モンスターで魔女なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のモンスターで魔女な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年10月01日の時点で一番のモンスターで魔女なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.6 1 モンスターで魔女なアニメランキング1位
精霊使いの剣舞(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (826)
5713人が棚に入れました
清らかな乙女にのみ許された特権――精霊契約。ここアレイシア精霊学院では、精霊使いとして訓練を積んできた貴族の令嬢たちが集められ、エリート教育を受けていた。少年カミトは、ふとした事故から学院生の少女・クレアの水浴びを覗き、さらに彼女が求めていた精霊と代わりに契約してしまう。そう、カミトはこの世界ではありえない、男の精霊使いだったのだ!「あ、あんた……あたしの精霊、奪った責任とりなさいよね!」「は?」「あんたがあたしの契約精霊になりなさいっ!」箱入りお嬢様たちの学園に放り込まれたカミトの運命は!? 刻印輝くエレメンタル・ファンタジー!

声優・キャラクター
古川慎、木戸衣吹、優木かな、石上静香、大西沙織、加隈亜衣、田中真奈美、中原麻衣、松岡禎丞、日笠陽子

じゅじゅん^ ^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自分用メモ

OP良いけどEDかなり微妙。
主人公はISみたいなハーレム状態でよくあるパターンだけど個性的で可愛い女の子に囲まれてたので逆に新鮮だった。
全12話でそれなりにしか話進まないだろうなーと思って見てたから盛り上がれたまでは言えないけど見て損はしない作品かな。
テンポはそれなり。これがすごい好印象。最後まで駆け足ならないからバランス良くて意味不明なとこも特に無かった。もう少し補填して欲しい気持ちもあるけどこのぐらいなら許せる範囲。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 1
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

仲間が共鳴する剣舞(ブレードダンス)

主人公が男の子でそれ以外が女子だったので、一話見たときはあまり期待していませんでした。主人公が1人だけ女子高に入るというのもどうなのかなあ、と違和感もありました。

でも、見ていくうちに主人公だけでなく、ヒロインみんながカミト君を中心に共鳴しながら成長していく物語に思えてきて、3話から最終回にかけて楽しく視聴しました。
{netabare}
カミト君は明るいけど過去に何かあったのか、昔よりは剣術が弱くなっているという設定も悪くないです。普通のドラマは時間がたつにつれて強くなっていくんですよね。この物語では昔の強さを取り戻していく様子が描かれます。

ヒロインのみんなも個性的でいいなあ。でも、必ずこういうハーレムもののアニメにはクレアみたいな意地っ張りな子って存在しているのは定番だから?

カミト君にお似合いな剣はエストちゃんですよね。昔はレスティアちゃんがカミト君といっしょだったけど、今は怖い女の子。
{/netabare}

OPでカミト君が片手でエストちゃんを持ち上げ、エストちゃんが剣となるシーン、とってもきれいで素敵。エストちゃん、かわいい(*'▽^)

音楽ですが、OPの原田ひとみさんが歌う「共鳴のTrue Force」はお気に入りになりました。それに音楽の鈴木ヤスヨシさんの曲もとっても素敵で、今後サントラがブルーレイに同梱されるみたいですので、チェックしておこうと思います。

アニメでは校内の代表選に勝って精霊剣舞祭に向かうところで終わりますが、続きをみたいです。
2期希望です♪

投稿 : 2024/09/28
♥ : 56

rumiluna さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

沢山の剣舞が見所です♪

ついにアニメ化です!
レン・アッシュベルの優雅で美しい剣舞に心惹かれたお嬢様達と、魔王の後継者と呼ばれる非常に稀な男の精霊使いであるカミトが繰り広げる戦闘ありのファンタジーアニメですっ
カミトがクレアの禊ぎを覗いてしまう場面から始まる恋愛ストーリーにどきどきでした。
しかし、お嬢様達の反応は割りとありがちな「明確な拒絶」から徐々に「気になって惹かれていく」という心境の変化なので、恋愛系の流れとしてはありふれているかもしれません。
でも、やっぱりカミトの優しさと強さと強い気持ちは物語を盛り上げるし、物語の中で登場するレスティアやエスト、クレア、リンスレット、エリス、フィアナなどもとっても可愛くて続きが気になって観たくなるようないいお話だと思います。
また、原作は続きがあるし2期を連想させる話の終わり方なので、更なるカミトの活躍とクレア達との進展に期待です♪

投稿 : 2024/09/28
♥ : 5

61.6 2 モンスターで魔女なアニメランキング2位
エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (476)
2635人が棚に入れました
ここは何度目かの黄昏を迎え、徐々に終わりの時を迎えつつある世界。
その世界に存在する「黄昏の大地」の 遙か西方にある、かつて錬金術で繁栄した国家が存在した地方。
そこではいつか訪れる「黄昏の終わり」の到来を回避するため、失われた錬金術の発見と再生に力を注いでおり、再生された前時代の技術は「中央」と呼ばれる錬金術研究都市に結集されていた。
主人公は中央から配属された錬金術を研究している青年と、辺境の小さな街に暮らしている少女の二人。

少女の名はエスカ。
人々の役に立ちたくて自前の古い錬金術の知識を使い頑張っているうちに、開発班に配属されることになった。

青年の名はロジー。
中央で最新の錬金術を学んでいたが、とある事情で地方へ異動することとなり配属先の開発班でエスカと出会う。

二人は協力して錬金術の力を駆使し、開発班をもり立てていこうと約束する。
錬金術が紡ぐ、少女と青年の物語。

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

エスカ&ロジーはサーバントサービス

 視聴していておとぎの国に行ったような、しかも心が洗われるような物語が各話とも詰まっています。悪者は出てきていませんし、緊張感伴うようなドラマでもなさそうです。
 それでも私はこの素敵なアニメを支持したいと思います。

 主役のエスカは明るくて元気、ロジーのほうは仕事ができるけど中央での影を引きずりながらもエスカと協力して事に当たる姿、なんかいいなあ。仕事は早く言えば人助け、です。それに仕事仲間をお互いに思いやって、しかも支え合っていて、お互いを必要としている。それでいて周りの人から好かれていて、そんなのは今の世の中には少なくなってきているのに・・・。最近のアニメの逆をついているのではないでしょうか。最近のアニメは物語を面白くするために、裏切りや謀略、偏見や差別、人殺しや戦争と、パンドラの箱から解き放たれたものが多い中で、深夜番組でこのアニメを放送なんて、もったいないなあと思います。

 錬金術士とあるけど、仕事的にはサーバントサービスのように思えます。あ、アニメのサーバントサービスをご覧になった方、あれとちょっと雰囲気似てると思いません?
 
 あにこれでは評価が低いようですけど、私は最終回まで付き合っていこうと思います。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 50

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

錬金ってロマンがありますね!

代々錬金術師の家計の娘エスカと中央組織から来たロジーこと

ロジックスとのファンタジーアニメである。

ゲーム原作と聞いていて少し訳がわからない作品になるのかなと

思っていましたが、そうではなくしっかりとした話になっていて

すんなりと最後まで見ることのできる作品でした。

錬金術を使って人の暮らしを豊かにしたいと思うエスカと開発部に

所属するそのほかの人と調査先で出会った人との関わり合いや

周りの人を助けたいという思いで錬金術師として成長してく

ところ、そんなエスカたちに支えられ過去と向き合い、過去の束縛から

自分を解き放ち、新たな技術を完成させたロジーのところは

本当に良かったと思います。とても面白かった作品です。

10/3 星評価、コメント変更

投稿 : 2024/09/28
♥ : 30

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おおむね、お気に入りです。

ゲームアニメの宿命としてはしょられすぎなのが気になりましたが、
一本道のアニメとして、出来は良いです。
まあ、原作ファンにもおおむね満足な出来です。
女性キャラは可愛く、男性キャラはカッコイイです。

このアニメの視聴を機会に原作のアトリエシリーズの黄昏三部作のプレイをお薦めします。

あと、他のアトリエシリーズもアニメ化して欲しいです。
特に黄昏三部作だけでも全てして欲しいですね。
そうでないと、いろいろ半端です。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 20

67.0 3 モンスターで魔女なアニメランキング3位
Lapis Re:LiGHTs (ラピスリライツ)(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (167)
547人が棚に入れました
舞台は輝砂、そしてその結晶体である輝石が動力として普及した街・マームケステル。輝砂や輝石を利用し、呪文やメロディによって魔法を発動させる少女は “魔女"と呼ばれ、歌唱活動や魔獣退治を行い、人々から憧れを集めていた。暁の魔女が創設した魔女見習いが集う学校、フローラ女学院。立派な魔女になることを夢見る少女・ティアラは学院の門を叩く。「私、ぜひともこちらの学院で学ばせていただきたく――えっ!?」

声優・キャラクター
安齋由香里、久保田梨沙、向井莉生、佐伯伊織、山本瑞稀、星乃葉月、嶺内ともみ、篠原侑、中山瑶子、本泉莉奈、鈴木亜理沙、大野柚布子、早瀬雪未、広瀬世華、赤尾ひかる、雨宮夕夏、松田利冴、桜木夕、奥紗瑛子、伊藤はるか、花澤香菜、南條愛乃、上坂すみれ、佐倉綾音

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

歌って踊る「魔女(アイドル)」って、何やねん…(笑)? でも、好きか嫌いかでいうと好きですよ。

==[下記は第1話視聴時のレビュー: 以下、追記あり。]==
最初からメディアミックス前提の企画というふれこみの『Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)』のTVアニメとして放送されてます。

アニメは第1話を観ました。私はこのところ毎月「月刊コミック電撃大王」を読んでいるので、コミック版は連載開始の2019年12月号から最新の2020年8月号まで、掲載されたものは全話読んでいます。

アニメ本編後の宣伝でも言っていた通りで、少なくともアニメとコミックでは登場キャラクターは共通しているもののストーリーはまったく一緒というわけではないようです。ゲームに関しては私はしりませんが、こちらもおそらくアニメやコミックとは若干異なるストーリーになるのではないでしょうか。

ただし作中で主人公のティアラを始めとして魔法を使える「魔女」と呼ばれる存在があること、魔女を育成する「フローラ女学院」があって主な登場人物はその関係者であること、魔法の発動に「音」が必要であることなど基本となる設定は共通であるようです。

また、彼女たちは作中で「オルケストラ」と呼ばれるライブパフォーマンス的な活動を行います。

第1話の段階では誰も「オルケストラ」を披露していなかったので、そのような場面での作画や演出は現時点では未知数ですが、いわゆる「アイドル物」と呼ばれるような競合作品は、結果として同一放送クールにはなくなってしまったようです。

なので、そういったライブステージ前提の作品を求める向きには今クールの注目作かもしれません。
==[第1話視聴時のレビュー、ここまで。]==

2020.7.12追記:
第2話まで視聴終了。

主人公ユニットではありませんでしたが、学園のトップレベルの班であるsupernovaによる「オルケストラ」が初めて披露されました。

ライブのシーンにはCGが使用されていたようでしたが、普段のシーンの作画との違和感はそれほどなく、動きも悪くはなかったです。今のところ全体として作画クオリティはやや高めといって良いのではないでしょうか。

この世界でも、魔力で光る(?)サイリウムとかペンライト的な物があるんですね!

主人公の属する班(CMではLiGHTs(ライツ)と名乗ってるけど作中での命名イベントはまだ)のメンバーについて、ティアラ以外のキャラクターの性格や特徴の理解が進む回でした。第3話も楽しみです。

2020.8.1追記:
第5話まで視聴終了。

あの世界だとなんていうのか知らないけど、野営の食事の仕込みでシュラスコ(ブラジル風バーベキュー)でいうabacaxi(アバカシ:パイナップルの芯のところに串を刺して焼いた奴)みたいなのの準備をしてました。ナイフや火打ち石代わりになる髪とか、あるふぁさん、いわばメイドロボだけど、まじ人外(笑)。

「ねんがんの○○を手に入れたぞ!」(ロマサガ)とか、スティッキィ・フィンガーズ(ジョジョ)とか小ネタは相変わらずふんだんに仕込まれていますねぇ…。

あと、この世界では魔道具(?)的な物がきちんとテクノロジー化されているというか、固有魔法みたいな物はみんなてんでバラバラなのに自動ドアから始まってダイソンの扇風機みたいなドライヤーや5話の野営用装備など、同じ道具を使うと基本的にちゃんと同じような効果が得られるように描写されているのには妙に感心してしまいました。

これだけ技術的に安定した物なのであれば、魔力が街のインフラを担えるのにも納得ですよね。

2020.8.9追記:
第6話まで視聴終了。自分以外も通せるなら、確かに「壁抜けの魔法」で良いような気がする。

2020.9.24追記:
放送日に最終話(12話)まで視聴しましたが更新が遅れていました。最終話は豪華全ユニットでのオルケストラ披露でしたね。

各話サブタイトルの頭文字を並べていくと作品タイトルになっているという言葉遊びみたいなことになっていましたが、それはまあわりとどうでも良かったりします。

リネットはLiGHTs(主人公ティアラの所属ユニット)の中では一番作中での成長がわかりやすいキャラだったと思います。序盤こそおどおどするばかりでしたが、終盤では土壇場でもティアラ以外の4人の中では一番落ち着いていたように見えますし、魔法や知識面での活躍も見せてくれました。

アシュレイはオチ要員として鉄板でしたね。ラヴィを常識面で窘めるくせに自分はポンコツというキャラが魅力でした。最終話での空からの登場シーンもとても彼女らしかったと思います。

ラヴィは普段のアホな言動からは想像もつかないような大技をたまに見せたり、良いことをポロっといったりしてギャップが魅力でした。

ロゼッタは頼りになるオールラウンダーで、ティアラそしてLiGHTsを支えていましたね。

LiGHTsの5人を含めた作中のメインキャラ20人についてはわりとキャラが立っていて、ユニットも含めて覚えるのはあまり苦痛になりませんでした。

ティアラ様はウェールランドの第二王女ということで、魔法の系統的には我々の世界のケルト系の魔法なんですかね、知らんけど。
(『魔法使いの嫁』を思い出したり出さなかったり…。)

いわゆる「魔力」をエネルギー源としてマームケステルのインフラが担われていたり、メアリーベリー作のベリーボードやオルケストラ用の音響機器、あるいは航空機(しかもVTOL!)のようなものが実用化されていたりとこの世界の文明に関する設定はけっこう私好みでしたね。

「ティアラのティアラ」にも面白い設定があって、最終話で明らかになりましたが設定的に面白くなる要素がたくさんありました。

あと「対魔獣戦力としての魔女」ということでいうと「強い人は直接戦闘においてもけっこう強い」ということで一般兵の数十人分の戦力なんではないかと思います。もっと支援魔法や遠距離攻撃をするものなのかと思いましたが、接近戦もこなすのは意外でした(笑)。

フローラ女学院の教育内容については、作中世界の要請からすると実践的な内容でとても妥当だと思います。こちらの学園生活により強くフォーカスすると、もう少し世間受けする作品になったかもしれないですね。ただ、ゲームへの展開からの要請で対魔獣戦闘描写を入れることは避けられなかったのかもしれません。

個人的には結局ティアラの魔女としての実力レベルが良くわからないという点以外は大きな不満があったわけではなく、本作にはかなり楽しませてもらったと思うので、世間の評価とは一致しないという自覚の下で評点的には4.0とさせていただきました。世の中の本作のストーリーに対する評点は、きっともっと低いものでしょうね。

作画は終始安定していたと思います。声優についても問題を感じるレベルの演技はなかったんじゃないでしょうか。

音楽に関しては、特に本作ではユニット毎の特徴というものがある程度意識されていると思いますが、そこはとても良かったです。私はLiGHTsとIV KLORE(フォークロア)が特に気に入っています。

特にIV KLOREの歌の歌詞の中二病ぶりは突き抜けていて良いですね。

何だかんだいって、実は毎週楽しみに観ていましたよ。ということで特にお勧めはしないのですが、私はけっこう本作は好きでした。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 34

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

美少女日常系として楽しめる、魔法+アイドルのファンタジーアニメ

魔女見習いたちが集う学園を舞台をにした、魔法+アイドルのファンタジーアニメ。全12話。
物語は、学園に編入してきた主人公・ティアラが、理事長の命令で加入させられたポンコツ班の仲間たちとともに、立派な魔女になることを目指して頑張っていく、みたいな流れ。いちおう、ティアラの成長や仲間たちとの友情を描く展開が本筋になっていて、それ自体も普通に楽しめますが、作風的には日常コメディという感じなので、萌えアニメのように気楽に眺めても問題なさそうです。アイドル要素については、作中で占める割合はそれほど大きくないですが、ライブシーンのクオリティは高くて、他のアイドルアニメと比べても決して見劣りしません。また、作品全体として見ると、かなり設定を欲張っているというか、いろいろな要素を詰め込んでいるにしては、それぞれが邪魔をしあうこともなくて、意外と調和がとれていました。キャラ、ストーリー、ギャグなどに、癖や主張が強すぎないのが良かったように思います。
作画は、キャラも背景も綺麗に描けていて、とても良かったです。声は、知らない名前が多かったですが、特に問題なし。音楽は、Sadistic★Candyが歌っていた飴ちゃんの歌(Are Many Chance!!!というタイトルらしいです)が耳に残りました。キャラは、元がスマホゲームなので非常にたくさん登場しますが、無理に全部覚える必要もないでしょう。個人的には、ロゼッタ、エミリア、あるふぁあたりが好みでした。
最後まで観終わって、優しく善良な雰囲気のなかに、適度に笑いもあって、なかなか面白かったです。どちらかというと、アイドルアニメというよりも、美少女日常系として観たほうが楽しめるかもしれません。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 15
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

だって星より輝き出したのに、立ち止まれるはずもないから!

序盤 ほぉ

中盤 なるほどね

終盤 これは…

この話はアイドルが魔法をつかえる話
ジャンルは魔法・アイドル・学園・青春
ちょっと語弊のある書き方ですが、実際は歌って踊って魔法を使える人のことを魔女と呼ぶのですが、アイドル的な存在であることは確かです。
あと異様な民度の高さ。すごい訓練されたファンだ。

話を戻しますが、結構面白かった印象です。
序盤のつかみが良かったです。ファンタジー世界なので世界背景から説明しないといけないのですが、世間知らずの王女という主人公の設定を活かし学園の案内という名目上で、世界背景と競技説明を同時にこなすという脚本でした。世界背景自体大して凝っていなかった(手抜きだったわけでは決してない)ので案外簡単に把握することができ、この競技説明により後々の成長を表現するときにすんなりうけいれられるわけです。更には簡単な展開をだすことで、あらかたのキャラの性格がわかります。キャラ同士の関係も結構すんなり入ってきましたし、面白かったです。インパクトのあるラストでもう本作にメロメロ状態ですよ。
中盤では物語が展開されていくのですが、アイドル学園アニメ故に基本的にキャラの絡みや成長がメインとなってきます。大分個性的な子ばっかなので覚えやすいですし、キャラを中心として上手く成り立っていると思います。ちゃんと展開もありますが。
8話の衝撃はすごかったですね。急に来る。キャラ中心アニメだからとナメてましたが、ちゃんと展開が存在します。そっからちょっと先は見るのが辛くなっちゃうかもしれませんが、面白いです。キャラを丁寧に描写していったのでキャラの心情が手に取るようにわかり、ものすごく共感がしやすく、多少の言葉たらずでも自然と補間されてしまいます。
終盤では{netabare}本作のイメージのような前向きな心情が多く、8話以降の不穏な動きは成長の糧となっています。{/netabare}というか最終話が鳥肌でしたね。{netabare}私本作の曲全部好きなので、みんなが歌っているときはヒーヒー言ってましたよ{/netabare}

全体的に見るととても良い作品となっています。が、それでも穴はあります。他のルノワールの存在抹消・新人ルージュの起用・ラストシーンのもっとできただろ感・主人公補正。とても惜しいです。
ですが、まぁ現実を見るよりもアニメをいかに楽しめるかなので、そこは考えずに楽しみましょう。

本作というかアイドル学園アニメの強みってキャラの多様さと個性さがちゃんとしてるところだと思うんですよ。様々なグループの様々なキャラ、これはもう好印象しかない。嫌いなキャラはいません。全員超良い子。

あと作画はとても良かったですね。日常シーンも丁寧に作られていましたし、ライブシーン、超作り込まれてましたね。モデルが綺麗でした。結構粗いモデルが多い現代であのクオリティ。生半可な技術じゃあのレベルまで再現できません。さらにはエフェクト凝っていましたね。特に最終話。モーションはおそらくキャプチャかな?これ打ち込みだったらマジモンのバケモンですよ。

そしてアイドルアニメで絶対に欠かせないのは「音楽」
もう最高。超好き。
グループによって音の傾向が違く、それぞれの個性を表現したかのような素晴らしい音楽となっています。このアニメを知らなかったとしても私この音楽大好きです。Sadistic★Candyの曲なんてイントロだけでご飯が食べれます。supernovaの曲なんて3桁は聴いています。IV KloreやLightsも何十回と聴いてます。それほど狂わし位ほど好きな音楽です。サントラ買おう(硬い決意)

私の本作のCM大好きなんです。特にチームの名前を言っていく方がものすごく好きで、毎回そこは巻き戻してまでも二回ぐらいみてました。アレは何度も見ても良い。「キャッルルーン♪Sadistic★Candyだよ♪」は耐久を作っても良い。

声優さんは素晴らしく、キャラの声優としても歌手としても一流と呼ばざるを終えません。心情をわかりやすくしたり、そのキャラと非常に合っていたりしましたし、曲調とものすごくあった歌声でした。

監督は畑博之さん。いもようやゆるゆりの監督をされた方ですね
シリーズ構成・脚本は土田霞さんとあさのハジメさん。まよチキやクラシスのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザ・総作監は池上たろうさん。
劇判は宝野聡史さん。魔王様リトライやライビューの劇判をされた方ですね
アニメ制作は横浜アニメーションラボさん。猫くれや見るタイツを制作したところですね
主要スタッフはそこまで大御所ではありませんが、とてもよくできていると思います。

作画はとても良かったです。日常シーンの動きも細かく、好印象です。さらにライブシーンはものすごく凝っていたと思います。この迫力は見ないと伝わりません。
opは松原さらりさん作詞、南田健吾さん作編曲、魔女グループ6組歌唱の「私達のSTART」超好き。歌詞もメロディも音も、何もかもが好き
edは秋浦智裕さん作詞作編曲、LiGHTs歌唱の「プラネタリウム」
声優さんは本当に文句のつけようがない。単独ライブも良かったです。最高でした

総合評価 見たほうが良いアニメ。

投稿 : 2024/09/28
♥ : 12
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