラに福島さんが選ばれたよwww)
レンちゃん、どんどん面白くなってくね。
そしてキスもオーケーしちゃうって。(あなた、女ですね。)押しに弱いレンちゃん。
そしてやだ~♪優しい美形女子。

10話。あらあら、優しい部活チーム。
ピトさん、屁理屈だな。正論かもだが。
強いチーム同士の闘いはいいですね~♪
(ラインを出す弾と出さない弾ですかね?)

対戦車ライフルきた!シノンが情報くれたんだ!
お菓子作戦、かわいいな。
ピトさん、狂ってるぜ(笑)

レンちゃん、かっこえ~♪
なんだかんだあつい男たちだな!mさんの仲間。
熱い展開や。ピトさんもフォトンソード使うか。
(キリトも出てキテんぞ)

11話。おまたせ(待ってない)
レンちゃん、君はそれに勝たなきゃなんです…
笑って戦場を去る。かっこよす。後悔しないように戦闘するべし。楽しくゲームしよう。レンちゃん、また幻聴が(笑) イカれたレン。
レンちゃん、あったまい~♪(笑)
誰か忘れていないかい?ふかちゃんを。
今日の変顔レンちゃん。まーた、ピーちゃん盾に。
次回決着。

12話。最終話。mさん、ピトさんに裏切りがばれる。
ここで魔王歌うんかい。レンちゃん、ダイナミックだな。凄まじい戦い方だよ。
ピトさんのリアル、驚くだろうな。それ以上に、この戦いが驚きでいっぱいだ。最後の最後に美味しいとこもってったな、ブーイング(笑)

ここの女子会、癒しの限り。なまり、かわいい。

ピトさん、神崎エルザなのだよ。
実はmさんはな、犯罪者だったのだよ。ストーカーだったのだよ。このなれそめ、ワロス。
二人の顔よ(笑) あ、はい。mさんはドmなんだよな。
ピトさんもレンちゃんもわりと頭まわるんね。

(神崎エルザ、良い声だよね。とてもピトさんとは思えない。)
レンちゃん、ファーストキス、エルザさん!
きまし!こりゃあいい。最後の最後にやってくれましたな!ありがとう!



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スピンオフ作品。女性主人公のゲーム主人公。
普通に面白い! 自分もやってみたいよ!

ピトさん、レンちゃん大好きだな!


さてさて、スピンオフ。とても面白かった。
この感じで秋の、本編3期も期待したいところです。
3期は、というか、アリシゼーションは怒濤の展開が多いので、目が離せない。

小説はまだ続いてるのかな?だとしたら、ピトさんとレンちゃんの共闘とかあったらあついよな!
(個人的には、シノンとか、 ネタバレレビューを読むと戦ってほしいな~♪)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 17
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

FN-P90を装備した近接戦が得意な主人公レンが活躍するGGOの世界

アニメーション制作:Studio 3Hz、
監督:迫井政行、シリーズ構成・脚本:黒田洋介、
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:黒星紅白、
キャラクターデザイン・総作画監督:小堺能夫、
原作:時雨沢恵一

銃マニアで作家の時雨沢恵一が銃器を用いてのグループ戦という形でSAOの設定を借りて創作した作品で、全話を通して、それなりに楽しむことができた。ただ、全13話のストーリーの中心は、レンとピトフーイとの戦いや関係性となっており、そこをいかに上手く描くのかが最大のポイントになると途中から感じていた。 ネタバレレビューを読む

ところが、最終話まで観て感じたのは、ありがちなピトフーイの秘密だけに焦点が置かれており、本質の部分を描く気すらなかったように感じられたのが残念だった。もしかすると原作にはあるのかもしれないし、続編があるので、また出てくるのかもしれないが、1クールの物語として考えると、描写不足だったと思う。 ネタバレレビューを読む この部分が適当すぎたので、肩すかしを食らった気分だった。また、エムがピトフーイに寄せる感情が薄く、全く分からなかったのも難点のひとつだろう。

序盤から少し感じていたことだが、レンの強さのご都合主義的な部分が目に付いてしまう。強さの秘密の理由付けがもう少し欲しかった気がする。ピトフーイとの最終決戦も個人的にはあまり盛り上がりを感じることができなかった。なぜかというと、緊張感が圧倒的に欠けていたからだと思う。あまりにも戦いが大ざっぱすぎるし、ただ、突っ込んでいくだけで、面白さを感じることができなかった。

戦闘部分はやはり1話がいちばん面白かった。その後、数話はこれまでの経緯に費やしたので仕方がないとして、後半は失速した印象だ。戦闘の部分や心理面の描写に物足りなさを感じた。

しかし、全く面白くなかったかというと、そういうことはなく、毎週、放映されると、それなりに早いタイミングで観ていたので楽しめたということだろう。1話で期待値が高まってしまったため、そこから下降線を描いたのが原因だと思う。

音楽面では、EDの『To See The Future』が、今クールに観た作品のOPとEDのなかでいちばん良かった。Jazzin’parkによるクールなトラックと楠木ともりのヴォーカルが上手く溶け合っていて引き込まれた。


2話視聴時レビュー
2話まで視聴した時点ではとても面白く、それほど引っかかるところなく見ることができた。1話分の脚本と演出がよく練られていて、24分のなかでしっかり見せ場を作って構成されているため、主人公側の視点で実際にゲームをしているような感覚で楽しめる。SAOの本編でもあった敵の位置をスキャンする機能(この設定を見ると、いつもリドリー・スコット監督の「エイリアン」を思い出してしまう。いるはずの敵がいない、とか)を効果的に使用し、緊迫感を与えてくれる。主人公が使う身長の低いアバターのレンと大男のアバターのエムという組み合わせがいい。戦略を立てるところも説得力を感じさせる。

時雨沢恵一が銃マニアということもあり、登場する銃がFN-P90というのも興味深い。この銃は80年代後半に開発された当初、後方部隊がPDW(Personal Defence Weapon・個人防衛火器)として、使用していたものだという。それが、冷戦後、破壊された建物などの狭い空間での戦闘が重視されたことから、扱いやすい攻撃用の短機関銃の一種として用いられるようになった。ベルギーのファブリック・ナショナル社が開発した銃で、50発を装填できる特殊弾倉を装備している。折り畳むととてもコンパクトに変形し、見た目が変わっていることから、多くの人から知られる銃だ。軽量なことから実際に女性兵士が持っていることもある。レンが「可愛い!」と表現したことが、こちらにも伝わる造形だ。

1話では、23チームの間で交戦を行うスクワッド・ジャムに、レンとエムがチームを組んで参戦したところから始まる。実践のプロたちによって構成されたチームと戦うところが描かれ、ゲームの面白さを感じさせてくれる。2話では、主人公でレンのアバターを使う、長身にコンプレックスを持つ小比類巻香蓮の人物像が描かれ、ゲームに参加し、謎の女性・ピトフーイとの出会い、そしてスクワッド・ジャムに参戦するまでの経緯が説明される。

強いて難点を挙げるとすると、ゲームの設定がよく分からないところだ。SAOのときもよく感じていたことだが、主人公が強すぎる部分にあまり説得力がない。今の描かれ方だと近接戦ではレンに勝てるプレイヤーはいなさそうだし、これだけの利点があれば、敵にも小さいプレイヤーがいても良さそうな気がする。また自衛隊のように実際のスキルが活かされるのも、どこまで反映されるのか掴みづらい。もう少し細かくその辺りの設定を決めてもらえると、より緊迫感が増しそうな気がする。まぁ、しかしそういうことをあまり気にする話ではないのだろう。
(2018年7月6日投稿・2020年7月31日修正)

投稿 : 2025/03/01
♥ : 67

72.3 2 ラノベ原作で狙撃銃なアニメランキング2位
棺姫のチャイカ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (999)
5782人が棚に入れました
原作:榊一郎「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」(ファンタジア文庫)、キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)、監督:増井壮一、監督補佐:小森高博、シリーズ構成:待田堂子、キャラクターデザイン:新井伸浩、美術監督:岡本好司、色彩設計:岩沢れい子、撮影監督:福田光、、、、

声優・キャラクター
安済知佳、間島淳司、原優子、斎藤千和、細谷佳正、佐藤健輔、野水伊織、幸田夢波、森嶋秀太、山本和臣、藏合紗恵子、勝沼紀義、ブリドカットセーラ恵美、金尾哲夫、大空直美、村瀬歩、櫻井孝宏、小日向茜、牧野由依、緒方恵美、東地宏樹
ネタバレ

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ありがちっぽいベーシックなファンタジー作品なのに、結構ハマってしまった!衝撃の事実っ!!w

本作は榊一郎のライトノベルが原作の作品です。2014年4月から全12話で放送されています。2期は2014年10月から放映予定です。

あらすじ・・・主人公の「トール・アキュラ」は幼少時より戦士としての腕を磨いて育ったが初陣を飾る前に戦乱の世が終わり自らの身の振り方に悩んでいた。一方ヒロインの「チャイカ・トラバント」は各地に散らばって保管されている父の遺体を集める旅をしていた。そんな2人が山の中で偶然出会う所から物語は始まる。チャイカの探し求めるものとは「禁断皇帝・魔王・狂戦王」など数多くの異名を持ち、巨大な魔法帝国「ガズ帝国」を何百年もの間治めていた皇帝「アルトゥール・ガズ」のバラバラになった遺体であった。遺体は1部でも膨大な魔力を秘めているため、チャイカの旅はそれを阻止する組織などとの対立により困難を極めていた。縁あってチャイカと行動を共にしたトールと妹のアカリは、彼女を自分の雇い主とする事で自分の身の振り方・生きがいを見つける事となる。かくして3人の旅は幕を開ける事となる。

総評としては「ベーシックなファンタジーの枠に入る作品ながらも、特徴的で躍動感あふれるキャラクターの存在により面白さが際立つ作品」といった感じです。個性的な世界設定を持っていますが、その1つ1つが解りやすく構築されているので非常に溶け込みやすいです。

主人公とその妹は「乱破師(サバター)」と呼ばれる戦士で一時的に身体能力を高める奥義‘鉄血転化’を使います。奥義には詠唱が必要でセリフは「我は鋼なり、鋼ゆえにひるまず鋼ゆえに惑わず、一度敵に逢うては一切合切の躊躇無くこれを討ち滅ぼす凶器なり」といったもの。なんだか古臭い魔法詠唱みたいですが自己暗示の一種らしく、そう考えれば現実的なセリフっぽく見えて私は結構気に入ってます。カッコいいですね♪

そしてヒロインは「機杖(ガンド)」と呼ばれる武器で魔法を使う「魔法師(ウィザード)」です。ガンドはどう見てもアンチマテリアルライフル(対物ライフル)っぽいデザインですw こちらも呪文の詠唱が必要みたいですが、まあアッサリしてるので見てて痛いほどではありませんw
そしてチャイカちゃん少し喋り方がカタコトなんですね、これが中々可愛いんです☆お気に入りのセリフは「衝撃の事実っ!」です。つい彼女が話すシーンは耳を集中させてしまいます。このキャラ設定は秀逸ですね!

基本的に国同士や人間同士の対立や対決が多いので、モンスターみたいな部類はごく少数しか登場しませんね。対立する相手の人間味も描かれている所が好感を持てる要因の一つかもしれません。
唯一の不満はOPテーマが全然駄目です。コレ大丈夫ですか?と思えるほど自分の中で低評価。

ファンタジーが無理と言う方にはそのまま苦手なジャンルかと思いますが、ファンタジーが好きな私にとっては大変楽しんで視聴する事が出来ました。2期も決まっている作品で1期と物語は続く形で描かれます。1期ではストーリーや登場人物など色々な謎がありましたが2期で明らかになっていくと思います。大きく期待しておりますので、これから楽しみです!

*以下ネタバレレビューにて注意!
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 44
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

正に紅白つけがた、、、いや、甲乙つけがたい魅力あり(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
観た人には分かるレビュータイトルにしてみました(笑)

ジャンルとしては、ファンタジー、バトル。でも実際はキャラものだったかなと。女性キャラはみんな可愛らしく、バトルもそこそこ迫力あって、視聴時「は」、かなり2期が楽しみな作品でした(苦笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 32

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

チャイカの片言言葉・・・慣れたら可愛らしく感じました^^

この作品は原作未読、事前情報無しで視聴した作品です。

この物語の主人公は、トールという20歳の青年です。彼は戦争でしかその業を活かせないサバターという職種なのですが、戦争が終結してしまい世の中が平和になると・・・無職になって無気力な生活を続けていました。そんなトールを支えるのが妹である同じくサバターのアカリちゃんです。

ある日のこと、無職貧乏生活真っ最中のトールは山に山菜を取りにいきます。
そこで、本作のヒロインであるチャイカと出会うのです。チャイカにはある目的がありました。
それは彼女が一生賭けても達成したい願い・・・それに触れたトールとアカリはチャイカの願いを叶えるために立ち上がり・・・物語が動いていきます。

チャイカの願い・・・それは、誰もが欲するもので良くも悪くも使い道は持ち主次第というモノでもあるので、一度それを手にしてしまったら、簡単に手放せるものではありません。
守るもの・・・
狙うもの・・・
横取りしようとするもの・・・
チャイカの願いはたくさんの人の思いや野望と折り重なっているので、行く先々で危険な状況に陥ります。

それでも3人・・・途中からフレドリカを加えた4人の連携で、何とか危機を回避しながら前に進んでいきます。
このフレドリカの話・・・個人的に大好きです^^
生き甲斐って、人に認めてもらうことだったり、必要としてもらうことだと思います。
人から認めてもらえなくなったり、必要とされなくなったら・・・たとえそれがどんな理由であれ寂しさを感じてしまうと思います。
大切な人である程その空いた穴は大きくて・・・その寂しさを紛らわすための言動・・・分かる気がします。

それとサバターであるトールとアカリの戦闘シーンは格好良かったと思います。特に「鉄血転化」後の2人のバトルシーンは見応え十分でした^^

この作品も・・・になりますが、人間模様が豊かで面白いです^^
トールに対するアカリの気持ち・・・少しズレていますが可愛らしい限りです。
フレドリカは・・・どうしたいのか現時点では良く分かりませんが、所期の目的に変化の兆しが見えなくもありませんね^^
トール達と敵対関係にある相手の中にも、きゅんきゅんする思いを感じ取ることができます。
敵対関係・・・と書きましたが、完全な敵対関係・・・という感じではありません。
その辺りの微妙なさじ加減は、是非本編をご覧頂き感じ取って欲しいと思います。

物語の終盤・・・トール達の目的とは別の次元で蠢く陰謀に巻き込まれる形で超大型兵器が登場します。
その大きさはたくさんの人間が乗っても余りあるほど・・・
その兵器の中でも戦いは続きます・・・色んなことが一気に起こるので、目を離す隙もありません・・・
結果的にその戦いも終焉を迎えますが・・・爪痕はあまりに大きいものでした。

こうして1期目のチャイカの旅は終幕するのですが・・・既に2期の製作が決まっていて、それが何と今秋放送とのこと・・・これは喜ばずにはいられません^^

1期12話のこの作品ですが、結果的に分割2クールの作品になりそうです^^
トール達と敵対する相手・・・でもどこか憎めない一面を持つ人達と、今後トール達がどの様な物語を紡いでいくのか、凄く楽しみです♪

投稿 : 2025/03/01
♥ : 35
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