ラスボスで魔法なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのラスボスで魔法な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月19日の時点で一番のラスボスで魔法なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

57.9 1 ラスボスで魔法なアニメランキング1位
パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.8 (76)
235人が棚に入れました
かつて世界は〝邪竜〟と呼ばれる邪悪な存在によって滅ぼうとしていた。 しかし、1人の勇者によって邪竜は倒され、世界は救われた。 それから 200年あまりの時が過ぎようとしていた――。 世に数多ある迷宮都市の1つ、マータット。そこに〝無能〟と呼ばれる男がいた。名はラウスト。 職業、治癒師。ラウストはその無能さゆえに他の冒険者たちから蔑まれ、利用され、捨てられる。 そんな日々をくり返していた。 ある日、ラウストの前に1人の少女があらわれた。名はナルセーナ。職業、武闘家。ナルセーナはとあるパーティーから追放されたばかりのラウストに言った。 「お兄さん、私とパーティーを組みませんか?」 今、ラウストとナルセーナ、2人の冒険がはじまる――。

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

最弱治癒師と闘う少女

原作未読 全12話

治癒師で魔法は「ヒール」しか使えない主人公がパーティを追い出された後、パーティを募集しているときに出会った駆け出しの冒険者で武闘家の少女。

2人はパーティを組み迷宮探索に出かけ魔物を倒していく生活を始めます。

その後、あることに巻き込まれピンチなった後、主人公が真の姿へ覚醒していく物語。

タイトルにもあるように、よくある追放系の実は追放された主人公が強かったというお話ですね。

一緒に戦う武闘家の少女を何やら秘密があるみたいで、後にあることに巻き込まれたときに分かります。

異世界追放系の作品が好きな方は観てもいいかもしれませんが、作画は今ひとつでした。

お話は切りのいいところで終わっています。

OPは立花日菜さん、EDはSizukさんが歌っています。

最後に、異世界追放系のお話も多いですねw

投稿 : 2025/02/15
♥ : 10

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

普通に典型的ななろう追放系ですが… 演出がしっかりしていて悪くない。

なろう系の中でも以前一斉を風靡した追放系ですね。
今でもそれなりに人気のようですが。

いや、そんなに悪くも無いんじゃないですかね。
まず追放シーンをカットしてスタートしたところはおや、と思いました。
追放系ではそこは華のシーンじゃないんですかね?

でもまあ、そのおかげでヒロインを早めに出せましたし、ヒロインの可愛らしさは良かったのでは。
作画はほどほどで、絵柄も悪くないです。

ギルドの受付嬢が性格が悪い感じで、そこもヒロインと差別化できていて良いのでは。
追放されて以降、全員やさしい人に恵まれるだけの起伏のないストーリーより。

後はどう見ても優秀な主人公がなんで追放されたのか、という謎を作って1話…。
と、なんか普通に興味惹かれたんですが。

いや追放系でも普通に楽しめれば普通に見ますよ。悪くないです。
可能なら見たいと思いました。


本作、コミカライズもちらっと見てみましたが…。
あれ、コミカライズは、全然テンプレ通りのなろう系ですね。
普通に追放シーンから始まって。
あとギルドの受付嬢はさらに一段性格が悪かったですが…。
これはアニメの方が出来が良いですね。
アニメで見たい理由が増えました。

まあ、すごく面白いわけじゃないんで、見るかどうかは本数次第で考えますが。

全話感想
うーん、まあ普通ですね。問題ない、という感じです。

なろう系ではありますが割とゲーム風ファンタジーものとして普通の内容でした。
主人公が変なイキリチートではなくムカつかないし作画はなかなか良く、ヒロインも可愛らしい。
ヒロインが青髪になった理由、冒険者になることを反対されていた理由も納得行くもので、ちゃんとした内容でした。
ただまあ、総じて普通に見られる内容でした。

特別おもしろいわけではなくても、まあそれで十分と言えば十分ですね。

そうじゃない作品が存在していることが問題なので…。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

CfrzK48306 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私としては圧倒的にお気に入りだが世間の評判は悪いようです

世間ではどうもいろいろ悪い評価がついているようですね。
ヒロインのナルセーナが非常に魅力的という以外は悪い評価が多い。
主人公が魅力的でない平板なキャラという評価も多いですが、私はこれはこれで新鮮だと思います。

まあ、なんにしろ、人は人、私は私です。
私としては相当にお気に入りの作品です。
音楽は並のような気もするけど、OPも良く、EDはもっと良いと思うので高評価です。
先の展開もいろいろ面白そうなので期待してます。

*あと、あえてほとんど関係ない事を書きますが、
これもまた追放系で世間ではヒロインが圧倒的に魅力的だが、それ以外で大きく叩かれている
「勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔導師が規格外すぎる~」という作品のアニメ化企画も遂行中だそうです(制作中止にならなければ良いのですが・・・)、私は楽しみにしてます。
どうも私は「世間では評価の低い作品愛好家」なのかもしれません。

見終わって
良いラストでした。主人公とヒロインの行動が感動的でしたし、悪い人と思ってた人か良い人だった点もよかった。エンディングも良かった。
長々、書いたけど、私としては「面白かった」の一言で十分な作品でしたね。

ラストと言っても物語としては一区切りにすぎませんけど。
二期以降がある事を期待してますが、世間での人気から難しいかもしれませんね。
前述の「全くの教科書通りの追放系でヒロインが超魅力的」と言われる作品。
「勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔導師が規格外すぎる~」が私にとっての実質続編になるのかもです。

追放系に関して補足
また、レビュー作品と全然、関係ない事、書きますけど(ここはあんたのプログじゃないと言われそうですが・・・)、
凄い面白い「追放系作品」を見つけました。
ここ、最近、ヤフーなどの広告で盛んに宣伝してるので知ってる人も多いでしょうけど「貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収~用済みとパーティー追放された俺は、可愛いサポート妖精と一緒に取り立てた魔力を運用して最強を目指す。」という作品です。
無料の三話を試し読みしてみましたが、あまりの面白さに止まらず、広告を出している電子コミック会社から出ている三巻をクーポンは使ったけど有料で一気読みしてしまいました。
この作品って追放系とリポ商法の闇とウラミの魔太郎(古い・・・)をミックスしたような作品でまさに異色の変革派追放系作品ですね。
普通の追放系作品と違って登場人物の多くに闇や下衆さや悪を感じる部分が俊逸です。
例えば普通の追放系なら主人公を追放したパーティが自滅していくのに対してこの作品は主人公が能動的・積極的に動いてバーティを破滅させていく感じです。
そしてサポート妖精のえげつなさと下衆さ、胡散臭さは半端ではないし、主人公やヒロインまで「復讐とはいえ、そこまでやるか?」と思ってしまうくらい復讐心や悪意で行動してしまい闇を感じてしまいました。
ていうか、もしかしてこの作品「追放系」と見せかけた別ジャンルの作品なのかもしれない。ちょっとだけ「笑ゥせぇるすまん」っぼさも感じた。
この作品、早くアニメ化されないかな?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

62.5 2 ラスボスで魔法なアニメランキング2位
さようなら竜生、こんにちは人生(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (73)
225人が棚に入れました
ある時、最古の神竜が人間に討たれた。 悠久の時を生き、神々すらひれ伏す絶大な力を持つその竜は、孤独と共に己の死を受け入れた。 しかし、次に気がついた時、竜は辺境の村人ドランとして第二の生を受けていた。人間として竜よりずっと短い生を生きることになった彼は、畑仕事に精を出し、食を得るために動物を狩る……。 質素ながらも温かい村での生活に、ドランの心は竜生では味わえなかったささやかな喜びで満たされていく。しかしそんなある日、沼地の調査に出かけたドランの前に、セリナと名乗る半身半蛇のラミアが現れる。 伴侶を探して旅をしている彼女は、ラミアなのに人間を誘惑するのが苦手だという。人と魔物、相容れぬ存在ながらも次第に心を通わせていく二人。 だが、二人の前には様々な外敵が現れて――!? 辺境から始まる、元最強最古の竜の“生き直し”ファンタジー!

声優・キャラクター
ドラン:武内駿輔
セリナ:関根瞳
クリスティーナ:大橋彩香
ディアドラ:佐々木未来
アイリ:松永あかね
ギオ:石毛翔弥
フィオ:天海由梨奈
マール:朝日奈丸佳
ゲオルード:水中雅章
ラフラシア:小倉唯
ゲレン:野津山幸宏
ゲオルグ:日野聡
マイラール:金元寿子
カラヴィス:朝ノ瑠璃
レティシャ:松岡美里
マリーダ:松井恵理子

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

竜から人間へ

原作未読 全12話

勇者に討伐された古代竜が時を経て人間に転生した主人公ドラン、生まれた村に住み何か問題あったら近隣をを調査する仕事をしていました。ある調査に出かけたところ、魔物である半人半蛇のラミアのヒロインであるセリナと出逢います。凶暴なライアですが、セリナは心優しい性格しているラミアでした。この後2人は、この世界のいろいろな騒動に巻き込まれることとなります。

魔法や剣、色々な人種、魔物、魔族などがいる世界、色々なバトルが展開されましたが、作画は今ひとつだったので余り映えませんねw

ドランは目立つといけませんの隠していますが、古代竜の力を持っていますので無敵な状態でした。

終盤は危機的な状況だと思いましたが、ちょっと拍子抜けした展開でしたね。

切りがいいところで終わってます。

OPはLUN8さん、EDはEverdreaMさんが歌っています。

最後に、バトルが多い作品は、バトルシーンぐらいは頑張ってほしいですね〜

投稿 : 2025/02/15
♥ : 8

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

葬送のドランさん

2011連載開始、小説24巻漫画13巻累計100万部
小説漫画未だ連載中の長寿作品

サイキョーのドラゴンが人間に転生しちゃいました!以上

OP・曲も声もK臭いと思えばKだった、顔がハンコで見分けがつかない
ED・メインキャラ担当の声優ユニット、意外と悪くない

01
ドラゴンの生まれ代わりでドランさんって

OPを見るにモンスター娘とのわちゃわちゃがメインかな。劇中最強格のドラゴンが人間に転生、ドランには過去の記憶もあるのでフリーレンのような長寿モノ要素も。主人公が自ら解説役もこなせる便利な設定なのはもちろん、登場するほぼ全てのキャラが圧倒的に格下なため、無駄にイキることもなければ美少女に顔を赤らめたりモジモジしたりもしないので、陰キャ転生なろうのキモさがないだけで格段に見やすい。逆に無職転生など古典王道なろうが好きな人には上から目線の嫌味なやつに見えてしまうかも。

ラミアって言われてもわかんねえだろう、と思ってたら後でちゃんと説明あって良き。半獣の蛇女って以外はオリジナル設定だが、どうせ神話やRPGに出てくるやつもバラバラなので問題なし。というか善良な設定のラミアってのは珍しい。邪神ちゃんはちゃんとクズだったし。モンスター娘に萌える特殊性癖狙い撃ち作品だからこそ大ヒットせずとも長く続いて固定ファンに愛されてる作品なのかも。しかし作画品質はいつものシノギなろう相当の微妙さ。古参ファンがガッカリしてなければいいですが。

観れなくもないが観る理由もない

投稿 : 2025/02/15
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

テンポはゆっくりめだが丁寧とも言える

前世が竜の主人公が転生したという内容。
まあ普通のなろうチートものですね。
前世が竜なので強いことも達観しているところにも説得力がありますね。
ヒロインがラミアというところも独特ですね。
作画は悪くはないです。

というわけで高ポイントなはずですが…。
うーん、いまいちテンポがゆっくり目ですね。
ちょっと退屈には感じました。

まあ丁寧、とも言えるとは思うのですが。
見て普通に面白いのだろうとは思いますが、普通なだけにそれ以上に面白くなるのかはわかりません。

後は… まあ次に会うための前フリなのはわかりますが、婿を探しているラミアが一度別れるのは、ちょっと意味不明でしたね。
どう考えても理想的な婿候補だと思いますが。

でも、自分に欲情しなかったからって理由なら、わからなくもないかな。
ラミア相手に興奮してくれる男じゃなきゃ、婿にできませんからね。
欲情しないから諦めたけど、頑張って振り向かせようと決意した、なら一回逡巡する理由はあるかな。

まあなろう系には評価甘めにしているんで見ても良いですが…
何本かあるなろう系の中ではむしろこれが一番特徴が薄い気もしますね。
まあ考えます

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

58.1 3 ラスボスで魔法なアニメランキング3位
いずれ最強の錬金術師?(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (15)
130人が棚に入れました
勇者でもないのに勇者召喚に巻き込まれてしまったアラフォーサラリーマン、入間 巧。 間違って呼ばれて元の世界に戻ることもできなくなってしまったタクミは、「巻き込んだお詫びに」と女神ノルンから手厚すぎるほどの加護と過保護なサポートを受け、剣あり魔法ありのファンタジー世界『ミルドガルド』で人生をリトライすることに。 「戦闘職は絶対合わない」と地味な生産職を希望し、バトルとは無縁の穏やかで慎ましい異世界ライフを希望――のはずが与えられたスキル『錬金術』は、聖剣から空飛ぶ船まで何でも作れる超最強スキルだった……! ひょんなことから手にしたチートスキルで、商売ではボロ儲け、バトルでは無双状態に!? 「第10回アルファポリスファンタジー小説大賞」読者賞受賞、シリーズ累計発行部数100万部突破、コミカライズも絶好調の大人気作が、待望のアニメ化! 望んでいないのに最強になってしまった錬金術師の、ほのぼの(?)異世界冒険譚が幕を開ける!!

こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

某ア◯マで2話までリアルタイム視聴。少年を助けた主人公、家を建ててもらう事に…だと!?

視聴にはコメント観ながらじゃないと耐えられなかったんだ!しょうがないよね?
毒にも薬にもならない系なろう詰め合わせセット。

女神、異世界召喚、異世界転生、間違えちゃったテヘペロ、糞国家、禁術、加護、ステータス、ユニークスキル、パッシブスキル、アクティブスキル、魔法、レベル、スキル、魔力、ゲーム、時空間属性魔法、成長限界突破、ステータスとスキル爆上がり、索敵、気配察知、ウォーターボール、タゲ、アイテムボックス、時間停止、無限自動整頓、槍術、生物不可、生産職、土魔法、女神の目的…etc。うぁーしゅごいー

眠くなるマンガ確認したけどストーリーは同じで今の所改変無し。
村には宿が無い、だから家を建てるって言うよく分からない事になったの凄かった。
みんな優しい!!とか言ってたの怖いわw
リアルタイム視聴かつ余裕あったら観るかもしれないし観ないかもしれない。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

AIが作ったような無個性(だが悪い個性もない)

とりあえず2話まで鑑賞。

うん、ぜんぜん悪くはないです。作画も安定しているし、イキった主人公もウザい登場人物もいなければ、胸糞展開もありません。一言で言うなら、イージーモードで平和です。ナーロッパで稀有な光属性魔法とかテイムとか無自覚に使えて、現代知識で作ったアイテムが高額で売れて、周囲のみんなが助けてくれて。

ストレスなく見れるのですが、すでに先週の話が過去作品の記憶とごっちゃになるというか、オリジナリティが皆無なんです。最近AIで作った架空のアニメとかありますよね、ああいう感じの無個性。本当はこれAIが作ったとかじゃないですよね?

嫌いな要素は全くないので視聴は継続するのですが、この感じだと半年後には内容が一切思い出せなくなりそうです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ブリーチド・リビドー

ファストチーレムキッズアニメ
予定調和な伝統芸だが安心健全風味

OP・安心のdialogue+で安定感抜群、しかし映像は雑
ED・世界観にハマったゆるふわ感がいい、しかし映像は雑

いつものチーレムの美味しいとこどりで緻密な設計のビジネスなろう
掲載はアルファポリスだが概念としてのなろう的なもの

01
凄まじい爆速だが全く破綻がない、すごい

転生前描写はカット。召喚ミスで手厚い補填。少女を救って村へ合流、サクサクとスキルをゲット。テイムもあるよ。勇者候補3人のカットを挟むも世界の輪郭はまだぼんやり、主人公が倒すラスボスや果たすべき目的は一切示されない。そして最後のヒキで、実は主人公の召喚は手違いではなく女神の意図的なものだった…と開陳し待て次回、とあまりに完成度高く完璧過ぎる初回。もう完全にプロの所業。というかもうなろうとはほぼ別物。なろうを下敷きにした異世界冒険譚キッズアニメ。

蔓延するゴミなろうに対する逆張りなのか、召喚後の世界の輪郭をほぼ説明しないし、公式に召喚した理由も一切明かさず、なにより「こいつがヒロインだ!さあ萌えろ!」な暑苦しい押し付けがましさも一切ない。初回のキャラはほぼモブでメインヒロインすら登場しない。黎明期のアマチュア文学の妄想爆発なキモさを完全に脱臭し、先鋭化した嫌味なまでのあからさまなヨイショも排除、そこそこに不快のない接待レベルに調整してなお「なろう的なもの」として成立させる手腕に脱帽。これが…プロの仕事…。

作画も無駄な露出もフェチ感もない健全な調整。美少女アニメ的キャラの魅力ゥ的なキモさを徹底排除してるので、なろうを再構築した若者向けの一般枠ファンタジーアニメって印象。美少女アニメであるいつものなろうと構造は一緒だが、女性キャラはブヒる対象の萌えキャラではなく、女児が観ても好感を持てる推しキャラとする調整なのかな。

主人公は視聴者の視点で観ればスーパーチートだが、何気にきちんとサバイバル感を感じさせる細やかでさりげない演出。情報の後出しも主人公の視点ときちんとリンクさせてて、強引な後付け感の嫌味も感じさせない。見た目や設定こそクソなろう準拠だが土台の設計部分のレベルが違いすぎる。まさにプロがやってるビジネスなろう。

しかしビジネスなろうはあまりに健全でお上品過ぎるので、無職転生のような私小説的文学性は消え失せており商業主義に流され漂白された骨抜き劣化工業品と言えなくもない。リアルで開陳すれば人権喪失レベルの完全なる自己中のキモい妄想に浸れるのが黎明期アマチュアなろうの良さであり輝きではあったはず。それらが流通から排除される世界はまさにディストピアと呼ばれるもの。ユニコーンの安寧の地は、もはや完全クローズドな有料サロンしか残されていないのだろうか。

安心健全でキモくない異世界なろうは、はたしてなろうと呼べるのか否か。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0
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